JPH0211966A - 無段変速機の変速比制御装置 - Google Patents

無段変速機の変速比制御装置

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JPH0211966A
JPH0211966A JP16368288A JP16368288A JPH0211966A JP H0211966 A JPH0211966 A JP H0211966A JP 16368288 A JP16368288 A JP 16368288A JP 16368288 A JP16368288 A JP 16368288A JP H0211966 A JPH0211966 A JP H0211966A
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JP
Japan
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gear ratio
pressure
continuously variable
variable transmission
clutch
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Application number
JP16368288A
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English (en)
Inventor
Kiyotaka Hayashi
林 清孝
Etsumi Handa
悦美 半田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は自動二輪車等の動力伝達系に用いられる無段変
速機の変速比制御装置に関するものである。
「従来の技術」 無段変速機の一例(二輪車用)としては、駆動軸と従動
軸のそれぞれに、油圧によって溝幅が調整されるプーリ
ーを設けて、これらのプーリーの間に無端ベルトを巻回
し、そして各プーリーに供給する油圧を調整することに
よって、各プーリーの溝幅を調整して変速比を変える構
成のものがある。
従来、このような無段変速機の変速比を制御する制御装
置の一つに、アクセル開度を検出し、そのアクセル開度
に対応する理想的な最終到達エンジン回転数を求め、こ
の値に実際のエンジン回転数を近付かせるように無段変
速機の変速比を自動調整するものがある。
[発明が解決し五うとする課題] しかしながら、上記しfこ変速比制御装置にあっては、
走行中の車両を急加速しようとしてアクセルを急峻に開
けたとき駆動輪側の負荷が大きすぎる際に、エンジンと
駆動輪と動力伝達系に介装されたクラッチに滑りが生じ
る場合がある。
このとき、滑りに起因してエンジン側の負荷が軽くなる
ため、エンジン回転数は上昇する。これに伴い、制御装
置はエンジン回転数を下げるべく変速比を小(Hi側)
とするように作動する。変速比が小になると駆動輪側の
負荷が増大し、クラッチのすべりはより増大する。
このように、従来の変速比制御装置にあっては、−旦ク
ラッチに滑りが生じるとそれを増大させるような動きを
してしまい、所望する加速か得られない場合がある不具
合があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされた乙ので、エンジンと
駆動輪との間の動力伝達系に介装されるクラッチに所定
以上の滑りが生じるのを防止し、加速不足を解消できる
無段変速機の変速比制御装置を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本発明では、エンジンとそれに連なる出力軸との間に、
動力伝達を断続するクラッチを介して設けられる無断変
速機の変速比制御装置であって、前記無段変速機の実際
の変速比を検出する変速比検出手段と、エンジンの回転
数を検出するエンジン回転数検出手段と、車速を検知す
る車速検出手段と、前記変速比検出手段により検出され
る無段変速機の実際の変通比と、エンジン回転数検出手
段お上び車速検出手段から発せられるそれぞれの信号を
基に演算される目標の変速比とを比較し、その差が許容
範囲以上になるとき前記無段変速機の変速比を大にさせ
る制御信号を発する判別器とを備えて成ることを特徴と
している。
「作用 」 例えば、加速時においてクラッチに滑りが生じる場合に
は、実際の変速比とエンジン回転数および車速から演算
される目標の変速比を比較することにより、該滑りの発
生を速やかに検知でき、それに基づいて変速比を大にさ
せるよう無段変速機を制御する。したがって、所定以上
の滑りの発生が防止でき、加速不足が解消できる。
「実施例」 本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図中符号1はケーシング、2はケーシングに回転自
在に支持されたクランク軸、3は無段変速機、4は無段
変速機3とクランク軸2との間に介装されたクラッチを
示す。無段変速[3は変速比制御装置5によって、主に
、変速比を変える際の基準となる変位値、例えばスロッ
トル開度により決定される目標エンジン回転数と実際の
エンジン回転数との差に基づき、適宜変速比を持つよう
に制御される(詳しくは後述する)。
上記変速比制御装置5は、クラッチ4に生じる滑りが所
定以上になるのを防止するために、以下の構成要素を備
える。
すなわち、符号200は無段変速機3を構成する駆動プ
ーリー27の可動側プーリー半体27BのA、B方向の
移動量を検出するセンサであり、該センサ200から発
せられる信号を基にセンサ200につながる第1の処理
回路201において無段変速機3の実際の変速比R6が
求められる。第1の処理回路201には、可動側プーリ
ー半体27Bの移動量から無段変速機3の実際の変速比
を求められるデータが予め人力されている。
202はギヤ6の回転速度を検出するセンサてあり、2
03は無段変速機3の出力軸26の回転速度を検出する
センサである。これらセンサは第2の処理回路204に
接続されている。第2の処理回路204てはセンサ20
2,203から発せられろ信号を基に、そのときの車速
およびエンジン回転速度によって決定される、エンジン
の出力を最大に生かせる目標となる変速比R,が求めら
れる。なお、第2の処理回路204には、車速およびエ
ンジン回転数が定まれば、エンジンの出力を最大に生か
せる変速比が決定できるマツプ(種々の実験、計算等に
よって求められる)が予め入力されている。
205は第1.第2の処理回路201,204に接続さ
れた判別2片であり、これは上記実際の変速比R8と目
標の変速比R3と差を求め、その値が所定許容範囲ΔR
より大か否かを判別するものである。なお、これらの判
別は電気的な処理によって行なう。仮に、R,とRoの
差が予め定めた許容範囲ΔR以上の時には、変速比を大
(Low)にさせる信号を制御器100に送る。この信
号は、制御器100において通常の制御信号よりも優先
させる。
逆に、R,とR1との差がΔRより小の場合には、制御
器100に通常の制御を続行させる信号を送る。なお、
制御器100での通常の制御については後に説明する。
上記各構成要素200〜205を備える変速比制御装置
5によれば、例えば、スロットル開度を急峻に上げた場
合であって駆動輪側の負荷が大きくクラッチ4にすべり
か生じようとする場合には、判別器205において実際
の変速比R8と車速およびエンジン回転数から定まる目
標変速比R1との差が求められ、その差が△R以上にな
る際に、制御器+00へ無段変速機3の変速比を大にさ
ける信号が送られる。この信号に基づき制御器100か
らは駆動信号が発せられ、モータMを介して切換弁53
が操作される。そして、供給油圧が調整され、結局、無
段変速機3の変速比は現状より大(Low)となる。す
なわち、RoとRoとの差がΔR以上の時には、クラッ
チ4に所定以上のすべりが生じていると判断し、無段変
速機3の変速比を強制的にLow側に移行させるのであ
る。
これにより、無段変速機3では変速比がLow側に戻さ
れた分だけトルク比が増大し、クラッチ4の滑りが押さ
えられる。このため、加速不足は解消される。
上記クラッチ4の滑りが押さえられるのに伴い、Roと
R1との差かΔRより小になると、判別器205からは
通常の制御を続行させる信号が発せられ、これに基づき
制御器100ではスロットル開度を基準とした通常の制
御が行なイつれる。
なお、上記例では車速を検出するのに無段変速機3の出
力軸26を基準としているが、前輪あるいは後輪を基準
にしてもよく、車速を検出できるらのであれば、なにを
基準にするかは問わない。
また、上記例では、無段変速機の実際の変速比を検出す
るのに、駆動プーリー27の可動側プーリー半体27B
の移動量を基準に検出しているが、これに限られること
なく他の手段でもよく、例えば無段変速機3の入力軸I
Oと出力軸26の回転をそれぞれ検出し、その比から変
速比を求めるものであってもよい。
以下、無段変速機3およびその変速比を制御する制御装
置の具体的な構成について説明ずろ。
前記クランク軸2の回転は、該クランク軸2に取り付け
られたギヤ6および該ギヤ6に噛合されたギヤ7を介し
てクラッチ4に伝達される。
クラッチ4は、無段変速機3の入力軸10上に配備され
ていて、入力軸10に対し回転自在に配された回転体I
Iと、該回転体IIにダンパ機構12を介して取り付け
られたクラッチインチI3と、入力軸10に対して一体
的に回転するように取り付けられたクラッチアウタ14
と、クラッチインチ!3とクラッチアウタ14との間に
介装された摩擦板15a、15bと、クラッチアウタ1
4と一体的に回転するようにかっASB方向移動自在に
設けられたクラッチピストン16と、回転体11のボス
部11aとクラッチインナ13との間に介装された遠心
ガバナ機構I7から構成されている。
上記構成のクラッチ4は、ケーシング1の導入ポートl
bから入力軸IOの軸心に配されたフィードパイプI8
を介し人力軸IOの内部の圧油流路19に圧油が導入さ
れる際、該圧油が圧油流路I9から人力軸IOに設けら
れた半径方向に延びろ透孔10aおよびそれにつながる
圧油流路20を通ってクラッチピストン16の図中右側
に形成される圧力室2Iに導かれるものの、入力軸10
が所定回転以下(例えばアイドリング時の回転)の場合
には、圧油流路20中に配された、遠心ガバナ機+II
tl 7に付随する流路制御ピン22が図に示す位置に
あって、圧力室2!にかかる圧油が該流路制御ピン22
の中空部および半径方向へ延びる開口22aから外部へ
逃げるため、圧力室21の圧力は所定圧力には達せず、
クラッチ4は接続状態にはならない。
人力軸IOの回転が所定回転を越える場合には、遠心ガ
バナ機構17のボール23が遠心力によって外方へ移動
し、スプリング24に抗して移動部材25をB方向へ移
動して前記流路制御ピン22を同方向へ移動させる。こ
の結果、ビン22の開口22aが塞がれることとなり、
入力軸IO内の圧油流路19に導入される圧油はすべて
圧力室21に導かれて同圧力室2Iを昇圧し、クラッヂ
ピストン16をA方向へ移動させ、摩擦板15a、15
b同士を強く圧接させる。これにより、クランク軸2に
連結されている回転体11の回転がクラッチインナ13
、両摩擦板15a、15b、クラッヂアウタ14を経て
人力軸IOに伝えられる状態、つまりクラッチ接続状態
となる。
前記無段変速機3は、ケーシング1に入力軸10および
出力軸26が回転自在に設けられ、入力軸10には駆動
プーリー27が人力軸IOに対して一体的に回転するよ
う取り付けられ、また、出力軸26には駆動プーリー2
7と対をなす従動プーリー28が出力軸26に対して一
体的に回転するよう取り付けられ、これら駆動プーリー
27および従動プーリー28間に無端ベルト29が巻回
された基本構成となっている。
駆動プーリー27は、人力軸10のクラッチ4に対向す
る側に入力軸10に対して一体に形成された固定側プー
リー半体27Aと、該固定側プーリー半体27Aに対向
するよう入力軸IOの外周にその軸線方向に移動自在か
つ相対回転不可能にホール30・・・を介して嵌合され
た可動側プーリー半体27Bから成っている。可動側プ
ーリー半体27Bの固定側プーリー半体27Aに対する
逆側には、ボス部32とその外方の円筒部33とが一体
形成されている。そして、ボス部32と円筒部33との
間にはピストン部材34か人力軸IOに対し軸線方向に
移動不可能かつ一体に回転4−るように設けられ、該ピ
ストン部材34と可動側プーリー半体31との間に圧力
室35が形成されている。
上記駆動プーリー27では、導入ボートIaから人力軸
【0の軸心に位置するフィードパイプ18の外側に配さ
れた流路36に圧油が導入される際、該導入された圧油
は入力軸IOに形成された半径方向に延びる透孔37、
ボス部33とビスl、ン部材34との間に形成された油
通路を介して前記圧力室35に導かれて同室35を昇圧
し、よって可動側プーリー半体27Bをへ方向へf多動
してプーリー27の溝幅を狭くしようとずろ。
一方、前記従動プーリー28ら、重連した駆動プーリー
27とほぼ同様な構成となっている。すなイつち、従動
プーリー28は、出力側26に一体形成された固定側プ
ーリー半体28Aと、出力軸26の外周に同出力軸に対
し軸線方向に移動自在かつ相対回転不可能にポール39
・・を介して嵌合された可動側プーリー半体28Bから
成っている。
可動側プーリー半体28Bにはボス部4Iとその外方の
円筒部42が一体形成され、それらボス部41と円筒部
42との間には、出力側26に対し軸線方向に移動不可
能かつ一体に回転するように設けられたピストン部材4
3が嵌装され、該ピストン部材43と可動側プーリー半
体40との間に圧力室44が形成されている。
」二足従動プーリー28では、導入ボート1cから出力
軸26の軸心に配されたフィードパイプ45を介し出力
軸26の内部の圧油流路116に圧油か導入される際、
該導入された圧油は出力軸26の半径方向に延びる透孔
47を介して前記圧力室・14に導かれて同室を昇圧し
、よって、可動側プーリー半休28BをB方向へ移動し
て、プーリー28のiff幅を狭くしようとする。
また、ケーシング1に形成された導入ボート1dに圧油
が導入されろ際、導入された圧油は出力軸26のフィー
ドパイプ45の外側に形成された流路48および出力軸
26の半径方向へ延びろ透孔49を介して出ツノ軸26
の外周まで導かれ、さらにそこから遠心力を受けて外方
のIF前記無端ベルト29に達し、同無端ベルト29を
潤滑する。
」二足構成の無段変速機3では、両プーリー27.28
およびその間に巻回された無端ベルト2つを介して人力
軸10の回転を出力軸26に伝達することができ、さら
に、駆動プーリー27および従動プーリー28に付随す
る圧力室35.44に低高の圧油を導入することにより
、各可動側プーリー半体27B、28BをA、B方向へ
移動させ、もって、両プーリー27.28の溝幅を変え
て入力軸10の回転を任意の変速比をもって出力軸26
に伝えることができる。
なお、図示例の無段変速機3では、従動プーリー28の
ピストン部材43と可動側プーリー半体28Bとの間に
スプリング50を配しているが、このスプリング50は
、エンジンが停止して圧力室35.44に圧油が導入さ
れなくなったとき、無端ベルト2つに適宜なテンション
を与えるとともに、該スプリング50の付勢力によって
可動プーリー半体28BをB方向へ移動し、再発進時に
おいて小さいトルクで出力軸26を回転さけ得る所望の
変速比に変えるためのらのである。また、出力軸26の
一端には図示せぬスプロケットが取り付けられ、該スプ
ロケットに巻回されるチェーン等を介して同出力軸26
の回転が駆動輪に伝達されるようになっている。
一方、前記制御装置5は、圧油供給源であるポンプ51
と、前記無段変速機3を収納するケーシングIに一体に
設けられた圧油接続用ボート1a〜Idとの間に介装さ
れており、ポンプ51から供給された圧油を一定の差値
を持つ低高圧に分け、かつこのように分けた低高圧の圧
油を一定の差値を保ちつつ無段変速機3の変速比に応じ
て全体的に圧力変化させる低高圧設定部52と、該低高
圧設定部52にて設定された低高圧の圧油を、前記駆動
および従動プーリー27.28に付随する圧力室35.
44に選択的に導く切換弁53とを備えている。なお、
54は前記クラッチ4を断続切り換えするためのクラッ
チ切換弁である。
低高圧設定部52は、固定シリンダ55と、該固定シリ
ンダ55内にA、B方向摺動自在に嵌挿された差圧レギ
ュレータピストン56と、シリンダ55の図中右側小径
部55aの外周にA、B方向摺動自在に嵌合された可動
スリーブ57と、該可動スリーブ57内にA、B方向摺
動自在に嵌挿されたレシオ連動レギュレータピストン5
8とを備えている。
前記差圧レギュレータピストン56は、一端が固定シリ
ンダ55の内周に取り付けられたスナップリングに支持
される差圧レギュレータスプリング59によって六方向
へ付勢され、また、レシオ連動レギュレータピストン5
8は、一端がケーシングに支持されるレシオ連動レギュ
レータスプリング60によってA方向へ付勢されている
。また、可動スリーブ57にはレバー61が外方へ延び
て形成され、レバー61の先端は前記無段変速機の駆動
プーリーの可動側プーリー半体27Bの′7R27Xに
係合されていて、可動スリーブ57は可動プーリー半体
27Bと一体的にA、B方向へ移動するようになってい
る。
固定シリンダ55の外周所定箇所には導入ボート62、
導出ボート63.64がそれぞれ設けられ、導入ボート
62は圧油流路65を介してポンプ51につながってい
る。また、可動スリーブ59の外周にはドレンボート6
6が設けられ、ドレンボート66は油通路67を介して
タンク68につながっている。
固定シリンダ55には半径方向へ延びる透孔69.70
.71が軸線方向所定間隔置きに設けられている。透孔
69は、シリンダ55内であって差圧レギュラーピスト
ン56の図中左側に形成される圧力室72を導入ボート
62、導出ポート63にそれぞれ連通させるためのもの
であり、透孔70は差圧レギュラーピストン56の移動
によって開閉され、開かれたとき前記圧力室72をシリ
ンダ55の外側に形成された前記導出ポート64につな
がる空間73に連通させものであり、また、透孔71は
空間73をシリンダ55内であって差圧レギュレータピ
ストン56の右側に形成される空間74に連通させるた
めのものである。
また、可動スリーブ57の所定箇所には半径方向へ延び
る透孔75が設けられている。この透孔75はレシオ連
動レギュレータピストン58の移動にともなって開閉さ
れる乙ので、開かれたとき前記差圧レギュレータピスト
ン56の右側に形成される空間74を、可動スリーブ5
7の外周に形成される前記ドレンポート66とつなかる
空間76に連通させるものである。
低高圧設定部52においては、ポンプ51から圧油流路
65を経て供給される圧油は導入ポート62より差圧レ
ギュレータピストン56の左側に形成される空間72に
導かれる。この空間72内の圧力が所定圧よりも高くな
ると、ピストン56が差圧レギュレータスプリング59
に抗してB方向へ移動してシリンダ55に一体形成して
いる前記透孔70を開き、該透孔70を介して空間70
内の圧油をシリンダ55の外側に形成される空間73に
逃がす。つまり、空間72の圧力P、は、空間73.7
4の圧力P2より差圧レギュレータスプリング59の付
勢力分高くなる。
一方、空間73.74の圧力P2が所定圧力より高くな
ると、レンオ連動レギュレータピストン58かレンオ連
動レギュレータスプリング60に抗してB方向へ移動し
て、可動スリーブ57に形成している透孔75を開き、
空間73内の圧油をドレンポート66から油通路67を
介してタンク68側に戻す。
また、該可動スリーブ57は前述した通りレバー61を
介して係合された駆動プーリー27の可動側プーリー半
体27■3とともにA、B方向へ移動するようになって
おり、透孔75の位置は該可動スリーブ57の位置によ
って変動する。したがって、空間73.74の圧力P2
はレギュレータ連動スプリング60の付勢力と可動スリ
ーブ57の位置によって定まる。
すなわち、前記低高圧設定部52においては、前記空間
72につながる導出ポート63からは高圧の圧油か、ま
た前記空間73につながる導出ボート64からは低圧の
圧油かそれぞれ導出されることとなり、かつ、そ4tら
導出される圧油は第2図に示す如く差圧レギュレータス
プリング59によって定まる一定の差値を保ったまま、
駆動プーリ27の溝幅か広くなればなるほど可動スリー
ブ57かB方向に移動するため全体的に圧力が上がり、
逆に駆動プーリー27の溝幅が狭くなれはなるほど、全
体的に圧力が下がるようになっている。
前記切換弁53は、シリンダ80内にスプール(操作部
)81がA、B方向移動自在に設けられてなるもので、
スプール81には、スロットル開度により設定される理
想のエンジン回転数と実際のエンジン回転数との差に基
ついてスプール81を操作する操作機構82が連結され
ている。
前記シリンダ80には導入ボー)83.84および導出
ボート85.86が一体に設けられている。導入ポート
83は圧油流路87を介して前記低高圧設定部52の高
圧油供給側の導入ポート63に接続され、他側の導入ポ
ート84は圧油流路88を介して低高圧設定部52の低
圧油供給側の導出ボート64に接続されている。また、
導出ホト85は圧油流路89を介してケーシングの導入
ポートlaに接続され、導出ボート86は圧油流路90
を介して導入ポートlcに接続されている。
スプール81の外周にはリング溝91,92.93か一
端から他端にかけて所定間隔置きに設けられ、両端のリ
ング溝91.93は、軸心に設けられた油通路94およ
び半径方向に延びる透孔95.96を介してつなかって
いる。
スプール81か図に示す中立位置にあるとき、導出ボー
ト85はスプール81の外周のリング溝91を介して高
圧側の導入ポート83に接続され、また導出ボート86
は前記リング溝93 スプル内部の油通路94および透
孔95.96を介して高圧側の導入ポート83に接続さ
れており、両導出ポート85.86からは共に高圧の圧
油か導出される。したがって、このとき前記駆動・従動
プーリー27.28の圧力室35.44には共に高圧側
の圧油か導入されることとなり、両プーリー27.28
の溝幅は変化せずおのおののプーリー27.28には所
定の側圧がかけられる。
操作機構82が操作されてスプール81が図に示す位置
から六方向へ移動すると、導出ボート85は中央のリン
グ溝92を介して低圧側の導入ポート84に接続され、
また導出ボート86は前記同様、油通路94およびリン
グ溝91.93等を介して高圧側の導入ボート83に接
続される。したがってこのときには、低圧側の圧油が導
出ポート85、圧油流路89を介して駆動プーリ27に
付随する圧力室35に導入される一方、高圧側の圧油が
導出ポート86、圧油流路90、フィードパイプ45等
を介して従動プーリー28の圧力室44に導入されるこ
ととなり、両圧力室35.44の差圧に基づき駆動プー
リー27の溝幅は広がり、従動プーリー28の溝幅は挟
まり、変速比は減速側(low)に変化する。
他方、スプール81が図に示す位置からB方向へ移動す
ると、前述とは逆に、導出ポート85は左端のリング溝
91を介して高圧側の導入ボート83に接続され、また
導出ポート86は中央のリング溝92を介して低圧側の
導入ボート84に接続されて、駆動プーリー27の圧力
室35には高圧側の圧油が導入される一方、従動プーリ
ー28の圧力室44には低圧側の圧油が導入されること
となり、駆動プーリー27の溝幅は狭まると同時に従動
プーリー28の溝幅は広がって、前述とは逆方向の変速
比に変わる(第3図参照)。
操作機構82は、スロットル開度によって設定される目
標エンジン回転数と実際のエンジン回転数との差に応じ
て制御信号を発する制御器100と(制御器100には
、スロットル開度に応じた目標エンジン回転数が実験等
によって求められ、予め入力されている)、該制御器1
00から発せられる信号に基づき回動操作されるサーボ
モータMの出力軸Moに取り付けられてC,D方向に回
動操作される駆動回転ドラム101と、該駆動回転ドラ
ム101に往側、復側2本のケーブル102.102を
介して連結された中間回転ドラム103と、該中間回転
ドラム103から半径方向外方へ延びて形成されたレバ
ー104に一端がピン結合されかつ他端が前記スプール
81の図中右端に取り付けられた連結部105にピン結
合されたコネクティングロッド106からなっている。
なお、前記コネクティングロッド106とレバー104
とは、中間回転ドラム103の回転運動を往復運動に変
える運動変換機構を構成している。
前記ケーブル102はケーブル本体102Aと外側のケ
ーブルガイド102Bからなり、それらケーブル本体1
02Aの各端部は前記両ドラム101.103の外周に
形成された溝に両側から遊嵌され、止め具107を介し
て同ドラムの外周所定箇所に固定されている。
中間回転ドラム103を支持するベース部108と前記
ケーブルガイド102I3の内の一方の間にはアジャス
タ機構109が介装され、またベース部108と前記ケ
ーブルガイド102Bの他方の間にはオートアジャスタ
機構110が介装されている。アジャスタ機構109は
、ケーブルガイド102Bの端部に係合するポルl−1
11がベース部の所定箇所に設けられた取付孔108a
に螺合される構成のもので、このアジャスタ機構109
によって、ベース部108とケーブルガイド102B端
部との間の距離を調整するには、両側のロックナツト1
12の双方あるいはその内の一方を緩め、ポルl−11
1を所定方向へ回転させてAクナット112を用いて締
め付は固定すればよい。
また、前記オートアジャスタ機構110は、ケーブルガ
イド102Bの端部にスプリング座113が取り付けら
れ、該スプリング座113と前記ベース部108との間
にスプリング114が介装された構成となっており、ケ
ーブル本体102Aが使用によって若干延びる場合でも
、その延びをスプリング114の伸びによって吸収する
ことができ、ひいては駆動回転ドラム101の回転を正
確に中間回転ドラム103に伝達できる。なお、前記ス
プリング114の付勢力はサーボモータの作動に必要な
張力よりも大きな付勢力を持つように設定されている。
なお、この図示例では、中間回転ドラム103を支持す
るベース部108とケーブルガイド102Bとの間に前
記アジャスタ機構109.110を介装させているが、
これらアジャスタ機構109.110は、前記駆動回転
ドラム101を支持するベース部115とそれに対向す
るケーブルガ前記スプール81に連結された連結部10
5と、それに対向するよう設けられたケージフグのスプ
リング座120との間には、プリセットスプリング12
1か介装され、該プリセットスプリング121によって
スプール81を常時入方向に付勢している。また、プリ
セントスプリング121は、スプール81の静止摩擦力
よりも大きい付勢力を持ったものが用いられており、こ
れにより、コネクティングロッド106、中間回転ドラ
ム103等に常時反力をかけ、バックラッンユを生しな
いようにしている。
前記クラッチ切換弁54は、圧油流路65から分岐した
圧油流路130とケーシングlの導入ボート1bとの間
に介装されてJiす、ケーシング131内にE、F方向
移動自在に嵌挿されかつスプリング132によってE方
向に付勢されたピストン133と、ピストン133と同
軸上となるようにかつE、F方向移動自在にケーシング
131内に嵌挿され、かつスプリング134によってE
方向へ付勢されたピストン135と、該ピストン135
のケーシング131の外部へ突出する部分135aに当
接して該ピストン135を抑圧操作するアーム136と
を備えている。
図に示す状態はクラッチ4をつないでいる状態であって
、圧油流路130を介しボート140より導入される圧
油は、ピストン133内の油通路141に導かれ、そこ
からピストン135内に形成さnた油通路142を経て
導出ボート143に至り、そこからさらに圧油流路14
4、ケーシング1の導入ボート1bを経てクラッチ圧力
室21へ尋かれる。
クラッチ4を切るときは、図示せぬクラッチレバ−を操
作してアーム136をG方向に回動させる。すると、該
アーム136の先端に押されてピストン135はスプリ
ング134に抗してF方向へ移動し、同ピストン135
に形成されている開口145が導出ボート143からず
れてケーシング1の導出ボート1hへの圧油供給を断つ
。その後、ピストン135をざらにF方向径移動させる
ことにより、ピストン135に形成された油逃がし孔1
47を導出ボート143と合致さU′、フィードパイプ
18を介してクラッチ圧力室21内の圧油を抜く。これ
により、クラッチ4を遮断状態にすることができる。
逆に、クラッチ4を接続状態にするには、図示せぬクラ
ッチレバ−を操作し、アーム136を前述とは逆方向へ
回動させて、ピストン135を元の位置に戻せはよい。
なお、図示例のクラッチ切換弁54において、クラッチ
圧力室21内の圧力か所定以上にならんとする場合には
、ピストン133内の油通路141の圧力も同様に高ま
り、ピストン133がスプリング132に抗してF方向
に移動し、ピストン133の開口148を導入ボート1
40からずらし、導入ボー1−140からの圧油の侵入
を断つ。
したかって、クラッチ圧力室21内の圧力が所定以上に
なることはない。
前記無段変速機3によれば、スロットル開度がある値に
あるとき、該スロットル開度で定まる目標エンジン回転
数に実際のエンジン回転数が一致するよう、変速比を自
動的に定めることかできる。
すなわら、制御D100では、所定の検出手段によって
検出されたスロットル開度値に応じて、予め入力された
データから目標エンジン回転数が算出され、それと実際
のエンジン回転数どを比較しつつ、その差がある範囲以
上なる場合所定の信号か発せられる。制御器100から
はこのような信号が刻々発せられる。該制御器100か
ら発せられる信号に基づきサーボモータMか駆動され、
駆動回転ドラム101か回転される。該駆動回転ドラム
101の回転はケーブル102を介して中間回転ドラム
103に伝達され、そこからレバー104、コネクティ
ングロッド106を介してスプール81に伝えられ、該
スプール81をAあるいはBの任意の方向へ移動させる
これにより、切換弁53の導出ポート85.86の内一
方には、前記低高圧設定部53から導入されてくる低、
高圧の圧油の内の一方、例えば低圧側の圧油が導入され
、また他側の導出ポートには高圧側の圧油か導入される
こととなり、変速比を任意の方向(減速側あるいは増速
側)に変えることができる。そして、このように変速比
を変えることによって、エンジンに加わる負荷を変化さ
せ、エンジン回転数をスロットル開度によって定まる理
想の回転数を中心としたある範囲内の収めることかでき
る。
エンジン回転数が理想の回転数を中心としたある範囲内
に収まったときには、その後制御器100からその旨の
信号が発せられ、これに基づいてサーボモータMか駆動
され、該サーボモータMの回転が駆動回転ドラム101
、ケーブル102、中間回転ドラム103等を介してス
プール81に伝達され、スプール81はを図に示す位置
に戻される。スプール81がこの位置にきた時には、切
換弁53の導出ボート85.86からは共に高圧側の圧
油か導出されることとなり、無段変速機3の変速比はそ
のまま保持され、かつ、各プーリー27.28には所定
の側圧かかけられる。
また、上記のような無段変速機の制御装置として、エン
ジンの回転数をガバナ機構によって取り出し、エンジン
回転数によって変化する該ガバナ機構の出力圧油を切換
弁53に導入し、もって、理想のエンジン回転数と実際
のエンジン回転数とが一致するよう、スロットル開度側
からの信号のみならず、エンジンの回転数側からの信号
も導入して、切換弁53を速やかにある位置に収束させ
ることも考えられる。
しかしながらこの場合には、ガバナ機構が余分に必要と
なり、しかも、スプール81を移動操作させるのにガバ
ナ機構からの圧油に打ち勝つだけの駆動力で行わなけれ
ばならず、図示例の如くサーボモータの駆動力ではスプ
ール81を作動させることができなくなる等の不具合が
生じる。これに対し、上記実施例の制御装置5では、ガ
バナ機構が不要で、かつ、サーボモータ等比較的力の弱
い駆動源を用いても切換弁53を操作できる利点がある
第4図(a)〜(c)は切換弁により切り換えられる油
圧ラインの切換時油圧変化の別の態様を示している。
すなわち、第5図に示すように、切換弁53のスプール
81のリング状突出部とシリンダ80の開口とのラップ
代a、bを適宜変化させることによって、油圧ラインの
切換時油圧変化を種々変えることができるのである。
「発明の効果」 以上説明1−だように本発明によれば、加速時等におい
てクラッチに滑りが生じる場合には、実際の変速比とエ
ンジン回転数および車速から演算される口振の変速比を
比較することにより、該滑りの発生を速やかに検知でき
、それに基づいて変速比を犬とするよう無段変速機を制
御できる。したがって、クラッチの所定以上の滑りの発
生が防止でき、加速不足が解消できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示し、第1図は無
段変速機およびその制御装置を示す構成図、第2図は低
高圧設定部から導出される低圧側の圧油および高圧側の
圧油の関係を示す図、第3図は切換弁により切り換えら
れる高圧側の圧油と低圧側の圧油との関係を示す図、第
4図(a)〜(C)は油圧ラインの切換時油圧変化の別
の態様を示す図、第5図は第1図のV内部の拡大側面図
である。 l・・・・・・ケーシング、2・・・・・・クランク軸
、3・・・・・・無段変速機、4・・・・・・クラッチ
、5・・・・・・変速比制御装置、IO・・・・・・入
力軸、26・・・・・・出力軸、27・・・・・・駆動
プーリー 28・・・・・・従動プーリー 52・・・
・・・低高圧設定部、53・・・・・・切換弁、54・
・・・・・クラッチ切換弁、100・・・・・・制御器
、200・・・・・・センサ(実際の変速比検出手段)
、202・・・・・・センサ(エンジン回転数検出手段
)、203・・・・・・センサ(車速検出手段)、20
5・・・・・・判別器、M・・・・・・サーボモータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エンジンとそれに連なる出力軸との間に、動力伝達を断
    続するクラッチを介して設けられる無断変速機の変速比
    制御装置であって、 前記無段変速機の実際の変速比を検出する変速比検出手
    段と、 エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段と
    、 車速を検知する車速検出手段と、 前記変速比検出手段により検出される無段変速機の実際
    の変速比と、エンジン回転数検出手段および車速検出手
    段から発せられるそれぞれの信号を基に演算される目標
    の変速比とを比較し、その差が許容範囲以上になるとき
    前記無段変速機の変速比を大にさせる制御信号を発する
    判別器とを備えて成ることを特徴とする無段変速機の変
    速比制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006250436A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Yanmar Co Ltd エンジン駆動式ヒートポンプ
US8011477B2 (en) 2006-12-28 2011-09-06 Honda Motor Co., Ltd. Motorcycle power unit
JP2013024327A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Fuji Heavy Ind Ltd 無段変速機の制御装置

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