JPH02115564A - 分配型燃料噴射ポンプ - Google Patents
分配型燃料噴射ポンプInfo
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- JPH02115564A JPH02115564A JP63268872A JP26887288A JPH02115564A JP H02115564 A JPH02115564 A JP H02115564A JP 63268872 A JP63268872 A JP 63268872A JP 26887288 A JP26887288 A JP 26887288A JP H02115564 A JPH02115564 A JP H02115564A
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- pump
- chamber
- piston
- injection
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- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ディーゼルエンジンの各気筒に燃料を供給す
る分配型燃料噴射ポンプに関する。
る分配型燃料噴射ポンプに関する。
ディーゼルエンジンにおいては、燃料の主噴射に先だっ
てパイロット噴射を行うと騒音が低下し、かつ排ガスも
減少することは知られている。
てパイロット噴射を行うと騒音が低下し、かつ排ガスも
減少することは知られている。
このようなパイロット噴射をなすため、従来、実開昭6
1−86539号公報に記載されているように、燃料噴
射ポンプにパイロット噴射装置を設ける手段が開発され
ている。このものは、ポンプ室に連なる燃料逃し室を備
えたドッジボディ内に、上記ポンプ室で加圧された燃料
圧力を受けて作動する弁を設け、この弁で上記ポンプ室
で加圧された燃料を逃すようになっている。
1−86539号公報に記載されているように、燃料噴
射ポンプにパイロット噴射装置を設ける手段が開発され
ている。このものは、ポンプ室に連なる燃料逃し室を備
えたドッジボディ内に、上記ポンプ室で加圧された燃料
圧力を受けて作動する弁を設け、この弁で上記ポンプ室
で加圧された燃料を逃すようになっている。
しかしながら、上記従来のパイロット噴射装置は、上記
弁が円錐形をなしており、開弁前と開弁後で受圧面積に
差を生じさせるようになっているとともに、この弁をス
プリングで押圧しているものであるため、開弁面積がス
プリング力で設定されることになり、この結果、スプリ
ングのへたり等のために開弁特性、つまりパイロット噴
射特性が変動するといった心配がある。
弁が円錐形をなしており、開弁前と開弁後で受圧面積に
差を生じさせるようになっているとともに、この弁をス
プリングで押圧しているものであるため、開弁面積がス
プリング力で設定されることになり、この結果、スプリ
ングのへたり等のために開弁特性、つまりパイロット噴
射特性が変動するといった心配がある。
本発明は、スプリングのへたり等の影響を受けずパイロ
ット噴射特性を安定して持続することが可能になり、構
造も簡単な分配型燃料噴射ポンプを提供しようとするも
のである。
ット噴射特性を安定して持続することが可能になり、構
造も簡単な分配型燃料噴射ポンプを提供しようとするも
のである。
本発明の1番目は、パイロット噴射装置の構造を、ポン
プ室に連なる燃料逃し室を備えるとともに、この燃料逃
し室に上記ポンプ室で加圧された燃料圧力を受けて摺動
するとともにこの逃し室との間で微少隙間を存したピス
トンを収容し、このピストンは上記ポンプ室で加圧され
た燃料がパイロット噴射される間にこの燃料圧力を受け
て復帰用スプリングの力に抗して移動され、この移動量
が所定量になった場合にスピルポートを開いて燃料逃し
室の燃料をこのスピルポートを通じて低圧側に逃すこと
により上記パイロット噴射を停止し、さらにこのピスト
ンは上記所定の移動量を越えて移動した場合にストッパ
に当接して停止され、これにより再び上記ポンプ室の燃
料の圧力を増大させて主噴射させるようにしたことを特
徴とする。
プ室に連なる燃料逃し室を備えるとともに、この燃料逃
し室に上記ポンプ室で加圧された燃料圧力を受けて摺動
するとともにこの逃し室との間で微少隙間を存したピス
トンを収容し、このピストンは上記ポンプ室で加圧され
た燃料がパイロット噴射される間にこの燃料圧力を受け
て復帰用スプリングの力に抗して移動され、この移動量
が所定量になった場合にスピルポートを開いて燃料逃し
室の燃料をこのスピルポートを通じて低圧側に逃すこと
により上記パイロット噴射を停止し、さらにこのピスト
ンは上記所定の移動量を越えて移動した場合にストッパ
に当接して停止され、これにより再び上記ポンプ室の燃
料の圧力を増大させて主噴射させるようにしたことを特
徴とする。
本発明の2番目は、上記パイロット噴射装置を、インナ
カム式の分配型燃料噴射ポンプに適用したことを特徴と
する。
カム式の分配型燃料噴射ポンプに適用したことを特徴と
する。
本発明の3番目は、上記パイロット噴射装置を、上記イ
ンナカム式分配型燃料噴射ポンプにおけるロータ内に設
けたことを特徴とする。
ンナカム式分配型燃料噴射ポンプにおけるロータ内に設
けたことを特徴とする。
本発明によると、ポンプ室で燃料が所定圧に加圧される
とパイロット噴射を開始し、この時加圧された燃料の圧
力を受けてピストンが摺動され、このピストンの移動量
が所定に達するとスピルポートを開いて燃料逃し室の燃
料をこのスピルポートを通じて低圧側に逃すようにし、
これによりパイロット噴射を終え、さらにこのピストン
が上記所定の移動量を越えて移動されるとストッパに当
接してそれ以上の移動を阻止し、これにより再びポンプ
室の燃料圧力を増大させて主噴射させるようにすること
ができる。このような構成の場合、開弁前と開弁後で受
圧面積に差を生じることはなく、したかって開弁面積が
スプリング力に影響されることがなくなり、スプリング
のへたり等による影響を受けない。
とパイロット噴射を開始し、この時加圧された燃料の圧
力を受けてピストンが摺動され、このピストンの移動量
が所定に達するとスピルポートを開いて燃料逃し室の燃
料をこのスピルポートを通じて低圧側に逃すようにし、
これによりパイロット噴射を終え、さらにこのピストン
が上記所定の移動量を越えて移動されるとストッパに当
接してそれ以上の移動を阻止し、これにより再びポンプ
室の燃料圧力を増大させて主噴射させるようにすること
ができる。このような構成の場合、開弁前と開弁後で受
圧面積に差を生じることはなく、したかって開弁面積が
スプリング力に影響されることがなくなり、スプリング
のへたり等による影響を受けない。
また、上記パイロット噴射装置を、インナカム式の分配
型燃料噴射ポンプにおけるロータ内に設ければ、燃料逃
し室をロータ内に形成することかでき、格別なハウジン
グが不要となって簡単な構造で実施できる。
型燃料噴射ポンプにおけるロータ内に設ければ、燃料逃
し室をロータ内に形成することかでき、格別なハウジン
グが不要となって簡単な構造で実施できる。
以下本発明について、第1図ないし第4図に示す一実施
例にもとづき説明する。
例にもとづき説明する。
第1図において、1はポンプハウジングを示し、このポ
ンプハウジング1には図示しないエンジンのクランク軸
と同期して回転される回転ロータ2が収容されている。
ンプハウジング1には図示しないエンジンのクランク軸
と同期して回転される回転ロータ2が収容されている。
ポンプハウジングlには分配ヘッド3が取着されており
、この分配ヘッド3内に上記ロータ2が同軸的にかつ回
転自在に内挿されている。
、この分配ヘッド3内に上記ロータ2が同軸的にかつ回
転自在に内挿されている。
分配ヘッド3には中心方向に向かう燃料フィード通路4
が形成されており、このフィード通路4は燃料フィード
ポンプ5から燃料が供給されるようになっている。なお
、燃料フィードポンプ5から送り出された燃料はレギュ
レートバルブBにて圧力を所定圧に調整して上記フィー
ド通路4に供給するようになっている。
が形成されており、このフィード通路4は燃料フィード
ポンプ5から燃料が供給されるようになっている。なお
、燃料フィードポンプ5から送り出された燃料はレギュ
レートバルブBにて圧力を所定圧に調整して上記フィー
ド通路4に供給するようになっている。
ロータ2の周面には、第2図に示すように、吸入ポート
7が形成されており、この吸入ボート7はロータ2の中
心線上に形成された送油通路8に連なっている。そして
、この吸入ボート7はロータ2の回転に伴い前記フィー
ド通路4と断続的に連通ずるようになっている。
7が形成されており、この吸入ボート7はロータ2の中
心線上に形成された送油通路8に連なっている。そして
、この吸入ボート7はロータ2の回転に伴い前記フィー
ド通路4と断続的に連通ずるようになっている。
上記ロータ2の周面には、上記吸入ポート7に対し軸方
向に離間した位置に、1個の吐出ボート9が形成されて
おり、この吐出ボート9も送油通路8に連なっている。
向に離間した位置に、1個の吐出ボート9が形成されて
おり、この吐出ボート9も送油通路8に連なっている。
この吐出ボート9に対向して、上記分配ヘッド3には気
筒数に等しい数を存して放射方向に伸びる複数の分配通
路10・・・が形成されている。これら分配通路10・
・・は、それぞれディーゼルエンジンの各気筒に取着さ
れた燃料噴射ノズル11・・・に接続されている。そし
て、これら分配通路10・・・はロータ2の回転に伴い
前記吐出ボート9と断続的に連通ずるようになっている
。
筒数に等しい数を存して放射方向に伸びる複数の分配通
路10・・・が形成されている。これら分配通路10・
・・は、それぞれディーゼルエンジンの各気筒に取着さ
れた燃料噴射ノズル11・・・に接続されている。そし
て、これら分配通路10・・・はロータ2の回転に伴い
前記吐出ボート9と断続的に連通ずるようになっている
。
なお、上記吸入ポート7がフィード通路4と連通してい
る時には、分配通路lOは吐出ボート9と連通せず、か
つ分配通路lOが吐出ボート9と連通している場合は、
吸入ボート7はフィード通路4と通じないようになって
いる。
る時には、分配通路lOは吐出ボート9と連通せず、か
つ分配通路lOが吐出ボート9と連通している場合は、
吸入ボート7はフィード通路4と通じないようになって
いる。
ロータ2の一端は分配ヘッド3の端部から突出されてお
り、この突出部の周囲はカムリング12によって包囲さ
れている。
り、この突出部の周囲はカムリング12によって包囲さ
れている。
カムリング12は、ポンプハウジングlに円周方向に回
動自在に取付けられており、このカムリング12の内面
には周方向に波形をなすカム面13(第2図参照)が形
成されている。カム面13におけるカム山はエンジンの
気筒数に等しく、周方向に等間隔を存して形成されてい
る。
動自在に取付けられており、このカムリング12の内面
には周方向に波形をなすカム面13(第2図参照)が形
成されている。カム面13におけるカム山はエンジンの
気筒数に等しく、周方向に等間隔を存して形成されてい
る。
このようなカムリング12に対向して上記ロータ2には
直径方向に摺動孔14が穿設されており、この透孔14
には一対のプランジャ15.15が径方向に摺動自在に
収容されている。
直径方向に摺動孔14が穿設されており、この透孔14
には一対のプランジャ15.15が径方向に摺動自在に
収容されている。
プランジャ1515の外端は、カムローラ1B、 1B
を保持したローラシュー17.17に接しており、これ
らカムローラ1B、 16が前記カムリング12のカム
面13に転接するようになっている。
を保持したローラシュー17.17に接しており、これ
らカムローラ1B、 16が前記カムリング12のカム
面13に転接するようになっている。
したがって、ロータ2の回転によりプランジャ15、
15がカム面13のカム山によってロータ2内に押込ま
れ、これにより摺動孔14内の燃料が加圧される。この
ため摺動孔14の中央部はポンプ室18を構成しており
、このポンプ室18は前記送油通路8に連通されている
。
15がカム面13のカム山によってロータ2内に押込ま
れ、これにより摺動孔14内の燃料が加圧される。この
ため摺動孔14の中央部はポンプ室18を構成しており
、このポンプ室18は前記送油通路8に連通されている
。
したがって、上記プランジャ15.15のポンプ作用で
加圧さ虫たポンプ室18内の燃料は送油通路8に圧送さ
れるようになっている。
加圧さ虫たポンプ室18内の燃料は送油通路8に圧送さ
れるようになっている。
なお、前記カムリング12は、タイマスライドピン19
を介してタイマピストン20に連結されている。
を介してタイマピストン20に連結されている。
タイマピストン20は、タイマシリンダ21内に摺動自
在に嵌挿されている。このタイマシリンダ21内には、
エンジンの運転状態に応じて制御される燃料圧力が導入
され、これによりタイマピストン21が第1図の紙面と
直交する方向に移動され、カムリング12が円周方向に
回動される。このためカム面13のカム山が周方向に変
位し、プランジャ15゜15の押し込みによるポンプ作
用タイミニグが進角または遅角され、よって燃料噴射時
期を制御することができるようになっている。
在に嵌挿されている。このタイマシリンダ21内には、
エンジンの運転状態に応じて制御される燃料圧力が導入
され、これによりタイマピストン21が第1図の紙面と
直交する方向に移動され、カムリング12が円周方向に
回動される。このためカム面13のカム山が周方向に変
位し、プランジャ15゜15の押し込みによるポンプ作
用タイミニグが進角または遅角され、よって燃料噴射時
期を制御することができるようになっている。
ロータ2の他端にはパイロット噴射装置25が設けられ
ている。これについて説明すると、ロータ2の他端には
燃料逃し室2Gが形成されている。この燃料逃し室26
は、ロータ2の他端に直接空孔を穿ち、この空孔をスト
ッパ兼用閉止栓27で閉塞することにより形成されてい
る。
ている。これについて説明すると、ロータ2の他端には
燃料逃し室2Gが形成されている。この燃料逃し室26
は、ロータ2の他端に直接空孔を穿ち、この空孔をスト
ッパ兼用閉止栓27で閉塞することにより形成されてい
る。
この燃料逃し室26は、導入口28を通じて送油通路8
に連なっており、したがってこの燃料逃し室26はポン
プ室18に通じている。
に連なっており、したがってこの燃料逃し室26はポン
プ室18に通じている。
上記燃料逃し室26にはピストン30が軸方向へ摺動自
在に収容されている。このピストン30は、燃料逃し室
26の内面との間に、図示を省略するが微少隙間を有し
ており、かつ復帰用スプリング31の力を受けて上記導
入口28側に押付けられている。
在に収容されている。このピストン30は、燃料逃し室
26の内面との間に、図示を省略するが微少隙間を有し
ており、かつ復帰用スプリング31の力を受けて上記導
入口28側に押付けられている。
ピストン30の外周にはスピル環状溝32が形成されて
おり、このスピル環状溝32はスピル逃しポート33を
介してピストン30の内部、すなわち燃料逃し室26内
に通じている。
おり、このスピル環状溝32はスピル逃しポート33を
介してピストン30の内部、すなわち燃料逃し室26内
に通じている。
そしてロータ2には第1の逃し通路34が形成されてお
り、この第1の逃し通路34はロータ2の外周に形成し
た環状溝35を介して燃料フィードポンプ5の吸入(低
圧)側に連通されている。
り、この第1の逃し通路34はロータ2の外周に形成し
た環状溝35を介して燃料フィードポンプ5の吸入(低
圧)側に連通されている。
また、ロータ2には上記第1の逃し通路34よりも軸方
向に離間して第2の逃し通路3Bが形成されており、こ
の第2の逃し通路36は、ロータ2の回転に伴うフィー
ド通路4が吸入ポート7と連通している時に、燃料フィ
ードポンプ5の吸入(低圧)側と連通されるようになっ
ている。
向に離間して第2の逃し通路3Bが形成されており、こ
の第2の逃し通路36は、ロータ2の回転に伴うフィー
ド通路4が吸入ポート7と連通している時に、燃料フィ
ードポンプ5の吸入(低圧)側と連通されるようになっ
ている。
なお、上記第1の逃し通路34および第2の逃し通路3
6は、燃料フィードポンプ5の吸入(低圧)側と連通さ
れることには限らず、燃料タンクや燃料フィードポンプ
5の吐出(高圧)側と連通されてもよく、要するにポン
プ室18で加圧される燃料圧力よりも低い圧力部分に接
続されておればよい。
6は、燃料フィードポンプ5の吸入(低圧)側と連通さ
れることには限らず、燃料タンクや燃料フィードポンプ
5の吐出(高圧)側と連通されてもよく、要するにポン
プ室18で加圧される燃料圧力よりも低い圧力部分に接
続されておればよい。
このような構成による実施例について、その作用を説明
する。
する。
駆動軸の回転力を受けてロータ2が回転し、プランジャ
15. 15がカムリング12のカム面13における谷
部に対向する外径方向に移動する吸入工程では、吸入ボ
ート7がフィード通路4と連通し、この時にフィード通
路4から燃料が吸入ボート7および送油通路8を通じて
ポンプ室18に吸入される。
15. 15がカムリング12のカム面13における谷
部に対向する外径方向に移動する吸入工程では、吸入ボ
ート7がフィード通路4と連通し、この時にフィード通
路4から燃料が吸入ボート7および送油通路8を通じて
ポンプ室18に吸入される。
ロータ2がさらに回転し、プランジャ15. 15がカ
ムリング12のカム面13における山部に接触する位置
に移動されるとプランジャ15.15はポンプ室18内
の燃料を加圧する。この加圧工程で、吐出ホト9が分配
通路10の1つと連通ずると、上記ポンプ室18で加圧
された燃料が送油通路8および吐出ポート9を通じて上
記分配通路10に圧送され、この分配通路10に連なる
燃料噴射ノズル11の噴射圧以上になると、この噴射ノ
ズル11から気筒に噴射される。
ムリング12のカム面13における山部に接触する位置
に移動されるとプランジャ15.15はポンプ室18内
の燃料を加圧する。この加圧工程で、吐出ホト9が分配
通路10の1つと連通ずると、上記ポンプ室18で加圧
された燃料が送油通路8および吐出ポート9を通じて上
記分配通路10に圧送され、この分配通路10に連なる
燃料噴射ノズル11の噴射圧以上になると、この噴射ノ
ズル11から気筒に噴射される。
このような燃料噴射をなす場合、送油通路8に連なって
いる導入口28を通じてポンプ室18の燃料圧力が燃料
逃し室26に伝えられ、この燃料逃し室26では復帰用
スプリング31の力に抗してピストン30が軸方向へ摺
動される。
いる導入口28を通じてポンプ室18の燃料圧力が燃料
逃し室26に伝えられ、この燃料逃し室26では復帰用
スプリング31の力に抗してピストン30が軸方向へ摺
動される。
すなわち、ポンプ室18の燃料圧力が上昇する加圧初期
の段階では、ポンプ室18の燃料圧力が上昇することに
より第4図のaで示すように、噴射ノズル11ではパイ
ロット噴射が始まる。この時は第3図(A)の状態であ
り、ポンプ室18の燃料圧力は導入口28を通じて燃料
逃し室26に伝達され、ピストン30は復帰用スプリン
グ31の力に抗して図示右側に押される。ピストン30
が右側に移動しようとする゛と、燃料逃し室26内の燃
料が加圧されるが、この燃料はピストン30に形成した
スピルポート33よりスピル環状溝32および燃料逃し
室2Bとピストン30との間の微少隙間を通って第1の
逃し通路34から低圧側に排除され、したがってピスト
ン30の右側への移動が許される。
の段階では、ポンプ室18の燃料圧力が上昇することに
より第4図のaで示すように、噴射ノズル11ではパイ
ロット噴射が始まる。この時は第3図(A)の状態であ
り、ポンプ室18の燃料圧力は導入口28を通じて燃料
逃し室26に伝達され、ピストン30は復帰用スプリン
グ31の力に抗して図示右側に押される。ピストン30
が右側に移動しようとする゛と、燃料逃し室26内の燃
料が加圧されるが、この燃料はピストン30に形成した
スピルポート33よりスピル環状溝32および燃料逃し
室2Bとピストン30との間の微少隙間を通って第1の
逃し通路34から低圧側に排除され、したがってピスト
ン30の右側への移動が許される。
但し、この移動は燃料逃し室26とピストン30との間
の微少隙間を流れる燃料量により制約され、ピストン3
0の移動速度が規制される。
の微少隙間を流れる燃料量により制約され、ピストン3
0の移動速度が規制される。
このようなピストン30のゆっくりした移動により、第
3図(B)に示すように、このピストン30に形成した
スピル環状溝32が第1の逃し通路34と連通ずると、
燃料逃し室2G内の燃料がスピルポート33、スピル環
状溝32および第1の逃し通路34より外部に逃される
ので、ピストン30は燃料逃し室2B内の燃料圧力の抵
抗を受けることなく、スプリング31の力に抗して速や
かに右側に移動する。
3図(B)に示すように、このピストン30に形成した
スピル環状溝32が第1の逃し通路34と連通ずると、
燃料逃し室2G内の燃料がスピルポート33、スピル環
状溝32および第1の逃し通路34より外部に逃される
ので、ピストン30は燃料逃し室2B内の燃料圧力の抵
抗を受けることなく、スプリング31の力に抗して速や
かに右側に移動する。
このため、ポンプ室18で加圧された燃料が導入口28
を通じてピストン30の前面側にに流れ込み、噴射ノズ
ル11に送られる燃料の圧力が低下するので、第4図の
bで示すようにパイロット噴射か停止する。
を通じてピストン30の前面側にに流れ込み、噴射ノズ
ル11に送られる燃料の圧力が低下するので、第4図の
bで示すようにパイロット噴射か停止する。
さらに、ポンプ室18で燃料加圧が続くと、上記ピスト
ン30は、第3図(C)に示すように、ストッパ兼用閉
止栓27に当接し、それ以上の移動が阻止される。この
ため導入口28を通じてピストン30の前面側にそれ以
上燃料が流れ込むことが防止されるので、ポンプ室18
の燃料圧力が再び上昇し、噴射ノズル11から第4図の
Cで示すように、主噴射が始まる。
ン30は、第3図(C)に示すように、ストッパ兼用閉
止栓27に当接し、それ以上の移動が阻止される。この
ため導入口28を通じてピストン30の前面側にそれ以
上燃料が流れ込むことが防止されるので、ポンプ室18
の燃料圧力が再び上昇し、噴射ノズル11から第4図の
Cで示すように、主噴射が始まる。
このようにしてパイロット噴射および主噴射がなされ、
ロータ2の回転に伴って再び吸入工程に移る。
ロータ2の回転に伴って再び吸入工程に移る。
この際、ポンプ室18が低圧になる吸入工程、つまりフ
ィード通路4が吸入ボート7と連通している時に、ロー
タ2に形成した第2の逃し通路36が燃料逃し室26に
接続されるから、ピストン3oは復帰用スプリング31
の力を受けて図示左側に復帰する。
ィード通路4が吸入ボート7と連通している時に、ロー
タ2に形成した第2の逃し通路36が燃料逃し室26に
接続されるから、ピストン3oは復帰用スプリング31
の力を受けて図示左側に復帰する。
以下、ロータ2の回転に伴って上記の作動を繰返し、パ
イロット噴射および主噴射をなすことができる。
イロット噴射および主噴射をなすことができる。
このような実施例の場合、ピストン3oの移動のみでパ
イロット噴射を制御するから、従来の円錐弁を使用する
場合のように、開弁前と開弁後で受圧面積に差を生じる
ことがなく、したがってこの弁を抑圧するスプリングの
力で開弁面積が影響されることがなくなる。
イロット噴射を制御するから、従来の円錐弁を使用する
場合のように、開弁前と開弁後で受圧面積に差を生じる
ことがなく、したがってこの弁を抑圧するスプリングの
力で開弁面積が影響されることがなくなる。
よって、スプリングのへたり等の影響を受けて開弁特性
、つまりパイロット噴射特性が変動するといった心配は
ない。
、つまりパイロット噴射特性が変動するといった心配は
ない。
また、上記実施例の場合、パイロット噴射装置25をイ
ンナカム式の分配型燃料噴射ポンプにおけるロータ2内
に設けたので、燃料逃し室26をロータ2内に直接空孔
を形成することにより構成することができ、格別なハウ
ジングが不要となって構造が簡単になる。
ンナカム式の分配型燃料噴射ポンプにおけるロータ2内
に設けたので、燃料逃し室26をロータ2内に直接空孔
を形成することにより構成することができ、格別なハウ
ジングが不要となって構造が簡単になる。
さらに、このような構成によると、ポンプ室18に導入
口28を介して直接的に燃料逃し室2Bを連通しである
から、燃料噴射ポンプの噴射量調量手段の形式に影響を
受けることもない。
口28を介して直接的に燃料逃し室2Bを連通しである
から、燃料噴射ポンプの噴射量調量手段の形式に影響を
受けることもない。
すなわち、この種の燃料噴射ポンプでは噴射量調量のた
め、フィード通路4側に可変絞り装置を設けて噴射量を
調節したり(入口絞り形式)、ポンプ室18で加圧され
た燃料を圧送行程の途中で溢流させて燃料噴射量を調節
する(溢流調量形式)などが採用されているが、本実施
例のパイロット噴射装置25はポンプ室18で加圧され
る燃料を直接的に圧力制御するから、これらいづれの噴
射ロ調ロ手段であっても、調量に影響を受けることな〈
実施可能である。
め、フィード通路4側に可変絞り装置を設けて噴射量を
調節したり(入口絞り形式)、ポンプ室18で加圧され
た燃料を圧送行程の途中で溢流させて燃料噴射量を調節
する(溢流調量形式)などが採用されているが、本実施
例のパイロット噴射装置25はポンプ室18で加圧され
る燃料を直接的に圧力制御するから、これらいづれの噴
射ロ調ロ手段であっても、調量に影響を受けることな〈
実施可能である。
なお、本発明は上記実施例に制約されるものではない。
すなわち、パイロット噴射の際燃料逃し室26内の燃料
を、この燃料逃し室26とピストン30との間の微少隙
間を通じて逃し通路34側に逃す場合、このリークを安
定しておこなわせるため、第5図および第6図に示す他
の実施例のように、ピストン30に平坦なカット面40
を1面または多面形成し、これらカット面40により微
少間隙41を確保するようにしてもよい。
を、この燃料逃し室26とピストン30との間の微少隙
間を通じて逃し通路34側に逃す場合、このリークを安
定しておこなわせるため、第5図および第6図に示す他
の実施例のように、ピストン30に平坦なカット面40
を1面または多面形成し、これらカット面40により微
少間隙41を確保するようにしてもよい。
そして、この場合ピストン30の回転を規制しないもの
ではカット面40に通じる環状溝42を設けて、逃し通
路34に導通させるようにしてもよい。
ではカット面40に通じる環状溝42を設けて、逃し通
路34に導通させるようにしてもよい。
また、逃し通路34.36は1個であってもよい。
さらに本発明のパイロット噴射装置25は、ロータ2に
形成することには限らず、スペース的に許されるならば
、第7図に示すように、例えば分配ヘッド3やポンプハ
ウジングlに形成してもよい。
形成することには限らず、スペース的に許されるならば
、第7図に示すように、例えば分配ヘッド3やポンプハ
ウジングlに形成してもよい。
さらにまた、本発明はインナカム式分配型燃料噴射ポン
プに制約されるものではなく、フェイスカム式やアウタ
カム式の分配型燃料噴射ポンプにも実施可能である。
プに制約されるものではなく、フェイスカム式やアウタ
カム式の分配型燃料噴射ポンプにも実施可能である。
以上説明したように本発明によると、ポンプ室で燃料が
所定圧に加圧されるとパイロット噴射を開始し、この時
加圧された燃料の圧力を受けてピストンがIn動され、
このピストンの移動量が所定に達するとスピルポートを
開いて燃料逃し室の燃料をこのスピルポートを通じて低
圧側に逃すようにし、これによりパイロット噴射を終え
、さらにこのピストンが上記所定の移動量を越えて移動
されるとストッパに当接してそれ以上の移動を阻止し、
これにより再びポンプ室の燃料圧力を増大させて主噴射
させるようにすることができる。したがって、このよう
な構成の場合、開弁前と開弁後で受圧面積に差を生じる
ことはなく、開弁面積がスプリング力に影響されること
がなくなるからスプリングのへたり等による影響を受け
ない。
所定圧に加圧されるとパイロット噴射を開始し、この時
加圧された燃料の圧力を受けてピストンがIn動され、
このピストンの移動量が所定に達するとスピルポートを
開いて燃料逃し室の燃料をこのスピルポートを通じて低
圧側に逃すようにし、これによりパイロット噴射を終え
、さらにこのピストンが上記所定の移動量を越えて移動
されるとストッパに当接してそれ以上の移動を阻止し、
これにより再びポンプ室の燃料圧力を増大させて主噴射
させるようにすることができる。したがって、このよう
な構成の場合、開弁前と開弁後で受圧面積に差を生じる
ことはなく、開弁面積がスプリング力に影響されること
がなくなるからスプリングのへたり等による影響を受け
ない。
また、上記パイロット噴射装置を、インナカム式の分配
型燃料噴射ポンプにおけるロータ内に設ければ、燃料逃
し室をロータ内に形成することができ、格別なハウジン
グが不要となって簡単な構造で実施できるなどの利点が
ある。
型燃料噴射ポンプにおけるロータ内に設ければ、燃料逃
し室をロータ内に形成することができ、格別なハウジン
グが不要となって簡単な構造で実施できるなどの利点が
ある。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示し、第1図
はインナカム式分配型燃料噴射ポンプの構成を示す断面
図、第2図は各通路の関係を示す説明図、第3図(A)
、(B)および(C)はそれぞれパイロット噴射装置の
異なる作動状態を示す断面図、第4図は燃料噴射特性を
示す図、第5図および第6図は本発明の他の実施例を示
し、第5図はパイロット噴射装置の断面図、第6図は第
5図中vt−vt線の断面図、第7図は本発明のさらに
他の実施例を示すインナカム式分配型燃料噴射ポンプの
断面図である。 l・・・ポンプハウジ・ング、2・・・回転ロータ、3
・・・分配ヘッド、4・・・フィード通路、7・・・吸
入ポート、8・・・送油通路、9・・・吐出ポート、1
0・・・分配通路、11・・・噴射ノズル、12・・・
カムリング、15・・・プランジャ、18・・・ポンプ
室、 25・・・パイロット噴射装置、2B・・・燃料逃し室
、27・・・ストッパ 28・・・導入口、30・・・
ピストン、31・・・スプリング、32・・・スピル環
状溝、33・・・スピルポート、34.38・・・逃し
通路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第4図 第5図 第6図 第1図
はインナカム式分配型燃料噴射ポンプの構成を示す断面
図、第2図は各通路の関係を示す説明図、第3図(A)
、(B)および(C)はそれぞれパイロット噴射装置の
異なる作動状態を示す断面図、第4図は燃料噴射特性を
示す図、第5図および第6図は本発明の他の実施例を示
し、第5図はパイロット噴射装置の断面図、第6図は第
5図中vt−vt線の断面図、第7図は本発明のさらに
他の実施例を示すインナカム式分配型燃料噴射ポンプの
断面図である。 l・・・ポンプハウジ・ング、2・・・回転ロータ、3
・・・分配ヘッド、4・・・フィード通路、7・・・吸
入ポート、8・・・送油通路、9・・・吐出ポート、1
0・・・分配通路、11・・・噴射ノズル、12・・・
カムリング、15・・・プランジャ、18・・・ポンプ
室、 25・・・パイロット噴射装置、2B・・・燃料逃し室
、27・・・ストッパ 28・・・導入口、30・・・
ピストン、31・・・スプリング、32・・・スピル環
状溝、33・・・スピルポート、34.38・・・逃し
通路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第4図 第5図 第6図 第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)プランジャの往復移動によりポンプ室内の燃料を
加圧し、この加圧された燃料を噴射するようにし、かつ
上記ポンプ室で加圧された燃料を主噴射に先だってパイ
ロット噴射させるパイロット噴射装置を設けた分配型燃
料噴射ポンプにおいて、 上記パイロット噴射装置は、ポンプ室に連なる燃料逃
し室を備えるとともに、この燃料逃し室に上記ポンプ室
で加圧された燃料圧力を受けて摺動するとともにこの逃
し室との間で微少隙間を存したピストンを収容し、この
ピストンは上記ポンプ室で加圧された燃料がパイロット
噴射される間にこの燃料圧力を受けて復帰用スプリング
の力に抗して移動され、この移動量が所定量になった場
合にスピルポートを開いて燃料逃し室の燃料をこのスピ
ルポートを通じて低圧側に逃すことにより上記パイロッ
ト噴射を停止し、さらにこのピストンは上記所定の移動
量を越えて移動した場合にストッパに当接して停止され
、これにより再び上記ポンプ室の燃料の圧力を増大させ
て主噴射させるようにしたことを特徴とする分配型燃料
噴射ポンプ(2)上記ポンプは、回転駆動されるロータ
に上記プランジャを径方向に配置しかつこのロータの周
囲にカムリングを設け、該ロータの回転に伴って上記プ
ランジャがカムリングの内面に摺接されることにより往
復動されるインナカム式の分配型燃料噴射ポンプである
ことを特徴とする第1の請求項記載の分配型燃料噴射ポ
ンプ。 (3)上記パイロット噴射装置は、上記インナカム式分
配型燃料噴射ポンプにおけるロータ内に設けられたこと
を特徴とする第2の請求項記載の分配型燃料噴射ポンプ
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63268872A JPH02115564A (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 分配型燃料噴射ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63268872A JPH02115564A (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 分配型燃料噴射ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02115564A true JPH02115564A (ja) | 1990-04-27 |
Family
ID=17464434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63268872A Pending JPH02115564A (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 分配型燃料噴射ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02115564A (ja) |
-
1988
- 1988-10-25 JP JP63268872A patent/JPH02115564A/ja active Pending
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