JPH0443319Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0443319Y2 JPH0443319Y2 JP1987181388U JP18138887U JPH0443319Y2 JP H0443319 Y2 JPH0443319 Y2 JP H0443319Y2 JP 1987181388 U JP1987181388 U JP 1987181388U JP 18138887 U JP18138887 U JP 18138887U JP H0443319 Y2 JPH0443319 Y2 JP H0443319Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backing material
- layer structure
- raised part
- filament
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Passenger Equipment (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、自動車用のカーペツトやその他の
内装材などの多層シート材に関するものである。
内装材などの多層シート材に関するものである。
(従来技術)
従来、自動車に使用されるいわゆるタフデツト
カーペツトは、基材にフイラメントが設けられて
なる立毛部と、この立毛部に融着されたバツキン
グ材と、このバツキング材に融着された二次基材
との三層構造で構成されている。すなわち第2図
に示すように、基材(一次基布)1にフイラメン
ト2が植えられてなる立毛部3と、この立毛部3
に融着されたバツキング材5と、このバツキング
材5に融着された二次基材6との三層構造で構成
されている。上記バツキング材は高圧法低密度ポ
リエチレンで構成され、また二次基材6は一次基
布1と同種の基布を用いている。このように立毛
部3に対してバツキング材5と二次基材6とを張
り付けて三層構造にするのは、用途上形状保持の
ために所定の剛性が要求されるためである。しか
しながら、三層構造では製造工程が複雑となつて
製造コストが高くなり、また重量も大きくなるこ
とは避けられなかつた。
カーペツトは、基材にフイラメントが設けられて
なる立毛部と、この立毛部に融着されたバツキン
グ材と、このバツキング材に融着された二次基材
との三層構造で構成されている。すなわち第2図
に示すように、基材(一次基布)1にフイラメン
ト2が植えられてなる立毛部3と、この立毛部3
に融着されたバツキング材5と、このバツキング
材5に融着された二次基材6との三層構造で構成
されている。上記バツキング材は高圧法低密度ポ
リエチレンで構成され、また二次基材6は一次基
布1と同種の基布を用いている。このように立毛
部3に対してバツキング材5と二次基材6とを張
り付けて三層構造にするのは、用途上形状保持の
ために所定の剛性が要求されるためである。しか
しながら、三層構造では製造工程が複雑となつて
製造コストが高くなり、また重量も大きくなるこ
とは避けられなかつた。
また最近カーペツトに対する要求も厳しくな
り、耐熱性、耐寒性も要求されるようになつてい
るが、上記バツキング材としては従来は高圧法低
密度ポリエチレンが使用されているために、この
点でも不充分であつた。
り、耐熱性、耐寒性も要求されるようになつてい
るが、上記バツキング材としては従来は高圧法低
密度ポリエチレンが使用されているために、この
点でも不充分であつた。
(考案の目的)
この考案は、このような従来の課題の解決のた
めになされたものであり、所定の剛性を有し、製
造工程が簡単で重量も軽く、したがつて安価に製
造することができる多層シート材を提供するもの
である。
めになされたものであり、所定の剛性を有し、製
造工程が簡単で重量も軽く、したがつて安価に製
造することができる多層シート材を提供するもの
である。
(考案の構成)
この考案は、基材にフイラメントが設けられて
なる立毛部と、この立毛部に融着されたバツキン
グ材との二層構造でなり、上記バツキング材は直
鎖状低密度ポリエチレンで構成されているもので
ある。
なる立毛部と、この立毛部に融着されたバツキン
グ材との二層構造でなり、上記バツキング材は直
鎖状低密度ポリエチレンで構成されているもので
ある。
上記構成では、二層構造であるために製造工程
が簡単であり、しかもバツキング材自体が剛性が
優れているためにその厚さが薄くてもよく、この
ため軽量のシート材となる。
が簡単であり、しかもバツキング材自体が剛性が
優れているためにその厚さが薄くてもよく、この
ため軽量のシート材となる。
(実施例)
第1図において、基材1にフイラメント2が設
けられてなる立毛部3と、この立毛部3に融着さ
れたバツキング材4との二層構造で多層シートが
構成されている。上記バツキング材4は直鎖状低
密度ポリエチレン(L−LDPE)で構成されてい
る。バツキング材4の目付量は、例えば200〜
500g/m2に設定すればよい。
けられてなる立毛部3と、この立毛部3に融着さ
れたバツキング材4との二層構造で多層シートが
構成されている。上記バツキング材4は直鎖状低
密度ポリエチレン(L−LDPE)で構成されてい
る。バツキング材4の目付量は、例えば200〜
500g/m2に設定すればよい。
上記基材1としては、ポリエステルなどの不織
布からなり、目付量10〜350g/m2のものが用い
られ、またフイラメント2としてはナイロン、ポ
リプロピレン、ポリエチレンなどの熱硬化性樹脂
あるいは熱可塑性樹脂からなり、フイラメントの
先端部はループ状でも、カツトされたものでもよ
く、また織物状にフイラメントを構成してもよ
い。また立毛部3は厚さ1〜15mmで目付量は150
〜1500g/m2にするのが好ましい。この立毛部3
の構成および使用材料は従来のものと同様であ
る。
布からなり、目付量10〜350g/m2のものが用い
られ、またフイラメント2としてはナイロン、ポ
リプロピレン、ポリエチレンなどの熱硬化性樹脂
あるいは熱可塑性樹脂からなり、フイラメントの
先端部はループ状でも、カツトされたものでもよ
く、また織物状にフイラメントを構成してもよ
い。また立毛部3は厚さ1〜15mmで目付量は150
〜1500g/m2にするのが好ましい。この立毛部3
の構成および使用材料は従来のものと同様であ
る。
上記構成のものを製造するには、立毛部3の裏
面に溶融状態の直鎖状低密度ポリエチレンを塗布
することによりバツキング材3を形成させればよ
く、全体が立毛部3とバツキング材4との二層構
造で構成され、従来のような二次基材がないため
に製造工程が簡単である。またバツキング材4は
直鎖状低密度ポリエチレンで構成されていて剛性
が優れているために、従来構造のバツキング材5
より厚さを薄くすることができ、あるいは二次基
材6を設けることなく、所定の剛性を発揮させる
ことができる。
面に溶融状態の直鎖状低密度ポリエチレンを塗布
することによりバツキング材3を形成させればよ
く、全体が立毛部3とバツキング材4との二層構
造で構成され、従来のような二次基材がないため
に製造工程が簡単である。またバツキング材4は
直鎖状低密度ポリエチレンで構成されていて剛性
が優れているために、従来構造のバツキング材5
より厚さを薄くすることができ、あるいは二次基
材6を設けることなく、所定の剛性を発揮させる
ことができる。
従来のバツキング材5を用いた場合と、この考
案のバツキング材4を用いた場合とを比較する
め、同一構成の立毛部3に対して上記バツキング
材4を融着させたカーペツトと、バツキング材5
を融着させたカーペツトとを作成し、各カーペツ
トの一次基布をそれぞれポリエチレン100%で構
成してその目付量を120g/m2とし、バツキング
材の厚さをそれぞれ0.43mm、目付量をそれぞれ
400g/m2に設定し、両者の剛性を計測したとこ
ろ、縦剛軟度は従来例では176mmであるのに対し、
この考案のものは215mmであり、また横剛軟度は
従来例では108mmであるのに対し、この考案のも
のは170mmであつた。また軟化温度は従来例では
85〜95℃であるのに対し、この考案のものは95〜
110℃であり、さらに脆化温度は従来例では10℃
〜−25℃であるのに対し、この考案のものは−60
〜−80℃であつた。これより、この考案の多層シ
ートは剛性に優れ、しかも耐熱性および耐寒性に
も優れていることがわかる。
案のバツキング材4を用いた場合とを比較する
め、同一構成の立毛部3に対して上記バツキング
材4を融着させたカーペツトと、バツキング材5
を融着させたカーペツトとを作成し、各カーペツ
トの一次基布をそれぞれポリエチレン100%で構
成してその目付量を120g/m2とし、バツキング
材の厚さをそれぞれ0.43mm、目付量をそれぞれ
400g/m2に設定し、両者の剛性を計測したとこ
ろ、縦剛軟度は従来例では176mmであるのに対し、
この考案のものは215mmであり、また横剛軟度は
従来例では108mmであるのに対し、この考案のも
のは170mmであつた。また軟化温度は従来例では
85〜95℃であるのに対し、この考案のものは95〜
110℃であり、さらに脆化温度は従来例では10℃
〜−25℃であるのに対し、この考案のものは−60
〜−80℃であつた。これより、この考案の多層シ
ートは剛性に優れ、しかも耐熱性および耐寒性に
も優れていることがわかる。
また上記結果から、従来構造ではバツキング材
に対してさらに二次基布を張り付けて三層構造に
する必要があるが、この考案では二層構造のまま
でよいことがわかる。
に対してさらに二次基布を張り付けて三層構造に
する必要があるが、この考案では二層構造のまま
でよいことがわかる。
(考案の効果)
以上説明したように、この考案は基材にフイラ
メントが設けられてなる立毛部と、この立毛部に
融着された直鎖状低密度ポリエチレンからなるバ
ツキング材との二層構造で構成したものであり、
二層構造であるために製造工程が簡単であり、し
かもバツキング材自体が剛性が優れているために
その厚さが薄くてもよく、このため軽量のシート
材を安価に製造することができる。
メントが設けられてなる立毛部と、この立毛部に
融着された直鎖状低密度ポリエチレンからなるバ
ツキング材との二層構造で構成したものであり、
二層構造であるために製造工程が簡単であり、し
かもバツキング材自体が剛性が優れているために
その厚さが薄くてもよく、このため軽量のシート
材を安価に製造することができる。
第1図はこの考案の実施例を示すカーペツトの
断面図、第2図は従来例のカーペツトの断面図で
ある。 1……基材、2……フイラメント、3……立毛
部、4……バツキング材。
断面図、第2図は従来例のカーペツトの断面図で
ある。 1……基材、2……フイラメント、3……立毛
部、4……バツキング材。
Claims (1)
- 基材にフイラメントが設けられてなる立毛部
と、この立毛部に融着されたバツキング材との二
層構造でなり、上記バツキング材は直鎖状低密度
ポリエチレンで構成されていることを特徴とする
多層シート材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987181388U JPH0443319Y2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987181388U JPH0443319Y2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0185027U JPH0185027U (ja) | 1989-06-06 |
| JPH0443319Y2 true JPH0443319Y2 (ja) | 1992-10-13 |
Family
ID=31472872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987181388U Expired JPH0443319Y2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0443319Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1169991A (en) * | 1980-08-11 | 1984-06-26 | Timothy T. Schenck | Filled and plasticized blends of linear low density polyethylene |
| JPS59105530U (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-16 | 三菱油化株式会社 | 車両用カ−ペツト |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP1987181388U patent/JPH0443319Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0185027U (ja) | 1989-06-06 |
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