JPH0211032Y2 - - Google Patents

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JPH0211032Y2
JPH0211032Y2 JP10133187U JP10133187U JPH0211032Y2 JP H0211032 Y2 JPH0211032 Y2 JP H0211032Y2 JP 10133187 U JP10133187 U JP 10133187U JP 10133187 U JP10133187 U JP 10133187U JP H0211032 Y2 JPH0211032 Y2 JP H0211032Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、衣類の乾燥仕上げに用いられるト
ンネルフイニツシヤに関するものである。
〔従来の技術〕
衣類は、アイロン工程前に布地表面のしわを十
分に伸ばしておくと、非常に美しいアイロン仕上
りを得ることができる。このため、従来のクリー
ニング作業においては、洗濯後の衣類を、トンネ
ルフイニツシヤにより乾燥仕上げし、表面のしわ
を伸ばすことが行なわれている。このようなトン
ネルフイニツシヤは、直列に連結する蒸気室と熱
風室を有し、その両室内の上部に、ハンガ掛けを
所定間隔で取付けたチエーンコンベヤを設けた構
造をしており、ハンガ掛けにハンガを介して吊り
下げた衣類を、蒸気室と熱風を通過させて、蒸気
と熱風の吹出しにより乾燥仕上げする。
なお、トンネルフイニツシヤには、熱風室の次
に冷風室を連結して、乾燥仕上げした衣類に外気
を吹き付けて冷風仕上げする構造のものもある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、従来のこの種のトンネルフイニツシ
ヤは、衣類の搬送が自由に行なえるように、衣類
を搬入する蒸気室の入口と、衣類を搬出する熱風
室の出口にカーテンなどで仕切りを設け、蒸気室
と熱風室の間には仕切りを設けていない構造のも
のが多い。しかし、このような構造では、蒸気や
熱風が、蒸気室や熱風室から他の室に漏れ、衣類
を乾燥仕上げするまでに多量の蒸気や熱風を必要
とし、又機外に蒸気や熱風が吹き出して、設置周
辺の環境を悪化させるという問題がある。
一方、このような問題を改善したものとして、
第7図及び第8図に示すように、蒸気室2と熱風
室3の各出入口に一対のエアバツク30を設け
て、各出入口を仕切るようにしたものがある。こ
の場合、衣類を各室間に搬送させるには、エアバ
ツク30を回転させて、衣類を両エアバツク30
の間をすり抜けさせて行なう。
しかし、上記の構造では、第8図に示すよう
に、エアバツク30の上下の取付端部にチエーン
コンベヤを挿通させるためのすき間31が生じ、
そのすき間から蒸気や熱風が漏れるために、十分
な気密性が得られない欠点がある。また、乾燥し
て仕上つた衣類が、出口側のエアバツク30をす
り抜ける際に、エアバツク30に圧迫されて整形
がくずれるという不具合があり、さらにハンガ3
2が平面になり立体的ハンガが使用できないた
め、衣類を立体的に整形できないという問題があ
る。
また、上記エアバツク式の他に、蒸気室や乾燥
室の出入口に、衣類がすり抜け可能にゴムシール
やスダレ等を設けて蒸気や熱風の漏れを防止する
考えがある。この方法では、エアバツク式に比べ
て衣類に加わる圧迫が少なくなるが、衣類がゴム
シール等を押しのけて移動する際、ゴムシール等
に付着した蒸気や熱風による結露水や汚れが衣類
に付着する欠点がある。特に蒸気室では、内側面
に多量の結露水や汚れが付着するため、エアバツ
クやゴムシール等と衣類を接触させるシール機構
では衣類に新たに水や汚れを付着させ、仕上りを
悪くする不具合が生じる。
一方、非接触式のシール機構として蒸気室や乾
燥室の出入口をエアカーテンで仕切る方法も考え
られる。しかし、この種のエアカーテンは、蒸気
や熱気の流れを遮断する力が小さく、十分な気密
性が得られない欠点がある。
この考案は、上記の問題を解決し、高い気密性
を有してエネルギロスを極力抑制でき、しかも衣
類に結露水や汚れを付着させずに良好な立体的整
形仕上げが行なえるトンネルフイニツシヤを提供
することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題を解決するため、この考案は、蒸気
室と熱風室の各出入口に、駆動機の駆動により上
記出入口を開閉する扉を設けると共に、上記各室
にハンガ掛けを検出する検出手段を設け、上記駆
動機に、上記検出手段の信号によりハンガ掛けが
各室の所定位置にきたとき扉を閉鎖するように駆
動機を作動させ、チエーンコンベヤが作動したと
き扉を開放するように駆動機を作動させる制御手
段を接続した構成としたのである。
即ち、上記のように構成されるトンネルフイニ
ツシヤにおいては、乾燥仕上げをする際には、各
出入口の扉を閉じて蒸気室と乾燥室を密閉した状
態にし、蒸気や熱風の漏出を防止する。一方、衣
類を搬送する際には、チエーンコンベヤの動きに
連動させて各扉を開放し、衣類の移動を自由にす
る。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図及び第2図に示すように、処理ボツクス
1の内部には、蒸気室2、熱風室3、冷風室4が
それぞれ出入口を連結させて設けられており、処
理ボツクス1の上部には、各室2,3,4内の上
部を通つて処理ボツクス1外側の周囲をめぐる無
端のチエーンコンベヤ5が設けられている。
このチエーンコンベヤ5は、処理ボツクス1の
周囲に配置されたスプロケツト6とプーリ7によ
り水平状態にかけ渡されており、スプロケツト6
に連結した電動機8の駆動により回動するように
なつている。また、チエーンコンベヤ5には長さ
方向に所定間隔で複数のハンガ掛け9が取付けら
れている。このハンガ掛け9の取付ける間隔は、
蒸気室2、熱風室3、冷風室4のそれぞれに少な
くとも1個以上のハンガ掛け9が位置するように
設定し、ハンガ掛け9にハンガ10を介して吊り
下げた衣類は、チエーンコンベヤ5の動きによ
り、各室2,3,4の中央を移動する。
一方、各室2,3,4の出入口には、それぞれ
回動式の扉11が取付けられている。この扉11
は、第5図に示すように、各出入口の開口12を
完全に塞ぐ大きさに形成されており、ヒンジ13
により側辺を支点に回動可能に取付けられ、ヒン
ジ13に接続する回動棒14に連結したシリンダ
15の駆動により、回動して各出入口を開閉す
る。また、各出入口の開口12の上部には、チエ
ーンコンベヤ5とチエーンガイド5′が挿通する
溝16が設けられており、チエーンコンベヤ5は
扉11の開閉に関係なく自由に回動できるように
なつている。
また、上記シリンダ15は、電動機8と共に、
処理ボツクス1内の各乾燥仕上げ工程を制御する
制御回路に連結し、互いに連動して作動するよう
に制御されている。すなわち、電動機8によるチ
エーンコンベヤ5の始動と共に、シリンダ15が
作動し、第4図に示すように各扉11を開放して
衣類の移動を可能にし、第3図に示すように、ハ
ンガ掛け9が各室2,3,4の所定位置にきた時
点で、電動機8が停止してチエーンコンベヤ5の
走行を止めると共に、シリンダ15が作動して各
扉11を閉じ、各室2,3,4を密閉状態にす
る。上記の作動において、ハンガ掛け9を各室
2,3,4の定位置に停止させるには、ハンガ掛
け9にリミツトスイツチを取付け、各室2,3,
4内の所定位置(この場合中心位置)に、そのリ
ミツトスイツチを検知するセンサを設けて、セン
サの検知信号により電動機8の動きを止めるよう
にする。
蒸気室2は、第5図に示すように、内部の両側
面に蒸気管17が設けられ、その蒸気管17に、
室の中央を通過する衣類に向かう多数の噴霧ノズ
ル18が設けられている。この蒸気室2の作動
は、衣類を吊り下げたハンガ掛け9が各室2,
3,4の所定位置にきた時点で、すなわち、セン
サの検知信号がでた時点で蒸気を吹き出し、所定
時間の吹き出し後、蒸気回収器(図示略)により
蒸気を回収する。
一方、熱風室3と冷風室4は、第6図に示すよ
うに、側部に送風ブロア19が設けられ、熱風室
3におけるブロア19と熱風室3とを連通するダ
クト20には、加熱用のヒータ21が設けられて
いる。この熱風室3と冷風室4における仕上げ作
業は、蒸気室2の場合と同様、センサの検知信号
により作動して熱風と外気を吹き出して、衣類を
乾燥又は冷風仕上げする。
なお、各室2,3,4の導入口には、搬入され
る衣類を入り易くするためにそれぞれ傾斜部2
a,3a,4aが設けられている。
この考案の実施例は上記のような構成であり、
次に作用を説明する。
処理ボツクス1の外側にあるハンガ掛け9に、
自動又は手動により、ハンガ10を介して衣類を
吊り下げ、第4図に示すように、各扉11を開放
した状態でチエーンコンベヤ5を回動させて衣類
を搬送する。衣類を吊り下げたハンガ掛け9が、
各室2,3,4の所定位置(中心位置)にきた時
点で、第3図に示すようにチエーンコンベヤ5を
停止させ、各扉11を閉じる。この状態で、乾燥
仕上げ工程を行なう。すなわち、蒸気室2におい
ては、蒸気が吹き出して衣類布地のしわを伸ば
し、熱風室3では熱風が吹き出して衣類を乾燥さ
せる一方、冷風室4では冷風が吹き出して乾燥後
の衣類を冷やして仕上げを行なう。この工程の時
間は最も長い作業工程に合わせて実施される。一
方、このように処理ボツクス1内で仕上げを行な
つている間に、処理ボツクス1の外側にあるハン
ガ掛け9に次の衣類を吊り下げておく。
仕上げ工程が完了すると、各扉11を開き、チ
エーンコンベヤ5を移動させて、仕上げられた衣
類を搬出すると共に、次の衣類を処理ボツクス1
内に搬入し、上記の乾燥仕上げを繰り返す。
上記仕上げ作業は、各工程の起動を連続させる
ことにより自動運転で行なうことが可能であり、
又、1サイクルの工程ずつ手動操作で運転するよ
うにしてもよい。
なお、この考案のトンネルフイニツシヤは、図
示したような蒸気室、熱風室、冷風室を備えるも
のの他に、蒸気室と熱風室だけを備えたものにも
適用することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案は、蒸気室と熱
風室の各出入口に、その出入口を開閉する扉を設
けて、両室を密閉状態に仕切るようにしたので、
蒸気や熱風が他の室に漏出せず、効率よく衣類の
仕上げに作用することができ、エネルギロスを大
きく減少させることができる。
また、蒸気や熱風の外部への吹き出しが防止さ
れるので設置場所付近の環境悪化をなくすことが
できる。
さらに、衣類の搬送の際、エアバツク式のよう
に衣類が圧迫されないので、整形された衣類の形
状がくずれず、美しい仕上り状態を保つことがで
きると共に、立体的ハンガが利用でき、衣類を人
間の身体の形状に合わせた理想的な立体形状で仕
上げることができる。
また、ハンガ掛けとチエーンコンベヤの動きに
連動させて扉を開閉して、移動する衣類と扉とが
接触しないようにしたので、衣類に蒸気の結露水
や汚れが付着するのを防止することができ、仕上
りを悪化させる不具合がない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るトンネルフイニツシヤ
の縦断平面図、第2図は同上の一部省略側面図、
第3図及び第4図は同上の作動状態を示す要部平
面図、第5図は蒸気室内部を示す縦断正面図、第
6図は熱風室の縦断側面図、第7図は従来例を示
す平面図、第8図は同上の要部を示す図である。 2……蒸気室、3……熱風室、4……冷風室、
5……チエーンコンベヤ、11……扉。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直列に連結する蒸気室と熱風室内の上部にチエ
    ーンコンベヤを設け、そのチエーンコンベヤに所
    定間隔でハンガ掛けを取付け、このハンガ掛けに
    吊り下げた衣類を、前記両室を通過させて乾燥仕
    上げするトンネルフイニツシヤにおいて、上記蒸
    気室と熱風室の各出入口に駆動機の駆動により上
    記出入口を開閉する扉を設けると共に、上記各室
    に上記ハンガ掛けを検出する検出手段を設け、上
    記駆動機に、上記検出手段の信号によりハンガ掛
    けが各室の所定位置にきたとき扉を閉鎖するよう
    に駆動機を作動させ、チエーンコンベヤが作動し
    たとき扉を開放するように駆動機を作動させる制
    御手段を接続したことを特徴とするトンネルフイ
    ニツシヤ。
JP10133187U 1987-06-30 1987-06-30 Expired JPH0211032Y2 (ja)

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JPS644397U JPS644397U (ja) 1989-01-11
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