JPH0214792Y2 - - Google Patents
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- JPH0214792Y2 JPH0214792Y2 JP2568888U JP2568888U JPH0214792Y2 JP H0214792 Y2 JPH0214792 Y2 JP H0214792Y2 JP 2568888 U JP2568888 U JP 2568888U JP 2568888 U JP2568888 U JP 2568888U JP H0214792 Y2 JPH0214792 Y2 JP H0214792Y2
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Description
この考案は、シミ抜き用具に関し、これを使用
して衣服等のシミ抜き作業を効果的に、かつ簡単
に行うことができるようになしたものに関する。
して衣服等のシミ抜き作業を効果的に、かつ簡単
に行うことができるようになしたものに関する。
衣類等のシミは、ついたらすぐに応急処置を施
こし、そうして、シミの種類に応じた方法ででき
るだけ早いうちにとる必要がある。 シミがついた場合には、たとえば、水を含んだ
テイツシユペーパーでシミを軽く押えて移しと
り、そしてさらに乾いたテイツシユペーパーで押
えるといつた応急処置を施した後、次のような手
順でシミ抜きを行う。 まず、複数重に折りたたんだタオルの上に、シ
ミのついた側を下にして衣類を置く。そして、シ
ミがしようゆやコーヒーなどの水に溶けやすいも
のである場合には水をつけた歯ぶらしでシミの周
辺から中心にむかつてたたき、タオルにシミを移
す。そして、うすい洗剤溶液を歯ぶらしに付けて
たたき、タオルの位置を変えながらシミの色がタ
オルにつかなくなるまでたたく。さらにシミが残
つているときには漂白剤溶液に一定時間浸すなど
して完全にシミをとつた後、水すすぎをし、乾か
す。また、ドレツシングなど、油分を含んだシミ
の場合には、歯ぶらしに水をつける代わりにベン
ジンをつけ、タオルの位置を変えながらシミの色
がタオルにつかなくなるまでたたき、さらに洗剤
の原液を2,3滴たらして歯ぶらしでたたくなど
した後、水すすぎをし、乾かす。なお、歯ぶらし
の代わりに棉花に水やベンジンを含ませてこれで
タオル上の衣類をたたき、タオルと棉花の両方に
シミを移しとる場合もある。しかし、この場合に
は衣類の繊維のあいだに付いたシミをうまく移し
とることができず、あまり効果的なシミ抜き方法
とはいえない。
こし、そうして、シミの種類に応じた方法ででき
るだけ早いうちにとる必要がある。 シミがついた場合には、たとえば、水を含んだ
テイツシユペーパーでシミを軽く押えて移しと
り、そしてさらに乾いたテイツシユペーパーで押
えるといつた応急処置を施した後、次のような手
順でシミ抜きを行う。 まず、複数重に折りたたんだタオルの上に、シ
ミのついた側を下にして衣類を置く。そして、シ
ミがしようゆやコーヒーなどの水に溶けやすいも
のである場合には水をつけた歯ぶらしでシミの周
辺から中心にむかつてたたき、タオルにシミを移
す。そして、うすい洗剤溶液を歯ぶらしに付けて
たたき、タオルの位置を変えながらシミの色がタ
オルにつかなくなるまでたたく。さらにシミが残
つているときには漂白剤溶液に一定時間浸すなど
して完全にシミをとつた後、水すすぎをし、乾か
す。また、ドレツシングなど、油分を含んだシミ
の場合には、歯ぶらしに水をつける代わりにベン
ジンをつけ、タオルの位置を変えながらシミの色
がタオルにつかなくなるまでたたき、さらに洗剤
の原液を2,3滴たらして歯ぶらしでたたくなど
した後、水すすぎをし、乾かす。なお、歯ぶらし
の代わりに棉花に水やベンジンを含ませてこれで
タオル上の衣類をたたき、タオルと棉花の両方に
シミを移しとる場合もある。しかし、この場合に
は衣類の繊維のあいだに付いたシミをうまく移し
とることができず、あまり効果的なシミ抜き方法
とはいえない。
上述のように、従来一般的に行われてきたシミ
抜きにおいては、最低限、用具としての歯ぶらし
と、シミ抜き媒体としての水やベンジンを別々に
用意する必要がある。そうして、実際のシミ作業
においては、歯ぶらしに水やベンジンをつけるた
めにこれを溜める皿などが必要である。また、油
分を含むシミをとる場合には、上記の皿にベンジ
ンを入れる必要があるが、ベンジンは揮発性が強
いために作業中ベンジンの臭が鼻をついて不快で
ある。そして、皿の中の水やベンジンをこぼして
しまうおそれもある。 このように、従来のシミ抜き方法では、その準
備が厄介であるとともに、作業にあたつても、歯
ぶらしに頻繁に水やベンジンをつけねばならず、
とくにシミが広い範囲についている場合には手際
よく効果的にシミ抜きを行うことができないとい
う解決すべき課題があつた。 この考案は、上述の事情のもとで考え出された
ものであつて、用具とシミ抜き媒体を別々に準備
する必要をなくすとともに、用具にシミ抜き媒体
をいちいちつけるという動作の必要もなくし、手
際よく、効果的にシミ抜き作業を行なえるように
構成した新たなシミ抜き用具を提供することをそ
の目的とする。
抜きにおいては、最低限、用具としての歯ぶらし
と、シミ抜き媒体としての水やベンジンを別々に
用意する必要がある。そうして、実際のシミ作業
においては、歯ぶらしに水やベンジンをつけるた
めにこれを溜める皿などが必要である。また、油
分を含むシミをとる場合には、上記の皿にベンジ
ンを入れる必要があるが、ベンジンは揮発性が強
いために作業中ベンジンの臭が鼻をついて不快で
ある。そして、皿の中の水やベンジンをこぼして
しまうおそれもある。 このように、従来のシミ抜き方法では、その準
備が厄介であるとともに、作業にあたつても、歯
ぶらしに頻繁に水やベンジンをつけねばならず、
とくにシミが広い範囲についている場合には手際
よく効果的にシミ抜きを行うことができないとい
う解決すべき課題があつた。 この考案は、上述の事情のもとで考え出された
ものであつて、用具とシミ抜き媒体を別々に準備
する必要をなくすとともに、用具にシミ抜き媒体
をいちいちつけるという動作の必要もなくし、手
際よく、効果的にシミ抜き作業を行なえるように
構成した新たなシミ抜き用具を提供することをそ
の目的とする。
上記の課題を解決するため、この考案では、次
の技術的手段を講じている。 すなわち、本願考案のシミ抜き用具は、頂面が
頂壁または蓋体によつて閉じられた筒形の把持体
における上記頂面と反対側の端部に植毛板を支持
してなるシミ抜き用具であつて、 上記把持体の内部空間は、把持体の側壁が伸縮
することにより、または、上記植毛板が把持体の
軸方向にスライド移動可能に嵌挿されることによ
り、軸方向長さが変化しうるように構成されてお
り、 上記植毛板は、表面側にブラシ植毛を備えると
ともに裏面から表面に貫通する貫通孔を備えてお
り、 上記内部空間には、上記植毛板の裏面に接する
ようにして吸水性に富むとともに弾性をもつて容
易に体積変化することができ、かつ、水、ベンジ
ン、あるいは洗浄溶液等の液状シミ抜き媒体を保
持する保水部材が装填されていることを特徴とす
る。
の技術的手段を講じている。 すなわち、本願考案のシミ抜き用具は、頂面が
頂壁または蓋体によつて閉じられた筒形の把持体
における上記頂面と反対側の端部に植毛板を支持
してなるシミ抜き用具であつて、 上記把持体の内部空間は、把持体の側壁が伸縮
することにより、または、上記植毛板が把持体の
軸方向にスライド移動可能に嵌挿されることによ
り、軸方向長さが変化しうるように構成されてお
り、 上記植毛板は、表面側にブラシ植毛を備えると
ともに裏面から表面に貫通する貫通孔を備えてお
り、 上記内部空間には、上記植毛板の裏面に接する
ようにして吸水性に富むとともに弾性をもつて容
易に体積変化することができ、かつ、水、ベンジ
ン、あるいは洗浄溶液等の液状シミ抜き媒体を保
持する保水部材が装填されていることを特徴とす
る。
把持体の内部空間は軸方向長さが変化しうるか
ら、この内部空間に軸方向の圧縮力が作用すると
その軸方向長さが縮小する。そして、内部空間に
は、シミ抜き媒体を保持する保水部材が充填され
ているから、内部空間の軸方向長さが変化したと
きこれに応じて保水部材の体積も縮小させられ
る。そうすると、保水部材に保持される液状シミ
抜き媒体は植毛板の貫通孔から植毛板の表面側に
押し出される。植毛板の表面には、ブラシ植毛が
施されているから、ブラシは、上記のようにして
植毛板の表面側に押し出されたシミ抜き媒体によ
つて都合よく濡らされる。液状シミ抜き媒体は、
吸水性に富む保水部材よつて把持体の内部空間に
保持されており、しかも、保水部材は植毛板の裏
面に接しているから、不用意に植毛板の貫通孔か
ら漏れ出ることがなく、上記内部空間が圧縮され
たときにのみ、上記のようにして都合良く適当量
のシミ抜き媒体が貫通孔から押し出されてブラシ
を適度に濡らすことになる。 上記内部空間は、ブラシを下にして、把持体を
上下させながらシミ抜きをすべき衣類をたたくよ
うにするときの反力によつて軸方向に圧縮させら
れる。
ら、この内部空間に軸方向の圧縮力が作用すると
その軸方向長さが縮小する。そして、内部空間に
は、シミ抜き媒体を保持する保水部材が充填され
ているから、内部空間の軸方向長さが変化したと
きこれに応じて保水部材の体積も縮小させられ
る。そうすると、保水部材に保持される液状シミ
抜き媒体は植毛板の貫通孔から植毛板の表面側に
押し出される。植毛板の表面には、ブラシ植毛が
施されているから、ブラシは、上記のようにして
植毛板の表面側に押し出されたシミ抜き媒体によ
つて都合よく濡らされる。液状シミ抜き媒体は、
吸水性に富む保水部材よつて把持体の内部空間に
保持されており、しかも、保水部材は植毛板の裏
面に接しているから、不用意に植毛板の貫通孔か
ら漏れ出ることがなく、上記内部空間が圧縮され
たときにのみ、上記のようにして都合良く適当量
のシミ抜き媒体が貫通孔から押し出されてブラシ
を適度に濡らすことになる。 上記内部空間は、ブラシを下にして、把持体を
上下させながらシミ抜きをすべき衣類をたたくよ
うにするときの反力によつて軸方向に圧縮させら
れる。
以下、本願考案の実施例を図面を参照して具体
的に説明する。 第1図ないし第4図は本願考案の第一の実施例
を示す。本例は、本願考案のシミ抜き用具1を、
シミ抜き媒体を貯留保存するための容器本体2に
組合せられるキヤツプ3の態様とし、携帯性およ
び使い勝手を向上させてある。 容器本体2は、有底円筒形状をもつており、そ
の上端部外周面には雄ねじ4を切つてある。この
容器本体2は、液状シミ抜き媒体の残量を外部か
ら確認できるように透明な樹脂で形成することが
好ましい。また、底部から一定高さ位置の内周に
は、内向フランジ5が形成されており、キヤツプ
3を外した状態で倒れてもシミ抜き媒体が一挙に
流れ出ないように工夫してある。 一方、キヤツプ3は、容器本体2と同一の外径
をもつ軸方向一定長さの筒胴部3aをもつてお
り、この筒胴部3aの下部内周には、容器本体2
の雄ねじ4に螺合しうる雌ねじ6が切つてある。 キヤツプ3の内部には、後記する植毛板7を軸
方向スライド可能に支持するガイド体8が挿入さ
れている。このガイド体8は、第1図および第3
図に示すように、キヤツプ3の筒胴部3aの内周
に蜜に嵌合する筒部8a、この筒部8aの下端部
外周に形成され、キヤツプ3の内周における上部
円筒内周部と下部雌ねじ部とを区画する段部9と
容器本体2の上端面10とによつて挟圧されてシ
ール作用をなす外向フランジ8b、および、筒部
8aの下端部内周に形成され、後記する植毛板7
の移動下端を規定する内向フランジ8cを有す
る。このガイド体8は、上記外向フランジ8bが
シール機能をもつため、ポリエチレン等の比較的
軟質の樹脂で成形するとよい。 植毛板7は、上記ガイド体8の内向フランジ8
cの内周に嵌合する軸部7aと、この軸部7aの
上端においてガイド体の筒部8aの内周に対応す
る外径をもつように形成されたフランジ部7bと
を有する。この植毛板7は、基本的にはガイド体
8に対して軸方向にスライド可能であるが、その
フランジ7bとガイド体8の内向フランジ8cと
の当接によつて移動下端が規定される。 第2図に示すように、この植毛板7の表面、す
なわち、図における下面には、一定の毛あしをも
つブラシ植毛11が施されるとともに、表面から
裏面に貫通する貫通孔12が形成されている。本
例では、上記表面に植毛11を環状に施すととも
に、中心に上記貫通孔12が開けてある。 ところで、本願考案の把持体15としての上記
キヤツプ3の内部には、その頂壁3bと、ガイド
体8の筒部8aの内周と、植毛板7の裏面とによ
つて囲まれ、しかも植毛板7がスライドすること
によつて軸方向長さが変化しうる円柱状の内部空
間14が形成される。そうして、この内部空間1
4には、吸水性と一定の弾性復元力をもつラテツ
クスなどの樹脂発泡材からなる保水部材13が上
記植毛板7の裏面に付着するようにして充填され
る。これには、たとえば、上記内部空間14と同
様の円柱形状とされた樹脂発泡材の底面を上記植
毛板7の裏面に接着するとよい。もちろん、とく
に接着によらなくても、樹脂発泡材を軸方向に若
干圧縮させながら内部空間14に充填するだけで
もよい。このように保水部材13を上記内部空間
14に充填すると、通常時、その弾性復元力によ
り、植毛板7は第1図における移動下端に位置づ
けられる。 次に、上記の構成をもつシミ抜き用具の使用法
を説明する。 容器本体2には、水、ベンジン、あるいは洗剤
溶液等の液状シミ抜き媒体が入れられる。そして
これにキヤツプ3を螺合すると、上述のように、
ガイド体8の外向フランジ8cが容器本体2とキ
ヤツプ3との間を水蜜シールするので、キヤツプ
3で封止された容器をカバンなどに入れて携行す
ることが可能である。キヤツプ3で封止された状
態の容器を振つたり、逆さにしたりすると、シミ
抜き媒体は植毛板7の貫通孔12を通つて上記内
部空間14にいたり、吸水性に富む発泡材からな
る保水部材13はシミ抜き媒体を短時間で吸いと
り、そして保持する。 そして、シミ抜きを行うときには、キヤツプ3
をはずし、そしてこのキヤツプ3を持つたままこ
れを上下させ、第4図に示すようにしてブラシ1
1でシミのついた衣類をたたくようにする。シミ
抜きの原理は、シミをシミ抜き媒体に溶かしてこ
れをタオルなどにたたいて移すことであるので、
効果的にシミ抜きを行うには、植毛ブラシにつぎ
つぎとシミ抜き媒体が供給され、ブラシが常に適
度に濡れていることが必要である。本願考案で
は、上記キヤツプ3を持つてブラシを衣類にたた
きつけるようにするだけで、適量のシミ抜き媒体
がブラシ11につづけて供給されるのである。す
なわち、キヤツプ3をもつてブラシ11をたたき
つけると、植毛板7がキヤツプ内をスライドでき
ることから、たたくときの反力によつて上記内部
空間14が縮小するが、このときのポンピング作
用によつて保水部材13にふくまれているシミ抜
き媒体が植毛板7の貫通孔12からブラシ11に
つぎつぎと供給されるからである。したがつて、
従来のように歯ぶらしに頻繁にシミ抜き媒体であ
る水やベンジンをつけるというようなことは必要
がなく、作業を簡単かつスピーデイに行なえる。 第5図に本願考案の第二の実施例を示す。 この実施例では、把持体15それ自体を軸方向
中間部に蛇腹部16を有する円筒容器状に構成し
てある。したがつて、この把持体3の内部空間1
4は、蛇腹部16が変形することによつて軸方向
に伸縮可能である。この容器状把持体3の先端部
には、第一の実施例と同様の、表面側にブラシ植
毛11を施した植毛板7が嵌合固定されている。
もちろん、この植毛板7には、その中央部に表面
側から裏面側に貫通する貫通孔12が形成してあ
る。そして容器状把持体3の内部空間14には、
吸水性の樹脂発泡材などからなる保水部材13が
充填される。 なお、本例では、容器状把持体3の上記植毛板
7が嵌着された側と反対側の端部に、ねじによつ
て着脱できる蓋体17を設けてあり、この蓋体1
7を外すことにより、シミ抜き媒体を容易に補充
できるようにしてある。この場合、蓋体17の裏
面に突起17aを設け、把持体3が自然状態にあ
るときにこの突起17aが上記保水部材13の一
端に接触するようにしておくことが好ましい。 本例のシミ抜き用具も、第一の実施例と同様
に、把持体3をもつてこれを上下させ、植毛ブラ
シ11をシミのついた衣類にたたきつけるように
して使用する。ブラシ11がたたきつけられる反
力によつて把持体3が蛇腹部16で縮められ、内
部空間14が圧縮される。このときのポンピング
作用により、保水部材13にふくまれているシミ
抜き媒体がつづけて貫通孔12から押し出され、
植毛ブラシ11を常に適度に濡らすこととなる。
的に説明する。 第1図ないし第4図は本願考案の第一の実施例
を示す。本例は、本願考案のシミ抜き用具1を、
シミ抜き媒体を貯留保存するための容器本体2に
組合せられるキヤツプ3の態様とし、携帯性およ
び使い勝手を向上させてある。 容器本体2は、有底円筒形状をもつており、そ
の上端部外周面には雄ねじ4を切つてある。この
容器本体2は、液状シミ抜き媒体の残量を外部か
ら確認できるように透明な樹脂で形成することが
好ましい。また、底部から一定高さ位置の内周に
は、内向フランジ5が形成されており、キヤツプ
3を外した状態で倒れてもシミ抜き媒体が一挙に
流れ出ないように工夫してある。 一方、キヤツプ3は、容器本体2と同一の外径
をもつ軸方向一定長さの筒胴部3aをもつてお
り、この筒胴部3aの下部内周には、容器本体2
の雄ねじ4に螺合しうる雌ねじ6が切つてある。 キヤツプ3の内部には、後記する植毛板7を軸
方向スライド可能に支持するガイド体8が挿入さ
れている。このガイド体8は、第1図および第3
図に示すように、キヤツプ3の筒胴部3aの内周
に蜜に嵌合する筒部8a、この筒部8aの下端部
外周に形成され、キヤツプ3の内周における上部
円筒内周部と下部雌ねじ部とを区画する段部9と
容器本体2の上端面10とによつて挟圧されてシ
ール作用をなす外向フランジ8b、および、筒部
8aの下端部内周に形成され、後記する植毛板7
の移動下端を規定する内向フランジ8cを有す
る。このガイド体8は、上記外向フランジ8bが
シール機能をもつため、ポリエチレン等の比較的
軟質の樹脂で成形するとよい。 植毛板7は、上記ガイド体8の内向フランジ8
cの内周に嵌合する軸部7aと、この軸部7aの
上端においてガイド体の筒部8aの内周に対応す
る外径をもつように形成されたフランジ部7bと
を有する。この植毛板7は、基本的にはガイド体
8に対して軸方向にスライド可能であるが、その
フランジ7bとガイド体8の内向フランジ8cと
の当接によつて移動下端が規定される。 第2図に示すように、この植毛板7の表面、す
なわち、図における下面には、一定の毛あしをも
つブラシ植毛11が施されるとともに、表面から
裏面に貫通する貫通孔12が形成されている。本
例では、上記表面に植毛11を環状に施すととも
に、中心に上記貫通孔12が開けてある。 ところで、本願考案の把持体15としての上記
キヤツプ3の内部には、その頂壁3bと、ガイド
体8の筒部8aの内周と、植毛板7の裏面とによ
つて囲まれ、しかも植毛板7がスライドすること
によつて軸方向長さが変化しうる円柱状の内部空
間14が形成される。そうして、この内部空間1
4には、吸水性と一定の弾性復元力をもつラテツ
クスなどの樹脂発泡材からなる保水部材13が上
記植毛板7の裏面に付着するようにして充填され
る。これには、たとえば、上記内部空間14と同
様の円柱形状とされた樹脂発泡材の底面を上記植
毛板7の裏面に接着するとよい。もちろん、とく
に接着によらなくても、樹脂発泡材を軸方向に若
干圧縮させながら内部空間14に充填するだけで
もよい。このように保水部材13を上記内部空間
14に充填すると、通常時、その弾性復元力によ
り、植毛板7は第1図における移動下端に位置づ
けられる。 次に、上記の構成をもつシミ抜き用具の使用法
を説明する。 容器本体2には、水、ベンジン、あるいは洗剤
溶液等の液状シミ抜き媒体が入れられる。そして
これにキヤツプ3を螺合すると、上述のように、
ガイド体8の外向フランジ8cが容器本体2とキ
ヤツプ3との間を水蜜シールするので、キヤツプ
3で封止された容器をカバンなどに入れて携行す
ることが可能である。キヤツプ3で封止された状
態の容器を振つたり、逆さにしたりすると、シミ
抜き媒体は植毛板7の貫通孔12を通つて上記内
部空間14にいたり、吸水性に富む発泡材からな
る保水部材13はシミ抜き媒体を短時間で吸いと
り、そして保持する。 そして、シミ抜きを行うときには、キヤツプ3
をはずし、そしてこのキヤツプ3を持つたままこ
れを上下させ、第4図に示すようにしてブラシ1
1でシミのついた衣類をたたくようにする。シミ
抜きの原理は、シミをシミ抜き媒体に溶かしてこ
れをタオルなどにたたいて移すことであるので、
効果的にシミ抜きを行うには、植毛ブラシにつぎ
つぎとシミ抜き媒体が供給され、ブラシが常に適
度に濡れていることが必要である。本願考案で
は、上記キヤツプ3を持つてブラシを衣類にたた
きつけるようにするだけで、適量のシミ抜き媒体
がブラシ11につづけて供給されるのである。す
なわち、キヤツプ3をもつてブラシ11をたたき
つけると、植毛板7がキヤツプ内をスライドでき
ることから、たたくときの反力によつて上記内部
空間14が縮小するが、このときのポンピング作
用によつて保水部材13にふくまれているシミ抜
き媒体が植毛板7の貫通孔12からブラシ11に
つぎつぎと供給されるからである。したがつて、
従来のように歯ぶらしに頻繁にシミ抜き媒体であ
る水やベンジンをつけるというようなことは必要
がなく、作業を簡単かつスピーデイに行なえる。 第5図に本願考案の第二の実施例を示す。 この実施例では、把持体15それ自体を軸方向
中間部に蛇腹部16を有する円筒容器状に構成し
てある。したがつて、この把持体3の内部空間1
4は、蛇腹部16が変形することによつて軸方向
に伸縮可能である。この容器状把持体3の先端部
には、第一の実施例と同様の、表面側にブラシ植
毛11を施した植毛板7が嵌合固定されている。
もちろん、この植毛板7には、その中央部に表面
側から裏面側に貫通する貫通孔12が形成してあ
る。そして容器状把持体3の内部空間14には、
吸水性の樹脂発泡材などからなる保水部材13が
充填される。 なお、本例では、容器状把持体3の上記植毛板
7が嵌着された側と反対側の端部に、ねじによつ
て着脱できる蓋体17を設けてあり、この蓋体1
7を外すことにより、シミ抜き媒体を容易に補充
できるようにしてある。この場合、蓋体17の裏
面に突起17aを設け、把持体3が自然状態にあ
るときにこの突起17aが上記保水部材13の一
端に接触するようにしておくことが好ましい。 本例のシミ抜き用具も、第一の実施例と同様
に、把持体3をもつてこれを上下させ、植毛ブラ
シ11をシミのついた衣類にたたきつけるように
して使用する。ブラシ11がたたきつけられる反
力によつて把持体3が蛇腹部16で縮められ、内
部空間14が圧縮される。このときのポンピング
作用により、保水部材13にふくまれているシミ
抜き媒体がつづけて貫通孔12から押し出され、
植毛ブラシ11を常に適度に濡らすこととなる。
以上のように本願考案のシミ抜き用具によれ
ば、把持体を持つてこれを上下させ、植毛板に設
けたブラシで衣類をたたくようにするだけで、シ
ミ抜き媒体で適度に濡らされたブラシでシミのつ
いた衣類をたたくことができる。従来、本格的な
シミ抜きをするには、「従来の技術」の項で述べ
たように、歯ぶらしに水やベンジンなどをつけ
て、これによつてタオル上に置いたシミ付きの衣
類をタオルにシミの色が移らなくなるまでたたく
必要があり、そのためには、頻繁に歯ぶらしに水
あるいはベンジンをつける必要があり、この作業
は非常に面倒かつ煩雑であつたが、本願考案によ
れば、把持体を持ちながら、その下方にある植毛
ブラシで衣類をたたくようにするだけでよく、シ
ミ抜き作業が非常に簡単にしかも手際よく行うこ
とができる。また、シミ抜き媒体がベンジンなど
の揮発性の強いものであつても、これは、把持体
の内部空間内において保水部材に吸われて保持さ
れており、必要量だけが植毛板から染み出てブラ
シを濡らすので、気化したベンジンがあたりに多
量に放散されることもなく、ベンジンの不快臭は
緩和される。 さらに、使用時、液状シミ抜き媒体はスポンジ
等でできた保水部材からしみ出てブラシを濡らす
ことになるが、液状シミ抜き媒体として洗剤溶液
を使用する場合には、これが保水部材からしみ出
るときに適度に泡立ち、衣類についたシミに対す
る洗浄作用が都合よく高められる効果がある。 なお、本願考案のシミ抜き用具は、シミ抜き以
外にも、たとえば衣類についたひどい汚れを洗濯
前にあらかじめ落とす部分洗いに使用することも
できる。この場合には、把持体の内部空間の保水
部材に濃い洗剤溶液をしみこませておき、植毛ブ
ラシでよごれのついた部分をたたくようにして使
用する。この場合、洗剤溶液のついたブラシで積
極的に汚れを剥ぎとることとなるので、汚れのと
れ具合は格段に良い。
ば、把持体を持つてこれを上下させ、植毛板に設
けたブラシで衣類をたたくようにするだけで、シ
ミ抜き媒体で適度に濡らされたブラシでシミのつ
いた衣類をたたくことができる。従来、本格的な
シミ抜きをするには、「従来の技術」の項で述べ
たように、歯ぶらしに水やベンジンなどをつけ
て、これによつてタオル上に置いたシミ付きの衣
類をタオルにシミの色が移らなくなるまでたたく
必要があり、そのためには、頻繁に歯ぶらしに水
あるいはベンジンをつける必要があり、この作業
は非常に面倒かつ煩雑であつたが、本願考案によ
れば、把持体を持ちながら、その下方にある植毛
ブラシで衣類をたたくようにするだけでよく、シ
ミ抜き作業が非常に簡単にしかも手際よく行うこ
とができる。また、シミ抜き媒体がベンジンなど
の揮発性の強いものであつても、これは、把持体
の内部空間内において保水部材に吸われて保持さ
れており、必要量だけが植毛板から染み出てブラ
シを濡らすので、気化したベンジンがあたりに多
量に放散されることもなく、ベンジンの不快臭は
緩和される。 さらに、使用時、液状シミ抜き媒体はスポンジ
等でできた保水部材からしみ出てブラシを濡らす
ことになるが、液状シミ抜き媒体として洗剤溶液
を使用する場合には、これが保水部材からしみ出
るときに適度に泡立ち、衣類についたシミに対す
る洗浄作用が都合よく高められる効果がある。 なお、本願考案のシミ抜き用具は、シミ抜き以
外にも、たとえば衣類についたひどい汚れを洗濯
前にあらかじめ落とす部分洗いに使用することも
できる。この場合には、把持体の内部空間の保水
部材に濃い洗剤溶液をしみこませておき、植毛ブ
ラシでよごれのついた部分をたたくようにして使
用する。この場合、洗剤溶液のついたブラシで積
極的に汚れを剥ぎとることとなるので、汚れのと
れ具合は格段に良い。
第1図は本願考案の第一実施例の縦断面図、第
2図は第1図の−線断面図、第3図は第1図
の−線断面図、第4図は使用方法説明図、第
5図は本願考案の第二実施例の部分断面図であ
る。 1……シミ抜き用具、7……植毛板、11……
植毛ブラシ、12…貫通孔、13……保水部材、
14……内部空間、15……把持体。
2図は第1図の−線断面図、第3図は第1図
の−線断面図、第4図は使用方法説明図、第
5図は本願考案の第二実施例の部分断面図であ
る。 1……シミ抜き用具、7……植毛板、11……
植毛ブラシ、12…貫通孔、13……保水部材、
14……内部空間、15……把持体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 頂面が頂壁または蓋体によつて閉じられた筒形
の把持体における上記頂面と反対側の端部に植毛
板を支持してなるシミ抜き用具であつて、 上記把持体の内部空間は、把持体の側壁が伸縮
することにより、または、上記植毛板が把持体の
軸方向にスライド移動可能に嵌挿されることによ
り、軸方向長さが変化しうるように構成されてお
り、 上記植毛板は、表面側にブラシ植毛を備えると
ともに裏面から表面に貫通する貫通孔を備えてお
り、 上記内部空間には、上記植毛板の裏面に接する
ようにして吸水性に富むとともに弾性をもつて容
易に体積変化することができ、かつ、水、ベンジ
ン、あるいは洗浄溶液等の液状シミ抜き媒体を保
持する保水部材が装填されていることを特徴とす
る、シミ抜き用具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2568888U JPH0214792Y2 (ja) | 1988-02-27 | 1988-02-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2568888U JPH0214792Y2 (ja) | 1988-02-27 | 1988-02-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01128785U JPH01128785U (ja) | 1989-09-01 |
| JPH0214792Y2 true JPH0214792Y2 (ja) | 1990-04-20 |
Family
ID=31528610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2568888U Expired JPH0214792Y2 (ja) | 1988-02-27 | 1988-02-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0214792Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6626740B2 (ja) * | 2016-02-29 | 2019-12-25 | 株式会社吉野工業所 | 塗布具 |
-
1988
- 1988-02-27 JP JP2568888U patent/JPH0214792Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01128785U (ja) | 1989-09-01 |
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