JPH0211675B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0211675B2 JPH0211675B2 JP61500200A JP50020086A JPH0211675B2 JP H0211675 B2 JPH0211675 B2 JP H0211675B2 JP 61500200 A JP61500200 A JP 61500200A JP 50020086 A JP50020086 A JP 50020086A JP H0211675 B2 JPH0211675 B2 JP H0211675B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gold
- iodine
- leachate
- cathode
- iodide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01G—COMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
- C01G7/00—Compounds of gold
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22B—PRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
- C22B11/00—Obtaining noble metals
- C22B11/04—Obtaining noble metals by wet processes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25C—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC PRODUCTION, RECOVERY OR REFINING OF METALS; APPARATUS THEREFOR
- C25C1/00—Electrolytic production, recovery or refining of metals by electrolysis of solutions
- C25C1/20—Electrolytic production, recovery or refining of metals by electrolysis of solutions of noble metals
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
- E21B—EARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
- E21B43/00—Methods or apparatus for obtaining oil, gas, water, soluble or meltable materials or a slurry of minerals from wells
- E21B43/28—Dissolving minerals other than hydrocarbons, e.g. by an alkaline or acid leaching agent
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Geology (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Description
技術分野
本発明は、湿式冶金の分野にある。特に、本発
明は、インシテユマイニング、ヒープリーチン
グ、攪拌リーチング回収プロセス等で使われた、
使用済みの浸出液から、金の電解回収と元素状沃
素再生とを同時に行うことに係わるものである。
明は、インシテユマイニング、ヒープリーチン
グ、攪拌リーチング回収プロセス等で使われた、
使用済みの浸出液から、金の電解回収と元素状沃
素再生とを同時に行うことに係わるものである。
発明の背景
金含有物質から金を回収する方法として、沃
素/沃化物を使う浸出プロセスは、斯界によく知
られており、例えば米国特許第4557759号として
発行される本件出願人の米国特許出願番号第
598706号(ここに引用することにより本明細書の
一部となす)において、また米国特許第2304823
号及び第3957505号において記載されている。
素/沃化物を使う浸出プロセスは、斯界によく知
られており、例えば米国特許第4557759号として
発行される本件出願人の米国特許出願番号第
598706号(ここに引用することにより本明細書の
一部となす)において、また米国特許第2304823
号及び第3957505号において記載されている。
沃素及び沃化物が、パイライトやその他の還元
性物質を含有する含金鉱石を浸出すると、金は
Aul2 -或はAul4 -の何れかの沃化物錯本として可
溶化され、パイライトやその他の還元性物質は酸
化されて、生成物の一つとして沃化物を形成す
る。この採鉱プロセスを採算に会うようにするた
めには、浸出液は再循環しなければならない。即
ち、還元された沃素は、酸化して(元素状の)沃
素に再生しなければならないし、金は回収しなけ
ればならない。
性物質を含有する含金鉱石を浸出すると、金は
Aul2 -或はAul4 -の何れかの沃化物錯本として可
溶化され、パイライトやその他の還元性物質は酸
化されて、生成物の一つとして沃化物を形成す
る。この採鉱プロセスを採算に会うようにするた
めには、浸出液は再循環しなければならない。即
ち、還元された沃素は、酸化して(元素状の)沃
素に再生しなければならないし、金は回収しなけ
ればならない。
この沃素再生と金回収という要件の組合せを、
同時に或は順次にであつても、安価に達成するこ
とは困難である。この困難さは、元素状沃素と沃
素−金錯体が、還元剤、イオン交換樹脂、活性炭
の存在下では同様の挙動を取ることから生じてい
る。鉄或は亜鉛を使つて金のセメンテーシヨン
(置換析出)を行おうとすると、沃素は、金のみ
ならず、鉄、亜鉛をも酸化するので、これらの金
属の大量の溶出をもたらす。陰イオン交換樹脂
か、活性炭で金を吸着しようとすると、陰イオン
交換樹脂や活性炭の吸着できる部分に、沃素も吸
着され、プロセスにおいて溶液中から、相当量の
元素状沃素が除去されてしまう。
同時に或は順次にであつても、安価に達成するこ
とは困難である。この困難さは、元素状沃素と沃
素−金錯体が、還元剤、イオン交換樹脂、活性炭
の存在下では同様の挙動を取ることから生じてい
る。鉄或は亜鉛を使つて金のセメンテーシヨン
(置換析出)を行おうとすると、沃素は、金のみ
ならず、鉄、亜鉛をも酸化するので、これらの金
属の大量の溶出をもたらす。陰イオン交換樹脂
か、活性炭で金を吸着しようとすると、陰イオン
交換樹脂や活性炭の吸着できる部分に、沃素も吸
着され、プロセスにおいて溶液中から、相当量の
元素状沃素が除去されてしまう。
本発明の目的は、沃素を含む浸出液から金を回
収するために、一段階で、金と沃素を同時に電解
還元し、さらに沃化物を酸化する経済的なプロセ
スを提供することにある。沃素は、金の再循還浸
出を行うのに十分な速度で生成される。本発明の
もう一つの目的は、鉄による電解液の汚染を防ぐ
ことである。
収するために、一段階で、金と沃素を同時に電解
還元し、さらに沃化物を酸化する経済的なプロセ
スを提供することにある。沃素は、金の再循還浸
出を行うのに十分な速度で生成される。本発明の
もう一つの目的は、鉄による電解液の汚染を防ぐ
ことである。
図面についての説明
第1図は、研究室用実験設備の概略図であり、
沃素/沃化物浸出液を、カラムに入つた粉砕含金
鉱石の上に散布し、そこから出る流出液を、カラ
ム中の鉱石に再循環する前に、金回収と沃素再生
を行う電解セルに通している。
沃素/沃化物浸出液を、カラムに入つた粉砕含金
鉱石の上に散布し、そこから出る流出液を、カラ
ム中の鉱石に再循環する前に、金回収と沃素再生
を行う電解セルに通している。
発明の概要
本発明では、含金鉱石を含めて金含有物質か
ら、沃素/沃化物により金を回収する改善方法を
提示する。その改善方法では、金及び沃素を含有
する浸出貴族は電解セルで処理し、カソードにお
いて溶解している金を元素状金の還元し、同時に
沃素を沃化物に還元して、沃素が以後の金回収プ
ロセスを妨害するのを防止する。さらにそれと同
時に、アノードにおいて沃化物は元素状沃素に酸
化し、浸出液の沃化物:沃化比を例えば約2:1
から10:1までの範囲の所要の重量比に再生す
る。金はカソード室で析出し、もし望むなら、カ
ソード流出液はアノード室に通す前に、微量の金
を追加除去する処理を施すこともできる。浸出液
のPHを5付近に緩衝することから成るカソードの
鉄汚染を防ぐ方法も提供する。
ら、沃素/沃化物により金を回収する改善方法を
提示する。その改善方法では、金及び沃素を含有
する浸出貴族は電解セルで処理し、カソードにお
いて溶解している金を元素状金の還元し、同時に
沃素を沃化物に還元して、沃素が以後の金回収プ
ロセスを妨害するのを防止する。さらにそれと同
時に、アノードにおいて沃化物は元素状沃素に酸
化し、浸出液の沃化物:沃化比を例えば約2:1
から10:1までの範囲の所要の重量比に再生す
る。金はカソード室で析出し、もし望むなら、カ
ソード流出液はアノード室に通す前に、微量の金
を追加除去する処理を施すこともできる。浸出液
のPHを5付近に緩衝することから成るカソードの
鉄汚染を防ぐ方法も提供する。
好ましい具体例の記述
ここに記載する方法では、セルのカソード、好
ましくはステンレススチール製カソードにおい
て、沃素の還元と同時に金の還元電着を行い、同
一セルのアノード、好ましくは炭素製アノードに
おいて、沃化物の沃素への酸化を行う。この方法
の別法として、カソード流出液を、アノード室に
通す前に、例えば活性炭床或は陰イオン交換樹脂
床といつた微量の金を回収するプロセスを通過さ
せる方法がある。鉱石帯に投入された浸出液中の
沃素は、鉱石帯中或は電解セルのカソード室内
で、すべて沃化物に還元され、その後電解セルの
アノード室で酸化されて再生される。カソード流
出液中には沃素は存在しないので、この別法プロ
セスにおいて活性炭床上或いは陰イオン交換樹脂
床上に沃素が吸着されることはない。
ましくはステンレススチール製カソードにおい
て、沃素の還元と同時に金の還元電着を行い、同
一セルのアノード、好ましくは炭素製アノードに
おいて、沃化物の沃素への酸化を行う。この方法
の別法として、カソード流出液を、アノード室に
通す前に、例えば活性炭床或は陰イオン交換樹脂
床といつた微量の金を回収するプロセスを通過さ
せる方法がある。鉱石帯に投入された浸出液中の
沃素は、鉱石帯中或は電解セルのカソード室内
で、すべて沃化物に還元され、その後電解セルの
アノード室で酸化されて再生される。カソード流
出液中には沃素は存在しないので、この別法プロ
セスにおいて活性炭床上或いは陰イオン交換樹脂
床上に沃素が吸着されることはない。
セルにおける電流は、アノード流出液で必要と
される元素状沃素濃度を生成するように調整され
る。沃素及び沃化物の合計濃度は、浸出される物
質の特性を依存する(インシテユマイニングにお
いて使われる代表的沃素沃化物合計濃度は3g/
である)。一方、再生された浸出液中の沃化物
対沃素比も、供給物質の特性の関数であるが、あ
まりに低い沃化物対沃素比が生じると、即ち余り
に高濃度の沃素が生成されると、アノードにおけ
る沃素発生が、沃素の溶解速度と調和しなくな
り、沃素がアノードに晶出してプロセスを妨害す
る。逆に沃化物対沃素比が高すぎると、即ち沃素
濃度が低すぎると、沃素は金浸出前に消耗して、
金が供給物質中で再沈澱してしまう。沃化物対沃
素比は、好ましくは、少なくとも約2:1が必要
とされ、約10:1までの比率が、一般に有用であ
る。鉱石中で還元性物質と反応して、沃素濃度が
減少した溶液では、カソード室内における酸化状
態の沃素量は、アノード室において沃素を再生す
るのに必要とされる総電流を伝えるには不十分で
ある。そこで、不足する電流は他のカソード半反
応により運ばれなければならない。通常、この追
加半反応は、(金錯体が、元素状金に還元される
時のわずかな寄与に加えて、)水の水素ガスへの
還元によつて賄われる。したがつて、金回収/沃
素再生を行うのに必要なセル電圧は、その時のカ
ソードPHにおける沃化物/沃素酸化半電池反応と
水の還元半電池反応との電位差、水の還元反応を
おこすためのカソード過電圧、セル内で生ずる電
圧降下の3つの電圧を加えたものである。これを
式で表せば、以下のようになる。
される元素状沃素濃度を生成するように調整され
る。沃素及び沃化物の合計濃度は、浸出される物
質の特性を依存する(インシテユマイニングにお
いて使われる代表的沃素沃化物合計濃度は3g/
である)。一方、再生された浸出液中の沃化物
対沃素比も、供給物質の特性の関数であるが、あ
まりに低い沃化物対沃素比が生じると、即ち余り
に高濃度の沃素が生成されると、アノードにおけ
る沃素発生が、沃素の溶解速度と調和しなくな
り、沃素がアノードに晶出してプロセスを妨害す
る。逆に沃化物対沃素比が高すぎると、即ち沃素
濃度が低すぎると、沃素は金浸出前に消耗して、
金が供給物質中で再沈澱してしまう。沃化物対沃
素比は、好ましくは、少なくとも約2:1が必要
とされ、約10:1までの比率が、一般に有用であ
る。鉱石中で還元性物質と反応して、沃素濃度が
減少した溶液では、カソード室内における酸化状
態の沃素量は、アノード室において沃素を再生す
るのに必要とされる総電流を伝えるには不十分で
ある。そこで、不足する電流は他のカソード半反
応により運ばれなければならない。通常、この追
加半反応は、(金錯体が、元素状金に還元される
時のわずかな寄与に加えて、)水の水素ガスへの
還元によつて賄われる。したがつて、金回収/沃
素再生を行うのに必要なセル電圧は、その時のカ
ソードPHにおける沃化物/沃素酸化半電池反応と
水の還元半電池反応との電位差、水の還元反応を
おこすためのカソード過電圧、セル内で生ずる電
圧降下の3つの電圧を加えたものである。これを
式で表せば、以下のようになる。
E適用=EI-/I2+EH2O/H2+IRセル
+Eカソード過電圧 このプロセスを引き起こすのに必要な電力は、
電流と適用電圧の積である。
+Eカソード過電圧 このプロセスを引き起こすのに必要な電力は、
電流と適用電圧の積である。
P=IE適用
このプロセスで起こる化学反応は、以下のよう
に書き表せる。
に書き表せる。
鉱石中において
8H2O+7I3 -+FeS2→Fe2++2SO4 2++21I-+
16H+2Au+I-+I3 -→2AuI2 - カソード室において I3 -+2e-→3I- AuI2+e-→Au+2I- 2H2O+2e-→H2+2OH- アノード室において 3I-→I3+2e- 浸出液が、パイライト鉱石帯に最初接触する
と、鉱石中には、細かく砕かれた状態でパイライ
ト粒子が存在するため、沃素とパイライトとの間
で広範な反応が、急速に起こるのが普通である。
緩衝されていない浸出液の場合、PHは急激に3以
下に低下し、かなりの鉄が溶出する可能性があ
る。こうして生成された高濃度の鉄は、カソード
に運ばれ、好ましくない電極反応、あるいは化学
的沈澱が起こりうる。このような不都合が生ずる
のを防ぐため、鉄溶解を防ぐに十分のPHになるよ
う、好ましくはPH5以上に、非還元性緩衝剤、好
ましくは酢酸ナトリウム/酢酸を用いて浸出液を
緩衝するとよい。このようにすることによつて、
電解セルの操業をほとんど妨害しない十分に低い
程度にまで、鉄濃度を下げることが出来る。ま
た、浸出液に緩衝剤を加えることによつて、PH3
では、PH5の時より100倍も劣化が激しいステン
レススチール製カソードの溶解も防げる。
16H+2Au+I-+I3 -→2AuI2 - カソード室において I3 -+2e-→3I- AuI2+e-→Au+2I- 2H2O+2e-→H2+2OH- アノード室において 3I-→I3+2e- 浸出液が、パイライト鉱石帯に最初接触する
と、鉱石中には、細かく砕かれた状態でパイライ
ト粒子が存在するため、沃素とパイライトとの間
で広範な反応が、急速に起こるのが普通である。
緩衝されていない浸出液の場合、PHは急激に3以
下に低下し、かなりの鉄が溶出する可能性があ
る。こうして生成された高濃度の鉄は、カソード
に運ばれ、好ましくない電極反応、あるいは化学
的沈澱が起こりうる。このような不都合が生ずる
のを防ぐため、鉄溶解を防ぐに十分のPHになるよ
う、好ましくはPH5以上に、非還元性緩衝剤、好
ましくは酢酸ナトリウム/酢酸を用いて浸出液を
緩衝するとよい。このようにすることによつて、
電解セルの操業をほとんど妨害しない十分に低い
程度にまで、鉄濃度を下げることが出来る。ま
た、浸出液に緩衝剤を加えることによつて、PH3
では、PH5の時より100倍も劣化が激しいステン
レススチール製カソードの溶解も防げる。
第1図は、本発明の好ましい具体例を示してお
り、溜めR1に入つている、最適な沃化物:沃素
比を有する最初の浸出液、あるいは再生された浸
出液が、鉱石コラムにポンプで投入され、そこか
ら出る金と還元された沃素を含む貴液、すなわち
R1にあるものより沃化物:沃素比の高い液が、
溜めR2にはいる。この貴液は、従来形式の電源
設備を備えた電解セルのステンレススチールメツ
シユ製カソードに導入され、そこで金は、元素状
金に還元されてカソード上に析出する。また、貴
液中に存在した沃素は、実質上、全て沃化物に還
元される。第1図においては、電解セルは、アノ
ード室とカソード室とをナフイヨン(Nafion、
デユボン社の商品名)というイオン交換膜で隔た
れた状態で示してある。この膜は、水と陰イオン
は通さないが、陽イオンだけはアノード室からカ
ソード室へ通す陽イオン交換シートである。この
機構によつて、アノード液とカソード液が混ざる
のを防ぎ、同時に電極反応が起こる時に、セル室
における電気的中性を保つ働きがある。実質上沃
素を含まず、金が殆ど除かれたカソード流出液
は、溜めR3に収集され、そこから別法流路にお
いて微量の金を除去するための活性炭床に通した
後、炭素棒を備えた電解セルのアノード室に導入
してもよい。また別の方法としては、金及び沃素
を除かれた浸出液はR3から主流路を経由してア
ノード室に直接導入してもよい。アノード室にお
いて、再生浸出液を再使用するのに必要な量だけ
沃化物を沃素に酸化し、その再生された浸出液
は、R1に導入されて再循環される。
り、溜めR1に入つている、最適な沃化物:沃素
比を有する最初の浸出液、あるいは再生された浸
出液が、鉱石コラムにポンプで投入され、そこか
ら出る金と還元された沃素を含む貴液、すなわち
R1にあるものより沃化物:沃素比の高い液が、
溜めR2にはいる。この貴液は、従来形式の電源
設備を備えた電解セルのステンレススチールメツ
シユ製カソードに導入され、そこで金は、元素状
金に還元されてカソード上に析出する。また、貴
液中に存在した沃素は、実質上、全て沃化物に還
元される。第1図においては、電解セルは、アノ
ード室とカソード室とをナフイヨン(Nafion、
デユボン社の商品名)というイオン交換膜で隔た
れた状態で示してある。この膜は、水と陰イオン
は通さないが、陽イオンだけはアノード室からカ
ソード室へ通す陽イオン交換シートである。この
機構によつて、アノード液とカソード液が混ざる
のを防ぎ、同時に電極反応が起こる時に、セル室
における電気的中性を保つ働きがある。実質上沃
素を含まず、金が殆ど除かれたカソード流出液
は、溜めR3に収集され、そこから別法流路にお
いて微量の金を除去するための活性炭床に通した
後、炭素棒を備えた電解セルのアノード室に導入
してもよい。また別の方法としては、金及び沃素
を除かれた浸出液はR3から主流路を経由してア
ノード室に直接導入してもよい。アノード室にお
いて、再生浸出液を再使用するのに必要な量だけ
沃化物を沃素に酸化し、その再生された浸出液
は、R1に導入されて再循環される。
次の実施例は、本発明を例示するものである
が、本発明をこれに限定する意図はない。
が、本発明をこれに限定する意図はない。
実施例 1
本プロセスの代表的研究室規模の実施例では、
沃化物イオンを9g/、元素状沃素を1g/
含み緩衝液は加えていない溶液を、溜めから、23
cm径×30cm高のガラス製カラムにいれた約15Kgの
パイライト質金鉱石に、ポンプで毎分75mlの速度
で投入した。カラムからの流出液は、沃素が幾ら
か消費されており、10〜0.1mg/の濃度範囲の
金を含有していた。この流出液を電解セルのカソ
ード室にいれ、2.0Vの荷電圧、1.0Aの電流によ
り還元した。カソード流出液中には、金或は元素
状沃素は検出されなかつた。その後、カソード流
出液を同じ電解セルのアノード室に供給し、ここ
でアノード流出液中の元素状沃素濃度が1g/
になるような速度で沃化物を沃素に酸化した。95
%のセル電流効率が達成された。
沃化物イオンを9g/、元素状沃素を1g/
含み緩衝液は加えていない溶液を、溜めから、23
cm径×30cm高のガラス製カラムにいれた約15Kgの
パイライト質金鉱石に、ポンプで毎分75mlの速度
で投入した。カラムからの流出液は、沃素が幾ら
か消費されており、10〜0.1mg/の濃度範囲の
金を含有していた。この流出液を電解セルのカソ
ード室にいれ、2.0Vの荷電圧、1.0Aの電流によ
り還元した。カソード流出液中には、金或は元素
状沃素は検出されなかつた。その後、カソード流
出液を同じ電解セルのアノード室に供給し、ここ
でアノード流出液中の元素状沃素濃度が1g/
になるような速度で沃化物を沃素に酸化した。95
%のセル電流効率が達成された。
実施例 2
電解プロセスの代表的研究室規模の具体例で
は、毎分75mlの速度で、液を電解セルに流したと
ころ、元素状沃素を1.00g/の濃度で再生する
ためには1.00Aの電流が必要であつた。そして、
電圧を測定すると2.0Vであつた。この電流値は、
アノード半電池反応に対して95%の電流効率に相
当する。従つて、電力消費量(電流×電圧)は、
2.0Wである。毎分75mlの同じ流量において、セ
ル内では同時に金が2mg/の割合で還元されつ
つあつた。この割合において、1時間に金は9
mg、カソードに電着した。従つて、この場合、エ
ネルギー消費量は、9mgの金に対して2W、すな
わち0.22KWH/g金となる。これは電力料が
1KWH当り10セントとして、2.2セント/g金の
計算になる。現在、金の価格は、1g当り約10ド
ルであるから、このコストは十分低いものであ
る。
は、毎分75mlの速度で、液を電解セルに流したと
ころ、元素状沃素を1.00g/の濃度で再生する
ためには1.00Aの電流が必要であつた。そして、
電圧を測定すると2.0Vであつた。この電流値は、
アノード半電池反応に対して95%の電流効率に相
当する。従つて、電力消費量(電流×電圧)は、
2.0Wである。毎分75mlの同じ流量において、セ
ル内では同時に金が2mg/の割合で還元されつ
つあつた。この割合において、1時間に金は9
mg、カソードに電着した。従つて、この場合、エ
ネルギー消費量は、9mgの金に対して2W、すな
わち0.22KWH/g金となる。これは電力料が
1KWH当り10セントとして、2.2セント/g金の
計算になる。現在、金の価格は、1g当り約10ド
ルであるから、このコストは十分低いものであ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 金含有物質から金を回収する方法であつて、 (a) 金を可溶化するのに十分な沃化物及び沃素濃
度を有する浸出液で前記金含有物質を浸出する
段階と (b) 浸出残渣から、溶解金及び沃素を含有する浸
出貴液を分離する段階と、 (c) 前記浸出貴液を電解セルのカソードに導く段
階と、 (d) 前記カソードにおいて前記浸出貴液中の沃素
を実質上全て沃化物に還元し、同時に金を還元
して電析させる段階と、 (e) 段階(d)の浸出液を前記電解セルのアノードに
導く段階と、 (f) 前記アノードにおいて浸出液を再生するに十
分な量で沃化物を沃素に酸化する段階と を包含する金回収方法。 2 再生された浸出液が段階(a)に再循環される特
許請求の範囲第1項記載の方法。 3 段階(d)と(e)との間で、浸出液がそれに含まれ
る微量の金の回収のため処理される特許請求の範
囲第1項記載の方法。 4 段階(e)の再生浸出液が、アノードにおいて沃
素の晶析を防止するに十分の沃化物:沃素比を有
している特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 沃化物:沃素比が少なくとも約2:1である
特許請求の範囲第4項記載の方法。 6 電解セルがアノード室及びカソード室を有
し、両者が水及び陰イオンは通さないが、アノー
ド室からカソード室への陽イオンの通過は許容す
る陽イオン交換膜によつて分隔されている特許請
求の範囲第1項記載の方法。 7 カソードがステンレススチールから成り、ア
ノードが炭素から成り、そして膜がナフイヨン
(Nafion登録商標)から成る特許請求の範囲第6
項記載の方法。 8 金含有物質が鉄を含有している場合、段階(a)
の浸出液がカソードの鉄汚染を起こさないよう、
鉄の溶解を実質上防止するのに必要なPHに緩衝さ
れる特許請求の範囲第1項記載の方法。 9 PHが少なくとも約5である特許請求の範囲第
8項記載の方法。 10 沃化物/沃素浸出液中に金を溶解しそして
該浸出液から金を回収することから成る金含有物
質から金を回収する方法において、電解セルのカ
ソードにおいて金含有浸出液中に存在する実質上
すべての沃素を還元すると同時にそこから金を還
元しそして電析せしめることにより金含有浸出貴
液中の沃素が該浸出貴液からの金回収を妨害する
のを防止することから成る改善方法。 11 金含有供給物質が鉄をも含有する時、供給
物質を浸出するに当り鉄の実質的溶解を防止する
に充分のPHに浸出液を緩衝することにより、カソ
ードの鉄汚染を防止する改善を更に含む特許請求
の範囲第10項記載の方法。 12 カソードからの流出浸出液が金の追加回収
の為に処理される特許請求の範囲第10項記載の
方法。 13 金含有物質からの金の溶解の為適当な沃化
物:沃素比を有する浸出液が電解セルのアノード
において沃化物を沃素に酸化することにより再生
される特許請求の範囲第10項記載の方法。 14 再生浸出液の沃化物:沃素比が少くとも約
2:1である特許請求の範囲第13項記載の方
法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| PCT/US1985/002426 WO1987003623A1 (en) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | An electrolytic process for the simultaneous deposition of gold and replenishment of elemental iodine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63502358A JPS63502358A (ja) | 1988-09-08 |
| JPH0211675B2 true JPH0211675B2 (ja) | 1990-03-15 |
Family
ID=22188967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61500200A Granted JPS63502358A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | 金電着と元素状沃素再生を同時に行う電解方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63502358A (ja) |
| AU (1) | AU577173B2 (ja) |
| WO (1) | WO1987003623A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2685755B2 (ja) * | 1987-07-14 | 1997-12-03 | 田中貴金属工業株式会社 | 金の精製用装置 |
| DE3815487A1 (de) * | 1988-05-06 | 1989-11-16 | Basf Ag | Verfahren zur niederdruckcopolymerisation von ethylen mit (alpha)-olefinen und ethylencopolymerisate mit niederem restmonomerengehalt |
| JP4788998B2 (ja) * | 2005-12-28 | 2011-10-05 | Jx日鉱日石金属株式会社 | エッチング廃液からの金の回収方法 |
| CN104294313A (zh) * | 2014-10-20 | 2015-01-21 | 常州钇金环保科技有限公司 | 黄金电化学溶解装置及其方法 |
| MA45462A (fr) | 2016-06-24 | 2021-05-05 | Enviroleach Tech Inc | Procédés, matériaux et techniques de récupération de métaux précieux |
| US10526682B2 (en) | 2017-07-17 | 2020-01-07 | Enviroleach Technologies Inc. | Methods, materials and techniques for precious metal recovery |
| JP7428574B2 (ja) * | 2020-04-08 | 2024-02-06 | 大口電子株式会社 | イオン交換樹脂からの金の回収方法 |
| JP7817677B2 (ja) * | 2022-06-30 | 2026-02-19 | 住友金属鉱山株式会社 | 溶解槽および塩化ニッケル水溶液の製造方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2304823A (en) * | 1940-07-03 | 1942-12-15 | Thomas M Courtis | Method of treating ore and treatment agent therefor |
| DE1269362B (de) * | 1964-12-09 | 1968-05-30 | Mo Sawod Wtoritschnych Drogoze | Verfahren zum Abloesen einer Goldschicht, die auf einer Unterlage aus Bunt- und seltenen Metallen und ihren Legierungen aufgetragen ist |
| US3957505A (en) * | 1974-08-05 | 1976-05-18 | Bayside Refining And Chemical Company | Gold reclamation process |
| US4557759A (en) * | 1984-04-10 | 1985-12-10 | In-Situ, Inc. | Iodine leach for the dissolution of gold |
-
1985
- 1985-12-06 JP JP61500200A patent/JPS63502358A/ja active Granted
- 1985-12-06 AU AU52071/86A patent/AU577173B2/en not_active Ceased
- 1985-12-06 WO PCT/US1985/002426 patent/WO1987003623A1/en not_active Ceased
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU5207186A (en) | 1987-06-30 |
| WO1987003623A1 (en) | 1987-06-18 |
| JPS63502358A (ja) | 1988-09-08 |
| AU577173B2 (en) | 1988-09-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7559974B2 (en) | Method for thiosulfate leaching of precious metal-containing materials | |
| US4734171A (en) | Electrolytic process for the simultaneous deposition of gold and replenishment of elemental iodine | |
| EP3655557B1 (en) | Method for precious metal recovery | |
| JP2005501973A (ja) | 亜鉛回収方法 | |
| HUT76516A (en) | Hydrometallurgical extraction process | |
| US20190233917A1 (en) | Methods, Materials and Techniques for Precious Metal Recovery | |
| JP2632576B2 (ja) | イオン交換樹脂からの金ヨウ素錯体の脱着方法 | |
| US5401296A (en) | Precious metal extraction process | |
| JPH05255772A (ja) | 電気的製鋼において発生する煙塵からの亜鉛・鉛の回収方法および精製金属の炉への再循環方法およびこの方法を実施するための装置 | |
| US10563283B2 (en) | Methods, materials and techniques for precious metal recovery | |
| JPS59501370A (ja) | 鉱石および精鉱からの銀および金の回収 | |
| JPH0211675B2 (ja) | ||
| CN101500735A (zh) | 金属粉末的制备方法 | |
| CN117947278A (zh) | 一种硫代硫酸盐法提金工艺 | |
| CN121406899B (zh) | 从电子废弃物中电化学回收锡和锌资源的方法 | |
| JPH08158088A (ja) | 白金族金属の回収方法 | |
| CA1235577A (en) | Treatment of residues | |
| CN114672660A (zh) | 一种在置换法回收硫代硫酸盐浸金液中金时降低金属耗量的方法 | |
| DEVELOPER | PROCESSING AQUEOUS TITANIUM SOLUTIONS TO TITANIUM DIOXIDE PIGMENT | |
| JPH0331494A (ja) | 金属の回収方法およびその装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |