JPH017875Y2 - - Google Patents

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JPH017875Y2
JPH017875Y2 JP6308884U JP6308884U JPH017875Y2 JP H017875 Y2 JPH017875 Y2 JP H017875Y2 JP 6308884 U JP6308884 U JP 6308884U JP 6308884 U JP6308884 U JP 6308884U JP H017875 Y2 JPH017875 Y2 JP H017875Y2
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piston
shoe
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【考案の詳細な説明】 考案の目的 この考案は、ドラム内周面とパツドとのスキマ
を、常温状態においてのみ、自動的に調整するよ
うに形成した、ホイールシリンダーのスキマ自動
調整装置に関するものである。
従来の技術 従来使用されている、ホイールシリンダーにお
ける、ドラム内周面とパツドのスキマ自動調整装
置は、ドラム温度や、ホイールシリンダーの作動
油温度とは無関係に、ドラム内周面とパツドとの
間に、一定値以上の間隙が生ずると、ホイールシ
リンダーの作動に伴つて、自動的に作動し、ドラ
ム内周面とパツドとの一定値以上の間隙を、一定
値の間隙に減少させるように形成されている。
解決しようとする問題点 そのため、従来例におけるスキマ自動調整装置
では、ドラムやホイールシリンダーの作動油の温
度が、いわゆる高温域にある間に調整された、ド
ラム内周面とパツドとのスキマは、いわゆる常温
域においては、一定値以下の間隙となり、ドラム
内周面とパツドが非制動時においても接触してい
る、いわゆる引きずりの現象を起す問題点を有し
ている。
この考案は上述の問題点を解決した常温域にお
いてのみスキマを調整するように形成した新規な
ホイールシリンダーにおけるスキマ自動調整装置
を提供することを目的とするものである。
考案の構成 問題点を解決するための手段 この考案は、上述の問題点を解決するため、ブ
レーキシユーウエブの一方の端縁部と当接する、
ホイールシリンダーの調整ボルト頭部に、感温金
属を使用して形成した、シユー係合具を設け、当
該シユー係合具でシユーウエブを挾接してホイー
ルシリンダーとブレーキシユーを連結するように
したものである。
作 用 ドラム内周面とパツド間のスキマの調整は、ホ
イールシリンダーの内周面に固定された筒状の固
定案内子と噛合い、ピストンの移動にともなつ
て、回転すると共に軸方向に移動する案内子と、
当該案内子とラチエツト噛合をなすと共に、ピス
トン端面に固定されたクラツチの、噛合面におけ
るラチエツト歯形の噛合進みによつてなされる。
案内子の回転が進むと、案内子のラチエツト歯形
は、現に噛合つているクラツチのラチエツト歯形
を越えて新しい噛合状態を生ずるが、この新旧の
噛合状態の差に相当する中心角だけピストンが回
転する。しかしピストンに螺合状に嵌合する調整
ボルトは、シユー係合具を介してシユーと連結し
ているため、回転せず、中心角に相当するピツチ
だけ押出されて、パツドとドラム内周面間のスキ
マを減少する。この場合シユー係合具は、常温域
においては、シユーウエブをタイトに挾接してい
るが、一定の温度以上になると、シユーウエブを
挾接する部分が開き、シユーウエブとの間に間隙
を生じ、案内子の回転が進んでも、シユー係合具
とシユーウエブとの間隙に相当する中心角だけ、
ピストンおよび調整ボルトが回転し、案内子とク
ラツチの新しい噛合歯形の形成が出来難い状態に
なる。つまり、一定以上の温度になると、ホイー
ルシリンダーのスキマ自動調整装置が作動しない
ようにしたものである。
実施例 以下、図示の実施例について説明する。
1はホイールシリンダーである。図示の実施例
においては、複動形のものが示され、ホイールシ
リンダー1内に装着される構成部品は中央横断面
に対して、左右対称に設けられている。単動式の
ホイールシリンダー1を使用する場合において
は、左、右いずれか一方側に装着される構成部品
で形成される。ホイールシリンダー1には、軸方
向中央部の内周面に厚肉筒状に形成した、固定案
内子2が圧入固定され、ほぼ中央点に固定案内子
2とホイールシリンダー1の壁肉を貫通して、圧
力導入孔3が設けられている。固定案内子2の内
周面には、ヘリカル歯形4が形成され、ボス付リ
ング状に形成した案内子5の外周面に形成した、
ヘリカル歯車6と噛合つている。また案内子5に
は、ボス端面にツメ歯形7を形成し、リング状に
形成したクラツチ8の、一方のリング端面をツメ
車9に形成してラチエツト噛合を形成させてい
る。クラツチ8は、ピストン10の内側端面の中
央部に突出する、クラツチ基台11に圧入固定さ
れ、ピストン10と一体となつて動くように形成
されている。またクラツチ基台11には、鍔付有
底筒状に形成したばね受台12の底部外面を、ク
ラツチ基台11の端面に当接させた状態で螺着固
定して設け、該ばね受台12と案内子5のリング
状端面間にコイルスプリング13を挾接して設
け、案内子5とクラツチ8のラチエツト噛合面を
適当な押圧力で、常に押すように形成されてい
る。またピストン10には外側端面中央に開口す
る螺子孔14を形成し、調整ボルト15を螺子嵌
合させるように形成されている。調整ボルト15
は、頭部16には平行有底溝17が形成されてい
る。該平行有底溝17の溝巾は、ブレーキシユー
18のウエブ19の板厚よりも大きく形成し、該
平行有底溝17にシユー係合具20を挿嵌し、シ
ユー係合具20を介して、ウエブ19を平行有底
溝17にはめ込み、ウエブ19の外周縁が平行有
底溝17の底面に接触するように形成する。シユ
ー係合具20は、開口縁における対向面を内側に
凸面を有するように湾曲して形成した挾接部21
と、該挾接部21に連接して、対内面が外側に凸
面を有するように湾曲して形成した係合部22
を、外方向にわずかに凸面を有するように、弧状
の湾曲面で形成した底面部23で連接して形成
し、底面部23を平行有底溝17の底面に接触さ
せ、対向して対をなす係合部22を平行有底溝1
7の平行壁間に圧入するようにして係止し、挾接
部21でシユー18のウエブ19を挾持するよう
に形成する。またシユー係合具20は、平行有底
溝17の溝長さと同長の長さに形成し、内側に高
膨脹の材料、例えばモネルメタルと外側に低膨脹
の材料、例えば40パーセント、ニツケル鋼、を貼
り合せたバイメタルで形成する。このスキマ自動
調整装置では、ドラム内周面とパツドとの間隙が
増加し、シユー18の、ブレーキ作動時におけ
る、変位量が増加すると、ピストン10の突出し
量(行き行程)が増す。ピストン10の突出し量
が増加すると、案内子5の回転角が増し、現に噛
合つているクラツチ8のツメ車9の山を越えて、
新しいラチエツト噛合を形成する。つまり調整ボ
ルト15は、シユー18のウエブ19をシユー係
合具20の挾接部21で挾持し、ピストン10の
螺子孔14に螺合する調整ボルト15のねじ面
は、制動中のため面圧が高く、従つてクラツチ8
は回転せず、案内子5が、コイルスプリング13
の押圧力に打勝つて、回転し新しいラチエツト噛
合を形成する。この状態で除圧されると、クラツ
チ8のツメ車9の一山に相当する中心角だけ、螺
子孔14と調整ボルト15のねじ部にスベリを生
じ、この中心角に相当するピツチだけ調整ボルト
15が突出し、スキマを減少する。この場合、除
圧時における、シユー18は、別に設けたリター
ンスプリングの張力で引戻されるように形成され
ている。今ドラム温度が一定の温度以上に上昇す
ると、調整ボルト15の平行有底溝17に係止し
ている、シユー係合具20の挾接部21は、外側
に開き、挾持しているシユー18のウエブ19と
の間に間隙を生ずる。この間隙に相当する中心角
だけ、回転方向に遊びが生じ、案内子5の回転に
つれて、ピストン2が回転し、ツメ歯形7がクラ
ツチ8のツメ車9の山を越えず、現状の噛合状態
を維持し、ピストン10の除圧に従つて復元す
る。
効 果 この考案は上述の実施例に基づいて実用新案登
録請求の範囲のように構成したので、常温域で
は、ブレーキシユーのウエブと調整ボルトは、シ
ユー係合具がウエブをタイトに挾持しているの
で、回転角に対する遊びがなく、精度よく、ドラ
ム内周面とパツドとのスキマを調整することがで
きる。また一定値以上に温度が上昇すると、シユ
ー係合具の挾接部間隔が開き、ウエブ板厚との間
に遊びが生じ、回転子はクラツチのラチエツト歯
形を越えることなくなり、スキマ調整を行わなく
することができる。そのため熱膨脹に寄因する過
調整の問題の生ずるおそれがなくなり、常温時に
おける、ドラム内周面とパツドの基準スキマを精
度高く定めることができ、ブレーキの調整作業を
能率よく行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はブレーキ装置の一部を欠除した断面
図、第2図は調整ボルト頭部の拡大断面図、第3
図はその平面図である。 1……ホイールシリンダー、2……固定案内
子、5……案内子、8……クラツチ、10……ピ
ストン、15……調整ボルト、16……頭部、1
7……平行有底溝、18……ブレーキシユー、1
9……ウエブ、20……シユー係合具、21……
挾接部、22……係合部、23……底面部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホイールシリンダー内のピストンの移動に従つ
    て移動し、回転する案内子と、ピストンと一体に
    回動するクラツチとのラチエツト噛合によつて、
    ピストンを回転させ、ピストンに螺子嵌合し、ブ
    レーキシユーと係合する調整ボルトを突出してス
    キマを調整するスキマ自動調整装置において、ピ
    ストン10の外側端面中央部の螺子孔14に螺子
    嵌合する調整ボルト15の頭部16に形成した平
    行有底溝17に、シユー18のウエブ19を挾接
    する挾接部21と平行有底溝17の平行壁に係合
    する係合部22を設けて形成し、挾接部21およ
    び係合部22の内側壁部を高膨脹金属で形成する
    と共に外側壁部を低膨脹金属で形成したバイメタ
    ルで形成し温度上昇によつて挾接部21の挾接間
    隔が開き温度の下降によつて挾接部21の挾接間
    隔が縮少するシユー係合具20を設けたことを特
    徴とするホイールシリンダーにおけるスキマ自動
    調整装置。
JP6308884U 1984-05-01 1984-05-01 ホイ−ルシリンダ−におけるスキマ自動調整装置 Granted JPS60175918U (ja)

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JP6308884U JPS60175918U (ja) 1984-05-01 1984-05-01 ホイ−ルシリンダ−におけるスキマ自動調整装置

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JP6308884U JPS60175918U (ja) 1984-05-01 1984-05-01 ホイ−ルシリンダ−におけるスキマ自動調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS60175918U JPS60175918U (ja) 1985-11-21
JPH017875Y2 true JPH017875Y2 (ja) 1989-03-02

Family

ID=30592911

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JP6308884U Granted JPS60175918U (ja) 1984-05-01 1984-05-01 ホイ−ルシリンダ−におけるスキマ自動調整装置

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