JPH0154372B2 - - Google Patents
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- JPH0154372B2 JPH0154372B2 JP60011151A JP1115185A JPH0154372B2 JP H0154372 B2 JPH0154372 B2 JP H0154372B2 JP 60011151 A JP60011151 A JP 60011151A JP 1115185 A JP1115185 A JP 1115185A JP H0154372 B2 JPH0154372 B2 JP H0154372B2
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- copolyetherester
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/34—Silicon-containing compounds
- C08K3/36—Silica
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/16—Nitrogen-containing compounds
- C08K5/34—Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
- C08K5/3412—Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having one nitrogen atom in the ring
- C08K5/3415—Five-membered rings
- C08K5/3417—Five-membered rings condensed with carbocyclic rings
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は難燃性のコポリエーテルエステル弾性
体組成物に関する。 熱可塑性のコポリエーテルエステル弾性体は、
他の熱可塑性重合体との関連において独特な際だ
つた物理性を有するために多くの分野で利用され
ている。しかしながら、コポリエーテルエステル
弾性体は可燃性であり、これがその電気部品、電
線被覆及び耐熱性材料が必要とされる他の製品を
製造する際の有用性を制限している。 多くのハロゲン化有機化合物は、単独で或いは
三酸化アンチモンと組合せて、化学的にコポリエ
ーテルエステルと類似したポリエステルに用いる
ことが試験され又は推奨されている。コポリエー
テルエステル弾性体は、比較的高燃焼性であり、
また容易に分解し、難燃剤がコポリエーテルエス
テルからブルーミング(blooming)する傾向を
もち、そしてコポリエーテルエステルの弾性特性
を十分な量の添加物質の存在下に保持することの
難しさを有しているから、十分に許容される耐燃
性のコポリエーテルエステル弾性体組成物が依然
必要とされている。本発明は、分解またはブルー
ミングを示さず且つ出発コポリエーテルエステル
の弾性特性を実質的に保持する難燃性のコポリエ
ーテルエステルを提供する。 本発明は (a) 一般式 を有する長鎖エステル単位10〜75重量%及び一
般式 を有する短鎖エステル単位25〜90重量%から本
質的になるコポリエーテルエステル弾性体、但
しRは約300以下の分子量を有する芳香族カル
ボン酸からカルボキシル基を除いた後に残る2
価の基であり;Dは約250以下の分子量を有す
るジオールから水酸基を除いた後に残る2価の
基であり;そしてGは約2.0―4.3の炭素対酸素
比及び400〜4000の数平均分子量を有するポリ
(アルキレンオキシド)グリコールから末端水
酸基を除いた後に残る2価の基である、 (b) コポリエーテルエステル100部当り約15〜35
部のN,N―エチレンビス(テトラブロムフタ
ルイミド)、 (c) N,N′―エチレンビス(テトラブロムフタ
ルイミド)1部当り約0.25〜0.75部の三酸化ア
ンチモン、及び (d) コポリエーテルエステル弾性体100部当り約
2〜20部のヒユムド(fumed)・コロイド状シ
リカ、 を含んでなる難燃性のコポリエーテルエステル弾
性体組成物を提供する。随時これらの組成物はコ
ポリエーテルエステル100部当り約2〜20部の、
500ミリミクロン以下の平均粒子直径をもつ微粉
砕された無機固体のドリツプ抑制剤
(dripsuppressant)を含有することができる。 本発明の新規な難燃姓コポリエーテルエステル
弾性体組成物は、有効量のN,N′―エチレンビ
ス(テトラブロムフタリミド)及び三酸化アンチ
モンが混入されている。この添加剤の組合せは弾
性特性を実質的に保持し且つ安定性と非ブルーミ
ング性を有する難燃性のコポリエーテルエステル
を与える。 本発明で有用な熱可塑性のコポリエーテルエス
テルは、前述したように反復長鎖エステル単位及
び短鎖エステル単位から本質的になる。難燃性に
されるコポリエーテルエステルの重合体鎖におけ
る単位に適用される如き「長鎖エステル単位」と
は、長鎖グリコールとジカルボン酸の反応生成物
に関するものである。コポリエーテルエステルに
おける反復単位である「長鎖エステル単位」は上
式()に相当する。長鎖グリコールは末端(又
はできる限り末端近く)ヒドロキシル基と約400
〜4000の数平均分子量を有する重合体グリコール
である。コポリエーテルエステルを製造するため
に使用される長鎖グリコールは炭素対酸素の比が
約2.0〜4.3のポリ(アルキレンオキシド)グリコ
ールである。代表的な長鎖グリコールはポリ(エ
チレンオキシド)グリコール、ポリ(1,2―及
び1,3―プロピレンオキシド)グリコール、エ
チレンオキシドと1,2―プロピレンオキシドの
ランダム又はブロツク共重合体、及び少量の第2
の単量体例えばエチレンオキシドを含むテトラヒ
ドロフランのランダム又はブロツク共重合体であ
る。 難燃性にされるコポリエーテルポリエステルの
重合体鎖における単位に適用される如き「短鎖エ
ステル単位」は、約250以下の分子量を有する低
分子量ジオールを約300以下の分子量を有する芳
香族ジカルボン酸と反応させて上式()によつ
て表わされるエステル単位を生成させることによ
つて作られる単位に関するものである。 本発明書に用いる如き「低分子量ジオール」
は、分子量の必要条件がジオールだけに関係し且
つその誘導体に関するものでないという条件下
に、同等のエステル形成誘導体を包含するものと
解釈されるべきである。 炭素数2〜15の脂肪族又は脂環族ジオール例え
ばエチレン、プロピレン、テトラメチレン、ペン
タメチレン、2,2―ジメチルトリメチレン、ヘ
キサメチレン、及びデカメチレングリコール、ジ
ヒドロキシシクロヘキサン及びシクロヘキサンジ
メタノールが好適である。 本明細書で用いる如き「ジカルボン酸」は、コ
ポリエーテルエステル重合体の生成の際のグリコ
ール及びジオールとの反応において実質的にジカ
ルボン酸のように挙動する2つの官能性カルボキ
シル基を有するジカルボン酸の同等物を含む。こ
れらの同等物はエステル及びエステル生成誘導体
例えば酸無水物を含む。分子量の必要条件は酸と
関係し且つその同等のエステル又はエステル生成
誘導体に関するものではない。 安定化されるコポリエーテルエステル重合体を
製造するための芳香族ジカルボン酸の中で炭素数
8〜16のもの、特にフエニレンジカルボン酸、即
ちフタル酸、テレフタル酸及びイソフタル酸及び
そのジメチルエステルが好適である。 短鎖エステル単位はコポリエーテルエステルの
約25〜90重量%を構成する。コポリエーテルエス
テルの残りは、コポリエーテルエステルの約10〜
75重量%をなす長鎖エステルである。好適なコポ
リエーテルエステルは短鎖エステル単位30〜75重
量%及び長鎖エステル単位25〜70重量%を含む。 本発明の組成物に用いるのに好適なコポリエー
テルエステルは、ジメチルテレフタレート、1,
4―ブタンジオール又はエチレングリコール及び
約600〜2000の数平均分子量を有するポリ(テト
ラメチレンオキシド)グリコール又は約1500〜
2800の数平均分子量と15〜35重量%のエチレンオ
キシド含量を有するエチレンオキシド末端のポリ
(プロピレンオキシド)グリコールから製造され
るものである。随時これらの重合体中約30モル%
までのジメチルテレフタレートはジメチルフタレ
ート又はジメチルイソフタレートで代替されても
よい。1,4―ブタンジオールから製造されるコ
ポリエーテルエステルはその迅速な結晶化速度の
ために特に好適である。 ジカルボン酸又はその誘導体及び重合体グリコ
ールは反応混合物中に存在するものと同一のモル
割合でコポリエーテルエステル中に導入される。
低分子量ジオールの混合物を用いる場合、各導入
されるジオールの量は主に存在するジオールの
量、その沸点及び相対反応性の関数である。導入
されるジオールの全量はやはりジ酸と重合体グリ
コールとのモル数間の差である。 本明細書に記述するコポリエーテルエステル
は、通常のエステル交換反応によつて作られる。
好適な方法はテレフタル酸のジメチルエステル
を、触媒の存在下、約150〜260℃及び0.05〜
0.5MPa普通には大気圧の圧力において、長鎖グ
リコール及びモル過剰量の1,4―ブタンジオー
ルと一緒に、エステル交換反応で生成するメタノ
ールを留去しつつ加熱することを含む。この反応
では、温度、触媒、グリコール過剰量及び装置に
依存して数分間、例えば2分間ないし数時間例え
ば約2時間で完結する。この反応の結果、短鎖ジ
オールの過剰量の蒸留によつて高分子量のコポリ
エーテルエステルにすることのできる低分子量の
プレポリマーが生成する。第2の工程は「重縮合
反応」として公知である。 この重縮合中には更なるエステル交換が起こ
り、これが分子量の増加及びコポリエーテルエス
テルの配列のランダム化に役立つ。最良の結果は
普通この最終的蒸留又は重縮合を約670Pa以下好
ましくは約250Pa以下及び約200〜280℃、好まし
くは約220〜260℃において約2時間以下例えば約
0.5〜1.5時間行なう場合に得られる。エステル交
換反応を行なう場合には触媒を用いることが通常
である。多種類の触媒を使用できるけれど、有機
チタネート例えばテトラブチルチタネートを単独
で或いは酢酸マグネシウム又はカルシウムと組合
せて用いるのが好適である。触媒は全反応物に基
づいて約0.005〜2.0重量%の量で存在すべきであ
る。 コポリエーテルエステル重合体の製造のいずれ
の段階に対してもバツチ法及び連続法の双方が使
用できる。プレポリマーの重縮合は、粉砕した固
体プレポリマーを真空中又は不活性な気体流中で
加熱して遊離した低分子量のジオールを除去する
ことにより固相で行なつてもよい。この方法は、
プレポリマーの軟化点以下の温度で行なわねばな
らないから熱的分解を減ずる利点をもつ。 本発明で使用しうる適当なコポリエーテルエス
テル及びその製造の詳細は、本明細書に参考文献
として引用される米国特許第3023192号、第
3651014号、第3763109号及び第3766146号に記述
されている。 難燃剤ジイミド、N,N′―エチレンビス(テ
トラブロムフタルイミド)はコポリエーテルエス
テル100部当り約15〜35部、好ましくは20〜30部
の量でコポリエーテルエステルに添加でき且つ混
入しうる。難燃剤N,N′―エチレンビス(テト
ラブロムフタルイミド)は、米国特許第4374220
号に記述されているようにテトラブロムフタル酸
無水物2モルを、N―メチル―2―ピロリドンの
ような適当な溶媒中においてエチレンジアミン1
モルと約200℃で反応させることによつて製造で
きる。好ましくはこのジイミドは、コポリエーテ
ルエステルに添加する場合、普通約100メツシユ
以下の粒子を有する微粉砕形で使用すべきであ
る。 三酸化アンチモンはN,N′―エチレンビス
(テトラブロムフタルイミド)1部当り約0.25〜
0.75、好ましくは約0.3〜0.6部の量でコポリエー
テルエステルに導入される。三酸化アンチモン
は、市販されているもののいずれもがコポリエー
テルエステル組成物に使用できる。 ジイミド及び三酸化アンチモンの量は、得られ
る難燃性の程度を変えるために上記範囲内で変え
ることができる。難燃剤添加剤の量を増加させる
と、予想されるようにUL―94試験で測定して難
燃性の程度が増大する。後に示す実施例はこの影
響を例示しよう。更により難燃性のポリエーテル
セグメントを多量に含有する軟質のコポリエーテ
ルエステルは、一般にUL―94試験で測定した時
に同一程度の難燃性を得るために、硬質のコポリ
エーテルエステルよりも僅かに多量の難燃剤を必
要とするということを記述しておかねばならな
い。実施例で示されるように、試験試料の厚さは
与えられた量の難燃剤添加剤で得られる難燃性の
程度に影響する。薄い部分は厚い部分の結果と適
合されるためには多量の添加剤を必要とする。 随時、コポリエーテルエステル弾性体は、コポ
リエーテルエステル100部当り約2〜20部の、500
ミリミクロン以下好ましくは100ミリミクロン以
下の平均粒子直径を有する微粉砕された無機固体
のドリツプ抑制剤を含有することができる。この
ドリツプ抑制剤は、重合体が溶融した時のコポリ
エーテルエステルにおいてチクソトロピツク剤
(thixotropic agent)として機能し、従つて燃焼
中の重合体のドリツプ(滴下)を減少させ或いは
排除する。チクソトロピツク剤として機能するよ
うなドリツプ抑制剤として使用できる微粉砕され
た無機固体は、天然ゴム及び合成弾性体において
普通顔料又は強化充填剤として有用である。微粉
砕された無機固体のドリツプ抑制剤の例は、微粉
砕されたシリカ、カーボンブラツク、二酸化チタ
ン及びクリソタイル(珪酸マグネシウム)を含
む。微粉砕シリカは好適なドリツプ抑制剤であ
り、ヒユームド・コロイド状シリカは特に好適で
ある。ヒユームド・コロイド状シリカは、その高
効率のために好ましくはコポリエーテルエステル
100部当り約3〜8部の量でコポリエーテルエス
テルに添加され且つ混入される。ジイミド及び三
酸化アンチモンをドリツプ抑制剤の不存在下に高
量で使用する場合には、生ずるコポリエーテルエ
ステルの小滴は燃焼せず、従つて火炎の延焼に至
り難いということを特記しなければならない。 N,N′―エチレンビス(テトラブロムフタル
イミド)、三酸化アンチモン及びドリツプ抑制剤
がすべてその凡その最大量でコポリエーテルエス
テル中に存在する場合、組成物の弾性特性はいず
れの添加剤も含まない原料のコポリエーテルエス
テルの弾性特性に比べてかなり減ぜられる。この
影響は短鎖エステル単位を高割合で有するコポリ
エーテルエステルに関して最も顕著である。その
ような組成物が有用である場合、ジイミド、三酸
化アンチモン及びドリツプ抑制剤を、必要とされ
る難燃性の程度を与え且つドリツプを防止する最
低量近くに調節した組成物を用いることが普通好
適である。 本発明の組成物を製造するためには、ジイミド
及び三酸化アンチモン及び随時ドリツプ抑制剤を
コポリエーテルエステル弾性体と均一に混合しう
るいずれかの方法が使用できる。好適な方法はす
べての成分を一緒に乾式混合し、次いでこの乾燥
混合物を、コポリエーテルエステルの融点以上の
温度において単軸又は双軸スクリユー押出し機―
混合機或いは内部混合機例えばFarrell連続混合
機中で溶融混合することを含む。必要な乾燥混合
物を作るためには、コポリエーテルエステルは好
ましくは30メツシユのふるいを通過するような微
粉砕形であるべきである。本組成物はバツチ式混
合機又は撹拌式容器中においてジイミド、三酸化
アンチモン及びドリツプ抑制剤を溶融コポリエー
テルエステル弾性体に添加しても製造できる。固
体成分はいずれかの順序で別々に添加してもよく
或いは所望により溶融コポリエーテルエステルへ
の添加前に乾式混合してもよい。 本発明の組成物を製造するための他の簡便な方
法は少量のコポリエーテルエステルで一緒に結合
したジイミド及び三酸化アンチモン及び随時ドリ
ツプ抑制剤の濃マスターバツチを利用するもので
ある。普通この濃マスターバツチは難燃剤成分を
ペレツトに結合させるのに役立つコポリエーテル
エステルを15〜35重量%で含有する。濃難燃剤成
分のペレツトは未処理のコポリエーテルエステル
のペレツトと乾式混合でき、このペレツト混合物
を順次射出成形機又は押出し機に直接供給して難
燃性の最終製品を直接製造してもよい。必要とさ
れる濃縮物は前述の如き混合法で製造できる。 本発明の組成物を熱及び/又は光に対して安定
化させることは普通望ましい。抗酸化剤として
は、立体障害されたフエノール又はアリールアミ
ンが有効である。これらの抗酸化剤とチオジプロ
ピオン酸のエステル、メルガプチド、ホスフアイ
トエステルなどとの混合物は有用である。光に対
する安定化は、UV吸収剤又は立体障害されたア
ミン光安定剤と混合することによつて達成するこ
とができる。これらの種々の試剤のコポリエーテ
ルエステルにおける使用法は同業者には公知であ
る。 本発明の組成物は射出成形、圧縮成形及び押出
しのような種々の技術によつて容易に加工するこ
とができる。 実施例 本発明を更に例示する次の実施例において、部
及びパーセントは断らない限り重量によるものと
する。 コポリエステルAは次の工程に従つて製造し
た:蒸留塔、及びフラスコの内部半径と一致する
ように作られた且つフラスコの底から約3mmのと
ころに位置するステンレス鋼製撹拌機を備えたフ
ラスコに、次の出発物質を仕込んだ: ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール
(数平均分子量990) 439部 ジメチルテレフタレート 748部 1,4―ブタンジオール 400部 4,4′―ビス(α,α′―ジメチルベンジル)ジ
フエニルアミン 12部 1,4―ブタンジオール95部中テトラブチルチ
タネート5部 100部 フラスコを160℃の油浴中に置き、5分間撹拌
し、次いでテトラブチルチタネート/1,4―ブ
タンジオールの溶液を添加した。温度が1時間に
亘つて250℃までゆつくり上昇するにつれて、反
応混合物からメタノールが流出した。温度が250
℃に達した時、圧力を20分間で約270Paまで徐々
に低下させた。重合物を250℃で55〜90分間撹拌
した。真空を窒素で置きかえて縮合重合を停止
し、得られた粘稠な溶融生成物を窒素(水と酸素
を含まない)雰囲気下にフラスコからかき取り、
冷却させた。得られた重合体は230℃で測定して
9〜11g/10分間の溶融指数及び60meg/Kg(1)の
酸含量を有した。切断後重合体を220℃で3〜4
mmのストランド(Strand)に押出し、35メツシ
ユの粒状物にした。 (1) カルボキシル基含量は、コポリエステルをo
―クレゾールに溶融し、o―ジクロルベンゼン
を添加し、そしてこの溶液を標準エタノール性
水酸化カリウムで滴定することによつて決定し
た。終点はブロムフエノール青を指示薬として
肉眼で決定した。 コポリエステルBは実質的にコポリエステルA
を製造するために用いた方法に従い、次の出発物
質から製造した: ジメチルテレフタレート 75.1部 ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール
(数平均分子量990) 15.8部 1,4―ブタンジオール 50.0部 N,N′―ヘキサメチレンビス(3,5―ジ―
tert―ブチル―4―ヒドロキシヒドロシンナム
アミド) 0.15部 N,N′―トリメチレンビス(3,5―ジ―tert
―ブチル―4―ヒドロキシヒドロシンナムアミ
ド) 0.15部 テトラブチルチタネート 0.2部 コポリエステルCは実質的にコポリエステルを
製造するために用いた方法に従い、次の出発物質
を用いて製造した: ジメチルテレフタレート 62部 ジメチルイソフタレート 18部 ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール
(数平均分子量1000) 70部 ブタンジオール 50部 N,N′―ヘキサメチレンビス(3,5―ジ―
tert―ブチル―4―ヒドロキシヒドロシンナム
アミド) 2.3部 N,N′―トリメチレンビス(3,5―ジ―tert
―ブチル―4―ヒドロキシヒドロシンナムアミ
ド) 2.3部 テトラブチルチタネート 0.3部 以下の実施例において製造されれる重合体組成
物の性質を決定する場合、次のASTM法を使用
した: 引張り強度、破断伸張、100%モジユラス D412 溶融流指数 D1238 燃焼性特性は、Underwriters Laboratories,
Inc.の垂直燃焼試験の標準UL94試験法(1980年)
に従つて決定した。但し試料の調整を次のように
変更した:5組の試料を循環空気炉中で2時間、
100℃に置き、次いで無水塩化カルシユウム入り
のデシケータ中において2時間、室温下に冷却
し、そして試験に供した。V―0の等級はV―2
の等級よりも高程度の耐燃性を示す。 実施例 下素に示す量の成分から一連の試料を製造し
た。
体組成物に関する。 熱可塑性のコポリエーテルエステル弾性体は、
他の熱可塑性重合体との関連において独特な際だ
つた物理性を有するために多くの分野で利用され
ている。しかしながら、コポリエーテルエステル
弾性体は可燃性であり、これがその電気部品、電
線被覆及び耐熱性材料が必要とされる他の製品を
製造する際の有用性を制限している。 多くのハロゲン化有機化合物は、単独で或いは
三酸化アンチモンと組合せて、化学的にコポリエ
ーテルエステルと類似したポリエステルに用いる
ことが試験され又は推奨されている。コポリエー
テルエステル弾性体は、比較的高燃焼性であり、
また容易に分解し、難燃剤がコポリエーテルエス
テルからブルーミング(blooming)する傾向を
もち、そしてコポリエーテルエステルの弾性特性
を十分な量の添加物質の存在下に保持することの
難しさを有しているから、十分に許容される耐燃
性のコポリエーテルエステル弾性体組成物が依然
必要とされている。本発明は、分解またはブルー
ミングを示さず且つ出発コポリエーテルエステル
の弾性特性を実質的に保持する難燃性のコポリエ
ーテルエステルを提供する。 本発明は (a) 一般式 を有する長鎖エステル単位10〜75重量%及び一
般式 を有する短鎖エステル単位25〜90重量%から本
質的になるコポリエーテルエステル弾性体、但
しRは約300以下の分子量を有する芳香族カル
ボン酸からカルボキシル基を除いた後に残る2
価の基であり;Dは約250以下の分子量を有す
るジオールから水酸基を除いた後に残る2価の
基であり;そしてGは約2.0―4.3の炭素対酸素
比及び400〜4000の数平均分子量を有するポリ
(アルキレンオキシド)グリコールから末端水
酸基を除いた後に残る2価の基である、 (b) コポリエーテルエステル100部当り約15〜35
部のN,N―エチレンビス(テトラブロムフタ
ルイミド)、 (c) N,N′―エチレンビス(テトラブロムフタ
ルイミド)1部当り約0.25〜0.75部の三酸化ア
ンチモン、及び (d) コポリエーテルエステル弾性体100部当り約
2〜20部のヒユムド(fumed)・コロイド状シ
リカ、 を含んでなる難燃性のコポリエーテルエステル弾
性体組成物を提供する。随時これらの組成物はコ
ポリエーテルエステル100部当り約2〜20部の、
500ミリミクロン以下の平均粒子直径をもつ微粉
砕された無機固体のドリツプ抑制剤
(dripsuppressant)を含有することができる。 本発明の新規な難燃姓コポリエーテルエステル
弾性体組成物は、有効量のN,N′―エチレンビ
ス(テトラブロムフタリミド)及び三酸化アンチ
モンが混入されている。この添加剤の組合せは弾
性特性を実質的に保持し且つ安定性と非ブルーミ
ング性を有する難燃性のコポリエーテルエステル
を与える。 本発明で有用な熱可塑性のコポリエーテルエス
テルは、前述したように反復長鎖エステル単位及
び短鎖エステル単位から本質的になる。難燃性に
されるコポリエーテルエステルの重合体鎖におけ
る単位に適用される如き「長鎖エステル単位」と
は、長鎖グリコールとジカルボン酸の反応生成物
に関するものである。コポリエーテルエステルに
おける反復単位である「長鎖エステル単位」は上
式()に相当する。長鎖グリコールは末端(又
はできる限り末端近く)ヒドロキシル基と約400
〜4000の数平均分子量を有する重合体グリコール
である。コポリエーテルエステルを製造するため
に使用される長鎖グリコールは炭素対酸素の比が
約2.0〜4.3のポリ(アルキレンオキシド)グリコ
ールである。代表的な長鎖グリコールはポリ(エ
チレンオキシド)グリコール、ポリ(1,2―及
び1,3―プロピレンオキシド)グリコール、エ
チレンオキシドと1,2―プロピレンオキシドの
ランダム又はブロツク共重合体、及び少量の第2
の単量体例えばエチレンオキシドを含むテトラヒ
ドロフランのランダム又はブロツク共重合体であ
る。 難燃性にされるコポリエーテルポリエステルの
重合体鎖における単位に適用される如き「短鎖エ
ステル単位」は、約250以下の分子量を有する低
分子量ジオールを約300以下の分子量を有する芳
香族ジカルボン酸と反応させて上式()によつ
て表わされるエステル単位を生成させることによ
つて作られる単位に関するものである。 本発明書に用いる如き「低分子量ジオール」
は、分子量の必要条件がジオールだけに関係し且
つその誘導体に関するものでないという条件下
に、同等のエステル形成誘導体を包含するものと
解釈されるべきである。 炭素数2〜15の脂肪族又は脂環族ジオール例え
ばエチレン、プロピレン、テトラメチレン、ペン
タメチレン、2,2―ジメチルトリメチレン、ヘ
キサメチレン、及びデカメチレングリコール、ジ
ヒドロキシシクロヘキサン及びシクロヘキサンジ
メタノールが好適である。 本明細書で用いる如き「ジカルボン酸」は、コ
ポリエーテルエステル重合体の生成の際のグリコ
ール及びジオールとの反応において実質的にジカ
ルボン酸のように挙動する2つの官能性カルボキ
シル基を有するジカルボン酸の同等物を含む。こ
れらの同等物はエステル及びエステル生成誘導体
例えば酸無水物を含む。分子量の必要条件は酸と
関係し且つその同等のエステル又はエステル生成
誘導体に関するものではない。 安定化されるコポリエーテルエステル重合体を
製造するための芳香族ジカルボン酸の中で炭素数
8〜16のもの、特にフエニレンジカルボン酸、即
ちフタル酸、テレフタル酸及びイソフタル酸及び
そのジメチルエステルが好適である。 短鎖エステル単位はコポリエーテルエステルの
約25〜90重量%を構成する。コポリエーテルエス
テルの残りは、コポリエーテルエステルの約10〜
75重量%をなす長鎖エステルである。好適なコポ
リエーテルエステルは短鎖エステル単位30〜75重
量%及び長鎖エステル単位25〜70重量%を含む。 本発明の組成物に用いるのに好適なコポリエー
テルエステルは、ジメチルテレフタレート、1,
4―ブタンジオール又はエチレングリコール及び
約600〜2000の数平均分子量を有するポリ(テト
ラメチレンオキシド)グリコール又は約1500〜
2800の数平均分子量と15〜35重量%のエチレンオ
キシド含量を有するエチレンオキシド末端のポリ
(プロピレンオキシド)グリコールから製造され
るものである。随時これらの重合体中約30モル%
までのジメチルテレフタレートはジメチルフタレ
ート又はジメチルイソフタレートで代替されても
よい。1,4―ブタンジオールから製造されるコ
ポリエーテルエステルはその迅速な結晶化速度の
ために特に好適である。 ジカルボン酸又はその誘導体及び重合体グリコ
ールは反応混合物中に存在するものと同一のモル
割合でコポリエーテルエステル中に導入される。
低分子量ジオールの混合物を用いる場合、各導入
されるジオールの量は主に存在するジオールの
量、その沸点及び相対反応性の関数である。導入
されるジオールの全量はやはりジ酸と重合体グリ
コールとのモル数間の差である。 本明細書に記述するコポリエーテルエステル
は、通常のエステル交換反応によつて作られる。
好適な方法はテレフタル酸のジメチルエステル
を、触媒の存在下、約150〜260℃及び0.05〜
0.5MPa普通には大気圧の圧力において、長鎖グ
リコール及びモル過剰量の1,4―ブタンジオー
ルと一緒に、エステル交換反応で生成するメタノ
ールを留去しつつ加熱することを含む。この反応
では、温度、触媒、グリコール過剰量及び装置に
依存して数分間、例えば2分間ないし数時間例え
ば約2時間で完結する。この反応の結果、短鎖ジ
オールの過剰量の蒸留によつて高分子量のコポリ
エーテルエステルにすることのできる低分子量の
プレポリマーが生成する。第2の工程は「重縮合
反応」として公知である。 この重縮合中には更なるエステル交換が起こ
り、これが分子量の増加及びコポリエーテルエス
テルの配列のランダム化に役立つ。最良の結果は
普通この最終的蒸留又は重縮合を約670Pa以下好
ましくは約250Pa以下及び約200〜280℃、好まし
くは約220〜260℃において約2時間以下例えば約
0.5〜1.5時間行なう場合に得られる。エステル交
換反応を行なう場合には触媒を用いることが通常
である。多種類の触媒を使用できるけれど、有機
チタネート例えばテトラブチルチタネートを単独
で或いは酢酸マグネシウム又はカルシウムと組合
せて用いるのが好適である。触媒は全反応物に基
づいて約0.005〜2.0重量%の量で存在すべきであ
る。 コポリエーテルエステル重合体の製造のいずれ
の段階に対してもバツチ法及び連続法の双方が使
用できる。プレポリマーの重縮合は、粉砕した固
体プレポリマーを真空中又は不活性な気体流中で
加熱して遊離した低分子量のジオールを除去する
ことにより固相で行なつてもよい。この方法は、
プレポリマーの軟化点以下の温度で行なわねばな
らないから熱的分解を減ずる利点をもつ。 本発明で使用しうる適当なコポリエーテルエス
テル及びその製造の詳細は、本明細書に参考文献
として引用される米国特許第3023192号、第
3651014号、第3763109号及び第3766146号に記述
されている。 難燃剤ジイミド、N,N′―エチレンビス(テ
トラブロムフタルイミド)はコポリエーテルエス
テル100部当り約15〜35部、好ましくは20〜30部
の量でコポリエーテルエステルに添加でき且つ混
入しうる。難燃剤N,N′―エチレンビス(テト
ラブロムフタルイミド)は、米国特許第4374220
号に記述されているようにテトラブロムフタル酸
無水物2モルを、N―メチル―2―ピロリドンの
ような適当な溶媒中においてエチレンジアミン1
モルと約200℃で反応させることによつて製造で
きる。好ましくはこのジイミドは、コポリエーテ
ルエステルに添加する場合、普通約100メツシユ
以下の粒子を有する微粉砕形で使用すべきであ
る。 三酸化アンチモンはN,N′―エチレンビス
(テトラブロムフタルイミド)1部当り約0.25〜
0.75、好ましくは約0.3〜0.6部の量でコポリエー
テルエステルに導入される。三酸化アンチモン
は、市販されているもののいずれもがコポリエー
テルエステル組成物に使用できる。 ジイミド及び三酸化アンチモンの量は、得られ
る難燃性の程度を変えるために上記範囲内で変え
ることができる。難燃剤添加剤の量を増加させる
と、予想されるようにUL―94試験で測定して難
燃性の程度が増大する。後に示す実施例はこの影
響を例示しよう。更により難燃性のポリエーテル
セグメントを多量に含有する軟質のコポリエーテ
ルエステルは、一般にUL―94試験で測定した時
に同一程度の難燃性を得るために、硬質のコポリ
エーテルエステルよりも僅かに多量の難燃剤を必
要とするということを記述しておかねばならな
い。実施例で示されるように、試験試料の厚さは
与えられた量の難燃剤添加剤で得られる難燃性の
程度に影響する。薄い部分は厚い部分の結果と適
合されるためには多量の添加剤を必要とする。 随時、コポリエーテルエステル弾性体は、コポ
リエーテルエステル100部当り約2〜20部の、500
ミリミクロン以下好ましくは100ミリミクロン以
下の平均粒子直径を有する微粉砕された無機固体
のドリツプ抑制剤を含有することができる。この
ドリツプ抑制剤は、重合体が溶融した時のコポリ
エーテルエステルにおいてチクソトロピツク剤
(thixotropic agent)として機能し、従つて燃焼
中の重合体のドリツプ(滴下)を減少させ或いは
排除する。チクソトロピツク剤として機能するよ
うなドリツプ抑制剤として使用できる微粉砕され
た無機固体は、天然ゴム及び合成弾性体において
普通顔料又は強化充填剤として有用である。微粉
砕された無機固体のドリツプ抑制剤の例は、微粉
砕されたシリカ、カーボンブラツク、二酸化チタ
ン及びクリソタイル(珪酸マグネシウム)を含
む。微粉砕シリカは好適なドリツプ抑制剤であ
り、ヒユームド・コロイド状シリカは特に好適で
ある。ヒユームド・コロイド状シリカは、その高
効率のために好ましくはコポリエーテルエステル
100部当り約3〜8部の量でコポリエーテルエス
テルに添加され且つ混入される。ジイミド及び三
酸化アンチモンをドリツプ抑制剤の不存在下に高
量で使用する場合には、生ずるコポリエーテルエ
ステルの小滴は燃焼せず、従つて火炎の延焼に至
り難いということを特記しなければならない。 N,N′―エチレンビス(テトラブロムフタル
イミド)、三酸化アンチモン及びドリツプ抑制剤
がすべてその凡その最大量でコポリエーテルエス
テル中に存在する場合、組成物の弾性特性はいず
れの添加剤も含まない原料のコポリエーテルエス
テルの弾性特性に比べてかなり減ぜられる。この
影響は短鎖エステル単位を高割合で有するコポリ
エーテルエステルに関して最も顕著である。その
ような組成物が有用である場合、ジイミド、三酸
化アンチモン及びドリツプ抑制剤を、必要とされ
る難燃性の程度を与え且つドリツプを防止する最
低量近くに調節した組成物を用いることが普通好
適である。 本発明の組成物を製造するためには、ジイミド
及び三酸化アンチモン及び随時ドリツプ抑制剤を
コポリエーテルエステル弾性体と均一に混合しう
るいずれかの方法が使用できる。好適な方法はす
べての成分を一緒に乾式混合し、次いでこの乾燥
混合物を、コポリエーテルエステルの融点以上の
温度において単軸又は双軸スクリユー押出し機―
混合機或いは内部混合機例えばFarrell連続混合
機中で溶融混合することを含む。必要な乾燥混合
物を作るためには、コポリエーテルエステルは好
ましくは30メツシユのふるいを通過するような微
粉砕形であるべきである。本組成物はバツチ式混
合機又は撹拌式容器中においてジイミド、三酸化
アンチモン及びドリツプ抑制剤を溶融コポリエー
テルエステル弾性体に添加しても製造できる。固
体成分はいずれかの順序で別々に添加してもよく
或いは所望により溶融コポリエーテルエステルへ
の添加前に乾式混合してもよい。 本発明の組成物を製造するための他の簡便な方
法は少量のコポリエーテルエステルで一緒に結合
したジイミド及び三酸化アンチモン及び随時ドリ
ツプ抑制剤の濃マスターバツチを利用するもので
ある。普通この濃マスターバツチは難燃剤成分を
ペレツトに結合させるのに役立つコポリエーテル
エステルを15〜35重量%で含有する。濃難燃剤成
分のペレツトは未処理のコポリエーテルエステル
のペレツトと乾式混合でき、このペレツト混合物
を順次射出成形機又は押出し機に直接供給して難
燃性の最終製品を直接製造してもよい。必要とさ
れる濃縮物は前述の如き混合法で製造できる。 本発明の組成物を熱及び/又は光に対して安定
化させることは普通望ましい。抗酸化剤として
は、立体障害されたフエノール又はアリールアミ
ンが有効である。これらの抗酸化剤とチオジプロ
ピオン酸のエステル、メルガプチド、ホスフアイ
トエステルなどとの混合物は有用である。光に対
する安定化は、UV吸収剤又は立体障害されたア
ミン光安定剤と混合することによつて達成するこ
とができる。これらの種々の試剤のコポリエーテ
ルエステルにおける使用法は同業者には公知であ
る。 本発明の組成物は射出成形、圧縮成形及び押出
しのような種々の技術によつて容易に加工するこ
とができる。 実施例 本発明を更に例示する次の実施例において、部
及びパーセントは断らない限り重量によるものと
する。 コポリエステルAは次の工程に従つて製造し
た:蒸留塔、及びフラスコの内部半径と一致する
ように作られた且つフラスコの底から約3mmのと
ころに位置するステンレス鋼製撹拌機を備えたフ
ラスコに、次の出発物質を仕込んだ: ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール
(数平均分子量990) 439部 ジメチルテレフタレート 748部 1,4―ブタンジオール 400部 4,4′―ビス(α,α′―ジメチルベンジル)ジ
フエニルアミン 12部 1,4―ブタンジオール95部中テトラブチルチ
タネート5部 100部 フラスコを160℃の油浴中に置き、5分間撹拌
し、次いでテトラブチルチタネート/1,4―ブ
タンジオールの溶液を添加した。温度が1時間に
亘つて250℃までゆつくり上昇するにつれて、反
応混合物からメタノールが流出した。温度が250
℃に達した時、圧力を20分間で約270Paまで徐々
に低下させた。重合物を250℃で55〜90分間撹拌
した。真空を窒素で置きかえて縮合重合を停止
し、得られた粘稠な溶融生成物を窒素(水と酸素
を含まない)雰囲気下にフラスコからかき取り、
冷却させた。得られた重合体は230℃で測定して
9〜11g/10分間の溶融指数及び60meg/Kg(1)の
酸含量を有した。切断後重合体を220℃で3〜4
mmのストランド(Strand)に押出し、35メツシ
ユの粒状物にした。 (1) カルボキシル基含量は、コポリエステルをo
―クレゾールに溶融し、o―ジクロルベンゼン
を添加し、そしてこの溶液を標準エタノール性
水酸化カリウムで滴定することによつて決定し
た。終点はブロムフエノール青を指示薬として
肉眼で決定した。 コポリエステルBは実質的にコポリエステルA
を製造するために用いた方法に従い、次の出発物
質から製造した: ジメチルテレフタレート 75.1部 ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール
(数平均分子量990) 15.8部 1,4―ブタンジオール 50.0部 N,N′―ヘキサメチレンビス(3,5―ジ―
tert―ブチル―4―ヒドロキシヒドロシンナム
アミド) 0.15部 N,N′―トリメチレンビス(3,5―ジ―tert
―ブチル―4―ヒドロキシヒドロシンナムアミ
ド) 0.15部 テトラブチルチタネート 0.2部 コポリエステルCは実質的にコポリエステルを
製造するために用いた方法に従い、次の出発物質
を用いて製造した: ジメチルテレフタレート 62部 ジメチルイソフタレート 18部 ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール
(数平均分子量1000) 70部 ブタンジオール 50部 N,N′―ヘキサメチレンビス(3,5―ジ―
tert―ブチル―4―ヒドロキシヒドロシンナム
アミド) 2.3部 N,N′―トリメチレンビス(3,5―ジ―tert
―ブチル―4―ヒドロキシヒドロシンナムアミ
ド) 2.3部 テトラブチルチタネート 0.3部 以下の実施例において製造されれる重合体組成
物の性質を決定する場合、次のASTM法を使用
した: 引張り強度、破断伸張、100%モジユラス D412 溶融流指数 D1238 燃焼性特性は、Underwriters Laboratories,
Inc.の垂直燃焼試験の標準UL94試験法(1980年)
に従つて決定した。但し試料の調整を次のように
変更した:5組の試料を循環空気炉中で2時間、
100℃に置き、次いで無水塩化カルシユウム入り
のデシケータ中において2時間、室温下に冷却
し、そして試験に供した。V―0の等級はV―2
の等級よりも高程度の耐燃性を示す。 実施例 下素に示す量の成分から一連の試料を製造し
た。
【表】
R○
コロイド状ヒユームド・シリカ(Carbosil S−17、
0 2.5 5 10 −
Cabot Corp. Boston、 Mass.)
上記物質を乾式混合し、乾燥混合物を、加熱で
きるバツチ式シグマ・ブレード型混合機である
Brabender Prep Centerで混練した。この組成
物を粒状物にし、230℃で圧縮成形した。この圧
縮成形した平板から127mm×12.7mm×1.6mmの試料
を切り取り或いは127mm×12.7mm×3.2mmの試料を
直接圧縮成形することによつて試験試料にした。
2種の厚さの試料における試験結果は次の通りで
あつた:
コロイド状ヒユームド・シリカ(Carbosil S−17、
0 2.5 5 10 −
Cabot Corp. Boston、 Mass.)
上記物質を乾式混合し、乾燥混合物を、加熱で
きるバツチ式シグマ・ブレード型混合機である
Brabender Prep Centerで混練した。この組成
物を粒状物にし、230℃で圧縮成形した。この圧
縮成形した平板から127mm×12.7mm×1.6mmの試料
を切り取り或いは127mm×12.7mm×3.2mmの試料を
直接圧縮成形することによつて試験試料にした。
2種の厚さの試料における試験結果は次の通りで
あつた:
【表】
ヒユームド・コロイド状シリカを5又は10部添
加すると、燃焼中の組成物のドリツプはなかつ
た。ヒユームド・コロイド状シリカ2.5部では、
3.2mmの試料が滴下し、一方1.6mmの試料が滴下し
ないという点で、効果は限界であつた。 すべての試料は有用な引張り性を保持した。
100%におけるモジユラスは殆んどすべての用途
においてコポリエーテルエステルが100%を越え
る伸張に供されることはないから実質的に不変で
あると言え、これは特に顕著であつた。ヒユーム
ド・コロイド状シリカの添加は溶融粘度を増加さ
せた。また対照物1Eに対比して、試料のいずれ
もがポリエーテルエステルの分解を示す溶融物流
指数の増加を示さなかつた。室温で3ケ月間貯蔵
した後、試料のいずれもがブルーミングを示さな
かつた。 実施例 一連の試料を下表に示す成分及び量から製造し
た。
加すると、燃焼中の組成物のドリツプはなかつ
た。ヒユームド・コロイド状シリカ2.5部では、
3.2mmの試料が滴下し、一方1.6mmの試料が滴下し
ないという点で、効果は限界であつた。 すべての試料は有用な引張り性を保持した。
100%におけるモジユラスは殆んどすべての用途
においてコポリエーテルエステルが100%を越え
る伸張に供されることはないから実質的に不変で
あると言え、これは特に顕著であつた。ヒユーム
ド・コロイド状シリカの添加は溶融粘度を増加さ
せた。また対照物1Eに対比して、試料のいずれ
もがポリエーテルエステルの分解を示す溶融物流
指数の増加を示さなかつた。室温で3ケ月間貯蔵
した後、試料のいずれもがブルーミングを示さな
かつた。 実施例 一連の試料を下表に示す成分及び量から製造し
た。
【表】
試料を実質的に実施例の方法に従つて製造し
た。結果は次の通りである:
た。結果は次の通りである:
【表】
(2) 燃焼時ドリツプなし
試料2D及び2Eは高程度の難燃性(V―0)を
示し且つ実質的にその弾性特性を保持した。試料
2Eにおいてヒユード・コロイド状シリカ5部の
存在はドリツプを効果的に排除した。試料2Dか
ら落下する小滴が非燃焼性であつたことは特記す
べきことである。 高量の難燃剤及び更にヒユームド・コロイド状
シリカをコポリエーテルエステル中に用いた試料
2G及び2Hは、有用であるけれど、その破断伸張
で明らかなように弾性特性の減少を示した。 室温で3ケ月貯蔵した後、どの試料もブルーミ
ングを示さなかつた。 実施例 次の試料を実施例の方法で製造した。 成 分 コポリエステルB 100 N,N′―エチレンビス(テトラブロムフタル
イミド) 20 三酸化アンチモン 10 コロイド状ヒユームド・シリカ 5 厚さ3.2mmの試料における試験結果は次の通り
であつた: UL―94等級 V―0 燃焼中のドリツプ なし 溶融流指数、230℃ 12 実施例 次の試料を、実質的に実施例の方法により、
次の成分を用いて製造した: コポリエステルC、35メツシユ 100 N,N′―エチレンビス(テトラブロムフタル
イミド) 25 三酸化アンチモン 12.5 コロイド状ヒユームド・シリカ 5 (Carbosil S―17) 試験試料を実施例における如く製造し、次の
試験結果を得た: UL―94等級、厚さ3.2mm V―0、ドリツプ なし UL―94等級、厚さ1.7mm V―0、ドリツプ なし 溶融流指数、200℃ 3.2 100%モジユラス、MPa 11.0 引張り強度、MPa 23.8 破断伸張、% 530 対照例 一連の対照試料を、実施例の方法に従い次の
組成物から製造し、試験した: コポリエステルA 100部 下記の如きハロゲン化難燃剤 25部 三酸化アンチモン 12.5部 用いた特別なハロゲン化難燃剤及びこれを用い
て得られた結果を下表に示す:
試料2D及び2Eは高程度の難燃性(V―0)を
示し且つ実質的にその弾性特性を保持した。試料
2Eにおいてヒユード・コロイド状シリカ5部の
存在はドリツプを効果的に排除した。試料2Dか
ら落下する小滴が非燃焼性であつたことは特記す
べきことである。 高量の難燃剤及び更にヒユームド・コロイド状
シリカをコポリエーテルエステル中に用いた試料
2G及び2Hは、有用であるけれど、その破断伸張
で明らかなように弾性特性の減少を示した。 室温で3ケ月貯蔵した後、どの試料もブルーミ
ングを示さなかつた。 実施例 次の試料を実施例の方法で製造した。 成 分 コポリエステルB 100 N,N′―エチレンビス(テトラブロムフタル
イミド) 20 三酸化アンチモン 10 コロイド状ヒユームド・シリカ 5 厚さ3.2mmの試料における試験結果は次の通り
であつた: UL―94等級 V―0 燃焼中のドリツプ なし 溶融流指数、230℃ 12 実施例 次の試料を、実質的に実施例の方法により、
次の成分を用いて製造した: コポリエステルC、35メツシユ 100 N,N′―エチレンビス(テトラブロムフタル
イミド) 25 三酸化アンチモン 12.5 コロイド状ヒユームド・シリカ 5 (Carbosil S―17) 試験試料を実施例における如く製造し、次の
試験結果を得た: UL―94等級、厚さ3.2mm V―0、ドリツプ なし UL―94等級、厚さ1.7mm V―0、ドリツプ なし 溶融流指数、200℃ 3.2 100%モジユラス、MPa 11.0 引張り強度、MPa 23.8 破断伸張、% 530 対照例 一連の対照試料を、実施例の方法に従い次の
組成物から製造し、試験した: コポリエステルA 100部 下記の如きハロゲン化難燃剤 25部 三酸化アンチモン 12.5部 用いた特別なハロゲン化難燃剤及びこれを用い
て得られた結果を下表に示す:
【表】
引き起こす。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 一般式 を有する長鎖エステル単位10〜75重量%及び一
般式 を有する短鎖エステル単位25〜90重量%から本
質的になるコポリエーテルエステル弾性体、但
しRは300以下の分子量を有する芳香族ジカル
ボン酸からカルボキシル基を除いた後に残る2
価の基であり;Dは250以下の分子量を有する
ジオールから水酸基を除いた後に残る2価の基
であり;そしてGは2.0―4.3の炭素対酸素比及
び400〜4000の数平均分子量を有するポリ(ア
ルキレンオキシド)グリコールから末端水酸基
を除いた後に残る2価の基である、 (b) コポリエーテルエステル100部当り15〜35部
のN,N′―エチレンビス(テトラブロムフタ
ルイミド)、 (c) N,N′―エチレンビス(テトラブロムフタ
ルイミド)1部当り0.25〜0.75部の三酸化アン
チモン、及び (d) コポリエーテルエステル弾性体100部当り2
〜20部のヒユムド(fumed)・コロイド状シリ
カ、 を含んでなる難燃性のコポリエーテルエステル弾
性体組成物。 2 コポリエーテルエステル100部当り20〜30部
のN,N′―エチレンビス(テトラブロムフタル
イミド)を含有する、特許請求の範囲第1項記載
の組成物。 3 N,N′―エチレンビス(テトラブロムフタ
ルイミド)1部当り0.3〜0.6部の三酸化アンチモ
ンを含有する特許請求の範囲第1項記載の組成
物。 4 ヒユームド・コロイド状シリカがコポリエー
テルエステル弾性体100部当り3〜8部の量で存
在する特許請求の範囲第1項記載の組成物。 5 コポリエーテルエステル100部当り20〜30部
のN,N′―エチレンビス(テトラブロムフタル
イミド)を含有する特許請求の範囲第4項記載の
組成物。 6 短鎖エステル単位が該ポリエーテルエステル
の30〜75重量%の量で存在する特許請求の範囲第
1項記載の組成物。 7 短鎖エステル単位がテレフタル酸及び1,4
―ブタンジオールに由来する特許請求の範囲第1
項記載の組成物。 8 短鎖エステル単位がテレフタル酸及びエチレ
ングリコールに由来する特許請求の範囲第1項記
載の組成物。 9 長鎖エステル単位がテレフタル酸及び600〜
2000の数平均分子量のポリ(テトラメチレンオキ
シド)グリコールに由来する特許請求の範囲第1
項記載の組成物。 10 長鎖エステル単位がテレフタル酸及び1500
〜2800の数平均分子量と15〜35重量%のエチレン
オキシド含量を有するエチレンオキシド末端のポ
リ(プロピレンオキシド)グリコールに由来する
特許請求の範囲第1項記載の組成物。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/507,206 US4521557A (en) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | Flame retardant copolyetheresters |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61174251A JPS61174251A (ja) | 1986-08-05 |
| JPH0154372B2 true JPH0154372B2 (ja) | 1989-11-17 |
Family
ID=24017672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1115185A Granted JPS61174251A (ja) | 1983-06-23 | 1985-01-25 | 難燃性コポリエーテルエステル弾性体組成物 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61174251A (ja) |
| AU (1) | AU555749B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH075824B2 (ja) * | 1987-04-01 | 1995-01-25 | 住友電気工業株式会社 | 難燃ポリエステルエラストマ−組成物 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3833535A (en) * | 1971-08-30 | 1974-09-03 | Gen Electric | Non-dripping flame retardant glass reinforced polyester resins |
| JPS509645A (ja) * | 1973-05-29 | 1975-01-31 | ||
| JPS5727916B2 (ja) * | 1973-11-16 | 1982-06-14 | ||
| JPS50119041A (ja) * | 1974-03-05 | 1975-09-18 | ||
| JPS5933135B2 (ja) * | 1976-08-24 | 1984-08-14 | 旭硝子株式会社 | 難燃性合成樹脂組成物 |
| US4467062A (en) * | 1983-08-18 | 1984-08-21 | Ethyl Corporation | Flame retarded polyethylene terephthalate blends |
-
1985
- 1985-01-14 AU AU37639/85A patent/AU555749B2/en not_active Ceased
- 1985-01-25 JP JP1115185A patent/JPS61174251A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU3763985A (en) | 1986-07-17 |
| AU555749B2 (en) | 1986-10-09 |
| JPS61174251A (ja) | 1986-08-05 |
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