JPH02149408A - ヒドロキシアパタイト微粒子凝集体の製造方法 - Google Patents

ヒドロキシアパタイト微粒子凝集体の製造方法

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JPH02149408A
JPH02149408A JP63305636A JP30563688A JPH02149408A JP H02149408 A JPH02149408 A JP H02149408A JP 63305636 A JP63305636 A JP 63305636A JP 30563688 A JP30563688 A JP 30563688A JP H02149408 A JPH02149408 A JP H02149408A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、クロマトグラフィー分離用担体や成形体原料
として最適なヒドロキシアパタイト微粒子凝集体の製造
方法に関するものである。
[従来の技術] Ca0−P20@系アパタイトは主として生体材料とし
て開発されており、中でもヒドロキシアパタイト(以下
HAPと記すことがある)は人体の骨を形成する物質と
同じ組成であり、生体内に埋入された場合、生体との親
和性が良く、自家骨との接合性も良いので、人工骨や人
工歯などの材料として用いられている。また蛋白質との
親和性やHAP自体の有するイオン交換能を利用してク
ロマトグラフィー用の充填材やイオン交換材などにも用
いられている。
蛋白質等の生体関連物質の分離・精製は医学・薬学分野
において益々強く要請されるようになり、例えば高速液
体クロマトグラフィーによる生体関連物質の分離・精製
技術が工業的手段として注目されている。こうしたクロ
マトグラフィーの固定相に用いられる担体としては、上
記生体関連物質との親和性が良好であることが要求され
、上記要求を満足するRAPがクロマトグラフィー分離
用担体として用いられる様になってきた。しかしながら
HAPの粒子径や形状を制御する技術が確立されていな
いこと、およびMAPのCa / P比の再現性が悪い
こと等によって製造ロット毎に分離特性が変わってしま
うという欠点があり、その改善が望まれている。
高速液体クロマトグラフィーは、移動相を10〜3 Q
 H/secの高速で流して分離の高速化を図るもので
あるが、この様な高速化に対処するには高圧力に耐え得
るだけの強度が担体に要求される。またクロマトグラフ
ィーによる分離能力を高く維持するには、担体の充填を
クロマトグラフィーの近似的分布平衡状態にできるだけ
維持することが必要である。特に担体の粒子径が100
〜150μm程度の大きさであると、移動相の高速状態
下においては前記平衡状態を維持することが困難である
。従って前記平衡状態を高速状態下で維持するには、担
体の粒子径を充分細かくすると共にその粒子径を揃える
ことが必要である。
クロマトグラフィー分離用担体として用いられるHAP
は、湿式法で合成されたものをそのまま或は造粒物とし
て使用するか、乾式合成法によって合成されたものを粉
砕分級して用いるのが一般的である。しかしながら粒径
10μm以下の微粒子とするにはいずれの方法によって
も歩留りが悪く、しかも形状や粒度分布等の面では前述
した問題が未解決のまま残る。
HAPの製造方法としては上述した方法以外にもf重々
の方法が知られているが、例えばオートクレーブ法では
HAPが杭状粒子となってしまい、Ca HP O4を
出発物質とする湿式合成法では菱形となり、しかもいず
れの方法によっても10μm以下の微粒子形状として得
ることは困難である。これに対し燐酸の中和による方法
では微粒子状HAPが得られるが、コロイド状となり理
想とする球状且つ均一粒子は得られない、尚スプレード
ライ法による造粒が行なわれることもあるが、10μm
以下の微粒子の歩留りが悪いという難がある。
−1MAP粉末を成形して焼成固化する場合において成
形体の密度をできるだけ高くするに当たっては、粉末の
粒子径ができるだけ小かく、しかも粒度分布の狭いこと
が望まれている。しかしながら前記の方法で得られるH
AP粒子のサイズは数μmから10μm以上の粗粒のも
のであり、−次粒子のサイズがこのように大きいと充填
率が低くなり、密度を高めることが難しい。そこで粒子
を細かくしようとすれば結晶性が悪くなり、水分を多く
含むため緻密成形体の焼成時における収縮率が大きくな
り、かつ不安定になるという問題を有していた。
[発明が解決しようとする課題] 本発明はこうした技術的課題を解決する為になされたも
のであって、その目的は、粒子形状を球状にすると共に
粒度を均−且つ微細にし、しかもCa / P比を再現
性良く制御でき、クロマトグラフィー分離用担体や成形
体原料として最適なヒドロキシアパタイト微粒子1集体
の製造方法を提供することにある。
[3!題を解決する為の手段] 上記目的を達成し得た本発明とは、所定のCa/P比と
なるように非燐酸塩型の反応性Ca化合物および非Ca
塩型の燐の反応性酸素酸化合物を50℃以下の水および
/または親水性有機溶媒に熔解し、この溶液を水および
/または親木性有機溶媒に温度70℃以上、pH4以上
に保ちつつ滴下し、沈殿物の生成速度を制御することに
よって初期晶出粒子を核とする凝集体を形成し、その沈
殿物を回収する点に要旨を有するヒドロキシアパタイト
微粒子凝集体の製造方法である。
[作用] 本発明者らは、CaとPの夫々の化合物を予め混合して
一液とした後、これを水和置換反応させればHAPのC
a / P比を再現性良く制御できることを見出し、そ
の技術的意義が認められたので先に特許出願した(特願
昭62−326516号)。そして本発明者らは上記技
術を更に改良すべく、その後も研究を重ねた。その結果
水和置換反応における[(AP沈殿物の生成速度を適切
に制御すれば、初期晶出粒子を核としてHAP粒子が集
合した凝集体ができることが判明し、この凝集体の形状
は球状且つ均一に生成することからクロマトグラフィー
分離担体や成形体原料として最適であることを見出し、
本発明を完成した。尚沈殿物の生成速度を制御する具体
的手段としては、上記溶液の水や親水性有機溶媒に対す
る過飽和度を少なくし且つ滴下時に単独に新しい結晶核
ができにくい程度に滴下速度をコントロールすることが
挙げられる。
本発明で用いる非燐酸塩型の反応性Ca化合物および非
Ca塩型の反応性酸素酸化合物は、水あるいは親水性有
flN溶媒に可溶なものであり、例えば非燐酸塩型の反
応性Ca化合物としてはCaC1t 、Ca (NOs
 )2 。
Ca (8C00)2 、Ca (CHs Coo)2
 。
Ca (O)i)z 、CaCO5等やカルシウムジメ
トキシド、カルシウムジェトキシド、カルシウムジブロ
ポキシド等のCa−アルコキシド類およびカルボン酸塩
類等が非限定的に例示される。
また非Ca塩型の燐の反応性酸素酸化合物としては、8
3PO4あるいはKHaPO4゜NHa 82 PO4
、(NH4)2 HPO4。
(NH4)s Po、4等の如き燐酸塩の他、燐酸トリ
メトキシド、燐酸トリエトキシド、燐酸トリプロポキシ
ド、亜燐酸トリメトキシド、亜燐酸トリエトキシド、亜
燐酸トリプロポキシド等の各f1燐の酸素酸のアルコキ
シド類や燐酸トリメチル、メタ燐酸エチル1燐酸モノエ
チル、燐酸ジエチル。
燐酸トリエチル、ビロリン酸エチル等の各種燐の酸素酸
のエステル類が非限定的に例示される。
前記非燐酸塩型の反応性Ca化合物および非Ca塩型の
燐の反応性酸素酸化合物を所定のCa / P比となる
ような配合で50℃以下の水および/または親木性有機
溶媒に熔解させ、この熔解液を水および/または親水性
溶媒に温度70℃以上、pH4以上(好ましくは8〜1
1)に保ちつつ滴下し、水和置換反応させてHAP徹粒
子粒子凝集体殿物を得る。この際熔解液の温度を50℃
以下とするのは熔解液中での反応を制御するためである
また被滴下液の温度を70℃以上に保つとともにKOH
,NaOH,NH40H等のアルカリを滴下してpHを
4以上(好ましくは8〜11)に保つのは、被滴下液の
温度が70℃未満では生成HAPが非晶質相との混合晶
となってしまい、また結晶性も悪くなってしまうからで
あり、被滴下液の温度は70℃以上とする。被滴下液が
pH4未満では沈殿物が生成せず、仮に生成したとして
もHAP微粒子が再熔解し、生成物の粒子形状や化学組
成が不安定になるのでpH4以上(好ましくは8〜11
)に保つことが必要である。尚pHを制御することによ
って、粒度の調整も可能である(後記実施例1参照)。
前記Ca化合物および前記P化合物を熔解する液あるい
は熔解液を滴下する被滴下液の水以外の親水性有機溶媒
としては、メタノール、エタノール、アセトン、エーテ
ル等が例示され、水和反応置換に際しては熔解液および
被滴下液として同じものあるいは異なるものを使用して
も良い。
以下本発明を実施例によフて更に詳細に説明するが、下
記実施例は本発明方法の一具体例を示しただけであって
、前・後記の趣旨に徴して設計変更することはいずれも
本発明の技術的範囲に含まれるものである。
[実施例] 東直画ユ CaC1zとHsPO4(85%濃度)を所定のCa 
/ Pモル比となる様に25℃のイオン交換水iIlに
熔解し、混合溶液とした。
続いて70℃のイオン交換水11にこの温度を保ちつつ
、pHコントローラに接続したマイクロチューブポンプ
でKOH水溶液を加えてpHを制御するとともに前記混
合液を滴下したところ、乳白色の懸濁液を得た。この懸
濁液を2時間保持した後、メンブランフィルタ−にて濾
過し、AgN0.水溶液による濾液の白濁化が認められ
なくなるまで純水で洗浄した。得られた沈殿物を100
℃にて乾燥後粉末X線回折に付した結果によると、すべ
てHAPの単相であった。また透過電子顕微鏡による粒
子形状の観察では、針状粒子が集合した均一な球状凝集
体であった。また得られた)(APのCa / P比は
原料の配合比とほぼ符合するものであった。このときの
pHと粒子径との関係を第1表に示す。
第 表 表J(」ユ Caジェトキシド13gをエチレングリコール72.6
gに熔解し、これを亜燐酸トリエチル10gを熔解した
エチルアルコール100ccに混合して混合溶液とした
。無水酢酸32gをエチルアルコール100ccに熔解
した溶液に上記混合溶液を滴下したところ、乳白色の懸
濁液を得た。該懸濁液を実施例と同様に濾過・乾燥した
後、得られた沈殿物をX線回折したところ、球状且つ均
一なHAP微粒子凝集体であることが分かった。
またこの凝集体のCa / P比は1.67であった。
実施例3 Ca / P比が所定の値となる様に、Caジェトキシ
ドと燐酸トリメチルを25℃のエチルアルコールに熔解
して混合溶液を得た。続いて70℃のイオン交換水中に
、pHコントローラに接続したマイクロチューブでKO
H水溶液を加えてpHを7以上に制御しながら前記混合
溶液を滴下したところ、乳白色の懸濁液を得た。該懸?
ji3液を実施例1と同様に濾過・乾燥した後、得られ
た沈殿物をX線回折したところ、ヒドロキシアパタイト
単相であることが確認された。また得られたHAPは、
実施例1のときと同様の形状であった。
[発明の効果] 以上述べた如く本発明によれば、クロマトグラフィー分
離用担体や成形体原料として最適なヒドロキシアパタイ
ト微粒子凝集体が得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所定のCa/P比となるように非燐酸塩型の反応性Ca
    化合物および非Ca塩型の燐の反応性酸素酸化合物を5
    0℃以下の水および/または親水性有機溶媒に熔解し、
    この溶液を水および/または親水性有機溶媒に温度70
    ℃以上、pH4以上に保ちつつ滴下し、沈殿物の生成速
    度を制御することによって初期晶出粒子を核とする凝集
    体を形成し、その沈殿物を回収することを特徴とするヒ
    ドロキシアパタイト微粒子凝集体の製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999018029A1 (en) * 1997-10-08 1999-04-15 Nippon Chemical Industrial Co., Ltd. Apatite slurry and process for the preparation thereof
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US9789225B2 (en) 2004-06-23 2017-10-17 Orthovita, Inc. Shapeable bone graft substitute and instruments for delivery thereof
US10441683B2 (en) 2004-06-23 2019-10-15 Orthovita, Inc. Method for restoring bone using shapeable bone graft substitute and instruments for delivery thereof

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