JPH0156095B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0156095B2 JPH0156095B2 JP55054535A JP5453580A JPH0156095B2 JP H0156095 B2 JPH0156095 B2 JP H0156095B2 JP 55054535 A JP55054535 A JP 55054535A JP 5453580 A JP5453580 A JP 5453580A JP H0156095 B2 JPH0156095 B2 JP H0156095B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- foam
- tires
- tire
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Tires In General (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Description
この発明は車輛用その他に使用されるタイヤに
関し、特にトレツド部を発泡体としたタイヤに係
るものである。自動車をはじめ自転車、オートバ
イ、バイクその他の乗物あるいは農耕機運搬機な
どの輸送機器に広く用いられているタイヤは、従
来全て無発泡ゴム体が使用され、その比重も大体
1.15程度のものであつた。これらのタイヤの一部
特にトレツド部を発泡体とすれば、常時路面に摺
接するタイヤの摩耗が著るしいことは明らかで、
このため発泡体タイヤといつたものはこれまで試
験的にも使用されるようなことはなかつた。タイ
ヤは用途によつて多くの種類に区分されるが、い
づれも引張強さ、伸び、硬さ、耐摩耗性といつた
ことが要求される。これを本願発明で得ようとす
るトレツド部が発泡体となつているタイヤとの関
連で検討してみると、タイヤの特性として最も重
要な硬さ、耐摩耗性が発泡体とすればただちに低
下することが確認されることは明らかである。即
ち、ゴムタイヤのトレツド部を発泡体とすれば、
その体積は必然的に増大するから、所定形状のタ
イヤを得る場合それだけ使用原料の減少となる
が、他方こうした発泡タイヤは硬さ、耐摩耗性の
低下をきたすという相矛盾した事実に直面する。
本願の発明者らはこうした矛盾の解消に向けて各
種の努力を重ねて来たが、その結果ここに発泡タ
イヤであるに拘らず、これと同一かつ同量の原料
ゴムを用いてなる無発泡ゴムタイヤと同一の硬さ
および耐摩耗性を有する新規な発泡体タイヤを完
成したものである。発明者らは本願発明の完成の
途中で、原料中に各種の添加剤の配合、充填材の
使用、更には加硫工程といつたことについて丹念
に実験を重ねていつたが、いずれも所期する成果
は得られなかつた。そこで発明者らは更に研究を
重ねていつたところ、たまたまアゾ系の有機発泡
剤を使用したときに限つて得られた発泡体の硬
さ、耐摩耗性が少しも低下しないという意外な事
実を見出し得たもので、この事実をもとにしてこ
の発明を完成したものである。 即ちこの発明は、天然または合成あるいはその
双方をブレンドしてなる原料ゴムに架硫剤、架硫
促進剤その他通常の添加剤とアゾ系有機発泡剤を
原料ゴム100重量部に対し15重量部以下配合した
原料を加熱加圧してなる発泡体を少なくともトレ
ツド部に使用したことを特徴とする発泡タイヤで
ある。以下にこの発明の詳細を説明する。 タイヤは通常接地面となるトレツド部、クツシ
ヨン部、カーカス部、ビード部などからなつてい
るが、この発明はタイヤの少なくともトレツド部
を発泡体とするものである。トレツド部はサイド
ウオール、シヨルダー、下部の補強部を一体とし
て連接されているが、この発明ではこれらの全て
をトレツド部と称して上述の発泡体とすることが
出来る。ここに用いる発泡体のゴム原料として
は、天然またはその双方を任意にブレンドしたも
のが使用出来る。これらを十分に混練したのち、
イオウその他通常の架硫剤、架硫促進剤、老化防
止剤等を加えるが、この発明においては更にこれ
に発泡剤を配合する。ここにおける発泡剤の特定
はこの発明でとくに重要で、アゾ系有機発泡剤に
限られる。このアゾ系有機発泡剤としてはアゾジ
カーボンアミド、アゾビスイソブチルニトリル、
アゾシクロヘキシルニトリル、ジアゾアミノベン
ゼンなどである。そしてこれらのアゾ系有機発泡
剤の使用量は、原料ゴム100重量部に対し15重量
部以下とする。これが15部を越えると過度な発泡
を生じて、硬さ、耐摩耗性が低下し良好なタイヤ
とすることが出来ない。トレツド部以外のクツシ
ヨン部、カーカス部は従来のタイヤと同様とすれ
ばよいが、これもタイヤの種類によつては発泡倍
率を変えた同上の気泡体ゴムを用いることが出来
る。なお、他の構成部材であるタイヤコード、ビ
ードワイヤ、ビードヒルといつたものは従来のタ
イヤと同様である。 以上の如くした本願発明のタイヤは、後記実施
例が示すように、発泡体ゴムを使用しているにも
拘らず、硬さ、耐摩耗性の点で無発泡ゴムを用い
たものと対比して相違ないものであることが判
る。それ故本発明のタイヤは、発泡倍率に比例し
た少ない原料の製品ということが出来、また軽量
化も達成されることになつた。以下にタイヤ構成
部材のトレツドの形成と同一条件下で作成された
試験片についての実験例について説明する。 実験例 1 下記第1表の配合処方でAないしGの原料を表
面温度70℃のロールで30分混練してシート状とし
た。その後、これを20cm×20cm×20cmの金型に充
填し、これを150Kg/cm2、145℃で20分加熱加圧し
たのち脱型した。
関し、特にトレツド部を発泡体としたタイヤに係
るものである。自動車をはじめ自転車、オートバ
イ、バイクその他の乗物あるいは農耕機運搬機な
どの輸送機器に広く用いられているタイヤは、従
来全て無発泡ゴム体が使用され、その比重も大体
1.15程度のものであつた。これらのタイヤの一部
特にトレツド部を発泡体とすれば、常時路面に摺
接するタイヤの摩耗が著るしいことは明らかで、
このため発泡体タイヤといつたものはこれまで試
験的にも使用されるようなことはなかつた。タイ
ヤは用途によつて多くの種類に区分されるが、い
づれも引張強さ、伸び、硬さ、耐摩耗性といつた
ことが要求される。これを本願発明で得ようとす
るトレツド部が発泡体となつているタイヤとの関
連で検討してみると、タイヤの特性として最も重
要な硬さ、耐摩耗性が発泡体とすればただちに低
下することが確認されることは明らかである。即
ち、ゴムタイヤのトレツド部を発泡体とすれば、
その体積は必然的に増大するから、所定形状のタ
イヤを得る場合それだけ使用原料の減少となる
が、他方こうした発泡タイヤは硬さ、耐摩耗性の
低下をきたすという相矛盾した事実に直面する。
本願の発明者らはこうした矛盾の解消に向けて各
種の努力を重ねて来たが、その結果ここに発泡タ
イヤであるに拘らず、これと同一かつ同量の原料
ゴムを用いてなる無発泡ゴムタイヤと同一の硬さ
および耐摩耗性を有する新規な発泡体タイヤを完
成したものである。発明者らは本願発明の完成の
途中で、原料中に各種の添加剤の配合、充填材の
使用、更には加硫工程といつたことについて丹念
に実験を重ねていつたが、いずれも所期する成果
は得られなかつた。そこで発明者らは更に研究を
重ねていつたところ、たまたまアゾ系の有機発泡
剤を使用したときに限つて得られた発泡体の硬
さ、耐摩耗性が少しも低下しないという意外な事
実を見出し得たもので、この事実をもとにしてこ
の発明を完成したものである。 即ちこの発明は、天然または合成あるいはその
双方をブレンドしてなる原料ゴムに架硫剤、架硫
促進剤その他通常の添加剤とアゾ系有機発泡剤を
原料ゴム100重量部に対し15重量部以下配合した
原料を加熱加圧してなる発泡体を少なくともトレ
ツド部に使用したことを特徴とする発泡タイヤで
ある。以下にこの発明の詳細を説明する。 タイヤは通常接地面となるトレツド部、クツシ
ヨン部、カーカス部、ビード部などからなつてい
るが、この発明はタイヤの少なくともトレツド部
を発泡体とするものである。トレツド部はサイド
ウオール、シヨルダー、下部の補強部を一体とし
て連接されているが、この発明ではこれらの全て
をトレツド部と称して上述の発泡体とすることが
出来る。ここに用いる発泡体のゴム原料として
は、天然またはその双方を任意にブレンドしたも
のが使用出来る。これらを十分に混練したのち、
イオウその他通常の架硫剤、架硫促進剤、老化防
止剤等を加えるが、この発明においては更にこれ
に発泡剤を配合する。ここにおける発泡剤の特定
はこの発明でとくに重要で、アゾ系有機発泡剤に
限られる。このアゾ系有機発泡剤としてはアゾジ
カーボンアミド、アゾビスイソブチルニトリル、
アゾシクロヘキシルニトリル、ジアゾアミノベン
ゼンなどである。そしてこれらのアゾ系有機発泡
剤の使用量は、原料ゴム100重量部に対し15重量
部以下とする。これが15部を越えると過度な発泡
を生じて、硬さ、耐摩耗性が低下し良好なタイヤ
とすることが出来ない。トレツド部以外のクツシ
ヨン部、カーカス部は従来のタイヤと同様とすれ
ばよいが、これもタイヤの種類によつては発泡倍
率を変えた同上の気泡体ゴムを用いることが出来
る。なお、他の構成部材であるタイヤコード、ビ
ードワイヤ、ビードヒルといつたものは従来のタ
イヤと同様である。 以上の如くした本願発明のタイヤは、後記実施
例が示すように、発泡体ゴムを使用しているにも
拘らず、硬さ、耐摩耗性の点で無発泡ゴムを用い
たものと対比して相違ないものであることが判
る。それ故本発明のタイヤは、発泡倍率に比例し
た少ない原料の製品ということが出来、また軽量
化も達成されることになつた。以下にタイヤ構成
部材のトレツドの形成と同一条件下で作成された
試験片についての実験例について説明する。 実験例 1 下記第1表の配合処方でAないしGの原料を表
面温度70℃のロールで30分混練してシート状とし
た。その後、これを20cm×20cm×20cmの金型に充
填し、これを150Kg/cm2、145℃で20分加熱加圧し
たのち脱型した。
【表】
結果は第2表のとおりであつた。
【表】
実験例 2
実験例1と同様の配合処方にして、発泡剤の種
類を各種変化させて実験例1と同様にして試験片
を得た。なおここで使用した発泡剤の使用量はい
ずれも原料100重量部に対し8.0重量部とした。結
果は第3表のとおりであつた。
類を各種変化させて実験例1と同様にして試験片
を得た。なおここで使用した発泡剤の使用量はい
ずれも原料100重量部に対し8.0重量部とした。結
果は第3表のとおりであつた。
【表】
以上の実験1、2からも判るように、本願発明
で特定したアゾ系有機発泡体を使用すると、発泡
体であるに拘らず硬さ、耐摩耗性が無発泡体ゴム
と対比して低下せず、従つてこれをトレツド部に
使用したタイヤは、使用原料の減少して従来のタ
イヤと同様に過酷な使用条件に十分耐えることが
出来る。
で特定したアゾ系有機発泡体を使用すると、発泡
体であるに拘らず硬さ、耐摩耗性が無発泡体ゴム
と対比して低下せず、従つてこれをトレツド部に
使用したタイヤは、使用原料の減少して従来のタ
イヤと同様に過酷な使用条件に十分耐えることが
出来る。
Claims (1)
- 1 天然ゴムまたは合成ゴムあるいはその双方を
ブレンドしてなる原料ゴムに、加硫剤、加硫促進
剤その他通常の添加剤とアゾ系有機発泡剤を原料
ゴム100重量部に対し15重量部以下配合した原料
を加熱加圧してなる発泡体を少なくともトレツド
に使用したことを特徴とする発泡タイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5453580A JPS56154304A (en) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | Foamed tire |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5453580A JPS56154304A (en) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | Foamed tire |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56154304A JPS56154304A (en) | 1981-11-28 |
| JPH0156095B2 true JPH0156095B2 (ja) | 1989-11-28 |
Family
ID=12973350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5453580A Granted JPS56154304A (en) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | Foamed tire |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56154304A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3703480A1 (de) * | 1986-02-05 | 1987-08-06 | Bridgestone Corp | Luftreifen |
| JPS6389547A (ja) * | 1986-10-02 | 1988-04-20 | Bridgestone Corp | 寒冷地用空気入りタイヤ |
| JPH075785B2 (ja) * | 1986-10-06 | 1995-01-25 | 横浜ゴム株式会社 | ゴム材料の氷面上における滑り防止表面構造 |
| US5181976A (en) * | 1987-09-03 | 1993-01-26 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire having expanded outer tread rubber layer |
-
1980
- 1980-04-24 JP JP5453580A patent/JPS56154304A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56154304A (en) | 1981-11-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2902072A (en) | Vehicle tire | |
| EP2039531B1 (en) | Tire having tread with an internal closed cellular rubber transition layer | |
| US7231948B2 (en) | Non-pneumatic tire | |
| US5464899A (en) | High modulus low hysteresis rubber compound for pneumatic tires | |
| US10221310B2 (en) | Composition and process of manufacture for a shoe sole component for footwear | |
| CN101128303A (zh) | 形成复合材料的方法 | |
| KR20070065821A (ko) | 일체적 발포 소음 댐퍼를 갖는 타이어 | |
| US20100065173A1 (en) | Tire having tread with an internal closed cellular rubber transition layer | |
| DE112011101903T5 (de) | Luftreifen | |
| EP1026010A2 (en) | Pneumatic tire | |
| US3773096A (en) | Belted vehicle tires | |
| EP0403177B1 (en) | Maintenance-free vehicle and cart tyre | |
| CA2180699A1 (en) | Truck tire with cap/base construction tread | |
| US4101463A (en) | Molded composition and article molded therefrom | |
| JPH0156095B2 (ja) | ||
| JPH07186606A (ja) | 転がり抵抗の改善されたタイヤ | |
| US2434207A (en) | Antiskid rubber tire | |
| US20100132861A1 (en) | Tire with cellular rubber tread running surface | |
| JPS59164207A (ja) | 空気タイヤ | |
| JP2510533B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| US3115178A (en) | Tractive compositions | |
| DE112016000956T9 (de) | Luftreifen | |
| JPH11123104A (ja) | 弾性と通気性を有する靴底材とその製造方法。 | |
| JP3483066B2 (ja) | 更生タイヤの製造方法 | |
| JP2779227B2 (ja) | 発泡ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ |