JPH0160709B2 - - Google Patents
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- JPH0160709B2 JPH0160709B2 JP59034737A JP3473784A JPH0160709B2 JP H0160709 B2 JPH0160709 B2 JP H0160709B2 JP 59034737 A JP59034737 A JP 59034737A JP 3473784 A JP3473784 A JP 3473784A JP H0160709 B2 JPH0160709 B2 JP H0160709B2
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- Japan
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- transmission
- transmission shaft
- hydraulic
- cylindrical portion
- shaft
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/34—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles
- B60K17/344—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/04—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location or kind of gearing
- B60K17/10—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location or kind of gearing of fluid gearing
- B60K17/105—Units comprising at least a part of the gearing and a torque-transmitting axle, e.g. transaxles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/28—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or type of power take-off
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/06—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch
- F16D25/062—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces
- F16D25/063—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially
- F16D25/0635—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs
- F16D25/0638—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs with more than two discs, e.g. multiple lamellae
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D67/00—Combinations of couplings and brakes; Combinations of clutches and brakes
- F16D67/02—Clutch-brake combinations
- F16D67/04—Clutch-brake combinations fluid actuated
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の属する技術分野
この発明は対地作業とか刈取作業とか運搬車へ
の物品積込み作業等の作業を行なう作業車におい
て、動力の伝導を司どる作業車用トランスミツシ
ヨンに関するものである。
の物品積込み作業等の作業を行なう作業車におい
て、動力の伝導を司どる作業車用トランスミツシ
ヨンに関するものである。
より詳しく言うとこの発明は、ミツシヨンケー
ス内において該ミツシヨンケースに回転自在に支
持させた伝動軸上におき、この伝動軸を含む動力
伝達径路を該伝動軸への動力伝達の入断により選
択的に断続するための油圧クラツチを設置し、こ
の油圧クラツチに対し作動油を給排するための油
通路を、上記伝動軸内に形成すると共に、上記伝
動軸の一端部に配して、上記油圧クラツチの非作
動状態で該伝動軸を選択的に制動するためのブレ
ーキを設けてある作業車用トランスミツシヨン
に、関する。
ス内において該ミツシヨンケースに回転自在に支
持させた伝動軸上におき、この伝動軸を含む動力
伝達径路を該伝動軸への動力伝達の入断により選
択的に断続するための油圧クラツチを設置し、こ
の油圧クラツチに対し作動油を給排するための油
通路を、上記伝動軸内に形成すると共に、上記伝
動軸の一端部に配して、上記油圧クラツチの非作
動状態で該伝動軸を選択的に制動するためのブレ
ーキを設けてある作業車用トランスミツシヨン
に、関する。
従来技術
伝動軸上に設置されて動力伝達径路を断続する
油圧クラツチは、少なくとも同油圧クラツチの作
動状態においては伝動軸と共に回転するから、そ
のような油圧クラツチに対し作動油を給排するた
めの油通路は、油圧クラツチに直接に取付けた油
圧配管によるものとできず、上記伝動軸内に形成
される。そしてそのような伝動軸内の油通路は伝
動軸の回転に伴ない回転変位することとなるか
ら、同油通路に対し位置固定側の油通路を接続す
るためのロータリジヨイント部が、油圧クラツチ
に対する作動油の給排を制御する方向切換弁と油
圧クラツチ間の作動油給排用油路中に必要とな
る。
油圧クラツチは、少なくとも同油圧クラツチの作
動状態においては伝動軸と共に回転するから、そ
のような油圧クラツチに対し作動油を給排するた
めの油通路は、油圧クラツチに直接に取付けた油
圧配管によるものとできず、上記伝動軸内に形成
される。そしてそのような伝動軸内の油通路は伝
動軸の回転に伴ない回転変位することとなるか
ら、同油通路に対し位置固定側の油通路を接続す
るためのロータリジヨイント部が、油圧クラツチ
に対する作動油の給排を制御する方向切換弁と油
圧クラツチ間の作動油給排用油路中に必要とな
る。
このような油路のロータリジヨイント部は従
来、例えば米国特許No.2843213とかNo.3831690とか
に開示されているように、油圧クラツチを装備す
る伝動軸の一端部をミツシヨンケース壁の外面外
へと突出させ、同突出端部において伝動軸の外周
面に、伝動軸内の油通路に連通させた環状凹溝を
形成すると共に、この環状凹溝の外周端をシール
する筒状のシールケースを、伝動軸の突出端部に
被嵌しミツシヨンケース外面上に装着し、かくし
て伝動軸の突出端部上に形成される環状の油室
に、位置固定側の油通路を接続することにより、
該環状の油室でもつて構成されて来ている。
来、例えば米国特許No.2843213とかNo.3831690とか
に開示されているように、油圧クラツチを装備す
る伝動軸の一端部をミツシヨンケース壁の外面外
へと突出させ、同突出端部において伝動軸の外周
面に、伝動軸内の油通路に連通させた環状凹溝を
形成すると共に、この環状凹溝の外周端をシール
する筒状のシールケースを、伝動軸の突出端部に
被嵌しミツシヨンケース外面上に装着し、かくし
て伝動軸の突出端部上に形成される環状の油室
に、位置固定側の油通路を接続することにより、
該環状の油室でもつて構成されて来ている。
この従来構造は、油圧クラツチがミツシヨンケ
ース内において伝動軸上で、ミツシヨンケースの
内壁面から比較的大きく距てて設置されている場
合にも、上記伝動軸を、ミツシヨンケースの外面
外にまで突出する長尺のものとすることを要求す
る。伝動軸が長尺化されることは、単にコストが
上昇するといつた不具合だけではなく、伝動軸内
の油通路が長くなることから、同油通路を通し作
動油が圧力下で油圧クラツチに供給されるとき
に、油通路の内周面が与える油流れ抵抗によつて
油圧の降下が著しくなるといつた不具合も招く。
またミツシヨンケース内壁面から比較的大きく距
てられている油圧クラツチをのせた伝動軸の一端
部を、ミツシヨンケースの壁部でベアリングを介
し支持することは、油圧クラツチが比較的重量物
であることからして、決つして好ましくない。
ース内において伝動軸上で、ミツシヨンケースの
内壁面から比較的大きく距てて設置されている場
合にも、上記伝動軸を、ミツシヨンケースの外面
外にまで突出する長尺のものとすることを要求す
る。伝動軸が長尺化されることは、単にコストが
上昇するといつた不具合だけではなく、伝動軸内
の油通路が長くなることから、同油通路を通し作
動油が圧力下で油圧クラツチに供給されるとき
に、油通路の内周面が与える油流れ抵抗によつて
油圧の降下が著しくなるといつた不具合も招く。
またミツシヨンケース内壁面から比較的大きく距
てられている油圧クラツチをのせた伝動軸の一端
部を、ミツシヨンケースの壁部でベアリングを介
し支持することは、油圧クラツチが比較的重量物
であることからして、決つして好ましくない。
次にその上の油圧クラツチによつて動力伝達を
入断される伝動軸は、油圧クラツチの非作動状態
においては回転停止状態を持続する筈であるが、
油圧クラツチ内の潤滑油による引きずり現象で同
油圧クラツチの原動側摩擦エレメントが従動側摩
擦エレメントを回転させ、これによつて上記伝動
軸の回転が起きることがある。したがつて油圧ク
ラツチが車輌の走行系トランスミツシヨン中に設
けられたものであるときは車輌の不測の発進が生
じえ、またPTO系のトランスミツシヨン中に設
けられたものであるときは該クラツチを介し駆動
される作業機の不測の駆動が生じえて、何れの場
合にも危険が起きうる。このため既に、例えば米
国特許No.4148382に開示されているように、油圧
クラツチを装架した伝動軸の一端部に配して、油
圧クラツチの非作動状態で該伝動軸を選択的に制
動するためのブレーキを設けることが、提案され
ている。したがつてこのようなブレーキは、油圧
クラツチの非作動状態で上記伝動軸の不測の回転
を防止するのみならず、上記油圧クラツチの従動
側に位置するトランスミツシヨン機構中にシフト
金物或はシフト歯車を変位させて操作される機械
式のクラツチとか変速装置が設けられている場合
に、シフト金物或はシフト歯車を変位操作するに
先立ち上記油圧クラツチを切つて回転部の回転停
止を得ようとするとき、上記伝動軸を制動して回
転部の慣性回転を速やかに停止させる。
入断される伝動軸は、油圧クラツチの非作動状態
においては回転停止状態を持続する筈であるが、
油圧クラツチ内の潤滑油による引きずり現象で同
油圧クラツチの原動側摩擦エレメントが従動側摩
擦エレメントを回転させ、これによつて上記伝動
軸の回転が起きることがある。したがつて油圧ク
ラツチが車輌の走行系トランスミツシヨン中に設
けられたものであるときは車輌の不測の発進が生
じえ、またPTO系のトランスミツシヨン中に設
けられたものであるときは該クラツチを介し駆動
される作業機の不測の駆動が生じえて、何れの場
合にも危険が起きうる。このため既に、例えば米
国特許No.4148382に開示されているように、油圧
クラツチを装架した伝動軸の一端部に配して、油
圧クラツチの非作動状態で該伝動軸を選択的に制
動するためのブレーキを設けることが、提案され
ている。したがつてこのようなブレーキは、油圧
クラツチの非作動状態で上記伝動軸の不測の回転
を防止するのみならず、上記油圧クラツチの従動
側に位置するトランスミツシヨン機構中にシフト
金物或はシフト歯車を変位させて操作される機械
式のクラツチとか変速装置が設けられている場合
に、シフト金物或はシフト歯車を変位操作するに
先立ち上記油圧クラツチを切つて回転部の回転停
止を得ようとするとき、上記伝動軸を制動して回
転部の慣性回転を速やかに停止させる。
かかるブレーキは上記のような長所を与える反
面、同ブレーキが配設される伝動軸端部のミツシ
ヨンケース部分を大型化する。前記したようにミ
ツシヨンケース外へと突出させた伝動軸一端部上
に固定シールケースを被嵌して油路のロータリジ
ヨイント部を構成する構造で、上記の伝動軸一端
部にかかるブレーキを配設するときは、ミツシヨ
ンケースの外面上に大寸法の構造物が突出して、
他機械の配置に制約を与えたり組立て時のミツシ
ヨンケースの取扱いを困難化したりする。
面、同ブレーキが配設される伝動軸端部のミツシ
ヨンケース部分を大型化する。前記したようにミ
ツシヨンケース外へと突出させた伝動軸一端部上
に固定シールケースを被嵌して油路のロータリジ
ヨイント部を構成する構造で、上記の伝動軸一端
部にかかるブレーキを配設するときは、ミツシヨ
ンケースの外面上に大寸法の構造物が突出して、
他機械の配置に制約を与えたり組立て時のミツシ
ヨンケースの取扱いを困難化したりする。
目 的
したがつてこの発明の主たる目的とするところ
は、冒頭記載タイプの作業車用トランスミツシヨ
ンであつて、油路のロータリジヨイント部を形成
するために油圧クラツチを装架する伝動軸の長さ
を余分に大きくする必要を無くし、また前記ブレ
ーキがミツシヨンケースの外面上に突出する構造
物を附与しないこととしてある、新規な作業車用
トランスミツシヨンを、提供するにある。
は、冒頭記載タイプの作業車用トランスミツシヨ
ンであつて、油路のロータリジヨイント部を形成
するために油圧クラツチを装架する伝動軸の長さ
を余分に大きくする必要を無くし、また前記ブレ
ーキがミツシヨンケースの外面上に突出する構造
物を附与しないこととしてある、新規な作業車用
トランスミツシヨンを、提供するにある。
この発明の他の目的とするところは、上述の主
目的を達成するための新規な構造を、比較的に重
量物である油圧クラツチをのせた伝動軸を安定に
支持しうるように採り入れてある、新規な作業車
用トランスミツシヨンを、提供するにある。
目的を達成するための新規な構造を、比較的に重
量物である油圧クラツチをのせた伝動軸を安定に
支持しうるように採り入れてある、新規な作業車
用トランスミツシヨンを、提供するにある。
この発明の別の目的は、上述の主目的を達成す
るための新規な構造を、油圧クラツチ及びブレー
キのための作動機構の構造、特に油圧給排機構の
構造を簡単化できるように採り入れてある、改良
された作業車用トランスミツシヨンを、提供する
ことである。
るための新規な構造を、油圧クラツチ及びブレー
キのための作動機構の構造、特に油圧給排機構の
構造を簡単化できるように採り入れてある、改良
された作業車用トランスミツシヨンを、提供する
ことである。
構成と効果及び実施態様
このような課題の下に開発された、この発明の
作業車用トランスミツシヨンは、ミツシヨンケー
ス内において該ミツシヨンケースに回転自在に支
持させた伝動軸上におき、この伝動軸を含む動力
伝達径路を該伝動軸への動力伝達の入断により選
択的に断続するための油圧クラツチを設置し、こ
の油圧クラツチに対し作動油を給排するための油
通路を、上記伝動軸内に形成すると共に、上記伝
動軸の一端部に配して、上記油圧クラツチの非作
動状態で該伝動軸を選択的に制動するためのブレ
ーキを設けてある作業車用トランスミツシヨンで
あつて、前記した伝動軸の一端部側に位置するミ
ツシヨンケース内壁面上に、ミツシヨンケース内
へ突入して前記伝動軸の一端部分を取囲む筒状部
分をミツシヨンケース壁と一体に形成し、前記油
通路に連通させて前記伝動軸の外周面に形成した
環状凹溝をその外周端で、上記筒状部分の内周面
でシールして環状油室を形成すると共に、前記油
圧クラツチ用の方向切換弁から導かれた油通路を
上記環状油室に連通させて、該環状油室を、前記
油圧クラツチに対する作動油給排用油路のロータ
リジヨイント部に構成し、さらに前記ブレーキ
を、上記筒状部分をブレーキケースとするブレー
キに構成したことを特徴とする。
作業車用トランスミツシヨンは、ミツシヨンケー
ス内において該ミツシヨンケースに回転自在に支
持させた伝動軸上におき、この伝動軸を含む動力
伝達径路を該伝動軸への動力伝達の入断により選
択的に断続するための油圧クラツチを設置し、こ
の油圧クラツチに対し作動油を給排するための油
通路を、上記伝動軸内に形成すると共に、上記伝
動軸の一端部に配して、上記油圧クラツチの非作
動状態で該伝動軸を選択的に制動するためのブレ
ーキを設けてある作業車用トランスミツシヨンで
あつて、前記した伝動軸の一端部側に位置するミ
ツシヨンケース内壁面上に、ミツシヨンケース内
へ突入して前記伝動軸の一端部分を取囲む筒状部
分をミツシヨンケース壁と一体に形成し、前記油
通路に連通させて前記伝動軸の外周面に形成した
環状凹溝をその外周端で、上記筒状部分の内周面
でシールして環状油室を形成すると共に、前記油
圧クラツチ用の方向切換弁から導かれた油通路を
上記環状油室に連通させて、該環状油室を、前記
油圧クラツチに対する作動油給排用油路のロータ
リジヨイント部に構成し、さらに前記ブレーキ
を、上記筒状部分をブレーキケースとするブレー
キに構成したことを特徴とする。
したがつてこの発明の作業車用トランスミツシ
ヨンは、油路のロータリジヨイント部となる上記
環状油室が、ミツシヨンケース内へと突入させて
あるミツシヨンケース壁筒状部分内で、伝動軸上
の油圧クラツチに可及的に近接するような位置に
配置されて、ミツシヨンケースの内部に位置させ
てあるものとなつており、伝動軸はその一端部が
ミツシヨンケース内へ突入している上記筒状部分
内へと臨む長さのものであれば足りるから、伝動
軸を短かいものとできる。このため伝動軸が占め
るコストが低減され、また同伝動軸内の油通路の
長さが短縮され該油通路内での油圧の降下が少な
い。
ヨンは、油路のロータリジヨイント部となる上記
環状油室が、ミツシヨンケース内へと突入させて
あるミツシヨンケース壁筒状部分内で、伝動軸上
の油圧クラツチに可及的に近接するような位置に
配置されて、ミツシヨンケースの内部に位置させ
てあるものとなつており、伝動軸はその一端部が
ミツシヨンケース内へ突入している上記筒状部分
内へと臨む長さのものであれば足りるから、伝動
軸を短かいものとできる。このため伝動軸が占め
るコストが低減され、また同伝動軸内の油通路の
長さが短縮され該油通路内での油圧の降下が少な
い。
ミツシヨンケース内へ突入しているミツシヨン
ケース壁筒状部分をブレーキケースとして設けら
れたブレーキは、ミツシヨンケース外面上から外
方に突出する構造物を必要としない。したがつて
油路ロータリジヨイント部形成用のシールケース
がミツシヨンケース外面上に設置されないことと
相まつて、この発明に従つたトランスミツシヨン
を内装するミツシヨンケースは、ミツシヨンケー
スの外面位置に設けられる車輌他機構の配置に制
約を与えるとか、ミツシヨンケースを車輌に組込
む組立て時の該ケースの取扱いを困難化するとか
の、問題を与えることが少ない。
ケース壁筒状部分をブレーキケースとして設けら
れたブレーキは、ミツシヨンケース外面上から外
方に突出する構造物を必要としない。したがつて
油路ロータリジヨイント部形成用のシールケース
がミツシヨンケース外面上に設置されないことと
相まつて、この発明に従つたトランスミツシヨン
を内装するミツシヨンケースは、ミツシヨンケー
スの外面位置に設けられる車輌他機構の配置に制
約を与えるとか、ミツシヨンケースを車輌に組込
む組立て時の該ケースの取扱いを困難化するとか
の、問題を与えることが少ない。
前述のように設けられているミツシヨンケース
壁内面上の筒状部分には伝動軸の一端部を支持さ
せえ、そのようにすることで比較的に重量物であ
る油圧クラツチを装架する伝動軸の一端部が、油
圧クラツチに近い位置で支持されて、同伝動軸の
支持が安定し、油圧クラツチに対し遠い位置で伝
動軸端部を支持する場合のように撓み防止のため
に伝動軸径を余分に拡大する必要が無くされる。
壁内面上の筒状部分には伝動軸の一端部を支持さ
せえ、そのようにすることで比較的に重量物であ
る油圧クラツチを装架する伝動軸の一端部が、油
圧クラツチに近い位置で支持されて、同伝動軸の
支持が安定し、油圧クラツチに対し遠い位置で伝
動軸端部を支持する場合のように撓み防止のため
に伝動軸径を余分に拡大する必要が無くされる。
したがつてこの発明の一実施態様では、上記し
た伝動軸の一端部を支承するベアリングを、前記
筒状部分の内端部に支持させて設ける。このよう
にベアリングを介し伝動軸を支持する部分を、筒
状部の内端部とすることにより、同支持部分が油
圧クラツチに最も近い位置をとり、伝動軸が一層
安定に支持される。
た伝動軸の一端部を支承するベアリングを、前記
筒状部分の内端部に支持させて設ける。このよう
にベアリングを介し伝動軸を支持する部分を、筒
状部の内端部とすることにより、同支持部分が油
圧クラツチに最も近い位置をとり、伝動軸が一層
安定に支持される。
伝動軸上に設けられて上記ベアリングの内端面
を押えるカラーは、この発明の他の実施態様に従
つて、前記油圧クラツチのクラツチハウジングに
一体形成したカラー部分でもつて構成される。こ
のようにすることによつては、別のカラーが省略
され部品点数が減じて組立てがより簡単となると
共に、上記カラー部分によつて伝動軸と接するク
ラツチハウジング部分の長さが拡大されて、伝動
軸上での同クラツチハウジングの固定支持が安定
化する。
を押えるカラーは、この発明の他の実施態様に従
つて、前記油圧クラツチのクラツチハウジングに
一体形成したカラー部分でもつて構成される。こ
のようにすることによつては、別のカラーが省略
され部品点数が減じて組立てがより簡単となると
共に、上記カラー部分によつて伝動軸と接するク
ラツチハウジング部分の長さが拡大されて、伝動
軸上での同クラツチハウジングの固定支持が安定
化する。
この発明の別の実施態様では、前記筒状部分を
ミツシヨンケース壁外に開口させて形成し、その
開口端は、ミツシヨンケース壁の外面上に装着す
る蓋によつて閉塞させる。この構造は、筒状部分
内へのブレーキの組込みを容易とする。
ミツシヨンケース壁外に開口させて形成し、その
開口端は、ミツシヨンケース壁の外面上に装着す
る蓋によつて閉塞させる。この構造は、筒状部分
内へのブレーキの組込みを容易とする。
この発明のなお別の実施態様では、上記のよう
にブレーキの組込みを容易とする構造を採用した
上で、該ブレーキを、摩擦制動部材と、この摩擦
制動部材に対し前記蓋が位置する側から対面位置
させて設けたピストンと、前記蓋に基端を受けさ
せ上記ピストンに作用させてあるスプリングであ
つて該ピストンを介し上記摩擦制動部材を移動附
勢して制動作動させるスプリングと、このスプリ
ングによる附勢方向とは反対の方向から上記ピス
トンに対し油圧を作用させるための油室であつて
前記した方向切換弁から導かれた油通路に接続し
てある油室と、を備えた摩擦ブレーキに構成す
る。筒状部分の開口端から容易組込みできる同摩
擦ブレーキは、油圧クラツチに対し作動油が油圧
下で供給される該油圧クラツチの作動時には、上
記油室に油圧が作用することから上記ピストンが
スプリング力に抗する向きに移動して伝動軸の制
動を解除し、油圧クラツチから作動油が排出され
る該油圧クラツチの非作動時には、上記油室から
油圧が抜かれるからスプリング力で摩擦制動部材
により伝動軸を制動する。この構造の摩擦ブレー
キは、油圧クラツチに対する作動油の給排機構を
利用して所要のように作動せしめられることとさ
れているから、その作動機構の構造が簡単化され
ている。
にブレーキの組込みを容易とする構造を採用した
上で、該ブレーキを、摩擦制動部材と、この摩擦
制動部材に対し前記蓋が位置する側から対面位置
させて設けたピストンと、前記蓋に基端を受けさ
せ上記ピストンに作用させてあるスプリングであ
つて該ピストンを介し上記摩擦制動部材を移動附
勢して制動作動させるスプリングと、このスプリ
ングによる附勢方向とは反対の方向から上記ピス
トンに対し油圧を作用させるための油室であつて
前記した方向切換弁から導かれた油通路に接続し
てある油室と、を備えた摩擦ブレーキに構成す
る。筒状部分の開口端から容易組込みできる同摩
擦ブレーキは、油圧クラツチに対し作動油が油圧
下で供給される該油圧クラツチの作動時には、上
記油室に油圧が作用することから上記ピストンが
スプリング力に抗する向きに移動して伝動軸の制
動を解除し、油圧クラツチから作動油が排出され
る該油圧クラツチの非作動時には、上記油室から
油圧が抜かれるからスプリング力で摩擦制動部材
により伝動軸を制動する。この構造の摩擦ブレー
キは、油圧クラツチに対する作動油の給排機構を
利用して所要のように作動せしめられることとさ
れているから、その作動機構の構造が簡単化され
ている。
上記のような摩擦ブレーキは、同ブレーキ内で
の発熱と摩擦制動部材の摩耗とを減少させるため
に、摩擦係合面積の大きい多板式のものとするの
が望ましい。この発明に係るトランスミツシヨン
は、ミツシヨンケース内に位置する前記筒状部分
をブレーキケースとしているから、そのような筒
状部分の長さが許容する範囲内でさえあれば摩擦
プレートの枚数を増やしても、ミツシヨンケース
外面上に設置されるブレーキケースを有するトラ
ンスミツシヨンのようにブレーキケースの外方突
出長を大とするような不具合を来たさない。した
がつてこの発明の一実施態様では前記摩擦制動部
材を、内周端で前記伝動軸に摺動自在ではあるが
相対回転不能に支持させた複数個の摩擦プレート
部材と外周端で前記筒状部分に摺動のみ自在に支
持させた複数個の他の摩擦プレート部材とから構
成し、これらの摩擦プレート部材群をへだて前記
ピストンに対向位置する環状の受圧面を、前記筒
状部分の内面上に形成する。
の発熱と摩擦制動部材の摩耗とを減少させるため
に、摩擦係合面積の大きい多板式のものとするの
が望ましい。この発明に係るトランスミツシヨン
は、ミツシヨンケース内に位置する前記筒状部分
をブレーキケースとしているから、そのような筒
状部分の長さが許容する範囲内でさえあれば摩擦
プレートの枚数を増やしても、ミツシヨンケース
外面上に設置されるブレーキケースを有するトラ
ンスミツシヨンのようにブレーキケースの外方突
出長を大とするような不具合を来たさない。した
がつてこの発明の一実施態様では前記摩擦制動部
材を、内周端で前記伝動軸に摺動自在ではあるが
相対回転不能に支持させた複数個の摩擦プレート
部材と外周端で前記筒状部分に摺動のみ自在に支
持させた複数個の他の摩擦プレート部材とから構
成し、これらの摩擦プレート部材群をへだて前記
ピストンに対向位置する環状の受圧面を、前記筒
状部分の内面上に形成する。
前記のような摩擦ブレーキを、上記のように多
板式のものに構成するか、或は単板式のものに構
成するかを問わず、同摩擦ブレーキは前記のよう
に、油圧クラツチの作動機構をブレーキのために
利用させてブレーキ作動機構の構造を簡単とす
る。油圧クラツチとブレーキとの作動機構を一層
簡単化するために、この発明の他の実施態様で
は、油圧クラツチ用の油路ロータリジヨイント部
と摩擦ブレーキの前記油室とが前記のような筒状
部分内に位置していることを利用し、ミツシヨン
ケース壁の内面上に、前記筒状部分と一体に連ら
なるバルブハウジングをミツシヨンケース内に突
入させて形成し、このバルブハウジング内に前記
方向切換弁を収容すると共に、該方向切換弁から
前記環状油室及び前記したブレーキの油室に導か
れた油通路を、上記バルブハウジングと前記筒状
部分との内部に設ける。この構造によれば、方向
切換弁と油路ロータリジヨイント部である環状油
室及び摩擦ブレーキの油室とが、全く配管を必要
としない油路で接続されて油路形成構造が極めて
簡単となると共に、上記油路が極く短長となるか
ら同油路内での油圧降下も極減される。また上記
バルブハウジングは、ミツシヨンケース外面上に
突出状に設けられる切換弁用ハウジングを無く
す。
板式のものに構成するか、或は単板式のものに構
成するかを問わず、同摩擦ブレーキは前記のよう
に、油圧クラツチの作動機構をブレーキのために
利用させてブレーキ作動機構の構造を簡単とす
る。油圧クラツチとブレーキとの作動機構を一層
簡単化するために、この発明の他の実施態様で
は、油圧クラツチ用の油路ロータリジヨイント部
と摩擦ブレーキの前記油室とが前記のような筒状
部分内に位置していることを利用し、ミツシヨン
ケース壁の内面上に、前記筒状部分と一体に連ら
なるバルブハウジングをミツシヨンケース内に突
入させて形成し、このバルブハウジング内に前記
方向切換弁を収容すると共に、該方向切換弁から
前記環状油室及び前記したブレーキの油室に導か
れた油通路を、上記バルブハウジングと前記筒状
部分との内部に設ける。この構造によれば、方向
切換弁と油路ロータリジヨイント部である環状油
室及び摩擦ブレーキの油室とが、全く配管を必要
としない油路で接続されて油路形成構造が極めて
簡単となると共に、上記油路が極く短長となるか
ら同油路内での油圧降下も極減される。また上記
バルブハウジングは、ミツシヨンケース外面上に
突出状に設けられる切換弁用ハウジングを無く
す。
そのようなバルブハウジングを形成する上で、
この発明の別の実施態様では、前記伝動軸をミツ
シヨンケース内で一側に片寄せて配置し、前記バ
ルブハウジングを、前記筒状部分を形成されたミ
ツシヨンケース壁の内面上と該ミツシヨンケース
壁に対し直交する他のミツシヨンケース壁であつ
て前記伝動軸を片寄せてある側に位置する他のミ
ツシヨンケース壁の内面上とにまたがらせて、形
成する。この構造によれば、上記した筒状部分と
バルブハウジングが、ミツシヨンケース内の一隅
部に、比較的コンパクトにまとめられて形成さ
れ、ミツシヨンケース内での他機構の配置に対し
制約を与えることが極減される。
この発明の別の実施態様では、前記伝動軸をミツ
シヨンケース内で一側に片寄せて配置し、前記バ
ルブハウジングを、前記筒状部分を形成されたミ
ツシヨンケース壁の内面上と該ミツシヨンケース
壁に対し直交する他のミツシヨンケース壁であつ
て前記伝動軸を片寄せてある側に位置する他のミ
ツシヨンケース壁の内面上とにまたがらせて、形
成する。この構造によれば、上記した筒状部分と
バルブハウジングが、ミツシヨンケース内の一隅
部に、比較的コンパクトにまとめられて形成さ
れ、ミツシヨンケース内での他機構の配置に対し
制約を与えることが極減される。
この発明の他の特徴及び附随する効果は、添付
図面を参照して行なう以下の実施例の説明から、
容易に理解される。
図面を参照して行なう以下の実施例の説明から、
容易に理解される。
なお後述する実施例は、作業車のPTO系トラ
ンスミツシヨンとしてこの発明を実施した例に係
るが、この発明は勿論、走行系のトランスミツシ
ヨンとしても実施できる。また同実施例は伝動軸
上に1個のみの油圧クラツチを設けてあるトラン
スミツシヨンに係るが、一伝動軸上に複数個の油
圧クラツチを並置してあるトランスミツシヨンと
しても、この発明を実施可能である。
ンスミツシヨンとしてこの発明を実施した例に係
るが、この発明は勿論、走行系のトランスミツシ
ヨンとしても実施できる。また同実施例は伝動軸
上に1個のみの油圧クラツチを設けてあるトラン
スミツシヨンに係るが、一伝動軸上に複数個の油
圧クラツチを並置してあるトランスミツシヨンと
しても、この発明を実施可能である。
好ましい実施例についての説明
車輌構造の概要
第1図はこの発明に従つたトランスミツシヨン
の一実施例を装備した作業車の全体を概略的に示
し、第2図は同作業車の諸機構の配置を模式的に
示している。
の一実施例を装備した作業車の全体を概略的に示
し、第2図は同作業車の諸機構の配置を模式的に
示している。
比較的小型のトラクタとして図示されている上
記作業車は、左右1対宛の前輪21と後輪22間
で車輌の下面位置にミツドマウント型のモアMを
装備している。エンジン23は車輌の前部に塔載
されており、このエンジン23から両端にフレキ
シブル接手25,26を備えた伝動軸24を介し
入力されるトランスミツシヨン機構が、左右の後
輪22間で車輌の後部に設置されている。このト
ランスミツシヨン機構は、前方側に位置させた油
圧伝導装置27と後方側に位置させたミツシヨン
ケース28内のトランスミツシヨンとから成り、
伝動軸24から油圧伝導装置27へと入力伝導
し、油圧伝導装置27からミツシヨンケース28
内へと入力伝導することとされている。乗用座席
29は車輌の後部上面位置に設置され、車輌の操
縦は通例のように、座席29に座乗する操縦者が
その前方の操縦ハンドル30により左右の前輪2
1を旋回させて、行なうこととされている。
記作業車は、左右1対宛の前輪21と後輪22間
で車輌の下面位置にミツドマウント型のモアMを
装備している。エンジン23は車輌の前部に塔載
されており、このエンジン23から両端にフレキ
シブル接手25,26を備えた伝動軸24を介し
入力されるトランスミツシヨン機構が、左右の後
輪22間で車輌の後部に設置されている。このト
ランスミツシヨン機構は、前方側に位置させた油
圧伝導装置27と後方側に位置させたミツシヨン
ケース28内のトランスミツシヨンとから成り、
伝動軸24から油圧伝導装置27へと入力伝導
し、油圧伝導装置27からミツシヨンケース28
内へと入力伝導することとされている。乗用座席
29は車輌の後部上面位置に設置され、車輌の操
縦は通例のように、座席29に座乗する操縦者が
その前方の操縦ハンドル30により左右の前輪2
1を旋回させて、行なうこととされている。
図示の作業車は、左右の後輪22を駆動すると
共に、必要に応じて左右の前輪21も駆動して、
車輌の走行を行なわせる四輪駆動型のものに構成
されている。左右の後輪22を駆動するためには
ミツシヨンケース28に、左右の後輪車軸31を
支持する左右のアクスルハウジング32を取付
け、ミツシヨンケース28内から直接に左右の後
輪車軸31へと走行動力を伝達する構造が採られ
ている。左右の前輪21を選択的に駆動するため
には、ミツシヨンケース28内の下方位置から左
右前輪21間に位置するフロントアクスルケース
34内へと前輪駆動力を伝達する伝動軸33が設
けられており、この伝動軸33は、ミツシヨンケ
ース28内に設けられた後述の前輪駆動クラツチ
を介し回転駆動されるものとされ、また両端にフ
レキシブル接手35,36を備えている。
共に、必要に応じて左右の前輪21も駆動して、
車輌の走行を行なわせる四輪駆動型のものに構成
されている。左右の後輪22を駆動するためには
ミツシヨンケース28に、左右の後輪車軸31を
支持する左右のアクスルハウジング32を取付
け、ミツシヨンケース28内から直接に左右の後
輪車軸31へと走行動力を伝達する構造が採られ
ている。左右の前輪21を選択的に駆動するため
には、ミツシヨンケース28内の下方位置から左
右前輪21間に位置するフロントアクスルケース
34内へと前輪駆動力を伝達する伝動軸33が設
けられており、この伝動軸33は、ミツシヨンケ
ース28内に設けられた後述の前輪駆動クラツチ
を介し回転駆動されるものとされ、また両端にフ
レキシブル接手35,36を備えている。
図示の作業車に附設される作業機を駆動するた
めのPTO軸としては、ミツシヨンケース28内
の下方位置から前方へ延出させてあるミツド
PTO軸37と、ミツシヨンケース28内の高さ
方向のほぼ中央位置から後方へ延出させてあるリ
ヤPTO軸38とが、設けられている。ミツド
PTO軸37は図示の場合、両端にフレキシブル
接手を備えた伝動軸39により、前記モアMへと
駆動力を伝達するギヤボツクスM1内へと動力を
伝達するものとされている。ミツシヨンケース2
8の上面上には第1図にそのリフトアーム40の
みを図示した油圧リフト装置が設置されており、
リヤPTO軸38は、図示省略のリンク機構によ
り車輌の後部に牽引され上記油圧リフト装置によ
り昇降されるモアとか耕耘機等の作業機を駆動す
るために、用いられる。
めのPTO軸としては、ミツシヨンケース28内
の下方位置から前方へ延出させてあるミツド
PTO軸37と、ミツシヨンケース28内の高さ
方向のほぼ中央位置から後方へ延出させてあるリ
ヤPTO軸38とが、設けられている。ミツド
PTO軸37は図示の場合、両端にフレキシブル
接手を備えた伝動軸39により、前記モアMへと
駆動力を伝達するギヤボツクスM1内へと動力を
伝達するものとされている。ミツシヨンケース2
8の上面上には第1図にそのリフトアーム40の
みを図示した油圧リフト装置が設置されており、
リヤPTO軸38は、図示省略のリンク機構によ
り車輌の後部に牽引され上記油圧リフト装置によ
り昇降されるモアとか耕耘機等の作業機を駆動す
るために、用いられる。
トランスミツシヨン機構の概要
第3図は油圧伝導装置27とミツシヨンケース
28の縦断面とを、一部を展開した状態で示し、
また第4図はミツシヨンケース28内に設けられ
た伝動軸の配置を示している。
28の縦断面とを、一部を展開した状態で示し、
また第4図はミツシヨンケース28内に設けられ
た伝動軸の配置を示している。
第3図に示すように油圧伝導装置27は、可変
容積形の油圧ポンプ42と定容積形の油圧モータ
43とを、それぞれ前後方向に沿わせ上下に並置
して成る。油圧ポンプ42のポンプ軸44は、前
端で第1図に図示の前記伝動軸24へと接続さ
れ、また後端部をミツシヨンケース28内へと突
入させて、ミツシヨンケース28内のPTO系ト
ランスミツシヨンのための入力軸に構成されてい
る。また油圧ポンプ42により正逆転を含めての
変速駆動を行なわれる油圧モータ43のモータ軸
45は、その後端部をミツシヨンケース28内へ
と突入させて、ミツシヨンケース28内の走行系
トランスミツシヨンのための入力軸に構成されて
いる。
容積形の油圧ポンプ42と定容積形の油圧モータ
43とを、それぞれ前後方向に沿わせ上下に並置
して成る。油圧ポンプ42のポンプ軸44は、前
端で第1図に図示の前記伝動軸24へと接続さ
れ、また後端部をミツシヨンケース28内へと突
入させて、ミツシヨンケース28内のPTO系ト
ランスミツシヨンのための入力軸に構成されてい
る。また油圧ポンプ42により正逆転を含めての
変速駆動を行なわれる油圧モータ43のモータ軸
45は、その後端部をミツシヨンケース28内へ
と突入させて、ミツシヨンケース28内の走行系
トランスミツシヨンのための入力軸に構成されて
いる。
第3,4図に示すようにミツシヨンケース28
内には走行系の伝動軸として中間軸46と変速軸
47とを、モータ軸45と中間軸46と変速軸4
7とがこの順で、ミツシヨンケース28内の巾方
向のほぼ中央で上方から下方にかけて配置しそれ
ぞれ前後方向に沿わせて、設けられている。ミツ
シヨンケース28の前面には支枠板48を装着し
てあり、この支枠板48の下部前面には前輪クラ
ツチケース49を装着してある。中間軸46は支
枠板48とミツシヨンケース内壁面上の支壁部と
に支持され、また変速軸47は前輪クラツチケー
ス49と上記支壁部とに支持されて、それぞれミ
ツシヨンケース28内の前方部分に配置されてい
る。前輪クラツチケース49と支枠板48とに支
持させて前後方向に沿う前輪駆動力取出し輪50
を、クラツチケース49から前方へ突出させて設
けてある。この駆動力取出し軸50は、第1,2
図に図示の前記伝動軸33へと接続される。
内には走行系の伝動軸として中間軸46と変速軸
47とを、モータ軸45と中間軸46と変速軸4
7とがこの順で、ミツシヨンケース28内の巾方
向のほぼ中央で上方から下方にかけて配置しそれ
ぞれ前後方向に沿わせて、設けられている。ミツ
シヨンケース28の前面には支枠板48を装着し
てあり、この支枠板48の下部前面には前輪クラ
ツチケース49を装着してある。中間軸46は支
枠板48とミツシヨンケース内壁面上の支壁部と
に支持され、また変速軸47は前輪クラツチケー
ス49と上記支壁部とに支持されて、それぞれミ
ツシヨンケース28内の前方部分に配置されてい
る。前輪クラツチケース49と支枠板48とに支
持させて前後方向に沿う前輪駆動力取出し輪50
を、クラツチケース49から前方へ突出させて設
けてある。この駆動力取出し軸50は、第1,2
図に図示の前記伝動軸33へと接続される。
モータ軸45と中間軸46とは、これらの軸4
5,46に固定した歯車51,52同士を噛合せ
ることで連動連結されている。中間軸46と変速
軸47間には車速変速装置53が配設され、変速
軸47は中間軸46により、該変速装置53を介
し変速回転せしめられる。変速軸47の後端には
小径の傘歯車54を一体形成してあり、この傘歯
車54は、第5図に具体構造を図示した差動装置
55の大径の入力傘歯車56と噛合されている。
第5図に示すように、差動装置55の左右の出力
軸57の延長線上に前記した左右の後輪車軸31
を位置させてあり、各出力軸57は各後輪車軸3
1に対し、各アクスルハウジング32内の基端部
に配設したデイスクブレーキ58及び遊星歯車減
速装置59を介し、接続されている。他方、第3
図に示すように前記前輪クラツチケース49内に
は、前輪駆動力取出し軸50を変速軸47に対し
選択的に接続するための前輪駆動クラツチ60
が、配設されている。
5,46に固定した歯車51,52同士を噛合せ
ることで連動連結されている。中間軸46と変速
軸47間には車速変速装置53が配設され、変速
軸47は中間軸46により、該変速装置53を介
し変速回転せしめられる。変速軸47の後端には
小径の傘歯車54を一体形成してあり、この傘歯
車54は、第5図に具体構造を図示した差動装置
55の大径の入力傘歯車56と噛合されている。
第5図に示すように、差動装置55の左右の出力
軸57の延長線上に前記した左右の後輪車軸31
を位置させてあり、各出力軸57は各後輪車軸3
1に対し、各アクスルハウジング32内の基端部
に配設したデイスクブレーキ58及び遊星歯車減
速装置59を介し、接続されている。他方、第3
図に示すように前記前輪クラツチケース49内に
は、前輪駆動力取出し軸50を変速軸47に対し
選択的に接続するための前輪駆動クラツチ60
が、配設されている。
第3,4図に示すようにミツシヨンケース28
内にはPTO系の伝動軸として、比較的長尺の伝
動軸61,62と中間軸63とを、伝動軸61は
前記ポンプ軸44の延長線上に配し伝動軸62と
中間軸63とはその下方で左右に振り分けて、ミ
ツシヨンケース28内の上部で前後方向に沿わせ
設けてある。前記ミツドPTO軸37は支枠板4
8とミツシヨンケース内壁面上の支壁部とに支持
させて、前記変速軸47をへだて前輪駆動力取出
し軸50とは反対側でミツシヨンケース28内の
下方位置から前方へ突出するように、設置されて
いる。また前記リヤPTO軸38はミツシヨンケ
ース内壁面上の支壁部とミツシヨンケース背面上
のカバー板64とに支持させて、伝動軸62と中
間軸63間の下方位置でミツシヨンケース28内
の中途位置から同ケース28外にかけ前後方向に
沿わせて設置されている。
内にはPTO系の伝動軸として、比較的長尺の伝
動軸61,62と中間軸63とを、伝動軸61は
前記ポンプ軸44の延長線上に配し伝動軸62と
中間軸63とはその下方で左右に振り分けて、ミ
ツシヨンケース28内の上部で前後方向に沿わせ
設けてある。前記ミツドPTO軸37は支枠板4
8とミツシヨンケース内壁面上の支壁部とに支持
させて、前記変速軸47をへだて前輪駆動力取出
し軸50とは反対側でミツシヨンケース28内の
下方位置から前方へ突出するように、設置されて
いる。また前記リヤPTO軸38はミツシヨンケ
ース内壁面上の支壁部とミツシヨンケース背面上
のカバー板64とに支持させて、伝動軸62と中
間軸63間の下方位置でミツシヨンケース28内
の中途位置から同ケース28外にかけ前後方向に
沿わせて設置されている。
第3図に示すように伝動軸61はポンプ軸44
に対し、カツプリング65により連結されてい
る。伝動軸61上に固定設置した歯車67と噛合
された歯車66が、伝動軸62上に遊嵌設置され
ていて、この歯車66を伝動軸62に対し結合す
ることで両伝動軸61,62間を選択的に連動連
結する油圧クラツチ68が、伝動軸62上に設置
されている。この油圧クラツチ68には、該クラ
ツチ68の非作動状態で伝動軸62を制動するた
めの後述するブレーキ69が附設されている。油
圧クラツチ68の前方側で伝動軸62上には2個
の歯車70,71を、互に間隔をあけて遊嵌設置
してあり、これらの歯車70,71を選択的に伝
動軸62に結合するためのPTO切替えクラツチ
72が、該伝動軸62上に設置されている。第
4,6図に示すように伝動軸62とミツドPTO
軸37との中間のレベルでミツシヨンケース28
内には短長のアイドラ軸73を、1対のベアリン
グを介しミツシヨンケース28に支持させて遊転
自在に設けてあり、伝動軸62上に遊嵌設置され
た歯車70,71のうち大径側の歯車70は、該
歯車70とミツドPTO軸37上に固定設置した
歯車75とに噛合う中間歯車74を上記アイドラ
軸73上に設けて、ミツドPTO軸37に連動連
結されている。他方の歯車71は、中間軸63上
に固定設置した歯車76と噛合されている。第3
図に示すように中間軸63とリヤPTO軸38間
にはリヤPTO変速装置77が配設され、リヤ
PTO軸38は中間軸63により、該変速装置7
7を介し変速回転せしめられる。
に対し、カツプリング65により連結されてい
る。伝動軸61上に固定設置した歯車67と噛合
された歯車66が、伝動軸62上に遊嵌設置され
ていて、この歯車66を伝動軸62に対し結合す
ることで両伝動軸61,62間を選択的に連動連
結する油圧クラツチ68が、伝動軸62上に設置
されている。この油圧クラツチ68には、該クラ
ツチ68の非作動状態で伝動軸62を制動するた
めの後述するブレーキ69が附設されている。油
圧クラツチ68の前方側で伝動軸62上には2個
の歯車70,71を、互に間隔をあけて遊嵌設置
してあり、これらの歯車70,71を選択的に伝
動軸62に結合するためのPTO切替えクラツチ
72が、該伝動軸62上に設置されている。第
4,6図に示すように伝動軸62とミツドPTO
軸37との中間のレベルでミツシヨンケース28
内には短長のアイドラ軸73を、1対のベアリン
グを介しミツシヨンケース28に支持させて遊転
自在に設けてあり、伝動軸62上に遊嵌設置され
た歯車70,71のうち大径側の歯車70は、該
歯車70とミツドPTO軸37上に固定設置した
歯車75とに噛合う中間歯車74を上記アイドラ
軸73上に設けて、ミツドPTO軸37に連動連
結されている。他方の歯車71は、中間軸63上
に固定設置した歯車76と噛合されている。第3
図に示すように中間軸63とリヤPTO軸38間
にはリヤPTO変速装置77が配設され、リヤ
PTO軸38は中間軸63により、該変速装置7
7を介し変速回転せしめられる。
PTOクラツチ機構
第7図は前記した油圧クラツチ68及びブレー
キ69とPTO切替えクラツチ72とを備えた
PTOクラツチ機構を、詳細に示している。
キ69とPTO切替えクラツチ72とを備えた
PTOクラツチ機構を、詳細に示している。
油圧クラツチ68は第3図に図示のキー79を
利用して伝動軸62上に固定設置されたクラツチ
ハウジング80を有し、前記歯車66と該クラツ
チハウジング80とに一方及び他方の摩擦エレメ
ント81,82を、軸線方向には摺動自在である
が相対回転不能に支持させて、多板式のものに構
成されている。この油圧クラツチ68は通例のよ
うに、リターンばね83により後退附勢させてク
ラツチハウジング80内に設置したピストン84
の背後に、伝動軸62内に形成した油通路85を
介し作動油を油圧下で供給し、これによりピスト
ン84を前進させ摩擦エレメント81,82間の
摩擦係合を得て、作動せしめられるものとされて
いる。
利用して伝動軸62上に固定設置されたクラツチ
ハウジング80を有し、前記歯車66と該クラツ
チハウジング80とに一方及び他方の摩擦エレメ
ント81,82を、軸線方向には摺動自在である
が相対回転不能に支持させて、多板式のものに構
成されている。この油圧クラツチ68は通例のよ
うに、リターンばね83により後退附勢させてク
ラツチハウジング80内に設置したピストン84
の背後に、伝動軸62内に形成した油通路85を
介し作動油を油圧下で供給し、これによりピスト
ン84を前進させ摩擦エレメント81,82間の
摩擦係合を得て、作動せしめられるものとされて
いる。
第7図に明瞭に示すようにミツシヨンケース2
8の背壁内面上には特に、ミツシヨンケース28
内へ突入して伝動軸62の後端部分を取囲む筒状
部分86を、ミツシヨンケース背壁と一体に形成
してある。この筒状部分86は前後両端を開放し
たものに形成され、前端部側を前記支枠板48に
ボールベアリング87を介し支持させてある伝動
軸62の後端側を支承するボールベアリング88
は、筒状部分86の内端部に環状の段部を設けて
該内端部に支持させてある。筒状部分86の内端
はクラツチハウジング80より若干後方に位置さ
せてあり、上記ベアリング88は、クラツチハウ
ジング80に一体形成した後方向きのカラー部分
80aと筒状部分86とに挾持させてある。この
ように伝動軸62の一端ないし後端側を支承する
ベアリング88を、筒状部分86の内端部に支持
させて比較的に重量物である油圧クラツチ68の
至近位置に配置することによつては、伝動軸62
が安定に支持され、また上記カラー部分80a
は、別のカラーを省略させ部品点数を減らすと共
に第3図に図示のキー79長を大とさせてクラツ
チハウジング80の支持を安定とする。
8の背壁内面上には特に、ミツシヨンケース28
内へ突入して伝動軸62の後端部分を取囲む筒状
部分86を、ミツシヨンケース背壁と一体に形成
してある。この筒状部分86は前後両端を開放し
たものに形成され、前端部側を前記支枠板48に
ボールベアリング87を介し支持させてある伝動
軸62の後端側を支承するボールベアリング88
は、筒状部分86の内端部に環状の段部を設けて
該内端部に支持させてある。筒状部分86の内端
はクラツチハウジング80より若干後方に位置さ
せてあり、上記ベアリング88は、クラツチハウ
ジング80に一体形成した後方向きのカラー部分
80aと筒状部分86とに挾持させてある。この
ように伝動軸62の一端ないし後端側を支承する
ベアリング88を、筒状部分86の内端部に支持
させて比較的に重量物である油圧クラツチ68の
至近位置に配置することによつては、伝動軸62
が安定に支持され、また上記カラー部分80a
は、別のカラーを省略させ部品点数を減らすと共
に第3図に図示のキー79長を大とさせてクラツ
チハウジング80の支持を安定とする。
油圧クラツチ68用の作動油給排用油路の先端
側部分を構成していて伝動軸62と共に回転変位
する前記油通路85を、作動油給排用油路におけ
る位置固定側の油路部分に接続するために、同油
通路85と連通させてある環状凹溝89が、筒状
部分86内の前部に位置する部分で伝動軸62の
外周面に形成されている。筒状部分86は同環状
凹溝89の前後にまたがり縮少された内径を有
し、この筒状部分86の内周面によつて上記環状
凹溝89の外周端をシールさせて環状油室90が
形成されている。この環状油室90には、油圧ク
ラツチ68用の後述方向切換弁に連らねて筒状部
分86内に形成してある油通路91を連通させて
あり、かくして環状油室90が、油圧クラツチ6
8に対する作動油給排用油路のロータリジヨイン
ト部に構成されている。環状油室90内からの伝
動軸62軸線方向での油リークを防ぐためには、
同油室90の前後で伝動軸62と筒状部分86間
に1対のOリング92を配設してある。
側部分を構成していて伝動軸62と共に回転変位
する前記油通路85を、作動油給排用油路におけ
る位置固定側の油路部分に接続するために、同油
通路85と連通させてある環状凹溝89が、筒状
部分86内の前部に位置する部分で伝動軸62の
外周面に形成されている。筒状部分86は同環状
凹溝89の前後にまたがり縮少された内径を有
し、この筒状部分86の内周面によつて上記環状
凹溝89の外周端をシールさせて環状油室90が
形成されている。この環状油室90には、油圧ク
ラツチ68用の後述方向切換弁に連らねて筒状部
分86内に形成してある油通路91を連通させて
あり、かくして環状油室90が、油圧クラツチ6
8に対する作動油給排用油路のロータリジヨイン
ト部に構成されている。環状油室90内からの伝
動軸62軸線方向での油リークを防ぐためには、
同油室90の前後で伝動軸62と筒状部分86間
に1対のOリング92を配設してある。
同様に第7図に明瞭に示すように伝動軸62
は、その後端が筒状部分86の中途に位置する長
さのものに形成されていて、前記ブレーキ69は
筒状部分86をブレーキケースとし、該伝動軸6
2の後端部分に、伝動軸62に対し摺動自在では
あるが相対回転不能に内周端で支持させてある複
数個の摩擦プレート部材93と、外周端で筒状部
分86に摺動のみ自在に支持させてある複数個の
他の摩擦プレート部材94とを、備えている摩擦
ブレーキに構成されている。筒状部分86の内面
には摩擦プレート部材93,94群の前方側で環
状の受圧面95を形成してあり、また摩擦プレー
ト部材93,94群の後方側で筒状部分86内に
は、該プレート部材93,94に対面するピスト
ン96を配設してある。筒状部分86の後端開口
は第8図に図示のねじ穴97を利用してミツシヨ
ンケース28の背面上に固定具(図示せず)によ
り装着される蓋98によつて閉塞してあり、上記
ピストン96は同蓋98に接当するまで後退可能
とされている。ピストン96の後半部は中空筒状
に形成されていて、蓋98の内面に基端を受けさ
せてある1対の圧縮コイルスプリング99を、ピ
ストン96の内部に設けて該ピストン96へと作
用させてある。したがつてスプリング99は、ピ
ストン96を介し摩擦プレート部材93,94群
を受圧面95方向に移動附勢し、受圧面95とピ
ストン96間で摩擦プレート部材93,94を摩
擦係合させて、ブレーキ69を作動させるものと
なる。ブレーキ69による伝動軸62の制動を解
除するためには、ピストン96中途の環状段部の
前方側に位置させて環状の油室100が、筒状部
分86内に設けられている。この油室100は筒
状部分86内の前記油通路91と連通させてあ
り、このため、油通路91を介し油圧クラツチ6
8に対し作動油が油圧下で供給される該クラツチ
68の作動時には、ピストン96が油圧の作用で
スプリング99力に抗し後退せしめられて、ブレ
ーキ69による制動が解除される。なお第3,
7,8図に示すように、上記筒状部分86と同様
にミツシヨンケース28内に突入し前記伝動軸6
1の後端部を支持する他の筒状部分101も、ミ
ツシヨンケース28の背壁内面上に一体形成され
ており、第8図に図示の前記ねじ穴97の配置か
ら理解されるように前記蓋98は、両筒状部分8
6,101の後端開口を同時に閉塞する寸法のも
のとされている。
は、その後端が筒状部分86の中途に位置する長
さのものに形成されていて、前記ブレーキ69は
筒状部分86をブレーキケースとし、該伝動軸6
2の後端部分に、伝動軸62に対し摺動自在では
あるが相対回転不能に内周端で支持させてある複
数個の摩擦プレート部材93と、外周端で筒状部
分86に摺動のみ自在に支持させてある複数個の
他の摩擦プレート部材94とを、備えている摩擦
ブレーキに構成されている。筒状部分86の内面
には摩擦プレート部材93,94群の前方側で環
状の受圧面95を形成してあり、また摩擦プレー
ト部材93,94群の後方側で筒状部分86内に
は、該プレート部材93,94に対面するピスト
ン96を配設してある。筒状部分86の後端開口
は第8図に図示のねじ穴97を利用してミツシヨ
ンケース28の背面上に固定具(図示せず)によ
り装着される蓋98によつて閉塞してあり、上記
ピストン96は同蓋98に接当するまで後退可能
とされている。ピストン96の後半部は中空筒状
に形成されていて、蓋98の内面に基端を受けさ
せてある1対の圧縮コイルスプリング99を、ピ
ストン96の内部に設けて該ピストン96へと作
用させてある。したがつてスプリング99は、ピ
ストン96を介し摩擦プレート部材93,94群
を受圧面95方向に移動附勢し、受圧面95とピ
ストン96間で摩擦プレート部材93,94を摩
擦係合させて、ブレーキ69を作動させるものと
なる。ブレーキ69による伝動軸62の制動を解
除するためには、ピストン96中途の環状段部の
前方側に位置させて環状の油室100が、筒状部
分86内に設けられている。この油室100は筒
状部分86内の前記油通路91と連通させてあ
り、このため、油通路91を介し油圧クラツチ6
8に対し作動油が油圧下で供給される該クラツチ
68の作動時には、ピストン96が油圧の作用で
スプリング99力に抗し後退せしめられて、ブレ
ーキ69による制動が解除される。なお第3,
7,8図に示すように、上記筒状部分86と同様
にミツシヨンケース28内に突入し前記伝動軸6
1の後端部を支持する他の筒状部分101も、ミ
ツシヨンケース28の背壁内面上に一体形成され
ており、第8図に図示の前記ねじ穴97の配置か
ら理解されるように前記蓋98は、両筒状部分8
6,101の後端開口を同時に閉塞する寸法のも
のとされている。
PTO切替えクラツチ72の構造を、第7,9
図を参照して説明すると、伝動軸62上には前記
両歯車70,71間でスプラインカラー102
を、スプライン嵌めにより伝動軸62と相対回転
不能として設けてある。歯車70,71のボス部
は同スプラインカラー102方向へと延出させ
て、該カラー102へと接当させてあるが、これ
らのボス部とスプラインカラー102とにはそれ
ぞれ、互に整列する爪70a,71a,102a
を形成してある。そして両歯車70,71のボス
部上とスプラインカラー102上とにまたがらせ
て摺動変位させうるクラツチ金物103が、両歯
車70,71間に設けられていて、このクラツチ
金物103の内周面には上記した爪70a,71
a,102aと噛合いうる爪が形成されている。
クラツチ金物103の軸線方向長さは該金物10
3内周面上の爪が、第7図に示すように爪70
a,71a,102aの全てに噛合う位置と、第
9図aに示すように爪70a,102aに噛合う
位置と、第9図bに示すように爪71a,102
aに噛合う位置とに、クラツチ金物103を摺動
変位させうるような長さに設定されている。以上
よりして第7図に図示のクラツチ金物103位置
では両歯車70,71が共に伝動軸62へと結合
されて、伝動軸62から両PTO軸37,38方
向への動力伝達が行なわれ、また第9図aに示す
クラツチ金物103位置では歯車70のみが伝動
軸62へと結合されミツドPTO軸37方向への
動力伝達のみが行なわれると共に、第9図bに示
すクラツチ金物103位置では歯車71のみが伝
動軸62へと結合されリヤPTO軸38方向への
動力伝達のみが行なわれることとなつている。
図を参照して説明すると、伝動軸62上には前記
両歯車70,71間でスプラインカラー102
を、スプライン嵌めにより伝動軸62と相対回転
不能として設けてある。歯車70,71のボス部
は同スプラインカラー102方向へと延出させ
て、該カラー102へと接当させてあるが、これ
らのボス部とスプラインカラー102とにはそれ
ぞれ、互に整列する爪70a,71a,102a
を形成してある。そして両歯車70,71のボス
部上とスプラインカラー102上とにまたがらせ
て摺動変位させうるクラツチ金物103が、両歯
車70,71間に設けられていて、このクラツチ
金物103の内周面には上記した爪70a,71
a,102aと噛合いうる爪が形成されている。
クラツチ金物103の軸線方向長さは該金物10
3内周面上の爪が、第7図に示すように爪70
a,71a,102aの全てに噛合う位置と、第
9図aに示すように爪70a,102aに噛合う
位置と、第9図bに示すように爪71a,102
aに噛合う位置とに、クラツチ金物103を摺動
変位させうるような長さに設定されている。以上
よりして第7図に図示のクラツチ金物103位置
では両歯車70,71が共に伝動軸62へと結合
されて、伝動軸62から両PTO軸37,38方
向への動力伝達が行なわれ、また第9図aに示す
クラツチ金物103位置では歯車70のみが伝動
軸62へと結合されミツドPTO軸37方向への
動力伝達のみが行なわれると共に、第9図bに示
すクラツチ金物103位置では歯車71のみが伝
動軸62へと結合されリヤPTO軸38方向への
動力伝達のみが行なわれることとなつている。
油圧系
この発明に従つたものとされているPTO系ト
ランスミツシヨン中に設けられた油圧クラツチ6
8及びブレーキ69のための油圧系を、走行系ト
ランスミツシヨン中の油圧伝導装置27のための
油圧系と共に、第10図に油圧回路図でもつて図
示して、説明する。
ランスミツシヨン中に設けられた油圧クラツチ6
8及びブレーキ69のための油圧系を、走行系ト
ランスミツシヨン中の油圧伝導装置27のための
油圧系と共に、第10図に油圧回路図でもつて図
示して、説明する。
第10図に図示の油圧回路において、油圧伝導
装置27における油圧ポンプ42と油圧モータ4
3間は通例のように、閉回路を形成する1対の油
圧給排回路105,106でもつて接続されてい
る。油タンク107に兼用させてあるミツシヨン
ケース28内から閉回路105,106に対し作
動油を補給するためには、油圧ポンプ42を介し
エンジン23により駆動されるチヤージポンプ1
08が設けられており、このチヤージポンプ10
8を挿入された油補給回路109は上記した各油
圧給排回路105,106に対し、該給排回路1
05,106方向への油流通のみを許容する逆止
弁110,111を介し接続されている。閉回路
105,106に補給される作動油の油圧を設定
するためには、上記した油補給回路109に該回
路109方向からの油流通のみを許容する逆止弁
112を介して接続してある第1の調圧弁113
が、設けられている。
装置27における油圧ポンプ42と油圧モータ4
3間は通例のように、閉回路を形成する1対の油
圧給排回路105,106でもつて接続されてい
る。油タンク107に兼用させてあるミツシヨン
ケース28内から閉回路105,106に対し作
動油を補給するためには、油圧ポンプ42を介し
エンジン23により駆動されるチヤージポンプ1
08が設けられており、このチヤージポンプ10
8を挿入された油補給回路109は上記した各油
圧給排回路105,106に対し、該給排回路1
05,106方向への油流通のみを許容する逆止
弁110,111を介し接続されている。閉回路
105,106に補給される作動油の油圧を設定
するためには、上記した油補給回路109に該回
路109方向からの油流通のみを許容する逆止弁
112を介して接続してある第1の調圧弁113
が、設けられている。
前記油圧クラツチ68に対する作動油の供給は
油圧伝導装置27用のチヤージポンプ108によ
つて行なわせることとされていて、上記した逆止
弁112と第1の調圧弁113間の接続回路から
油圧クラツチ68方向に連らなる給油回路114
が導き出されている。この給油回路114には、
油圧クラツチ68に対する作動油の給排を制御す
る方向切換弁115を挿入してあり、この方向切
換弁115は、油圧クラツチ68に対し作動油を
供給する作用位置Iと油圧クラツチ68から油タ
ンク107に作動油を排出させる中立位置Nとを
備えた2ポジシヨンのバルブに構成されている。
前記したブレーキ69の油室100は、方向切換
弁115の二次側で接続回路116により給油回
路114へと接続されている。
油圧伝導装置27用のチヤージポンプ108によ
つて行なわせることとされていて、上記した逆止
弁112と第1の調圧弁113間の接続回路から
油圧クラツチ68方向に連らなる給油回路114
が導き出されている。この給油回路114には、
油圧クラツチ68に対する作動油の給排を制御す
る方向切換弁115を挿入してあり、この方向切
換弁115は、油圧クラツチ68に対し作動油を
供給する作用位置Iと油圧クラツチ68から油タ
ンク107に作動油を排出させる中立位置Nとを
備えた2ポジシヨンのバルブに構成されている。
前記したブレーキ69の油室100は、方向切換
弁115の二次側で接続回路116により給油回
路114へと接続されている。
油圧クラツチ68の摩擦エレメント部とかブレ
ーキ69の摩擦プレート部材部、及び伝動軸62
上に設けられたベアリング等の被潤滑部115に
対し供給する潤滑油としては、前記した第1の調
圧弁113のリリーフ油を用いることとされてお
り、該第1の調圧弁113のリリーフ回路116
中には潤滑油圧設定用の第2の調圧弁117を挿
入設置してあり、この第2の調圧弁117の一次
側におきリリーフ回路116から、上記した被潤
滑部115に連らなる潤滑油供給回路118が導
き出されている。
ーキ69の摩擦プレート部材部、及び伝動軸62
上に設けられたベアリング等の被潤滑部115に
対し供給する潤滑油としては、前記した第1の調
圧弁113のリリーフ油を用いることとされてお
り、該第1の調圧弁113のリリーフ回路116
中には潤滑油圧設定用の第2の調圧弁117を挿
入設置してあり、この第2の調圧弁117の一次
側におきリリーフ回路116から、上記した被潤
滑部115に連らなる潤滑油供給回路118が導
き出されている。
他方、油圧クラツチ68に対する作用油圧の設
定は周知の油圧漸増型の調圧弁にて行なわせるこ
ととされていて、前記方向切換弁115の二次側
で前記給油回路114に接続し第2の調圧弁11
7の一次側へと導いてある回路119には、その
ような油圧漸増型の第3の調圧弁120を挿入設
置してある。この第3の調圧弁120は、例えば
前記した米国特許No.4148382等から周知であるよ
うに、油圧設定用のスプリング120aの端を規
制された位置まで前進可能な制御ピストン120
bに受けさせ、この制御ピストン120bの背後
に調圧弁120一次側の油圧を絞りを介し徐々に
作用させるものに、構成されている。図示の場合
には制御ピストン120b背後に連らなる油圧作
用回路121中に1対の絞り122a,122b
を備えた絞り弁122を挿入し、この絞り弁12
2を、スプリング123によるバイアスで絞り度
大な第1の絞り122aが回路121に挿入され
た関係となる第1の位置Aと、パイロツト回路1
24を介し作用せしめられる該弁122二次側の
油圧がスプリング123荷重より高められること
で絞り度小の第2の絞り122bが回路121に
挿入された関係となる第2の位置Bとの間で、変
位させることとしている。方向切換弁115が作
用位置Iから中立位置Nに移されたときに制御ピ
ストン120bの背後から迅速に油圧を抜くため
には、上記した絞り弁122と並列接続して、同
油圧抜き方向への油流通のみを許容する逆止弁2
25が設けられている。
定は周知の油圧漸増型の調圧弁にて行なわせるこ
ととされていて、前記方向切換弁115の二次側
で前記給油回路114に接続し第2の調圧弁11
7の一次側へと導いてある回路119には、その
ような油圧漸増型の第3の調圧弁120を挿入設
置してある。この第3の調圧弁120は、例えば
前記した米国特許No.4148382等から周知であるよ
うに、油圧設定用のスプリング120aの端を規
制された位置まで前進可能な制御ピストン120
bに受けさせ、この制御ピストン120bの背後
に調圧弁120一次側の油圧を絞りを介し徐々に
作用させるものに、構成されている。図示の場合
には制御ピストン120b背後に連らなる油圧作
用回路121中に1対の絞り122a,122b
を備えた絞り弁122を挿入し、この絞り弁12
2を、スプリング123によるバイアスで絞り度
大な第1の絞り122aが回路121に挿入され
た関係となる第1の位置Aと、パイロツト回路1
24を介し作用せしめられる該弁122二次側の
油圧がスプリング123荷重より高められること
で絞り度小の第2の絞り122bが回路121に
挿入された関係となる第2の位置Bとの間で、変
位させることとしている。方向切換弁115が作
用位置Iから中立位置Nに移されたときに制御ピ
ストン120bの背後から迅速に油圧を抜くため
には、上記した絞り弁122と並列接続して、同
油圧抜き方向への油流通のみを許容する逆止弁2
25が設けられている。
上記のような第3の調圧弁120が設けられて
いることからして、方向切換弁115を中立位置
Nから作用位置Iへ移したときの油圧クラツチ6
8に対する作用油圧の立上りは、第11図に示す
ように行なわれることとなる。すなわち第11図
は横軸に時間tをとり縦軸に油圧クラツチ68に
対する作用油圧Pをとつて、油圧クラツチ68に
対する作用油圧の経時的な変化を示したものであ
り、横軸上の点t0が方向切換弁115を作用位置
Iへと移した時点である。この時点t0で油圧P
は、調圧弁120において制御ピストン120b
が最後退位置をとつている状態でのスプリング1
20a荷重に対応する、例えば約2Kg/cm2といつ
た低い初期作用油圧P0にまで急速に上昇する。
次いで絞り弁122の第1の絞り122aを介し
制御ピストン120bの背後に徐々に油が流入す
ることで、制御ピストン120bが徐々に前進し
てスプリング120a荷重を徐々に高めるから、
これに対応して油圧Pは第11図に図示のカーブ
C1のように徐々に高められて行く。カーブC1に
沿つた油圧の上昇は、油圧Pが前記スプリング1
23荷重に対応するまで高まつて絞り弁122が
第2の位置Bへと移されるまで、継続する。絞り
弁122が第2の位置Bに移された時点t1から
は、制御ピストン120bの背後に対し絞り度小
の第2の絞り122bを介して油が流入するか
ら、制御ピストン120bがそれ迄よりも速やか
に前進せしめられることとなり、対応して油圧P
の立上りは、第11図に示すカーブC2のように
比較的急勾配で行なわれる。絞り弁122を第1
の位置A方向に附勢する前記スプリング123の
荷重は、上記の時点t1で得られるクラツチ作用油
圧P1が例えば約5Kg/cm2といつた、油圧クラツ
チ68の摩擦エレメント群の初期係合が完了しト
ルク伝達が開始されているような値の油圧となる
ように、設定されている。
いることからして、方向切換弁115を中立位置
Nから作用位置Iへ移したときの油圧クラツチ6
8に対する作用油圧の立上りは、第11図に示す
ように行なわれることとなる。すなわち第11図
は横軸に時間tをとり縦軸に油圧クラツチ68に
対する作用油圧Pをとつて、油圧クラツチ68に
対する作用油圧の経時的な変化を示したものであ
り、横軸上の点t0が方向切換弁115を作用位置
Iへと移した時点である。この時点t0で油圧P
は、調圧弁120において制御ピストン120b
が最後退位置をとつている状態でのスプリング1
20a荷重に対応する、例えば約2Kg/cm2といつ
た低い初期作用油圧P0にまで急速に上昇する。
次いで絞り弁122の第1の絞り122aを介し
制御ピストン120bの背後に徐々に油が流入す
ることで、制御ピストン120bが徐々に前進し
てスプリング120a荷重を徐々に高めるから、
これに対応して油圧Pは第11図に図示のカーブ
C1のように徐々に高められて行く。カーブC1に
沿つた油圧の上昇は、油圧Pが前記スプリング1
23荷重に対応するまで高まつて絞り弁122が
第2の位置Bへと移されるまで、継続する。絞り
弁122が第2の位置Bに移された時点t1から
は、制御ピストン120bの背後に対し絞り度小
の第2の絞り122bを介して油が流入するか
ら、制御ピストン120bがそれ迄よりも速やか
に前進せしめられることとなり、対応して油圧P
の立上りは、第11図に示すカーブC2のように
比較的急勾配で行なわれる。絞り弁122を第1
の位置A方向に附勢する前記スプリング123の
荷重は、上記の時点t1で得られるクラツチ作用油
圧P1が例えば約5Kg/cm2といつた、油圧クラツ
チ68の摩擦エレメント群の初期係合が完了しト
ルク伝達が開始されているような値の油圧となる
ように、設定されている。
以上よりして油圧クラツチ68は、第5図に図
示のカーブC1,C2に沿つた油圧Pの徐々の立上
りでシヨツク無く作動を開始し、またクラツチの
初期係合が完了してからの油圧漸増期間の後半に
おいてカーブC2に沿い比較的迅速に油圧Pが立
上ることから、シヨツクの無い作動開始を行なう
ものでありながら比較的速やかに定常的な作動状
態へともたらされるが、さらに次のような配慮が
施されている。
示のカーブC1,C2に沿つた油圧Pの徐々の立上
りでシヨツク無く作動を開始し、またクラツチの
初期係合が完了してからの油圧漸増期間の後半に
おいてカーブC2に沿い比較的迅速に油圧Pが立
上ることから、シヨツクの無い作動開始を行なう
ものでありながら比較的速やかに定常的な作動状
態へともたらされるが、さらに次のような配慮が
施されている。
すなわち油圧漸増型の第3の調圧弁120の最
高リリーフ圧、つまりその制御ピストン120b
が最前進位置をとつたときの油圧設定用スプリン
グ120aのバネ荷重に対応する油圧が第11図
に示す、例えば約18Kg/cm2といつた値の油圧P2
であるのに対し、前記した第1の調圧弁113の
リリーフ圧は同油圧P2よりも若干量低い、第1
1図に示す例えば約13Kg/cm2といつた値の油圧
Paに、設定されている。したがつて第11図に
示すように、第3の調圧弁120にて設定される
油圧が第1の調圧弁113のリリーフ圧Paと等
しくなつた時点taからは、第1の調圧弁113に
て決定される上記油圧Paが油圧クラツチ68に
対し作用せしめられて行くこととなる。つまり第
3の調圧弁120のみによつてクラツチ作用油圧
Pを決定させるとすれば、最高リリーフ圧P2が
得られる時点t2までカーブC2に沿つて油圧Pが高
められることとなるのに対し、油圧クラツチ68
に対し定常的に作用させる油圧はそのような最高
リリーフ圧P2とせず、それより若干低い、第1
の調圧弁113のリリーフ圧Paとしているので
ある。
高リリーフ圧、つまりその制御ピストン120b
が最前進位置をとつたときの油圧設定用スプリン
グ120aのバネ荷重に対応する油圧が第11図
に示す、例えば約18Kg/cm2といつた値の油圧P2
であるのに対し、前記した第1の調圧弁113の
リリーフ圧は同油圧P2よりも若干量低い、第1
1図に示す例えば約13Kg/cm2といつた値の油圧
Paに、設定されている。したがつて第11図に
示すように、第3の調圧弁120にて設定される
油圧が第1の調圧弁113のリリーフ圧Paと等
しくなつた時点taからは、第1の調圧弁113に
て決定される上記油圧Paが油圧クラツチ68に
対し作用せしめられて行くこととなる。つまり第
3の調圧弁120のみによつてクラツチ作用油圧
Pを決定させるとすれば、最高リリーフ圧P2が
得られる時点t2までカーブC2に沿つて油圧Pが高
められることとなるのに対し、油圧クラツチ68
に対し定常的に作用させる油圧はそのような最高
リリーフ圧P2とせず、それより若干低い、第1
の調圧弁113のリリーフ圧Paとしているので
ある。
油圧漸増型の第3の調圧弁120は、それによ
り油圧Pが漸増せしめられて行く間にはほとんど
リリーフ動作を行なわない。また同第3の調圧弁
120と並列接続された関係にある第1の調圧弁
113は勿論、第3の調圧弁120による設定油
圧が第1の調圧弁113のリリーフ圧より小さい
間はリリーフ動作しない。したがつて図示実施例
におけるのと異なり第1の調圧弁113のリリー
フ圧を第3の調圧弁120の最高リリーフ圧P2
と等しくするかより高く設定したとすれば、第3
の調圧弁120にて漸増せしめられて行く油圧P
が最高リリーフ圧P2に達する時点t2まで、潤滑油
供給回路118に何ら油が供給されないことにな
る。これに対し図示の油圧機構によれば、第1の
調圧弁113のリリーフ圧Paにまで第3の調圧
弁120による設定油圧が高められた時点taから
は、第1の調圧弁113がリリーフ動作して潤滑
油供給回路118に油が供給されることとなり、
被潤滑部115への潤滑油の供給が途切れる時間
がそれだけ短かくされる。
り油圧Pが漸増せしめられて行く間にはほとんど
リリーフ動作を行なわない。また同第3の調圧弁
120と並列接続された関係にある第1の調圧弁
113は勿論、第3の調圧弁120による設定油
圧が第1の調圧弁113のリリーフ圧より小さい
間はリリーフ動作しない。したがつて図示実施例
におけるのと異なり第1の調圧弁113のリリー
フ圧を第3の調圧弁120の最高リリーフ圧P2
と等しくするかより高く設定したとすれば、第3
の調圧弁120にて漸増せしめられて行く油圧P
が最高リリーフ圧P2に達する時点t2まで、潤滑油
供給回路118に何ら油が供給されないことにな
る。これに対し図示の油圧機構によれば、第1の
調圧弁113のリリーフ圧Paにまで第3の調圧
弁120による設定油圧が高められた時点taから
は、第1の調圧弁113がリリーフ動作して潤滑
油供給回路118に油が供給されることとなり、
被潤滑部115への潤滑油の供給が途切れる時間
がそれだけ短かくされる。
第10図で回路図で示した油圧系の要部の具体
構造を、説明する。
構造を、説明する。
第4図から明瞭にみてとれるように伝動軸62
はミツシヨンケース28内で一側に片寄せて配置
されているが、同伝動軸62を片寄せてある側の
ミツシヨンケース28の側壁の内面上とそれに直
交する背壁の内面上とにまたがらせてバルブハウ
ジング125を、ミツシヨンケース28内へ突入
させると共に前記筒状部分86に一体的に連らね
て形成してある。このバルブハウジング125は
第12図に示すように、ミツシヨンケース28の
鋳造成形時に同時に形成された油通路を有し、ミ
ツシヨンケース28の外側面へと開放させてある
上記油通路の該開放端は、ねじ穴126を利用し
て第8図に図示のように固定具201によりミツ
シヨンケース28の側外面上に装着される蓋20
2により閉塞されている。上記した油通路には、
第10図に図示の前記給油回路114における切
換弁115の一次側の回路部分に対応する第1の
油通路127及び二次側の回路部分に対応する第
2の油通路128、第10図に図示の前記潤滑油
供給回路118に対応する第3の油通路129、
及び油タンク兼用のミツシヨンケース28内に連
らなる第4の油通路130が、含まれる。このう
ち第2の油通路128は第7,8図に図示の、筒
状部分86内の前記油通路91へと連通させてあ
り、また第3の油通路129は第8図に図示の筒
状部分86内の油通路131を介し、第7図に図
示の、前記スプリング99の設置空間132内に
連通させてある。
はミツシヨンケース28内で一側に片寄せて配置
されているが、同伝動軸62を片寄せてある側の
ミツシヨンケース28の側壁の内面上とそれに直
交する背壁の内面上とにまたがらせてバルブハウ
ジング125を、ミツシヨンケース28内へ突入
させると共に前記筒状部分86に一体的に連らね
て形成してある。このバルブハウジング125は
第12図に示すように、ミツシヨンケース28の
鋳造成形時に同時に形成された油通路を有し、ミ
ツシヨンケース28の外側面へと開放させてある
上記油通路の該開放端は、ねじ穴126を利用し
て第8図に図示のように固定具201によりミツ
シヨンケース28の側外面上に装着される蓋20
2により閉塞されている。上記した油通路には、
第10図に図示の前記給油回路114における切
換弁115の一次側の回路部分に対応する第1の
油通路127及び二次側の回路部分に対応する第
2の油通路128、第10図に図示の前記潤滑油
供給回路118に対応する第3の油通路129、
及び油タンク兼用のミツシヨンケース28内に連
らなる第4の油通路130が、含まれる。このう
ち第2の油通路128は第7,8図に図示の、筒
状部分86内の前記油通路91へと連通させてあ
り、また第3の油通路129は第8図に図示の筒
状部分86内の油通路131を介し、第7図に図
示の、前記スプリング99の設置空間132内に
連通させてある。
第12図に示すように前記方向切換弁115
は、バルブハウジング125内に前後方向に沿わ
せ摺動可能に設けてあるスプールでもつて構成さ
せており、この切換弁115を変位させるための
シフター133は、バルブハウジング125に回
転可能に支持させた操作軸134に、バルブハウ
ジング125内で取付けられている。方向切換弁
115は、バルブハウジング125内の第1及び
第2の油通路127,128間を連通させる前記
作用位置Iと第2及び第4の油通路128,13
0間を連通させる前記中立位置Nとに、選択的に
変位操作される。筒状部分86とバルブハウジン
グ125とは第13図から理解されるように、ミ
ツシヨンケース28内の上部の一隅部にコンパク
トに設けられたものとなつており、またバルブハ
ウジング125と筒状部分86とが一体的に連ら
ねられていることから、方向切換弁115と油圧
クラツチ68及びブレーキ69間の油路を配管な
く形成できることとなつている。
は、バルブハウジング125内に前後方向に沿わ
せ摺動可能に設けてあるスプールでもつて構成さ
せており、この切換弁115を変位させるための
シフター133は、バルブハウジング125に回
転可能に支持させた操作軸134に、バルブハウ
ジング125内で取付けられている。方向切換弁
115は、バルブハウジング125内の第1及び
第2の油通路127,128間を連通させる前記
作用位置Iと第2及び第4の油通路128,13
0間を連通させる前記中立位置Nとに、選択的に
変位操作される。筒状部分86とバルブハウジン
グ125とは第13図から理解されるように、ミ
ツシヨンケース28内の上部の一隅部にコンパク
トに設けられたものとなつており、またバルブハ
ウジング125と筒状部分86とが一体的に連ら
ねられていることから、方向切換弁115と油圧
クラツチ68及びブレーキ69間の油路を配管な
く形成できることとなつている。
第7図に示すように、伝動軸62内の前記油通
路85は該伝動軸62の後端から穿設され、穿孔
端をねじプラグ135によつて閉塞されている。
伝動軸62内にはその後端から潤滑油通路である
他1個の油通路136を穿孔形成してあり、穿孔
端を開放したままとされている同油通路136
は、前記ピストン96の中心穴137を介し潤滑
油が導入される前記空間132へと連通させてあ
ると共に、第10図に図示の前記被潤滑部115
に対応する、伝動軸62上の各部へと連らねられ
ている。
路85は該伝動軸62の後端から穿設され、穿孔
端をねじプラグ135によつて閉塞されている。
伝動軸62内にはその後端から潤滑油通路である
他1個の油通路136を穿孔形成してあり、穿孔
端を開放したままとされている同油通路136
は、前記ピストン96の中心穴137を介し潤滑
油が導入される前記空間132へと連通させてあ
ると共に、第10図に図示の前記被潤滑部115
に対応する、伝動軸62上の各部へと連らねられ
ている。
第3図に示すように前記チヤージポンプ108
は、第1図に図示のリフトアーム40を備えた前
記油圧リフト装置用の油圧ポンプ138と直結し
て、ミツシヨンケース28の背面上に設置されて
いる。チヤージポンプ138のポンプ軸139は
前記した他の筒状部分101内で、伝動軸61に
対しカツプリング140により連結されている。
は、第1図に図示のリフトアーム40を備えた前
記油圧リフト装置用の油圧ポンプ138と直結し
て、ミツシヨンケース28の背面上に設置されて
いる。チヤージポンプ138のポンプ軸139は
前記した他の筒状部分101内で、伝動軸61に
対しカツプリング140により連結されている。
他部の構造
前記したリヤPTO変速装置77は第3図に示
すように、中間軸63上に固定設置した2個の歯
車142,143とリヤPTO軸38上に遊嵌設
置した2個の歯車144,145とを互に噛合せ
ると共に、リヤPTO軸38上に両歯車144,
145間で、各歯車144,145を選択的にリ
ヤPTO軸38に対し結合するためのシフト金物
146を設けて、2段の変速を行なうものに構成
されている。上記シフト金物146は第8図に示
すように、ミツシヨンケース28に支持させその
内外にまたがらせて設けてある操作機構147に
よつて、シフト操作される。
すように、中間軸63上に固定設置した2個の歯
車142,143とリヤPTO軸38上に遊嵌設
置した2個の歯車144,145とを互に噛合せ
ると共に、リヤPTO軸38上に両歯車144,
145間で、各歯車144,145を選択的にリ
ヤPTO軸38に対し結合するためのシフト金物
146を設けて、2段の変速を行なうものに構成
されている。上記シフト金物146は第8図に示
すように、ミツシヨンケース28に支持させその
内外にまたがらせて設けてある操作機構147に
よつて、シフト操作される。
前記したPTO切替えクラツチ72のクラツチ
金物103をシフト操作するためには第4図に示
すように、ミツシヨンケース28に支持させてそ
の内外にまたがる操作機構148が設けられてい
る。
金物103をシフト操作するためには第4図に示
すように、ミツシヨンケース28に支持させてそ
の内外にまたがる操作機構148が設けられてい
る。
前記した車速変速装置53は第3図に示すよう
に、中間軸46上に前記歯車52の他に他1個の
歯車149を固定設置し、中間軸46上にこれら
の2個の歯車53,149と変速軸47上に遊嵌
設置した2個の歯車150,151とを互に噛合
せると共に、変速軸47上に両歯車150,15
1間で、各歯車150,151を選択的に変速軸
47に対し結合するためのシフト金物152を設
けて、2段の変速を行なうものに構成されてい
る。上記シフト金物152は第4図に示すよう
に、ミツシヨンケース28に支持させその内外に
またがらせて設けてある操作機構153によつて
シフト操作される。
に、中間軸46上に前記歯車52の他に他1個の
歯車149を固定設置し、中間軸46上にこれら
の2個の歯車53,149と変速軸47上に遊嵌
設置した2個の歯車150,151とを互に噛合
せると共に、変速軸47上に両歯車150,15
1間で、各歯車150,151を選択的に変速軸
47に対し結合するためのシフト金物152を設
けて、2段の変速を行なうものに構成されてい
る。上記シフト金物152は第4図に示すよう
に、ミツシヨンケース28に支持させその内外に
またがらせて設けてある操作機構153によつて
シフト操作される。
第5図に示すように、前記差動装置55にはデ
フロツク・クラツチ154を附設してある。この
デフロツク・クラツチ154は、差動装置55の
デフケース155内に臨んで一側のドリブン傘歯
車156を該ケース155に相対回転不能に結合
しうるピン157を、デフケース155のハブ部
分上に摺動可能に設けたクラツチ金物158に取
付けてあるものに、構成されている。
フロツク・クラツチ154を附設してある。この
デフロツク・クラツチ154は、差動装置55の
デフケース155内に臨んで一側のドリブン傘歯
車156を該ケース155に相対回転不能に結合
しうるピン157を、デフケース155のハブ部
分上に摺動可能に設けたクラツチ金物158に取
付けてあるものに、構成されている。
同様に第5図に示すように前記した左右の各デ
イスクブレーキ58は、出力軸57とミツシヨン
ケース28とにそれぞれ摺動のみ自在に支持させ
て設けて一方及び他方の摩擦エレメントを、プレ
ツシヤプレート159によりミツシヨンケース2
8の端面に向けて押圧して摩擦係合させ、各出力
軸57を制動するものに構成されているが、図示
の場合にはプレツシヤプレート159に形成せる
カム溝内に臨み同プレート159の回転変位操作
で該プレート159を摩擦エレメント方向に摺動
変位させるための一連のボール160を、前記し
た遊星歯車減速装置59のインターナルギヤ16
1のボス部端面の溝穴に支承させてある。遊星歯
車減速装置59の太陽ギヤ162は出力軸57上
に一体形成されており、また遊星ギヤ163は後
輪車軸31に取付けたキヤリア164に支持され
ている。
イスクブレーキ58は、出力軸57とミツシヨン
ケース28とにそれぞれ摺動のみ自在に支持させ
て設けて一方及び他方の摩擦エレメントを、プレ
ツシヤプレート159によりミツシヨンケース2
8の端面に向けて押圧して摩擦係合させ、各出力
軸57を制動するものに構成されているが、図示
の場合にはプレツシヤプレート159に形成せる
カム溝内に臨み同プレート159の回転変位操作
で該プレート159を摩擦エレメント方向に摺動
変位させるための一連のボール160を、前記し
た遊星歯車減速装置59のインターナルギヤ16
1のボス部端面の溝穴に支承させてある。遊星歯
車減速装置59の太陽ギヤ162は出力軸57上
に一体形成されており、また遊星ギヤ163は後
輪車軸31に取付けたキヤリア164に支持され
ている。
前記した前輪駆動クラツチ60は第3図に示す
ように、変速軸47上に固定設置した歯車165
と前輪駆動力取出し軸50上に遊嵌設置した歯車
166とを噛合せると共に、前輪駆動力取出し軸
50上に、該取出し軸50に対し歯車166を選
択的に結合するためのクラツチ金物167を設け
てあるものに、構成されている。上記クラツチ金
物167は前輪クラツチケース49に支持させて
ある、第14図に図示の操作機構168によつて
シフト操作される。
ように、変速軸47上に固定設置した歯車165
と前輪駆動力取出し軸50上に遊嵌設置した歯車
166とを噛合せると共に、前輪駆動力取出し軸
50上に、該取出し軸50に対し歯車166を選
択的に結合するためのクラツチ金物167を設け
てあるものに、構成されている。上記クラツチ金
物167は前輪クラツチケース49に支持させて
ある、第14図に図示の操作機構168によつて
シフト操作される。
前記支枠板48はミツシヨンケース28の前面
に第12図に図示のボルト169によつて装着さ
れており、支枠板48には該ボルト169を通す
ための第14図に図示の穴170が、またミツシ
ヨンケース28の前端面には該ボルト169を螺
合するための第4図に図示のねじ穴171が、そ
れぞれ形成されている。支枠板48の前面には第
14図に示すように、油圧伝導装置27を取付け
るためのねじ穴172が穿設されている。
に第12図に図示のボルト169によつて装着さ
れており、支枠板48には該ボルト169を通す
ための第14図に図示の穴170が、またミツシ
ヨンケース28の前端面には該ボルト169を螺
合するための第4図に図示のねじ穴171が、そ
れぞれ形成されている。支枠板48の前面には第
14図に示すように、油圧伝導装置27を取付け
るためのねじ穴172が穿設されている。
第3,12図に図示の前記カバー板64は第1
2図に図示のボルト173によつてミツシヨンケ
ース28の背面上に装着されており、ミツシヨン
ケース28の背面には該ボルト173を螺合する
ための第8図に図示のねじ穴174を穿設してあ
る。第5図に図示の前記した左右のアクスルハウ
ジング32は、第5図で1本のみを図示したボル
ト175によりミツシヨンケース28に固定され
ており、ミツシヨンケース28の左右の各側面に
は該ボルト175を螺合するための第12図に図
示のねじ穴176を穿設してある。
2図に図示のボルト173によつてミツシヨンケ
ース28の背面上に装着されており、ミツシヨン
ケース28の背面には該ボルト173を螺合する
ための第8図に図示のねじ穴174を穿設してあ
る。第5図に図示の前記した左右のアクスルハウ
ジング32は、第5図で1本のみを図示したボル
ト175によりミツシヨンケース28に固定され
ており、ミツシヨンケース28の左右の各側面に
は該ボルト175を螺合するための第12図に図
示のねじ穴176を穿設してある。
第10図に示すように前記油補給回路109の
基端に油タンク107内で設けられるサクシヨ
ン・ストレーナ177は、第3図に示すように、
油タンク107を兼用するミツシヨンケース28
内の低部に前後方向に沿わせ設置されている。
基端に油タンク107内で設けられるサクシヨ
ン・ストレーナ177は、第3図に示すように、
油タンク107を兼用するミツシヨンケース28
内の低部に前後方向に沿わせ設置されている。
作 用
図示の作業車は、車輌の前後進切替えを含めて
の無段の車速変更を行なう油圧伝導装置27と、
有段の変速を行なう車速変速装置53とでもつ
て、車輌の進行方向と車速とを変更制御し、また
必要に応じ前輪駆動クラツチ60を入れ前輪21
も駆動して、車輌を走行させつつ、刈取作業とか
対地作業とかの作業に用いられる。PTO切替え
クラツチ72を用い、ミツドPTO軸37とリヤ
PTO軸38との何れか一者または両者を駆動し
て、前記モアMと車輌に牽引させる他のモア或に
は耕耘機等の作業機とを択一的または同時的に駆
動でき、車輌に牽引させる作業機の駆動速度は、
リヤPTO変速装置77により2段に変更できる。
の無段の車速変更を行なう油圧伝導装置27と、
有段の変速を行なう車速変速装置53とでもつ
て、車輌の進行方向と車速とを変更制御し、また
必要に応じ前輪駆動クラツチ60を入れ前輪21
も駆動して、車輌を走行させつつ、刈取作業とか
対地作業とかの作業に用いられる。PTO切替え
クラツチ72を用い、ミツドPTO軸37とリヤ
PTO軸38との何れか一者または両者を駆動し
て、前記モアMと車輌に牽引させる他のモア或に
は耕耘機等の作業機とを択一的または同時的に駆
動でき、車輌に牽引させる作業機の駆動速度は、
リヤPTO変速装置77により2段に変更できる。
PTO切替えクラツチ72或はリヤPTO変速装
置77を操作するに先立つては、方向切換弁11
5の操作によつて油圧クラツチ68が切られ、そ
のときブレーキ69が伝動軸62を制動して該伝
動軸62の慣性回転を速やかに停止させる。この
ブレーキ69における前記スプリング99の荷重
は、前記したクラツチ金物103或はシフト金物
146のシフト操作を妨げないように、つまり該
金物103或は146の爪がそれを噛合すべき爪
と正しい噛合い姿勢にないときも伝動軸62の若
干の回転変位で正しい噛合い姿勢が速やかに得ら
れシフト操作が妨げられないように、比較的小さ
な値のものとされている。ブレーキ69はまた、
油圧クラツチ68の非作動状態で、同クラツチ6
8内での潤滑油の引きずり現象により伝動軸61
から伝動軸62に対し不測の伝動が行なわれるこ
とを、防止する。
置77を操作するに先立つては、方向切換弁11
5の操作によつて油圧クラツチ68が切られ、そ
のときブレーキ69が伝動軸62を制動して該伝
動軸62の慣性回転を速やかに停止させる。この
ブレーキ69における前記スプリング99の荷重
は、前記したクラツチ金物103或はシフト金物
146のシフト操作を妨げないように、つまり該
金物103或は146の爪がそれを噛合すべき爪
と正しい噛合い姿勢にないときも伝動軸62の若
干の回転変位で正しい噛合い姿勢が速やかに得ら
れシフト操作が妨げられないように、比較的小さ
な値のものとされている。ブレーキ69はまた、
油圧クラツチ68の非作動状態で、同クラツチ6
8内での潤滑油の引きずり現象により伝動軸61
から伝動軸62に対し不測の伝動が行なわれるこ
とを、防止する。
第3図及び第7図から理解されるように、油圧
クラツチ68を装架する伝動軸62の長さは、同
クラツチ68に対する作動油給排油路のロータリ
ジヨイント部である環状油室90が、ミツシヨン
ケース28内に突入している筒状部分86内にお
いて形成されているため、そのような油路のロー
タリジヨイント部をミツシヨンケース外に位置さ
せていた従来のトランスミツシヨンと対比して、
ずつと短かくされている。油圧クラツチ68をの
せた伝動軸62を該クラツチ68側の端部で支承
するボールベアリング88が、筒状部分86の内
端部に支持されていることからして、伝動軸62
が安定に支持されている。ミツシヨンケース28
内へ突入している筒状部分86をブレーキケース
として構成設置されているブレーキ69は、ミツ
シヨンケース28の外面上へ突出する構造物を必
要としていない。
クラツチ68を装架する伝動軸62の長さは、同
クラツチ68に対する作動油給排油路のロータリ
ジヨイント部である環状油室90が、ミツシヨン
ケース28内に突入している筒状部分86内にお
いて形成されているため、そのような油路のロー
タリジヨイント部をミツシヨンケース外に位置さ
せていた従来のトランスミツシヨンと対比して、
ずつと短かくされている。油圧クラツチ68をの
せた伝動軸62を該クラツチ68側の端部で支承
するボールベアリング88が、筒状部分86の内
端部に支持されていることからして、伝動軸62
が安定に支持されている。ミツシヨンケース28
内へ突入している筒状部分86をブレーキケース
として構成設置されているブレーキ69は、ミツ
シヨンケース28の外面上へ突出する構造物を必
要としていない。
油路のロータリジヨイント部を構成する環状油
室90が油圧クラツチ68に対し可及的に近接位
置しているため、伝動軸62内の作動油給排用油
通路85内での油圧の降下は極く小さい。方向切
換弁115と上記環状油室90間での油圧の降下
も、筒状部分86に連らねてミツシヨンケース内
壁面上に突出形成されているバルブハウジング1
25内に方向切換弁115が設置されていること
からこれまた小さい。上記した筒状部分86とバ
ルブハウジング125は、方向切換弁115と環
状油室90間の作動油給排用油路中に油圧配管を
設けることを不要としており、またミツシヨンケ
ース28内の一隅部にコンパクトに設置されてい
る。
室90が油圧クラツチ68に対し可及的に近接位
置しているため、伝動軸62内の作動油給排用油
通路85内での油圧の降下は極く小さい。方向切
換弁115と上記環状油室90間での油圧の降下
も、筒状部分86に連らねてミツシヨンケース内
壁面上に突出形成されているバルブハウジング1
25内に方向切換弁115が設置されていること
からこれまた小さい。上記した筒状部分86とバ
ルブハウジング125は、方向切換弁115と環
状油室90間の作動油給排用油路中に油圧配管を
設けることを不要としており、またミツシヨンケ
ース28内の一隅部にコンパクトに設置されてい
る。
第1図は、この発明に従つたトランスミツシヨ
ンの一実施例を装備した作業車の全体を概略的に
示す一部切欠き側面図である。第2図は、第1図
に図示の作業車の諸機構の配置を模式的に示す平
面図である。第3図は、第1図に図示の作業車に
設置されている油圧伝導装置とミツシヨンケース
内のトランスミツシヨンとを、一部を展開して図
示した縦断側面図である。第4図は、第3図の
−線に沿つた一部の部材のみの縦断正面図で、
第3図に図示のミツシヨンケース内に設けられた
伝動軸の配置と一部のギヤトレーンとを示すため
のものである。第5図は、第3図の−線に沿
つた一部省略横断平面図である。第6図は、第3
図の−線にほぼ沿つた横断平面図である。第
7図は、第3図に図示のミツシヨンケース内のト
ランスミツシヨンの要部を拡大して画いた縦断側
面図である。第8図は、第3図の−線に沿つ
た一部の部材のみの縦断背面図である。第9図a
及び第9図bはそれぞれ、第7図の一部を異なつ
た状態で画いた縦断側面図で、第7図に図示の
PTO切替えクラツチの作用を示すためのもので
ある。第10図は、第3図に図示の油圧伝導装置
とPTO系トランスミツシヨンとのための油圧系
を示す油圧回路図である。第11図は、第10図
に図示の油圧系の作用を示すためのグラフであ
る。第12図は、第4図の矢印XII−XIIに沿つてみ
た、第3,4図に図示のミツシヨンケースの一部
省略側面図である。第13図は、第3図の−
線に沿つた一部省略横断平面図である。第1
4図は、第3図の−線に沿つた一部省略
縦断正面図である。 23……エンジン、27……油圧伝導装置、2
8……ミツシヨンケース、37……ミツドPTO
軸、38……リヤPTO軸、39……伝動軸、4
2……油圧ポンプ、43……油圧モータ、44…
…ポンプ軸、45……モータ軸、61……伝動
軸、62……伝動軸、63……中間軸、66……
歯車、67……歯車、68……油圧クラツチ、6
9……ブレーキ、70……歯車、71……歯車、
72……PTO切替えクラツチ、73……アイド
ラ軸、74……歯車、75……歯車、76……歯
車、77……リヤPTO変速装置、80……クラ
ツチハウジング、80a……カラー部分、81,
82……摩擦エレメント、83……リターンば
ね、84……ピストン、85……油通路、86…
…筒状部分、88……ボールベアリング、89…
…環状凹溝、90……環状油室、91……油通
路、93……摩擦プレート部材、94……摩擦プ
レート部材、95……受圧面、96……ピスト
ン、98……蓋、99……圧縮コイルスプリン
グ、100……油室、103……クラツチ金物、
108……チヤージポンプ、114……給油回
路、115……方向切換弁、116……接続回
路、120……調圧弁、125……バルブハウジ
ング、127……油通路、128……油通路、1
42……歯車、143……歯車、144……歯
車、145……歯車、146……シフト金物。
ンの一実施例を装備した作業車の全体を概略的に
示す一部切欠き側面図である。第2図は、第1図
に図示の作業車の諸機構の配置を模式的に示す平
面図である。第3図は、第1図に図示の作業車に
設置されている油圧伝導装置とミツシヨンケース
内のトランスミツシヨンとを、一部を展開して図
示した縦断側面図である。第4図は、第3図の
−線に沿つた一部の部材のみの縦断正面図で、
第3図に図示のミツシヨンケース内に設けられた
伝動軸の配置と一部のギヤトレーンとを示すため
のものである。第5図は、第3図の−線に沿
つた一部省略横断平面図である。第6図は、第3
図の−線にほぼ沿つた横断平面図である。第
7図は、第3図に図示のミツシヨンケース内のト
ランスミツシヨンの要部を拡大して画いた縦断側
面図である。第8図は、第3図の−線に沿つ
た一部の部材のみの縦断背面図である。第9図a
及び第9図bはそれぞれ、第7図の一部を異なつ
た状態で画いた縦断側面図で、第7図に図示の
PTO切替えクラツチの作用を示すためのもので
ある。第10図は、第3図に図示の油圧伝導装置
とPTO系トランスミツシヨンとのための油圧系
を示す油圧回路図である。第11図は、第10図
に図示の油圧系の作用を示すためのグラフであ
る。第12図は、第4図の矢印XII−XIIに沿つてみ
た、第3,4図に図示のミツシヨンケースの一部
省略側面図である。第13図は、第3図の−
線に沿つた一部省略横断平面図である。第1
4図は、第3図の−線に沿つた一部省略
縦断正面図である。 23……エンジン、27……油圧伝導装置、2
8……ミツシヨンケース、37……ミツドPTO
軸、38……リヤPTO軸、39……伝動軸、4
2……油圧ポンプ、43……油圧モータ、44…
…ポンプ軸、45……モータ軸、61……伝動
軸、62……伝動軸、63……中間軸、66……
歯車、67……歯車、68……油圧クラツチ、6
9……ブレーキ、70……歯車、71……歯車、
72……PTO切替えクラツチ、73……アイド
ラ軸、74……歯車、75……歯車、76……歯
車、77……リヤPTO変速装置、80……クラ
ツチハウジング、80a……カラー部分、81,
82……摩擦エレメント、83……リターンば
ね、84……ピストン、85……油通路、86…
…筒状部分、88……ボールベアリング、89…
…環状凹溝、90……環状油室、91……油通
路、93……摩擦プレート部材、94……摩擦プ
レート部材、95……受圧面、96……ピスト
ン、98……蓋、99……圧縮コイルスプリン
グ、100……油室、103……クラツチ金物、
108……チヤージポンプ、114……給油回
路、115……方向切換弁、116……接続回
路、120……調圧弁、125……バルブハウジ
ング、127……油通路、128……油通路、1
42……歯車、143……歯車、144……歯
車、145……歯車、146……シフト金物。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ミツシヨンケース内において該ミツシヨンケ
ースに回転自在に支持させた伝動軸上におき、こ
の伝動軸を含む動力伝達径路を該伝動軸への動力
伝達の入断により選択的に断続するための油圧ク
ラツチを設置し、この油圧クラツチに対し作動油
を給排するための油通路を、上記伝動軸内に形成
すると共に、上記伝動軸の一端部に配して、上記
油圧クラツチの非作動状態で該伝動軸を選択的に
制動するためのブレーキを設けてある作業車用ト
ランスミツシヨンであつて、前記した伝動軸の一
端部側に位置するミツシヨンケース内壁面上に、
ミツシヨンケース内へ突入して前記伝動軸の一端
部分を取囲む筒状部分をミツシヨンケース壁と一
体に形成し、前記油通路に連通させて前記伝動軸
の外周面に形成した環状凹溝をその外周端で、上
記筒状部分の内周面でシールして環状油室を形成
すると共に、前記油圧クラツチ用の方向切換弁か
ら導かれた油通路を上記環状油室に連通させて、
該環状油室を、前記油圧クラツチに対する作動油
給排用油路のロータリジヨイント部に構成し、さ
らに前記ブレーキを、上記筒状部分をブレーキケ
ースとするブレーキに構成したことを特徴とする
作業車用トランスミツシヨン。 2 特許請求の範囲第1項に記載の作業車用トラ
ンスミツシヨンであつて、前記伝動軸を前記した
一端部側で支承するためのベアリングを、前記筒
状部分の内端部に支持させて設けたことを特徴と
する作業車用トランスミツシヨン。 3 特許請求の範囲第2項に記載の作業車用トラ
ンスミツシヨンであつて、前記油圧クラツチのク
ラツチハウジングに、前記伝動軸上で前記筒状部
分方向に延出するカラー部分を一体形成して、前
記ベアリングを、該カラー部分と前記筒状部分と
に挾持させて設けたことを特徴とする作業車用ト
ランスミツシヨン。 4 特許請求の範囲第1項に記載の作業車用トラ
ンスミツシヨンであつて、前記筒状部分を前記ミ
ツシヨンケース壁外に開口させて形成し、該筒状
部分の開口端を閉塞する蓋を、上記ミツシヨンケ
ース壁の外面上に装着したことを特徴とする作業
車用トランスミツシヨン。 5 特許請求の範囲第4項に記載の作業車用トラ
ンスミツシヨンであつて、前記ブレーキを、摩擦
制動部材と、この摩擦制動部材に対し前記蓋が位
置する側から対面位置させて設けたピストンと、
前記蓋に基端を受けさせ上記ピストンに作用させ
てあるスプリングであつて該ピストンを介し上記
摩擦制動部材を移動附勢して制動作動させるスプ
リングと、このスプリングによる附勢方向とは反
対の方向から上記ピストンに対し油圧を作用させ
るための油室であつて前記した方向切換弁から導
かれた油通路に接続してある油室と、を備えた摩
擦ブレーキに構成したことを特徴とする作業車用
トランスミツシヨン。 6 特許請求の範囲第5項に記載の作業車用トラ
ンスミツシヨンであつて、前記摩擦制動部材を、
内周端で前記伝動軸に摺動自在ではあるが相対回
転不能に支持させた複数個の摩擦プレート部材
と、外周端で前記筒状部分に摺動のみ自在に支持
させた複数個の他の摩擦プレート部材とから構成
し、これらの摩擦プレート部材群をへだて前記ピ
ストンに対向位置する環状の受圧面を、前記筒状
部分の内面上に形成したことを特徴とする作業車
用トランスミツシヨン。 7 特許請求の範囲第5項に記載の作業車用トラ
ンスミツシヨンであつて、ミツシヨンケース壁の
内面上に、前記筒状部分と一体に連らなるバルブ
ハウジングをミツシヨンケース内に突入させて形
成し、このバルブハウジング内に前記方向切換弁
を収容すると共に、該方向切換弁から前記環状油
室及び前記したブレーキの油室に導かれた油通路
を、上記バルブハウジングと前記筒状部分との内
部に設けたことを特徴とする作業車用トランスミ
ツシヨン。 8 特許請求の範囲第7項に記載の作業車用トラ
ンスミツシヨンであつて、前記伝動軸をミツシヨ
ンケース内で一側に片寄せて配置し、前記バルブ
ハウジングを、前記筒状部分を形成されたミツシ
ヨンケース壁の内面上と該ミツシヨンケース壁に
対し直交する他のミツシヨンケース壁であつて前
記伝動軸を片寄せてある側に位置する他のミツシ
ヨンケース壁の内面上とにまたがらせて、形成し
たことを特徴とする作業車用トランスミツシヨ
ン。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59034737A JPS60179550A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 作業車用トランスミツシヨン |
| US06/698,140 US4613024A (en) | 1984-02-24 | 1985-02-04 | Power transmission for working vehicles |
| GB08504405A GB2154694B (en) | 1984-02-20 | 1985-02-20 | Clutch brake combination in a power transmission for motor vehicles |
| FR8502626A FR2560124B1 (fr) | 1984-02-24 | 1985-02-22 | Transmission avec embrayage actionne par fluide, pour vehicules de travail |
| DE3506346A DE3506346C2 (de) | 1984-02-24 | 1985-02-22 | Getriebe für Kraftfahrzeuge |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59034737A JPS60179550A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 作業車用トランスミツシヨン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60179550A JPS60179550A (ja) | 1985-09-13 |
| JPH0160709B2 true JPH0160709B2 (ja) | 1989-12-25 |
Family
ID=12422626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59034737A Granted JPS60179550A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-24 | 作業車用トランスミツシヨン |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4613024A (ja) |
| JP (1) | JPS60179550A (ja) |
| DE (1) | DE3506346C2 (ja) |
| FR (1) | FR2560124B1 (ja) |
Families Citing this family (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61244948A (ja) * | 1985-04-24 | 1986-10-31 | Daikin Mfg Co Ltd | エア−クラツチのイナ−シヤブレ−キ装置 |
| JP2539376B2 (ja) * | 1986-04-15 | 1996-10-02 | 日立建機株式会社 | 走行車両の変速制御装置 |
| US4804056A (en) * | 1986-12-22 | 1989-02-14 | Kubota Limited | Frame type tractor |
| JPH0536100Y2 (ja) * | 1989-05-02 | 1993-09-13 | ||
| JPH0751389Y2 (ja) * | 1990-04-27 | 1995-11-22 | 株式会社神崎高級工機製作所 | トラクタの動力取出し装置 |
| DE4242942A1 (de) * | 1992-12-18 | 1994-06-23 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Unter Last schaltbares, mehrgängiges Wendegetriebe |
| JPH07117500A (ja) * | 1993-10-22 | 1995-05-09 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | 作業車両用トランスミッション |
| US6142274A (en) * | 1996-12-30 | 2000-11-07 | Dana Corporation | Power take-off unit with selectively engaged brake |
| DE19718461A1 (de) * | 1997-04-30 | 1998-11-05 | Neunkirchener Maschinen Und Ac | Hybrid-Getriebe |
| GB2336640B (en) * | 1998-04-21 | 2003-02-19 | Agco Gmbh & Co | Auxiliary drive for utility vehicle & method of operation thereof |
| DE69942245D1 (de) * | 1998-06-05 | 2010-05-27 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | Hydrostatischer kraftfahrzeugantrieb und dafür vorgesehene druckquelle |
| US6241038B1 (en) * | 1998-11-05 | 2001-06-05 | New Holland North America, Inc. | Remote drop box lubrication circuit for tractors |
| US6543560B1 (en) * | 2000-07-18 | 2003-04-08 | Delta Systems, Inc. | Hydrostatic transmission with integral actuator |
| US6868925B2 (en) * | 2000-07-18 | 2005-03-22 | Delta Systems, Inc. | Engine with integral actuator |
| JP2002079839A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-03-19 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | 作業車両のトランスミッション |
| JP4902075B2 (ja) * | 2001-09-25 | 2012-03-21 | ヤンマー株式会社 | 作業車の動力取出し装置 |
| KR100482107B1 (ko) * | 2002-09-02 | 2005-04-13 | 현대자동차주식회사 | 수동 변속기의 싱크로나이저 장치 |
| JP4491576B2 (ja) * | 2003-04-22 | 2010-06-30 | 株式会社 神崎高級工機製作所 | 油圧供給装置 |
| JP4508698B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2010-07-21 | 株式会社クボタ | 乗用型草刈り機 |
| JP5638976B2 (ja) * | 2011-02-02 | 2014-12-10 | 日立建機株式会社 | 車両用動力伝達装置 |
| CN107914574B (zh) * | 2017-11-21 | 2024-01-30 | 安徽合力股份有限公司 | 一种用于小吨位叉车的柔性连接液力变速器 |
Family Cites Families (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US2953941A (en) * | 1955-03-28 | 1960-09-27 | Eimco Corp | Transmission |
| US3017941A (en) * | 1958-02-27 | 1962-01-23 | Case Co J I | Vehicle drive means |
| US3254541A (en) * | 1963-07-15 | 1966-06-07 | Rockwell Standard Co | Compact multi-speed forward and reverse transmission |
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-
1984
- 1984-02-24 JP JP59034737A patent/JPS60179550A/ja active Granted
-
1985
- 1985-02-04 US US06/698,140 patent/US4613024A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-02-22 DE DE3506346A patent/DE3506346C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1985-02-22 FR FR8502626A patent/FR2560124B1/fr not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4613024A (en) | 1986-09-23 |
| DE3506346C2 (de) | 1994-07-28 |
| JPS60179550A (ja) | 1985-09-13 |
| FR2560124A1 (fr) | 1985-08-30 |
| DE3506346A1 (de) | 1985-08-29 |
| FR2560124B1 (fr) | 1989-01-20 |
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