JPH0215345Y2 - - Google Patents

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JPH0215345Y2
JPH0215345Y2 JP1984086687U JP8668784U JPH0215345Y2 JP H0215345 Y2 JPH0215345 Y2 JP H0215345Y2 JP 1984086687 U JP1984086687 U JP 1984086687U JP 8668784 U JP8668784 U JP 8668784U JP H0215345 Y2 JPH0215345 Y2 JP H0215345Y2
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JP
Japan
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contact surface
pressure contact
metal
groove
rust preventive
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JP1984086687U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、圧接面を有する金属容器、例え
ば、絶縁流体が封入された電気装置のフランジ等
金属圧接面を有する金属容器において、上記フラ
ンジ等金属圧接面の腐食を防止するように構成し
た金属容器に関するものである。
〔従来技術〕
例えば、油入り変圧器やガス遮断器など絶縁油
や絶縁性ガスのような絶縁流体を封入した密閉容
器を有する電気装置においては、従来は、第1図
に示すように密閉容器1,2にフランジ3,4を
設け、片方のフランジ4にOリング等ガスケツト
を装入するガスケツト溝5を設けてこのガスケツ
ト溝5にあらかじめ成形されたガスケツト溝5の
深さより若干大径を有する円形断面の弾性ゴム製
のOリング等ガスケツト6を挿入し、ボルト7に
よつて締め付けることによつて、内部に封入の絶
縁流体8を密封していた。
これはガスケツト6の挿入前の円形断面の直径
よりガスケツト溝5の深さが浅いので、組立て状
態ではガスケツト6が圧縮され、弾性ゴムの弾性
によつて、ガスケツト6とフランジ3,4との圧
接面61,62で密着していることによるもので
ある。
このような構造を有する従来装置のものにおい
ては、フランジ3,4の金属圧接面31,41間
には微小すきまが存在しており、毛細管現象によ
つて雨水等が侵入するが、これによつて腐食を生
じ、更に腐食が進行してガスケツト6とフランジ
3,4との圧接面61,62にまで腐食が及ぶこ
とがあり、その結果、圧接面に生じた鉄錆などの
緻密性の悪い腐食生成物の層を通して、密封され
ている絶縁流体が漏出する。この絶縁流体の漏れ
は、絶縁流体によつて絶縁機能が維持されている
電気装置の絶縁機能の低下を引起す原因になるの
で、防止する必要がある。
〔考案の概要〕
この考案は、上記のように、例えば、絶縁流体
を密封している電気装置のフランジ等金属圧接面
において、腐食が発生するという欠点を除去して
腐食を防止し、例えば、絶縁流体が密閉容器から
漏出するのを防止して電気装置の信頼性を向上さ
せることを目的としてなされたものであつて、そ
のために、金属圧接面の少なくともガスケツト溝
よりも外周側に設けられた凹溝に気化性防錆剤を
封入することによつて、金属圧接面の腐食を防止
した圧接面を有する金属容器を提供するものであ
る。
〔考案の実施例〕
以下、この考案をその一実施例を示す第2図に
よつて説明する。
図において、符号11はフランジ3に設けられ
た凹溝で、この凹溝11はフランジ4に設けられ
たガスケツト溝5よりも外周部に位置すると共
に、凹溝の少なくとも一部はフランジ4に設けら
れたガスケツト溝5よりも上部に位置するように
設けられている。また、12は凹溝11に封入さ
れた気化性防錆剤であつて、この気化性防錆剤
は、防錆分子の蒸気密度が1より大きいものが使
用される。また、上記気化性防錆剤としては、フ
ランジ等金属圧接面の材質が鉄鋼の場合にはジシ
クロヘキシルアンモニウムナイトライトやシクロ
ヘキシルアンモニウムカーボネート、アミン類な
どが使用され、例えばジシクロヘキシルアンモニ
ウムナイトライトは、32℃において4×10-4mm
Hgの蒸気圧を有し、その蒸気密度は1より大き
いので、上記凹溝11内に封入された場合には
徐々に気化してフランジ3,4の金属圧接面3
1,41間に存在するすきまに浸透し、金属圧接
面31,41へ化学的、物理的に吸着されて防錆
力に豊んだ単分子膜を形成する。また、金属圧接
面31,41の材質が鉄の場合には、
〔(C6H112・NH〕2・Fe・(NO2)のように鉄と置
換反応して錯化合物の単分子皮膜を形成するとい
われており、金属圧接面に空気中の水分が先に吸
着している場合でも、吸着水中に気化性防錆剤の
蒸気分子が溶解して吸着水を金属面から引き離
し、吸着水に代わつて金属圧接面に吸着し、金属
圧接面が水分によつて腐食するのを防止する。従
つて、フランジ面のような金属圧接面に雨水など
の水分が侵入した場合にも、上記気化性防錆剤の
作用によつて金属圧接面で腐食が進行するのを防
止することができる。
また、通常市販されている気化性防錆剤の標準
使用量は、気化性防錆剤1g当り(30cm)3すなわ
ち0027m3見当とされているが、フランジ等金属圧
接面におけるすきまは極めて微小であるので、極
く少量の気化性防錆剤を用いることによつて、非
常に長期間にわたつて防食効果を維持することが
できる。
以上は金属圧接面の材質が鉄鋼の場合について
述べたが、金属圧接面の材質が銅合金、アルミニ
ウム合金、あるいはステンレス鋼など鉄鋼以外の
金属及びこれら金属が組み合わされて用いられて
いる場合であつても、各々に適した気化性防錆剤
を選定して使用することによつて同様の効果を上
げることができる。
また、上記実施例では、絶縁流体が封入された
電気装置の例について述べたが、この考案はこの
ような電気装置のみならず、機械装置、化学装置
等のフランジ等金属圧接面を有する装置の防食に
適用することもできるものである。
〔考案の効果〕
上記のように、この考案による圧接面を有する
金属容器は、密閉容器の金属圧接面に形成された
凹溝に少量の気化性防錆剤を封入することによつ
て、金属圧接面の腐食の防止に多大な効果を発揮
することができ、その結果、例えば、絶縁流体等
を封入した密閉容器を有する電気装置等の金属圧
接面の腐食による絶縁流体の漏れが装置の機能低
下に重大な影響を与える装置に対して信頼性を高
めるのに大きな効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は密閉容器の従来のフランジ等金属圧接
面の断面図、第2図はこの考案の1実施例によつ
て形成された金属圧接面の断面図である。 図中、1,2……密閉容器、3,4……フラン
ジ、5……ガスケツト溝、6……ガスケツト、8
……絶縁流体、11……凹溝、12……気化性防
錆剤、31,41……金属圧接面、61,62…
…圧接面。なお、各図中、同一符号は同一または
相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フランジ等の金属圧接面の少なくともガスケ
    ツト溝よりも外周側に設けられた凹溝に気化性
    防錆剤を封入したことを特徴とする圧接面を有
    する金属容器。 (2) 凹溝はガスケツト溝よりも上部に形成されて
    おり、かつ、気化性防錆剤は、その蒸気密度が
    1よりも大である実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の圧接面を有する金属容器。
JP8668784U 1984-06-13 1984-06-13 圧接面を有する金属容器 Granted JPS614472U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8668784U JPS614472U (ja) 1984-06-13 1984-06-13 圧接面を有する金属容器

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JP8668784U JPS614472U (ja) 1984-06-13 1984-06-13 圧接面を有する金属容器

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Publication Number Publication Date
JPS614472U JPS614472U (ja) 1986-01-11
JPH0215345Y2 true JPH0215345Y2 (ja) 1990-04-25

Family

ID=30638225

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JP8668784U Granted JPS614472U (ja) 1984-06-13 1984-06-13 圧接面を有する金属容器

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JP (1) JPS614472U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS604274B2 (ja) * 1979-03-22 1985-02-02 株式会社日立製作所 金属のすき間腐食防止剤

Also Published As

Publication number Publication date
JPS614472U (ja) 1986-01-11

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