JPH021135B2 - - Google Patents

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JPH021135B2
JPH021135B2 JP14240881A JP14240881A JPH021135B2 JP H021135 B2 JPH021135 B2 JP H021135B2 JP 14240881 A JP14240881 A JP 14240881A JP 14240881 A JP14240881 A JP 14240881A JP H021135 B2 JPH021135 B2 JP H021135B2
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JP
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carbon atoms
acid
phenyl
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JP14240881A
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Tooru Takeshita
Kenji Hoshina
Akira Ootsu
Tatsuyuki Naruchi
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なアミノカルボン酸誘導体および
その製造法に関する。更に詳細には本発明は抗潰
瘍剤等の医薬品としての用途が期待される新規な
アミノカルボン酸誘導体およびその製造法に関す
る。 しかして本発明によれば、下記式〔〕 〔式中、R1は炭素数1〜7のアシル基を表わ
し、X1は炭素数3〜6のアルキレン基、1,4
―シクロヘキシレン基又は1,4―フエニレン基
を表わし、R2とR3は一緒になつてオキソ基を表
わし、X2は炭素数1〜6のアルキレン基を表わ
し、R4は―COOR5を表わし、R5は水素原子又は
炭素数1〜6のアルキル基である。〕 で表わされる新規なアミノカルボン酸誘導体又は
その塩が提供される。 他方、文献ジヤーナル・オブ・アメリカン・ケ
ミカル・ソサイエテイー(Journal of
Aamerican Chemical Society),81巻,1959,
4639〜4643.においては下記式 で表わされる3―(p―アミノアセチルフエニ
ル)プロピオン酸塩酸塩が抗ガン作用を有するク
ロラムブシル(chrorambucil)の中間体として
記載されている。 また特開昭51−101134号公報には、下記式 〔式中、Qは置換又は非置換のフエニル基又は
β―ナフチル基を意味し、置換フエニル基として
はp―ハロゲノフエニル基、o―アルコキシ―p
―ホルミルフエニル基、ビスフエニル基、p―カ
ルボキシビニルフエニル基、p―カルボキシフエ
ニル基、p―(β―アミノカルボキシエチル)フ
エニル基又はp―(カルボキシ低級アルキル)フ
エニル基を表わす。〕 で示される抗潰瘍作用を有するアミノ酸エステル
類が記載されている。 しかしながら、本発明で提供される上記アミノ
カルボン酸誘導体は、これら公知の化合物とはそ
の構造が相違しており、文献未載の新規化合物で
あつて、これら公知の化合物とはその薬理作用が
異なる抗潰瘍剤等の医薬品としての用途が期待さ
れ、また抗潰瘍剤等の医薬品の前駆体としての用
途が期待される化合物でもある。 上記式〔〕のアミノカルボン酸誘導体は、
R2,R3の定義より、次の化合物に分けることが
できる。 すなわち、下記式〔〕―a 〔式中、R1,X1,X2及びR4は上記定義に同
じ。〕 で表わされるアミノカルボン酸誘導体又はその塩
である。 R1は炭素数1〜7のアシル基である。かかる
アシル基としては、例えばホルミル、アセチル、
プロピオニル、ブチリル、バレリル、カプロイ
ル、ヘプタノイル等が挙げられる。 これらのなかでもR1はアセチル基が特に好ま
しい。 X1は炭素数3〜6のアルキレン基、1,4―
シクロヘキシレン基又は1,4―フエニレン基を
表わす。炭素数3〜6のアルキレン基としては、
トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチ
レン基、ヘキサメチレン基などが挙げられる。 X2は炭素数1〜6のアルキレン基である。 炭素数1〜6のアルキレン基としては、メチレ
ン、ジメチレン、トリメチレン、テトラメチレ
ン、ペンタメチレンが挙げられる。置換基である
炭素数1〜6のアルキル基としては、例えばメチ
ル、エチル、n―プロピル、iso―プロピル、n
―ブチル、iso―ブチル、tert―ブチル、N―ペ
ンチル、n―ヘキシル等をあげることができる。 なかでもX2はメチレン基、ジメチレン基が好
ましい。 R4は―COOR5で表わされる基であり、R5は水
素原子又は炭素数1〜6のアルキル基である。す
なわちR5が水素原子のときR4はカルボキシル基
であり、R5が炭素数1〜6のアルキル基のとき
R4はエステル基である。炭素数1〜6のアルキ
ル基としてはX2について上記に例示したものと
同じものが例示される。 また上記式〔〕において、X1が1,4―シ
クロヘキシレン基である場合、いす型、ボート型
のいずれの形態であつてもよく、また2つの結合
手はシスの関係にあつてもトランスの関係にあつ
てもよい。好ましくはいす型の形態におけるトラ
ンスの関係にあるものである。 本発明のアミノカルボン酸誘導体はR4がカル
ボキシル基である場合(R5が水素原子の時)こ
のカルボキシル基における塩であることができ
る。カルボキシル基における塩としては、アルカ
リ金属、1/2当量のアルカリ土類金属、1/3当量の
アルミニウム、アンモニウム等との塩が好ましく
挙げられる。なかでも特にリチウム、ナトリウ
ム、カリウム、1/2カルシウム、1/2マグネシウ
ム、1/3アルミニウムの塩が好ましい。 本発明により提供される上記式〔〕で表わさ
れる化合物としては、例えば下記の如き化合物を
例示することができる。 (i) 式〔〕―aで表わされる化合物 (100) 3―〔p―(4―N―アセチルアミノメ
チルシクロヘキシルカルボニル)フエニル)
プロピオン酸、 (102) 3―〔p―(4―N―プロピオニルアミ
ノメチルシクロヘキシルカルボニル)フエニ
ル〕プロピオン酸、 (104) 3―〔p―(4―N―カプロイルアミノ
メチルシクロヘキシルカルボニル)フエニ
ル〕プロピオン酸、 (108) 2―〔p―(4―N―アセチルアミノメ
チルシクロヘキシルカルボニル)フエニル〕
酢酸、 (110) 4―〔p―(4―N―アセチルアミノメ
チルシクロヘキシルカルボニル)フエニル〕
酪酸、 (112) 3―〔p―(4―N―アセチルアミノメ
チルシクロヘキシルカルボニル)フエニル〕
プロピオン酸メチル、 (114) 3―〔p―(4―N―プロピオニルアミ
ノメチルシクロヘキシルカルボニル)フエニ
ル〕プロピオン酸エチル、 (116) 3―〔p―(4―N―カプロイルアミノ
メチルシクロヘキシルカルボニル)フエニ
ル〕プロピオン酸ブチル、 (118) 2―〔p―(4―N―アセチルアミノメ
チルシクロヘキシルカルボニル)フエニル〕
酢酸メチル、 (120) 4―〔p―(4―N―アセチルアミノメ
チルシクロヘキシルカルボニル)フエニル〕
酪酸メチル、 (134) 3―〔p―(4―N―アセチルアミノメ
チルベンゾイル)フエニル〕プロピオン酸、 (136) 3―〔p―(4―N―アセチルアミノメ
チルベンゾイル)フエニル〕プロピオン酸メ
チル、 (138) 3―〔p―4―N―アセチルアミノメチ
ルベンゾイル)フエニル)プロピオン酸ブチ
ル、 (140) 2―〔p―(4―N―アセチルアミノメ
チルベンゾイル)フエニル〕酢酸、 (142) 2―〔p―(4―N―アセチルアミノメ
チルベンゾイル)フエニル〕酢酸メチル、 (144) 4―〔p―(4―N―アセチルアミノメ
チルベンゾイル)フエニル〕酪酸、 (146) 4―〔p―(4―N―カプロイルアミノ
メチルベンゾイル)フエニル〕酪酸メチル、 (156) 3―〔p―(δ―N―アセチルアミノバ
レリル)フエニル〕プロピオン酸、 (158) 3―〔p―(ε―N―アセチルアミノカ
プロイル)フエニル〕プロピオン酸、 (159) 3―〔p―(ω―N―アセチルアミノオ
クタノイル)フエニル〕プロピオン酸、 (160) 3―〔p―(ω―N―アセチルアミノヘ
プタノイル)フエニル〕プロピオン酸、 (161) 3―〔p―(ε―N―アセチルアミノカ
プロイル)フエニル〕プロピオン酸メチル、 (162) 3―〔p―(δ―N―アセチルアミノバ
レリル)フエニル〕プロピオン酸メチル、 (164) 3―〔p―(ε―N―アセチルアミノカ
プロイル)フエニル〕プロピオン酸ブチル、 (165) 3―〔p―(ω―N―アセチルアミノオ
クタノイル)フエニル〕プロピオン酸メチ
ル、 (166) 2―〔p―(ε―N―アセチルアミノカ
プロイル)フエニル〕酢酸、 (168) 4―〔p―(ε―N―アセチルアミノカ
プロイル)フエニル〕酪酸、 これらの化合物と同様に、以下の化合物も例示
される。 化合物(100)〜(104),(108)〜(110),
(134),(140),(144),(156)〜(160)、(166

〜(168)のナトリウム塩、カリウム塩、カルシ
ユウム塩、アルミニウム塩。また化合物(100)
〜(120)はシクロヘキサン環に関しトランス体、
シス体あるいはこれらの混合物の形態にあること
ができる。 本発明で提供される上記式〔〕で表わされる
化合物は次のようにして製造することができる。 製造法 a 本発明によれば、下記式〔〕―a 〔式中、R1,X12及び上記定義に同じ。〕 で表わされるアミノカルボン酸誘導体又はその塩
は、下記式〔〕、 R1NHCH2―X1―CO―Hal …〔〕 〔式中、R1及びX1は上記定義に同じであり、
Halはハロゲン原子を表わす。〕 で表わされるアミノカルボン酸ハライドと、下記
式〔〕 〔式中、X2は上記定義に同じであり、R41は―
COOR51を表わしR51は炭素数1〜6のアルキル
基である。〕 で表わされる化合物とを、ルイス酸の存在下にア
シル化反応せしめ、次いで、必要に応じて加水分
解及び/又は塩生成反応に付すことによつて製造
される。 上記式〔〕において、R1,X1の定義は上記
式〔〕におけると同じであり、Halはハロゲン
原子を表わし、好ましくは塩素原子又は臭素原子
である。上記式〔〕で表わされるアミノカルボ
ン酸ハライドは、相当するアミノカルボン酸を塩
化チオニル、三塩化リン、五塩化リン等のハロゲ
ン化剤と反応せしめる公知の方法により製造する
ことができる。 他方の原料である上記式〔〕において、X2
は上記式〔〕におけると同じであり、R41は―
COO51を表わす。ここでR51は炭素数1〜6のア
ルキル基である。かかるアルキル基は上記式
[]において例示したものと同じものを例示す
ることができる。 上記式〔〕で表わされるアミノカルボン酸ハ
ライドの例として次のものが挙げられる。 4―N―アセチルアミノメチルシクロヘキサン
カルボン酸クロライド、 4―N―アセチルアミノメチルシクロヘキサン
カルボン酸ブロマイド、 4―N―アセチルアミノメチル安息香酸クロラ
イド、 ε―N―アセチルアミノカプロン酸クロライ
ド、 上記式〔〕で表わされる化合物としては次の
ものが挙げられる。 3―フエニルプロピオン酸メチル、 3―フエニルプロピオン酸エチル、 4―フエニル酪酸メチル、 4―フエニル酪酸エチル、 本発明の上記アシル化反応は、上記式〔〕の
アミノカルボン酸ハライドと上記式〔〕の化合
物とを、ルイス酸の存在下に反応せしめることに
より行なわれる。ルイス酸としては、例えば塩化
アルミニウム、臭化アルミニウムの如きハロゲン
化アルミニウム化合物;塩化亜鉛の如きハロゲン
化亜鉛化合物;塩化第二鉄の如きハロゲン化鉄化
合物;塩化第二スズの如きハロゲン化スズ化合
物;あるいは塩化チタンの如きハロゲン化チタン
化合物等を好ましいものとして挙げることができ
る。これらのうちハロゲン化アルミニウム化合物
およびハロゲン化亜鉛化合物が特に好ましく用い
られる。 反応は、化学量論的には一般式〔〕のアミノ
カルボン酸ハライド1モルと一般式〔〕の化合
物1モルとの縮合反応であるが、いずれか一方を
化学量論的量よりも多量に用いることは何んらさ
しつかえない。通常、許容し得る量的割合とし
て、いずれか一方を他方に対し0.1〜10倍の範囲
で用いることができる。反応は発熱を伴ない進行
するので、ルイス酸は、使用する原料物質のうち
量的割合の少ないいずれか一方の原料物質1モル
に対し、好ましくは約1〜約20モル、より好まし
くは約1.5〜約10モル、特に好ましくは約2〜約
5モルとなる割合で用いられる。 一般式〔〕の化合物が反応条件下で液状を呈
するならば、反応が進行するために反応媒体の存
在が必須ではないが、反応は好ましくは反応媒体
の存在下に実施される。反応媒体としては非プロ
トン性不活性有機溶媒が好ましく、例えばクロロ
ホルム、四塩化炭素、ジクロロメタン、ジクロロ
エタン、テトラクロロエタン、ジブロモエタン、
ブロモベンゼン、クロロベンゼンの如きハロゲン
化炭化水素;ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサ
ン、リグロインの如き炭化水素;あるいはニトロ
ベンゼン、二硫化炭素等が用いられる。 反応は、通常約0℃〜反応系の還流温度の間の
温度で好ましく実施される。特に好ましくは、室
温〜80℃の間の温度で実施される。 反応を実施するに際しては、アミノカルボン酸
ハライドとルイス酸との反応媒体中の混合物に、
上記式〔〕の化合物を添加するか、アミノカル
ボン酸ハライドと上記式〔〕の化合物との反応
媒体中の混合物にルイス酸を少量ずつ添加する
か、又は上記式〔〕の化合物とルイス酸との反
応媒体中の混合物にアミノカルボン酸ハライドを
添加するか、のいずれかの操作が好ましく採用さ
れる。これらのうち、最初の操作が特に好ましく
採用される。 反応は通常約5分〜約24時間で終了する。 上記アシル化反応の後、目的物を単離精製する
には次のようにして行なわれる。 すなわち、反応混合物又は残渣に水又は水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム等の塩基性化合物の水溶液を加えて
先ずルイス酸を分解せしめる。その後、反応溶媒
が抽出溶媒となるときには、生成物を反応溶媒の
溶液として分離すればよい。反応溶媒が抽出溶媒
のため溶媒として用いられないときには、反応溶
媒を除去してエーテル、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロルエタン、ベンゼン、トルエン、キシ
レン等の水不混和性有機溶媒で抽出するか、ある
いは反応溶媒および水を除去し得られた残渣に水
不混和性有機溶媒および水を加えて抽出すればよ
い。 抽出・分離された有機層は次いで水洗、乾
燥、濃縮され、目的物を与える。 目的物は、式〔〕―aにおいてR1がアシル
基の如き保護基に相当し、R4がR41である化合物
として得られる。 (i) かくして得られる化合物は、更に必要に応じ
てエステル基(―COOR51)の加水分解反応に
付される。かかる加水分解は、酸又はアルカリ
を触媒としてそれ自体公知の方法により行なわ
れる。 酸を触媒として用いたときには、式〔〕―
aにおいて、R1がアシル基であり、R4
COOHであるアミノカルボン酸誘導体が得ら
れる。 酸触媒としては、塩酸、臭化水素酸、硫酸、
リン酸などの無機酸;酢酸、プロピオン酸、マ
レイン酸などの有機カルボン酸;メタンスルホ
ン酸、ベンゼンスルホン酸などの有機スルホン
酸などが挙げられる。 酸触媒を用いた加水分解の後、日的物を取得
するには、反応混合物を通常蒸発乾固し、次い
で得られた残渣に水を加え有機溶媒で抽出し得
られた有機層から通常の方法で目的物を分離す
るか、又は残渣についてそのまま再結晶するか
又は残渣についてクロマトグラフイーを行な
う。 アルカリを触媒として用いたときには、式
〔〕―aにおいて、R1がアシル基又はであ
り、R4が塩の形態にあるカルボキシル基であ
る化合物が生成する。 アルカリ触媒としては、水酸化ナトリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸カリウムなどが挙げられる。 アリカリ触媒を用いた場合に、目的物を取得
するには、通常反応混合物に酸を加えて塩の形
態にあるカルボキシル基を中和してカルボキシ
レート基を―COOHに変換し、次いで酸触媒
を用いた反応混合物から目的物を分離する上記
条件と同様の操作を行なえばよい。 (ii) かくして得られる化合物は更に必要に応じ
て、塩生成反応に付される。 すなわち、R4が―COOHの塩の形態にある
化合物を取得するにはR4が―COOHである式
〔〕―aの化合物と上記アルカリ触媒で用い
た如き塩基性化合物とを中和反応せしめ、次い
で反応混合物を蒸発乾固し、残渣に適宜、再結
あるいはクロマトグラフイー等を行えばよい。 かくして製造される本発明のアミノカルボン酸
誘導体は、抗潰瘍剤等の医薬品への用途が期待さ
れる有用な化合物である。 以下に、本発明を実施例によつて更に詳細に説
明する。 実施例 1 3―〔p―(トランス―4―N―アセチルアミ
ノメチルシクロヘキシルカルボニル)フエニ
ル〕プロピオン酸メチル(トランス(112))の
合成 トランス―4―N―アセチルアミノメチルシク
ロヘキサンカルボン酸クロリド3gを二硫化炭素
50mlに懸濁させはげしく撹拌しながら氷冷下に塩
化アルミニウム5.5gを加えたのちフエニルプロ
ピオン酸メチルエステル23gと二硫化炭素30mlの
溶液を添加し還流下に25時間撹拌した。反応終了
後溶媒を留去し、残渣に水を加えたのちクロロフ
オルムで抽出した。クロロフオルム層を水洗し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥したのちクロロフオル
ムを減圧下に留去すると淡黄色のアモルフアス状
の物質が得られた。このものをシリカゲルを担体
とするカラムクロマトグラフイー(溶出溶媒:ク
ロロフオルムと酢酸エチルの混合溶媒)で精製し
目的とするトランス(112)3.0g(収率:63%)
を得た。 このものは下記の物性を有し構造を支持する。 NMR(CDCl3),δ(ppm): 7.85(2H,d,J=8.5Hz,ベンゼン環Hs), 7.25(2H,d,J=8.5Hz,ベンゼン環Hs), 5.85(1H,m,【式】), 3.65(3H,s,―COOCH3 ), 2.3〜3.4,1.0〜2.2(16H,m,―CH2 ―とシ
クロヘキサン環Hs), 2.0(3H,s,【式】), 実施例 2 3―〔p―(トランス―4―N―アセチルアミ
ノメチルシクロヘキシルカルボニル)フエニ
ル〕プロピオン酸(トランス(100))の合成 実施例1で得られたトランス(112)1gを2N
塩酸30mlに懸濁させ48時間室温下に加水分解反応
を行なつた。反応終了後、減圧下に塩酸を留去し
得られた残渣をプレパラライブ薄層クロマトグラ
フイーで単離精製し目的とするトランス(100)
845mg(収率88%)を得た。このものは下記の物
性を有し構造を支持する。 NMR(MeOH―d4),δ(ppm): 7.8(2H,d,J=8.5Hz,ベンゼン環Hs), 7.25(2H,d,J=8.5Hz,ベンゼン環Hs), 2.0(3H,s,【式】), 1.0〜3.4(16H,m,シクロヘキサン環と―C
H2―), 実施例 3 3―〔p―(ε―N―アセチルアミノカプロイ
ル)フエニル〕プロピオン酸メチル(161)の
合成 ε―N―アセチルアミノカプロン酸をベンゼン
中、塩化チオニルと反応させて製造したε―N―
アセチルアミノカプロン酸クロリド800mgを二硫
酸炭素20mlに懸濁させ、はげしく撹拌しながら氷
冷下に塩化アルミニウム1.3gを加えたのち、フ
エニルプロピオン酸メチルエステル550mgと二硫
化炭素5mlの溶液を添加し還流下に4時間撹拌し
た。反応終了後、二硫化炭素層をデカンテーシヨ
ンで分離し残渣に少量の氷水を注意深く加え過剰
の塩化アルミニウムを分解する。更に得られた水
溶液に水酸化ナトリウム水溶液を加え、生じた水
酸化アルミニウムを溶解させたのちクロロフオル
ムで3回抽出した。クロロホルム層を水洗し、無
水硫酸ナトリウムで乾燥したのちクロロホルムを
減圧下に留去すると白色の油状物質900mgが得ら
れる。 このものは下記の物性を有し、3―〔p―(ε
―N―アセチルアミノカプロイル)フエニル〕プ
ロピオン酸メチル(161)と同定された。 NMR(CDCl3):δ(ppm): 7.85(2H,d,J=8.5Hz,ベンゼン環Hs), 7.25(2H,d,J=8.5Hz,ベンゼン環Hs), 3.6(3H,s,【式】), 2.2〜3.5(8H,m,CH2 ―), 1.95(3H,s,【式】) 1.3〜1.8(6H,m,―CH2 ―), 実施例 4 3―〔p―(ω―N―アセチルアミノオクタノ
イル)フエニル〕プロピオン酸メチル(165)
の合成 ω―N―アセチルアミノカプリン酸クロライド
500mgを二硫化炭素20mlに懸濁させ、はげしく撹
拌しながら氷冷下に塩化アルミニウム1gを加え
たのちフエニルプロピオン酸メチルエステル374
mgと二硫化炭素10mlとの溶液を添加し環流下に
3.5時間反応させた。反応終了後溶媒を留去した
のち残渣に水を加え、クロロフオルムで抽出し
た。クロロフオルム層を常法に従つて処理し、得
られた残渣をカラムクロマトグラフイー(溶出溶
媒:クロロフオルム)で精製し目的とする(165)
545mg(収率;69%)を得た。 このものは下記の物性を有し構造を支持する。 NMR(CDCl3),δ(ppm) 7.85(2H,d,J=8.5Hz,ベンゼン環Hs), 7.25(2H,d,J=8.5Hz,ベンゼン環Hs), 3.6(3H,s,【式】), 1.3〜3.5(18H,m,メチレン), 2.0(3H,s,【式】), 実施例 5 3―〔p―(ω―N―アセチルアミノオクタノ
イル)フエニル〕プロピオン酸(159)の合成 実施例4で得られた3―〔p―(ω―N―アセ
チルアミノオクタノイル)フエニル〕プロピオン
酸メチル(165)300mgを実施例2と同様に処理
し、精製し目的とする(159)227mg(収率:79
%)を得た。 このものは下記の物性を有し構造を支持する。 NMR(MeOH―d4),δ(ppm): 7.95(2H,d,J=8.5Hz,ベンゼン環Hs), 7.32(2H,d,J=8.5Hz,ベンゼン環Hs), 1.0〜3.2(18H,m,メチレン), 2.0(3H,s,【式】), 実施例 6 3―〔p―(δ―N―アセチルアミノバレリ
ル)フエニル〕プロピオン酸メチル(162)の
合成 δ―N―アセチルアミノバレリル酸クロライド
400mgを二硫化炭素に懸濁させはげしく撹拌しな
がら氷冷下に塩化アルミニウム1gを加えたのち
フエニルプロピオン酸メチルエステル369mgと二
硫化炭素5mlとの溶液を添加し還流下に2時間反
応させた。以下実施例4と同様に処理し目的とす
る(162)657mg(収率:52%)を得た。 このものは下記の物性を有し構造を支持する。 NMR(CDCL3),δ(ppm): 7.85(2H,d,J=8.5Hz,ベンゼン環Hs), 7.25(2H,d,J=8.5Hs,ベンゼン環Hs), 3.65(3H,s,【式】), 1.0〜3.3(12H,m,メチレン), 2.0(3H,s,【式】), 実施例 7 3―〔p―(4―N―アセチルアミノメチルベ
ンゾイル)フエニル〕プロピオン酸メチル
(136)の合成 4―N―アセチルアミノメチル安息香酸を塩化
チオニルと反応させて製造した4―N―アセチル
アミノメチル安息香酸クロリド1.0gを二硫化炭
素30mlに懸濁させ、はげしく撹拌しながら氷冷下
に塩化アルミニウム1.9gを加えたのち、フエニ
ルプロピオン酸メチルエステル776mgと二硫化炭
素10mlの溶液を添加し還流下に4時間撹拌した。
反応終了後、二硫化炭素層をデカンテーシヨンで
分離し残渣に少量の氷水を注意深く加え過剰の塩
化アルミニウムを分解する。次いで酢酸エチルで
3回抽出した。酢酸エチル層を1N水酸化ナトリ
ウム水溶液で洗い次いで水洗し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。酢酸エチル減圧下に留去すると
黄色の油状物質1122mgが得られた。 このものは下記の物性を有し、(136)と同定さ
れた。 NMR(CDCl3),δ(ppm): 7.2〜7.8(8H,m,ベンゼン環Hs), 4.4(2H,d,J=6Hz,―NH―CH2 ―), 3.6(3H,s,【式】), 2.4〜3.2(4H,m,―CH2 ―), 2.0(3H,s,【式】), 実施例 8 2―〔p―(4―N―アセチルアミノメチルベ
ンゾイル)フエニル〕酢酸メチル(142)の合
成 4―N―アセチルアミノメチル安息香酸クロリ
ド1.0gを二硫化炭素35mlに懸濁させ、はげしく
撹拌しながら氷冷下に塩化アルミニウム20gを加
えたのちフエニル酢酸メテルエステル709mgと二
硫化炭素15mlの溶液を添加し還流下に4時間撹拌
した。 以下実施例7と同様に処理し下記物性を有する
目的とする(142)753mg(収率:49%)を得た。 NMR(CDCl3),δ(ppm): 7.1〜7.9(8H,m,ベンゼン環Hs), 4.4(2H,d,J=6Hz,―NH―CH2 ―), 3.6(3H,s,【式】), 3.55(2H,s,―CH2―), 2.0(3H,s,【式】),

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式[] 〔式中、R1は炭素数1〜7のアシル基を表わ
    し、X1は炭素数3〜6のアルキレン基、1,4
    ―シクロヘキシレン基又は1,4―フエニレン基
    を表わし、R2とR3は一緒になつてオキソ基を表
    わし、X2は炭素数1〜6のアルキレン基を表わ
    し、R4は―COOR5を表わし、R5は水素原子又は
    炭素数1〜6のアルキル基である。〕 で表わされるアミノカルボン酸誘導体又はその
    塩。 2 上記式[]においてR1がアセチル基であ
    特許請求の範囲第1項載のアミノカルボン酸誘導
    体又はその塩。 3 上記式[]においてX2がメチレン基又は
    ジメチレン基である特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載のアミノカルボン酸誘導体又はその塩。 4 下記式[] R1NHCH2―X1―CO―Hal …[] 〔式中、R1は炭素数1〜7のアシル基を表わ
    し、X1は炭素数3〜6のアルキレン基、1,4
    ―シクロヘキシレン基又は1,4―フエニレン基
    を表わし、Halはハロゲン原子を表わす。〕 で表わされるアミノカルボン酸ハライドと下記式
    [] 〔式中、X2は炭素数1〜6のアルキレン基を
    表わし、R41は―COOR51を表わしR51は炭素数1
    〜6のアルキル基である。〕 で表わされる化合物とをルイス酸の存在下にアシ
    ル化反応せしめることを特徴とする下記式[]
    ―a 〔式中、R1,X1,X2及びR41は上記定義に同
    じ。〕 で表わされるアミノカルボン酸誘導体又はその塩
    の製造法。
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