JPH0156997B2 - - Google Patents
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- JPH0156997B2 JPH0156997B2 JP58216934A JP21693483A JPH0156997B2 JP H0156997 B2 JPH0156997 B2 JP H0156997B2 JP 58216934 A JP58216934 A JP 58216934A JP 21693483 A JP21693483 A JP 21693483A JP H0156997 B2 JPH0156997 B2 JP H0156997B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beer
- temperature
- hose
- evaporator
- machine room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ビールサーバーの改良に関するも
のである。
のである。
ビールデイスペンサとも呼ばれるビールサーバ
は、手動コツクのワンタツチ操作で誰もが簡単に
工場での作り立てのビールと同等の新鮮なおいし
い生ビールを、飲も頃の温度に冷やして注出する
ことができる。このため、ビールサーバーは、そ
の便利さ、取扱いの手軽さ、近年のビール消費量
の増加と相まつて、今日では、ビヤホール、ビヤ
ガーデン等の専業店は勿論のこと、レストラン、
居酒屋、小料理店、食堂等の一般飲食店にも広く
普及している。
は、手動コツクのワンタツチ操作で誰もが簡単に
工場での作り立てのビールと同等の新鮮なおいし
い生ビールを、飲も頃の温度に冷やして注出する
ことができる。このため、ビールサーバーは、そ
の便利さ、取扱いの手軽さ、近年のビール消費量
の増加と相まつて、今日では、ビヤホール、ビヤ
ガーデン等の専業店は勿論のこと、レストラン、
居酒屋、小料理店、食堂等の一般飲食店にも広く
普及している。
生ビールのおいしさの秘密は新鮮さにあり、い
つまでも作りたてのおいしさを保つには、通常3
〜5℃の適正温度に冷却する温度管理と、ビール
樽からビールを手動コツク側に押し出すために使
用する炭酸ガスの圧力を、注出するビールの温度
に合う適正な値に設定する圧力管理とが重要なポ
イントと言われている。
つまでも作りたてのおいしさを保つには、通常3
〜5℃の適正温度に冷却する温度管理と、ビール
樽からビールを手動コツク側に押し出すために使
用する炭酸ガスの圧力を、注出するビールの温度
に合う適正な値に設定する圧力管理とが重要なポ
イントと言われている。
以上のようなビールサーバーをビールの温度管
理の方式から分類すると、その冷却媒体としてア
イスバーンを利用する瞬間冷却方式、ブラインを
利用する冷蔵タンク方式、空気を利用する空冷方
式の三つに大別される。
理の方式から分類すると、その冷却媒体としてア
イスバーンを利用する瞬間冷却方式、ブラインを
利用する冷蔵タンク方式、空気を利用する空冷方
式の三つに大別される。
このうち瞬間冷却方式は、清水を満たした冷却
水槽中に冷凍サイクルの蒸発器を形成する冷却パ
イプ及びビール注出回路のビール冷却パイプを浸
漬しておき、ビールの注出に先立つて冷凍サイク
ルを運転して冷却水槽中の清水を冷却し、蒸発器
を形成する冷却パイプの周辺部に氷を作つてお
き、ビール注出時にビール樽から押し出されるビ
ールがビール冷却パイプを通過する際に、氷及び
冷水によつて瞬間的にビールをある温度に冷却し
て注出するものである。
水槽中に冷凍サイクルの蒸発器を形成する冷却パ
イプ及びビール注出回路のビール冷却パイプを浸
漬しておき、ビールの注出に先立つて冷凍サイク
ルを運転して冷却水槽中の清水を冷却し、蒸発器
を形成する冷却パイプの周辺部に氷を作つてお
き、ビール注出時にビール樽から押し出されるビ
ールがビール冷却パイプを通過する際に、氷及び
冷水によつて瞬間的にビールをある温度に冷却し
て注出するものである。
冷蔵タンク方式は、内周壁に冷却パイプを張り
めぐらした冷却槽中に、ビールを貯蔵するビール
タンクを内蔵させた二重構造となつており、ビー
ル注出に先立つて予めビール樽内のビールを一旦
ビールタンクに移し替えておき、冷凍サイクルで
冷やされたブラインを冷却パイプ内で循環させて
ビールタンクを冷却し、間接的にビールを一定の
温度に冷却保持しておくものである。
めぐらした冷却槽中に、ビールを貯蔵するビール
タンクを内蔵させた二重構造となつており、ビー
ル注出に先立つて予めビール樽内のビールを一旦
ビールタンクに移し替えておき、冷凍サイクルで
冷やされたブラインを冷却パイプ内で循環させて
ビールタンクを冷却し、間接的にビールを一定の
温度に冷却保持しておくものである。
一方、空冷方式は、強制循環式又は自然対流式
の冷却器を備えた貯蔵庫の中に予めビール樽を収
納しておき、ビール注出に先立つて冷凍サイクル
を運転して冷却器で貯蔵庫内の空気を冷却し、こ
れを庫内フアンによる強制循環或いは庫内フアン
を有しない自然対流によつてビール樽に接触さ
せ、樽内のビールを一定の温度に冷却するもので
冷り、冷却方法は通常の冷蔵庫と何ら変わるもの
ではない。
の冷却器を備えた貯蔵庫の中に予めビール樽を収
納しておき、ビール注出に先立つて冷凍サイクル
を運転して冷却器で貯蔵庫内の空気を冷却し、こ
れを庫内フアンによる強制循環或いは庫内フアン
を有しない自然対流によつてビール樽に接触さ
せ、樽内のビールを一定の温度に冷却するもので
冷り、冷却方法は通常の冷蔵庫と何ら変わるもの
ではない。
以下、従来の空冷方式ビールサーバーを第1〜
3図に基づいて説明する。
3図に基づいて説明する。
第1図に示すように、ビールサーバーは、ビー
ル貯蔵庫1とその上部に設けた機械室2からな
る。
ル貯蔵庫1とその上部に設けた機械室2からな
る。
上記ビール貯蔵庫1は、前面を開口した筐体3
と、この開口部に対して開閉自在に取付けられた
扉4とを備えており、筐体3は外壁を形成する外
箱5と内壁を形成する内箱6との間に断熱層7を
介在させて構成され、扉4は閉鎖時に貯蔵庫内の
気密を保持するためにマグネツト付きのガスケツ
トパツキン8を取付けている。
と、この開口部に対して開閉自在に取付けられた
扉4とを備えており、筐体3は外壁を形成する外
箱5と内壁を形成する内箱6との間に断熱層7を
介在させて構成され、扉4は閉鎖時に貯蔵庫内の
気密を保持するためにマグネツト付きのガスケツ
トパツキン8を取付けている。
上記機械室2には、圧縮機9、プレートフイン
コイル式の空冷式凝縮器10、凝縮器10へ強制
通風するモータ付冷却フアン11、キヤピラリチ
ユーブ・膨張弁等の減圧膨張素子12が設けられ
ており、圧縮器9、凝縮器10及び減圧膨張素子
12とで冷凍サイクルを構成するフインコイル式
の蒸発器13がビール貯蔵庫1内に設けてある。
また、この貯蔵庫11内には冷気循環用の風洞を
形成するバツフル板(仕切板)14が後壁寄りに
設けられ、このバツフル板14に冷気強制循環用
のモータ付冷却フアン15が取付けられ、上記蒸
発器13はバツフル板14とビール貯蔵庫1の後
壁との間に設けられている。
コイル式の空冷式凝縮器10、凝縮器10へ強制
通風するモータ付冷却フアン11、キヤピラリチ
ユーブ・膨張弁等の減圧膨張素子12が設けられ
ており、圧縮器9、凝縮器10及び減圧膨張素子
12とで冷凍サイクルを構成するフインコイル式
の蒸発器13がビール貯蔵庫1内に設けてある。
また、この貯蔵庫11内には冷気循環用の風洞を
形成するバツフル板(仕切板)14が後壁寄りに
設けられ、このバツフル板14に冷気強制循環用
のモータ付冷却フアン15が取付けられ、上記蒸
発器13はバツフル板14とビール貯蔵庫1の後
壁との間に設けられている。
また、上記機械式2の前面パネルにはビール注
出用の手動コツク16(デイスペンスノズルとも
呼ばれる)が取付けられ、手動コツク16はビー
ル貯蔵庫1内に置かれるデイスペンスヘツド17
にビールホース18によつて連結され、ビールホ
ース18は機械室内を貫通する部分を断熱材19
で被覆されている。例えば、ビールホース18は
内径6mm、外径10.5mmの食品向けのビニールホー
スが使用され、断熱材19はネオプレンスポンジ
製の断熱ホース等が使用される。
出用の手動コツク16(デイスペンスノズルとも
呼ばれる)が取付けられ、手動コツク16はビー
ル貯蔵庫1内に置かれるデイスペンスヘツド17
にビールホース18によつて連結され、ビールホ
ース18は機械室内を貫通する部分を断熱材19
で被覆されている。例えば、ビールホース18は
内径6mm、外径10.5mmの食品向けのビニールホー
スが使用され、断熱材19はネオプレンスポンジ
製の断熱ホース等が使用される。
上記デイスペンスヘツド17はビール貯蔵庫1
に収納したビール樽20に接続されている。この
デイスペンスヘツド17は液化炭酸ガスを封入し
たガスボンベ21にガスホース22によつて連結
され、ガスボンベ21にはこれから出て行く炭酸
ガスの圧力を調整する圧力調整器(レギユレー
タ、減圧器、減圧弁とも呼ばれる)23が設けて
ある。
に収納したビール樽20に接続されている。この
デイスペンスヘツド17は液化炭酸ガスを封入し
たガスボンベ21にガスホース22によつて連結
され、ガスボンベ21にはこれから出て行く炭酸
ガスの圧力を調整する圧力調整器(レギユレー
タ、減圧器、減圧弁とも呼ばれる)23が設けて
ある。
また、ビール貯蔵庫1内の温度を調節するため
にサーミスタ、サーモスタツト等の温度制御素子
24が設けられ、その感温部は筐体3を貫通して
ビール貯蔵庫1内の適当な位置に設けられ、その
本体部は通常機械室2の前面パネル等に固定さ
れ、温度調節用の操作つまみだけが機械室2の外
側に露出するように取り付けられている。
にサーミスタ、サーモスタツト等の温度制御素子
24が設けられ、その感温部は筐体3を貫通して
ビール貯蔵庫1内の適当な位置に設けられ、その
本体部は通常機械室2の前面パネル等に固定さ
れ、温度調節用の操作つまみだけが機械室2の外
側に露出するように取り付けられている。
以上のように構成されたビールサーバーにおい
てビールを注出する場合は、予めビール貯蔵庫1
内にビール樽20を収納し、その冷凍サイクルを
運転して庫内を冷冷却し、ビール樽20内のビー
ルを3〜5℃位の一定の温度に冷却しておけばよ
い。
てビールを注出する場合は、予めビール貯蔵庫1
内にビール樽20を収納し、その冷凍サイクルを
運転して庫内を冷冷却し、ビール樽20内のビー
ルを3〜5℃位の一定の温度に冷却しておけばよ
い。
このビールサーバーの冷凍サイクルは、第2図
に示すように、圧縮機9、凝縮器10、減圧膨張
素子12及び蒸発器13によつて構成されてお
り、一般的な基本冷凍サイクルであり、何ら目新
しいものではないが後述するこの発明の一実施例
による冷凍サイクルの理解を容易にするため、第
3図に示すモリエル線図を用いてその動作を説明
する。
に示すように、圧縮機9、凝縮器10、減圧膨張
素子12及び蒸発器13によつて構成されてお
り、一般的な基本冷凍サイクルであり、何ら目新
しいものではないが後述するこの発明の一実施例
による冷凍サイクルの理解を容易にするため、第
3図に示すモリエル線図を用いてその動作を説明
する。
第3図において、縦軸は圧力P、横軸はエンタ
ルピiを示しており、点Aは蒸発器13の出口及
び圧縮機9の吸入口の冷媒の状態、点Bは圧縮機
9の吐出口及び凝縮器10の入口の冷媒の状態、
点cは凝縮器10の出口及び減圧膨張素子12の
入口の冷媒の状態、点Dは減圧膨張素子12の出
口及び蒸発器13の入口の冷媒の状態を示してい
る。また、Pdは圧縮機9の吐出圧力及び凝縮器
10の凝縮圧力を、Psは蒸発器13の蒸発圧力
及び圧縮機9の吸入圧力を示している。
ルピiを示しており、点Aは蒸発器13の出口及
び圧縮機9の吸入口の冷媒の状態、点Bは圧縮機
9の吐出口及び凝縮器10の入口の冷媒の状態、
点cは凝縮器10の出口及び減圧膨張素子12の
入口の冷媒の状態、点Dは減圧膨張素子12の出
口及び蒸発器13の入口の冷媒の状態を示してい
る。また、Pdは圧縮機9の吐出圧力及び凝縮器
10の凝縮圧力を、Psは蒸発器13の蒸発圧力
及び圧縮機9の吸入圧力を示している。
蒸発器13内の冷媒は点Aで示される低温低圧
の過熱蒸気の状態で圧縮機9に吸引されて圧縮さ
れ、その圧力をPsからPdに高められ、点Bで示
される高温高圧の過熱蒸気の状態で圧縮機9より
吐出される。圧縮機9を出た高温高圧の冷媒ガス
は凝縮器10で冷却空気や冷却水との熱交換によ
り冷却され、一定の圧力Pdの下に凝縮液化し、
過熱蒸気→飽和蒸気→湿り飽和蒸気→飽和液→過
冷却液へと状態を変化し、点cで示される高温高
圧の過冷却液の状態で凝縮器10から送り出され
る。冷媒としてR―12を用いた場合、周囲温度
が30℃のときに、通常凝縮圧力Pdは8.5〜10Kg/
cm2・G、凝縮温度は39〜45℃、過冷却度は5℃程
度に設定される。
の過熱蒸気の状態で圧縮機9に吸引されて圧縮さ
れ、その圧力をPsからPdに高められ、点Bで示
される高温高圧の過熱蒸気の状態で圧縮機9より
吐出される。圧縮機9を出た高温高圧の冷媒ガス
は凝縮器10で冷却空気や冷却水との熱交換によ
り冷却され、一定の圧力Pdの下に凝縮液化し、
過熱蒸気→飽和蒸気→湿り飽和蒸気→飽和液→過
冷却液へと状態を変化し、点cで示される高温高
圧の過冷却液の状態で凝縮器10から送り出され
る。冷媒としてR―12を用いた場合、周囲温度
が30℃のときに、通常凝縮圧力Pdは8.5〜10Kg/
cm2・G、凝縮温度は39〜45℃、過冷却度は5℃程
度に設定される。
凝縮器10を出た高温高圧の冷媒液は減圧膨張
素子12によりその圧力をPdからPsに減圧され
て膨張し、過冷却液→飽和液→湿り飽和蒸気へと
その状態を変化し、点Dで示される低温低圧の湿
り飽和蒸気の状態で蒸発器13に送り込まれる。
減圧膨張素子12を出た低温低圧の冷媒は、蒸発
器13で冷却パイプの周囲にある物体(ここでは
ビール貯蔵庫1内の空気)から蒸発に必要な熱、
即ち蒸発潜熱を奪うとその液相部分が一定の圧力
Psの下に蒸発し、湿り飽和蒸気→飽和蒸気→過
熱蒸気へと状態を変化し、再び点Aで示される低
温低圧の過熱ガスの状態で圧縮機9に吸い込まれ
る。冷媒としてR―12を用いた場合、庫内温度
を0〜5℃位にしたいときは、通常蒸発圧力Ps
は0.8〜1.6Kg/cm2・G、蒸発温度は−5℃〜−15
℃、過熱度は5℃位に設定される。
素子12によりその圧力をPdからPsに減圧され
て膨張し、過冷却液→飽和液→湿り飽和蒸気へと
その状態を変化し、点Dで示される低温低圧の湿
り飽和蒸気の状態で蒸発器13に送り込まれる。
減圧膨張素子12を出た低温低圧の冷媒は、蒸発
器13で冷却パイプの周囲にある物体(ここでは
ビール貯蔵庫1内の空気)から蒸発に必要な熱、
即ち蒸発潜熱を奪うとその液相部分が一定の圧力
Psの下に蒸発し、湿り飽和蒸気→飽和蒸気→過
熱蒸気へと状態を変化し、再び点Aで示される低
温低圧の過熱ガスの状態で圧縮機9に吸い込まれ
る。冷媒としてR―12を用いた場合、庫内温度
を0〜5℃位にしたいときは、通常蒸発圧力Ps
は0.8〜1.6Kg/cm2・G、蒸発温度は−5℃〜−15
℃、過熱度は5℃位に設定される。
冷媒は、このように圧縮→凝縮→膨張→蒸発の
基本的な4つの作用を順次繰り返し、温度制御素
子24の働きによつて冷凍サイクルの運転が停止
されるまでの間、銅パイプ等の冷媒配管で各構成
機器間を連通接続された冷凍サイクルの系統内を
循環して、熱を温度の低い所(例えばビール貯蔵
室1)から温度の高い所(例えば周囲の空気や冷
却水)に移動させる、いわゆる冷却作用を行な
う。このような冷凍サイクルの働きにより、ビー
ル貯蔵庫1内に収納されたビール樽20内のビー
ルは、予め温度制御素子24の温度調節つまみに
よつて設定した所定温度に冷やされる。
基本的な4つの作用を順次繰り返し、温度制御素
子24の働きによつて冷凍サイクルの運転が停止
されるまでの間、銅パイプ等の冷媒配管で各構成
機器間を連通接続された冷凍サイクルの系統内を
循環して、熱を温度の低い所(例えばビール貯蔵
室1)から温度の高い所(例えば周囲の空気や冷
却水)に移動させる、いわゆる冷却作用を行な
う。このような冷凍サイクルの働きにより、ビー
ル貯蔵庫1内に収納されたビール樽20内のビー
ルは、予め温度制御素子24の温度調節つまみに
よつて設定した所定温度に冷やされる。
上記ビール樽20は一般にサンケイ樽と呼ばれ
るステンレス製のものが標準的に使用されてお
り、ビールの収容量に応じて10入り、15入
り、25入り等の種々のものが用意されている。
これに応じて、ビールサーバーも15樽1個用、
25樽2個用というように、そのビール貯蔵庫1
内にビール樽を1〜4個位収納できるように種々
の容積のビール貯蔵庫1を備えたものが用意され
ており、その収容数の違いに応じて第2図にその
基本構成を示した冷凍サイクルの圧縮機9、凝縮
器10、減圧膨張素子12、蒸発器13等は性能
や仕様が異なつている。従つて、ビール貯蔵庫1
内に収納されたビール樽20に詰めたビールの所
定温度への冷却に必要な時間は、ビールサーバー
に装備された冷凍サイクルの持つ冷却能力により
それぞれ異なるが、一般的には外気温度が30℃で
あれば、約7〜12時間位で液温30℃のビールを冷
却保存に最適な3〜5℃の温度に冷却できるよう
につくられている。このようにして、一旦ビール
を適温まで冷却すると、通常の冷蔵庫等の運転制
御の場合と同様に、ビール貯蔵庫1内の空気温度
の変化を温度制御素子24の感知部で検出し、圧
縮機9、凝縮器冷却用のフアン11、庫内空気撹
拌用のフアン15等に対する通電回路を必要に応
じて遮断し冷凍サクルの運転を停止して冷却作用
を止める。その後、筐体3を通して外部から侵入
する熱や扉4の開閉により外部から入いる暖気等
により、ビール貯蔵庫1内の空気温度が温度制御
素子24のデイフアレンシヤル分だけ上昇する
と、これを温度制御素子24によつて検出し、運
転を停止していた圧縮機9等を通電して冷凍サイ
クルを運転して冷却作用を行なわせ、以後、温度
制御素子24の検出に基づいてオン・オフ制御す
ることによりビールの温度を所定の温度範囲に保
持する。
るステンレス製のものが標準的に使用されてお
り、ビールの収容量に応じて10入り、15入
り、25入り等の種々のものが用意されている。
これに応じて、ビールサーバーも15樽1個用、
25樽2個用というように、そのビール貯蔵庫1
内にビール樽を1〜4個位収納できるように種々
の容積のビール貯蔵庫1を備えたものが用意され
ており、その収容数の違いに応じて第2図にその
基本構成を示した冷凍サイクルの圧縮機9、凝縮
器10、減圧膨張素子12、蒸発器13等は性能
や仕様が異なつている。従つて、ビール貯蔵庫1
内に収納されたビール樽20に詰めたビールの所
定温度への冷却に必要な時間は、ビールサーバー
に装備された冷凍サイクルの持つ冷却能力により
それぞれ異なるが、一般的には外気温度が30℃で
あれば、約7〜12時間位で液温30℃のビールを冷
却保存に最適な3〜5℃の温度に冷却できるよう
につくられている。このようにして、一旦ビール
を適温まで冷却すると、通常の冷蔵庫等の運転制
御の場合と同様に、ビール貯蔵庫1内の空気温度
の変化を温度制御素子24の感知部で検出し、圧
縮機9、凝縮器冷却用のフアン11、庫内空気撹
拌用のフアン15等に対する通電回路を必要に応
じて遮断し冷凍サクルの運転を停止して冷却作用
を止める。その後、筐体3を通して外部から侵入
する熱や扉4の開閉により外部から入いる暖気等
により、ビール貯蔵庫1内の空気温度が温度制御
素子24のデイフアレンシヤル分だけ上昇する
と、これを温度制御素子24によつて検出し、運
転を停止していた圧縮機9等を通電して冷凍サイ
クルを運転して冷却作用を行なわせ、以後、温度
制御素子24の検出に基づいてオン・オフ制御す
ることによりビールの温度を所定の温度範囲に保
持する。
なお、上記ビール樽20をビール貯蔵庫1に収
納する場合には、ビールホース18及びガスホー
ス22が接続されたデイスペンスヘツド17を、
ビール樽20の頂部に設けたフイツテイング口金
に取り付け、ガスボンベ21の先端に設けたガス
の元栓を開き、圧力調整器23の調整ハンドルを
まわしてガスホース22内に出て行く炭酸ガスの
圧力をビール樽20内のビール温度によつて決ま
る適正な値、例えばビール温度が3〜5℃の時約
1Kg/cm2・G前後に調整し、注出時にビールホー
ス18内に微細な泡が発生しいようにガス圧をか
ける。そして、手動コツク16のバルブが閉じて
いることを確認して、デイスペンスヘツド17の
ハンドルを操作して右方向に規定の角度回転する
と、ビール樽20のフイツテイング口金内のガス
通路が開いて炭酸ガスの圧力がビール樽20の内
部に作用し、この状態で手動コツク16のハンド
ルを手前に引くと、その間ビール樽20内のビー
ルが炭酸ガスの圧力によつてビールホース18を
通つて手動コツク16の外に押し出され、手動コ
ツク16の下方に置いたビールジヨツキに泡質の
良い適温に冷えたビールが注出される。通常、手
動コツク16は、ビール中に混ざる泡の量を自由
にコントロールすることができるクリーミングバ
ルブ付きのものが使用されている。このように、
泡をコントロールできるようにしておくのは、ビ
ールの注出の際に、適量の泡はビールのおいしさ
を引き立てるが、逆に多かつたり少なかつたりす
るとビールとしての商品価値を減少させ、飲用に
適さなくなるためである。
納する場合には、ビールホース18及びガスホー
ス22が接続されたデイスペンスヘツド17を、
ビール樽20の頂部に設けたフイツテイング口金
に取り付け、ガスボンベ21の先端に設けたガス
の元栓を開き、圧力調整器23の調整ハンドルを
まわしてガスホース22内に出て行く炭酸ガスの
圧力をビール樽20内のビール温度によつて決ま
る適正な値、例えばビール温度が3〜5℃の時約
1Kg/cm2・G前後に調整し、注出時にビールホー
ス18内に微細な泡が発生しいようにガス圧をか
ける。そして、手動コツク16のバルブが閉じて
いることを確認して、デイスペンスヘツド17の
ハンドルを操作して右方向に規定の角度回転する
と、ビール樽20のフイツテイング口金内のガス
通路が開いて炭酸ガスの圧力がビール樽20の内
部に作用し、この状態で手動コツク16のハンド
ルを手前に引くと、その間ビール樽20内のビー
ルが炭酸ガスの圧力によつてビールホース18を
通つて手動コツク16の外に押し出され、手動コ
ツク16の下方に置いたビールジヨツキに泡質の
良い適温に冷えたビールが注出される。通常、手
動コツク16は、ビール中に混ざる泡の量を自由
にコントロールすることができるクリーミングバ
ルブ付きのものが使用されている。このように、
泡をコントロールできるようにしておくのは、ビ
ールの注出の際に、適量の泡はビールのおいしさ
を引き立てるが、逆に多かつたり少なかつたりす
るとビールとしての商品価値を減少させ、飲用に
適さなくなるためである。
ところで、ビールは元々その成分中に3%前後
の炭酸ガスを含んでおり、この炭酸ガスは厳しい
振動や温度変化を極端に嫌い、外部から振動が加
わつたり冷却が不十分でビールの温度が上昇した
りすると、ビール内に含まれている炭酸ガスが活
発化して気泡が発生し、多量の泡となつてビール
中に混入するためビール樽20を冷却静置してお
くことが大切である。
の炭酸ガスを含んでおり、この炭酸ガスは厳しい
振動や温度変化を極端に嫌い、外部から振動が加
わつたり冷却が不十分でビールの温度が上昇した
りすると、ビール内に含まれている炭酸ガスが活
発化して気泡が発生し、多量の泡となつてビール
中に混入するためビール樽20を冷却静置してお
くことが大切である。
従つて、移動直後や輸送直後のビール樽をビー
ルサーバーにセツトして注出すると、ジヨツキ等
に注出したビールには多量の泡が混入し全く飲用
に適さなくなるため、炭酸ガスが落ち着いてその
泡が消えるまでは、ビールサーバーの設置先では
冷却しながら静置したり或いはそのままの状態で
しばらく放置して時間をおき、炭酸ガスの活動が
落ち着いた項を見計らつてビールを注出すること
が行なわれている。また、ビールサーバーに一旦
セツトしたビール樽220を他の樽に交換する時
には、デイスペンスヘツド17をフイツテイング
口金からら脱したり着けたりする作業を伴なうた
め、ビールホース18内に空気が充満し、このま
まの状態で新しく交換したビール樽20からビー
ルを注出すると、最初の数杯は泡が多くて飲用に
不適である。このため、ビル樽20を交換したと
きは、デイスペンスヘツド17及び手動コツク1
6の各ハンドルを操作してビールホース18内に
炭酸ガスを充満させ、ビールホース18内のエア
抜きを行なつている。
ルサーバーにセツトして注出すると、ジヨツキ等
に注出したビールには多量の泡が混入し全く飲用
に適さなくなるため、炭酸ガスが落ち着いてその
泡が消えるまでは、ビールサーバーの設置先では
冷却しながら静置したり或いはそのままの状態で
しばらく放置して時間をおき、炭酸ガスの活動が
落ち着いた項を見計らつてビールを注出すること
が行なわれている。また、ビールサーバーに一旦
セツトしたビール樽220を他の樽に交換する時
には、デイスペンスヘツド17をフイツテイング
口金からら脱したり着けたりする作業を伴なうた
め、ビールホース18内に空気が充満し、このま
まの状態で新しく交換したビール樽20からビー
ルを注出すると、最初の数杯は泡が多くて飲用に
不適である。このため、ビル樽20を交換したと
きは、デイスペンスヘツド17及び手動コツク1
6の各ハンドルを操作してビールホース18内に
炭酸ガスを充満させ、ビールホース18内のエア
抜きを行なつている。
上記のように、ビール樽の移動や交換等に際し
てはその取扱いに十分注意してそれなりの処置を
施せばかかる問題は解決でき、以後は手動コツク
16の操作により適正な泡量の冷えたビールを、
樽内のビールがなくなるまでいつでも必要な時に
連続して注出することができる。
てはその取扱いに十分注意してそれなりの処置を
施せばかかる問題は解決でき、以後は手動コツク
16の操作により適正な泡量の冷えたビールを、
樽内のビールがなくなるまでいつでも必要な時に
連続して注出することができる。
周知のように、冷凍サイクルの運転中は、蒸発
器13がビール貯蔵庫1内の空気から奪つた熱
量、いわゆる冷凍効果と、圧縮機9から冷媒に与
えた仕事の熱当量、いわゆる圧縮仕事量とを合計
した熱量が凝縮器10によつて空気中に放出さ
れ、この凝縮器10は凝縮器用フアン11によつ
て強制的に冷却される。また、圧縮機9の運転中
は、圧縮仕事の機械的損失による発熱のためその
ケーシングの温度は非常に高くなつており、ケー
シング表面全体からの自己放流及び凝縮用フアン
11の吸い込み作用により凝縮器10を通つて出
てくる凝縮器冷却用の空気によつて圧縮機9は冷
却される。ちなみに、外気温度が30℃前後となる
夏場等において、冷媒としてR―12を使用した冷
凍サイクルの場合、凝縮器10内の冷媒の凝縮温
度は40〜45℃となり、凝縮用フアン11によつて
凝縮器10から吸い出される空気の温度は45〜50
℃と非常に高くなる。またこのときには圧縮機9
のケーシング表面の温度は55〜80℃に達する。
器13がビール貯蔵庫1内の空気から奪つた熱
量、いわゆる冷凍効果と、圧縮機9から冷媒に与
えた仕事の熱当量、いわゆる圧縮仕事量とを合計
した熱量が凝縮器10によつて空気中に放出さ
れ、この凝縮器10は凝縮器用フアン11によつ
て強制的に冷却される。また、圧縮機9の運転中
は、圧縮仕事の機械的損失による発熱のためその
ケーシングの温度は非常に高くなつており、ケー
シング表面全体からの自己放流及び凝縮用フアン
11の吸い込み作用により凝縮器10を通つて出
てくる凝縮器冷却用の空気によつて圧縮機9は冷
却される。ちなみに、外気温度が30℃前後となる
夏場等において、冷媒としてR―12を使用した冷
凍サイクルの場合、凝縮器10内の冷媒の凝縮温
度は40〜45℃となり、凝縮用フアン11によつて
凝縮器10から吸い出される空気の温度は45〜50
℃と非常に高くなる。またこのときには圧縮機9
のケーシング表面の温度は55〜80℃に達する。
通常、機械室2の周囲は、安全上の配慮及びデ
ザイイン上の理由から、ステンス鋼板や塩化ビニ
ル樹脂積層鋼板等の金属の薄板よりなるケーシン
グやカバーによつて外部を形成されており、機械
室2の内部は外部から遮蔽さている。勿論、機械
室2を隠蔽するケーシングやカバーには、凝縮器
10が強制通風式であれば、凝縮器10冷却用の
空気を吸い込むための開口部及び凝縮器10を冷
却した後の空気を吐き出すための開口部が、パン
チングやランス加工によつて左右の側面や背面に
形成されているが、これだけでは換気が十分でな
い。しかも、ビールサーバーは設置スペースの有
効利用という立場から、建屋の壁面や隣り合う他
の装置の筐体等にその背面や左右の側面を接触さ
せて設置されているため、機械室2の吐き出し用
の開口部から外部に吐出される空気が建屋の壁面
等に当たつてはね返り、再び機械室2の吸い込み
用の開口部から吸い込まれ、いわゆる暖気のシヨ
ートサーキツトが形成され、冷凍サイクルを長時
間運転していると、その間に機械室2に熱がこも
ることになる。この結果、機械室2の空気温度は
非常に高くなつて凝縮器10から吸い出される空
気の温度とほぼ同じ値である45〜50℃となる。
ザイイン上の理由から、ステンス鋼板や塩化ビニ
ル樹脂積層鋼板等の金属の薄板よりなるケーシン
グやカバーによつて外部を形成されており、機械
室2の内部は外部から遮蔽さている。勿論、機械
室2を隠蔽するケーシングやカバーには、凝縮器
10が強制通風式であれば、凝縮器10冷却用の
空気を吸い込むための開口部及び凝縮器10を冷
却した後の空気を吐き出すための開口部が、パン
チングやランス加工によつて左右の側面や背面に
形成されているが、これだけでは換気が十分でな
い。しかも、ビールサーバーは設置スペースの有
効利用という立場から、建屋の壁面や隣り合う他
の装置の筐体等にその背面や左右の側面を接触さ
せて設置されているため、機械室2の吐き出し用
の開口部から外部に吐出される空気が建屋の壁面
等に当たつてはね返り、再び機械室2の吸い込み
用の開口部から吸い込まれ、いわゆる暖気のシヨ
ートサーキツトが形成され、冷凍サイクルを長時
間運転していると、その間に機械室2に熱がこも
ることになる。この結果、機械室2の空気温度は
非常に高くなつて凝縮器10から吸い出される空
気の温度とほぼ同じ値である45〜50℃となる。
また、凝縮器10が自然対流式であれば、ビー
ル貯蔵庫1の背面部や側面部等にワイヤコンデン
サを取り付け、凝縮用のフアン11を使用せず、
ワイヤコンデンサのパイプ表面の温度とその周囲
の空気温度との差によつて対流させワイヤコンデ
ンサを冷却するようになつており、強制通風式の
場合のように放熱作用を行なう凝縮器を機械室2
内に設けていないが、自然対流式の場合は強制通
風式の場合に比べて凝縮器の放熱効果が悪くなる
ため冷媒の凝縮温度が5〜10℃高くなり、その結
果圧縮機9のケーシング温度も同様に5〜10℃位
上昇し、しかも強制通風式の場合のように機械室
2内に通風用のフアンが設けてないため圧縮機9
の放熱作用が著しく悪くなり、機械室2の中はか
なりの熱がこもつてくる。また、ビールサーバー
が建屋の壁面等に接触して設置されると、空気の
流れが極めて悪くなるため、ビールサーバー本体
の側面や背面等に設けられたワイヤコンデンサの
周囲の空気温度は冷凍サイクルの運転時間の経過
と共に次第に高くなり冷媒の凝縮温度が上昇し、
こに伴つて機械室2内に置かれた圧縮機9のケー
シング温度も上昇してくる。勿論、自然対流式の
凝縮器を用いた場合にも機械室2のケーシングや
カバーには自然通風作用によつて機械室2内の換
気を行なうための開口部がパンチングやランス加
工等により設けられているが、これだけでは換気
が十分に行なわれないため、機械室2内のの空気
温度は外気温度が30℃前後であれば40〜50℃位と
極めて高い温度となる。
ル貯蔵庫1の背面部や側面部等にワイヤコンデン
サを取り付け、凝縮用のフアン11を使用せず、
ワイヤコンデンサのパイプ表面の温度とその周囲
の空気温度との差によつて対流させワイヤコンデ
ンサを冷却するようになつており、強制通風式の
場合のように放熱作用を行なう凝縮器を機械室2
内に設けていないが、自然対流式の場合は強制通
風式の場合に比べて凝縮器の放熱効果が悪くなる
ため冷媒の凝縮温度が5〜10℃高くなり、その結
果圧縮機9のケーシング温度も同様に5〜10℃位
上昇し、しかも強制通風式の場合のように機械室
2内に通風用のフアンが設けてないため圧縮機9
の放熱作用が著しく悪くなり、機械室2の中はか
なりの熱がこもつてくる。また、ビールサーバー
が建屋の壁面等に接触して設置されると、空気の
流れが極めて悪くなるため、ビールサーバー本体
の側面や背面等に設けられたワイヤコンデンサの
周囲の空気温度は冷凍サイクルの運転時間の経過
と共に次第に高くなり冷媒の凝縮温度が上昇し、
こに伴つて機械室2内に置かれた圧縮機9のケー
シング温度も上昇してくる。勿論、自然対流式の
凝縮器を用いた場合にも機械室2のケーシングや
カバーには自然通風作用によつて機械室2内の換
気を行なうための開口部がパンチングやランス加
工等により設けられているが、これだけでは換気
が十分に行なわれないため、機械室2内のの空気
温度は外気温度が30℃前後であれば40〜50℃位と
極めて高い温度となる。
一方、ビール貯蔵庫1内が一定の温度まで冷却
され、温度制御素子24が作動して冷凍サイクル
の運転が停止した場合を考えると、この状態では
凝縮器の放熱及び圧縮機の発熱作用はなくなる
が、機械室2内はその通気用の開口部から自然に
出入する外部の空気によつて自然冷却されるだけ
であるから、これだけでは冷却が十分に行なわれ
ず、冷凍サイクルの運転中に機械室2内にこもつ
た熱はほとんど放出されない。一般に外気温度が
約30℃のとき、一旦40〜50℃に上がつた機械室2
の空気温度は冷凍サイクルの運転を停止した状態
で数時間以上放置しておかなければ、外気温度と
同程度の温度まで下がらない。また、冷凍サイク
ルは温度制御素子24の検出温度によつて停止と
運転を繰り返し、そのインターバールは冷凍サイ
クルの能力、温度制御素子の特性等によつて異な
るため一概には言えないが、一例を挙げると、通
常オン時間は5〜10分間、オフ時間は20〜25分間
位であり、その運転率は15〜35%位である。
され、温度制御素子24が作動して冷凍サイクル
の運転が停止した場合を考えると、この状態では
凝縮器の放熱及び圧縮機の発熱作用はなくなる
が、機械室2内はその通気用の開口部から自然に
出入する外部の空気によつて自然冷却されるだけ
であるから、これだけでは冷却が十分に行なわれ
ず、冷凍サイクルの運転中に機械室2内にこもつ
た熱はほとんど放出されない。一般に外気温度が
約30℃のとき、一旦40〜50℃に上がつた機械室2
の空気温度は冷凍サイクルの運転を停止した状態
で数時間以上放置しておかなければ、外気温度と
同程度の温度まで下がらない。また、冷凍サイク
ルは温度制御素子24の検出温度によつて停止と
運転を繰り返し、そのインターバールは冷凍サイ
クルの能力、温度制御素子の特性等によつて異な
るため一概には言えないが、一例を挙げると、通
常オン時間は5〜10分間、オフ時間は20〜25分間
位であり、その運転率は15〜35%位である。
以上のことからも明らかなように、機械室2内
の空気温度は冷凍サイクルの運転中に一旦上昇し
てしまうと温度制御素子24の制御により冷凍サ
イクルが停止してもそのオフ時間内には外気温度
まで下がらずに次の運転に入いり、いつも40〜50
℃程度の高い温度を維持することになる。また、
仮に外気温度まで下がつたとしても、機械室2内
は30℃という高温の雰囲気にさらされることには
変わりがない。このため、第1図からも明らかな
ように、ビールホース18は、機械室2を経由し
て手動コツク16に接続されているから、機械室
2の熱気によつて加熱されることになる。もちろ
ん、ビールホース18の機械室2を経由する部分
は断熱材19で被覆されているが、実際にはこれ
による断熱効果は殆んどない。ビール注出時はビ
ールホース18内を3〜5℃等の一定の低い温度
に冷やされたビールが瞬間的に通過するだけであ
るが、ビールの注出を終えそのままの状態で放置
しておくと、ビールホース18内に残留したビー
ルは機械室2内にこもつた熱気によつて温められ
たその温度が上昇することになる。実験による
と、一連のビール注出を終えてビールホース18
内に充満しているビールの温度が3〜5℃の場
合、約20〜25分間経過すると、その温度は35〜40
℃に上昇した。
の空気温度は冷凍サイクルの運転中に一旦上昇し
てしまうと温度制御素子24の制御により冷凍サ
イクルが停止してもそのオフ時間内には外気温度
まで下がらずに次の運転に入いり、いつも40〜50
℃程度の高い温度を維持することになる。また、
仮に外気温度まで下がつたとしても、機械室2内
は30℃という高温の雰囲気にさらされることには
変わりがない。このため、第1図からも明らかな
ように、ビールホース18は、機械室2を経由し
て手動コツク16に接続されているから、機械室
2の熱気によつて加熱されることになる。もちろ
ん、ビールホース18の機械室2を経由する部分
は断熱材19で被覆されているが、実際にはこれ
による断熱効果は殆んどない。ビール注出時はビ
ールホース18内を3〜5℃等の一定の低い温度
に冷やされたビールが瞬間的に通過するだけであ
るが、ビールの注出を終えそのままの状態で放置
しておくと、ビールホース18内に残留したビー
ルは機械室2内にこもつた熱気によつて温められ
たその温度が上昇することになる。実験による
と、一連のビール注出を終えてビールホース18
内に充満しているビールの温度が3〜5℃の場
合、約20〜25分間経過すると、その温度は35〜40
℃に上昇した。
このようにビールホース18内のビール温度が
上昇すると、ビールホース18内にビールと混在
している炭酸ガスが敏感に反応して活性化し、ビ
ールホース18内には多量の気泡が発生すること
になる。実験結果によると、ビール注出後数分間
経過して注出したビール中には大量の泡が混入
し、最初の1〜2杯は飲用に供し得ないものとな
る。飲用に適したビールは、500ml入りのジヨツ
キを例にとれば泡とビールとの比率が2:8〜
3:7が最適と言われているが、上記の場合は
8:2〜7:3位となつて泡とビールの比率が逆
転してしまい飲用に適さないから、注出したビー
ルを全て廃棄するか或いは泡だけを捨てその上か
ら再度ビールを注出することになる。しかし、泡
だけを捨てることは実際には困難で、泡を捨てる
間に数分間が経過し、その間に再びビールホース
18内の残留ビールの温度が上昇し、次の注出時
に再び多量の泡が放出されることになるので、結
局全部捨ててしまうのが良く、ビールが無駄とな
ると共に余計な手間を要する。従つて、ジヨツキ
1杯のビールを販売するビールサーバーの設置者
にとつては折角注出した大切なビールを廃棄処分
したり、或いはその泡だけを捨てその上から再注
出するなどの煩しい操作を必要とせず、適量の泡
が入つた飲用に適したビールを出来るだけ多く注
出できることが重要になつてくる。
上昇すると、ビールホース18内にビールと混在
している炭酸ガスが敏感に反応して活性化し、ビ
ールホース18内には多量の気泡が発生すること
になる。実験結果によると、ビール注出後数分間
経過して注出したビール中には大量の泡が混入
し、最初の1〜2杯は飲用に供し得ないものとな
る。飲用に適したビールは、500ml入りのジヨツ
キを例にとれば泡とビールとの比率が2:8〜
3:7が最適と言われているが、上記の場合は
8:2〜7:3位となつて泡とビールの比率が逆
転してしまい飲用に適さないから、注出したビー
ルを全て廃棄するか或いは泡だけを捨てその上か
ら再度ビールを注出することになる。しかし、泡
だけを捨てることは実際には困難で、泡を捨てる
間に数分間が経過し、その間に再びビールホース
18内の残留ビールの温度が上昇し、次の注出時
に再び多量の泡が放出されることになるので、結
局全部捨ててしまうのが良く、ビールが無駄とな
ると共に余計な手間を要する。従つて、ジヨツキ
1杯のビールを販売するビールサーバーの設置者
にとつては折角注出した大切なビールを廃棄処分
したり、或いはその泡だけを捨てその上から再注
出するなどの煩しい操作を必要とせず、適量の泡
が入つた飲用に適したビールを出来るだけ多く注
出できることが重要になつてくる。
このため、従来から、実公昭57―46317号公報
に示されるように、機械室を経由するビールホー
スを冷却する技術が考案されている。
に示されるように、機械室を経由するビールホー
スを冷却する技術が考案されている。
しかしながら、この従来例は、機械室へビール
貯蔵庫を入り込ませ、その入り込んだスペースに
冷却器及びビールホースを設けているため、機械
室部分が大きくなる問題がある。またビールホー
スの冷却は、ビール樽の冷却と兼ねて1つの冷却
器により行つており、その、冷却器はビール樽部
の温度によつて制御され、ビール樽部よりビール
ホース部がスペース的に狭いため、ビールホース
が冷え過ぎ、最悪の場合は凍結する場合もある。
貯蔵庫を入り込ませ、その入り込んだスペースに
冷却器及びビールホースを設けているため、機械
室部分が大きくなる問題がある。またビールホー
スの冷却は、ビール樽の冷却と兼ねて1つの冷却
器により行つており、その、冷却器はビール樽部
の温度によつて制御され、ビール樽部よりビール
ホース部がスペース的に狭いため、ビールホース
が冷え過ぎ、最悪の場合は凍結する場合もある。
この発明は、上記従来例の問題点を解決するこ
とを目的とする。
とを目的とする。
この目的を達成するため、この発明にあつて
は、ビール貯蔵庫の上部に、断熱層を介して冷凍
サイクルの機械室を設け、この冷凍サイクルの冷
却器により冷却されるビールの貯蔵庫のビール樽
からのビールホースを、前記機械室を通つてその
前面のビール注出用コツクに接続した従来周知の
ビールサーバーにおいて、前記冷凍サイクルに組
込まれた冷却管を、前記機械室を通るビールホー
スに添設し、かつ、機械室内のビールホース及び
冷却管を断熱材で被覆したのである。
は、ビール貯蔵庫の上部に、断熱層を介して冷凍
サイクルの機械室を設け、この冷凍サイクルの冷
却器により冷却されるビールの貯蔵庫のビール樽
からのビールホースを、前記機械室を通つてその
前面のビール注出用コツクに接続した従来周知の
ビールサーバーにおいて、前記冷凍サイクルに組
込まれた冷却管を、前記機械室を通るビールホー
スに添設し、かつ、機械室内のビールホース及び
冷却管を断熱材で被覆したのである。
このように構成さるビールサーバーは、従来と
同様にしてビールの注出作用が行われ、冷凍サイ
クルの駆動により、ビール樽のみならずビールホ
ースも冷却される。
同様にしてビールの注出作用が行われ、冷凍サイ
クルの駆動により、ビール樽のみならずビールホ
ースも冷却される。
以下、この発明の実施例を添付図面第4図乃至
第8図に基づいて説明する。なお、第1図乃至第
3図に示したものと同一のものは同一の符号を付
し、その説明を省略してある。
第8図に基づいて説明する。なお、第1図乃至第
3図に示したものと同一のものは同一の符号を付
し、その説明を省略してある。
第4〜6図に示すように、機械室2には機械室
2を通過するビールホース8を冷却するビールホ
ース冷却器25が設けられ、この冷却器25はビ
ールホース18を挿通させる銅パイプ26と、銅
パイプ26を介してビールホース18を冷却する
蒸発器27とからなり、蒸発器27にはこれへの
冷媒流量を制御するためのキヤピラリーチユーブ
や膨張弁等よりなる減圧膨張素子28が接続され
ている。上記銅パイプ26はビールホース18へ
の冷却効果を最大限に発揮させるために、機械室
2を貫通するビールホース18をできるだけ長く
被うように形成されている。また、蒸発器27は
普通の銅パイプをコ字状に折り曲げたものであ
り、銅パイプ26に沿わせてその浴面を半田付
け、ろう付け等によつて接合している。なお、銅
パイプ26と蒸発器27の沿面距離はできるだけ
長くし、銅パイプ26の熱を蒸発器27によつて
多く吸収できるようにしておくことが望ましく、
また、銅パイプ26及び蒸発器27の径は適当に
選択すればよい。
2を通過するビールホース8を冷却するビールホ
ース冷却器25が設けられ、この冷却器25はビ
ールホース18を挿通させる銅パイプ26と、銅
パイプ26を介してビールホース18を冷却する
蒸発器27とからなり、蒸発器27にはこれへの
冷媒流量を制御するためのキヤピラリーチユーブ
や膨張弁等よりなる減圧膨張素子28が接続され
ている。上記銅パイプ26はビールホース18へ
の冷却効果を最大限に発揮させるために、機械室
2を貫通するビールホース18をできるだけ長く
被うように形成されている。また、蒸発器27は
普通の銅パイプをコ字状に折り曲げたものであ
り、銅パイプ26に沿わせてその浴面を半田付
け、ろう付け等によつて接合している。なお、銅
パイプ26と蒸発器27の沿面距離はできるだけ
長くし、銅パイプ26の熱を蒸発器27によつて
多く吸収できるようにしておくことが望ましく、
また、銅パイプ26及び蒸発器27の径は適当に
選択すればよい。
上記銅パイプ26と蒸発器27とからなる冷却
器25は、外部への熱漏洩や外部からの熱侵入を
最小限におさえるために、ほぼ全体がネオプレン
スポンジ製の断熱ホース等よりなる断熱材29で
被覆されて熱絶縁されている。なお、断熱効果を
より確実にするために、冷却器25を予め所望の
外形に合わせて作成した成作用金型に入れ、この
金型の中に硬質ウレタン原液を注入して発泡さ
せ、発泡したウレタンが固化した後金型から取り
出して得られる冷却器25と断熱材29との一体
成形品を使用することが望ましい。
器25は、外部への熱漏洩や外部からの熱侵入を
最小限におさえるために、ほぼ全体がネオプレン
スポンジ製の断熱ホース等よりなる断熱材29で
被覆されて熱絶縁されている。なお、断熱効果を
より確実にするために、冷却器25を予め所望の
外形に合わせて作成した成作用金型に入れ、この
金型の中に硬質ウレタン原液を注入して発泡さ
せ、発泡したウレタンが固化した後金型から取り
出して得られる冷却器25と断熱材29との一体
成形品を使用することが望ましい。
上記断熱を施されたビールホース冷却器25の
銅パイプ26の中にはビールホース18が挿通さ
れ、その一端は第1図のビールサーバーと同様に
手動コツク16の接続口金に固着され、他端はデ
イスペンスヘツド17の口金に接続される。ま
た、ビールホース冷却器25の蒸発器27の入口
側は減圧膨張素子28の出口側に接続され、一方
蒸発器27の出口側は減圧膨張素子12の入口側
に接続され、圧縮器9、凝縮器10、減圧膨張素
子12,28及び蒸発器13,27によつて第7
図に示すような冷凍サイクルを構成している。
銅パイプ26の中にはビールホース18が挿通さ
れ、その一端は第1図のビールサーバーと同様に
手動コツク16の接続口金に固着され、他端はデ
イスペンスヘツド17の口金に接続される。ま
た、ビールホース冷却器25の蒸発器27の入口
側は減圧膨張素子28の出口側に接続され、一方
蒸発器27の出口側は減圧膨張素子12の入口側
に接続され、圧縮器9、凝縮器10、減圧膨張素
子12,28及び蒸発器13,27によつて第7
図に示すような冷凍サイクルを構成している。
この発明のビールサーバーは、以上のように構
成されており、第7図に示す冷凍サイクル及び第
8図に示すモリエル線図を用いてその動作を次に
説明する。
成されており、第7図に示す冷凍サイクル及び第
8図に示すモリエル線図を用いてその動作を次に
説明する。
第8図において、点A,B第3図のものと同一
であり、点Aは蒸発器13の出口及び圧縮機9の
吸入口の冷媒の状態、点Bは圧縮機9の吐出口及
び凝縮器10の入口の冷媒の状態、点Cは凝縮器
10の出口及び減圧膨張素子28の入口の冷媒の
状態、点Dは減圧膨張素子12の出口及び蒸発器
13の入口の冷媒の状態、点Eは減圧膨張素子2
8の出口及び蒸発器27の入口の冷媒の状態、点
Fは蒸発器27の出口及び減圧膨張素子12の入
口の冷媒の状態を示している。またPd,Psは第
3図のものと同一であり、Pdは圧縮機9の吐出
圧力及び凝縮器10の凝縮圧力を、Psは蒸発器
13の蒸発圧力及び圧縮機9の吸入圧力を、Pm
はビールホース冷却器25の蒸発器27における
冷媒の蒸発圧力を示している。なお、蒸発器13
内の冷媒が点Aの状態で圧縮機9に吸い込まれて
点Bの状態で吐出され、吐出されたB冷媒が凝縮
器10に入つて凝縮液化され点Cの状態で出てく
るまでの過程は、第3図と同様であるので、その
説明は省略し、それ以後について説明する。
であり、点Aは蒸発器13の出口及び圧縮機9の
吸入口の冷媒の状態、点Bは圧縮機9の吐出口及
び凝縮器10の入口の冷媒の状態、点Cは凝縮器
10の出口及び減圧膨張素子28の入口の冷媒の
状態、点Dは減圧膨張素子12の出口及び蒸発器
13の入口の冷媒の状態、点Eは減圧膨張素子2
8の出口及び蒸発器27の入口の冷媒の状態、点
Fは蒸発器27の出口及び減圧膨張素子12の入
口の冷媒の状態を示している。またPd,Psは第
3図のものと同一であり、Pdは圧縮機9の吐出
圧力及び凝縮器10の凝縮圧力を、Psは蒸発器
13の蒸発圧力及び圧縮機9の吸入圧力を、Pm
はビールホース冷却器25の蒸発器27における
冷媒の蒸発圧力を示している。なお、蒸発器13
内の冷媒が点Aの状態で圧縮機9に吸い込まれて
点Bの状態で吐出され、吐出されたB冷媒が凝縮
器10に入つて凝縮液化され点Cの状態で出てく
るまでの過程は、第3図と同様であるので、その
説明は省略し、それ以後について説明する。
凝縮器10を出た高温高圧の冷媒液は、減圧膨
張素子28によりその圧力をPdからPmに減圧さ
れ膨張し、過冷却液→飽和液→湿り飽和蒸気へと
その状態を変化し、点Eで示される低温低圧の湿
り飽和蒸気の状態でビールホース冷却器25の蒸
発器27に送り込まれる。減圧膨張素子28を出
た低温低圧の冷媒液は、蒸発器27によつて蒸発
器27の周囲にある物体(ここでは蒸発器27に
固着された銅パイプ26内にある空気)から蒸発
に必要な熱を奪いながら一定の圧力Pmの下にそ
の一部だけが蒸発し、点Fで示される湿り飽和蒸
気の状態で減圧膨張素子12へ送り込まれる。こ
の点かEから点Fに状態を変化させることによ
り、冷媒はその乾き度が変化する。
張素子28によりその圧力をPdからPmに減圧さ
れ膨張し、過冷却液→飽和液→湿り飽和蒸気へと
その状態を変化し、点Eで示される低温低圧の湿
り飽和蒸気の状態でビールホース冷却器25の蒸
発器27に送り込まれる。減圧膨張素子28を出
た低温低圧の冷媒液は、蒸発器27によつて蒸発
器27の周囲にある物体(ここでは蒸発器27に
固着された銅パイプ26内にある空気)から蒸発
に必要な熱を奪いながら一定の圧力Pmの下にそ
の一部だけが蒸発し、点Fで示される湿り飽和蒸
気の状態で減圧膨張素子12へ送り込まれる。こ
の点かEから点Fに状態を変化させることによ
り、冷媒はその乾き度が変化する。
上記ビールホース冷却器25の蒸発器27を出
た冷媒液は減圧膨張素子12によりその圧力を
PmからPsへと更に減圧され膨張し、点Dで示さ
れる低温低圧の湿り飽和蒸気の状態で蒸発器13
に送り込まれる。減圧膨張素子12を出た低温低
圧の冷媒は蒸発器13内で第3図の場合と同様に
その液相部分蒸発器13の周囲の熱を吸収して一
定の圧力Psの下で蒸発し、再び点Aで示される
低温低圧の過熱ガスの状態で圧縮機9に吸い込ま
れる。
た冷媒液は減圧膨張素子12によりその圧力を
PmからPsへと更に減圧され膨張し、点Dで示さ
れる低温低圧の湿り飽和蒸気の状態で蒸発器13
に送り込まれる。減圧膨張素子12を出た低温低
圧の冷媒は蒸発器13内で第3図の場合と同様に
その液相部分蒸発器13の周囲の熱を吸収して一
定の圧力Psの下で蒸発し、再び点Aで示される
低温低圧の過熱ガスの状態で圧縮機9に吸い込ま
れる。
以上のように、冷媒は圧縮→凝縮→減圧膨張素
子28による膨張→ビールホール冷却器25の蒸
発器27による蒸発→減圧膨張素子12による膨
張→ビール貯蔵庫1の蒸発器13による蒸発の基
本的な6個の作用を繰り返しながら、温度制御素
子24によつて冷凍サイクルの運転を停止される
までの間、銅パイプ等の冷媒配管によつて各構成
機器間を連通されたサイクルの系統内を循環して
所定の冷却作用を行なう。
子28による膨張→ビールホール冷却器25の蒸
発器27による蒸発→減圧膨張素子12による膨
張→ビール貯蔵庫1の蒸発器13による蒸発の基
本的な6個の作用を繰り返しながら、温度制御素
子24によつて冷凍サイクルの運転を停止される
までの間、銅パイプ等の冷媒配管によつて各構成
機器間を連通されたサイクルの系統内を循環して
所定の冷却作用を行なう。
なお、上記ビールホース冷却器25の蒸発器2
7内で冷媒液が蒸発すると、蒸発器27は減圧膨
張素子28の持つ抵抗によつて決められる蒸発圧
力Pmに見合つた蒸発温度まで冷却され、この蒸
発器27に固着された銅パイプ26にもこの冷熱
が伝導され、銅パイプ26もほぼ同じ温度まで冷
えるため銅パイプ26内の空気が冷却される。銅
パイプ26内が冷却されると、この中に挿入され
ているビールホース18及びその内部のビールも
冷却される。このようにして、ビール貯蔵室1内
の温度を制御する温度制御素子24によつて冷凍
サイクルが運転を行なうたびにビールホース冷却
器25も冷却作用を行ないビールホース18内の
ビールを所定温度に冷却する。実際、周囲温度30
℃で、冷媒にR―12を用い、蒸発器27の蒸発圧
力Pmを約3Kg/cm2・G蒸発温度を約8℃に設定
して実験したところ、機械室2を貫通するビール
ホース18内の温度は、ビールホース冷却器25
を備えていない従来のビールサーバーでは最低で
も約35℃以上とかなりの高温であつたのが、この
発明のものでは冷凍サイクルの運転中は約8℃、
また最も条件の良くない停止中でも約23℃と著し
く低くなることが確認された。この結果、従来品
では、前の注出を終えて数分間経つと次の注出時
に最初の1〜2杯に必ず多量の泡が出て飲用に適
さなかつたが、この発明のものではビールホース
18内に残留しているビールの温度は常に約8〜
23℃の範囲に保持されているため、一番条件の悪
い23℃の状態であつても次の注出時には最初の1
杯目でも泡とビールの比率が3:7まで改良さ
れ、飲用に適したものになつた。
7内で冷媒液が蒸発すると、蒸発器27は減圧膨
張素子28の持つ抵抗によつて決められる蒸発圧
力Pmに見合つた蒸発温度まで冷却され、この蒸
発器27に固着された銅パイプ26にもこの冷熱
が伝導され、銅パイプ26もほぼ同じ温度まで冷
えるため銅パイプ26内の空気が冷却される。銅
パイプ26内が冷却されると、この中に挿入され
ているビールホース18及びその内部のビールも
冷却される。このようにして、ビール貯蔵室1内
の温度を制御する温度制御素子24によつて冷凍
サイクルが運転を行なうたびにビールホース冷却
器25も冷却作用を行ないビールホース18内の
ビールを所定温度に冷却する。実際、周囲温度30
℃で、冷媒にR―12を用い、蒸発器27の蒸発圧
力Pmを約3Kg/cm2・G蒸発温度を約8℃に設定
して実験したところ、機械室2を貫通するビール
ホース18内の温度は、ビールホース冷却器25
を備えていない従来のビールサーバーでは最低で
も約35℃以上とかなりの高温であつたのが、この
発明のものでは冷凍サイクルの運転中は約8℃、
また最も条件の良くない停止中でも約23℃と著し
く低くなることが確認された。この結果、従来品
では、前の注出を終えて数分間経つと次の注出時
に最初の1〜2杯に必ず多量の泡が出て飲用に適
さなかつたが、この発明のものではビールホース
18内に残留しているビールの温度は常に約8〜
23℃の範囲に保持されているため、一番条件の悪
い23℃の状態であつても次の注出時には最初の1
杯目でも泡とビールの比率が3:7まで改良さ
れ、飲用に適したものになつた。
以上の実施例において、ビール貯蔵庫1内の蒸
発器13は、アルミウムのロールボンド加工より
なるプレート形クーラーや、通常の銅パイプ、ア
ルミニウムパイプをヘアピン状に曲け加工した裸
管コイル式クーラー等の適当なクーラーを用いて
もよく、庫内空気撹拌用冷却フアン15及び冷気
循環用の風洞を形成するバツフル板14をとり除
いた自然対流式としてもよい。
発器13は、アルミウムのロールボンド加工より
なるプレート形クーラーや、通常の銅パイプ、ア
ルミニウムパイプをヘアピン状に曲け加工した裸
管コイル式クーラー等の適当なクーラーを用いて
もよく、庫内空気撹拌用冷却フアン15及び冷気
循環用の風洞を形成するバツフル板14をとり除
いた自然対流式としてもよい。
また、凝縮器10は、ワイヤーコンデンサを用
いてもよく、凝縮空気撹拌用の冷却フアン11を
用いずにビールサーバーの筐体3の背面、側面等
にワイヤーコンデンサを設けた自然対流式として
も良く、周知の2重管等よりなる水冷式の凝縮器
を用いてもよい。
いてもよく、凝縮空気撹拌用の冷却フアン11を
用いずにビールサーバーの筐体3の背面、側面等
にワイヤーコンデンサを設けた自然対流式として
も良く、周知の2重管等よりなる水冷式の凝縮器
を用いてもよい。
また、ビールホース冷却器25の蒸発器27
は、銅パイプ26に沿わせて半田付け等によつて
固着したが、銅パイプ26の周囲に螺旋状に巻き
付け必要に応じてそれらの接触面を半田付け等に
よつて接合しても良いし、また、周知の水冷式の
凝縮器に用いれている2重管の原理と同様に、同
心円の2重構造よりなる2重パイプを使用し、そ
の外側の管と内側の管の間に冷媒を流してこれを
ビールホース冷却器25の蒸発器27として用
い、内側の管内にビールホース18を挿入するよ
うに構成しても良い。また、ビールホース冷却用
の蒸発器27は、第7図の冷凍サイクルにも示さ
れるように、凝縮器10と減圧膨張素子12との
間に設けてあるが、蒸発器27と蒸発器13の位
置を入れ替え、ビールホース冷却器25の蒸発器
27をビール貯蔵庫1冷却用の蒸発器13の後段
側に設け先に蒸発器13内で冷媒を蒸発させ、ビ
ール貯蔵庫1内を冷却した後の冷媒を蒸発器27
内で蒸発させビールホース18を後から冷却する
ように構成しても良いし、或いは、ビールホース
冷却器25の減圧膨張素子28と蒸発器27の直
列接続よりなるビールホース冷却用回路と、減圧
膨張素子12と蒸発器13の直列接続よりなるビ
ール貯蔵庫冷却用回路とを並列に設け、減圧膨張
素子28,12の入口側を凝縮器10の出口側
に、蒸発器27,13の出口側を圧縮機9の入口
側に集合接続し、冷媒をこれらの2系統の冷却用
回路に分流させて、蒸発器27,13内で蒸発さ
せビールホース18、ビール貯蔵庫1を冷却した
後に合流させ、圧縮材9に吸い込ませるように構
成してもよい。
は、銅パイプ26に沿わせて半田付け等によつて
固着したが、銅パイプ26の周囲に螺旋状に巻き
付け必要に応じてそれらの接触面を半田付け等に
よつて接合しても良いし、また、周知の水冷式の
凝縮器に用いれている2重管の原理と同様に、同
心円の2重構造よりなる2重パイプを使用し、そ
の外側の管と内側の管の間に冷媒を流してこれを
ビールホース冷却器25の蒸発器27として用
い、内側の管内にビールホース18を挿入するよ
うに構成しても良い。また、ビールホース冷却用
の蒸発器27は、第7図の冷凍サイクルにも示さ
れるように、凝縮器10と減圧膨張素子12との
間に設けてあるが、蒸発器27と蒸発器13の位
置を入れ替え、ビールホース冷却器25の蒸発器
27をビール貯蔵庫1冷却用の蒸発器13の後段
側に設け先に蒸発器13内で冷媒を蒸発させ、ビ
ール貯蔵庫1内を冷却した後の冷媒を蒸発器27
内で蒸発させビールホース18を後から冷却する
ように構成しても良いし、或いは、ビールホース
冷却器25の減圧膨張素子28と蒸発器27の直
列接続よりなるビールホース冷却用回路と、減圧
膨張素子12と蒸発器13の直列接続よりなるビ
ール貯蔵庫冷却用回路とを並列に設け、減圧膨張
素子28,12の入口側を凝縮器10の出口側
に、蒸発器27,13の出口側を圧縮機9の入口
側に集合接続し、冷媒をこれらの2系統の冷却用
回路に分流させて、蒸発器27,13内で蒸発さ
せビールホース18、ビール貯蔵庫1を冷却した
後に合流させ、圧縮材9に吸い込ませるように構
成してもよい。
この発明は、以上のように構成して、ビール樽
の冷却器とは別の冷却管によりビールホースを冷
却するようにしたので、ビールホース単独の冷却
温度を得ることができ、ビールホースが凍結する
危惧はない。
の冷却器とは別の冷却管によりビールホースを冷
却するようにしたので、ビールホース単独の冷却
温度を得ることができ、ビールホースが凍結する
危惧はない。
また、ビールホースに冷却管を添設しているた
め、冷却効率もよいうえに、その冷冷却部分が、
ビールホースへの冷却管の添設及び断熱材による
被覆で構成してコンパクトにしているため、機械
室内でそのビールホース部分の専用スペースも少
なくてすみ、機械室が大型化することもない。
め、冷却効率もよいうえに、その冷冷却部分が、
ビールホースへの冷却管の添設及び断熱材による
被覆で構成してコンパクトにしているため、機械
室内でそのビールホース部分の専用スペースも少
なくてすみ、機械室が大型化することもない。
したがつて、この発明によれば、ビールサーバ
ーの大型化を招くことなく、ビールホースを最適
な温度に効率よく冷却することができる。
ーの大型化を招くことなく、ビールホースを最適
な温度に効率よく冷却することができる。
第1図は従来の空冷方式ビールサーバーの原理
構造を示す側断面図、第2図は第1図の冷凍サイ
クルの基本構成を示す系統図、第3図は第2図に
おけるモリエル線図、第4図はこの発明の一例で
ある空冷方式ビールサーバーの基本構成を示す断
面図、第5図は第4図の要部拡大図、第6図は第
5図のX―X線断面図、第7図は第4図の冷凍サ
イクルを示す系統図、第8図は第7図におけるモ
リエル線図である。 1……ビール貯蔵庫、2……機械室、3……筐
体、4……扉、5……外箱、6……内箱、7……
断熱層、8……ガスケツトパツキン、9……圧縮
機、10……凝縮器、11……冷却フアン、12
……減圧膨張素子、13……蒸発器、14……バ
ツフル板、15……冷却フアン、16……手動コ
ツク、17……デイスペンスヘツド、18………
ビールホース、19……断熱材、20……ビール
樽、21……ガスボンベ、22……ガスホース、
23……圧力調整器、24……温度制御素子、2
5……冷却器、26……銅パイプ、27……蒸発
器、28……減圧膨張素子、29……断熱材。
構造を示す側断面図、第2図は第1図の冷凍サイ
クルの基本構成を示す系統図、第3図は第2図に
おけるモリエル線図、第4図はこの発明の一例で
ある空冷方式ビールサーバーの基本構成を示す断
面図、第5図は第4図の要部拡大図、第6図は第
5図のX―X線断面図、第7図は第4図の冷凍サ
イクルを示す系統図、第8図は第7図におけるモ
リエル線図である。 1……ビール貯蔵庫、2……機械室、3……筐
体、4……扉、5……外箱、6……内箱、7……
断熱層、8……ガスケツトパツキン、9……圧縮
機、10……凝縮器、11……冷却フアン、12
……減圧膨張素子、13……蒸発器、14……バ
ツフル板、15……冷却フアン、16……手動コ
ツク、17……デイスペンスヘツド、18………
ビールホース、19……断熱材、20……ビール
樽、21……ガスボンベ、22……ガスホース、
23……圧力調整器、24……温度制御素子、2
5……冷却器、26……銅パイプ、27……蒸発
器、28……減圧膨張素子、29……断熱材。
Claims (1)
- 1 ビール貯蔵庫1の上部に、断熱層7を介して
冷凍サイクルの機械室2を設け、その冷凍サイク
ルの冷却器13により冷却されるビール貯蔵庫1
のビール樽20からのビールホース18を、前記
機械室2を通つてその前面のビール注出用コツク
16に接続したビールサーバーにおいて、前記冷
凍サイクルに組込んだ冷却管27を、前記機械室
2を通るビールホース18に添設し、かつ、機械
室2内のビールホース18及び冷却管27を断熱
材29で被覆したことを特徴とするビールサーバ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21693483A JPS60110690A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | ビ−ルサ−バ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21693483A JPS60110690A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | ビ−ルサ−バ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60110690A JPS60110690A (ja) | 1985-06-17 |
| JPH0156997B2 true JPH0156997B2 (ja) | 1989-12-04 |
Family
ID=16696213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21693483A Granted JPS60110690A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | ビ−ルサ−バ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60110690A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5829581B2 (ja) * | 2012-07-25 | 2015-12-09 | 阪神食品株式会社 | ビール等の酒類注ぎ装置 |
| JP5955741B2 (ja) * | 2012-10-26 | 2016-07-20 | サッポロビール株式会社 | 樽詰め発泡性果実酒の注出方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS587558B2 (ja) * | 1978-07-11 | 1983-02-10 | 富士電機株式会社 | 飲料供給装置 |
-
1983
- 1983-11-15 JP JP21693483A patent/JPS60110690A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60110690A (ja) | 1985-06-17 |
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