JPH02104632A - 永久磁石合金の製造方法 - Google Patents
永久磁石合金の製造方法Info
- Publication number
- JPH02104632A JPH02104632A JP63256616A JP25661688A JPH02104632A JP H02104632 A JPH02104632 A JP H02104632A JP 63256616 A JP63256616 A JP 63256616A JP 25661688 A JP25661688 A JP 25661688A JP H02104632 A JPH02104632 A JP H02104632A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- permanent magnet
- aging treatment
- temperature
- fine powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 8
- 229910001004 magnetic alloy Inorganic materials 0.000 title 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 40
- 230000032683 aging Effects 0.000 claims abstract description 19
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 13
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 13
- 229910052761 rare earth metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 8
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 claims abstract description 7
- 238000005245 sintering Methods 0.000 claims abstract description 5
- 229910052726 zirconium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 3
- 229910052758 niobium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 3
- 229910052715 tantalum Inorganic materials 0.000 claims abstract description 3
- 229910052735 hafnium Inorganic materials 0.000 claims abstract 2
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 claims abstract 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims description 20
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims description 20
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 9
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 claims 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 abstract description 9
- 230000008018 melting Effects 0.000 abstract description 9
- 238000007712 rapid solidification Methods 0.000 abstract description 7
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 229910052720 vanadium Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 229910000531 Co alloy Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 description 17
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 14
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 13
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 10
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 8
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 7
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 6
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 239000000047 product Substances 0.000 description 4
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 3
- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 3
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000011978 dissolution method Methods 0.000 description 2
- 230000005294 ferromagnetic effect Effects 0.000 description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 2
- 230000005381 magnetic domain Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000005191 phase separation Methods 0.000 description 2
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 description 2
- 241001663154 Electron Species 0.000 description 1
- 230000005374 Kerr effect Effects 0.000 description 1
- 229910052772 Samarium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 1
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 1
- 238000010791 quenching Methods 0.000 description 1
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 description 1
- 150000002910 rare earth metals Chemical group 0.000 description 1
- 230000009291 secondary effect Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はR1Co、、系永久磁石(ただしRは希土類元
素)の磁気特性の改良に関するものである。
素)の磁気特性の改良に関するものである。
2相分離型RgCo、?系永久磁石(ただしRは希土、
類元素)の保磁力発生機構は微細な強磁性の2つの
相を共存させることにより磁壁の移動が妨げられること
に起因している。この2つの相を共存させるためにはC
uの存在が不可欠であり、また残留磁束密度を高めるた
めにはFeの添加が有効であることから、−船釣にはC
oの一部をCuとFeで置換したものが実用化されてい
る。また近年、これにさらにZr (特開昭52−11
5000)あるいは11f(特開昭53−106326
)などの遷移元素を微量添加することによって保磁力1
Hcと最大エネルギー積(BH)+sを高めた磁石合金
が提案されている。
類元素)の保磁力発生機構は微細な強磁性の2つの
相を共存させることにより磁壁の移動が妨げられること
に起因している。この2つの相を共存させるためにはC
uの存在が不可欠であり、また残留磁束密度を高めるた
めにはFeの添加が有効であることから、−船釣にはC
oの一部をCuとFeで置換したものが実用化されてい
る。また近年、これにさらにZr (特開昭52−11
5000)あるいは11f(特開昭53−106326
)などの遷移元素を微量添加することによって保磁力1
Hcと最大エネルギー積(BH)+sを高めた磁石合金
が提案されている。
この2相分離型のR,Co、、系永久磁石では、熱処理
である時効処理によってマトリクスに析出する微細な析
出相の状態がその保磁力の水準や第2象限の角型性を大
きく左右するため、この時効処理を最適な条件下で実施
することが製造上のポイントとなる。このためRtCo
、7系永久磁石の磁気特性の改良は時効処理を中心に行
なわれてきた。例えば特開昭50−133106には7
00〜900℃の温度から400℃近傍まで多段時効す
る方法が、特開昭53−106624には700〜90
0℃の温度から400℃近傍の温度まで徐冷する方法が
示されている。また特開昭57−161044には40
0〜750℃の温度で等温処理し、次いで600〜10
00℃を開始温度として300〜600℃まで冷却する
方法が、特開昭59−153873には750〜950
℃の温度から700℃以下の温度まで冷却する熱処理を
2回以上(り返す方法が示されている。その結果今日で
は、合金組成に応じた適切な時効処理を施すことによっ
て、1Qkoe以上の高い保磁力、11cが得られるよ
うになっている。
である時効処理によってマトリクスに析出する微細な析
出相の状態がその保磁力の水準や第2象限の角型性を大
きく左右するため、この時効処理を最適な条件下で実施
することが製造上のポイントとなる。このためRtCo
、7系永久磁石の磁気特性の改良は時効処理を中心に行
なわれてきた。例えば特開昭50−133106には7
00〜900℃の温度から400℃近傍まで多段時効す
る方法が、特開昭53−106624には700〜90
0℃の温度から400℃近傍の温度まで徐冷する方法が
示されている。また特開昭57−161044には40
0〜750℃の温度で等温処理し、次いで600〜10
00℃を開始温度として300〜600℃まで冷却する
方法が、特開昭59−153873には750〜950
℃の温度から700℃以下の温度まで冷却する熱処理を
2回以上(り返す方法が示されている。その結果今日で
は、合金組成に応じた適切な時効処理を施すことによっ
て、1Qkoe以上の高い保磁力、11cが得られるよ
うになっている。
ところがこのようなR2Co、7系永久磁石の磁化曲線
の第2象限にはクニックが存在し、このため残留磁束密
度の値から期待される水準に比較して得られる最大エネ
ルギー積(Bll)mの水準がかなり低下するという問
題があった。このクニックは保磁力1Hcが大きくなる
ほど顕著になる傾向がある。
の第2象限にはクニックが存在し、このため残留磁束密
度の値から期待される水準に比較して得られる最大エネ
ルギー積(Bll)mの水準がかなり低下するという問
題があった。このクニックは保磁力1Hcが大きくなる
ほど顕著になる傾向がある。
従ってこのクニックは時効条件を変更し保磁力、llc
を抑制することでその程度を緩和することは可能である
。しかし時効条件の変更のみでは完全に解消することは
できない。
を抑制することでその程度を緩和することは可能である
。しかし時効条件の変更のみでは完全に解消することは
できない。
本発明の目的は、上記問題点を解消し、高い保磁力とエ
ネルギー積を有する磁化曲線の第2象限の角型性の良い
R,Co、、系永久磁石を提供することにある。
ネルギー積を有する磁化曲線の第2象限の角型性の良い
R,Co、、系永久磁石を提供することにある。
本発明者等はR2Co1t系永久磁石に関し第2象限の
角型性を改善する方法について種々検討した結果、原料
粉末の製造方法に改良を加えることによって前記目的を
達成できることを見い出し、本発明を完成させるに至っ
たものである。
角型性を改善する方法について種々検討した結果、原料
粉末の製造方法に改良を加えることによって前記目的を
達成できることを見い出し、本発明を完成させるに至っ
たものである。
一般にI?zCoIt系永久磁石の製造においては、原
料メタルを高周波誘導溶解等で溶解して合金インゴット
を作製しそれを粉砕して原料粉末を得る溶解法と、酸化
物原料を還元剤で還元してCo粉、?粉等へ拡散させ合
金原料粉末を得るいわゆる還元拡散法とが採用されてい
る。本発明者等は研究の過程でこれら従来の製造方法で
R,Co、、系の原料粉末を作製しその磁気特性を評価
した。第1図に、実験結果の1例として、溶解法で作製
した5ra25.5wt%、Fe14.0wt%、Cu
4.4wt%、Zr2.7wt%、残部Coの永久磁石
合金の第2象限の磁化曲線(4πI−H曲線)を示す。
料メタルを高周波誘導溶解等で溶解して合金インゴット
を作製しそれを粉砕して原料粉末を得る溶解法と、酸化
物原料を還元剤で還元してCo粉、?粉等へ拡散させ合
金原料粉末を得るいわゆる還元拡散法とが採用されてい
る。本発明者等は研究の過程でこれら従来の製造方法で
R,Co、、系の原料粉末を作製しその磁気特性を評価
した。第1図に、実験結果の1例として、溶解法で作製
した5ra25.5wt%、Fe14.0wt%、Cu
4.4wt%、Zr2.7wt%、残部Coの永久磁石
合金の第2象限の磁化曲線(4πI−H曲線)を示す。
時効処理の条件によって保磁力の水準は変化するが、い
ずれの条件においても磁化曲線にクニックが存在し角型
性が悪いことがわかる。また、還元拡散法で作製した同
一組成の合金原料粉末を用いた場合も、第1図とほぼ同
じ結果を得た。
ずれの条件においても磁化曲線にクニックが存在し角型
性が悪いことがわかる。また、還元拡散法で作製した同
一組成の合金原料粉末を用いた場合も、第1図とほぼ同
じ結果を得た。
第1図の磁化曲線から、磁石内部の磁壁のピンニングの
大きさが必ずしも一様ではなく不均一であることがわか
る。またその不均一性は時効処理条件の変更に伴う保磁
力の増加に従って拡大する傾向があることがわかる。発
明者等はこのピンニングの大きさが不均一な原因を明ら
かにするために、第1図の試料に焼結温度より20℃低
い温度まで加熱し次いで室温まで急冷するという溶体化
処理を再度節こした後、S E M (Scannin
g Elect−ron Microanalyzer
)、 E P MA (Electron Prob
eMicroanalyzer LTEM (Anal
ytica’l ElectronMicroscop
e )等の機器を用いてそのミクロ組成分析をおこなっ
た。その結果、同一の結晶粒の内部においてもCuを中
心とした構成各元素の組成的な不均一性が微小ではある
が存在することが明らかになった。さらに同じ試料を時
効処理し、Kerr効果を利用した磁区観察を行なった
結果、第2象限りこおける逆磁区の発生は結晶粒界の特
定部から始まること、また上記のミクロ組成分析との対
応ではこの特定部近傍の組成は同一結晶粒内部の他の部
位に比較して相対的にはCuとSmが若干少ないことな
どが判明した。
大きさが必ずしも一様ではなく不均一であることがわか
る。またその不均一性は時効処理条件の変更に伴う保磁
力の増加に従って拡大する傾向があることがわかる。発
明者等はこのピンニングの大きさが不均一な原因を明ら
かにするために、第1図の試料に焼結温度より20℃低
い温度まで加熱し次いで室温まで急冷するという溶体化
処理を再度節こした後、S E M (Scannin
g Elect−ron Microanalyzer
)、 E P MA (Electron Prob
eMicroanalyzer LTEM (Anal
ytica’l ElectronMicroscop
e )等の機器を用いてそのミクロ組成分析をおこなっ
た。その結果、同一の結晶粒の内部においてもCuを中
心とした構成各元素の組成的な不均一性が微小ではある
が存在することが明らかになった。さらに同じ試料を時
効処理し、Kerr効果を利用した磁区観察を行なった
結果、第2象限りこおける逆磁区の発生は結晶粒界の特
定部から始まること、また上記のミクロ組成分析との対
応ではこの特定部近傍の組成は同一結晶粒内部の他の部
位に比較して相対的にはCuとSmが若干少ないことな
どが判明した。
以上の検討結果から、永久磁石の結晶粒内部のミクロ的
な組成の不均一性が時効処理によるSmCo5相の析出
状態の不均一性を誘起し、それが磁壁のピンニングの不
均一性しいては第2象限のクニックの発生をもたらすも
のと考えられる。本発明者らのその後の研究によって、
上記の永久磁石の結晶粒内部の組成の不均一性は原料粉
末内部の組成の不均一性に由来し、それはまた溶解法で
は合金インゴットの冷却過程での冷却速度の不均一性と
相分離に、還元拡散法では拡散の不均一性に起因するこ
とが明らかになった。そのため本発明者らは合金インゴ
ットあるいば永久磁石焼結体の熱処理による組成的な均
一化、焼結条件の検討による組成的な均一化を試行した
が良好な結果を得るには至らなかった。第2図に、実験
結果の1例として、溶解法で作製したがSm25.0i
yt%、Fe14.0−t%、Cu4.8ivt%、Z
r3.Qwt%、残部Coの永久磁石合金の焼結体を種
々の条件で溶体化処理した場合の時効処理後の第2象限
の磁化曲線(4πI−H曲線)を示す。溶体化処理時間
の増加に伴う第2象限のクニックの若干の改善が認めら
れ、このことからクニックの発生原因に対する先の考察
の妥当性が裏づけられる。一方間時に、長時間の溶体化
処理においてもクニックは根本的には無くならず、この
ことから熱処理による原子の拡散程度では一度発生した
組成的な不均一性は解消されないことがわかる。
な組成の不均一性が時効処理によるSmCo5相の析出
状態の不均一性を誘起し、それが磁壁のピンニングの不
均一性しいては第2象限のクニックの発生をもたらすも
のと考えられる。本発明者らのその後の研究によって、
上記の永久磁石の結晶粒内部の組成の不均一性は原料粉
末内部の組成の不均一性に由来し、それはまた溶解法で
は合金インゴットの冷却過程での冷却速度の不均一性と
相分離に、還元拡散法では拡散の不均一性に起因するこ
とが明らかになった。そのため本発明者らは合金インゴ
ットあるいば永久磁石焼結体の熱処理による組成的な均
一化、焼結条件の検討による組成的な均一化を試行した
が良好な結果を得るには至らなかった。第2図に、実験
結果の1例として、溶解法で作製したがSm25.0i
yt%、Fe14.0−t%、Cu4.8ivt%、Z
r3.Qwt%、残部Coの永久磁石合金の焼結体を種
々の条件で溶体化処理した場合の時効処理後の第2象限
の磁化曲線(4πI−H曲線)を示す。溶体化処理時間
の増加に伴う第2象限のクニックの若干の改善が認めら
れ、このことからクニックの発生原因に対する先の考察
の妥当性が裏づけられる。一方間時に、長時間の溶体化
処理においてもクニックは根本的には無くならず、この
ことから熱処理による原子の拡散程度では一度発生した
組成的な不均一性は解消されないことがわかる。
以上の研究結果から本発明者等は組成的に均一な原料粉
末の使用が本系永久磁石の第2象限のクニックを解消し
角型性を改善するポイントであるとの結論に達した。種
々の検討の結果、具体的には特許請求の範囲に示す組成
の溶湯を不活性ガスの高速気流中に滴下またはノズルで
吹き出して急冷凝固させて粉末化し、この粉末を原料と
してこれを通常の粉末冶金的手法によって永久磁石化す
ることにより前記目的を達成できることを見い出した。
末の使用が本系永久磁石の第2象限のクニックを解消し
角型性を改善するポイントであるとの結論に達した。種
々の検討の結果、具体的には特許請求の範囲に示す組成
の溶湯を不活性ガスの高速気流中に滴下またはノズルで
吹き出して急冷凝固させて粉末化し、この粉末を原料と
してこれを通常の粉末冶金的手法によって永久磁石化す
ることにより前記目的を達成できることを見い出した。
不活性ガス圧力は溶湯の滴下量や吹き出し量に応じてそ
の適値を選ぶ必要があるため特に限定されるものではな
いが、例えば木系溶湯をφ5のノズル穴から30kg/
分の速度で吹き出す場合には不活性ガスの行の圧力は3
0aLm以上好ましくは50〜1100at程度が適当
である。溶湯の滴下穴あるいはノズル穴の径は溶湯の量
と滴下および吹き出し速度に応じて適宜決定する必要が
あるが、例えば本系溶湯10〜100kgを10〜50
kg/分の速度で吹き出す場合にはノズル穴の径はφ3
〜10程度が適当である。また溶湯を溶解するにあたっ
てのルツボの材質はA l zOs、Mg。
の適値を選ぶ必要があるため特に限定されるものではな
いが、例えば木系溶湯をφ5のノズル穴から30kg/
分の速度で吹き出す場合には不活性ガスの行の圧力は3
0aLm以上好ましくは50〜1100at程度が適当
である。溶湯の滴下穴あるいはノズル穴の径は溶湯の量
と滴下および吹き出し速度に応じて適宜決定する必要が
あるが、例えば本系溶湯10〜100kgを10〜50
kg/分の速度で吹き出す場合にはノズル穴の径はφ3
〜10程度が適当である。また溶湯を溶解するにあたっ
てのルツボの材質はA l zOs、Mg。
などが使用される。ノズルの材質もルツボの材質と同一
のものが好ましい。本方法で急冷凝固して作製する粉末
は最終的には機械的粉砕によって微粉砕されるためその
粒径は特に限定されるものではないが300μ以下のも
のが全粉末の70−t%以上であることが望ましい。粒
径が大きな粉末では急冷速度が低下し本発明の目的であ
る組成的な均一性が得られにくくなるからである。粒径
の制御は溶湯の滴下あるいは吹き出し速度と不活性ガス
の圧力および流量の条件を適宜組合せることによって行
なわれる。なお、溶湯の滴下穴あるいはノズル穴の近傍
に加振装置を取り付は溶湯を加振しながら滴下あるいは
吹き出すことによって粒度分布をより狭い範囲に制御す
ることも可能である。
のものが好ましい。本方法で急冷凝固して作製する粉末
は最終的には機械的粉砕によって微粉砕されるためその
粒径は特に限定されるものではないが300μ以下のも
のが全粉末の70−t%以上であることが望ましい。粒
径が大きな粉末では急冷速度が低下し本発明の目的であ
る組成的な均一性が得られにくくなるからである。粒径
の制御は溶湯の滴下あるいは吹き出し速度と不活性ガス
の圧力および流量の条件を適宜組合せることによって行
なわれる。なお、溶湯の滴下穴あるいはノズル穴の近傍
に加振装置を取り付は溶湯を加振しながら滴下あるいは
吹き出すことによって粒度分布をより狭い範囲に制御す
ることも可能である。
また後で述べる本発明の実施例と比較例の対比からも明
らかなように、本方法で急冷凝固して作製した粉末の0
□量は従来の溶解法又は還元拡散法で作製した粗粉の0
2量に比べて低いため、同一組成の合金においてはより
高い残留磁束密度が得られる。
らかなように、本方法で急冷凝固して作製した粉末の0
□量は従来の溶解法又は還元拡散法で作製した粗粉の0
2量に比べて低いため、同一組成の合金においてはより
高い残留磁束密度が得られる。
第3図に、実験結果の1例として、本方法で急冷凝固し
て作製したSm25.5iyt%、Fe14.Owt%
。
て作製したSm25.5iyt%、Fe14.Owt%
。
Cu4.4ivt%、Zr2.7wt%、残部Coの合
金粉末を永久磁石化した場合の第2象限の磁化曲線(4
πI−H曲線)を示す。本発明のR2GO+?系永久磁
石合金の具体的な製造方法については後で実施例にて詳
細な説明を加えるが、この第3図の実験シt、同じ製造
方法によっている。第3図を先の第1図と比較すること
によって、急冷凝固して作製した粉末を用いこれを永久
磁石化した場合クニックの無い角型性に優れた磁化曲線
が得られることがわかる。
金粉末を永久磁石化した場合の第2象限の磁化曲線(4
πI−H曲線)を示す。本発明のR2GO+?系永久磁
石合金の具体的な製造方法については後で実施例にて詳
細な説明を加えるが、この第3図の実験シt、同じ製造
方法によっている。第3図を先の第1図と比較すること
によって、急冷凝固して作製した粉末を用いこれを永久
磁石化した場合クニックの無い角型性に優れた磁化曲線
が得られることがわかる。
この第3図の試料に溶体化処理を再度族こし、先に第1
図の試料に対しておこなったのと同じ方法でそのミクロ
組成分析をおこなったが、先の場合とは異なり同一の結
晶粒内での組成的な不均一性は検知されなかった。
図の試料に対しておこなったのと同じ方法でそのミクロ
組成分析をおこなったが、先の場合とは異なり同一の結
晶粒内での組成的な不均一性は検知されなかった。
最後に本発明のR,Go、7系永久磁石合金の組成限定
理由を説明する。希土類元素Rは22〜30wtXとさ
れる。希土類元素の含有量が22−t%未満では十分な
保磁力が得られない。また希土類元素の含有量が304
%より多い場合には残留磁束密度が低下する。Feは1
0〜25−1%とされる。10wt%未満では残留磁束
密度が低下する。25wt%より多い場合には保磁力お
よび角型性が低下する。
理由を説明する。希土類元素Rは22〜30wtXとさ
れる。希土類元素の含有量が22−t%未満では十分な
保磁力が得られない。また希土類元素の含有量が304
%より多い場合には残留磁束密度が低下する。Feは1
0〜25−1%とされる。10wt%未満では残留磁束
密度が低下する。25wt%より多い場合には保磁力お
よび角型性が低下する。
Cuは1=lOwt%とされる。1wt%未満では十分
な保磁力が得られない。10wt%より多い場合には残
留磁束密度が低下する。M元素(Zr、肘、 Ti。
な保磁力が得られない。10wt%より多い場合には残
留磁束密度が低下する。M元素(Zr、肘、 Ti。
Ta、 Nb、 Ni、 Vの内の少(とも1種)は
0.2〜5wt%とされる。0.24%未満では十分な
保磁力が得られず、5wt%より多い場合には残留磁束
密度が低下する。
0.2〜5wt%とされる。0.24%未満では十分な
保磁力が得られず、5wt%より多い場合には残留磁束
密度が低下する。
以下本発明の実施例と比較例を説明するがこれによって
本発明の範囲が制限されるものではない。
本発明の範囲が制限されるものではない。
(実施例1)
合計で10kgの原料をアルミナルツボに装入し、これ
を実質的な真空中で高周波誘導溶解により溶解した。次
いで溶湯をルツボ底部に設けたφ4のノズル穴から10
kg715秒の速度で80atmの圧力のAfガス気流
中に吹き出して粉末化した。この作業をくり返しおこな
って表1のNo、 1− No、 5に示す組成と0□
量を有する5種類の粉末を作製した。
を実質的な真空中で高周波誘導溶解により溶解した。次
いで溶湯をルツボ底部に設けたφ4のノズル穴から10
kg715秒の速度で80atmの圧力のAfガス気流
中に吹き出して粉末化した。この作業をくり返しおこな
って表1のNo、 1− No、 5に示す組成と0□
量を有する5種類の粉末を作製した。
5種類の粉末は全てその総重量の80wt%以上が30
0μ以下の粒径を有するものであった。次いで各々の粉
末をジェットミルで微粉砕した。微粉の粒度は約4.0
μ(F−3−3−3)であった。
0μ以下の粒径を有するものであった。次いで各々の粉
末をジェットミルで微粉砕した。微粉の粒度は約4.0
μ(F−3−3−3)であった。
微粉を配向磁界強度10kOe、成形圧3 ton/c
+flの条件下で成形して成形体とした。成形体は11
□ガス雰囲気中で1180℃X 2 Hの条件で焼結し
た。次いで焼結体を1160℃X 4 Hの条件で溶体
化処理し水中に急冷した。最後に800℃X8Hの等温
処理をおこなった後1°(:/minの冷却速度で常温
まで徐冷するという時効処理を施した。以上の処理によ
って永久磁石合金を永久磁石化しその磁気特性を測定し
たところ表2に示すような結果を得た。
+flの条件下で成形して成形体とした。成形体は11
□ガス雰囲気中で1180℃X 2 Hの条件で焼結し
た。次いで焼結体を1160℃X 4 Hの条件で溶体
化処理し水中に急冷した。最後に800℃X8Hの等温
処理をおこなった後1°(:/minの冷却速度で常温
まで徐冷するという時効処理を施した。以上の処理によ
って永久磁石合金を永久磁石化しその磁気特性を測定し
たところ表2に示すような結果を得た。
ここでIIKはBrX0,9の点でのI−H曲線上のH
の値である。また角型性の程度を表わす角型比はH1l
/ +IIcX 100 (%)で定義した。表2から
、本発明による永久磁石合金では60%以上という良好
な角型比が得られることがわかる。
の値である。また角型性の程度を表わす角型比はH1l
/ +IIcX 100 (%)で定義した。表2から
、本発明による永久磁石合金では60%以上という良好
な角型比が得られることがわかる。
(比較例1)
合計で10kgの原料をアルミナルツボに装入し、これ
を実質的な真空中で高周波誘導溶解により溶解して合金
インゴットを作製した。次いで合金インゴットをショー
クラッシャで粉砕し、300μ以下の粗粉とした。この
作業をくり返しおこなって表3のNo、 6〜No、
10に示す組成と0□量を有する5種類の粗粉を作製し
た。表1と表3の比較から、急冷凝固法によって作製し
た粉末と従来の溶解法によって作製した粗粉との間には
02量の水準に差があり、前者の方が少ないことがわか
る。表3の各粗粉を実施例1と同一の条件で処理して永
久磁石化しその磁気特性を測定したところ表4に示すよ
うな結果を得た。表4の磁気特性と表2に記載の対応す
る組成の合金の磁気特性とを比較することによって、従
来の溶解法による原料を用いた永久磁石合金の磁気特性
は本発明による永久磁石合金の磁気特性に比較して角型
性が悪くまた残留磁束密度4πIrと最大エネルギー積
(BH) mも小さいことがわかる。
を実質的な真空中で高周波誘導溶解により溶解して合金
インゴットを作製した。次いで合金インゴットをショー
クラッシャで粉砕し、300μ以下の粗粉とした。この
作業をくり返しおこなって表3のNo、 6〜No、
10に示す組成と0□量を有する5種類の粗粉を作製し
た。表1と表3の比較から、急冷凝固法によって作製し
た粉末と従来の溶解法によって作製した粗粉との間には
02量の水準に差があり、前者の方が少ないことがわか
る。表3の各粗粉を実施例1と同一の条件で処理して永
久磁石化しその磁気特性を測定したところ表4に示すよ
うな結果を得た。表4の磁気特性と表2に記載の対応す
る組成の合金の磁気特性とを比較することによって、従
来の溶解法による原料を用いた永久磁石合金の磁気特性
は本発明による永久磁石合金の磁気特性に比較して角型
性が悪くまた残留磁束密度4πIrと最大エネルギー積
(BH) mも小さいことがわかる。
表 1
表 3
〔発明の効果]
以上述べたように、急冷凝固法によって作製した粉末を
原料として使用することによってRZCoI7系永久磁
石の組成的な不均一性が解消され、その結果第2象眼の
角型性が改善された。また同時に原料のat量の水準が
低下するという副次的な効果によって従来より高い残留
磁束密度が得られるようになった。
原料として使用することによってRZCoI7系永久磁
石の組成的な不均一性が解消され、その結果第2象眼の
角型性が改善された。また同時に原料のat量の水準が
低下するという副次的な効果によって従来より高い残留
磁束密度が得られるようになった。
第1図は従来法における時効処理条件と磁気特性の関係
を示す図。 第2図は従来法における溶体化処理条件と磁気特性の関
係を示す図。 第3図は本発明における時効処理条件と磁気特性の関係
を示す図。 第1図 H(にOe) 第2図 jI3図 H(にOe)
を示す図。 第2図は従来法における溶体化処理条件と磁気特性の関
係を示す図。 第3図は本発明における時効処理条件と磁気特性の関係
を示す図。 第1図 H(にOe) 第2図 jI3図 H(にOe)
Claims (1)
- 重量百分比でR22〜30%(ただしRは希土類元素
),Fe10〜25%,Cu1〜10%,M0.2〜5
%(ただしMはZr,Hf,Ti,Ta,Nb,Ni,
Vの内の少なくとも1種),残部が実質的にCoの組成
を有する合金を不活性ガス雰囲気中又は実質的な真空中
で溶解して溶湯とし、この溶湯を不活性ガスの高速気流
中に滴下またはノズルで吹き出して急冷凝固させて粉末
化し、次いでこの粉末を機械的粉砕によって微粉とし、
微粉を成形して成形体を非酸化性雰囲気中又は実質的な
真空中で1100〜1250℃の温度範囲で焼結し、焼
結体を焼結温度より10〜80℃低い温度に加熱して時
効処理開始温度以下の温度まで急冷し、最後に600〜
900℃の温度を開始温度とし400℃以下の温度まで
徐冷する時効処理を施す、ことを特徴とする永久磁石合
金の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63256616A JPH02104632A (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 永久磁石合金の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63256616A JPH02104632A (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 永久磁石合金の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02104632A true JPH02104632A (ja) | 1990-04-17 |
Family
ID=17295098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63256616A Pending JPH02104632A (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 永久磁石合金の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02104632A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06108190A (ja) * | 1992-09-25 | 1994-04-19 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 希土類永久磁石合金 |
-
1988
- 1988-10-12 JP JP63256616A patent/JPH02104632A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06108190A (ja) * | 1992-09-25 | 1994-04-19 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 希土類永久磁石合金 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7211157B2 (en) | Rare-earth alloy, rare-earth sintered magnet, and methods of manufacturing | |
| US5963774A (en) | Method for producing cast alloy and magnet | |
| JP4596645B2 (ja) | 高性能の、鉄−希土類−ホウ素−耐熱物−コバルトのナノ複合材料 | |
| JP3267133B2 (ja) | 希土類磁石用合金及びその製造方法並びに永久磁石の製造方法 | |
| US5314548A (en) | Fine grained anisotropic powder from melt-spun ribbons | |
| JPH0216368B2 (ja) | ||
| US4082582A (en) | As - cast permanent magnet sm-co-cu material, with iron, produced by annealing and rapid quenching | |
| US4983230A (en) | Platinum-cobalt alloy permanent magnets of enhanced coercivity | |
| RU2174261C1 (ru) | Материал для редкоземельных постоянных магнитов и способ его получения | |
| Branagan et al. | Developing rare earth permanent magnet alloys for gas atomization | |
| JPH024901A (ja) | 希土類−Fe−B系合金磁石粉末の製造法 | |
| Yang et al. | High coercivity of Nd–Dy–Fe–(C, B) ribbons prepared by melt spinning | |
| JPH02104632A (ja) | 永久磁石合金の製造方法 | |
| JP2002083705A (ja) | 異方性希土類焼結磁石及びその製造方法 | |
| JP3423965B2 (ja) | 永久磁石用異方性希土類合金粉末の製造方法 | |
| JPS63115304A (ja) | 高性能希土類鋳造磁石 | |
| JPH0582319A (ja) | 永久磁石 | |
| JPS5853699B2 (ja) | 希土類金属間化合物磁石の製造方法 | |
| JPS58186906A (ja) | 永久磁石の製造方法 | |
| Meira et al. | PrFeB Based Alloys Obtained by Melt Spinning for the Production of Permanent Magnets | |
| JPS62122106A (ja) | 焼結永久磁石 | |
| JP2000232012A (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
| JP3053344B2 (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
| JPH0796694B2 (ja) | 永久磁石材料の製造方法 | |
| JPH02118054A (ja) | 永久磁石材料 |