JPH02102986A - 冷媒輸送用ホース - Google Patents

冷媒輸送用ホース

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JPH02102986A
JPH02102986A JP25531188A JP25531188A JPH02102986A JP H02102986 A JPH02102986 A JP H02102986A JP 25531188 A JP25531188 A JP 25531188A JP 25531188 A JP25531188 A JP 25531188A JP H02102986 A JPH02102986 A JP H02102986A
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JP
Japan
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layer
hose
inner tube
tube layer
impermeability
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JP25531188A
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English (en)
Inventor
Ichiro Igarashi
一郎 五十嵐
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、冷媒輸送用ホースに係り、特に自動車のカー
ターラやエアコン等の配管用として好適に用いられるホ
ースに関するものである。
(背景技術) 従来から、フロンガス等の冷媒を輸送するためのホース
としては、内管層とその外側の外管層とそれら両層間に
介在せしめられた繊維補強層とから一体的に構成されて
なる三層構造のものが知られている。そして、そのよう
なホースにおいて、内管層は、一般に、アクリロニトリ
ル−ブタジェン共重合体ゴム(NBR)またはクロロス
ルホン化ポリエチレンゴム(C3M)によって形成され
ており、また繊維補強層は、ポリエステル繊維、レーヨ
ン繊維、ナイロン繊維等の有機繊維からなる糸を用いて
編成された綱状体にて形成され、更に外管層は、エチレ
ン−プロピレン−ジエン三元共重合体から得られるエラ
ストマ乃至はゴム状弾性体(EPDM)またはクロロブ
レンゴム(CR)によって形成されている。なお、外管
層の適所には、その外表面から繊維補強層まで延びるス
パイキング孔が設けられており、そのスパイキング孔を
通じて、内管層からの透過フロンガスを外部に逃がし、
ホース壁の各層間に滞留しないようにしている。この透
過フロンガスが多層のホース壁内に滞留すると、その部
分が膨れ、眉間剥離の原因となるからである。
しかしながら、このような、全体が繊維補強層を除いて
複数のゴム層にて形成されている構造のホースは、柔軟
であるため、配管作業が容易である;ニップル等の継手
とのシール性がよく、気密性が保たれる等の利点を有し
ているものの、一般に、ゴム材料、特に内管層として用
いられるNBR,C3M等のゴム材料は、ガス透過性を
有しているところから、冷媒としてフロンガス等の低分
子量ガスを用いる場合には、ガス漏れが生じるという欠
点を内在している。特に、近年におけるフロンガスによ
る大気圏オゾン層の破壊という社会問題に対して、かか
るガス透過量の低減は、冷媒輸送用ホースとしては、最
重要問題となっているのである。
このため、ガス不透過性に優れたポリアミド樹脂を用い
、それによってホース構成層の一つを形成することによ
り、上述の如きガス漏れの問題を解消せんとしたホース
が考えられているが、そのようなホースにあっては、ポ
リアミド樹脂層の水分透過量が大きく、また、ホース構
成層の他の層(ゴム層)の水分透過量が大であるところ
から、外界よりホース壁を通じて水分が透過し、それが
ホース内の冷媒中に混入することによって、冷媒循環系
路における冷結(アイス・ロック)現象を発生せしめ、
目詰まりや腐食等の問題を惹起する他、剛性のある硬い
樹脂層によってホース全体の柔軟性が失われる等の問題
を内在している。一方、柔軟性を付与するために、ポリ
アミド樹脂層の肉厚を薄くシたりすると、フロンガスに
対するガス透過性が悪化するようになるのである。
また、このようなポリアミド樹脂層の水分透過の問題を
解消するために、特開昭60−91082号公報には、
繊維補強層とその内側に設けられるガス不透過性のポリ
アミド樹脂層との間に、中間層として、透水量の少ない
合成樹脂材料からなる樹脂層を形成せしめてなる構造の
フロンガス用ホースが明らかにされているが、これとて
も、ポリアミド樹脂層に加えて、剛性のある合成樹脂製
の中間層の存在によって、ホース全体が柔軟性に欠け、
ホースの配管作業に困難を生じる等の問題を内在してい
る。
さらに、特開昭6−1−6482号公報においては、繊
維補強層の外側に、外管層としてEPDM層を設ける一
方、繊維補強層の内側に、内管層としてポリアミド樹脂
からなる冷媒ガス透過防止層とEPDMからなる水分透
過防止層を設けた構造の冷媒移送用ホースが明らかにさ
れているが、従来からホース材料として用いられている
EPDMでは、充分な水分透過防止を図ることは困難で
あったのである。
このように、従来のホースは、何れも、冷媒輸送用とし
て一長一短があり、近年における冷媒ガスの不透過性や
水分不透過性のより一層の向上が要求されている状況下
において、品質的に何れも満足するものではなかったの
である。
(解決課題) ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為さ
れたものであって、その目的とするところは、水分不透
過性に著しく優れ、また柔軟性に富み、しかもフロン等
の低分子量ガスに対するガス不透過性にも優れた冷媒輸
送用ホースを提供することにある。
(解決手段) そして、本発明は、かかる課題解決のために、内管層と
その外側の外管層とそれら両層間に介在せしめられた繊
維補強層とを備え、前記内管層が複数層にて構成されて
いると共に、該複数の層のうちの前記繊維補強層に接し
ない一つの層がポリアミド系樹脂にて形成されてなるホ
ースにおいて、前記内管層を構成する複数層のうちの前
記繊維補強層に接する層を、結合塩素量が30〜45重
景%の重量系ポリマから得られるエラストマ材料にて形
成する一方、前記外管層を、ジエン成分として5−エチ
リデン−2−ノルボルネンを用い且つヨウ素価が30〜
50mg/100■である、プロピレン含量が25〜4
5重量%のエチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体
から得られるエラストマ材料にて形成したことを特徴と
する冷媒輸送用ホースを、その要旨とするものである。
また、本発明では、前記塩素系ポリマとして、クロロス
ルホン化ポリエチレンまたは塩素化ポリエチレンが有利
に用いられ得るものであり、更には前記内管層を構成す
る複数層のうちの前記繊維補強層に接する層及び前記外
管層のうちの少なくとも何れか一方の層を形成している
エラストマ材料が、該エラストマ材料を与えるポリマの
100重量部に対して少なくとも15重量部となる割合
の白色充填剤を含むように構成することをも、特徴とす
るものである。
(作用・効果) このように、本発明にあっては、従来からホースのゴム
材料として用いられている、ジエン成分として5−エチ
リデン−2−ノルボルネンを用いた、ヨウ素価の低いエ
チレン−プロピレン−ジエン三元共重合体から得られる
エラストマ(EPDM)材料に対して、そのヨウ素価を
高めて、30〜50mg/100mgとした所定のエチ
レン−プロピレン−ジエン三元共重合体から得られるE
PDMにて、外管層を形成すると共に、繊維補強層に接
する内管層を、30〜45重量%と結合塩素量の多い塩
素系ポリマから得られるエラストマ材料にて形成するよ
うにしたものであり、このような特定のEPDM材料か
らなる層と特定の塩素系エラストマからなる層とポリア
ミド系樹脂からなる層とを含んで、多層のホース壁を構
成することによって、ホースの柔軟性を改善しつつ、水
分不透過性並びにガス不透過性を効果的に向上せしめ得
たのである。
なお、本発明にあっては、かかる特定のEPDMエラス
トマ材料にて構成される外管層及び/又は塩素系エラス
トマ材料にて構成される内管層には、所定量の白色充填
剤が有利に配合せしめられ、これによってホースの水分
不透過性や冷媒ガスの不透過性がより一層向上せしめら
れることとなる。
(具体的構成) ところで、第1図には、本発明に従う冷媒輸送用ホース
の代表的な構造の一つが示されている。
そこにおいて、lは、ホース最内層となる第一内管層で
あって、ポリアミド系樹脂、換言すればポリアミド樹脂
若しくはそれを主体とする樹脂組成物から形成されてい
る。このポリアミド樹脂としては、ナイロン6、ナイロ
ン11.ナイロン12゜ナイロン612.ナイロン6/
66、ナイロン6/66/610等があり、またそれら
ナイロンを主成分とする各種ブレンド体、例えばナイロ
ン12とエチレン−ビニルアルコール共重合体(エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体ケン化物)との混合物等が、ポ
リアミド系樹脂として用いられる。
そして、かかる第一内管層1の径方向外側に位置して、
繊維補強層4に接する第二内管層2が設けられており、
更に該繊維補強層4の外側には、外管層3が所定厚さに
おいて形成されている。なお、外管層3には、従来のホ
ースと同様に、その適所にスパイキング孔が設けられて
いる(図示せず)。
また、第2図に示される本発明の冷媒輸送用ホースの他
の例にあっては、第一内管層1の内面にNBR,C3M
 (クロロスルホン化ポリエチレンゴム)、CPE(塩
素化ポリエチレンゴム)等のゴム材料からなる内面ゴム
層5が所定厚さにおいて設けられている。この内1面ゴ
ム層5は、内管層の一つを構成するものであって、ゴム
弾性に富んだ材料から形成され、ニップル等の継手に対
するシール性を確保すると共に、その外側の第一内管層
lを金属劣化から守る役割を果たしている。
そして、これらの構造のホースにおいて、本発明にあっ
ては、先ず、かかる外管N3が特定のEPDMから形成
されるのである。この特定のEPDMは、ジエン成分と
して5−エチリデン−2−ノルボルネンを用い、これを
、ヨウ素価が30〜50mg/ 100 mg・ポリマ
ーとなるように、エチレン及びプロピレンと共重合せし
めてなる、ブロピレン含量が25〜45重量%のエチレ
ン−プロピレン−ジエン三元共重合体から、得られるも
のである。なお、かかる三元共重合体のヨウ素価は、J
IS−に−0070に従う測定手法によって得られるも
のであるが、それが30mg/100mg未満であると
、充分なガス不透過性をホースに与えることが困難とな
るのであり、またそのヨウ素価が50■7100■を越
えるようになると、三元共重合体自体の製造が困難とな
る。また、かかる三元共重合体中のプロピレン含量が2
5重量%未満となったり、45重量%を越えるようにな
ると、ホースの水分不透過性を低下せしめる問題を惹起
する。
また、かかるエチレン−プロピレン−ジエン三元共重合
体を加硫(架橋)して、目的とするEPDMエラストマ
を得るためには、かかる三元共重合体に対して、従来か
ら知られている各種の配合剤、例えば加硫剤(架橋剤)
、加硫促進剤、加硫助剤、加工助剤、老化防止剤、充填
剤、更に必要に応じて軟化剤等が、従来のEPDMの製
造の場合と同様に配合されて、ゴム組成物として調製さ
れ、その後加熱による架橋によって、目的とするエラス
トマとされるのである。
ところで、かかる配合剤のうち、加硫剤(架橋剤)は、
前記三元共重合体の100重量部に対して、通常、0.
5〜10重量部、好ましくは1〜5重量部の割合におい
て配合されるものであり、公知の各種の化合物が適宜に
選択使用されることとなるが、特に、本発明にあっては
、−船釣な硫黄を用いた架橋操作よりも、過酸化物を用
いた架橋操作を実施することが望ましく、これによって
、得られるエラストマからなる層のガス不透過性、特に
フロンガス不透過性を有利に向上させることが出来る。
なお、本発明において好適に用いられる過酸化物として
は、例えばジクミルパーオキサイド、ジt−ブチルパー
オキサイド、t−ブチルパーオキシクメン、ベンゾイル
パーオキサイド、2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−
ブチルパーオキシ)ヘキサン等を挙げることが出来る。
また、過酸化物架橋時には、架橋助剤として、例えばp
、p −ジベンゾイルキノンジオキシム、キノンジオキ
シム、トリアリルイソシアヌレート、エチレングリコー
ルジメタクリレート、N、N’−m−フェニレンビスマ
レイミド、トリメチロールプロパントリメタクリレート
等が用いられる。
また、加硫剤として硫黄を用いるときは、加硫促進剤と
して、スルフェンアミド系、チアゾール系、チウラム系
、ジチオカルバミン酸塩類、キサントゲン酸塩類等が用
いられる。そして、これら架橋助剤または加硫促進剤は
、一般に、前記三元共重合体の100重量部に対して0
.1〜10重量部の割合で配合され、更に加硫助剤とし
ては、酸化亜鉛等の金属酸化物が用いられ、一般に、前
記三元共重合体の100重量部に対して3〜15重量部
の割合で用いられることとなる。また、加工助剤として
、ステアリン酸等の脂肪酸や脂肪油等の植物系油脂類が
、前記三元共重合体の100重量部に対して0.5〜5
重量部程度の割合で用いられ、更に老化防止剤(劣化防
止剤)が、通常、前記三元共重合体の100重量部に対
して0.5〜8重量部の割合で配合せしめられる。なお
、この老化防止剤としては、アミン系、フェノール系、
イミダゾール系、カルバミン酸金属塩、ワックス等を挙
げることが出来る。
さらに、充填剤は、加硫物(架橋物)の物性、例えば引
張り強さ、硬さ、引裂き強さ、摩耗性等の機械的性質の
向上等を目的として配合せしめられるものであるが、本
発明にあっては、特にシリカ、タルク、クレー、CaC
0,等の白色充填剤、なかでもAfgOs 、S i 
OH及びMgOを主成分とする白色タルクが有利に用い
られ、そのような白色充填剤は、前記三元共重合体の1
00重量部に対して少なくとも15重量部以上の割合で
配合され、またその上限は200重量部程度とされるこ
ととなる。このような白色充填剤の充填によって、EP
DMエラストマ層の水分不透過性が有利に改善せしめら
れ得るのである。尤も、このような白色充填剤と共に、
カーボンブラック等の汎用の充填剤を配合せしめること
も可能である。
また、必要に応じて配合せしめられる軟化剤としては、
パラフィン系、ナフテン系、アロマ系のプロセスオイル
やエステル系可塑剤があり、前記三元共重合体の100
重量部に対して0−100重量部の割合で用いられるこ
ととなる。
ところで、本発明は、上記の如き特定のEPDMエラス
トマにて、外管層3を形成すると共に、第1図や第2図
に示される第二内管層2を、特定の塩素系エラストマ材
料にて形成するようにして、ホースとしての水分不透過
性や冷媒ガス不透過性等の性能を高めたのである。なお
、本発明において、第二内管層2を形成する塩素系エラ
ストマ材料を与える塩素系ポリマとしては、有利には、
クロロスルホン化ポリエチレンや塩素化ポリエチレンが
用いられ、またそのような塩素系ポリマは、結合塩素量
が30〜45重量%と多いものである必要があるのであ
る。けだし、かかる塩素系ポリマにおいて、その結合塩
素量が30重量%よりも少ないと、水分不透過性や冷媒
ガス不透過性が悪化して、充分な性能をホースに付与し
得なくなるのであり、また45重量%を越えるような結
合塩素量の場合にあっては、ゴム弾性が著しく悪化し、
また架橋が不充分となる等の問題を惹起する。
なお、かかる塩素系ポリマを架橋して、目的とする塩素
系エラストマ材料を得るためには、かかるポリマに対し
て、従来から知られている各種の配合剤、例えば架橋剤
、架橋促進剤、架橋助剤、加工助剤、老化防止削、充填
剤、更に必要に応じて軟化剤等が従来と同様に配合され
て、ゴム組成物として調製され、その後加熱による架橋
によって、目的とするエラストマ材料とされることとな
る。
また、それら配合剤は、何れも前記したEPDMエラス
トマ材料と同様な処方において用いられ得るものである
が、特にポリマの100重量部に対して少なくとも15
重量部となる割合の白色充填剤を含むように、目的とす
る塩素系エラストマ材料を製造することが望ましい。こ
のような白色充填剤の配合によって、水分不透過性が効
果的に改善され得るのである。なお、そのような白色充
填剤の配合量の上限としては、前記したEPDMの場合
と同様に、ポリマ100重量部に対して200重量部程
度とされることとなる。
なお、第1図や第2図に示されるホース構成において、
各ホース構成層の厚さは、それらを形成する材料の種類
やホースの太さ、その壁厚等によって適宜に決定される
こととなるが、実用的なホースのサイズにおいて、ポリ
アミド系樹脂からなる第一内管層1は、一般に、0.0
5〜1.0 mの厚さにおいて形成されることとなる。
この第一内管層1の厚さが0.05閣よりも薄くなると
、ホースに充分なガス不透過性を付与することが困難と
なるからであり、一方llll11を越えるような厚さ
になると、ガス不透過性には優れるものの、ホースの謝
性が高くなってしまうからである。また、本発明におけ
る特定の塩素系エラストマ材料やEPDMエラストマ材
料にて形成される第二内管N2や外管層3にあっても、
適宜にその厚みが設定されることとなるが、一般に前者
は1〜5II+1程度、後者は1〜4 mm程度の厚さ
において形成されることとなる。
そしてまた、繊維補強層4は、通常のゴムボースに用い
られているものがそのまま採用され、ポリエステル繊維
、アラミド繊維等の合成繊維を主体とする糸のブレード
編みゃスパイラル編み等によって形成されるものである
ところで、このような本発明に従う冷媒輸送用ホースは
、上記各層を、例えば以下のようにして順次積層形成す
ることにより、製造することが出来る。
(a)ゴム製或は樹脂製のマンドレル上に内管Ji(1
,2,5)形成用の樹脂若しくはゴム組成物を押出成形
機より押し出し、管状体を作る。この押出操作を複数回
繰り返すか、同時押出成形することによって、複数層か
らなる内管層を形成する。なお、このような押出成形に
際して、内管層を構成する複数層の各層間には、適宜接
着剤層を設けることもある。
(b)次いで、この複数層にて構成される内管層の外周
面に、必要に応じて接着剤を塗布した後、繊維補強糸を
ブレード編み若しくはスパイラル編みする等の手法によ
って、繊維補強層(4)を形成する。
(c)かかる形成された繊維補強層(4)の外周面に所
定の接着剤(ゴム糊等)を塗布した後、その上に外管層
形成用のゴム組成物を押し出して、目的とする外管層(
3)を所定厚さに形成する。
(d)このようにして得られた積層管を加硫(架橋)せ
しめて、接着一体化した後、マンドレルを抜き取ること
により、目的とするホースを得ることが出来る。なお、
この際の加硫条件としては、通常、1’40〜170°
C程度の温度及び30〜90分程度の加硫時間が採用さ
れることとなる。
このようにして得られた冷媒輸送用ホースは、ホース構
成層としてポリアミド系樹脂層と特定の塩素系エラスト
マ層と特定のEPDM層とを含む多層構造にて構成され
ており、該多層構造内におけるそれら特定の三層の組合
せ並びに配置によって、ホースとしての有効な柔軟性を
確保しつつ、優れたガス不透過性と水分不透過性を同時
に具備するものであって、近年における厳格な要求を満
たすカークーラやエアコン用ホースとして最適なもので
ある。
(実施例) 以下に、本発明の幾つかの実施例を示し、本発明を更に
具体的に明らかにすることとするが、本発明が、そのよ
うな実施例の記載によって、何等の制約をも受けるもの
でないことは、言うまでもないところである。
また、本発明には、以下の実施例の他にも、更には上記
の具体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない限り
において、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正
、改良等を加え得るものであることが、理解されるべき
である。
なお、以下の実施例中の部及び百分率は、特に断わりの
ない限り、何れも重量基準によって示されるものである
第1図又は第2図に示される多層構造のホースを、第1
表及び第2表に示される材料構成において製造した。な
お、ホースの製造は、前記したように、ホースの最内側
層より順次押出成形して多層の積層管を得た後、加熱加
硫操作を施すことによって、一体的な多層構造のホース
とした。また、第1表に用いられている各ゴム材料の配
合組成は、以下の通りである。
1)EPDMI 亙金底公        至金1」皿Lポリマー(三元
共重合体)・・・100FEFカーボンブラツク・・・
・・80パラフイン系プロセスオイル・・・60硫黄 
       ・・・・・・・lテトラメチルチウラム ジスルフィド   ・・・・・・・2 N−シクロヘキシル−2−ベンゾ チアジルスルフェンアミド・・・・l ZnO・・・・・・・5 ステアリン酸    ・・・・・・・12)EPDM層 況イ■【分 ポリマー(三元共重合体) FEFカーボンブラック・ タルク パラフィン系プロセスオイ ジクミルパーオキサイド・ エチレングリコール ジメタクリレート ・・ ZnO ステアリン酸 3)NBR 藍企威公 NBR(AN=42%)・ FEFカーボンブラック・ ジオクチルフタレート・・ ZnO 硫黄 テトラメチルチウラム ジスルフィド 配j」LoIL ・ l 00 ・ ・ 20 ・ 100 ・ ・ 60 ・ ・ ・ 5 ・ ・ ・ ・ ・ 3 ・ ・ ・ ・ ・ 5 ・ ・ ・ ・ ・ 1 配IL口U ・ ・ 100 ・ ・ ・ 60 ・ ・ ・ 10 ・ ・ ・ ・ 5 ・ ・ ・ ・ 1 。
・ ・ ・ ・ ・ 2 N−シクロヘキシル−2−ベンゾ チアジルスルフェンアミド・・・・1 4)CPEI 配イl【分         配j」LoILCPE 
(C1=25%)・・・・100FEFカーボンブラツ
ク・・・・・15PbO・・・・・・20 Mg0        ・・・・・・10ジオクチルフ
タレート・・・・・・・5ジクミルパーオキサイド・・
・・・・6トリアリルイソシアヌレート・・・・25)
CPE2 配イ■岬分         配j」LoILCPE 
(Cj!=35%)・・ ・ ・1OOFEFカーボン
ブラツク・・・・・15PbO・・・・・・20 Mg0        ・・・・・・10タルク   
    ・・・・・・20ジオクチルフタレート・・・
・・・10ジクミルパーオキサイド・・・・・・6トリ
アリルイソシアヌレート・・・・26)C3M L金威公         配治にlD−C3M (C
ffi=40%)・・・・100PbO・・・・・・3
0 FEFカーボンブラツク・・・・・10タルク    
   ・・・・・・20ジブチルカルピトール アジペート    ・・・・・・15 N、N’ −m−フェニレン ビスマレイミド  ・・・・・・・3 6−エボキシー2.2.4−)リメチル−1,2−ジハ
イドロキノリン・・・2 ジペンタメチレンチウラム テトラスルフィド ・・・・・・・1 第2表 このようにして得られた各ホースについて、ホースの柔
軟性と水分透過性とガス透過性を評価した。その結果を
下記第3表に示す。
なお、各評価は、次のようにして行なった。
生二人粂軟性 ホース(内径:11.Om)を300mmの長さに切断
し、一端を平板状に固定する一方、他端を曲げて、その
平板に到達させるために要する曲げ応力を測定して、評
価した。その値の小さい方が、柔軟性の高いことを示し
ている。
水公透過血 ホースを500mmの長さに切断して、ホース内に吸水
剤:モレキュラーシーブを約200g充填した後、両端
を密封する。次いで、このホースを60°C×95%相
対湿度の雰囲気中に放置し、72時間後開封して、モレ
キュラーシーブの吸水重量を測定する。その値の小さい
方が、水分不透過性において良好であることを示してい
る。
互久透道立 ホースを500m+aの長さに切断して、40gのフロ
ン12(R12)を封入した後、両端を密封し、100
°Cにてこれを72時間放置した後、全体の重量を測定
し、初期重量と対比して、フロンの透過グラム数を求め
、評価した。その値の小さい方が、ガス不透過性に優れ
ていることを示している。
上記の結果から明らかなように、本発明に従う所定量の
塩素含量の塩素系エラストマ材料及び所定のヨウ素価、
プロピレン含量のEPDM2材料を用いて、それぞれホ
ース構成層を構成してなる多層構造のホースNα6〜l
Oにあっては、ホースの柔軟性、水分不透過性並びにガ
ス不透過性の何れにおいても優れた性能を有しているの
である。
これに対して、ポリアミド樹脂層を有していないホース
Nα1では、ホースの柔軟性には優れているものの、水
分不透過性やガス不透過性において著しく劣っており、
また内管層の一つとしてナイロン樹脂層を設けると共に
、更に他の一つの層として、従来のNBRやCPEI材
料からなる層を設けたホース構成(N113〜5)にあ
っても、水分不透過性に劣っていたり、或はガス不透過
性に劣っていることが認められる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明に従う冷媒輸送用ホースの
代表的な一例を示す斜視図である。 l :第−内管層 :第二内管層 :外管層 :繊維補強層 :内面ゴム層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  内管層とその外側の外管層とそれら両層間に介在せし
    められた繊維補強層とを備え、前記内管層が複数層にて
    構成されていると共に、該複数の層のうちの前記繊維補
    強層に接しない一つの層がポリアミド系樹脂にて形成さ
    れてなるホースにおいて、 前記内管層を構成する複数層のうちの前記繊維補強層に
    接する層を、結合塩素量が30〜45重量%の塩素系ポ
    リマから得られるエラストマ材料にて形成する一方、前
    記外管層を、ジエン成分として5−エチリデン−2−ノ
    ルボルネンを用い且つヨウ素価が30〜50mg/10
    0mgである、プロピレン含量が25〜45重量%のエ
    チレン−プロピレン−ジエン三元共重合体から得られる
    エラストマ材料にて形成したことを特徴とする冷媒輸送
    用ホース。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6091082A (ja) * 1983-10-24 1985-05-22 豊田合成株式会社 フレオン用ホ−ス
JPS616482A (ja) * 1984-06-19 1986-01-13 豊田合成株式会社 冷媒移送用ホ−ス

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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