JPH019854Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH019854Y2 JPH019854Y2 JP1981109584U JP10958481U JPH019854Y2 JP H019854 Y2 JPH019854 Y2 JP H019854Y2 JP 1981109584 U JP1981109584 U JP 1981109584U JP 10958481 U JP10958481 U JP 10958481U JP H019854 Y2 JPH019854 Y2 JP H019854Y2
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- JP
- Japan
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- intermediate layer
- mold
- water
- parts
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- Expired
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Paper (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建築物の室内において、壁紙、壁布な
どのシートを貼着した際に、その表面に生ずる結
露、黴を防止する構造に関するものである。
どのシートを貼着した際に、その表面に生ずる結
露、黴を防止する構造に関するものである。
従来より、建築物の外壁内表面、間仕切壁、天
井面などの室内側表面に壁紙、壁布などのシート
を貼着して美装した場合、室内外の温度差によ
り、シート表面に結露が生じ、その水分によりシ
ートが汚染されたり、或いは黴を生じて美観を損
うものであつた。
井面などの室内側表面に壁紙、壁布などのシート
を貼着して美装した場合、室内外の温度差によ
り、シート表面に結露が生じ、その水分によりシ
ートが汚染されたり、或いは黴を生じて美観を損
うものであつた。
本考案の構造は上記の従来欠陥を解消して壁表
面などの美観を長期間保つ様に構成されたもので
あつて図面に基づき説明すると、建築物の外壁内
表面、間仕切壁、天井面などの室内側表面1に湿
気を吸収・放出し且つ黴の発生を抑止する中間層
3を設け、その中間層3の上に貼り付けられた通
気性の有るシート2より構成したものである。
面などの美観を長期間保つ様に構成されたもので
あつて図面に基づき説明すると、建築物の外壁内
表面、間仕切壁、天井面などの室内側表面1に湿
気を吸収・放出し且つ黴の発生を抑止する中間層
3を設け、その中間層3の上に貼り付けられた通
気性の有るシート2より構成したものである。
本考案の構成において、最も重要な役割を果す
中間層3はペースト状の被覆組成物、例えば厚膜
形成の塗料の形で提供される。
中間層3はペースト状の被覆組成物、例えば厚膜
形成の塗料の形で提供される。
そして被覆組成物の組成において、多量の吸水
作用を持つ吸水性ポリマー、或いは硅藻土が配合
されて空気中に存在する湿気を吸収し且つ放出す
ることが出来ると共に、さらにそれに加え一般式
xM2O・yB2O3・zH2O(xおよびyは1〜6まで
の整数、zは0〜10までの整数、Mはマグネシウ
ム、バリウム、コバルト)で表わされる硼酸塩化
合物を黴抑止作用が有るフイラーとして配合さ
れ、含湿気による黴の発生を抑止することが出来
る様に設計されているものである。
作用を持つ吸水性ポリマー、或いは硅藻土が配合
されて空気中に存在する湿気を吸収し且つ放出す
ることが出来ると共に、さらにそれに加え一般式
xM2O・yB2O3・zH2O(xおよびyは1〜6まで
の整数、zは0〜10までの整数、Mはマグネシウ
ム、バリウム、コバルト)で表わされる硼酸塩化
合物を黴抑止作用が有るフイラーとして配合さ
れ、含湿気による黴の発生を抑止することが出来
る様に設計されているものである。
従つて、建築物の室内と室外との温度差により
室内の壁面に結露が生じる状態になつても、その
結露は中間層3を形作る組成物に配合されている
吸水性ポリマー或いは硅藻土により吸収され、結
露現象の発生が防止される。
室内の壁面に結露が生じる状態になつても、その
結露は中間層3を形作る組成物に配合されている
吸水性ポリマー或いは硅藻土により吸収され、結
露現象の発生が防止される。
しかも、室内の空気中の湿度が低下すれば中間
層3に配合されている吸水性ポリマー、硅藻土の
中に含まれる湿気は放出される。
層3に配合されている吸水性ポリマー、硅藻土の
中に含まれる湿気は放出される。
この様に中間層3は結露現象の発生を防止する
ことはもとより室内空気中の湿度を調整する作用
をも有するものである。
ことはもとより室内空気中の湿度を調整する作用
をも有するものである。
この考案の中間層に使用される塗料成分中の吸
水ポリマーの種類としては、変性デンプン、セル
ロース系、アクリルニトリルグラフト化デンプン
加水分解物系、ポリアクリロニトリル誘導体系、
ポリアクリルアミド系、およびポリアクリル酸塩
系、酢酸ビニル/アクリル酸メチルコポリマーけ
ん化物系、ポリオキシエチレン系であつて、いず
れも親水基がポリオキシエチレン鎖またはカルボ
ン酸側鎖のものがある。その他、ポリビニルピロ
リドンなどの非イオン系、ポリスチレンスルホン
酸、ポリ−2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸などのスルホン酸系のポリマーの
架橋物もある。これらは親水性官能基を有する水
不溶性のポリマーである。
水ポリマーの種類としては、変性デンプン、セル
ロース系、アクリルニトリルグラフト化デンプン
加水分解物系、ポリアクリロニトリル誘導体系、
ポリアクリルアミド系、およびポリアクリル酸塩
系、酢酸ビニル/アクリル酸メチルコポリマーけ
ん化物系、ポリオキシエチレン系であつて、いず
れも親水基がポリオキシエチレン鎖またはカルボ
ン酸側鎖のものがある。その他、ポリビニルピロ
リドンなどの非イオン系、ポリスチレンスルホン
酸、ポリ−2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸などのスルホン酸系のポリマーの
架橋物もある。これらは親水性官能基を有する水
不溶性のポリマーである。
そして、硅藻土とは、単細胞藻類である硅藻の
遺骸からなる硅質の堆積物でその粉体中には沢山
の孔があいているため被表面積も大きく、水等を
保持する能力に優れている。上記、硅藻土は未精
製のものでも熱処理等により精製したものであつ
ても差し支えない。
遺骸からなる硅質の堆積物でその粉体中には沢山
の孔があいているため被表面積も大きく、水等を
保持する能力に優れている。上記、硅藻土は未精
製のものでも熱処理等により精製したものであつ
ても差し支えない。
更に、防黴物質としての硼酸塩化合物とは、一
般式xM2O・yB2O3・zH2O(xおよびyはは1〜
6までの整数。zは0〜10までの整数。MはMg
(マグネシウム)またはBa(バリウム)またはCo
(バルト))で表わされるもので、具体的なものと
しては、オルト硼酸マグネシウム(3MgO・
B2O3)、オルト硼酸コバルト(3CoO・B2O3)、
オルト硼酸バリウム(3BaO・B2O3)、二硼酸マ
グネシウム(MgO・2B2O3)、二硼酸コバルト
(2CoO・B2O3)、メタ硼酸バリウム(BaO・
B2O3またはBaO・B2O3・H2O)、メタ硼酸マグ
ネシウム(MgO・B2O3,8H2OまたはMgO・
B2O3・3H2O)、四硼酸バリウム(BaO・2B2O3
または2BaO・4B2O3・5H2O)、五硼酸バリウム
(2BaO・5B2O3)、などが挙げられる。また、こ
れらの硼酸塩化合物の共融化合物も使用可能であ
る。これらの硼酸塩化合物は水に難溶性のもので
あり、例えば硼酸とアルカリ金属の酸化合物との
塩の場合は水に易溶性となつてしまい、塗料とし
た時に、その効果の持続が期待できないことによ
り除いたものである。上記した硼酸塩は合成樹脂
エマルシヨン、顔料を主成分とする塗膜形成物の
固型分100重量部に対して、3〜100重量部含有す
るようにその配合比を設定する必要がある。
般式xM2O・yB2O3・zH2O(xおよびyはは1〜
6までの整数。zは0〜10までの整数。MはMg
(マグネシウム)またはBa(バリウム)またはCo
(バルト))で表わされるもので、具体的なものと
しては、オルト硼酸マグネシウム(3MgO・
B2O3)、オルト硼酸コバルト(3CoO・B2O3)、
オルト硼酸バリウム(3BaO・B2O3)、二硼酸マ
グネシウム(MgO・2B2O3)、二硼酸コバルト
(2CoO・B2O3)、メタ硼酸バリウム(BaO・
B2O3またはBaO・B2O3・H2O)、メタ硼酸マグ
ネシウム(MgO・B2O3,8H2OまたはMgO・
B2O3・3H2O)、四硼酸バリウム(BaO・2B2O3
または2BaO・4B2O3・5H2O)、五硼酸バリウム
(2BaO・5B2O3)、などが挙げられる。また、こ
れらの硼酸塩化合物の共融化合物も使用可能であ
る。これらの硼酸塩化合物は水に難溶性のもので
あり、例えば硼酸とアルカリ金属の酸化合物との
塩の場合は水に易溶性となつてしまい、塗料とし
た時に、その効果の持続が期待できないことによ
り除いたものである。上記した硼酸塩は合成樹脂
エマルシヨン、顔料を主成分とする塗膜形成物の
固型分100重量部に対して、3〜100重量部含有す
るようにその配合比を設定する必要がある。
このように、中間層3に配合された硼酸塩化合
物は黴を忌避する特異な性質を有することが実験
上で確認された。
物は黴を忌避する特異な性質を有することが実験
上で確認された。
即ち、多くの場合、黴の発生条件として湿気が
必要であるが、硼酸塩化合物がこの湿気・水分に
接すると、湿気水分中に僅かに電離的に溶解し、
湿気水分の雰囲気を変化せしめることにより黴の
発生が抑止される。
必要であるが、硼酸塩化合物がこの湿気・水分に
接すると、湿気水分中に僅かに電離的に溶解し、
湿気水分の雰囲気を変化せしめることにより黴の
発生が抑止される。
この中間層に使用される塗料の配合例として
は、次のものがある。
は、次のものがある。
吸水性ポリマー(酢酸ビニル/アクリル酸メチル
コポリマーけん化物) 5重量部 硅藻土 250重量部 有機高分子物質(合成樹脂エマルシヨン固型分50
%) 300重量部 無機高分子物質(コロイダルシリカ固形分25%)
100重量部 体質顔料(炭酸カルシウム) 100重量部 白色顔料(酸化チタン) 50重量部 硼酸塩化合物(メタ硼酸バリウム) 100重量部 粘度調整剤 5重量部 水 350重量部 添加剤(分散剤、消泡剤、防腐剤等)10重量部 従つて、室内側表面1、若しくはシート2に黴
が発生しようとしても、中間層に配合されている
硼酸塩化合物が積極的に防止するために、長期間
に亘り黴の害を避けることが出来る。
コポリマーけん化物) 5重量部 硅藻土 250重量部 有機高分子物質(合成樹脂エマルシヨン固型分50
%) 300重量部 無機高分子物質(コロイダルシリカ固形分25%)
100重量部 体質顔料(炭酸カルシウム) 100重量部 白色顔料(酸化チタン) 50重量部 硼酸塩化合物(メタ硼酸バリウム) 100重量部 粘度調整剤 5重量部 水 350重量部 添加剤(分散剤、消泡剤、防腐剤等)10重量部 従つて、室内側表面1、若しくはシート2に黴
が発生しようとしても、中間層に配合されている
硼酸塩化合物が積極的に防止するために、長期間
に亘り黴の害を避けることが出来る。
なお、中間層3の上に貼着するシート2の材質
は紙、若しくは布などでも良いが、中間層3は湿
気を吸収・放出する関係上、通気性を有すること
が条件となる。
は紙、若しくは布などでも良いが、中間層3は湿
気を吸収・放出する関係上、通気性を有すること
が条件となる。
シート2が布の場合は織目、編目から充分に空
気が流通するために問題は無い。
気が流通するために問題は無い。
しかし、シート2が紙の場合は一般的に通気性
が無いために微細孔を点設するなど、空気が流通
する様に形成することが条件である。
が無いために微細孔を点設するなど、空気が流通
する様に形成することが条件である。
以上の如く、本考案の構成は建築物の室内側表
面に湿気を吸収・放出し且つ黴の発生を抑止する
中間層を設け、その中間層を介在して通気性の有
るシートを貼着してあるために、結露現象の発生
は抑制されると共に水湿気の吸収による黴の発生
も長期間に亘つて抑制され、室内側表面の美装効
果を長く保持することが出来るものである。
面に湿気を吸収・放出し且つ黴の発生を抑止する
中間層を設け、その中間層を介在して通気性の有
るシートを貼着してあるために、結露現象の発生
は抑制されると共に水湿気の吸収による黴の発生
も長期間に亘つて抑制され、室内側表面の美装効
果を長く保持することが出来るものである。
図は本考案の構造を示す断面図である。
1……室内側表面、2……シート、3……湿気
を吸収・放出し且つ黴の発生を抑止する中間層。
を吸収・放出し且つ黴の発生を抑止する中間層。
Claims (1)
- 建築物の外壁内表面、間仕切壁、天井面などの
室内側表面に、湿気を吸収・放出し且つ黴の発生
を抑止する中間層すなわち塗料成分中に吸水性ポ
リマーあるいは硅藻土および一般式xM2O・
yB2O3・zH2O(xおよびyは1〜6までの整数、
zは0〜10までの整数、Mはマグネシウム、バリ
ウム、コバルト)で表わされる硼酸塩化合物を含
ませたものによる塗料層と、その上に貼り付けら
れた通気性のある紙、布などのシートより成るこ
とを構成とする結露、黴防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10958481U JPS5815707U (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 結露、黴防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10958481U JPS5815707U (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 結露、黴防止構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5815707U JPS5815707U (ja) | 1983-01-31 |
| JPH019854Y2 true JPH019854Y2 (ja) | 1989-03-20 |
Family
ID=29903962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10958481U Granted JPS5815707U (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 結露、黴防止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5815707U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH061936Y2 (ja) * | 1985-06-11 | 1994-01-19 | 菊水化学工業株式会社 | 防露効果と消臭効果のある壁装シート |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5134085U (ja) * | 1974-09-05 | 1976-03-12 |
-
1981
- 1981-07-23 JP JP10958481U patent/JPS5815707U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5815707U (ja) | 1983-01-31 |
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