JPH02107662A - ポリエステル―ポリオレフィン組成物の製造方法 - Google Patents

ポリエステル―ポリオレフィン組成物の製造方法

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JPH02107662A
JPH02107662A JP1231809A JP23180989A JPH02107662A JP H02107662 A JPH02107662 A JP H02107662A JP 1231809 A JP1231809 A JP 1231809A JP 23180989 A JP23180989 A JP 23180989A JP H02107662 A JPH02107662 A JP H02107662A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 当業界では、芳香族ポリカーボネート、芳香族コポリエ
ステルカーボネートおよびポリアリ−レートなどのよう
な各種のポリエステルが何年も前から知られている。こ
れらの材料は、強靭性、耐熱性、高弾性率、および適度
ないし高い耐衝撃性などのような極めて良好な特性をも
っている。しかし、これらの材料は通常、主としてその
非晶質特性のゆえに各種の面で欠けている。たとえば溶
剤耐性は、上記の芳香族ポリエステルは必ずしも優れて
いるとは考えられていない。さらに、臨界的な厚み以上
の厚みを有する材料の場合の耐衝撃性もまた、これらの
材料の成る種の望ましい応用には不足していると考えら
れている。これらのポリエステルの望ましい性質は維持
したままで上記のように比較的弱い性質を改善するため
に、さまざまな結晶性の材料中にポリエステルを使用し
てブレンドが作られている。最も研究されているブレン
ドは、おそらく、これら芳香族ポリエステルとポリオレ
フィンとのブレンドであろう。しかし、これらのブレン
ドでこうした望ましい性質のいくつかが部分的に達成さ
れることがあるにしても、そのようなブレンドではある
種の欠点も観察されることが判明している。たとえば、
相溶性の問題が生じることが非常に多い。また、成形し
た部品では層剥離が起こる傾向が強い。顕微鏡写真で示
されるように、2種の成分は互いに良好に分散し合わな
い。したがって、ポリエステルまたはポリオレフィンの
いずれかの改善が望まれる性質を向上させつつも、芳香
族ポリエステルやポリオレフィンのかなりの数に昇る望
ましい性質を維持した芳香族ポリエステル/ポリオレフ
ィン組成物を製造する必要性はいまだに存在しているの
である。
本発明者らは、芳香族ポリエステルまたはポリオレフィ
ンの各種の性質を改善する新規な組成物を発見した。層
剥離に関する問題は大いに軽減され、その顕微鏡写真を
標準的な芳香族ポリエステル/ポリオレフィン組成物と
比較すると分散性が優れていることが明らかである。
発明の概要 本発明に従って、変性ポリエステルを含む組成物が提供
される。このポリエステルの変性とは、そのポリエステ
ルの骨格中に不飽和脂肪族ジエステル繰返し単位も共に
存在することである。また、この変性ポリエステルはポ
リオレフィンと共有結合している。
さらに、変性ポリエステルと共有結合したポリオレフィ
ンからなる組成物の製造方法も提供される。この方法は
、 (1)ポリオレフィン、 (2)ポリオレフィンと変性ポリエステルとを溶融加工
することができる温度で有効な遊離基開始剤、および (3)変性ポリエステル を互いに接触せしめることからなっている。前記の変性
とは、ポリエステルの骨格中に不飽和脂肪族ジエステル
繰返し単位が存在していることであり、前記の接触は、
ポリオレフィンと変性ポリエステルとの両者を一緒に溶
融加工することができる程充分に高い温度で実施する。
発明の詳細な説明 本発明に適した非晶質芳香族ポリエステルの中には、不
飽和脂肪族ジエステル結合を含有しているポリカーボネ
ート、コポリエステルカーボネートおよびポリアリ−レ
ートが包含される。本発明で成分(a)として使用する
のに適した芳香族ポリカーボネート樹脂は、二価フェノ
ールと、ホスゲン、ハロホルメートまたは炭酸エステル
などのようなカーボネート前駆体と、不飽和脂肪族ジエ
ステル前駆体とを反応させることによって製造できる。
典型的な場合、そのようなカーボネートポリマーは、下
記式の繰返し構造単位からなるものとして表わされる。
OO 一←0−A−0−C−B−C: ←←−一一←0−A−
0−C→− ここで、Aはポリマー生成反応で使用した二価フェノー
ルに由来する二価の芳香族残基であり、Bは不飽和脂肪
族残基である。本発明の樹脂混合物を得るのに使用する
カーボネートポリマーは、固有粘度が(25℃のメチレ
ンクロライド中で測定して)約0.30から約1.70
dl/gの範囲であるのが好ましい。このような芳香族
カーボネートポリマーを得るのに使用できる二価フェノ
ールは、官能基として2個のヒドロキシ基を含有してお
り、その各々が芳香核の炭素原子に直接結合しているよ
うな単核かまたは多核の芳香族化合物である。代表的な
二価フェノールを挙げると、2.2−ビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン、 ヒドロキノン、 レゾルシノール、 2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、 ビフェノール、 2.4’  −(ジヒドロキシジフェニル)メタン、ビ
ス−(2−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)メタン、ビス−(4−ヒドロキシ
−5−二トロフェニル)メタン、 1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、3.
3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、 2.2′ −ジヒドロキシジフェニル、2.6−シヒド
ロキシナフタレン、 ビス−(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス−(
3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン
、 2.2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン、 2.4′ −ジヒドロキシジフェニルスルホン、5′−
クロロ−2,4′  −ジヒドロキシジフェニルスルホ
ン、 4.4′ −ジヒドロキシジフェニルエーテル、4.4
′−ジヒドロキシ−3,3′  −ジクロロジフェニル
エーテル、 4.4′−ジヒドロキシ−2,5−ジヒドロキシジフェ
ニルエーテル、 などがある。
上記のポリカーボネートの製造の際に使用するのに同様
に適しているその他の二価フェノールは、米国特許第2
.999,835号、第3,038゜365号、第3,
334,154号および第4゜131.575号に開示
されている。
これらの芳香族ポリカーボネートは公知のプロセスによ
って製造することができ、たとえば、上で引用した文献
ならびに米国特許第4.018゜750号および第4,
123.426号に記載されている方法に従って、上述
のようにホスゲンなどのようなカーボネート前駆体を二
価フェノールと反応させたり、あるいは米国特許第3,
153゜008号に開示されているようなエステル交換
プロセスによったり、さらにその他当業者に知られてい
るプロセスによって製造することができる。
本発明のポリカーボネート混合物の製造に使用するのに
ホモポリマーではなくカーボネートコポリマーまたはイ
ンターポリマーが望まれる場合には、2種またはそれ以
上の異なる二価フェノールを用いたり、あるいは二価フ
ェノールと、グリコールまたはヒドロキシもしくは酸で
末端が停止したポリエステルまたは二塩基酸とのコポリ
マーを使用したりすることが可能である。米国特許第4
゜001.184号に記載されているような分枝ポリカ
ーボネートも有用である。また、線状ポリカーボネート
と分枝ポリカーボネートとのブレンドを使用することも
できる。さらに、上記の材料のいずれかのブレンドを本
発明の実施の際に使用して芳香族ポリカーボネートを得
てもよい。いずれにしても、本発明で使用するのに好ま
しい芳香族カーボネートポリマーは、2.2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)
から誘導され、フマル酸ジエステル結合を有するもので
ある。
本発明で使用することができる芳香族コポリエステルカ
ーボネートとしては、米国特許第3,169.121号
、第4,287.787号、第4゜156.069号、
第4.260.731号などに見られるような、エステ
ル繰返し単位とカーボネート繰返し単位とを有する芳香
族ポリマーがある。上記のポリマーのうち、二価フェノ
ールとしてビスフェノール−Aを利用するポリマーが好
ましい。それらのポリマーの製造法は良く知られており
、上で引用した文献に記載されている。このポリマー中
には不飽和の脂肪族ジエステル単位も存在する。
ポリアリ−レートはすべてがエステル結合であるポリマ
ーである。これらは、一般に、二価フェノールとフタル
酸とから製造されるが、任意の芳香族二酸またはジフェ
ノールを使用することができる。これらのポリマーとそ
の製造法は良く知られており(たとえば米国特許第4,
663.421号参照)、たとえばアモコ(AMOCO
)からエーテル(ARDEL)という商標で市販されて
いる。好ましく使用される二価フェノールはビスフェノ
ール−A、であり、芳香族二酸はテレフタル酸、イソフ
タル酸またはこれら2種の組合せである。このポリマー
中には不飽和の脂肪族ジエステル単位も存在する。
これらの芳香族ポリエステル中の不飽和脂肪族ジエステ
ル結合は、不飽和ジカルボン酸、ジカルボン酸無水物、
またはジカルボン酸エステル前駆体に由来する。これら
の試薬としては、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、
シクロヘキセンジカルボン酸、ノルボルネンジカルボン
酸、シトラコン酸、これらのエステル前駆体(たとえば
、酸塩化物および構造上可能な場合には無水物)が包含
される。一般に、これらの酸や酸無水物は、下記式で示
されるもの、またはそれらのジカルボン酸類似体もしく
はエステル前駆体(酸ハロゲン化物が好ましい)を含む
グループの中に入る。
0X n−Q〜2 二こで、RとR′は、同一であるかあるいは異なってお
り、水素、炭素原子1〜6個のアルキル、炭素原子6〜
12個のアリール、C1またはBrであり、XとX′は
、同一であるかあるいは異なっており、CI SB r
 10 Hs O−アルキル、〇−アリール、〇−金属
カチオン(アルキルおよびアリール)は上記で定義した
とおりであるか、あるいは、XとX′は、構造上可能な
場合には互いに一緒になって無水物結合を形成する1個
の酸素原子を表わす。
文字nはθ〜2の整数である。文字mはOから8までの
整数である。金属カチオンの例はナトリウム、カリウム
、カルシウムおよび亜鉛のカチオンである。
最も好ましいXの種類は、この不飽和ポリマーを製造す
るのに使用されるプロセスのタイプにより変化する。た
とえば、界面重合法ではX−CIが好ましい。溶融エス
テル交換重合法では、X−0−アルキルまたはO−アリ
ールが好ましい。RとR′は、水素、炭素原子1〜3個
のアルキル、およびフェニルの中から選択されるのが好
ましい。
RはR′と同じであるのが好ましい。本明細書中で脂肪
族というときには環式脂肪族も含むということに注意さ
れたい。
本発明で何州なポリオレフィンとしては、炭素原子を2
〜約10個有するオレフィン、好ましくはα−オレフィ
ンから作成されるポリオレフィンがある。そのようなポ
リオレフィンの例としては、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリブチレン、およびブタジェン類から形成され
るポリマーがある。また、ポリオレフィンはコポリマー
であってもよく、その場合のコモノマーはオレフィンで
もよいし、あるいは遊離基重合方法においてオレフィン
類と同様な挙動をするコモノマーでもよい。
たとえば、エチレンプロピレンゴムコポリマーならびに
スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレンな
どのようなスチレン系コモノマーも本発明に包含される
。また、アクリロニトリル、アクリル酸およびそのエス
テル(たとえば、アクリル酸エチルまたはアクリル酸n
−ブチル)などのようなアクリル系のコモノマーも使用
することができる。そのようなポリオレフィンポリマー
の例としては、エチレン−エチルアクリレート、たとえ
ばユニオン・カーバイド(Union Carbide
s)のDPD−6169、エチレン−スチレン、スチレ
ン−ブタジェン−スチレンブロックコポリマーたとえば
シェル(Shell)から上型されているクレートン(
Kraton)シリーズ、などがある。好ましいポリオ
レフィンとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、水
素化スチレン−ブタジェンブロックコポリマー、アクリ
ロニトリル−ブタジェン−スチレンタイプのポリマー、
エチレンプロピレンゴムがある。
本発明の変性ポリエステルは、標準的なポリエステルの
製造方法と同様な通常の方法で製造される。ただし、最
初に、または主体となるポリマーの製造中に、不飽和脂
肪族ジエステル形成性化合物を添加しなければならない
。たとえば、ポリカーボネートの場合、典型的な界面法
を使用することができ、最初に二価フェノール、溶剤お
よび触媒の混合物に不飽和脂肪族ジエステル前駆体を添
加することによって、脂肪族ポリエステルオリゴマーを
形成する。このオリゴマーの製造後、ホスゲンと末端キ
ャツピング剤を添加して反応を完了させることによって
、不飽和脂肪族ジエステル結合をもった芳香族ポリカー
ボネートを形成する。
たとえばフマル酸などのように、ポリエステル骨格中に
組込まれる最も普遍的な不飽和脂肪族ジエステルに関し
ては、酸塩化物を使用し、たとえばフマリルクロライド
をポリマーの製造工程の出発材料として使用する。変性
芳香族コポリエステルカーボネートの製造の際、さらに
は変性ポリアリ−レートを製造する際にも上記のような
手順に従えばよい。
ポリエステルの骨格中に存在する不飽和脂肪族ジエステ
ル単位の量は過度に重要なものではない。
しかしながら、ポリオレフィンとの共有結合の形成が可
能である程充分な量の不飽和脂肪族ジエステルが骨格中
に存在すべきである。本出願に至るまでの研究の成果か
ら、ポリオレフィンと変性ポリエステルとの結合はほと
んどが不飽和脂肪族ジエステル単位中に存在する不飽和
を介して起こるように思われる。したがって、共存結合
の形成を可能にする最小量が存在すべきである。通常、
存在する二価フェノールのモル数に対してDI定して0
.5〜約20モル96を使用することができる。
ポリマー骨格中に、不飽和脂肪族ジエステル単位が約1
〜約10モル%存在するのが好ましい。
共有結合の形成は、さまざまな環境中で変性ポリエステ
ルを用いて行なうことができる。たとえば、溶液化学に
より、または溶融段階で行なうことができる。たとえば
エクストルーダーやブレンダー内でのように溶融段階で
行なうのが好ましい。
共有結合の形成工程の開始は、遊離基開始剤を用いて行
なうことができる。触媒量の遊離基開始剤を使用する。
一般に、この量は、ポリエステルに対して測定して約0
,05重量%の最小量から杓5重冊%までの範囲とする
ことができる。溶融プロセスで使用する場合、ポリオレ
フィンおよび変性ポリエステルの混合物の溶融加工温度
に適合した温度で分解して遊離基を発生する遊離基開始
剤とするべきである。明らかに、ポリオレフィンと変性
ポリエステルとの混和物の溶融加工温度よりも低い温度
で遊離基に解離する遊離基開始剤はこの工程で使用する
にはあまり適切でない。有効な遊離基開始剤の例を挙げ
ると、クメンハイドロパーオキサイド、ジクミルパーオ
キサイドおよびペンウォルト(Pennvalt)から
ルアゾ(Luazo) A Pとして上布されている2
、2′ −アゾビス(2−アセトキシプロパン)がある
。溶融プロセスで使用する場合、ポリオレフィン、変性
ポリエステルおよび遊離基開始剤を溶融状態で互いに混
合する。
これはエクストルーダーバレル内や別の容器内で行なう
ことができる。この混和を溶融加工温度で適当な時間、
たとえば10秒〜数分間実施した後、得られた組成物を
冷却し、通常ポリエステルやポリオレフィンを応用する
ことができるようなやり方で利用する。ポリオレフィン
と変性ポリエステルのさまざまな性質に、これら2種の
成分の一般的な混和では見られない程顕著な向上が認め
られる。接触させることができるポリオレフィンと変性
ポリエステルの量には臨界的な意味はない。約5〜95
%のポリオレフィンと約95〜5%の変性ポリエステル
とを使用できる。好ましくは、約25〜75重量%のポ
リオレフィンと、75〜25重量%の変性ポリエステル
とを使用することができる。これらの重量%は、存在す
るポリオレフィンと変性ポリエステルの合計量に基づい
て計算する。
以下に特定実施例を挙げて、本発明の変性ポリエステル
の製造手順、およびその変性ポリエステルと共有結合し
たポリオレフィンの製造手順を例示すると共に、本発明
の共有結合した組成物の存在を示す試験結果、およびポ
リオレフィンと未変性ポリエステルとの間に共有結合が
ほとんどないようなポリオレフィンと未変性ポリエステ
ルとの混和物またはポリオレフィンもしくは未変性ポリ
エステル自体に対する本発明の組成物の改良を示す結果
を説明する。
2リツトルの四ツ首モートン(MOrtOn)フラスコ
に、メカニカルスターラー、pHプローブ、ガス導入管
およびクライゼン(c1alsen)アダプターを装着
した。このアダプターには、ドライアイス凝縮器と苛性
水溶液導入管をつけた。このフラスコに、メチレンクロ
ライド(600m1) 、H20(300ml)、ビス
フェノール−A(108,3g、0.475モル)、お
よびトリエチルアミン(0,5g、0.005モル)を
入れた。フマリルクロライド(3,83g、0.025
モル)を50m1のメチレンクロライドに溶かし、攪拌
しながら5分間でフラスコに加えた。pHは10.5に
維持した。この反応混合物をpH−10,5でさらに5
分間攪拌した。次にフェノール(1,88g、 0. 
020モル)を加え、pH−10〜11として、32分
間2g/分の割合でホスゲンを加えた。10分間窒素で
パージした後、有機相を塩水相から分離し、500m1
の1%HCIで一回、次いで500m1のH2Oで三回
洗った。洗い水のpHはそれぞれ0,5.7であった。
この溶液をCH2Cl2で1リツトルに薄め、15分か
けて2リツトルのM e OH中に沈澱させた。125
℃のオーブン中で一晩乾燥した後、98.1s−の粉末
を回収した。IV−0,463dl/g、KI−229
0センチ秒(csec)、Tg−151℃、Mw−31
400、Mn−12100、DISP−2,67であっ
た。
カシ−1”インデックス(Kasha Index、 
K I )は、樹脂の溶融粘度のfIJ1定値である。
このカシャ・インデックス(Kasha Index)
を決定する手順は以下の通りである。125℃で最低9
0分乾燥した樹脂ベレット7グラムをタイニウスーオル
ゼン(Tlnlus−01sen)のモデルT3型メル
トインデクサ−に入れ、計時デバイスを取り付け、この
インデクサ−内の温度を300℃に維持して樹脂をこの
温度に6分間加熱し、6分後、半径4.7關のプランジ
ャーを用い7. 7kgの力を加えて1.05mm半径
のオリフィスに樹脂をむりやり通し、このプランジャー
を5. 1cm動かすのに必要な時間をセンチ秒で測定
し、これをKlとする。このKlが高くなればなるほど
、溶融粘度も高くなり、かつ樹脂の粘性が高くなり、そ
して、加工性はそれだけ困難になる。
以下の手順を使用してグラフト結合を行なった。
ニー・ニス争アイ争ケミカル(USI Chemlca
l)製のベトロセン(Petrothene) NA 
 117−00ポリエチレン17.5gをフマル酸エス
テル結合をもたないポリカーボネートと混合し、また、
別のポリエチレン17.5gを上記実施例1で製造した
フマル酸エステル含有ポリカーボネート(32,5g)
と混合した。これらの混合物をそれぞれ二分して混合容
器に入れ、50rpmで混合すると共に所望の温度に加
熱した。すなわち、二分した混合物の一方の組は250
℃に、もう一方の組は275℃に加熱した。各組の混合
物を5分間攪拌した後、触媒(0,050g)を加えた
。これらの温度の各々で添加した触媒はジクミルパーオ
キサイドまたは2.2′ −アゾビス(2−アセトキシ
プロパン)であった。次に、これらのサンプルをさらに
10分間加熱した。冷却後、各サンプルを還流状態のク
ロロベンゼン中に溶かし、メチレンクロライド中で沈澱
させた。得られた物質を赤外分光分析した。
赤外スペクトルのカルボニル領域は、ポリカーボネート
−フマル酸エステルコポリマーを用いて製造したサンプ
ルのみ1780cm−’に吸収を示した。この吸収は、
カーボネートカルボニル基の存在に基づくものであり、
フマル酸エステルコポリマーとポリオレフィンとの間の
化学結合の証拠である。このポリエステルがグラフトし
たポリオレフィンは相溶化剤として働いて残りのポリエ
ステルとポリオレフィンとの混合を促進する。このグラ
フトコポリマーは未変性のポリカーボネートとポリオレ
フィンとのブレンドでは形成されない。
物理的性質 以下の実験で使用したポリカーボネートはIVが30℃
のメチレンクロライド中で0.48dl/gのビスフェ
ノール−Aポリカーボネートであり、変性ポリカーボネ
ートは実施例1と類似の方法で製造した、4.4モル%
のフマル酸エステル結合を含有するビスフェノール−A
ポリカーボネートコポリマーであって、30℃のM e
 C12中のIV−0,451dl/g、Mw−267
00゜Mn−12200,、DISP−2,31、Tg
−150℃、KI=3730csecであった。
以下の実験で使用したポリエチレンは低密度ポリエチレ
ンであって、ニー・ニス・アイ中ケミカル(USI C
hemical)製のベトロセン(Pet rothe
ne)NA  117−00、メルトフロー−7,5、
密度−0,915で、添加物は含んでいなかった。
以下の実験で使用した配合および押出条件は、ポリエチ
レン70重量%、ポリカーボネート(またはポリカーボ
ネート/フマル酸エステルコポリマー)30重量%、遊
離基開始剤0. 3重量%であった。これらの材料はす
べて押出前にトライブレンドした。エクストルーダーは
39mmの同時回転する二輪スクリュー式であり、これ
らの材料を、ダイヘッドでCI定した温度を330℃と
して押出し、200〜250℃で成形しているいろな試
験片とした。供給速度−171b/時、スクリュー速度
−50rpm。
下記の試験結果で使用した試験系は、引張がASTMの
D638法、55psiのDTULがASTMのD64
8法、1/8インチのノツチ付アイゾツトがASTMの
D256法(2ボンドのハンマーを使用した)であった
。これらの組成物はすべて100%延性の破壊を示した
。PCはポリカーボネート、ModPCはフマル酸エス
テル単位を有するポリカーボネート、PEはポリエチレ
ンである。遊離基開始剤を使用した場合には0゜3重量
%存在させた。ルアゾ化uazo)APは2゜2′ −
ア、ゾビス(2−アセトキシプロパン)、ルペロックス
化uperox)  802はa−a−ビス(t−プチ
ルバーオキシ)ジイソプロピルベンゼンである。
要約すると、正当な開始剤のルアゾ(Luazo) A
Pを用いたときには次の結果が得られる。共有結合した
材料を含有し変性ポリカーボネートを有する組成物の衝
撃強さ(8,4)は、ポリエチレン単独の場合(6,8
)より高い。また、その組成物のDTUL (176”
F)は、ポリエチレンのDTUL (116″F)と比
べてずっと高い。さらに、メチレンクロライド中で測定
される溶剤耐性は、本発明の組成物の方がポリカーボネ
ートよりかなり高い。
フマル酸エステル/ポリカーボネートコポリマーとポリ
エチレンとのブレンド中の結合の程度をプロトンNMR
で定量して、ポリエチレンと未変性ポリカーボネートと
のブレンドと比較した。これらの実験では、遊離基開始
剤をまったく使わないか、またはいろいろな遊離基開始
剤を使用した。
ポリカーボネート、変性ポリカーボネート、ならびにブ
レンドおよびポリエチレンなどの分析した材料は実施例
3で使用または形成したものと同じであった。この試験
手順の検出可能な最低の限界は結合した物質0.022
重丸であった。以下に結果を示す。
ソブロビルベンゼン 22.2’  −アゾビス(2−アセトキシプロパン) これらのデータから立証されるように、不飽和エステル
変性基をもたない標準的なポリカーボネートでは、ポリ
エチレンとの結合がこの検定の最低検出限界を越えるこ
とはない。変性ポリカーボネートについては、開始剤が
存在しないか、あるいは、溶融加工温度より低い温度で
解離する遊離基開始剤のルベロックス(Luperox
) 802が存在している場合には、ポリエチレンと変
性ポリカーボネートとの間の結合の量は極めて少量であ
る。しかし、それより有効な遊離基開始剤であるルアゾ
(Luazo) A Pを存在させると、ポリエチレン
と変性ポリカーボネートとの間の結合の量は顕著に増大
し、遊離基開始剤がない場合または効力の低い遊離基開
始剤がある場合と比べて約6倍になる。
機械的な相溶性が改良されていることも本発明の組成物
から成形したステップチップで立証された。すなわち、
このチップは曲げても層剥離しないのに対して、標準的
なポリカーボネート/ポリエチレンブレンドでは曲げた
際に層剥離がひどい。
本発明の組成物は、電子顕微鏡写真に示されるように、
標準的なポリカーボネート/ポリエチレンブレンドと比
較して分散性に勝れている。最後に、本発明の組成物で
は、ポリカーボネートに共有結合しているポリエチレン
の量は、結合を生起せしめる適当な遊離基開始剤のない
状態で製造された組成物の場合よりかなり多い。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)変性ポリエステルを含み、前記変性がポリエステ
    ル骨格中に不飽和脂肪族ジエステル繰返し単位を追加し
    て存在させることからなり、前記変性ポリエステルがポ
    リオレフィンと共有結合していることを特徴とする組成
    物。
  2. (2)変性ポリエステルが、芳香族ポリカーボネート、
    芳香族コポリエステルカーボネートおよびポリアリーレ
    ートより成る群の中から選択されている請求項1記載の
    組成物。
  3. (3)さらに、ポリオレフィンと混和した変性ポリエス
    テルも含有している請求項2記載の組成物。
  4. (4)変性ポリエステルがポリカーボネートである請求
    項2記載の組成物。
  5. (5)ポリオレフィンが、ポリエチレン、ポリプロピレ
    ン、エチレンプロピレンコポリマー、およびスチレン−
    水素化ブタジエンブロックコポリマーより成る群の中か
    ら選択されている請求項2記載の組成物。
  6. (6)ポリオレフィンがポリエチレンである請求項4記
    載の組成物。
  7. (7)ポリオレフィンがポリプロピレンまたはポリエチ
    レンである請求項4記載の組成物。
  8. (8)ポリカーボネートがビスフェノール−Aポリカー
    ボネートである請求項4記載の組成物。
  9. (9)ポリオレフィンがポリエチレンである請求項8記
    載の組成物。
  10. (10)ポリオレフィンがポリプロピレンまたはポリエ
    チレンである請求項8記載の組成物。
  11. (11)不飽和脂肪族ジエステルがフマル酸エステルで
    ある請求項8記載の組成物。
  12. (12)不飽和脂肪族ジエステルがフマル酸エステルで
    ある請求項9記載の組成物。
  13. (13)ポリオレフィンがポリプロピレンである請求項
    10記載の組成物。
  14. (14)変性ポリエステルと共有結合したポリオレフィ
    ンを含む組成物の製造方法であって、(a)ポリオレフ
    ィン、 (b)ポリオレフィンと変性ポリエステルを溶融加工す
    ることができる温度で有効な遊離基開始剤および (c)変性ポリエステル(この変性は、ポリエステル骨
    格中に不飽和脂肪族ジエステル繰返し単位が存在するこ
    とからなる)を、 ポリオレフィンと変性ポリエステルの両者を一緒に溶融
    加工できるような充分に高い温度で接触させることから
    なる方法。
  15. (15)変性ポリエステルを、芳香族ポリカーボネート
    、芳香族コポリエステルカーボネートおよびポリアリー
    レートより成る群の中から選択する請求項14記載の方
    法。
  16. (16)変性ポリエステルが芳香族ポリカーボネートで
    ある請求項15記載の方法。
  17. (17)ポリオレフィンを、ポリエチレン、ポリプロピ
    レン、エチレンプロピレンコポリマー、およびスチレン
    −水素化ブタジエンブロックコポリマーより成る群の中
    から選択する請求項15記載の方法。
  18. (18)ポリオレフィンがポリエチレンである請求項1
    7記載の方法。
  19. (19)ポリオレフィンがポリプロピレンまたはポリエ
    チレンである請求項17記載の方法。
  20. (20)ポリカーボネートがビスフェノール−Aポリカ
    ーボネートである請求項16記載の方法。
  21. (21)ポリオレフィンがポリエチレンである請求項2
    0記載の方法。
  22. (22)ポリオレフィンがポリプロピレンまたはポリエ
    チレンである請求項20記載の方法。
  23. (23)不飽和脂肪族ジエステルがフマル酸エステルで
    ある請求項20記載の方法。
  24. (24)不飽和脂肪族ジエステルがフマル酸エステルで
    ある請求項21記載の方法。
  25. (25)ポリオレフィンがポリプロピレンである請求項
    22記載の方法。
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