JPH0158282B2 - - Google Patents
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- JPH0158282B2 JPH0158282B2 JP9357782A JP9357782A JPH0158282B2 JP H0158282 B2 JPH0158282 B2 JP H0158282B2 JP 9357782 A JP9357782 A JP 9357782A JP 9357782 A JP9357782 A JP 9357782A JP H0158282 B2 JPH0158282 B2 JP H0158282B2
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- Japan
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- cab
- opening
- fixed
- frame
- glass
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- Expired
Links
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/16—Cabins, platforms, or the like, for drivers
- E02F9/163—Structures to protect drivers, e.g. cabins, doors for cabins; Falling object protection structure [FOPS]; Roll over protection structure [ROPS]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、バツクホウ等のシヨベル系掘削機械
におけるキヤブ構造の改良に関するものである。 従来より知られるシヨベル系掘削機械の構成
は、いまバツクホウを例にして説明すると、第1
図に示したように走行装置としてのクローラー1
上に旋回フレーム2を備え、この旋回フレーム2
上に運転台であるキヤブ3と、油圧シリンダ装置
4,5,6、アーム7,8およびバケツト9を含
む作業機械部分とを搭載してなる構造をなしてお
り、このうちキヤブ3は、室内の運転者が、アー
ム等の駆動状態、周囲の作業環境状況等を目視し
ながら運転操作を行なえるように配慮されて構成
されている。すなわちキヤブ3の前面および側面
は、可能な範囲で透視ガラス窓形式の構造に設け
られ、特に前面については、視界を広くし、かつ
必要に応じて窓を開放した状態で作業を行なえる
ように、第2図イ,ロに示す如く上・下に区分し
たうちの上側窓についてはスライドにより開放で
きるフルオープン式の窓構造としたものが多く用
いられている。 ここでキヤブ前面を、前述の如く下側の固定ガ
ラス構造と、上側のフルオープン式窓構造とに区
分して構成している理由は、キヤブ外形はアー
ム、バケツト等の駆動範囲を出来るだけ制約しな
い構造をなすこと、他方キヤブ室内容積は操作レ
バー等の設置、運転者の活動に出来るだけ余裕を
もたせ、かつ運転者に前方下方の視界を無理なく
与えるのが望ましいことなどから、キヤブ前面の
形状は第2図イに示す如く上下方向の中間より若
干下側に設けた横桟10の上側、下側で異なる傾
斜(該横桟部で最も外側に膨らんだ形状)をなす
ようにその外形形状を形成させるのがよく、また
この場合に窓の開閉は上側で出来れば充分と考え
られるからである。 そして、前面部上側の窓構造をフルオープン式
とするためには、一般にその窓開口20に対し、
これを閉塞するガラスおよびこれ支持する枠フレ
ームからなる構成体(以下窓板と称する)を、閉
塞時においては、キヤブ前面の開口20周縁枠3
1,32,33の縁を覆うように取着されたゴムパ
ツキング23と、横桟10上に取着されたゴムパ
ツキング(図示せず)とに対して前記窓板11の
枠フレームを押圧係合させ、開放時には、窓板を
キヤブ天井部に後退収納させるようにすることが
なされており、この後退収納は、窓板11の枠フ
レーム左右側面の上下それぞれにローラ12,1
3を組付け、一方前窓開口周縁枠32,33の内側
に上下方向をなすように設置したガイドレール2
1,21、およびキヤブ内天井部の左右に前後方
向をなすように設置したガイドレール22,22
とを設け、前記窓板11のロール12,13をガ
イドレールに滑合させて摺動案内させることによ
り、この窓板をカルダン機構の運動リンクのよう
に動作させて収納できるようにしているのが普通
である。 第5図において示したa,b,cの状態は、窓
板11が前窓開口を閉塞している状態から引き上
げられて天井下面部に後退収納される途中の順次
姿勢を示している。 なお図中14は窓板11のガラス、15は枠フ
レーム、16はゴムパツキング、17は把手であ
り、また18はキヤブ前面の下側に固定されたガ
ラス、19はその支持用のゴムパツキング、20
は上側前窓の開口である。 ところで、近時の傾向として、この種のキヤブ
構造における前述した前面部の構成につき、運転
者の視界を一層良好に与えることが望まれ、この
ため前記第2図イ,ロに示した横桟10を省略し
た構造のものが提案されている。 第6図はこのような構成のキヤブ前面の形状を
示しており、下側の固定ガラス118は左右縁枠
および下縁枠の三辺においてキヤブ本体にゴムパ
ツキング119(Z型ゴムパツキング)を介して
固定的に支持され、上縁についてはガラス端面が
そのまま開放されるようになつているのである。 而して、このような構成のキヤブ構造において
は、前面の上側窓板を開放させたときに、従来の
ような視界を遮ぎる横桟がないため、運転者にと
つては、特にこの種の掘削機械で重要な前方下方
の視界が良好になるという効果が得られている。 しかし、このような横桟の省略は、前述した視
界を良好にする反面、従来横桟が果していた機能
を別途に補なつてやらねばならないという問題を
生じている。例えば横桟の省略によるキヤブ全体
構造の剛性低下の補償、開閉上側窓板の閉塞時に
おける下降限界位置の設定、上側窓板閉塞時にお
いて、下側固定ガラスとの接触による封止性(雨
じまい)確保等の問題である。 本発明は、このような前面部の横桟省略型キヤ
ブ構造における問題を効果的に解消するためにな
されたものであり、特に上側窓板閉塞時におい
て、下側固定ガラスと上側窓板との接触部におい
て外部からキヤブ室内に漏出してくる雨水を、キ
ヤブ外部に排出するための簡易なる雨じまい構造
を提供せんとするものである。 すなわち、前述した前面部における横桟省略型
のキヤブ構造においては、下側固定ガラス118
が振動等によつて上方に抜け出てくることを防止
することが必要で、このため第6図のA,A部に
は下側固定ガラス118の上縁に係合するストツ
パを設けねばならない。このために下側固定ガラ
ス118の上縁がなす面は、その左右両側部分
(A,A部分)で若干ではあるが段付形状を呈し、
このような面に上側窓板の下縁に組付けたゴムパ
ツキングを押付けすることにより封止性を得るよ
うにしても、前記段付の故に微小な隙間の発生、
あるいはシール圧低下部分の発生が避け難く、結
果として第6図のA,A部分からのキヤブ室内へ
の雨水の侵入を招いてしまうなどの問題があるか
らである。 そこで本発明においては、このような雨水の侵
入があつたときには、これを確実にキヤブ外部に
排出するようにした雨じまい構造を提供するもの
であり、しかもこの雨じまい構造は、下側固定ガ
ラスのためのストツパ、上側窓板の閉塞時の下降
限界を定める機能をも併せて奏することができる
ようにしたものである。 而して本発明の要旨は、上下方向中間部を略く
の字形に前方にせり出させた形状のキヤブ前面部
の開口を有し、この開口の前記中間部より下側に
位置する下側開口部分には、開口の周縁枠より若
干内側の位置に該周縁枠に沿つてガラス固定用の
固定枠を略U字形に延設させて、下側開口部分を
閉塞する固定ガラスをこの固定枠に支持させ、前
記開口の中間部より上側に位置する上側開口部分
には、引き上げ引き降しにより該上側開口部分を
開閉できる窓板を設けると共に、この窓板の下端
部に、前記固定ガラスの上端縁に突当りする窓板
閉塞時の封止用ゴムパツキンを取着した横桟省略
型のキヤブ構造において、開口の周縁枠と前記固
定枠との間にキヤブ内外を区画する壁状エプロン
部を設けると共に、前記略U字形に延設された固
定枠の左右上端部の内側には、前記周縁枠の内壁
と接してポケツト状の雨水受けをなすブラケツト
を固着すると共に、このブラケツトの前端を前記
エプロン部に向つて侵入雨水を排出するように傾
斜して設けたことを特徴とするシヨベル系掘削機
械のキヤブ構造にある。 以下本発明の実施態様を図面に基づいて詳細に
説明するが、第1図〜第5図と同一の構造部分に
は符号に100を加えて示した。 本発明は、前述した第6図に示す横桟のない前
面部構造を備えたキヤブに適用されるものであ
り、このような構造では前面上側の開口120に
対して下側の固定ガラス118の上端縁が露呈す
ることから、前記開口120を閉塞する窓板が該
下側固定ガラス118と接触係合する部分での封
止性を得るために、前記窓板の下面にゴムパツキ
ングを取着し、このゴムパツキングを下側固定ガ
ラス118の上端面に突合せ係合させることがよ
い。 第7図はこのような下端縁にゴムパツキング1
24の取着された窓板111の構造を示してお
り、このゴムパツキング123は、窓板111の
下端縁の左右両側端に渡るように添設されると共
に、形状的には中空筒状をなして、後記するよう
に下側固定ガラス118の上端縁に突当り係合し
たときに充分可撓変形して、良好な封止性が得ら
れるようにしている。 なお112,113はローラ、114はガラ
ス、115は矩形辺状の枠フレーム、116はガ
ラス114を枠フレーム115に固定されるI型
ゴムパツキング、117は把手である。 そしてこの窓板111の枠フレーム115の下
端側左右背面には、第8図イ,ロに示す如くスト
ツパブラケツト140が固着され、これが後記す
るゴム製ストツパと係合することにより、窓板1
11の開口120閉塞時における位置決めをなす
ように設けられている。 なお、前記下側固定ガラス118の固定位置
は、その上端縁に窓板111の下端ゴムパツキン
グ124が突当り係合される必要があり、また窓
板111は前窓開口の周縁枠1031,1032,
1033に対してその内側面でパツキング123
に押圧されるものであるから、その位置をキヤブ
103前面から若干内側に後退したところに設定
しなければならない。このため、下側固定ガラス
118をパツキング119(Z型ゴム)を介して
支持する正面略U字型の固定枠125はキヤブ前
面より若干内側に後退して設けられ、かつこの固
定枠125とキヤブ前面板の間の間隙は、これら
を結着する壁面126によつてキヤブ内外を区画
するように閉塞されている。而して下側固定ガラ
ス118の前部は、上方に開放した凹型の壁面で
囲まれるエプロン部分127介してキヤブ前面に
臨む構成をなす。 そして、下側固定ガラス118を支持する略U
字型固定枠125の左右の上端には、前記下側固
定ガラス118の位置決め係止を兼ねた雨水排出
用ブラケツト128が固定される。第9図はこの
雨水排出用ブラケツト128の単体斜視図を示し
ており、下側固定ガラスの上端押え部130を一
部に有するプラツトフオーム部129には、その
前端より略直角屈曲されて下方に垂下するよう延
出された固定枠125との固着部131が設けら
れていると共に、該プラツトフオーム部129の
後端側には、上方から下側固定ガラスの上端縁に
突当るように降下してくる窓板111の下降限界
を定めるためのゴムストツパ132が固着されて
いる。このゴムストツパ132の固着は例えば螺
子手段を用いることによりその高さ調整が行なえ
るようにすることが実用上望ましい。 そしてこのプラツトフオーム部129の側方に
は、若干段付きをなして下側位置で前端側に傾斜
するようにテーパープレート部133が形成さ
れ、このテーパープレート部133の周辺は、キ
ヤブ本体の壁体内面に添設して溶接固着されるよ
うになつている。なお、134はプラツトフオー
ム部129およびテーパープレート部134の後
端縁および側縁に形成された立壁であり、このよ
うな構成により、全体としてこの雨水排水用のブ
ラケツト128は、キヤブ壁体内面と協働して、
下側固定ガラス118の左右上端部内側でポケツ
ト状の雨水受けを形成するようになされており、
しかも、前記テーパプレート部134の前下方に
傾斜した前端は、エプロン部127の壁面126
上端に連続するように一体化されている。 なお、本実施態様における雨水排出用のブラケ
ツト128は、固定枠125、壁面126および
キヤブ壁体内面にそれぞれ溶接によつて固着され
るように構成しているが、これはボルト締めによ
つて所定位置に組付け固定し、係合接触部にはシ
ール部材を介在させて雨水漏れのないポケツト部
を形成させるようにしてもよい。 このような構成によれば、窓板111を降下さ
せて前窓開口を閉塞させるようにすると、この窓
板111は、下端背面のストツパブラケツト14
0,140が下方に固定されているゴムストツパ
132,132に係合するまで降下して停止し、
枠フレーム115の上辺、左右辺の前面はキヤブ
周縁枠1031,1032,1033に取着されて
いるゴムパツキング123に押圧され、また下端
縁のゴムパツキング124は下側固定ガラス11
8の上端縁に突当てられて全体のキヤブ内外封止
が行なわれることになるが、固定ガラス118の
組付け固定構造、この固定ガラス118がキヤブ
前面より若干内側に後退されていることなどか
ら、第13図のB部では若干雨水がキヤブ内に侵
入してくることのあるのは既に前述した通りであ
る。 しかし、本発明においては、このような侵入雨
水も、雨水排出用ブラケツト128によつて形成
したポケツト部の存在によりテーパプレート部1
33からエプロン部127に排水できるため、キ
ヤブ室内が雨水によつて濡れることは殆どなく、
実験によれば通常の雨天状況下での使用時のみな
らず、洗車時においても良好な排水性が確認でき
た。そして、このような本発明においては、キヤ
ブ前面の横桟省略という形式の構造で特に問題と
なる雨水侵入の防止を、雨水排出用ブラケツトの
組付けのみで好適に達成することができるばかり
でなく、これを下側固定ガラスの抜出し規制部材
として兼用でき、更には窓板下降限界を定めるス
トツパの台座としても兼用することができるな
ど、その有用性は極めて大なるものである。
におけるキヤブ構造の改良に関するものである。 従来より知られるシヨベル系掘削機械の構成
は、いまバツクホウを例にして説明すると、第1
図に示したように走行装置としてのクローラー1
上に旋回フレーム2を備え、この旋回フレーム2
上に運転台であるキヤブ3と、油圧シリンダ装置
4,5,6、アーム7,8およびバケツト9を含
む作業機械部分とを搭載してなる構造をなしてお
り、このうちキヤブ3は、室内の運転者が、アー
ム等の駆動状態、周囲の作業環境状況等を目視し
ながら運転操作を行なえるように配慮されて構成
されている。すなわちキヤブ3の前面および側面
は、可能な範囲で透視ガラス窓形式の構造に設け
られ、特に前面については、視界を広くし、かつ
必要に応じて窓を開放した状態で作業を行なえる
ように、第2図イ,ロに示す如く上・下に区分し
たうちの上側窓についてはスライドにより開放で
きるフルオープン式の窓構造としたものが多く用
いられている。 ここでキヤブ前面を、前述の如く下側の固定ガ
ラス構造と、上側のフルオープン式窓構造とに区
分して構成している理由は、キヤブ外形はアー
ム、バケツト等の駆動範囲を出来るだけ制約しな
い構造をなすこと、他方キヤブ室内容積は操作レ
バー等の設置、運転者の活動に出来るだけ余裕を
もたせ、かつ運転者に前方下方の視界を無理なく
与えるのが望ましいことなどから、キヤブ前面の
形状は第2図イに示す如く上下方向の中間より若
干下側に設けた横桟10の上側、下側で異なる傾
斜(該横桟部で最も外側に膨らんだ形状)をなす
ようにその外形形状を形成させるのがよく、また
この場合に窓の開閉は上側で出来れば充分と考え
られるからである。 そして、前面部上側の窓構造をフルオープン式
とするためには、一般にその窓開口20に対し、
これを閉塞するガラスおよびこれ支持する枠フレ
ームからなる構成体(以下窓板と称する)を、閉
塞時においては、キヤブ前面の開口20周縁枠3
1,32,33の縁を覆うように取着されたゴムパ
ツキング23と、横桟10上に取着されたゴムパ
ツキング(図示せず)とに対して前記窓板11の
枠フレームを押圧係合させ、開放時には、窓板を
キヤブ天井部に後退収納させるようにすることが
なされており、この後退収納は、窓板11の枠フ
レーム左右側面の上下それぞれにローラ12,1
3を組付け、一方前窓開口周縁枠32,33の内側
に上下方向をなすように設置したガイドレール2
1,21、およびキヤブ内天井部の左右に前後方
向をなすように設置したガイドレール22,22
とを設け、前記窓板11のロール12,13をガ
イドレールに滑合させて摺動案内させることによ
り、この窓板をカルダン機構の運動リンクのよう
に動作させて収納できるようにしているのが普通
である。 第5図において示したa,b,cの状態は、窓
板11が前窓開口を閉塞している状態から引き上
げられて天井下面部に後退収納される途中の順次
姿勢を示している。 なお図中14は窓板11のガラス、15は枠フ
レーム、16はゴムパツキング、17は把手であ
り、また18はキヤブ前面の下側に固定されたガ
ラス、19はその支持用のゴムパツキング、20
は上側前窓の開口である。 ところで、近時の傾向として、この種のキヤブ
構造における前述した前面部の構成につき、運転
者の視界を一層良好に与えることが望まれ、この
ため前記第2図イ,ロに示した横桟10を省略し
た構造のものが提案されている。 第6図はこのような構成のキヤブ前面の形状を
示しており、下側の固定ガラス118は左右縁枠
および下縁枠の三辺においてキヤブ本体にゴムパ
ツキング119(Z型ゴムパツキング)を介して
固定的に支持され、上縁についてはガラス端面が
そのまま開放されるようになつているのである。 而して、このような構成のキヤブ構造において
は、前面の上側窓板を開放させたときに、従来の
ような視界を遮ぎる横桟がないため、運転者にと
つては、特にこの種の掘削機械で重要な前方下方
の視界が良好になるという効果が得られている。 しかし、このような横桟の省略は、前述した視
界を良好にする反面、従来横桟が果していた機能
を別途に補なつてやらねばならないという問題を
生じている。例えば横桟の省略によるキヤブ全体
構造の剛性低下の補償、開閉上側窓板の閉塞時に
おける下降限界位置の設定、上側窓板閉塞時にお
いて、下側固定ガラスとの接触による封止性(雨
じまい)確保等の問題である。 本発明は、このような前面部の横桟省略型キヤ
ブ構造における問題を効果的に解消するためにな
されたものであり、特に上側窓板閉塞時におい
て、下側固定ガラスと上側窓板との接触部におい
て外部からキヤブ室内に漏出してくる雨水を、キ
ヤブ外部に排出するための簡易なる雨じまい構造
を提供せんとするものである。 すなわち、前述した前面部における横桟省略型
のキヤブ構造においては、下側固定ガラス118
が振動等によつて上方に抜け出てくることを防止
することが必要で、このため第6図のA,A部に
は下側固定ガラス118の上縁に係合するストツ
パを設けねばならない。このために下側固定ガラ
ス118の上縁がなす面は、その左右両側部分
(A,A部分)で若干ではあるが段付形状を呈し、
このような面に上側窓板の下縁に組付けたゴムパ
ツキングを押付けすることにより封止性を得るよ
うにしても、前記段付の故に微小な隙間の発生、
あるいはシール圧低下部分の発生が避け難く、結
果として第6図のA,A部分からのキヤブ室内へ
の雨水の侵入を招いてしまうなどの問題があるか
らである。 そこで本発明においては、このような雨水の侵
入があつたときには、これを確実にキヤブ外部に
排出するようにした雨じまい構造を提供するもの
であり、しかもこの雨じまい構造は、下側固定ガ
ラスのためのストツパ、上側窓板の閉塞時の下降
限界を定める機能をも併せて奏することができる
ようにしたものである。 而して本発明の要旨は、上下方向中間部を略く
の字形に前方にせり出させた形状のキヤブ前面部
の開口を有し、この開口の前記中間部より下側に
位置する下側開口部分には、開口の周縁枠より若
干内側の位置に該周縁枠に沿つてガラス固定用の
固定枠を略U字形に延設させて、下側開口部分を
閉塞する固定ガラスをこの固定枠に支持させ、前
記開口の中間部より上側に位置する上側開口部分
には、引き上げ引き降しにより該上側開口部分を
開閉できる窓板を設けると共に、この窓板の下端
部に、前記固定ガラスの上端縁に突当りする窓板
閉塞時の封止用ゴムパツキンを取着した横桟省略
型のキヤブ構造において、開口の周縁枠と前記固
定枠との間にキヤブ内外を区画する壁状エプロン
部を設けると共に、前記略U字形に延設された固
定枠の左右上端部の内側には、前記周縁枠の内壁
と接してポケツト状の雨水受けをなすブラケツト
を固着すると共に、このブラケツトの前端を前記
エプロン部に向つて侵入雨水を排出するように傾
斜して設けたことを特徴とするシヨベル系掘削機
械のキヤブ構造にある。 以下本発明の実施態様を図面に基づいて詳細に
説明するが、第1図〜第5図と同一の構造部分に
は符号に100を加えて示した。 本発明は、前述した第6図に示す横桟のない前
面部構造を備えたキヤブに適用されるものであ
り、このような構造では前面上側の開口120に
対して下側の固定ガラス118の上端縁が露呈す
ることから、前記開口120を閉塞する窓板が該
下側固定ガラス118と接触係合する部分での封
止性を得るために、前記窓板の下面にゴムパツキ
ングを取着し、このゴムパツキングを下側固定ガ
ラス118の上端面に突合せ係合させることがよ
い。 第7図はこのような下端縁にゴムパツキング1
24の取着された窓板111の構造を示してお
り、このゴムパツキング123は、窓板111の
下端縁の左右両側端に渡るように添設されると共
に、形状的には中空筒状をなして、後記するよう
に下側固定ガラス118の上端縁に突当り係合し
たときに充分可撓変形して、良好な封止性が得ら
れるようにしている。 なお112,113はローラ、114はガラ
ス、115は矩形辺状の枠フレーム、116はガ
ラス114を枠フレーム115に固定されるI型
ゴムパツキング、117は把手である。 そしてこの窓板111の枠フレーム115の下
端側左右背面には、第8図イ,ロに示す如くスト
ツパブラケツト140が固着され、これが後記す
るゴム製ストツパと係合することにより、窓板1
11の開口120閉塞時における位置決めをなす
ように設けられている。 なお、前記下側固定ガラス118の固定位置
は、その上端縁に窓板111の下端ゴムパツキン
グ124が突当り係合される必要があり、また窓
板111は前窓開口の周縁枠1031,1032,
1033に対してその内側面でパツキング123
に押圧されるものであるから、その位置をキヤブ
103前面から若干内側に後退したところに設定
しなければならない。このため、下側固定ガラス
118をパツキング119(Z型ゴム)を介して
支持する正面略U字型の固定枠125はキヤブ前
面より若干内側に後退して設けられ、かつこの固
定枠125とキヤブ前面板の間の間隙は、これら
を結着する壁面126によつてキヤブ内外を区画
するように閉塞されている。而して下側固定ガラ
ス118の前部は、上方に開放した凹型の壁面で
囲まれるエプロン部分127介してキヤブ前面に
臨む構成をなす。 そして、下側固定ガラス118を支持する略U
字型固定枠125の左右の上端には、前記下側固
定ガラス118の位置決め係止を兼ねた雨水排出
用ブラケツト128が固定される。第9図はこの
雨水排出用ブラケツト128の単体斜視図を示し
ており、下側固定ガラスの上端押え部130を一
部に有するプラツトフオーム部129には、その
前端より略直角屈曲されて下方に垂下するよう延
出された固定枠125との固着部131が設けら
れていると共に、該プラツトフオーム部129の
後端側には、上方から下側固定ガラスの上端縁に
突当るように降下してくる窓板111の下降限界
を定めるためのゴムストツパ132が固着されて
いる。このゴムストツパ132の固着は例えば螺
子手段を用いることによりその高さ調整が行なえ
るようにすることが実用上望ましい。 そしてこのプラツトフオーム部129の側方に
は、若干段付きをなして下側位置で前端側に傾斜
するようにテーパープレート部133が形成さ
れ、このテーパープレート部133の周辺は、キ
ヤブ本体の壁体内面に添設して溶接固着されるよ
うになつている。なお、134はプラツトフオー
ム部129およびテーパープレート部134の後
端縁および側縁に形成された立壁であり、このよ
うな構成により、全体としてこの雨水排水用のブ
ラケツト128は、キヤブ壁体内面と協働して、
下側固定ガラス118の左右上端部内側でポケツ
ト状の雨水受けを形成するようになされており、
しかも、前記テーパプレート部134の前下方に
傾斜した前端は、エプロン部127の壁面126
上端に連続するように一体化されている。 なお、本実施態様における雨水排出用のブラケ
ツト128は、固定枠125、壁面126および
キヤブ壁体内面にそれぞれ溶接によつて固着され
るように構成しているが、これはボルト締めによ
つて所定位置に組付け固定し、係合接触部にはシ
ール部材を介在させて雨水漏れのないポケツト部
を形成させるようにしてもよい。 このような構成によれば、窓板111を降下さ
せて前窓開口を閉塞させるようにすると、この窓
板111は、下端背面のストツパブラケツト14
0,140が下方に固定されているゴムストツパ
132,132に係合するまで降下して停止し、
枠フレーム115の上辺、左右辺の前面はキヤブ
周縁枠1031,1032,1033に取着されて
いるゴムパツキング123に押圧され、また下端
縁のゴムパツキング124は下側固定ガラス11
8の上端縁に突当てられて全体のキヤブ内外封止
が行なわれることになるが、固定ガラス118の
組付け固定構造、この固定ガラス118がキヤブ
前面より若干内側に後退されていることなどか
ら、第13図のB部では若干雨水がキヤブ内に侵
入してくることのあるのは既に前述した通りであ
る。 しかし、本発明においては、このような侵入雨
水も、雨水排出用ブラケツト128によつて形成
したポケツト部の存在によりテーパプレート部1
33からエプロン部127に排水できるため、キ
ヤブ室内が雨水によつて濡れることは殆どなく、
実験によれば通常の雨天状況下での使用時のみな
らず、洗車時においても良好な排水性が確認でき
た。そして、このような本発明においては、キヤ
ブ前面の横桟省略という形式の構造で特に問題と
なる雨水侵入の防止を、雨水排出用ブラケツトの
組付けのみで好適に達成することができるばかり
でなく、これを下側固定ガラスの抜出し規制部材
として兼用でき、更には窓板下降限界を定めるス
トツパの台座としても兼用することができるな
ど、その有用性は極めて大なるものである。
図面は本発明を説明するためのものであり、第
1図はバツクホウの全体概要図、第2図は従来例
のキヤブ前面部構造を示し、同イ図は斜視図、同
ロ図は正面図である。第3図はフルオープン式前
窓用の窓板構造を示す正面図、第4図は同一部拡
大図、第5図はフルオープン式前窓開放時におけ
る窓板の動きを説明する図、第6図は本発明を用
いたキヤブの前面構造を示す図、第7図は本発明
を用いたフルオープン式前窓用の窓板構造を示す
正面図、第8図イ,ロは同一部拡大図、第9図〜
第13図は本発明よりなる雨じまい構造の一実施
態様を説明する図であり、第9図は雨水受けブラ
ケツトの斜視図、第10図は同雨水受けブラケツ
トのキヤブへの取付状態を示す斜視図、第11図
および第12図はそれぞれ雨じまい構造の一部断
面構造を示す図、第13図は窓板閉塞時のキヤブ
前面一部斜視図である。 1……クローラー、2……旋回フレーム、3…
…キヤブ、4,5,6……油圧シリンダ装置、
7,8……アーム、9……バケツト、10……横
桟、11,111……窓板、12,13,11
2,113……ローラ、14,114……ガラ
ス、15,115……枠フレーム、16,116
……ゴムパツキング、17,117……把手、1
8,118……固定ガラス、19,119……ゴ
ムパツキング、12,120……開口、21,2
2,121,122……ガイドレール、23,1
23……ゴムパツキング、124……ゴムパツキ
ング、125……固定枠(略U字型固定枠)、1
26……壁面、127……エプロン部、128…
…雨水排出用ブラケツト、129……プラツトフ
オーム部、130……ガラス上端押え部、131
……屈曲固着部、132……ゴムストツパー、1
33……テーパープレート部、134……立壁、
140……ストツパブラケツト。
1図はバツクホウの全体概要図、第2図は従来例
のキヤブ前面部構造を示し、同イ図は斜視図、同
ロ図は正面図である。第3図はフルオープン式前
窓用の窓板構造を示す正面図、第4図は同一部拡
大図、第5図はフルオープン式前窓開放時におけ
る窓板の動きを説明する図、第6図は本発明を用
いたキヤブの前面構造を示す図、第7図は本発明
を用いたフルオープン式前窓用の窓板構造を示す
正面図、第8図イ,ロは同一部拡大図、第9図〜
第13図は本発明よりなる雨じまい構造の一実施
態様を説明する図であり、第9図は雨水受けブラ
ケツトの斜視図、第10図は同雨水受けブラケツ
トのキヤブへの取付状態を示す斜視図、第11図
および第12図はそれぞれ雨じまい構造の一部断
面構造を示す図、第13図は窓板閉塞時のキヤブ
前面一部斜視図である。 1……クローラー、2……旋回フレーム、3…
…キヤブ、4,5,6……油圧シリンダ装置、
7,8……アーム、9……バケツト、10……横
桟、11,111……窓板、12,13,11
2,113……ローラ、14,114……ガラ
ス、15,115……枠フレーム、16,116
……ゴムパツキング、17,117……把手、1
8,118……固定ガラス、19,119……ゴ
ムパツキング、12,120……開口、21,2
2,121,122……ガイドレール、23,1
23……ゴムパツキング、124……ゴムパツキ
ング、125……固定枠(略U字型固定枠)、1
26……壁面、127……エプロン部、128…
…雨水排出用ブラケツト、129……プラツトフ
オーム部、130……ガラス上端押え部、131
……屈曲固着部、132……ゴムストツパー、1
33……テーパープレート部、134……立壁、
140……ストツパブラケツト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上下方向中間部を略くの字形に前方にせり出
させた形状のキヤブ前面部の開口を有し、この開
口の前記中間部より下側に位置する下側開口部分
には、開口の周縁枠より若干内側の位置に該周縁
枠に沿つてガラス固定用の固定枠を略U字形に延
設させて、下側開口部分を閉塞する固定ガラスを
この固定枠に支持させ、前記開口の中間部より上
側に位置する上側開口部分には、引き上げ引き降
しにより該上側開口部分を開閉できる窓板を設け
ると共に、この窓板の下端部に、前記固定ガラス
の上端縁に突当りする窓板閉塞時の封止用ゴムパ
ツキンを取着した横桟省略型のキヤブ構造におい
て、 開口の周縁枠と前記固定枠との間にキヤブ内外
を区画する壁状エプロン部を設けると共に、前記
略U字形に延設された固定枠の左右上端部の内側
には、前記周縁枠の内壁と接してポケツト状の雨
水受けをなすブラケツトを固着すると共に、この
ブラケツトの前端を前記エプロン部に向つて侵入
雨水を排出するように傾斜して設けたことを特徴
とするシヨベル系掘削機械のキヤブ構造。 2 ブラケツトが下側固定ガラスの抜出しストツ
パを兼ねていることを特徴とする特許請求の範囲
第1項に記載したシヨベル系掘削機械のキヤブ構
造。 3 ブラケツトが窓板下降限界を定めるストツパ
の台座を兼ねていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項又は第2項に記載したシヨベル系掘削
機械のキヤブ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9357782A JPS58210220A (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | シヨベル系掘削機械のキヤブ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9357782A JPS58210220A (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | シヨベル系掘削機械のキヤブ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58210220A JPS58210220A (ja) | 1983-12-07 |
| JPH0158282B2 true JPH0158282B2 (ja) | 1989-12-11 |
Family
ID=14086116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9357782A Granted JPS58210220A (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | シヨベル系掘削機械のキヤブ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58210220A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02136459U (ja) * | 1989-04-13 | 1990-11-14 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6696345B2 (ja) * | 2016-08-03 | 2020-05-20 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械のキャブ |
-
1982
- 1982-06-01 JP JP9357782A patent/JPS58210220A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02136459U (ja) * | 1989-04-13 | 1990-11-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58210220A (ja) | 1983-12-07 |
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