JPH018766Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH018766Y2 JPH018766Y2 JP13104883U JP13104883U JPH018766Y2 JP H018766 Y2 JPH018766 Y2 JP H018766Y2 JP 13104883 U JP13104883 U JP 13104883U JP 13104883 U JP13104883 U JP 13104883U JP H018766 Y2 JPH018766 Y2 JP H018766Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nickel layer
- water
- sealing cap
- layer
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は水冷エンジンのウオータジヤケツトに
あいたガス抜孔をシーリングするためのシーリン
グキヤツプに関するものである。
あいたガス抜孔をシーリングするためのシーリン
グキヤツプに関するものである。
水冷シエンジンは鋳造時のガス抜きのためにウ
オータジヤケツトの壁面にガス抜孔を設ける必要
がある。このガス抜孔はエンジン組立時にシーリ
ングキヤツプによつてシールされ、ウオータジヤ
ケツト内の冷却水が漏れることのないように処置
されている。第1図はこの様なシーリングキヤツ
プの形状を示す平面図であり、第2図はその−
線断面図である。図示の如く、このシーリング
キヤツプ1は金属板をプレス加工等によつて薄鉢
状に形成されたもので、その側壁11は1/20程度
のテーパで開口端側の直径が大きくなつており、
その外周面は極めて滑らかに仕上げられている。
従つて、この様な構造のシーリングキヤツプ1を
ガス抜孔に圧入すると、前記滑らかに仕上げられ
た側壁11がそのテーパによつてガス抜孔に密着
し、ウオータジヤケツト内の冷却水を完全にシー
リングできる。
オータジヤケツトの壁面にガス抜孔を設ける必要
がある。このガス抜孔はエンジン組立時にシーリ
ングキヤツプによつてシールされ、ウオータジヤ
ケツト内の冷却水が漏れることのないように処置
されている。第1図はこの様なシーリングキヤツ
プの形状を示す平面図であり、第2図はその−
線断面図である。図示の如く、このシーリング
キヤツプ1は金属板をプレス加工等によつて薄鉢
状に形成されたもので、その側壁11は1/20程度
のテーパで開口端側の直径が大きくなつており、
その外周面は極めて滑らかに仕上げられている。
従つて、この様な構造のシーリングキヤツプ1を
ガス抜孔に圧入すると、前記滑らかに仕上げられ
た側壁11がそのテーパによつてガス抜孔に密着
し、ウオータジヤケツト内の冷却水を完全にシー
リングできる。
この場合、このシーリングキヤツプ1には、長
期にわたつて確実なシーリングを保証するために
ある程度以上の硬度と耐蝕性とが要求される。即
ち、硬度が不足するとガス抜孔にバリ等があつた
場合、シーリングキヤツプ圧入時に滑らかに仕上
げられた側壁11の外周面に傷がつき、この傷が
原因で冷却水が滲み出す可能性が生ずる。また耐
蝕性が低いと、長期間にわたる使用によつて錆が
生じたり腐蝕されたりして冷却水の漏洩の原因と
なる。
期にわたつて確実なシーリングを保証するために
ある程度以上の硬度と耐蝕性とが要求される。即
ち、硬度が不足するとガス抜孔にバリ等があつた
場合、シーリングキヤツプ圧入時に滑らかに仕上
げられた側壁11の外周面に傷がつき、この傷が
原因で冷却水が滲み出す可能性が生ずる。また耐
蝕性が低いと、長期間にわたる使用によつて錆が
生じたり腐蝕されたりして冷却水の漏洩の原因と
なる。
従つて、従来の水冷エンジン用シーリングキヤ
ツプ、特に産業用エンジン、大形デイーゼルエン
ジン等長寿命を要求されるエンジンに於けるシー
リングキヤツプの材料としてはステンレススチー
ルが用いられていた。このステンレススチール
は、硬度、耐蝕性の面では優れたものであるが、
経済的には極めて不利な材料である。即ち、素材
そのものの価格が一般の鋼板の数倍と極めて高価
なものであるばかりか、非常に加工性が悪く、製
造装置が高価となり、多くの製造工数を必要とす
るため、そのコストは極めて高いものとなり、さ
らにステンレススチールは材料の異方性が強く、
真円のシーリングキヤツプを製造することが難し
く、コストを更に高いものとしていた。
ツプ、特に産業用エンジン、大形デイーゼルエン
ジン等長寿命を要求されるエンジンに於けるシー
リングキヤツプの材料としてはステンレススチー
ルが用いられていた。このステンレススチール
は、硬度、耐蝕性の面では優れたものであるが、
経済的には極めて不利な材料である。即ち、素材
そのものの価格が一般の鋼板の数倍と極めて高価
なものであるばかりか、非常に加工性が悪く、製
造装置が高価となり、多くの製造工数を必要とす
るため、そのコストは極めて高いものとなり、さ
らにステンレススチールは材料の異方性が強く、
真円のシーリングキヤツプを製造することが難し
く、コストを更に高いものとしていた。
本考案はこの点に着目し、安価なシーリングキ
ヤツプの提供を目的とするもので、プレス加工等
で所定形状に形成されたキヤツプ本体と、その表
面に電気メツキによつて形成された第1のニツケ
ル層と、この第1のニツケル層の上に無電解メツ
キによつて形成された第2のニツケル層と、この
第2のニツケル層上に電気メツキによつて形成さ
れ、その一部が第2のニツケル層内に拡散したカ
ドミユーム層とを備えて成る水冷エンジン用シー
リングキヤツプをその要旨とするものである。
ヤツプの提供を目的とするもので、プレス加工等
で所定形状に形成されたキヤツプ本体と、その表
面に電気メツキによつて形成された第1のニツケ
ル層と、この第1のニツケル層の上に無電解メツ
キによつて形成された第2のニツケル層と、この
第2のニツケル層上に電気メツキによつて形成さ
れ、その一部が第2のニツケル層内に拡散したカ
ドミユーム層とを備えて成る水冷エンジン用シー
リングキヤツプをその要旨とするものである。
以下第3図に示す実施例に従つて詳細に説明す
る。
る。
第3図は本考案の一実施例の部分拡大断面図で
ある。同図に於て、2は本考案に係る水冷エンジ
ン用シーリングキヤツプのキヤツプ本体であつ
て、例えば、一般のスチールをプレス加工等によ
つて第1図および第2図に示す薄鉢形状に形成さ
れたものである。第3図にはその極く一部の表層
部分のみが示されている。3はこのキヤツプ本体
2の表面に形成された第1のニツケル層、4はこ
の第1のニツケル層3上に形成された第2のニツ
ケル層である。第1のニツケル層3は電気メツキ
によつて形成された厚さ2ミクロン程度の層であ
つて、第2のニツケル層4の下地メツキ層として
作用する。第2のニツケル層4はこの下地メツキ
としての第1のニツケル層3上に無電解メツキに
よつて形成された厚さ10ミクロン程度の層であ
る。5はこの第2のニツケル層4上に電気メツキ
によつて形成されたカドミユーム層で、5ミクロ
ン程度の厚さを有し、その一部が第2のニツケル
層4内に拡散し、無電解メツキによつて第2のニ
ツメル層4内に無数に生じているピンホールを保
護している。
ある。同図に於て、2は本考案に係る水冷エンジ
ン用シーリングキヤツプのキヤツプ本体であつ
て、例えば、一般のスチールをプレス加工等によ
つて第1図および第2図に示す薄鉢形状に形成さ
れたものである。第3図にはその極く一部の表層
部分のみが示されている。3はこのキヤツプ本体
2の表面に形成された第1のニツケル層、4はこ
の第1のニツケル層3上に形成された第2のニツ
ケル層である。第1のニツケル層3は電気メツキ
によつて形成された厚さ2ミクロン程度の層であ
つて、第2のニツケル層4の下地メツキ層として
作用する。第2のニツケル層4はこの下地メツキ
としての第1のニツケル層3上に無電解メツキに
よつて形成された厚さ10ミクロン程度の層であ
る。5はこの第2のニツケル層4上に電気メツキ
によつて形成されたカドミユーム層で、5ミクロ
ン程度の厚さを有し、その一部が第2のニツケル
層4内に拡散し、無電解メツキによつて第2のニ
ツメル層4内に無数に生じているピンホールを保
護している。
この様にその表面が3層で覆われたシーリング
キヤツプ1は、キヤツプ本体2を一般のスチール
を用いても無電解メツキによつて形成された第2
のニツケル層4を有しているため、その表面の硬
さはビツカース硬度で500程度はあり、プレス加
工後のステンレススチールのそれに匹敵するもの
である。この硬度は熱処理によつてさらにビツカ
ース硬度で1000程度まで上げることができる。ま
た、この第2のニツケル層4は電気メツキによる
第1のニツケル層3を介してしつかりとキヤツプ
本体2に密着し、また、ピンホールがカドミユー
ム層5の拡散によつて保護されるため、極めて耐
蝕性が高く、300時間程度の塩水噴霧試験によつ
ても発錆は見られず、耐用年限の長い水冷エンジ
ン用シーリングキヤツプに用い得る特性を示して
いる。
キヤツプ1は、キヤツプ本体2を一般のスチール
を用いても無電解メツキによつて形成された第2
のニツケル層4を有しているため、その表面の硬
さはビツカース硬度で500程度はあり、プレス加
工後のステンレススチールのそれに匹敵するもの
である。この硬度は熱処理によつてさらにビツカ
ース硬度で1000程度まで上げることができる。ま
た、この第2のニツケル層4は電気メツキによる
第1のニツケル層3を介してしつかりとキヤツプ
本体2に密着し、また、ピンホールがカドミユー
ム層5の拡散によつて保護されるため、極めて耐
蝕性が高く、300時間程度の塩水噴霧試験によつ
ても発錆は見られず、耐用年限の長い水冷エンジ
ン用シーリングキヤツプに用い得る特性を示して
いる。
以上詳細に説明した如く、本考案に係る水冷エ
ンジン用シーリングキヤツプによれば、キヤツプ
本体に一般のスチールが使用できるため、材料コ
ストを大幅に引下げることができるばかりか、ス
テンレススチールに比べてはるかに加工しやすい
ものであるため安価な製造装置の使用が可能とな
り、メツキ工程を除けば大幅な製作工数の削減が
期待でき、また材料の異方性がさほど強いもので
はないため真円の加工が容易であるため、メツキ
によるコストアツプを差引いても大幅なコストダ
ウンが可能となり、3層のメツキ層によつてステ
ンレススチールを用いたものに比べて損色の無い
硬度と耐蝕性を有する水冷エンジン用シーリング
キヤツプを得ることができる。
ンジン用シーリングキヤツプによれば、キヤツプ
本体に一般のスチールが使用できるため、材料コ
ストを大幅に引下げることができるばかりか、ス
テンレススチールに比べてはるかに加工しやすい
ものであるため安価な製造装置の使用が可能とな
り、メツキ工程を除けば大幅な製作工数の削減が
期待でき、また材料の異方性がさほど強いもので
はないため真円の加工が容易であるため、メツキ
によるコストアツプを差引いても大幅なコストダ
ウンが可能となり、3層のメツキ層によつてステ
ンレススチールを用いたものに比べて損色の無い
硬度と耐蝕性を有する水冷エンジン用シーリング
キヤツプを得ることができる。
以上、図示の実施例に従つて説明したが、本考
案はこれにのみ限定されるものではなく、例え
ば、3層構造の各メツキ層の層厚等は適宜選択可
能なものであり、またキヤツプ本体の材質も代替
可能である。
案はこれにのみ限定されるものではなく、例え
ば、3層構造の各メツキ層の層厚等は適宜選択可
能なものであり、またキヤツプ本体の材質も代替
可能である。
第1図は水冷エンジン用シーリングキヤツプの
外観の一例を示す平面図、第2図はその−線
断面図、第3図は本考案の一実施例の要部を示す
部分拡大断面図である。 1……水冷エンジン用シーリングキヤツプ、1
1……側壁、2……キヤツプ本体、3……第1の
ニツケル層、4……第2のニツケル層、5……カ
ドミユーム層。
外観の一例を示す平面図、第2図はその−線
断面図、第3図は本考案の一実施例の要部を示す
部分拡大断面図である。 1……水冷エンジン用シーリングキヤツプ、1
1……側壁、2……キヤツプ本体、3……第1の
ニツケル層、4……第2のニツケル層、5……カ
ドミユーム層。
Claims (1)
- 水冷エンジンのウオータジヤケツトに鋳造時の
ガス抜きのためにあけられたガス抜孔をシーリン
グするシーリングキヤツプに於て、プレス加工等
によつて所定形状に形成されたキヤツプ本体と、
その表面に電気メツキによつて形成された第1の
ニツケル層と、この第1のニツケル層の上に無電
解メツキによつて形成された第2のニツケル層
と、この第2のニツケル層上に電気メツキによつ
て形成され、その一部が第2のニツケル層内に拡
散したカドミユーム層とを備えて成る水冷エンジ
ン用シーリングキヤツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13104883U JPS6038969U (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 水冷エンジン用シ−リングキヤツプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13104883U JPS6038969U (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 水冷エンジン用シ−リングキヤツプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6038969U JPS6038969U (ja) | 1985-03-18 |
| JPH018766Y2 true JPH018766Y2 (ja) | 1989-03-09 |
Family
ID=30296405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13104883U Granted JPS6038969U (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 水冷エンジン用シ−リングキヤツプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6038969U (ja) |
-
1983
- 1983-08-26 JP JP13104883U patent/JPS6038969U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6038969U (ja) | 1985-03-18 |
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