JPH0160083B2 - - Google Patents
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- JPH0160083B2 JPH0160083B2 JP60275678A JP27567885A JPH0160083B2 JP H0160083 B2 JPH0160083 B2 JP H0160083B2 JP 60275678 A JP60275678 A JP 60275678A JP 27567885 A JP27567885 A JP 27567885A JP H0160083 B2 JPH0160083 B2 JP H0160083B2
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- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- D21H5/12—Special paper or cardboard not otherwise provided for characterised by the use of special fibrous materials
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- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L15/00—Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
- A61L15/16—Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons
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Description
産業上の利用分野
本発明は、乾燥状態では、繊維間を結合する役
割を果すが、水中に投入するとヒドロゲル化して
結合力を失うゲル状バインダー繊維とその製造方
法に関するものである。 従来の技術 自己接着性を有しない、あるいは有していても
非常に小さいために、単独では製紙することがで
きないパルプ状物や短繊維を製紙する場合に、混
合して用いるバインダー繊維としては、これまで
ポリビニルアルコール繊維、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピ
レン繊維又はこれらの複合繊維が知られている。
これらのバインダー繊維は、所要の主材となる短
繊維に混合し、紙状体を形成させたのち、加熱
し、これらの短繊維同士を融着するものである。 ところで、近年水洗トイレ用のトイレツトペー
パーや生理用品の需要が増加するとともに、使用
後水中に投入したときに、速やかに繊維状に離解
される紙製品への要望が高まつてきている。 しかし、従来のバインダー繊維のうち、エチレ
ン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロ
ピレンから成るものは、水に対して安定なため
に、繊維状に離解することは非常に困難である。
また、ポリビニルアルコール繊維も常温下では水
中で膨潤するだけで、溶解しないので、加熱する
か、化学薬品を添加するか、あるいはパルパーな
どにより大きなせん断力を与えるなど特別な処理
を加えなければ離解することができない。 したがつて、これまで水洗トイレのフラツシユ
流程度のせん断力で、簡単の個々の繊維に理解し
うる紙製品を与えるバインダー繊維は全く知られ
ていなかつた。 発明が解決しようとする問題点 本発明は、乾燥状態では繊維間結合力を有し、
紙力の増強作用を示すが、湿潤状態では吸水して
ヒドロゲルとなり繊維間結合力を失ない、小さい
せん断力でも容易に離解が可能なゲル状バインダ
ー繊維を提供することを目的としてなされたもの
である。 本発明は、乾燥状態では繊維間結合力を有し、
紙力の増強作用を示すが、湿潤状態では吸水して
ヒドロゲルとなり繊維間結合力を失い、小さいせ
ん断力でも容易に離解が可能なバインダー繊維を
提供することを目的としてなされたものである。
ここでいう乾燥状態では本化合物の大気中の平衡
水分率に近いところまでの水分含有率のことを指
す。 問題点を解形するための手段 本発明者らは、上記の目的を達成するために鋭
意研究を重ねた結果、アルギン酸とアルギン酸ア
ルキレングリコールエステルとの混合体の非水溶
性塩から成るゲル状繊維は、乾燥状態では繊維間
結合力を有するが、湿潤状態ではヒドロゲル化し
て繊維間結合力を失うことを見出し、この知見に
基づいて本発明をなすに至つた。 すなわち、本発明は、アルギン酸塩とアルギン
酸アルキレングリコールエステルとの混合体の非
水溶性ゲルから成るバインダー繊維を提供するも
のである。 このようなゲル状バインダー繊維は、水溶性ア
ルギン酸塩とアルギン酸アルキレングリコールエ
ステルを含有する水系ドープを湿式紡糸して非水
溶性塩から成る繊維を形成させたのち、乾燥する
ことによつて得ることができる。 この際用いる水溶性アルギン酸塩の例として
は、アルギン酸のナトリウム塩、カリウム塩、ア
ンモニウム塩、マグネシウム塩、水銀塩などがあ
り、これらは単独で用いてもよいし、また2種以
上組み合わせて用いてもよい。 他方、アルギン酸アルキレングリコールエステ
ルの例としては、アルギン酸エチレングリコール
エステル、アルギン酸プロピレングリコールエス
テル、アルギン酸ブチレングリコールエステルな
どを挙げることができる。これらは例えばアルギ
ン酸とアルキレンオキシドとの反応によつて得る
ことができる。これらは単独で用いてもよいし、
また2種以上組み合わせて用いてもよい。 水溶性アルギン酸塩とアルギン酸アルキレング
リコールエステルとの混合割合は、重量比で95:
5ないし10:90の範囲内で選ばれる。この場合、
アルギン酸アルキレングリコールエステルの割合
が多いほど紡糸直後の得られる繊維は膨潤性の大
きいヒドロゲルとなるが、あまり多くなると紡糸
時の凝固速度が低下し、作業能率が低下する原因
となるので、90重量%が最高限度である。 紡糸用のドーブは、上記の水溶性アルギン酸塩
とアルギン酸アルキレングリコールエステルとの
混合物を、2〜10重量%の範囲の濃度で水に溶解
することによつて調製される。この際、水溶性ア
ルギン酸塩とアルギン酸アルキレングリコールエ
ステルとは、それぞれ別個に所定量を蟀量して水
中に加えてもよいし、またアルギン酸アルキレン
グリコールエステルの製造時にエステル化度の低
いものを形成させ、所望の割合に対応するアルギ
ン酸塩とエステルとを含むブロツクポリマー状の
物質とし、これを水中に加えてもよい。 このようにして得られるドープは、過して不
溶物を除き、さらに脱泡して紡糸に使用される。
紡糸は、上記のドープを例えばギヤーポンプなど
により定量的に、多数のノズルを備えた紡糸口金
から、凝固浴中に押出すことによつて行われる。 凝固浴としては、水溶性アルギン酸塩の陽イオ
ンと交換してこれを不溶化しうる金属イオンの水
溶性塩を含む溶液が用いられる。このような水溶
性塩としては、例えばカルシウム、バリウム、ス
トロンチウム、アルミニウム、亜鉛、ニツケル、
コバルト、クロム、銅、マンガン、鉛などの金属
の塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩を挙げるこ
とができる。これらの水溶性塩は単独で用いても
よいし、また2種以上組み合わせて用いてもよ
い。 この凝固浴には、必要に応じ、繊維表面を変性
するために、親水性の有機溶剤、例えばメタノー
ル、エタノール、アセトン、酢酸エチル、ギ酸エ
チル、酢酸アミド、ギ酸アミドや、各種の界面活
性剤を添加することができる。 本発明のゲル状バインダー繊維の紡糸は、上記
の水系ドープをノズルを通して凝固液中に導入す
ることにより、湿式で行われる。ゲル状バインダ
ーとしての効果から考えるとノズル径を小さくし
て繊度の小さい繊維に紡糸する方が比表面積が大
きくなるので好ましいが、あまり繊度を小さくす
ると繊維強度が不十分になるので、ノズル径とし
ては0.01〜0.5mmの範囲が適当である。 紡糸された繊維は引取ローラに巻き取られ、抄
造に適する長さ、すなわち1.0〜20.0mm好ましく
は2.0〜10.0mmに裁断されたのち、乾燥する。 このようにして得られるゲル状バインダー繊維
は、水の存在下ではヒドロゲル状の繊維形態を保
持し、他の短繊維又はバルブ状物と混合して、容
易に抄造することができる。そして、これを乾燥
すると、各繊維間に相互に接着する作用を示す
が、再び水中に投入すると可逆的にヒドロゲル化
し、接着作用を失うため各繊維は解離する。 本発明のゲル状バインダー繊維は、自己接着性
を有しない他の繊維材料と混抄し、シートを形成
させるために用いることができる。このような繊
維材料としては、フラツフパルプ、レーヨン繊
維、キユプラ繊維、キチン質繊維、コラーゲン繊
維、アクリル繊維、ポリオレフイン繊維、ポリア
ミド繊維、ポリエステル繊維などがある。これら
は、自己接着性がないため、単独で抄造したので
はシートとすることができないが、これらに対し
10〜100重量%の割合でゲル状バインダー繊維を
混合した場合には、常法に従い抄造することによ
り容易にシートを製造することができる。 本発明のゲル状バインダー繊維は、アルギン酸
塩とアルギン酸アルキレングリコールエステルか
ら成るものであるが、これらの化合物はいずれも
食品添加物として公認されており、人体に触れて
も安全であるばかりでなく、止血作用など望まし
い薬理活性を有しているので、食品包装用として
もなんら制限されることがない。本発明のゲル状
バインダー繊維を用いて製造されたシート状成形
物は、乾燥状態では高い強度を有するが、水中で
は該バインダー繊維が速やかに水を吸収してヒド
ロゲルとなり、同時に接着能を失うためシートは
各構成繊維に離解しやすい状態となり、水洗トイ
レのフラツシユ流程度のせん断力でも離解しう
る。さらに、本発明のゲル状バインダー繊維はア
ルカリ水溶液中でアルカリ金属イオンと速やかに
イオン交換して、水に溶解するという性質を有し
ている。 実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明す
る。 実施例 1 アルギン酸ナトリウム50重量部とアルギン酸プ
ロピレングリコールエステル50重量部の混合物を
水に対して5重量%になるように混和した。次い
で、平均孔径50μのセラミツクフイルターを過
圧3.5Kg/cm2Gで過して不溶性異物を除去し、
紡糸用ドープを調製した。湿式紡糸機の原料槽に
該ドープを供給し、アスピレータを用いて一昼夜
760mmHgの負圧に減圧して脱気した。その後、原
料供給槽の圧力を1.0Kg/cm2Gまで加圧し、ギア
ポンプでドープの吐出速度を1.68ml/分に調整し
て、白金ノズル(0.10mmφ×1000H)を介して5
%塩化カルシウム水溶液からなる凝固浴中に押出
したところ、ヒドロゲル状の水不溶性繊維が形成
された。この繊維を3つ1組のゴデツト3組を通
し、その際第1ゴデツトの回転速度を20rpm、第
3ゴデツトの回転速度を26rpmにして延伸倍率
1.3倍で微かな引張りがかかるようにしながら連
続糸として巻き取つた。 巻き取つた連続糸は寒天状の外観を呈する極め
て柔軟な繊維であつた。これを切断してゴデツト
から取りはずし、遠心脱水機で脱水後、ギロチン
カツターで繊維長3.0mmに切断して短繊維とし、
風乾してゲル状バインダー繊維を得た。 このバインダー繊維は水に分散させると速やか
に吸水膨潤して均一に分散し、あたかも溶解した
かのような状態になつた。しかしながら、水分散
液は全く粘着性を持たず、ゲル状バインダー繊維
は繊維状ヒドロゲルとして分散していた。 参考例 1 実施例1で得られたゲル状バインダー繊維を単
独でJISP8209に準じて抄紙し、金網から湿紙を
紙に付着させて取り、プレストした後紙に付
着させたまま乾燥したゲル状バインダー繊維シー
ト〔アルギン酸/アルギン酸プロピレングリコー
ルエステル(50:50)のカルシウム塩繊維〕は、
紙と密着し、全く剥離することができず、天然
セルロースと極めて強度に繊維間結合し、ゲル状
バインダー繊維としての性質を持つていることが
判明した。 この密着したゲル状バインダー繊維紙と紙に
水を十分に与えて湿紙としたところ、該バインダ
ー繊維紙は紙から容易に剥離することができ
た。これにより、湿潤状態では該バインダー繊維
紙は迅速にバインダー性能を失うことが判明し
た。 参考例 2 繊維長5.0mmの1.5デニールの製紙用レーヨンに
対して、実施例1で得られたゲル状バインダー繊
維100重量部に対して30重量部添加して、
JISP8209に準じてレーヨン紙を製造した。抄紙
用短繊維の水分性は極めて良好で、良好な地合の
レーヨン紙が得られた。製紙時の乾燥工程におい
て該バインダー繊維はゲル性を失い、得られたレ
ーヨン紙は従来の高級収性バインダー繊維を用い
た場合に見られるようなべとつきはなかつた。こ
のレーヨン紙の物性は坪量67.7g/m2、厚さ0.26
mm、密度0.258、裂断長1.89Kmであつた。 添付図面はこのレーヨン紙と定量紙(密度
0.5287のクレム吸水度を示すグラフである。この
グラフから明らかなようにこのレーヨン紙は短時
間の吸水性に特に優れている。 このレーヨン紙を水中に浸し、しばらく放置
後、激しくガラス棒でかきまぜると構成繊維間結
合が切断してレーヨン繊維は離解してきた。かき
まぜ続けていると、結束繊維のないレーヨン繊維
に完全に解体された。 参考例 3〜5 参考例2におけるゲル状バインダー繊維の製紙
用レーヨン繊維100重量部に対してそれぞれ10重
量部、20重量部及び90重量部とした以外は参考例
2と同様にしてレーヨン紙を抄造した。いずれの
場合も抄紙用短繊維の水分散性は良好で、地合の
均一なレーヨン紙が得られた。得られたレーヨン
紙の物性は第1表のとおりである。
割を果すが、水中に投入するとヒドロゲル化して
結合力を失うゲル状バインダー繊維とその製造方
法に関するものである。 従来の技術 自己接着性を有しない、あるいは有していても
非常に小さいために、単独では製紙することがで
きないパルプ状物や短繊維を製紙する場合に、混
合して用いるバインダー繊維としては、これまで
ポリビニルアルコール繊維、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピ
レン繊維又はこれらの複合繊維が知られている。
これらのバインダー繊維は、所要の主材となる短
繊維に混合し、紙状体を形成させたのち、加熱
し、これらの短繊維同士を融着するものである。 ところで、近年水洗トイレ用のトイレツトペー
パーや生理用品の需要が増加するとともに、使用
後水中に投入したときに、速やかに繊維状に離解
される紙製品への要望が高まつてきている。 しかし、従来のバインダー繊維のうち、エチレ
ン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロ
ピレンから成るものは、水に対して安定なため
に、繊維状に離解することは非常に困難である。
また、ポリビニルアルコール繊維も常温下では水
中で膨潤するだけで、溶解しないので、加熱する
か、化学薬品を添加するか、あるいはパルパーな
どにより大きなせん断力を与えるなど特別な処理
を加えなければ離解することができない。 したがつて、これまで水洗トイレのフラツシユ
流程度のせん断力で、簡単の個々の繊維に理解し
うる紙製品を与えるバインダー繊維は全く知られ
ていなかつた。 発明が解決しようとする問題点 本発明は、乾燥状態では繊維間結合力を有し、
紙力の増強作用を示すが、湿潤状態では吸水して
ヒドロゲルとなり繊維間結合力を失ない、小さい
せん断力でも容易に離解が可能なゲル状バインダ
ー繊維を提供することを目的としてなされたもの
である。 本発明は、乾燥状態では繊維間結合力を有し、
紙力の増強作用を示すが、湿潤状態では吸水して
ヒドロゲルとなり繊維間結合力を失い、小さいせ
ん断力でも容易に離解が可能なバインダー繊維を
提供することを目的としてなされたものである。
ここでいう乾燥状態では本化合物の大気中の平衡
水分率に近いところまでの水分含有率のことを指
す。 問題点を解形するための手段 本発明者らは、上記の目的を達成するために鋭
意研究を重ねた結果、アルギン酸とアルギン酸ア
ルキレングリコールエステルとの混合体の非水溶
性塩から成るゲル状繊維は、乾燥状態では繊維間
結合力を有するが、湿潤状態ではヒドロゲル化し
て繊維間結合力を失うことを見出し、この知見に
基づいて本発明をなすに至つた。 すなわち、本発明は、アルギン酸塩とアルギン
酸アルキレングリコールエステルとの混合体の非
水溶性ゲルから成るバインダー繊維を提供するも
のである。 このようなゲル状バインダー繊維は、水溶性ア
ルギン酸塩とアルギン酸アルキレングリコールエ
ステルを含有する水系ドープを湿式紡糸して非水
溶性塩から成る繊維を形成させたのち、乾燥する
ことによつて得ることができる。 この際用いる水溶性アルギン酸塩の例として
は、アルギン酸のナトリウム塩、カリウム塩、ア
ンモニウム塩、マグネシウム塩、水銀塩などがあ
り、これらは単独で用いてもよいし、また2種以
上組み合わせて用いてもよい。 他方、アルギン酸アルキレングリコールエステ
ルの例としては、アルギン酸エチレングリコール
エステル、アルギン酸プロピレングリコールエス
テル、アルギン酸ブチレングリコールエステルな
どを挙げることができる。これらは例えばアルギ
ン酸とアルキレンオキシドとの反応によつて得る
ことができる。これらは単独で用いてもよいし、
また2種以上組み合わせて用いてもよい。 水溶性アルギン酸塩とアルギン酸アルキレング
リコールエステルとの混合割合は、重量比で95:
5ないし10:90の範囲内で選ばれる。この場合、
アルギン酸アルキレングリコールエステルの割合
が多いほど紡糸直後の得られる繊維は膨潤性の大
きいヒドロゲルとなるが、あまり多くなると紡糸
時の凝固速度が低下し、作業能率が低下する原因
となるので、90重量%が最高限度である。 紡糸用のドーブは、上記の水溶性アルギン酸塩
とアルギン酸アルキレングリコールエステルとの
混合物を、2〜10重量%の範囲の濃度で水に溶解
することによつて調製される。この際、水溶性ア
ルギン酸塩とアルギン酸アルキレングリコールエ
ステルとは、それぞれ別個に所定量を蟀量して水
中に加えてもよいし、またアルギン酸アルキレン
グリコールエステルの製造時にエステル化度の低
いものを形成させ、所望の割合に対応するアルギ
ン酸塩とエステルとを含むブロツクポリマー状の
物質とし、これを水中に加えてもよい。 このようにして得られるドープは、過して不
溶物を除き、さらに脱泡して紡糸に使用される。
紡糸は、上記のドープを例えばギヤーポンプなど
により定量的に、多数のノズルを備えた紡糸口金
から、凝固浴中に押出すことによつて行われる。 凝固浴としては、水溶性アルギン酸塩の陽イオ
ンと交換してこれを不溶化しうる金属イオンの水
溶性塩を含む溶液が用いられる。このような水溶
性塩としては、例えばカルシウム、バリウム、ス
トロンチウム、アルミニウム、亜鉛、ニツケル、
コバルト、クロム、銅、マンガン、鉛などの金属
の塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩を挙げるこ
とができる。これらの水溶性塩は単独で用いても
よいし、また2種以上組み合わせて用いてもよ
い。 この凝固浴には、必要に応じ、繊維表面を変性
するために、親水性の有機溶剤、例えばメタノー
ル、エタノール、アセトン、酢酸エチル、ギ酸エ
チル、酢酸アミド、ギ酸アミドや、各種の界面活
性剤を添加することができる。 本発明のゲル状バインダー繊維の紡糸は、上記
の水系ドープをノズルを通して凝固液中に導入す
ることにより、湿式で行われる。ゲル状バインダ
ーとしての効果から考えるとノズル径を小さくし
て繊度の小さい繊維に紡糸する方が比表面積が大
きくなるので好ましいが、あまり繊度を小さくす
ると繊維強度が不十分になるので、ノズル径とし
ては0.01〜0.5mmの範囲が適当である。 紡糸された繊維は引取ローラに巻き取られ、抄
造に適する長さ、すなわち1.0〜20.0mm好ましく
は2.0〜10.0mmに裁断されたのち、乾燥する。 このようにして得られるゲル状バインダー繊維
は、水の存在下ではヒドロゲル状の繊維形態を保
持し、他の短繊維又はバルブ状物と混合して、容
易に抄造することができる。そして、これを乾燥
すると、各繊維間に相互に接着する作用を示す
が、再び水中に投入すると可逆的にヒドロゲル化
し、接着作用を失うため各繊維は解離する。 本発明のゲル状バインダー繊維は、自己接着性
を有しない他の繊維材料と混抄し、シートを形成
させるために用いることができる。このような繊
維材料としては、フラツフパルプ、レーヨン繊
維、キユプラ繊維、キチン質繊維、コラーゲン繊
維、アクリル繊維、ポリオレフイン繊維、ポリア
ミド繊維、ポリエステル繊維などがある。これら
は、自己接着性がないため、単独で抄造したので
はシートとすることができないが、これらに対し
10〜100重量%の割合でゲル状バインダー繊維を
混合した場合には、常法に従い抄造することによ
り容易にシートを製造することができる。 本発明のゲル状バインダー繊維は、アルギン酸
塩とアルギン酸アルキレングリコールエステルか
ら成るものであるが、これらの化合物はいずれも
食品添加物として公認されており、人体に触れて
も安全であるばかりでなく、止血作用など望まし
い薬理活性を有しているので、食品包装用として
もなんら制限されることがない。本発明のゲル状
バインダー繊維を用いて製造されたシート状成形
物は、乾燥状態では高い強度を有するが、水中で
は該バインダー繊維が速やかに水を吸収してヒド
ロゲルとなり、同時に接着能を失うためシートは
各構成繊維に離解しやすい状態となり、水洗トイ
レのフラツシユ流程度のせん断力でも離解しう
る。さらに、本発明のゲル状バインダー繊維はア
ルカリ水溶液中でアルカリ金属イオンと速やかに
イオン交換して、水に溶解するという性質を有し
ている。 実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明す
る。 実施例 1 アルギン酸ナトリウム50重量部とアルギン酸プ
ロピレングリコールエステル50重量部の混合物を
水に対して5重量%になるように混和した。次い
で、平均孔径50μのセラミツクフイルターを過
圧3.5Kg/cm2Gで過して不溶性異物を除去し、
紡糸用ドープを調製した。湿式紡糸機の原料槽に
該ドープを供給し、アスピレータを用いて一昼夜
760mmHgの負圧に減圧して脱気した。その後、原
料供給槽の圧力を1.0Kg/cm2Gまで加圧し、ギア
ポンプでドープの吐出速度を1.68ml/分に調整し
て、白金ノズル(0.10mmφ×1000H)を介して5
%塩化カルシウム水溶液からなる凝固浴中に押出
したところ、ヒドロゲル状の水不溶性繊維が形成
された。この繊維を3つ1組のゴデツト3組を通
し、その際第1ゴデツトの回転速度を20rpm、第
3ゴデツトの回転速度を26rpmにして延伸倍率
1.3倍で微かな引張りがかかるようにしながら連
続糸として巻き取つた。 巻き取つた連続糸は寒天状の外観を呈する極め
て柔軟な繊維であつた。これを切断してゴデツト
から取りはずし、遠心脱水機で脱水後、ギロチン
カツターで繊維長3.0mmに切断して短繊維とし、
風乾してゲル状バインダー繊維を得た。 このバインダー繊維は水に分散させると速やか
に吸水膨潤して均一に分散し、あたかも溶解した
かのような状態になつた。しかしながら、水分散
液は全く粘着性を持たず、ゲル状バインダー繊維
は繊維状ヒドロゲルとして分散していた。 参考例 1 実施例1で得られたゲル状バインダー繊維を単
独でJISP8209に準じて抄紙し、金網から湿紙を
紙に付着させて取り、プレストした後紙に付
着させたまま乾燥したゲル状バインダー繊維シー
ト〔アルギン酸/アルギン酸プロピレングリコー
ルエステル(50:50)のカルシウム塩繊維〕は、
紙と密着し、全く剥離することができず、天然
セルロースと極めて強度に繊維間結合し、ゲル状
バインダー繊維としての性質を持つていることが
判明した。 この密着したゲル状バインダー繊維紙と紙に
水を十分に与えて湿紙としたところ、該バインダ
ー繊維紙は紙から容易に剥離することができ
た。これにより、湿潤状態では該バインダー繊維
紙は迅速にバインダー性能を失うことが判明し
た。 参考例 2 繊維長5.0mmの1.5デニールの製紙用レーヨンに
対して、実施例1で得られたゲル状バインダー繊
維100重量部に対して30重量部添加して、
JISP8209に準じてレーヨン紙を製造した。抄紙
用短繊維の水分性は極めて良好で、良好な地合の
レーヨン紙が得られた。製紙時の乾燥工程におい
て該バインダー繊維はゲル性を失い、得られたレ
ーヨン紙は従来の高級収性バインダー繊維を用い
た場合に見られるようなべとつきはなかつた。こ
のレーヨン紙の物性は坪量67.7g/m2、厚さ0.26
mm、密度0.258、裂断長1.89Kmであつた。 添付図面はこのレーヨン紙と定量紙(密度
0.5287のクレム吸水度を示すグラフである。この
グラフから明らかなようにこのレーヨン紙は短時
間の吸水性に特に優れている。 このレーヨン紙を水中に浸し、しばらく放置
後、激しくガラス棒でかきまぜると構成繊維間結
合が切断してレーヨン繊維は離解してきた。かき
まぜ続けていると、結束繊維のないレーヨン繊維
に完全に解体された。 参考例 3〜5 参考例2におけるゲル状バインダー繊維の製紙
用レーヨン繊維100重量部に対してそれぞれ10重
量部、20重量部及び90重量部とした以外は参考例
2と同様にしてレーヨン紙を抄造した。いずれの
場合も抄紙用短繊維の水分散性は良好で、地合の
均一なレーヨン紙が得られた。得られたレーヨン
紙の物性は第1表のとおりである。
【表】
各レーヨン紙を水中に浸した場合、バインダー
繊維量が多い程、離解の速度は遅かつたが、いず
れも激しくガラス棒でかきまぜる程度で繊維の結
束がなくなつた。 実施例 2 アルギン酸ナトリウムとアルギン酸プロピレン
グリコールエステルの混合割合を重量比で、それ
ぞれ95:5、9:10、80:20、70:30及び60:40
とし、孔径が0.1mm及び0.055mmの白金ノズルを介
して押出した以外は実施例1と同様にしてゲル状
バインダー繊維を製造した。 紡糸の際、アルギン酸プロピレングリコールエ
ステルの混合割合が多くなるにしたがつて、ヒド
ロゲルは柔軟になり、極めて湿潤状態での単繊維
強度の低い繊維が得られたが、連続糸として巻き
取ることはできた。これを風乾して相当するゲル
状バインダー繊維を得た。 参考例 6〜10 実施例2で得られた5種類のゲル状バインダー
繊維を繊維長3mmに切断し、標準離解機で分散し
て、JISP8209に準じて抄紙した。ただし、抄紙
に際して繊維と金網との網離れを良くするため
に、金網上にサラン布を敷いて試料をすくい取つ
た後、プレス圧を3.5〜1Kg/cm2の範囲内で脱水
後常法で風乾した。乾燥後試料をサラン布からは
がし取つて該バインダー繊維のみからなる紙を得
た。この繊維だけでも自己接着性を有し、その紙
の物性は第2表のとおりである。
繊維量が多い程、離解の速度は遅かつたが、いず
れも激しくガラス棒でかきまぜる程度で繊維の結
束がなくなつた。 実施例 2 アルギン酸ナトリウムとアルギン酸プロピレン
グリコールエステルの混合割合を重量比で、それ
ぞれ95:5、9:10、80:20、70:30及び60:40
とし、孔径が0.1mm及び0.055mmの白金ノズルを介
して押出した以外は実施例1と同様にしてゲル状
バインダー繊維を製造した。 紡糸の際、アルギン酸プロピレングリコールエ
ステルの混合割合が多くなるにしたがつて、ヒド
ロゲルは柔軟になり、極めて湿潤状態での単繊維
強度の低い繊維が得られたが、連続糸として巻き
取ることはできた。これを風乾して相当するゲル
状バインダー繊維を得た。 参考例 6〜10 実施例2で得られた5種類のゲル状バインダー
繊維を繊維長3mmに切断し、標準離解機で分散し
て、JISP8209に準じて抄紙した。ただし、抄紙
に際して繊維と金網との網離れを良くするため
に、金網上にサラン布を敷いて試料をすくい取つ
た後、プレス圧を3.5〜1Kg/cm2の範囲内で脱水
後常法で風乾した。乾燥後試料をサラン布からは
がし取つて該バインダー繊維のみからなる紙を得
た。この繊維だけでも自己接着性を有し、その紙
の物性は第2表のとおりである。
【表】
発明の効果
本発明のゲル系バインダー繊維は、乾燥状態で
は強力な繊維間接着力を有するにもかかわらず、
湿潤状態では速やかにヒドロゲルとなり繊維間接
着力を失う上にべとつきを生じないので、トイレ
ツトペーパー、紙おむつその他のデイスポーザブ
ルな生理衛生製品用のシート状成形物を抄造する
ために用いるのに好適である。
は強力な繊維間接着力を有するにもかかわらず、
湿潤状態では速やかにヒドロゲルとなり繊維間接
着力を失う上にべとつきを生じないので、トイレ
ツトペーパー、紙おむつその他のデイスポーザブ
ルな生理衛生製品用のシート状成形物を抄造する
ために用いるのに好適である。
図面は本発明のゲル状バインダー繊維を用いて
抄造したレーヨン紙と定量紙のクレム吸水度を
示すグラフである。
抄造したレーヨン紙と定量紙のクレム吸水度を
示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アルギン酸塩とアルギン酸アルキレングリコ
ールエステルとの混合体の非水溶性ゲルから成る
バインダー繊維。 2 水溶性アルギン酸塩とアルギン酸アルキレン
グリコールエステルを含有する水素ドープを、湿
式紡糸して非水溶性ヒドロゲルから成る繊維を形
成させたのち、大気の平衡に近い水分含有率まで
乾燥することを特徴とするゲル状バインダー繊維
の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60275678A JPS62141121A (ja) | 1985-12-07 | 1985-12-07 | ゲル状バインダー繊維とその製造方法 |
| US06/935,203 US4744830A (en) | 1985-12-07 | 1986-11-26 | Fibrous binder and a method for the preparation thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60275678A JPS62141121A (ja) | 1985-12-07 | 1985-12-07 | ゲル状バインダー繊維とその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62141121A JPS62141121A (ja) | 1987-06-24 |
| JPH0160083B2 true JPH0160083B2 (ja) | 1989-12-21 |
Family
ID=17558819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60275678A Granted JPS62141121A (ja) | 1985-12-07 | 1985-12-07 | ゲル状バインダー繊維とその製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4744830A (ja) |
| JP (1) | JPS62141121A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0653868U (ja) * | 1992-12-24 | 1994-07-22 | ハン ヤン ケミカル コーポレイション | エア注入用バルブ装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4005794C2 (de) * | 1990-02-23 | 2003-03-27 | Hoechst Ag | Naßfestes Papier auf Basis von Hanffasern und seine Verwendung |
| US5688923A (en) * | 1996-02-15 | 1997-11-18 | Hercules Incorporated | Pectin fibers |
| US6579570B1 (en) | 2000-05-04 | 2003-06-17 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Ion-sensitive, water-dispersible polymers, a method of making same and items using same |
| US7276459B1 (en) | 2000-05-04 | 2007-10-02 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Ion-sensitive, water-dispersible polymers, a method of making same and items using same |
| US6423804B1 (en) | 1998-12-31 | 2002-07-23 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Ion-sensitive hard water dispersible polymers and applications therefor |
| US6713414B1 (en) | 2000-05-04 | 2004-03-30 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Ion-sensitive, water-dispersible polymers, a method of making same and items using same |
| US6599848B1 (en) | 2000-05-04 | 2003-07-29 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Ion-sensitive, water-dispersible polymers, a method of making same and items using same |
| US6444214B1 (en) | 2000-05-04 | 2002-09-03 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Ion-sensitive, water-dispersible polymers, a method of making same and items using same |
| US6429261B1 (en) | 2000-05-04 | 2002-08-06 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Ion-sensitive, water-dispersible polymers, a method of making same and items using same |
| US6537663B1 (en) | 2000-05-04 | 2003-03-25 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Ion-sensitive hard water dispersible polymers and applications therefor |
| US6835678B2 (en) | 2000-05-04 | 2004-12-28 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Ion sensitive, water-dispersible fabrics, a method of making same and items using same |
| US6653406B1 (en) | 2000-05-04 | 2003-11-25 | Kimberly Clark Worldwide, Inc. | Ion-sensitive, water-dispersible polymers, a method of making same and items using same |
| US6548592B1 (en) | 2000-05-04 | 2003-04-15 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Ion-sensitive, water-dispersible polymers, a method of making same and items using same |
| US6683143B1 (en) | 2000-05-04 | 2004-01-27 | Kimberly Clark Worldwide, Inc. | Ion-sensitive, water-dispersible polymers, a method of making same and items using same |
| US6586529B2 (en) | 2001-02-01 | 2003-07-01 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Water-dispersible polymers, a method of making same and items using same |
| US20030077059A1 (en) * | 2001-03-13 | 2003-04-24 | Ching-Kee Chien | Optical fiber coating compositions |
| JP4945157B2 (ja) * | 2006-03-27 | 2012-06-06 | 株式会社東芝 | 復元力に優れた再生可能な発泡成形体およびその製造方法ならびにその再生方法 |
| JP5386741B2 (ja) * | 2009-09-03 | 2014-01-15 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 | 和紙立体形状物の製造方法及び和紙立体形状物 |
| EP2489779B1 (en) * | 2009-10-14 | 2019-01-09 | The University of Tokyo | Coated micro gel fibers |
| US9090868B2 (en) | 2010-07-12 | 2015-07-28 | President And Fellows Of Harvard College | Alginate hydrogel fibers and related materials |
| TWI507244B (zh) * | 2013-05-23 | 2015-11-11 | Gunitech Corp | 製造纖維觸媒的方法及其纖維觸媒 |
| TWI879175B (zh) * | 2022-10-27 | 2025-04-01 | 日商日本製紙股份有限公司 | 纖維成形體、纖維狀黏結劑及其應用 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1135856A (en) * | 1966-09-08 | 1968-12-04 | Alginate Ind Ltd | A method of modifying alkylene glycol alginates |
| US4298153A (en) * | 1980-05-07 | 1981-11-03 | Allied Corporation | Interfloor tube aspirator inlet muffler |
| AU546556B2 (en) * | 1981-08-18 | 1985-09-05 | Courtaulds Plc | Alginate fibre material and process |
-
1985
- 1985-12-07 JP JP60275678A patent/JPS62141121A/ja active Granted
-
1986
- 1986-11-26 US US06/935,203 patent/US4744830A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0653868U (ja) * | 1992-12-24 | 1994-07-22 | ハン ヤン ケミカル コーポレイション | エア注入用バルブ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4744830A (en) | 1988-05-17 |
| JPS62141121A (ja) | 1987-06-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |