JPH0213197Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0213197Y2 JPH0213197Y2 JP1983185250U JP18525083U JPH0213197Y2 JP H0213197 Y2 JPH0213197 Y2 JP H0213197Y2 JP 1983185250 U JP1983185250 U JP 1983185250U JP 18525083 U JP18525083 U JP 18525083U JP H0213197 Y2 JPH0213197 Y2 JP H0213197Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pen
- recording paper
- plate
- rotary holder
- recording
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案はペン手段を支持した移動部材と記録紙
とを相対移動させつつ、記録紙上に文字・記号・
図形等を記録するペン式記録装置に関するもので
あり、特にペン手段を記録紙から離間させる方向
に付勢する技術の改良に関するものである。
とを相対移動させつつ、記録紙上に文字・記号・
図形等を記録するペン式記録装置に関するもので
あり、特にペン手段を記録紙から離間させる方向
に付勢する技術の改良に関するものである。
従来技術
上記のように記録紙上に文字・記号等を記録す
るタイプライタ等の記録装置において、ペン手段
を記録紙から離間する方向に付勢するとともに、
記録動作時におけるペン手段の先端部を位置決め
するペン保持機構が、実開昭57−116492号公報に
開示されている。
るタイプライタ等の記録装置において、ペン手段
を記録紙から離間する方向に付勢するとともに、
記録動作時におけるペン手段の先端部を位置決め
するペン保持機構が、実開昭57−116492号公報に
開示されている。
そのペン保持機構は、ペン保持体にペン手段を
記録紙に対して接近・離間可能に保持させるとと
もに、ペン保持体に取り付けた板ばねの自由端の
円孔にペン手段の円錐部を係合、保持させ、その
板ばねの付勢力によつてペン手段を記録紙から離
間する方向に付勢するとともに、ペン手段の突出
時にはその板ばね自体にペン手段の先端位置を規
定する位置決め部材としての役割を兼ねさせても
のである。
記録紙に対して接近・離間可能に保持させるとと
もに、ペン保持体に取り付けた板ばねの自由端の
円孔にペン手段の円錐部を係合、保持させ、その
板ばねの付勢力によつてペン手段を記録紙から離
間する方向に付勢するとともに、ペン手段の突出
時にはその板ばね自体にペン手段の先端位置を規
定する位置決め部材としての役割を兼ねさせても
のである。
しかしながら、このように複数のペン手段を戻
し方向に付勢する板ばねが、ペン手段の突出時に
おける位置決め部材をも兼ねる従来のペン保持機
構においては、ペン手段の位置決め精度が得にく
いきらいがある。すなわち、上記板ばねは複数の
ペン手段の中心線を通る円の中心においてペン保
持体に取り付けられ、その中心部から複数のペン
手段に向かつてスプリングアーム部が放射状に延
び出させられ、それらアーム部の自由端に形成さ
れた円孔においてペン手段の円錐部に係合させら
れのであるが、弾性変形させられるそれらアーム
部の長さは、前記複数のペン手段の中心線を通る
円の半径以上に長くできない。従つて、複数のペ
ン手段が択一的に突き出されるとき、スプリング
アーム部の自由端は比較的大きい曲率の円弧運動
をし、ペン手段の半径方向の変化が大きくなるた
め、ペン手段の先端位置を高精度に位置決めする
作用をそれ程期待できないからである。
し方向に付勢する板ばねが、ペン手段の突出時に
おける位置決め部材をも兼ねる従来のペン保持機
構においては、ペン手段の位置決め精度が得にく
いきらいがある。すなわち、上記板ばねは複数の
ペン手段の中心線を通る円の中心においてペン保
持体に取り付けられ、その中心部から複数のペン
手段に向かつてスプリングアーム部が放射状に延
び出させられ、それらアーム部の自由端に形成さ
れた円孔においてペン手段の円錐部に係合させら
れのであるが、弾性変形させられるそれらアーム
部の長さは、前記複数のペン手段の中心線を通る
円の半径以上に長くできない。従つて、複数のペ
ン手段が択一的に突き出されるとき、スプリング
アーム部の自由端は比較的大きい曲率の円弧運動
をし、ペン手段の半径方向の変化が大きくなるた
め、ペン手段の先端位置を高精度に位置決めする
作用をそれ程期待できないからである。
また、記録動作を行わない時にはペン手段を記
録紙から十分な距離離間させて、ペン手段の先端
が記録紙に接触したりしないようにするのが望ま
しいのであるが、上記のような板ばねを用いた機
構ではそのアーム部を長くすることはただちにペ
ン保持体の大形化につながるため、ペン手段に対
して大きな戻しストロークを与えにくい。
録紙から十分な距離離間させて、ペン手段の先端
が記録紙に接触したりしないようにするのが望ま
しいのであるが、上記のような板ばねを用いた機
構ではそのアーム部を長くすることはただちにペ
ン保持体の大形化につながるため、ペン手段に対
して大きな戻しストロークを与えにくい。
考案の目的
本考案は以上のような事情を背景としてなされ
たものであり、この目的とするところは、前述の
ような複数のペン手段を備えたペン式記録装置で
あつて、記録紙に対してペン手段が突出させられ
た時の先端位置を精度よく規定することができる
とともに、ペン手段に記録紙から離間する方向の
充分な戻しストロークを与えることができるペン
式記録装置を提供することにある。
たものであり、この目的とするところは、前述の
ような複数のペン手段を備えたペン式記録装置で
あつて、記録紙に対してペン手段が突出させられ
た時の先端位置を精度よく規定することができる
とともに、ペン手段に記録紙から離間する方向の
充分な戻しストロークを与えることができるペン
式記録装置を提供することにある。
考案の構成
上記目的を達成するために本考案に係る記録装
置は、記録紙を支持する支持部材と、その記録紙
面とほぼ平行に移動する移動部材と、その移動部
材上に設けられ、支持部材上の記録紙面にほぼ直
角な軸線のまわりに回転可能に支持される支持軸
を有する回転保持体と、その回転保持体に支持軸
の軸心を中心とする円周上に等間隔に配設され、
且つその保持体の中心線と平行な方向に摺動自在
に保持された複数本のペン手段とを備え、記録紙
と適宜のペン手段の先端とを接触させた状態で、
記録紙と移動部材とを相対移動させて記録を行う
ペン式記録装置において、回転保持体の支持軸の
記録紙側先端部に固着され、各ペン手段にそれぞ
れ対応する位置に位置決め穴を有する位置決め板
と、回転保持体の支持軸に支持され、各ペン手段
の段部とそれぞれ係合する係合部を有する一つの
ペン戻し板と、それら位置決め板とペン戻し板と
の間に配設され、ペン戻し板を常にペン手段の係
合段部と係合する方向に付勢する一つの付勢部材
とを備え、全てのペン手段をペン戻し板を介して
共通の付勢部材により記録紙から離す方向に付勢
するように構成される。
置は、記録紙を支持する支持部材と、その記録紙
面とほぼ平行に移動する移動部材と、その移動部
材上に設けられ、支持部材上の記録紙面にほぼ直
角な軸線のまわりに回転可能に支持される支持軸
を有する回転保持体と、その回転保持体に支持軸
の軸心を中心とする円周上に等間隔に配設され、
且つその保持体の中心線と平行な方向に摺動自在
に保持された複数本のペン手段とを備え、記録紙
と適宜のペン手段の先端とを接触させた状態で、
記録紙と移動部材とを相対移動させて記録を行う
ペン式記録装置において、回転保持体の支持軸の
記録紙側先端部に固着され、各ペン手段にそれぞ
れ対応する位置に位置決め穴を有する位置決め板
と、回転保持体の支持軸に支持され、各ペン手段
の段部とそれぞれ係合する係合部を有する一つの
ペン戻し板と、それら位置決め板とペン戻し板と
の間に配設され、ペン戻し板を常にペン手段の係
合段部と係合する方向に付勢する一つの付勢部材
とを備え、全てのペン手段をペン戻し板を介して
共通の付勢部材により記録紙から離す方向に付勢
するように構成される。
考案の効果
以上のように構成されたペン式記録装置におい
ては、複数本のペン手段のいずれかが突き出され
て記録紙上に接触させられるとき、その先端位置
を規定するのは従来のような板ばねではなく、回
転保持体に対して位置不変とされた位置決め板で
ある。したがつて、ペン手段の突出時においてそ
の先端部に円弧運動が生じることがなく、位置決
め板に形成された位置決め穴によつてペン手段の
先端部が半径方向に精度よく位置決めされる。
ては、複数本のペン手段のいずれかが突き出され
て記録紙上に接触させられるとき、その先端位置
を規定するのは従来のような板ばねではなく、回
転保持体に対して位置不変とされた位置決め板で
ある。したがつて、ペン手段の突出時においてそ
の先端部に円弧運動が生じることがなく、位置決
め板に形成された位置決め穴によつてペン手段の
先端部が半径方向に精度よく位置決めされる。
また、ペン手段を記録紙から離れる方向に戻す
のは板ばねではなく、付勢部材とその付勢部材の
付勢力を受けるペン戻し板である。そのため、ペ
ン手段に対して十分な戻しストロークを与えるこ
とが容易となり、記録紙から離間した位置あるに
ペン手段の先端が容易に記録紙に接触してしまう
ような不具合を確実に回避することができる。
のは板ばねではなく、付勢部材とその付勢部材の
付勢力を受けるペン戻し板である。そのため、ペ
ン手段に対して十分な戻しストロークを与えるこ
とが容易となり、記録紙から離間した位置あるに
ペン手段の先端が容易に記録紙に接触してしまう
ような不具合を確実に回避することができる。
しかも、複数のペン手段が一つのペン戻し板を
介して、一つの付勢部材によつて戻し方向に付勢
されるものであるため、複数のペン手段ごとにば
ね部材およびペン戻し板を独立して設ける必要が
なく、従つて上記のような効果を有しながら構造
も簡単で、戻し機構部をコンパクトに構成するこ
とが可能なのである。
介して、一つの付勢部材によつて戻し方向に付勢
されるものであるため、複数のペン手段ごとにば
ね部材およびペン戻し板を独立して設ける必要が
なく、従つて上記のような効果を有しながら構造
も簡単で、戻し機構部をコンパクトに構成するこ
とが可能なのである。
実施例
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図において10は箱形の主フレームであ
り、その主フレーム10の両側部に一対のサブフ
レーム12が配設されている。これらサブフレー
ム12の一端部間に円柱状のプラテン14が回転
可能に支持されており、そのプラテン14の軸に
固定されたギヤ16が図示を省略するステツプモ
ータの出力軸に固定されたピニオンと噛み合わさ
れることによつて、プラテン14がステツプモー
タによつて正逆両方向に任意の角度回転させられ
るようになつている。このプラテン14の後方に
はペーパガイド18が設けられており、このペー
パガイド18に案内されてプラテン14の後方か
ら挿入された記録紙が、プラテン14の周面に沿
つて湾曲させられ、このプラテン14に対向して
配設されている記録ヘツド20とプラテン14と
の間に供給される。
り、その主フレーム10の両側部に一対のサブフ
レーム12が配設されている。これらサブフレー
ム12の一端部間に円柱状のプラテン14が回転
可能に支持されており、そのプラテン14の軸に
固定されたギヤ16が図示を省略するステツプモ
ータの出力軸に固定されたピニオンと噛み合わさ
れることによつて、プラテン14がステツプモー
タによつて正逆両方向に任意の角度回転させられ
るようになつている。このプラテン14の後方に
はペーパガイド18が設けられており、このペー
パガイド18に案内されてプラテン14の後方か
ら挿入された記録紙が、プラテン14の周面に沿
つて湾曲させられ、このプラテン14に対向して
配設されている記録ヘツド20とプラテン14と
の間に供給される。
記録ヘツド20はキヤリツジ22によつて保持
されており、キヤリツジ22は主フレーム10に
両端が支持された2本のガイドロツド24および
26によつて摺動可能に支持されている。そし
て、このキヤリツジ22には駆動ワイヤ28の両
端が結合されており、この駆動ワイヤ28を介し
て図示しないステツプモータによつて、キヤリツ
ジ22がプラテン14上の印字行に沿つて記録紙
面を横切りつつ正逆両方向に任意の量移動させら
れるようになつている。
されており、キヤリツジ22は主フレーム10に
両端が支持された2本のガイドロツド24および
26によつて摺動可能に支持されている。そし
て、このキヤリツジ22には駆動ワイヤ28の両
端が結合されており、この駆動ワイヤ28を介し
て図示しないステツプモータによつて、キヤリツ
ジ22がプラテン14上の印字行に沿つて記録紙
面を横切りつつ正逆両方向に任意の量移動させら
れるようになつている。
すなわち、プラテン14の正逆両方向の回転に
伴う記録紙のY軸方向における移動と、キヤリツ
ジ22の移動に伴う記録ヘツド22のX軸方向に
おける移動とによつて、記録ヘツド20と記録紙
とは任意の方向に任意の量だけ相対移動させられ
得ることとなり、文字・記号や図形等を記録する
のに必要な運動が得られることとなるのである。
伴う記録紙のY軸方向における移動と、キヤリツ
ジ22の移動に伴う記録ヘツド22のX軸方向に
おける移動とによつて、記録ヘツド20と記録紙
とは任意の方向に任意の量だけ相対移動させられ
得ることとなり、文字・記号や図形等を記録する
のに必要な運動が得られることとなるのである。
記録ヘツド20は、第2図に示すようにキヤリ
ツジ22によつてプラテン14の長手方向に直角
な軸線のまわりに回転可能に保持された回転保持
体30を備えている。回転保持体30は中心に貫
通孔32を備え、この貫通孔32の一端部に圧入
された短い支持軸34がキヤリツジ22に固定の
支持板36によつて回転可能に支持されるととも
に、貫通孔32の他端部がキヤリツジ22に立設
された支持壁38の円形突起40に回転可能に嵌
合されることによつて、回転保持体30がキヤリ
ツジ22に回転可能に支持されているのである。
回転保持体30の前部には、それの回転中心線の
まわりに、すなわち支持軸34の軸心を中心とす
る円周上に、等角度間隔に4個のペン挿入穴42
が形成されており、それらに4色のボールペン4
4が回転保持体30の中心線と平行な方向にそれ
ぞれ摺動可能に挿入され、複数本のペン手段とし
て機能するようにされてている。回転保持体30
の後部には、第1図から明らかなようにペン挿入
穴42に連続するU字形の溝46が形成されてお
り、ボールペン44の後部はこの溝46の底面に
よつて回転保持体30の回転中心線側から保持さ
れている。
ツジ22によつてプラテン14の長手方向に直角
な軸線のまわりに回転可能に保持された回転保持
体30を備えている。回転保持体30は中心に貫
通孔32を備え、この貫通孔32の一端部に圧入
された短い支持軸34がキヤリツジ22に固定の
支持板36によつて回転可能に支持されるととも
に、貫通孔32の他端部がキヤリツジ22に立設
された支持壁38の円形突起40に回転可能に嵌
合されることによつて、回転保持体30がキヤリ
ツジ22に回転可能に支持されているのである。
回転保持体30の前部には、それの回転中心線の
まわりに、すなわち支持軸34の軸心を中心とす
る円周上に、等角度間隔に4個のペン挿入穴42
が形成されており、それらに4色のボールペン4
4が回転保持体30の中心線と平行な方向にそれ
ぞれ摺動可能に挿入され、複数本のペン手段とし
て機能するようにされてている。回転保持体30
の後部には、第1図から明らかなようにペン挿入
穴42に連続するU字形の溝46が形成されてお
り、ボールペン44の後部はこの溝46の底面に
よつて回転保持体30の回転中心線側から保持さ
れている。
前記支持軸34には第2図から明らかなように
樹脂製の位置決め板48が取り付けられている。
この位置決め板48は、支持軸34の前記プラテ
ン14側の先端部に、その支持軸34の軸心に直
角な姿勢でかつ同心的に固定されている。そし
て、この位置決め板48には、前記ペン挿入穴4
2の各々と同心に位置決め穴50が形成されてい
て、第2図に示すようにボールペン44が前進さ
せられた状態においてボールペン44の先端小径
部52と嵌合して、これを正確に位置決めするよ
うにされている。それら位置決め穴50のプラテ
ン14側の開口部には、、高さの低い円筒部53
が一体に形成されており、その円筒部53の内周
面も位置決め穴50の一部を形成して摩耗による
位置決め精度の低下を防止するようにされてい
る。なお、上記位置決め板48は、位置決め穴5
0の互いに隣接するものの中間位置において回転
保持体30の中心線に平行に配設された図示しな
い結合ピンによつて回転保持体30と結合されて
おり、両者は完全に固定されている。
樹脂製の位置決め板48が取り付けられている。
この位置決め板48は、支持軸34の前記プラテ
ン14側の先端部に、その支持軸34の軸心に直
角な姿勢でかつ同心的に固定されている。そし
て、この位置決め板48には、前記ペン挿入穴4
2の各々と同心に位置決め穴50が形成されてい
て、第2図に示すようにボールペン44が前進さ
せられた状態においてボールペン44の先端小径
部52と嵌合して、これを正確に位置決めするよ
うにされている。それら位置決め穴50のプラテ
ン14側の開口部には、、高さの低い円筒部53
が一体に形成されており、その円筒部53の内周
面も位置決め穴50の一部を形成して摩耗による
位置決め精度の低下を防止するようにされてい
る。なお、上記位置決め板48は、位置決め穴5
0の互いに隣接するものの中間位置において回転
保持体30の中心線に平行に配設された図示しな
い結合ピンによつて回転保持体30と結合されて
おり、両者は完全に固定されている。
上記位置決め板48と回転保持体30との間に
は、第4図に示すような正面形状を有する皿状の
ペン戻し板54が支持軸34の軸方向に移動可
能、かつ、一定角度傾き可能に配設されており、
このペン戻し板54と位置決め板48との間にコ
イルばね56が配設されて、ペン戻し板54と共
同してボールペン44を記録紙から離れる方向に
付勢する付勢手段を構成している。なお、このコ
イルばね56は図から明らかなようにコイル径が
一端から他端に向かつて漸減させられており、互
いに離接するコイルが干渉し合うことなく平面状
に圧縮可能なものとされている。従つて、ペン戻
し板54と位置決め板48との間のスペースがせ
まくてもペン戻し板54に十分な移動ストローク
を与えることができ、逆に見ればそれらの間のス
ペースを節減することを寄与しているのである。
は、第4図に示すような正面形状を有する皿状の
ペン戻し板54が支持軸34の軸方向に移動可
能、かつ、一定角度傾き可能に配設されており、
このペン戻し板54と位置決め板48との間にコ
イルばね56が配設されて、ペン戻し板54と共
同してボールペン44を記録紙から離れる方向に
付勢する付勢手段を構成している。なお、このコ
イルばね56は図から明らかなようにコイル径が
一端から他端に向かつて漸減させられており、互
いに離接するコイルが干渉し合うことなく平面状
に圧縮可能なものとされている。従つて、ペン戻
し板54と位置決め板48との間のスペースがせ
まくてもペン戻し板54に十分な移動ストローク
を与えることができ、逆に見ればそれらの間のス
ペースを節減することを寄与しているのである。
上記ペン戻し板54は、第4図から明らかなよ
うにその中心部に嵌合穴57を備えており、その
嵌合穴57において支持軸34に緩く嵌め合わさ
れ、支持されている。また、このペン戻し板54
の外周部には4個のU字形切欠58が等角度間隔
に形成されており、ペン戻し板54はこれらU字
形切欠58においてボールペン44の先端小径部
52の通過を許容するとともに、外周縁部におい
てボールペン44の段部60に係合してコイルば
ね56の付勢力を全てのボールペン44に均等に
伝達するようにされている。すなわち、ペン戻し
板54の外周縁部のうちU字形切欠58に近接し
た部分が係合部としての役割を果たしているので
ある。
うにその中心部に嵌合穴57を備えており、その
嵌合穴57において支持軸34に緩く嵌め合わさ
れ、支持されている。また、このペン戻し板54
の外周部には4個のU字形切欠58が等角度間隔
に形成されており、ペン戻し板54はこれらU字
形切欠58においてボールペン44の先端小径部
52の通過を許容するとともに、外周縁部におい
てボールペン44の段部60に係合してコイルば
ね56の付勢力を全てのボールペン44に均等に
伝達するようにされている。すなわち、ペン戻し
板54の外周縁部のうちU字形切欠58に近接し
た部分が係合部としての役割を果たしているので
ある。
なお、互に隣接するU字形切欠58の中間位置
に形成されている小切欠62は、前記位置決め板
48と回転保持体30とを結合する結合ピンと係
合して、押え板54の支持軸34のまわりの回動
を防止するものである。また、ペン戻し板54は
本実施例では各ボールペン44の段部60に向か
つて末広がりとなる皿状にされているため、第2
図に示すようにボールペン44が記録紙に接触す
るまで前進させられてペン戻し板54が傾いた状
態でも、やはりペン戻し板54の外周縁部がボー
ルペン44の段部60との係合を保つ。
に形成されている小切欠62は、前記位置決め板
48と回転保持体30とを結合する結合ピンと係
合して、押え板54の支持軸34のまわりの回動
を防止するものである。また、ペン戻し板54は
本実施例では各ボールペン44の段部60に向か
つて末広がりとなる皿状にされているため、第2
図に示すようにボールペン44が記録紙に接触す
るまで前進させられてペン戻し板54が傾いた状
態でも、やはりペン戻し板54の外周縁部がボー
ルペン44の段部60との係合を保つ。
前記回転保持体30の円環状の先端部には多数
の歯が形成されてギヤ64とされており、このギ
ヤ64がキヤリツジ22に垂直軸線まわりに回転
可能に取り付けられたピニオン66と噛み合わさ
れている。したがつて、このピニオン66が図示
しないラツクによつて回転させられるとき、回転
保持体30が回転させられ、4本のボールペン4
4のうち任意のものがプラテン14の印字点に正
対した位置に移動させられることとなる。また、
回転保持体30の外周部には4個のノツチ68が
等角度間隔に形成されており、このノツチ68に
キヤリツジ22に保持されたばね部材70が係合
することによつて、回転保持体30の回転停止位
置が正確に規定されるようになつている。
の歯が形成されてギヤ64とされており、このギ
ヤ64がキヤリツジ22に垂直軸線まわりに回転
可能に取り付けられたピニオン66と噛み合わさ
れている。したがつて、このピニオン66が図示
しないラツクによつて回転させられるとき、回転
保持体30が回転させられ、4本のボールペン4
4のうち任意のものがプラテン14の印字点に正
対した位置に移動させられることとなる。また、
回転保持体30の外周部には4個のノツチ68が
等角度間隔に形成されており、このノツチ68に
キヤリツジ22に保持されたばね部材70が係合
することによつて、回転保持体30の回転停止位
置が正確に規定されるようになつている。
キヤリツジ22の後部には、第2図から明らか
なようにハンマ72がピン74によつて垂直面内
で回動可能に取り付けられており、このハンマ7
2の後方には更にハンマ駆動板76が配設されて
いる。ハンマ駆動板76は第1図から明らかなよ
うに長手形状の部材であつて、プラテン14に平
行に配設された支持軸78によつて回転可能に支
持されている。この支持軸78の両端は一対の回
動アーム80によつて支持されており、これら回
動アーム80は、前述のガイドロツド26に回転
可能に支持されるとともに連結棒82によつて互
いに連結されており、ガイドロツド26のまわり
に一体的に回動するようになつている。
なようにハンマ72がピン74によつて垂直面内
で回動可能に取り付けられており、このハンマ7
2の後方には更にハンマ駆動板76が配設されて
いる。ハンマ駆動板76は第1図から明らかなよ
うに長手形状の部材であつて、プラテン14に平
行に配設された支持軸78によつて回転可能に支
持されている。この支持軸78の両端は一対の回
動アーム80によつて支持されており、これら回
動アーム80は、前述のガイドロツド26に回転
可能に支持されるとともに連結棒82によつて互
いに連結されており、ガイドロツド26のまわり
に一体的に回動するようになつている。
各回動アーム80と前記サブフレーム12との
間にはそれぞれねじりコイルばね84が配設され
ており、常には回動アーム80を主フレーム10
の突起86に当接した作用位置に保持している。
しかし、回動アーム80にこのねじりコイルばね
84の付勢力に打ち勝つ力が加えられた場合に
は、回動アーム80が第2図において時計方向に
回動することを許容し、回動アーム80が第3図
に示す解放位置へ回動させられた状態では、これ
をこの解放位置に保持する作用を為す。そのよう
に、ねじりコイルばね84の一方のアーム88の
サブフレーム12に対する係合位置(ピン90)
と、他方のアーム92の回動アーム80に対する
係合位置との関係が選定されているのである。そ
して、上記開放位置においては、ハンマ72がボ
ールペン44の後方位置から退避させられるた
め、ボールペン44を軸方向に後退させて、回転
保持体30の半径方向に取り外し、あるいは軸方
向に真つ直ぐに抜き出すことが可能である。
間にはそれぞれねじりコイルばね84が配設され
ており、常には回動アーム80を主フレーム10
の突起86に当接した作用位置に保持している。
しかし、回動アーム80にこのねじりコイルばね
84の付勢力に打ち勝つ力が加えられた場合に
は、回動アーム80が第2図において時計方向に
回動することを許容し、回動アーム80が第3図
に示す解放位置へ回動させられた状態では、これ
をこの解放位置に保持する作用を為す。そのよう
に、ねじりコイルばね84の一方のアーム88の
サブフレーム12に対する係合位置(ピン90)
と、他方のアーム92の回動アーム80に対する
係合位置との関係が選定されているのである。そ
して、上記開放位置においては、ハンマ72がボ
ールペン44の後方位置から退避させられるた
め、ボールペン44を軸方向に後退させて、回転
保持体30の半径方向に取り外し、あるいは軸方
向に真つ直ぐに抜き出すことが可能である。
ガイドロツド26には第1図から明らかなよう
に2個のクランク94および96が固定されてお
り、一方のクランク94はソレノイド98の出力
ロツド100に連結されており、他方のクランク
96は、ガイドロツド26に平行に突設された突
起102によつて前記ハンマ駆動板76に係合可
能とされている。この突起102は、第2図から
明らかなように、前記ハンマ72とハンマ駆動板
76との接触点とは支持軸78を間に挟んで反対
側の位置においてハンマ駆動板76に係合可能と
されている。また、ガイドロツド26は、クラン
ク94とソレノイド支持部材104との間に張り
渡されたスプリング106によつて時計方向へ回
動するように付勢されており、ソレノイド98は
所謂ラツチングソレノイドとされている。
に2個のクランク94および96が固定されてお
り、一方のクランク94はソレノイド98の出力
ロツド100に連結されており、他方のクランク
96は、ガイドロツド26に平行に突設された突
起102によつて前記ハンマ駆動板76に係合可
能とされている。この突起102は、第2図から
明らかなように、前記ハンマ72とハンマ駆動板
76との接触点とは支持軸78を間に挟んで反対
側の位置においてハンマ駆動板76に係合可能と
されている。また、ガイドロツド26は、クラン
ク94とソレノイド支持部材104との間に張り
渡されたスプリング106によつて時計方向へ回
動するように付勢されており、ソレノイド98は
所謂ラツチングソレノイドとされている。
したがつて、ソレノイド98のコイルにソレノ
イド98内の永久磁石の磁力を打ち消す向きのパ
ルス電流が供給されればスプリング106の付勢
力により出力ロツド100が突出させられて、ク
ランク94、ガイドロツド26およびクランク9
6が時計方向に、またハンマ駆動板76およびハ
ンマ72が反時計方向にそれぞれ回動させてら
れ、ボールペン44をコイルばね56の付勢力に
抗して前進させてその先端部をプラテン14に支
持されている記録紙108に接触させる。このと
き、ボールペンの先端小径部52は前記位置決め
板48の位置決め穴50に精度良く嵌入させられ
て、その半径方向の位置が高い精度で決められ
る。
イド98内の永久磁石の磁力を打ち消す向きのパ
ルス電流が供給されればスプリング106の付勢
力により出力ロツド100が突出させられて、ク
ランク94、ガイドロツド26およびクランク9
6が時計方向に、またハンマ駆動板76およびハ
ンマ72が反時計方向にそれぞれ回動させてら
れ、ボールペン44をコイルばね56の付勢力に
抗して前進させてその先端部をプラテン14に支
持されている記録紙108に接触させる。このと
き、ボールペンの先端小径部52は前記位置決め
板48の位置決め穴50に精度良く嵌入させられ
て、その半径方向の位置が高い精度で決められ
る。
一方、ソレノイド98のコイルに前述の場合と
は逆向きのパルス電流が供給されることにより出
力ロツド100がスプリング106の付勢力に抗
して引き込まれれば、クランク94、ガイドロツ
ド26およびクランク96が反時計方向に、また
ハンマ駆動板76およびハンマ72が時計方向に
それぞれ回動させられ、ボールペン44がコイル
ばね56の付勢力により後退させられて記録紙1
08から離れることを許容する。このとき、コイ
ルばね56の付勢力は前記ペン戻し板54を介し
てボールペン44に伝えられ、ペン先端が記録紙
108から十分な戻しストロークで離間させられ
る。
は逆向きのパルス電流が供給されることにより出
力ロツド100がスプリング106の付勢力に抗
して引き込まれれば、クランク94、ガイドロツ
ド26およびクランク96が反時計方向に、また
ハンマ駆動板76およびハンマ72が時計方向に
それぞれ回動させられ、ボールペン44がコイル
ばね56の付勢力により後退させられて記録紙1
08から離れることを許容する。このとき、コイ
ルばね56の付勢力は前記ペン戻し板54を介し
てボールペン44に伝えられ、ペン先端が記録紙
108から十分な戻しストロークで離間させられ
る。
このようにボールペン44の先端が記録紙10
8に接触、離間させられる運動と、前述の記録ヘ
ツド20と記録紙108とのX,Y両軸方向にお
ける相対移動との組合わせによつて、所定の文
字・記号や図形が記録されることとなるのである
が、ボールペン44の先端が記録紙108に接触
させられるときの位置精度が高く維持されるた
め、正確な記録が可能であり、またボールペン4
4の離間時における戻しストロークを従来に比べ
て大きくとることが容易であるため、ペン先端と
記録紙108とのミスタツチを確実に防ぐことが
できる。しかも、4個のボールペン44に対して
コイルばね56およびペン戻し板54が1個で済
むため構造が簡単となり、かつ、ボールペン44
の先端側のスペースをコンパクトにできるのであ
る。
8に接触、離間させられる運動と、前述の記録ヘ
ツド20と記録紙108とのX,Y両軸方向にお
ける相対移動との組合わせによつて、所定の文
字・記号や図形が記録されることとなるのである
が、ボールペン44の先端が記録紙108に接触
させられるときの位置精度が高く維持されるた
め、正確な記録が可能であり、またボールペン4
4の離間時における戻しストロークを従来に比べ
て大きくとることが容易であるため、ペン先端と
記録紙108とのミスタツチを確実に防ぐことが
できる。しかも、4個のボールペン44に対して
コイルばね56およびペン戻し板54が1個で済
むため構造が簡単となり、かつ、ボールペン44
の先端側のスペースをコンパクトにできるのであ
る。
以上、本考案の一実施例を説明したが、これは
文字通り例示に過ぎず、本考案にはこの他にも、
当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施し
た態様が存在することは勿論である。
文字通り例示に過ぎず、本考案にはこの他にも、
当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施し
た態様が存在することは勿論である。
第1図は本考案の一実施例である記録装置の要
部のみを示す斜視図である。第2図は第1図に示
した装置の側面断面図であり、第3図は第2図に
示した部分の異なる作動状態を示す側面断面図で
ある。第4図は上記記録装置の記録ヘツドに用い
られるペン戻し板の正面図である。 14……プラテン、22……キヤリツジ、2
4,26……ガイドロツド、30……回転保持
体、34……支持軸、44……ボールペン(ペン
手段)、48……位置決め板、50……位置決め
穴、52……先端小径部、54……ペン戻し板、
56……コイルばね、58……U字形切欠、60
……段部、108……記録紙。
部のみを示す斜視図である。第2図は第1図に示
した装置の側面断面図であり、第3図は第2図に
示した部分の異なる作動状態を示す側面断面図で
ある。第4図は上記記録装置の記録ヘツドに用い
られるペン戻し板の正面図である。 14……プラテン、22……キヤリツジ、2
4,26……ガイドロツド、30……回転保持
体、34……支持軸、44……ボールペン(ペン
手段)、48……位置決め板、50……位置決め
穴、52……先端小径部、54……ペン戻し板、
56……コイルばね、58……U字形切欠、60
……段部、108……記録紙。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 記録紙を支持する支持部材と、 その記録紙面とほぼ平行に移動する移動部材
と、 その移動部材上に設けられ、前記支持部材上の
記録紙面にほぼ直角な軸線のまわりに回転可能に
支持される支持軸を有する回転保持体と、 その回転保持体に前記支持軸の軸心を中心とす
る円周上に等間隔に配設され、且つ回転保持体の
中心線と平行な方向に摺動自在に保持された複数
本のペン手段とを備え、 前記記録紙と適宜のペン手段の先端とを接触さ
せた状態で、前記記録紙と移動部材とを相対移動
させて記録を行うペン式記録装置において、 前記回転保持体の支持軸の記録紙側先端部に固
着され、前記各ペン手段にそれぞれ対応する位置
に位置決め穴を有する位置決め板と、 前記回転保持体の支持軸に支持され、前記各ペ
ン手段の段部とそれぞれ係合する係合部を有する
1つのペン戻し板と、 前記位置決め板と前記ペン戻し板との間に配設
され、前記ペン戻し板を常にペン手段の係合段部
と係合する方向に付勢する一つの付勢部材とを備
え、全てのペン手段をペン戻し板を介して共通の
付勢部材により記録紙から離す方向に付勢するよ
うにしたことを特徴とするペン式記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18525083U JPS6094992U (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | ペン式記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18525083U JPS6094992U (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | ペン式記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6094992U JPS6094992U (ja) | 1985-06-28 |
| JPH0213197Y2 true JPH0213197Y2 (ja) | 1990-04-12 |
Family
ID=30400448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18525083U Granted JPS6094992U (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | ペン式記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6094992U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5855946U (ja) * | 1981-10-12 | 1983-04-15 | アルプス電気株式会社 | ペン式記録装置 |
| JPS58191200A (ja) * | 1982-05-01 | 1983-11-08 | アルプス電気株式会社 | ロ−ル式プロツタのペン切換機構 |
-
1983
- 1983-11-30 JP JP18525083U patent/JPS6094992U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6094992U (ja) | 1985-06-28 |
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