JPH02101135A - 電気メッキ用高硬度通電ロール - Google Patents
電気メッキ用高硬度通電ロールInfo
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- JPH02101135A JPH02101135A JP25203188A JP25203188A JPH02101135A JP H02101135 A JPH02101135 A JP H02101135A JP 25203188 A JP25203188 A JP 25203188A JP 25203188 A JP25203188 A JP 25203188A JP H02101135 A JPH02101135 A JP H02101135A
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- JP
- Japan
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- less
- roll
- weight
- hardness
- phase
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
廉mμJLILガ
本発明は、耐磨耗性及び耐食性に優れた電気メツキ用高
硬度通電ロールに関するものである。
硬度通電ロールに関するものである。
良来例弦藩
近年、電気メツキ用通電ロールとして、本出願人により
出願された特開昭57−19350号公報や、特開昭5
7−60044号公報に開示されている[電気メツキ用
通電ロールJを契機として、このロールの基材とされて
いる旧−Mo−Cr系の耐食合金が、種々提案されてい
る。
出願された特開昭57−19350号公報や、特開昭5
7−60044号公報に開示されている[電気メツキ用
通電ロールJを契機として、このロールの基材とされて
いる旧−Mo−Cr系の耐食合金が、種々提案されてい
る。
これらの耐食合金は、電気メツキ用通電ロールとして、
真に優れた効果を発揮しているが、これらのロールを実
際のメツキ作業に長時間に渡り使用した結果として生ず
る種々の表面欠陥を修正するために必要とされる再研磨
の主な原因としては、表面摩耗、特に、ロール両端部の
、被メツキ金属帯板の耳部に相当する部分の局部的な摩
耗が挙げられる。
真に優れた効果を発揮しているが、これらのロールを実
際のメツキ作業に長時間に渡り使用した結果として生ず
る種々の表面欠陥を修正するために必要とされる再研磨
の主な原因としては、表面摩耗、特に、ロール両端部の
、被メツキ金属帯板の耳部に相当する部分の局部的な摩
耗が挙げられる。
が ゛ しようと る
そこで、本発明は、現在使用されている上記のNi−N
o−Cr系耐食合金における局部的摩耗という共通の欠
点を解消することが可能である、高い耐摩耗性を有する
と共に高い耐食性を有する電気メツキ用高硬度通電ロー
ルを得ることを、その課題とするものである。
o−Cr系耐食合金における局部的摩耗という共通の欠
点を解消することが可能である、高い耐摩耗性を有する
と共に高い耐食性を有する電気メツキ用高硬度通電ロー
ルを得ることを、その課題とするものである。
= を パ るための
本発明者は、この課題を解決するために種々の実験を重
ねた結果、現在使用されている上記のNNo−Cr系耐
食合金に対する局部的摩耗という共通の欠点を解消する
ためには、強度を大きくすることは無論のこと、硬度を
高くすることによっても、得られることを見いだした。
ねた結果、現在使用されている上記のNNo−Cr系耐
食合金に対する局部的摩耗という共通の欠点を解消する
ためには、強度を大きくすることは無論のこと、硬度を
高くすることによっても、得られることを見いだした。
すなわち、本発明は、この実験結果から得られた知見に
基づいて、マトリックスをNiとCrとにより構成し、
a (Cr−ricb)と、7 (Ni−rich)と
の2相組織とし、これにNo、Cu、Nbなどを添加す
ることにより。
基づいて、マトリックスをNiとCrとにより構成し、
a (Cr−ricb)と、7 (Ni−rich)と
の2相組織とし、これにNo、Cu、Nbなどを添加す
ることにより。
極めて安定した組織と、耐食性とを得ることができ、ま
た、このα相の析出硬化によりIIs 40以上の硬度
とすることにより、高い耐摩耗性を有すると共に高い耐
食性を有する電気メツキ用高硬度通電ロールを得ること
ができたものである。
た、このα相の析出硬化によりIIs 40以上の硬度
とすることにより、高い耐摩耗性を有すると共に高い耐
食性を有する電気メツキ用高硬度通電ロールを得ること
ができたものである。
すなわち、具体的には、本発明は
1)重量%で
CO,10以下
Si 1.0以下
Mn 1.0以下
F e 5 、 O以下
Cr 35.0〜60.0
Mo 10.0以下
Nb 3.0以下
Cu 10.0以下
N O,15以下
を含み、残部が実宵的にNiから成る耐磨耗性及び耐食
性に優れたIts 40以上の硬度を有する電気メツキ
用高硬度通電ロール 及び 2)重量%で CO,10以下 Si 1.0以下 Mn 1.0以下 Fe 5.’O以下 Cr 35.0〜60.O No 10.0以下 Nb 3.0以下 Cu 10.0以下 N O,15以下 を含み、更に Zr 2.0以下 Ta 3.0以下 Ti 1.5以下 ^1 1,0以下 −6,0以下 v i、o以下 希土類元素 1.0以下 の内の1種文は2種以上を含み、残部が実質的に旧から
成る耐磨耗性及び耐食性に優れたHs 40以上の硬度
を有する電気メツキ用高硬度通電ロールを特徴とするも
のである。
性に優れたIts 40以上の硬度を有する電気メツキ
用高硬度通電ロール 及び 2)重量%で CO,10以下 Si 1.0以下 Mn 1.0以下 Fe 5.’O以下 Cr 35.0〜60.O No 10.0以下 Nb 3.0以下 Cu 10.0以下 N O,15以下 を含み、更に Zr 2.0以下 Ta 3.0以下 Ti 1.5以下 ^1 1,0以下 −6,0以下 v i、o以下 希土類元素 1.0以下 の内の1種文は2種以上を含み、残部が実質的に旧から
成る耐磨耗性及び耐食性に優れたHs 40以上の硬度
を有する電気メツキ用高硬度通電ロールを特徴とするも
のである。
夫□電−1
以下、本発明を、その実施例などについて、詳細に説明
をする。
をする。
本発明による電気メツキ用通電ロールは、その化学成分
及びそれぞれの範囲が、上記のように規定されているが
、まず、最初に、本発明において、このような化学成分
を選択し、各fヒ学成分の範囲を上記のように決定した
理由を説明する。
及びそれぞれの範囲が、上記のように規定されているが
、まず、最初に、本発明において、このような化学成分
を選択し、各fヒ学成分の範囲を上記のように決定した
理由を説明する。
本発明によるロールの#1′I織は、鋳放しの状態にお
いては、N1−richの固溶体であるγ相と、その中
に析出しなCr−ricbの固溶体であるα相とから成
り立っている。これに650〜850℃の温度において
時効処理を施すことにより、更に、γ・相中にα相が析
出し、硬度の著しい」−昇が見られる。
いては、N1−richの固溶体であるγ相と、その中
に析出しなCr−ricbの固溶体であるα相とから成
り立っている。これに650〜850℃の温度において
時効処理を施すことにより、更に、γ・相中にα相が析
出し、硬度の著しい」−昇が見られる。
特に、本発明合金の特徴とするところは、上記のような
7トリツクスの耐食性を向上させ、これを維持さぜるた
めにMoをき有させることにある。
7トリツクスの耐食性を向上させ、これを維持さぜるた
めにMoをき有させることにある。
このために、α相の析出が多くなり、析出硬化に伴う延
性の劣化が生ずる。しかし、この延性の劣化は、Cu及
びNbを複合添加することにより、防止することができ
るだけではなく、かえって、これを向上させることもて
きるものである。また、CuとNbとの複合添加は、耐
食性の向上に対しても、著しい効果がある。
性の劣化が生ずる。しかし、この延性の劣化は、Cu及
びNbを複合添加することにより、防止することができ
るだけではなく、かえって、これを向上させることもて
きるものである。また、CuとNbとの複合添加は、耐
食性の向上に対しても、著しい効果がある。
更に、このCuとNbとの複合添加に加えて、zrをも
添加することにより、延性は一層改善され、また、合金
の安定化を図ることもてきる。
添加することにより、延性は一層改善され、また、合金
の安定化を図ることもてきる。
次に、本発明において、上記のような化学成分を選択し
、各化学成分の範囲を特定な範囲に決定した理由を説明
する。
、各化学成分の範囲を特定な範囲に決定した理由を説明
する。
Ni:この元素は、Crと共に本発明合金のN1−ri
chγ相と、Cr−rid+α相のマトリックスを構成
する基本元素であり、このマトリックスを安定化させる
。
chγ相と、Cr−rid+α相のマトリックスを構成
する基本元素であり、このマトリックスを安定化させる
。
本来、Niそのものは、金属の電位列から責であるので
、腐食溶解速度は、小さく、シかも、腐食生成皮膜は、
ち密であるので、保護作用は大きく、不動態化能を有し
ている。なお、Ni中の不純分として含有されるCo量
は、2.5重量2以下は、許容される。
、腐食溶解速度は、小さく、シかも、腐食生成皮膜は、
ち密であるので、保護作用は大きく、不動態化能を有し
ている。なお、Ni中の不純分として含有されるCo量
は、2.5重量2以下は、許容される。
Cr:この元素は、Niと同様に、本発明合金の旧−r
ichγ相と、Cr−ricl+α相とのマトリックス
を構成する基本元素であり、この7トリツクスを硬化さ
せる役割を果たしている。
ichγ相と、Cr−ricl+α相とのマトリックス
を構成する基本元素であり、この7トリツクスを硬化さ
せる役割を果たしている。
本発明合金においては、Cr量が時効硬化を支配してお
り、CrJlか355重量2以下おいては、時効硬化能
が少なく、また、60重量2以上となると、もろくなる
(ぜい化する)ので、35〜60重量2に選択する。
り、CrJlか355重量2以下おいては、時効硬化能
が少なく、また、60重量2以上となると、もろくなる
(ぜい化する)ので、35〜60重量2に選択する。
Mo:この元素は、α相量を増加させ、時効硬化能を増
加させる。この含有量の増加に伴って腐食溶解速度が小
さくなり、不動態化能を増し、耐食性を著しく改善する
か、その含有量が10重量2を越えると、合金のぜい弱
化が著しくなるので、10重量2をその上限とする。
加させる。この含有量の増加に伴って腐食溶解速度が小
さくなり、不動態化能を増し、耐食性を著しく改善する
か、その含有量が10重量2を越えると、合金のぜい弱
化が著しくなるので、10重量2をその上限とする。
C1この元素は、添加の必要は無い。また、この添加に
より、合金の耐食性の低下と共にぜい化が生ずる。しか
しながら、1重量%以下は、許容可能である。
より、合金の耐食性の低下と共にぜい化が生ずる。しか
しながら、1重量%以下は、許容可能である。
Si この元素は、本発明によるロールの製造上、脱
酸と渦流れとの点から必要であるが、増量するに従って
、時効硬化後の延性の低下があるので、1重量2を上限
とする。
酸と渦流れとの点から必要であるが、増量するに従って
、時効硬化後の延性の低下があるので、1重量2を上限
とする。
Mn・この元素は、脱酸及びSを固定するのに効果があ
るが、その」1限を1重量2とする。
るが、その」1限を1重量2とする。
Nb、この元素は、α相中の窒素をNbNとすることに
より、α相中の窒素の固着によるぜい化の防止に役立つ
と共に粒界反応型の層状のα層を粒状化して合金の延性
を高める。更に、不動態化皮膜の強化に寄与し、耐食性
を高めるが、この能力は3重量%で飽和する。
より、α相中の窒素の固着によるぜい化の防止に役立つ
と共に粒界反応型の層状のα層を粒状化して合金の延性
を高める。更に、不動態化皮膜の強化に寄与し、耐食性
を高めるが、この能力は3重量%で飽和する。
Ta:この元素は、Nbと同様の効果を発揮し、α層中
の窒素をTaNとすることによりα相中の窒素の固着に
よるぜい化の防止に役立つと共に粒界反応型の層状のα
相を粒状化して合金の延性を高める。
の窒素をTaNとすることによりα相中の窒素の固着に
よるぜい化の防止に役立つと共に粒界反応型の層状のα
相を粒状化して合金の延性を高める。
しかし、その効果は、3重量2で飽和する。
Cu:この元素は−Nbと共存することにより、Nbの
効果によりα相中の粒界反応型の層状のα層を粒状化し
たものを更に微細化し、これにより、延性を著しく高め
る。また、不動態度皮膜の強化に寄与し、著しく耐食性
を向上させる。しかしながら、その含有量が、7重量2
を越えると、徐々にぜい化するので、10重量2を上限
とする。
効果によりα相中の粒界反応型の層状のα層を粒状化し
たものを更に微細化し、これにより、延性を著しく高め
る。また、不動態度皮膜の強化に寄与し、著しく耐食性
を向上させる。しかしながら、その含有量が、7重量2
を越えると、徐々にぜい化するので、10重量2を上限
とする。
Zr・この元素は、α相中の窒素をZrNとすることに
より、α相中の窒素の固着によるぜい化の防止に役立つ
と共にγ相とα相との境界にNiとの共晶による金属間
化合物(Ni、Zr)を形成して境界の延性を著しく向
上させる。特に、溶接割れに対して効果がある。しかし
、この効果は、2重量2を越えると、α相が粗大化し、
かえって、劣化する。それ故、2重量2を上限とする。
より、α相中の窒素の固着によるぜい化の防止に役立つ
と共にγ相とα相との境界にNiとの共晶による金属間
化合物(Ni、Zr)を形成して境界の延性を著しく向
上させる。特に、溶接割れに対して効果がある。しかし
、この効果は、2重量2を越えると、α相が粗大化し、
かえって、劣化する。それ故、2重量2を上限とする。
なお、上記のNb、Cuを複合添加することにより、そ
れらの効果が著しく増し、Crの増重と共に更にZrを
加えることにより、Nb、Cu及びZrの複合添加が効
果的となる。
れらの効果が著しく増し、Crの増重と共に更にZrを
加えることにより、Nb、Cu及びZrの複合添加が効
果的となる。
N:この元素によるCr−richのα相の中の窒素の
固着によるぜい化があるので、その量はできるだけ少な
い方が良いが、0.15重iEzまでは許容できる。
固着によるぜい化があるので、その量はできるだけ少な
い方が良いが、0.15重iEzまでは許容できる。
H=この元素は、Noと同様に耐食性を改善し、また、
固溶体化処理によりマトリックスを強化するが、6.0
重量2を越えると、かえって、ぜい化させる。
固溶体化処理によりマトリックスを強化するが、6.0
重量2を越えると、かえって、ぜい化させる。
従って、その含有量は、6.0重量2以下に限定する。
V:この元素は、組織の微細化に寄与、することにある
が、このためには、1.0重量2以下の添加が必要であ
る。
が、このためには、1.0重量2以下の添加が必要であ
る。
Ti、この元素は、脱酸元素であり、合金中の酸素量の
激減に著しい効果がある。また、TiNを生成すること
により、α相中の窒素の固着によるぜい化の防止に役立
ち、延性の向上に寄与する。しかし、この元素が、1.
5重量2以上残留すると、逆に、時効硬化後に、金属間
化合物(NisTiなと)の析出により、ぜい化がある
。
激減に著しい効果がある。また、TiNを生成すること
により、α相中の窒素の固着によるぜい化の防止に役立
ち、延性の向上に寄与する。しかし、この元素が、1.
5重量2以上残留すると、逆に、時効硬化後に、金属間
化合物(NisTiなと)の析出により、ぜい化がある
。
^1:この元素は、Tiと同様に脱酸元素であり、合金
中の酸素量の激減に著しい効果があり、また、^INを
生成することにより、α相中の窒素の固着によるぜい化
の防止に役立ち、延性の向上に寄与する。しかし、この
元素が1.0重量2以上残留すると、逆に、時効効果後
に、金属間化合物(Ni、^1など)の析出によるぜい
化がある。
中の酸素量の激減に著しい効果があり、また、^INを
生成することにより、α相中の窒素の固着によるぜい化
の防止に役立ち、延性の向上に寄与する。しかし、この
元素が1.0重量2以上残留すると、逆に、時効効果後
に、金属間化合物(Ni、^1など)の析出によるぜい
化がある。
希土類元素、ミツシュ・メタル、Cc、Lnなどの希土
類元素は、Si、^L、Tiなどによる脱酸後に添加す
ることにより、著しい脱酸効果が得られ、本合金に欠陥
を与えることのあるぜい性を著しく改善する。
類元素は、Si、^L、Tiなどによる脱酸後に添加す
ることにより、著しい脱酸効果が得られ、本合金に欠陥
を与えることのあるぜい性を著しく改善する。
本発明によるロールは、上記のような化学成分及び成分
範囲を有していることを特徴とするものであるが、その
製造に当たっては、空気中がらのNや0の混入をできる
限りだけ避けるために、溶解・鋳造方法を工夫すること
が好ましい。このために、例えば、vIN溶解、VAR
溶解、ESR溶解などを選択することにより、その目的
を達成することができる。これらの方法によって得られ
たロールは、700’CX4〜100h空冷の析出硬化
処理を行うことにより、高硬度のものを得ることができ
るが、この時間は、目的とする硬度に応じて、選択する
ものとする。
範囲を有していることを特徴とするものであるが、その
製造に当たっては、空気中がらのNや0の混入をできる
限りだけ避けるために、溶解・鋳造方法を工夫すること
が好ましい。このために、例えば、vIN溶解、VAR
溶解、ESR溶解などを選択することにより、その目的
を達成することができる。これらの方法によって得られ
たロールは、700’CX4〜100h空冷の析出硬化
処理を行うことにより、高硬度のものを得ることができ
るが、この時間は、目的とする硬度に応じて、選択する
ものとする。
次に、本発明による電気メツキ用通電ロールの実施例を
、従来のロール材と比較するために行われた実験結果を
説明する。
、従来のロール材と比較するために行われた実験結果を
説明する。
まず、この実験のために採用された試験装置の概略を図
示すると、添付図面の第1図のとおりとなる。すなわち
、この試験装置は、同図に示すように、容器1の中に、
PH4,0ノ30$ZnSO4+31H2SO−ノ溶液
Fを収容し、この溶液の中に、試験ロール2を水平に回
転自在に浸漬し、また、容器1の外部には、ブレーキロ
ール3と、駆動ロール4とを配置し、更に、容器1の内
部には、試験ロール2の下部に陽極5を配置して構成さ
れており、試験は、これらの各ロールを3→2→4の順
に、軟鋼ストリップ6を矢印Xにより示すようにに通し
、ストリップ6に一定の張力を加え、試験ロール2と、
陽極5とに、それぞれ、負及び正の電圧を加え、陽極5
から試験ロール2へ、溶液Fを経て40^/dm2の電
流密度で電流が流れるようにして行い、試験ロール2の
耐腐食・耐摩耗性の測定を行った外、ロール合金そのも
のの沸騰5071+2SO,内の減量、硬度、割れ感受
性などをも測定した。なお、耐腐食・耐摩耗性試験は、
1o日間通電使用後の試験ロール2の腐食摩耗量を、ロ
ールの半径の減耗量により、最大減耗深さ、最小減耗深
さ、平均減耗深さにより判定した。すなわち、最大減耳
深さは、ロールの表面の軟鋼ストリップの耳部の通板部
の位置において、また、最小減耗深さは、軟鋼ストリッ
プの幅方向の中央部の通板部において測定した。平均減
耗深さは、ロールの全長に渡って減耗深さを測定し、そ
の平均を採った。更に、この測定値は、従来品の最大減
耗深さを1.0として、これに対する割合により現し、
更に、寿命比として、従来品の最大減耗量を1.00と
して、各供試酸ロールの最大減耗量の割合から、それぞ
れの寿命比を求めた。
示すると、添付図面の第1図のとおりとなる。すなわち
、この試験装置は、同図に示すように、容器1の中に、
PH4,0ノ30$ZnSO4+31H2SO−ノ溶液
Fを収容し、この溶液の中に、試験ロール2を水平に回
転自在に浸漬し、また、容器1の外部には、ブレーキロ
ール3と、駆動ロール4とを配置し、更に、容器1の内
部には、試験ロール2の下部に陽極5を配置して構成さ
れており、試験は、これらの各ロールを3→2→4の順
に、軟鋼ストリップ6を矢印Xにより示すようにに通し
、ストリップ6に一定の張力を加え、試験ロール2と、
陽極5とに、それぞれ、負及び正の電圧を加え、陽極5
から試験ロール2へ、溶液Fを経て40^/dm2の電
流密度で電流が流れるようにして行い、試験ロール2の
耐腐食・耐摩耗性の測定を行った外、ロール合金そのも
のの沸騰5071+2SO,内の減量、硬度、割れ感受
性などをも測定した。なお、耐腐食・耐摩耗性試験は、
1o日間通電使用後の試験ロール2の腐食摩耗量を、ロ
ールの半径の減耗量により、最大減耗深さ、最小減耗深
さ、平均減耗深さにより判定した。すなわち、最大減耳
深さは、ロールの表面の軟鋼ストリップの耳部の通板部
の位置において、また、最小減耗深さは、軟鋼ストリッ
プの幅方向の中央部の通板部において測定した。平均減
耗深さは、ロールの全長に渡って減耗深さを測定し、そ
の平均を採った。更に、この測定値は、従来品の最大減
耗深さを1.0として、これに対する割合により現し、
更に、寿命比として、従来品の最大減耗量を1.00と
して、各供試酸ロールの最大減耗量の割合から、それぞ
れの寿命比を求めた。
割れ感受性については、供試材を、それぞれ、1個ずつ
インボッI・の形状に溶解・鋳造し、これに700℃x
72bの時効硬化処理を施した。その後、切削加工によ
り、直径30mm X長さ2001に加工し、中央部に
Uノツチを付けて試験片とした(第2図参照)。
インボッI・の形状に溶解・鋳造し、これに700℃x
72bの時効硬化処理を施した。その後、切削加工によ
り、直径30mm X長さ2001に加工し、中央部に
Uノツチを付けて試験片とした(第2図参照)。
この試験片を700℃×111保持後、これを垂直に2
0℃の水中に浸漬し、水冷した。その後、試験片につい
て、Uノッヂ部のき裂をカラーチエツクにより調べた。
0℃の水中に浸漬し、水冷した。その後、試験片につい
て、Uノッヂ部のき裂をカラーチエツクにより調べた。
なお、各種別について、5個ずつの供試片を作成し、こ
れらについてき裂の発生と、発生率とを調べた。き裂の
発生の多少、大小にかかわらず、き裂の見いだされたも
のは、き裂の発生とみなし、5個の供試片の内の発生し
ていない本数から、発生率を求めた。この方法により、
当然、き裂の発生率ハ、0.20.40.60.80.
10ozト分類することが可能であるが、この試験にお
いて、40π以下のき裂の発生率のあるもの、すなわち
、割れ感受性はあるものの、経験上、製造方案を、適当
な管理の下に置くことにより、ロールを製造することが
できるものと判断をした。
れらについてき裂の発生と、発生率とを調べた。き裂の
発生の多少、大小にかかわらず、き裂の見いだされたも
のは、き裂の発生とみなし、5個の供試片の内の発生し
ていない本数から、発生率を求めた。この方法により、
当然、き裂の発生率ハ、0.20.40.60.80.
10ozト分類することが可能であるが、この試験にお
いて、40π以下のき裂の発生率のあるもの、すなわち
、割れ感受性はあるものの、経験上、製造方案を、適当
な管理の下に置くことにより、ロールを製造することが
できるものと判断をした。
試験結果が、゛表1及び2に示されているが、表1には
、供試融材の化学成分(重量2)が示されており、その
種別欄の実施例は、No、1〜No、24に示すように
、Crを39重量2から57重量πまで増量するにつれ
、従って、Noを8重量2から0.5重量2まで減量し
て変化させたものである。更に、これらの組成に、Zr
を単独に、また、Zr、Ti、八l、RE(希土類元素
)を複合添加したものを示すが、No、7〜No、12
は、Cr47重量% 、No4.5重量2水準のものを
示し、この一部にTa、I’l、Vを単独に、あるいは
、複合添加したものを示すものである。
、供試融材の化学成分(重量2)が示されており、その
種別欄の実施例は、No、1〜No、24に示すように
、Crを39重量2から57重量πまで増量するにつれ
、従って、Noを8重量2から0.5重量2まで減量し
て変化させたものである。更に、これらの組成に、Zr
を単独に、また、Zr、Ti、八l、RE(希土類元素
)を複合添加したものを示すが、No、7〜No、12
は、Cr47重量% 、No4.5重量2水準のものを
示し、この一部にTa、I’l、Vを単独に、あるいは
、複合添加したものを示すものである。
また、表1には、比較合金としてI〜Vlの化学成分も
示されている。
示されている。
次に、表2には、従来合金、本発明合金及び比較合金の
通電電気耐食・耐摩耗性、50$HzSO+沸胱減景、
硬度、割れ感受性などが示されている。
通電電気耐食・耐摩耗性、50$HzSO+沸胱減景、
硬度、割れ感受性などが示されている。
−t°−
この表2から明らかであるとおり、寿命比については、
従来ロールの1.000に対して、1.100〜1.2
00の値を示しており、10〜2ozの増となっている
。特に、No、11及び12が最良値を示している。し
かし、き裂発生率は、いずれも40%を示しており、製
造上におけるある管理が必要であることを示している。
従来ロールの1.000に対して、1.100〜1.2
00の値を示しており、10〜2ozの増となっている
。特に、No、11及び12が最良値を示している。し
かし、き裂発生率は、いずれも40%を示しており、製
造上におけるある管理が必要であることを示している。
製造」二の容易性から見ると、No、4.5.6.8.
9.10.15及び18が、優れた成分と言うことがで
きる。
9.10.15及び18が、優れた成分と言うことがで
きる。
最大減量からは、No、1からNo、12までは減少し
、No 。
、No 。
12からNo、24までは増加していることから、耐食
性及び硬度が、最大減量に取っても支配的な要因であり
、それらの間には、相関関係のあることが分かるところ
である。
性及び硬度が、最大減量に取っても支配的な要因であり
、それらの間には、相関関係のあることが分かるところ
である。
また、最小減量からは、耐食性にほぼ比例しており、N
o 、 1からNo、24に至るの従って増加している
ことから、耐食性が支配的要因であることが推測される
ところである。
o 、 1からNo、24に至るの従って増加している
ことから、耐食性が支配的要因であることが推測される
ところである。
Zrが、Cr 46重量2以上において添加されている
ものに、C「の同一水準でき裂が発生しているか、ある
いは、その発生率の高いことは、Zrが、き裂の発生防
止に効果の−あることを示しているものである。
ものに、C「の同一水準でき裂が発生しているか、ある
いは、その発生率の高いことは、Zrが、き裂の発生防
止に効果の−あることを示しているものである。
Cr2O重量2以下においても、Zrが添加されている
ものは、潜在的に、より安定であると考えられる。
ものは、潜在的に、より安定であると考えられる。
更に、Ti、^l、REが添加されたものは、き裂の発
生防止に、著しい効果をしめしている。
生防止に、著しい効果をしめしている。
−については、硬度を上げることにより寿命を延長させ
ることができるが、割れ感受性を増すので、製造上の管
理が必要となる。
ることができるが、割れ感受性を増すので、製造上の管
理が必要となる。
■及びTaについては、No、10及びNo、12が、
寿命比において優れていることから、これらの元素の添
加は、効果があるものと判断されるところである。
寿命比において優れていることから、これらの元素の添
加は、効果があるものと判断されるところである。
次に、比較合金については、本発明合金と比較すること
できるように、Cr重量2が、40.47及び55重量
2のレベルのものを選択し、いずれも、Ti、^l、N
bなとの有効元素を添加して製造したが、いずれも、耐
腐食・耐摩耗性、50ff2SO4沸騰減量において劣
り、更に、割れ感受性においても劣っており、ロールと
しての特性が劣っている上、製造上に困難性があること
が分かるところである。
できるように、Cr重量2が、40.47及び55重量
2のレベルのものを選択し、いずれも、Ti、^l、N
bなとの有効元素を添加して製造したが、いずれも、耐
腐食・耐摩耗性、50ff2SO4沸騰減量において劣
り、更に、割れ感受性においても劣っており、ロールと
しての特性が劣っている上、製造上に困難性があること
が分かるところである。
これらを総合して、本発明におけるNb及びCuの複合
添加及びZrの添加の効果のあることが分かるところで
ある。
添加及びZrの添加の効果のあることが分かるところで
ある。
見班圓秀沫
以上に説明をしたように、本発明による電気メツキ用通
電ロールは、マトリックスをNiとCrとにより構成し
、a (Cr−rich)とγ(Ni−rich)の2
相組織とし、これにNo、Cu、Nbなどを添加するこ
とにより、極めて安定した組織と、耐食性とを得、この
α相の析出硬化により、高硬度で、特に、耐摩耗性に優
れたロールを提供するものである。
電ロールは、マトリックスをNiとCrとにより構成し
、a (Cr−rich)とγ(Ni−rich)の2
相組織とし、これにNo、Cu、Nbなどを添加するこ
とにより、極めて安定した組織と、耐食性とを得、この
α相の析出硬化により、高硬度で、特に、耐摩耗性に優
れたロールを提供するものである。
また、本発明によると、通電ロールの、被メツキ鋼スト
リップの耳部に相当する通板部における耐摩耗性に優れ
ており、従って、PlI O,6〜1,8、電流密度3
0^/dm2以上の条件において、ロールと鋼ストリッ
プとの間に大きな圧下刃の下に、高速度で通板させる電
気メツキラインに組み込むことに適している通電ロール
を提供するものである。
リップの耳部に相当する通板部における耐摩耗性に優れ
ており、従って、PlI O,6〜1,8、電流密度3
0^/dm2以上の条件において、ロールと鋼ストリッ
プとの間に大きな圧下刃の下に、高速度で通板させる電
気メツキラインに組み込むことに適している通電ロール
を提供するものである。
第1図は、本発明によるロールの試験装置を示す略図、
第2図は、割れ感受性試験用試験片を示す正面図である
。 1・・・容器、2・・・試験ロール、3・・・ブレーキ
ロール、4・・・駆動ロール、5・・陽極、6・・・軟
鋼ストリップ。
第2図は、割れ感受性試験用試験片を示す正面図である
。 1・・・容器、2・・・試験ロール、3・・・ブレーキ
ロール、4・・・駆動ロール、5・・陽極、6・・・軟
鋼ストリップ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、重量%で C0.10以下 Si1.0以下 Mn1.0以下 Fe5.0以下 Cr35.0〜60.0 Mo10.0以下 Nb3.0以下 Cu10.0以下 N0.15以下 を含み、残部が実質的にNiから成る耐磨耗性及び耐食
性に優れたHs40以上の硬度を有することを特徴とす
る電気メッキ用高硬度通電ロール。 2、重量%で C0.10以下 Si1.0以下 Mn1.0以下 Fe5.0以下 Cr35.0〜60.0 Mo10.0以下 Nb3.0以下 Cu10.0以下 N0.15以下 を含み、更に Zr2.0以下 Ta3.0以下 Ti1.5以下 Al1.0以下 W6.0以下 V1.0以下 希土類元素1.0以下 の内の1種又は2種以上を含み、残部が実質的にNiか
ら成る耐磨耗性及び耐食性に優れたHs40以上の硬度
を有することを特徴とする電気メッキ用高硬度通電ロー
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25203188A JPH02101135A (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 電気メッキ用高硬度通電ロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25203188A JPH02101135A (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 電気メッキ用高硬度通電ロール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02101135A true JPH02101135A (ja) | 1990-04-12 |
Family
ID=17231622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25203188A Pending JPH02101135A (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 電気メッキ用高硬度通電ロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02101135A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009108917A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Akebono Brake Ind Co Ltd | ドラムブレーキ装置 |
| JP2009256729A (ja) * | 2008-04-17 | 2009-11-05 | Mitsubishi Materials Corp | 樹脂成形用金型部材 |
-
1988
- 1988-10-07 JP JP25203188A patent/JPH02101135A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009108917A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Akebono Brake Ind Co Ltd | ドラムブレーキ装置 |
| JP2009256729A (ja) * | 2008-04-17 | 2009-11-05 | Mitsubishi Materials Corp | 樹脂成形用金型部材 |
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