JPH0211328A - 印刷絞り成形体の製法 - Google Patents

印刷絞り成形体の製法

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JPH0211328A
JPH0211328A JP63161025A JP16102588A JPH0211328A JP H0211328 A JPH0211328 A JP H0211328A JP 63161025 A JP63161025 A JP 63161025A JP 16102588 A JP16102588 A JP 16102588A JP H0211328 A JPH0211328 A JP H0211328A
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Akihiko Machii
町井 昭彦
Katsuhiro Imazu
勝宏 今津
Masao Ishinabe
雅夫 石鍋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、印刷絞り成形体の製法に関するもので、より
詳細には、金属等の平板状素材から絞り成形によりコツ
プ状の容器やキャップを製造するに際し、該平板状素材
に対して、最終絞り成形体の側面に対応する部分に、事
前印刷を施し、絞り成形体の状態で誤差のない印刷像を
表示させる方法の改良に関する。特に本発明は、印刷用
原稿からの印刷用版の作成がコンピューター画像処理に
より行われる方法に関する。本発明は更に、金属素材の
塑性流動の異方性を考慮して誤差がなく直線性に優れた
印刷像が絞り成形缶上に表示されるようにした絞り成形
印刷缶及びその製法に関する。
(従来の技術及びその問題点) ブリキ、ティンフリースチール等の表面処理鋼板やアル
ミ等の金属板の絞り成形は、所謂シームレス缶(ツーピ
ース缶)や金属キャップ等の製造に広く使用されている
。成形後の個々の成形体に塗装や印刷を施すことは、操
作が複雑となるため、平板状素材に対して絞り成形に先
立って、事前に塗装印刷を施すことが望ましい。
この絞り成形においては、平板状金属素材が塑性流動し
てコツプ状の成形体となる。平板状素材のうち、最終絞
り成形体の周状側壁部となる部分の塑性流動を考えると
、この部分では成形体高さ方向となる方向に伸長が生じ
ていると共に、径方向に収縮が生じていることが確認さ
れている。
絞り成形用平板状素材への事前印刷については、上述し
た素材の塑性流動を考慮して、展開状態で矩形状となる
原稿を環状の版に転換することが必要であり、従来手描
き法や光学的転換法が知れられている。
手描き法と呼ばれる手法では、方眼線を有する矩形状透
明原稿を絞り成形体の周状側壁部に巻き付け、この方眼
線に対応する升目を有する環状展開面に対して、原稿の
像に該当するエリアを手描きにより塗り、平板状素材に
対する版を作成する。しかしながら、この方法では版の
作成に、作業者の熟練を必要とすると共に、多大のコス
ト及び時間を必要とし、しかも絞り成形体の周状側壁部
に実際に再現される印刷像は、精度等の点で未だ十分に
満足するものではなかった。
矩形状の原稿を、光学的に環状に展開して製版する技術
も既に提案されており、例えば、特公昭45−1138
8号公報には、矩形状原稿をその高さ方向に短縮される
ように盪影し、その短縮写真をマンドレルの周りに巻き
付け、その周りに配置した円錐台状鏡を介して再度撮影
することにより、環状に展開された像を有する版を作成
することが記載され、また特公昭48−23455号公
報には、中央に缶外径とほぼ同じ内径の孔を有する円錐
台状プリズムを用意し、この孔内面に矩形状原稿を位置
させ、この原稿像を前記プリズム及び補正レンズを介し
てカメラで撮影し、環状面の版を作成することが記載さ
れている。
しかしながら、これらの方法は、面倒な操作と格別の光
学的機器とを必要とするばかりでなく、光学系の収差等
によって、微細な網点模様を精度よく再現することが困
難であり、しかも絞り成形体の原稿が変わるごとに面倒
な変換作業を行って版の作成を行わなければならないと
いう煩わしさがある。
しかも、製缶用金属素材はいずれも高度な圧延操作によ
り薄肉化されており、この圧延の影響により絞り成形で
は素材の塑性流動に異方性を生じる。このため、得られ
る絞り成形缶側壁部、殊に側壁部上方の部分では印刷画
像に乱れを生じやすく、画像の精度や直線性が損なわれ
やすい6従って1本発明の目的は、矩形状原稿の像を、
網点乃至画素の単位で微細に且つ精度よく環状展開面の
印刷用版に製版でき、これにより矩形状原稿の像に正確
に対応して絞り成形体の周状側壁部に印刷像を形成し得
る絞り成形体の製造方法を提供するにある。
本発明の他の目的は、矩形状印刷用原稿から環状に展開
された平面状版への作成が、デジタルなコンピューター
画像処理により行われる絞り成形用素材への事前印刷法
を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、同一サイズの絞り成形による
容器やキャップに対しては、原稿デザインの変更にかか
わらず、一定のメモリーを利用して、前述したデジタル
画像処理が簡便にしかも高速で行われる絞り成形用素材
への事前印刷法を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、上述した変換処理が比較的小
容量のコンピューターにより迅速に行い得る絞り成形用
素材への事前印刷用版の作成方法を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、積層体の圧延による塑性流動
の異方性にもかかわらず、事前印刷により缶側壁外面に
良好な精度と直線性とを有する印刷画像が具現された絞
り成形印刷間を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、事前印刷された素材を絞り成形に付し
、成形体側壁部に印刷像を有する印刷絞り成形体の製法
において、 原稿上の印刷すべき像を矩形座標上のデジタル画素信号
に転換し、該矩形座標を該矩形とほぼ同面積乃至はやや
縮小された面積の環状面に展開させた際の変換座標と対
応させて、矩形座標上の画素信号を変換座標の画素信号
或は画素信号の群に変換し、変換座標上の画素信号を座
標順に読み取って素材印刷用版に転換させ、これを用い
て合成樹脂のフィルムに印刷した後、該合成樹脂フィル
ムを金属素材と積層することを特徴とする印刷絞り成形
体の製法が提供される。
本発明によればまた、事前印刷された素材を絞り成形に
付し、成形体側壁部に印刷像を有する絞り成形体を製造
する方法において、原稿上の印刷すべき像を画素に対応
するデジタル矩形座標上の画素信号に転換し、矩形座標
を該矩形とほぼ同面積乃至はやや縮小された面積の環状
面にデジタル座標変換し、矩形座標の隣り合った画素に
対応する変換座標間の隙間に存在する画素の新座標を計
算し、デジタル矩形座標上の画素信号を対応する変換座
標及び新座標に代入し、変換座標上の画素信号を座標順
に読み取って光電的に印刷用版に転換し、この印刷用版
を用いて合成樹脂フィルムに印刷した後、該合成樹脂フ
ィルムを金属素材と積層することを特徴とする方法が提
供される。
本発明の好適態様では、原稿上の印刷すべき像を矩形座
標上のデジタル画素信号に転換し、該矩形座標を該矩形
とほぼ同面積乃至はやや縮小された面積の環状面に展開
させ且つ金属素材の伸びの異方性で修正した変換座標と
対応させて、矩形座標上の画素信号を変換座標の画素信
号或は画素信号の群に変換し、変換座標上の画素信号を
座標順に読み取って素材印刷用版を形成し、これを用い
て合成樹脂のフィルムに印刷した後、該合成樹脂フィル
ムを金属素材と積層することを特徴とする絞り成形印刷
缶の製法が提供される。
本発明によれば更に、事前印刷された金属素材を絞り成
形に付することから成る成形体側壁部に印刷像を有する
絞り成形印刷缶の製法において、原稿上の印刷すべき像
を画素に対応するデジタル矩形座標上の画素信号に転換
し、矩形座標を該矩形とほぼ同面積乃至はやや縮小され
た面積の環状面でしかも金属素材の伸びの異方性で修正
した面にデジタル座標変換し、矩形座標の隣り合った画
素に対応する変換座標間の隙間に存在する画素の新座標
を計算し、デジタル矩形座標上の画素信号を対応する変
換座標及び新座標に代入し、変換座標上の画素信号を座
標順に読み取って光電的に印刷用版に転換し、この印刷
用版を用いて合成樹脂フィルムに印刷した後、該合成樹
脂フィルムを金属素材と積層することを特徴とする方法
が提供される。
本発明によれば更に、事前印刷された合成樹脂フィルム
と金属素材との積層体を絞り成形に付し、少な(とも側
壁部外面に印刷像を現出させた絞り成形印刷缶において
、側壁部上部における印刷像の周方向の直線性が圧延方
向のそれと45度で交わる方向との間におけるズレが側
壁部高さの1%以内となるように維持され、且つ印刷像
の軸方向の直線性が圧延方向から約22度離れた位置に
おけるズレが側壁部外周長さの1%以内となるように維
持されていることを特徴とする絞り成形印刷缶が提供さ
れる。
(作 用) 本発明を、添付図面に示す具体例に基づいて以下に詳細
に説明する。
印刷絞り成形体を示す第1図において、この印刷絞り成
形体1は、底部2と底部2に対して継目なしに一体に形
成された周状側壁部3とから成っており、この側壁部3
には印刷層4が設けられている。周状側壁部3を展開し
て示す第2図において、印刷層4は長さし、高さHの矩
形状のものであることが理解されよう。
この印刷絞り成形体lの製造工程を説明するための第3
−A乃至3−D図において、先ず平板状の合成樹脂フィ
ルム5aに対して印刷用版6を用いて、環状に展開され
た印刷層7を施す(第3−4図)、この環状印刷層7は
、内周部8が矩形状印刷層4の長さしとほぼ等しく、外
周部9は長さしより大きく、且つその外周部半径と内周
部半径との差りは矩形状印刷層4の高さHより小さく、
しかも矩形状印刷層4と環状印刷層7とは実質上等しい
かまたはやや縮小された面積を有する。
合成樹脂フィルム5aへの印刷は、樹脂フィルム内面側
、即ち積層する際に金属素材側になる面に逆像で印刷し
てもよいし、樹脂フィルムの外面側、即ち、積層する際
に金属素材側とならない面に正像で印刷することもでき
る。
この印刷済合成樹脂フィルム5bを金属素材5dと上述
した構成で積層する(第3−B図)。印刷面が表面にで
る場合やその他必要に応じて保護層を設けることも勿論
可能である。第3−B図では、印刷が施された面5cが
金属素材側に位置するものを示す。
印刷済積層体5を第3−C図に示す剪断工程において剪
断ダイスIOと剪断ポンチ11との組合せを用いて円形
のブランク12に打ち抜く。次いで、第3−D図に示す
絞り成形工程において、成形体外径に対応する口径を有
する絞りダイス13としわ押え14との間で円形ブラン
ク12を挟み、成形体内径に対応する外径を有する絞り
ポンチ15を押込んで、第1図に示す絞り成形体lを成
形する。
本発明によれば、第2図に示すような矩形状の印刷用原
稿から、環状に展開された印刷像を有する印刷用版を、
以下に詳述するデジタル画像処理により作成する。
この画像処理の工程を説明するための第4図のブロック
ダイヤグラムにおいて、この処理に用いるための装置は
、大まかに言って、矩形原稿16の画像を電気信号に変
換するための入力走査機構17:入力走査機構17から
の画素信号をアナログ/デジタル変換してデジタル画素
信号として入力し、必要によりこのデジタル画素信号に
基づき、修正、切ヌキ、位置指定、トリミング:合成等
の編集操作を行い、且つデジタル画素信号をデジタル/
アナログ変換して出力し得るそれ自体公知の製版用コン
ピューター18=コンピユーター18からの電気信号に
より印刷用版乃至は版下19を製造するための出力走査
機構20:製版用コンピューター18のデータを記憶さ
せるための記録材料21:及び製版用コンピューター1
8からのデジタル画素信号を、矩形座標からこれと同面
積の環状座標に座標変換するか、或は、絞り成形時に生
じる伸び(薄肉化)に対応して、原稿画像の高さ方向に
縮小し且つこの縮小処理デジタル画素信号を、縮小矩形
座標がらこれと同面積の環状座標(この環状座標は積層
体の伸びの異方性で修正されていてもよい)に座標変換
して、変換座標上の画素信号を製版用コンピューター1
8に再入力させるための変形処理用コンピューター22
から成っている。
(第一の態様) 本発明によれば、製版用コンピューター18に入力され
た矩形座標上のデジタル画素信号を、変形処理用コンピ
ューター22により、該矩形座標を該矩形とほぼ同面積
乃至はやや縮小された面積の環状面に展開させた際の変
換座標に対応させて、変換座標上の画素信号或は画素信
号の群として記録させ、変換座標上の画素信号を座標順
に読み取らせる。
この処理は、一般的に言って、(il矩形座標と環状変
換座標との対応表の作成及び(iil対応表に基づ(矩
形座標から変換座標への書換の操作を経て行われる。
対応表の作成工程(it を説明するための第5図にお
いて、工程(イ)で矩形座標の大きさ、即ち、縦横の画
素数を指定する。この際前述したように矩形座標を矩形
座標よりもやや縮小された面積の環状座標に座標変換す
る場合には、矩形座標をあらかじめ縮小処理してあく必
要がある。
この縮小処理を説明するための第6−A及び6−B図に
おいて、元の矩形座標a、b(第6−A図)と対応する
縮小矩形座標a’、b’(第6−B図)とは、式 %式%(8) 式中、ao及びboはそれぞれ四捨五 入等により丸められた整数値であり、 β。は元の矩形座標の高さであり、β は縮小された矩形座標の高さである。
を満足するように定める。この縮小処理において、元の
矩形座標の面積をS。、縮小座標の面積をS、最終缶体
の底部厚みをjB+側壁部の平均厚みなtwとすると、 の関係が成立し、これにより縮小すべき値を容易に決定
することができる。縮小処理は、画素の2゜−2行を、
平均的に削除することにより行われる。
次いで工程(ロ)で、矩形座標乃至は縮小矩形座標と同
一面積で座標変換した場合に、収まり得る大きさの二次
元配列(メモリー)、A(n、n)を準備する。工程(
ハ)で、矩形座標乃至は縮小矩形座標(以下、両者を併
せて矩形座標と呼ぶことがある)から環状面への座標変
換を行う、この座標変換を説明するための第7−A図及
び第7−B図において、矩形座標a、b(第7−A図)
と対応する変換座標a’、b’(第7−B図)とは、式 %式%(11 式中、ao及びboはそれぞれ四捨五 入した整数値であり、第7−A図にお ける半径r、角度θ及び中心Oは下記 式 となる値である。
を満足するように定める。
この座標変換時には、平板状素材の絞り加工時における
塑性流動の影響を考慮する必要がある。
即ち、第7−B図に示す環状面において、絞り成形時に
円周方向には収縮流動及び径方向には引伸し流動がそれ
ぞれ生じることがら、座標変換時に円周方向には画素を
予め増大させ、径方向には画素を減少させることが必要
となる。
この操作は、第8図に示すフローチャートにより行われ
る。即ち、矩形座標のX軸方向に隣り合った座標値■と
■とを読み取り、前述した操作で、■−■°及び■→■
°の座標変換を行う6■°と■°との間で■゛より角度
を数分の1(例えば115)だけ増加させ、この角度の
増加分に対応する新しい座標値■−を計算する。■°≠
■”である場合には■”を■°とし、前述した角度の増
加に対応する新しい座標値の計算を行う。
■”=1の場合には■を■とし、前述した操作を反復す
る。かくして、矩形座標の座標値と変換座標における座
標値の群との対応が容易に行われることになる。径方向
の座標値の減少は、矩形座標の複数の座標値が変換座標
の1つの座標値に対応する(後から入ったデータが記憶
される)ことにより容易に行われる。
再び第5図に戻って、工程(ニ)において、変換して得
られた座標値に対応する配列Aに要素に元の矩形座標値
を代入する。即ち、第7−A及び7−B図において、B
 −4Bo及びb−b’に変換されたとき、A(a、b
’)←a*ε+b(ただし、εは、bが9桁の数である
とき、10’の数である)の形で代入する。
工程(ハ)及び(勾は、矩形座標のすべての座標値につ
いて行う。
最後に、得られる二次元配列A (n、n)を磁気ディ
スク等の外部記憶装置に記録させ、対応表の作成工程が
終了する。本発明においては、−度この対応表の作成操
作を行えば、同じ絞り成形体であれば、原稿やデザイン
の変化にかかわらず反復して使用することができる。
このようにして形成された対応表に基づく矩形座標から
変換座標への書換(iil操作を説明するための第9図
において、工程(イ)で矩形原稿の大きさ(縦横の画素
′e1)の二次元配列(メモリー)、B (I2. m
)を準備する。
次いで、工程(ロ)において、前述した対応表を読み込
むための二次元配列(メモリー)、A(n、n)を準備
し、更に工程(ハ)において、書換のための二次元配列
、C(n、n)を準備する。
工程(勾において、製版用コンピューターからの矩形原
稿の画素信号を配列Bの各要素に読み込む、工程(ネ)
において、前に作成され且つ保存されている対応表を配
列Aの各要素に読み込む。
工程(へ)において、対応表の配列Aの各要素について
、代入されている矩形座標値に対応する配列Bの要素の
画素信号を、配列Aの要素番号に等しい配列Cの要素に
代入する。即ち、対応表A(a’ 、b’ )に代入さ
れている矩形座標は前述した通り、(a、b)であるが
、画素信号は、C(a’ 、b’ )−B (a、b)
の形で代入されることになる。工程(へ)において、配
列Bの要素を配列Aの全要素に対応させることにより、
配列Cに変換された画素信号が得られる。
最後に、工程(ネ)において、配列Cに得られた変換座
標を座標順に読み取って、製版用コンピューター18へ
の入力のための書換を行う。
本発明によれば、以上説明した操作により、矩形座標上
の画素信号[B (a、b)]を、矩形座標をこの矩形
とほぼ同面積乃至はやや縮小された面積の環状面に展開
させた際の変換座標と対応させて、変換座標の画素信号
或は画素信号の群[C(a’、b’)]に変換させ、し
かも変換座標上の画素信号を座標順に読み取って出力さ
せることが可能となる。
この変換座標上の画素信号は、座標順に出力走査機構2
0に供給され、印刷用版または版下の作成が行われる。
本発明の第一の態様によれば、上述した矩形原稿のデジ
タル画素信号を、コンピューターによる環状面への座標
変換により該変換座標の画素信号とすることにより、カ
メラ撮影、現像処理による画像への影響、即ち、画像の
ボケ、濃度変化等を防止して、絞り成形用素材への忠実
性、再現性に優れた事前印刷が可能となると共に、版の
作成に必要な工程数及び処理時間を著しく短縮すること
が可能となる。また、絞り加工に際し、方向の違いによ
る画像の歪への対応や、画質向上への対処も容易であり
、更に変換座標への対応表を作成すれば、同種の缶につ
いて、デザインや原稿の変更にもかかわらず、これを再
利用することによって、迅速な処理が可能となるという
利点がある。
(第二の態様) 本発明の第二の態様では、前述した対応表を作成するこ
となしに、直接矩形座標上の画素信号から変換座標上の
画素信号を得ることができる。
本発明のこの態様によれば、変形処理用コンピューター
22により、矩形座標を該矩形とほぼ同面積乃至はやや
縮小された面積の環状面にデジタル座標変換し、矩形座
標の隣り合った画素に対応する変換座標間の隙間に存在
する画素の新座標を計算し、製版用コンピューター18
に入力された矩形座標上の画素信号を、対応する変換座
標及び新座標に代入し、変換座標上の画素信号を座標順
に読み取って出力する。
この操作を説明するためのフローチャート第1O図にお
いて、先ず、ステップfi)において、製版用コンピュ
ーター18からのデジタル画素信号データから、データ
■を読み込み、次いでステップ(ii)において、矩形
座標のX軸方向にデータ■と隣り合ったデータ■を読み
込む。
ステップ(il及び(iilで読み込んだデータ■及び
■について、ステップ[1iilにおいて、矩形座標と
矩形座標と同面積乃至はやや縮小された面積の環状面に
転換された変換座標との間で、データ■−■°及び■→
■°の座標変換を行い、■゛のデータを記録する。
ステップfiiil における座標変換は、既に第一の
態様において第6−A図乃至第7−B図に関して説明し
た手順で行われる。
次いで第1O図のステップfivlにおいて、矩形座標
のX軸方向に隣り合ったデータ■及び■について、これ
らが連続した色の2点であるか否かを判定する。■及び
■が連続した色の2点である場合には、ステップfVl
において、第7−A及び7−B図に示す原理で、■°と
■°との間で■°より角度を数分の1 (例えば115
)だけ増加させ、新しい座標値■”を計算する。
次いで、ステップ(vi)において、新しい座標値■”
と変換座標値■°とを比較して、■°≠■”の場合には
、ステップ(vii)において、■”を記録して新しい
座標値■”を■°に代入し、ステップ(Vlにおいて、
角度の新たな増加分に対応する新しい座標値を計算し、
以後同様にして■゛=■”になるまでこの操作を続行す
る。
ステップ(vi)において、新座標値■”について■°
=■−となった場合には、ステップ(viiilにおい
て、矩形座標のデータ■を■とし 、ステップ(ixl
において、矩形座標のデータ読み込みが終了しているか
を判定し、終了していない場合には、ステップ(ii)
において、新たなデータ■を読み込み、前述した操作を
反復する。なお、ステップ1ivlにおいて、データ■
と■とが連続した色の2点でないと判定された場合には
、■を■とし、次のデータの読み込みが行われる。
かくして、本発明の第二の態様によれば、矩形座標値と
環状面変換座標値との対応が容易に行われると共に、こ
の対応により得られた2つの変換座標位置間の隙間に存
在する画素の新座標の計算も容易に行われ、矩形座標上
の画素信号を変換座標上或は更に新座標に代入して、円
周方向へのデータの増大を予め行っておくことが可能と
なる。
また、径方向の座標値の減少は、矩形座標の複数の座標
値のデータが変換座標の1つの座標値に対応する(後か
ら入ったデータが記憶される)ことにより容易に行われ
る。
第1O図において、ステップ(ixlにおいて、矩形座
標データの読み込みが終了されたと判定された場合には
、ステップ(x)において、縦方向の画素座標をy=1
とし、ステップ(xilにおいて、座標変換され記録さ
れたデータのうち、Y座標がyであるデータを読み込む
次いで、ステップ(xii)において、読み込まれたデ
ータについて、X座標の小さい順に並び換えて記録する
(ソート)。ステップ(xiii)において、座標変換
されたデータの記録が完了したか否かを判定し、完了し
ていない場合には、ステップ(xiv)において、y=
y+lとし、ステップ1xi)においてデータの読み込
みを行い以後の操作を続行する。
このように、座標変換されたデータが記録された順に製
版用コンピューター18に入力される。
本発明によれば、以上説明した操作により、矩形座標上
の画素信号を、矩形座標をこの矩形とほぼ同面積乃至は
やや縮小された面積の環状面に展開させた際の変換座標
と対応させて、変換座標の画素信号或は画素信号の群に
変換させ、しかも変換座標上の画素信号を座標順に読み
とって出力させることが可能となる。
この変換座標上の画素信号は、座標順に出力走査機構2
0に供給され、印刷用版または版下の作成が行われる。
本発明のこの態様によれば、前述した利点に加えて、前
述した方式で座標変換を行うことにより、比較的小容量
のコンピューターを用いて迅速に印刷用版の作成が可能
となるという利点も達成される。
(第三の態様) 既に指摘したとおり、絞り成形缶lの周状側壁部3とな
る部分では、成形体高さ方向に伸長流動が生じていると
共に周方向に収縮流動が生じている。これらの塑性流動
は積層体5の全面にわたって一様に生ずることはなく、
流動には異方性が認められる。第11図は、積層体5の
流動の異方性を説明するものであり、積層体5を製造す
る際の圧延方向X及びそれに対する直角方向Yには伸び
がもっとも小さく、軸X及びYに対し、45度をなす方
向Zにはもつとも大きい伸びを示すことが認められる。
従って、矩形状印刷層を単に環状印刷層に転換して積層
体5土に印刷を施した場合には、45度おきに大きく引
伸された印刷部分と小さく引伸された印刷部分とが存在
することになり、印刷画像が波形となって、周方向への
直線性が保たれないことになる。また、この伸びの変動
に伴なって周方向への印刷像の位置ズレ゛も生ずること
になる。
本発明の第三の態様によれば、第2図に示すような矩形
状の印刷用原稿から、第11に示す塑性流動の異方性を
考慮して、環状に展開された印刷像を有する印刷用版を
、以下に述べるデジタル画像処理により作成する。
本発明のこの態様によれば、製版用コンピューター18
に入力された矩形座標上のデジタル画素信号を、変形処
理用コンピューターにより、該矩形座標を該矩形とほぼ
同面積乃至はやや縮小された面積の環状面に展開させ且
つ積層体の伸びの異方性で修正した変換座標に対応させ
て、変換座標上の画素信号或は画素信号の群として記録
させ、変換座標上の画素信号を座標順に読み取らせる。
この処理は、−M的に言って、(io)絞り成形時の塑
性流動の異方性を考慮した矩形座標と環状変換座標との
対応表の作成及び(ii)対応表に基づく矩形座標から
変換座標への書換の操作を経て行われる。
対応表の作成工程(io)を説明するための第12図に
おいて、工程(イ)で画像ズレのデータをメモノーに読
み込む、工程(ロ)で矩形座標の大きさ、即ち、縦横の
画素数を指定する1次いで工程(ハ)で、矩形座標の画
像ズレを考慮して座標変換した場合に、収まり得る大き
さの二次元配列(メモリー)、A (n、n)を準備す
る。工程(勾で、絞り成形時の塑性流動の異方性を考慮
した矩形座標から環状面への座標変換を行う、この座標
変換は、第一の態様において、第6−A図乃至第7−B
図で説明したのと同様に行われる。
更に、この座標変換時には、絞り加工時における塑性流
動の異方性を考慮することも重要である。即ち、前述し
た圧延方向から45度隔てた方向Zでは缶軸方向(素材
径方向)の伸びが最大となり、圧延方向X或はこれと直
交方向では伸びが最小となることから、この伸びの増大
分に見合っただけ素材上に施す印刷像を予め縮小させて
おくことが必要となる。このために矩形座標上のある所
定間隔を置いた代表的な多数の位置について、高さ方向
及び周方向における画像ズレのデータを用意し、この画
像ズレデータに基づいて座標変換時に塑性流動の異方性
の修正を行う。
この操作は、第12図に示すブローチヤードにより行わ
れる。即ち、矩形座標のX軸方向に隣り合った座標値の
と■とを読み取り、これらの座標値が塑性流動の異方性
を考慮すべき設定位置にあるか否かの判断を行う、これ
らの座標値が前記設定位置以外にあるときは、第一の態
様と同様に座標変換が行われる。
読み込まれた座標値が異方性考慮設定位置にある場合に
は、各位置における高さ方向及び/又は周方向の画像ズ
レデータを読み込み、矩形座標値を修正した上で上述し
た座標変換を行う。
再び第12図に戻って、工程(ネ)において、変換して
得られた座標値に対応する配列Aの要素に元の矩形座標
値を代入する。即ち、第7−A及び7−B図において、
a−4B°及びb−b’ に変換されたとき、A (a
’ 、b’ )=a*ε+b(但し、εは、bが9桁の
数であるとき、10’の数である)の形で代入する。
工程(:)及び(幻は、矩形座標のすべての座標値につ
いて行う。
最後に、得られる二次元配列A (n、n)を磁気ディ
スク等の外部記憶装置に記録させ、対応表の作成工程が
終了する6本発明においては、−度この対応表の作成操
作を行えば、同じ絞り成形体であれば、原稿やデザイン
の変化にかかわらず反復して使用することができる。
このようにして形成された対応表に基づく矩形座標から
変換座標への書換(iil操作は第一の態様において、
第9図を引用して説明したのと同様な操作で行われる。
本発明のこの態様によれば、以上説明した操作により、
矩形座標上の画素信号[B (a、b)]を、矩形座標
をこの矩形とほぼ同面積乃至はやや縮小された面積の環
状面に展開させ且つ積層体の伸びの異方性で修正した変
換座標と対応させて、変換座標の画素信号或は画素信号
の群[C(a’ 、b’ )]に変換させ、しかも変換
座標上の画素信号を座標順に読みとって出力させること
が可能となる。
この変換座標上の画素信号は、座標順に出力走査機構2
0に供給され、印刷用版または版下の作成が行われる。
(第四の態様) 本発明の第四の態様では、第三の態様について前述した
対応表を作成することなしに、直接矩形座標上の画素信
号から素材の伸びの異方性を修正させた変換座標上の画
素信号を得ることができる。
本発明のこの態様によれば、変形処理用コンピューター
22により、矩形座標を該矩形とほぼ同面積乃至はやや
縮小された面積の環状面でしかも積層体の伸びの異方性
で修正した面にデジタル座標変換し、矩形座標の隣り合
った画素に対応する変換座標間の隙間に存在する画素の
新座標を計算し、製版用コンピューター18に人力され
た矩形座標上の画素信号を、対応する変換座標及び新座
標に代入し、変換座標上の画素信号を座標順に読み取っ
て出力する。
この操作を説明するためのフローチャート第14図にお
いて、先ず、ステップ(itにおいて、製版用コンピュ
ーター18からのデジタル画素信号データから、データ
■を読み込み、次いでステップ(iilにおいて、矩形
座標のX軸方向にデータ■と隣り合ったデータ■を読み
込む。
ステップfi)及び(ii)で読み込んだデータ■及び
■について、ステップfiiilにおいて、この矩形座
標値が異方性考慮設定位置にあるか否かを判定する。矩
形座標値が異方性考慮設定位置にある場合には、ステッ
プ(iv)において各位置における高さ方向及び/又は
周方向の画面ズレデータを読み込み、矩形座標値を修正
し1次いでステップ(Vlにおける座標変換を行う、異
方性考慮設定位置以外にある場合には、直接ステップ(
Vlにおける座標変換を行う。
即ち、ステップIV)において、矩形座標と矩形座標と
同面積乃至はやや縮小された面積の環状面に転換された
変換座標との間で、データ■−■゛及び■−■°の座標
変換を行い、■°のデータを記録する。
この座標変換は、第7−A図及び第7−B図に関して説
明した手段で行われる。各ステップも第9図に示したも
のと同様である。
第14図において、ステップ(xilにおいて、矩形座
標データの読み込みが終了されたと判定された場合には
、ステップfxiilにおいて、縦方向の画素座標をy
=1とし、ステップ(xiiilにおいて、座標変換さ
れ記録されたデータのうち、Y座標がyであるデータを
読み込む。
次いで、ステップ(xiv)において、読み込まれたデ
ータについて、X座標の小さい順に並び換えて記録する
(ソート)、ステップ(xv)において、座標変換され
たデータの記録が完了したか否かを判定し、完了してい
ない場合には、ステップ(xvil において、y=y
+1とし、ステップ(xiii)  においてデータの
読み込みを行い以後の操作を続行する。
このように、座標変換されたデータが記録された順に製
版用コンピューター18に人力される。
本発明によれば、以上説明した操作により、矩形座標上
の画素信号を、矩形座標をこの矩形とほぼ同面積乃至は
やや縮小された面積の環状面でしかも絞り成形時の塑性
流動の異方性を修正した面に展開させた際の変換座標と
対応させて、変換座標の画素信号或は画素信号の群に変
換させ、しかも変換座標上の画素信号を座標順に読み取
って出力させることが可能となる。
この変換座標上の画素信号は、座標順に出力操作機構2
0に供給され、印刷用版又は版下の作成が行われる。
本発明の第三及び第四の態様によれば、上述した矩形原
稿のデジタル画素信号を、コンピューターにより、絞り
成形時における中性流動の異方性を考慮した環状面への
座標変換を行って該変換座標の画素信号とすることによ
り、カメラ場影、現像処理による画像への影響、即ち、
画像のボケ、濃度変化等を防止して、絞り成形用素材へ
の忠実性、再現性に優れた事前印刷が可能となると共に
、版の作成に必要な工程数及び処理時間を著しく短縮す
ることが可能となる。また、絞り加工に際し、方向の違
いによる画像の歪への対応も完全に行われ、画質向上へ
の対処も容易である。更に本発明の第三の態様に従い変
換座標への対応表を作成すれば、同種の缶について、デ
ザインや原稿の変更にもかかわらず、これを再利用する
ことによって、迅速な処理が可能となるという利点があ
る。
更にまた、本発明の第四の態様に従い、座標変換を行う
と、比較的小容量のコンピューターを用いて迅速に印刷
用版の作成が可能となる。
(各機構) 人力走査機構17としては、それ自体公知の任意の人力
機構、例えば原稿をX軸方向に1ライン分読み取り(主
走査)、次いでY軸方向に位置をずらして(副走査)l
ラインづつ順次読み取る円筒走査或は平面走査式のもの
が使用され、読み取り走査は、光電子増倍管、フォトト
ランジスタ、チャージ・カップリング・デバイス等によ
り反射光又は透過光を検出して行われる。一般に、多色
原稿においては、シアン、マジエンク、イエロー及び黒
に色分解し、人力走査を行う、また、絵柄原稿と文字原
稿とでは走査線の数を変更することができる。このよう
な装置は、一般にスキャナーの名称で広(市販されてお
り、入手が容易である。
製版用コンピューター18は、大出力のコマンドの受付
、解析、各種プログラムの実行及び入出力装置の制御等
を行う中央演算装置(CPU)と、中央演算装置(CP
U)への指令を行う端末装置と、画像処理及び編集を行
うステーションとを備えており、更にシステム及び各種
ファイルの格納に使用するディスク・ドライブやシステ
ムの読み込み及び各種ファイルの待避復元に使用する磁
気テープ装置を備えている。このような製版用コンピュ
ーターの適当な例は、イスラエルのサイチック社からレ
スポンス300シリーズとして市販されているものであ
るが、これに限られず同様のものを使用することができ
る6例えば、スタジオ800シリーズ(イギリス クロ
スフィールド社)、クロマコムシステム(西ドイツ ル
ドルフ・ヘル社)、ページマチイックシステム(大日本
インキ化学工業)、シグマグラフシステム2000 (
大日本スクリーン製造)等の製版用コンピューターも使
用し得る。
出力走査機構20としては、それ自体公知の任意の走査
記録方式、例えば銀塩写真法、ドライシルバー記録法、
電子写真法、静電記録法、ネガ或はポジ型のフォトレジ
スト記録法、フォトポリマー記録法、ジアゾ写真法、重
クロム酸ゼラチン製版法、電解記録法、放電破壊記録法
、通電感熱記録法、感熱記録法、感圧記録法、インクジ
ェット記録法等を利用した種々の方式を採用でき、また
その走査方式としても、円筒走査1回転円板走査、ヘリ
ックス円筒走査、ベルト型平面走査、多針電極平面走査
等の機械走査:フライスポット管式、オプティカルファ
イバー管式、多針電極管式等の電子管走査:或は多針電
極ヘッド式等の固体走査形式のものが使用される。
本発明においては、これらの種々の記録方式の内でも、
波長オーダーの微小領域に光エネルギーを集中させ、広
範囲に光ビームを走査でき且つ迅速なオン・オフ走査も
可能であるという利点から、原稿の読み取り及び版の作
成にレーザー記録方式を用いることが望ましい。レーザ
ー光源としては、He −Neレーザー、Arレーザー
、He −Cdレーザー等が使用される。
本発明において、矩形座標及び最終変換座標における画
素の密度は、所望に応じて広範囲に変化させ得るが、−
射的に言って、12乃至100ドツト/m■の範囲内で
用いるのが望ましく、この内でも絵柄の場合には、12
乃至14ドツト/mrmの範囲、及び文字の場合には3
6乃至100ドツト/ll11の範囲とするのが望まし
い。
出力走査機構20によりシアン、マジエンタ、イエロー
及び白黒の版を直接製造して、合成樹脂フィルムの印刷
に用いることもできるし、またネガを一旦製造した後こ
れを反転焼き付けして印刷用版を製造することもできる
本発明において、矩形座標についての画像ズレデータは
、矩形座標上に絞り成形の際の素材塑性流動の異方性を
考慮すべき位置の範囲を設定し。
この設定範囲内における位置ズレデータを変形処理用コ
ンピューター22の内部メモリー或は外部メモリーに記
録させておけばよい。
缶の周状側壁部の内、缶底部に近接する部分では、塑性
流動の程度が小さく、缶端上部に向けて塑性流動の程度
が大きくなることから、一般には矩形座標上の高さが、
底から4分の1以上、特に3分の1から上の位置を異方
性考慮設定位置とすれば画面ズレ防止に関して満足すべ
き結果が得られる0周方向については、全周を異方性考
慮設定位置とすることができる。しかしながら1画像ズ
レは、第11図に示す通り、軸X及びYに対して線対称
にまた軸Zに対しても線対称に生じることから1画像ズ
レデータとしては、軸Xと軸Zとの間の角度45度以内
のものを用意しておけば、これらのデータを全周にわた
る画像ズレデータとして用いることができる0画像ズレ
データをとる各位置間の間隔は、微細であるほど、異方
性の修正が精度よく行われるが、その反面大きいメモリ
ーが必要となる。一般には、画像ズレデータの矩形座標
上の間隔は、0.1乃至2mm、特に0.5乃至1關の
範囲とすれば満足すべき修正が行われることがわかった
。画像ズレデータは、矩形状原稿から塑性流動の異方性
を考慮することなく作成した印刷用版を用いて合成樹脂
フィルムに印刷を行い。
この印刷済合成樹脂と金属素材を積層し、この積層体を
絞り成形に付し、得られる絞り成形缶の周状側壁部に矩
形用原稿を巻き付け、原稿と周状側壁部上の印刷像等の
ズレを実測することにより容易に得ることができる。
得られる画像ズレデータは、一定の金属素材に対し一定
の絞り成形を行うものであれば、印刷デザインの如何に
かかわらず反復して用いることができる。
缶の金属素材としては、未処理の鋼板(ブラックプレー
ト)、各種表面処理鋼板、例えば錫メツキ鋼板(ブリキ
)、亜鉛メツキ鋼板、アルミメツキ鋼板、ニッケルメッ
キ鋼板、クロムメツキ鋼板等のメツキ鋼板:電解クロム
酸処理鋼板等の電解処理鋼板ニリン酸及び/又はり−ロ
ム酸処理鋼板等の化学処理鋼板や、アルミニウム等の軽
金属板或はこれらの複合材等が使用される。
金属素材の素板厚は、容器の最終寸法や素材の種類によ
っても相違するが、一般に0.旧乃至0.5−m、特に
0.02乃至0.35mmの範囲にあるのが望ましい。
合成樹脂フィルムとしては、フィルム成形が可能であり
、積層材の形で深絞り成形が可能な任意の樹脂フィルム
が挙げられる。このような樹脂の適当な例は、これに限
定されないが次の通りである。
fa)ポリオレフィン類:ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリブテン−1、プロピレン−エチレン共重合体、
プロピレン−ブテン−1共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、イオン架橋オレフィン共重合体(アイオノ
マー)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体。
(bl ポリアミド類:特に一般式 %式%() 式中、nは3乃至13の数、mは4乃 至11の数である、 で表わされる反復単位から成るポリアミド類。
例えば、ポリ−ω−アミノカプロン酸、ポリ−ω−アミ
ンへブタン酸、ポリ−ω−アミノカプリル酸、ポリ−ω
−アミノカプロン酸、ポリ−ω−アミノデカン酸、ポリ
−ω−アミノウンデカン酸、ポリ−ω−アミノドデカン
酸、ポリ−ω−アミノトリデカン酸、ポリデカメチレン
アジパミド、ポリへキサメチレンドデカミド、ポリへキ
サメチレンドデカミド、ポリへキサメチレントリデカミ
ド、ポリデカメチレンアジパミド、ポリデカメチレンア
ジパミド、ポリデカメチレンドデカミド、ポリデカメチ
レントリデカミド、ポリドデカメチレンアジパミド、ポ
リデカメチレンアジパミド、ポリドデカメチレンドデカ
ミド、ポリドデカメチレントリデカミド、ポリトリデカ
メチレンアジパミド、ポリトリデカメチレンアジパミド
、ポリトリデカメチレンドデカミド、ポリトリデカメチ
レントリデカミド、ポリデカメチレンアジパミド、ボリ
デカメチレンアゼラミド、ポリドブ力メチレンアゼラミ
ド、ボリトリデカメチレンアゼラミド或はこれらのコポ
リアミド。
(C)ポリエステル類:特に一般式 %式%) 式中、R2は炭素数2乃至6のアルキ レン基、R2は炭素数2乃至24のア ルキレン基又はアリーレン基である、 で表わされる反復単位から成るポリエステル。
例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンテ
レフタレート/イソフタレート、ポリテトラメチレンテ
レフタレート、ポリエチレン/テトラメチレンテレフタ
レート、ポリテトラメチレンテレフタレート/イソフタ
レート、ポリエチレンテレフタレート/イソフタレート
、ポリテトラメチレン/エチレンテレフタレート、ポリ
エチレン/テトラメチレンテレフタレート/イソフタレ
ート、ポリエチレン/オキシベンゾエート、或はこれら
のブレンド物。
(d)その他 セロハン等の再生セルロース−ニトロセルロース、ジア
セテート、トリアセテート等のセルロース誘導体;ポリ
塩化ビニル:サランフィルム等のポリ塩化ビニリデン:
ボリビニルアルコール:ボリスチレン;フッ素樹脂;ボ
リアリレート、ポリフェニルスルフィド、ポリサルフォ
ン、ポリエーテルイミド、ポリエーテルサルホン、含フ
ツ素共重合体、ボリオキシベンジレン、ポリエーテルエ
ーテルケトン、ポリアミドイミド、ポリイミド等の特殊
エンジニアリングプラスチック。
合成樹脂フィルムは、−軸または二軸に分子配向され且
つ熱固定されていることが、耐熱性の見地から好ましい
、フィルムの厚みは一般に10乃至150μm、特に3
0乃至iooμmの範囲内にあるのがよく、この範囲よ
りも薄いと樹脂フィルムによる腐食に対する被覆効果が
失われる傾向があり、またこの範囲よりも厚いと、絞り
成形性が低下する。
樹脂フィルム層には無機フィラー乃至顔料を含有せしめ
ることが、積層材の深絞り成形性を向上させるために望
ましい。
前述したように、印刷は合成樹脂フィルムの金属素材側
となる面又は外面側となる面のどちらの面にも施すこと
が可能であるが、印刷を外面側に施す場合は、更にその
上にフィルム又は塗膜を形成することが印刷の傷つきや
ハガレを防止する上で望ましい、この除用いることがで
きる塗料は、これに限定されないが、熱硬化性或は熱可
塑性の樹脂塗料、例えば、フェノール・エポキシ塗料。
アミノ・エポキシ塗料、エポキシ・エステル塗料等の変
性エポキシ塗料:例えば、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体部分ケン化物、
塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体、エ
ポキシ変性−エボキシアミノ変性−或はエポキシフェノ
ール変性−ビニル樹脂塗料等のビニル又は変性ビニル塗
料;アクリル樹脂系塗料:油性塗料:アルキツド塗料:
ポリエステル塗料:スチレン−ブタジェン系共重合体等
の合成ゴム系塗料等を使用することができる。
塗膜の厚みは、一般に1乃至30μ、特に3乃至20μ
の範囲にあるのがよい。
印刷は、前述した方法で製造される版を用いた平版印刷
、オフセット印刷、スクリーン印刷、グラビア印刷、凸
版印刷、凹版印刷、電子写真印刷等の任意の印刷により
行うことができ、印刷インキとしては、それ自体公知の
任意の印刷インキや紫外線硬化型インキ等が使用される
合成樹脂フィルムと金属素材との積層方法としては、従
来公知の積層法、例えば、押出法、サンドイッチラミネ
ーション法等を採用できる。この際、積層に用いること
のできる接着剤としては、イソシアネート系接着剤、エ
ポキシ系接着剤、酸変性オレフィン系樹脂接着剤を挙げ
ることもでき、就中ポリエステル−ウレタン接着剤、ポ
リエステル−エポキシ−ウレタン接着剤を挙げることが
できる。
ポリエステル−ウレタン接着剤としては、水酸基末端ポ
リエステルとジイソシアネートとを反応させて得られる
イソシアネート末端ポリエステルウレタンを水或は多価
アルコールを架橋剤として架橋したものや、多価アルコ
ール、多価カルボン酸及びジイソシアネートを反応させ
て得られる水酸基末端ポリエステルウレタンをジイソシ
アネートを架橋剤として架橋したものが挙げられる。後
者のものが特に適している。
ポリエステルを構成する多価カルボン酸としては、コハ
ク酸、アジピン酸、セバシン酸、デカンカルボン酸等が
、多価アルコールとしては、エチレングリコール5プロ
ピレングリコール、ブタンジオール、グリセリン、ネオ
ペンタングリコル、エリスリトール、ソルビトール、マ
ンニトール等がまたジイソシアネートとしては、キシリ
レンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、シ
クロヘキサンジイソシアネート、イソホロンジイソシア
ネート等が挙げられる。
このタイプのポリエステルウレタン接着剤は、基ウレタ
ン基の存在により金属素材とブラツスチックフーfルム
とに強い接着結合、一般に1.4〜1.8にg/15I
II11の接着力を与えると共に、ジイソシアネートに
より導入される硬いセグメントと、ポリエステルにより
導入される軟らかいセグメントとが主鎖中に存在するこ
とにより、前述した範囲の弾性率、特に4000〜90
00Kg/cm”の弾性率を与える。
ポリエステル−エポキシ−ウレタン接着剤としては、水
酸基末端ポリエステル、エポキシ樹脂及びジイソシアネ
ート架橋剤を含む組成物から成るもので、水酸基末端ポ
リエステルを構成する多価カルボン酸、多価アルコール
やジイソシアネートとしては前に例示したものが使用さ
れる。エポキシ樹脂としてはビスフェノールAとエピク
ロルヒドリンとを反応させて得られるエポキシ樹脂が使
用される。
ポリエステル−エポキシ−ウレタン接着剤もウレタン基
の存在により、前述したポリエステルウレタン接着剤と
同様な接着力を示し、その弾性率は1020〜5100
 Kg/cm”の値を示す。
一方、酸変性オレフィン系樹脂接着剤としては、無水マ
レイン酸や、アクリル酸、メタクリル酸等のエチレン系
不飽和カルボン酸やその無水物をグラフトさせたポリプ
ロピレン、ポリエチレン、プロピレン−エチレン共重合
体等のオレフィン系樹脂が使用される。
金属素材と合成樹脂フィルムとの積層接着は、金属素材
或はフィルム表面に、上記接着剤の有機溶媒溶液或は分
散液を塗布し、溶媒を蒸発させた後1両者を圧着させる
ことにより行うことができる。接着剤の塗布量は4.0
乃至8.0g/がの範囲が好適である。
絞り成形缶を得るために、上述した印刷済積層体を円板
等の形状に打ち抜き、絞りポンチと絞りダイスとの間で
、1段或は多段の絞り加工に付する。素材の径と絞り成
形容器の底部径との比で表わされる総絞り比は、一般に
1.2乃至3.0.特に1.3乃至2.9の範囲にある
ことが望ましい。
(発明の効果) 本発明によれば、上述した方法により、側壁部上部にお
ける印刷像の周方向の直線性が圧延方向とそれと45度
で交わる方向との間におけるズレが側壁部高さの1%以
下となるように維持され、且つ印刷像の軸方向の直線性
が圧延方向から約22度離れた位置におけるズレが側壁
部外周長さの1%以内となるように維持された絞り成形
印刷面が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、印刷絞り成形体を示す斜視図、第2図は、第
1図の印刷絞り成形体の周状側壁部を展開して示す図、 第3−A図乃至第3−D図は、第1図に示す印刷絞り成
形体の製造工程を説明するための図、第4図は、画像処
理の工程を説明するためのブロックダイヤグラム、 第5図は、矩形座標と環状変換座標との対応表を作成す
る工程を説明するための図、 第6−A図及び第6−B図は、矩形座標の縮小処理を説
明するための図、 第7−A図及び第7〜B図は、矩形座標から環状面への
座標変換を説明するための図、第8図は、座標変換操作
を説明するためのフローチャート、 第9図は、矩形座標から変換座標への書換操作を説明す
るための図、 第10図は、本発明の第二の態様による座標変換操作及
び矩形座標から変換座標への書換を説明するためのフロ
ーチャート、 第11図は、絞り成形時における塑性流動の異方性を考
慮した印刷像を有する版の平面図、第12図は、矩形座
標と環状変換座標との対応表を作成する工程を説明する
ための図、第13図は、塑性流動の異方性を考慮した座
標変換操作を説明するためのフローチャート、第14図
は、塑性流動の異方性を考慮した座標変換及び変換座標
からの画素信号の読み取りを説明するためのフローチャ
ートである。 第11X1 第 2 図 第3−A図 第3−8図 第3−D図 第3−C図 第 図 第7−A図 す 第6−A図 す 第 図 第 図 第 図 ■ 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)事前印刷された素材を絞り成形に付し、成形体側
    壁部に印刷像を有する印刷絞り成形体の製法において、 原稿上の印刷すべき像を矩形座標上のデジタル画素信号
    に転換し、該矩形座標を該矩形とほぼ同面積乃至はやや
    縮小された面積の環状面に展開させた際の変換座標と対
    応させて、矩形座標上の画素信号を変換座標の画素信号
    或は画素信号の群に変換し、 変換座標上の画素信号を座標順に読み取って素材印刷用
    版に転換させ、これを用いて合成樹脂のフィルムに印刷
    した後、該合成樹脂フィルムを金属素材と積層すること
    を特徴とする印刷絞り成形体の製法
  2. (2)矩形座標上の画素信号の変換座標上の画素信号或
    は画素信号の群への変換が矩形座標と環状変換座標との
    対応表の作成操作と、対応表に基づく矩形座標から変換
    座標への書換えの操作とを経て行われる請求項1記載の
    方法。
  3. (3)矩形座標a、bと対応変換座標a’、b’とを、
    式 a’=rsinθ+O…(1) b’=rcosθ+O…(2) 式中、a’及びb’はそれぞれ四捨五入した整数値であ
    り、半径r、角度θ及び中心Oは下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼…(3) θ=2πb/m…(4) ▲数式、化学式、表等があります▼…(5) となる値である、 を満足するように行う請求項1記載の方法。
  4. (4)事前印刷された素材を絞り成形に付し、成形体側
    壁部に印刷像を有する絞り成形体を製造する方法におい
    て、原稿上の印刷すべき像を画素に対応するデジタル矩
    形座標上の画素信号に転換し、矩形座標を該矩形とほぼ
    同面積乃至はやや縮小された面積の環状面にデジタル座
    標変換し、矩形座標の隣り合った画素に対応する変換座
    標間の隙間に存在する画素の新座標を計算し、デジタル
    矩形座標上の画素信号を対応する変換座標及び新座標に
    代入し、変換座標上の画素信号を座標順に読み取って光
    電的に印刷用版に転換し、この印刷用版を用いて合成樹
    脂フィルムに印刷した後、該合成樹脂フィルムを金属素
    材と積層することを特徴とする方法。
  5. (5)矩形座標a、bと対応変換座標a’、b’とを、
    式 a’=rsinθ+O…(1) b’=rcosθ+O…(2) 式中、a’及びb’はそれぞれ四捨五入した整数値であ
    り、半径r、角度θ及び中心Oは下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼…(3) θ=2πb/m…(4) ▲数式、化学式、表等があります▼…(5) となる値である。 を満足するように行い、対応変換座標a’、b’よりも
    角度を数分の1だけ増加させ、この角度の増加分に対応
    する新しい座標値を計算する請求項4記載の方法。
  6. (6)事前印刷された金属素材を絞り成形に付すること
    から成る成形体側壁部に印刷像を有する絞り成形印刷缶
    の製法において、 原稿上の印刷すべき像を矩形座標上のデジタル画素信号
    に転換し、 該矩形座標を該矩形とほぼ同面積乃至はやや縮小された
    面積の環状面に展開させ且つ金属素材の伸びの異方性で
    修正した変換座標と対応させて、矩形座標上の画素信号
    を変換座標の画素信号或は画素信号の群に変換し、 変換座標上の画素信号を座標順に読み取って素材印刷用
    版を形成し、これを用いて合成樹脂のフィルムに印刷し
    た後、該合成樹脂フィルムを金属素材と積層することを
    特徴とする絞り成形印刷缶の製法。
  7. (7)事前印刷された金属素材を絞り成形に付すること
    から成る成形体側壁部に印刷像を有する絞り成形印刷缶
    の製法において、 原稿上の印刷すべき像を画素に対応するデジタル矩形座
    標上の画素信号に転換し、矩形座標を該矩形とほぼ同面
    積乃至はやや縮小された面積の環状面でしかも金属素材
    の伸びの異方性で修正した面にデジタル座標変換し、矩
    形座標の隣り合った画素に対応する変換座標間の隙間に
    存在する画素の新座標を計算し、デジタル矩形座標上の
    画素信号を対応する変換座標及び新座標に代入し、変換
    座標上の画素信号を座標順に読み取って光電的に印刷用
    版に転換し、この印刷用版を用いて合成樹脂フィルムに
    印刷した後、該合成樹脂フィルムを金属素材と積層する
    ことを特徴とする方法。
  8. (8)事前印刷された合成樹脂フィルムと金属素材との
    積層体を絞り成形に付し、少なくとも側壁部外面に印刷
    像を現出させた絞り成形印刷缶において、側壁部上部に
    おける印刷像の周方向の直線性が圧延方向のそれと45
    度で交わる方向との間におけるズレが側壁部高さの1%
    以内となるように維持され、且つ印刷像の軸方向の直線
    性が圧延方向から約22度離れた位置におけるズレが側
    壁部外周長さの1%以内となるように維持されているこ
    とを特徴とする絞り成形印刷缶。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6644182B1 (en) * 2002-09-23 2003-11-11 Chui-Che Chen Method of producing cone diaphragm having color patterns

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6293030A (ja) * 1985-10-17 1987-04-28 Toyo Seikan Kaisha Ltd 絞り成形用素材への事前印刷法

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