JPH0212850Y2 - - Google Patents

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JPH0212850Y2
JPH0212850Y2 JP1984127969U JP12796984U JPH0212850Y2 JP H0212850 Y2 JPH0212850 Y2 JP H0212850Y2 JP 1984127969 U JP1984127969 U JP 1984127969U JP 12796984 U JP12796984 U JP 12796984U JP H0212850 Y2 JPH0212850 Y2 JP H0212850Y2
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JP
Japan
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water
seedlings
seedling
retaining
box
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JP1984127969U
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案は育苗用保水シートに係り、とくに育苗
箱によつて稲の苗を育成する際に用いて好適な育
苗用保水シートに関する。
〓背景技術とその問題点〓 農業の近代化によつて、田植作業の自動化が進
行しつつあり、機械による田植が広く普及するよ
うになつている。このような田植機に適用される
苗は、その生育量が均一なことが要求され、不揃
いがあると良好な田植が行なわれなくなる。すな
わち田植機に用いられるためには、決められた面
積内の苗の本数がほぼ一定であるとともに、成長
のばらつきがないことが好ましい。このような目
的に対応して、育苗箱による苗の育成が一般に行
なわれるようになつている。
育苗箱によつて稲の苗を育成する場合には、従
来は第5図に示すように、土の上にまず根の伸長
を阻止するプラスチツクフイルム1を敷設し、こ
のプラスチツクフイルム1上に育苗箱2を配置す
るようにしていた。育苗箱2には、その底面に余
剰の水を排除して水きりを行なうための小孔から
成る排水孔3が設けられているために、この排水
孔3を通して土がこぼれないように底板の上面に
新聞紙4を敷くようにしていた。そして新聞紙4
の上に培土5を入れ、そしてこの培土5の上に種
もみ6を播種していた。この種もみ6の上には覆
土7が被せられるようになつていた。
このような従来の育苗箱2による育苗の欠点
は、予めプラスチツクフイルム1を土の上に敷か
なければならないために手間がかかるばかりでな
く、このシート1によつて育苗箱2内と下側の地
面とが遮断されるために、この育苗箱2内が乾燥
し易くなることである。そして例えば潅水を1日
遅らせたような場合には、この育苗箱2内が著し
く水不足になり、例えば覆土7が乾燥してしま
う。すると第6図に示すように、乾燥した覆土7
は発芽した苗8によつて持上げられ、種もみ6が
土7から離れて苗8が発育不良になるという問題
があつた。このような欠点は、育苗箱2の底面に
敷設された新聞紙4が十分な保水性を有しておら
ず、水分を保持することができないからである。
上記育苗箱2内の乾燥を防止し、第6図に示す
ような覆土7の浮上がりを防止するために、プラ
スチツクフイルム1を育苗箱2の底面側に敷かな
いようにすると、第7図に示すように、根9が新
聞紙4を突破り、育苗箱2の底面の小孔3を通し
て箱2の下側の土中に根を張ることになる。する
とこの育苗箱2から苗8をはぎとる作業が非常に
面倒になり、あるいはまた予め根切り作業を行な
わなければならなくなる。またプラスチツクフイ
ルム1を用いない場合には、育苗箱2内において
水分が均一に保持されないために、苗8の生育に
不揃いが生ずるという問題がある。
〓考案の目的〓 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、育苗箱内の乾燥を防止するととも
に、箱の下側の土の中に根が延びることを防止
し、苗が均一に育成されるようにした育苗用保水
シートを提供することを目的とするものである。
〓考案の概要〓 本考案は、排水孔を有する育苗箱の底面であつ
て培土の下側に敷設される育苗用保水シートにお
いて、シート状の保水性ポリマ層を具備するとと
もに、前記保水性ポリマ層の下側に有孔のプラス
チツクフイルムを接合し、しかも前記保水性ポリ
マ層の表面に紙を接合して3層構造としたことを
特徴とする育苗用保水シートに関するものであつ
て、中間層を構成する保水性ポリマ層によつて水
を均一に保持し、内部の乾燥を防止するととも
に、下側の有孔プラスチツクフイルムによつて保
水性を補助するとともに、苗の根が下方に延びる
のを防止するようにし、さらには保水性ポリマ層
の表面を紙で覆うことによつて保水性ポリマ層の
表面を保護するようにしたものである。
〓実施例〓 以下本考案を図示の一実施例につき説明する。
第1図は本実施例に係る育苗用保水シート10を
示すものであつて、このシート10は第1図から
明らかなようにドライラミネートによつて接合さ
れた3層構造をなしており、1番上側の層が紙1
1から構成されている。この紙11はその下側の
粉体から成る保水性ポリマ12を保護するととも
に、それ自身も幾分かは水を吸収保持するように
なつている。そしてこの保水性ポリマ層12の下
側にはプラスチツクフイルム13が接合されてい
る。このプラスチツクフイルム13は余剰の水を
下側へ排出するための孔14を備えている。この
孔14は第2図に示すように、プラスチツクフイ
ルム13に一定の間隔で分布するように設けられ
るようになつている。
このような保水シート10を用いて育苗を行な
う場合には、第3図に示すように、この保水シー
ト10を育苗箱15の底板の上面に敷設する。育
苗箱15は水またはプラスチツクによつて構成さ
れるとともに、その底面には所定の間隔で水きり
用の排水孔16が形成されており、この排水孔1
6を通して余剰の水が箱15の下部に除去される
ようになつている。そして保水シート10の上側
に培土17を入れるとともに、この培土17の上
面に種もみ18を播布する。そしてこの種もみ1
8を覆土19によつて覆うようにする。この状態
において覆土19の上側から潅水すると、種もみ
18が発芽し、これが生育して第4図に示すよう
に早苗20が得られるようになる。
このように本実施例に係る育苗用保水シート1
0は、その中間層として保水性ポリマから成る層
12を備えている。この保水性ポリマは、例えば
アクリル酸−ビニルアルコール共重合体、ポリア
クリル酸ソーダ系重合体、アクリル酸ソーダアク
リルアミド共重合体等の高分子化合物から構成さ
れており、高い吸収性をもつて自重の数百倍の水
分を吸収し、しかも一度水分を吸収すると逆流さ
せないというユニークな物性を持つている。なお
このような合成ポリマから成る保水性ポリマに代
えて、半合成の保水性ポリマを利用することも可
能である。半合成のものはセルロース系あるいは
澱粉系のポリマから構成されている。そして一般
に吸水速度は半合成品が優れ、吸水能力や保水性
は合成品が優れている。
そして保水シート10がこのような保水性ポリ
マ層12を備えているために、このポリマ12が
覆土19を通して潅水された水を吸収して保持す
るようになり、この保水シート10の保水性ポリ
マ12によつて育苗箱15内の乾燥が効果的かつ
確実に防止されるようになる。従つて覆土19が
乾燥して発芽した苗20によつて持上げられるこ
とが防止される。また短期間の潅水の遅れによつ
て苗20が枯れてしまうこともなくなる。さらに
保水シート10によつて育苗箱15内の水分の分
布が均一になるために、苗20の発育の不揃いを
防止することができ、田植機に用いて好適な早苗
20を育成することができるようになる。
さらに保水シート10の最下層を構成するプラ
スチツクフイルム13によつて、育苗箱15の底
板の排水孔16を通して根が箱の下側に延びるの
を防止することができ、根切り作業を行なう必要
がなくなる。また苗20を育苗箱15から出して
田植機に装着する場合にも、第4図に示すように
保水シート15によつて容易に苗20を取出すこ
とができ、作業性を改善することが可能になる。
以上本考案を図示の一実施例につき述べたが、
本考案は上記実施例によつて限定されることなく
本考案の技術的思想に基づいて各種の変更が可能
である。例えば上記実施例は水稲用の育苗箱の保
水シートに関するものであるが、本考案は野菜用
の育苗箱の保水シートにも利用することが可能で
ある。
〓考案の効果〓 以上のように本考案は、シート状の保水性ポリ
マ層を具備するとともに、上記保水性ポリマ層の
下側に有孔のプラスチツクフイルムを接合し、し
かも保水性ポリマ層の表面に紙を接合して3層構
造としたものである。従つて中間層を構成する保
水性ポリマ層によつて水を均一に保持するととも
に、この保水性ポリマ層による保水性を下側の有
孔のプラスチツクフイルムによつて補助すること
が可能になり、より多量の水を均一に保持できる
ようになるために、育苗箱内の乾燥を防止できる
ようになる。また下側の有孔プラスチツクフイル
ムによつて、この保水シートと育苗箱の底面に形
成されている排水孔とを通して苗の根が下側の土
中に延びるのを防止することができ、根切り作業
を行なう必要がなくなるとともに、育苗箱の下側
にポリマシートを敷いておく必要がなくなる。さ
らに保水性ポリマ層の表面に紙を接合させる構造
になつているために、保水性ポリマ層の表面を紙
で覆うことによつてその表面の保護を確実に行な
うことが可能になり、取扱いが容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る育苗用保水シ
ートを示す縦断面図、第2図は同底面図、第3図
はこの育苗用保水シートを用いて育苗を行なうた
めの育苗箱の縦断面図、第4図はこの育苗箱内で
生育した苗を取出す動作を示す外観斜視図、第5
図は従来の育苗箱の縦断面図、第6図は同覆土が
盛上がつた状態の縦断面図、第7図は下側の土中
に根が張出した状態を示す育苗箱の縦断面図であ
る。 なお図面に用いた符号において、10……保水
シート、11……紙、12……保水性ポリマ層、
13……プラスチツクフイルム、14……孔、1
5……育苗箱、16……排水孔、17……培土、
18……種もみ、19……覆土、20……苗、で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排水孔を有する育苗箱の底面であつて培土の下
    側に敷設される育苗用保水シートにおいて、シー
    ト状の保水性ポリマ層を具備するとともに、前記
    保水性ポリマ層の下側に有孔のプラスチツクフイ
    ルムを接合し、しかも前記保水性ポリマ層の表面
    に紙を接合して3層構造としたことを特徴とする
    育苗用保水シート。
JP12796984U 1984-08-22 1984-08-22 育苗用保水シ−ト Granted JPS6143868U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12796984U JPS6143868U (ja) 1984-08-22 1984-08-22 育苗用保水シ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12796984U JPS6143868U (ja) 1984-08-22 1984-08-22 育苗用保水シ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6143868U JPS6143868U (ja) 1986-03-22
JPH0212850Y2 true JPH0212850Y2 (ja) 1990-04-10

Family

ID=30686601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12796984U Granted JPS6143868U (ja) 1984-08-22 1984-08-22 育苗用保水シ−ト

Country Status (1)

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JP (1) JPS6143868U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57110123A (en) * 1980-12-26 1982-07-08 Nippon Kasei Chem Seedling growing bed for rice field

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6143868U (ja) 1986-03-22

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