JPH0160836B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0160836B2 JPH0160836B2 JP56184986A JP18498681A JPH0160836B2 JP H0160836 B2 JPH0160836 B2 JP H0160836B2 JP 56184986 A JP56184986 A JP 56184986A JP 18498681 A JP18498681 A JP 18498681A JP H0160836 B2 JPH0160836 B2 JP H0160836B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- note
- key
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
この発明はメロデイ音演奏用鍵盤または鍵域で
押下されている鍵のうちの特定音(例えば最低
音)の音域に関連し、伴奏音演奏用鍵盤または鍵
域で押下されている鍵と同一音名の音を前記メロ
デイ音演奏用鍵盤または鍵域で押下されている鍵
の音とともに発音する電子楽器に関する。 従来、この種の電子楽器としては先に同出願人
が提出した特願昭55−49958号、発明の名称「電
子楽器」の明細書に記載された装置がある。この
装置は、上鍵盤で押下された特定の鍵の音(例え
ば最低音)の音域に関連し、下鍵盤で押下されて
いる鍵と同一音名の音をメロデイ付加音として上
記上鍵盤で押下された鍵の音(メロデイ音)とと
もに発音するものである。ところで上記メロデイ
付加音は、メロデイ音を引きたたせるためのもの
であり、あくまでもメロデイ音に対して付加的な
ものなので、メロデイ付加音を同時にあまり多く
発音してしまうことはメロデイ音がぼけてしまう
ことからも好しくない。そこで、メロデイ付加音
に対する発音チヤンネル数を例えば「3」のよう
に少数に限定し、この発音チヤンネルにメロデイ
付加音を割当てて発音するようにしてメロデイ付
加音の同時最大発音数を制限する構成が考えられ
るが、このような構成によるといかなる優先順位
により発音すべき(割当てるべき)音を選択する
かが問題となる。例えば、割当て回路で一般に用
いられているように押鍵のあつた順に割当てると
すると、このようにして割当てられた音はメロデ
イ音と必ずしも調和しないことがある。 この発明は上述した点に鑑みてなされたもの
で、メロデイ付加音に対する上記選択を基準とな
るメロデイ音との調和を考えた所定の優先順位で
行うようにした電子楽器を提供することを目的と
する。 この発明によれば、メロデイ付加音に対して所
定のメロデイ音を基準とする優先順位を付し、こ
の優先順位にしたがつて発音すべきメロデイ付加
音を選択するようにしている。 以下、この発明を添付図面に示した一実施例を
参照して詳細に説明する。 第1図は、この発明に係わる電子楽器の一実施
例を概略ブロツク図で示したものである。この実
施例は、メロデイ音演奏用の上鍵盤1および伴奏
音演奏用の下鍵盤2およびペダル鍵盤3を有して
おり、上鍵盤1によるメロデイ音の演奏および下
鍵盤2、ペダル鍵盤3による伴奏音の演奏をそれ
ぞれ独立して行うことができるとともに、メロデ
イ付加音選択スイツチ4およびメロデイ付加音モ
ード指定スイツチ5の操作により、上鍵盤1での
押下鍵および下鍵盤2での押下鍵に関連したメロ
デイ付加音を発生できるようになつている。な
お、メロデイ付加音選択スイツチ4はメロデイ付
加音を発音するか否かを選択するスイツチ、メロ
デイ付加音モード指定スイツチ5は次に説明する
メロデイ付加音の2つの発生モード、すなわちク
ローズモードとオープンモードを選択するもので
ある。ここでメロデイ付加音とは上鍵盤1で押下
された鍵のうちの特定の鍵(この実施例では上鍵
盤1の押下鍵のうちの最低音に対応する鍵)の低
音側所定鍵域に含まれ、下鍵盤2で押下された鍵
と同一音名の音で、メロデイ音とともに自動的に
発音される音のことであり、メロデイ付加音のク
ローズモードとは上記所定鍵域が上鍵盤1で押下
された最低音の鍵に対して低音側第3鍵から第11
鍵までの鍵域となるモード、オープンモードとは
上記所定鍵域が上鍵盤1で押下された最低音の鍵
に対して低音側第6鍵から第17鍵までの鍵域とな
るモードである。 上鍵盤1、下鍵盤2、ペダル鍵盤3で押下され
た鍵は、押鍵検出回路6により検出され、押鍵検
出回路6はこの検出に対応して鍵下鍵の音名を示
す4ビツトのノートコードN4〜N1、オクター
ブ音域を示す3ビツトのオクターブコードB3〜
B1および押下鍵の属する鍵盤を示す上鍵盤信号
U、下鍵盤信号L、ペダル鍵盤信号Pを発生す
る。後述する詳細回路の理解のためにこの実施例
で用いられているノートコードN4〜N1、オク
ターブコードB3〜B1を表に示すと第1表およ
び第2表のようになる。
押下されている鍵のうちの特定音(例えば最低
音)の音域に関連し、伴奏音演奏用鍵盤または鍵
域で押下されている鍵と同一音名の音を前記メロ
デイ音演奏用鍵盤または鍵域で押下されている鍵
の音とともに発音する電子楽器に関する。 従来、この種の電子楽器としては先に同出願人
が提出した特願昭55−49958号、発明の名称「電
子楽器」の明細書に記載された装置がある。この
装置は、上鍵盤で押下された特定の鍵の音(例え
ば最低音)の音域に関連し、下鍵盤で押下されて
いる鍵と同一音名の音をメロデイ付加音として上
記上鍵盤で押下された鍵の音(メロデイ音)とと
もに発音するものである。ところで上記メロデイ
付加音は、メロデイ音を引きたたせるためのもの
であり、あくまでもメロデイ音に対して付加的な
ものなので、メロデイ付加音を同時にあまり多く
発音してしまうことはメロデイ音がぼけてしまう
ことからも好しくない。そこで、メロデイ付加音
に対する発音チヤンネル数を例えば「3」のよう
に少数に限定し、この発音チヤンネルにメロデイ
付加音を割当てて発音するようにしてメロデイ付
加音の同時最大発音数を制限する構成が考えられ
るが、このような構成によるといかなる優先順位
により発音すべき(割当てるべき)音を選択する
かが問題となる。例えば、割当て回路で一般に用
いられているように押鍵のあつた順に割当てると
すると、このようにして割当てられた音はメロデ
イ音と必ずしも調和しないことがある。 この発明は上述した点に鑑みてなされたもの
で、メロデイ付加音に対する上記選択を基準とな
るメロデイ音との調和を考えた所定の優先順位で
行うようにした電子楽器を提供することを目的と
する。 この発明によれば、メロデイ付加音に対して所
定のメロデイ音を基準とする優先順位を付し、こ
の優先順位にしたがつて発音すべきメロデイ付加
音を選択するようにしている。 以下、この発明を添付図面に示した一実施例を
参照して詳細に説明する。 第1図は、この発明に係わる電子楽器の一実施
例を概略ブロツク図で示したものである。この実
施例は、メロデイ音演奏用の上鍵盤1および伴奏
音演奏用の下鍵盤2およびペダル鍵盤3を有して
おり、上鍵盤1によるメロデイ音の演奏および下
鍵盤2、ペダル鍵盤3による伴奏音の演奏をそれ
ぞれ独立して行うことができるとともに、メロデ
イ付加音選択スイツチ4およびメロデイ付加音モ
ード指定スイツチ5の操作により、上鍵盤1での
押下鍵および下鍵盤2での押下鍵に関連したメロ
デイ付加音を発生できるようになつている。な
お、メロデイ付加音選択スイツチ4はメロデイ付
加音を発音するか否かを選択するスイツチ、メロ
デイ付加音モード指定スイツチ5は次に説明する
メロデイ付加音の2つの発生モード、すなわちク
ローズモードとオープンモードを選択するもので
ある。ここでメロデイ付加音とは上鍵盤1で押下
された鍵のうちの特定の鍵(この実施例では上鍵
盤1の押下鍵のうちの最低音に対応する鍵)の低
音側所定鍵域に含まれ、下鍵盤2で押下された鍵
と同一音名の音で、メロデイ音とともに自動的に
発音される音のことであり、メロデイ付加音のク
ローズモードとは上記所定鍵域が上鍵盤1で押下
された最低音の鍵に対して低音側第3鍵から第11
鍵までの鍵域となるモード、オープンモードとは
上記所定鍵域が上鍵盤1で押下された最低音の鍵
に対して低音側第6鍵から第17鍵までの鍵域とな
るモードである。 上鍵盤1、下鍵盤2、ペダル鍵盤3で押下され
た鍵は、押鍵検出回路6により検出され、押鍵検
出回路6はこの検出に対応して鍵下鍵の音名を示
す4ビツトのノートコードN4〜N1、オクター
ブ音域を示す3ビツトのオクターブコードB3〜
B1および押下鍵の属する鍵盤を示す上鍵盤信号
U、下鍵盤信号L、ペダル鍵盤信号Pを発生す
る。後述する詳細回路の理解のためにこの実施例
で用いられているノートコードN4〜N1、オク
ターブコードB3〜B1を表に示すと第1表およ
び第2表のようになる。
【表】
【表】
【表】
押鍵検出回路6から押下鍵の検出に対応して発
生されるノートコードN4〜N1、オクターブコ
ードB3〜B1および鍵盤信号U、L、Pは発音
割当て回路7に加えられる。発音割当て回路7
は、7チヤンネルの上鍵盤専用チヤンネルUK1
〜UK7、7チヤンネルの下鍵盤専用チヤンネル
LK1〜LK7、1チヤンネルのペダル鍵盤専用チ
ヤンネルPK、1チヤンネルの予備チヤンネル
ARが設定されており、押鍵検出回路6から発生
される鍵盤信号U、L、Pに対応して押鍵検出回
路6から発生されるノートコードN4〜N1、オ
クターブコードB3〜B1をそれぞれ対応する専
用チヤンネルのいずれかに割当てる制御を行う。
また発音割当て回路7は押鍵検出回路6から発生
されるノートコードN4〜N1、オクターブコー
ドB3〜B1および鍵盤信号U、L、Pを監視
し、当該信号に対応する鍵が押下中であると
“1”となるキーオン信号KOを各チヤンネル別
に形成する。そして上記各チヤンネルに割当てら
れたノートコードN4〜N1、オクターブコード
B3〜B1およびキーオン信号KOは第2図aに
示すように4ビツトのキーコード信号KC1〜KC
4にマルチプレクスされ、時分割で出力される。
なお、発音割当て回路7の出力(KC1〜KC4)
において、“1111”を同期信号SYとして用いた関
係上、“1111”に対応するC音のノートコードN
4〜N1はノートコードとして使われていない
“1100”に変換して出力される。ただし後述する
ように発音割当て回路7の出力をデマルチプレク
スする際に“1100”はC音を表わす“1111”に戻
される。また、第2図aにおいて3つのタイムス
ロツトによつて1チヤンネル分の内容を表わして
おり、同期信号SY、ペダル鍵盤専用チヤンネル
PKの内容、上鍵盤専用チヤンネルUK1〜UK7
の内容、下鍵盤専用チヤンネルLK1〜LK7の内
容、予備チヤンネルARの内容の順で出力され
る。なお予備チヤンネルARはこの実施例では特
に用いられていない。 また発音割当て回路7にはダンプ効果を選択す
るダンプスイツチ8の出力が加えられており、こ
のダンプスイツチ8の出力(ダンプ信号DMP)
は上鍵盤専用チヤンネルUK1の第1タイムスロ
ツトの信号KC2に割当てられて発音割当て回路
7から出力される。なおこのような発音割当て回
路は公知となつているので、この明細書ではその
詳細説明を省略する。 発音割当て回路7から出力されるキーコード信
号KC1〜KC4は上鍵盤メロデイ音形成回路9、
下鍵盤伴奏音形成回路10、ペダル鍵盤伴奏音形
成回路11に加えられ、キーコード信号KC1〜
KC4に対応してそれぞれ上鍵盤メロデイ音、下鍵
盤伴奏音、ペダル鍵盤伴奏音を示す楽音信号が形
成される。そしてこれら楽音信号はメロデイ音音
色回路13、下鍵盤伴奏音音色回路14、ペダル
鍵盤伴奏音音色回路15を介してサウンドシステ
ム16に加えられ、上鍵盤メロデイ音、下鍵盤伴
奏音、ペダル鍵盤伴奏音として発音される。ここ
で上記形成回路9,10,11および音色回路1
3,14,15およびサウンドシステム16はそ
れぞれ周知の回路から構成することができるので
詳細説明は行わない。 また発音割当て回路7の出力キーコード信号
KC1〜KC4はメロデイ付加音形成回路12に加
えられる。メロデイ付加音形成回路12はキーコ
ード信号KC1〜KC4に含まれる上鍵盤専用チヤ
ンネルUK1〜UK7に割当てられたノートコー
ドN4〜N1、オクターブコードB3〜B1、下
鍵盤専用チヤンネルLK1〜LK7に割当てられた
ノートコードN4〜N1、上鍵盤専用チヤンネル
UK1に割当てられたダンプ信号DMPおよびメ
ロデイ付加音選択スイツチ4、メロデイ付加音モ
ード指定スイツチ5の出力に基づき所定のメロデ
イ付加音を示す楽音信号を形成する。このメロデ
イ付加音形成回路12の動作はメロデイ付加音モ
ード指定スイツチ5によりクローズモードが選択
された場合とオープンモードが選択された場合と
で発生楽音が異なり、またダンプ信号DMPが
“1”(ダンプモードが選択されている)、“0”
(ダンプモードが選択されていない)でその発音
態様が異なる。 まずクローズモードが選択された場合は、上鍵
盤1で押下されている鍵のうち最低音を示す鍵か
ら低音側第3番目から第11番目までの鍵域、すな
わち上記最低音を示す鍵に隣接する低音側2つの
鍵を除いて低音側1オクターブの鍵域で、下鍵盤
2で押下されている鍵と同一音名でかつ所定の優
先順位によつて選択された3つまでの音がメロデ
イ付加音として指定される。ここで所定の優先順
位とは上記最低音から低音側第3番目の鍵の音名
と同一音名の音を最優先とするものであり、以下
低音側となる音ほど優先順位が低くなつている。 例えば、上鍵盤1で第4オクターブのF音、す
なわちF4音が押下されている場合に関し、第3
図を用いて説明すると、この場合のメロデイ付加
音の発音音域はF4音を基準として低音側第3番
目の鍵から第11番目までの鍵までの鍵域、すなわ
ちD4音からF#2音までを示す鍵域となる。ここ
で音名C,E,G,A#の鍵例えばC2音、E3音、
G3音、A#3音の鍵が下鍵盤2で押下されている
とすると、下鍵盤2で押下されている鍵と同一音
名で上記鍵域に含まれる音、すなわちG3音とA
#3音とC3音とがメロデイ付加音として選択され
る。この場合、メロデイ付加音として指定される
音は3音となるので上記優先順位は問問題となら
ないが、上記鍵域に含まれる音と同一音名の鍵が
4つ以上下鍵盤2において押鍵された場合はD
音、C#音、C音…という優先順位で上位3つの
音がメロデイ付加音として指定される。 またオープンモードが選択された場合は、上鍵
盤1で押下されている鍵のうち最低音を示す鍵か
ら低音側第6番目の鍵から第17番目までの鍵域、
すなわち上記最低音よりも半オクターブ下の音を
示す鍵から低音側1オクターブの鍵域で、下鍵盤
2で押下されている鍵と同一音名でかつ所定の優
先順位によつて選択された3つまでの音がメロデ
イ付加音として指定される。ここで所定の優先順
位とは上記最低音から低音側第3番目の鍵と同一
音名の音を最優先とするもので、以下低音側とな
る音ほど優先順位が低くなつている。ただし、こ
の場合、上記最低音を示す鍵およびこの鍵に隣接
する低音側2つの鍵の計3つの鍵と同一音名の音
は上記最優順位によらず優先順位が低く設定され
ている。 例えば、オープンモードにおいて前述したクロ
ーズモードと同様に上鍵盤1でF4音が押下され
ている場合を考えると、この場合のメロデイ付加
音発音音域は、第3図に示すようにF4音を基準
として低音側第6番目の鍵から第17番目までの鍵
域、すなわちB3音からC2音までの鍵域となる。
ここでC2音、E3音、G3音、A#3音の4つの鍵が
下鍵盤2で押下されているとすると、下鍵盤2で
押下されている鍵と同一音名で上記鍵域に含まれ
る音、すなわちC2音、E3音、G3音、A#3音がメ
ロデイ付加音の候補となるが、前述したように基
準となる上鍵盤最低音(この場合はF4音)の鍵
と隣接する鍵と同一音名の音(この場合はE3音)
は優先順位が低く設定されているのでE3音はメ
ロデイ付加音として指定されず、C2音、G3音、
A#3音の3つの音がメロデイ付加音として指定
される。 またメロデイ付加音形成回路12は3つの発音
チヤンネルch1〜ch3を有し、上記メロデイ付
加音を上記3つの発音チヤンネルch1〜ch3の
いずれかに割当てて発音するようになつているが
ダンプ信号DMPが“1”か“0”かによつて
(ダンプ効果が選択されているか否かによつて)
次のように発音態様が異なる。すなわち、ダンプ
信号DMPが“1”で、ダンプモードが選択され
ている場合は、発音チヤンネルch1〜ch3に割当
てられている音が離鍵したとみなされると(減衰
中となると)該離鍵とみなされたときから一定時
間の間その発音チヤンネルへの新たな割当てが禁
止される。これは、離鍵とみなされた鍵の音が充
分減衰する前に新たな音を割当てると、既に発音
している音と新たに割当てられた音との間に急激
なピツチ差が生じクリツク音が生じることがある
からである。ダンプモードが選択されていると離
鍵とみなされた音は急激に減衰するので、離鍵と
みなされたときから一定時間の間その発音チヤン
ネルへの新たな割当てを禁止するように構成し、
この一定時間を適宜設定すれば(この実施例では
25msに設定されている)上記クリツク音を完全
に除去することができる。 またダンプ信号DMPが“0”で、ダンプモー
ドが選択されていない場合は新たな音の発音割当
てがあるとこの音の発音を一定時間遅延するとと
もに既に割当てられていた音を急激に減衰させる
ようにしている。一般にダンプモードが選択され
ていないと離鍵とみなされてもその音は急激には
減衰しない。したがつて、ダンプモードが選択さ
れていない場合に離鍵とみなされたときから一定
時間そのチヤンネルでの割当てを禁止するという
前述した構成をとると、演奏上問題が生じない程
度の時間で上記一定時間を設定したのでは既に割
当てられていた音はクリツク音が生じない程度ま
で減衰せず、これによつてクリツク音の発生を充
分に除去することができない。そこで、ダンプモ
ードが選択されていない場合には、新たな音の発
音割当てがあるとこの音の発音を一定時間遅延さ
せるとともに既に割当てられていた音を強制的に
減衰させるという構成をとつている。 第4図以下は、上記メロデイ付加音形成回路1
2の詳細を示すもので、まず第4図にしたがつて
このメロデイ付加音形成回路12の既略を説明し
た後以下の詳細回路の説明を行う。 第4図において、キーコードデマルチ回路21
は発音割当て回路7から送出されたキーコード信
号KC1〜KC4をデマルチプレクスするためのも
ので、キーコードデマルチ回路21は発音割当て
回路7から送出されたキーコード信号KC1〜KC
4に対応して各チヤンネルPK、UK1〜UK7、
LK1〜LK7に割当てられたノートコードN4〜
N1、オクターブコードB3〜B1、キーオン信
号KOおよびダンプ効果を選択するか否かを示す
ダンプ信号DMPを出力する。またタイミング信
号発生回路22はこのメロデイ付加音形成回路1
2で用いられる種々のタイミング信号(第2図b
〜r参照)および所定周期のパルスP0を発音割
当て回路7から送出されたキーコード信号KC1
〜KC4に基づいて形成するものである。 UK最低音検出回路23は、キーコードデマル
チ回路21から出力される上鍵盤専用チヤンネル
UK1〜UK7に割当てられたノートコードN4
〜N1およびオクターブコードB3〜B1に基づ
き上鍵盤1で押下されている鍵のうちの最低音に
対応する鍵を検出する。そしてこの検出した鍵の
音名を示すノートコードUN4〜UN1を出力す
る。またUK最低音検出回路23は形成するメロ
デイ付加音の音域を決定するためのノートコード
UN4′,UN3〜UN1およびオクターブコード
UB3′〜UB1′を発生する。このノートコード
UN4′、UN3〜UN1およびオクターブコード
UB3′〜UB1′はメロデイ付加音発生モードが
クローズモードのときとオープンモードのときと
で異なるもので、クローズモードのときは、上記
検出した最低音に対応する鍵のノートコードUN
4〜UN1およびオクターブコードUB3〜UB1
に等しく、オープンモードのときは上記最低音に
対応する鍵よりも半オクターブ低い音のノートコ
ードおよびオクターブコードに対応している。な
お、前掲の第1表から明らかなようにある音名の
ノートコードN4〜N1とこの音名と半オクター
ブ異なる音名のノートコードN4〜N1は第1ビ
ツトN1か第3ビツトN3まで等しく第4ビツト
N4のみ異なるので、メロデイ付加音の音域を決
定するための上記ノートコードはUN4′、UN3
〜UN1で表わされている。 UK最低音検出回路23から出力される上記ノ
ートコードUN4′、UN3〜UN1は音源部24
に加えられる。音源部24は各音名毎に正規の音
高の音源信号Hとこの正規の音高の音源信号Hよ
りも音高が1オクターブ低い音源信号Lの2種類
の音源信号を発生するH/L音源クロツク発生回
路241およびこの音源信号HまたはLを上記
UK最低音検出回路23から出力されるノートコ
ードUN4′、UN3〜UN1に対応して音名別に
切換えて各チヤンネルch1〜ch3別に出力する
12音源信号発生回路242,243,244をそ
なえている。この音源部24におけるノートコー
ドUN4′、UN3〜UN1に対応する切換えは、
ノートコードUN4′、UN3〜UN1が示す音名
よりも低音側の音名に関しては正規の音高の音源
信号Hを出力し、高音側の音名に関しては1オク
ターブ低い音源信号Lを出力するようになつてい
る。すなわち第3図に示した上鍵盤最低音鍵を
F4音とする例を参照してこの関係をみると、ク
ローズモードの場合は、メロデイ付加音のオクタ
ーブを決定するためのオクターブコードUB3′
〜UB1′としてUK最低音検出回路23からは第
4オクターブを示すものが出力されるが、上述の
ように音名Fより高音側の音名F#〜Cに関して
は音源部24から1オクターブ低い音源信号Lが
選択出力されるので、上記第4オクターブを示す
オクターブコードUB3′〜UB1′によつて第3
オクターブのF#音、すなわちF#3音から第4
オクターブのF音、すなわちF4音までの音域の
音を指定できる。 またオープンモードの場合は、F4音より半オ
クターブ低い音、すなわちB3音が属する第3オ
クターブを示すオクターブコードがメロデイ付加
音のオクターブコードUB3′〜UB1′としてUK
最低音検出回路23から出力されるが、B音より
も高音側の音名Cに関しては音源部24において
1オクターブ低い音源信号Lが選択されるので、
上記第3オクターブを示すオクターブコードUB
3′〜UB1′によつて第2オクターブのC音、す
なわちC2音から第3オクターブのB音、すなわ
ちB3音までの音域の音を指定できる。 優先回路25は、下鍵盤2で押下された鍵の音
名に所定の優先順位を付与するもので、UK最低
音検出回路23から出力される上鍵盤最低音の音
名を示すノートコードUN4〜UN1を基にキー
コードデマルチ回路21から出力される下鍵盤専
用チヤンネルLK1〜LK7に割当てられているノ
ートコードN4〜N1に対応する信号が所定の優
先順位を付されて取り込まれる。なお、クローズ
モードの場合は、この優先回路25において上鍵
盤最低音の低音側に隣接する2つの音名を示す信
号の取り込みが禁止されている。 LKノート一時メモリ26は、優先回路25に
よつて優先順位が付されたノートコードN4〜N
1のうち優先順位が高い方から順に3つのノート
コードまでを選択しコードLN4〜LN1として
記憶する。このノートコードLN4〜LN1はメ
ロデイ付加音の音名を指定するものとなる。 LKノート一時メモリ26に記憶されたノート
コードLN1〜LN4はLKノートデータメモリ2
7に加えられ、またUK最低音検出回路23から
出力されるオクターブコードUB3′〜UB1′は
UKオクターブデータメモリ28に加えられる。
LKノートデータメモリ27およびUKオクター
ブデータメモリ28はそれぞれ3つの時分割発音
チヤンネルch1〜ch3が設定されており、加え
られたノートコードLN4〜LN1およびオクタ
ーブコードUB3′〜UB1′をそれぞれいずれか
のチヤンネル(ch1〜ch3)に割当ててノート
データNH4〜NN1、オクターブデータNB3
〜NB1として時分割で出力する。このLKノー
トデータメモリ27およびUKオクターブデータ
メモリ28における割当ては割当て制御回路30
から出力されるロード信号LOによつて制御され
る。またキーオンメモリ29は上記LKノートデ
ータメモリ27およびUKオクターブデータメモ
リ28の各チヤンネルch1〜ch3に割当てたノ
ートデータNN4〜NN1およびオクターブデー
タNB3〜NB1に対応する音がキーオン中であ
るか否かを示すキーオン信号(キーオン中は
“1”)KON′を記憶するもので、上記ロード信号
LOおよび割当て制御回路30によるキーオフ検
出に基づきキーオン信号KON′を形成し、これを
各発音チヤンネルにch1〜ch3に対応するチヤ
ンネル時間に同期して時分割で出力する。なお、
ここでキーオンとかキーオフは必ずしも実際の押
鍵、離鍵に対応するものではなく、割当てるべき
ノートコードLN4〜LN1およびオクターブコ
ードUB3′〜UB1′がある場合をキーオンとし、
割当てるべきノートコードLN4〜LN1および
オクターブコードUB3′〜UB1′がなくなつた
場合をキーオフとしている。また割当て制御回路
30にLKノートデータメモリ27、UKオクタ
ーブデータメモリ28、キーオンメモリ29から
加えられる信号NCEQ、OCEQおよびKON′は割
当てようとするノートコードLN4〜LN1およ
びオクターブコードUB3′〜UB1′が既に割当
て済みであるか否かを判定するための信号、LK
ノート一時メモリ26から加えられる信号LKは
割当てるべきノートコードLN4〜LN1がある
ことを示す信号、UK最低音検出回路23から加
えられる信号UKCGは上鍵盤最低音が変化した
ことを示す信号であり、これらの信号については
詳細回路の説明において詳述する。 LKノートデータメモリ27、UKオクターブ
データメモリ28、キーオンメモリ29から時分
割でそれぞれ出力される各チヤンネルch1〜ch
3のノートデータNN4〜NN1、オクターブデ
ータNB3〜NB1、キーオン信号KONは音源選
択開閉部31に加えられる。音源選択開閉部31
は音源部24から出力される音源信号のうち所望
の音名に対応する音源信号をチヤンネル別に選択
するノート選択回路311,312,313、ノ
ート選択回路311,312,313で選択され
た所望の音名に対応する音源信号の中から所望の
オクターブ音域の音源信号をチヤンネル別に選択
するオクターブ選択回路314,315,316
およびオクターブ選択回路314,315,31
6から出力される音源信号をチヤンネル別に開閉
する(振幅エンペロープ制御する)開閉回路31
7,318,319をそなえており、ノート選択
回路311,312,313はLKノートデータ
メモリ27から加えられるノートデータNN4〜
NN1によつて制御され、オクターブ選択回路3
14,315,316はUKオクターブデータメ
モリ28から加えられるオクターブデータNB3
〜NB1によつて制御され、開閉回路317,3
18,319はキーオンメモリ29から加えられ
るキーオン信号KONによつて制御される。この
開閉回路317,318,319の出力は1本の
ラインにまとめられ、第1図に示したメロデイ音
音色回路13を介してサウンドシステム16に加
えられ、メロデイ付加音として発音されることに
なる。 ところで、メロデイ付加音形成回路12におけ
る音源部24の12音源信号発生回路242,24
3,244、および音源選択開閉部31のノート
選択回路311,312,313、オクターブ選
択回路314,315,316、開閉回路31
7,318,319においてはラツチ制御回路3
2からのラツチ信号LAまたはLBによつてデータ
UN4′、UN3〜UN1、NN4〜NN1、NB3
〜NB1、KONを各チヤンネルch1〜ch3毎に
ラツチするように構成されている。すなわち、こ
のラツチ信号LAおよびLBが発生しない限り、
UK最低音検出回路23の出力およびLKノート
データメモリ27の出力およびUKオクターブデ
ータメモリ28の出力およびキーオンメモリ29
の出力が変化したとしても発生されるメロデイ付
加音は変化しない。ラツチ制御回路32からのラ
ツチ信号LBはキーオンメモリ29から出力され
るニユーキーオン信号NKOに基づいて発生制御
される。なお、ラツチ制御回路32からのラツチ
信号LAは定期的に発生される信号である。キー
オンメモリ29から出力されるニユーキーオン信
号NKOは、ダンプモードが選択されていると
(DMP=“1”)、割当て制御回路30から発生さ
れるロード信号LOに基づいて形成され、ダンプ
モードが選択されていないと(DMP=“0”)、割
当て制御回路30から発生される疑似ニユーキー
オン信号NKO′に基づいて形成される。この疑似
ニユーキーオン信号NKO′はロード信号LOを所
定時間(12.5ms)遅延させた信号である。 また割当て制御回路30は、ダンプモードが選
択されていればキーオフに同期して、ダンプモー
ドが選択されていなければロード信号LOの発生
に同期してシヨートデイケイ信号SD′を発生す
る。このシヨートデイケイ信号SD′はキーオンメ
モリ29でダンプ信号DMPが“1”でないこと
を条件に記憶され、信号SDとして音源選択開閉
部31の開閉回路317,318,319に加わ
り、発音中の楽音を急激に減衰させる。またダン
プ効果が選択されている場合に発生されるシヨー
トデイケイ信号SDは割当て制御回路30から発
生されるロード信号LOの禁止信号として働き、
キーオフから一定時間(25ms)ロード信号LOの
発生を禁止する。 次に各部の詳細について説明する。 第5図は、キーコードデマルチ回路21とUK
最低音検出回路23の詳細を示したものである。
第5図においてラツチ回路211,214、デイ
レイフリツプフロツプ(以下Dフリツプフロツプ
回路という)212、C音ノートコード変更回路
213およびアンド回路A1,A2を含む部分が
キーコードデマルチ回路21を構成し、他の部分
がUK最低音検出回路23を構成している。発音
割当て回路7から出力される4ビツトのキーコー
ド信号KC1〜KC4は第3図aに示すように3つ
のタイムスロツト毎に1チヤンネル分のデータが
マルチプレクスされており、この3つのタイムロ
ツトのうち第2のタイムスロツトにオクターブコ
ードB3〜B1およびキーオン信号KO、第3の
タイムスロツトにノートコードN4〜N1が割当
てられている。また上鍵盤専用チヤンネルUK1
に対応する3つのタイムスロツトのうち第1のタ
イムスロツトの信号KC2にはダンプ信号DMPが
割当てられている。またペダル鍵盤専用チヤンネ
ルPKに対応する3つのタイムスロツトのうち第
1のタイムスロツトには“1111”からなる同期信
号SYが割当てられている。そして、この3つの
タイムスロツトにマルチプレクスされた各チヤン
ネルPK、UK1〜UK7、LK1〜LK7のデータ
はペダル鍵盤専用チヤンネルPK、上鍵盤専用チ
ヤンネルUK1〜UK7、下鍵盤専用チヤンネル
LK1〜LK7、予備チヤンネルARの順で繰り返
し発生される。 Dフリツプフロツプ回路212およびラツチ回
路211は上記キーコード信号KC1〜KC4に含
まれるデータのうちノートコードN4〜N1、オ
クターブコードB3〜B1およびキーオン信号
KOをデマルチプレクスするものである。発音割
当て回路7から発生されるキーコード信号KC1
〜KC4は直接ラツチ回路211に加えられると
ともにDフリツプフロツプ回路212で1タイム
スロツト分遅延されてラツチ回路211に加えら
れる。ラツチ回路211は、そのストローブ端子
Sに第2図eに示すタイミング信号T2Y3(各
チヤンネルに対応する3つのタイムスロツトのう
ち第3のタイムスロツトにおいて“1”となる信
号)およびクロツクパルスφ2(第2図b)が入力
されたアンド回路A1の出力信号が加えられてい
る。したがつてラツチ回路211には各チヤンネ
ルPK〜LK7に割当てられたノートコードN4〜
N1、オクターブコードB3〜B1およびキーオ
ン信号KOがチヤンネル毎に順次ラツチされる。
以下の回路ではこのラツチ回路211にラツチさ
れたノートコードN4〜N1、オクターブコード
B3〜B1およびキーオン信号KOに基づきメロ
デイ付加音を形成するのであるが、このラツチ回
路211にラツチされた信号N4〜N1、B3〜
B1、KOは発音割当て回路7から発生されるキ
ーコード信号KC1〜KC4の示すチヤンネルに対
して1チヤンネル分だけ遅れている。第2図hは
この関係を示したもので、ここで第2図hに示す
時間PT、U1T〜U7T、L1T〜L7T、
ARTをそれぞれペダル鍵盤処理タイミングPT、
上鍵盤処理タイミングU1T〜U7T、下鍵盤処
理タイミングL1T〜L7T、予備処理タイミン
グARTと定義する。 ラツチ回路214はキーコード信号KC1〜KC
4に含まれるダンプ信号DMPをラツチするもの
である。キーコード信号KC1〜KC4のうち第2
ビツト目の信号KC2がラツチ回路214に加え
られる。ラツチ回路214はそのストローブ端子
Sに、第2図dに示すタイミング信号T3(上鍵
盤専用チヤンネルUK1に対応する3つのタイム
スロツトのうち第1のタイムスロツトにおいて
“1”となる信号)およびクロツクパルスφ2が入
力されたアンド回路A2の出力信号が加えられて
おり、このアンド回路A2の出力信号が“1”と
なるタイミングでダンプ信号DMPをラツチする。 ラツチ回路211にラツチされたノートコード
N4〜N1はC音ノートコード変更回路213に
加えられる。C音に対応するノートコードN4〜
N1のみを“1100”から“1111”に変更して出力
する。なおこの変更の理由は前述した通りであ
る。C音変更回路213から出力されるノートコ
ードN4〜N1は優先回路25へ送出されるとと
もにラツチ回路231および比較回路232のA
入力に下位4ビツトとして加えられる。またラツ
チ回路211にラツチされたオクターブコードB
3〜B1はラツチ回路231へ加えられるととも
に比較回路232のA入力へ上位3ビツトとして
加えられる。またラツチ回路211にラツチされ
たキーオン信号KOはラツチ回路231に加えら
れるとともにアンド回路A3に加えられる。 ラツチ回路231および比較回路232からな
る回路は上鍵盤専用チヤンネルUK1〜UK7に
割当てられているノートコードN4〜N1および
オクターブコードB3〜B1のうち最低音に対応
するものでかつ信号KOが“1”のもの(上鍵盤
で押下中にある鍵の最低音に対応するもの)を検
出ラツチするものである。ラツチ回路231のス
トローブ端子Sにはアンド回路A3,A4,A
5、オア回路OR1,OR2およびインバータIN
1からなる論理回路において形成されたストロー
ブ信号SSが加えられている。このストローブ信
号SSを論理式で示すと次のようになる。 SS={(CO.KO.KO*+*)・U27+U
1}・φk ここで信号COは比較回路232の出力で、こ
の比較回路232はB入力にラツチ回路231に
ラツチされているノートコードN4〜N1を下位
4ビツト、オクターブコードB3〜B1を上位3
ビツトとする信号が加えられており、このB入力
に加えられる信号と前述したラツチ回路211か
らA入力に加えられる信号とを比較し、A<Bが
成立したとき“1”となる信号COを出力する。
また信号KOはラツチ回路211にラツチされた
キーオン信号、信号KO*はラツチ回路231に
ラツチされたキーオン信号KOをDフリツプフロ
ツプ233で1処理タイミング分遅延した信号
(なお、Dフリツプフロツプ233は第2図fに
示す各処理タイミングに対応する周期のクロツク
パルスφjφkによつて駆動されている。)信号*
は上記信号KO*をインバータIN1で反転した信
号、信号U27は第2図kに示すように上鍵盤処理
タイミングU2TからU7Tまでの間“1”とな
る信号、信号U1は第2図iに示すように上鍵盤
処理タイミングU1Tの間“1”となる信号であ
る。 したがつて、ラツチ回路231は、信号U1に
よつてまず無条件で上鍵盤専用チヤンネルUK1
の内容(ノートコードN4〜N1、オクターブコ
ードB3〜B1およびキーオン信号KO)をラツ
チし、そしてラツチした内容に関してキーオン信
号KOが“1”でない場合には次に加えられるチ
ヤンネルUK2の内容を無条件にラツチし、“1”
の場合は比較回路232でA<Bが成立したとき
のみ加えられる次のチヤンネルUK2の内容をラ
ツチする。この動作は信号U27が“1”の間、す
なわち上鍵盤処理タイミングU2TからU7Tま
での間続けられる。これによりラツチ回路231
のラツチ内容は上鍵盤で押下されている鍵がある
ことを条件に上鍵盤処理タイミングU7Tの終了
時において上鍵盤で押下されている鍵の最低音に
対応するものとなる。ラツチ回路231にラツチ
されたノートコードN4〜N1およびオクターブ
コードB3〜B1はラツチ回路233に加えられ
るとともに比較回路234のA入力に加えられ
る。ラツチ回路233は、そのストローブ端子S
に、ラツチ回路231にラツチされたキーオン信
号KOおよびタイミング信号L1が入力されたア
ンド回路A6の出力信号が加えられている。ここ
で信号L1は第2図lに示すように上鍵盤処理タ
イミングU7Tの次に生じる下鍵盤処理タイミン
グL1Tの間“1”となる信号である。したがつ
てラツチ回路233には上鍵盤専用チヤンネル
UK1〜UK7に割当てられたノートコードN4
〜N1、オクターブコードB3〜B1のうち最低
音に対応するもので、かつKO=“1”のもの
(上鍵盤で押下中にある鍵の最低音に対応するも
の)がラツチされる。ラツチ回路233にラツチ
されたノートコードN4〜N1は上鍵盤最低音ノ
ートコードUN4〜UN1として優先回路25へ
送出される。 またラツチ回路233にラツチされたノートコ
ードUN4〜UN1およびオクターブコードUB3
〜UB1はオープンモードの場合とクローズモー
ドの場合とで異つた態様で音源部24およびUK
オクターブデータメモリ28に送出される。ラツ
チ回路233にラツチされたノートコードUN4
〜UN1のうち下位3ビツトUN3〜UN1はオ
ープンモード、クローズモードにかかわりなくそ
のまま音源部24に送出される。ラツチ回路23
3にラツチされたノートコードUN4〜UN1の
うち最上位ビツトの信号UN4とオクターブコー
ドUB3〜UB1は信号UN4を最下位ビツトとす
る4ビツトの信号UB3〜UN4として減算回路
235のA入力に加えられる。この減算回路23
5はB入力にオープンモードが選択されている場
合だけ“1”となる1ビツトのオープンモード選
択信号OPENが加えられており、オープンモード
が選択されている場合は上記4ビツトの信号
“UB3、UB2、UB1、UN4”から“1”を引
く減算を行う。なおクローズモードの場合は信号
OPENは“0”であり、上記減算は行われない。
減算回路235の出力のうち最下位ビツトの信号
はUN4′として音源部24へ送出され、上位3
ビツトの信号はUB3′〜UB1′としてUKオクタ
ーブデータメモリ28へ送出される。 すなわち、クローズモードが選択されている場
合にはラツチ回路233にラツチされたノートコ
ードUN4〜UN1をそのままUN4′、UN3〜
UN1として音源部24に送出し、オクターブコ
ードUB3〜UB1をそのままUB3′〜UB1′と
してUKオクターブデータメモリ28へ送出する
が、オープンモードが選択された場合にはノート
コードUN4〜UN1の最上位ビツトの信号UN
4とオクターブコードUB3〜UB1からなる計
4ビツトの信号UB3〜UN4から“1”を減算
するという演算を行い、ノートコードUN4〜
UN1、オクターブコードUB3〜UB1を加工し
て音源部24およびUKオクターブデータメモリ
28へ送出する。この加工はノートコードUN4
〜UN1およびオクターブコードUB3〜UB1を
半オクターブ低い音に対応するノートコードUN
4′、UN3〜UN1、オクターブコードUB3′〜
UB1′に変換するものである。すなわち前掲の
第1表、第2表から明らかなようにUN4が
“1”の場合は、これを“0”にすることにより
同一オクターブ音域で半オクターブ低い音名の音
を表わすものに変換し、UN4が“0”の場合は
これを“1”にするとともにオクターブコード
UB3〜UB1から“1”を減算し、1オクター
ブ低いオクターブ音域で、半オクターブ高い音名
の音を表わすものに変換する。 比較回路234はラツチ回路233にラツチさ
れる上鍵盤で押下中にある音の最低音の変化を検
出するものである。比較回路234はB入力にラ
ツチ回路233にラツチされたノートコードUN
4〜UN1およびオクターブコードUB3〜UB1
が加えられており、この信号と前述したA入力に
加えられるラツチ回路231の出力信号(B3〜
B1、N4〜N1)とを比較し、その不一致出力
をアンド回路A7,A8を介してフリツプフロツ
プ236のセツト入力Sに加える。アンド回路A
7は他の入力にラツチ回路231にラツチされた
キーオン信号KOが加えられ、アンド回路A8は
他の入力に信号U7(第2図j参照)およびクロツ
クパルスφjが加えられている。したがつてラツチ
回路233のラツチ内容が変化する場合は上鍵盤
処理タイミングU7Tにおいてクロツクパルスφj
のタイミングでフリツプフロツプ236がセツト
される。このフリツプフロツプ236のセツト出
力は上鍵盤最低音変化信号UKCGとして割当て
制御回路30に送出される。なお、フリツプフロ
ツプ236はそのリセツト入力Rに信号U1が加
えられており、上鍵盤処理タイミングU1T毎に
リセツトされる。 またラツチ回路231にラツチされたキーオン
信号KOはラツチ回路237に信号L1のタイミン
グでラツチされ、上鍵盤キーオン信号UKOとし
て優先回路25へ送出される。 第6図は、優先回路25およびLKノート一時
メモリ26の詳細を示したものである。優先回路
25はUK最低音検出回路23から出力される
UK最低音ノートコードUN4〜UN1とキーコ
ードデマルチ回路21から出力されるノートコー
ドN4〜N1との差データを算出する減算回路2
51、減算回路251の出力をデコードするデコ
ーダ252、デコーダ252の出力のうち下鍵盤
音に関するものを一時記憶する差データ一時メモ
リ253および差データ一時メモリ253の記憶
内容をシリアルデータに変換してLKノート一時
メモリ26に送出するパラレル/シリアルコンバ
ータ254をそなえている。減算回路251は、
A入力にUK最低音検出回路23から発生される
上鍵盤1で押下されている鍵のなかの最低音の音
名を示すノートコードUN4〜UN1が加えられ、
B入力にキーコードデマルチ回路21から発生さ
れる音名を示すノートコードN4〜N1が加えら
れており、A入力に加えられるデータからB入力
に加えられるデータを減算する。この減算はノー
トコードUN4〜UN1の最上位ビツト(MSB)
に“1”を加えるとともにノートコードN4〜N
1の最上位ビツト(MSB)に“0”を加え、5
ビツトのデータとして減算を行い、算出結果の下
位4ビツトを出力するという方法による。例えば
ノートコードUN4〜UN1がG音を示す“1001”
であり、ノートコードN4〜N1がE音を示す
“0101”であると、“11001”から“00101”を減算
し、その算出値“10100”のうち下位4ビツトの
データ“0100”を出力する。またノートコード
UN4〜UN1がG音を示す“1001”であり、ノ
ートコードN4〜N1がC音を示す“1111”であ
るとすると“11001”から“01111”を減算し、そ
の算出値“01010”のうち下位4ビツトのデータ
“1010”を出力する。すなわちノートコードN4
〜N1がノートコードUN4〜UN1に対して低
音側の音名を示すときにはそのまま減算を行う
が、高音側の音名を示すときにはこれを1オクタ
ーブ下げたものとして減算を行う。 ここでノートコードUN4〜UN1に対応する
鍵を基準としこの鍵よりも低音側でこの鍵からノ
ートコードN4〜N1に対応する鍵までの鍵数P
を減算回路251の算出値Qとの関係のもとに表
に示すと第3表のようになる。
生されるノートコードN4〜N1、オクターブコ
ードB3〜B1および鍵盤信号U、L、Pは発音
割当て回路7に加えられる。発音割当て回路7
は、7チヤンネルの上鍵盤専用チヤンネルUK1
〜UK7、7チヤンネルの下鍵盤専用チヤンネル
LK1〜LK7、1チヤンネルのペダル鍵盤専用チ
ヤンネルPK、1チヤンネルの予備チヤンネル
ARが設定されており、押鍵検出回路6から発生
される鍵盤信号U、L、Pに対応して押鍵検出回
路6から発生されるノートコードN4〜N1、オ
クターブコードB3〜B1をそれぞれ対応する専
用チヤンネルのいずれかに割当てる制御を行う。
また発音割当て回路7は押鍵検出回路6から発生
されるノートコードN4〜N1、オクターブコー
ドB3〜B1および鍵盤信号U、L、Pを監視
し、当該信号に対応する鍵が押下中であると
“1”となるキーオン信号KOを各チヤンネル別
に形成する。そして上記各チヤンネルに割当てら
れたノートコードN4〜N1、オクターブコード
B3〜B1およびキーオン信号KOは第2図aに
示すように4ビツトのキーコード信号KC1〜KC
4にマルチプレクスされ、時分割で出力される。
なお、発音割当て回路7の出力(KC1〜KC4)
において、“1111”を同期信号SYとして用いた関
係上、“1111”に対応するC音のノートコードN
4〜N1はノートコードとして使われていない
“1100”に変換して出力される。ただし後述する
ように発音割当て回路7の出力をデマルチプレク
スする際に“1100”はC音を表わす“1111”に戻
される。また、第2図aにおいて3つのタイムス
ロツトによつて1チヤンネル分の内容を表わして
おり、同期信号SY、ペダル鍵盤専用チヤンネル
PKの内容、上鍵盤専用チヤンネルUK1〜UK7
の内容、下鍵盤専用チヤンネルLK1〜LK7の内
容、予備チヤンネルARの内容の順で出力され
る。なお予備チヤンネルARはこの実施例では特
に用いられていない。 また発音割当て回路7にはダンプ効果を選択す
るダンプスイツチ8の出力が加えられており、こ
のダンプスイツチ8の出力(ダンプ信号DMP)
は上鍵盤専用チヤンネルUK1の第1タイムスロ
ツトの信号KC2に割当てられて発音割当て回路
7から出力される。なおこのような発音割当て回
路は公知となつているので、この明細書ではその
詳細説明を省略する。 発音割当て回路7から出力されるキーコード信
号KC1〜KC4は上鍵盤メロデイ音形成回路9、
下鍵盤伴奏音形成回路10、ペダル鍵盤伴奏音形
成回路11に加えられ、キーコード信号KC1〜
KC4に対応してそれぞれ上鍵盤メロデイ音、下鍵
盤伴奏音、ペダル鍵盤伴奏音を示す楽音信号が形
成される。そしてこれら楽音信号はメロデイ音音
色回路13、下鍵盤伴奏音音色回路14、ペダル
鍵盤伴奏音音色回路15を介してサウンドシステ
ム16に加えられ、上鍵盤メロデイ音、下鍵盤伴
奏音、ペダル鍵盤伴奏音として発音される。ここ
で上記形成回路9,10,11および音色回路1
3,14,15およびサウンドシステム16はそ
れぞれ周知の回路から構成することができるので
詳細説明は行わない。 また発音割当て回路7の出力キーコード信号
KC1〜KC4はメロデイ付加音形成回路12に加
えられる。メロデイ付加音形成回路12はキーコ
ード信号KC1〜KC4に含まれる上鍵盤専用チヤ
ンネルUK1〜UK7に割当てられたノートコー
ドN4〜N1、オクターブコードB3〜B1、下
鍵盤専用チヤンネルLK1〜LK7に割当てられた
ノートコードN4〜N1、上鍵盤専用チヤンネル
UK1に割当てられたダンプ信号DMPおよびメ
ロデイ付加音選択スイツチ4、メロデイ付加音モ
ード指定スイツチ5の出力に基づき所定のメロデ
イ付加音を示す楽音信号を形成する。このメロデ
イ付加音形成回路12の動作はメロデイ付加音モ
ード指定スイツチ5によりクローズモードが選択
された場合とオープンモードが選択された場合と
で発生楽音が異なり、またダンプ信号DMPが
“1”(ダンプモードが選択されている)、“0”
(ダンプモードが選択されていない)でその発音
態様が異なる。 まずクローズモードが選択された場合は、上鍵
盤1で押下されている鍵のうち最低音を示す鍵か
ら低音側第3番目から第11番目までの鍵域、すな
わち上記最低音を示す鍵に隣接する低音側2つの
鍵を除いて低音側1オクターブの鍵域で、下鍵盤
2で押下されている鍵と同一音名でかつ所定の優
先順位によつて選択された3つまでの音がメロデ
イ付加音として指定される。ここで所定の優先順
位とは上記最低音から低音側第3番目の鍵の音名
と同一音名の音を最優先とするものであり、以下
低音側となる音ほど優先順位が低くなつている。 例えば、上鍵盤1で第4オクターブのF音、す
なわちF4音が押下されている場合に関し、第3
図を用いて説明すると、この場合のメロデイ付加
音の発音音域はF4音を基準として低音側第3番
目の鍵から第11番目までの鍵までの鍵域、すなわ
ちD4音からF#2音までを示す鍵域となる。ここ
で音名C,E,G,A#の鍵例えばC2音、E3音、
G3音、A#3音の鍵が下鍵盤2で押下されている
とすると、下鍵盤2で押下されている鍵と同一音
名で上記鍵域に含まれる音、すなわちG3音とA
#3音とC3音とがメロデイ付加音として選択され
る。この場合、メロデイ付加音として指定される
音は3音となるので上記優先順位は問問題となら
ないが、上記鍵域に含まれる音と同一音名の鍵が
4つ以上下鍵盤2において押鍵された場合はD
音、C#音、C音…という優先順位で上位3つの
音がメロデイ付加音として指定される。 またオープンモードが選択された場合は、上鍵
盤1で押下されている鍵のうち最低音を示す鍵か
ら低音側第6番目の鍵から第17番目までの鍵域、
すなわち上記最低音よりも半オクターブ下の音を
示す鍵から低音側1オクターブの鍵域で、下鍵盤
2で押下されている鍵と同一音名でかつ所定の優
先順位によつて選択された3つまでの音がメロデ
イ付加音として指定される。ここで所定の優先順
位とは上記最低音から低音側第3番目の鍵と同一
音名の音を最優先とするもので、以下低音側とな
る音ほど優先順位が低くなつている。ただし、こ
の場合、上記最低音を示す鍵およびこの鍵に隣接
する低音側2つの鍵の計3つの鍵と同一音名の音
は上記最優順位によらず優先順位が低く設定され
ている。 例えば、オープンモードにおいて前述したクロ
ーズモードと同様に上鍵盤1でF4音が押下され
ている場合を考えると、この場合のメロデイ付加
音発音音域は、第3図に示すようにF4音を基準
として低音側第6番目の鍵から第17番目までの鍵
域、すなわちB3音からC2音までの鍵域となる。
ここでC2音、E3音、G3音、A#3音の4つの鍵が
下鍵盤2で押下されているとすると、下鍵盤2で
押下されている鍵と同一音名で上記鍵域に含まれ
る音、すなわちC2音、E3音、G3音、A#3音がメ
ロデイ付加音の候補となるが、前述したように基
準となる上鍵盤最低音(この場合はF4音)の鍵
と隣接する鍵と同一音名の音(この場合はE3音)
は優先順位が低く設定されているのでE3音はメ
ロデイ付加音として指定されず、C2音、G3音、
A#3音の3つの音がメロデイ付加音として指定
される。 またメロデイ付加音形成回路12は3つの発音
チヤンネルch1〜ch3を有し、上記メロデイ付
加音を上記3つの発音チヤンネルch1〜ch3の
いずれかに割当てて発音するようになつているが
ダンプ信号DMPが“1”か“0”かによつて
(ダンプ効果が選択されているか否かによつて)
次のように発音態様が異なる。すなわち、ダンプ
信号DMPが“1”で、ダンプモードが選択され
ている場合は、発音チヤンネルch1〜ch3に割当
てられている音が離鍵したとみなされると(減衰
中となると)該離鍵とみなされたときから一定時
間の間その発音チヤンネルへの新たな割当てが禁
止される。これは、離鍵とみなされた鍵の音が充
分減衰する前に新たな音を割当てると、既に発音
している音と新たに割当てられた音との間に急激
なピツチ差が生じクリツク音が生じることがある
からである。ダンプモードが選択されていると離
鍵とみなされた音は急激に減衰するので、離鍵と
みなされたときから一定時間の間その発音チヤン
ネルへの新たな割当てを禁止するように構成し、
この一定時間を適宜設定すれば(この実施例では
25msに設定されている)上記クリツク音を完全
に除去することができる。 またダンプ信号DMPが“0”で、ダンプモー
ドが選択されていない場合は新たな音の発音割当
てがあるとこの音の発音を一定時間遅延するとと
もに既に割当てられていた音を急激に減衰させる
ようにしている。一般にダンプモードが選択され
ていないと離鍵とみなされてもその音は急激には
減衰しない。したがつて、ダンプモードが選択さ
れていない場合に離鍵とみなされたときから一定
時間そのチヤンネルでの割当てを禁止するという
前述した構成をとると、演奏上問題が生じない程
度の時間で上記一定時間を設定したのでは既に割
当てられていた音はクリツク音が生じない程度ま
で減衰せず、これによつてクリツク音の発生を充
分に除去することができない。そこで、ダンプモ
ードが選択されていない場合には、新たな音の発
音割当てがあるとこの音の発音を一定時間遅延さ
せるとともに既に割当てられていた音を強制的に
減衰させるという構成をとつている。 第4図以下は、上記メロデイ付加音形成回路1
2の詳細を示すもので、まず第4図にしたがつて
このメロデイ付加音形成回路12の既略を説明し
た後以下の詳細回路の説明を行う。 第4図において、キーコードデマルチ回路21
は発音割当て回路7から送出されたキーコード信
号KC1〜KC4をデマルチプレクスするためのも
ので、キーコードデマルチ回路21は発音割当て
回路7から送出されたキーコード信号KC1〜KC
4に対応して各チヤンネルPK、UK1〜UK7、
LK1〜LK7に割当てられたノートコードN4〜
N1、オクターブコードB3〜B1、キーオン信
号KOおよびダンプ効果を選択するか否かを示す
ダンプ信号DMPを出力する。またタイミング信
号発生回路22はこのメロデイ付加音形成回路1
2で用いられる種々のタイミング信号(第2図b
〜r参照)および所定周期のパルスP0を発音割
当て回路7から送出されたキーコード信号KC1
〜KC4に基づいて形成するものである。 UK最低音検出回路23は、キーコードデマル
チ回路21から出力される上鍵盤専用チヤンネル
UK1〜UK7に割当てられたノートコードN4
〜N1およびオクターブコードB3〜B1に基づ
き上鍵盤1で押下されている鍵のうちの最低音に
対応する鍵を検出する。そしてこの検出した鍵の
音名を示すノートコードUN4〜UN1を出力す
る。またUK最低音検出回路23は形成するメロ
デイ付加音の音域を決定するためのノートコード
UN4′,UN3〜UN1およびオクターブコード
UB3′〜UB1′を発生する。このノートコード
UN4′、UN3〜UN1およびオクターブコード
UB3′〜UB1′はメロデイ付加音発生モードが
クローズモードのときとオープンモードのときと
で異なるもので、クローズモードのときは、上記
検出した最低音に対応する鍵のノートコードUN
4〜UN1およびオクターブコードUB3〜UB1
に等しく、オープンモードのときは上記最低音に
対応する鍵よりも半オクターブ低い音のノートコ
ードおよびオクターブコードに対応している。な
お、前掲の第1表から明らかなようにある音名の
ノートコードN4〜N1とこの音名と半オクター
ブ異なる音名のノートコードN4〜N1は第1ビ
ツトN1か第3ビツトN3まで等しく第4ビツト
N4のみ異なるので、メロデイ付加音の音域を決
定するための上記ノートコードはUN4′、UN3
〜UN1で表わされている。 UK最低音検出回路23から出力される上記ノ
ートコードUN4′、UN3〜UN1は音源部24
に加えられる。音源部24は各音名毎に正規の音
高の音源信号Hとこの正規の音高の音源信号Hよ
りも音高が1オクターブ低い音源信号Lの2種類
の音源信号を発生するH/L音源クロツク発生回
路241およびこの音源信号HまたはLを上記
UK最低音検出回路23から出力されるノートコ
ードUN4′、UN3〜UN1に対応して音名別に
切換えて各チヤンネルch1〜ch3別に出力する
12音源信号発生回路242,243,244をそ
なえている。この音源部24におけるノートコー
ドUN4′、UN3〜UN1に対応する切換えは、
ノートコードUN4′、UN3〜UN1が示す音名
よりも低音側の音名に関しては正規の音高の音源
信号Hを出力し、高音側の音名に関しては1オク
ターブ低い音源信号Lを出力するようになつてい
る。すなわち第3図に示した上鍵盤最低音鍵を
F4音とする例を参照してこの関係をみると、ク
ローズモードの場合は、メロデイ付加音のオクタ
ーブを決定するためのオクターブコードUB3′
〜UB1′としてUK最低音検出回路23からは第
4オクターブを示すものが出力されるが、上述の
ように音名Fより高音側の音名F#〜Cに関して
は音源部24から1オクターブ低い音源信号Lが
選択出力されるので、上記第4オクターブを示す
オクターブコードUB3′〜UB1′によつて第3
オクターブのF#音、すなわちF#3音から第4
オクターブのF音、すなわちF4音までの音域の
音を指定できる。 またオープンモードの場合は、F4音より半オ
クターブ低い音、すなわちB3音が属する第3オ
クターブを示すオクターブコードがメロデイ付加
音のオクターブコードUB3′〜UB1′としてUK
最低音検出回路23から出力されるが、B音より
も高音側の音名Cに関しては音源部24において
1オクターブ低い音源信号Lが選択されるので、
上記第3オクターブを示すオクターブコードUB
3′〜UB1′によつて第2オクターブのC音、す
なわちC2音から第3オクターブのB音、すなわ
ちB3音までの音域の音を指定できる。 優先回路25は、下鍵盤2で押下された鍵の音
名に所定の優先順位を付与するもので、UK最低
音検出回路23から出力される上鍵盤最低音の音
名を示すノートコードUN4〜UN1を基にキー
コードデマルチ回路21から出力される下鍵盤専
用チヤンネルLK1〜LK7に割当てられているノ
ートコードN4〜N1に対応する信号が所定の優
先順位を付されて取り込まれる。なお、クローズ
モードの場合は、この優先回路25において上鍵
盤最低音の低音側に隣接する2つの音名を示す信
号の取り込みが禁止されている。 LKノート一時メモリ26は、優先回路25に
よつて優先順位が付されたノートコードN4〜N
1のうち優先順位が高い方から順に3つのノート
コードまでを選択しコードLN4〜LN1として
記憶する。このノートコードLN4〜LN1はメ
ロデイ付加音の音名を指定するものとなる。 LKノート一時メモリ26に記憶されたノート
コードLN1〜LN4はLKノートデータメモリ2
7に加えられ、またUK最低音検出回路23から
出力されるオクターブコードUB3′〜UB1′は
UKオクターブデータメモリ28に加えられる。
LKノートデータメモリ27およびUKオクター
ブデータメモリ28はそれぞれ3つの時分割発音
チヤンネルch1〜ch3が設定されており、加え
られたノートコードLN4〜LN1およびオクタ
ーブコードUB3′〜UB1′をそれぞれいずれか
のチヤンネル(ch1〜ch3)に割当ててノート
データNH4〜NN1、オクターブデータNB3
〜NB1として時分割で出力する。このLKノー
トデータメモリ27およびUKオクターブデータ
メモリ28における割当ては割当て制御回路30
から出力されるロード信号LOによつて制御され
る。またキーオンメモリ29は上記LKノートデ
ータメモリ27およびUKオクターブデータメモ
リ28の各チヤンネルch1〜ch3に割当てたノ
ートデータNN4〜NN1およびオクターブデー
タNB3〜NB1に対応する音がキーオン中であ
るか否かを示すキーオン信号(キーオン中は
“1”)KON′を記憶するもので、上記ロード信号
LOおよび割当て制御回路30によるキーオフ検
出に基づきキーオン信号KON′を形成し、これを
各発音チヤンネルにch1〜ch3に対応するチヤ
ンネル時間に同期して時分割で出力する。なお、
ここでキーオンとかキーオフは必ずしも実際の押
鍵、離鍵に対応するものではなく、割当てるべき
ノートコードLN4〜LN1およびオクターブコ
ードUB3′〜UB1′がある場合をキーオンとし、
割当てるべきノートコードLN4〜LN1および
オクターブコードUB3′〜UB1′がなくなつた
場合をキーオフとしている。また割当て制御回路
30にLKノートデータメモリ27、UKオクタ
ーブデータメモリ28、キーオンメモリ29から
加えられる信号NCEQ、OCEQおよびKON′は割
当てようとするノートコードLN4〜LN1およ
びオクターブコードUB3′〜UB1′が既に割当
て済みであるか否かを判定するための信号、LK
ノート一時メモリ26から加えられる信号LKは
割当てるべきノートコードLN4〜LN1がある
ことを示す信号、UK最低音検出回路23から加
えられる信号UKCGは上鍵盤最低音が変化した
ことを示す信号であり、これらの信号については
詳細回路の説明において詳述する。 LKノートデータメモリ27、UKオクターブ
データメモリ28、キーオンメモリ29から時分
割でそれぞれ出力される各チヤンネルch1〜ch
3のノートデータNN4〜NN1、オクターブデ
ータNB3〜NB1、キーオン信号KONは音源選
択開閉部31に加えられる。音源選択開閉部31
は音源部24から出力される音源信号のうち所望
の音名に対応する音源信号をチヤンネル別に選択
するノート選択回路311,312,313、ノ
ート選択回路311,312,313で選択され
た所望の音名に対応する音源信号の中から所望の
オクターブ音域の音源信号をチヤンネル別に選択
するオクターブ選択回路314,315,316
およびオクターブ選択回路314,315,31
6から出力される音源信号をチヤンネル別に開閉
する(振幅エンペロープ制御する)開閉回路31
7,318,319をそなえており、ノート選択
回路311,312,313はLKノートデータ
メモリ27から加えられるノートデータNN4〜
NN1によつて制御され、オクターブ選択回路3
14,315,316はUKオクターブデータメ
モリ28から加えられるオクターブデータNB3
〜NB1によつて制御され、開閉回路317,3
18,319はキーオンメモリ29から加えられ
るキーオン信号KONによつて制御される。この
開閉回路317,318,319の出力は1本の
ラインにまとめられ、第1図に示したメロデイ音
音色回路13を介してサウンドシステム16に加
えられ、メロデイ付加音として発音されることに
なる。 ところで、メロデイ付加音形成回路12におけ
る音源部24の12音源信号発生回路242,24
3,244、および音源選択開閉部31のノート
選択回路311,312,313、オクターブ選
択回路314,315,316、開閉回路31
7,318,319においてはラツチ制御回路3
2からのラツチ信号LAまたはLBによつてデータ
UN4′、UN3〜UN1、NN4〜NN1、NB3
〜NB1、KONを各チヤンネルch1〜ch3毎に
ラツチするように構成されている。すなわち、こ
のラツチ信号LAおよびLBが発生しない限り、
UK最低音検出回路23の出力およびLKノート
データメモリ27の出力およびUKオクターブデ
ータメモリ28の出力およびキーオンメモリ29
の出力が変化したとしても発生されるメロデイ付
加音は変化しない。ラツチ制御回路32からのラ
ツチ信号LBはキーオンメモリ29から出力され
るニユーキーオン信号NKOに基づいて発生制御
される。なお、ラツチ制御回路32からのラツチ
信号LAは定期的に発生される信号である。キー
オンメモリ29から出力されるニユーキーオン信
号NKOは、ダンプモードが選択されていると
(DMP=“1”)、割当て制御回路30から発生さ
れるロード信号LOに基づいて形成され、ダンプ
モードが選択されていないと(DMP=“0”)、割
当て制御回路30から発生される疑似ニユーキー
オン信号NKO′に基づいて形成される。この疑似
ニユーキーオン信号NKO′はロード信号LOを所
定時間(12.5ms)遅延させた信号である。 また割当て制御回路30は、ダンプモードが選
択されていればキーオフに同期して、ダンプモー
ドが選択されていなければロード信号LOの発生
に同期してシヨートデイケイ信号SD′を発生す
る。このシヨートデイケイ信号SD′はキーオンメ
モリ29でダンプ信号DMPが“1”でないこと
を条件に記憶され、信号SDとして音源選択開閉
部31の開閉回路317,318,319に加わ
り、発音中の楽音を急激に減衰させる。またダン
プ効果が選択されている場合に発生されるシヨー
トデイケイ信号SDは割当て制御回路30から発
生されるロード信号LOの禁止信号として働き、
キーオフから一定時間(25ms)ロード信号LOの
発生を禁止する。 次に各部の詳細について説明する。 第5図は、キーコードデマルチ回路21とUK
最低音検出回路23の詳細を示したものである。
第5図においてラツチ回路211,214、デイ
レイフリツプフロツプ(以下Dフリツプフロツプ
回路という)212、C音ノートコード変更回路
213およびアンド回路A1,A2を含む部分が
キーコードデマルチ回路21を構成し、他の部分
がUK最低音検出回路23を構成している。発音
割当て回路7から出力される4ビツトのキーコー
ド信号KC1〜KC4は第3図aに示すように3つ
のタイムスロツト毎に1チヤンネル分のデータが
マルチプレクスされており、この3つのタイムロ
ツトのうち第2のタイムスロツトにオクターブコ
ードB3〜B1およびキーオン信号KO、第3の
タイムスロツトにノートコードN4〜N1が割当
てられている。また上鍵盤専用チヤンネルUK1
に対応する3つのタイムスロツトのうち第1のタ
イムスロツトの信号KC2にはダンプ信号DMPが
割当てられている。またペダル鍵盤専用チヤンネ
ルPKに対応する3つのタイムスロツトのうち第
1のタイムスロツトには“1111”からなる同期信
号SYが割当てられている。そして、この3つの
タイムスロツトにマルチプレクスされた各チヤン
ネルPK、UK1〜UK7、LK1〜LK7のデータ
はペダル鍵盤専用チヤンネルPK、上鍵盤専用チ
ヤンネルUK1〜UK7、下鍵盤専用チヤンネル
LK1〜LK7、予備チヤンネルARの順で繰り返
し発生される。 Dフリツプフロツプ回路212およびラツチ回
路211は上記キーコード信号KC1〜KC4に含
まれるデータのうちノートコードN4〜N1、オ
クターブコードB3〜B1およびキーオン信号
KOをデマルチプレクスするものである。発音割
当て回路7から発生されるキーコード信号KC1
〜KC4は直接ラツチ回路211に加えられると
ともにDフリツプフロツプ回路212で1タイム
スロツト分遅延されてラツチ回路211に加えら
れる。ラツチ回路211は、そのストローブ端子
Sに第2図eに示すタイミング信号T2Y3(各
チヤンネルに対応する3つのタイムスロツトのう
ち第3のタイムスロツトにおいて“1”となる信
号)およびクロツクパルスφ2(第2図b)が入力
されたアンド回路A1の出力信号が加えられてい
る。したがつてラツチ回路211には各チヤンネ
ルPK〜LK7に割当てられたノートコードN4〜
N1、オクターブコードB3〜B1およびキーオ
ン信号KOがチヤンネル毎に順次ラツチされる。
以下の回路ではこのラツチ回路211にラツチさ
れたノートコードN4〜N1、オクターブコード
B3〜B1およびキーオン信号KOに基づきメロ
デイ付加音を形成するのであるが、このラツチ回
路211にラツチされた信号N4〜N1、B3〜
B1、KOは発音割当て回路7から発生されるキ
ーコード信号KC1〜KC4の示すチヤンネルに対
して1チヤンネル分だけ遅れている。第2図hは
この関係を示したもので、ここで第2図hに示す
時間PT、U1T〜U7T、L1T〜L7T、
ARTをそれぞれペダル鍵盤処理タイミングPT、
上鍵盤処理タイミングU1T〜U7T、下鍵盤処
理タイミングL1T〜L7T、予備処理タイミン
グARTと定義する。 ラツチ回路214はキーコード信号KC1〜KC
4に含まれるダンプ信号DMPをラツチするもの
である。キーコード信号KC1〜KC4のうち第2
ビツト目の信号KC2がラツチ回路214に加え
られる。ラツチ回路214はそのストローブ端子
Sに、第2図dに示すタイミング信号T3(上鍵
盤専用チヤンネルUK1に対応する3つのタイム
スロツトのうち第1のタイムスロツトにおいて
“1”となる信号)およびクロツクパルスφ2が入
力されたアンド回路A2の出力信号が加えられて
おり、このアンド回路A2の出力信号が“1”と
なるタイミングでダンプ信号DMPをラツチする。 ラツチ回路211にラツチされたノートコード
N4〜N1はC音ノートコード変更回路213に
加えられる。C音に対応するノートコードN4〜
N1のみを“1100”から“1111”に変更して出力
する。なおこの変更の理由は前述した通りであ
る。C音変更回路213から出力されるノートコ
ードN4〜N1は優先回路25へ送出されるとと
もにラツチ回路231および比較回路232のA
入力に下位4ビツトとして加えられる。またラツ
チ回路211にラツチされたオクターブコードB
3〜B1はラツチ回路231へ加えられるととも
に比較回路232のA入力へ上位3ビツトとして
加えられる。またラツチ回路211にラツチされ
たキーオン信号KOはラツチ回路231に加えら
れるとともにアンド回路A3に加えられる。 ラツチ回路231および比較回路232からな
る回路は上鍵盤専用チヤンネルUK1〜UK7に
割当てられているノートコードN4〜N1および
オクターブコードB3〜B1のうち最低音に対応
するものでかつ信号KOが“1”のもの(上鍵盤
で押下中にある鍵の最低音に対応するもの)を検
出ラツチするものである。ラツチ回路231のス
トローブ端子Sにはアンド回路A3,A4,A
5、オア回路OR1,OR2およびインバータIN
1からなる論理回路において形成されたストロー
ブ信号SSが加えられている。このストローブ信
号SSを論理式で示すと次のようになる。 SS={(CO.KO.KO*+*)・U27+U
1}・φk ここで信号COは比較回路232の出力で、こ
の比較回路232はB入力にラツチ回路231に
ラツチされているノートコードN4〜N1を下位
4ビツト、オクターブコードB3〜B1を上位3
ビツトとする信号が加えられており、このB入力
に加えられる信号と前述したラツチ回路211か
らA入力に加えられる信号とを比較し、A<Bが
成立したとき“1”となる信号COを出力する。
また信号KOはラツチ回路211にラツチされた
キーオン信号、信号KO*はラツチ回路231に
ラツチされたキーオン信号KOをDフリツプフロ
ツプ233で1処理タイミング分遅延した信号
(なお、Dフリツプフロツプ233は第2図fに
示す各処理タイミングに対応する周期のクロツク
パルスφjφkによつて駆動されている。)信号*
は上記信号KO*をインバータIN1で反転した信
号、信号U27は第2図kに示すように上鍵盤処理
タイミングU2TからU7Tまでの間“1”とな
る信号、信号U1は第2図iに示すように上鍵盤
処理タイミングU1Tの間“1”となる信号であ
る。 したがつて、ラツチ回路231は、信号U1に
よつてまず無条件で上鍵盤専用チヤンネルUK1
の内容(ノートコードN4〜N1、オクターブコ
ードB3〜B1およびキーオン信号KO)をラツ
チし、そしてラツチした内容に関してキーオン信
号KOが“1”でない場合には次に加えられるチ
ヤンネルUK2の内容を無条件にラツチし、“1”
の場合は比較回路232でA<Bが成立したとき
のみ加えられる次のチヤンネルUK2の内容をラ
ツチする。この動作は信号U27が“1”の間、す
なわち上鍵盤処理タイミングU2TからU7Tま
での間続けられる。これによりラツチ回路231
のラツチ内容は上鍵盤で押下されている鍵がある
ことを条件に上鍵盤処理タイミングU7Tの終了
時において上鍵盤で押下されている鍵の最低音に
対応するものとなる。ラツチ回路231にラツチ
されたノートコードN4〜N1およびオクターブ
コードB3〜B1はラツチ回路233に加えられ
るとともに比較回路234のA入力に加えられ
る。ラツチ回路233は、そのストローブ端子S
に、ラツチ回路231にラツチされたキーオン信
号KOおよびタイミング信号L1が入力されたア
ンド回路A6の出力信号が加えられている。ここ
で信号L1は第2図lに示すように上鍵盤処理タ
イミングU7Tの次に生じる下鍵盤処理タイミン
グL1Tの間“1”となる信号である。したがつ
てラツチ回路233には上鍵盤専用チヤンネル
UK1〜UK7に割当てられたノートコードN4
〜N1、オクターブコードB3〜B1のうち最低
音に対応するもので、かつKO=“1”のもの
(上鍵盤で押下中にある鍵の最低音に対応するも
の)がラツチされる。ラツチ回路233にラツチ
されたノートコードN4〜N1は上鍵盤最低音ノ
ートコードUN4〜UN1として優先回路25へ
送出される。 またラツチ回路233にラツチされたノートコ
ードUN4〜UN1およびオクターブコードUB3
〜UB1はオープンモードの場合とクローズモー
ドの場合とで異つた態様で音源部24およびUK
オクターブデータメモリ28に送出される。ラツ
チ回路233にラツチされたノートコードUN4
〜UN1のうち下位3ビツトUN3〜UN1はオ
ープンモード、クローズモードにかかわりなくそ
のまま音源部24に送出される。ラツチ回路23
3にラツチされたノートコードUN4〜UN1の
うち最上位ビツトの信号UN4とオクターブコー
ドUB3〜UB1は信号UN4を最下位ビツトとす
る4ビツトの信号UB3〜UN4として減算回路
235のA入力に加えられる。この減算回路23
5はB入力にオープンモードが選択されている場
合だけ“1”となる1ビツトのオープンモード選
択信号OPENが加えられており、オープンモード
が選択されている場合は上記4ビツトの信号
“UB3、UB2、UB1、UN4”から“1”を引
く減算を行う。なおクローズモードの場合は信号
OPENは“0”であり、上記減算は行われない。
減算回路235の出力のうち最下位ビツトの信号
はUN4′として音源部24へ送出され、上位3
ビツトの信号はUB3′〜UB1′としてUKオクタ
ーブデータメモリ28へ送出される。 すなわち、クローズモードが選択されている場
合にはラツチ回路233にラツチされたノートコ
ードUN4〜UN1をそのままUN4′、UN3〜
UN1として音源部24に送出し、オクターブコ
ードUB3〜UB1をそのままUB3′〜UB1′と
してUKオクターブデータメモリ28へ送出する
が、オープンモードが選択された場合にはノート
コードUN4〜UN1の最上位ビツトの信号UN
4とオクターブコードUB3〜UB1からなる計
4ビツトの信号UB3〜UN4から“1”を減算
するという演算を行い、ノートコードUN4〜
UN1、オクターブコードUB3〜UB1を加工し
て音源部24およびUKオクターブデータメモリ
28へ送出する。この加工はノートコードUN4
〜UN1およびオクターブコードUB3〜UB1を
半オクターブ低い音に対応するノートコードUN
4′、UN3〜UN1、オクターブコードUB3′〜
UB1′に変換するものである。すなわち前掲の
第1表、第2表から明らかなようにUN4が
“1”の場合は、これを“0”にすることにより
同一オクターブ音域で半オクターブ低い音名の音
を表わすものに変換し、UN4が“0”の場合は
これを“1”にするとともにオクターブコード
UB3〜UB1から“1”を減算し、1オクター
ブ低いオクターブ音域で、半オクターブ高い音名
の音を表わすものに変換する。 比較回路234はラツチ回路233にラツチさ
れる上鍵盤で押下中にある音の最低音の変化を検
出するものである。比較回路234はB入力にラ
ツチ回路233にラツチされたノートコードUN
4〜UN1およびオクターブコードUB3〜UB1
が加えられており、この信号と前述したA入力に
加えられるラツチ回路231の出力信号(B3〜
B1、N4〜N1)とを比較し、その不一致出力
をアンド回路A7,A8を介してフリツプフロツ
プ236のセツト入力Sに加える。アンド回路A
7は他の入力にラツチ回路231にラツチされた
キーオン信号KOが加えられ、アンド回路A8は
他の入力に信号U7(第2図j参照)およびクロツ
クパルスφjが加えられている。したがつてラツチ
回路233のラツチ内容が変化する場合は上鍵盤
処理タイミングU7Tにおいてクロツクパルスφj
のタイミングでフリツプフロツプ236がセツト
される。このフリツプフロツプ236のセツト出
力は上鍵盤最低音変化信号UKCGとして割当て
制御回路30に送出される。なお、フリツプフロ
ツプ236はそのリセツト入力Rに信号U1が加
えられており、上鍵盤処理タイミングU1T毎に
リセツトされる。 またラツチ回路231にラツチされたキーオン
信号KOはラツチ回路237に信号L1のタイミン
グでラツチされ、上鍵盤キーオン信号UKOとし
て優先回路25へ送出される。 第6図は、優先回路25およびLKノート一時
メモリ26の詳細を示したものである。優先回路
25はUK最低音検出回路23から出力される
UK最低音ノートコードUN4〜UN1とキーコ
ードデマルチ回路21から出力されるノートコー
ドN4〜N1との差データを算出する減算回路2
51、減算回路251の出力をデコードするデコ
ーダ252、デコーダ252の出力のうち下鍵盤
音に関するものを一時記憶する差データ一時メモ
リ253および差データ一時メモリ253の記憶
内容をシリアルデータに変換してLKノート一時
メモリ26に送出するパラレル/シリアルコンバ
ータ254をそなえている。減算回路251は、
A入力にUK最低音検出回路23から発生される
上鍵盤1で押下されている鍵のなかの最低音の音
名を示すノートコードUN4〜UN1が加えられ、
B入力にキーコードデマルチ回路21から発生さ
れる音名を示すノートコードN4〜N1が加えら
れており、A入力に加えられるデータからB入力
に加えられるデータを減算する。この減算はノー
トコードUN4〜UN1の最上位ビツト(MSB)
に“1”を加えるとともにノートコードN4〜N
1の最上位ビツト(MSB)に“0”を加え、5
ビツトのデータとして減算を行い、算出結果の下
位4ビツトを出力するという方法による。例えば
ノートコードUN4〜UN1がG音を示す“1001”
であり、ノートコードN4〜N1がE音を示す
“0101”であると、“11001”から“00101”を減算
し、その算出値“10100”のうち下位4ビツトの
データ“0100”を出力する。またノートコード
UN4〜UN1がG音を示す“1001”であり、ノ
ートコードN4〜N1がC音を示す“1111”であ
るとすると“11001”から“01111”を減算し、そ
の算出値“01010”のうち下位4ビツトのデータ
“1010”を出力する。すなわちノートコードN4
〜N1がノートコードUN4〜UN1に対して低
音側の音名を示すときにはそのまま減算を行う
が、高音側の音名を示すときにはこれを1オクタ
ーブ下げたものとして減算を行う。 ここでノートコードUN4〜UN1に対応する
鍵を基準としこの鍵よりも低音側でこの鍵からノ
ートコードN4〜N1に対応する鍵までの鍵数P
を減算回路251の算出値Qとの関係のもとに表
に示すと第3表のようになる。
【表】
減算回路251の出力はデコーダ252に加え
られる。デコーダ252は16ビツトのデコーダで
減算回路251の算出値Qを16の出力端子(4)〜
(15)(0)〜(3)のいずれかにデコードして出力す
る。ここでデコーダ252の出力端子(4)〜(15)
(0)〜(3)は減算回路251の算出値(Q)を10
進数で表わしたものにそれぞれ対応している。例
えば、減算回路251の算出値(Q)が“0100”
(10進数で4)であると出力端子(4)に信号“1”
が生じる。このデコーダ252の出力端子の配列
は後述する説明から明らかになるようにメロデイ
付加音形成の優先順位を示している。デコーダ2
52の出力は差データ一時メモリ253に加えら
れる。 差データ一時メモリ253はデコーダ252の
出力端子(4)〜(15)(0)〜(3)にそれぞれ対応す
る16の記憶位置M4〜M15、M0〜M3を有し
ており、記憶位置M4〜M15の構成は記憶位置
M15に代表して示されており、記憶位置(0)
〜(3)の構成は記憶位置(3)に代表して示されてい
る。すなわち差データ一時メモリ253の記憶位
置M4〜M15はそれぞれ2入力アンド回路A1
0とフリツプフロツプFF1から構成され、2入
力アンド回路A10はその入力に信号Lとクロツ
クパルスφkとのアンド条件をとるアンド回路A
9の出力およびデコーダ252の対応する出力端
子(4)〜(15)の信号が加わり、フリツプフロツプ
FF1はそのセツト入力Sにアンド回路A10の
出力、リセツト入力Rに信号U7がそれぞれ加わ
る。また記憶位置M0〜M3はそれぞれ3入力ア
ンド回路A11とフリツプフロツプFF2から構
成され、3入力アンド回路A11はその入力に前
記アンド回路A9の出力およびデコーダ252の
対応する出力端子(0)〜(3)の信号およびインバ
ータIN2の出力が加わり、フリツプフロツプFF
2はそのセツト入力Sにアンド回路A11の出
力、リセツト入力Rに信号U7がそれぞれ加わる。
ここで信号Lは第2図(0)に示すように下鍵盤
処理タイミングL1T〜L7Tの間“1”となる
信号であり、インバータIN2はクローズモード
が選択されたとき“1”となるスイツチ5の出力
信号CLOSEを第2図cに示すタイミング信号T0
(キーコード信号KC1〜KC4に含まれる同期信
号SYに同期した信号)によつてラツチするラツ
チ回路255の出力が加えられており、クローズ
モードが選択されていれば“0”、オープンモー
ドが選択されていれば“1”となる信号を出力す
る。したがつてオープンモードが選択されている
と差データ一時メモリ253の各記憶位置M4〜
M15、M0〜M3のアンド回路A10およびA
11は下鍵盤処理タイミングL1T〜L7Tの間
動作可能となり、この下鍵盤処理タイミングL1
T〜L7Tの間にデコーダ252から出力される
信号によつて対応する記憶位置のフリツプフロツ
プFF1またはFF2がセツトされる。またクロー
ズモードが選択されていると記憶位置M4〜M1
5のアンド回路A10が下鍵盤処理タイミングL
1T〜L7Tの間動作可能となるが、記憶位置M
0〜M3のアンド回路A11はインバータIN2
の出力によつて動作可能とならず、下鍵盤処理タ
イミングL1T〜L7Tの間にデコーダ252か
ら出力された信号によつて記憶位置M4〜M15
のフリツプフロツプFF1のみがセツトされる。
このクローズモードにおいては記憶位置M0〜M
3のフリツプフロツプFF2はデコーダ252か
ら対応する出力があつたとしてもセツトされな
い。なお各記憶位置M4〜M15、M0〜M3の
フリツプフロツプFF1およびFF2は信号U7が発
生される毎にリセツトされる。このように差デー
タ一時メモリ253は、オープンモードであれば
下鍵盤処理タイミングL1T〜L7Tにおけるデ
コーダ252の出力端子(4)〜(15)、(0)〜(3)の
信号を全て対応する各記憶位置M4〜M15、M
0〜M3に記憶し、クローズモードであれば下鍵
盤処理タイミングL1T〜L7Tにおけるデコー
ダ252の出力端子のうち出力端子(0)〜(3)を
除く出力端子(4)〜(15)の信号を対応する記憶位
置M4〜M15に記憶する。 例えば、上鍵盤ノートコードUN4〜UN1が
表わす音名がFで、下鍵盤2で音名C,E,G,
A#の4つの鍵が押下されていると減算回路25
1は下鍵盤処理タイミングL1T〜L7Tの間に
“0111”、“0001”、“1101”、“1001”の4つの値を
出力し、オープンモードであれば差データ一時メ
モリ253の記憶位置M7,M9,M13,M1
に“1”信号が記憶され、クローズモードであれ
ば記憶位置M1への記憶が禁止されるので、記憶
位置M7,M9,M13に“1”信号が記憶され
る。 差データ一時メモリ253の各記憶位置M4〜
M15、M0〜M3の記憶内容(各フリツプフロ
ツプFF1,FF2の出力)は第2図dに示す信号
T3の発生タイミング(信号T0を3タイムスロツ
ト遅延した信号)でパラレル/シリアルコンバー
タ(P/Sコンバータ)254にパラレルに読み
込まれ、その後この読み込まれた信号は記憶位置
M4の内容を先頭とするシリアル信号として出力
される。このシリアル信号の各タイムスロツトは
クロツクパルスφ1,φ2によつて決定されるタイ
ムスロツトに同期しており、P/Sコンバータ2
54から記憶位置M4の内容が最初に出力される
タイミングは信号T3よりも1タイムスロツト遅
れたタイミング、すなわち信号T0から4タイム
スロツト遅れたタイミングとなる。このP/Sコ
ンバータ254の出力はアンド回路A12を介し
てLKノート一時メモリ26に加えられる。とこ
ろでアンド回路A12は他の入力にアンド回路A
13の出力が加えられており、アンド回路A13
にはラツチ回路255の出力を信号U7のタイミ
ングでラツチするラツチ回路256の出力とラツ
チ回路255の出力との排他論理条件をとる排他
論理和回路EX1の出力をインバータIN3で反転
した信号、すなわちメロデイ付加音形成モードが
変化したとき“0”となる信号と、UK最低音検
出回路23から加えられる上鍵盤キーオン信号
UKOが加えられている。したがつて、アンド回
路A12はメロデイ付加音形成モードが変化した
場合および上鍵盤1で押下されていた鍵が全て離
鍵された場合不動作となり、P/Sコンバータ2
54の出力をLKノートメモリ26に加えること
を禁止する。 LKノートメモリ26は3つの記憶位置MP1,
MP2,MP3およびP/Sコンバータ254か
ら出力されるシリアル信号に同期して対応するノ
ートコードを発生するダウンカウンタ261を有
しており、上記シリアル信号に含まれる先着の3
つの“1”信号に関してダウンカウンタ261か
ら発生される対応するノートコードを各記憶位置
MP1,MP2,MP3に順次記憶する。 ダウンカウンタ261はノートコードに対応す
る4ビツトのカウンタから構成され、UK最低音
検出回路23から出力されるUK最低音を示すノ
ートコードUN4〜UN1を信号T0のタイミング
でセツトし、このノートコードUN4〜UN1を
始点とし、クロツクパルスφ1,φ2からなる二相
クロツクパルスに同期して順次ダウンカウントす
る。したがつてP/Sコンバータ254から最初
の信号(差データメモリ253の記憶位置M4の
内容)が出力された時点で、ダウンカウンタ26
1はノートデータUN4〜UN1から十進数で4
減算していることになり、ダウンカウンタ261
の計数値はP/Sコンバータ253の出力と完全
に同期している。 LKノート一時メモリ26の各記憶位置MP1,
MP2,MP3、はそれぞれ4ビツトから構成さ
れ、各ビツトの詳細は第1ビツトに関して代表し
て示されている。すなわち第2ビツトから第4ビ
ツトまでの構成は図示しないが、第1ビツトと同
様に構成されている。なお第2ビツトから第4ビ
ツトの説明に関しては便宜上第1ビツトに示した
各素子の符号と同一の符号を用いて行う。 P/Sコンバータ254から出力されたシリア
ル信号は、アンド回路A14,A18,A22に
加えられる。ところで、後述する説明から明らか
になるようにLKノート一時メモリ26の全ての
DフリツプフロツプDF1〜DF6は、LKノート
一時メモリ26のシフト動作(データ送出動作)
の終了によりリセツトされるので、このP/Sコ
ンバータ254からシリアル信号がLKノート一
時メモリ26に加えられる時点では全てのDフリ
ツプフロツプDF1〜DF6の出力は“0”であ
り、これによつてアンド回路A14,A18,A
22のうちアンド回路A14のみ動作可能となつ
ている。したがつてP/Sコンバータ254から
最初に出力された“1”信号(差データメモリ2
53の記憶位置M4〜M15、M0〜M3に記憶
された“1”信号のうち最も優先順位が高いもの
に対応)はアンド回路A14を介して記憶位置
MP1の各ビツトのアンド回路A15に加えら
れ、アンド回路A15を動作可能にする。この時
点でダウンカウンタ261から出力されているノ
ートコードは上記“1”信号に関連した音名に対
応しており、このノートコードは記憶位置MP1
の各ビツトのアンド回路A15、オア回路OR
3、アンド回路A16、オア回路OR4を介して
DフリツプフロツプDF1に加えられ、Dフリツ
プフロツプDF1の出力はオア回路OR3に加えら
れて保持される。すなわちP/Sコンバータ25
4から最初に出力される“1”信号によつてこの
“1”信号に対応するノートコードがまず記憶位
置MP1に記憶される。 またアンド回路A14の出力はオア回路OR
5、アンド回路A17、オア回路OR6を介して
DフリツプフロツプDF2に加えられ、Dフリツ
プフロツプDF2の出力はオア回路OR5に加えら
れて保持される。またDフリツプフロツプDF2
の出力はインバータIN4を介してアンド回路A
14に加えられるとともにアンド回路A18に加
えられ、アンド回路A14を不動作にするととも
にアンド回路A18を動作可能にする。 この状態でP/Sコンバータ254から2番目
の“1”信号が出力されると、この“1”信号は
動作可能となつているアンド回路A18を介して
記憶位置MP2の各ビツトのアンド回路A19に
加えられ、アンド回路A19を動作可能にする。
これによりこの時点でダウンカウンタ261から
出力されているノートコードの各ビツトの信号は
記憶位置MP2の各ビツトのアンド回路A19、
オア回路OR7、アンド回路A20、オア回路
OR8を介してDフリツプフロツプDF3に加えら
れ、DフリツプフロツプDF3の出力はオア回路
OR7に加えられて保持される。すなわちP/S
コンバータ254から2番目に出力される“1”
信号によつて、この“1”信号に対応するノート
コードが記憶位置MP2に記憶される。 またアンド回路A18の出力はオア回路OR
9、アンド回路A21、オア回路OR10を介し
てDフリツプフロツプDF4に加えられ、Dフリ
ツプフロツプDF4の出力はオア回路OR9に加え
られて保持される。またDフリツプフロツプDF
4の出力はインバータIN5を介してアンド回路
A18に加えられるとともにアンド回路A22に
加えられ、アンド回路A18を不動作にするとと
もにアンド回路A22を動作可能にする。 続いて、P/Sコンバータ254から3番目の
“1”信号が出力されると、この“1”信号はア
ンド回路A22を介して記憶位置MP3の各ビツ
トのアンド回路A23に加えられ、アンド回路A
23を動作可能にする。これにより、この時点で
ダウンカウンタ261から出力されている各ビツ
トの信号は記憶位置MP3の各ビツトのアンド回
路A23、オア回路OR11、アンド回路A24
を介してDフリツプフロツプDF5に加えられ、
DフリツプフロツプDF5の出力はオア回路OR1
1に加えられて保持される。すなわちP/Sコン
バータ254から3番目に出力される“1”信号
によつてこの“1”信号に対応するノートコード
が記憶位置MP3に記憶される。 またアンド回路A22の出力はオア回路OR1
2、アンド回路A25を介してDフリツプフロツ
プDF6に加えられ、DフリツプフロツプDF6出
力はオア回路OR12に加えられて保持される。
またDフリツプフロツプDF6の出力はインバー
タIN6を介してアンド回路A22に加えられ、
アンド回路A22を不動作にする。 このようにP/Sコンバータ254から出力さ
れるシリアル信号に含まれる“1”信号のうち先
着の3つの“1”信号に関して、この“1”信号
に対応するノートコードが、ダウンカウンタ26
1から各記憶位置MP1,MP2,MP3に順次
記憶される。 上記動作を上鍵盤1で押下されている鍵の最低
鍵がF4音、下鍵盤2で押下されている鍵がC2音、
E3音、G3音、A#3音、モードとしてオープンモ
ードが指定されている場合について第7図を参照
して説明すると次のようになる。 ダウンカウンタ261は、信号T0のタイミン
グでF音に対応するノートコード“0110”(10進
数で6)をセツトし、この値を初期値とし、クロ
ツクパルスφ1,φ2に同期してダウンカウントす
る。すなわちダウンカウンタ261の計数値(内
容)は第7図に示すように信号T0のタイミング
で10進数で6となり、続いて5,4,3……と小
さくなり、0になると次に15となり、以後14,
13,12、……と小さくなる。 また差データメモリ253には記憶位置M7,
M9,M13,M1に“1”信号が記憶され、こ
の“1”信号は信号T3のタイミングでP/Sコ
ンバータ254に読み込まれ、P/Sコンバータ
254からは第4タイムスロツト、第6タイムス
ロツト、第10タイムスロツト、番14タイムスロツ
トにおいて“1”となるシリアル信号が出力され
る。したがつてLKノート一時メモリ26に最先
の“1”信号が到来したときダウンカウンタ26
1の内容は10進数で15になつており、この10進数
15に対応するC音を示すノートコードがまず記憶
位置MP1に読み込まれる。同様にP/Sコンバ
ータ254の出力によつて2番目の“1”信号が
到来したときのダウンカウンタ261の内容は10
進数で13になつており、この10進数13に対応する
A#音を示すノートコードが次に記憶位置MP2
に読み込まれ、3番目の“1”信号が到来したと
きのダウンカウンタ261の内容は10進数で9に
なつており、この10進数9に対応するG音を示す
ノートコードが最後に記憶位置MP3に読み込ま
れる。なおP/Sココンバータ254の出力によ
り4番目に到来する“1”信号によつては何の記
憶動作も行われない。 このようにして記憶位置MP1,MP2,MP
3に記憶されたノートコードは下鍵盤処理タイミ
ングL2T,L4T,L6Tのうちの信号T2Y3
のタイミングで順次シフトされ、下鍵盤ノートコ
ードLN4〜LN1として出力される。この下鍵
盤ノートコードLN4〜LN1の出力動作を第8
図に示したタイミングチヤートを用いて説明する
と次のようになる。 LKノート一時メモリ26は、記憶位置MP1
にノートコードを記憶した時点でこの記憶位置
MP1に記憶したノートコードを下鍵盤ノートコ
ードLN4〜LN1として出力する。同時にDフ
リツプフロツプDF2から記憶位置MP1にノー
トコードが記憶されていたことを示す信号LKを
出力する。下鍵盤処理タイミングL2Tになり、
下鍵盤処理タイミングL2T,L4T,L6Tの
間のみ“1”となる信号AF(第2図m参照)と信
号T2Y3(第2図e参照)とのアンド条件をとるア
ンド回路A28から“1”信号が出力されると、
この“1”信号は記憶位置MP1,MP2の各ビ
ツトのアンド回路A26、A27およびアンド回
路A29,A30に加えられ、アンド回路A2
6,A27,A29,A30を動作可能にする。
またアンド回路A28の出力はインバータIN7
で反転されて記憶位置MP1,MP2,MP3の
各ビツトのアンド回路A16,A20,A24お
よびアンド回路A17,A21,A25に加えら
れ、アンド回路A16,A20,A24,A1
7,A21,A25を不動作にする。これによ
り、記憶位置MP2の内容は記憶位置MP1に移
され、また記憶位置MP3の内容は記憶位置MP
2に移され、LKノート一時メモリ26からは記
憶位置MP2に記憶されていたノートコードが下
鍵盤ノートコードLN4〜LN1として出力され、
また記憶位置MP2にノートコードが記憶されて
いたことを示す信号LKが出力される。同様に下
鍵盤処理タイミングL4Tの信号T2Y3のタイミ
ングになるとアンド回路A28のアンド条件が再
び成立し、記憶位置MP2に移されている記憶位
置MP3の内容は更に記憶位置MP1に移され、
LKノート一時メモリ26からは記憶位置MP3
に記憶されていたノートコードが下鍵盤ノートコ
ードLN4〜LN1として出力され、また記憶位
置MP3にノートコードが割当てられていること
を示す信号LKが出力される。続いて下鍵盤処理
タイミングL6Tの信号T2Y3のタイミングにな
り、アンド回路A28のアンド条件が成立する
と、このアンド回路A28の出力により、記憶位
置MP1に移されている記憶位置MP3の内容は
クリアされ、これによりLKノート一時メモリ2
6から出力されている下鍵盤ノートコードLN4
〜LN1および信号LKは消滅する。 第9図はLKノートデータメモリ27、UKオ
クターブデータメモリ28、キーオンメモリ29
の詳細を示すものである。LKノートデータメモ
リ27は、セレクタ271、3ステージ4ビツト
のシフトレジスタ272からなる4ビツト3チヤ
ンネル(ch1〜ch3)の時分割メモリおよびこ
の時分割メモリの入出力データを比較する比較回
路273およびこの時分割メモリの出力を低速時
分割信号に変換するためのラツチ回路274をそ
なえている。このLKノートデータメモリ27の
動作を説明すると、まず後述する割当て制御回路
30からのロード信号LOが“1”であると、セ
レクタ271はA入力の信号を選択し、シフトレ
ジスタ272の記憶内容はこのセレクタ271を
介して保持されている。いまシフトレジスタ27
2のあるチヤンネル時間に関連してロード信号
LOが“1”になつたとすると、セレクタ271
はB入力の信号を選択し、このB入力の信号をシ
フトレジスタ272に加えることにより、シフト
レジスタ272の対応するチヤンネルch1〜ch
3の内容を書き換える。また比較回路273はセ
レクタ271のB入力に加わる信号とシフトレジ
スタ272の出力とを比較し、入力ノートコード
LN4〜LN1と同一のノートコードがシフトレ
ジスタ272のいずれかのチヤンネルに記憶され
ているとこのチヤンネル時間に一致信号NCEQを
出力する。またシフトレジスタ272の出力(ク
ロツクパルスφ1,φ2に同期した高速時分割信号)
はラツチ回路274に加えられる。ラツチ回路2
74はそのストローブ端子Sに第2図gに示すク
ロツクパルスφβとクロツクパルスφ2のアンド条
件をとるアンド回路A31の出力が加えられてお
り、このアンド回路A31の出力に同期してシフ
トレジスタ272の出力をラツチすることにより
シフトレジスタ272の出力を4倍のタイムスロ
ツトからなる低速時分割信号に変換する。 UKオクターブデータメモリ28は、セレクタ
281、3ステージ3ビツトのシフトレジスタ2
82、比較回路283、ラツチ回路284、イン
バータIN9、アンド回路A32から構成される。
このUKオクターブデータメモリ28は各回路が
オクターブコードUB3′〜UB1′に対応する3
ビツト構成となつていることを除けばLKノート
メモリ27と同一構成からなる。ただし、UKオ
クターブデータメモリ28では比較回路283か
ら出力される一致信号を信号OCEQとしている。 キーオンメモリ29は3チヤンネルch1〜ch
3の時分割メモリを構成する2本の3ステージ1
ビツトシフトレジスタ291,293およびラツ
チ回路293を具えており、シフトレジスタ29
1はロード信号LOをオア回路OR13を介して受
入し、この信号LOをアンド回路A33を介する
ことによりチヤンネル別に時分割で記憶する。こ
のシフトレジスタ291の各チヤンネルch1〜
ch3の記憶は割当て制御回路30から所定チヤ
ンネルに対応してキーオフ検出信号KOFFが加え
られたとき、このキーオフ検出信号KOFFがイン
バータIN10で反転されてアンド回路A33に
加わり、アンド回路A33が不動作になることに
よりクリアされる。シフトレジスタ291の出力
はキーオン信号KON′として送出されるとともに
ラツチ回路293に加えられる。 またシフトレジスタ292は、ダンプモードが
選択されているとロード信号LOをアンド回路A
35、オア回路OR14を介して受入し、ダンプ
モードが選択されていないと割当て制御回路30
から発生されるニユーキーオン信号NKO′をオア
回路OR14を介して受入する。このシフトレジ
スタ292に加えられた信号はアンド回路A34
を介することによりチヤンネル別に時分割で記憶
され、この記憶はインバータIN11を介してア
ンド回路A34に加わるクロツクパルスφβによ
り周期的にクリアされる。シフトレジスタ292
の出力はニユーキーオン信号NKO′としてラツチ
回路293に加えられる。 またキーコードデマルチ回路21から加えられ
るダンプモードの選択を示す信号DMPはインバ
ータIN12で反転されてアンド回路A36に加
えられる。したがつてダンプモードが選択されて
いないときアンド回路A36は動作可能となり、
割当て制御回路30から出力される後述のシヨー
トデイケイ信号SD′はこのアンド回路A36を介
してラツチ回路293に加えられる。 ラツチ回路293は、そのストローブ端子Sに
クロツクパルスφβとφ2のアンド条件をとるアン
ド回路A37の出力が加えられており、前述のラ
ツチ回路274,284と同一の機能を果すもの
である。すなわちラツチ回路293はシフトレジ
スタ291,292およびアンド回路A36から
それぞれ出力される高速時分割信号であるキーオ
ン信号KON′、ニユーキーオン信号NKO′および
シヨートデイケイ信号SD′を低速の時分割信号に
変換し、これをキーオン信号KON、ニユーキー
オン信号NKO、シヨートデイケイ信号SDとして
出力する。 第10図は割当て制御回路30の詳細を示した
ものである。割当て制御回路30はLKノートデ
ータメモリ27、UKオクターブデータメモリ2
8の各チヤンネルch1〜ch3へのノートコード
LN4〜LN1およびオクターブコードUB3′〜
UB1′の割当て制御を行う。この割当て制御回
路30の動作はサーチモードとロードモードに分
けることができる。サーチモードにおいてはLK
ノートデータメモリ27、UKオクターブデータ
メモリ28の各チヤンネルch1〜ch3のうち割
当てるべきチヤンネルを検索し、ロードモードに
おいてはサーチモードにおいて検索した割当てる
べきチヤンネルのチヤンネル時間に同期してロー
ド信号LOを発生し加えられているノートコード
LN4〜LN1およびオクターブコードUB3′〜
UB1′を割当てる。LKノート一時メモリ26か
ら最初に出力されるLKノート一時メモリ26の
記憶位置MP1に記憶されたノートコードに関す
るサーチモードは下鍵盤処理タイミングL1Tに
おいて実行され、ロードモードは続く下鍵盤処理
タイミングL2Tにおいて実行される。また2番
目に出力されるLKノート一時メモリ26の記憶
位置MP2に記憶されたノートコードに関するサ
ーチモードは下鍵盤処理タイミングL3Tにおい
て実行され、ロードモードは続く下鍵盤処理タイ
ミングL4Tにおいて実行される。そして3番目
に出力されるLKノート一時メモリ26の記憶位
置MP3に記憶されたノートコードに関するサー
チモードは下鍵盤処理タイミングL5Tにおいて
実行され、ロードモードは続く下鍵盤処理タイミ
ングL6Tにおいて行われる。すなわち第8図に
示すようにサーチモードは下鍵盤処理タイミング
L1T、L3T、L5Tにおいて行われ、ロード
モードは下鍵盤処理タイミングL2T、L4T、
L6Tにおいて行われる。 まずサーチモードについて説明する。サーチモ
ードにおいて、LKノートデータメモリ27に加
えられるノートコードLN4〜LN1およびUKオ
クターブデータメモリ28に加えられるオクター
ブコードUB3′〜UB1′がLKノートデータメモ
リ27およびUKオクターブデータメモリ28の
いずれかのチヤンネルch1〜ch3に既に割当て
られていると、当該チヤンネルのチヤンネル時間
においてLKノートデータメモリ27の比較回路
273から“1”の一致信号NCEQが生じ、UK
オクターブデータメモリ28の比較回路283か
ら“1”の一致信号OCEQが生じる。またこのノ
ートコードLN4〜LN1およびオクターブコー
ドUB3′〜UB1′に対応する鍵が押鍵中とみな
されていればキーオンメモリ29のシフトレジス
タ291から“1”のキーオン信号KON′が生じ
ている。したがつてこのとき上記信号NCEQ、
OCEQ、KON′およびサーチモードのとき“1”
となる第2図nに示す信号BFが加えられている
アンド回路A40のアンド条件が成立し、このア
ンド回路A40の出力はオア回路OR16を介し
てDフリツプフロツプDF7に加えられ、Dフリ
ツプフロツプDF7の出力はアンド回路A41に
加えられて保持される。このDフリツプフロツプ
DF7の出力は加えられているノートコードLN4
〜LN1およびオクターブコードUB3′〜UB
1′が既に割当て済であることを示している。な
おこのDフリツプフロツプDF7に保持された信
号はインバータIN15を介してアンド回路A4
1に加わる第2図rに示す信号CL6のタイング
で、すなわち後述するロードモードが終了する毎
にクリアされる。 ロードモードはアンド回路A42からロード信
号LOを発生することによつて行われる。このア
ンド回路A42のアンド条件を論理式で示すと次
のようになる。 LO=AF・LK・′・・・
・TR・・′ ここで信号AFは処理タイミングL2T、L4
T、L6Tの間、すなわちロードモードの間のみ
“1”となる第2図mに示す信号、信号LKはLK
ノート一時メモリ26から出力される割当てるべ
きメロデイ付加音があることを示す信号、信号
KON′はキーオンメモリ29から出力されるキー
オン信号KON′をインバータIN14で反転した信
号、信号はDフリツプフロツプDF7の出力信
号ASをインバータIN16で反転した信号で、加
えられているノートコードLN4〜LN1および
オクターブコードUB3′〜UB1′が未だ割当て
られていないことを示す信号である。また信号
NASはDフリツプフロツプDF8の出力信号
NASをインバータIN18で反転した信号で、D
フリツプフロツプDF8はアンド回路A42の出
力であるロード信号LOをオア回路OR17、他の
入力にインバータIN17を介して信号CL6が加
わるアンド回路A43を介して受入し、その出力
をオア回路OR17に加えることによつて保持し
ている。すなわちDフリツプフロツプDF8の出
力は加えられているノートコードLN4〜LN1
およびオクターブコードUB3′〜UB1′を今回
の割当てで割当てたことを示し、このDフリツプ
フロツプDF8の出力信号NASを反転した信号
NASは加えられているノートコードLN4〜LN
1およびオクターブコードUB3′〜UB1′を今
回の割当において未だ割当てていないことを示し
ている。また信号はUK最低音検出回路2
3から発生されるUK最低音変化信号UKCGをイ
ンバータIN21で反転した信号でUK最低音の変
化はなかつたことを示している。 また信号TRはトランケートすべきチヤンネル
に対応してトランケート回路302から発生され
るものである。ここでトランケート回路302の
詳細について簡単に説明しておくが、その前にト
ランケート回路302の動作に係わるキーオフ検
出について説明する。なお、ここでいうキーオフ
とは前述したように現実の離鍵とは必ずしも対応
していない。この実施例におけるキーオフ検出
は、割当てるべきノートコードLN4〜LN1お
よびオクターブコードUB3′〜UB1′が概に割
当てられていることを示すアンド回路A40の出
力と新たな割当てを指令するロード信号LO(アン
ド回路A42の出力)のいずれもが所定時間以上
とだえたことをもつてキーオフとして検出してい
る。アンド回路A40およびA42の出力はオア
回路OR15、アンド回路A38を介して3ステ
ージ1ビツトのシフトレジスタ301に加えら
れ、このシフトレジスタ301の出力はオア回路
OR15に加えられる。したがつて割当てるべき
ノートコードLN4〜LN1およびオクターブコ
ードUB3′〜UB1′が既に割当てられているか、
または新たにロード信号LOが発生すると、この
チヤンネルch1〜ch3に関連してシフトレジス
タ301に“1”信号が記憶される。この“1”
信号はインバータIN22を介してアンド回路A
38に加えられる信号AR(第2図p参照)によ
つて処理タイミングART毎にクリアされる。シ
フトレジスタ301の出力はインバータIN13
を介してアンド回路A39に加えられる。アンド
回路A39は他の入力に信号AR、キーオン信号
KON′、信号が加えられており、キーオフ
検出を示すキーオフ信号KOFFを出力する。この
アンド回路A39の論理条件を論理式で示すと次
のようになる。 KOFF=AR・・KON′・ ここで信号はインバータIN13の出力であ
る。すなわち処理タイミングARTにおいて、信
号KON′が生じていてかつ信号AAおよびUKCG
がともに生じていないとき、アンド回路A39の
アンド条件が成立してキーオフ信号KOFFを出力
する。このキーオフ信号KOFFは前述したキーオ
ンメモリ29(第9図)のインバータIN10に
加えられ、当該チヤンネルにおけるシフトレジス
タ291の記憶をクリアし、当該チヤンネルのキ
ーオン信号KON′を“0”にする。 トランケート回路302は上記キーオン信号
KON′が“0”になつた後において発生される上
記キーオフ信号KOFFをチヤンネル別に計数し、
この計数値が最大のチヤンネルを離鍵後最も時間
が経過したチヤンネルとして検出し、このチヤン
ネルのチヤンネル時間にトランケート信号TRを
出力する。 アンド回路A39から出力されたキーオフ信号
KOFFはトランケート回路302の3ステージ1
ビツトシフトレジスタSR1に加えられ、このシ
フトレジスタSR1の各ステージの出力はオア回
路OR18でオア条件がとられて3チヤンネル時
間分にパルス幅が伸長され加算器AD1のB入力
に加えられる。加算器AD1はそのA入力に3ス
テージ2ビツトシフトレジスタSR2の出力が加
えられるとともにその加算出力をキーオン信号
KON′によつて不動作となるゲート回路GA1を
介して上記シフトレジスタSR2の入力に加えて
おり、加算器AD1、ゲート回路GA1、シフト
レジスタSR2は、キーオン信号KON′が“0”
のチヤンネルに関してのみ動作してキーオフ信号
KOFFをチヤンネル別に計数する2ビツトの時分
割カウンタを構成している。 シフトレジスタSR2の出力は比較回路COM1
のA入力に加えられるとともにセレクタSE1の
A入力に加えられる。セレクタSE1はそのB入
力にセレクタSE1の出力を1チヤンネル時間遅
延するDフリツプフロツプ回路DC1の出力が加
えられており、シフトレジスタSR2の出力がD
フリツプフロツプ回路DC1の出力よりも大きい
とA入力に加わるシフトレジスタSR2の出力を
選択してDフリツプフロツプ回路DC1に加え、
シフトレジスタSR2の出力がDフリツプフロツ
プDC1の出力よりも小さいとB入力に加わるD
フリツプフロツプ回路DC1の出力を選択してD
フリツプフロツプ回路DC1に加える。すなわち
シフトレジスタSR2の出力がDフリツプフロツ
プ回路DC1の出力よりも大きいとこのシフトレ
ジスタSR2の出力でDフリツプフロツプ回路DC
1の記憶内容を書きかえ、シフトレジスタSR2
の出力がDフリツプフロツプ回路DC1の出力よ
りも小さいと、Dフリツプフロツプ回路DC1の
出力をセレクタSE1のB入力を介して再びDフ
リツプフロツプ回路DC1に加え、これを保持す
る。なお、セレクタSE1の選択動作は比較回路
COM1の比較出力A>Bに基づき行われる。す
なわち、比較回路COM1はそのB入力にDフリ
ツプフロツプ回路DC1の出力が加えられており、
A入力に加えられるシフトレジスタSR2の出力
がB入力に加えられるDフリツプフロツプ回路
DC1の出力よりも大きいと(A>B)、“1”の
比較出力A>Bを送出し、これをセレクタSE1
のA入力セレクト端子SAに加え、セレクタSEを
A入力選択モードにする。反対にDフリツプフロ
ツプ回路DC1の出力がシフトレジスタSR2の出
力よりも大きいと、比較回路COM1は“0”の
比較出力A>Bを送出し、これをノア回路NR1
を介してセレクタSE1のB入力セレクト端子SB
に加え、セレクタSE1をB入力選択モードにす
る。 上記動作に割当て制御回路30のサーチモード
の間(下鍵盤処理タイミングL1T、L3T、L
5Tの間)に行われ、Dフリツプフロツプ回路
DC1の記憶内容はサーチモードの終了時におい
てシフトレジスタSR2から時分割で出力される
各チヤンネルch1〜ch3の計数値のうちの最大
値となる。 続くロードモード(下鍵盤処理タイミングL2
T、L4T、L6T)においてはDフリツプフロ
ツプ回路DC1に記憶された最大値とシフトレジ
スタSR2の出力を比較回路COM1で比較し、両
方の値が一致したとき(A=B)、すなわち最大
値となつているチヤンネル時間においてトランケ
ート信号TRを出力する。なおロードモードが終
了する毎に信号CL6によりノア回路NR1の出力
は“0”となり、Dフリツプフロツプ回路DC1
に記憶されている値はクリアされる。 このようにトランケート回路302は、キーオ
ン信号KON′が“0”のチヤンネルに関してキー
オフ信号KOFFを計数するとともにサーチモード
毎にこの計数値の最大値を検出し、ロードモード
毎にこの最大値となつているチヤンネルのチヤン
ネル時間においてトランケート信号TRを出力す
る。 また信号・′は、ダンプモードの選択
を示すダンプ信号DMPとタイマ回路303から
出力されるシヨートデイケイ信号SD′とのナンド
条件をとるナンド回路NA1の出力である。この
ナンド回路NA1の出力の意味を説明するために
次にタイマ回路303の動作について説明する。 タイマ回路303の動作は、ダンプモードが選
択されている場合(DMP=“1”)と選択されて
いない場合(DMP=“0”)とで異なる。すなわ
ちダンプモードが選択されている場合はキーオフ
信号KOFFに応答し、このキーオフ信号KOFFの
立上りから所定時間(この実施例では25ms)の
間“1”となる信号SD′を発生する。またダンプ
モードが選択されていない場合はロード信号LO
に応答し、このロード信号LOの立上りから所定
時間(この実施例では12.5ms)の間“1”とな
る信号SD′を発生するとともにロード信号LOか
ら12.5ms遅延してニユーキーオン信号NKO′を発
生する。このタイマ回路303は各チヤンネル
ch1〜ch3別に設けられており、各チヤンネル
別に動作する。ただし、第10図には第1チヤン
ネルch1に関してのみ代表して図示されている。
なお第2チヤンネルch2、第3チヤンネルch3
に関する回路はタイミング信号として信号T1Y3
の代りに信号T2Y3、T3Y3を用いている点を除け
ば図示した回路と同様である。以下第1チヤンネ
ルch1に関する回路のみ代表してその動作を説
明する。 まずダンプモードが選択されている場合につい
て説明する。ダンプモードが選択されていると信
号DMPは“1”であり、この“1”の信号DMP
はセレクタ304のB入力セレクト端子SBに加
わり、セレクタ304はB入力選択モードとなつ
ている。この状態において、第1チヤンネルch
1のチヤンネル時間にアンド回路A39からキー
オフ信号KOFFが生じると、この信号KOFFはセ
レクタ304のB入力、信号T1Y3によつて第1
チヤンネルch1のチヤンネル時間において動作
可能となつているアンド回路A44を介してRS
フリツプフロツプFF3のセツト入力Sに加わり、
フリツプフロツプFF3をセツトする。またアン
ド回路A44の出力は微分回路DFF1で立上り
微分がとられ、カウンタCO1のリセツト入力R
に加えられる。カウンタCO1はそのカウント入
力CKにタイミング信号発生回路22から発生さ
れる所定周期のパルス信号P0が加えられてお
り、このパルス信号P0を計数することにより、
リセツト端子Rに微分回路DFF1の出力が加つ
てから12.5ms後および25ms後にパルス信号を出
力し、12.5ms後に生じるパルス信号P1はアン
ド回路A45に加えられ、25ms後に生じるパル
ス信号P2はアンド回路A46に加えられる。と
ころで、この場合、ダンプ信号DMPは“1”で
あるのでダンプ信号DMPが加わるアンド回路A
46は動作可能、ダンプ信号DMPをインバータ
IN20で反転した信号が加わるアンド回路A4
5は不動作となつている。したがつてカウンタ
CO1から出力されるパルス信号P2が、アンド
回路A46、オア回路OR19を介してフリツプ
フロツプFF3のリセツト入力Rに加わりフリツ
プフロツプFF3をリセツトする。すなわちフリ
ツプフロツプFF3は、キーオフ信号KOFFの立
上りから25msの間セツトされ、その後リセツト
される。このフリツプフロツプFF3の出力は信
号T1Y3によつて動作可能となるアンド回路A4
7、オア回路OR20を介して信号SD′として出
力される。この信号SD′は、キーオフ信号KOFF
の立上りから25msの間、第1チヤンネルch1の
チヤンネル時間の間のみ“1”となる信号であ
る。同様に他のチヤンネル(第2チヤンネルch
2、第3チヤンネルch3)でキーオフ信号KOFF
が発生された場合はこのキーオフ信号KOFFの立
上りから25msの間第2チヤンネルch2、第3チ
ヤンネルch3のチヤンネル時間においてそれぞ
れ“1”となる信号が他の回路から発生され、オ
ア回路OR20から出力される。 次にダンプモードが選択されていない場合につ
いて説明する。ダンプモードが選択されていない
と、信号DMPは“0”であり、この“0”の信
号DMPはインバータIN19で反転されてセレク
タ304のA入力セレクト端子SAに加わり、セ
レクタ304をA入力選択モードにする。この状
態で、アンド回路A42から第1チヤンネルch
1のチヤンネル時間に同期してロード信号LOが
発生されると、このロード信号LOはセレクタ3
04のA入力、アンド回路A44を介してフリツ
プフロツプFF3に加えられ、フリツプフロツプ
FF3をセツトする。またアンド回路A44の出
力は微分回路DFF1を介してカウンタCO1に加
わり、カウンタCO1はロード信号LOの立上りに
同期してリセツトされる。ところでこの場合、ダ
ンプ信号DMPは“0”であるので、アンド回路
A46は不動作、アンド回路A45は動作可能と
なつている。したがつてフリツプフロツプFF3
の出力がDフリツプフロツプDF9を介して加わ
るアンド回路A45はロード信号LOが立上つて
から12.5ms後にそのアンド条件が成立し、この
アンド回路A45の出力はオア回路OR19を介
してフリツプフロツプFF3のリセツト入力Rに
加えられフリツプフロツプFF3をリセツトする。
またアンド回路A45の出力は信号T1Y3によつ
て動作可能となつているアンド回路A48、オア
回路OR21を介してニユーキーオン信号
NKO′として出力される。またロード信号LOの
立上りから12.5msの間セツトされるフリツプフ
ロツプFF3の出力は信号T1Y3によつて動作可能
となつているアンド回路A47、オア回路OR2
0を介して信号SD′として出力される。このよう
にタイマ回路303はダンプモードが選択されて
いない場合はロード信号LOの立上りから12.5ms
の間、当該チヤンネルのチヤンネル時間の間
“1”となるシヨートデイケイ信号SD′を発生す
るとともに、ロード信号LOの立上りから12.5ms
経過して当該チヤンネルのチヤンネル時間におい
て“1”となるニユーキーオン信号NKO′を発生
する。 ナンド回路NA1には、上記タイマ回路303
から発生されたシヨートデイケイ信号SD′および
ダンプ信号DMPが加えられている。これにより
ナンド回路NA1はダンプモードが選択されてい
るとキーオフ信号KOFFが発生したチヤンネル時
間において該キーオフ信号KOFFの発生から
25msの間“0”となる信号を発生する。なおダ
ンプモードが選択されていないとナンド回路NA
1の出力は常に“1”である。 したがつてアンド回路A42は、ダンプモード
が選択されていない場合は以上説明した各種の信
号に基づき、条件 AF・LK・・・・
・TR が成立するとロード信号LOを発生すると、ダン
プモードが選択されている場合は、上記条件が成
立しても、キーオフ信号KOFFが発生したチヤン
ネルに関しこのキーオフ信号KOFFの発生から
25msの間はロード信号LOが発生されない。すな
わちダンプモードが選択されている場合はキーオ
フ信号KOFFが発生したチヤンネルに関し、該キ
ーオフ信号KOFFが発生してから25msの間ロー
ド信号LOの発生が禁止される。 このようにしてアンド回路A42から発生され
たロード信号LOはLKノートデータメモリ27、
UKオクターブデータメモリ28、キーオンメモ
リ29に加えられ、LKノート一時メモリ26か
ら発生されるノートコードLN4〜LN1、UK最
低音検出回路23から発生されるオクターブコー
ドUB3′〜UB1′のチヤンネル割当て制御およ
びキーオン信号KON、シヨートデイケイ信号
SD、ニユーキーオン信号NKOの形成制御が行わ
れる。 第11図は、ラツチ制御回路32の詳細を示し
たものである。ラツチ制御回路32は、処理タイ
ミングARTに同期した信号ARおよびキーオンメ
モリ29から出力されるニユーキーオン信号
NKOを受入し、2種類のラツチ信号LA、LA−
1、LA−2、LA−3およびLB−1、LB−2、
LB−3をLKノートデータメモリ27、UKオク
ターブデータメモリ28、キーオンメモリ29か
ら出力される低速時分割データのチヤンネル時間
に関連して発生する。なお上記低速時分割データ
のチヤンネル時間は前述したように第9図に示し
たラツチ回路274,284,293のラツチタ
イミミングによつて決定されるのであるが、この
チヤンネル時間を処理タイミングART、PT、U
1T……との関係のもとに示すと第12図a,b
のようになる。 第11図において、信号ARはオア回路OR2
2を介してフリツプフロツプDF10に加えられ、
DフリツプフロツプDF10の出力はDフリツプ
フロツプDF11、DF12を介してオア回路OR
22に加えられる。またDフリツプフロツプDF
10、DF11、DF12はそれぞれクロツクパル
スφα,φβによつて駆動されている。したがつ
て、オア回路OR22の出力信号AR1、Dフリ
ツプフロツプDF10の出力信号AR2、Dフリ
ツプフロツプDF11の出力信号AR3は第12
図c,d,eのようになる。この信号AR1,
AR2,AR3はアンド回路A49、A50,A
51で信号φαとそれぞれアンド条件がとられ、
ラツチ信号LA−1,LA−2,LA−3として出
力される。ラツチ信号LA−1,LA−2,LA−
3は第12図g,h,iに示される。第12図か
ら明らかなようにラツチ信号LA−1,LA−2,
LA−3は低速チヤンネルch1,ch2,ch3のチ
ヤンネル時間にそれぞれ同期している。またラツ
チ信号LA−1,LA−2,LA−3はアンド回路
A52,A53,A54でニユーキーオン信号
NKOとそれぞれアンド条件がとられ、ラツチ信
号LB−1,LB−2,LB−3として出力される。
すなわちラツチ信号LB−1,LB−2,LB−3
はラツチ信号LA−1,LA−2,LA−3と完全
に同期し、ニユーキーオン信号NKOが“1”で
あるチヤンネル時間に関してのみ生じる信号であ
る。 第13図は音源部24の詳細を示したものであ
る。音源部24は12の音名C#〜Cに対応してオ
クターブ関係にある2種類の音源信号H,Lをそ
れぞれ発生するH/L音源クロツク発生回路24
1および上記音源信号H,LのいずれかをUK最
低音検出回路23から出力されるノートコード
UN4′、UN3〜UN1に対応してチヤンネルch
1〜ch3別に選択して出力する12音源信号発生
回路242,234,244から構成される。 H/L音源クロツク発生回路241は各音名C
#〜Cに対応する12の回路からなり、第13図に
おいては音名Cに対応する回路に関してのみ代表
してその詳細が示されている。この回路はクロツ
クパルスφ2によつて駆動されるカウンタCO2と、
このカウンタCO2の計数値が予設定所定値に達
する毎に1発のパルスPを発生する所定値検出回
路VDと、パルスPのパルス幅を所定幅のパルス
に伸長して出力するパルス幅伸長回路PWと、シ
フトレジスタSR3、加算器AD2、Dフリツプフ
ロツプDF13、アンド回路A53,A54、オ
ア回路OR23、インバータIN22からなり、パ
ルスPが生じる毎に全体で「1」を加算するカウ
ンタ回路と、オア回路OR24,OR25、ゲー
ト回路GA2とをそなえている。カウンタCO2
の計数値が所定値になり、所定値検出回路VDか
らパルスPが出力されると、このパルスPはパル
ス幅伸長回路PWに加えられ、パルス幅伸長回路
PWはこのパルスPをシフトレジスタSR3のス
テージ数に対応するパルス幅のパルスに伸長して
出力する。このパルス幅伸長回路PWの出力はシ
フトレジスタSR3のシフト入力Sおよびアンド
回路A53,A54およびゲート回路GA2のイ
ネイブル端子ENに加えられ、シフトレジスタSR
3をシフトモード、アンド回路A53,A54お
よびゲート回路GA2を動作可能にする。またパ
ルスPはオア回路OR23を介して加算器AD2
のキヤリイ入力Ciに加えられるとともにオア回路
OR24,OR25を介してゲート回路GA2に加
えられる。ゲート回路GA2はオア回路OR24,
OR25に対応して2つの信号CH、CLを開閉す
るようになつており、信号CH,CLにはまずパル
スPが生じる。シフトレジスタSR3がシフトモ
ードになることにより、シフトレジスタSR3の
最終ステージから最初に出力される信号はアンド
回路A53を介して加算器AD2の加算入力Aに
加えられる。加算器AD2は加算入力Bに信号
“0”が加えられ、キヤリイ入力Ciには前述した
ようにパルスPが加えられている。したがつて、
加算器AD2はまず、シフトレジスタSR3から最
初に出力された信号に対して信号“1”を加算す
る。加算器AD2の加算出力Sはシフトレジスタ
SR3の第1ステージに加えられる。またこの加
算により加算器AD2のキヤリイ出力COに信号
“1”が生じると、このの信号“1”はDフリツ
プフロツプDF13、アンド回路A54、オア回
路OR23を介して加算器AD2のキヤリイ入力
Ciに加えられる。これにより加算器AD2はシフ
トレジスタSR3から2番目に出力される信号に
対しても“1”を加算する。なお、加算によりキ
ヤリイ出力COに信号“1”が生ない場合は、加
算器AD2はシフトレジスタSR3から出力された
信号をそのままシフトレジスタSR3の第1ステ
ージに加える。上記と同様の動作がパルス幅伸長
回路PWの出力が“1”の間続けられ、パルス幅
伸長回路PWの出力が“0”となつた時点におい
て、シフトレジスタSR3の各ステージの内容が
示す値は全体で「1」加算されたことになる。パ
ルス幅伸長回路PWの出力が“0”となると、こ
の信号はインバータIN22を介してシフトレジ
スタSR3のホールド入力Hに加えられ、シフト
レジスタSR3はホールドモードとなり各ステー
ジの内容は再びパルスPが生じるまで保持され
る。すなわち、シフトレジスタSR3の各ステー
ジの内容はパルスPが生じる毎にシフトされると
ともに各ステージの内容全体が表わす値に対して
「1」が加算され、この動作が繰り返えされる。
シフトモードにおいて、シフトレジスタSR3の
最終ステージから出力される信号はオア回路OR
24を介してゲート回路GA2に加わり、ゲート
回路GA2から信号CHとして出力される。また
シフトレジスタSR3は最終ステージの前ステー
ジからも信号を出力し、この信号はオア回路OR
25を介してゲート回路GA2に加わり、信号CL
として出力される。信号CHとCLを比較してみる
と、信号CHはパルスPを先頭にしてパルスPの
周期で変化する信号Q1、パルスPの2倍の周期
で変化する信号Q2、パルスPの4倍の周期で変
化する信号Q3、パルスPの8倍の周期で変化す
る信号号Q4、……が時分割で生じる信号となる。
すなわち信号P,Q1,Q3,Q4……がパルスPが
生じる毎に繰り返し生じる信号となる。これに対
し信号CLはパルスPを先頭にしてパルスPの4
倍の周期で変化する信号Q2、パルスPの8倍の
周期で変化する信号Q3、パルスPの16倍の周期
で変化する信号Q4……が時分割で生じる信号と
なる。すなわち信号P,Q2,Q3,Q4……がパル
スPが生じる毎に繰り返し生じる信号となる。な
お上記説明は音名Cに対応する回路について行つ
たが、他の音名に対応する回路も所定値検出回路
VDの設定値が異なるだけで他の構成は全く同一
である。 このようにH/L音源クロツク発生回路241
は、各音名C#〜Cに対応してそれぞれ2種類の
信号H、C#H、D#H、……CHおよびL、C
#L、DL、……CLの計24の信号を発生し、これ
を12音源信号発生回路242,243,244に
加える。 12音源信号発生回路242,243,244は
各チヤンネルch1,ch2,ch3にそれぞれ対応
しており、UK最低音検出回路23から出力され
るメロデイ付加音形成の基準となるノートコード
UN4′,UN3〜UN1をラツチ制御回路32か
ら発生されるラツチ信号LB−1,LB−2,LB
−3に対応してそれぞれラツチし、このラツチさ
れたノートコードに対応して音名別に信号Hまた
はLのいずれかを選択して12の信号として出力す
る。第13図においてはチヤンネルch1に対応
する回路のみ代表してその詳細が示されている。
なお、他の回路243,244も回路242と同
様に構成される。 UK最低音検出回路23から出力されるノート
コードUN4′、UN3〜UN1はラツチ制御回路
32から発生されるラツチ信号LB−1のタイミ
ングでラツチ回路LA1にラツチされ、H/L音
源制御メモリTCMに加えられる。H/L音源制
御メモリTCMはリードオンリイメモリから構成
され、H/L音源セレクタTCEにおける信号H
とLの選択パターンがノートコードUN4′,UN
3〜UN1をアドレスとして記憶されている。
H/L音源制御メモリTCMの記憶内容をノート
コードUN4′、UN3〜UN1の表わす音名との
関係のもとに表に示すと第4表のようになる。
られる。デコーダ252は16ビツトのデコーダで
減算回路251の算出値Qを16の出力端子(4)〜
(15)(0)〜(3)のいずれかにデコードして出力す
る。ここでデコーダ252の出力端子(4)〜(15)
(0)〜(3)は減算回路251の算出値(Q)を10
進数で表わしたものにそれぞれ対応している。例
えば、減算回路251の算出値(Q)が“0100”
(10進数で4)であると出力端子(4)に信号“1”
が生じる。このデコーダ252の出力端子の配列
は後述する説明から明らかになるようにメロデイ
付加音形成の優先順位を示している。デコーダ2
52の出力は差データ一時メモリ253に加えら
れる。 差データ一時メモリ253はデコーダ252の
出力端子(4)〜(15)(0)〜(3)にそれぞれ対応す
る16の記憶位置M4〜M15、M0〜M3を有し
ており、記憶位置M4〜M15の構成は記憶位置
M15に代表して示されており、記憶位置(0)
〜(3)の構成は記憶位置(3)に代表して示されてい
る。すなわち差データ一時メモリ253の記憶位
置M4〜M15はそれぞれ2入力アンド回路A1
0とフリツプフロツプFF1から構成され、2入
力アンド回路A10はその入力に信号Lとクロツ
クパルスφkとのアンド条件をとるアンド回路A
9の出力およびデコーダ252の対応する出力端
子(4)〜(15)の信号が加わり、フリツプフロツプ
FF1はそのセツト入力Sにアンド回路A10の
出力、リセツト入力Rに信号U7がそれぞれ加わ
る。また記憶位置M0〜M3はそれぞれ3入力ア
ンド回路A11とフリツプフロツプFF2から構
成され、3入力アンド回路A11はその入力に前
記アンド回路A9の出力およびデコーダ252の
対応する出力端子(0)〜(3)の信号およびインバ
ータIN2の出力が加わり、フリツプフロツプFF
2はそのセツト入力Sにアンド回路A11の出
力、リセツト入力Rに信号U7がそれぞれ加わる。
ここで信号Lは第2図(0)に示すように下鍵盤
処理タイミングL1T〜L7Tの間“1”となる
信号であり、インバータIN2はクローズモード
が選択されたとき“1”となるスイツチ5の出力
信号CLOSEを第2図cに示すタイミング信号T0
(キーコード信号KC1〜KC4に含まれる同期信
号SYに同期した信号)によつてラツチするラツ
チ回路255の出力が加えられており、クローズ
モードが選択されていれば“0”、オープンモー
ドが選択されていれば“1”となる信号を出力す
る。したがつてオープンモードが選択されている
と差データ一時メモリ253の各記憶位置M4〜
M15、M0〜M3のアンド回路A10およびA
11は下鍵盤処理タイミングL1T〜L7Tの間
動作可能となり、この下鍵盤処理タイミングL1
T〜L7Tの間にデコーダ252から出力される
信号によつて対応する記憶位置のフリツプフロツ
プFF1またはFF2がセツトされる。またクロー
ズモードが選択されていると記憶位置M4〜M1
5のアンド回路A10が下鍵盤処理タイミングL
1T〜L7Tの間動作可能となるが、記憶位置M
0〜M3のアンド回路A11はインバータIN2
の出力によつて動作可能とならず、下鍵盤処理タ
イミングL1T〜L7Tの間にデコーダ252か
ら出力された信号によつて記憶位置M4〜M15
のフリツプフロツプFF1のみがセツトされる。
このクローズモードにおいては記憶位置M0〜M
3のフリツプフロツプFF2はデコーダ252か
ら対応する出力があつたとしてもセツトされな
い。なお各記憶位置M4〜M15、M0〜M3の
フリツプフロツプFF1およびFF2は信号U7が発
生される毎にリセツトされる。このように差デー
タ一時メモリ253は、オープンモードであれば
下鍵盤処理タイミングL1T〜L7Tにおけるデ
コーダ252の出力端子(4)〜(15)、(0)〜(3)の
信号を全て対応する各記憶位置M4〜M15、M
0〜M3に記憶し、クローズモードであれば下鍵
盤処理タイミングL1T〜L7Tにおけるデコー
ダ252の出力端子のうち出力端子(0)〜(3)を
除く出力端子(4)〜(15)の信号を対応する記憶位
置M4〜M15に記憶する。 例えば、上鍵盤ノートコードUN4〜UN1が
表わす音名がFで、下鍵盤2で音名C,E,G,
A#の4つの鍵が押下されていると減算回路25
1は下鍵盤処理タイミングL1T〜L7Tの間に
“0111”、“0001”、“1101”、“1001”の4つの値を
出力し、オープンモードであれば差データ一時メ
モリ253の記憶位置M7,M9,M13,M1
に“1”信号が記憶され、クローズモードであれ
ば記憶位置M1への記憶が禁止されるので、記憶
位置M7,M9,M13に“1”信号が記憶され
る。 差データ一時メモリ253の各記憶位置M4〜
M15、M0〜M3の記憶内容(各フリツプフロ
ツプFF1,FF2の出力)は第2図dに示す信号
T3の発生タイミング(信号T0を3タイムスロツ
ト遅延した信号)でパラレル/シリアルコンバー
タ(P/Sコンバータ)254にパラレルに読み
込まれ、その後この読み込まれた信号は記憶位置
M4の内容を先頭とするシリアル信号として出力
される。このシリアル信号の各タイムスロツトは
クロツクパルスφ1,φ2によつて決定されるタイ
ムスロツトに同期しており、P/Sコンバータ2
54から記憶位置M4の内容が最初に出力される
タイミングは信号T3よりも1タイムスロツト遅
れたタイミング、すなわち信号T0から4タイム
スロツト遅れたタイミングとなる。このP/Sコ
ンバータ254の出力はアンド回路A12を介し
てLKノート一時メモリ26に加えられる。とこ
ろでアンド回路A12は他の入力にアンド回路A
13の出力が加えられており、アンド回路A13
にはラツチ回路255の出力を信号U7のタイミ
ングでラツチするラツチ回路256の出力とラツ
チ回路255の出力との排他論理条件をとる排他
論理和回路EX1の出力をインバータIN3で反転
した信号、すなわちメロデイ付加音形成モードが
変化したとき“0”となる信号と、UK最低音検
出回路23から加えられる上鍵盤キーオン信号
UKOが加えられている。したがつて、アンド回
路A12はメロデイ付加音形成モードが変化した
場合および上鍵盤1で押下されていた鍵が全て離
鍵された場合不動作となり、P/Sコンバータ2
54の出力をLKノートメモリ26に加えること
を禁止する。 LKノートメモリ26は3つの記憶位置MP1,
MP2,MP3およびP/Sコンバータ254か
ら出力されるシリアル信号に同期して対応するノ
ートコードを発生するダウンカウンタ261を有
しており、上記シリアル信号に含まれる先着の3
つの“1”信号に関してダウンカウンタ261か
ら発生される対応するノートコードを各記憶位置
MP1,MP2,MP3に順次記憶する。 ダウンカウンタ261はノートコードに対応す
る4ビツトのカウンタから構成され、UK最低音
検出回路23から出力されるUK最低音を示すノ
ートコードUN4〜UN1を信号T0のタイミング
でセツトし、このノートコードUN4〜UN1を
始点とし、クロツクパルスφ1,φ2からなる二相
クロツクパルスに同期して順次ダウンカウントす
る。したがつてP/Sコンバータ254から最初
の信号(差データメモリ253の記憶位置M4の
内容)が出力された時点で、ダウンカウンタ26
1はノートデータUN4〜UN1から十進数で4
減算していることになり、ダウンカウンタ261
の計数値はP/Sコンバータ253の出力と完全
に同期している。 LKノート一時メモリ26の各記憶位置MP1,
MP2,MP3、はそれぞれ4ビツトから構成さ
れ、各ビツトの詳細は第1ビツトに関して代表し
て示されている。すなわち第2ビツトから第4ビ
ツトまでの構成は図示しないが、第1ビツトと同
様に構成されている。なお第2ビツトから第4ビ
ツトの説明に関しては便宜上第1ビツトに示した
各素子の符号と同一の符号を用いて行う。 P/Sコンバータ254から出力されたシリア
ル信号は、アンド回路A14,A18,A22に
加えられる。ところで、後述する説明から明らか
になるようにLKノート一時メモリ26の全ての
DフリツプフロツプDF1〜DF6は、LKノート
一時メモリ26のシフト動作(データ送出動作)
の終了によりリセツトされるので、このP/Sコ
ンバータ254からシリアル信号がLKノート一
時メモリ26に加えられる時点では全てのDフリ
ツプフロツプDF1〜DF6の出力は“0”であ
り、これによつてアンド回路A14,A18,A
22のうちアンド回路A14のみ動作可能となつ
ている。したがつてP/Sコンバータ254から
最初に出力された“1”信号(差データメモリ2
53の記憶位置M4〜M15、M0〜M3に記憶
された“1”信号のうち最も優先順位が高いもの
に対応)はアンド回路A14を介して記憶位置
MP1の各ビツトのアンド回路A15に加えら
れ、アンド回路A15を動作可能にする。この時
点でダウンカウンタ261から出力されているノ
ートコードは上記“1”信号に関連した音名に対
応しており、このノートコードは記憶位置MP1
の各ビツトのアンド回路A15、オア回路OR
3、アンド回路A16、オア回路OR4を介して
DフリツプフロツプDF1に加えられ、Dフリツ
プフロツプDF1の出力はオア回路OR3に加えら
れて保持される。すなわちP/Sコンバータ25
4から最初に出力される“1”信号によつてこの
“1”信号に対応するノートコードがまず記憶位
置MP1に記憶される。 またアンド回路A14の出力はオア回路OR
5、アンド回路A17、オア回路OR6を介して
DフリツプフロツプDF2に加えられ、Dフリツ
プフロツプDF2の出力はオア回路OR5に加えら
れて保持される。またDフリツプフロツプDF2
の出力はインバータIN4を介してアンド回路A
14に加えられるとともにアンド回路A18に加
えられ、アンド回路A14を不動作にするととも
にアンド回路A18を動作可能にする。 この状態でP/Sコンバータ254から2番目
の“1”信号が出力されると、この“1”信号は
動作可能となつているアンド回路A18を介して
記憶位置MP2の各ビツトのアンド回路A19に
加えられ、アンド回路A19を動作可能にする。
これによりこの時点でダウンカウンタ261から
出力されているノートコードの各ビツトの信号は
記憶位置MP2の各ビツトのアンド回路A19、
オア回路OR7、アンド回路A20、オア回路
OR8を介してDフリツプフロツプDF3に加えら
れ、DフリツプフロツプDF3の出力はオア回路
OR7に加えられて保持される。すなわちP/S
コンバータ254から2番目に出力される“1”
信号によつて、この“1”信号に対応するノート
コードが記憶位置MP2に記憶される。 またアンド回路A18の出力はオア回路OR
9、アンド回路A21、オア回路OR10を介し
てDフリツプフロツプDF4に加えられ、Dフリ
ツプフロツプDF4の出力はオア回路OR9に加え
られて保持される。またDフリツプフロツプDF
4の出力はインバータIN5を介してアンド回路
A18に加えられるとともにアンド回路A22に
加えられ、アンド回路A18を不動作にするとと
もにアンド回路A22を動作可能にする。 続いて、P/Sコンバータ254から3番目の
“1”信号が出力されると、この“1”信号はア
ンド回路A22を介して記憶位置MP3の各ビツ
トのアンド回路A23に加えられ、アンド回路A
23を動作可能にする。これにより、この時点で
ダウンカウンタ261から出力されている各ビツ
トの信号は記憶位置MP3の各ビツトのアンド回
路A23、オア回路OR11、アンド回路A24
を介してDフリツプフロツプDF5に加えられ、
DフリツプフロツプDF5の出力はオア回路OR1
1に加えられて保持される。すなわちP/Sコン
バータ254から3番目に出力される“1”信号
によつてこの“1”信号に対応するノートコード
が記憶位置MP3に記憶される。 またアンド回路A22の出力はオア回路OR1
2、アンド回路A25を介してDフリツプフロツ
プDF6に加えられ、DフリツプフロツプDF6出
力はオア回路OR12に加えられて保持される。
またDフリツプフロツプDF6の出力はインバー
タIN6を介してアンド回路A22に加えられ、
アンド回路A22を不動作にする。 このようにP/Sコンバータ254から出力さ
れるシリアル信号に含まれる“1”信号のうち先
着の3つの“1”信号に関して、この“1”信号
に対応するノートコードが、ダウンカウンタ26
1から各記憶位置MP1,MP2,MP3に順次
記憶される。 上記動作を上鍵盤1で押下されている鍵の最低
鍵がF4音、下鍵盤2で押下されている鍵がC2音、
E3音、G3音、A#3音、モードとしてオープンモ
ードが指定されている場合について第7図を参照
して説明すると次のようになる。 ダウンカウンタ261は、信号T0のタイミン
グでF音に対応するノートコード“0110”(10進
数で6)をセツトし、この値を初期値とし、クロ
ツクパルスφ1,φ2に同期してダウンカウントす
る。すなわちダウンカウンタ261の計数値(内
容)は第7図に示すように信号T0のタイミング
で10進数で6となり、続いて5,4,3……と小
さくなり、0になると次に15となり、以後14,
13,12、……と小さくなる。 また差データメモリ253には記憶位置M7,
M9,M13,M1に“1”信号が記憶され、こ
の“1”信号は信号T3のタイミングでP/Sコ
ンバータ254に読み込まれ、P/Sコンバータ
254からは第4タイムスロツト、第6タイムス
ロツト、第10タイムスロツト、番14タイムスロツ
トにおいて“1”となるシリアル信号が出力され
る。したがつてLKノート一時メモリ26に最先
の“1”信号が到来したときダウンカウンタ26
1の内容は10進数で15になつており、この10進数
15に対応するC音を示すノートコードがまず記憶
位置MP1に読み込まれる。同様にP/Sコンバ
ータ254の出力によつて2番目の“1”信号が
到来したときのダウンカウンタ261の内容は10
進数で13になつており、この10進数13に対応する
A#音を示すノートコードが次に記憶位置MP2
に読み込まれ、3番目の“1”信号が到来したと
きのダウンカウンタ261の内容は10進数で9に
なつており、この10進数9に対応するG音を示す
ノートコードが最後に記憶位置MP3に読み込ま
れる。なおP/Sココンバータ254の出力によ
り4番目に到来する“1”信号によつては何の記
憶動作も行われない。 このようにして記憶位置MP1,MP2,MP
3に記憶されたノートコードは下鍵盤処理タイミ
ングL2T,L4T,L6Tのうちの信号T2Y3
のタイミングで順次シフトされ、下鍵盤ノートコ
ードLN4〜LN1として出力される。この下鍵
盤ノートコードLN4〜LN1の出力動作を第8
図に示したタイミングチヤートを用いて説明する
と次のようになる。 LKノート一時メモリ26は、記憶位置MP1
にノートコードを記憶した時点でこの記憶位置
MP1に記憶したノートコードを下鍵盤ノートコ
ードLN4〜LN1として出力する。同時にDフ
リツプフロツプDF2から記憶位置MP1にノー
トコードが記憶されていたことを示す信号LKを
出力する。下鍵盤処理タイミングL2Tになり、
下鍵盤処理タイミングL2T,L4T,L6Tの
間のみ“1”となる信号AF(第2図m参照)と信
号T2Y3(第2図e参照)とのアンド条件をとるア
ンド回路A28から“1”信号が出力されると、
この“1”信号は記憶位置MP1,MP2の各ビ
ツトのアンド回路A26、A27およびアンド回
路A29,A30に加えられ、アンド回路A2
6,A27,A29,A30を動作可能にする。
またアンド回路A28の出力はインバータIN7
で反転されて記憶位置MP1,MP2,MP3の
各ビツトのアンド回路A16,A20,A24お
よびアンド回路A17,A21,A25に加えら
れ、アンド回路A16,A20,A24,A1
7,A21,A25を不動作にする。これによ
り、記憶位置MP2の内容は記憶位置MP1に移
され、また記憶位置MP3の内容は記憶位置MP
2に移され、LKノート一時メモリ26からは記
憶位置MP2に記憶されていたノートコードが下
鍵盤ノートコードLN4〜LN1として出力され、
また記憶位置MP2にノートコードが記憶されて
いたことを示す信号LKが出力される。同様に下
鍵盤処理タイミングL4Tの信号T2Y3のタイミ
ングになるとアンド回路A28のアンド条件が再
び成立し、記憶位置MP2に移されている記憶位
置MP3の内容は更に記憶位置MP1に移され、
LKノート一時メモリ26からは記憶位置MP3
に記憶されていたノートコードが下鍵盤ノートコ
ードLN4〜LN1として出力され、また記憶位
置MP3にノートコードが割当てられていること
を示す信号LKが出力される。続いて下鍵盤処理
タイミングL6Tの信号T2Y3のタイミングにな
り、アンド回路A28のアンド条件が成立する
と、このアンド回路A28の出力により、記憶位
置MP1に移されている記憶位置MP3の内容は
クリアされ、これによりLKノート一時メモリ2
6から出力されている下鍵盤ノートコードLN4
〜LN1および信号LKは消滅する。 第9図はLKノートデータメモリ27、UKオ
クターブデータメモリ28、キーオンメモリ29
の詳細を示すものである。LKノートデータメモ
リ27は、セレクタ271、3ステージ4ビツト
のシフトレジスタ272からなる4ビツト3チヤ
ンネル(ch1〜ch3)の時分割メモリおよびこ
の時分割メモリの入出力データを比較する比較回
路273およびこの時分割メモリの出力を低速時
分割信号に変換するためのラツチ回路274をそ
なえている。このLKノートデータメモリ27の
動作を説明すると、まず後述する割当て制御回路
30からのロード信号LOが“1”であると、セ
レクタ271はA入力の信号を選択し、シフトレ
ジスタ272の記憶内容はこのセレクタ271を
介して保持されている。いまシフトレジスタ27
2のあるチヤンネル時間に関連してロード信号
LOが“1”になつたとすると、セレクタ271
はB入力の信号を選択し、このB入力の信号をシ
フトレジスタ272に加えることにより、シフト
レジスタ272の対応するチヤンネルch1〜ch
3の内容を書き換える。また比較回路273はセ
レクタ271のB入力に加わる信号とシフトレジ
スタ272の出力とを比較し、入力ノートコード
LN4〜LN1と同一のノートコードがシフトレ
ジスタ272のいずれかのチヤンネルに記憶され
ているとこのチヤンネル時間に一致信号NCEQを
出力する。またシフトレジスタ272の出力(ク
ロツクパルスφ1,φ2に同期した高速時分割信号)
はラツチ回路274に加えられる。ラツチ回路2
74はそのストローブ端子Sに第2図gに示すク
ロツクパルスφβとクロツクパルスφ2のアンド条
件をとるアンド回路A31の出力が加えられてお
り、このアンド回路A31の出力に同期してシフ
トレジスタ272の出力をラツチすることにより
シフトレジスタ272の出力を4倍のタイムスロ
ツトからなる低速時分割信号に変換する。 UKオクターブデータメモリ28は、セレクタ
281、3ステージ3ビツトのシフトレジスタ2
82、比較回路283、ラツチ回路284、イン
バータIN9、アンド回路A32から構成される。
このUKオクターブデータメモリ28は各回路が
オクターブコードUB3′〜UB1′に対応する3
ビツト構成となつていることを除けばLKノート
メモリ27と同一構成からなる。ただし、UKオ
クターブデータメモリ28では比較回路283か
ら出力される一致信号を信号OCEQとしている。 キーオンメモリ29は3チヤンネルch1〜ch
3の時分割メモリを構成する2本の3ステージ1
ビツトシフトレジスタ291,293およびラツ
チ回路293を具えており、シフトレジスタ29
1はロード信号LOをオア回路OR13を介して受
入し、この信号LOをアンド回路A33を介する
ことによりチヤンネル別に時分割で記憶する。こ
のシフトレジスタ291の各チヤンネルch1〜
ch3の記憶は割当て制御回路30から所定チヤ
ンネルに対応してキーオフ検出信号KOFFが加え
られたとき、このキーオフ検出信号KOFFがイン
バータIN10で反転されてアンド回路A33に
加わり、アンド回路A33が不動作になることに
よりクリアされる。シフトレジスタ291の出力
はキーオン信号KON′として送出されるとともに
ラツチ回路293に加えられる。 またシフトレジスタ292は、ダンプモードが
選択されているとロード信号LOをアンド回路A
35、オア回路OR14を介して受入し、ダンプ
モードが選択されていないと割当て制御回路30
から発生されるニユーキーオン信号NKO′をオア
回路OR14を介して受入する。このシフトレジ
スタ292に加えられた信号はアンド回路A34
を介することによりチヤンネル別に時分割で記憶
され、この記憶はインバータIN11を介してア
ンド回路A34に加わるクロツクパルスφβによ
り周期的にクリアされる。シフトレジスタ292
の出力はニユーキーオン信号NKO′としてラツチ
回路293に加えられる。 またキーコードデマルチ回路21から加えられ
るダンプモードの選択を示す信号DMPはインバ
ータIN12で反転されてアンド回路A36に加
えられる。したがつてダンプモードが選択されて
いないときアンド回路A36は動作可能となり、
割当て制御回路30から出力される後述のシヨー
トデイケイ信号SD′はこのアンド回路A36を介
してラツチ回路293に加えられる。 ラツチ回路293は、そのストローブ端子Sに
クロツクパルスφβとφ2のアンド条件をとるアン
ド回路A37の出力が加えられており、前述のラ
ツチ回路274,284と同一の機能を果すもの
である。すなわちラツチ回路293はシフトレジ
スタ291,292およびアンド回路A36から
それぞれ出力される高速時分割信号であるキーオ
ン信号KON′、ニユーキーオン信号NKO′および
シヨートデイケイ信号SD′を低速の時分割信号に
変換し、これをキーオン信号KON、ニユーキー
オン信号NKO、シヨートデイケイ信号SDとして
出力する。 第10図は割当て制御回路30の詳細を示した
ものである。割当て制御回路30はLKノートデ
ータメモリ27、UKオクターブデータメモリ2
8の各チヤンネルch1〜ch3へのノートコード
LN4〜LN1およびオクターブコードUB3′〜
UB1′の割当て制御を行う。この割当て制御回
路30の動作はサーチモードとロードモードに分
けることができる。サーチモードにおいてはLK
ノートデータメモリ27、UKオクターブデータ
メモリ28の各チヤンネルch1〜ch3のうち割
当てるべきチヤンネルを検索し、ロードモードに
おいてはサーチモードにおいて検索した割当てる
べきチヤンネルのチヤンネル時間に同期してロー
ド信号LOを発生し加えられているノートコード
LN4〜LN1およびオクターブコードUB3′〜
UB1′を割当てる。LKノート一時メモリ26か
ら最初に出力されるLKノート一時メモリ26の
記憶位置MP1に記憶されたノートコードに関す
るサーチモードは下鍵盤処理タイミングL1Tに
おいて実行され、ロードモードは続く下鍵盤処理
タイミングL2Tにおいて実行される。また2番
目に出力されるLKノート一時メモリ26の記憶
位置MP2に記憶されたノートコードに関するサ
ーチモードは下鍵盤処理タイミングL3Tにおい
て実行され、ロードモードは続く下鍵盤処理タイ
ミングL4Tにおいて実行される。そして3番目
に出力されるLKノート一時メモリ26の記憶位
置MP3に記憶されたノートコードに関するサー
チモードは下鍵盤処理タイミングL5Tにおいて
実行され、ロードモードは続く下鍵盤処理タイミ
ングL6Tにおいて行われる。すなわち第8図に
示すようにサーチモードは下鍵盤処理タイミング
L1T、L3T、L5Tにおいて行われ、ロード
モードは下鍵盤処理タイミングL2T、L4T、
L6Tにおいて行われる。 まずサーチモードについて説明する。サーチモ
ードにおいて、LKノートデータメモリ27に加
えられるノートコードLN4〜LN1およびUKオ
クターブデータメモリ28に加えられるオクター
ブコードUB3′〜UB1′がLKノートデータメモ
リ27およびUKオクターブデータメモリ28の
いずれかのチヤンネルch1〜ch3に既に割当て
られていると、当該チヤンネルのチヤンネル時間
においてLKノートデータメモリ27の比較回路
273から“1”の一致信号NCEQが生じ、UK
オクターブデータメモリ28の比較回路283か
ら“1”の一致信号OCEQが生じる。またこのノ
ートコードLN4〜LN1およびオクターブコー
ドUB3′〜UB1′に対応する鍵が押鍵中とみな
されていればキーオンメモリ29のシフトレジス
タ291から“1”のキーオン信号KON′が生じ
ている。したがつてこのとき上記信号NCEQ、
OCEQ、KON′およびサーチモードのとき“1”
となる第2図nに示す信号BFが加えられている
アンド回路A40のアンド条件が成立し、このア
ンド回路A40の出力はオア回路OR16を介し
てDフリツプフロツプDF7に加えられ、Dフリ
ツプフロツプDF7の出力はアンド回路A41に
加えられて保持される。このDフリツプフロツプ
DF7の出力は加えられているノートコードLN4
〜LN1およびオクターブコードUB3′〜UB
1′が既に割当て済であることを示している。な
おこのDフリツプフロツプDF7に保持された信
号はインバータIN15を介してアンド回路A4
1に加わる第2図rに示す信号CL6のタイング
で、すなわち後述するロードモードが終了する毎
にクリアされる。 ロードモードはアンド回路A42からロード信
号LOを発生することによつて行われる。このア
ンド回路A42のアンド条件を論理式で示すと次
のようになる。 LO=AF・LK・′・・・
・TR・・′ ここで信号AFは処理タイミングL2T、L4
T、L6Tの間、すなわちロードモードの間のみ
“1”となる第2図mに示す信号、信号LKはLK
ノート一時メモリ26から出力される割当てるべ
きメロデイ付加音があることを示す信号、信号
KON′はキーオンメモリ29から出力されるキー
オン信号KON′をインバータIN14で反転した信
号、信号はDフリツプフロツプDF7の出力信
号ASをインバータIN16で反転した信号で、加
えられているノートコードLN4〜LN1および
オクターブコードUB3′〜UB1′が未だ割当て
られていないことを示す信号である。また信号
NASはDフリツプフロツプDF8の出力信号
NASをインバータIN18で反転した信号で、D
フリツプフロツプDF8はアンド回路A42の出
力であるロード信号LOをオア回路OR17、他の
入力にインバータIN17を介して信号CL6が加
わるアンド回路A43を介して受入し、その出力
をオア回路OR17に加えることによつて保持し
ている。すなわちDフリツプフロツプDF8の出
力は加えられているノートコードLN4〜LN1
およびオクターブコードUB3′〜UB1′を今回
の割当てで割当てたことを示し、このDフリツプ
フロツプDF8の出力信号NASを反転した信号
NASは加えられているノートコードLN4〜LN
1およびオクターブコードUB3′〜UB1′を今
回の割当において未だ割当てていないことを示し
ている。また信号はUK最低音検出回路2
3から発生されるUK最低音変化信号UKCGをイ
ンバータIN21で反転した信号でUK最低音の変
化はなかつたことを示している。 また信号TRはトランケートすべきチヤンネル
に対応してトランケート回路302から発生され
るものである。ここでトランケート回路302の
詳細について簡単に説明しておくが、その前にト
ランケート回路302の動作に係わるキーオフ検
出について説明する。なお、ここでいうキーオフ
とは前述したように現実の離鍵とは必ずしも対応
していない。この実施例におけるキーオフ検出
は、割当てるべきノートコードLN4〜LN1お
よびオクターブコードUB3′〜UB1′が概に割
当てられていることを示すアンド回路A40の出
力と新たな割当てを指令するロード信号LO(アン
ド回路A42の出力)のいずれもが所定時間以上
とだえたことをもつてキーオフとして検出してい
る。アンド回路A40およびA42の出力はオア
回路OR15、アンド回路A38を介して3ステ
ージ1ビツトのシフトレジスタ301に加えら
れ、このシフトレジスタ301の出力はオア回路
OR15に加えられる。したがつて割当てるべき
ノートコードLN4〜LN1およびオクターブコ
ードUB3′〜UB1′が既に割当てられているか、
または新たにロード信号LOが発生すると、この
チヤンネルch1〜ch3に関連してシフトレジス
タ301に“1”信号が記憶される。この“1”
信号はインバータIN22を介してアンド回路A
38に加えられる信号AR(第2図p参照)によ
つて処理タイミングART毎にクリアされる。シ
フトレジスタ301の出力はインバータIN13
を介してアンド回路A39に加えられる。アンド
回路A39は他の入力に信号AR、キーオン信号
KON′、信号が加えられており、キーオフ
検出を示すキーオフ信号KOFFを出力する。この
アンド回路A39の論理条件を論理式で示すと次
のようになる。 KOFF=AR・・KON′・ ここで信号はインバータIN13の出力であ
る。すなわち処理タイミングARTにおいて、信
号KON′が生じていてかつ信号AAおよびUKCG
がともに生じていないとき、アンド回路A39の
アンド条件が成立してキーオフ信号KOFFを出力
する。このキーオフ信号KOFFは前述したキーオ
ンメモリ29(第9図)のインバータIN10に
加えられ、当該チヤンネルにおけるシフトレジス
タ291の記憶をクリアし、当該チヤンネルのキ
ーオン信号KON′を“0”にする。 トランケート回路302は上記キーオン信号
KON′が“0”になつた後において発生される上
記キーオフ信号KOFFをチヤンネル別に計数し、
この計数値が最大のチヤンネルを離鍵後最も時間
が経過したチヤンネルとして検出し、このチヤン
ネルのチヤンネル時間にトランケート信号TRを
出力する。 アンド回路A39から出力されたキーオフ信号
KOFFはトランケート回路302の3ステージ1
ビツトシフトレジスタSR1に加えられ、このシ
フトレジスタSR1の各ステージの出力はオア回
路OR18でオア条件がとられて3チヤンネル時
間分にパルス幅が伸長され加算器AD1のB入力
に加えられる。加算器AD1はそのA入力に3ス
テージ2ビツトシフトレジスタSR2の出力が加
えられるとともにその加算出力をキーオン信号
KON′によつて不動作となるゲート回路GA1を
介して上記シフトレジスタSR2の入力に加えて
おり、加算器AD1、ゲート回路GA1、シフト
レジスタSR2は、キーオン信号KON′が“0”
のチヤンネルに関してのみ動作してキーオフ信号
KOFFをチヤンネル別に計数する2ビツトの時分
割カウンタを構成している。 シフトレジスタSR2の出力は比較回路COM1
のA入力に加えられるとともにセレクタSE1の
A入力に加えられる。セレクタSE1はそのB入
力にセレクタSE1の出力を1チヤンネル時間遅
延するDフリツプフロツプ回路DC1の出力が加
えられており、シフトレジスタSR2の出力がD
フリツプフロツプ回路DC1の出力よりも大きい
とA入力に加わるシフトレジスタSR2の出力を
選択してDフリツプフロツプ回路DC1に加え、
シフトレジスタSR2の出力がDフリツプフロツ
プDC1の出力よりも小さいとB入力に加わるD
フリツプフロツプ回路DC1の出力を選択してD
フリツプフロツプ回路DC1に加える。すなわち
シフトレジスタSR2の出力がDフリツプフロツ
プ回路DC1の出力よりも大きいとこのシフトレ
ジスタSR2の出力でDフリツプフロツプ回路DC
1の記憶内容を書きかえ、シフトレジスタSR2
の出力がDフリツプフロツプ回路DC1の出力よ
りも小さいと、Dフリツプフロツプ回路DC1の
出力をセレクタSE1のB入力を介して再びDフ
リツプフロツプ回路DC1に加え、これを保持す
る。なお、セレクタSE1の選択動作は比較回路
COM1の比較出力A>Bに基づき行われる。す
なわち、比較回路COM1はそのB入力にDフリ
ツプフロツプ回路DC1の出力が加えられており、
A入力に加えられるシフトレジスタSR2の出力
がB入力に加えられるDフリツプフロツプ回路
DC1の出力よりも大きいと(A>B)、“1”の
比較出力A>Bを送出し、これをセレクタSE1
のA入力セレクト端子SAに加え、セレクタSEを
A入力選択モードにする。反対にDフリツプフロ
ツプ回路DC1の出力がシフトレジスタSR2の出
力よりも大きいと、比較回路COM1は“0”の
比較出力A>Bを送出し、これをノア回路NR1
を介してセレクタSE1のB入力セレクト端子SB
に加え、セレクタSE1をB入力選択モードにす
る。 上記動作に割当て制御回路30のサーチモード
の間(下鍵盤処理タイミングL1T、L3T、L
5Tの間)に行われ、Dフリツプフロツプ回路
DC1の記憶内容はサーチモードの終了時におい
てシフトレジスタSR2から時分割で出力される
各チヤンネルch1〜ch3の計数値のうちの最大
値となる。 続くロードモード(下鍵盤処理タイミングL2
T、L4T、L6T)においてはDフリツプフロ
ツプ回路DC1に記憶された最大値とシフトレジ
スタSR2の出力を比較回路COM1で比較し、両
方の値が一致したとき(A=B)、すなわち最大
値となつているチヤンネル時間においてトランケ
ート信号TRを出力する。なおロードモードが終
了する毎に信号CL6によりノア回路NR1の出力
は“0”となり、Dフリツプフロツプ回路DC1
に記憶されている値はクリアされる。 このようにトランケート回路302は、キーオ
ン信号KON′が“0”のチヤンネルに関してキー
オフ信号KOFFを計数するとともにサーチモード
毎にこの計数値の最大値を検出し、ロードモード
毎にこの最大値となつているチヤンネルのチヤン
ネル時間においてトランケート信号TRを出力す
る。 また信号・′は、ダンプモードの選択
を示すダンプ信号DMPとタイマ回路303から
出力されるシヨートデイケイ信号SD′とのナンド
条件をとるナンド回路NA1の出力である。この
ナンド回路NA1の出力の意味を説明するために
次にタイマ回路303の動作について説明する。 タイマ回路303の動作は、ダンプモードが選
択されている場合(DMP=“1”)と選択されて
いない場合(DMP=“0”)とで異なる。すなわ
ちダンプモードが選択されている場合はキーオフ
信号KOFFに応答し、このキーオフ信号KOFFの
立上りから所定時間(この実施例では25ms)の
間“1”となる信号SD′を発生する。またダンプ
モードが選択されていない場合はロード信号LO
に応答し、このロード信号LOの立上りから所定
時間(この実施例では12.5ms)の間“1”とな
る信号SD′を発生するとともにロード信号LOか
ら12.5ms遅延してニユーキーオン信号NKO′を発
生する。このタイマ回路303は各チヤンネル
ch1〜ch3別に設けられており、各チヤンネル
別に動作する。ただし、第10図には第1チヤン
ネルch1に関してのみ代表して図示されている。
なお第2チヤンネルch2、第3チヤンネルch3
に関する回路はタイミング信号として信号T1Y3
の代りに信号T2Y3、T3Y3を用いている点を除け
ば図示した回路と同様である。以下第1チヤンネ
ルch1に関する回路のみ代表してその動作を説
明する。 まずダンプモードが選択されている場合につい
て説明する。ダンプモードが選択されていると信
号DMPは“1”であり、この“1”の信号DMP
はセレクタ304のB入力セレクト端子SBに加
わり、セレクタ304はB入力選択モードとなつ
ている。この状態において、第1チヤンネルch
1のチヤンネル時間にアンド回路A39からキー
オフ信号KOFFが生じると、この信号KOFFはセ
レクタ304のB入力、信号T1Y3によつて第1
チヤンネルch1のチヤンネル時間において動作
可能となつているアンド回路A44を介してRS
フリツプフロツプFF3のセツト入力Sに加わり、
フリツプフロツプFF3をセツトする。またアン
ド回路A44の出力は微分回路DFF1で立上り
微分がとられ、カウンタCO1のリセツト入力R
に加えられる。カウンタCO1はそのカウント入
力CKにタイミング信号発生回路22から発生さ
れる所定周期のパルス信号P0が加えられてお
り、このパルス信号P0を計数することにより、
リセツト端子Rに微分回路DFF1の出力が加つ
てから12.5ms後および25ms後にパルス信号を出
力し、12.5ms後に生じるパルス信号P1はアン
ド回路A45に加えられ、25ms後に生じるパル
ス信号P2はアンド回路A46に加えられる。と
ころで、この場合、ダンプ信号DMPは“1”で
あるのでダンプ信号DMPが加わるアンド回路A
46は動作可能、ダンプ信号DMPをインバータ
IN20で反転した信号が加わるアンド回路A4
5は不動作となつている。したがつてカウンタ
CO1から出力されるパルス信号P2が、アンド
回路A46、オア回路OR19を介してフリツプ
フロツプFF3のリセツト入力Rに加わりフリツ
プフロツプFF3をリセツトする。すなわちフリ
ツプフロツプFF3は、キーオフ信号KOFFの立
上りから25msの間セツトされ、その後リセツト
される。このフリツプフロツプFF3の出力は信
号T1Y3によつて動作可能となるアンド回路A4
7、オア回路OR20を介して信号SD′として出
力される。この信号SD′は、キーオフ信号KOFF
の立上りから25msの間、第1チヤンネルch1の
チヤンネル時間の間のみ“1”となる信号であ
る。同様に他のチヤンネル(第2チヤンネルch
2、第3チヤンネルch3)でキーオフ信号KOFF
が発生された場合はこのキーオフ信号KOFFの立
上りから25msの間第2チヤンネルch2、第3チ
ヤンネルch3のチヤンネル時間においてそれぞ
れ“1”となる信号が他の回路から発生され、オ
ア回路OR20から出力される。 次にダンプモードが選択されていない場合につ
いて説明する。ダンプモードが選択されていない
と、信号DMPは“0”であり、この“0”の信
号DMPはインバータIN19で反転されてセレク
タ304のA入力セレクト端子SAに加わり、セ
レクタ304をA入力選択モードにする。この状
態で、アンド回路A42から第1チヤンネルch
1のチヤンネル時間に同期してロード信号LOが
発生されると、このロード信号LOはセレクタ3
04のA入力、アンド回路A44を介してフリツ
プフロツプFF3に加えられ、フリツプフロツプ
FF3をセツトする。またアンド回路A44の出
力は微分回路DFF1を介してカウンタCO1に加
わり、カウンタCO1はロード信号LOの立上りに
同期してリセツトされる。ところでこの場合、ダ
ンプ信号DMPは“0”であるので、アンド回路
A46は不動作、アンド回路A45は動作可能と
なつている。したがつてフリツプフロツプFF3
の出力がDフリツプフロツプDF9を介して加わ
るアンド回路A45はロード信号LOが立上つて
から12.5ms後にそのアンド条件が成立し、この
アンド回路A45の出力はオア回路OR19を介
してフリツプフロツプFF3のリセツト入力Rに
加えられフリツプフロツプFF3をリセツトする。
またアンド回路A45の出力は信号T1Y3によつ
て動作可能となつているアンド回路A48、オア
回路OR21を介してニユーキーオン信号
NKO′として出力される。またロード信号LOの
立上りから12.5msの間セツトされるフリツプフ
ロツプFF3の出力は信号T1Y3によつて動作可能
となつているアンド回路A47、オア回路OR2
0を介して信号SD′として出力される。このよう
にタイマ回路303はダンプモードが選択されて
いない場合はロード信号LOの立上りから12.5ms
の間、当該チヤンネルのチヤンネル時間の間
“1”となるシヨートデイケイ信号SD′を発生す
るとともに、ロード信号LOの立上りから12.5ms
経過して当該チヤンネルのチヤンネル時間におい
て“1”となるニユーキーオン信号NKO′を発生
する。 ナンド回路NA1には、上記タイマ回路303
から発生されたシヨートデイケイ信号SD′および
ダンプ信号DMPが加えられている。これにより
ナンド回路NA1はダンプモードが選択されてい
るとキーオフ信号KOFFが発生したチヤンネル時
間において該キーオフ信号KOFFの発生から
25msの間“0”となる信号を発生する。なおダ
ンプモードが選択されていないとナンド回路NA
1の出力は常に“1”である。 したがつてアンド回路A42は、ダンプモード
が選択されていない場合は以上説明した各種の信
号に基づき、条件 AF・LK・・・・
・TR が成立するとロード信号LOを発生すると、ダン
プモードが選択されている場合は、上記条件が成
立しても、キーオフ信号KOFFが発生したチヤン
ネルに関しこのキーオフ信号KOFFの発生から
25msの間はロード信号LOが発生されない。すな
わちダンプモードが選択されている場合はキーオ
フ信号KOFFが発生したチヤンネルに関し、該キ
ーオフ信号KOFFが発生してから25msの間ロー
ド信号LOの発生が禁止される。 このようにしてアンド回路A42から発生され
たロード信号LOはLKノートデータメモリ27、
UKオクターブデータメモリ28、キーオンメモ
リ29に加えられ、LKノート一時メモリ26か
ら発生されるノートコードLN4〜LN1、UK最
低音検出回路23から発生されるオクターブコー
ドUB3′〜UB1′のチヤンネル割当て制御およ
びキーオン信号KON、シヨートデイケイ信号
SD、ニユーキーオン信号NKOの形成制御が行わ
れる。 第11図は、ラツチ制御回路32の詳細を示し
たものである。ラツチ制御回路32は、処理タイ
ミングARTに同期した信号ARおよびキーオンメ
モリ29から出力されるニユーキーオン信号
NKOを受入し、2種類のラツチ信号LA、LA−
1、LA−2、LA−3およびLB−1、LB−2、
LB−3をLKノートデータメモリ27、UKオク
ターブデータメモリ28、キーオンメモリ29か
ら出力される低速時分割データのチヤンネル時間
に関連して発生する。なお上記低速時分割データ
のチヤンネル時間は前述したように第9図に示し
たラツチ回路274,284,293のラツチタ
イミミングによつて決定されるのであるが、この
チヤンネル時間を処理タイミングART、PT、U
1T……との関係のもとに示すと第12図a,b
のようになる。 第11図において、信号ARはオア回路OR2
2を介してフリツプフロツプDF10に加えられ、
DフリツプフロツプDF10の出力はDフリツプ
フロツプDF11、DF12を介してオア回路OR
22に加えられる。またDフリツプフロツプDF
10、DF11、DF12はそれぞれクロツクパル
スφα,φβによつて駆動されている。したがつ
て、オア回路OR22の出力信号AR1、Dフリ
ツプフロツプDF10の出力信号AR2、Dフリ
ツプフロツプDF11の出力信号AR3は第12
図c,d,eのようになる。この信号AR1,
AR2,AR3はアンド回路A49、A50,A
51で信号φαとそれぞれアンド条件がとられ、
ラツチ信号LA−1,LA−2,LA−3として出
力される。ラツチ信号LA−1,LA−2,LA−
3は第12図g,h,iに示される。第12図か
ら明らかなようにラツチ信号LA−1,LA−2,
LA−3は低速チヤンネルch1,ch2,ch3のチ
ヤンネル時間にそれぞれ同期している。またラツ
チ信号LA−1,LA−2,LA−3はアンド回路
A52,A53,A54でニユーキーオン信号
NKOとそれぞれアンド条件がとられ、ラツチ信
号LB−1,LB−2,LB−3として出力される。
すなわちラツチ信号LB−1,LB−2,LB−3
はラツチ信号LA−1,LA−2,LA−3と完全
に同期し、ニユーキーオン信号NKOが“1”で
あるチヤンネル時間に関してのみ生じる信号であ
る。 第13図は音源部24の詳細を示したものであ
る。音源部24は12の音名C#〜Cに対応してオ
クターブ関係にある2種類の音源信号H,Lをそ
れぞれ発生するH/L音源クロツク発生回路24
1および上記音源信号H,LのいずれかをUK最
低音検出回路23から出力されるノートコード
UN4′、UN3〜UN1に対応してチヤンネルch
1〜ch3別に選択して出力する12音源信号発生
回路242,234,244から構成される。 H/L音源クロツク発生回路241は各音名C
#〜Cに対応する12の回路からなり、第13図に
おいては音名Cに対応する回路に関してのみ代表
してその詳細が示されている。この回路はクロツ
クパルスφ2によつて駆動されるカウンタCO2と、
このカウンタCO2の計数値が予設定所定値に達
する毎に1発のパルスPを発生する所定値検出回
路VDと、パルスPのパルス幅を所定幅のパルス
に伸長して出力するパルス幅伸長回路PWと、シ
フトレジスタSR3、加算器AD2、Dフリツプフ
ロツプDF13、アンド回路A53,A54、オ
ア回路OR23、インバータIN22からなり、パ
ルスPが生じる毎に全体で「1」を加算するカウ
ンタ回路と、オア回路OR24,OR25、ゲー
ト回路GA2とをそなえている。カウンタCO2
の計数値が所定値になり、所定値検出回路VDか
らパルスPが出力されると、このパルスPはパル
ス幅伸長回路PWに加えられ、パルス幅伸長回路
PWはこのパルスPをシフトレジスタSR3のス
テージ数に対応するパルス幅のパルスに伸長して
出力する。このパルス幅伸長回路PWの出力はシ
フトレジスタSR3のシフト入力Sおよびアンド
回路A53,A54およびゲート回路GA2のイ
ネイブル端子ENに加えられ、シフトレジスタSR
3をシフトモード、アンド回路A53,A54お
よびゲート回路GA2を動作可能にする。またパ
ルスPはオア回路OR23を介して加算器AD2
のキヤリイ入力Ciに加えられるとともにオア回路
OR24,OR25を介してゲート回路GA2に加
えられる。ゲート回路GA2はオア回路OR24,
OR25に対応して2つの信号CH、CLを開閉す
るようになつており、信号CH,CLにはまずパル
スPが生じる。シフトレジスタSR3がシフトモ
ードになることにより、シフトレジスタSR3の
最終ステージから最初に出力される信号はアンド
回路A53を介して加算器AD2の加算入力Aに
加えられる。加算器AD2は加算入力Bに信号
“0”が加えられ、キヤリイ入力Ciには前述した
ようにパルスPが加えられている。したがつて、
加算器AD2はまず、シフトレジスタSR3から最
初に出力された信号に対して信号“1”を加算す
る。加算器AD2の加算出力Sはシフトレジスタ
SR3の第1ステージに加えられる。またこの加
算により加算器AD2のキヤリイ出力COに信号
“1”が生じると、このの信号“1”はDフリツ
プフロツプDF13、アンド回路A54、オア回
路OR23を介して加算器AD2のキヤリイ入力
Ciに加えられる。これにより加算器AD2はシフ
トレジスタSR3から2番目に出力される信号に
対しても“1”を加算する。なお、加算によりキ
ヤリイ出力COに信号“1”が生ない場合は、加
算器AD2はシフトレジスタSR3から出力された
信号をそのままシフトレジスタSR3の第1ステ
ージに加える。上記と同様の動作がパルス幅伸長
回路PWの出力が“1”の間続けられ、パルス幅
伸長回路PWの出力が“0”となつた時点におい
て、シフトレジスタSR3の各ステージの内容が
示す値は全体で「1」加算されたことになる。パ
ルス幅伸長回路PWの出力が“0”となると、こ
の信号はインバータIN22を介してシフトレジ
スタSR3のホールド入力Hに加えられ、シフト
レジスタSR3はホールドモードとなり各ステー
ジの内容は再びパルスPが生じるまで保持され
る。すなわち、シフトレジスタSR3の各ステー
ジの内容はパルスPが生じる毎にシフトされると
ともに各ステージの内容全体が表わす値に対して
「1」が加算され、この動作が繰り返えされる。
シフトモードにおいて、シフトレジスタSR3の
最終ステージから出力される信号はオア回路OR
24を介してゲート回路GA2に加わり、ゲート
回路GA2から信号CHとして出力される。また
シフトレジスタSR3は最終ステージの前ステー
ジからも信号を出力し、この信号はオア回路OR
25を介してゲート回路GA2に加わり、信号CL
として出力される。信号CHとCLを比較してみる
と、信号CHはパルスPを先頭にしてパルスPの
周期で変化する信号Q1、パルスPの2倍の周期
で変化する信号Q2、パルスPの4倍の周期で変
化する信号Q3、パルスPの8倍の周期で変化す
る信号号Q4、……が時分割で生じる信号となる。
すなわち信号P,Q1,Q3,Q4……がパルスPが
生じる毎に繰り返し生じる信号となる。これに対
し信号CLはパルスPを先頭にしてパルスPの4
倍の周期で変化する信号Q2、パルスPの8倍の
周期で変化する信号Q3、パルスPの16倍の周期
で変化する信号Q4……が時分割で生じる信号と
なる。すなわち信号P,Q2,Q3,Q4……がパル
スPが生じる毎に繰り返し生じる信号となる。な
お上記説明は音名Cに対応する回路について行つ
たが、他の音名に対応する回路も所定値検出回路
VDの設定値が異なるだけで他の構成は全く同一
である。 このようにH/L音源クロツク発生回路241
は、各音名C#〜Cに対応してそれぞれ2種類の
信号H、C#H、D#H、……CHおよびL、C
#L、DL、……CLの計24の信号を発生し、これ
を12音源信号発生回路242,243,244に
加える。 12音源信号発生回路242,243,244は
各チヤンネルch1,ch2,ch3にそれぞれ対応
しており、UK最低音検出回路23から出力され
るメロデイ付加音形成の基準となるノートコード
UN4′,UN3〜UN1をラツチ制御回路32か
ら発生されるラツチ信号LB−1,LB−2,LB
−3に対応してそれぞれラツチし、このラツチさ
れたノートコードに対応して音名別に信号Hまた
はLのいずれかを選択して12の信号として出力す
る。第13図においてはチヤンネルch1に対応
する回路のみ代表してその詳細が示されている。
なお、他の回路243,244も回路242と同
様に構成される。 UK最低音検出回路23から出力されるノート
コードUN4′、UN3〜UN1はラツチ制御回路
32から発生されるラツチ信号LB−1のタイミ
ングでラツチ回路LA1にラツチされ、H/L音
源制御メモリTCMに加えられる。H/L音源制
御メモリTCMはリードオンリイメモリから構成
され、H/L音源セレクタTCEにおける信号H
とLの選択パターンがノートコードUN4′,UN
3〜UN1をアドレスとして記憶されている。
H/L音源制御メモリTCMの記憶内容をノート
コードUN4′、UN3〜UN1の表わす音名との
関係のもとに表に示すと第4表のようになる。
【表】
第4表において、“1”はH/L音源セレクタ
TCEで信号Hが選択されることを意味し、“0”
はH/L音源セレクタTCEで信号Lが選択され
ることを示している。例えば、UK最低音検出回
路23から出力されるノートコードUN4′,UN
3〜UN1が音名Fを表わしているとH/L音源
制御メモリTCMはこのノートコードに対応して
H/L音源クロツク発生回路241から出力され
る信号のうち音名C#からFに関しては信号Hを
選択し、音名F#からCに関してはLを選択する
信号を読み出し、これをH/L音源セレクタ
TCEに加える。H/L音源セレクタTCEはH/
L音源制御メモリTCMの出力に対応して各音名
別に信号HかLのいずれかを選択して出力する。
すなわちH/L音源セレクタTCEは音名C#か
らFに関しては信号Hである信号C#H、DH、
D#H、EH、FHを選択し、音名F#からCに
関しては信号Lである信号F#L、GL、G#L、
AL、A#L、BL、CLを選択して出力する。 第14図は、音源選択開閉部31の詳細を示し
たものである。音源選択開閉部31は、ノート選
択回路、オクターブ選択回路、開閉回路をチヤン
ネルch1,〜ch3別にそなえており、各チヤン
ネルch1,〜ch3に対応するノート選択回路3
11,312,313は音源部24から出力され
る12の信号のうちの所望の1つを選択し、オクタ
ーブ選択回路314,315,316はこの選択
した1つの信号に含まれる所望オクターブの2フ
イート、4フイート、8フイート、16フイートの
信号を抽出選択し、開閉回路317,318,3
19は各フイートの音源信号にキーオン信号
KON、シヨートデイケイ信号SD、ダンプ信号
DMPに基づく所定のエンベロープを付加して、
これらを開閉出力する。なお、第14図におい
て、チヤンネルch1に対応する回路311,3
14,317に関してのみその詳細を代表して示
している。以下の説明においては便宜上他の回路
についても上記回路311,314,317で用
いた符号と同一のものを用いる。 デコーダDEC1は、LKノートデータメモリ2
7から時分割で出力されるノートデータNN4〜
NN1を受入し、これを各音名に対応する12本の
信号にデコードし、ノート選択回路311,31
2,313の各ラツチ回路LA2に加える。各ラ
ツチ回路LA2はそのストローブ端子Sにラツチ
制御回路32からラツチ信号LB−1、LB−2、
LB−3がそれぞれ加えられており、デコーダ
DEC1の出力をチヤンネルch1〜ch3別にラツ
チする。またデコーダDEC2はUKオクターブデ
ータメモリ28から時分割で出力されるオクター
ブデータNB3〜NB1を受入し、これを各オク
ターブに対応する5本の信号にデコードし、オク
ターブ選択回路314,315,316の各ラツ
チ回路LA3に加える。ラツチ回路LA3はそのス
トローブ端子Sに上記ラツチ信号LB−1,LB−
2,LB−3が加えられており、デコーダDEC2
の出力をチヤンネルch1〜ch3にラツチする。 ノート選択回路311,312,313はそれ
ぞれ、ノートセレクタNCEをそなえており、、ラ
ツチ回路LA2にラツチされた信号に基づき、音
源部24から出力される各音名に対応する12本の
信号のうち所望の1つの信号を選択する。ノート
セレクタNCEによつて選択される信号は前述し
たようにパルスPを先頭にし、順次1/2分周関係
にある方形波信号が時分割で続く信号である。こ
の信号はオクターブ選択回路314,315,3
16のシフトレジスタSR4に加えられる。 オクターブ選択回路314,315,316は
上記シフトレジスタSR4およびラツチ回路LA3
のほかにオクターブタイミング制御回路OTC、
ラツチ回路LA4をそなえており、オクターブタ
イミング制御回路OTCは、ラツチ回路LA3にラ
ツチされた信号およびシフトレジスタSR4から
出力されるパルスPに基づきラツチ回路LA3に
ラツチされた信号に対応するタイミングのラツチ
信号を形成し、これをラツチ回路LA4のストロ
ーブ端子Sに加え、ラツチ回路LA4はこのオク
ターブタイミング制御回路OTCからのラツチ信
号に対応してシフトレジスタSR4のパラレル出
力の1部をラツチすることにより所望オクターブ
の2フイート、4フイート、8フイート、16フイ
ートに対応する音源信号(方形波信号)を抽出選
択する。このラツチ回路LA4にラツチされた2
フイート、4フイート、8フイート、16フイート
に対応する音源信号は開閉回路317,318,
319のアナログ開閉回路ASWにそれぞれ加え
られる。アナログ開閉回路ASWは、コンデンサ
C1の充放電特性を利用して各フイートに対応す
る音源信号をエンベロープ制御して開閉するもの
である。すなわちアナログ開閉回路ASWに加え
られる各フイートに対応する音源信号はコンデン
サC1に生じる電圧に対応してエンベロープ制御
される。このエンベロープ制御はキーオン信号
KONに基づいて行われるが、その態様はシヨー
トデイケイ信号SDおよびダンプ信号DMPの内容
によつて異なる。 まずシヨートデイケイ信号SDおよびダンプ信
号DMPがいずれも“0”の場合について説明す
る。いま、キーオンメモリ29から出力されるキ
ーオン信号KONが第1チヤンネルch1に関して
“0”から“1”に立上つたとすると、この信号
KONは、メロデイ付加音選択スイツチ4(第1
図)がオンになつていることを示す信号ONによ
つて動作可能となるアンド回路A55を介してラ
ツチ回路LA5に加わり、ラツチ制御回路32か
ら発生されるラツチ信号LA−1によつてラツチ
回路LA5にラツチされてトランジスタTR1の
ゲートに加えられる。これによつてトランジスタ
TR1はオンになり、コンデンサC1はこのトラン
ジスタTR1、抵抗R3を介して抵抗R3の抵抗
値に対応する所定の時定数で充電される。その
後、第1チヤンネルch1がキーオフとなつてキ
ーオン信号KONが“0”になり、ラツチ回路LA
5から出力されるキーオン信号KONが“0”と
なると、トランジスタTR1はオフとなり、これ
によりコンデンサC1の充電電荷はデイケイ制御
用の可変抵抗R4を介して、可変抵抗R4の抵抗値
に対応する時定数で放電される。なおこのときト
ランジスタTR2,TR3はオフである。この場
合においてコンデンサC1に生じる電圧波形をキ
ーオン信号KONとの関係のもとに示すと第15
図a,bのようになる。すなわち信号SDおよび
DMPがともに“0”の場合アナログ開閉回路
ASWに加えられた音源信号は第15図bに示す
波形にしたがつてエンベロープ制御される。 またキーオン信号KONが“0”になつた後の
ある時点でチヤンネルch1に関するシヨートデ
イケイ信号SDが第15図cに示すように“0”
から“1”に立上つたとすると、この信号SDは
ラツチ信号LA−1によつてラツチ回路LA5にラ
ツチされてトランジスタTR2のゲートに加えら
れる。これによつてトランンジスタTR2はオン
となり、コンデンサC1の充電電荷は可変抵抗R4
を介する経路に加えて、トランンジスタTR2、
抵抗R1を介しても放電され、コンデンサC1の
示す電圧は急激に減少する。すなわちアナログ開
閉回路ASWで開閉される音源信号は急激に減衰
する。この関係は第15図bで破線で示される。
なお抵抗R1の抵抗値は抵抗R4の抵抗値よりも充
分小さく設定されている。 次にダンプ信号DMPが“1”であると、この
信号DMPはアンド回路A56に加えられる。ア
ンド回路A56は他の入力にラツチ回路LA5か
ら出力されるキーオン信号KONをインバータIN
23で反転した信号が加えられている。したがつ
てアンド回路A56はキーオン信号KONが“0”
になつた後動作可能になり、その出力はトランン
ジスタTR3のゲートに加えられ、トランンジス
タTR3をオンにする。これによりコンデンサC1
の放電経路にトランンジスタTR3、抵抗R2を介
する経路が加わり、コンデンサC1の充電電荷は
キーオン信号KONが“0”になると急激に放電
される。なお、抵抗R2の抵抗値は、抵抗R4の抵
抗値と比較して充分小さく設定されているが抵抗
R1の抵抗値よりもわずかに大きいものが用いら
れる。ダンプ信号DMPが“1”の場合における
コンデンサC1に生じる電圧波形は第15図dの
ようになり、この波形にしたがつてアナログ開閉
回路ASWに加えられる音源信号はエンベロープ
制御される。なお、ダンプ信号DMPが“1”の
場合は第9図に示したアンド回路A36によつて
シヨートデイケイ信号SDがインヒビツトされて
いるので、信号SDが“1”に立上ることはない。 開閉回路317,318,319の各アナログ
開閉回路ASWでチヤンネルch1〜ch3別にエン
ベロープ開閉制御された2フイート、4フイー
ト、8フイート、16フイートに対応する音源信号
はそれぞれ抵抗ミキシングされ、2フイート音
2′、4フイート音4′、8フイート音8′、16フ
イート音16′を示す楽音信号として出力される。 なお、上記実施例ではメロデイ付加音として2
フイート、4フイート、8フイート、16フイート
の楽音を発生するように構成したが、22/3フイ
ート、51/3フイート等の音を発生するように構
成することもできる。この場合前述のノート選択
回路311,312,313における選択におい
てノートデータNN4〜NN1の示す音名に対し
て5度音系の音名に対応する信号を選択するよう
にし、オクターブ選択回路における選択において
音源部24に加えたノートコードUN4′、UN3
〜UN1とノートデータNN4〜NN1を用いて
オクターブデータNB3〜NB1に適宜の補正を
加え、この補正したオクターブデータに基づき抽
出選択動作を行うように構成すればよい。 また、上記実施例では上鍵盤(メロデイ音演奏
用鍵盤)で押下された鍵の音のうちの所定音の音
域に関連し、下鍵盤(伴奏音演奏鍵盤)で押下さ
れた鍵の音と同一音名の音をメロデイ付加音とし
て発音するように構成したが、一段鍵盤をメロデ
イ音演奏用鍵域と伴奏音演奏用鍵域との2つの鍵
域に分割し、メロデイ音演奏用鍵域で押下された
鍵の音のうちの所定音の音域に関連し、伴奏音演
奏用鍵域で押下された鍵の音と同一音名の音をメ
ロデイ付加音として発音するように構成してもよ
い。またメロデイ付加音の同時最大発音数は3音
として構成したが、これは3音に限定されない。
3音以外の場合も同様に構成することができる。
この場合、同時最大発音数に対応するメロデイ付
加音発音用のチヤンネルが設けられるとともに
LKノート一時メモリにも上記チヤンネル数に対
応する記憶位置が設けられる。 以上説明したようにこの発明によれば、発音す
べきメロデイ付加音が、基準となるメロデイ音に
基づき設定される所定の優先順位にしたがつて選
択されるのでメロデイ音とメロデイ付加音との間
で音楽的に好しい調和を得ることができる。
TCEで信号Hが選択されることを意味し、“0”
はH/L音源セレクタTCEで信号Lが選択され
ることを示している。例えば、UK最低音検出回
路23から出力されるノートコードUN4′,UN
3〜UN1が音名Fを表わしているとH/L音源
制御メモリTCMはこのノートコードに対応して
H/L音源クロツク発生回路241から出力され
る信号のうち音名C#からFに関しては信号Hを
選択し、音名F#からCに関してはLを選択する
信号を読み出し、これをH/L音源セレクタ
TCEに加える。H/L音源セレクタTCEはH/
L音源制御メモリTCMの出力に対応して各音名
別に信号HかLのいずれかを選択して出力する。
すなわちH/L音源セレクタTCEは音名C#か
らFに関しては信号Hである信号C#H、DH、
D#H、EH、FHを選択し、音名F#からCに
関しては信号Lである信号F#L、GL、G#L、
AL、A#L、BL、CLを選択して出力する。 第14図は、音源選択開閉部31の詳細を示し
たものである。音源選択開閉部31は、ノート選
択回路、オクターブ選択回路、開閉回路をチヤン
ネルch1,〜ch3別にそなえており、各チヤン
ネルch1,〜ch3に対応するノート選択回路3
11,312,313は音源部24から出力され
る12の信号のうちの所望の1つを選択し、オクタ
ーブ選択回路314,315,316はこの選択
した1つの信号に含まれる所望オクターブの2フ
イート、4フイート、8フイート、16フイートの
信号を抽出選択し、開閉回路317,318,3
19は各フイートの音源信号にキーオン信号
KON、シヨートデイケイ信号SD、ダンプ信号
DMPに基づく所定のエンベロープを付加して、
これらを開閉出力する。なお、第14図におい
て、チヤンネルch1に対応する回路311,3
14,317に関してのみその詳細を代表して示
している。以下の説明においては便宜上他の回路
についても上記回路311,314,317で用
いた符号と同一のものを用いる。 デコーダDEC1は、LKノートデータメモリ2
7から時分割で出力されるノートデータNN4〜
NN1を受入し、これを各音名に対応する12本の
信号にデコードし、ノート選択回路311,31
2,313の各ラツチ回路LA2に加える。各ラ
ツチ回路LA2はそのストローブ端子Sにラツチ
制御回路32からラツチ信号LB−1、LB−2、
LB−3がそれぞれ加えられており、デコーダ
DEC1の出力をチヤンネルch1〜ch3別にラツ
チする。またデコーダDEC2はUKオクターブデ
ータメモリ28から時分割で出力されるオクター
ブデータNB3〜NB1を受入し、これを各オク
ターブに対応する5本の信号にデコードし、オク
ターブ選択回路314,315,316の各ラツ
チ回路LA3に加える。ラツチ回路LA3はそのス
トローブ端子Sに上記ラツチ信号LB−1,LB−
2,LB−3が加えられており、デコーダDEC2
の出力をチヤンネルch1〜ch3にラツチする。 ノート選択回路311,312,313はそれ
ぞれ、ノートセレクタNCEをそなえており、、ラ
ツチ回路LA2にラツチされた信号に基づき、音
源部24から出力される各音名に対応する12本の
信号のうち所望の1つの信号を選択する。ノート
セレクタNCEによつて選択される信号は前述し
たようにパルスPを先頭にし、順次1/2分周関係
にある方形波信号が時分割で続く信号である。こ
の信号はオクターブ選択回路314,315,3
16のシフトレジスタSR4に加えられる。 オクターブ選択回路314,315,316は
上記シフトレジスタSR4およびラツチ回路LA3
のほかにオクターブタイミング制御回路OTC、
ラツチ回路LA4をそなえており、オクターブタ
イミング制御回路OTCは、ラツチ回路LA3にラ
ツチされた信号およびシフトレジスタSR4から
出力されるパルスPに基づきラツチ回路LA3に
ラツチされた信号に対応するタイミングのラツチ
信号を形成し、これをラツチ回路LA4のストロ
ーブ端子Sに加え、ラツチ回路LA4はこのオク
ターブタイミング制御回路OTCからのラツチ信
号に対応してシフトレジスタSR4のパラレル出
力の1部をラツチすることにより所望オクターブ
の2フイート、4フイート、8フイート、16フイ
ートに対応する音源信号(方形波信号)を抽出選
択する。このラツチ回路LA4にラツチされた2
フイート、4フイート、8フイート、16フイート
に対応する音源信号は開閉回路317,318,
319のアナログ開閉回路ASWにそれぞれ加え
られる。アナログ開閉回路ASWは、コンデンサ
C1の充放電特性を利用して各フイートに対応す
る音源信号をエンベロープ制御して開閉するもの
である。すなわちアナログ開閉回路ASWに加え
られる各フイートに対応する音源信号はコンデン
サC1に生じる電圧に対応してエンベロープ制御
される。このエンベロープ制御はキーオン信号
KONに基づいて行われるが、その態様はシヨー
トデイケイ信号SDおよびダンプ信号DMPの内容
によつて異なる。 まずシヨートデイケイ信号SDおよびダンプ信
号DMPがいずれも“0”の場合について説明す
る。いま、キーオンメモリ29から出力されるキ
ーオン信号KONが第1チヤンネルch1に関して
“0”から“1”に立上つたとすると、この信号
KONは、メロデイ付加音選択スイツチ4(第1
図)がオンになつていることを示す信号ONによ
つて動作可能となるアンド回路A55を介してラ
ツチ回路LA5に加わり、ラツチ制御回路32か
ら発生されるラツチ信号LA−1によつてラツチ
回路LA5にラツチされてトランジスタTR1の
ゲートに加えられる。これによつてトランジスタ
TR1はオンになり、コンデンサC1はこのトラン
ジスタTR1、抵抗R3を介して抵抗R3の抵抗
値に対応する所定の時定数で充電される。その
後、第1チヤンネルch1がキーオフとなつてキ
ーオン信号KONが“0”になり、ラツチ回路LA
5から出力されるキーオン信号KONが“0”と
なると、トランジスタTR1はオフとなり、これ
によりコンデンサC1の充電電荷はデイケイ制御
用の可変抵抗R4を介して、可変抵抗R4の抵抗値
に対応する時定数で放電される。なおこのときト
ランジスタTR2,TR3はオフである。この場
合においてコンデンサC1に生じる電圧波形をキ
ーオン信号KONとの関係のもとに示すと第15
図a,bのようになる。すなわち信号SDおよび
DMPがともに“0”の場合アナログ開閉回路
ASWに加えられた音源信号は第15図bに示す
波形にしたがつてエンベロープ制御される。 またキーオン信号KONが“0”になつた後の
ある時点でチヤンネルch1に関するシヨートデ
イケイ信号SDが第15図cに示すように“0”
から“1”に立上つたとすると、この信号SDは
ラツチ信号LA−1によつてラツチ回路LA5にラ
ツチされてトランジスタTR2のゲートに加えら
れる。これによつてトランンジスタTR2はオン
となり、コンデンサC1の充電電荷は可変抵抗R4
を介する経路に加えて、トランンジスタTR2、
抵抗R1を介しても放電され、コンデンサC1の
示す電圧は急激に減少する。すなわちアナログ開
閉回路ASWで開閉される音源信号は急激に減衰
する。この関係は第15図bで破線で示される。
なお抵抗R1の抵抗値は抵抗R4の抵抗値よりも充
分小さく設定されている。 次にダンプ信号DMPが“1”であると、この
信号DMPはアンド回路A56に加えられる。ア
ンド回路A56は他の入力にラツチ回路LA5か
ら出力されるキーオン信号KONをインバータIN
23で反転した信号が加えられている。したがつ
てアンド回路A56はキーオン信号KONが“0”
になつた後動作可能になり、その出力はトランン
ジスタTR3のゲートに加えられ、トランンジス
タTR3をオンにする。これによりコンデンサC1
の放電経路にトランンジスタTR3、抵抗R2を介
する経路が加わり、コンデンサC1の充電電荷は
キーオン信号KONが“0”になると急激に放電
される。なお、抵抗R2の抵抗値は、抵抗R4の抵
抗値と比較して充分小さく設定されているが抵抗
R1の抵抗値よりもわずかに大きいものが用いら
れる。ダンプ信号DMPが“1”の場合における
コンデンサC1に生じる電圧波形は第15図dの
ようになり、この波形にしたがつてアナログ開閉
回路ASWに加えられる音源信号はエンベロープ
制御される。なお、ダンプ信号DMPが“1”の
場合は第9図に示したアンド回路A36によつて
シヨートデイケイ信号SDがインヒビツトされて
いるので、信号SDが“1”に立上ることはない。 開閉回路317,318,319の各アナログ
開閉回路ASWでチヤンネルch1〜ch3別にエン
ベロープ開閉制御された2フイート、4フイー
ト、8フイート、16フイートに対応する音源信号
はそれぞれ抵抗ミキシングされ、2フイート音
2′、4フイート音4′、8フイート音8′、16フ
イート音16′を示す楽音信号として出力される。 なお、上記実施例ではメロデイ付加音として2
フイート、4フイート、8フイート、16フイート
の楽音を発生するように構成したが、22/3フイ
ート、51/3フイート等の音を発生するように構
成することもできる。この場合前述のノート選択
回路311,312,313における選択におい
てノートデータNN4〜NN1の示す音名に対し
て5度音系の音名に対応する信号を選択するよう
にし、オクターブ選択回路における選択において
音源部24に加えたノートコードUN4′、UN3
〜UN1とノートデータNN4〜NN1を用いて
オクターブデータNB3〜NB1に適宜の補正を
加え、この補正したオクターブデータに基づき抽
出選択動作を行うように構成すればよい。 また、上記実施例では上鍵盤(メロデイ音演奏
用鍵盤)で押下された鍵の音のうちの所定音の音
域に関連し、下鍵盤(伴奏音演奏鍵盤)で押下さ
れた鍵の音と同一音名の音をメロデイ付加音とし
て発音するように構成したが、一段鍵盤をメロデ
イ音演奏用鍵域と伴奏音演奏用鍵域との2つの鍵
域に分割し、メロデイ音演奏用鍵域で押下された
鍵の音のうちの所定音の音域に関連し、伴奏音演
奏用鍵域で押下された鍵の音と同一音名の音をメ
ロデイ付加音として発音するように構成してもよ
い。またメロデイ付加音の同時最大発音数は3音
として構成したが、これは3音に限定されない。
3音以外の場合も同様に構成することができる。
この場合、同時最大発音数に対応するメロデイ付
加音発音用のチヤンネルが設けられるとともに
LKノート一時メモリにも上記チヤンネル数に対
応する記憶位置が設けられる。 以上説明したようにこの発明によれば、発音す
べきメロデイ付加音が、基準となるメロデイ音に
基づき設定される所定の優先順位にしたがつて選
択されるのでメロデイ音とメロデイ付加音との間
で音楽的に好しい調和を得ることができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す全体ブロツ
ク図、第2図は、同実施例の動作を説明するため
のタイミングチヤート、第3図はメロデイ付加音
形成の1例を示す説明図、第4図はメロデイ付加
音形成回路の概略構成を示すブロツク図、第5図
はキーコードデマルチ回路およびUK最低音検出
回路の詳細を示す回路図、第6図は優先回路、
LKノート一時メモリの詳細を示す回路図、第7
図および第8図は、LKノート一時メモリの動作
を説明するタイミングチヤート、第9図はLKノ
ートデータメモリ、UKオクターブデータメモリ
およびキーオンメモリの詳細を示す回路図、第1
0図は割当て制御回路の詳細を示す回路図、第1
1図はラツチ制御回路の詳細を示す回路図、第1
2図はラツチ制御回路の動作を説明するタイミン
グチヤート、第13図は音源部の詳細を示す回路
図、第14図は音源選択開閉部の詳細を示す回路
図、第15図は音源選択開閉部の動作を説明する
波形図である。 1……上鍵盤、2……下鍵盤、3……ペダル鍵
盤、4……メロデイ付加音選択スイツチ、5……
メロデイ付加音モード選択スイツチ、6……押鍵
検出回路、7……発音割当て回路、8……ダンプ
スイツチ、9……上鍵盤メロデイ音形成回路、1
0……下鍵盤伴奏音形成回路、11……ペダル鍵
盤伴奏音形成回路、12……メロデイ付加音形成
回路、13……メロデイ音音色回路、14……下
鍵盤伴奏音音色回路、15……ペダル鍵盤伴奏音
音色回路、16……サウンドシステム、23……
UK最低音検出回路、25……優先回路、26…
…LKノート一時メモリ、27……LKノートデー
タメモリ、28……UKオクターブデータメモ
リ、29……キーオンメモリ、30……割当て制
御回路、31……音源選択開閉部、32……ラツ
チ制御回路。
ク図、第2図は、同実施例の動作を説明するため
のタイミングチヤート、第3図はメロデイ付加音
形成の1例を示す説明図、第4図はメロデイ付加
音形成回路の概略構成を示すブロツク図、第5図
はキーコードデマルチ回路およびUK最低音検出
回路の詳細を示す回路図、第6図は優先回路、
LKノート一時メモリの詳細を示す回路図、第7
図および第8図は、LKノート一時メモリの動作
を説明するタイミングチヤート、第9図はLKノ
ートデータメモリ、UKオクターブデータメモリ
およびキーオンメモリの詳細を示す回路図、第1
0図は割当て制御回路の詳細を示す回路図、第1
1図はラツチ制御回路の詳細を示す回路図、第1
2図はラツチ制御回路の動作を説明するタイミン
グチヤート、第13図は音源部の詳細を示す回路
図、第14図は音源選択開閉部の詳細を示す回路
図、第15図は音源選択開閉部の動作を説明する
波形図である。 1……上鍵盤、2……下鍵盤、3……ペダル鍵
盤、4……メロデイ付加音選択スイツチ、5……
メロデイ付加音モード選択スイツチ、6……押鍵
検出回路、7……発音割当て回路、8……ダンプ
スイツチ、9……上鍵盤メロデイ音形成回路、1
0……下鍵盤伴奏音形成回路、11……ペダル鍵
盤伴奏音形成回路、12……メロデイ付加音形成
回路、13……メロデイ音音色回路、14……下
鍵盤伴奏音音色回路、15……ペダル鍵盤伴奏音
音色回路、16……サウンドシステム、23……
UK最低音検出回路、25……優先回路、26…
…LKノート一時メモリ、27……LKノートデー
タメモリ、28……UKオクターブデータメモ
リ、29……キーオンメモリ、30……割当て制
御回路、31……音源選択開閉部、32……ラツ
チ制御回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1の鍵盤または鍵域で押下されている鍵の
音を示す1乃至複数の第1の鍵情報および第2の
鍵盤または鍵域で押下されている鍵の音を示す1
乃至複数の第2の鍵情報を発生する鍵情報発生手
段と、 前記鍵情報発生手段から発生される前記第1の
鍵情報が示す音のうち最低音を基準音として選択
し、該基準音の音域に関連しかつ前記第2の鍵情
報が示す音と同一音名の音を示す信号を、該基準
音の音名より1音半低い音名の音を最優先とし、
以下低音側の音名の音ほど優先順位を低くし、該
基準音の音名より半音および全音低い音名の音を
最下位優先とする所定の優先順位を付して発生す
る信号発生手段と、 前記信号発生手段から発生された信号のうち優
先順位の高いものから順に所定数の信号を選択す
る選択手段と、 前記選択手段により選択された信号に対応して
楽音を発生する楽音発生手段と を具えた電子楽器。 2 前記信号発生手段は、 前記基準音の音名に対する前記第2の鍵情報が
示す音の音名の音程差を表わす数値情報を順次発
生する数値情報発生回路と、 前記数値情報発生回路から発生された数値情報
を、該基準音の音名より1音半低い音名に対応す
る数値情報を最優先とし、以下低音側の音名に対
応する数値情報ほど優先順位を低くし、該基準音
の音名より半音および全音低い音名に対応する数
値情報を最下位優先とする所定の優先順位にした
がつてデコードするデコード回路と、 前記デコード回路の各出力に対応する複数の記
憶位置を有し、該各記憶位置に前記デコード回路
の各出力をそれぞれ記憶する記憶回路と、 前記記憶回路の各記憶位置の記憶信号を順次読
出しこれを出力信号とする読出し回路と を具えるものである特許請求の範囲第1項記載の
電子楽器。 3 前記数値情報発生回路は、前記基準音の音名
を示す第1の音名情報から前記第2の鍵情報が示
す音の音名を示す第2の音名情報を減算する減算
回路である特許請求の範囲第2項記載の電子楽
器。 4 前記記憶回路は、前記デコード回路の各出力
信号のうち優先順位の低い所定数の信号に対応す
る記憶位置の記憶を禁止する手段を有するもので
ある特許請求の範囲第2項記載の電子楽器。 5 前記読出し回路は、前記記憶回路の記憶位置
と等しい数のステージを有するシフトレジスタか
らなり、前記記憶回路の各記憶位置の記憶内容を
各ステージに並列に読込み、シフト動作により該
読込んだ内容を優先順位が高い順に直列に出力す
るものである特許請求の範囲第2項記載の電子楽
器。 6 前記選択手段は、前記読出し回路から出力さ
れた信号のうち先着順に所定数の信号を選択して
該信号に対応する鍵情報を記憶するとともに該記
憶した鍵情報を順次出力する鍵情報一時記憶回路
と、前記鍵情報一時記憶回路から出力された鍵情
報を複数の発音チヤンネルのいずれかに割当てる
割当て回路とを具えるものであり、 前記楽音発生手段は、前記各発音チヤンネルに
割当てられた鍵情報に基づきチヤンネル別に楽音
を形成する楽音形成回路からなるものである特許
請求の範囲第2項記載の電子楽器。 7 前記第1の鍵盤または鍵域はメロデイ音演奏
用鍵盤またはメロデイ音演奏用鍵域であり、 前記第2の鍵盤または鍵域は伴奏音演奏用鍵盤
または伴奏音演奏用鍵域である特許請求の範囲第
1項記載の電子楽器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56184986A JPS5886597A (ja) | 1981-11-18 | 1981-11-18 | 電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56184986A JPS5886597A (ja) | 1981-11-18 | 1981-11-18 | 電子楽器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5886597A JPS5886597A (ja) | 1983-05-24 |
| JPH0160836B2 true JPH0160836B2 (ja) | 1989-12-26 |
Family
ID=16162792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56184986A Granted JPS5886597A (ja) | 1981-11-18 | 1981-11-18 | 電子楽器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5886597A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5317895A (en) * | 1976-08-02 | 1978-02-18 | Hitachi Ltd | Flow out preventive device of cooling water to outside of reactor |
| JPS5654494A (en) * | 1979-10-09 | 1981-05-14 | Nippon Musical Instruments Mfg | Electronic musical instrument |
-
1981
- 1981-11-18 JP JP56184986A patent/JPS5886597A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5886597A (ja) | 1983-05-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5983199A (ja) | 電子楽器 | |
| US5155286A (en) | Motif performing apparatus | |
| JPS634195B2 (ja) | ||
| JPS6337400B2 (ja) | ||
| US4220068A (en) | Method and apparatus for rhythmic note pattern generation in electronic organs | |
| US4232581A (en) | Automatic accompaniment apparatus | |
| JPS6255675B2 (ja) | ||
| JPS6331787B2 (ja) | ||
| JPH0160836B2 (ja) | ||
| JP3634130B2 (ja) | 楽音生成装置及び楽音生成方法 | |
| GB1583626A (en) | Electronic musical instrument | |
| US4612839A (en) | Waveform data generating system | |
| JP2714455B2 (ja) | モチーフ演奏装置及びモチーフ演奏方法 | |
| JPS6248833B2 (ja) | ||
| JP3289037B2 (ja) | モチーフ演奏装置及びモチーフ演奏方法 | |
| JPS631595B2 (ja) | ||
| US4318326A (en) | Plural manual organ having transposer | |
| JPS6242518B2 (ja) | ||
| US4312257A (en) | Automatic accompaniment apparatus | |
| JPS6242517B2 (ja) | ||
| JP3314079B2 (ja) | モチーフ演奏装置及びモチーフ演奏方法 | |
| JP2962546B2 (ja) | モチーフ演奏装置及びモチーフ演奏方法 | |
| JP2636393B2 (ja) | 自動演奏装置 | |
| JP2619237B2 (ja) | 電子楽器の自動伴奏装置 | |
| US4350069A (en) | Automatic bass generator for electronic organ |