JPH0212054B2 - - Google Patents

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JPH0212054B2
JPH0212054B2 JP17623981A JP17623981A JPH0212054B2 JP H0212054 B2 JPH0212054 B2 JP H0212054B2 JP 17623981 A JP17623981 A JP 17623981A JP 17623981 A JP17623981 A JP 17623981A JP H0212054 B2 JPH0212054 B2 JP H0212054B2
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resistor
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jωc
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks
    • H03H11/12Frequency selective two-port networks using amplifiers with feedback
    • H03H11/1291Current or voltage controlled filters

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  • Networks Using Active Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、目的とする周波数でその周波数伝
達関数を零とする高選択度の帯域波回路に関す
る。
高調波歪率計の基本波除去回路などに用いられ
る高選択度の帯域波回路として、たとえば第1
図に示すようなウイーン・ブリツジ回路や、第2
図に示すような並列T型回路が知られている。こ
れらの帯域波回路において、波角周波数(以
下ω0と略記する)およびω0で周波数伝達関数が
零となるための平衡条件は、入力信号源esが定電
圧源で出力端が無負荷とすると、次のようにな
る。
(イ) 第1図のウイーン・ブリツジ回路の場合、た
とえばC11=C12=C、R11=R12=Rとすると、
ω0および平衡条件は、それぞれ次式のように
なる。
(ロ) 第2図の並列T型回路の場合、たとえばR21
=R22=R23/m=R、C21=C22=C23/n=C、
m=1/2、n=2とすると、ω0および平衡条件
は、それぞれ次式のようになる。
ω0=1/CR …(3) mn=1 …(4) ところで、上述したような帯域波回路では、
第(1)式乃至第(4)式から判るように、ω0決定素子
であるCRが平衡にも関係している。たとえばウ
イーン・ブリツジ回路の場合、ω0を変更するた
めにC11,C12,R11あるいはR12を任意に変更する
と、第(2)式の平衡条件がくずれる。また並列T型
回路の場合、ω0を変更するためにC21乃至C23
るいはR21乃至R23を任意に変更すると、第(4)式
のmあるいはnが変化して平衡条件がくずれる。
すなわち、ω0の調整と平衡の調整が互いに影響
することになる。この点に関し、ω0と平衡の相
互影響を防ぐために、ウイーン・ブリツジ回路で
は少なくとも2連動、並列T型回路では少なくと
も3連動の可変素子が用いられる。たとえばウイ
ーン・ブリツジ回路において、ω0を変更するに
当たりRを固定してCを変える場合を考える。す
なわち、C11とC12を連動させるとC12/C11の比を
一定にできるので、ω0を変更しても第(2)式の平
衡条件はくずれない。同様に、並列T型回路にお
いて、ω0を変更するにあたりRを固定してC21
至C23を連動させると、第(4)式のnを一定にでき
るので、ω0を変更しても平衡条件はくずれない。
ところが、上述したことは理想状態であつて、
実用上の問題として、連動素子には必ず連動誤差
があるために、ω0の変更とともに平衡も若干く
ずれるようになる。この軽微な平衡のずれは、信
号減衰量の小さな領域ではほとんど問題にならな
い。しかし、目的とするω0の近傍で減衰量が大
きくなつてくると、上記平衡のずれが大きな問題
となつてくる。すなわち、上記ω0と平衡の調整
の相互影響の残留によつて、この帯域波回路の
周波数伝達関数を零とするための調整が極めて行
ないにくいものとなる。したがつて、上記したよ
うに帯域波回路を用いて周波数伝達関数を零と
するには、相応の微調整機構あるいは自動調整回
路が必要とされる。
この発明は上記事情にかんがみなされたもの
で、ω0および平衡の調整が独立でき、周波数伝
達関数を零とするための微調整が行ないやすい帯
域波回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明に係る帯
域波回路は、ブートストラツプ回路およびキヤ
パシタの直列回路をその一辺に含むブリツジ回路
を備えている。このブリツジ回路において、ブー
トストラツプ回路を含むブリツジ辺でω0の調整
を行ない、他のブリツジ辺で平衡調整を行なえ
ば、ω0および平衡の調整が独立される。このた
め、周波数伝達関数を零とするための微調整が行
ないやすくなる。
次に、図面を参照してこの発明の一実施例を説
明する。第3図は、この発明に係る帯域波回路
の基本的な回路構成を示す。同図のブリツジ回路
において、第1辺は、抵抗R31,R32、キヤパシ
タC31および非反転増幅器A31からなるブートス
トラツプ回路と、キヤパシタC32とから形成され
る。抵抗R31およびR32の一端同志の接続点b点
と増幅器A31の出力端c点とはキヤパシタC31
介して接続され、抵抗R32の他端およびキヤパシ
タC32の一端は増幅器A31の入力端d点に接続さ
れる。ここで、抵抗R31およびキヤパシタC32の他
端はそれぞれa点およびe点とする。第2辺は抵
抗R33からなり、その一端はe点に接続される。
抵抗R33の他端はf点とする。第3辺は抵抗R34
からなり、その一端はf点に接続される。抵抗
R34の他端はg点とする。第4辺は抵抗R35から
なり、その一端はg点に接続され、その他端は前
記a点に接続される。
以上のような構成のブリツジ回路において、起
電力Eiの定電圧信号源esがa点とf点との間に接
続される。出力電圧E0はe点とg点との間から
取出される。ここで、a点乃至g点の各電位をそ
れぞれEa乃至Egとし、抵抗R32およびキヤパシタ
C31を流れる電流をそれぞれI1およびI2とする。ま
た、増幅器A31の増幅度をAとし、入力インピー
ダンスを無限大、出力インピーダンスを零とみな
し、前記e点、g点間からの出力電圧E0は無負
荷時のものとする。
以上の場合の第3図の回路動作を、ここではf
点を電位の基準に選び、Ef=0として説明する。
信号源esの角周波数をωとして、a点とf点間の
電位差を第1辺と第2辺の各電位および電圧降下
から考えると、 Ei=Ea−Ef=R31(I1+I2)+R32I1 +1/jωC32I1+Ee−Ef …(5) となる。Ef=0を代入してこれを整理すると、 Ei−Ee=(R31+R32+1/jωC32)I1 +R31I2 …(6) を得る。ここで、a点とd点間の電位差を与える
と、Ef=0ではEa=Eiであるから、 Ea−Ed=Ei−Ed=R31(I1+I2)+R32I1 =(R31+R32)I1+R31I2 …(7) となる。同様にa点とc点間の電位差を考える
と、 Ei−Ec=R31(I1+I2)+1/jωC31I2 =R31I1+(R31+1/jωC31)I2 …(8) となる。一方、増幅器A31の増幅度はAであるか
ら、 Ec=AEd …(9) である。第(9)式を第(8)式に代入すると、 Ei−AEd=R31I1+(R31+1/jωC31)I2 …(10) となる。ここで、第(7)式の両辺をA倍すると、 AEi−AEd=A(R31+R32)I1+AR31I2 …(11) となる。第(11)式から第(10)式を引くと、 (A−1)Ei={A(R31+R32)−R31}I1+{AR31
−(R31+1/jωC31)}I2 ={(A−1)R31+AR32}I1+{(A−1)R31
1/jωC31}I2…(12) となる。ここで、式を整理しやすくするために次
の変数変換を行なう。
第(13)式を用いて第(12)式を書き直すと、 (A−1)Ei=k1I1+k2I2 …(14) となる。これをI2について整理すると、 I2=1/k2{(A−1)Ei−k1I1} …(15) となる。第(15)式を第(6)式に代入すると、 Ei−Ee=(R31+R32+1/jωC32)I1+R31/k2{(
A−1)Ei−k1I1} =(R31+R32+1/jωC32−k1/k2R31)I1+R31
/k2(A−1)Ei ={(1−k1/k2)R31+R32+1/jωC32}I1
R31/k2(A−1)Ei…(16) となる。これを整理すると、 {1−R31/k2(A−1)}Ei−Ee={(1−k1/k2
)R31+R32+1/jωC32}I1…(17) となる。一方、e点とf点間の電位差Ee−Efに
ついて考えると、Ef=0であるから、 Ee−Ef=Ee=R33I1 …(18) である。これをI1について整理すると、 I1=1/R33Ee …(19) となる。第(19)式を第(17)式に代入すると、 {1−R31/k2(A−1)}Ei−Ee={(1−k1/k2
)R31+R32+1/jωC32}1/R33Ee ={(1−k1/k2)R31/R33+R32/R33+1/jωC
32R33}Ee…(20) となる。これを整理すると、 {1−R31/k2(A−1)}Ei={(1−k1/k2)R31
/R33+R32/R33+1/jωC32R33+1}Ee…(21) となる。第(21)式の両辺にk2をかけると、 {k2−R31(A−1)}Ei={(k2−k1)R31/R33+k
2(R32/R33+1/jωC32R33+1)}Ee…(22) となる。ここで、第(22)式の変数を第(13)式
からもとの変数にもどすと、 {(A−1)R31−1/jωC31−R31(A−1)}Ei =〔{(A−1)R31−1/jωC31−(A−1
)R31−AR32}R31/R33 +{(A−1)R31−1/jωC31}{R32/R3
3
+1/jωC32R33+1}〕Ee…(23) となる。これを整理すると、 −1/jωC31Ei=〔{−1/jωC31−AR32}R31/R
33+{(A−1)R31−1/jωC31} ・{jωC32(R32+R33)+1/jωC32R33
}〕Ee…(24) となる。第(24)式両辺に−jωC31をかけると、 Ei=〔{1+jωC31R32A}R31/R33+{−jωC31R31
A−1)+1}・{jωC32(R32+R33)+1/jωC32R3
3
}〕Ee =jωC32R33{1+jωC31R32A}R31/R33+{1−jωC3
1
R31(A−1)}{1+jωC32(R32+R33)}/jωC32
R33Ee =jωC32R31−ω2C31C32R31R32A+1+ω2C31C32R31
(R32+R33)(A−1)/jωC32R33 +jω{C32(R32+R33)−C31R31(A−1)}/ Ee =1+ω2C31C32R31{(R32+R33)(A−1)−R32A}
+jω{C32R31+C32(R32+R33)/jωC32R33 −C31R31(A−1)}/ Ee =1+ω2C31C32R31{(A−1)R33−R32}/jωC32
R33 +jω{C32(R31+R32+R33)−C31R31(A−1)} E
e…(25) となる。これをEeについて整理すると、 Ee=jωC32R33/1+ω2C31C32R31{(A−1)R33−R3
2
} /+jω{C32(R31+R32+R33)−C31R31(A−1)
}Ei…(26) となる。ここで、整理しやすくするために次の変
数変換を行なう。
1+ω2C31C32R31{(A−1)R33−R32}=
X3 ω{C32(R31+R32+R33)−C31R31(A−1) =Y3 …(27) ωC32R33=Z3 第(27)式を用いて第(26)式を書き直すと、 Ee=jZ3/X3+jY3Ei=jZ3(X3−jY3)/(X3+jY3
(X3−jY3)Ei=jZ3X3+Z3Y3/X23+Y23Ei…(28) となる。
次に、ブリツジ回路の第3辺と第4辺について
考える。
Ef=0としたのであるから、g点電位Egはa
点電位Ea=EiをR34とR35によつて分圧した形で
与えられる。したがつて、 Eg=R34/R34+R35Ei …(29) となる。一方、出力電圧E0はe点とg点間の電
位差であるから、 E0=Ee−Eg …(30) である。したがつて、第(30)式に第(28)式お
よび第(29)式を代入すると、 E0=jZ3X3+Z3Y3/X23+Y23Ei−R34/R34+R35Ei =(jZ3+Z3Y3/X23+Y23−R34/R34+R35)Ei
…(31) となる。ここで、周波数伝達関数G3(jω)を考え
ると、第(31)式は次のようになる。
G3(jω)=E0/Ei=jZ3X3+Z3Y3/X23+Y23−R34
/R34+R35…(32) 第(32)式において、ω=ω0のときG3(jω0
の虚数項が零となるものとすると、このとき
jZ3X3=0であるから、これを第(27)式からも
との変数にもどすと、 jZ3X3=jω0C32R33〔1+ω0 2C31C32R31{(A−1)
R33−R32}〕=0…(33) となる。ここで、ω0>0であるから、第(33)
式が成立つのは、 1+ω0 2C31C32R31{(A−1)R33−R32}=0
…(34) のとき、すなわちX3=0のときである。第(34)
式をω0について整理すると、 となる。また、ω=ω0のときX3=0を第(32)
式に代入すると、 G3(jω0)=Z3Y3/Y23−R34/R34+R35=Z3/Y3−R3
4
/R34+R35 …(36) となる。第(27)式から第(36)式のZ3,Y3
もとの変数にもどすと、 G3(jω0)=ω0C32R33/ω0{C32(R31+R32+R33
−C31R31(A−1)}−R34/R34+R35 =R33/R31+R32+R33−C31/C23R31(A−
1)−R34/R34+R35 =R33(R34+R35)−R34{R31+R32+R33−C
31/C32R31(A−1)}/{R31+R32+R33−C31/C32R
31(A−1)}(R34+R35) =R33R35−R34〔R32+R31{1−C31/C32
A−1)}〕/〔R32+R33+R31{1−C31/C32(A−
1)}〕(R34+R35)…(37) となる。第(35)式および第(37)式において、
A=1とすると、この両式は次のように単純化さ
れる。
第(39)式から、G3(jω0)=0を与える条件、
すなわち平衡条件は、 R33R35=R34(R31+R32) …(40) となる。
第(40)式に示された平衡条件式には、C31
C32のパラメータは含まれていない。すなわち、
第(38)式に示すように、キヤパシタC31,C32
少なくとも1つを変えることでω0を調整し、第
(40)式に示すように、抵抗R33,R34あるいは
R35の少なくとも1つを変えることで平衡を調整
するようにすれば、ω0と平衡の調整を完全に独
立とすることができる。また、従来の帯域波回
路ではω0と平衡の調整の相互影響を少なくする
必要性から連動可変素子を用いるため、第(1)式あ
るいは第(3)式から判るように、たとえば連動可変
キヤパシタCの変化に対するω0の変化は同率で
逆比例する。すなわち、連動可変キヤパシタCが
x倍になればω0は1/xになる。ところが、上
述したようにこの発明に係る帯域波回路では、
本質的にω0と平衡の調整を独立にできるので、
連動可変素子を用いる必要がない。第(38)式か
ら判るように、たとえばキヤパシタC31の変化に
対するω0の変化は1/2乗率で逆比例する。すなわ
ち、キヤパシタC31がx倍になればω0は1/√
になる。
以上述べたように、この発明に係る帯域波回
路によれば、ω0と平衡の調整を独立させること
ができる。さらに、ω0決定素子を連動させる必
然性がないことから、ω0決定素子の変化に対す
るω0の変化を従来の帯域波回路の1/2乗に圧縮
できる。このため、ω0における周波数伝達関数
を零にする微調整が行ないやすくなるとともに、
精密な連動素子が不要となるのでコスト的にも有
利な帯域波回路を得ることができる。
次に、第(37)式においてA≠1の場合を考え
てみる。ここで、 1−C31/C32(A−1)=0 …(41) すなわち、 A=C32/C31+1 …(42) とした場合は、第(37)式は次のようになる。
G3(jω0)=R33R35−R34R32/(R32+R33)(R34+R35
)…(43) 第(43)式における平衡条件は、 R33R35=R34R32 …(44) となる。この場合の平衡条件としては、その前提
として第(42)式の成立が要求される。このた
め、キヤパシタC31あるいはC32によつてω0を変
更する場合はC31とC32を連動させることが必要と
なる。たとえば、A=2とした場合は、C31=C32
が保たれるように、C31およびC32を連動させなけ
ればならない。この場合、実用上の連動誤差か
ら、前述したこの発明の目的、すなわちω0と平
衡の独立性が失なわれる恐れがある。ところが、
第(42)式が満足されておれば、第(35)式およ
び第(44)式から判るように、ω0と平衡は独立
できる。たとえば、第(42)式を満足する条件の
1つとして、C31=C32=C,A=2を考え、これ
を第(35)式に代入すると、 となり、ω0は、第(44)式の平衡条件に含まれ
ないR31によつて可変できる。
なお、第(41)式において、 |C31/C32(A−1)|≪1 …(46) なる条件が満足されるならば、実用上A≠1であ
つても、第(38)式および第(40)式のω0およ
び平衡の条件を適用できる。すなわち、第(46)
式を満たす限り、A≠1であつてもC31≪C32であ
れば、実用上A=1の場合と同様な効果を得るこ
とができる。しかし、実用上の問題として考える
ならば、Aを大きくとつてC31≪C32とするよりも
A≒1として第(46)式を満たした方がC31,C32
の設定の自由度が高くなるのでより望ましい。
また、第(35)式および第(37)式において、
A=0(c点電位Ec=0とすることに相当する)
とおいても、やはり帯域波作用を示すことが判
るが、この場合はω0と平衡の調整が独立しない。
また、第3図のブリツジ回路の第1辺におい
て、抵抗R31,R32とキヤパシタC32は単なる直列
回路であるから、図示はしないが、このキヤパシ
タC32を抵抗R31のa点側に配置しても何ら差支え
ない。または図示はしないが、増幅器A31の入力
端を、抵抗R32側に接続する代りに、抵抗R31
a点側に接続しても、ブートストラツプ回路とし
ての作用は全く同じで、前述したと全く同様な作
用効果を得ることができる。
また、このブリツジ回路の第3辺および第4辺
は、抵抗の代りに、この抵抗によつて生じる電圧
降下に相当する信号源におきかえても差支えな
い。
次に、この発明の他の実施例について説明す
る。第4図は第3図からの変形を判りやすくする
ための補助的回路図である。第4図の構成要素、
R41乃至R45,C41,C42およびA41の接続関係は、
第3図の構成要素R31乃至R35,C31,C32および
A31のものと同一である。第4図のブリツジ回路
において、a点とf点との間に、起電力Ei1の定
電圧信号源es1と起電力Ei2の定電圧信号源es2の直
列回路が接続される。この場合、信号源es1とes2
の位相関係を「+」と「−」によつて表わすこと
にする。信号源es1の「+」側および信号源es2
「−」側は、それぞれa点およびf点に接続され、
信号源es1とes2の接続点h点はg点に接続される。
また、出力電圧E0はe点とg点との間から取出
される。このブリツジ回路の第3辺と第4辺につ
いて、g点とh点を切離した場合のa点とg点間
の電位差Ea−Eg、およびg点とf点間の電位差
Eg−Efが、 Ea−Eg=Ei1 Eg−Ef=Ei2 Ei1+Ei2=Ei …(47) の関係にある場合、g点とh点間の電位差は零で
ある。したがつて、第(47)式が満足されている
限り、g点とh点は接続してもしなくても同等で
ある。また、第3図および第4図のブリツジ回路
は各辺とも同じ回路構成であるから、両者は等価
である。
次に第4図を出発点として、第5図に示す実施
例を説明する。第5図の構成要素R51乃至R55
C51,C52およびA51の接続関係は、第3図の構成
要素R31乃至R35,C31,C32およびA31のものと同
一である。なお、第5図のブリツジ回路の第3辺
は、抵抗R54と増幅度Amの反転増幅器A52との並
列回路からなる。増幅器A52の出力端および抵抗
R54の一端はf点に接続され、抵抗R54の他端は
増幅器A52の入力端g点に接続される。また、電
位の基準を接地点にとり、これをh点とする。
以上のような構成のブリツジ回路において、起
電力Ei1の定電圧信号源es1がa点とh点に与えら
れ、出力電圧E0はe点とh点との間から取出さ
れる。また、a点乃至h点の各点の電位をそれぞ
れEa乃至Ehとし、抵抗R55を流れる電流をI3とす
る。さらに、増幅器A51およびA52の入力インピ
ーダンスは無限大、出力インピーダンスは零とみ
なし、e点、g点間の出力は無負荷とする。
第5図のブリツジ回路において、まず第3辺と
第4辺について考える。h点は、電位の基準とし
たのでEh=0である。したがつて、a点とh点
間の電位差すなわち信号源電圧Ei1は、 Ei1=Ea−Eh=Ea …(48) となる。またEgはEaよりも抵抗R55による電圧降
下分だけ低電位であるから、 Eg=Ea−R55I3 …(49) となる。同様にEfはEgよりも抵抗R54による電圧
降下分だけ低電位であるから、 Ef=Eg−R54I …(50) となる。一方、増幅器A52は増幅度Amの反転増
幅器であるから、位相の反転を「−」符号で表わ
せば、 Ef=−AmEg …(51) となる。ここで第(49)式をI3について整理する
と、 I3=1/R55(Ea−Eg) …(52) となる。また、第(50)式および第(51)式か
ら、 Eg−R54I3=−AmEg …(53) を得るが、これを整理して第(52)式を代入する
と、 (1+Am)Eg=R54I3=R54/R55(Ea−Eg) …(54) となる。これをさらに整理すると、 (1+Am+R54/R55)Eg=R54/R55Ea …(55) となる。これをEgについて整理すると、 Eg=R54/R55/1+Am+R54/R55Ea …(56) となる。また、第(51)式と第(56)から Ef=−AmR54/R55/1+Am+R54/R55Ea =−R54/R55/1/A+1+R54/R55AmEa …(57) を得る。
第(56)式および第(57)式において、Amが
非常に大きく、実用上無限大とみなせる場合は、
Am=∞を両式に代入して、 を得る。また、g点とf点間の電位差Eg−Efを
Ei2とすれば、これに第(488)式、第(58)式お
よび第(59)式を代入して、 Ei2=Eg−Ef=0−(R54/R55Ea) =R54/R55Ea=R54/R55Ei1 …(60) を得る。さらに、Ei=Ei1+Ei2とすれば、第
(60)式から、 Ei=Ei1+Ei2=Ei1+R54/R55Ei1 =R55+R54/R55Ei1 …(61) を得る。
ここで、第4図と第5図の回路を比較すると、
第4図におけるEi1,Ei2と第5図におけるEi1
Ei2が同等の働きをすることは明らかである。ま
た、第4図および第5図のブリツジ回路の第1辺
および第2辺はいずれも同じ回路構成なので、ど
ちらもh点を基準に考えれば等価である。すなわ
ち、第5図のブリツジ回路は第3図のブリツジ回
路と同様な帯域波作用を持つ。ただし、第5図
の場合は、入力信号源es1と出力電圧E0を取出す
端子との接地回路が互いに共通となつているの
で、他の回路への適合性は第3図の場合よりもよ
い。
第3図のブリツジ回路の周波数伝達関数G3
(jω)=E0/Eiと、第5図のブリツジ回路の周波
数伝達関数G5(jω)=E0/Ei1の関係を求めてみる
と、第(61)式を用いて、 G3(jω)=E0/Ei=1/R54/+R55=E0/Ei1 =R55/R54+R55G5(jω) …(62) となる。すなわち、G3(jω)とG5(jω)は、大き
さがR55/(R55+R54)だけ異なる以外は同じで
ある。増幅器A51の増幅度Aが1とすれば、第5
図のω0および平衡条件の式は、第(38)式およ
び第(40)式と同様で、次のようになる。
なお、第5図の増幅器A51の増幅度Aが2の場
合のω0およびその平衡条件は、第3図を用いて
第(44)および第(45)式を導びいたときと同様
の手順で求めることができる。ただし、第5図の
回路では、f点電位Efを零とせずに、h点電位
を零としている。また、ω0においては、出力電
圧E0すなわちe点電位Eeが零になる点に注意し
てほしい。すなわち、Ef≠=0、Ee=0とおい
て、第(44)および第(45)式を求めたと同様の
解析をすれば明らかなように、a点からf点まで
の間の回路において、抵抗R53はω0の決定に関与
しない。増幅器A51の増幅度Aを2とし、増幅器
A52の増幅度が十分に大きいものとし、キヤパシ
タの容量をC51=C52=Cとしたとき、ω0および
平衡条件の式は、次のようになる。
すなわち、ω0は、平衡調整から独立した抵抗
R51によつて調整できる。
次に第4図を出発点として、第6図に示す実施
例を説明する。第6図の構成要素、R61乃至R65
C61,C62およびA61の接続関係は、第3図の構成
要素、R31乃至R35,C31,C32およびA31のものと
同一である。第4図のブリツジ回路において、a
点とf点との間に、起電流Icの定電流信号源is1
起電力Ei2の定電圧信号源es2との直列回路が接続
される。この場合、信号源is1とes2の位相関係を
「+」と「−」によつて表わすことにする。信号
源is1の「+」側および信号源es2の「−」側は、
それぞれa点およびf点に接続され、信号源is1
とes2の接続点h点はg点に接続される。また、
出力電圧E0はe点とg点との間から取出される。
このブリツジ回路において、a点乃至h点の各電
位をそれぞれEa乃至Ehとし、R62,C61,R65の各
素子を流れる電流をそれぞれI1,I2,I3とする。
また、増幅器A61の入力インピーダンスを無限
大、出力インピーダンスを零とみなし、e点、g
点間の出力電圧は無負荷時のものとする。まず、
このブリツジ回路の第3辺と第4辺について考え
る。a点とg点間の電位差Ea−Egおよびg点と
f点間の電位差Eg−Efについて、 Ea−Eg=Ei1 Eg−Ef=Ei2} …(65) の関係にある場合、第4図のEi1,Ei2と第6図の
Ei1,Ei2は同等の働きをし、ブリツジ回路の第1
辺と第2辺は、第4図、第6図とも同じ回路であ
るから、これらは等価な回路であることが判る。
すなわち、第6図のブリツジ回路は第3図のブリ
ツジ回路と同様な帯域波作用を持つ。
なお、第6図の回路の場合、ω0および平衡条
件を与える式が第3図の回路の場合と多少異なつ
たものになるので、本質は変らないが、第6図の
動作を改めて説明する。
第6図において、h点を電位の基準とし、Eg
=Eh=0とする。また、信号源is1およびes2の角
周波数をωとする。まず電流について考えると、 Ic=I1+I2+I3 …(66) であり、a点とg点との間の電圧降下は、Eg=
0であるから、 Ea−Eg=Ea=R65I3 …(67) となる。また、簡単化のため、増幅器A61の増幅
度Aが1の場合を考える。すると、Ed=Ecとな
るから、抵抗R62とキヤパシタC61の電圧降下は等
しいので、 R62I1=1/jωC61I2 …(68) を得る。これをI2について整理すると、 I2=jωC61R62I1 …(69) となる。第(66)式と第(67)式から、 Ea=R65I3=R65{Ic−(I1+I2)} …(70) を得る。これに第(69)式を代入すると、 Ea=R65{Ic−(1+jωC61R62)I1} …(71) となる。また、第(65)式から、Eg=0なので、 Ef=−Ei2 …(72) である。a点とf点間の電位差Ea−Efを、ブリ
ツジ回路の第3辺、第4辺について考えると、第
(71)式と第(72)式から、 Ea−Ef=R65{Ic−(1+jωC61R62)I1}+Ei2=R65
Ic−(R65+jωC61R62R65)I1+Ei2 =R65Ic−(jωC62R65−ω2C61C62R65)1/jωC62
I1+Ei2…(73) を得る。一方、Ea−Efをブリツジ回路の第1辺、
第2辺について考えると、 Ea−Ef=R61(I1+I2)+R62I1+1/jωC62I1+Ee−
Ef =(R61+R62+1/jωC62)I1+R61I2+Ee−Ef…(
74) となる。この式の右辺に第(69)式と第(72)式
を代入すると、 Ea−Ef=(R61+R62+1/jωC62)I1+jωC61R61R62
I1+Ee+Ei2 ={1−ω2C61C62R61R62+jωC62(R61+R62)}
1/jωC62I1+Ee+Ei2…(75) となる。ここで、第(73)式と第(75)式は等し
いから、 R65Ic−(jωC62R65−ω2C61C62R62R65)1/jωC62I
1+Ei2 ={1−ω2C61C62R61R62+jωC62(R61+R62)}
1/jωC62I1+Ee+Ei2…(76) を得る。これを整理すると、 R65Ic−Ee={1−ω2C61C62R61R62+jωC62(R61+R
62)}1/jωC62I1 +(jωC62R65−ω2C61C62R62R65)1/jωC62I1 ={1−ω2C61C62R62(R61+R65)+jωC62(R61
+R62+R65)}1/jωC62I1…(77) となる。一方、抵抗R63による電圧降下Ee−Ef
は、 Ee−Ef=R63I1 …(78) であるから、第(72)式と第(78)式からI1を求
めると、 I1=1/R63(Ee−Ef)=1/R63(Ee+Ei2) …(79) となる。また、出力電圧E0は、Eg=0であるか
ら、 E0=Ee−Eg=Ee …(80) である。したがつて、第(77)式、第(79)式お
よび第(80)式から、 R65Ic−E0={1−ω2C61C62R62(R61+R65)+jωC62
(R61+R62+R65)}×1/jωC62R63(E0+Ei2)…(81
) を得る。ここで式の整理を簡単にするために、次
のような変数変換を行なう。
1−ω2C61C62R62(R61+R65)=X6 ωC62(R61+R62+R65)=Y6 ωC62R63=Z6 …(82) すると、第(81)式と第(82)式から、 R65Ic−E0=X6+jY6/jZ6(E0+Ei2) …(83) を得る。これを整理すると、 jZ6R65Ic−(X6+jY6)Ei2=(X6+jY6)E0+jZ6E0
{X6+j(Y6+Z6)}E0…(84) となる。ここで、IcとEi2が比例するとして、比
例定数をkとすると、 Ic=kEi2 …(85) を得る。これを用いて第(84)式を整理すると、 jZ6R65kEi2−(X6+jY6)Ei2={−X6+j(Z6R65k−
Y6)}Ei2={X6+j(Y6+Z6)}E0…(86) となる。これを整理して、増幅器A61の増幅度A
が1の場合における第6図の回路の周波数伝達関
数G6(jω)=E0/Ei2を求めると、 となる。第(87)式において、ω>0でω=ω0
のときに虚数項が零となるとすると、 jX6Z6(R65k+1)=0が求まる。これを第
(82)式からもとの変数にもどすと、 jX6Z6(R65k+1)=j{1−ω0 2C61C62R62(R61+R65
)}×ω0C62R63(R65k+1)=0…(88) となる。ω0>0であるから、第(88)が成立つ
のはX6=0、すなわち1−ω0 2C61C62R62(R61
R65)=0のときである。したがつて、 を得る。また、ω=ω0のとき、X6=0を第(87)
式に代入すると、 となる。第(82)式から第(90)式の変数をもと
にもどすと、 となる。第(91)式から、G6(jω0)=0を与える
平衡条件は、 R63R65k=R61+R62+R65 …(92) となる。ここで、 R61+R65=R …(93) とすると、ω0は第(89)式と第(93)式から、 となる。また、第(92)式の両辺にR64をかけて
第(93)式を代入すると、 R64R63R65k=R64(R61+R62+R65) =R64(R+R62) …(95) となる。ここで、 R64k=1 …(96) とすると、第(95)式は次のようになる。
R63R65=R64(R+R62) …(97) 第3図の場合のω0と平衡の式、第(38)式お
よび第(40)式と、第6図の場合のω0と平衡の
式、第(94)式および第(97)式とを比較すれば
判るように、両者は同等である。
次に、第6図の回路をより具体化した第7図の
実施例を説明する。すなわち、NPNトランジス
タQ1のコレクタa点に抵抗R71およびR75の一端
が接続され、抵抗R75の他端はNPNトランジスタ
Q2のコレクタgに接続される。上記抵抗R71の他
端b点は抵抗R72を介して上記トランジスタQ2
ベースd点に接続され、上記b点はコンデンサ
C71を介して上記トランジスタQ2のエミツタc点
に接続される。上記d点にはコンデンサC72の一
端が接続され、コンデンサC72の他端e点は抵抗
R73を介して前記トランジスタQ1のエミツタf点
に接続される。このf点は抵抗R74を介して負電
源端j点に接続され、前記c点は抵抗R76を介し
て上記j点に接続される。前記g点およびj点に
は、それぞれ直流電源B1の正極および直流電源
B2の負極が接続され、上記直流電源B1の負極と
直流電源B2の正極はh点で互いに接続される。
そして、入力信号源esは前記トランジスタQ1のベ
ースk点とh点との間に与えられ、出力電圧E0
は前記e点とh点との間から取出される。
第6図と第7図の回路を比較すると、第6図の
信号源is1とes2は第7図のトランジスタQ1のコレ
クタ出力とエミツタ出力に対応し、第6図の増幅
器A61は第7図のトランジスタQ2によつて構成さ
れるエミツタホロワに対応することが判る。ま
た、第7図の直流電源B1,B2の交流インピーダ
ンスを零とすれば、g,h,jの各点は全て交流
的に同電位であるから、これらは第6図のg点、
h点に対応する。さらに、第6図の抵抗R61乃至
R65およびキヤパシタC61,C62は、それぞれ、第
7図の抵抗R71乃至R75およびキヤパシタC71,C72
に対応する。
第7図において、トランジスタQ1とQ2は、電
流増幅率が十分に大きく、電圧帰還率および出力
アドミタンスが十分小さいものとする。また、
R71=0,R72=R75とし、h点を電位の基準とす
る。この場合、平衡条件は第(92)式から、 R73R75k=R72+R75=2R75 …(98) となる。これを整理すると、 R73k=2 …(99) となる。一方、第(85)式からkを求めると、 k=Ic/Ei2 …(100) となる。第(100)式においてIcはトランジスタ
Q1のコレクタ電流、Ei2はトランジスタQ1のエミ
ツタ電圧に相当する。第(99)式と第(100)式
から、 R73Ic/Ei2=2 …(101) を得る。一方、ω=ω0において出力電圧E0が零
になるとすれば、ω0においてe点とj点は交流
的に同電位となるため、トランジスタQ1のエミ
ツタf点とj点との間には抵抗R73およびR74
並列接続されたのと等価になる。また、トランジ
スタQ1の電流増幅率は十分大きいので、そのコ
レクタ電流Icとエミツタ電流IEとは等しいものと
みなすと、トランジスタQ1のエミツタ電圧Ef=
Ei2は、 Ei2=R73R74/R73+R74IE=R73R74/R73+R74Ic…(10
2) となる。第(101)式と第(102)式から、 R73Ic/Ei2=R73Ic/R73R74/R73+R74Ic =R73+R74/R74=R73/R74+1=2 …(103) を得るが、これを整理すると、 R73=R74 …(104) となる。また、ω0は、第(89)式を用いて (R71=0、R72=R75より) を得る。すなわち、第7図の回路では、トランジ
スタQ1,Q2の電流増幅率が十分に大きく、電圧
帰還率および出力アドミタンスが十分に小さく、
R71=0でR72=R75とすれば、ω0および平衡条件
の式は第(105)式および第(104)式に示すよう
になる。
たとえば、トランジスタQ1,Q2はエミツタ接
地時のhパラメータが、 hfe100,hre10-4,hoe10(μ) くらいの一般的なNPNトランジスタとし、R71
0,R72=R75=10(kΩ),R73=R74=20(kΩ),
C71=C72=0.01(〓F)とすると、ω0は第(105)
式から となる。これをω0=2πf0として、波周波数f0
よつて表わせば、 f0=ω0/2π=104/2π≒1.6×103(H2)=1.6(kH
z) となる。また、第(104)式および第(105)式か
ら判るように、ω0と平衡を決定するパラメータ
は完全に独立している。したがつて、ω0はキヤ
パシタC71あるいはC72によつて調整し、平衡は抵
抗R73あるいはR74によつて調整すればよい。
なお、第7図の実施例は、PNPトランジスタ
その他の能動素子、あるいは演算増幅器などによ
つても実現できる。
以上述べたこの発明に係る帯域波回路は、特
に高調波歪率計に応用すると著るしい効果を発揮
する。この場合は、フイルタとしての肩特性改善
のために、この波回路を含んだループに負帰還
をかけて用いることが望ましい。
また、第(42)式の関係が満足されるときは、
第(44)式から判るように、抵抗R31は平衡と関
係しない。一方、第(35)式から判るように、抵
抗R31によつてω0を変化できる。したがつて、抵
抗R31によつてω0を調整し、抵抗R34あるいはR35
によつて平衡を調整すれば、やはりω0と平衡は
独立できる。この場合、第(42)式が厳密に満足
されなくても、実用上はω0と平衡の相互影響を
十分に小さくすることが可能である。さらに、上
述のような場合はω0および平衡の調整は、それ
ぞれ1個の抵抗を独立に変えればよいので、
FETの内部抵抗がCdSセルなどを利用して、自
動調整形の帯域波回路を構成するのに適してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の帯域波回路を例
示する回路図、第3図はこの発明の一実施例に係
る帯域波回路を説明する回路図、第4図乃至第
7図はこの発明の他の実施例を説明する回路図で
ある。 A31,A41,A51,A61……非反転増幅器、A52
…反転増幅器、es,es1,es2……定電圧信号源、
is1……定電流信号源、Q1,Q2……NPNトランジ
スタ、B1,B2……直流電源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1抵抗と、この第1抵抗の一端にその一端
    が接続される第2抵抗と、この第2抵抗の他端に
    その入力端が接続される実質的に増幅度1の非反
    転増幅器と、この非反転増幅器の出力端と前記第
    1抵抗の一端との間に介挿される第1キヤパシタ
    と、前記第1および第2抵抗に直列接続される第
    2キヤパシタとを含む第1辺と; 第3抵抗を含みその一端が前記第1辺の一端に
    接続される第2辺と; 入力信号に対応した振幅および周波数をもつ第
    1信号を与える回路を含み、その一端が前記第2
    辺の他端に接続される第3辺と; 前記第1信号と同じ周波数をもち前記入力信号
    に対応した振幅をもつ第2信号を与える回路を含
    み、その一端が前記第3辺の他端に接続されその
    他端が前記第1辺の他端に接続される第4辺とを
    備え; 前記第1および第2信号のベルトル和が前記入
    力信号に実質的に相当するときに、前記第1辺お
    よび第2辺の接続点と前記第3辺および第4辺の
    接続点との間の電位差を出力信号として取出すブ
    リツジ回路を含むものであつて、 前記第1および第2抵抗ならびに前記第1およ
    び第2キヤパシタによつて特定される周波数の調
    整に前記第1および第2キヤパシタのうち少なく
    とも1つが用いられ、前記出力信号の大きさを最
    小とする前記ブリツジ回路の平衡調整を前記第1
    信号、第2信号または第3抵抗の大きさを変更す
    ることで行なうことを特徴とする帯域波回路。 2 前記第3辺は、その一端およびその他端の間
    に、第4抵抗と、この他端に入力端が接続されこ
    の一端に出力端が接続されるところの反転増幅器
    とを含み; 前記第4辺は、その一端およびその他端の間に
    第5抵抗を含み; 前記第3辺の他端を基準電位としたときに、前
    記第4辺の他端に前記入力信号を与える入力信号
    源が接続され、前記第2辺の一端から前記出力信
    号が取出されることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の帯域波回路。
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