JPH0160055B2 - - Google Patents
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- JPH0160055B2 JPH0160055B2 JP56124852A JP12485281A JPH0160055B2 JP H0160055 B2 JPH0160055 B2 JP H0160055B2 JP 56124852 A JP56124852 A JP 56124852A JP 12485281 A JP12485281 A JP 12485281A JP H0160055 B2 JPH0160055 B2 JP H0160055B2
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Description
本発明は充填ポリマーブレンドに関し、そして
更に特定的には、本発明は可塑剤で修飾されたエ
チレン/α−オレフインターポリマーの充填ブレ
ンドに関する。 イオウ、加促剤、カーボンブラツクおよびゴム
工業で通常使用される他の添加剤を含有する天然
ゴムまたは合成ゴム様の化合物と共にプロセスオ
イルおよび他の可塑剤を使用することは広く公知
である。非常に高い引張強度値を得る目的の幾つ
かの例では、充填剤を省略する。他方、ジユート
二次裏材をカーペツトに固定させるのに使用され
るものの如きスチレン/ブタジエンゴム(SBR)
化合物は80重量%またはこれ以上までの炭酸カル
シウム充填剤を容易に含み得ることも公知であ
る。加硫またはキユアリングによつてブレンド強
度が増進される。 熱可塑性エラストマーとして使用するために
は、加硫を避けることおよびブレンドのコストを
下げ並びにブレンドの密度を上げるために充填剤
を使用することの両方が望ましい。 工業的な騒音およびその抑制は、政府、環境、
および工業の組織にとつて、関心が増大しつつあ
る項目である。政府機関は、労働者が曝され得る
騒音の限界を、彼等の健康を保護するために定め
つつある。 美的な観点からも騒音は問題を起している。
「静かに運転する」車の広告が至る所にある。製
造者らは、キヤンプ用車、トレーラー、バス、ト
ラツク、および道路外使用の農場車両を含めて、
十分静かな他の車両を作ろうと試ている。 音源と静かに保つべき地域の間に介在する物体
が防音を達成するための有効な手段であることは
長く公知であつた。鉛のシートは薄く可撓性でし
ばしば高効率であるがコストが高い。そこで、音
源および静粛にさせるべき地域の間に介在させ得
る、密で薄く可撓性のシートを得るための挑戦が
なされている。 熱可塑性材料またはゴム状の材料のシートは防
音手段として長く用いられてきた。シートを可撓
性で密で強力で且つ高価でなくすることはコンパ
ウンド業者に挑戦課題を長年課してきた。自動車
用カーペツトの下敷材の如き幾つかの用途に対し
ては、防音シートはまた成型可能なものでなけれ
ばならない。 シユワルツ(Schwartz)の米国特許第3904456
号は、空中を伝わる騒音の伝達を阻害する方法に
して、音源および絶縁すべき位置の間の空間に、
平均ビニルアセテート含有率約10乃至42重量%お
よび空間で平均周囲温度よりも少なくとも約30℃
下のガラス転移温度を有するエチレン/ビニルア
セテートコポリマー約10乃至約42重量%、および
バリウム、カルシウム、カドミウム等の硫酸塩、
炭酸塩、酸化物等の如き無機充填剤材料約60乃至
約90重量%から実質的に成り、1立方センチメー
トルあたり少なくとも2gより大の全体密度を生
み出すのに有効な、薄く、密で普通は自立性のフ
イルムまたはシートを介在させることによる方法
に関する。 西ドイツ国特許出願第2319431号には、その裏
側に充填材材料シート、例えばポリマーホームが
提供された、高充填ポリマーシート(例えば、ポ
リマー100部あたり充填剤300乃至1200或いは1500
部までもの充填剤)から成る、自動的に使用する
のに好適な防音複合材料が開示されている。用す
るのが好適なポリマーは、エチレン、プロピレン
および非共役ジエンのターポリマー(EPDM)、
ポリビニルクロリド(PVC)、エチレンおよびビ
ニルアセテートの混合ポリマー(EVA)、スチレ
ン−ブタジエン混合ポリマー(SBR)およびこ
れらの材料とポリスチレンおよびポリオレフイン
の如き熱可塑性ポリマーとの混合物であると開示
されている。 ローゼンフエルダー(Rosenfelder)の米国特
許第3203921号には、エチレンのホモポリマーま
たはコポリマー73乃至88重量%(このものはエチ
レン/ビニルアセテートまたはエチレン/エチル
アクリレートコポリマーとすることができる)、
脂肪族パラフイン性炭化水素鉱油2乃至7重量%
および鉱物充填剤10乃至20重量%(例えば、炭酸
カルシウム、硫酸バリウム等)から実質的に成る
組成物を、人形の如き吹込成形体を製造するのに
使用することが開示されている。 シユーメーカーとイロ(Schumacher and
Yllo)の米国特許第4191798号には、エチレンイ
ンターポリマー(例えばエチレン/ビニルアセテ
ートコポリマー)5乃至50重量%、プロセスオイ
ル2乃至15重量%、および充填剤50乃至90重量%
から実質的に成る組成物が開示されている。これ
らの組成物は防音シートとして成形した時に有用
であり、自動車用カーペツトの裏側のコーテイン
グとして殊に効用を有する。 ベルギー国特許第694890号の「エチレン/プロ
ピレンエラストマーに基づく表面硬化プラスチツ
ク」と題する明細書は、エチレン/プロピレンコ
ポリマー、鉱油、充填剤および乾燥油から成る、
該コポリマーが25乃至75モル(約33乃至82重量
%)のプロピレンを含有する、表面硬化マスチツ
クとして使用するためのブレンドを開示してい
る。これらのブレンドは建築および金属構造物中
のシール用マスチツクの中で有用であると主張さ
れている。 日本国特許公開第042−235/78(日本国出願第
118114/76号)は、エチレン/α−オレフインコ
ポリマー、炭化水素オリゴマー、立体障害のある
エステル、1乃至10重量%のコロイド状シリカお
よび微結晶ワツクスを含有するホツトメルト組成
物を開示している。これらの組成物は主にオレフ
イン化合物を含有するが、オレフイン型のフイル
ムへの接着が妨げられる一方で可撓性および内部
損失が維持されると主張されている。これらの組
成物は振動の制動に有用であると開示されてい
る。 米国特許第3963802号は或る種のエチレンコポ
リマーおよびセグメント状のコポリエーテルエス
テルエラストマーの特定の割合のブレントに関す
る。好適なエチレンコポリマーは、α−オレフイ
ン類および非共役ジオレフイン類から成る群から
選ばれた1種またはそれ以上のコモノマーを有す
るものにして、該コポリマーが85℃以下の融点を
有するものとして開示されている。好適なコポリ
エーテルエステルは、15乃至95重量%の短鎖エス
テル単位および5乃至85重量%の長鎖エステル単
位から成り、該コポリエーテルエステルが少なく
とも100℃の融点を有するものと開示されている。
このコポリエーテルエステルエラストマーは、丈
夫さおよび他の物理的特性は保持しながら、エチ
レンコポリマーと配合することによつてより軟ら
かくされると開示されている。更に、1乃至30重
量%の充填剤および顔料(例えば非常に細かく分
割されたシリカ、アルミナ、または炭酸カルシウ
ム)をブレンドの中に混合して丈夫さおよび温度
抵抗性を増すことができると開示されている。 本発明に従い、実質的に下記 (a)約5乃至約55重量%の、エチレンと4乃至10
個の炭素原子を含有する少なくとも1種のα−オ
レフインコモノマーとの、少なくとも1種のコポ
リマー、但し該コポリマーのエチレン含有率は約
75乃至約98重量%とし、該コポリマーのコモノマ
ー含有率は約2乃至約25重量%とし、そして該コ
ポリマーのメルトインデツクスは約0.1乃至約150
であるとする;(b)約2乃至約12重量%の、プロセ
ス、エポキシド化された油、ポリエステル、ポリ
エーテルおよびポリエーテルエステルから成る群
から選ばれた少なくとも1種の可塑性;(c)約40乃
至約90重量%の充填剤;および(d)0乃至約27重量
%のエラストマーポリマー、 から成る組成物が提供されている。 本発明に従い、防音シートの形の組成物が更に
提供される。 本発明に従い、実質的に上記の組成物から成る
裏側のコーテイングを有するカーペツトおよび殊
に自動車用カーペツトが尚も更に提供される。 ここで用いる時は、「実質的に〜から成る」と
いう言いまわしは、名を挙げられた成分が必須で
あるが、しかし、本発明の利点が実現されるのを
妨げない他の成分もまた包含し得るという意味で
ある。 本発明において、エチレン/α−オレフインコ
ポリマーおよび充填剤の充填ブレンド中に可塑剤
を含有させることによつて、エチレン/α−オレ
フインコポリマーおよび充填剤の相当する二元ブ
レンド中で達成し得るよりもかなり高い充填剤水
準を含有するブレンドの製造が可能となることが
見出された。 非常に高い充填剤水準を有するエチレン/α−
オレフインコポリマーに基づく可撓性でにじみ出
しの無いブレンドは、本発明に従つて或る種の可
塑剤を使用することによつて製造し得る。対照的
に、通常の高密度か或いは通常の低密度のポリエ
チレンホモポリマーに基づく高充填可塑化ブレン
ドは、見た所少しの有用性しかなく、過度の脆
さ、乏しい伸び、および/または可塑剤のにじみ
出しを示す。 本発明の組成物に適するエチレン/α−オレフ
インコポリマーには、4乃至10個の炭素水素を含
有するα−オレフイン類から成る群から選ばれた
少なくとも1種のα−オレフインコモノマーを有
するコポリマーが含まれる。好ましくはこのコモ
ノマーは4乃至18個の炭素原子を含有する。本発
明の組成物のエチレン/α−オレフインコポリマ
ーは、典型的には、5000psiaより小さい合成圧力
で遷移元素触媒を用いて製造される。これらのコ
ポリマーを製造するのに好適な方法は米国特許第
4076698号および同4163831号に詳細に記載されて
いる。 コポリマーのエチレン含有率は約75乃至98重量
%であり、α−オレフインコモノマー含有率は約
2乃至約25重量%である。好ましいエチレンおよ
びコモノマーの水準は、それぞれ約80乃至約96重
量%および約4乃至約20重量%である。2種また
はそれ以上のエチレンコポリマーの混合物も、そ
の混合物のα−オレフインコモノマー含有率が
(重量%で表わして)上記の範囲内となるという
条件のもとで、本発明のブレンドの中に単一のコ
ポリマーのかわりに使用し得る。最も好ましいコ
モノマー水準は約6重量%乃至第16重量%であ
る。この範囲では、ブレンドは防音シートとして
の使用或いはカーペツト裏材としての使用によく
適合した引張特性および可撓性の組み合せを示
す。コポリマーの中のコモノマー含有率を約6重
量%以下に下げることによつてより硬直したブレ
ンドを得ることができる。しかし、コモノマー含
有率が下がるに従い、伸びが低下して可塑剤の相
溶性の問題も生起し得る。約16重量%以上のコモ
ノマー含有率では、その伸びが増大する一方で、
硬直性がより小さくそしてより低い引張強度を有
するブレンドがもたらされる。 コポリマーのメルトインデツクスは約0.1乃至
約150の範囲とすることができる。好ましい範囲
は約0.5乃至約30であり、ここでは物理的特性、
主に伸びがより高い水準にある。約1乃至約10の
メルトインデツクス範囲は強度を維持するために
最も好ましい。 一般に約5乃至約55重量%のエチレン/α−オ
レフインコポリマーを本発明の組成物中で使用す
るが、好ましくは約10乃至約35重量%とし、最も
好ましくは約15乃至約25重量%とする。 本発明の可塑剤成分は、幾つかの群のうちの1
つから選び得る。第1の群はプロセスオイルとし
て公知の群である。3つの型のプロセスオイル、
即ちパラフイン油、芳香族油、およびナフテン油
が公知である。これらのものはどれも純粋ではな
く、品級は現存する主要な油種を同定する。芳香
族油は本発明のブレンドから「しみ出す」傾向が
ある。しみ出しは普通は望ましくないが、特定の
応用には、例えば離型特性が価値のあるコンクリ
ート成形体では有用となり得る。 ナフテン油およびパラフイン油は、適正な比率
で使用すると本発明の組成物の中で非しみ出し性
であり、従つて自動車用カーペツト裏材の如き使
用に好ましい。 プロセスオイルは、また、粘度範囲によつて副
次的に分割される。「薄い」油は100〓(38℃)で
100乃至500SUS(Say−bolt Universal Seconds)
位低くすることができる。「重い」油は100〓(38
℃)で6000SUS位高くすることができる。100〓
(38℃)で約100乃至6000SUSの粘度を有するプ
ロセスオイル、殊にナフテン油およびパラフイン
油が好ましい。 本発明の実際化に有効な可塑剤の第二の群は、
エポキシ化された大豆油およびエポキシド化され
た亜麻仁油の如きエポキシド化された油から成る
群である。 本発明の実際化に有効な可塑剤の第三の群は、
一般に多塩基酸とポリオールの液体縮合生成物で
ある、ポリエステルである。本発明の文脈の中で
の「液体」なる言いまわしは、室温で注ぎ得ると
いうことを意味するのに使用される。酸成分は最
も秒繁には飽和脂肪族二塩基酸または芳香族二塩
基酸であり、アジピン酸、アゼライン酸、フタル
酸、セバシン酸、およびグルタール酸、またはこ
れらの酸の混合物が普通に使用される。ポリオー
ルはエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,4−および1,3−ブタングリコール、
ジエチレングリコール、およびポリエチレングリ
コールの如き脂肪族ポリオールまたはポリオキシ
アルキレンポリオールとすることができる。好ま
しいポリエステル組成物は、その50重量%より多
くのものが脂肪族二塩基酸である酸成分、および
脂肪族ポリオールまたはなお更に好ましい脂肪族
グリコールのポリオール成分から成る。最も好ま
しい組成物はアジピン酸もしくはアゼライン酸、
およびプロピレングリコールもしくは1,2−も
しくは1,4−ブタングリコールに基づく。これ
らの可塑剤の分子量は数百の低きから約10000の
高きまで変化し得る。市販の製品の分子量はめつ
たに特定されていないが、しかし、商取引では典
型的に、製品の分子量範囲は低く、中または高と
類別される。本発明の目的に好ましい範囲は中と
類別されるものである。 ポリエステルまたはエポキシド化された油と炭
化水素油との混合物もまた本発明において有効な
可塑剤である。そのような混合物を使用する一つ
の目的は、比較的高コストのポリエステルまたは
エポキシド化された油の高効率と炭化水素油の低
コストとを組み合せることである。そのような混
合物で可塑化した化合物のコストパホーマンス
は、特性はより詳細に仕立てることができ、或い
は充填剤水準を増すことができるので、ある与え
られた応用には顕著に改善され得る。実際、本発
明のブレンドの性能の或る利点は、下記に議論の
如く、そのような混合物を可塑剤として使用する
時に得られる。これらのポリエステル可塑剤およ
びこれらのものを充填エチレンインターポリマー
組成物中で使用することは同時の日付の米国特許
出願S.N.(AD−5050A)に記載されている。 一般に、エポキシド化された油およびポリエス
テルは両方共充填エチレン/α−オレフインイン
ターポリマーの可塑化ではプロセスオイルよりも
「効率的」であり、即ち、同じ重量%で使用した
時、プロセスオイルを可塑剤として含有する相当
するブレンドよりも更に可撓性であり高い%の伸
びを有するブレンドを製造する。 ポリエステル可塑剤および炭化水素油の混合物
を使用する時は、2つの成分の相対的な割合は性
能の目標に応じて広い範囲に亘つて変えることが
できる。50%またはこれ以下のポリエステルを含
有する混合物が経済的理由から好ましく、20%ま
たはこれ以下のポリエステルを含有するものが最
も好ましい。 可塑剤の第四の群、ポリエーテルおよびポリエ
ーテルエステルもまた、本発明のエチレン/α−
オレフインコポリマーおよび充填剤のブレンド中
で有効な可塑剤である。一般にポリエーテルはア
ルキレンオキシドのオリゴマーまたはポリマーと
し、エチレンまたはプロピレンオキシドのポリマ
ーは市販で入手し得る最も普通の型のものであ
る。ポリエーテルは種々の型の触媒を用いてアル
デヒドを重合させることにより、或いは例えばア
ルキレンオキシドの酸または塩基触媒重合によつ
て製造し得る。ポリエーテルはヒドロキシル基で
停止させてジオール(グリコール)を形成するこ
とができ、或いはアルキレンオキシドと例えばグ
リセロールとのアダクツの場合は、トリオール等
を形成し得る。ヒドロキシル末端ポリエーテル
は、ラウリン酸およびステアリン酸の如き脂肪酸
が普通使用されるが、酸と反応させて、エステル
を生成することもでき、これらの化合物の最も普
通の例はポリエチレンまたはポリプロピレングリ
コールのモノ−およびジエステルである。ポリエ
ーテルの分子量は高いポリマーに典型的な所まで
の範囲とすることができる。 本発明を実際に行なう際に好ましいポリエーテ
ル組成物は、エチレンオキシドおよびプロピレン
オキシドのランダムおよび/またはブロツクコポ
リマーに基づくポリオールから成るものである。
このコポリマーポリオールは非常に高い水準の充
填剤を含有する本発明の化合物の中で効率で言い
表わすとより良い性能を提供する。 ポリエーテルまたはポリエーテルエステル可塑
剤とポリエステル可塑剤または炭化水素プロセス
オイル何れかとの混合物もまた本発明を実際に行
なう際に使用し得る。ポリエーテル/ポリエステ
ルの組み合せの利点は、ポリエーテルの方がポリ
エステルよりも安いためにより低コストであると
いう点である。ポリエーテルおよびプロセスオイ
ルの組み合せもまた油のコストがより低いのでよ
り安価となる。 ポリエーテル/ポリエステルの組み合せの中の
2種の成分の相対的な比率は、特性要求およびコ
ストに基づく系の効率に従つて調節される。ポリ
エステルに主に基づくものは、例えばポリエーテ
ルまたはポリエーテルエステルに主に基づくもの
と比べて、同じ位硬直ではなく、更に高価であ
る。 ポリエーテルまたはポリエーテルエステルおよ
び炭化水素油の混合物を使用する場合は、使用す
る相対比は再びコストおよび特性要求に依存する
ことになる。ポリエーテルはプロセスオイルより
も高価なので、50%またはこれより少ないポリエ
ーテルを含有する混合物が好ましい。 上で引用した如く、一方がプロセスオイルであ
り他方がエポキシド化された油またはポリエステ
ルまたはポリエーテルまたはポリエーテルエステ
ルまたはこれらのもののあらゆる組み合せである
混合物もまた本発明の組成物用の可塑剤として非
常に有効に使用し得る。事実、約50乃至約95重量
%のプロセスオイルを含有するそのような2成分
またはそれ以上の成分の可塑剤系は何れかの可塑
剤を単独で同じ水準で使用して得ることができる
よりも高い引張びを与える。最大の伸びは、約50
乃至約80重量%のプロセスオイルを含有する。プ
ロセスオイルおよびポリエステルまたはポリエー
テルまたはポリエーテルエステルまたはこれらの
もののあらゆる組み合せの混合物を用いて達成さ
れる。 本発明の組成物中の可塑剤の量は約2乃至約12
重量%、好ましくは約3乃至約10重量%とする。
最も好ましくは可塑剤の量は約4乃至8重量%と
する。 本発明の組成物の第三の必須成分は充填剤であ
る。本発明の組成物の中に包含することのできる
充填剤の%は、重量基準で、主に充填剤の密度の
関数である。充填剤の粒度も幾らかの影響をす
る。細かい粒度の充填剤は一般により高いブレン
ド粒度をもたらす傾向があり、そしてまたこれら
のものはより高価である。細かい充填剤を、殊に
高充填剤装荷が使用すると、融成ブレンドを型の
オリフイスを通して押出し成型した時に、より滑
らかな押出し成型体表面が生ずる。細かい粒度の
充填剤を充填ポリマーブレンド中に使用すること
の付随的な利点は、1979年6月27日出願の特許出
願第052927号、1981年4月21日発行の米国特許第
4263196号に記載されており、この開示内容は参
照のために本明細書に記載する。本発明の組成物
中で広く使用したNo.9「Whiting」(炭酸カルシウ
ム)(325メツシユを通過するもの約95%)は、粗
さ、入手し易さおよびストの実行し得る中間点を
表わす。 好適な充填剤の例は、炭酸カルシウム、硫酸バ
リウム、水和アルミナ、粘土、炭酸マグネシウ
ム、硫酸カルシウム、フライアツシユ、セメント
粉、木材細粉、粉砕したイネの外皮およびこれら
のものの混合物である。 最も好ましい充填剤は炭酸カルシウム、硫酸バ
リウム、水和アルミナ、およびこれらのものの混
合物である。 本発明の組成物中に存在する充填剤の量は約40
%乃至約90重量%、好ましくは約50乃至約85重量
%とする。最も好ましくは、炭酸カルシウムまた
は水和アルミナの如き中位の密度の充填剤を使用
する時は充填剤の量は約65乃至約80重量%とし、
そして硫酸バリウムの如き高密度の充填剤を使用
する時は充填剤の量は約70乃至約85重量%とす
る。 水和アルミナは、炎遅延性であるブレンドを得
るための充填剤としてもまた使用し得る。 上に挙げたもの以外のホモポリマーおよびコポ
リマー両方のポリマーもまた、本発明によつて得
られる利点を目立つて妨害しないで、上で特定し
たポリマーと組も合せて或る程度使用し得る。同
様に、コストの減少または物理的特性の増進の如
き幾つかの望まれる効果を得るために、混合者に
よつて他の成分を本発明の組成物に加えることも
できる。従つて、広く使用されている展延剤、ま
たは修飾樹脂、ワツクス、発泡剤、架橋剤、抗酸
化剤、炎遅延剤、粘着化樹脂等を本発明の組成物
に包含させ得る。 エラストマーポリマーは本発明のブレンド用の
修飾樹脂として興味深い。これらのものはブレン
ドの中で良好な相溶性を示し、そして可撓性また
は他の物理的特性を修飾するのに有用となり得
る。本発明のブレンドは0乃至約27重量%のエラ
ストマーまたはエラストマー混合物を含有するこ
とができ、好ましくは約1乃至約17重量%、そし
て最も好ましくは約2乃至約12重量%とする。エ
ラストマーのムーニー粘度は好ましくは20乃至90
の範囲内とする。熱可塑性エラストマー(例えば
エチレン−プロピレンゴム、スチレン−ブタジエ
ン−スチレン、ポリウレタン等)または加硫し得
るエラストマー(例えばスチレン−ブタジエンゴ
ム、エチレン/プロピレン/ジエンターポリマー
(EPDM)、クロロスルホン化されたポリエチレ
ン等)を使用し得る。好ましいエラストマーはそ
の中でエチレン含有率が約20重量%乃至約80重量
%の範囲となるべきエチレン−プロピレンゴムお
よびEPDMゴムである。ジエンコモノマー
(EPDM中)は、他のジエンも使用し得るが普通
はメチレンノルボルネン、エチリデンノルボルネ
ン、エチリデンノルボルネン、ジシクロペンタジ
エンまたは1,4−ヘキサジエンであり、ジエン
の濃度は普通は約5重量%より小とする。加硫し
得るエラストマーを使用する時はこれらのものは
非加硫状態で加え、もし望ましければ生成する化
合物を続く操作で加硫して高められた引張強度お
よび改善された高温性能を有する生成物を製造す
ることができる。 本発明のブレンドは性質が熱可塑性なので、従
つて加工後再循環させ得る。再循環される材料
は、仕上げの製品(例えば裏コートされた自動車
用カーペツト)の製造の際に得られる装飾中に存
在す織物繊維、ジユート等をも含有し得る。 商業上の大きさの回分式のバンベリーまたは等
価な強力な混合機が本発明の組成物の製造に全く
好適である。フアーレル(Farrel)連続混合機
(「FCM」)もまた優秀な混合装置である。何れの
例でも、乾燥した成分を日常の方式で装荷する殆
どの場合、この型の装置を用いて広く使用される
常習的行為に従つて、何れかの装置の混合室の中
へ直接可塑剤成分を注入するのが好都合である。
1種以上の可塑剤を使用する時、および可塑剤の
何れか1つが少量(全可塑剤混合物の約10重量%
より少)だけ存在する場合、可塑剤は本発明の他
の成分に加える前に予備混合しておく必要があ
る。このことは最終組成物中の各可塑剤成分の一
様な分布を容易にし、従つて最適の特性が得られ
ることを確実にする。もし望ましければ、コポリ
マーおよび可塑剤は、好適な強力混合装置(例え
ばバンベリー混合機またはスクリユー型押出し成
型機)中で「主回分」として予備混合することが
できる。この「主回分」を次に充填剤および他の
残りの成分と混合して最終組成物を製造すること
ができる。普通325乃至375〓の間の操作温度にお
いては、約3分の混合サイクルがバンベリー混合
機には一般に十分である。ECM装置の操作速度
は、一般に、Farrel Company、Ansonia、
Connecticutによつて用意されている文献によつ
て予測される範囲内に入いることになろう。再
び、325乃至375〓の間の温度が有効である。両方
の場合で、非常に低い可塑剤水準、例えば約2乃
至3%ではより高い温度を必要とするが、一方、
約7%以上の可塑剤水準ではより低い混合機温度
でよく混合し得る。評価はしていないが、粘性混
合物(0.1乃至20のMI)を混合するための他の装
置も完全に満足であると期待されるが、何れの場
合でも、進展する上でのプロトタイプの試行が望
ましい。 ひとたびブレンドが混合されるや、水中での融
成物切断+乾燥またはシート化+切断の方法の使
用の如き、日常の商業的実際行為を使用して最終
的なペレツト化された生成物を製造することがで
きる。 本発明の組成物の主な用途は、多分、殊に低コ
スト、稠密、防音構造用のシート材の分野であろ
う。改善された「手ざわり」、「垂れぐあい
(drape)、減らされた硬直性、および減らされた
厚さの如き押出し成型されたシート材の顕著な特
性が本発明の組成物から生ずる。 本発明のブレンドは自動車用カーペツトの如き
基体の上へ容易に押出し成型することができ、或
いは非支持のフイルムまたはシートとして押出し
成型または引き伸ばしをすることができる。使用
する装置、および用いる混合技術に依つて、20ミ
ル以下から100ミル以上までの広い範囲のフイル
ム厚さに押出し成型することが可能である。この
ことは、次に、達成すべき防音の量を、フイルム
厚さ、ブレンドの密度、充填剤対バインダーの比
を変えることおよび現在の技術で広く公知である
同様の技術によつて変化させる機会を工業に提供
する。 製造された防音シートは種々の方法で使用し得
る: 自動車用カーペツトとして応用する時は、上記
のブレンドは有効かつ経済的な防音手段であり、
一方でまた同時にカーペツトの成型可能な支持体
として作用する。 シートの形で使用される時は、このブレンドは
サイドパネル、ドアパネル、ルーフイング部分等
の如き自動車、トラツク、バス等の他の場所に装
置することができる。 シートの形で、ブレンドを、織機、鍛造プレス
等の如き工場装備の騒々しい単品をしやへいし或
いは包囲するための垂れ布または吊り下げ材とし
て使用し得る。 積層シートの形で、ブレンドは、他の材料と向
き合つて、開放仕様の事務室の中の分割用パネル
の如き装飾および機能両用の用途を達成するのに
使用し得る。 本発明の組成物をカーペツト、殊に自動車用カ
ーペツトに応用することは、米国特許第4191798
号に既に記載されている方法と実質的に同様であ
り、その開示物はここに参照のために添付する。 以下の実施例は本発明を例示する目的で与える
ものである。全ての部および%は他に特定しなけ
れば重量基準のものである。 比較例 1乃至3 これらの比較例は、エチレン/αオレフインコ
ポリマーを単一のバインダーとして使用して高充
填二元ブレンドを製造する際に遭遇する増大して
いく困難さを示す。全ての成分を1ガロンの缶の
中で手で約0.5分間震とうすることによつて予備
混合した。この材料を次に実験室用の大きさのバ
ンベリー強力混合機に装荷した。用いた混合条件
は約325乃至375〓の温度で約3分間の融解とし
た。組成および物理的特性を第1表に要約する。
充填剤(CaCO3)水準を50%から60%まで上昇
させると、約95%だけ伸びが減つた。更に充填剤
を70%まで上げると、混合時間約10分後でさえも
バンベリー混合機中でもはや融解しない混合物が
生成した。生成物は混合機から未混合の乾燥成分
として放出された。
更に特定的には、本発明は可塑剤で修飾されたエ
チレン/α−オレフインターポリマーの充填ブレ
ンドに関する。 イオウ、加促剤、カーボンブラツクおよびゴム
工業で通常使用される他の添加剤を含有する天然
ゴムまたは合成ゴム様の化合物と共にプロセスオ
イルおよび他の可塑剤を使用することは広く公知
である。非常に高い引張強度値を得る目的の幾つ
かの例では、充填剤を省略する。他方、ジユート
二次裏材をカーペツトに固定させるのに使用され
るものの如きスチレン/ブタジエンゴム(SBR)
化合物は80重量%またはこれ以上までの炭酸カル
シウム充填剤を容易に含み得ることも公知であ
る。加硫またはキユアリングによつてブレンド強
度が増進される。 熱可塑性エラストマーとして使用するために
は、加硫を避けることおよびブレンドのコストを
下げ並びにブレンドの密度を上げるために充填剤
を使用することの両方が望ましい。 工業的な騒音およびその抑制は、政府、環境、
および工業の組織にとつて、関心が増大しつつあ
る項目である。政府機関は、労働者が曝され得る
騒音の限界を、彼等の健康を保護するために定め
つつある。 美的な観点からも騒音は問題を起している。
「静かに運転する」車の広告が至る所にある。製
造者らは、キヤンプ用車、トレーラー、バス、ト
ラツク、および道路外使用の農場車両を含めて、
十分静かな他の車両を作ろうと試ている。 音源と静かに保つべき地域の間に介在する物体
が防音を達成するための有効な手段であることは
長く公知であつた。鉛のシートは薄く可撓性でし
ばしば高効率であるがコストが高い。そこで、音
源および静粛にさせるべき地域の間に介在させ得
る、密で薄く可撓性のシートを得るための挑戦が
なされている。 熱可塑性材料またはゴム状の材料のシートは防
音手段として長く用いられてきた。シートを可撓
性で密で強力で且つ高価でなくすることはコンパ
ウンド業者に挑戦課題を長年課してきた。自動車
用カーペツトの下敷材の如き幾つかの用途に対し
ては、防音シートはまた成型可能なものでなけれ
ばならない。 シユワルツ(Schwartz)の米国特許第3904456
号は、空中を伝わる騒音の伝達を阻害する方法に
して、音源および絶縁すべき位置の間の空間に、
平均ビニルアセテート含有率約10乃至42重量%お
よび空間で平均周囲温度よりも少なくとも約30℃
下のガラス転移温度を有するエチレン/ビニルア
セテートコポリマー約10乃至約42重量%、および
バリウム、カルシウム、カドミウム等の硫酸塩、
炭酸塩、酸化物等の如き無機充填剤材料約60乃至
約90重量%から実質的に成り、1立方センチメー
トルあたり少なくとも2gより大の全体密度を生
み出すのに有効な、薄く、密で普通は自立性のフ
イルムまたはシートを介在させることによる方法
に関する。 西ドイツ国特許出願第2319431号には、その裏
側に充填材材料シート、例えばポリマーホームが
提供された、高充填ポリマーシート(例えば、ポ
リマー100部あたり充填剤300乃至1200或いは1500
部までもの充填剤)から成る、自動的に使用する
のに好適な防音複合材料が開示されている。用す
るのが好適なポリマーは、エチレン、プロピレン
および非共役ジエンのターポリマー(EPDM)、
ポリビニルクロリド(PVC)、エチレンおよびビ
ニルアセテートの混合ポリマー(EVA)、スチレ
ン−ブタジエン混合ポリマー(SBR)およびこ
れらの材料とポリスチレンおよびポリオレフイン
の如き熱可塑性ポリマーとの混合物であると開示
されている。 ローゼンフエルダー(Rosenfelder)の米国特
許第3203921号には、エチレンのホモポリマーま
たはコポリマー73乃至88重量%(このものはエチ
レン/ビニルアセテートまたはエチレン/エチル
アクリレートコポリマーとすることができる)、
脂肪族パラフイン性炭化水素鉱油2乃至7重量%
および鉱物充填剤10乃至20重量%(例えば、炭酸
カルシウム、硫酸バリウム等)から実質的に成る
組成物を、人形の如き吹込成形体を製造するのに
使用することが開示されている。 シユーメーカーとイロ(Schumacher and
Yllo)の米国特許第4191798号には、エチレンイ
ンターポリマー(例えばエチレン/ビニルアセテ
ートコポリマー)5乃至50重量%、プロセスオイ
ル2乃至15重量%、および充填剤50乃至90重量%
から実質的に成る組成物が開示されている。これ
らの組成物は防音シートとして成形した時に有用
であり、自動車用カーペツトの裏側のコーテイン
グとして殊に効用を有する。 ベルギー国特許第694890号の「エチレン/プロ
ピレンエラストマーに基づく表面硬化プラスチツ
ク」と題する明細書は、エチレン/プロピレンコ
ポリマー、鉱油、充填剤および乾燥油から成る、
該コポリマーが25乃至75モル(約33乃至82重量
%)のプロピレンを含有する、表面硬化マスチツ
クとして使用するためのブレンドを開示してい
る。これらのブレンドは建築および金属構造物中
のシール用マスチツクの中で有用であると主張さ
れている。 日本国特許公開第042−235/78(日本国出願第
118114/76号)は、エチレン/α−オレフインコ
ポリマー、炭化水素オリゴマー、立体障害のある
エステル、1乃至10重量%のコロイド状シリカお
よび微結晶ワツクスを含有するホツトメルト組成
物を開示している。これらの組成物は主にオレフ
イン化合物を含有するが、オレフイン型のフイル
ムへの接着が妨げられる一方で可撓性および内部
損失が維持されると主張されている。これらの組
成物は振動の制動に有用であると開示されてい
る。 米国特許第3963802号は或る種のエチレンコポ
リマーおよびセグメント状のコポリエーテルエス
テルエラストマーの特定の割合のブレントに関す
る。好適なエチレンコポリマーは、α−オレフイ
ン類および非共役ジオレフイン類から成る群から
選ばれた1種またはそれ以上のコモノマーを有す
るものにして、該コポリマーが85℃以下の融点を
有するものとして開示されている。好適なコポリ
エーテルエステルは、15乃至95重量%の短鎖エス
テル単位および5乃至85重量%の長鎖エステル単
位から成り、該コポリエーテルエステルが少なく
とも100℃の融点を有するものと開示されている。
このコポリエーテルエステルエラストマーは、丈
夫さおよび他の物理的特性は保持しながら、エチ
レンコポリマーと配合することによつてより軟ら
かくされると開示されている。更に、1乃至30重
量%の充填剤および顔料(例えば非常に細かく分
割されたシリカ、アルミナ、または炭酸カルシウ
ム)をブレンドの中に混合して丈夫さおよび温度
抵抗性を増すことができると開示されている。 本発明に従い、実質的に下記 (a)約5乃至約55重量%の、エチレンと4乃至10
個の炭素原子を含有する少なくとも1種のα−オ
レフインコモノマーとの、少なくとも1種のコポ
リマー、但し該コポリマーのエチレン含有率は約
75乃至約98重量%とし、該コポリマーのコモノマ
ー含有率は約2乃至約25重量%とし、そして該コ
ポリマーのメルトインデツクスは約0.1乃至約150
であるとする;(b)約2乃至約12重量%の、プロセ
ス、エポキシド化された油、ポリエステル、ポリ
エーテルおよびポリエーテルエステルから成る群
から選ばれた少なくとも1種の可塑性;(c)約40乃
至約90重量%の充填剤;および(d)0乃至約27重量
%のエラストマーポリマー、 から成る組成物が提供されている。 本発明に従い、防音シートの形の組成物が更に
提供される。 本発明に従い、実質的に上記の組成物から成る
裏側のコーテイングを有するカーペツトおよび殊
に自動車用カーペツトが尚も更に提供される。 ここで用いる時は、「実質的に〜から成る」と
いう言いまわしは、名を挙げられた成分が必須で
あるが、しかし、本発明の利点が実現されるのを
妨げない他の成分もまた包含し得るという意味で
ある。 本発明において、エチレン/α−オレフインコ
ポリマーおよび充填剤の充填ブレンド中に可塑剤
を含有させることによつて、エチレン/α−オレ
フインコポリマーおよび充填剤の相当する二元ブ
レンド中で達成し得るよりもかなり高い充填剤水
準を含有するブレンドの製造が可能となることが
見出された。 非常に高い充填剤水準を有するエチレン/α−
オレフインコポリマーに基づく可撓性でにじみ出
しの無いブレンドは、本発明に従つて或る種の可
塑剤を使用することによつて製造し得る。対照的
に、通常の高密度か或いは通常の低密度のポリエ
チレンホモポリマーに基づく高充填可塑化ブレン
ドは、見た所少しの有用性しかなく、過度の脆
さ、乏しい伸び、および/または可塑剤のにじみ
出しを示す。 本発明の組成物に適するエチレン/α−オレフ
インコポリマーには、4乃至10個の炭素水素を含
有するα−オレフイン類から成る群から選ばれた
少なくとも1種のα−オレフインコモノマーを有
するコポリマーが含まれる。好ましくはこのコモ
ノマーは4乃至18個の炭素原子を含有する。本発
明の組成物のエチレン/α−オレフインコポリマ
ーは、典型的には、5000psiaより小さい合成圧力
で遷移元素触媒を用いて製造される。これらのコ
ポリマーを製造するのに好適な方法は米国特許第
4076698号および同4163831号に詳細に記載されて
いる。 コポリマーのエチレン含有率は約75乃至98重量
%であり、α−オレフインコモノマー含有率は約
2乃至約25重量%である。好ましいエチレンおよ
びコモノマーの水準は、それぞれ約80乃至約96重
量%および約4乃至約20重量%である。2種また
はそれ以上のエチレンコポリマーの混合物も、そ
の混合物のα−オレフインコモノマー含有率が
(重量%で表わして)上記の範囲内となるという
条件のもとで、本発明のブレンドの中に単一のコ
ポリマーのかわりに使用し得る。最も好ましいコ
モノマー水準は約6重量%乃至第16重量%であ
る。この範囲では、ブレンドは防音シートとして
の使用或いはカーペツト裏材としての使用によく
適合した引張特性および可撓性の組み合せを示
す。コポリマーの中のコモノマー含有率を約6重
量%以下に下げることによつてより硬直したブレ
ンドを得ることができる。しかし、コモノマー含
有率が下がるに従い、伸びが低下して可塑剤の相
溶性の問題も生起し得る。約16重量%以上のコモ
ノマー含有率では、その伸びが増大する一方で、
硬直性がより小さくそしてより低い引張強度を有
するブレンドがもたらされる。 コポリマーのメルトインデツクスは約0.1乃至
約150の範囲とすることができる。好ましい範囲
は約0.5乃至約30であり、ここでは物理的特性、
主に伸びがより高い水準にある。約1乃至約10の
メルトインデツクス範囲は強度を維持するために
最も好ましい。 一般に約5乃至約55重量%のエチレン/α−オ
レフインコポリマーを本発明の組成物中で使用す
るが、好ましくは約10乃至約35重量%とし、最も
好ましくは約15乃至約25重量%とする。 本発明の可塑剤成分は、幾つかの群のうちの1
つから選び得る。第1の群はプロセスオイルとし
て公知の群である。3つの型のプロセスオイル、
即ちパラフイン油、芳香族油、およびナフテン油
が公知である。これらのものはどれも純粋ではな
く、品級は現存する主要な油種を同定する。芳香
族油は本発明のブレンドから「しみ出す」傾向が
ある。しみ出しは普通は望ましくないが、特定の
応用には、例えば離型特性が価値のあるコンクリ
ート成形体では有用となり得る。 ナフテン油およびパラフイン油は、適正な比率
で使用すると本発明の組成物の中で非しみ出し性
であり、従つて自動車用カーペツト裏材の如き使
用に好ましい。 プロセスオイルは、また、粘度範囲によつて副
次的に分割される。「薄い」油は100〓(38℃)で
100乃至500SUS(Say−bolt Universal Seconds)
位低くすることができる。「重い」油は100〓(38
℃)で6000SUS位高くすることができる。100〓
(38℃)で約100乃至6000SUSの粘度を有するプ
ロセスオイル、殊にナフテン油およびパラフイン
油が好ましい。 本発明の実際化に有効な可塑剤の第二の群は、
エポキシ化された大豆油およびエポキシド化され
た亜麻仁油の如きエポキシド化された油から成る
群である。 本発明の実際化に有効な可塑剤の第三の群は、
一般に多塩基酸とポリオールの液体縮合生成物で
ある、ポリエステルである。本発明の文脈の中で
の「液体」なる言いまわしは、室温で注ぎ得ると
いうことを意味するのに使用される。酸成分は最
も秒繁には飽和脂肪族二塩基酸または芳香族二塩
基酸であり、アジピン酸、アゼライン酸、フタル
酸、セバシン酸、およびグルタール酸、またはこ
れらの酸の混合物が普通に使用される。ポリオー
ルはエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,4−および1,3−ブタングリコール、
ジエチレングリコール、およびポリエチレングリ
コールの如き脂肪族ポリオールまたはポリオキシ
アルキレンポリオールとすることができる。好ま
しいポリエステル組成物は、その50重量%より多
くのものが脂肪族二塩基酸である酸成分、および
脂肪族ポリオールまたはなお更に好ましい脂肪族
グリコールのポリオール成分から成る。最も好ま
しい組成物はアジピン酸もしくはアゼライン酸、
およびプロピレングリコールもしくは1,2−も
しくは1,4−ブタングリコールに基づく。これ
らの可塑剤の分子量は数百の低きから約10000の
高きまで変化し得る。市販の製品の分子量はめつ
たに特定されていないが、しかし、商取引では典
型的に、製品の分子量範囲は低く、中または高と
類別される。本発明の目的に好ましい範囲は中と
類別されるものである。 ポリエステルまたはエポキシド化された油と炭
化水素油との混合物もまた本発明において有効な
可塑剤である。そのような混合物を使用する一つ
の目的は、比較的高コストのポリエステルまたは
エポキシド化された油の高効率と炭化水素油の低
コストとを組み合せることである。そのような混
合物で可塑化した化合物のコストパホーマンス
は、特性はより詳細に仕立てることができ、或い
は充填剤水準を増すことができるので、ある与え
られた応用には顕著に改善され得る。実際、本発
明のブレンドの性能の或る利点は、下記に議論の
如く、そのような混合物を可塑剤として使用する
時に得られる。これらのポリエステル可塑剤およ
びこれらのものを充填エチレンインターポリマー
組成物中で使用することは同時の日付の米国特許
出願S.N.(AD−5050A)に記載されている。 一般に、エポキシド化された油およびポリエス
テルは両方共充填エチレン/α−オレフインイン
ターポリマーの可塑化ではプロセスオイルよりも
「効率的」であり、即ち、同じ重量%で使用した
時、プロセスオイルを可塑剤として含有する相当
するブレンドよりも更に可撓性であり高い%の伸
びを有するブレンドを製造する。 ポリエステル可塑剤および炭化水素油の混合物
を使用する時は、2つの成分の相対的な割合は性
能の目標に応じて広い範囲に亘つて変えることが
できる。50%またはこれ以下のポリエステルを含
有する混合物が経済的理由から好ましく、20%ま
たはこれ以下のポリエステルを含有するものが最
も好ましい。 可塑剤の第四の群、ポリエーテルおよびポリエ
ーテルエステルもまた、本発明のエチレン/α−
オレフインコポリマーおよび充填剤のブレンド中
で有効な可塑剤である。一般にポリエーテルはア
ルキレンオキシドのオリゴマーまたはポリマーと
し、エチレンまたはプロピレンオキシドのポリマ
ーは市販で入手し得る最も普通の型のものであ
る。ポリエーテルは種々の型の触媒を用いてアル
デヒドを重合させることにより、或いは例えばア
ルキレンオキシドの酸または塩基触媒重合によつ
て製造し得る。ポリエーテルはヒドロキシル基で
停止させてジオール(グリコール)を形成するこ
とができ、或いはアルキレンオキシドと例えばグ
リセロールとのアダクツの場合は、トリオール等
を形成し得る。ヒドロキシル末端ポリエーテル
は、ラウリン酸およびステアリン酸の如き脂肪酸
が普通使用されるが、酸と反応させて、エステル
を生成することもでき、これらの化合物の最も普
通の例はポリエチレンまたはポリプロピレングリ
コールのモノ−およびジエステルである。ポリエ
ーテルの分子量は高いポリマーに典型的な所まで
の範囲とすることができる。 本発明を実際に行なう際に好ましいポリエーテ
ル組成物は、エチレンオキシドおよびプロピレン
オキシドのランダムおよび/またはブロツクコポ
リマーに基づくポリオールから成るものである。
このコポリマーポリオールは非常に高い水準の充
填剤を含有する本発明の化合物の中で効率で言い
表わすとより良い性能を提供する。 ポリエーテルまたはポリエーテルエステル可塑
剤とポリエステル可塑剤または炭化水素プロセス
オイル何れかとの混合物もまた本発明を実際に行
なう際に使用し得る。ポリエーテル/ポリエステ
ルの組み合せの利点は、ポリエーテルの方がポリ
エステルよりも安いためにより低コストであると
いう点である。ポリエーテルおよびプロセスオイ
ルの組み合せもまた油のコストがより低いのでよ
り安価となる。 ポリエーテル/ポリエステルの組み合せの中の
2種の成分の相対的な比率は、特性要求およびコ
ストに基づく系の効率に従つて調節される。ポリ
エステルに主に基づくものは、例えばポリエーテ
ルまたはポリエーテルエステルに主に基づくもの
と比べて、同じ位硬直ではなく、更に高価であ
る。 ポリエーテルまたはポリエーテルエステルおよ
び炭化水素油の混合物を使用する場合は、使用す
る相対比は再びコストおよび特性要求に依存する
ことになる。ポリエーテルはプロセスオイルより
も高価なので、50%またはこれより少ないポリエ
ーテルを含有する混合物が好ましい。 上で引用した如く、一方がプロセスオイルであ
り他方がエポキシド化された油またはポリエステ
ルまたはポリエーテルまたはポリエーテルエステ
ルまたはこれらのもののあらゆる組み合せである
混合物もまた本発明の組成物用の可塑剤として非
常に有効に使用し得る。事実、約50乃至約95重量
%のプロセスオイルを含有するそのような2成分
またはそれ以上の成分の可塑剤系は何れかの可塑
剤を単独で同じ水準で使用して得ることができる
よりも高い引張びを与える。最大の伸びは、約50
乃至約80重量%のプロセスオイルを含有する。プ
ロセスオイルおよびポリエステルまたはポリエー
テルまたはポリエーテルエステルまたはこれらの
もののあらゆる組み合せの混合物を用いて達成さ
れる。 本発明の組成物中の可塑剤の量は約2乃至約12
重量%、好ましくは約3乃至約10重量%とする。
最も好ましくは可塑剤の量は約4乃至8重量%と
する。 本発明の組成物の第三の必須成分は充填剤であ
る。本発明の組成物の中に包含することのできる
充填剤の%は、重量基準で、主に充填剤の密度の
関数である。充填剤の粒度も幾らかの影響をす
る。細かい粒度の充填剤は一般により高いブレン
ド粒度をもたらす傾向があり、そしてまたこれら
のものはより高価である。細かい充填剤を、殊に
高充填剤装荷が使用すると、融成ブレンドを型の
オリフイスを通して押出し成型した時に、より滑
らかな押出し成型体表面が生ずる。細かい粒度の
充填剤を充填ポリマーブレンド中に使用すること
の付随的な利点は、1979年6月27日出願の特許出
願第052927号、1981年4月21日発行の米国特許第
4263196号に記載されており、この開示内容は参
照のために本明細書に記載する。本発明の組成物
中で広く使用したNo.9「Whiting」(炭酸カルシウ
ム)(325メツシユを通過するもの約95%)は、粗
さ、入手し易さおよびストの実行し得る中間点を
表わす。 好適な充填剤の例は、炭酸カルシウム、硫酸バ
リウム、水和アルミナ、粘土、炭酸マグネシウ
ム、硫酸カルシウム、フライアツシユ、セメント
粉、木材細粉、粉砕したイネの外皮およびこれら
のものの混合物である。 最も好ましい充填剤は炭酸カルシウム、硫酸バ
リウム、水和アルミナ、およびこれらのものの混
合物である。 本発明の組成物中に存在する充填剤の量は約40
%乃至約90重量%、好ましくは約50乃至約85重量
%とする。最も好ましくは、炭酸カルシウムまた
は水和アルミナの如き中位の密度の充填剤を使用
する時は充填剤の量は約65乃至約80重量%とし、
そして硫酸バリウムの如き高密度の充填剤を使用
する時は充填剤の量は約70乃至約85重量%とす
る。 水和アルミナは、炎遅延性であるブレンドを得
るための充填剤としてもまた使用し得る。 上に挙げたもの以外のホモポリマーおよびコポ
リマー両方のポリマーもまた、本発明によつて得
られる利点を目立つて妨害しないで、上で特定し
たポリマーと組も合せて或る程度使用し得る。同
様に、コストの減少または物理的特性の増進の如
き幾つかの望まれる効果を得るために、混合者に
よつて他の成分を本発明の組成物に加えることも
できる。従つて、広く使用されている展延剤、ま
たは修飾樹脂、ワツクス、発泡剤、架橋剤、抗酸
化剤、炎遅延剤、粘着化樹脂等を本発明の組成物
に包含させ得る。 エラストマーポリマーは本発明のブレンド用の
修飾樹脂として興味深い。これらのものはブレン
ドの中で良好な相溶性を示し、そして可撓性また
は他の物理的特性を修飾するのに有用となり得
る。本発明のブレンドは0乃至約27重量%のエラ
ストマーまたはエラストマー混合物を含有するこ
とができ、好ましくは約1乃至約17重量%、そし
て最も好ましくは約2乃至約12重量%とする。エ
ラストマーのムーニー粘度は好ましくは20乃至90
の範囲内とする。熱可塑性エラストマー(例えば
エチレン−プロピレンゴム、スチレン−ブタジエ
ン−スチレン、ポリウレタン等)または加硫し得
るエラストマー(例えばスチレン−ブタジエンゴ
ム、エチレン/プロピレン/ジエンターポリマー
(EPDM)、クロロスルホン化されたポリエチレ
ン等)を使用し得る。好ましいエラストマーはそ
の中でエチレン含有率が約20重量%乃至約80重量
%の範囲となるべきエチレン−プロピレンゴムお
よびEPDMゴムである。ジエンコモノマー
(EPDM中)は、他のジエンも使用し得るが普通
はメチレンノルボルネン、エチリデンノルボルネ
ン、エチリデンノルボルネン、ジシクロペンタジ
エンまたは1,4−ヘキサジエンであり、ジエン
の濃度は普通は約5重量%より小とする。加硫し
得るエラストマーを使用する時はこれらのものは
非加硫状態で加え、もし望ましければ生成する化
合物を続く操作で加硫して高められた引張強度お
よび改善された高温性能を有する生成物を製造す
ることができる。 本発明のブレンドは性質が熱可塑性なので、従
つて加工後再循環させ得る。再循環される材料
は、仕上げの製品(例えば裏コートされた自動車
用カーペツト)の製造の際に得られる装飾中に存
在す織物繊維、ジユート等をも含有し得る。 商業上の大きさの回分式のバンベリーまたは等
価な強力な混合機が本発明の組成物の製造に全く
好適である。フアーレル(Farrel)連続混合機
(「FCM」)もまた優秀な混合装置である。何れの
例でも、乾燥した成分を日常の方式で装荷する殆
どの場合、この型の装置を用いて広く使用される
常習的行為に従つて、何れかの装置の混合室の中
へ直接可塑剤成分を注入するのが好都合である。
1種以上の可塑剤を使用する時、および可塑剤の
何れか1つが少量(全可塑剤混合物の約10重量%
より少)だけ存在する場合、可塑剤は本発明の他
の成分に加える前に予備混合しておく必要があ
る。このことは最終組成物中の各可塑剤成分の一
様な分布を容易にし、従つて最適の特性が得られ
ることを確実にする。もし望ましければ、コポリ
マーおよび可塑剤は、好適な強力混合装置(例え
ばバンベリー混合機またはスクリユー型押出し成
型機)中で「主回分」として予備混合することが
できる。この「主回分」を次に充填剤および他の
残りの成分と混合して最終組成物を製造すること
ができる。普通325乃至375〓の間の操作温度にお
いては、約3分の混合サイクルがバンベリー混合
機には一般に十分である。ECM装置の操作速度
は、一般に、Farrel Company、Ansonia、
Connecticutによつて用意されている文献によつ
て予測される範囲内に入いることになろう。再
び、325乃至375〓の間の温度が有効である。両方
の場合で、非常に低い可塑剤水準、例えば約2乃
至3%ではより高い温度を必要とするが、一方、
約7%以上の可塑剤水準ではより低い混合機温度
でよく混合し得る。評価はしていないが、粘性混
合物(0.1乃至20のMI)を混合するための他の装
置も完全に満足であると期待されるが、何れの場
合でも、進展する上でのプロトタイプの試行が望
ましい。 ひとたびブレンドが混合されるや、水中での融
成物切断+乾燥またはシート化+切断の方法の使
用の如き、日常の商業的実際行為を使用して最終
的なペレツト化された生成物を製造することがで
きる。 本発明の組成物の主な用途は、多分、殊に低コ
スト、稠密、防音構造用のシート材の分野であろ
う。改善された「手ざわり」、「垂れぐあい
(drape)、減らされた硬直性、および減らされた
厚さの如き押出し成型されたシート材の顕著な特
性が本発明の組成物から生ずる。 本発明のブレンドは自動車用カーペツトの如き
基体の上へ容易に押出し成型することができ、或
いは非支持のフイルムまたはシートとして押出し
成型または引き伸ばしをすることができる。使用
する装置、および用いる混合技術に依つて、20ミ
ル以下から100ミル以上までの広い範囲のフイル
ム厚さに押出し成型することが可能である。この
ことは、次に、達成すべき防音の量を、フイルム
厚さ、ブレンドの密度、充填剤対バインダーの比
を変えることおよび現在の技術で広く公知である
同様の技術によつて変化させる機会を工業に提供
する。 製造された防音シートは種々の方法で使用し得
る: 自動車用カーペツトとして応用する時は、上記
のブレンドは有効かつ経済的な防音手段であり、
一方でまた同時にカーペツトの成型可能な支持体
として作用する。 シートの形で使用される時は、このブレンドは
サイドパネル、ドアパネル、ルーフイング部分等
の如き自動車、トラツク、バス等の他の場所に装
置することができる。 シートの形で、ブレンドを、織機、鍛造プレス
等の如き工場装備の騒々しい単品をしやへいし或
いは包囲するための垂れ布または吊り下げ材とし
て使用し得る。 積層シートの形で、ブレンドは、他の材料と向
き合つて、開放仕様の事務室の中の分割用パネル
の如き装飾および機能両用の用途を達成するのに
使用し得る。 本発明の組成物をカーペツト、殊に自動車用カ
ーペツトに応用することは、米国特許第4191798
号に既に記載されている方法と実質的に同様であ
り、その開示物はここに参照のために添付する。 以下の実施例は本発明を例示する目的で与える
ものである。全ての部および%は他に特定しなけ
れば重量基準のものである。 比較例 1乃至3 これらの比較例は、エチレン/αオレフインコ
ポリマーを単一のバインダーとして使用して高充
填二元ブレンドを製造する際に遭遇する増大して
いく困難さを示す。全ての成分を1ガロンの缶の
中で手で約0.5分間震とうすることによつて予備
混合した。この材料を次に実験室用の大きさのバ
ンベリー強力混合機に装荷した。用いた混合条件
は約325乃至375〓の温度で約3分間の融解とし
た。組成および物理的特性を第1表に要約する。
充填剤(CaCO3)水準を50%から60%まで上昇
させると、約95%だけ伸びが減つた。更に充填剤
を70%まで上げると、混合時間約10分後でさえも
バンベリー混合機中でもはや融解しない混合物が
生成した。生成物は混合機から未混合の乾燥成分
として放出された。
【表】
【表】
実施例1および2および比較例4および5
比較例1乃至3の方法と同じ方法でこれらの実
施例のブレンドを製造しそしてその物理的特性を
測定した。組成および物理的特性を第2表に要約
する。実施例1および2は、適当な可塑剤を使用
することによつて、有用な特性を示す高充填(こ
れらの実施例では72.5%CaCO3)エチレン/α−
オレフインコポリマーを製造し得ることが例示さ
れる。可塑剤無しでは、70%充填剤でしかないブ
レンドでもバンベリー混合機中でうまく混合する
ことはできない(比較例3)。可塑剤を用いると、
72.5%充填剤装荷のブレンド(実施例1および
2)が60%の装荷でしかないポリマー/充填剤の
二元ブレンド(比較例2)と比較し得る伸びとよ
り良い可撓性を示す。 比較例4は、充填剤およびプロセスオイル可塑
剤を有するブレンド中でエチレン/α−オレフイ
ンコポリマーを低密度のポリエチレンホモポリマ
ーと置きかえると何が起るかを例示する。生成す
るブレンドは約75%低い伸びしか示さず、非常に
脆くて、折目試験では破滅的に落ちる。更に、こ
のブレンドは可塑剤を自由にしみ出させ、室の条
件で僅か1日貯蔵した後でも表面に油滴がみえ
る。 比較例5はエチレン/α−オレフインコポリマ
ーを高密度ポリエチレンホモポリマーで置き換え
た時に何が起るかを例示している。生成するブレ
ンドは低い伸びしか有さず極端に脆くて、折り目
試験にも落ち、そしてまた「硬直性」試験では2
つの断片に破壊する。
施例のブレンドを製造しそしてその物理的特性を
測定した。組成および物理的特性を第2表に要約
する。実施例1および2は、適当な可塑剤を使用
することによつて、有用な特性を示す高充填(こ
れらの実施例では72.5%CaCO3)エチレン/α−
オレフインコポリマーを製造し得ることが例示さ
れる。可塑剤無しでは、70%充填剤でしかないブ
レンドでもバンベリー混合機中でうまく混合する
ことはできない(比較例3)。可塑剤を用いると、
72.5%充填剤装荷のブレンド(実施例1および
2)が60%の装荷でしかないポリマー/充填剤の
二元ブレンド(比較例2)と比較し得る伸びとよ
り良い可撓性を示す。 比較例4は、充填剤およびプロセスオイル可塑
剤を有するブレンド中でエチレン/α−オレフイ
ンコポリマーを低密度のポリエチレンホモポリマ
ーと置きかえると何が起るかを例示する。生成す
るブレンドは約75%低い伸びしか示さず、非常に
脆くて、折目試験では破滅的に落ちる。更に、こ
のブレンドは可塑剤を自由にしみ出させ、室の条
件で僅か1日貯蔵した後でも表面に油滴がみえ
る。 比較例5はエチレン/α−オレフインコポリマ
ーを高密度ポリエチレンホモポリマーで置き換え
た時に何が起るかを例示している。生成するブレ
ンドは低い伸びしか有さず極端に脆くて、折り目
試験にも落ち、そしてまた「硬直性」試験では2
つの断片に破壊する。
【表】
【表】
実施例 3乃至5
実施例3乃至5は、エポキシド化された油また
は液体ポリエステルをプロセスオイル可塑剤の全
体か或いは部分を置換して可塑剤として使用する
ことのブレンド特性に及ぼす影響を例示する。結
果は第3表に示す。 実施例3では、ナフテン油をエポキシド化され
た油で100%置換すると、伸びが6倍の増加およ
び硬直性が60%の減少を起している。 実施例4では、ナフテン油を液体ポリエステル
で100%置換すると、伸びが8倍の増加および硬
直性が65%の減少を起している。 実施例5はブレンド中のナフテン油の50%を液
体ポリエステルで置換する効果を例示する。伸び
は10倍増加され、そして硬直性は62%減少され
る。この実施例はまた、次の興味深く且つ予期し
なかつた効果を例示する:プロセスオイルおよび
液体ポリエステルの1/1混合物を含有するブレ
ンドは、単独で使用される何れかの可塑剤を含有
するブレンド(実施例5、4および1を比較せ
よ)よりも高い伸びを示す。 これらの実施例から、本発明を実際に行なう際
の可塑剤(または可塑剤の組み合せ)の選択が使
用者に彼の特定の使用目的または応用に適した物
理的特性を得る際の顕著な行動の広さを提供する
ことが明らかとなる。
は液体ポリエステルをプロセスオイル可塑剤の全
体か或いは部分を置換して可塑剤として使用する
ことのブレンド特性に及ぼす影響を例示する。結
果は第3表に示す。 実施例3では、ナフテン油をエポキシド化され
た油で100%置換すると、伸びが6倍の増加およ
び硬直性が60%の減少を起している。 実施例4では、ナフテン油を液体ポリエステル
で100%置換すると、伸びが8倍の増加および硬
直性が65%の減少を起している。 実施例5はブレンド中のナフテン油の50%を液
体ポリエステルで置換する効果を例示する。伸び
は10倍増加され、そして硬直性は62%減少され
る。この実施例はまた、次の興味深く且つ予期し
なかつた効果を例示する:プロセスオイルおよび
液体ポリエステルの1/1混合物を含有するブレ
ンドは、単独で使用される何れかの可塑剤を含有
するブレンド(実施例5、4および1を比較せ
よ)よりも高い伸びを示す。 これらの実施例から、本発明を実際に行なう際
の可塑剤(または可塑剤の組み合せ)の選択が使
用者に彼の特定の使用目的または応用に適した物
理的特性を得る際の顕著な行動の広さを提供する
ことが明らかとなる。
【表】
実施例 6および7
実施例6はブレンド中のエチレン/α−オレフ
インポリマーの一部をエラストマーポリマー、エ
チレン/プロピレン/ジエンモノマー(EPDM)
ゴムで置き換えることの影響を示す。生成するブ
レンドは、第4表に示す如く、伸びが20倍の増加
および硬直性が45%減少を示す。(実施例6およ
び実施例1を比較せよ。)より多く或いはより少
しのエラストマーを、望まれる特定の物理的特性
に応じて混合することができる。エラストマーポ
リマーもまた、エポキシド化された油または液体
ポリエステル、ポリエーテルまたはポリエーテル
エステルで可塑化されたブレンドの中に有効に混
合することができる。実施例7は液体ポリエステ
ルで可塑化されたエラストマー含有ブレンドであ
る。
インポリマーの一部をエラストマーポリマー、エ
チレン/プロピレン/ジエンモノマー(EPDM)
ゴムで置き換えることの影響を示す。生成するブ
レンドは、第4表に示す如く、伸びが20倍の増加
および硬直性が45%減少を示す。(実施例6およ
び実施例1を比較せよ。)より多く或いはより少
しのエラストマーを、望まれる特定の物理的特性
に応じて混合することができる。エラストマーポ
リマーもまた、エポキシド化された油または液体
ポリエステル、ポリエーテルまたはポリエーテル
エステルで可塑化されたブレンドの中に有効に混
合することができる。実施例7は液体ポリエステ
ルで可塑化されたエラストマー含有ブレンドであ
る。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 実質的に下記のもの、 (a) 約5乃至第55重量%の、エチレンと少なくと
も1種のα−オレフインコモノマーとの少なく
とも1種のコポリマー、但し該コモノマーは4
乃至10個の炭素原子を含有し、該コポリマーの
エチレン含有率は約75乃至約98重量%とし、該
コポリマーのコモノマー含有率は約2乃至約25
重量%とし、そして該コポリマーのメルトイン
デツクスは約0.1乃至約150とする; (b) 約2乃至約12重量%の、プロセスオイル、エ
ポキシド化された油、ポリエステル、ポリエー
テルおよびポリエーテルエステルから成る群か
ら選ばれた少なくとも1種の可塑剤; (c) 約40乃至約90重量%の充填剤;および (d) 0乃至約27重量%のエラストマーポリマー、 から成る組成物。 2 該エラストマーポリマーが0重量%の量だけ
存在する、特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3 (a)該エチレン/α−オレフインコポリマーが
約10乃至約35重量%の量だけ存在し;(b)該可塑剤
が約3乃至約10重量%の量だけ存在し;そして(c)
該充填剤が約50乃至85重量%の量だけ存在する特
許請求の範囲第2項記載の組成物。 4 α−オレフインコモノマーが4乃至8個の炭
素原子を含有し、エチレン/α−オレフインコポ
リマーのエチレン含有率が約80乃至第96重量%で
あり、コモノマー含有率が約4乃至約20重量%で
あり、そして該コポリマーのメルトインデツクス
が約0.5乃至約30である特許請求の範囲第3項記
載の組成物。 5 該充填剤が炭酸カルシウム、硫酸バリウム、
水和アルミナ、粘土、炭酸マグネシウム、硫酸カ
ルシウム、シリカ、フライアツシユ、セメント
粉、木材細粉、粉砕したイネの外皮およびこれら
のものの混合物から成る群から選ばれる特許請求
の範囲第4項記載の組成物。 6 該充填剤が炭酸カルシウム、硫酸バリウム、
水和アルミナおよびこれらのものの混合物から成
る群から選ばれる特許請求の範囲第5項記載の組
成物。 7 該可塑剤がプロセスオイル類から成る群から
選ばれる特許請求の範囲第5項記載の組成物。 8 該プロセスオイルがナフテン油およびパラフ
イン油から成る群から選ばれる特許請求の範囲第
7項記載の組成物。 9 該可塑剤が(α)プロセスオイルおよび
(β)エポキシド化された油またはポリエステル
またはポリエーテルまたはポリエーテルエステル
またはこれらのものの任意の組み合せの混合物で
あり、そして該プロセスオイルが約50乃至約95重
量%の量だけ存在する特許請求の範囲第8項記載
の組成物。 10 該プロセスオイルが約50乃至約80重量%の
量だけ存在する特許請求の範囲第9項記載の組成
物。 11 該可塑剤がポリエステル類から成る群から
選ばれる特許請求の範囲第5項記載の組成物。 12 該ポリエステルが(α)飽和脂肪族二塩基
酸および芳香族二塩基酸から成る群から選ばれた
二塩基酸および(β)脂肪族ポリオールおよびポ
リオキシアルキレンポリオールから成る群から選
ばれたポリオールの液体縮合生成物である特許請
求の範囲第11項記載の組成物。 13 該ポリエステルの酸成分の50重量%より多
くのものが脂肪族二塩基酸から選ばれ、そしてポ
リオール成分が脂肪族グリコールから選ばれる特
許請求の範囲第12項記載の組成物。 14 該可塑剤がポリエーテル類から成る群から
選ばれる特許請求の範囲第5項記載の組成物。 15 該ポリエーテルがエチレンオキシドまたは
プロピレンオキシドのランダムおよびブロツクコ
ポリマーに基づくポリオール類から選ばれる特許
請求の範囲第14項記載の組成物。 16 該可塑剤がポリエーテルエステル類から成
る群から選ばれる特許請求の範囲第5項記載の組
成物。 17 該ポリエーテルエステルがエチレンオキシ
ドまたはプロピレンオキシドのポリマーまたはコ
ポリマーに基づくポリオール類のエステルから選
ばれる特許請求の範囲第16項記載の組成物。 18 該可塑剤がエポキシド化された油から成る
群から選ばれる特許請求の範囲第5項記載の組成
物。 19 該エポキシド化された油がエポキシド化さ
れた大豆油およびエポキシド化された亜麻仁油か
ら成る群から選ばれる特許請求の範囲第18項記
載の組成物。 20 (a)該エチレン/α−オレフインコポリマー
が約15乃至約25重量%の量だけ存在し;(b)該可塑
剤が約4乃至約8重量%の量だけ存在し;そして
(c)該充填剤が炭酸カルシウムまたは水和アルミナ
である時は充填剤の量は約65乃至80重量%とし、
そして該充填剤が硫酸バリウムである時は充填剤
の量は約70乃至85重量%とする特許請求の範囲第
5項記載の組成物。 21 エチレン/α−オレフインコポリマーのエ
チレン含有率が約84乃至約94重量%であり、コモ
ノマー含有率が約6乃至約16重量%であり、そし
て該コポリマーのメルトインデツクスが約1乃至
約10である特許請求の範囲第20項記載の組成
物。 22 コモノマーがブテンである特許請求の範囲
第21項記載の組成物。 23 コモノマーがオクテンである特許請求の範
囲第21項記載の組成物。 24 0乃至27重量%のエラストマーポリマーを
含有する特許請求の範囲第4、7、9、12、1
5、17、19または21項記載の組成物。 25 約1乃至約17重量%の、スチレン−ブタジ
エンゴム、ポリイソブチレン、エチレン/プロピ
レンゴム、およびエチレン、プロピレンおよびジ
エンモノマーのターポリマーから成る群から選ば
れたエラストマーポリマーを含有する特許請求の
範囲第4、7、9、12、15、17、19また
は21項記載の組成物。 26 エチレン/プロピレンゴムおよびエチレン
含有率が約20乃至約80重量%でありジエン含有率
が0乃至約5重量%であつて該ジエンがメチレン
ノルボルネン、エチリデンノルボルネン、ジシク
ロペンタジエンおよび1,4−ヘキサジエンから
成る群から選ばれるエチレン、プロピレンおよび
ジエンモノマーのターポリマーから成る群から選
ばれたエラストマーポリマーを約2乃至約12重量
%含有する、特許請求の範囲第4、7、9、1
2、15、17、19または21項記載の組成
物。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US17678380A | 1980-08-11 | 1980-08-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5759941A JPS5759941A (en) | 1982-04-10 |
| JPH0160055B2 true JPH0160055B2 (ja) | 1989-12-20 |
Family
ID=22645797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12485281A Granted JPS5759941A (en) | 1980-08-11 | 1981-08-11 | Composition |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5759941A (ja) |
| CA (1) | CA1169991A (ja) |
| ZA (1) | ZA815482B (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0443319Y2 (ja) * | 1987-11-27 | 1992-10-13 | ||
| JP2002256118A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-11 | Asahi Denka Kogyo Kk | 樹脂組成物 |
| JP2002256117A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-11 | Asahi Denka Kogyo Kk | 樹脂組成物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5838304B2 (ja) * | 1975-09-29 | 1983-08-22 | 株式会社トクヤマ | ポリオレフインケイジユシエンシンブツ ノ セイゾウホウホウ |
| JPS592687B2 (ja) * | 1976-12-28 | 1984-01-20 | 旭化成株式会社 | テ−プ状加工物及びそれを用いた編網又は製織加工物 |
-
1981
- 1981-08-06 CA CA000383343A patent/CA1169991A/en not_active Expired
- 1981-08-10 ZA ZA815482A patent/ZA815482B/xx unknown
- 1981-08-11 JP JP12485281A patent/JPS5759941A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5759941A (en) | 1982-04-10 |
| CA1169991A (en) | 1984-06-26 |
| ZA815482B (en) | 1983-03-30 |
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