JPH0156894B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0156894B2 JPH0156894B2 JP57040437A JP4043782A JPH0156894B2 JP H0156894 B2 JPH0156894 B2 JP H0156894B2 JP 57040437 A JP57040437 A JP 57040437A JP 4043782 A JP4043782 A JP 4043782A JP H0156894 B2 JPH0156894 B2 JP H0156894B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- oil
- swelling
- swollen
- polyolefin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Insulating Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
本発明は油浸絶縁用ポリオレフイン系フイルム
の接合方法に係る。さらに詳細には油浸絶縁用一
軸延伸ポリオレフイン系フイルムを特性の低下を
引起すことなく溶融接着する方法に関する。 プラスチツクフイルム相互の接着方法は通常、
糊材を使うもの、局所的に溶融一体化する方法が
従来から採られている。糊材を用いる場合は対象
となるフイルム層間に、糊材が介在することによ
り一体化する。局所的に溶融一体化する方法によ
れば、通常接続部分が一時的に溶融し冷却固化す
るので、例えば膨潤が起る場合は熱履歴によるわ
ずかな微細構造の差が、顕著に影響することが多
い。 特に、プラスチツクフイルムが配向フイルムで
ある場合、局所的に溶融接着すると、加熱時に熱
収縮が現われるため接着できないことが多い。さ
らに延伸配向フイルムの場合、加熱による半溶融
状態を示す温度域が極度に狭いために熱融着でき
ないことがほとんどである。 近年、トランスなどの電気機器、又はケーブル
などにおいて、使用温度を高くし、省ロス化を効
果的に行なう例が多くなつている。さらに使用電
圧の上昇にともなつて、長期信頼性を得るため絶
縁油など、プラスチツクスと相溶性の優れた有機
媒体と前記プラスチツクフイルムと共存させてし
ばしば使用される。この場合、フイルム材料の高
温油中特性、特に膨潤による寸法変化、ヤング率
変化を小さくおさえることが必要となる。交流電
場下で用いられるプラスチツクスは、誘電損失に
起因する発熱が材料の使用温度範囲を制限する。 これに対応して、ポリオレフインなど、無極性
材料が有望であるにもかかわらず耐油性が劣るた
め使用できない。これらの欠点を補なうため延伸
材料が注目される。これらの材料は未配向材料と
異なり密度の大きい非晶質領域で構成されている
ために、耐油性がすぐれている。 この延伸材料を電力ケーブルなどの絶縁体とし
て用いる場合テープ状又は、フイルム状とし長尺
化して導体周囲に巻き付けることが多い。このと
き、材料テープ相互の接続が是非必要となる。 しかもこの場合接続部分の物理特性が、非接続
部分と大巾に異なることを回避しなければならな
い。 本発明は、結晶性ポリオレフイン系油浸絶縁用
延伸フイルムをオレフインと相溶性のある有機媒
体あるいは、芳香族炭化水素系絶縁油で、膨潤さ
せ、しかるのち溶融加圧により一体化することに
より形成される接着部分は強固でかつ絶縁油中で
の膨潤挙動は、非接着部分と差異がないものが得
られることを見いだしたことに基づくものであ
る。 特に、本発明方法にて接着して形成され接着個
所は電気的にも安定した性能を示し従来、接続部
分で多く見られた破壊が起らなくなつた。 本発明方法により接着させた個所が上述の如き
優れた効果を発揮する理由は、以下の如く推量さ
れる。結晶性ポリオレフインの延伸物を非膨潤状
態で融解させると、昇温途中で見られる部分融解
の起る温度域が、通常狭い(約10〜15℃)もので
あるに対し、該ポリオレフイン延伸物を相溶性の
よい溶剤又は、類似機能を保持する絶縁油で膨潤
した場合、上記部分融解域が極端に広くなる(約
20〜30℃)。この結果、材料相互の加熱融着の好
適温度域が広くなり優れた接続部分を形成させる
ことができるのであろう。 本発明で云うポリオレフインとは、結晶性炭化
水素系ポリオレフインであり、例えば低密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン、アイソタクテイ
ツクポリプロピレン、ポリ−4−メチルペンテン
−1、ポリブテン、ポリイソブチレンなどが挙げ
られ、またこれの2つ以上の組成からなる混合
物、及びこれらポリオレフインを主体として、そ
の100重量部に対し、10重量部以下の弗素系樹脂、
芳香族系樹脂からなる誘電ロスの小さい樹脂成分
の1種又は2種以上の混合物をも含む。これらの
中でもアイソタクテイツクポリプロピレンが最適
材料の一つであり、特に沸とうヘプタン中におけ
る不溶成分が95%以上のアイソタクテイツクポリ
プロピレンが好い。 本発明で云う一軸配向延伸フイルムとは、Tダ
イシート、インフレーミヨンフイルムなどの押出
フイルムをマシン方向に4倍以上、好ましくは6
倍以上一軸延伸したものであり、厚さ50μ以上
500μ以下、ヤング率は15000Kg/cm2以上、好まし
くは30000〜50000Kg/cm2のものである。 一般に延伸フイルムはその構成要素としてミク
ロフイブリルと称される繊維状結晶が存在する。
ポリオレフイン系延伸フイルムを相溶性ある有機
媒体で膨潤させると、前記ミクロフイブリル間及
びミクロフイブリル内非晶部分に有機溶媒を介在
させることができる。 延伸フイルムは膨潤によつて、ヤング率の低下
が起り、長周期の増大が認められる。これと呼応
して、マクロ的な測定結果によれば膨潤によつ
て、フイルムの長さが増大する。膨潤したフイル
ムを低沸点溶剤を用いて抽出除去することによ
り、原長への復帰を見ることができる。 本発明で行なう膨潤処理は、当該膨潤処理フイ
ルムの引張ヤング率が、膨潤処理前のフイルムの
引張ヤング率の75〜90%に入るまで処理を続ける
ものとする。 この場合、エーテル抽出前の延伸フイルムの長
周期と、常温において測定に得られる膨潤フイル
ムの長周期との比が0.900〜0.998に入る。 本発明で用いるポリオレフインと相溶性のある
有機液体はそのソルビリテイーパラメーター(S.
P.)が用いるポリオレフインと一致することが望
ましい。しかしながら、これに拘わることなく広
く一般に電気絶縁性低損失性絶縁油が該当し中で
もアルキルベンゼン系オイル、パラフイン系オイ
ル、鉱油系絶縁油が望ましい。これらの中にはS.
P.が必ずしもポリオレフインのそれらと一致する
とは限らない。とりわけ、S.P.値として6〜10に
入るものが特に好ましいと言える。中でもS.P.値
として8.4程度であるアルキルベンゼンは最も好
適である。 本発明で行う加圧溶融接着の操作は、加熱され
た金属面で一様圧力で加圧し、膨潤フイルム相互
の接触面で融着を起こさせる。このとき用いられ
る膨潤フイルムの温度は、膨潤媒体として用いら
れている有機溶媒中で測定して得られる融点附近
が望ましく、その温度域は前記融点を中心として
±15℃である。この温度より高い温度域では延伸
フイルムの無配向化が起こり仕上り部分の膨潤挙
動が著るしく相違するので好ましくない。前記融
点は通常液体セルを用いて示差熱量計又は、これ
に類する差動走査熱量計により測定できる。因み
にアルキルベンゼン油中で、アイソタクテイツク
ポリプロピレン延伸フイルムの融点を測定すると
135℃〜155℃附近に分布することが多く、高密度
ポリエチレンの場合120℃〜130℃附近に分布す
る。 上記温度条件で膨潤フイルムを加圧接着する場
合、その面圧は通常50〜200Kg/cm2が好適である。
過度に面圧をかけるとフイルムがたて裂けを起こ
すので好ましくない。 本発明方法によれば、接続部分の強度を大きく
することができ、接続部分を高温油中で使用して
も膨潤が不均一に起らないことも特徴がありプラ
スチツク絶縁紙など、特殊な延伸配向材料を絶縁
油などの有機溶媒と共存させて用いる場合、長尺
体形成のためのプラスチツクフイルム接続方法と
して有用である。 以下に示す実施例によつて本発明をさらに説明
する。 実施例 1 アイソタクテイツクポリプロピレン(MI=20)
に対し、3Phrのポリテトラフロロエチレンのデ
イスパージヨンをブレンドしこれを乾燥后、十分
混練し0.8m/m厚のTダイシートを成形した。
これをロール圧延タイプ延伸装置を用いて、延伸
温度が145℃、延伸倍率8倍となるよう調整しな
がら一軸方向に延伸した。この結果厚さ110μ、
引張ヤング率32000Kg/cm2の延伸フイルムを得た。 このフイルムを張力をかけることなく120℃の
アルキルベンゼン油(DDB)中に10分間浸漬し
ところ、10%の重量増加が見られた。この膨潤処
理したフイルムの表面に付着したDDB油を濾紙
で拭き取つて融着部分の形成に供した。 而して得たフイルムを互いに配向方向が平行に
なるよう二枚重ね合せこれを170℃の加熱金属片
により、80Kg/cm2の圧力でフイルム面を溶融接着
した。このときのフイルムの加熱温度は160℃で
ある。前記、膨潤フイルムのDSCピーク温度は
150℃であつた。 表1に本発明の膨潤溶融接着法で得られた部分
についての特性を示した。比較例として、予め膨
潤処理を施こすことなく加熱融着により前記、配
向フイルムを接着した場合(比較例1)のものを
併記する。 比較項目として、接着部分の強度材料の膨潤
度、接着時の好適加熱温度域、膨潤処理部分の寸
法安定性等の値を示した。
の接合方法に係る。さらに詳細には油浸絶縁用一
軸延伸ポリオレフイン系フイルムを特性の低下を
引起すことなく溶融接着する方法に関する。 プラスチツクフイルム相互の接着方法は通常、
糊材を使うもの、局所的に溶融一体化する方法が
従来から採られている。糊材を用いる場合は対象
となるフイルム層間に、糊材が介在することによ
り一体化する。局所的に溶融一体化する方法によ
れば、通常接続部分が一時的に溶融し冷却固化す
るので、例えば膨潤が起る場合は熱履歴によるわ
ずかな微細構造の差が、顕著に影響することが多
い。 特に、プラスチツクフイルムが配向フイルムで
ある場合、局所的に溶融接着すると、加熱時に熱
収縮が現われるため接着できないことが多い。さ
らに延伸配向フイルムの場合、加熱による半溶融
状態を示す温度域が極度に狭いために熱融着でき
ないことがほとんどである。 近年、トランスなどの電気機器、又はケーブル
などにおいて、使用温度を高くし、省ロス化を効
果的に行なう例が多くなつている。さらに使用電
圧の上昇にともなつて、長期信頼性を得るため絶
縁油など、プラスチツクスと相溶性の優れた有機
媒体と前記プラスチツクフイルムと共存させてし
ばしば使用される。この場合、フイルム材料の高
温油中特性、特に膨潤による寸法変化、ヤング率
変化を小さくおさえることが必要となる。交流電
場下で用いられるプラスチツクスは、誘電損失に
起因する発熱が材料の使用温度範囲を制限する。 これに対応して、ポリオレフインなど、無極性
材料が有望であるにもかかわらず耐油性が劣るた
め使用できない。これらの欠点を補なうため延伸
材料が注目される。これらの材料は未配向材料と
異なり密度の大きい非晶質領域で構成されている
ために、耐油性がすぐれている。 この延伸材料を電力ケーブルなどの絶縁体とし
て用いる場合テープ状又は、フイルム状とし長尺
化して導体周囲に巻き付けることが多い。このと
き、材料テープ相互の接続が是非必要となる。 しかもこの場合接続部分の物理特性が、非接続
部分と大巾に異なることを回避しなければならな
い。 本発明は、結晶性ポリオレフイン系油浸絶縁用
延伸フイルムをオレフインと相溶性のある有機媒
体あるいは、芳香族炭化水素系絶縁油で、膨潤さ
せ、しかるのち溶融加圧により一体化することに
より形成される接着部分は強固でかつ絶縁油中で
の膨潤挙動は、非接着部分と差異がないものが得
られることを見いだしたことに基づくものであ
る。 特に、本発明方法にて接着して形成され接着個
所は電気的にも安定した性能を示し従来、接続部
分で多く見られた破壊が起らなくなつた。 本発明方法により接着させた個所が上述の如き
優れた効果を発揮する理由は、以下の如く推量さ
れる。結晶性ポリオレフインの延伸物を非膨潤状
態で融解させると、昇温途中で見られる部分融解
の起る温度域が、通常狭い(約10〜15℃)もので
あるに対し、該ポリオレフイン延伸物を相溶性の
よい溶剤又は、類似機能を保持する絶縁油で膨潤
した場合、上記部分融解域が極端に広くなる(約
20〜30℃)。この結果、材料相互の加熱融着の好
適温度域が広くなり優れた接続部分を形成させる
ことができるのであろう。 本発明で云うポリオレフインとは、結晶性炭化
水素系ポリオレフインであり、例えば低密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン、アイソタクテイ
ツクポリプロピレン、ポリ−4−メチルペンテン
−1、ポリブテン、ポリイソブチレンなどが挙げ
られ、またこれの2つ以上の組成からなる混合
物、及びこれらポリオレフインを主体として、そ
の100重量部に対し、10重量部以下の弗素系樹脂、
芳香族系樹脂からなる誘電ロスの小さい樹脂成分
の1種又は2種以上の混合物をも含む。これらの
中でもアイソタクテイツクポリプロピレンが最適
材料の一つであり、特に沸とうヘプタン中におけ
る不溶成分が95%以上のアイソタクテイツクポリ
プロピレンが好い。 本発明で云う一軸配向延伸フイルムとは、Tダ
イシート、インフレーミヨンフイルムなどの押出
フイルムをマシン方向に4倍以上、好ましくは6
倍以上一軸延伸したものであり、厚さ50μ以上
500μ以下、ヤング率は15000Kg/cm2以上、好まし
くは30000〜50000Kg/cm2のものである。 一般に延伸フイルムはその構成要素としてミク
ロフイブリルと称される繊維状結晶が存在する。
ポリオレフイン系延伸フイルムを相溶性ある有機
媒体で膨潤させると、前記ミクロフイブリル間及
びミクロフイブリル内非晶部分に有機溶媒を介在
させることができる。 延伸フイルムは膨潤によつて、ヤング率の低下
が起り、長周期の増大が認められる。これと呼応
して、マクロ的な測定結果によれば膨潤によつ
て、フイルムの長さが増大する。膨潤したフイル
ムを低沸点溶剤を用いて抽出除去することによ
り、原長への復帰を見ることができる。 本発明で行なう膨潤処理は、当該膨潤処理フイ
ルムの引張ヤング率が、膨潤処理前のフイルムの
引張ヤング率の75〜90%に入るまで処理を続ける
ものとする。 この場合、エーテル抽出前の延伸フイルムの長
周期と、常温において測定に得られる膨潤フイル
ムの長周期との比が0.900〜0.998に入る。 本発明で用いるポリオレフインと相溶性のある
有機液体はそのソルビリテイーパラメーター(S.
P.)が用いるポリオレフインと一致することが望
ましい。しかしながら、これに拘わることなく広
く一般に電気絶縁性低損失性絶縁油が該当し中で
もアルキルベンゼン系オイル、パラフイン系オイ
ル、鉱油系絶縁油が望ましい。これらの中にはS.
P.が必ずしもポリオレフインのそれらと一致する
とは限らない。とりわけ、S.P.値として6〜10に
入るものが特に好ましいと言える。中でもS.P.値
として8.4程度であるアルキルベンゼンは最も好
適である。 本発明で行う加圧溶融接着の操作は、加熱され
た金属面で一様圧力で加圧し、膨潤フイルム相互
の接触面で融着を起こさせる。このとき用いられ
る膨潤フイルムの温度は、膨潤媒体として用いら
れている有機溶媒中で測定して得られる融点附近
が望ましく、その温度域は前記融点を中心として
±15℃である。この温度より高い温度域では延伸
フイルムの無配向化が起こり仕上り部分の膨潤挙
動が著るしく相違するので好ましくない。前記融
点は通常液体セルを用いて示差熱量計又は、これ
に類する差動走査熱量計により測定できる。因み
にアルキルベンゼン油中で、アイソタクテイツク
ポリプロピレン延伸フイルムの融点を測定すると
135℃〜155℃附近に分布することが多く、高密度
ポリエチレンの場合120℃〜130℃附近に分布す
る。 上記温度条件で膨潤フイルムを加圧接着する場
合、その面圧は通常50〜200Kg/cm2が好適である。
過度に面圧をかけるとフイルムがたて裂けを起こ
すので好ましくない。 本発明方法によれば、接続部分の強度を大きく
することができ、接続部分を高温油中で使用して
も膨潤が不均一に起らないことも特徴がありプラ
スチツク絶縁紙など、特殊な延伸配向材料を絶縁
油などの有機溶媒と共存させて用いる場合、長尺
体形成のためのプラスチツクフイルム接続方法と
して有用である。 以下に示す実施例によつて本発明をさらに説明
する。 実施例 1 アイソタクテイツクポリプロピレン(MI=20)
に対し、3Phrのポリテトラフロロエチレンのデ
イスパージヨンをブレンドしこれを乾燥后、十分
混練し0.8m/m厚のTダイシートを成形した。
これをロール圧延タイプ延伸装置を用いて、延伸
温度が145℃、延伸倍率8倍となるよう調整しな
がら一軸方向に延伸した。この結果厚さ110μ、
引張ヤング率32000Kg/cm2の延伸フイルムを得た。 このフイルムを張力をかけることなく120℃の
アルキルベンゼン油(DDB)中に10分間浸漬し
ところ、10%の重量増加が見られた。この膨潤処
理したフイルムの表面に付着したDDB油を濾紙
で拭き取つて融着部分の形成に供した。 而して得たフイルムを互いに配向方向が平行に
なるよう二枚重ね合せこれを170℃の加熱金属片
により、80Kg/cm2の圧力でフイルム面を溶融接着
した。このときのフイルムの加熱温度は160℃で
ある。前記、膨潤フイルムのDSCピーク温度は
150℃であつた。 表1に本発明の膨潤溶融接着法で得られた部分
についての特性を示した。比較例として、予め膨
潤処理を施こすことなく加熱融着により前記、配
向フイルムを接着した場合(比較例1)のものを
併記する。 比較項目として、接着部分の強度材料の膨潤
度、接着時の好適加熱温度域、膨潤処理部分の寸
法安定性等の値を示した。
【表】
実施例 2
高密度ポリエチレン(MI=5)を用いてT・
ダイ押出機により0.8m/m厚のシートを成形し
た。これをロール圧延タイプ延伸装置を用いて延
伸温度が135℃、延伸倍率9.5倍となるよう調整し
ながら一軸延伸した。この結果厚さ80μ、引張ヤ
ング率34500Kg/cm2の延伸フイルムを得た。 このフイルムに200g/15mmの張力をかけなが
ら110℃のアルキルベン油(DDB)中に8分間浸
漬した。このような膨潤処理したフイルムの表面
に附着したDDB油を拭き取り計量したところ11
%の重量増加が見られた。 而して得たフイルムを互いに配向方向が平行に
なるよう二枚を重ね合せ、これを150℃の加熱金
属片により80Kg/cm2の圧力でフイルム面を溶融接
着した。このときのフイルム相互の接触部分温度
は126℃である。前記膨潤フイルムのDSCピーク
温度は112℃であつた。表2に、膨潤溶融接着法
が得られた接着部分について特性を示した。比較
例として、予め膨潤処理を施こすことなく加熱融
着により、前記フイルムを接着した場合(比較例
2)の値を併記した。 比較項目として接着部分の強度膨潤処理部分の
寸法安定性等の値を示した。
ダイ押出機により0.8m/m厚のシートを成形し
た。これをロール圧延タイプ延伸装置を用いて延
伸温度が135℃、延伸倍率9.5倍となるよう調整し
ながら一軸延伸した。この結果厚さ80μ、引張ヤ
ング率34500Kg/cm2の延伸フイルムを得た。 このフイルムに200g/15mmの張力をかけなが
ら110℃のアルキルベン油(DDB)中に8分間浸
漬した。このような膨潤処理したフイルムの表面
に附着したDDB油を拭き取り計量したところ11
%の重量増加が見られた。 而して得たフイルムを互いに配向方向が平行に
なるよう二枚を重ね合せ、これを150℃の加熱金
属片により80Kg/cm2の圧力でフイルム面を溶融接
着した。このときのフイルム相互の接触部分温度
は126℃である。前記膨潤フイルムのDSCピーク
温度は112℃であつた。表2に、膨潤溶融接着法
が得られた接着部分について特性を示した。比較
例として、予め膨潤処理を施こすことなく加熱融
着により、前記フイルムを接着した場合(比較例
2)の値を併記した。 比較項目として接着部分の強度膨潤処理部分の
寸法安定性等の値を示した。
【表】
以上、実施例から明らかな如く、本発明方法に
よれば油浸絶縁用一軸延伸ポリオレフイン系フイ
ルム相互を何ら特性の低下を引起すことなく溶融
接着できるものであり、その実用的価値は極めて
大きいものである。
よれば油浸絶縁用一軸延伸ポリオレフイン系フイ
ルム相互を何ら特性の低下を引起すことなく溶融
接着できるものであり、その実用的価値は極めて
大きいものである。
Claims (1)
- 1 接合すべき二枚の油浸電気絶縁用ポリオレフ
イン系一軸配向延伸フイルムを相溶性のある有機
溶媒中で膨潤したのち、該膨潤部分を配向方向を
一致させて重ね合せた状態で加熱加圧して溶融一
体化せしめることを特徴とする油浸絶縁用ポリオ
レフイン系フイルムの接合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57040437A JPS58158213A (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 油浸絶縁用ポリオレフイン系フイルムの接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57040437A JPS58158213A (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 油浸絶縁用ポリオレフイン系フイルムの接合方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58158213A JPS58158213A (ja) | 1983-09-20 |
| JPH0156894B2 true JPH0156894B2 (ja) | 1989-12-01 |
Family
ID=12580612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57040437A Granted JPS58158213A (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 油浸絶縁用ポリオレフイン系フイルムの接合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58158213A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000052428A (ja) * | 1998-08-11 | 2000-02-22 | Sekisui Chem Co Ltd | 積層体の製造方法及び製造装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60214928A (ja) * | 1984-04-09 | 1985-10-28 | Lonseal Corp | 防水シ−トの溶着方法 |
| GB2222883B (en) * | 1988-09-14 | 1992-06-10 | Gates Rubber Co | A method of manufacturing a sensing element |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50103576A (ja) * | 1974-01-21 | 1975-08-15 |
-
1982
- 1982-03-15 JP JP57040437A patent/JPS58158213A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000052428A (ja) * | 1998-08-11 | 2000-02-22 | Sekisui Chem Co Ltd | 積層体の製造方法及び製造装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58158213A (ja) | 1983-09-20 |
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