JPH0154343B2 - - Google Patents

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JPH0154343B2
JPH0154343B2 JP63228519A JP22851988A JPH0154343B2 JP H0154343 B2 JPH0154343 B2 JP H0154343B2 JP 63228519 A JP63228519 A JP 63228519A JP 22851988 A JP22851988 A JP 22851988A JP H0154343 B2 JPH0154343 B2 JP H0154343B2
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JP
Japan
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mmol
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reduced pressure
dimethoxy
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JP63228519A
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JPH01125358A (ja
Inventor
Toshio Wakabayashi
Makoto Takai
Junichiro Arai
Hideji Ichikawa
Seiitsu Murota
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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Publication of JPH01125358A publication Critical patent/JPH01125358A/ja
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 技術分野 本発明は、新規なアミド誘導体に関するもので
ある。 本発明によつて提供されるアミド誘導体は酵素
である5−リポキシゲナーゼの作用を阻害する活
性を有する。アレルギーの発症因子であるロイコ
トリエンC4(LTC4)、ロイコトリエンD4(LTD4
と云つたロイコトリエン類は生体内でアラキドン
酸から5−リポキシゲナーゼの作用によつて生合
成される。従つて5−リポキシゲナーゼの作用阻
害活性を有する本発明のアミド誘導体は前記アレ
ルギーの発症因子の生合成を抑制し、抗アレルギ
ー剤として有用である。 先行技術 最近、アラキドン酸から5−リポキシゲナーゼ
の作用によりロイコトリエン類が生成し、これら
のロイコトリエン類がアレルギー発症因子である
ことが解明された〔サイエンス(Science)第220
巻、568ページ、1983年、ザ アメリカン アソ
シエーシヨン フオア ジ アドバンスメント
オブサイエンス(The American Association
for the advancement of Science)社発行〕。 前述のようにアレルギー性の疾患であるアレル
ギー性喘息、アレルギー性鼻炎の発症にはアラキ
ドン酸の5−リポキシゲナーゼ生成物であるロイ
コトリエン類(LTC4,LTD4)が重要な因子と
して関与しているので、5−リポキシゲナーゼを
失活させ、その作用を阻害する活性を有する薬剤
の出現が強く望まれている。 本発明者らはアミド誘導体を種々合成し、それ
らの5−リポキシゲナーゼの作用阻害活性を鋭意
研究した結果、本発明に係るアミド誘導体が強力
に5−リポキシゲナーゼの作用阻害活性を有する
ことを見い出し本発明を完成するに至つた。 発明の目的 本発明は新規なアミド誘導体およびこれを有効
成分として含有する5−リポキシゲナーゼ作用阻
害剤を提供することを目的とする。 上記目的に沿う本発明は、一般式() 〔式中、nはトランス配置の二重結合の数を表
わし、1または2の整数である。Yは (式中、Xは水素原子、ハロゲン原子またはメ
トキシ基を示し、pは2または3の整数を示す)
なる基()、および なる基()から選ばれる基を表わす。但しYが
基を表わすときはnは2である。〕 で示されるアミド誘導体である。 前記式()におけるハロゲン原子としてはフ
ツ素、塩素もしくは臭素が好ましい。 発明の具体的説明 本発明の前記式()で示されるアミド誘導体
は、実施例に示す如く下記式()で示されるカ
ルボン酸誘導体、 (式中nは前述した意義を有する) または、例えばその反応性誘導体() (式中nは前述した意義を有する)を、式 H−Y (式中Yは前述した意義を有する) を有するアミノ化合物と縮合させることにより得
られる。 本発明のアミド誘導体は5−リポキシゲナーゼ
作用阻害剤すなわち抗アレルギー剤として使用さ
れ、投与量は症状により異なるが一般に成人1日
量30〜2000mg、好ましくは50〜600mgであり、症
状に応じて必要により1〜3回に分けて投与する
のがよい。投与方法は投与に適した任意の形態を
とることができ、特に経口投与が望ましいが静注
も可能である。 本発明の化合物は単独又は通常の方法で製剤担
体あるいは賦形剤と混合され、錠剤、糖衣錠、散
剤、カプセル剤、顆粒剤、懸濁剤、乳剤、注射液
等に製剤化された種々の形態で適用できる。担体
あるいは賦形剤の例としては炭酸カルシウム、リ
ン酸カルシウム、でんぷん、ブドウ糖、乳糖、デ
キストリン、アルギン酸、マンニトール、タル
ク、ステアリン酸マグネシウム等があげられる。 次に実施例および試験例を示して本発明をさら
に具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら限
定されるものではない。 実施例 1 アルゴン雰囲気下、3,5−ジメトキシ−4−
ヒドロキシケイ皮酸3.00g(13.4mmol)を硫酸
−エタノール(1:115,50ml)溶液に懸濁させ、
5.5時間還流させた。反応液に水を加え、塩化メ
チレンにて抽出を行つた。有機層は炭酸水素ナト
リウム水溶液にて洗浄、有機層を減圧濃縮し、
3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシ−ケイ皮酸
エチル3.34g(13.24mmol)を得た。 アルゴン雰囲気下、該エステル化合物2.00g
(7.9mmol)の乾燥ジクロルエタン(60ml)溶液
に、β−メトキシエトキシメチルクロライド1.82
ml(15.9mmol)、ジイソプロピルエチルアミン
2.77ml(15.9mmol)を加え、1.5時間還流させた。
反応液に水を加え、クロロホルムにて抽出を行つ
た。有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイーに付し、クロロホ
ルム溶出画分より、3,5−ジメトキシ−4−
(β−メトキシエトキシメトキシ)ケイ皮酸エチ
ル2.60g(7.6mmol)を得た。 アルゴン雰囲気下、該エステル化合物2.6g
(7.6mmol)の水−メタノール(1:4,40ml)
に水酸化ナトリウム3.04g(76mmol)を加え、
室温にて1.5時間反応させた。反応液に水を加え、
6N塩酸にてPH3とし、クロロホルムにて抽出を
行つた。有機層を減圧濃縮し、3,5−ジメトキ
シ−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)ケイ
皮酸2.148g(6.9mmol)を得た。 アルゴン雰囲気下、該酸化合物2.015g
(6.45mmol)の乾燥ジクロルエタン(65ml)溶液
に、2−メルカプトチアゾリン846mg
(7.10mmol)、N,N′−ジシクロヘキシルカルボ
ジイミド1.46g(7.10mmol)、4−ジメチルアミ
ノピリジン0.08g(0.65mmol)を加え、室温に
て12.5時間反応させた。反応液を濾過、濾液を減
圧濃縮し、得られた残渣に水を加え、塩化メチレ
ンにて抽出を行つた。有機層を1N水酸化ナトリ
ウム水溶液、水にて洗浄後、有機層を減圧濃縮
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフイーに付し、N−〔3−〔3,5−ジメトキシ
−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)フエニ
ル〕プロペノイル〕−2−チオチアゾリン2.50g
(6.05mmol)を得た。 一方、アルゴン雰囲気下、p−クロロベンズヒ
ドリルピペラジン5.73g(20mmol)およびN−
(2−ブロムエチル)フタルイミド4.57g
(18mmol)をベンゼン50mlに溶解したのち、15
時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮し、得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイーに
付し、クロロホルム−メタノール(100:1)混
合溶媒で分離し、エタノールより再結晶を行い、
N−(p−クロロベンズヒドリル)−N′−(2−フ
タリルアミノエチル)ピペラジン3.80g
(8.26mmol)を得た。 アルゴン雰囲気下、該ピペラジン誘導体103mg
(0.22mmol)のエタノール溶液(4ml)に80%ヒ
ドラジンヒドレート水溶液29mg(0.46mmol)を
加え、2時間還流させた。反応液を減圧濃縮し、
得られた残渣に乾燥ジメチルホルムアミド3mlを
加えた。この溶液にN−〔3−〔3,5−ジメトキ
シ−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)フエ
ニル〕プロペノイル〕−2−チオチアゾリン109mg
(0.26mmol)の乾燥ジメチルホルムアミド(3
ml)溶液を加えた。13.5時間反応させた後、溶媒
を減圧留去し、得られた残渣にクロロホルムを加
え、不溶物を濾過、濾液を減圧濃縮し、得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイーに付
し、酢酸エチル溶出部より、N−〔2−〔3−〔3,
5−ジメトキシ−4−(β−メトキシエトキシメ
トキシ)フエニル〕2−プロペノイル〕アミノエ
チル−N′−p−クロルベンズヒドリルピペラジ
ン33mg(0.05mmol)を得た。 該アミド化合物33mg(0.05mmol)のメタノー
ル(4ml)溶液にp−トルエンスルホン酸−水和
物20mg(0.11mmol)を加え、6.5時間還流させ
た。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣に水を加
え、クロロホルム抽出を行つた。有機層を減圧濃
縮し、得られた残渣をセフアデツクスカラムクロ
マトグラフイーに付し、メタノール溶出画分より
N−〔2−〔3−(3,5−ジメトキシ−4−ヒド
ロキシフエニル)−2−プロペノイル〕アミノエ
チル−N′−p−クロルベンズヒドリルピペラジ
ン14mg(0.03mmol)を得た。このものの分光学
的データは下記式()の構造を支持する。 IRνCHCl3 naxcm-1:3530,1665,1620 1H−NMR(重クロロホルム)δ: 2.43(10H,brs),3.83(6H,s),4.18(1H,
s), 6.10(1H,d,J=15Hz),6.63(2H,s),
7.10−7.65(5H,m) 実施例 2 アルゴン雰囲気下、3,5−ジメトキシ−4−
ヒドロキシベンズアルデヒド10.01g(55mmol)
の乾燥塩化メチレン(100ml)溶液に氷冷下、β
−メトキシエトキシメチルクロライド7.6ml
(67mmol)、ジイソプロピルアミン12.4ml
(71mmol)を加え、室温にて14.5時間反応させ
た。反応液を塩化メチレンにて希釈後、水洗、有
機層を減圧濃縮し得られた残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイーに付し、ベンゼン−酢酸エ
チル(9:1〜2:1)溶出画分より3,5−ジ
メトキシ−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)
ベンズアルデヒド14.5g(53.7mmol)を得た。 アルゴン雰囲気下、水素化ナトリウム60%含有
鉱油210mg(5.25mmol)の乾燥テトラヒドロフラ
ン(20ml)溶液にトリエチル4−ホスホノクロト
ネート1.3ml(5.86mmol)を加え、0℃にて1時
間反応させた後、3,5−ジメトキシ−4−(β
−メトキシエトキシメトキシ)ベンズアルデヒド
1.01g(3.74mmol)の乾燥テトラヒドロフラン
(4ml)溶液を加え、室温にて2時間反応させた。
反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、ク
ロロホルムにて抽出を行つた。有機層を減圧濃縮
し得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フイーに付し、ベンゼン−酢酸エチル(5:1〜
2:1)溶出画分より5−〔3,5−ジメトキシ
−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)フエニ
ル〕−2,4−ペンタジエン酸エチル910mg
(2.49mmol)を得た。 アルゴン雰囲気下、該エステル化合物880mg
(2.40mmol)のメタノール(10ml)溶液に、水酸
化ナトリウム962mg(2.41mmol)の水−メタノー
ル(1:4,40ml)溶液を加え、室温にて23.5時
間反応させた。反応液に水を加え、1N塩酸にて
PH3.5とした後、クロロホルム抽出を行つた。有
機層を減圧濃縮し、5−〔3,5−ジメトキシ−
4−(β−メトキシエトキシメトキシ)フエニル〕
−2,4−ペンタジエン酸790mg(2.34mmol)を
得た。 アルゴン雰囲気下、該酸化合物890mg
(2.63mmol)の乾燥ジクロルエタン(30ml)溶液
に、2−メルカプトチアゾリン345mg
(2.90mmol)、ジメチルアミノピリジン32mg
(0.26mmol),N,N′−ジシクロヘキシルカルボ
ジイミド596mg(2.89mmol)を加え、室温にて
1.5時間反応させた。反応液を濾過し、濾液を減
圧濃縮、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフイーに付し、塩化メチレン−酢酸エチル
(9:1)溶出画分よりN−〔5−〔3,5−ジメ
トキシ−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)
フエニル〕−2,4−ペンタジエノイル〕−2−チ
オチアゾリン1.056g(2.4mmol)得た。 アルゴン雰囲気下、N−(p−クロロベンズヒ
ドリル)−N′−(2−フタリルアミノエチル)ピ
ペラジン120mg(0.28mmol)のエタノール水溶液
(4ml)に80%ヒドラジンヒドレート水溶液35mg
(0.56mmol)を加え2.5時間還流させた。反応後、
溶媒を減圧留去し、得られた残渣に乾燥ジメチル
ホルムアミド(4ml)を加えた。この溶液にN−
〔5−(3,5−ジメトキシ−4−(β−メトキシ
エトキシメトキシ)フエニル〕−2,4−ペンタ
ジエノイル〕−2−チオチアゾリン147mg
(0.33mmol)の乾燥ジメチルホルムアミド(4
ml)溶液を加えた。室温にて4.2時間反応させた
後、溶媒を減圧留去し、得られた残渣にクロロホ
ルムを加え、不溶物を濾過、濾液を減圧濃縮し、
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーに付し、塩化メチレン−酢酸エチル(10:1
〜1:1)溶出画分より、N−〔2−〔5−〔3,
5−ジメトキシ−4−(β−メトキシエトキシメ
トキシ)フエニル〕−2,4−ペンタジエノイル〕
アミノエチル〕−N′−ベンズヒドリルピペラジン
113mg(0.18mmol)を得た。 該アミド化合物110mg(0.18mmol)のメタノー
ル(8ml)溶液にp−トルエンスルホン酸−水和
物34mg(0.18mmol)を加え、5.6時間還流させ
た。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣に水を加
え炭酸ナトリウム水溶液にてPH9とした。クロロ
ホルムで抽出を行い、有機層を減圧濃縮し、N−
〔2−〔5−(3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキ
シフエニル)−2,4−ペンタジエノイル〕アミ
ノエチル〕−N′−ベンズヒドリルピペラジン90mg
(0.16mmol)を得た。このものの分光学的データ
は下記式(XI)の構造を支持する。 IRνKBr naxcm-1:3400,1650,1580 1H−NMR(メタノール−d4)δ: 2.47(10H,br,s),3.77(6H,s),4.17(1H,
s), 6.02(1H,d,J=14Hz),6.60−7.60(15H,
m),7.80(1H,s) 実施例 3 アルゴン雰囲気下、N−(p−クロロベンズヒ
ドリル)−N′−(2−フタリルアミノエチル)ピ
ペラジン206mg(0.44mmol)のエタノール溶液
(4ml)に80%ヒドラジンヒドレート水溶液60mg
(0.92mmol)を加え、2時間還流させた。反応液
を減圧濃縮し、得られた残渣に乾燥ジメチルホル
ムアミド5mlを加えた。この溶液にN−〔5−
{3,5−ジメトキシ−4−(β−メトキシエトキ
シメトキシ)フエニル}−2,4−ペンタジエノ
イル〕−2−チオチアゾリン220mg(0.5mmol)の
乾燥ジメチルホルムアミド(4ml)溶液を加え
た。室温にて2時間反応させた後、溶媒を減圧留
去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフイーに付し、クロロホルム−メタノール
(50:1)溶出画分よりN−(p−クロロベンズヒ
ドリル)−N′−〔2−〔5−{3.5−ジメトキシ−4
−(β−メトキシエトキシメトキシ)フエニル}−
2,4−ペンタジエノイル〕アミノエチル〕ピペ
ラジン185mg(0.31mmol)を得た。 該アミド化合物150mg(0.25mmol)のメタノー
ル(10ml)溶液にp−トルエンスルホン酸−水和
物52mg(0.27mmol)を加え、2時間加熱還流さ
せた。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣に水を
加え、炭酸ナトリウム水溶液にてPH9とした。ク
ロロホルムで抽出を行い、有機層を減圧濃縮し、
N−(p−クロロベンズヒドリル)−N′−〔2−
{5−(3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシフエ
ニル)−2,4−ペンタジエノイル}アミノエチ
ル〕ピペラジン118mg(0.23mmol)を得た。この
ものの分光学的データは下記式(XII)の構造を支
持する。 IRνKBr naxcm-1:3400,1660,1620 実施例 4 アルゴン雰囲気下、N−(ベンズヒドリル)−
N′−(3−フタリルアミノプロピル)ピペラジン
220mg(0.5mmol)のエタノール溶液(5ml)に
80%ヒドラジンヒドレート水溶液60mg(1mmol)
を加え、2時間加熱還流させた。反応液を減圧濃
縮し、得られた残渣に乾燥ジメチルホルムアミド
(5ml)を加えた。この溶液にN−〔5−{3,5
−ジメトキシ−4−(β−メトキシエトキシメト
キシ)フエニル}−2,4−ペンタジエノイル〕−
2−チオチアゾリン220mg(0.5mmol)の乾燥ジ
メチルホルムアミド(4ml)溶液を加えた。室温
にて2時間反応させた後、溶媒を減圧留去し、得
られた残渣にシリカゲルカラムクロマトグラフイ
ーに付し、クロロホルム−メタノール(50:1)
溶出画分よりN−(ベンズヒドリル)−N′−〔3−
〔5−{3.5−ジメトキシ−4−(β−メトキシエト
キシメトキシ)フエニル}−2,4−ペンタジエ
ノイル〕アミノプロピル〕ピペラジン204mg
(0.35mmol)を得た。 該アミド化合物204mg(0.35mmol)のメタノー
ル(10ml)溶液にp−トルエンスルホン酸−水和
物76mg(0.4mmol)を加え、2時間加熱還流させ
た。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣に水を加
え、炭酸ナトリウム水溶液にてPH9とした。クロ
ロホルムで抽出を行い有機層を減圧濃縮し、N−
(ベンズヒドリル)−N′−〔2−{5−(3,5−ジ
メトキシ−4−ヒドロキシフエニル)−2,4−
ペンタジエノイル}アミノプロピル〕ピペラジン
173mg(0.35mmol)を得た。このものの分光学的
データは下記式()の構造を支持する。 IRνKBr naxcm-1:3350,1660,1615 実施例 5 アルゴン雰囲気下、5−{3,5−ジメトキシ
−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)フエニ
ル}−2,4−ペンタジエン酸200mg(0.6mmol)
のアセトニトリル溶液にアントラニル酸メチル90
mg(0.6mmol),2−クロロ−1−メチルピリジ
ニウムアイオダイド154mg(0.6mmol)、トリエチ
ルアミン0.5mlを加え、18時間加熱還流した。反
応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を
減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフイーに付し、ベンゼン−酢酸エチル
(10:1)溶出画分よりN−〔5−{3,5−ジメ
トキシ−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)
フエニル}−2,4−ペンタジエノイル〕アント
ラニル酸メチル66mg(0.14mmol)を得た。 該アミド化合物66mg(0.14mmol)をメタノー
ル4mlに溶解し、水1mlを加えたのち、水酸化ナ
トリウム100mgを加え、室温にて1時間反応させ
た。反応液に1N塩酸を加えPH4とし、得られた
結晶を濾取し、N−〔5−{3,5−ジメトキシ−
4−(β−メトキシエトキシメトキシ)フエニル}
−2,4−ペンタジエノイル〕−アントラニル酸
56mg(0.12mmol)を得た。 該アミド化合物56mg(0.12mmol)をジオキサ
ン1mlに溶解し、80%酢酸4mlを加え、2時間加
熱還流した。反応液に水を加え、生じた結晶を濾
取し、メタノールより再結晶し、N−{5−〔3,
5−ジメトキシ−4−ハイドロキシフエニル〕−
2,4−ペンタジエノイル}−アントラニル酸24
mg(0.65mmol)を得た。このものの分光学的デ
ータは下記式()の構造を支持する。 IRνKBr nax(cm-1):3530,1660,1620,1590 1H−NMR(重アセトン)δ: 3.83(3H,s),6.12(1H,d,J=14Hz),
6.85 (2H,S),6.90−7.67(6H,m),8.02(1H,
dd,J=8.2Hz),8.75(1H,d,d,J=8.1Hz) 試験例 5−リポキシゲナーゼの作用阻害活性 マウス由来マストサイトーマ細胞株P−815を
イーグル(Eagle)の基本培地(ギブコラボラト
リーズ(Gibco Laboratories)社製)を90%含
む培養液中に5×104個/mlとなるように希釈す
る。希釈液を空気中、37℃で48時間振盪培養した
後、培養液を氷冷し遠心分離し細胞を集める。該
細胞をPH7.4のリン酸緩衝液に再浮遊し濃度2×
107個/mlとする。該浮遊液を超音波細胞破砕機
で処理したあと、10分間10000rpmで遠心分離し、
上清を5−リポキシゲナーゼ酵素液とする。放射
性標識アラキドン酸(10μキユリー/ml)を20μl、
インドメタシン(2×10-8モル)および試験する
本発明に係るアミド誘導体をそれぞれ試験管に入
れ、これにリン酸緩衝液0.45ml、上記酵素液0.45
ml,8mMCaCl2(塩化カルシウム)溶液0.1mlを加
え、37℃で5分間反応させる。氷冷後IN−HCl
(塩酸)60μを加え、酢酸エチルエステル8ml
で抽出する。抽出液を濃縮して得られる濃縮液を
シリカゲル薄層プレート(Merck 60F254)にス
ポツトし展開する。阻害活性の測定は、ラジオ薄
層クロマトスキヤナー(Du¨nnschicht−Scanner
LB 2723、ベルスオルド(Berthold)社製)
で検出される5−リポキシゲナーゼ生成物である
5−HETE(5(s)−ヒドロキシ−6,8,11,
14−エイコサテトラエン酸)、LTB4(ロイコトリ
エンB4)に相当する部分を集め、液体シンチレ
ーシヨンカウンターで放射能を測定することによ
つて行う。前記5−リポキシゲナーゼ生成物の産
生量の減少により5−リポキシゲナーゼの作用阻
害活性が確認される。試験の結果、下記の表に
示す如く著明な5−リポキシゲナーゼ作用阻害活
性を見い出した。また、表に示さない本発明に
係るアミド誘導体についても同様な5−リポキシ
ゲナーゼ作用阻害活性を有することが確認され
た。
【表】
【表】 尚、表中50%阻害濃度若しくは30%阻害濃度と
はアミド誘導体を導入しない場合の5−HETE
及びLTB4の産生量を100%とした場合、該アミ
ド誘導体の導入により前記5−リポキシゲナーゼ
生成物の産生量を50%若しくは30%まで抑制する
為に要したアミド誘導体濃度を意味する。 急性毒性 ICR系雄性マウス(5週令)を用いて径口投与
による急性毒性試験を行つた。本発明の化合物の
LD50値はいずれも100mg/Kg以上であり、有効量
に比べて高い安全性が確認された。 発明の効果 本発明によれば、新規なアミド誘導体およびこ
れを有効成分として含有する5−リポキシゲナー
ゼ作用阻害剤が提供される。 本発明の上記化合物は、5−リポキシゲナーゼ
の作用阻害活性を有することが明らかにされた。
即ち、上記化合物は5−リポキシゲナーゼの作用
を阻害することにより、5−リポキシゲナーゼの
作用によつて生成されるアレルギー発症因子であ
るLTC4,LTD4と云つたロイコトリエン類の産
生を抑制することができる。従つて、該アミド誘
導体は5−リポキシゲナーゼ作用阻害剤としてア
レルギー性喘息、アレルギー性鼻炎等に対して有
効に使用することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式() 〔式中、nはトランス配置の二重結合の数を表
    わし、1または2の整数である。Yは (式中、Xは水素原子、ハロゲン原子またはメ
    トキシ基を示し、pは2または3の整数を示す)
    なる基()、および なる基()から選ばれる基を表わす。但しYが
    基を表わすときはnは2である。〕 で示されるアミド誘導体。
JP63228519A 1988-09-14 1988-09-14 アミド誘導体 Granted JPH01125358A (ja)

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