JPH02108603A - 保存安定性の良好な水中油型懸濁状農薬組成物 - Google Patents

保存安定性の良好な水中油型懸濁状農薬組成物

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JPH02108603A
JPH02108603A JP63261318A JP26131888A JPH02108603A JP H02108603 A JPH02108603 A JP H02108603A JP 63261318 A JP63261318 A JP 63261318A JP 26131888 A JP26131888 A JP 26131888A JP H02108603 A JPH02108603 A JP H02108603A
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寺戸 知行
Akira Toyama
明 遠山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は農薬の水中油型懸濁状農薬組成物に関するもの
であって、更にくわしくは、0℃〜常温附近で液状又は
ペースト状である疎水性農薬の、長期保存に於て良好な
安定性を有する水中油型懸濁状組成物の製法に関するも
のである。
〈従来の技術及び問題点〉 本発明は0℃〜常温附近で液状又はペースト状である疎
水性農薬を有機溶剤を使用することなく、乳剤同様に使
用することができ、長期にわたって保存安定性の良好な
水中油型懸濁状農薬組成物の製法に関する。
従来、農薬の製剤型としては、粉剤、粒剤、水和剤、液
剤、乳剤、流動剤等が使用されてきた。その内、乳剤は
、一般に、農薬を有機溶剤に溶解し、更に乳化剤等を加
えて製造されるものであるが、他剤型に比較して、生物
効果が高く、速効的である等の利点を有するが、他方、
有機溶剤を含有するため、引火点や不快臭を有し、又、
毒性、刺激性が強く発現する傾向がみられたり、薬害の
原因となる場合もある。
0℃〜常温附近で液状又はペースト状である疎水性農薬
の有機溶剤を用いない剤型としては、粉剤。
水和剤、粒剤等があるが無機鉱物担体を多量に用い、農
薬含有率が比較的低く、粉砕・混合・造粒・乾燥・篩別
等複雑な工程を必要とし、又長期保存中の固化、固結を
生じる場合や又施用時の漂流飛散が大きかったりする他
、製造コストの増大等いくつかの欠点を有している。
0℃〜常温附近で液状又はペースト状である農薬の製剤
のこのような欠点を改良する目的で、近年。
有機溶剤や無機鉱物担体を用いず、水を基材として用い
る水中懸濁製剤や可溶化製剤が開発されてきた。
これらの製剤技術は、液状又はペースト状農薬を水の連
続相中に、数ミクロン以下の微少液滴として懸濁してい
る製剤であるため、長期保存中に微少農薬粒子が、凝集
したり、又、合一したりしてクリーム相や油相(農薬)
の分離を引きおこして不均一化したり又、14薬成分の
加水分解や酸化分解等の化学変化を受は易く農薬成分含
有率の低下、着色、不快臭の発生、固結、pH変化等を
ともなう場合が多く、長期保存における良好な保存安定
性を附与することは重要な技術となっている。
水性乳剤(マイクロエマルション剤)は液状又はペース
ト状である疎水性農薬を約30%以下程度含有し、可溶
化性能の大きい非イオン性界面活性剤やアニオン性界面
活性剤からなる乳化剤を比較的多量(一般に、農薬成分
含有率の1.5〜2倍量必要である)に使用することに
よって農薬を0.1ミクロン以下の透明な可溶化状態と
する製剤である(例えば、特公昭46−20520号公
報、特公昭53−13696号公報、特公昭5g−17
721号公報、特公昭58−29761号公報、特公昭
60−54928号公報、特開昭49−54547号公
報、特開昭51−41437号公報、特開昭52−12
2826号公報、特開昭52−122628号公報、特
開昭54−23123号公報、特開昭55−31056
号公報、特開昭60−132907号公報、特開昭60
−1101号公報) 又、他方液状又はペースト状疎水性農薬を1〜100ミ
クロン程度の比較的大きい粒子として水中に分散、懸濁
させて安定化する技術としては、水溶性高分子の存在下
に高速分散機を用いて分散させ、その増粘作用によって
分散粒子の凝集・合一を防止して保存安定性を付与する
技術が開発されてきた。
(例えば、特開昭53−99302号公報、特開昭55
−17301号公報、特開昭55−124707号公報
、特開昭55−124708号公報。
特開昭55−129201号公報、特開昭55−130
901号公報、特開昭56−49303号公報、特開昭
56−49307号公報、特開昭56−120608号
公報、特開昭58−11850f号公報、特開昭58−
128301号公報。
特開昭58−162503号公報、特開昭58−192
810号公報、特開昭59−39810号公報、特開昭
61−37707号公報、特開昭61−180701号
公報) これらの技術の要点は、PVA、アラビアガム。
CMC,HEC,MC、グアガム、アルギン酸ソーダ、
カラギーナン、ゼラチン、カルボキシスターチ、セルロ
ース硫酸誘導体、ポリアクリレート、ポリメチルメタア
クリレート、PEG、アルブミン等の水溶性高分子を増
粘剤として1〜10%使用し、更に必要に応じて、−船
釣な非イオン性界面活性剤やアニオン性界面活性剤、無
機塩、尿素等を配合するものである。これら水溶性高分
子の内、PVAやアラビアガムは特に有用なものである
しかしながら、上記製剤技術にはいくつかの問題点があ
る。即ち、水性乳剤(マイクロエマルション剤)は農薬
成分の含有率が最大約30%以下と小さく又乳化剤を多
量に使用すること及び長期保存中に当初、透明な可溶化
状態であったものが白濁したり、沈澱物が生成したりす
る場合が少なくない。
又主として水溶性高分子物質を懸濁安定剤とする製剤は
農薬成分含有率が最大約40%以下と小さく、その粘度
は500〜2000センチボイズ程度と高いために、製
造時及び取り扱いに不便である他、容器への付着残留及
び散布液調整時の分散希釈のしにくさ等の間麗点がある
。更に又、懸濁した典薬成分の分散粒子が5〜100ミ
クロンと粗大であるため、散布液中での懸濁安定性の不
足や生物効果の低下等の傾向もある。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明者等は、0℃〜常温附近で液状又はペースト状で
ある疎水性農薬の、従来技術に基づく水中油型懸濁状組
成物の上述した諸欠点を改良し、乳剤とほぼ同様に使用
することが出来、かつ、長期にわたって、化学的、物理
的に保存安定性がすぐれた新規な水中油型懸濁状組成物
を製造する技法につき鋭意検討を重ねた結果本発明を完
成させたものである。
即ち、本発明の対象となる農薬は、O℃〜常温附近で液
状又はペースト状であり、水に対する溶解度(20℃)
が大約5.OOOppm以下の難溶性又は不溶性の疎水
性農薬である。
本発明は (1)O℃〜常温附近で液状又はペースト状である疎水
性I4薬を下記式(1)で表示される界面活性剤の1種
又は2種以上を配合して調整することを特徴とする水中
油型懸濁状農薬組成物。
1二でRは炭素数3〜9であるポリオール残基、mは全
体で10〜150.nは全体で6〜150、及びpは3
〜6の整数を示す。
(2)HLBが10〜18であるポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンスチリル
(又はベンジル)フェニル(又はフェニルフェニル)エ
ーテル及びジオールに酸化プロピレンを付加した後酸化
エチレンを付加して得られるブロックポリマー型界面活
性剤の1種又は2種以上を含有することを特徴とする第
一項記載の水中油型懸濁状農薬組成物から成る。
」1記式(1)で表示される化合物は出発物質であるポ
リオールにまずアルカリ触媒下に酸化プロピレンをto
o−150℃、2〜l Okg/cnf O)加圧条件
下に反応させ、更に酸化エチレンを引き続き付加させ最
終的に中和することによって容易に合成することができ
る。出発物質は炭素数3〜9であるポリオール類であり
例えばグリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、ペ
ンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、ソルビ
トール、ソルビタン、グルコース等を挙げることができ
る。
酸化プロピレンの付加モル数はto−150が適当であ
り、好ましくは20〜130の範囲である。
次いで付加する酸化エチレンの付加モル数は3〜150
が適当であるが好ましくは10〜100の範囲である。
これら式(1)で表示される界面活性剤は一般にHLB
が2〜15程度の広範囲のものにわたるが1種又は2種
以上が選択されて配合され、好ましい効果を発揮する。
これら式(1)で表示される界面活性剤の乳化作用、及
び乳化安定化作用を補助する目的で、HLBが10−1
8である、ポリオキシエチレンアルキル(一般にはオク
チル−ドデシル)フェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンスチリル(又はベンジル)フェニル(又はフェニルフ
ェニル)エーテル及びジオールを出発物質とする酸化プ
ロピレン−酸化エチレンブロックポリマーの1種又は2
種以上を併用することが出来る。これら界面活性剤の選
択と配合は対象となる疎水性農薬の種類及び物理化学的
特性、組成物中の含有率、保存条件等を十分勘案の上決
定される必要がある。この池水発明に係る水中油型懸濁
状農薬組成物の保存安定性を更に補助する目的で、アニ
オン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、増粘剤(水
溶性高分子物質)、比重調整剤、分解防止剤、pH調整
剤(緩衝液)、氷結防止剤、固結防止剤、消泡剤、防腐
剤等を配合することは何ら差しつかえないものである。
アニオン性界面活性剤として例えばアルキルベンゼンス
ルホネート、アルキルサルフェート、アルキルナフタリ
ンスルホネート、ジアルキルスルホサクシネート、ナフ
タレンスルホネート−ホルマリン縮合物、リグニンスル
ホネート、N−メチル−N−脂肪酸アミドタウリン、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテルサルフェート又はフ
ォスフェート、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテルサルフェート又はフォスフェート、ポリオキシエ
チレンスチリル(又はベンジルフェニル)(又はフェニ
ルフェニル)エーテルサルフェート又はフォスフェート
等を挙げることができる。
ノニオン性界面活性剤としては、例えばソルビタンアル
キレート、ポリオキシエチレンソルビタンアルキレート
、ポリオキシエチレン植物油、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル等である。
又、必要に応じて、従来、水中油型懸濁状農薬組成物の
安定化剤として使用されてきた水溶性高分子物質(増粘
剤)を少量併用して好ましい結果を得る場合があり、例
えばPVA、CMC,HEC。
MC,アラビアガム、キサンタンガム、グアガム。
アルギン酸ソーダ、カラギーナン、ゼラチン、カルボキ
シスターチ、ポリアクリレート、ポリメチルメタアクリ
レート、PEG等を挙げることができる。
比重調整剤は懸濁微粒子である農薬と、連続相である水
層との比重差を小さくして安定性を増大する目的で使用
される場合があり1例えば、マシン油、スピンドル油、
パラフィン油、ナフテン油等の鉱物油や、食塩、塩化カ
リ、塩化カルシウム。
塩化マグネシウム等を挙げることができる。
氷結防止剤は懸濁状農薬組成物の保存条件が0℃以下1
例えば−5℃、−10℃となる場合、水層の氷結を防止
する目的で使用され、−船釣に氷結防止剤が有効である
農薬成分が化学的に不安定で加水分解や酸化分解を生ず
る可能性のある場合には分解防止剤(エポキシ化合物、
エポキシ植物油、ラクトン類、BHTやヒドロキシアニ
ソールなどの酸化防止剤等)を添加したり、又水層に緩
衝剤を添加して、農薬の安定化領域にpHを調整するこ
とが有用である場合も多く、本発明に配合して何ら差し
つかえないものである。
この他、wA濁状状農薬組成物製造し、又は施用すると
き発泡を防止するのに消泡剤を、又、保存中の微生物汚
染を防止する必要がある場合には防腐剤等を添加するこ
とは有用である。
以上の通り、本発明に係る水中油型懸濁状農薬組成物の
好ましい組成を例記すれば次の通りであるが本発明の趣
旨をこの範囲に限定すべきではない。
θ℃〜常温附近で液状又はペースト状農薬20〜70%
(重量) 特許請求範囲第1項の式(1)で表示される界面活性剤
             1−10特許請求範囲第2
項のノニオン性界面活性剤O〜  5 増粘剤(水溶性高分子物質)    O〜 5分解防止
剤及び緩衝剤      0〜5氷結防止剤     
      θ〜 5比重調整剤、消泡剤、防腐剤等 
 0〜5水                    
残   部本発明の対象となる農薬はθ℃〜常温附近で
液状又はペースト状である。水に不溶性又は難溶性であ
るならば、殺虫剤、殺菌剤、除草剤、植調剤等を含むこ
とができる。
殺虫剤では、0.0−ジメチル−3−メチル−4ニトロ
フエニルホスホロチオエート(フェニトロチオン)、0
.0−ジメチル−3−メチル−4−メチルチオフェニル
ホスホロチオエート(フェンチオン)、0.0−ジエチ
ル−2−イソプロピル−4メチル−6−ピリミジニルホ
スホチオエート(ダイアジノン)、0,0−ジメチル−
3−[α−(エトキシカルボニル)ベンジルコホスホロ
ジチオエート(エルサン)、0−seeブチルフェニル
メチルカーバメート(BPMC)、0−エチル−8−プ
ロピル2.4−ジクロロフェニルホスホロチオロチオエ
ート(プロチオホス)、等の他、3−アリル−2−メチ
ルシクロベンター2−エン−4−オン−1−イルクリサ
ンセマート(アレスリン)、5−(ベンジル−3−フリ
ルメチル)クリサンセマート(レスメスリン)、5−プ
ロパルギル−3−フリルメチルクリサンセマート(フラ
メスリン)、3−フエノキシベンジルクリサンセマート
(フェノスリン)、3−フェノキシベンジル−2,2−
ジメチル−3−(β、β−ジクロロ)ビニルシクロプロ
パンカルボキシレート(パーメスリン)、α−シアノ−
3−フェノキシベンジル−シス、トランス−3−(2,
2−ジクロルビニル)−2,2−ジメチル−シクロプロ
パンカルボキシレート(サイパーメスリン)等の合成ピ
レスロイド系農薬が、殺菌剤では、メチルアルセニツク
スビス(ドデシルスルフィド)(マルス)、〇−エチル
ー8.S−ジフェニルジチオホスフェート(EDDP)
、0,0−ジイソプロピル−8−ベンジルホスホロチオ
レーh(IBP)、5−メトキシ−3−トリクロロメチ
ル−1,2,4−チアジアゾール(エクロメゾール)が
、又除草剤では、5−p−クロロベンジルジエチルチオ
カーバメート(ベンチオカーブ)、5−(2−クロロベ
ンジル)−N、N−ジエチルチオカーバメート(オルソ
ベンカーブ)、α−クロロ−26′−ジエチル−N−(
n−ブトキシメチル)アセトアニリド(ブタクロール)
、α−クロロ−2゛6′−ジエチル−N−(n−プロポ
キシエチル)アセトアニリド(プレチラクロール)、S
−エチルヘキサハイドロ−IH−アゼピン−1−カルボ
チオエート(モリネート)、S−エチル−N−シクロへ
キシル−N−エチルチオカーバメート(シクロエート)
等が挙げられるが、必ずしもこれら農薬の範囲内に本発
明の主旨を限定すべきではない、これら農薬の内、ブタ
クロールに関して本発明と類似の技術が、特開昭58−
162504号公報に述べられているが、界面活性剤と
して下記−船人で示されるポリアルキレンゲリコールエ
ーテル系非イオン性界面活性剤を使用するもので、本発
明とは、技術内容が異なるものと解される。即ち、特開
昭58−162504号公報は式 %式% (式中Rはアルキル、アリール又はアルキルアリールで
あり、nはほぼ1250に等しくそしてmはおよその分
子量3500となるためのほぼ2200に等しい)を有
するであろう。ここに用いられている[アルキル」なる
用語は炭素数1〜5個の直鎖状または分枝鎖状アルキル
を指す。「アリール」なる用語は炭素数6〜12個の芳
香族基、例えば、フェニルまたはナフチルを指す。「ア
ルキルアリール」なる用語はアルキル置換フェニル基(
ここでアルキル基は直鎖状または分枝鎖上であってよく
そして1〜20個の炭素原子を有しうる)を指す。〕(
〔〕内は引用)を乳化剤として使用するものである。又
更に、特開昭57−80306号公報及び特開昭58−
162505号公報には、フェノキシアルカンカルボン
酸エステルの濃縮乳剤の製造方法として界面活性剤を使
用する技法が説明されている。この中で非イオン性界面
活性剤、特に脂肪酸ポリエチレングリコールエステル、
脂肪族アルコールのグリセリドの又は、アルキルフェノ
ールのポリエチレングリコールエーテル及びポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレンブロック重合体を、不飽
和脂肪酸タウリド及び脂肪酸アルキルタウリドのアルカ
リ金属塩及びポリオキシエチレンアルキルアリールエー
テルフォスフェート又はポリオキシエチレン脂肪アミン
と併用する技術が述べられており1本願発明とは異なる
ものと解される。本発明に係る水中油型懸濁状農薬組成
物の製造に当っては、通常の高速乳化機、例え゛ばホモ
ミキサー、ホモブレンダー、ホモゲナイザー、コロイド
ミル及びタービン型乳化機やガラリン型孔化機等で十分
である。通常これら乳化機の作動条件は、当該の組成物
の全成分を仕込み、2000〜20000rpm(好ま
しくは5000〜15000rpm)の速度で、5〜1
o分間高速撹拌すればよく、特別の手法は必要ない。
このような方法により製造される本発明に係る水中油型
懸濁状農薬組成物は、一般にその粒子径は1ミクロン以
下であり、−5〜40℃の長期にわたる保存においても
クリーム層やオイル層の分離をみることなく(少量の水
層分離が生ずる場合があるが、簡単な撹拌によって均一
な懸濁状となる)安定であり、又粘性は大約800cp
s以下程度の物性を示す0水組成物は、そのまま少量散
布に使用できるばかりでなく、水に容易に任意の濃度に
希釈されて、安定な乳化状態を示すので、従来の乳剤同
様に散布することができる。
ここに例示した疎水性a薬は日本国内における農薬製剤
の通常の保存条件を考慮して0〜5℃で液状又はペース
ト状であるが、0〜5℃の如き低温で保存する必要がな
い場合には、該当する保存温度付近で液状又はペースト
状であればよく、本発明の主旨を0〜5℃付近で液状又
はペースト状である疎水性農薬に限定されるべきではな
い。
本発明に係る水中油型懸濁状農薬組成物は、液状又はペ
ースト状農薬を70%(重量)近くまで含有することが
出来、過酷な保存条件のもとでも、農薬成分を懸濁状に
安定に保持することができる。
この作用は主として、式(1)で表示される界面活性剤
に基づき、更に補助的に併用される成分によって促進さ
れるが、その安定化機構については必ずしも明確ではな
いが、式(1)で表示される界面活性剤は分子量として
数100から数1000の比較的高い分子量を有し、3
本〜6本の枝をもっ多畝型界面活性剤であり、かつ中心
部に親油性酸化プロピレンブロックを有するため、又3
次元の溶液構造を取るため、乳化作用と乳化安定作用(
増粘作用を含む)を有し懸濁粒子の微小化と凝集及び合
一を防止する作用にすぐれ水溶性高分子物質を用いる場
合に比して低粘度で良好な保存安定性を発揮するものと
考えられる。又、この効果に特許請求の範囲第2項のノ
ニオン性界面活性剤が。
協力的作用を及ぼすと考えられる。更に又、組成物中に
必要に応じて併用されるアニオン性界面活性剤、水溶性
高分子物質(増粘剤)1分解防止剤、緩衝剤、比重調整
剤等も補助的に作用することになる。
く実 施 例〉 次に、実施例を用いて1本発明の技術内容を更に説明す
る。
(1)乳化剤実施例 (イ)乳化剤■: 式(1)のRがグリセリン、mが全体で50.nが全体
で62、pが3である界面活性剤 (ロ)乳化剤■: 式(1)のRがペンタエリスリトール、mが全体で50
、nが全体で60.pが4である界面活性剤(ハ)乳化
剤■: 式(1)のRがソルビタン、mが全体で102.nが全
体で20、pが4である界面活性剤30%(重量、以下
同様)、式(1)のRがジグリセリン、mが全体で20
.nが全体で130、pが4である界面活性剤70%の
混合物 (ニ)乳化剤■ 式(1)のRがグリセリン、mが全体で66、nが全体
で6、pが3である界面活性剤50%9式(1)のRが
ジグリセリン、mが全体で20.nが全体で80、pが
4である界面活性剤50%の混合物 (ホ)乳化剤■: 式(1)のRがグリセリン、mが全体で66、nが全体
で6、pが3である界面活性剤50%:ポリオキシエチ
レンノニルフェニルエーテル(HLBが13)50%の
混合物 (2)水中油型懸濁状農薬組成物の実施例(イ)実施例
1: 日本精機製ホモゲナイザ−(ユニバーサル型)を用いた
。乳化容器(ステンレス製、200a+I2)にフェニ
トロチオン80gr、乳化剤■8gr及びエチレングリ
コール5grを仕込み、十分溶解させた後、水57gr
をいれ、室温で、回転数10.OOOrpm、5分間乳
化させた。フェニトロチオン55%(重量以下同様)を
含有する懸濁状組成物150grを得た。(以下の実施
例は同一のホモゲナイザ、操作条件を用いた) (ロ)実施例2: ダイアジノン65gr、乳化剤■7gr、プロピレング
リコール5gr、エポキシアマニ油2gr及び0.2M
 KH,PO,−0,2N NaOH緩衝液(pH=8
.0)73grを用いて、ダイアジノン44%を含有す
る。懸濁状組成物150grを得た。
(ハ)実施例3: ダイアジノン97 g r、乳化剤■8gr、プロビレ
ンゲリコール3gr、エポキシアマニ油2gr及び0.
2M KH5PO4−0,2N NaOH緩衝液(pH
=8.0)40g rを用いて、ダイアジノン65%を
含有する懸濁状組成物150grを得た。
(ニ)実施例4: サイパーメスリン31gr、乳化剤■10gr、プロピ
レングリコール6gr及び水103grを用いて、サイ
パーメスリン21%を含有する懸濁状組成物150gr
を得た。
(ホ)実施例5 フェニトロチオン44gr、BPMC40gr、乳化剤
■7gr、エチレングリコール5gr及びMcIlva
ine緩衝液(pH=4.5)52grを用いてフェニ
トロチオン29%、BPMC26%を含有する懸濁状組
成物150grを得た。
(へ)実施例6: エルサン82gr、乳化剤■8gr、プロピレングリコ
ール4gr、エポキシアマニ油2gr及びMcT1va
ine緩衝液(1) H= 5.0)53 grを用い
て、エルサン55%を含有する懸濁状組成物150gr
を得た。
(3)試験方法 (イ)保存試験法 実施例1m状組成物約60識αをネジ栓付き円筒型白色
保存版(底部直径3 、8 an X高さ10cXrl
、100日付き)に入れて密栓した後、室温(20〜2
5℃)及び45℃に30日間及び90日間保存した。
(ロ)外観変化 上記保存試験中、クリーム層、油層及び水層の有無を視
覚にて観察し、目盛よりその容量%を読みとった。
(ハ)粒子径測定法 実施例懸濁状組成物5マイクロリツターをlOOmQの
生理的食塩水(0,90%w/v 食塩水)に希釈し、
コールタ−カウンター(日本科機製、モデルZB型)を
用いて、20℃の粒子径分布を測定して平均粒子径を算
出した。
(ニ)粘度測定法 実施例の懸濁状組成物約1.2m12を用いて、E型粘
度計(東京計器(株)製V I 5CON I CED
型)により25℃、IORPMの粘度を測定した。
[発明の効果] 実施例と比較例の結果を表にまとめて示した。表で明ら
かなように本発明による水中油型懸濁状農薬組成物が優
れた経時安定性を示している事が明らかである。
特許出願人  東邦化学工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)0℃〜常温附近で液状又はペースト状である疎水
    性農薬を下記の式(1)に表示される界面活性剤の1種
    又は2種以上を配合して調整することを特徴とする、保
    存安定性の良好な水中油型懸濁状農薬組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼−式(1) ここで、Rは炭素数3〜9であるポリオール残基、mは
    全体で10〜150、nは全体で6〜150、及びpは
    3〜6の整数を示す。
  2. (2)HLBが10〜18であるポリオキシエチレンア
    ルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンスチリル
    (又はベンジル)フェニル(又はフェニルフェニル)エ
    ーテル及びジオール類に酸化プロピレンを付加した後、
    酸化エチレンを付加して得られるブロックポリマー型界
    面活性剤の1種又は2種以上を含有することを特徴とす
    る第一項記載の水中油型懸濁状農薬組成物。
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