JPH0214742Y2 - - Google Patents

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JPH0214742Y2
JPH0214742Y2 JP6488687U JP6488687U JPH0214742Y2 JP H0214742 Y2 JPH0214742 Y2 JP H0214742Y2 JP 6488687 U JP6488687 U JP 6488687U JP 6488687 U JP6488687 U JP 6488687U JP H0214742 Y2 JPH0214742 Y2 JP H0214742Y2
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JP
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scissors
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sliding member
rolling
scissor
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JP6488687U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は鋏に関し、詳しくはスムーズに両鋏部
材を回動させることができ、かつ切れ味の優れた
鋏に関する。
(従来の技術) 一般に、鋏にあつては、両鋏部材のスムーズな
回動、及び優れた切れ味が要求される。しかしな
がら、切れ味を良くする、即ち切断時に両鋏部材
間の刃部側に隙間が形成されないよう、両鋏部材
を密着させると、確かに切れ味は良くなるのであ
るが、両鋏部材間の摩擦力が増大することによ
り、一方、両鋏部材をスムーズに回動させること
が困難となる。一方、両鋏部材をスムーズに回動
させるために、両鋏部材間に僅かな隙間を形成
し、両鋏部材間の摩擦力を減少させると、切れ味
が悪くなつてしまう。
そこで従来、切れ味を劣化させることなく、両
鋏部材をスムーズに回動させることができるよ
う、一方の鋏部材の内側面に、周囲にベアリング
を有する球体を嵌着した鋏が知られている(実開
昭56−11767号公報)。この鋏は、柄部側における
両鋏部材間の摩擦力を減少させたものであり、球
体が嵌着されない鋏部材は柄部側において、球体
が嵌着された鋏部材と球体の一点としか接しず、
また両鋏部材を回動させると、この球体が回転す
るため、両鋏部材がスムーズに回動するようにな
つている。
また、一方の鋏部材の内側面に嵌着された球体
は、球体が嵌着された鋏部材の内側面に突出した
状態になるので、柄部側の両鋏部材は、その間に
球体の突出量に相当する隙間が形成されるよう押
し広げられ、逆に枢軸を中心に切断点側には、枢
軸を支点に両鋏部材を密着させようとする力が加
わり、切れ味も劣化しないようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前記従来の鋏にあつては、両鋏
部材を回動させることにより回転する球体が、球
体の周囲に配したベアリング球の全てに接するよ
うになつているので、両鋏部材を回動させても球
体がスムーズに回転しないという欠点を有してい
る。また、両鋏部材を密着させようとする力が、
常に球体と枢軸との延長線上という、切断点から
ずれた位置に加わるという欠点をも有している。
本考案は以上のような実状に鑑みなされたもの
であり、その目的は、よりスムーズに両鋏部材を
回動させることができ、かつ常に切断点に両鋏部
材を密着させようとする力が加わる、切れ味の優
れた鋏を簡単な構成により提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 以上のような問題点を解決するために、本考案
の採つた手段は、枢軸部30近傍の柄部側11,
21の、両鋏部材10,20のそれぞれの内側面
12,22に、滑動部材40が転動する転動凹部
13,23を両鋏部材10,20の回動軌道に沿
つて設け、この転動凹部13,23間に切断点5
0と枢軸部30との延長線上に位置するよう、球
状の滑動部材40を介在させたことを特徴とする
鋏100である。
(考案の作用) 上記手段を採ることにより、以下のような作用
がある。
両鋏部材のそれぞれの内側面に、滑動部材が転
動する転動凹部を両鋏部材の回動軌道に沿つて設
け、この転動凹部間に滑動部材を介在させたこと
により、滑動部材は一方の鋏部材の転動凹部、及
びもう一方の鋏部材の転動凹部の2点でしか接触
しないため、両鋏部材を回動させることにより、
スムーズに回転する。滑動部材がスムーズに回転
することにより、柄部側における両鋏部材間の摩
擦力が著しく減少する。
また、滑動部材を切断点と枢軸部との延長線上
に位置するようにしたことにより、常に切断点に
おいて両鋏部材を密着させようとする力が加わ
る。
(実施例) 以下、図面に示す実施例に従つて本考案を詳細
に説明する。
第1図〜第4図に示すように、本考案に係る鋏
100は、枢軸部30近傍の柄部11,21側
の、両鋏部材10,20のそれぞれの内側面1
2,22に、滑動部材40が転動する転動凹部1
3,23が両鋏部材10,20の回動軌道に沿つ
て設られている。また、この転動凹部13,23
間には、切断点50と枢軸部30との延長線上に
位置するよう、球状の滑動部材40が介在されて
いる。なお、この滑動部材40は、鋏部材10,
20を回動させることにより回転するよう、常に
両鋏部材10の転動凹部13,23と接すること
が必要とされ、したがつて滑動部材40の径は滑
動部材40を介在させない状態での、転動凹部1
3,23間の距離と等しいか、それ以上にしてお
く必要がある。転動部材40の径を転動凹部1
3,23間の距離より大きくすれば、柄部11,
21側の両鋏部材10,20は、その転動凹部1
3,23間に滑動部材40の径に相当する空間が
形成されるよう押し広げられる。逆に枢軸30を
中心に切断点50側には、枢軸30を支点に両鋏
部材10,20を密着させようとする力が加わ
り、切れ味が良くなる。
なお、本実施例にあつては、第3図に示すよう
に、滑動部材40の回転を安定したものとするた
めに、転動凹部13,23の横断面が半円状にな
つているが、転動凹部13,23の横断面形状
は、本発明にあつては特に限定されない。また、
本実施例にあつては、第4図に示すように、両鋏
部材10,20を閉じる方向に回動させるにつれ
て、切断点50における両鋏部材10,20を密
着させようとする力が大きくなるよう、転動凹部
13,23の刃側が浅くなるよう、転動凹部1
3,23が傾斜した状態に設けられているが、本
考案にあつては特に必要とされない。
滑動部材40は、切断点50と枢軸部30との
延長線上に位置するように、両鋏部材10,20
の転動凹部13,23間に介在させるのである
が、一方のの鋏部材10の転動凹部13の滑動部
材400が接する部分と、もう一方の鋏部材20
の転動凹部23の滑動部材40が接する部分との
摩擦係数をほぼ等しくしておけば、製造時に延長
線上に位置するようにしておけば、どのように両
鋏部材10,20を回動させても、滑動部材40
には両鋏部材10,20により同等の回転力が加
えられ、滑動部材40は常に切断点50と枢軸部
30との延長線上で回転する。
以上、本実施例にあつては一般的な鋏100に
ついて説明したが、本考案はどのような鋏にも応
用することができ、第5図に示すような両鋏部材
10a,20bのスムーズな回動及び優れた切れ
味が特に要求されるピンキング鋏100aにおい
て有効である。
(考案の効果) 以上のように本考案に係る鋏によれば、枢軸部
近傍の柄部側の、両鋏部材のそれぞれの内側面
に、滑動部材が転動する転動凹部を両鋏部材の回
動軌道に沿つて設け、この転動凹部間に切断点と
枢軸部との延長線上に位置するよう、球状の滑動
部材を介在さたことにより、両鋏部材の回動がよ
りスムーズとなり、かつ常に切断点に圧力が加わ
る、切れ味の優れた鋏を簡単な構成により提供す
ることができる。従つて、本考案は切断点におけ
る両鋏部材の密着性を要し、このため切断時に比
較的大きな力を加えなければならないピンキング
鋏等において特に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る鋏を示す斜視図、第2図
は第1図の部分拡大図、第3図は第2図の−
線に沿つてみた断面図、第4図は転動凹部の横断
面図、第5図は本考案に係るピンキング鋏を示す
断面図である。 符号の説明、100……鋏、10……鋏部材、
11……柄部、12……内側面、13……転動凹
部、20……鋏部材、21……柄部、22……内
側面、23……転動凹部、30……枢軸、40…
…滑動部材、50……切断点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枢軸部近傍の柄部側の、両鋏部材のそれぞれの
    内側面に、滑動部材が転動する転動凹部を両鋏部
    材の回動軌道に沿つて設け、この転動凹部間に切
    断点と枢軸部との延長線上に位置するよう、球状
    の滑動部材を介在させたことを特徴とする鋏。
JP6488687U 1987-04-28 1987-04-28 Expired JPH0214742Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6488687U JPH0214742Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6488687U JPH0214742Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63171146U JPS63171146U (ja) 1988-11-08
JPH0214742Y2 true JPH0214742Y2 (ja) 1990-04-20

Family

ID=30901453

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6488687U Expired JPH0214742Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28

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JPS63171146U (ja) 1988-11-08

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