JPH02127513A - スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメント - Google Patents
スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントInfo
- Publication number
- JPH02127513A JPH02127513A JP27707488A JP27707488A JPH02127513A JP H02127513 A JPH02127513 A JP H02127513A JP 27707488 A JP27707488 A JP 27707488A JP 27707488 A JP27707488 A JP 27707488A JP H02127513 A JPH02127513 A JP H02127513A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elongation
- monofilament
- break
- polyester
- strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Artificial Filaments (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメン
トに関し、さらに詳細には製織時における白粉スカムの
発生が少な(、品質の優れたスクリーン紗を効率よく製
造することのできるポリエステルモノフィラメントに関
する。
トに関し、さらに詳細には製織時における白粉スカムの
発生が少な(、品質の優れたスクリーン紗を効率よく製
造することのできるポリエステルモノフィラメントに関
する。
ポリエステルモノフィラメント、特にポリエチレンテレ
ツクレートモノフィラメントは、多くの優れた特性を有
しているため、従来よりスクリーン紗に使用され、近年
はエレクトロニクス、高級印刷の分野にも進出し、モノ
フィラメントの細繊度化、高強力化、耐久性などに対す
る要求が高まっている。
ツクレートモノフィラメントは、多くの優れた特性を有
しているため、従来よりスクリーン紗に使用され、近年
はエレクトロニクス、高級印刷の分野にも進出し、モノ
フィラメントの細繊度化、高強力化、耐久性などに対す
る要求が高まっている。
しかしながら、このポリエステルモノフィラメントを用
いてスクリーン紗を製織する際には、白粉スカムが発生
して種々の障害を引き起こし易い。
いてスクリーン紗を製織する際には、白粉スカムが発生
して種々の障害を引き起こし易い。
この白粉スカムの発生による障害は、特に繊度20デニ
ール以下のポリエステルモノフィラメントを経糸として
使用する260メンシュ以上の高密度スクリーン紗の製
織時に多い。この白粉スカムは、繰り返し行われる筬の
擦過により発生するものであり、繊度が20デニールよ
り大なるポリエステルモノフィラメントを使用する場合
は、筬幅(フィラメントの断面直径に対する筬の間隙)
が広いため、擦過の度合が軽(、その影響が少ない。し
かも、繊度が大であるため、発生した白粉スカムによる
生機への実害も少ない。
ール以下のポリエステルモノフィラメントを経糸として
使用する260メンシュ以上の高密度スクリーン紗の製
織時に多い。この白粉スカムは、繰り返し行われる筬の
擦過により発生するものであり、繊度が20デニールよ
り大なるポリエステルモノフィラメントを使用する場合
は、筬幅(フィラメントの断面直径に対する筬の間隙)
が広いため、擦過の度合が軽(、その影響が少ない。し
かも、繊度が大であるため、発生した白粉スカムによる
生機への実害も少ない。
しかるに、繊度が20デニール以下のポリエステルモノ
フィラメントを使用する場合は、通常、筬間隙がフィラ
メント直径より小さいので、フィラメントは強い擦過を
繰り返し受けるため、表面は損傷が著しく、白粉スカム
の発生が多い。
フィラメントを使用する場合は、通常、筬間隙がフィラ
メント直径より小さいので、フィラメントは強い擦過を
繰り返し受けるため、表面は損傷が著しく、白粉スカム
の発生が多い。
従って、この白粉スカム詰まりによる経糸切れ、生機の
経筋斑を生し、品質および生産効率ともに著しく悪化す
る。
経筋斑を生し、品質および生産効率ともに著しく悪化す
る。
この問題点を解消するために、破断伸度が30〜60%
であるポリエステルモノフィラメントを用いることが効
果的であることは、特開昭55−16948号公報によ
り知られている。しかしながら、このポリエステルモノ
フィラメントは、白粉スカムの発生防止に効果はあるが
、高伸度モノフィラメントを用いるため、必然的にモノ
フィラメントの強力が低下し、スクリーン紗製織時の高
張力下での擦過で伸長されやすく、紗の経筋斑が生じた
り、引張強力が小さく、寸法安定性が低下するという問
題がある。
であるポリエステルモノフィラメントを用いることが効
果的であることは、特開昭55−16948号公報によ
り知られている。しかしながら、このポリエステルモノ
フィラメントは、白粉スカムの発生防止に効果はあるが
、高伸度モノフィラメントを用いるため、必然的にモノ
フィラメントの強力が低下し、スクリーン紗製織時の高
張力下での擦過で伸長されやすく、紗の経筋斑が生じた
り、引張強力が小さく、寸法安定性が低下するという問
題がある。
本発明は、前記従来技術の課題を背景になされタモので
、スクリーン紗製織時に白粉スカムの発生が少なく、引
張強力が大きく、寸法安定性に優れ、紗の経筋などの発
生が少なく、品位の良好な高密度スクリーン紗を製造す
るのに好適な高級スクリーン紗用ポリエステルモノフィ
ラメントを提供することを目的とする。
、スクリーン紗製織時に白粉スカムの発生が少なく、引
張強力が大きく、寸法安定性に優れ、紗の経筋などの発
生が少なく、品位の良好な高密度スクリーン紗を製造す
るのに好適な高級スクリーン紗用ポリエステルモノフィ
ラメントを提供することを目的とする。
本発明は、ポリエステルからなるモノフィラメントが、
下記(イ)〜(ニ)を同時に満足することを特徴とする
スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントである。
下記(イ)〜(ニ)を同時に満足することを特徴とする
スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメントである。
(イ)0.7≦極限粘度≦1.0
(ロ)35≦破断伸度(%)≦50
(ハ)5.0≦破断強度(g/de)
(ニ)3.25≦10%伸長時の引張強度(g/de)
本発明のポリエステルモノフィラメントは、ポリエチレ
ンテレフタレートよりなるモノフィラメントを主たる対
象とする。しかし、エチレンテレツクレートを主たる繰
り返し単位とし、テレフタル酸およびエチレングリコー
ル成分以外の第3成分を少割合(通常、20モル%以下
)共重合および/または混合したポリエステルであって
もよい。
ンテレフタレートよりなるモノフィラメントを主たる対
象とする。しかし、エチレンテレツクレートを主たる繰
り返し単位とし、テレフタル酸およびエチレングリコー
ル成分以外の第3成分を少割合(通常、20モル%以下
)共重合および/または混合したポリエステルであって
もよい。
このモノフィラメントは、マルチフィラメントとして溶
融紡糸、延伸したのち、分繊しても、あるいは最初から
モノフィラメントとして溶融紡糸、延伸してもよい。
融紡糸、延伸したのち、分繊しても、あるいは最初から
モノフィラメントとして溶融紡糸、延伸してもよい。
本発明のポリエステルモノフィラメントは、繊度が20
デニール以下のモノフィラメントを対象とするときに効
果が顕著である。繊度が20デニールより大なものは、
白粉スカムの発生が少ないだけでなく、比較的低メツシ
ュ用に使われ、高精度の印刷が要求されない用途に利用
されることが多く、厳しい紗の寸法安定性は要求されな
い。
デニール以下のモノフィラメントを対象とするときに効
果が顕著である。繊度が20デニールより大なものは、
白粉スカムの発生が少ないだけでなく、比較的低メツシ
ュ用に使われ、高精度の印刷が要求されない用途に利用
されることが多く、厳しい紗の寸法安定性は要求されな
い。
しかしながら、本発明は、繊度20デニール以下のモノ
フィラメントについて特に有効であるが、20デニール
を超えるモノフィラメントにおいても、本発明で規定し
ている物性を有していてもよいことはいうまでもない。
フィラメントについて特に有効であるが、20デニール
を超えるモノフィラメントにおいても、本発明で規定し
ている物性を有していてもよいことはいうまでもない。
本発明のモノフィラメントは、まず極限粘度が0.7〜
1.0の範囲内にあることが必要である。
1.0の範囲内にあることが必要である。
極限粘度が0.7未満では、本発明の高強度高伸度物性
の達成が難しく、かつ高張力下での紗製織における白粉
スカムの減少が難しくなる。逆に、極限粘度が1.0を
超えると、通常、溶融紡糸時に用いるポリエステルポリ
マーの極限粘度は、1.2を超える必要があり(すなわ
ち、溶融時の熱、水分によるポリマー分解があるため、
ポリマーの極限粘度は糸の極限粘度より高くしておく必
要がある)、溶融紡糸が困難となる。
の達成が難しく、かつ高張力下での紗製織における白粉
スカムの減少が難しくなる。逆に、極限粘度が1.0を
超えると、通常、溶融紡糸時に用いるポリエステルポリ
マーの極限粘度は、1.2を超える必要があり(すなわ
ち、溶融時の熱、水分によるポリマー分解があるため、
ポリマーの極限粘度は糸の極限粘度より高くしておく必
要がある)、溶融紡糸が困難となる。
ここで、極限粘度の値は、25°C10−クロロフェノ
ール溶液で測定されたものである。
ール溶液で測定されたものである。
また、本発明のモノフィラメントは、第1図(A)に示
すように、高強度、高伸度であり、かつ10%伸長時の
引張強度が高いことを特徴とする。
すように、高強度、高伸度であり、かつ10%伸長時の
引張強度が高いことを特徴とする。
第1図は、ポリエステルモノフィラメントの強伸度曲線
であって、(A)は本発明のポリエステルモノフィラメ
ント、(B)は従来のポリエステルモノフィラメントで
、紗製織時の寸法安定性は良好であるが、製織時の白粉
スカム発生が大であるポリエステルモノフィラメント、
(C)は従来のポリエステルモノフィラメントで、白粉
スカムには効果があるが、寸法安定性に劣るポリエステ
ルモノフィラメントである。なお、第1図中において、
Ej2は破断伸度、E i!、+。はlO%伸度、st
は破断引張強度、SL、。は10%伸長時の引張強度で
ある。
であって、(A)は本発明のポリエステルモノフィラメ
ント、(B)は従来のポリエステルモノフィラメントで
、紗製織時の寸法安定性は良好であるが、製織時の白粉
スカム発生が大であるポリエステルモノフィラメント、
(C)は従来のポリエステルモノフィラメントで、白粉
スカムには効果があるが、寸法安定性に劣るポリエステ
ルモノフィラメントである。なお、第1図中において、
Ej2は破断伸度、E i!、+。はlO%伸度、st
は破断引張強度、SL、。は10%伸長時の引張強度で
ある。
本発明のポリエステルモノフィラメントの破断伸度は、
35〜50%、好ましくは40〜50%であることが必
要である。ここで、破断伸度が35%未満では、製織時
のスカム減少効果が充分でなく、35%以上になると白
粉スカムの減少効果が増大し、40〜60%の範囲では
スカムの減少効果が最大となる。一方、破断伸度が50
%より大である前記モノフィラメントでは、引張強度を
高くすることが難しく、寸法安定性に劣る。
35〜50%、好ましくは40〜50%であることが必
要である。ここで、破断伸度が35%未満では、製織時
のスカム減少効果が充分でなく、35%以上になると白
粉スカムの減少効果が増大し、40〜60%の範囲では
スカムの減少効果が最大となる。一方、破断伸度が50
%より大である前記モノフィラメントでは、引張強度を
高くすることが難しく、寸法安定性に劣る。
このように、本発明の目的を達成しうるポリエステルモ
ノフィラメントの破断伸度は、35〜50%である。
ノフィラメントの破断伸度は、35〜50%である。
また、本発明のポリエステルモノフィラメントは、引張
強度が5.0g/de以上、かつ10%伸長時の引張強
度が3.25g/de以上であることが必要である。こ
こで、破断伸度が5.0g/de未満、10%伸長時の
引張強度が3.25g / d e未満のモノフィラメ
ントでは、引張強力が小さいため、紗製織時の筬による
高張力下での擦過により、部分的に弱い箇所が他の部分
的に大きな伸長を受け、紗の経筋斑やたるみなどが発生
し、紗の品位が低下する問題がある。
強度が5.0g/de以上、かつ10%伸長時の引張強
度が3.25g/de以上であることが必要である。こ
こで、破断伸度が5.0g/de未満、10%伸長時の
引張強度が3.25g / d e未満のモノフィラメ
ントでは、引張強力が小さいため、紗製織時の筬による
高張力下での擦過により、部分的に弱い箇所が他の部分
的に大きな伸長を受け、紗の経筋斑やたるみなどが発生
し、紗の品位が低下する問題がある。
これに対し、破断伸度5.0g/de以上、lO%伸長
時の引張強度が3.25g/de以上を有するポリエス
テルモノフィラメントは、このような問題を効果的に解
消し、品位良好な紗を得ることができる。
時の引張強度が3.25g/de以上を有するポリエス
テルモノフィラメントは、このような問題を効果的に解
消し、品位良好な紗を得ることができる。
かかる物性を備えた本発明のポリエステルモノフィラメ
ントの強伸度曲線を、前記したように第1図に示す。
ントの強伸度曲線を、前記したように第1図に示す。
本発明のポリエステルモノフィラメントを製造する方法
としては、溶融紡糸に供するポリエステルの極限粘度、
溶融紡糸条件および延伸熱処理条件を適切に調整するこ
とによって得ることができる。例えば、紡糸口金直下を
約300°Cに加熱しつつ、極限粘度0.8〜1. 2
のポリエステルを295〜300°Cの温度で溶融吐出
し、引続き吐出糸条を冷却固化させながら、600〜9
00m/分で引き取り、次いで得られた未延伸系を3.
4〜4.5倍で延伸するに際し、95〜115°Cの高
温予熱延伸し、さらに延伸緊張下で150〜180 ”
Cで高温熱処理し、600〜800m/分の延伸速度で
巻き取ることによって得られる。
としては、溶融紡糸に供するポリエステルの極限粘度、
溶融紡糸条件および延伸熱処理条件を適切に調整するこ
とによって得ることができる。例えば、紡糸口金直下を
約300°Cに加熱しつつ、極限粘度0.8〜1. 2
のポリエステルを295〜300°Cの温度で溶融吐出
し、引続き吐出糸条を冷却固化させながら、600〜9
00m/分で引き取り、次いで得られた未延伸系を3.
4〜4.5倍で延伸するに際し、95〜115°Cの高
温予熱延伸し、さらに延伸緊張下で150〜180 ”
Cで高温熱処理し、600〜800m/分の延伸速度で
巻き取ることによって得られる。
ここで、本発明のような物性を有するポリエステルモノ
フィラメントを得るために重要な点は、極限粘度を通常
の0.65よりも大きな、好ましくは0.75以上のポ
リエステルを使用し、紡糸延伸後の極限粘度を0.7〜
1.0に維持すること、また低速紡糸したうえで、高倍
率、高温延伸、高温熱処理することにより、高破断強度
、畜10%伸長時強度、高破断強度を同時に達成するこ
とにある。すなわち、強度特性を向上させるには、高倍
率延伸するのが一般的であるが、同時に伸度特性を向上
させることは難しい。そこで、このポリエステルモノフ
ィラメントの製造方法では、通常の延伸温度85〜95
°Cに対し、より高温とすることで、延伸による内部構
造の局所的な歪みを緩和させながら延伸させる。これに
より、局所的な伸長時の応力集中を抑制することができ
、伸度特性の向上が可能となる。また、同時に高倍率延
伸も可能となるため、破断強度、10%伸長時強度特性
の向上が可能となる。さらに、通常の熱処理温度145
〜150°Cに対して、150〜180°Cの高温熱処
理を行うことにより、結晶構造を発達させることにより
、強度特性の向上を可能とするものである。
フィラメントを得るために重要な点は、極限粘度を通常
の0.65よりも大きな、好ましくは0.75以上のポ
リエステルを使用し、紡糸延伸後の極限粘度を0.7〜
1.0に維持すること、また低速紡糸したうえで、高倍
率、高温延伸、高温熱処理することにより、高破断強度
、畜10%伸長時強度、高破断強度を同時に達成するこ
とにある。すなわち、強度特性を向上させるには、高倍
率延伸するのが一般的であるが、同時に伸度特性を向上
させることは難しい。そこで、このポリエステルモノフ
ィラメントの製造方法では、通常の延伸温度85〜95
°Cに対し、より高温とすることで、延伸による内部構
造の局所的な歪みを緩和させながら延伸させる。これに
より、局所的な伸長時の応力集中を抑制することができ
、伸度特性の向上が可能となる。また、同時に高倍率延
伸も可能となるため、破断強度、10%伸長時強度特性
の向上が可能となる。さらに、通常の熱処理温度145
〜150°Cに対して、150〜180°Cの高温熱処
理を行うことにより、結晶構造を発達させることにより
、強度特性の向上を可能とするものである。
以下、実施例を挙げ、本発明をさらに具体的に説明する
。
。
なお、実施例中の強伸度は、インストロンTM−M型(
米国インストロン社製)で測定したストレス−ストレイ
ンカーブでの強伸度であり、測定フィラメント長20c
m、ストレッチ速度100%/分、温湿度20°C×6
5%R1(の条件で任意の10バーンについて、各パー
ンとも5回繰り返し測定して得られた強伸度の平均値で
ある。
米国インストロン社製)で測定したストレス−ストレイ
ンカーブでの強伸度であり、測定フィラメント長20c
m、ストレッチ速度100%/分、温湿度20°C×6
5%R1(の条件で任意の10バーンについて、各パー
ンとも5回繰り返し測定して得られた強伸度の平均値で
ある。
実施例1
極限粘度が各種のポリエチレンテレフタレートポリマー
を使用し、吐出時のポリマー温度が295°Cとなるよ
うに溶融し、孔径が0.65胴の口金から延伸後の繊度
が所定の繊度になるように吐出し、600m/分の引き
取り速度で一旦巻き取った。次いで、各種の倍率で延伸
し、第1表に示すように9〜22デニール、破断伸度が
30〜53%、破断強度が4.8〜5.8g/de、1
0%伸長時の引張強度が2.8〜4.2g/deの各種
ポリエステルモノフィラメントを得た。
を使用し、吐出時のポリマー温度が295°Cとなるよ
うに溶融し、孔径が0.65胴の口金から延伸後の繊度
が所定の繊度になるように吐出し、600m/分の引き
取り速度で一旦巻き取った。次いで、各種の倍率で延伸
し、第1表に示すように9〜22デニール、破断伸度が
30〜53%、破断強度が4.8〜5.8g/de、1
0%伸長時の引張強度が2.8〜4.2g/deの各種
ポリエステルモノフィラメントを得た。
これらのモノフィラメントを下記の条件で擦過して白粉
スカムの発生量を比較し、その結果を第1表にあわせて
示す。
スカムの発生量を比較し、その結果を第1表にあわせて
示す。
擦過試験は、糸長20mのモノフィラメントを30cm
の間隔で相対した2本の把持棒に0.3mmのピッチで
平行に30往復引っ掛け、3gの緊張状態で固定し、こ
のモノフィラメントを中央部に設置された摺動可能な擦
適用筬(ステンレス製)に通し、400回/分の速度で
120分間擦過し、モノフィラメントの付着したスカム
量を観察し、次の3段階にグレード付けした。
の間隔で相対した2本の把持棒に0.3mmのピッチで
平行に30往復引っ掛け、3gの緊張状態で固定し、こ
のモノフィラメントを中央部に設置された摺動可能な擦
適用筬(ステンレス製)に通し、400回/分の速度で
120分間擦過し、モノフィラメントの付着したスカム
量を観察し、次の3段階にグレード付けした。
◎;白粉スカムがほとんど発生しない。
○;白粉スカムが少ない。
×;白粉スカムが多い。
さらに、得られたモノフィラメントを部分整経し、経糸
本数10,177本とし、緯糸は経糸と同じモノフィラ
メントを用いて普通繊機を使用して180回/分の速度
で300メツシユのスクリーン紗を製織した。製織した
結果を、第1表にあわせて示す。
本数10,177本とし、緯糸は経糸と同じモノフィラ
メントを用いて普通繊機を使用して180回/分の速度
で300メツシユのスクリーン紗を製織した。製織した
結果を、第1表にあわせて示す。
ここで、紗品位A反率とは、白粉スカム詰まりによる経
糸切れ、生機の経筋斑、製織時の筬擦過による経筋、ゆ
るみなどの点数により判定するもので、所定の点数より
少ないものをA反率といい、合格率を示すものである。
糸切れ、生機の経筋斑、製織時の筬擦過による経筋、ゆ
るみなどの点数により判定するもので、所定の点数より
少ないものをA反率といい、合格率を示すものである。
なお、A反率は、92%以上を許容ラインとしている。
また、第1表中、実験No、 1〜17は、延伸時に予
熱温度105 ’C1熱処理温度170°Cの高温熱処
理を実施し、所定の物性のモノフィラメントを得たもの
である。さらに、実験No、 18〜21は、予熱温度
90°C1熱処理温度145°Cで延伸を実施し、第1
表中の物性のモノフィラメントを得たものである。
熱温度105 ’C1熱処理温度170°Cの高温熱処
理を実施し、所定の物性のモノフィラメントを得たもの
である。さらに、実験No、 18〜21は、予熱温度
90°C1熱処理温度145°Cで延伸を実施し、第1
表中の物性のモノフィラメントを得たものである。
第1表に示すように、本発明を満足する物性のモノフィ
ラメント(第1表中、実験No、 4〜12.16〜1
7)は、白粉スカムも良好であり、かつ紗の品位も良好
なものであり、本発明のモノフィラメントが優れたもの
であることが分かる。
ラメント(第1表中、実験No、 4〜12.16〜1
7)は、白粉スカムも良好であり、かつ紗の品位も良好
なものであり、本発明のモノフィラメントが優れたもの
であることが分かる。
本発明のスクリーン紗用ポリエステルモノフィラメント
からなる紗は、製織時の白粉スカムの発生が少なく、紗
の品位にも優れ、高密度スクリーン紗よりなる高級IC
基板印刷用スクリーン原板に用いることができる。
からなる紗は、製織時の白粉スカムの発生が少なく、紗
の品位にも優れ、高密度スクリーン紗よりなる高級IC
基板印刷用スクリーン原板に用いることができる。
第1図は、ポリエステルモノフィラメントの強伸度曲線
であって、(A)は本発明のポリエステルモノフィラメ
ントの一例、(B)および(C)は従来のポリエステル
モノフィラメントの一例である。 第1図において、Elは破断伸度、Effi、。は10
%伸度、stは破断強度、St+。は10%伸長時の引
張強度を示す。
であって、(A)は本発明のポリエステルモノフィラメ
ントの一例、(B)および(C)は従来のポリエステル
モノフィラメントの一例である。 第1図において、Elは破断伸度、Effi、。は10
%伸度、stは破断強度、St+。は10%伸長時の引
張強度を示す。
Claims (1)
- (1)ポリエステルからなるモノフィラメントが、下記
(イ)〜(ニ)を同時に満足することを特徴とするスク
リーン紗用ポリエステルモノフィラメント。 (イ)0.7≦極限粘度≦1.0 (ロ)35≦破断伸度(%)≦50 (ハ)5.0≦破断強度(g/de) (ニ)3.25≦10%伸長時の引張強度(g/de)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27707488A JPH02127513A (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 | スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27707488A JPH02127513A (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 | スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02127513A true JPH02127513A (ja) | 1990-05-16 |
Family
ID=17578416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27707488A Pending JPH02127513A (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 | スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02127513A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006241632A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Toray Ind Inc | スクリーン紗用モノフィラメント |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62184116A (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-12 | Toray Ind Inc | スクリ−ン紗用ポリエステルモノフイラメント糸 |
| JPS62215013A (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-21 | Teijin Ltd | スクリ−ン紗用ポリエステルモノフイラメント |
| JPS63262290A (ja) * | 1987-04-21 | 1988-10-28 | Toray Ind Inc | スクリ−ン紗用ポリエステルモノフイラメント |
-
1988
- 1988-11-01 JP JP27707488A patent/JPH02127513A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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