JPH02120521A - 4輪駆動用駆動連結装置 - Google Patents
4輪駆動用駆動連結装置Info
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- JPH02120521A JPH02120521A JP27702088A JP27702088A JPH02120521A JP H02120521 A JPH02120521 A JP H02120521A JP 27702088 A JP27702088 A JP 27702088A JP 27702088 A JP27702088 A JP 27702088A JP H02120521 A JPH02120521 A JP H02120521A
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Links
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Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、前、後輪間における駆動ノコの伝達手段とし
て、油圧ポンプ、特にベーンポンプの発生油圧を利用す
る4輪駆動用駆動連結装置に関する。
て、油圧ポンプ、特にベーンポンプの発生油圧を利用す
る4輪駆動用駆動連結装置に関する。
4輪駆動車は、雪道、砂利道等の特殊な路面状況におい
て高い走行安定性が得られることは勿論、通常の路面に
おいても、加減速時及び高速走行時における安定性に優
れていることから、路面状況及び走行状態の如何に拘わ
らず快適な走行を実現できるものとして、近年、特に脚
光を浴びている。
て高い走行安定性が得られることは勿論、通常の路面に
おいても、加減速時及び高速走行時における安定性に優
れていることから、路面状況及び走行状態の如何に拘わ
らず快適な走行を実現できるものとして、近年、特に脚
光を浴びている。
このような4輪駆動車としては、前、後輪間に生じる回
転速度差に応じて駆動力を配分する駆動連結装置を、前
、後輪間の伝動軸の中途に設けたものがその主流をなし
ている。このような4輪駆動車においては、旋回時にお
ける前輪と後輪との旋回半径の相違により、前輪と後輪
との間に回転速度差が生じた場合に、これを吸収できず
、特に旋回円の内側の後輪がすべりを生じた状態で引き
ずられる現象、所謂タイトコーナブレーキング現象を生
じ、操舵感覚の悪化を招来するだけでなく、前輪と後輪
との間のプロペラシャフトに捩りを生じたり、タイヤの
異常摩耗を招来する虞があった。
転速度差に応じて駆動力を配分する駆動連結装置を、前
、後輪間の伝動軸の中途に設けたものがその主流をなし
ている。このような4輪駆動車においては、旋回時にお
ける前輪と後輪との旋回半径の相違により、前輪と後輪
との間に回転速度差が生じた場合に、これを吸収できず
、特に旋回円の内側の後輪がすべりを生じた状態で引き
ずられる現象、所謂タイトコーナブレーキング現象を生
じ、操舵感覚の悪化を招来するだけでなく、前輪と後輪
との間のプロペラシャフトに捩りを生じたり、タイヤの
異常摩耗を招来する虞があった。
そこで4輪駆動車の駆動連結装置においては、前述のタ
イトコーナブレーキング現象の発生を防止できるものと
して、油圧ポンプ、特に小型軽量化が容易であると共に
耐久性に優れたベーンポンプを用いてなる駆動連結装置
がある。
イトコーナブレーキング現象の発生を防止できるものと
して、油圧ポンプ、特に小型軽量化が容易であると共に
耐久性に優れたベーンポンプを用いてなる駆動連結装置
がある。
ベーンポンプは、短寸の円筒体に、周方向に略等配をな
して半径方向に所定の深さを有する複数本の溝を形成し
、これらの溝の夫々に、板状をなすベーンを摺動自在に
内挿してなるロータと、偏肉環状をなすカムリングの両
側にサイドプレートを夫々装着し、これらに囲繞された
空間を内部に形成してなるケーシングとを備え、該ケー
シングの内部空間に、前記ロータを同軸回動自在に収納
し、該ロータの外周面とカムシングの内周面との間に、
これらと前記サイドプレートとにより囲繞された三日月
形断面の複数のポンプ室を形成した構成を有する公知の
ものであり、各ポンプ質の三日月形の一端部に位置する
吸込口から導入される油を、相隣するベーン間に封止し
た状態で、ロータの回転に応じて回転させて昇圧し、三
日月形の他端に位置する吐出口から吐出するものである
。
して半径方向に所定の深さを有する複数本の溝を形成し
、これらの溝の夫々に、板状をなすベーンを摺動自在に
内挿してなるロータと、偏肉環状をなすカムリングの両
側にサイドプレートを夫々装着し、これらに囲繞された
空間を内部に形成してなるケーシングとを備え、該ケー
シングの内部空間に、前記ロータを同軸回動自在に収納
し、該ロータの外周面とカムシングの内周面との間に、
これらと前記サイドプレートとにより囲繞された三日月
形断面の複数のポンプ室を形成した構成を有する公知の
ものであり、各ポンプ質の三日月形の一端部に位置する
吸込口から導入される油を、相隣するベーン間に封止し
た状態で、ロータの回転に応じて回転させて昇圧し、三
日月形の他端に位置する吐出口から吐出するものである
。
このようなベーンポンプを用いてなる前記駆動連結装置
は、前、後輪の一方に連なる軸体に前記ロータを、又他
方に連なる軸体に前記ケーシングを夫々同軸的に固着し
、ロータとケーシングとの間に、前、後輪間の回転速度
差に相当する相対回転が生じるようになし、前記ポンプ
室の夫々にこの相対回転に応じた油圧を発生させ、ロー
タとケーシングとの間にこの油圧に応じて生じる抵抗力
により駆動力の伝達を行わせる構成としである。
は、前、後輪の一方に連なる軸体に前記ロータを、又他
方に連なる軸体に前記ケーシングを夫々同軸的に固着し
、ロータとケーシングとの間に、前、後輪間の回転速度
差に相当する相対回転が生じるようになし、前記ポンプ
室の夫々にこの相対回転に応じた油圧を発生させ、ロー
タとケーシングとの間にこの油圧に応じて生じる抵抗力
により駆動力の伝達を行わせる構成としである。
このような駆動連結装置においては、ケーシングが前、
後輪の一方と連動回転し、固定的に設けられていないた
め、ベーンポンプの作動油は、例えば、本願出願人等に
よる特願昭62−310472号に示されているように
、ケーシングの外側を囲繞する態様にてこれに装着され
た薄肉円筒状の囲繞部材と、該ケーシングの外周との間
に環状をなして形成された油タンク内に封入され、この
油が、サイドプレートの外周に開口し、前記吸込口に連
通ずる吸込油路を介して、前記ポンプ室の夫々に導入さ
れるようになしてあり、また、同じく前記特願昭63−
310472号に示されているように、前記各ベーンに
は、これを表裏に貫通する小径の絞り孔が夫々形成され
、これらの絞り孔をj」流して相隣するベーン間に封止
された油の一部が高圧側から低圧側に漏れ出すようにし
て、このときの通流抵抗に応じた発生圧力が得られるよ
うになしてあり、更に、吐出口からの吐出油は、ロータ
の側面に環状をなして形成された連通溝を介して、各ベ
ーンの収納溝の底部に導入され、この油圧により各ペン
を半径方向外向きに押圧して、これらの先端がカムリン
グの内周面に確実に摺接するようになしである。
後輪の一方と連動回転し、固定的に設けられていないた
め、ベーンポンプの作動油は、例えば、本願出願人等に
よる特願昭62−310472号に示されているように
、ケーシングの外側を囲繞する態様にてこれに装着され
た薄肉円筒状の囲繞部材と、該ケーシングの外周との間
に環状をなして形成された油タンク内に封入され、この
油が、サイドプレートの外周に開口し、前記吸込口に連
通ずる吸込油路を介して、前記ポンプ室の夫々に導入さ
れるようになしてあり、また、同じく前記特願昭63−
310472号に示されているように、前記各ベーンに
は、これを表裏に貫通する小径の絞り孔が夫々形成され
、これらの絞り孔をj」流して相隣するベーン間に封止
された油の一部が高圧側から低圧側に漏れ出すようにし
て、このときの通流抵抗に応じた発生圧力が得られるよ
うになしてあり、更に、吐出口からの吐出油は、ロータ
の側面に環状をなして形成された連通溝を介して、各ベ
ーンの収納溝の底部に導入され、この油圧により各ペン
を半径方向外向きに押圧して、これらの先端がカムリン
グの内周面に確実に摺接するようになしである。
さて、4輪駆動用駆動連結装置においては、前。
後輪間に生じる回転速度差の増減に対して伝達トルクが
適正な増減特性を示すことが重要である。
適正な増減特性を示すことが重要である。
この適正な増減特性とは、旋回時等前記回転速度差が小
さい場合には伝達トルクを小さくしてこの回転速度差を
吸収することによってタイトコーナブレーキング現象の
発生を防止し、一方、雪道走行、登板走行等回転速度差
が大きい場合には伝達トルクを大きくしてこのような走
行状態での安定性を得るような特性である。
さい場合には伝達トルクを小さくしてこの回転速度差を
吸収することによってタイトコーナブレーキング現象の
発生を防止し、一方、雪道走行、登板走行等回転速度差
が大きい場合には伝達トルクを大きくしてこのような走
行状態での安定性を得るような特性である。
そこでベーンポンプを用いてなる駆動連結装置においで
は、ポンプ室内部の圧力が、ロータとケーシングとの間
の相対回転速度の増減に対して、適正な増減特性を示す
ことが重要である。ところが、前述の構成の従来の駆動
連結装置においては、前記圧力の増減特性は、各ベーン
に夫々形成された絞り孔における通流抵抗、及び前述の
如く収納溝底部に導入された油が、サイドプレートの側
面とロータの側面との間の隙間から低圧部に漏れ出す際
の通流抵抗に依存するため、適正な特性を実現するため
には、複数のベーン夫々における絞り孔の加工に高い精
度が要求される。このためベーンの加工費用が高価とな
るという難点がある。
は、ポンプ室内部の圧力が、ロータとケーシングとの間
の相対回転速度の増減に対して、適正な増減特性を示す
ことが重要である。ところが、前述の構成の従来の駆動
連結装置においては、前記圧力の増減特性は、各ベーン
に夫々形成された絞り孔における通流抵抗、及び前述の
如く収納溝底部に導入された油が、サイドプレートの側
面とロータの側面との間の隙間から低圧部に漏れ出す際
の通流抵抗に依存するため、適正な特性を実現するため
には、複数のベーン夫々における絞り孔の加工に高い精
度が要求される。このためベーンの加工費用が高価とな
るという難点がある。
また、ベーンポンプの作動油は、大きさが限定される前
述の如き構成の油タンク内に封入されており、この作動
油はロータの回転により撹拌されるため、雪道走行、登
板走行等、前、後輪間に大きい回転速度差が生じる、高
トルクが必要である走行状態が長時間に亘って継続する
場合、作動油の温度が上昇し、これの粘度が低下するこ
とは避けられない一方、前、後輪間における駆動力の伝
達は、前述の如く、ポンプ室内部の圧力に応じて、ロー
タとケーシングとの間に生じる抵抗力により行われる。
述の如き構成の油タンク内に封入されており、この作動
油はロータの回転により撹拌されるため、雪道走行、登
板走行等、前、後輪間に大きい回転速度差が生じる、高
トルクが必要である走行状態が長時間に亘って継続する
場合、作動油の温度が上昇し、これの粘度が低下するこ
とは避けられない一方、前、後輪間における駆動力の伝
達は、前述の如く、ポンプ室内部の圧力に応じて、ロー
タとケーシングとの間に生じる抵抗力により行われる。
ポンプ室内部における発生圧力は、ベーンに設けた絞り
孔の通流抵抗及びロータとサイドプレートとの間の隙間
の通流抵抗に依存するため、同一回転速度差のもとにお
ける発生圧力は、粘度の低下と共に減少する上、同一の
発生圧力が得られた場合においても、これにより発生ず
る前記抵抗力は、粘度の低下と共に減少するため、作動
油の温度上昇は、同一回転速度差のもとでの伝達トルク
の低下を招来し、回転速度差に対する伝達トルクの増減
特性は第6図に示す如く油温が上昇するにつれて一様に
減少し、特に回転速度差が大きい場合において伝達トル
クの減少量が大きく、高温時において低温時と同一の伝
達トルクを得るためには低温時よりも大きい回転速度差
が必要である。
孔の通流抵抗及びロータとサイドプレートとの間の隙間
の通流抵抗に依存するため、同一回転速度差のもとにお
ける発生圧力は、粘度の低下と共に減少する上、同一の
発生圧力が得られた場合においても、これにより発生ず
る前記抵抗力は、粘度の低下と共に減少するため、作動
油の温度上昇は、同一回転速度差のもとでの伝達トルク
の低下を招来し、回転速度差に対する伝達トルクの増減
特性は第6図に示す如く油温が上昇するにつれて一様に
減少し、特に回転速度差が大きい場合において伝達トル
クの減少量が大きく、高温時において低温時と同一の伝
達トルクを得るためには低温時よりも大きい回転速度差
が必要である。
このように従来の装置においては高トルクを得る場合、
大きい回転速度差が必要であるが、これによって作動油
が発熱し、所望のトルクの伝達が行えないという難点が
ある。
大きい回転速度差が必要であるが、これによって作動油
が発熱し、所望のトルクの伝達が行えないという難点が
ある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなさたものであり、ベーン
の絞り孔を無くすことにより、この加工費用を安価とし
、また開口比が調節可能であるオリフィスを設けること
によって、回転速度差が小さい場合にはタイトコーナブ
レーキング現象の発生を防止するために低トルクの伝達
を行い、これ以外の場合には作動油の温度上昇を防ぐた
めにできるだけ小さい回転速度差にて高トルクの伝達が
行われる4輪駆動用駆動連結装置を提供することを目的
とする。
の絞り孔を無くすことにより、この加工費用を安価とし
、また開口比が調節可能であるオリフィスを設けること
によって、回転速度差が小さい場合にはタイトコーナブ
レーキング現象の発生を防止するために低トルクの伝達
を行い、これ以外の場合には作動油の温度上昇を防ぐた
めにできるだけ小さい回転速度差にて高トルクの伝達が
行われる4輪駆動用駆動連結装置を提供することを目的
とする。
本発明に係る4輪駆動用連結装置は重輪駆動軸と後輪駆
動軸とを、これらの間の相対的な回転速度差に応じた油
圧を発生ずる油圧ポンプにより連結する4輪駆動用駆動
連結装置であって前記油圧ポンプの吐出側の油路に、前
記油圧に応じCその開口比を調節するオリフィスを具備
することを特徴とする。
動軸とを、これらの間の相対的な回転速度差に応じた油
圧を発生ずる油圧ポンプにより連結する4輪駆動用駆動
連結装置であって前記油圧ポンプの吐出側の油路に、前
記油圧に応じCその開口比を調節するオリフィスを具備
することを特徴とする。
本発明においては前記オリフィスの開口比を油圧に応じ
て調節し、作動油の油路の圧力を変化させた場合に、こ
れに応じて油圧ポンプ内部において発生ずる圧力が増減
せしめられ、該ポンプのロータとケーシングとの間に発
生ずる摩擦抵抗力が増減することにより、駆動連結装置
における前輪の駆動軸と後輪の駆動軸との間の伝達トル
クを3P1節する。
て調節し、作動油の油路の圧力を変化させた場合に、こ
れに応じて油圧ポンプ内部において発生ずる圧力が増減
せしめられ、該ポンプのロータとケーシングとの間に発
生ずる摩擦抵抗力が増減することにより、駆動連結装置
における前輪の駆動軸と後輪の駆動軸との間の伝達トル
クを3P1節する。
以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述する
。第1図は本発明に係る4輪駆動用駆動連結装置(以下
本発明装置という)の縦断面図、第2図は第1図のII
−II線による横断面図である。
。第1図は本発明に係る4輪駆動用駆動連結装置(以下
本発明装置という)の縦断面図、第2図は第1図のII
−II線による横断面図である。
図においてlは、前、後輪の一方と連動回転する人力軸
であり、また2は、他方と連動回転する出力軸である。
であり、また2は、他方と連動回転する出力軸である。
本発明装置は、この入力軸1と出力軸2との間に介装さ
れたベーンポンプ3の発生圧力により、両軸の回転速度
差、即ち、前、後輪間に生しる回転速度差に応じて、入
力軸1から出力軸2へ、即ち、前、後輪の一方から他方
へ駆動力の伝達を行うものである。
れたベーンポンプ3の発生圧力により、両軸の回転速度
差、即ち、前、後輪間に生しる回転速度差に応じて、入
力軸1から出力軸2へ、即ち、前、後輪の一方から他方
へ駆動力の伝達を行うものである。
ベーンポンプ3は、短寸の円筒体に、半径方向に所定の
深さを有する複数本の収納溝30b、30b・・・を周
方向に略等配をなして形成し、これらの収納溝30b、
30h・・・の夫々に、これらの底部との間に介装され
た各一対コイルばね30c、30c・・・にて半径方向
外向きに付勢した状態にて、矩形平板状をなず各別のベ
ーン30a、 30a・・・を摺動自在に内挿せしめて
なるロータ30と、偏肉筒状をなずカムリング31の両
側に、ナイドプレート32.33を後述する如(固着し
てなるケーシングとを主たる構成要素とする。
深さを有する複数本の収納溝30b、30b・・・を周
方向に略等配をなして形成し、これらの収納溝30b、
30h・・・の夫々に、これらの底部との間に介装され
た各一対コイルばね30c、30c・・・にて半径方向
外向きに付勢した状態にて、矩形平板状をなず各別のベ
ーン30a、 30a・・・を摺動自在に内挿せしめて
なるロータ30と、偏肉筒状をなずカムリング31の両
側に、ナイドプレート32.33を後述する如(固着し
てなるケーシングとを主たる構成要素とする。
カムリング31は、ロータ30の外径よりもやや大なる
直径の円に、3個所の凹部を周方向に等配をなして設け
、第2図に示す如き軸断面形状をなす空洞部31aを、
その軸心位置に形成してあり、ロータ30と略等しい軸
長寸法を有する部材であり、また、サイドプレート32
.33は、その軸心位置に後述するロータ軸36の支承
孔を共に有し、前者は薄肉の、後者は厚肉の中抜き円板
状をなす部材である。これらのサイドプレート32.3
3は、カムリング31の両側を挾持する態様にて、これ
と同軸的に位置決めされて、サイドプレート32のカム
リング31と逆側に位置して、これらと同軸的に位置決
めされ、薄肉円板の一例に短寸円筒を連接してなる押え
部材34と共に、押え部材34.サイドプレート32.
カムリング31をこの順に貫通し、サイドプレート33
に形成された図示しない各別のねじ孔に螺合する複数の
固定ポル)35.35・・・により一体的に結合され、
ベーンポンプ3のケーシングを構成している。前記出力
軸2は、これの端部に形成された円板形フランジ20を
複数の固定ボルト21.21・・・により、サイドプレ
ート33のカムリング31と逆側の側面に固定せしめて
、前記ケーシングに同軸的に固着され、該ケーシングは
、出力軸2の回転に応じてその軸心回りに回転するよう
になしである。
直径の円に、3個所の凹部を周方向に等配をなして設け
、第2図に示す如き軸断面形状をなす空洞部31aを、
その軸心位置に形成してあり、ロータ30と略等しい軸
長寸法を有する部材であり、また、サイドプレート32
.33は、その軸心位置に後述するロータ軸36の支承
孔を共に有し、前者は薄肉の、後者は厚肉の中抜き円板
状をなす部材である。これらのサイドプレート32.3
3は、カムリング31の両側を挾持する態様にて、これ
と同軸的に位置決めされて、サイドプレート32のカム
リング31と逆側に位置して、これらと同軸的に位置決
めされ、薄肉円板の一例に短寸円筒を連接してなる押え
部材34と共に、押え部材34.サイドプレート32.
カムリング31をこの順に貫通し、サイドプレート33
に形成された図示しない各別のねじ孔に螺合する複数の
固定ポル)35.35・・・により一体的に結合され、
ベーンポンプ3のケーシングを構成している。前記出力
軸2は、これの端部に形成された円板形フランジ20を
複数の固定ボルト21.21・・・により、サイドプレ
ート33のカムリング31と逆側の側面に固定せしめて
、前記ケーシングに同軸的に固着され、該ケーシングは
、出力軸2の回転に応じてその軸心回りに回転するよう
になしである。
第1図に示す如く、前記ケーシングの外側には、サイド
プレート33の外周及び押え部材34の円筒部外周にそ
の一部を外嵌せしめて、薄肉筒状をなず囲繞部材38が
装着してあり、ベーンポンプ3の作動油は、該囲繞部材
38と、ケーシングの外周面との間に環状をなして形成
される油タンクT内に封入しである。
プレート33の外周及び押え部材34の円筒部外周にそ
の一部を外嵌せしめて、薄肉筒状をなず囲繞部材38が
装着してあり、ベーンポンプ3の作動油は、該囲繞部材
38と、ケーシングの外周面との間に環状をなして形成
される油タンクT内に封入しである。
さて、前記ロータ30は、カムリング31の空洞部31
a と、サイドプレート32.33とにて囲繞された空
間内に内挿してあり、サイドプレート32及び同33の
前記支承孔に夫々内嵌固定された針状ころ軸受32a及
び玉軸受33aにて支承されたロータ軸36に、両支承
位1間において外嵌され、これとスプライン結合させで
ある。ロータ軸36は、サイドプレート32の円筒部内
側のオイルシール32bにより外周を封止させ、サイド
プレート32側に適長突出させてあり、この突出端部に
同心的に形成した連結フランジ37を、?jI数の固定
ポル1−11.11・・・にて、前記入力軸lの端部に
形成された円板形フランジ10に固着して、入力軸1と
同軸的に連結しである。
a と、サイドプレート32.33とにて囲繞された空
間内に内挿してあり、サイドプレート32及び同33の
前記支承孔に夫々内嵌固定された針状ころ軸受32a及
び玉軸受33aにて支承されたロータ軸36に、両支承
位1間において外嵌され、これとスプライン結合させで
ある。ロータ軸36は、サイドプレート32の円筒部内
側のオイルシール32bにより外周を封止させ、サイド
プレート32側に適長突出させてあり、この突出端部に
同心的に形成した連結フランジ37を、?jI数の固定
ポル1−11.11・・・にて、前記入力軸lの端部に
形成された円板形フランジ10に固着して、入力軸1と
同軸的に連結しである。
即ち、ロータ30は、ロータ軸36を介して入力軸1に
連結されており、該入力軸1の回転に連動してその軸心
回りに回動する。
連結されており、該入力軸1の回転に連動してその軸心
回りに回動する。
ケーシング内部の前記空間に内挿されたロータ30の外
周面と、カムリング31の前記空洞部31aの内周面と
の間には、3個所の凹部の形成位置に、前記両面と、サ
イドプレート32.33の側面とにて囲繞され、第2図
に示す如く、変形三日月形の軸断面形状をなす3つのポ
ンプ室40,40.40が形成され、各ポンプ室40,
40.40には、三日月形の両端部に夫々位置して、サ
イドプレート32側に開口する各一対の吸込口40a、
40aと、サイドプレート33側に開口する各一対の吐
出口40b、 40bとが形成しである。各吸込口40
a 、 40a・・・は、これらの開口位置に対応させ
てサイドプレート32に固定され、ポンプ室40への流
入のみを許容する各別の吸込チエツク弁41(1個のみ
図示)、押え部材34のサイドプレー1・32との密着
面に、各吸込チエツク弁41.41・・・の装着位置に
対応させて形成された環状油室42、及び押え部材34
の円板部の厚さ方向に貫通して形成された吸込油路43
により、前記油タンクTに連通させてあり、一方、各吐
出口40b、40b・パ・は、これらの開口位置よりも
半径方向内側に折り返す態様にて、サイドプレート33
に形成された各別の吐出油路44,44・・・(1本の
み図示)、及び杉油路44゜44・・・の中途に夫々固
設され、ポンプ室40からの流出のみを許容する各別の
吐出チエツク弁45.45・・・(1個のみ図示)を介
して、ロータ30の側面に形成された環状溝46に連通
させである。該環状溝46は、第2図に示す如く、前記
収納溝30b、30b・・・の底部を相互に連通させる
態様にて形成されている。
周面と、カムリング31の前記空洞部31aの内周面と
の間には、3個所の凹部の形成位置に、前記両面と、サ
イドプレート32.33の側面とにて囲繞され、第2図
に示す如く、変形三日月形の軸断面形状をなす3つのポ
ンプ室40,40.40が形成され、各ポンプ室40,
40.40には、三日月形の両端部に夫々位置して、サ
イドプレート32側に開口する各一対の吸込口40a、
40aと、サイドプレート33側に開口する各一対の吐
出口40b、 40bとが形成しである。各吸込口40
a 、 40a・・・は、これらの開口位置に対応させ
てサイドプレート32に固定され、ポンプ室40への流
入のみを許容する各別の吸込チエツク弁41(1個のみ
図示)、押え部材34のサイドプレー1・32との密着
面に、各吸込チエツク弁41.41・・・の装着位置に
対応させて形成された環状油室42、及び押え部材34
の円板部の厚さ方向に貫通して形成された吸込油路43
により、前記油タンクTに連通させてあり、一方、各吐
出口40b、40b・パ・は、これらの開口位置よりも
半径方向内側に折り返す態様にて、サイドプレート33
に形成された各別の吐出油路44,44・・・(1本の
み図示)、及び杉油路44゜44・・・の中途に夫々固
設され、ポンプ室40からの流出のみを許容する各別の
吐出チエツク弁45.45・・・(1個のみ図示)を介
して、ロータ30の側面に形成された環状溝46に連通
させである。該環状溝46は、第2図に示す如く、前記
収納溝30b、30b・・・の底部を相互に連通させる
態様にて形成されている。
また、前記吐出口40b、40b・・・の出側の吐出油
路44゜44・・・には、出口部を油タンクTと導通さ
せてサイドプレート33に固設された各別の可変式のオ
リフィスを有する減圧弁5.5・・・(1個のみ図示)
の入口部が導通されており、吐出油路44.44・・・
の作動油を後述するオリフィスを経て油タンクTへ流出
させる。また、サイドプレー1−33の支承孔とロータ
軸36との間の環状空間は、サイドプレート33を半径
方向に貫通する連通孔48より、油タンクTに連通させ
である。
路44゜44・・・には、出口部を油タンクTと導通さ
せてサイドプレート33に固設された各別の可変式のオ
リフィスを有する減圧弁5.5・・・(1個のみ図示)
の入口部が導通されており、吐出油路44.44・・・
の作動油を後述するオリフィスを経て油タンクTへ流出
させる。また、サイドプレー1−33の支承孔とロータ
軸36との間の環状空間は、サイドプレート33を半径
方向に貫通する連通孔48より、油タンクTに連通させ
である。
而して、各吐出口40bから吐出される作動油は、各別
の吐出油路44及び環状/g46を介して収納13ob
。
の吐出油路44及び環状/g46を介して収納13ob
。
30b・・・の底部に導入され、前記コイルばね30c
、 30c・・・の付勢力との相乗作用によりベーン3
0a、30a・・・を半径方向外向きに押圧すべく作用
すると共に、ロータ30の両側面と1.サイドプレート
32.33の側面との間のわずかな間隙を通過して、前
記支承孔内に流れ出し、針状ころ軸受32a及び玉軸受
33aの潤滑作用をなした後、連通孔48を経て油タン
クTに還流する。
、 30c・・・の付勢力との相乗作用によりベーン3
0a、30a・・・を半径方向外向きに押圧すべく作用
すると共に、ロータ30の両側面と1.サイドプレート
32.33の側面との間のわずかな間隙を通過して、前
記支承孔内に流れ出し、針状ころ軸受32a及び玉軸受
33aの潤滑作用をなした後、連通孔48を経て油タン
クTに還流する。
第3図及び第4図は減圧弁5の固設位置近傍の拡大断面
図であって、第3図はオリフィスの開口比が最大の場合
を示してあり、また第4図はオリフィスが閉止した場合
を示す。
図であって、第3図はオリフィスの開口比が最大の場合
を示してあり、また第4図はオリフィスが閉止した場合
を示す。
減圧弁5は前記吐出油路44,44・・・と油タンクT
とを連通ずる断面円形の空洞部330に設けられ、この
空洞部330の吐出油路44 、44・・・側に位置し
、円筒状の基部510及び軸長方向へ突出しである、こ
れより小径の円筒状の突出部511よりなり、内部にこ
れらを軸長方向に貫通する油路52を有する入側部材5
1と、前記突出部511を外嵌し、突出部511の端部
より吐出される作動油の圧力に応じて空洞部330の軸
長方向へ摺動する弁体53と、空洞部330の油タンク
1゛側に設けられ、前記弁体53の摺動を制限すると共
に、中心部を貫通する油通路540より空洞330内の
作動油を油タンクTへ通流させる出側部材54とよりな
る。前記突出部511の側面には該側面を貫通ずる導油
孔512が設けられ、前記弁体53の側面には導油孔5
12と対向し、弁体53が前記基部510に密着した場
合に前記導油孔512と空洞部330とを最大開口比で
連通ずる位置にオリフィス530が設けられている。ま
た、前記弁体53と出側部材54との間には弁体53を
入側部材51・\向かう方向へ付勢する押しばね55が
介装されており、弁体53は前記突出部511の油路5
2より吐出される作動油の圧力により押しばね55の前
記付勢力に抗しつつ出側部材54に向かう軸長方向への
移動可能となっている。
とを連通ずる断面円形の空洞部330に設けられ、この
空洞部330の吐出油路44 、44・・・側に位置し
、円筒状の基部510及び軸長方向へ突出しである、こ
れより小径の円筒状の突出部511よりなり、内部にこ
れらを軸長方向に貫通する油路52を有する入側部材5
1と、前記突出部511を外嵌し、突出部511の端部
より吐出される作動油の圧力に応じて空洞部330の軸
長方向へ摺動する弁体53と、空洞部330の油タンク
1゛側に設けられ、前記弁体53の摺動を制限すると共
に、中心部を貫通する油通路540より空洞330内の
作動油を油タンクTへ通流させる出側部材54とよりな
る。前記突出部511の側面には該側面を貫通ずる導油
孔512が設けられ、前記弁体53の側面には導油孔5
12と対向し、弁体53が前記基部510に密着した場
合に前記導油孔512と空洞部330とを最大開口比で
連通ずる位置にオリフィス530が設けられている。ま
た、前記弁体53と出側部材54との間には弁体53を
入側部材51・\向かう方向へ付勢する押しばね55が
介装されており、弁体53は前記突出部511の油路5
2より吐出される作動油の圧力により押しばね55の前
記付勢力に抗しつつ出側部材54に向かう軸長方向への
移動可能となっている。
斯かる減圧弁5において、吐出油路44.44・・・よ
り油通路52に流入した作動油は矢符にて示される如く
突出部511の端部より弁体53に圧力を伺加すると共
に、導油孔512及びオリフィス530を通流し、出側
部材540とこれと対向する弁体53との間隙を経て油
通路540より油タンクTへ還流される。
り油通路52に流入した作動油は矢符にて示される如く
突出部511の端部より弁体53に圧力を伺加すると共
に、導油孔512及びオリフィス530を通流し、出側
部材540とこれと対向する弁体53との間隙を経て油
通路540より油タンクTへ還流される。
前記弁体53は、ベーンポンプ3の発生圧力が上昇し、
突出部511の端部より吐出される油圧が押しばね55
の付勢力を超えるに従って出側部材54の方向へ徐々に
摺動し、これによりオリフィス530と導油孔512と
の位置関係が変化し、オリフィス530の開口比は小さ
くなって行く。最終的にはオリフィス530は閉止され
、吐出油路44,44・・・より減圧弁5を経た油タン
クTへの作動油の還流はなくなる。
突出部511の端部より吐出される油圧が押しばね55
の付勢力を超えるに従って出側部材54の方向へ徐々に
摺動し、これによりオリフィス530と導油孔512と
の位置関係が変化し、オリフィス530の開口比は小さ
くなって行く。最終的にはオリフィス530は閉止され
、吐出油路44,44・・・より減圧弁5を経た油タン
クTへの作動油の還流はなくなる。
なおロータ軸36と連結フランジ37との接合部近傍に
は、ベーンポンプ3の囲繞部材38を空気冷却するだめ
の冷却ファン6が取付4Jられており、該冷却ファン6
は前記ロータ軸36に連動して回転し、ベーンポンプ3
の軸長方向へ冷却空気を送気する。
は、ベーンポンプ3の囲繞部材38を空気冷却するだめ
の冷却ファン6が取付4Jられており、該冷却ファン6
は前記ロータ軸36に連動して回転し、ベーンポンプ3
の軸長方向へ冷却空気を送気する。
以上の如く構成された本発明装置の動作につき次に説明
する。入力軸1と出力軸2との間に回転速度差が生じて
いない場合、前者と連動回転するロータ30と後者と連
動回転するカムリング31との間の相対回転は生じず、
各ポンプ室40.40・・・内の油は、ロータ30及び
カムリング31の回転に伴って回転するのみであり、油
圧の発生はなく、人力軸1から出力軸2への駆動力の伝
達は行われない。
する。入力軸1と出力軸2との間に回転速度差が生じて
いない場合、前者と連動回転するロータ30と後者と連
動回転するカムリング31との間の相対回転は生じず、
各ポンプ室40.40・・・内の油は、ロータ30及び
カムリング31の回転に伴って回転するのみであり、油
圧の発生はなく、人力軸1から出力軸2への駆動力の伝
達は行われない。
これは、一定速度にて理想的な直進走行が行われている
場合に相当する。実際の走行の際には、いかなる走行状
態にある場合においても、前、後輪間、即ち入力軸lと
出力軸2との間には回転速度差が生じる。特に、前、後
輪の一方が空転状態にある場合、又は加減速時等、前、
後輪の一方に大きい荷重が作用している場合等において
は、大きい回転速度差が生じる。このように回転速度差
が生した場合、ロータ30とカムリング31との間に相
対回転が生じる結果、ポンプ室40内の油は、互いに相
隣するベーン30a 、 30a間に封止された状態に
て、前記相対回転の方向に、前記回転速度差に相当する
速度にて回転せしめられて昇圧する。従って、油タンク
T内の油は、吸込油路43.環状溝42及び吸込チエツ
ク弁41を介して、回転方向上流側に開口する吸込口4
0aからポンプ室40内部にW入され、回転方向下流側
に開口する吐出口40bから送出される。そして、送出
された油は、吐出油路44、吐出チエツク弁45及び環
状溝46を経て、ロータ30の収納溝30b、30b・
・・の底部に導入され、ベーン30a 、 30a・・
・に、これらをカムリング31の内周面に押付けるべく
作用し、更にロータ30の両側面とサイトプレー1−3
2.33の側面との間のわずかな間隙を通過して支承孔
内部に導入され、針状ころ軸受32a及び玉軸受33a
の潤滑油として供され、連通孔48を経て油タンクTに
還流し、またこれに加えて、サイドプレート33に固設
された減圧弁5は作動油を前記吐出油路44.44・・
・より油タンクTへ還流させる。
場合に相当する。実際の走行の際には、いかなる走行状
態にある場合においても、前、後輪間、即ち入力軸lと
出力軸2との間には回転速度差が生じる。特に、前、後
輪の一方が空転状態にある場合、又は加減速時等、前、
後輪の一方に大きい荷重が作用している場合等において
は、大きい回転速度差が生じる。このように回転速度差
が生した場合、ロータ30とカムリング31との間に相
対回転が生じる結果、ポンプ室40内の油は、互いに相
隣するベーン30a 、 30a間に封止された状態に
て、前記相対回転の方向に、前記回転速度差に相当する
速度にて回転せしめられて昇圧する。従って、油タンク
T内の油は、吸込油路43.環状溝42及び吸込チエツ
ク弁41を介して、回転方向上流側に開口する吸込口4
0aからポンプ室40内部にW入され、回転方向下流側
に開口する吐出口40bから送出される。そして、送出
された油は、吐出油路44、吐出チエツク弁45及び環
状溝46を経て、ロータ30の収納溝30b、30b・
・・の底部に導入され、ベーン30a 、 30a・・
・に、これらをカムリング31の内周面に押付けるべく
作用し、更にロータ30の両側面とサイトプレー1−3
2.33の側面との間のわずかな間隙を通過して支承孔
内部に導入され、針状ころ軸受32a及び玉軸受33a
の潤滑油として供され、連通孔48を経て油タンクTに
還流し、またこれに加えて、サイドプレート33に固設
された減圧弁5は作動油を前記吐出油路44.44・・
・より油タンクTへ還流させる。
このように、入力軸Iと出力軸2との間、即ち前、後輪
間に回転速度差が生じた場合、これに応して各ポンプ室
40,40.40内において油圧が発生し、ロータ30
と空洞部31aの内面との間に、この油圧に対応する大
きさの抵抗力が生じる結果、ロータ30とカムリング3
1との間、換言すれば、入力軸1と出力軸2との間に、
前記油圧に応じたトルク伝達がなされる。即ち、前、後
輪間における伝達トルクの大小は、各ポンプ室、10.
40.・・・内に発生する油圧の高低に対応し、この油
圧の高低は、ベーンポンプ3の特性上、ロータ30の相
対回転速度の大小、即ち前、後輪間の回転速度差の大小
に対応するから、本発明装置の動作により、前、後輪間
に生じる回転速度差の大きさに対応する駆動力が、前輪
側から後輪側へ、また後輪側から前輪側へ伝達され、4
輪駆動状態が実現される。
間に回転速度差が生じた場合、これに応して各ポンプ室
40,40.40内において油圧が発生し、ロータ30
と空洞部31aの内面との間に、この油圧に対応する大
きさの抵抗力が生じる結果、ロータ30とカムリング3
1との間、換言すれば、入力軸1と出力軸2との間に、
前記油圧に応じたトルク伝達がなされる。即ち、前、後
輪間における伝達トルクの大小は、各ポンプ室、10.
40.・・・内に発生する油圧の高低に対応し、この油
圧の高低は、ベーンポンプ3の特性上、ロータ30の相
対回転速度の大小、即ち前、後輪間の回転速度差の大小
に対応するから、本発明装置の動作により、前、後輪間
に生じる回転速度差の大きさに対応する駆動力が、前輪
側から後輪側へ、また後輪側から前輪側へ伝達され、4
輪駆動状態が実現される。
本発明装置においては、前記回転速度差が小さい場合に
は吐出油路44,44・・・を流れる作動油は低圧であ
るため、減圧弁5に流入する作動油の圧力は弁体53に
与えられる押しばね55の付勢力を超えることができず
、第3図に示す如く、弁体53は軸長方向に作動せず、
オリフィス530の開口比は最大となるため最大流量の
作動油が油タンクTへ還流される。
は吐出油路44,44・・・を流れる作動油は低圧であ
るため、減圧弁5に流入する作動油の圧力は弁体53に
与えられる押しばね55の付勢力を超えることができず
、第3図に示す如く、弁体53は軸長方向に作動せず、
オリフィス530の開口比は最大となるため最大流量の
作動油が油タンクTへ還流される。
そして前記回転速度差が増大することにより作動油の圧
力が増加し、押しばね55の付勢力を超えた場合は作動
油の圧力に応じて弁体53が出側部材54に向かって軸
長方向へ徐々に移動する。これにより導油孔512とオ
リフィス530との位置がずれるためオリフィス530
の開口比が小さくなり、油タンクT・\の還流量が減少
していく。前記作動油の圧力が所定値を超えた場合には
第4図に示す如くオリフィス530は閉止状態となる。
力が増加し、押しばね55の付勢力を超えた場合は作動
油の圧力に応じて弁体53が出側部材54に向かって軸
長方向へ徐々に移動する。これにより導油孔512とオ
リフィス530との位置がずれるためオリフィス530
の開口比が小さくなり、油タンクT・\の還流量が減少
していく。前記作動油の圧力が所定値を超えた場合には
第4図に示す如くオリフィス530は閉止状態となる。
前述した如きオリフィス530が前、後輪間のトルクの
伝達に与える影響について第5図に示す。
伝達に与える影響について第5図に示す。
第5図は本発明装置における回転速度差と伝達トルクの
関係を示すグラフであって、横軸には回転速度差をとり
、縦軸には伝達トルクをとっである。図中実線は本発明
装置の伝達1−ルク特性を、また破線は前記オリフィス
530の開口比が最大である場合の伝達トルク特性を、
そして−点tn %%は前記オリフィス530の閉止状
態である場合の伝達トルク特性を夫々示している。
関係を示すグラフであって、横軸には回転速度差をとり
、縦軸には伝達トルクをとっである。図中実線は本発明
装置の伝達1−ルク特性を、また破線は前記オリフィス
530の開口比が最大である場合の伝達トルク特性を、
そして−点tn %%は前記オリフィス530の閉止状
態である場合の伝達トルク特性を夫々示している。
第5図と第6図より、本発明装置においては、回転速度
差が小さい場合はオリフィス530の開口比が最大とな
っているためベーンポンプ3の発生圧力が低く抑えられ
、伝達トルクは低く制限される。
差が小さい場合はオリフィス530の開口比が最大とな
っているためベーンポンプ3の発生圧力が低く抑えられ
、伝達トルクは低く制限される。
図中N、はベーンポンプ3が発生する圧力が押しばね5
5の付勢力を超える回転速度差であり、回転速度差がN
、に到達するまではオリフィス530の開口比は最大で
あり、伝達トルクはT、以下に抑えられる。
5の付勢力を超える回転速度差であり、回転速度差がN
、に到達するまではオリフィス530の開口比は最大で
あり、伝達トルクはT、以下に抑えられる。
回転速度差がN、を超え、油圧が所定値を超えると、前
述の如くオリフィロの開口比が徐々に減少することによ
りベーンポンプ3の圧力が急激に増加し、これに従って
伝達トルクは急激に増加する。引き続いて圧力が増加し
、オリフィス530が閉止状態となった場合には伝達ト
ルクの増加はゆるやかとなり、伝達トルク特性はオリフ
ィス530が閉止状態である場合の特性と一致する。こ
の図から明らかな如〈従来装置においては1゛2の伝達
トルクを発生させるためにはN2の回転速度差を必要と
したが本発明装置においてはN2より小さいN3の回転
速度差にてT2の伝達トルクを発生させることが可能で
あり、これにより作動油の過度の発熱が防止できる。
述の如くオリフィロの開口比が徐々に減少することによ
りベーンポンプ3の圧力が急激に増加し、これに従って
伝達トルクは急激に増加する。引き続いて圧力が増加し
、オリフィス530が閉止状態となった場合には伝達ト
ルクの増加はゆるやかとなり、伝達トルク特性はオリフ
ィス530が閉止状態である場合の特性と一致する。こ
の図から明らかな如〈従来装置においては1゛2の伝達
トルクを発生させるためにはN2の回転速度差を必要と
したが本発明装置においてはN2より小さいN3の回転
速度差にてT2の伝達トルクを発生させることが可能で
あり、これにより作動油の過度の発熱が防止できる。
以−1−詳述した如く本発明に係る4輪駆動用駆動連結
装置においては開口比が調節可能であるオリフィスによ
りベーンポンプの発生圧力を調節できることによって回
転速度差が小さい場合は伝達トルクが小さく抑えられる
ためタイトコーナブレーキング現象の発生防止が可能で
あり、また雪道等の摩擦係数が低い路面で必要とされる
大きい伝達トルクが従来よりも小さい回転速度差にて実
現できるごとによりベーンポンプの作動油の過度の発熱
が抑制できる。また本発明においてはベーンポンプの発
生圧力がオリフィスの開口比により調節されるためベー
ンの絞り孔が不要となり、加工費が安価となる等本発明
は優れた効果を奏する。
装置においては開口比が調節可能であるオリフィスによ
りベーンポンプの発生圧力を調節できることによって回
転速度差が小さい場合は伝達トルクが小さく抑えられる
ためタイトコーナブレーキング現象の発生防止が可能で
あり、また雪道等の摩擦係数が低い路面で必要とされる
大きい伝達トルクが従来よりも小さい回転速度差にて実
現できるごとによりベーンポンプの作動油の過度の発熱
が抑制できる。また本発明においてはベーンポンプの発
生圧力がオリフィスの開口比により調節されるためベー
ンの絞り孔が不要となり、加工費が安価となる等本発明
は優れた効果を奏する。
第1図は本発明装置の縦断面図、第2図は第1図のn−
n線による横断面図、第3図、第4図は減圧弁近傍の拡
大断面図、第5図は本発明装置による伝達トルク特性を
示すグラフ、第6図は従来装置による伝達トルク特性を
示すグラフである。 3・・・ベーンポンプ 5・・・減圧弁 44・・
・吐出油路 530・・・オリフィス 特 許 出願人 光洋精工株式会社 代理人 弁理士 河 野 登 夫 弔 図 図 弔 図 弔 図
n線による横断面図、第3図、第4図は減圧弁近傍の拡
大断面図、第5図は本発明装置による伝達トルク特性を
示すグラフ、第6図は従来装置による伝達トルク特性を
示すグラフである。 3・・・ベーンポンプ 5・・・減圧弁 44・・
・吐出油路 530・・・オリフィス 特 許 出願人 光洋精工株式会社 代理人 弁理士 河 野 登 夫 弔 図 図 弔 図 弔 図
Claims (1)
- 1. 前輪駆動軸と後輪駆動軸とを、これらの間の相対
的な回転速度差に応じた油圧を発生する油圧ポンプによ
り連結する4輪駆動用駆動連結装置において 前記油圧ポンプの吐出側の油路に、前記油 圧に応じてその開口比を調節するオリフィスを具備する
ことを特徴とする4輪駆動用駆動連結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27702088A JPH02120521A (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 4輪駆動用駆動連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27702088A JPH02120521A (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 4輪駆動用駆動連結装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02120521A true JPH02120521A (ja) | 1990-05-08 |
Family
ID=17577655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27702088A Pending JPH02120521A (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 4輪駆動用駆動連結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02120521A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0483920A (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-17 | Fuji Tool & Die Co Ltd | 油圧式動力伝達継手 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60227022A (ja) * | 1984-04-26 | 1985-11-12 | Mitsubishi Motors Corp | 4輪駆動用駆動連結装置 |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP27702088A patent/JPH02120521A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60227022A (ja) * | 1984-04-26 | 1985-11-12 | Mitsubishi Motors Corp | 4輪駆動用駆動連結装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0483920A (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-17 | Fuji Tool & Die Co Ltd | 油圧式動力伝達継手 |
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