JPH02121836A - 透明熱線反射積層体 - Google Patents

透明熱線反射積層体

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JPH02121836A
JPH02121836A JP27685488A JP27685488A JPH02121836A JP H02121836 A JPH02121836 A JP H02121836A JP 27685488 A JP27685488 A JP 27685488A JP 27685488 A JP27685488 A JP 27685488A JP H02121836 A JPH02121836 A JP H02121836A
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JP
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thin film
heat ray
film
transparent heat
ray reflective
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JP27685488A
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English (en)
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Satoru Horiuchi
哲 堀内
Kenji Hayashi
健二 林
Mitsuru Komaki
満 小牧
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規な透明熱線反射積層体に関するものであ
り、さらに詳しくは自動車、鉄道車輌、船舶等の窓、冷
凍ケースの窓等に好適に用いられる透明熱線反射積層体
に関するものである。
[従来の技術] 従来、透明熱線反射体としては銀薄膜を応用したものが
知られている。第1のタイプは銀単層膜の片面または両
面に誘電体薄膜を積層した基本構成のものであり、米国
特許箱4,179,181号明細書や同第4,337.
990号明細書に記載されている。また第2のタイプは
2層の銀薄膜間に誘電体薄膜を挟んだ基本構成のもので
あり、米国特許箱3,682,528号明細書や特開昭
59−52641号公報に記載されている。
従来、透明熱線反射体に要求される特性としては一般に
次の2点が重要である。
(1)目視による透明性が高いこと、すなわち可視光線
透過率が高くかつ可視光線反射率が低いこと、 (2)  太陽エネルギー遮断率が高いこと。
しかしながら、近年、かかる特性に対する要求水準はま
すます高いものとなっており、可視光線透過率70%以
上、可視光線反則率12%以下、太陽エネルギー遮断率
45%以上という非常に高い要求値の例もおる。
また工業的には積層構成が単純で生産性が良いことが重
要である。
本発明者らは上記第1のタイプの構成について前述の米
国特許を参照しつつ検討を行なったが1、透明性を高め
ることと太陽エネルギー遮断率を高めることは相反する
関係にあり、おる程度の性能を得ることはできるが、前
述の例のごとき高い要求値を同時に満すことは困難であ
った。
次に本発明者らは第2のタイプの構成について検討した
。その結果、−窓以上の透明性を得るためには銀薄膜の
厚さを一層について約100Å以下にしなければならな
いが、一方眼薄膜の厚さが約100Å以下になると透明
熱線反射体の太陽エネルギー遮断率が急激に低下してし
まうことがわかった。この現象は米国特許箱3,682
,528号明細書に)ホベられているように銀薄膜の厚
さが約100Å以下になると均一な膜形成が困難になり
、分断した島状構造になるためと推察される。
これに対して該米国特許では、下地層としてニッケルな
どの薄い膜を設けることによって銀薄膜の均一形成が促
されるとしている。しかしながら、この技術では該特許
の実施例に記載されているように6層や9層といった多
層膜を形成しなければならず、工業的には問題があった
また特開昭59−52641号公報では第2のタイプの
2層の銀薄膜間に挟む誘電体薄膜の材料として有機化合
物を用いることを提案しているが、銀薄膜は2層ともス
パッタリングなどの真空プロセスで形成するのに対して
中間層である誘電体薄膜の材料を塗工法によって得られ
る有機化合物の層で形成しているため工程が複雑になり
、工業的に問題があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明はかかる従来技術の諸欠点に鑑み創案されたもの
でおり、その目的は透明性と太陽エネルギー遮断率がと
もに高く、しかも工業的な生産性に優れた透明熱線反射
積層体を提供することにある。
[課題を解決するための手段] かかる本発明の目的は、基体(S)と厚さ50Å以上1
10人未満の銀−チタン合金薄膜(M)と誘電体薄膜(
D)とを備えた透明熱線反射積層体であって、該銀−チ
タン合金膜(M)と該誘電体薄膜(D)とは上記積層体
中で少なくとも(M/D/M)の順序で積層されてなる
透明熱線反射積層体により達成される。
すなわち、本発明の透明熱線反射積層体はその積層体中
に基本積層構成として、銀−チタン合金薄膜(M)/誘
電体薄膜(D)/銀−チタン合金膜(M)の積層単位を
有することを特徴とするものである。
したがって、基体(S)、銀−チタン合金薄膜(M)お
よび誘電体薄膜(D)を、(S/M/D/M)の順序で
積層するのが最もシンプルな構成となるものであるが、
(S/D/M/D/M)または(S/M/D/M/D>
の積層構成をとった方が、可視光線透過率が高く、可視
光線反射率が低くなるため好ましく、さらに(S/D/
M/D/M/D>の構成をとることが好ましい。
そして本発明によれば、上述のいずれの構成を採った場
合にも、透明性と太陽エネルギー遮断性の著しく優れた
高品位な透明熱線反射積層体を得ることかできる。
第1図〜第3図はそれぞれ上述のような本発明の透明熱
線反射積層体の積層構造の1例を説明するものである。
すなわち、図において1は基体(S)、2は銀−チタン
合金薄膜(M)、3は誘電体薄膜(D)、4は裏面酸化
物薄膜、5は接着剤層、6はガラスまたはプラスチック
であり、第1図はこれらが1(S)/2 (M)/3 
(D>/2 (M>の順序に積層されたもの、第2図は
これらが1 (S)/3(D>/2 (M)/3 (D
)/2 (M)/3 (D>の順序に積層された例、第
3図はこれらが615/4/1(S)/3 (D)/2
 (M)/3 (D)/2 (M)/3 (D>15/
6の順序に積層された例を示すものである。
本発明において使用される基体としては透明なプラスチ
ックフィルム、プラスチック板、ガラス等を用いること
ができるが、実用上プラスチックフィルムがより適して
いる。
プラスチックフィルムとしては次の代表的な有機重合体
を溶融または、溶融押出して、必要に応じて長手方向お
よび/または幅方向に延伸したものが使用できる。
代表的有機重合体としては、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレン−2,6−ナフタレートなどのポリエ
ステル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレ
フィン、ナイロン6、ナイロン12などのポリアミド、
芳香族ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポ
リエーテルイミド、ポリサンフォン、ポリエーテルサル
フォン、ポリエーテルエーテルケトン、ボリアリレート
、ボリフエニレンサルフフイド、ポリフェニレンオキサ
イドなどが挙げられる。
これらのプラスチックムの中でも機械的特性、透明性、
コスト等の観点から二軸延伸ポリエチレンテレフタレー
トフィルムが最も適している。
これらのプラスチックフィルムは同種または異種のもの
を2層以上積層してもよい。
また、これらの共重合体や他の有機重合体との共重合体
であってもよく、他の有機重合体を含有するものであっ
てもよい。これらの有機重合体中には、公知の添加剤、
例えば、帯電防止剤、紫外線吸収剤、赤外線吸収剤、可
塑剤、滑剤などが添加されていてもよい。
また、プラスチックフィルムには、予めコロナ放電処理
、プラズマ処理、グロー放電処理、逆スパツタ処理およ
び粗面化処理などの表面処理や、公知のアンカーコート
処理が施されていてもよい。
プラスチックフィルムの厚さは、特に制限を受けないが
、可撓性および形態保持性の点から10〜200μmの
範囲が好ましく、より好ましくは25〜100μmの範
囲であることが望ましい。
本発明において使用される銀−チタン合金薄膜(M)と
は銀とチタンが単一の薄膜中に共存する薄膜をいい、好
ましくは少量のチタンを含有する銀−チタン合金薄膜を
使用するのがよい。
かかる銀−チタン合金薄膜(M)はその2層が誘電体薄
膜(D)を介して積層され(M)/ (D)/(M)の
形で積層体中で存在することが重要である。
本発明の銀−チタン合金薄膜は種々の方法で形成できる
。例えば銀とチタンの合金を用いて減圧された真空チェ
ンバー中で蒸着やイオンブレーティあるいはスパッタリ
ングする方法、あるいは銀とチタンとを別々に真空蒸着
やイオンプレーティあるいはスパッタリングする多元蒸
着法や多元スパッタリング法などによっても作製できる
が、緻密で均一性の良い膜を形成できる点からスパッタ
リング法が好ましい。特に膜形成速度の速いDCマグネ
ットスパッタリング法が好ましい。
第4図は本発明において使用される装置の1例として巻
取式DCCマグ上ロンスパッタリング装置を示す。基体
16はドラム13に沿って走行し、ターゲット14の部
位でスパッタリングにより薄膜が形成される。第4図で
はターゲット14およびガス導入管15を1組だけ示し
たが、複数のターゲットを例えば14′、14′のよう
な位置に設けることができ、これにより複数層の薄膜を
順次形成することができる。
本発明で使用される銀−チタン合金薄膜の1層当りの膜
厚は50Å以上110人未満であることが必要で必る。
膜厚が50人未満の場合には透明性は良いが、太陽エネ
ルギー遮断率が低下してしまうため好ましくなく、また
110Å以上であると可視光線透過率が低下し、可視光
線反射率が増加してしまうため好ましくない。
銀−チタン合金薄膜中のチタン比率は特に限定されない
が、薄膜状態で高い太陽エネルギー遮断性を得ることお
よび膜の光吸収を防ぎ良好な透明性を保持させる点から
は、0.2重量以上、3゜0重量%未満の範囲で使用す
るのがよく、より好ましくは0.5重量%以上、1.8
重量%未満である。
銀−チタン合金薄膜中には本発明の目的ないし効果を損
わない範囲で他の成分、例えば金、銅、アルミニウムな
どの金属成分が共存していてもよい。
銀−チタン合金薄膜の膜厚測定法は次のとありでおる。
まず、薄膜断面の超薄切片を切り出し、透過型電子顕微
鏡(TEM>を用い、倍率20倍ζたご ^ 程度以上で写真をri影する。写真上で銀−チタン合金
薄膜の膜厚を実測し、実測値を倍率で除することにより
膜厚を求めることができる。このような方法で求めた膜
厚は通常、幾何学的膜厚と呼ばれる。
銀−チタン合金薄膜のチタン比率は、公知の方法、例え
ば原子吸光光度法によって銀およびチタンの付着量をそ
れぞれ定量して付着重量を求め、チタンの付着重量を銀
およびチタンの付着重量の和で除した値をチタン比率と
する。
本発明において使用される誘電体薄膜は、銀−チタン合
金薄膜における可視光線の反射を防止するため、好まし
くは銀/チタン合金薄膜の片面または両面に積層されて
使用されるもので、その材質は特に限定されないが、好
ましくは無機物質の薄膜、例えば酸化アルミニウム、酸
化ケイ素、酸化スズ、酸化チタン、酸化インジウム、酸
化タンタル、酸化ジルコニウム、ITO(インジウム−
スズ酸化物)等の酸化物やフッ化マグネシウム、フッ化
カルシウム等のフッ化物等の薄膜を用いるのがよい。良
質の膜が容易に得られやすい点からは酸化スズ、酸化チ
タン、酸化インジウム、酸化タンタル、酸化ジルコニウ
ムおよびITOを使用するのがよい。
これらの誘電体薄膜の形成方法としは、原料物質として
酸化物等を用いて通常の真空蒸着法、イオンブレーティ
ング法、スパッタリング法等により形成する方法、おる
いは原料物質として金属等を用い、酸素等を導入しなが
ら反応させて膜形成を行なう、いわゆる反応性蒸着法、
反応性イオンブレーティング法、反応性スパッタリング
法等を用いてもよい。
特に誘電体薄膜を無機物質を使用して真空プロセスによ
り形成する場合には、(銀−チタン合金薄膜/誘電体薄
膜/銀−チタン合金薄膜)の基本構成を同一の装置、プ
ロセスを使用して連続的に形成でき、設備生産性の向上
および工程の簡略化等に大きく寄与するものでおる。
屈折率が1.8以上2.5未満の比較的高屈折率の無機
物質で薄膜を形成すると低屈折率物質を用いた場合に比
べて薄い膜厚で同等の効果が得られるため工業的な生産
性が高く好ましい。
誘電体薄膜の膜厚としては特に限定されないが、2層の
銀−チタン合金薄膜の中間に設ける場合、屈折率によっ
て多少の変化があるが、おおむね500〜1000人程
度の膜厚を選択するのがよい。
膜厚が500〜1000人からずれて厚すぎたり簿すぎ
ると可視光透過率が低下し、透明性が悪化し好ましくな
い。
誘電体薄膜を2層の銀−チタン合金薄膜間に挟持した積
層体(M/D/M)の片面または両面に誘電体薄膜を形
成する場合の膜厚としては約700Å以下でおることが
好ましい。またこの場合の誘電体薄膜の材質としては前
述のごとく無機物質であることが好ましいが、銀−チタ
ン合金薄膜の中間に設ける場合に比べて透明熱線反射積
層体の特性に対する影響が小さいため、有機物質を使用
して塗工方式で形成することもできる。
誘電体薄膜の膜厚は銀−チタン合金薄膜の場合と同様に
して断面超薄切片のTEM写真から求めることができる
本発明の透明熱線反射積層体の積層構成は、基体(S)
、銀−チタン合金薄膜(M)および誘電体薄膜(D)を
、(S/M/D/M>の順序で積層するのが最もシンプ
ルな構成をなすものであるが、光学特性の点からは(S
/D/M/D/M)または(S/M/D/M/D>の積
層構成をとったものが好ましく、ざらに好ましくは(S
/D/M/D/M/D)の構成をとることが望ましい。
いずれにせよ、本発明の積層体中に(M/D/M)を基
本構成とする特定の積層構成を有することが重要でおる
そして本発明によれば、上述の構成を採ることにより、
透明性と太陽エネルギー遮断性が著しく優れた高品位な
透明熱線反射積層体を得ることができる。
(M/D/M)からなる3層構成の片面または両面に誘
電体薄膜(D)を積層することにより色調の落ちついた
外観となり好ましい。
基体の裏面側には第3図に例示するごとく、接着性向上
を目的として酸化物薄膜を形成してもよい。酸化物とし
ては誘電体薄膜に使用されるものと同様なものが使用可
能であり、その膜厚は5Å以上500人未満が好ましく
、より好ましくは5Å以上100人未満である。
透明熱線反射積層体に積層する接着剤層としてはポリビ
ニルブチラール、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、ポ
リエステルコポリマー、ポリプロピレンコポリマー等が
挙げられる。またその積層方法としては適切な溶媒を用
いて溶液化し塗工する方法、加熱溶融押出しして塗工す
る方法あるいはシート状の接着剤層を熱圧着する方法等
が採用できる。
接着剤層を積層する面は透明熱線反射積層体の片面また
は両面のいずれでもよく、使用状況に応じて選択すれば
よく、これにより窓等に貼付する際など、使用上の利便
性を高めることができる。
透明熱線反射積層体を接着剤層を介して積層するガラス
またはプラスチック板としては、自動車、鉄道車輌、船
舶、航空機等の窓、建物の窓、ドア、ショーウィンドウ
等、冷凍ショーケース等に用いられる平板状または曲面
状のガラスやプラスチック板である。
透明熱線反射積層体を積層する面はガラスやプラスチッ
ク板のいずれの面でもよく、また2層のガラスやプラス
チック板の間に挟み込んでもよい。
[実施例] 以下実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明
はこれらに限定されない。なお実施例中の特性の測定お
よび計算方法には、次の方法を用いた。
く特性の測定・計算法〉 (1)  可視光線透過率(Tv> JIS  A3759記載の方法により分光透過率を測
定し、JISに記載された計算式にしたがって計算し、
可視光線透過率を求める。但し、試験片の作り方につい
ては上記JISの記載の方法に限られるものではなく、
実際の使用状態に応じた任意の試料で測定を行なう。試
料については以下の測定についても同様である。
(2)  可視光線反射率(RV) 上記可視光線透過率の場合に準じて分光反射率を測定し
、計算式にしたがって計算し、可視光線反射率を求める
(3)  太陽エネルギー遮断率(SR)JIS  A
3759記載の方法により測定、計算を行ない、太陽放
射透過率(TE)および太陽放射反射率(R1)を求め
、次式により太陽エネルギー遮断率(SR>を求める。
5R=RE+0.73 (100−RE  −TE >
実施例1 第4図に示したものと同様な巻取式DCマグネトロンス
パッタリング装置を用いて積層膜を形成した。
すなわち、まず厚さ50μmの二軸延伸ポリエチレンテ
レフタレートフィルム(東しく株)Wa″ルミラー”)
を基体として、基体を走行させながら厚さ80人の銀−
チタン合金薄膜を形成した後、該銀−チタン合金薄膜上
に、厚さ700人のITO薄膜、さらにこの上に厚さ8
0人の銀−チタン合金薄膜を順次形成した。
なお銀−チタン合金薄膜のスパッタリングターゲットと
しては、チタン比率1.0重量%、残りが銀の銀−チタ
ン合金ターゲットを使用し、またITOターゲットとし
ては酸化スズの比率が5゜0重量%、残りが酸化インジ
ウムのITOターゲットをそれぞれ使用し、積層順にし
たがって3個のターゲットを設置した。またスパッタガ
スとして銀−チタン合金薄膜の場合は銀−チタン合金タ
ーゲットの表面近傍にアルゴンガス(流10.15ff
/m1n)を導入して行ない、またITO薄膜の場合は
ITOターゲットの表面近傍に酸素を3体積%混入した
酸素−アルゴン混合ガス(流量0.20ff/mi n
)を導入しながら同一装置内で順次連続的に積層膜を形
成した。フィルム走行速度は1m/mr nとし、各層
の膜厚はスパッタリングパワーをターゲット毎に設定し
てコントロールした。
得られた積層膜について、原子吸光光度法による定量分
析および超薄切片によるTEM観察を行なった結果、銀
−チタン合金薄膜およびITO薄膜の膜厚はそれぞれ8
0人および700人であり、また膜の組成が使用したタ
ーゲットの組成とよく一致していることを確認した。
この透明熱線反射積層体について分光測定を行ない、可
視光透過率TV、可視光反射率Rvおよび太陽エネルギ
ー遮断率SRを計算した結果、TV=74%、RV=1
0%および5R=50%でめった。
実施例2 厚さ50μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム(東しく株)製 ゛ルミラー″)を基体とし、実
施例1と同様にして厚さ60人の銀−チタン合金薄膜、
厚さ600人のITO薄膜および厚さ60人の銀−チタ
ン合金薄膜をこの順序で順次形成した。
膜厚みよび膜の組成は実施例1と同様にして確認した。
この透明熱線反射積層体について分光測定を行ない、T
v、RVおよびSRを計算したところ、TV=75%、
RV=8%および5R=46%であった。
実施例3 厚さ50μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム(東しく株)製 ″゛ルミラーパを基体とし、積
層構成に応じてそれぞれスパッタリングターゲットを配
設した他は、実施例1と同様にして(ITO薄膜/銀−
チタン合金薄膜/ITo薄膜/銀−チタン合金薄膜/I
TO薄膜)積層膜をこの順序で形成した。各層の膜厚は
(350人/90人/700大/90大/35o人)で
あった。
この透明熱線反射積層体について分光測定を行ない、T
V、RVおよびSRを計算したところ、TV=71%、
RV=10%;13 ヨU S R= 52 %であっ
た。
実施例4 誘電体薄膜として、金属錫ターゲットを、酸素40体積
%、アルゴン60体積%の混合ガス導入下で反応性スパ
ッタリングを行なって形成した酸化スズ薄膜を用いた以
外は実施例3と同様にして(酸化スズ薄膜/銀−チタン
合金薄膜/酸化スズ薄膜/銀−チタン合金薄膜/酸化ス
ズ薄膜)積層膜をこの順序で形成した。各層の膜厚は(
300人/70人/750人/70人/300人)であ
った。
この透明熱線反射積層体について分光測定を行ない、T
V、RVおよびSRを計算したところ、TV=74%、
RV=8%および5R=49%であった。
実施例5 実施例3と同一の透明熱線反射積層体の両面にそれぞれ
厚さ380μmのポリビニルブチラールを介して厚さ3
mmのガラスを積層し、熱圧着して合せガラス状の透明
熱線反射積層体を得た。
この合せガラス状の透明熱線反射積層体について分光測
定を行ない、TV、RVおよびSRを計算したところ、
TV=72%、RV=10%および5R=52%であっ
た。
実施例6 厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフイムに反
応性マグネトロンスパッタリング法によって厚さ30人
の酸化チタン薄膜を形成した。このフィルムを基材とし
、酸化チタン薄膜形成面と反対の面に実施例1と同様に
して透明熱線反射積層体を形成した。
この透明熱線反射積層体を実施例5と同様にしてガラス
と積層し、合せガラス状の透明熱線反射積層体を得た。
この合せガラス状の透明熱線反射積層体について分光測
定を行ない、TV、RVおよびSRを計算したところ、
TV=73%、RV=9%および5R=53%であった
比較例1 各層の構成を厚さ150人の銀−チタン合金薄膜、厚さ
700人のITO薄膜および厚さ150人の銀−チタン
合金薄膜とした以外は実施例1と同様にして透明熱線反
射積層体を形成した。
この透明熱線反射積層体について分光測定を行ない、T
v、RVおよびSRを計算したところ、TV=59%、
RV−19%および5R=62%であった。
比較例2 銀−チタン合金ターゲットに代えて銀ターゲットを用い
た以外は実施例2と同様にして(ITO薄膜/銀−チタ
ン合金薄膜/ITl膜/銀−チタン合金薄膜/ITO薄
膜)積層膜をこの順序で形成した。各層の膜厚は(35
0人/70人/700人/70人/350人)であった
この透明熱線反射積層体について分光測定を行ない、T
V、RVおよびSRを計算したところ、TV=65%、
RV=10%および5R=40%であった。
比較例3 膜厚構成を(350人/30大/700人/30人/3
50人)とした以外は実施例3と同様にして(ITO薄
膜/銀−チタン合金薄膜/ITO薄膜/銀−チタン合金
薄膜/ITO薄膜)積層膜をこの順序で形成した。
この透明熱線反射積層体を実施例4と同様にしてガラス
と積層し、合せガラス状の透明熱線反射積層体を得た。
この合せガラス状透明熱線反射積層体について分光測定
を行ない、TV、RvおよびSRを計算したところ、T
V=75%、Rv=8%および5R=30%であった。
比較例4 積層構成および膜厚を(■TON膜/銀−チタン合金薄
膜/ITOI膜)、tj、Jl:ヒ(400人/140
人/400大)とした以外は実施例1と同様にして積層
膜を形成した。
この透明熱線反射積層体を実施例4と同様にしてガラス
と積層し、合せガラス状の透明熱線反射積層体を得た。
この合せガラス状透明熱線反射積層体について分光測定
を行ない、Tv、RvおよびSRを計算したところ、T
V=60%、RV=23%および5R=49%であった
[発明の効果] 本発明の透明熱線反射積層体は上述のごとく基本積層構
成を銀−チタン合金薄膜、誘電体薄膜および銀−チタン
合金薄膜をこの順に形成した積層体で構成するとともに
、該銀−チタン合金薄膜の膜厚を50Å以上110大未
満としたため、透明性と太陽エネルギー遮断性がともに
極めて高い高品位の透明熱線反射積層体を確実に得るこ
とができたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はそれぞれ本発明の透明熱線反射積層体
の積層構成を例示する概略断面図、第4図は本発明で用
いるスパッタリング装置の1例を示す概略断面図である
。 1:基体     2:銀−チタン合金薄膜3:誘電体
薄膜  4:裏面酸化物薄膜5ニガラスまたはプラスチ
ック板 11:真窄槽    12:排気口 13ニドラム    14:ターゲット15:ガス導入
管  16:基体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基体(S)と厚さ50Å以上110Å未満の銀−チ
    タン合金薄膜(M)と誘電体薄膜(D)とを備えた透明
    熱線反射積層体であって、該銀−チタン合金膜(M)と
    該誘電体薄膜(D)とは上記積層体中で少なくとも(M
    /D/M)の順序で積層されてなる透明熱線反射積層体
    。 2 基体(S)と厚さ50Å以上110Å未満の銀−チ
    タン合金薄膜(M)と誘電体薄膜(D)とを備え、これ
    らが(S/M/D/M)、(S/D/M/D/M)、(
    S/M/D/M/D)または(S/D/M/D/M/D
    )のいずれかの順序で積層されてなる透明熱線反射積層
    体。 3 銀−チタン合金薄膜中のチタン比率が0.2重量%
    以上3重量%未満である請求項1または2記載の透明熱
    線反射積層体。 4 銀−チタン合金薄膜中のチタン比率が0.5重量%
    以上1.8重量%未満である請求項3記載の透明熱線反
    射積層体。 5 2層の銀−チタン合金薄膜の中間に配設された誘電
    体薄膜が無機物質である請求項1または2記載の透明熱
    線反射積層体。 6 無機物質が酸化スズ、酸化インジウム、酸化チタン
    、酸化ジルコニウム、酸化タンタルおよびITOの群か
    ら選ばれる少なくとも1種である請求項5記載の透明熱
    線反射積層体。 7 基体がプラスチックフィルムである請求項1または
    2記載の透明熱線反射積層体。 8 基体が二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィル
    ムである請求項1または2記載の透明熱線反射積層体。 9 基体の熱線反射層が形成されていない裏面側に酸化
    物薄膜を有する請求項2記載の透明熱線反射積層体。 10 積層体の片面または両面に接着剤層を有してなる
    請求項1または2記載の透明熱線反射積層体。 11 積層体の片面または両面に接着剤層を介してガラ
    スまたはプラスチック板を有してなる請求項1または2
    記載の透明熱線反射積層体。 12 可視光線透過率が70%以上、可視光線反射率が
    12%以下および太陽エネルギー遮断率が45%以上で
    ある請求項1または2記載の透明熱線反射積層体。 13 可視光線透過率が70%以上、可視光線反射率が
    12%以下および太陽エネルギー遮断率が45%以上で
    ある請求項11記載の透明熱線反射積層体。
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