JPH0159862B2 - - Google Patents
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- JPH0159862B2 JPH0159862B2 JP56062017A JP6201781A JPH0159862B2 JP H0159862 B2 JPH0159862 B2 JP H0159862B2 JP 56062017 A JP56062017 A JP 56062017A JP 6201781 A JP6201781 A JP 6201781A JP H0159862 B2 JPH0159862 B2 JP H0159862B2
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- Japan
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- sterilizing
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- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
本発明は固形状食品・調理器具の殺菌用組成物
に関し、さらに詳しくは脂肪族カルボン酸、アル
カリ金属及び/又はアルカリ土類金属の塩酸塩お
よびエチルアルコールの各所定量からなる組成物
にラウリル硫酸ナトリウム(以下、SLSと略称す
る。)またはチアミンラウリル硫酸塩(以下、
TLSと略称する。)の所定量を配合することによ
つて殺菌力の著しく改善された固形状食品・調理
器具の殺菌用組成物に関するものである。 すでに本出願人は、飲食品、調理器具等の殺菌
に有用な殺菌用組成物として酢酸、クエン酸、コ
ハク酸、リンゴ酸、食酢などの有機酸の1種もし
くは2種以上とNaCl、KCl、MgCl2、CaCl2など
の無機塩類とエチルアルコールなどのアルコール
類を混合してなる殺菌用組成物を開発している
(特開昭54−145234号)。 また、特公昭51−45660号公報には有機酸とそ
のアルカリ金属塩を混合したかんきつ類の果実の
貯蔵病害防除剤が開示され、さらに特公昭36−
3482号公報には有機酸または無機酸に界面活性剤
とブタノールを混合した酸性洗浄剤が記載されて
いる。そのほか、特開昭55−16614号公報には卵
白にチアミンラウリル硫酸塩を添加して加熱殺菌
する方法が示されている。 本発明は、これら従来技術にさらに改良を加え
た固形状食品・調理器具の殺菌用組成物の提供を
目的としている。すなわち、特開昭54−145234号
公報に記載された殺菌用組成物では、十分な効果
を発揮するためには、有機酸類、無機塩類および
アルコール類はそれぞれ所定濃度範囲(有機酸類
は0.01重量%以上、無機塩類は0.1重量%以上、
アルコール類は0.2重量%以上)で使用すること
が必要とされ、またTLSについても殺菌効果を
奏するためには1重量%以下の添加が必要である
が、本発明によればそれぞれの使用濃度では全く
殺菌効果が得られないような低濃度であつても、
これらを組合せることによつて顕著な殺菌力が得
られるのである。 本発明者らは、前記特開昭54−145234号公報に
記載された殺菌用組成物の殺菌力を増強すべく研
究を重ねる過程において、該組成物とSLSまたは
TLSを併用すると、予想外にも両者は相乗的に
作用して殺菌力が増すばかりか、殺菌に必要とさ
れる各成分の有効濃度を低減できることを見出
し、本発明を完成するに至つたのである。 本発明は(a)脂肪族カルボン酸0.001重量%以上
0.01重量%未満、(b)アルカリ金属及び/又はアル
カリ土類金属の塩酸塩0.01重量%以上0.1重量%
未満、(c)エチルアルコール0.02重量%以上0.2重
量%未満および(d)ラウリル硫酸ナトリウムまたは
チアミンラウリル硫酸塩10〜250ppmを水に溶解
してなる組成物であつて、固形状食品・調理器具
の殺菌用組成物である。 本発明に用いる有機酸類としては食酢、酢酸、
フマル酸、フマル酸・1ナトリウム、クエン酸、
コハク酸、リンゴ酸、乳酸、酒石酸、グルコン酸
等があげられ、これらの中では食酢、酢酸、フマ
ル酸・1ナトリウム、クエン酸、酒石酸などが好
ましい。 またアルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属
の塩酸塩としては、NaCl、KCl、MgCl2、CaCl2
などがあり、NaClが好ましいものである。 本発明の固形状食品・調理器具の殺菌用組成物
(以下、単に「殺菌用組成物」と略記する。)は濃
厚原液として調製しておくことが望ましく、この
ときの各成分の配合比は脂肪族カルボン酸の重量
1に対してアルカリ金属及び/又はアルカリ土類
金属の塩酸塩は重量0.03〜27、好ましくは重量
0.33〜3とし、エチルアルコールは重量2.2〜
3980、好ましくは重量20〜180となるようにして
水溶液とする。またSLSやTLSは適量とする。
そして、この殺菌用組成物の原液は使用に際して
水にて希釈する。希釈後の各成分濃度は被殺菌物
の種類、殺菌目的等を考慮して上記範囲内で決定
すればよい。なお、原液を調製しておかないで、
各成分を上記濃度となるように水に加え溶解して
本発明の組成物とすることもできる。 後記するように、本発明の殺菌用組成物の各成
分を単独でまたはSLSまたはTLSを除いた組成
物として上記のような濃度で使用しても十分な殺
菌効果が得られない。同様にSLSやTLSを
10ppm未満で用いても殺菌力が得られず、十分な
殺菌効果を単独で発揮するには1%以上の濃度で
用いる必要がある。しかし、250ppm以上の濃度
では殺菌力よりも界面活性剤の効果が生じ、組成
物が泡立ち好ましくない。さらに、TLSの場合
は特有の臭いを与える。また、使用後にSLSや
TLSを除去するための洗浄工程を必要とするこ
ととなる。 本発明の殺菌用組成物はエシエリヒア・コリ
(Escherichia coli)IFO−3208、スタフイロコ
ツカス・アウレウス(Staphyrococcus aureus)
IFO−3060を供試菌として殺菌効果のあることを
確認しており、グラム陽性菌およびグラム陰性菌
のいずれに対しても有効であり、広範囲に亘る微
生物に適用できる。本発明の殺菌用組成物は飲食
品、調理器具等の殺菌に有用であり、特に柔かい
果実、サラダ用野菜類など加熱殺菌が不可能であ
り、しかも激しく洗浄すると商品価値が低下する
ものやまな板、包丁、布巾などのように使用頻度
の高い食品用調理器具の洗浄、殺菌に適してい
る。 次に、本発明を実施例および実施例により詳し
く説明する。 実験例 被験菌(エシエリヒア・コリIFO−3208または
スタフイロコツカス・アウレウスIFO−3060)を
ブイヨン培地(肉汁1%、ポリペプトン1%、食
塩0.5%、PH7.2)10mlで30℃、24時間振とう培養
する。一方、殺菌用組成物および対照を蒸留水に
て希釈して目的の濃度になるように調整して殺菌
液をつくり、18×180mmの試験管に各10ml宛分注
して綿栓し、100℃、5分間の殺菌処理を行い、
30℃に冷却しておく。次に、前記の培養物を滅菌
したピペツトを用いて0.05ml宛上記殺菌液の入つ
た試験管に分注し、30℃で30分静置して殺菌処理
を行う。 30分経過後、試験管内の殺菌液と培養物との混
液を滅菌したピペツトで滅菌したシヤーレに採取
(必要あれば滅菌水で希釈した液を作る)する。
次いで、滅菌した栄研標準寒天培地を流し込み、
30℃で48時間培養する。培養終了後、被験菌の生
育の有無を肉眼で観察し、菌の生育が認められな
いもの、すなわち殺菌液中における菌濃度0個/
mlのものは殺菌力ありと判定し、+と表示し、菌
の生育が認められるもの、すなわち殺菌液中にお
ける菌濃度1個/ml以上のものは殺菌力なしと判
定し、−と表示した。結果を第1表〜第5表に示
す。
に関し、さらに詳しくは脂肪族カルボン酸、アル
カリ金属及び/又はアルカリ土類金属の塩酸塩お
よびエチルアルコールの各所定量からなる組成物
にラウリル硫酸ナトリウム(以下、SLSと略称す
る。)またはチアミンラウリル硫酸塩(以下、
TLSと略称する。)の所定量を配合することによ
つて殺菌力の著しく改善された固形状食品・調理
器具の殺菌用組成物に関するものである。 すでに本出願人は、飲食品、調理器具等の殺菌
に有用な殺菌用組成物として酢酸、クエン酸、コ
ハク酸、リンゴ酸、食酢などの有機酸の1種もし
くは2種以上とNaCl、KCl、MgCl2、CaCl2など
の無機塩類とエチルアルコールなどのアルコール
類を混合してなる殺菌用組成物を開発している
(特開昭54−145234号)。 また、特公昭51−45660号公報には有機酸とそ
のアルカリ金属塩を混合したかんきつ類の果実の
貯蔵病害防除剤が開示され、さらに特公昭36−
3482号公報には有機酸または無機酸に界面活性剤
とブタノールを混合した酸性洗浄剤が記載されて
いる。そのほか、特開昭55−16614号公報には卵
白にチアミンラウリル硫酸塩を添加して加熱殺菌
する方法が示されている。 本発明は、これら従来技術にさらに改良を加え
た固形状食品・調理器具の殺菌用組成物の提供を
目的としている。すなわち、特開昭54−145234号
公報に記載された殺菌用組成物では、十分な効果
を発揮するためには、有機酸類、無機塩類および
アルコール類はそれぞれ所定濃度範囲(有機酸類
は0.01重量%以上、無機塩類は0.1重量%以上、
アルコール類は0.2重量%以上)で使用すること
が必要とされ、またTLSについても殺菌効果を
奏するためには1重量%以下の添加が必要である
が、本発明によればそれぞれの使用濃度では全く
殺菌効果が得られないような低濃度であつても、
これらを組合せることによつて顕著な殺菌力が得
られるのである。 本発明者らは、前記特開昭54−145234号公報に
記載された殺菌用組成物の殺菌力を増強すべく研
究を重ねる過程において、該組成物とSLSまたは
TLSを併用すると、予想外にも両者は相乗的に
作用して殺菌力が増すばかりか、殺菌に必要とさ
れる各成分の有効濃度を低減できることを見出
し、本発明を完成するに至つたのである。 本発明は(a)脂肪族カルボン酸0.001重量%以上
0.01重量%未満、(b)アルカリ金属及び/又はアル
カリ土類金属の塩酸塩0.01重量%以上0.1重量%
未満、(c)エチルアルコール0.02重量%以上0.2重
量%未満および(d)ラウリル硫酸ナトリウムまたは
チアミンラウリル硫酸塩10〜250ppmを水に溶解
してなる組成物であつて、固形状食品・調理器具
の殺菌用組成物である。 本発明に用いる有機酸類としては食酢、酢酸、
フマル酸、フマル酸・1ナトリウム、クエン酸、
コハク酸、リンゴ酸、乳酸、酒石酸、グルコン酸
等があげられ、これらの中では食酢、酢酸、フマ
ル酸・1ナトリウム、クエン酸、酒石酸などが好
ましい。 またアルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属
の塩酸塩としては、NaCl、KCl、MgCl2、CaCl2
などがあり、NaClが好ましいものである。 本発明の固形状食品・調理器具の殺菌用組成物
(以下、単に「殺菌用組成物」と略記する。)は濃
厚原液として調製しておくことが望ましく、この
ときの各成分の配合比は脂肪族カルボン酸の重量
1に対してアルカリ金属及び/又はアルカリ土類
金属の塩酸塩は重量0.03〜27、好ましくは重量
0.33〜3とし、エチルアルコールは重量2.2〜
3980、好ましくは重量20〜180となるようにして
水溶液とする。またSLSやTLSは適量とする。
そして、この殺菌用組成物の原液は使用に際して
水にて希釈する。希釈後の各成分濃度は被殺菌物
の種類、殺菌目的等を考慮して上記範囲内で決定
すればよい。なお、原液を調製しておかないで、
各成分を上記濃度となるように水に加え溶解して
本発明の組成物とすることもできる。 後記するように、本発明の殺菌用組成物の各成
分を単独でまたはSLSまたはTLSを除いた組成
物として上記のような濃度で使用しても十分な殺
菌効果が得られない。同様にSLSやTLSを
10ppm未満で用いても殺菌力が得られず、十分な
殺菌効果を単独で発揮するには1%以上の濃度で
用いる必要がある。しかし、250ppm以上の濃度
では殺菌力よりも界面活性剤の効果が生じ、組成
物が泡立ち好ましくない。さらに、TLSの場合
は特有の臭いを与える。また、使用後にSLSや
TLSを除去するための洗浄工程を必要とするこ
ととなる。 本発明の殺菌用組成物はエシエリヒア・コリ
(Escherichia coli)IFO−3208、スタフイロコ
ツカス・アウレウス(Staphyrococcus aureus)
IFO−3060を供試菌として殺菌効果のあることを
確認しており、グラム陽性菌およびグラム陰性菌
のいずれに対しても有効であり、広範囲に亘る微
生物に適用できる。本発明の殺菌用組成物は飲食
品、調理器具等の殺菌に有用であり、特に柔かい
果実、サラダ用野菜類など加熱殺菌が不可能であ
り、しかも激しく洗浄すると商品価値が低下する
ものやまな板、包丁、布巾などのように使用頻度
の高い食品用調理器具の洗浄、殺菌に適してい
る。 次に、本発明を実施例および実施例により詳し
く説明する。 実験例 被験菌(エシエリヒア・コリIFO−3208または
スタフイロコツカス・アウレウスIFO−3060)を
ブイヨン培地(肉汁1%、ポリペプトン1%、食
塩0.5%、PH7.2)10mlで30℃、24時間振とう培養
する。一方、殺菌用組成物および対照を蒸留水に
て希釈して目的の濃度になるように調整して殺菌
液をつくり、18×180mmの試験管に各10ml宛分注
して綿栓し、100℃、5分間の殺菌処理を行い、
30℃に冷却しておく。次に、前記の培養物を滅菌
したピペツトを用いて0.05ml宛上記殺菌液の入つ
た試験管に分注し、30℃で30分静置して殺菌処理
を行う。 30分経過後、試験管内の殺菌液と培養物との混
液を滅菌したピペツトで滅菌したシヤーレに採取
(必要あれば滅菌水で希釈した液を作る)する。
次いで、滅菌した栄研標準寒天培地を流し込み、
30℃で48時間培養する。培養終了後、被験菌の生
育の有無を肉眼で観察し、菌の生育が認められな
いもの、すなわち殺菌液中における菌濃度0個/
mlのものは殺菌力ありと判定し、+と表示し、菌
の生育が認められるもの、すなわち殺菌液中にお
ける菌濃度1個/ml以上のものは殺菌力なしと判
定し、−と表示した。結果を第1表〜第5表に示
す。
【表】
なお、組成物で食酢の代りに酢酸、クエン
酸、グルコン酸、コハク酸、リンゴ酸、乳酸、酒
石酸、フマル酸、フマル酸・1−ナトリウムをそ
れぞれ使用し、食塩の代りに塩化カリウム
(KCl)、塩化アンモニウム(NH4Cl)、塩化マグ
ネシウム(MgCl2)、塩化カルシウム(CaCl2)
を使用した場合も同様の結果が得られた。 また、組成物で食酢の代りに酢酸、グルコン
酸、コハク酸、リンゴ酸、乳酸、酒石酸、フマル
酸、フマル酸・1−ナトリウムをそれぞれ使用
し、クエン酸の代りに前記脂肪族カルボン酸と重
複しない条件で酢酸、グルコン酸、コハク酸、リ
ンゴ酸、乳酸、酒石酸、フマル酸、フマル酸・1
−ナトリウムを使用し、食塩の代りに塩化カリウ
ム(KCl)、塩化アンモニウム(NH4Cl)、塩化マ
グネシウム(MgCl2)、塩化カルシウム(CaCl2)
を使用したときも同様の結果が得られた。
酸、グルコン酸、コハク酸、リンゴ酸、乳酸、酒
石酸、フマル酸、フマル酸・1−ナトリウムをそ
れぞれ使用し、食塩の代りに塩化カリウム
(KCl)、塩化アンモニウム(NH4Cl)、塩化マグ
ネシウム(MgCl2)、塩化カルシウム(CaCl2)
を使用した場合も同様の結果が得られた。 また、組成物で食酢の代りに酢酸、グルコン
酸、コハク酸、リンゴ酸、乳酸、酒石酸、フマル
酸、フマル酸・1−ナトリウムをそれぞれ使用
し、クエン酸の代りに前記脂肪族カルボン酸と重
複しない条件で酢酸、グルコン酸、コハク酸、リ
ンゴ酸、乳酸、酒石酸、フマル酸、フマル酸・1
−ナトリウムを使用し、食塩の代りに塩化カリウ
ム(KCl)、塩化アンモニウム(NH4Cl)、塩化マ
グネシウム(MgCl2)、塩化カルシウム(CaCl2)
を使用したときも同様の結果が得られた。
【表】
表から明らかなように、殺菌効果のない脂肪族
カルボン酸・食塩・アルコールよりなる組成物に
SLSを添加混合する場合、SLS単独使用では殺菌
効果のない僅か10ppmの濃度でも両者を組合せる
ことにより殺菌力が発現した。
カルボン酸・食塩・アルコールよりなる組成物に
SLSを添加混合する場合、SLS単独使用では殺菌
効果のない僅か10ppmの濃度でも両者を組合せる
ことにより殺菌力が発現した。
【表】
【表】
【表】
実施例 1
殺菌用組成物()
クエン酸0.35g、酢酸酸度10%の食酢0.35ml、
食塩0.19g、エチルアルコール1.25mlおよびラウ
リル硫酸ナトリウム0.25gを混合し、純水に溶解
し、最終容量を1000mlとした。 殺菌用組成物() クエン酸0.35g、酢酸酸度10%の食酢0.35ml、
食塩0.19g、エチルアルコール1.25mlおよびチア
ミンラウリル硫酸塩0.25gを混合し、純水に溶解
し、最終容量を1000mlとした。 対 照 クエン酸0.35g、酢酸酸度10%の食酢0.35ml、
食塩0.19gおよびエチルアルコール1.25mlを混合
し、純水に溶解し、最終容量を1000mlとした。 被殺菌物の調製 生の胡瓜を水道水にて軽く洗浄後、両端を捨て
去り、中央部を約1.5mm巾でスライスした。 殺菌試験 上記スライス胡瓜250gを前記殺菌用組成物500
mlに室温にて15分間浸漬した。 15分間浸漬後のスライス胡瓜および未殺菌のス
ライス胡瓜について、大腸菌群数を栄研デソキシ
コーレイト培地にて常法通り測定した。結果を第
6表に示す。
食塩0.19g、エチルアルコール1.25mlおよびラウ
リル硫酸ナトリウム0.25gを混合し、純水に溶解
し、最終容量を1000mlとした。 殺菌用組成物() クエン酸0.35g、酢酸酸度10%の食酢0.35ml、
食塩0.19g、エチルアルコール1.25mlおよびチア
ミンラウリル硫酸塩0.25gを混合し、純水に溶解
し、最終容量を1000mlとした。 対 照 クエン酸0.35g、酢酸酸度10%の食酢0.35ml、
食塩0.19gおよびエチルアルコール1.25mlを混合
し、純水に溶解し、最終容量を1000mlとした。 被殺菌物の調製 生の胡瓜を水道水にて軽く洗浄後、両端を捨て
去り、中央部を約1.5mm巾でスライスした。 殺菌試験 上記スライス胡瓜250gを前記殺菌用組成物500
mlに室温にて15分間浸漬した。 15分間浸漬後のスライス胡瓜および未殺菌のス
ライス胡瓜について、大腸菌群数を栄研デソキシ
コーレイト培地にて常法通り測定した。結果を第
6表に示す。
【表】
実施例 2
被験菌の培養
被験菌エシエリヒア・コリIFO−3208およびス
タフイロコツカス・アウレウスIFO−3060をそれ
ぞれブイヨン培地(肉エキス1%、ポリペプトン
1%、食塩0.5%、PH7.2)を用いて、30℃で24時
間培養した。 被殺菌物の調製 プラスチツク製まな板(25cm2)を70%エタノー
ルで十分殺菌し、無菌的に乾燥した。このまな板
に、上記2菌株の培養物を各1mlずつ滴下し、無
菌的に乾燥してまな板に被験菌を固着せしめて被
殺菌物を調製した。このとき、まな板に固着した
菌数は、エシエリヒア・コリは1.8×108/25cm2、
スタフイロコツカス・アウレウスは6×106/25
cm2であつた。 殺菌試験 室温(23℃)で上記被殺菌物1個を、実施例1
と同じ殺菌液500ml中に浸し、15分殺菌処理した。
殺菌処理した上記被殺菌物を滅菌した綿を用いる
ふきとり試験法で生菌数を測定した。生菌数測定
用培地はエシエリヒア・コリには栄研デソキシコ
ーレイト培地を用い、スタフイロコツカス・アウ
レウスにはブイヨン寒天培地(肉エキス1%、ポ
リペプトン1%、食塩0.5%、PH7.2、寒天1.5%)
を用いた。結果を第7表に示す。
タフイロコツカス・アウレウスIFO−3060をそれ
ぞれブイヨン培地(肉エキス1%、ポリペプトン
1%、食塩0.5%、PH7.2)を用いて、30℃で24時
間培養した。 被殺菌物の調製 プラスチツク製まな板(25cm2)を70%エタノー
ルで十分殺菌し、無菌的に乾燥した。このまな板
に、上記2菌株の培養物を各1mlずつ滴下し、無
菌的に乾燥してまな板に被験菌を固着せしめて被
殺菌物を調製した。このとき、まな板に固着した
菌数は、エシエリヒア・コリは1.8×108/25cm2、
スタフイロコツカス・アウレウスは6×106/25
cm2であつた。 殺菌試験 室温(23℃)で上記被殺菌物1個を、実施例1
と同じ殺菌液500ml中に浸し、15分殺菌処理した。
殺菌処理した上記被殺菌物を滅菌した綿を用いる
ふきとり試験法で生菌数を測定した。生菌数測定
用培地はエシエリヒア・コリには栄研デソキシコ
ーレイト培地を用い、スタフイロコツカス・アウ
レウスにはブイヨン寒天培地(肉エキス1%、ポ
リペプトン1%、食塩0.5%、PH7.2、寒天1.5%)
を用いた。結果を第7表に示す。
【表】
数を示す。
実施例 3 被験菌の培養 被験菌エシエリヒア・コリIFO−3208およびス
タフイロコツカス・アウレウスIFO−3060をそれ
ぞれブイヨン培地(肉エキス1%、ポリペプトン
1%、食塩0.5%、PH7.2)を用いて、30℃で24時
間培養した。 被殺菌液の調製 木綿製ふきん(10×10cm)を70%エタノールで
十分殺菌し、無菌的に乾燥した。このふきんに上
記2菌株の培養物を各1mlずつ滴下し、無菌的に
乾燥してふきんに被験菌を固着せしめて、被殺菌
物を調製した。このとき、ふきんに固着した菌数
は、エシエリヒア・コリは2.5×107/100cm2、ス
タフイロコツカス・アウレウスは1.5×105/100
cm2であつた。 殺菌試験 室温(20℃)で上記被殺菌物1枚を実施例1と
同じ殺菌液50ml中に浸し、5分間、殺菌処理し
た。殺菌処理した上記被殺菌物をよく絞り、殺菌
液を十分取り去る。その後、滅菌臨床カツプ中
で、100mlの滅菌したリン酸緩衝食塩水液(リン
酸水素二ナトリウム0.12%、リン酸二水素カリウ
ム0.07%、食塩0.68%、PH7.0)とともによく振と
うして洗い出し、生菌数を測定した。生菌数測定
用培地はエシエリヒア・コリには栄研デソキシコ
ーレイト培地を用い、スタフイロコツカス・アウ
レウスにはブイヨン寒天培地(肉エキス1%、ポ
リペプトン1%、食塩0.5%、PH7.2、寒天1.5%)
を用いた。結果を第8表に示す。
実施例 3 被験菌の培養 被験菌エシエリヒア・コリIFO−3208およびス
タフイロコツカス・アウレウスIFO−3060をそれ
ぞれブイヨン培地(肉エキス1%、ポリペプトン
1%、食塩0.5%、PH7.2)を用いて、30℃で24時
間培養した。 被殺菌液の調製 木綿製ふきん(10×10cm)を70%エタノールで
十分殺菌し、無菌的に乾燥した。このふきんに上
記2菌株の培養物を各1mlずつ滴下し、無菌的に
乾燥してふきんに被験菌を固着せしめて、被殺菌
物を調製した。このとき、ふきんに固着した菌数
は、エシエリヒア・コリは2.5×107/100cm2、ス
タフイロコツカス・アウレウスは1.5×105/100
cm2であつた。 殺菌試験 室温(20℃)で上記被殺菌物1枚を実施例1と
同じ殺菌液50ml中に浸し、5分間、殺菌処理し
た。殺菌処理した上記被殺菌物をよく絞り、殺菌
液を十分取り去る。その後、滅菌臨床カツプ中
で、100mlの滅菌したリン酸緩衝食塩水液(リン
酸水素二ナトリウム0.12%、リン酸二水素カリウ
ム0.07%、食塩0.68%、PH7.0)とともによく振と
うして洗い出し、生菌数を測定した。生菌数測定
用培地はエシエリヒア・コリには栄研デソキシコ
ーレイト培地を用い、スタフイロコツカス・アウ
レウスにはブイヨン寒天培地(肉エキス1%、ポ
リペプトン1%、食塩0.5%、PH7.2、寒天1.5%)
を用いた。結果を第8表に示す。
【表】
菌数を示す。
Claims (1)
- 1 (a)脂肪族カルボン酸0.001重量%以上0.01重
量%未満、(b)アルカリ金属及び/又はアルカリ土
類金属の塩酸塩0.01重量%以上0.1重量%未満、
(c)エチルアルコール0.02重量%以上0.2重量%未
満および(d)ラウリル硫酸ナトリウムまたはチアミ
ンラウリル硫酸塩10〜250ppmを水に溶解してな
る組成物であつて、固形状食品・調理器具の殺菌
用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6201781A JPS57176903A (en) | 1981-04-24 | 1981-04-24 | Improved sterilizing composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6201781A JPS57176903A (en) | 1981-04-24 | 1981-04-24 | Improved sterilizing composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57176903A JPS57176903A (en) | 1982-10-30 |
| JPH0159862B2 true JPH0159862B2 (ja) | 1989-12-20 |
Family
ID=13187970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6201781A Granted JPS57176903A (en) | 1981-04-24 | 1981-04-24 | Improved sterilizing composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57176903A (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| MXPA02008373A (es) * | 2000-02-28 | 2002-12-13 | Procter & Gamble | Composiciones antimicrobianas acidas para el tratamiento de alimentos y superficies que contactan alimentos y metodos para la utilizacion de las mismas. |
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| JP4748677B2 (ja) * | 2006-05-02 | 2011-08-17 | 奥野製薬工業株式会社 | チアミンラウリル硫酸塩含有液状製剤 |
| JP5088618B2 (ja) * | 2008-01-18 | 2012-12-05 | 佐藤食品工業株式会社 | 粉末物品の殺菌法 |
| CA2938974C (en) * | 2014-02-07 | 2023-08-22 | Gojo Industries, Inc. | Compositions and methods with efficacy against spores and other organisms |
Family Cites Families (4)
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|---|---|---|---|---|
| JPS5516614B2 (ja) * | 1972-01-13 | 1980-05-06 | ||
| JPS54105226A (en) * | 1978-02-07 | 1979-08-18 | Nakano Suten Kk | Sterilizing composition |
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| JPS54145234A (en) * | 1978-05-04 | 1979-11-13 | Nakano Suten Kk | Sterilizing composition |
-
1981
- 1981-04-24 JP JP6201781A patent/JPS57176903A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57176903A (en) | 1982-10-30 |
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