JPH02109873A - 易開封性密封容器とその製造方法 - Google Patents
易開封性密封容器とその製造方法Info
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- JPH02109873A JPH02109873A JP25838388A JP25838388A JPH02109873A JP H02109873 A JPH02109873 A JP H02109873A JP 25838388 A JP25838388 A JP 25838388A JP 25838388 A JP25838388 A JP 25838388A JP H02109873 A JPH02109873 A JP H02109873A
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- heat
- sealing
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、易開封性密封容器に関するもので、より詳細
には、充填後のヒートシールが比較的広いヒートシール
条件範囲で行われ、しかも容器の中心側からの剥離強度
がレトルト殺菌等に耐える程大であり、且つ容器の外側
からの開封が手により確実に且つ安定に行い得るヒート
シール構造を有する易開封性密封容器に関する。
には、充填後のヒートシールが比較的広いヒートシール
条件範囲で行われ、しかも容器の中心側からの剥離強度
がレトルト殺菌等に耐える程大であり、且つ容器の外側
からの開封が手により確実に且つ安定に行い得るヒート
シール構造を有する易開封性密封容器に関する。
(従来の技術)
従来、ヒートシール包装体は、食品包装等の多〈の分野
に広く使用されており、特にヒートシール界面で剥離可
能なものは、易開封性乃至ピーラブルなヒートシール蓋
としてやはり広く使用されている。
に広く使用されており、特にヒートシール界面で剥離可
能なものは、易開封性乃至ピーラブルなヒートシール蓋
としてやはり広く使用されている。
ヒートシール包装体の内、内容物にレトルト殺菌処理を
施したものでは、ヒートシール部のシール強度が2.3
に3715mm巾以上であることが義務づけられており
、容器本体と蓋とのシール強度がこの値に達すると、も
はや両者のヒートシール界面で手による剥離を行うこと
は困難となる。
施したものでは、ヒートシール部のシール強度が2.3
に3715mm巾以上であることが義務づけられており
、容器本体と蓋とのシール強度がこの値に達すると、も
はや両者のヒートシール界面で手による剥離を行うこと
は困難となる。
この問題を解決するものとして、プラスチックス、第3
8@第5号第65頁(1987年)には容器本体内面全
体にヒートシール性内面材層を設け、そして、その内面
材層とその内側の層との間を易剥離性シール及び内面材
層と蓋とをタイトシールとすると共に、ヒートシール部
よりも中心側にこの内面材層を切断するスコアを設け、
中心側から外方へのヒートシール強度を2.3 Kg/
15mm巾以上にしながら、外側からの開封を容易に行
えるようにしたヒートシール容器が既に提案されている
。
8@第5号第65頁(1987年)には容器本体内面全
体にヒートシール性内面材層を設け、そして、その内面
材層とその内側の層との間を易剥離性シール及び内面材
層と蓋とをタイトシールとすると共に、ヒートシール部
よりも中心側にこの内面材層を切断するスコアを設け、
中心側から外方へのヒートシール強度を2.3 Kg/
15mm巾以上にしながら、外側からの開封を容易に行
えるようにしたヒートシール容器が既に提案されている
。
本発明者等の提案にかかる特願昭82−121185号
には、カップ状容器のフランジ部と蓋との間に中間材を
挿入し、中間材の一方の側に易剥離性シール及び他方の
側にタイトシールを形成すると共に、易剥離性シール部
の内周側端縁をタイトシール部の内周側端縁よりも容器
中心側に位置させることにより、容器の中心からの剥離
強度を容器の外側からの剥離強度よりも大きくすること
が提案されている。
には、カップ状容器のフランジ部と蓋との間に中間材を
挿入し、中間材の一方の側に易剥離性シール及び他方の
側にタイトシールを形成すると共に、易剥離性シール部
の内周側端縁をタイトシール部の内周側端縁よりも容器
中心側に位置させることにより、容器の中心からの剥離
強度を容器の外側からの剥離強度よりも大きくすること
が提案されている。
(発明が解決しようとする問題点)
上述した易開封性ヒートシール容器のうち前者は、シー
ル強度を2.3 Kg/15mm巾以上に保ちながら、
包装体に易開封性を賦与したものとして意義深いもので
あるが、容器にスコア加工を行わなければならない等、
容器の構成や製造に制約を受けることが問題である。ま
た、ヒートシール用周辺部の内側にスコア加工を行うた
めには、使用する容器素材に制限を受け、例えば鋼箔等
の金属箔を中間層とした積層容器では、スコア部での金
属露出を避けるために金属箔層より内側の樹脂層を厚く
する必要がある。また金属箔層を含まない場合でも、前
記スコアを設けるためには、必然的に容器フランジ部の
面積及び厚みが大きくなり、容器素材使用量の増大、包
装体の嵩の増大及び外観特性の点からも好ましくない。
ル強度を2.3 Kg/15mm巾以上に保ちながら、
包装体に易開封性を賦与したものとして意義深いもので
あるが、容器にスコア加工を行わなければならない等、
容器の構成や製造に制約を受けることが問題である。ま
た、ヒートシール用周辺部の内側にスコア加工を行うた
めには、使用する容器素材に制限を受け、例えば鋼箔等
の金属箔を中間層とした積層容器では、スコア部での金
属露出を避けるために金属箔層より内側の樹脂層を厚く
する必要がある。また金属箔層を含まない場合でも、前
記スコアを設けるためには、必然的に容器フランジ部の
面積及び厚みが大きくなり、容器素材使用量の増大、包
装体の嵩の増大及び外観特性の点からも好ましくない。
一方、前述した中間材を介してタイトシールと易剥離性
シールとを形成させる後者の容器の場合、上記のような
制約を受けないという利点があるが、ヒートシール条件
によってシール強度が変動するという問題を未だ有して
いる。例えば、易剥離性シールの場合、ヒートシール温
度の変化に係わらずシール強度を一定にすることは一般
に困難であり、シール温度が高くなると、シール強度が
増大する傾向がある。
シールとを形成させる後者の容器の場合、上記のような
制約を受けないという利点があるが、ヒートシール条件
によってシール強度が変動するという問題を未だ有して
いる。例えば、易剥離性シールの場合、ヒートシール温
度の変化に係わらずシール強度を一定にすることは一般
に困難であり、シール温度が高くなると、シール強度が
増大する傾向がある。
また、このヒートシール構造では、例えば容器フランジ
と中間材との間に予めヒートシールを行い、内容物を容
器内に充填した後、中間材と蓋との間にヒートシール(
充填シール)を行うことが必要となる。この場合、先に
行われたヒートシール部(例えば易剥離性シール)のシ
ール強度が、後のヒートシールにより影響されるという
問題を生じる。
と中間材との間に予めヒートシールを行い、内容物を容
器内に充填した後、中間材と蓋との間にヒートシール(
充填シール)を行うことが必要となる。この場合、先に
行われたヒートシール部(例えば易剥離性シール)のシ
ール強度が、後のヒートシールにより影響されるという
問題を生じる。
一般に中間材を介しての二段シールの場合、中間材とフ
ランジとのヒートシールはシール条件を厳密に制御した
状態での操作が可能であることから易剥離性シールであ
ることが好ましく、一方、内容物が充填された後での中
間材と蓋とのシールは、内容物情下等の挟雑物がシール
界面に存在しても完全密封を行わねばならないことから
、タイトシールであることが望ましい。ところが、この
ようなタイトシールの形成は、蓋内面材或いは中間材の
樹脂層を外部に流出させて薄肉化を招き、また同時に易
剥離性シールに重大な熱影響を及ぼす、更に二重シール
構造に乱れを生じさせるという不都合を招きやすいので
ある。
ランジとのヒートシールはシール条件を厳密に制御した
状態での操作が可能であることから易剥離性シールであ
ることが好ましく、一方、内容物が充填された後での中
間材と蓋とのシールは、内容物情下等の挟雑物がシール
界面に存在しても完全密封を行わねばならないことから
、タイトシールであることが望ましい。ところが、この
ようなタイトシールの形成は、蓋内面材或いは中間材の
樹脂層を外部に流出させて薄肉化を招き、また同時に易
剥離性シールに重大な熱影響を及ぼす、更に二重シール
構造に乱れを生じさせるという不都合を招きやすいので
ある。
従って、本発明の目的は、前述した欠点が解消され、中
間材と容器フランジとの間に易剥離性シール及び中間材
と蓋との間にタイトシールが確実且つ安定に維持され°
ている易開封性密封容器及びその製法を提供するにある
。
間材と容器フランジとの間に易剥離性シール及び中間材
と蓋との間にタイトシールが確実且つ安定に維持され°
ている易開封性密封容器及びその製法を提供するにある
。
本発明の他の目的は、中間材と蓋との間の充填シールが
比較的低く且つ広い温度範囲でタイトシールとして行わ
れ、その結果として中間材と容器フランジとの間に形成
された易剥離性シールへの熱影響が著しく軽減され、し
かも充填シール時における蓋内面材及び中間材の流出・
薄肉化も防止された易開封性密封容器及びその製法を提
供するにある。
比較的低く且つ広い温度範囲でタイトシールとして行わ
れ、その結果として中間材と容器フランジとの間に形成
された易剥離性シールへの熱影響が著しく軽減され、し
かも充填シール時における蓋内面材及び中間材の流出・
薄肉化も防止された易開封性密封容器及びその製法を提
供するにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明によれば、ヒートシール用フランジを有するカッ
プ状容器と、樹脂内面材を有する蓋と、該フランジと蓋
との間の少なくとも開封開始部に挿入された樹脂中間材
との積層ヒートシール構造を有し、該フランジと中間材
との間に易剥離性シール及び蓋内面材と樹脂中間材との
間にタイトシールがそれぞれ形成され、該蓋内面材及び
樹脂中間材の少なくとも一方は、両者の界面側に、該蓋
内面材の融点及び樹脂中間材の融点の内低い方よりも更
に低い融点を有する低温シール性樹脂層を有することを
特徴とする易開封性密封性容器が提供される。
プ状容器と、樹脂内面材を有する蓋と、該フランジと蓋
との間の少なくとも開封開始部に挿入された樹脂中間材
との積層ヒートシール構造を有し、該フランジと中間材
との間に易剥離性シール及び蓋内面材と樹脂中間材との
間にタイトシールがそれぞれ形成され、該蓋内面材及び
樹脂中間材の少なくとも一方は、両者の界面側に、該蓋
内面材の融点及び樹脂中間材の融点の内低い方よりも更
に低い融点を有する低温シール性樹脂層を有することを
特徴とする易開封性密封性容器が提供される。
本発明によればまた、ヒートシール用フランジを有する
カップ状容器のフランジ部に対して樹脂中間材をヒート
シールして易剥離性シールを形成させる工程と、この容
器に内容物を充填した後、樹脂内面材を有する蓋を施し
、蓋内面材と中間材とをヒートシールしてタイトシール
を形成させる工程とから成り、蓋内面材及び中間材の少
なくとも一方として、両者の界面側に蓋内面材の融点及
び樹脂中間材の融点の内低い方よりも更に低い融点を有
する低温シール性樹脂層を有するものを使用し、蓋側か
らの熱伝導により蓋内面材と中間材とのヒートシールを
行うことを特徴とする易開封性密封容器の製造方法が提
供される。
カップ状容器のフランジ部に対して樹脂中間材をヒート
シールして易剥離性シールを形成させる工程と、この容
器に内容物を充填した後、樹脂内面材を有する蓋を施し
、蓋内面材と中間材とをヒートシールしてタイトシール
を形成させる工程とから成り、蓋内面材及び中間材の少
なくとも一方として、両者の界面側に蓋内面材の融点及
び樹脂中間材の融点の内低い方よりも更に低い融点を有
する低温シール性樹脂層を有するものを使用し、蓋側か
らの熱伝導により蓋内面材と中間材とのヒートシールを
行うことを特徴とする易開封性密封容器の製造方法が提
供される。
(作 用)
本発明の容器では、フランジと蓋との間の少なくとも開
封開始部に中間材を介在させ、フランジと中間材との間
に易剥離性シール及び蓋内面材と中間材との間にタイト
シールを形成させるが、蓋内面材(A)及び中間材(B
)の少なくとも一方に、しかも両者の界面側に、蓋内面
劇の融点(MA)及び中間材の融点(M5)の内低い方
の融点よりも更に低い融点(MC)を有する低温シール
性樹脂層(C)を設けることに顕著な特徴を有するもの
である。
封開始部に中間材を介在させ、フランジと中間材との間
に易剥離性シール及び蓋内面材と中間材との間にタイト
シールを形成させるが、蓋内面材(A)及び中間材(B
)の少なくとも一方に、しかも両者の界面側に、蓋内面
劇の融点(MA)及び中間材の融点(M5)の内低い方
の融点よりも更に低い融点(MC)を有する低温シール
性樹脂層(C)を設けることに顕著な特徴を有するもの
である。
即ち、本発明で用いる低温シール性樹脂層(C)は、式
%式%(1)
の両方を満足する融点を有するものであり、当然のこと
ながら、低温シール性樹脂層(C)は蓋内面材(A)に
対しても、また中間材樹脂(B)に対してもヒートシー
ル可能なものでなければならない。
ながら、低温シール性樹脂層(C)は蓋内面材(A)に
対しても、また中間材樹脂(B)に対してもヒートシー
ル可能なものでなければならない。
中間材と蓋内面材とのヒートシールを考えると、加熱に
より両樹脂の少なくとも一方が溶融され且つ両者が圧接
されてヒートシールが形成される。両樹脂の加熱と共に
熱伝導により中間材とフランジとの間に設けられた易剥
離性シール部も当然加熱される。
より両樹脂の少なくとも一方が溶融され且つ両者が圧接
されてヒートシールが形成される。両樹脂の加熱と共に
熱伝導により中間材とフランジとの間に設けられた易剥
離性シール部も当然加熱される。
この場合、中間材と蓋内面材との界面での時間的な温度
上昇及び中間材とフランジとの界面での時間的な温度上
昇を実際に測定すると、第1図に示すように前者の界面
での温度上昇速度は後者の界面でのそれに比して大きく
、且つ両者の樹脂の内の融点の低い方の樹脂の融点乃至
それより若干高い温度(Tt)で飽和し、後者の界面で
もこの飽和温度よりも低く、熱伝導性乃至温度勾配に応
じて一定の対応する温度(”rp)で飽和する傾向が肥
められる。
上昇及び中間材とフランジとの界面での時間的な温度上
昇を実際に測定すると、第1図に示すように前者の界面
での温度上昇速度は後者の界面でのそれに比して大きく
、且つ両者の樹脂の内の融点の低い方の樹脂の融点乃至
それより若干高い温度(Tt)で飽和し、後者の界面で
もこの飽和温度よりも低く、熱伝導性乃至温度勾配に応
じて一定の対応する温度(”rp)で飽和する傾向が肥
められる。
また、中間材と蓋内面材との加熱に際しては、それぞれ
の融点近傍を境として、それ以上では蓋内面材乃至中間
材が流動し、ヒートシール部の外へのはみ出しを生ずる
。また、このはみ出しによる蓋内面材乃至中間材の薄肉
化に伴って、易剥離性シール部に対する熱影響が強くな
る。
の融点近傍を境として、それ以上では蓋内面材乃至中間
材が流動し、ヒートシール部の外へのはみ出しを生ずる
。また、このはみ出しによる蓋内面材乃至中間材の薄肉
化に伴って、易剥離性シール部に対する熱影響が強くな
る。
本発明においては、前記式(1)及び(2)を満足する
融点(MC)を有する低温シール性樹脂層を、蓋内面材
と樹脂中間材との間に介在させることにより、蓋内面材
の融点(MA)や中間材の融点(M8)よりも低い温度
に飽和温度(T、)を設定でき、これに応じて、易剥離
性シール部の飽和温度(TP)も低くすることができる
。このため、蓋内面材及び中間材の流出による薄肉化も
防止でき、その結果として、充填シール時の易剥離性シ
ール部に対する熱の影響を著しく軽減できる。
融点(MC)を有する低温シール性樹脂層を、蓋内面材
と樹脂中間材との間に介在させることにより、蓋内面材
の融点(MA)や中間材の融点(M8)よりも低い温度
に飽和温度(T、)を設定でき、これに応じて、易剥離
性シール部の飽和温度(TP)も低くすることができる
。このため、蓋内面材及び中間材の流出による薄肉化も
防止でき、その結果として、充填シール時の易剥離性シ
ール部に対する熱の影響を著しく軽減できる。
蓋内面材と樹脂中間材とは別に低温シール性樹脂層を用
いることも重要であり、蓋内面材全体が低温シール性樹
脂から成る場合には、タイトシールを形成し始める充填
シール温度よりわずかに高い温度となると、蓋内面材が
流動薄肉化し、これに伴って、易剥離性シール部に対す
る熱の影響が大きくなる。また、蓋内面材が流動薄肉化
したために、開封時などに蓋内面材と基材との間で比較
的小さい力で剥離が生じるようになる。また、樹脂中間
材全体が低温シール性樹脂から成る場合にも、同様にし
てヒートシール時に樹脂の流動薄肉化が生じると共に、
易剥離性シール部に対する熱の影響が大きくなる。
いることも重要であり、蓋内面材全体が低温シール性樹
脂から成る場合には、タイトシールを形成し始める充填
シール温度よりわずかに高い温度となると、蓋内面材が
流動薄肉化し、これに伴って、易剥離性シール部に対す
る熱の影響が大きくなる。また、蓋内面材が流動薄肉化
したために、開封時などに蓋内面材と基材との間で比較
的小さい力で剥離が生じるようになる。また、樹脂中間
材全体が低温シール性樹脂から成る場合にも、同様にし
てヒートシール時に樹脂の流動薄肉化が生じると共に、
易剥離性シール部に対する熱の影響が大きくなる。
本発明によれば、かくして、容器と蓋とのヒートシール
を完全な形で行いながら、しかもタイトシールと易剥離
性シールとを確実に行うことが可能となるものである。
を完全な形で行いながら、しかもタイトシールと易剥離
性シールとを確実に行うことが可能となるものである。
(発明の好適態様)
本発明の易開封性密封容器を、各ヒートシールすべき部
分で分解して示す第2図において、この密封容器は、容
器本体1、蓋2及び中間材3から構成される。容器本体
1はヒートシール用フランジ4を有し、M2は基材5a
と樹脂内面材5とから構成される。この具体例では、中
間材3は、中間材本体6、フランジ4との間に易開封性
シール部を形成させるための凝集破壊シール性樹脂層7
及び低温シール性樹脂層8の積層体から成っている。
分で分解して示す第2図において、この密封容器は、容
器本体1、蓋2及び中間材3から構成される。容器本体
1はヒートシール用フランジ4を有し、M2は基材5a
と樹脂内面材5とから構成される。この具体例では、中
間材3は、中間材本体6、フランジ4との間に易開封性
シール部を形成させるための凝集破壊シール性樹脂層7
及び低温シール性樹脂層8の積層体から成っている。
第2図に示す容器の各部材間でシールが行われた状態を
示す第3図において、シートシール用フランジ4と中間
材3とは、凝集破壊シール性樹脂層7を介しての易剥離
性シール9が行われており、一方蓋2と中間材3とは、
低温シール性樹脂層8を介してのタイトシール10が行
われている。
示す第3図において、シートシール用フランジ4と中間
材3とは、凝集破壊シール性樹脂層7を介しての易剥離
性シール9が行われており、一方蓋2と中間材3とは、
低温シール性樹脂層8を介してのタイトシール10が行
われている。
易!1IIIlI性シール部9の内側端縁11はタイト
シール部lOの内側端縁12よりも容器の内側に位置し
ており、開封開始位置13において易開封性シール部9
の外側端縁14はタイトシール部10の外側端縁15よ
りも容器内側に位置しているか或いは同じ位置にある。
シール部lOの内側端縁12よりも容器の内側に位置し
ており、開封開始位置13において易開封性シール部9
の外側端縁14はタイトシール部10の外側端縁15よ
りも容器内側に位置しているか或いは同じ位置にある。
この密封部に内側からの剥離力が作用している状態を示
す第4図においては、易剥離性シール部9の内側端縁1
1はタイトシール部10の内側端縁12よりも容器の内
側に位置しており、したがって内側からの剥離力あるい
は破壊力Pはタイトシール部10に作用し、例えば2.
3kg/15+nm巾以上のような大きい剥離あるいは
破壊強度がえられる。
す第4図においては、易剥離性シール部9の内側端縁1
1はタイトシール部10の内側端縁12よりも容器の内
側に位置しており、したがって内側からの剥離力あるい
は破壊力Pはタイトシール部10に作用し、例えば2.
3kg/15+nm巾以上のような大きい剥離あるいは
破壊強度がえられる。
一方、この密封部の開封開始位置13に外側からの剥離
力P゛が作用している状態を示す第5図において、蓋2
の端部17を把持して上方に引き上げると、剥離力P°
は易剥離性シール部9の外側端縁14に集中し、手によ
る開封開始が確実且つ安定に行われ、しかも外側からの
剥離強度をも2kg/15mm巾以下の易剥離性シール
の範囲にすることができる。また、開封開始を確実且つ
安定に行うための容器の形態は、第5図に示した形態に
限らず、中間材を把持部として蓋と共に突出させた第8
図に示す形態、及び易剥離性シールの外側端縁14より
内側のフランジ外面側にフランジを切断するためのスコ
ア18を刻切させた第9図に示す形態などが好適に適用
される。
力P゛が作用している状態を示す第5図において、蓋2
の端部17を把持して上方に引き上げると、剥離力P°
は易剥離性シール部9の外側端縁14に集中し、手によ
る開封開始が確実且つ安定に行われ、しかも外側からの
剥離強度をも2kg/15mm巾以下の易剥離性シール
の範囲にすることができる。また、開封開始を確実且つ
安定に行うための容器の形態は、第5図に示した形態に
限らず、中間材を把持部として蓋と共に突出させた第8
図に示す形態、及び易剥離性シールの外側端縁14より
内側のフランジ外面側にフランジを切断するためのスコ
ア18を刻切させた第9図に示す形態などが好適に適用
される。
第2図において、中間材3に低温シール性樹脂層8を設
ける代りに、第6図に示す通り、蓋内面材5にヒートシ
ール性樹脂層8aを設けても良く、また第7図に示す通
り、蓋内面材5と中間材3との両方にヒートシール性樹
脂層8a、8bを設けてもよい。尚、凝集破壊シール性
樹脂層7は必ずしも必要でなく、要は中間材3とフラン
ジ4との間に前述した範囲の易開封性シールが形成され
ればよい。
ける代りに、第6図に示す通り、蓋内面材5にヒートシ
ール性樹脂層8aを設けても良く、また第7図に示す通
り、蓋内面材5と中間材3との両方にヒートシール性樹
脂層8a、8bを設けてもよい。尚、凝集破壊シール性
樹脂層7は必ずしも必要でなく、要は中間材3とフラン
ジ4との間に前述した範囲の易開封性シールが形成され
ればよい。
容器本体、蓋はそれ自体公知の任意の容器形成素材、例
えば樹脂、金属、紙、ガラス、セラミック或いはそれら
の積層体から形成されていることができる。好適な容器
本体、蓋は少なくとも内面が中間材とヒートシール性を
有する樹脂からなるものであり、例えば、これに限定さ
れるものではないが、低−中一高密度ポリエチレン、ア
イツタクチイックポリプロピレン、プロピレン−エチレ
ン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
系不飽和カルボン酸乃至その無水物でグラフト変性され
たオレフィン樹脂等のオレフィン系樹脂;比較的低融点
乃至低軟化点のポリアミド乃至コポリアミド樹脂;比較
的低融点乃至低軟化点のポリエステル乃至コポリエステ
ル樹脂:ポリカーボネート樹脂などから成るものである
。
えば樹脂、金属、紙、ガラス、セラミック或いはそれら
の積層体から形成されていることができる。好適な容器
本体、蓋は少なくとも内面が中間材とヒートシール性を
有する樹脂からなるものであり、例えば、これに限定さ
れるものではないが、低−中一高密度ポリエチレン、ア
イツタクチイックポリプロピレン、プロピレン−エチレ
ン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
系不飽和カルボン酸乃至その無水物でグラフト変性され
たオレフィン樹脂等のオレフィン系樹脂;比較的低融点
乃至低軟化点のポリアミド乃至コポリアミド樹脂;比較
的低融点乃至低軟化点のポリエステル乃至コポリエステ
ル樹脂:ポリカーボネート樹脂などから成るものである
。
容器本体は、これらの樹脂単独から形成された容器であ
ってもよいし、アルミ、鋼、ブリキ等の金属箔を中間層
として含む積層容器であってもよい。また、これらの金
属素材に熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等それ自体公知の
樹脂被覆を施したいわゆる公知の金属製容器であっても
よい。
ってもよいし、アルミ、鋼、ブリキ等の金属箔を中間層
として含む積層容器であってもよい。また、これらの金
属素材に熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等それ自体公知の
樹脂被覆を施したいわゆる公知の金属製容器であっても
よい。
蓋体は、アルミ箔、スズ箔、鋼箔、ブリキ箔等の金属箔
や、エチレン−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニリ
デン樹脂、ナイロン樹脂等の高酸素バリヤー性樹脂フィ
ルム、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、
二軸延伸ナイロンフィルム、ポリカーボネートフィルム
等の熱可塑性樹脂フィルム、各種紙載いは更にこれらの
ラミネート等を基材とし、これに前述したヒートシール
性樹脂層(A)を内面材として積層したものである0M
内面材としては、そのトータル厚みが、25乃至100
μm、特に30乃至80μmの範囲にあるものが、一般
に使用される。
や、エチレン−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニリ
デン樹脂、ナイロン樹脂等の高酸素バリヤー性樹脂フィ
ルム、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、
二軸延伸ナイロンフィルム、ポリカーボネートフィルム
等の熱可塑性樹脂フィルム、各種紙載いは更にこれらの
ラミネート等を基材とし、これに前述したヒートシール
性樹脂層(A)を内面材として積層したものである0M
内面材としては、そのトータル厚みが、25乃至100
μm、特に30乃至80μmの範囲にあるものが、一般
に使用される。
中間材本体(B)は、前述したヒートシール性樹脂の一
層または二層以上からなるフィルムであって、その厚み
は少なくとも開封、殺菌工程、落下衝撃などに伴う力に
耐えるもにでなければならず、一般に15乃至300μ
m1特に30乃至100μmの範囲にあるものが望まし
い。
層または二層以上からなるフィルムであって、その厚み
は少なくとも開封、殺菌工程、落下衝撃などに伴う力に
耐えるもにでなければならず、一般に15乃至300μ
m1特に30乃至100μmの範囲にあるものが望まし
い。
低温シール性樹脂層(C)は、既に述べた通り、前記樹
脂(A)及び(B)の融点の内低いものより更に低い融
点を有するものである。特に挟雑シール等を考慮した一
般的ヒートシール条件に関連して、少なくとも10℃低
い融点を有する樹脂層(C)を用いる場合には、本発明
の効果が顕著となる。 樹脂層(C)の融点の調節は、
樹脂を製造するときの重合方式乃至共重合方式を選ぶか
、また共単量体の量を選ぶことにより行われる。一般に
、重合体の密度を低くすると融点は低くなり、高密度ポ
リエチレン(HDPE)と低密度ポリエチレン(LDP
E)とがその例である。
脂(A)及び(B)の融点の内低いものより更に低い融
点を有するものである。特に挟雑シール等を考慮した一
般的ヒートシール条件に関連して、少なくとも10℃低
い融点を有する樹脂層(C)を用いる場合には、本発明
の効果が顕著となる。 樹脂層(C)の融点の調節は、
樹脂を製造するときの重合方式乃至共重合方式を選ぶか
、また共単量体の量を選ぶことにより行われる。一般に
、重合体の密度を低くすると融点は低くなり、高密度ポ
リエチレン(HDPE)と低密度ポリエチレン(LDP
E)とがその例である。
また、ホモ重合体に対して成る量の共単量体を共重合せ
しめた共重合体では融点は低くなり、ホモポリプロピレ
ン(pp)に対するプロピレン−エチレン共重合体(P
PE)がこの例である。また、同じ共重合体であっても
、ブロック共重合体に比してランダム共重合体では融点
が低くなり、プロピレン−エチレンブロック(B)共重
合体とランダム(R)共重合体とがその例である。勿論
、本発明に用いる低温シール性樹脂は、タイトシールを
形成し得るという条件を満足するものでなければならな
い。
しめた共重合体では融点は低くなり、ホモポリプロピレ
ン(pp)に対するプロピレン−エチレン共重合体(P
PE)がこの例である。また、同じ共重合体であっても
、ブロック共重合体に比してランダム共重合体では融点
が低くなり、プロピレン−エチレンブロック(B)共重
合体とランダム(R)共重合体とがその例である。勿論
、本発明に用いる低温シール性樹脂は、タイトシールを
形成し得るという条件を満足するものでなければならな
い。
適当な内面材/低温シール性樹脂/中間材の例は、これ
に制限されないが次の通りである。
に制限されないが次の通りである。
HPP又はB P P E/R−P P E/HP P
又はBPPE、HDPE又はMDPE/LDPE。
又はBPPE、HDPE又はMDPE/LDPE。
LLDPE、EVA、EAA、IONOMER又はEM
A/HDPE又はMDPE; ここで、MDPEは中密度ポリエチレン、LLDPEは
リニア低密度ポリエチレン、EVAはエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、EAAはエチレン−アクリル酸共重合体
、HMAはエチレン−メタクリル酸メチル共重合体を示
す。
A/HDPE又はMDPE; ここで、MDPEは中密度ポリエチレン、LLDPEは
リニア低密度ポリエチレン、EVAはエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、EAAはエチレン−アクリル酸共重合体
、HMAはエチレン−メタクリル酸メチル共重合体を示
す。
低温シール性樹脂層を蓋内面材乃至中間材に設ける方法
としては、一般に蓋内面材乃至中間材を製膜するときに
低温シール性樹脂を共押出しする方法や、予め製膜した
蓋内面材乃至中間材に低温シール性樹脂をヒートラミネ
ーション乃至押出しコーティングする方法などが好適に
適用される。
としては、一般に蓋内面材乃至中間材を製膜するときに
低温シール性樹脂を共押出しする方法や、予め製膜した
蓋内面材乃至中間材に低温シール性樹脂をヒートラミネ
ーション乃至押出しコーティングする方法などが好適に
適用される。
低温シール性樹脂層は、蓋内面材に対して小さい厚みを
有するべきであり、一般に1乃至50μm、特に5乃至
30μmで且つ蓋内面材の1/2以下、特に215以下
の厚みを有するのが好ましい。
有するべきであり、一般に1乃至50μm、特に5乃至
30μmで且つ蓋内面材の1/2以下、特に215以下
の厚みを有するのが好ましい。
凝集破壊シール性樹脂層としては、例えば複数種の樹脂
のブレンド物が使用され、例えばポリプロピレン系樹脂
にポリエチレンをブレンドし、必要によりEPR等のゴ
ム系相溶化剤を配合したものが使用される。
のブレンド物が使用され、例えばポリプロピレン系樹脂
にポリエチレンをブレンドし、必要によりEPR等のゴ
ム系相溶化剤を配合したものが使用される。
本発明における中間材を挿入したヒートシール構造は、
容器と蓋との密封郡全体にわたって設けてよいのは勿論
であるが、ヒートシール構造では、−旦成る長さの剥離
が行われると、その後の剥離は比較的容易に進行するこ
とから、密封部の剥離開始部分にのみ設けてもよいこと
が理解されるべきである。
容器と蓋との密封郡全体にわたって設けてよいのは勿論
であるが、ヒートシール構造では、−旦成る長さの剥離
が行われると、その後の剥離は比較的容易に進行するこ
とから、密封部の剥離開始部分にのみ設けてもよいこと
が理解されるべきである。
また、本発明における容器はカップ状容器に限定される
べきものではなく、応用として袋状の密封容器、いわゆ
るレトルトパウチに対しても、本発明が適用できること
が理解されるべきである。
べきものではなく、応用として袋状の密封容器、いわゆ
るレトルトパウチに対しても、本発明が適用できること
が理解されるべきである。
(発明の効果)
本発明によれば、蓋内面材及び樹脂中間材の少なくとも
一方に、両者の界面側に位置するように該蓋内面材の融
点及び樹脂中間材の融点の内低い方よりも更に低い融点
を有する低温シール性樹脂層を設けることにより、中間
材と容器フランジとの間に易剥離性シール及び中間材と
蓋との間にタイトシールが確実且つ安定に維持されてい
る易開封性密封容器が提供された。
一方に、両者の界面側に位置するように該蓋内面材の融
点及び樹脂中間材の融点の内低い方よりも更に低い融点
を有する低温シール性樹脂層を設けることにより、中間
材と容器フランジとの間に易剥離性シール及び中間材と
蓋との間にタイトシールが確実且つ安定に維持されてい
る易開封性密封容器が提供された。
また、中間材と蓋との間の充填シールが比較的低い温度
でタイトシールとして行われ、その結果として中間材と
容器フランジとの間に形成された易剥離性シールへの熱
影響が著しく軽減され、しかも充填シールに伴う中間材
の流出・薄肉化も防止された。
でタイトシールとして行われ、その結果として中間材と
容器フランジとの間に形成された易剥離性シールへの熱
影響が著しく軽減され、しかも充填シールに伴う中間材
の流出・薄肉化も防止された。
本発明を次の例で説明する。
(実施例)
12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィル
ムと7μmの軟質アルミニウム箔をウレタン系接着剤で
積層した基材のアルミニウム側に、ヒートシール性内面
材として単層或いは多層のフィルムをウレタン系接着剤
で貼り合せた、表1に示す蓋材を準備した。
ムと7μmの軟質アルミニウム箔をウレタン系接着剤で
積層した基材のアルミニウム側に、ヒートシール性内面
材として単層或いは多層のフィルムをウレタン系接着剤
で貼り合せた、表1に示す蓋材を準備した。
カップ状容器として、75μmの表面処理鋼箔の片面に
40μm及び他面に70μmの無延伸ポリプロピレンフ
ィルムをウレタン系接着剤で積層し、次に、この積層体
を70μmのフィルム側がヒートシール面となるように
深絞り成形し、さらに、ヒートシール用フランジ(外径
75mm、内径65ma+)を形成させた深さ30mm
の円形容器を準備した。
40μm及び他面に70μmの無延伸ポリプロピレンフ
ィルムをウレタン系接着剤で積層し、次に、この積層体
を70μmのフィルム側がヒートシール面となるように
深絞り成形し、さらに、ヒートシール用フランジ(外径
75mm、内径65ma+)を形成させた深さ30mm
の円形容器を準備した。
中間材として、エチレン含有率4%のプロピレン−エチ
レンランダム共重合体にリニア低密度ポリエチレンを3
5重量%をブレンドした凝集破壊シール性層を有する表
2に示すフィルムを準備した。
レンランダム共重合体にリニア低密度ポリエチレンを3
5重量%をブレンドした凝集破壊シール性層を有する表
2に示すフィルムを準備した。
前記カップ状容器と表1で示した蓋材及び表2で示した
中間材を用いて、表3に示す組合せで密封容器を次の手
順で作製した。
中間材を用いて、表3に示す組合せで密封容器を次の手
順で作製した。
先ず、中間材の原反フィルムより前記カップ状容器のヒ
ートシール用フランジ面を覆い得る周状のフィルムを切
出し、容器のヒートシール用フランジ面と凝集破壊シー
ル性層とを、180℃−1,0秒の条件で熱接着(易剥
離性シール)した。
ートシール用フランジ面を覆い得る周状のフィルムを切
出し、容器のヒートシール用フランジ面と凝集破壊シー
ル性層とを、180℃−1,0秒の条件で熱接着(易剥
離性シール)した。
こうして得られた容器にミートボールを6ケ充填し、こ
の容器に施すべき蓋材をヒートシールした。
の容器に施すべき蓋材をヒートシールした。
充填シール時のヒートシール条件は、ヒートシール時間
を1.5秒とし、ヒートシール圧力を100Kgとした
。また、ヒートシール温度(ヒートシールヘッドの温度
)については、−回のヒートシールで中間材と蓋材との
シール強度がタイトシールとなる温度、この場合2.3
kg/15mm巾となる温度を予めもとめ、この温度と
これより10℃高い温度の2条件とした。なお、ヒート
シールは二回シールとした。
を1.5秒とし、ヒートシール圧力を100Kgとした
。また、ヒートシール温度(ヒートシールヘッドの温度
)については、−回のヒートシールで中間材と蓋材との
シール強度がタイトシールとなる温度、この場合2.3
kg/15mm巾となる温度を予めもとめ、この温度と
これより10℃高い温度の2条件とした。なお、ヒート
シールは二回シールとした。
易剥離性シール部及びタイトシール部は、円形のヒート
シール用フランジの外径と同心円となるようにヒートシ
ールヘッドの形状と位置を規制してヒートシールを行っ
た。このとき、易剥離性シール部の内径及び外径を66
mm及び73m−とし、タイトシール部の内径及び外径
を69mm及び75mmとした。さらに、開封開始部に
おいては中間フィルムを蓋と共に把持部となるように突
出させた。
シール用フランジの外径と同心円となるようにヒートシ
ールヘッドの形状と位置を規制してヒートシールを行っ
た。このとき、易剥離性シール部の内径及び外径を66
mm及び73m−とし、タイトシール部の内径及び外径
を69mm及び75mmとした。さらに、開封開始部に
おいては中間フィルムを蓋と共に把持部となるように突
出させた。
このようにして得られた密封充填容器の開封力(開封初
期の最大開封強度)及び容器内側からのシール強度(剥
離強度乃至破壊強度)を120℃−30分のレトルト殺
菌後に引張試験機を用いて測定した。開封強度の測定は
クロスヘツドに容器を45°傾けて固定し、蓋及び中間
材の開封用の把持部を同時に上のチャックにはさみ(容
器の上面と把持部とをなす角が45°となった状態)、
300 mm1分の速度で上下に引っ張って行った。
期の最大開封強度)及び容器内側からのシール強度(剥
離強度乃至破壊強度)を120℃−30分のレトルト殺
菌後に引張試験機を用いて測定した。開封強度の測定は
クロスヘツドに容器を45°傾けて固定し、蓋及び中間
材の開封用の把持部を同時に上のチャックにはさみ(容
器の上面と把持部とをなす角が45°となった状態)、
300 mm1分の速度で上下に引っ張って行った。
また、シール強度の測定はヒートシールの方向に対し直
角に15ml11巾の短冊を切出し、短冊の蓋材側を上
のチャックにカップの側壁側を下のチャックにはさみ、
300IIlrn/分の速度で上下に引っ張って行った
。開封力については値のばらつきが少なっかたので、そ
の平均値を表3に示す。また、蓋材のアルミニウム箔と
内面材との間が開封終了時に剥離した割合Pd、開封時
に蓋材が破断してしまった割合Pb、およびシール強度
が2.3kg715mm巾以下となった割合Psを表3
に示す。
角に15ml11巾の短冊を切出し、短冊の蓋材側を上
のチャックにカップの側壁側を下のチャックにはさみ、
300IIlrn/分の速度で上下に引っ張って行った
。開封力については値のばらつきが少なっかたので、そ
の平均値を表3に示す。また、蓋材のアルミニウム箔と
内面材との間が開封終了時に剥離した割合Pd、開封時
に蓋材が破断してしまった割合Pb、およびシール強度
が2.3kg715mm巾以下となった割合Psを表3
に示す。
ΔTが十分に大きい実施例2〜7では開封力が2.0k
g前後の値を示すと共に、ヒートシール温度が10℃違
フていても、開封力の差は0.1kgと小さかった。こ
れより、実用の範囲ではヒートシール温度が多少変動し
てもよいことが分った。ΔTが比較的小さい実施例1で
は比較例1と比較した場合、開封力が低減されるという
本発明の効果が現われているものの、ヒートシール温度
の変動に対する効果が弱められていた。
g前後の値を示すと共に、ヒートシール温度が10℃違
フていても、開封力の差は0.1kgと小さかった。こ
れより、実用の範囲ではヒートシール温度が多少変動し
てもよいことが分った。ΔTが比較的小さい実施例1で
は比較例1と比較した場合、開封力が低減されるという
本発明の効果が現われているものの、ヒートシール温度
の変動に対する効果が弱められていた。
一方、比較例では開封力が高く、ヒートシール温度の違
うことによる差は0.2〜0.4 kgと、影響が強く
現われていた。なかでも、蓋内面材がブロックコポリマ
ー単層からなる蓋材Aを使用すると共に、低温シール性
樹脂層を有していない中間材りを使用した比較例1では
、ヒートシール温度を高く設定しなければならず、開封
力が最も高くなった。また、開封時に蓋材が破断してし
まったものがあった。これは易剥離性シール強度が高く
なったことと、蓋内面材が薄肉化したことに関連して、
蓋材の材料強度が足りなくなったことが原因したと考え
られる。
うことによる差は0.2〜0.4 kgと、影響が強く
現われていた。なかでも、蓋内面材がブロックコポリマ
ー単層からなる蓋材Aを使用すると共に、低温シール性
樹脂層を有していない中間材りを使用した比較例1では
、ヒートシール温度を高く設定しなければならず、開封
力が最も高くなった。また、開封時に蓋材が破断してし
まったものがあった。これは易剥離性シール強度が高く
なったことと、蓋内面材が薄肉化したことに関連して、
蓋材の材料強度が足りなくなったことが原因したと考え
られる。
また、蓋内面材がランダムコポリマー単層からなる蓋材
Bを使用した比較例2および3では、蓋材アルミニウム
箔と内面材との間が剥離し易く、Pd及びPsが高い値
を示した。そこで、シール部の断面を観察したところ、
蓋内面材の厚みが1/4以下に薄肉化するとともに、中
間材も薄肉化していた。
Bを使用した比較例2および3では、蓋材アルミニウム
箔と内面材との間が剥離し易く、Pd及びPsが高い値
を示した。そこで、シール部の断面を観察したところ、
蓋内面材の厚みが1/4以下に薄肉化するとともに、中
間材も薄肉化していた。
主材層がランダムコポリマーからなる中間材Kを使用し
た比較例4及び5では、シール強度が2.3 kg71
5mm巾以下となっ巾側下Psが高かった。
た比較例4及び5では、シール強度が2.3 kg71
5mm巾以下となっ巾側下Psが高かった。
融点の定義
本発明において融点とは、加熱速度条件を毎分10℃と
する示差走査熱量測定(DSC)で得られる融解ピーク
温度を意味する。また、対象とする樹脂がブレンド物か
らなる場合には、マトリックスとなっている樹脂の融解
ピーク温度をその樹脂の融点とする。また、同一の樹脂
が2つ以上の融解ピーク温度をもつときには、融解ピー
ク面積の最も広いピーク温度を融点とする。
する示差走査熱量測定(DSC)で得られる融解ピーク
温度を意味する。また、対象とする樹脂がブレンド物か
らなる場合には、マトリックスとなっている樹脂の融解
ピーク温度をその樹脂の融点とする。また、同一の樹脂
が2つ以上の融解ピーク温度をもつときには、融解ピー
ク面積の最も広いピーク温度を融点とする。
第1図は蓋内面材と中間材との界面及び中間材カップと
の界面における充填シール時の温度変化を例示した図で
あり、第2図、第6図及び第7図は本発明の易剥離性密
封容器を蓋材、中間材及びカップ状容器の各部材に分解
した図であり、第3図は第2図で示した部材をソールし
た状態を例示した図であり、第4図は第3図で示した容
器の密封部に内側からの剥離力が作用した状態を例示し
た図であり、第5図はこの容器に開封力が作用した状態
を例示した図であり、第8図及び第9図は本発明に適用
される容器の形態を例示した図である。 スコアを示す。 引照数字1は容器本体、2は蓋、 4はヒートシール用フランジ、5 5は蓋内面材、6は中間材本体、 シール性層、8は低温シール性層、 シール部、10はタイトシール部、 始位置、17は開封用の把持部、1 3は中間材、 aは蓋基材、 7は凝集破壊 9は易剥離性 13は開封用 8は開封用の 第1図 + tH 吟 開 tH:ヒートシー)し吟問 1’N 第 図
の界面における充填シール時の温度変化を例示した図で
あり、第2図、第6図及び第7図は本発明の易剥離性密
封容器を蓋材、中間材及びカップ状容器の各部材に分解
した図であり、第3図は第2図で示した部材をソールし
た状態を例示した図であり、第4図は第3図で示した容
器の密封部に内側からの剥離力が作用した状態を例示し
た図であり、第5図はこの容器に開封力が作用した状態
を例示した図であり、第8図及び第9図は本発明に適用
される容器の形態を例示した図である。 スコアを示す。 引照数字1は容器本体、2は蓋、 4はヒートシール用フランジ、5 5は蓋内面材、6は中間材本体、 シール性層、8は低温シール性層、 シール部、10はタイトシール部、 始位置、17は開封用の把持部、1 3は中間材、 aは蓋基材、 7は凝集破壊 9は易剥離性 13は開封用 8は開封用の 第1図 + tH 吟 開 tH:ヒートシー)し吟問 1’N 第 図
Claims (2)
- (1)ヒートシール用フランジを有するカップ状容器と
、樹脂内面材を有する蓋と、該フランジと蓋との間の少
なくとも開封開始部に挿入された樹脂中間材との積層ヒ
ートシール構造を有し、該フランジと中間材との間に易
剥離性シール及び蓋内面材と樹脂中間材との間にタイト
シールがそれぞれ形成され、該蓋内面材及び樹脂中間材
の少なくとも一方は、両者の界面側に、該蓋内面材の融
点及び樹脂中間材の融点の内低い方よりも更に低い融点
を有する低温シール性樹脂層を有することを特徴とする
易開封性密封容器。 - (2)ヒートシール用フランジを有するカップ状容器の
フランジ部に対して樹脂中間材をヒートシールして易剥
離性シールを形成させる工程と、この容器に内容物を充
填した後、樹脂内面材を有する蓋を施し、蓋内面材と中
間材とをヒートシールしてタイトシールを形成させる工
程とから成り、蓋内面材及び中間材の少なくとも一方と
して、両者の界面側に蓋内面材の融点及び樹脂中間材の
融点の内低い方よりも更に低い融点を有する低温シール
性樹脂層を有するものを使用し、蓋側からの熱伝導によ
り蓋内面材と中間材とのヒートシールを行うことを特徴
とする易開封性密封容器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25838388A JPH02109873A (ja) | 1988-10-15 | 1988-10-15 | 易開封性密封容器とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25838388A JPH02109873A (ja) | 1988-10-15 | 1988-10-15 | 易開封性密封容器とその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02109873A true JPH02109873A (ja) | 1990-04-23 |
| JPH0530707B2 JPH0530707B2 (ja) | 1993-05-10 |
Family
ID=17319481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25838388A Granted JPH02109873A (ja) | 1988-10-15 | 1988-10-15 | 易開封性密封容器とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02109873A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0448170U (ja) * | 1990-08-27 | 1992-04-23 | ||
| JP2002284235A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-03 | Toppan Printing Co Ltd | カップ状容器及びその製造方法 |
| JP2005271972A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Chuei Products Co Ltd | 易開封性多層容器 |
| JP2007022589A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Idemitsu Unitech Co Ltd | 包装体 |
| WO2026029036A1 (ja) * | 2024-08-02 | 2026-02-05 | 共同印刷株式会社 | 易開封性蓋材及び易開封性蓋材を有した蓋付容器 |
-
1988
- 1988-10-15 JP JP25838388A patent/JPH02109873A/ja active Granted
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0448170U (ja) * | 1990-08-27 | 1992-04-23 | ||
| JP2002284235A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-03 | Toppan Printing Co Ltd | カップ状容器及びその製造方法 |
| JP2005271972A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Chuei Products Co Ltd | 易開封性多層容器 |
| JP2007022589A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Idemitsu Unitech Co Ltd | 包装体 |
| WO2026029036A1 (ja) * | 2024-08-02 | 2026-02-05 | 共同印刷株式会社 | 易開封性蓋材及び易開封性蓋材を有した蓋付容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0530707B2 (ja) | 1993-05-10 |
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