JPH0153694B2 - - Google Patents

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JPH0153694B2
JPH0153694B2 JP18015781A JP18015781A JPH0153694B2 JP H0153694 B2 JPH0153694 B2 JP H0153694B2 JP 18015781 A JP18015781 A JP 18015781A JP 18015781 A JP18015781 A JP 18015781A JP H0153694 B2 JPH0153694 B2 JP H0153694B2
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JP
Japan
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glycol
temperature
condenser
polycondensation
torr
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JP18015781A
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JPS5883025A (ja
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Takashige Kato
Shingo Sasaki
Toshitada Komatsubara
Masayuki Myawaki
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Nippon Ester Co Ltd
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Nippon Ester Co Ltd
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  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、ネオペンチルグリコールのごとき高
融点のグリコールをアルコール成分とする高重合
度のポリエステル樹脂の製造法に関するものであ
る。 ジカルボン酸を主たる酸成分とし、ネオペンチ
ルグリコールを主たるグリコール成分とする高重
合度のポリエステル樹脂は優れた耐候性を有し、
塗料、接着剤等の素材として好ましいものであ
る。 しかしながら、ネオペンチルグリコールのごと
き融点の高い(融点:130℃)グリコールをアル
コール成分とするポリエステル低重合体を重縮合
して、極限粘度(フエノール/テトラクロルエタ
ン等重量混合溶媒中20℃で測定)0.4以上の高重
合度のポリエステル樹脂を製造する際には、反応
によつて生成するグリコールの損失が大きく、ま
たそれを回収しようとしても再生に多大な費用を
要するという問題があつた。 例えば、図面に示すようなポリエチレンテレフ
タレートを主体とするポリエステル樹脂を製造す
るための重縮合装置を用いて、ネオペンチルグリ
コールを主たるグリコール成分とする高重合度の
ポリエステル樹脂を製造するにあたり、ポリエチ
レンテレフタレートを製造するごとくグリコール
コンデンサー2の温度を30℃以下の低い温度に維
持し、1TORR以下の減圧度で重縮合を行うと、
グリコールコンデンサー2がネオペンチルグリコ
ールで閉塞して反応の継続が困難となる。かかる
困難はエテレングリコール(融点:−13℃)のご
とき低融点のグリコールをグリコールコンデンサ
ー2へ30℃以下に冷却してシヤワーすることによ
つて避けることは可能であるが、得られるネオペ
ンチルグリコールとエチレングリコールの混合液
から、ネオペンチルグリコールを再生して再使用
可能にするためには多大な費用を必要とする。 他方、グリコールコンデンサー2の温度をネオ
ペンチルグリコールの融点より高い温度に維持
し、1TORR以下の減圧度で重縮合を行つてもグ
リコールコンデンサーの閉塞は避けられるが、減
圧装置(例えばスチームエジエクター)4へグリ
コールが排出され、原料グリコールを損失するば
かりでなく、排水処理費の増大によつて著しい経
済的不利を招く。 また、グリコールコンデンサー2の温度をネオ
ペンチルグリコールの融点より高い温度に維持
し、甘い減圧度で重縮合を行うことによつて減圧
装置4へのグリコールの排出は避けられるが、経
済的な速度で極限粘度0.4以上の高重合度のポリ
エステル樹脂を調製することは至難である。 本発明者等は、ジカルボン酸を主たる酸成分と
し、ネオペンチルグリコールを主たるアルコール
成分とする極限粘度0.4以上の高重合度のポリエ
ステル樹脂を経済的有利に製造すべく鋭意検討の
結果、本発明に到達した。 すなわち、本発明は、ジカルボン酸またはその
低級アルキルエステルを主たる成分とし、ネオペ
ンチルグリコールを70モル%以上含むグリコール
を主たるアルコール成分とし、エステル化また
は/およびエステル交換して得られる低重合体を
重縮合して極限粘度0.4以上の高重合度のポリエ
ステルを製造する際、重縮合して反応系外へ除去
されるべきグリコール60〜95%が除かれるまでは
重縮合反応缶のグリコールコンデンサーの温度を
下記(1)式の範囲に維持し、かつ減圧度を80〜
760TORRの範囲で制御した後、減圧度を
80TORR以上から1TORR以下へ低減せしめると
同時に、グリコールコンデンサーの温度を(1)式の
範囲から30℃以下の温度に低下せしめて重縮合を
完結することを特徴とするポリエステル樹脂の製
造法を要旨とするものである。 Tm−10<T<Tm+10 ……(1) 但し、(1)式においてTはグリコールコンデンサ
ーの温度(℃)、Tmはアルコール成分の融点
(℃)を示す。 なお、Tmはネオペンチルグリコール単独の場
合は130℃であり、他のグリコールとの混合物の
場合は、完全に溶融させた状態で十分撹拌した後
自然冷却して析出が始まる温度であつて、例えば
ネエペンチルグリコールとエチレングリコールと
の混合物では、モル比90/10のとき約75℃、モル
比80/20のとき約50℃である。 本発明の方法を実施するにあたり、原料として
用いるジカルボン酸としては、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸
などの芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、アゼラ
イン酸、セバシン酸、ドデカン二酸などの脂肪族
ジカルボン酸あるいはそれらの低級アルキルエス
テルがあり、その他ポリエステル樹脂の極限粘度
に応じてゲル化しない量でトリメリツト酸、トリ
メシン酸、ピロメリツト酸のごとき3価以上の多
価カルボン酸あるいはその無水物を酸成分として
用いることができる。 アルコール成分としてはネオペンチルグリコー
ルを主として30モル%以上の量のエチレングリコ
ール、1,2―プロパンジオール、1,3―プロ
パンジオール、1,4―ブタンジオール、1,5
―ペンタンジオール、1,6―ヘキサンジオー
ル、シクロヘキサンジメタノールなどの2価アル
コールさらにはポリエステル樹脂の極限粘度に応
じてゲル化しない量で、トリメチロールエタン、
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトー
ル、グリセリンなどの3価以上の多価アルコール
を用いることができる。 その他、前述の酸成分またはアルコール成分に
替えてε―カプロラクトン、p―オキシ安息香
酸、p―オキシエトキシ安息香酸などのオキシ酸
成分を部分的に用いることができる。 酸成分とアルコール成分のエステル化または/
およびエステル交換は、必要であれば触媒の存在
下150〜250℃の温度で水または/および低級1価
アルコールを除いてジカルボン酸とネオペンチル
グリコールを主体とする低重合体を調製する。 得られた低重合体を重縮合反応缶で三酸化アン
チモン、二酸化ゲルマニウム、n―ブチルチタネ
ートのごとき重縮合触媒の存在下、200〜300℃、
好ましくは220〜290℃に加熱し、重縮合を行うに
あたり、まずグリコールコンデンサーの温度を前
述の(1)式を満足する範囲に設定し、好ましくは常
圧(760TORR)から80TORRまで漸次減圧し、
重縮合によつて除去されるべきグリコールの60〜
95%、好ましくは80〜90%が除去されるまで減圧
度80TORR以上を維持する。除去されるべきグ
リコールの60%未満しか除去されない段階で減圧
度を高めると減圧装置や排水タンクへ排出される
グリコール量が多くなり、原料コストや排水処理
コストが嵩んで好ましくない。一方、除去される
べきグリコールの95%を超えるグリコールを除去
するには長い時間を要し、経済的な速度でポリエ
ステル樹脂を製造することができない。 続いて、グリコールコンデンサー温度を前述の
(1)式を満足する範囲から好ましくは徐々に30℃以
下へ低下させながら同時に減圧度を80TORR以
上から1TORR以下へ低減して重縮合を完結す
る。 重縮合で反応系外へ除かれたグリコールはレシ
ーバータンク3およびグリコールコンデンサー2
へ捕集され、そのまま原料グリコールとして再使
用可能であり、減圧系(スチームエジエクター)
へ除かれて排水処理の負荷となるグリコール等の
量はたかだか除去されるべきグリコールの1〜2
重量%程度にすぎない。 以上のごとく、重縮合時のグリコールコンデン
サー温度と減圧度を特定の方法で制御することに
よつてジカルボン酸を主たる酸成分とし、ネオペ
ンチルグリコールを主たるアルコール成分とする
極限粘度0.4以上の高重合度のポリエステル樹脂
を繰返し安定して、経済的有利に調製することが
可能となつた。 次に実施例と参考例を示して本発明をさらに具
体的に説明する。 実施例 1 テレフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸、ネ
オペンチルグリコールを表1に示す量で採り、
150〜250℃でエステル化を行つて発生する水を除
いて低重合体を調製した。
【表】 続いて、得られた低重合体に触媒として三酸化
アンチモン0.329重量部を加えて280℃に加熱し、
グリコールコンデンサー温度(T)と減圧度
(V)を表2のごとく設定して重縮合を完結し、
表2に示す結果を得た。 但し、表2においてtは減圧開始後の経過時間
(単位:時間)を表わし、排出グリコール量はス
チームエジエクターの排水タンクのCODをネオ
ペンチルグリコール量に換算して推定した。
【表】 実施例 2 実施例1のNo.1と同様に、但しネオペンチルグ
リコール939重量部のうち300重量部を重縮合の
際、レシーバータンクへ捕集された再生ネオペン
チルグリコール(無処理)で置換え、実施例1の
No.1と同一条件でエステル化および重縮合(所要
時間:5.83時間)を行つて極限粘度0.75のポリエ
ステル樹脂を調製した。捕集グリコール理論量に
対する排出グリコール量は1.6%であつた。 実施例 3 実施例1のNo.1におけるネオペンチルグリコー
ル939部の代わりに、ネオペンチルグリコール753
部とエチレングリコール112部との混合物(モル
比80/20)を使用し、グリコールコンデンサーの
温度Tを55℃とし、他は実施例1のNo.1とほぼ同
にしてポリエステル樹脂を製造した。 結果を表3に示す。 但し、表3において捕集グリコール量及び排出
グリコール量は反応で留出したエチレングリコー
ルとネオペンチルグリコールの合計量である。ま
た、排出グリコール量は留出液量が少なく、エチ
レングリコールの割合も小さいので、排出タンク
CODをネオペンチルグリコール量として換算し
た。
【表】 参考例 1 1/10・スケールのオートクレーブを用いて実
施例1のNo.1と同様に、但しグリコールコンデン
サー温度を20℃に設定して、減圧度0.2TORRで
重縮合を行うべく減圧を開始したが、重縮合開始
後0.5時間でグリコールコンデンサーが閉塞して
反応の継続が不可能となつた。 参考例 2 参考例1と同様に、但しグリコールコンデンサ
ー温度を130℃に設定して、減圧度0.2TORRで重
縮合(所要時間:4.75時間)を行つて極限粘度
0.74のポリエステル樹脂を調製した。 しかしながら、レシーバータンクへ捕集された
ネオペンチルグリコールは、捕集グリコール理論
量に対して56%であつた。 参考例 3 参考例2と同様、但し減圧度を85TORRで重
縮合を行つたが、12時間後に払い出したポリエス
テル樹脂の極限粘度は0.28であつた。 参考例 4 参考例2と同様、但し捕集グリコール理論量の
50%を捕集された時点で、急速にグリコールコン
デンサー温度を20℃まで冷却したところ、減圧開
始3時間後にグリコールコンデンサーが閉塞して
反応の継続が不可能となつた。 参考例 5 実施例1のNo.1とほぼ同様にして、但し、除去
されるべきネオペンチルグリコールの96%が除去
されるまで80TORRを維持してポリエステル樹
脂を製造したところ、著しく長い重縮合時間が必
要であつた。 結果を表4に示す。
【表】 実施例と参考例を比較すれば明らかなように、
本発明の方法はジカルボン酸を主たる酸成分と
し、ネオペンチルグリコールを主たるアルコール
成分とする高重合度のポリエステル樹脂を繰返し
安定して経済的有利に製造することを可能にする
ものである。 特にグリコールコンデンサー温度と減圧度をバ
ランスよく制御することによつて、経済的な速度
で重縮合を遂行し、かつ再使用可能なグリコール
を効果的に捕集することを可能にするものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の方法を実施するための一装置系
のフローシートである。 1は重縮合反応缶、2はグリコールコンデンサ
ー、3はレシーバータンク、4は減圧装置(スチ
ームエジエクター)、5,6はグリコールコンデ
ンサー加熱、冷却用媒体出入口、7は減圧装置排
水タンクを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ジカルボン酸またはその低級アルキルエステ
    ルを主たる酸成分とし、ネオペンチルグリコール
    を70モル%以上含むグリコールを主たるアルコー
    ル成分とし、エステル化または/およびエステル
    交換して得られる低重合体を重縮合して極限粘度
    0.4以上の高重合度のポリエステルを製造する際、
    重縮合して反応系外へ除去されるべきグリコール
    の60〜95%が除かれるまでは重縮合反応缶のグリ
    コールコンデンサーの温度を下記(1)式の範囲に維
    持し、かつ減圧度を80〜760TORRの範囲で制御
    した後、減圧度を80TORR以上から1TORR以下
    へ低減せしめると同時に、グリコールコンデンサ
    ーの温度を(1)式の範囲から30℃以下の温度に低下
    せしめて重縮合を完結することを特徴とするポリ
    エステル樹脂の製造法。 Tm−10<T<Tm+10 ……(1) 但し、(1)式においてTはグリコールコンデンサ
    ーの温度(℃)、Tmはアルコール成分の融点
    (℃)を示す。
JP18015781A 1981-11-10 1981-11-10 ポリエステル樹脂の製造法 Granted JPS5883025A (ja)

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JPS5883025A JPS5883025A (ja) 1983-05-18
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KR20100108528A (ko) * 2007-12-27 2010-10-07 미쓰비시 가가꾸 가부시키가이샤 지방족 폴리에스테르의 제조 방법

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