JPH02115346A - 高濃度ハロゲン化物中で優れた耐食性を有するフェライト系ステンレス鋼 - Google Patents
高濃度ハロゲン化物中で優れた耐食性を有するフェライト系ステンレス鋼Info
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- JPH02115346A JPH02115346A JP26418488A JP26418488A JPH02115346A JP H02115346 A JPH02115346 A JP H02115346A JP 26418488 A JP26418488 A JP 26418488A JP 26418488 A JP26418488 A JP 26418488A JP H02115346 A JPH02115346 A JP H02115346A
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- stainless steel
- steel
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- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ハロゲンイオン濃度の高いハロゲン化物中で
、優れた耐食性、特に耐孔食性を示すフェライト系ステ
ンレス鋼に関する。
、優れた耐食性、特に耐孔食性を示すフェライト系ステ
ンレス鋼に関する。
〔従来の技術J
近年、利用価値の低い工業用廃水としての温水や低温熱
源を熱交換器をもって利用する傾向にあるか、その熱媒
体としてハロゲンイオン濃度10%以上の高濃度のハロ
ゲン化物水溶液や、低融点の溶融塩が利用されようとし
ている。しかし、このような高濃度のハロゲン化物中で
の耐食合金の挙動については、殆ど研究されていないの
が現状である。
源を熱交換器をもって利用する傾向にあるか、その熱媒
体としてハロゲンイオン濃度10%以上の高濃度のハロ
ゲン化物水溶液や、低融点の溶融塩が利用されようとし
ている。しかし、このような高濃度のハロゲン化物中で
の耐食合金の挙動については、殆ど研究されていないの
が現状である。
−Hに、オーステナイト系ステンレス鋼は、耐誘性、耐
食性とも優れてはいるが、ハロゲンイオンの存在下では
応力腐食割れ(以下SCCという)を起こすため、上述
の熱交換器用材料には適していない。
食性とも優れてはいるが、ハロゲンイオンの存在下では
応力腐食割れ(以下SCCという)を起こすため、上述
の熱交換器用材料には適していない。
また、2相ステンレス鋼は耐SCC性には優れているが
、耐孔食性が不十分なため上述の材料には適さない。
、耐孔食性が不十分なため上述の材料には適さない。
最近では、高耐食性のフェライト系ステンレス鋼も数多
く開発されているが、それらは海水を代表とする低濃度
のハロゲン化物水溶液中で使用することを主たる目的と
しているために、高濃度のハロゲン化物中では十分な耐
食性が得られないのが実情である。
く開発されているが、それらは海水を代表とする低濃度
のハロゲン化物水溶液中で使用することを主たる目的と
しているために、高濃度のハロゲン化物中では十分な耐
食性が得られないのが実情である。
従来より耐孔食性の優れたステンレス鋼としては、Cr
fi、Mo量を高め、C,N、P、S、Mn等の不純物
元素量を極力下げる方向で開発が行われており、特に海
水環境に対しては数々の耐食ステンレス鋼が開発されて
きた。しかし、これら従来鋼のハロゲンイオンをイオン
濃度として10%以上含有する高濃度のハロゲン化物中
(水溶液や溶融塩)での耐食性に関しては殆ど研究が行
われていない。
fi、Mo量を高め、C,N、P、S、Mn等の不純物
元素量を極力下げる方向で開発が行われており、特に海
水環境に対しては数々の耐食ステンレス鋼が開発されて
きた。しかし、これら従来鋼のハロゲンイオンをイオン
濃度として10%以上含有する高濃度のハロゲン化物中
(水溶液や溶融塩)での耐食性に関しては殆ど研究が行
われていない。
本発明者らは、高濃度ハロゲン化物中での従来材の耐食
性を調査した。
性を調査した。
例を上げると、5US316鋼を代表するとオーステナ
イト系ステンレス鋼は、耐孔食性ではフェライト系ステ
ンレス鋼より優れているが耐SCC性に劣っており、高
濃度ハロゲン化物中では短時間で貫通割れを起こすもの
さえある。
イト系ステンレス鋼は、耐孔食性ではフェライト系ステ
ンレス鋼より優れているが耐SCC性に劣っており、高
濃度ハロゲン化物中では短時間で貫通割れを起こすもの
さえある。
また、5US329J 1を代表とする2相ステンレス
鋼は耐SCC性に優れており、高濃度ハロゲン化物中で
もSCCを起こしにくいが、耐孔食性はフェライト相に
優先的に孔食が発生するため使用できない。2相ステン
レス鋼に関し、特開昭50−84412等が開示されて
いるが、同じく十分な耐食性が得られない。
鋼は耐SCC性に優れており、高濃度ハロゲン化物中で
もSCCを起こしにくいが、耐孔食性はフェライト相に
優先的に孔食が発生するため使用できない。2相ステン
レス鋼に関し、特開昭50−84412等が開示されて
いるが、同じく十分な耐食性が得られない。
フェライト系ステンレス鋼に関しては、特公昭59−5
2226、特公昭59−38300等が開示されている
が、高濃度ハロゲン化物中で十分な耐食性を得るに至っ
ていない。
2226、特公昭59−38300等が開示されている
が、高濃度ハロゲン化物中で十分な耐食性を得るに至っ
ていない。
本発明は上記従来技術の欠点を解決し、ハロゲン濃度l
O%以上の高濃度ハロゲン化物を利用する熱交換器など
の材料として、十分な耐食性が得られるステンレス鋼を
提供しようとするものであある。
O%以上の高濃度ハロゲン化物を利用する熱交換器など
の材料として、十分な耐食性が得られるステンレス鋼を
提供しようとするものであある。
〔課題を解決するための手段1
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するために、研
究を重ねた結果、高濃度ハロゲン化物中では、ステンレ
ス鋼をフェライト単相とし、特にA2、Ni、Cu、M
o、Crの適量添加が有効であることを発見し完成した
ものである。
究を重ねた結果、高濃度ハロゲン化物中では、ステンレ
ス鋼をフェライト単相とし、特にA2、Ni、Cu、M
o、Crの適量添加が有効であることを発見し完成した
ものである。
本発明の要旨とするところは、
c : o、ot重量%以下
1C:0.40〜1.50川量%
Mn:2.0重量%以下
Cr: 16.o〜23.0重量%
Al: 0.01〜1.00重量%
N : 0.05重計%以下
Ni:0.60〜3.00重量%
C11: O,l O〜3.00重量%を含み、残部
Feおよび不可避的不純物より成るフェライト系ステン
レス鋼、 上記成分に加え、さらに、 Mo : 0.30〜3.00ffX量%を含み、残部
Feおよび不可避的不純物より成るフェライト系ステン
レス鋼、 上記2種の成分に加え、さらに、 Ti:0.05〜1.00重量% Nb: 0.05〜1.00重量% V : 0.05〜1.00重量%のうち1種また
は2種以上を含み、残部Fej5よび不可避的不純物よ
り成るフェライト系ステンレス鋼である。
Feおよび不可避的不純物より成るフェライト系ステン
レス鋼、 上記成分に加え、さらに、 Mo : 0.30〜3.00ffX量%を含み、残部
Feおよび不可避的不純物より成るフェライト系ステン
レス鋼、 上記2種の成分に加え、さらに、 Ti:0.05〜1.00重量% Nb: 0.05〜1.00重量% V : 0.05〜1.00重量%のうち1種また
は2種以上を含み、残部Fej5よび不可避的不純物よ
り成るフェライト系ステンレス鋼である。
[作用]
本発明者らは、高濃度ハロゲン化物中でステンレス鋼の
耐食・殴に及ぼす構成元素の影響をくまなく調査した結
果、フェライト単相状態で八2、Ni、Cu、Mo、C
rを添加することが有効であり、80°C以上の高温と
する場合、特に八2の添加が有効であることを発見した
。
耐食・殴に及ぼす構成元素の影響をくまなく調査した結
果、フェライト単相状態で八2、Ni、Cu、Mo、C
rを添加することが有効であり、80°C以上の高温と
する場合、特に八2の添加が有効であることを発見した
。
これはA℃がフェライト系ステンレス鋼中のNを無害化
するのみならず、被膜組成をA2が富化した酸化物系と
するためである。このとき、特に鋼が80℃以上の高温
にさらされた場合には、空気中あるいは水溶液中の酸素
によりAffの酸化が促進され、優れた耐食性を有する
被膜を形成するものと考えられる。従って、腐食環境で
使用する場合には、大気などの酸化雰囲気中で80℃以
上の加熱を行い予備処理すると効果的である。
するのみならず、被膜組成をA2が富化した酸化物系と
するためである。このとき、特に鋼が80℃以上の高温
にさらされた場合には、空気中あるいは水溶液中の酸素
によりAffの酸化が促進され、優れた耐食性を有する
被膜を形成するものと考えられる。従って、腐食環境で
使用する場合には、大気などの酸化雰囲気中で80℃以
上の加熱を行い予備処理すると効果的である。
次に、各成分元素の影響について説明する、CおよびN
: CおよびNは、フェライト系ステン1ノス鋼においては
共に固溶限が小さく、主として炭化物、窒化物として析
出し耐食性を劣化させるほか、鋼板の靭性および延性を
低下させるので、出来るだけ少ない方が望ましい。特に
、Cにおいては高濃度ハロゲン化物に対して耐食性を劣
化させる作用が著しいため、極力低くする必要があるが
、工業的、経済的な溶製技術を考慮してそれぞれ上限を
C:O,01重量%、N:0.05重M%とした。
: CおよびNは、フェライト系ステン1ノス鋼においては
共に固溶限が小さく、主として炭化物、窒化物として析
出し耐食性を劣化させるほか、鋼板の靭性および延性を
低下させるので、出来るだけ少ない方が望ましい。特に
、Cにおいては高濃度ハロゲン化物に対して耐食性を劣
化させる作用が著しいため、極力低くする必要があるが
、工業的、経済的な溶製技術を考慮してそれぞれ上限を
C:O,01重量%、N:0.05重M%とした。
Sl。
Slは脱酸剤として働くことを通じて孔食の起点となり
やすい鋼中介在物を減少させるため、その効果を十分に
発揮させるためには0.40重量%以上の添加が必要で
ある。しかし、1.50重量%を越えて添加すると靭性
が低下し製造性を損なうので範囲を0.01重量%とし
た。
やすい鋼中介在物を減少させるため、その効果を十分に
発揮させるためには0.40重量%以上の添加が必要で
ある。しかし、1.50重量%を越えて添加すると靭性
が低下し製造性を損なうので範囲を0.01重量%とし
た。
M n :
Mnは一般に脱酸剤として使用されるが、鋼中で硫化物
を形成し、著しく耐食性を劣化させるため低い方が望ま
しいが、製造時の経済性を考慮してL限を2.0重が%
に規定した。
を形成し、著しく耐食性を劣化させるため低い方が望ま
しいが、製造時の経済性を考慮してL限を2.0重が%
に規定した。
Cr:
Crはステンレス鋼の重要な構成元素である。
本発明者らの研究の結果、Crは高濃度ハロゲン化物中
での耐孔食性を向上させることがわかった6その効果を
十分に発揮させるためには、16.0重量%以上の添加
が必要である。しかし、23重量%を越えて含有させて
も効果は飽和し、十分な改善効果は得られないために上
限を23.0重量%とした。よって、範囲を16.0〜
23.0重1%に限定した。
での耐孔食性を向上させることがわかった6その効果を
十分に発揮させるためには、16.0重量%以上の添加
が必要である。しかし、23重量%を越えて含有させて
も効果は飽和し、十分な改善効果は得られないために上
限を23.0重量%とした。よって、範囲を16.0〜
23.0重1%に限定した。
A!=
Aβは本発明で最も重要な添加元素である6本発明にお
けるAQは、フェライト系ステンレス鋼の脱酸剤として
働き鋼中の酸化物系介在物を減少させることを通じて、
または、鋼中のNを固定無害化することを通じて、耐食
性を向上させるのみならず、上述のように、皮膜組成を
A9が富化した酸化物系とすることにより、優れた耐食
性を与えるものである。
けるAQは、フェライト系ステンレス鋼の脱酸剤として
働き鋼中の酸化物系介在物を減少させることを通じて、
または、鋼中のNを固定無害化することを通じて、耐食
性を向上させるのみならず、上述のように、皮膜組成を
A9が富化した酸化物系とすることにより、優れた耐食
性を与えるものである。
第1図に、ハロゲンイオン濃度が55%の高濃度ハロゲ
ン化物水i8液150℃における22Cr−1,5Ni
−0,5Cu鋼の孔食電位に及ぼすAff含有量の影響
を示した。
ン化物水i8液150℃における22Cr−1,5Ni
−0,5Cu鋼の孔食電位に及ぼすAff含有量の影響
を示した。
図からも明らかなように、Aρ量0.01’lHt%以
上で孔食電位が改善されているのがわかる。これは、鋼
中酸素を安定化するのに必要なAl量が0、O1重量%
稈度であるため、0.01inffi%未満のAβ添加
では脱酸が不十分で、孔食の起点となる酸化物が多く介
在するため孔食電位が低いと考えられる。また、Al含
有量の増加にともない、耐孔食性は向上するが、その効
果はAl2ff10.05重量%以上で叩著となる。こ
れは、固溶Affが80℃以上の高温で皮膜中で酸化物
を作るためである。
上で孔食電位が改善されているのがわかる。これは、鋼
中酸素を安定化するのに必要なAl量が0、O1重量%
稈度であるため、0.01inffi%未満のAβ添加
では脱酸が不十分で、孔食の起点となる酸化物が多く介
在するため孔食電位が低いと考えられる。また、Al含
有量の増加にともない、耐孔食性は向上するが、その効
果はAl2ff10.05重量%以上で叩著となる。こ
れは、固溶Affが80℃以上の高温で皮膜中で酸化物
を作るためである。
第1図に示すように耐孔食性は0.01重量%以上のA
2添加により飛躍的に向上しており、従って、0.01
%重量以上の添加が必要である。また、Aβは1.00
重量%を越えて含有させると鋼の靭性を劣化させ、製造
性を逸するので上限を1.00重量%とじ、範囲を0.
01〜1.00重量%に限定した。なお、At2添加の
効果をより一層発揮させるために、上述のように酸化雰
囲気中で80℃以上の加熱予備処理を行ってもよい。
2添加により飛躍的に向上しており、従って、0.01
%重量以上の添加が必要である。また、Aβは1.00
重量%を越えて含有させると鋼の靭性を劣化させ、製造
性を逸するので上限を1.00重量%とじ、範囲を0.
01〜1.00重量%に限定した。なお、At2添加の
効果をより一層発揮させるために、上述のように酸化雰
囲気中で80℃以上の加熱予備処理を行ってもよい。
Ni、Cu:
NjおよびCuは高濃度ハロゲン化物中での耐食性を改
善する効果を有する。その効果を十分に発揮させるため
には、それぞれNi:0.60重量%以上、Cu:0.
10重量%以上の添加が必要である。しかし、それぞれ
3.00重量%を越えて含有させても上述の効果は飽和
の傾向にある上に。
善する効果を有する。その効果を十分に発揮させるため
には、それぞれNi:0.60重量%以上、Cu:0.
10重量%以上の添加が必要である。しかし、それぞれ
3.00重量%を越えて含有させても上述の効果は飽和
の傾向にある上に。
N1、Cu共に多量の添加により組織がフェライトとオ
ーステナイトあるいはマルテンサイトの2相として、耐
食性を著しく劣化させるため、Ni、Cuの上限をそれ
ぞれ3.00重量%とし、範囲を、 N i : 0.
60〜3−00重量%、Cu:0、lO〜3.00重量
%に限定した。
ーステナイトあるいはマルテンサイトの2相として、耐
食性を著しく劣化させるため、Ni、Cuの上限をそれ
ぞれ3.00重量%とし、範囲を、 N i : 0.
60〜3−00重量%、Cu:0、lO〜3.00重量
%に限定した。
MO=
Moは、ステンレス鋼の耐食性を向上させる効果を有す
る。その効果を十分発揮させるためには、0.30重置
火以上の添加が必要である。しかし、Moは高価であり
、3.00重四%以上添加すると経済性を損うため上限
を3.00重量%とし、範囲を0.30〜3.00重量
%に限定した。
る。その効果を十分発揮させるためには、0.30重置
火以上の添加が必要である。しかし、Moは高価であり
、3.00重四%以上添加すると経済性を損うため上限
を3.00重量%とし、範囲を0.30〜3.00重量
%に限定した。
Ti、Nb、V:
Ti、Nb、Vは、ステンレス鋼の溶製時に不純物とし
て残留したC、Nを無害化する効果を有する。その効果
を十分発揮させるためには、それぞれ0.05重量%以
上含有させる必要がある。しかし、多量の添加は鋼中酸
累により酸化物を形成し、鋼の清浄度を悪化させ耐食性
、成形性、靭性等を劣化させるので、その上限をそれぞ
れ1.00重量%とし、範囲をTi、Nb、V共、0.
05〜1.00重量%に限定した。
て残留したC、Nを無害化する効果を有する。その効果
を十分発揮させるためには、それぞれ0.05重量%以
上含有させる必要がある。しかし、多量の添加は鋼中酸
累により酸化物を形成し、鋼の清浄度を悪化させ耐食性
、成形性、靭性等を劣化させるので、その上限をそれぞ
れ1.00重量%とし、範囲をTi、Nb、V共、0.
05〜1.00重量%に限定した。
また1本発明では特にその範囲を規定しなかったが、不
純物としてのPi3よびSは耐食性を劣化させるので、
経済性を損なわない程度に低く抑えることが望ましい。
純物としてのPi3よびSは耐食性を劣化させるので、
経済性を損なわない程度に低く抑えることが望ましい。
本発明鋼は、上記成分の鋼塊をフェライト系ステンレス
鋼の通常の製造工程、すなわち、熱間圧延→焼鈍酸洗→
冷間圧延→焼鈍によって得られ、鋼板および銅帯等とす
ることができる。
鋼の通常の製造工程、すなわち、熱間圧延→焼鈍酸洗→
冷間圧延→焼鈍によって得られ、鋼板および銅帯等とす
ることができる。
ここで焼鈍温度は、高温でオーステナイト相が生成する
場合には、オーステナイト相生成温度直下のフェライト
単相温度域とし、常温でフェライト単相状態にあるよう
に熱処理する必要がある。
場合には、オーステナイト相生成温度直下のフェライト
単相温度域とし、常温でフェライト単相状態にあるよう
に熱処理する必要がある。
[実施例]
本発明の内容を実施例をもって説明する。
第1表に本発明鋼および比較鋼の化学組成を示した。
At−A3は請求項1記載の発明鋼、Bl〜B3は請求
項2記載の発明鋼、Cl−C5は請求項3記載の発明鋼
、Dl−D7は請求項4記載の発明鋼、El−E5は比
較鋼で、ElはA1に対して、At2を過小とした鋼、
E2はAtに対して、−Cを過大とした鋼、E3はA【
に対して、Niを過小とした鋼、E4は2相ステンレス
鋼、E5は5US316鋼である。
項2記載の発明鋼、Cl−C5は請求項3記載の発明鋼
、Dl−D7は請求項4記載の発明鋼、El−E5は比
較鋼で、ElはA1に対して、At2を過小とした鋼、
E2はAtに対して、−Cを過大とした鋼、E3はA【
に対して、Niを過小とした鋼、E4は2相ステンレス
鋼、E5は5US316鋼である。
これらの本発明鋼および比較鋼は、比較鋼の一部を除い
て高周波真空溶解によりlookgの鋼塊に鋳込み、熱
間圧延、冷間圧延を経て、板厚1mmの鋼板とし、85
0℃〜110o′cの温度範囲内で組織がフェライト単
相となるように仕上焼鈍を行った。
て高周波真空溶解によりlookgの鋼塊に鋳込み、熱
間圧延、冷間圧延を経て、板厚1mmの鋼板とし、85
0℃〜110o′cの温度範囲内で組織がフェライト単
相となるように仕上焼鈍を行った。
用イタ溶液は、MgCl22 、ZnCg2 。
Lick、ZnBr2.LiBrを混合して水溶液とし
、蒸発することにより水分を除去して、ハロゲンイオン
濃度が合計で55%(CI2−イオン濃度的20%、B
r−イオン濃度的35%)とした溶液を使用した。なお
、この溶液は25℃でpH2,3程度である。
、蒸発することにより水分を除去して、ハロゲンイオン
濃度が合計で55%(CI2−イオン濃度的20%、B
r−イオン濃度的35%)とした溶液を使用した。なお
、この溶液は25℃でpH2,3程度である。
耐食性の評価は、上記ハロゲン化物100’Cおよび1
50℃中での孔食電位を測定し、それぞれ10回の平均
値を求め、平均値の比較により行った。
50℃中での孔食電位を測定し、それぞれ10回の平均
値を求め、平均値の比較により行った。
また、浸漬試験として、上記ハロゲン化物150℃中で
200時間浸漬した場合の腐食減量も評価の対象とした
。この場合、腐食形態はすべて孔食であった。なお、比
液量は1.5β/drr1″とした。
200時間浸漬した場合の腐食減量も評価の対象とした
。この場合、腐食形態はすべて孔食であった。なお、比
液量は1.5β/drr1″とした。
さらに、鋼の耐SCC性を評価するために、上記ハロゲ
ン化物150°C中および35%塩化マグネシウム沸騰
液中で200時間のSCC試験法を行った。SCC試験
法については、基本的にJIS規格に準する。試験片は
溶液に1回に2個ずつ浸漬し、3回の同一試験を行い、
計6個の試験片の割れの有無で判断した。なお、比液量
はlI2/2個とした。
ン化物150°C中および35%塩化マグネシウム沸騰
液中で200時間のSCC試験法を行った。SCC試験
法については、基本的にJIS規格に準する。試験片は
溶液に1回に2個ずつ浸漬し、3回の同一試験を行い、
計6個の試験片の割れの有無で判断した。なお、比液量
はlI2/2個とした。
第2表に、前記高濃度ハロゲン化物水溶液中、100℃
、150℃での孔食電位、150℃×200hr後の腐
食[f4.150℃X200hr浸漬によるSCC試験
結果および35%Mgcg2水溶液沸l11200 h
r浸漬によるSCC試験結果をまとめて示した。表中
○および×は、それぞれSCCの「なし」および「あり
」を示す。
、150℃での孔食電位、150℃×200hr後の腐
食[f4.150℃X200hr浸漬によるSCC試験
結果および35%Mgcg2水溶液沸l11200 h
r浸漬によるSCC試験結果をまとめて示した。表中
○および×は、それぞれSCCの「なし」および「あり
」を示す。
含銅の孔食電位を比較すると、100℃、150℃、い
ずれも本発明鋼は比較鋼El−E4に対し、責な値とな
っており、耐孔食性が良好であることがわかる。
ずれも本発明鋼は比較鋼El−E4に対し、責な値とな
っており、耐孔食性が良好であることがわかる。
浸漬試験による腐食減量を比較すると、比較鋼は全て5
0mg/drn”以上であるのに対し1本発明鋼では、
40mg/drn”未満となっており、良好な耐食性を
示していることがわかる。
0mg/drn”以上であるのに対し1本発明鋼では、
40mg/drn”未満となっており、良好な耐食性を
示していることがわかる。
特に、本発明鋼の中には、腐食減量が20mg/dm’
未満と少ない鋼もあり、成分バランスの適正化を図れば
耐食性が改善されることを示している。
未満と少ない鋼もあり、成分バランスの適正化を図れば
耐食性が改善されることを示している。
SCC試験結果を比較すると、本発明鋼は、高濃度ハロ
ゲン化物中、M g Cil 2中いずれの環境におい
てもSCCは見られず、耐SCC性も良好であることが
わかる。
ゲン化物中、M g Cil 2中いずれの環境におい
てもSCCは見られず、耐SCC性も良好であることが
わかる。
〔発明の効果[
本発明鋼は、従来鋼では成し得なかった高濃度ハロゲン
化物中での優れた耐食性を得ることができるフェライト
系ステンレス鋼であり、高濃度のハロゲン化物を利用す
る装置、例えば熱交換器等の構成材料として最適である
。
化物中での優れた耐食性を得ることができるフェライト
系ステンレス鋼であり、高濃度のハロゲン化物を利用す
る装置、例えば熱交換器等の構成材料として最適である
。
第1図はCβ−イオン濃度20%、Br−イオン濃度3
5%、p H2,3の高濃度ハロゲン化物水溶液を用い
、150℃で測定された22Cr−1,5N i −0
,5Cuw4の孔食電位v’ctooに及ぼすAl含有
量の影響を示す線図である。
5%、p H2,3の高濃度ハロゲン化物水溶液を用い
、150℃で測定された22Cr−1,5N i −0
,5Cuw4の孔食電位v’ctooに及ぼすAl含有
量の影響を示す線図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 C:0.01重量%以下 Si:0.40〜1.50重量% Mn:2.0重量%以下 Cr:16.0〜23.0重量% Al:0.01〜1.00重量% N:0.05重量%以下 Ni:0.60〜3.00重量% Cu:0.10〜3.00重量% を含み、 残部がFeおよび不可避的不純物より成ることを特徴と
する高濃度ハロゲン化物中で優れた耐食性を有するフェ
ライト系ステンレス 鋼。 2 請求項1記載の成分に加え、さらに Mo:0.30〜3.00重量% を含み、残部がFeおよび不可避的不純物より成ること
を特徴とする高濃度ハロゲン化物中で優れた耐食性を有
するフェライト系ステンレス鋼。 3 請求項1記載の成分に加え、さらに、 Ti:0.05〜1.00重量% Nb:0.05〜1.00重量% V:0.05〜1.00重量% のうち1種または2種以上を含み、残部が Feおよび不可避的不純物より成ることを特徴とする高
濃度ハロゲン化物中で優れた耐食性を有するフェライト
系ステンレス鋼。 4 請求項2記載の成分に加え、さらに、 Ti:0.05〜1.00重量% Nb:0.05〜1.00重量% V:0.05〜1.00重量% のうち1種または2種以上を含み、残部が Feおよび不可避的不純物より成ることを特徴とする高
濃度ハロゲン化物中で優れた耐食性を有するフェライト
系ステンレス鋼。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP26418488A JPH02115346A (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | 高濃度ハロゲン化物中で優れた耐食性を有するフェライト系ステンレス鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26418488A JPH02115346A (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | 高濃度ハロゲン化物中で優れた耐食性を有するフェライト系ステンレス鋼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02115346A true JPH02115346A (ja) | 1990-04-27 |
| JPH0534419B2 JPH0534419B2 (ja) | 1993-05-24 |
Family
ID=17399638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26418488A Granted JPH02115346A (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | 高濃度ハロゲン化物中で優れた耐食性を有するフェライト系ステンレス鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02115346A (ja) |
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1988
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0534419B2 (ja) | 1993-05-24 |
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