JPH0215528B2 - - Google Patents
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- JPH0215528B2 JPH0215528B2 JP55112767A JP11276780A JPH0215528B2 JP H0215528 B2 JPH0215528 B2 JP H0215528B2 JP 55112767 A JP55112767 A JP 55112767A JP 11276780 A JP11276780 A JP 11276780A JP H0215528 B2 JPH0215528 B2 JP H0215528B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nitrosobenzole
- water
- catalyst
- carried out
- mol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C201/00—Preparation of esters of nitric or nitrous acid or of compounds containing nitro or nitroso groups bound to a carbon skeleton
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
原発明である特願昭53−35968号は、還元剤と
して脂肪族−、脂環式−、オレフイン系−又は芳
香族炭化水素の使用下にニトロベンゾールの製造
法に関する。触媒としては、有利に酸化マンガン
及び酸化鉛からなる混合物が使用される。還元
は、特に250〜450℃の範囲内の温度で、かつ不活
性ガス、例えば二酸化炭素、窒素又は希ガスの存
在下に行なう。この方法の場合には、触媒の活性
及び選択性も寿命も、触媒を炭化水素を用いるか
もしくは水素を用いる前処理により著しく高める
ことができる。従来常用の酸素含有還元剤の代り
にはじめて酸素不含還元剤を使用したこの公知方
法は、従前の公知方法に比べて変換率、選択性及
び触媒の有効寿命に関し優れており、これによつ
てニトロベンゾールの還元によるニトロソベンゾ
ールを製造するための使用できる工業的方法に対
する全ての前提条件が満足されることが立証され
た。ところでこの公知方法を改良することに成功
した。 意外にも、ニトロソベンゾールの還元の際に、
反応混合物への少量の水の添加が変換率の著しい
向上を惹起することが確認された。従つて、本発
明の対象は、原発明である特願昭53−035968号に
よる、ニトロソベンゾールの還元に公知の触媒の
存在下に250〜450℃でかつ還元剤として炭素原子
数1〜10を有する飽和脂肪族炭化水素、エチレ
ン、プロピレン、炭素原子数4〜12を有する脂環
式炭化水素、ベンゾール、トリオール、エチルベ
ンゾール、イソプロピルベンゾール、p−キシロ
ール又はナフタリンの使用下に、ニトロソベンゾ
ールの還元によりニトロソベンゾールを製造する
方法において、還元をニトロソベンゾール1モル
につき水0.05〜4モルの存在下に実施することを
特徴とする方法である。 米国特許第3504035号明細書から、ニトロソベ
ンゾールを気相中で、水蒸気の存在下に低級炭化
水素と触媒を用いて反応させることは公知である
が、しかしこれは選択的にアニリンの段階まで進
行する還元である。該方法の場合、炭化水素を水
蒸気との混合物で、500℃の温度でかつ混合され
た水素添加リホーミング触媒の存在下にニトロソ
ベンゾールと反応させる。リホーミング触媒、即
ち貴金属又は金属ニツケル、鉄及びクロムの1種
を主体とする触媒は水素の形成を惹起し、該水素
が水素添加触媒、例えば銅触媒を支持してニトロ
基のアミノ基への還元を配慮する。本発明方法に
は、他の反応生成物を生じることは別として、全
く異なる反応機構が基礎になつている。該方法は
著しく低い温度で進行し、従つてリホーミング工
程を含まない。 本発明方法の条件下、即ちリホーミング触媒の
不在下では、水の添加は還元を高い選択性で、所
望のニトロソベンゾールの段階にまで導くだけで
なく、原発明である特願昭53−035968号の方法と
比べて更に反応速度の上昇を惹起することは意外
であると言わねばならない。 この水量はニトロソベンゾール1モルにつき
0.05〜4モル、有利にニトロソベンゾール1モル
につき0.1〜2モルである。既にニトロソベンゾ
ール1モルにつき水0.05〜0.1モル程度の僅かな
水量が、不変の高い選択性において変換率の著し
い上昇を惹起することは驚異的である。ニトロソ
ベンゾール1モルにつき水4モルよりも大きい量
はもはや変換率をさらに上昇させないが、多量の
アミンが形成するので、反応に選択性を損う。蒸
発させ、引続き再び凝縮しなければならない大き
い水の装入量は、技術的理由及び経済的理由から
も不利である。ニトロソベンゾール1モルにつき
水0.05モルよりも僅かな水量は、反応速度の著し
い上昇を惹起しない。 原発明におけると同様、適当な炭化水素の例
は、化合物メタン、エタン、プロパン、ブタン、
ヘキサン、n−デカン、シクロブタン、シクロペ
ンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、ベン
ゾール、トリオール、エチルベンゾール、イソプ
ロピルベンゾール、p−キシロール、ナフタリ
ン、エチレン、プロピレン、シクロペンタジエ
ン、シクロヘプタン及びシクロヘキサジエン−
1,3である。すぐれた炭化水素は、メタン、ベ
ンゾール、ヘキサン及びC4〜C8炭化水素を有す
るベンジン留分である。 触媒としては、原発明方法で挙げられた全ての
公知金属触媒を使用することができる。これに関
しては、西ドイツ国特許公開公報第1810828号、
英国特許第1322531号明細書、英国特許第1259504
号明細書、オランダ国特許公告公報第7005588号、
英国特許第1251836号明細書、英国特許第1251844
号明細書、特公昭47−31937号公報、特開昭49−
126633号公報及び西ドイツ国特許公開公報第
2346388号をも参照。 有利には、原発明の方法の場合のように、触媒
として公知酸化マンガン/酸化鉛触媒が使用され
る。これらの触媒は適当な担体、例えば軽石、酸
化アルミニウム、活性炭、石綿、練瓦又は珪藻土
上に担持させた酸化マンガンと酸化鉛との混合物
からなる。マンガン対鉛の原子比は広範囲に変え
ることができ、一般に20:1〜2:1の範囲内に
ある。マンガン及び鉛をマンガン2原子対鉛1原
子の割合で含有する触媒が有利である。本発明方
法で使用するこれらの触媒の製造に関しては、原
発明である特願昭53−035968号中のこれに関する
記載参照。 原発明である特願昭53−035968号の方法の場合
のように、触媒の活性、選択性も寿命も炭化水素
又は水素による触媒の前処理により著しく高める
ことができる。炭化水素としては、既に還元剤と
して記載した化合物が該当する。このためには、
還元剤として使用することのできる炭化水素を使
用することが好ましい。前処理は300〜400℃で実
施され、0.5〜10時間継続することができる。有
利には触媒をニトロソベンゾールの不在下に0.5
〜10時間、有利に1〜3時間、還元剤として使用
される炭化水素又は水素中で、300〜400℃の温度
で加熱することにより前処理する。 本発明方法は、原発明方法のように、250〜450
℃の範囲内の温度で有利に320〜410℃の温度で実
施する。この場合、使用される触媒及び炭化水素
の種類はあまり重要ではない。 一般に、該方法は大気圧で、即ち気相で実施さ
れる。技術的理由から、僅かに高めた圧力、例え
ば1.5バールまでの圧力で作業するのが屡々有利
である。しかし、反応を15バールまでの高めた圧
力下で実施し、従つて場合によつては液相中で行
なうこともできる。 気相反応の場合には、希釈剤を使用するのが有
利であることが判明した。これには、不活性ガ
ス、例えば二酸化炭素、窒素又は希ガスが適して
いる。 本発明方法は連続的にも不連続的にも実施する
ことができる。例えば、本方法の工業的実施に考
慮される連続的作業法においては、ニトロソベン
ゾールを蒸発させ、場合により予熱し、蒸気状炭
化水素、水蒸気及び場合により不活性ガスと一緒
に反応温度に加熱し、次に触媒と接触させる。こ
の方法は、有利に、ガス混合物を管状反応器中で
並流かもしくは向流で触媒床上に導くか又は触媒
床に通す方法で行なわれる。この場合、常用の固
定床−又は流動床法を使用することができる。ガ
スの流速は所望の接触時間に適合させる。ニトロ
ソベンゾールの引続く反応を抑制するために、で
きるだけ短い接触時間を維持し、従つて殊に流動
床法を使用する場合には高い流速を維持する。一
般に、接触時間は0.2〜40秒の範囲内にあり、有
利に0.5〜10秒である。 反応混合物の後処理は、簡単な方法で触媒の後
方で反応混合物を急冷することにより行なわれ
る。この場合、水を別個の液相として分離する。
水は簡単に分離でき、新しい水と一緒に再び新た
に使用することができる。ニトロソベンゾール、
未反応のニトロソベンゾールならびに副生成物ア
ニリン、アゾ−及びアゾキシベンゾールは有機相
として分離する。ニトロソベンゾールをこの有機
相から分留により得ることができる。 触媒の前処理の場合には有利に、触媒をその乾
繰後に、反応器に移し、ここで約2時間、空気遮
断下に、約400℃で上記の炭化水素又は水素で処
理し、次に徐々にニトロソベンゾールを供給する
ことにより実施される。一週間の連続的作業後に
徐々に生じる触媒の活性減少は、反応器の運転
中、反応温度を保持しながら、ニトロソベンゾー
ル−及び水蒸気供給を一時的に停止し、この方法
で触媒を数時間、純粋な炭化水素ないしは水素で
洗うことにより再び容易にもとに戻すことができ
る。 例1 (触媒調製) 触媒の担体として、直径0.8〜1.2mmを有するα
−酸化アルミニウム小球を使用した。このものを
硝酸塩と、硝酸マンガンとの混合物(モル比
Pb/Mn=1:2)の水溶液で含浸し、真空中
120℃で乾燥した。引続き、触媒を反応器中に装
入し、そこで400℃で2時間メタンで処理する。 例 2 例1により新しく調製されたPb/Mn−触媒16
cm3が1mmの小球の形で存在している内径1cmを有
する長さ約50cmのガラス管を通して、343℃に予
熱されたニトロソベンゾール、メタン及び水から
なるガス混合物を連続的に導入した。導入量はニ
トロベンゾール19.1g/h(0.155モル)、メタン
40N/h(1.79モル)及び水4g/h(0.222モ
ル)であつた。電気の加熱装置により実際に343
℃に等温保持された反応管から出た後、反応混合
物を水冷式冷却器中で室温に冷却し、かつ難揮発
性成分を分離した。 これらの条件下で1時間後に、23%のニトロソ
ベンゾール変換率が得られ、その際94%の選択率
でニトロソベンゾールが生成した。残り6%は、
アゾキシベンゾール、アゾベンゾール及びアニリ
ンからなつていた。 例3 (比較例) 例2と同じ条件下に、但しガス気流中に水なし
で反応を実施した場合には、同じ高い95%の選択
率において僅か7%のニトロソベンゾール変換率
しか得られなかつた。 例 4 例2に記載した反応器に、330℃で、ニトロソ
ベンゾール、ベンゾール、水及び窒素からなるガ
ス混合物を導通した。装入量はニトロソベンゾー
ル18g/h(0.146モル)、ベンゾール8g/h
(0.103モル)、水8g/h(0.444モル)及び窒素
50N/h(2.23モル)であつた。1時間後に、
ニトロソベンゾールの変換率17%が生じ、その際
96%の選択率でニトロソベンゾールが生成した。 例5 (比較例) 例4と同じ条件下で、但しガス気流中に水なし
で反応を実施した場合には僅か6%のニトロソベ
ンゾール変換率しか得られず、その場合96%の選
択率でニトロソベンゾールが生成した。 例 6〜9 長さ465cm及び内径33.5mmを有するVA−鋼製反
応器中に、例1により新しく調製した、3mm小球
のα−Al2O3担体上に担持させたPb/Mn−触媒
380cm3を充填した。触媒を、まずメタン気流中で
400℃で2時間活性化した。次に、反応器中の温
度を300℃に下げ、蒸発器を経て300℃でニトロソ
ベンゾール136g/h(1.1モル)及び水8g/h
(0.44モル)を配量した。循環ポンプでガス500
/hを反応器に通し、メタン32.5N/H(1.45
モル)を混合弁を介して配量した。ガス状反応混
合物を冷却器中で凝縮させ、連続的に取り出し、
ニトロソベンゾール、ニトロソベンゾール、アニ
リン、アゾ−及びアゾキシベンゾールの含量を調
べた。 表に、ニトロソベンゾールに関する変換率及び
選択率を反応時間と関連して挙げた。
して脂肪族−、脂環式−、オレフイン系−又は芳
香族炭化水素の使用下にニトロベンゾールの製造
法に関する。触媒としては、有利に酸化マンガン
及び酸化鉛からなる混合物が使用される。還元
は、特に250〜450℃の範囲内の温度で、かつ不活
性ガス、例えば二酸化炭素、窒素又は希ガスの存
在下に行なう。この方法の場合には、触媒の活性
及び選択性も寿命も、触媒を炭化水素を用いるか
もしくは水素を用いる前処理により著しく高める
ことができる。従来常用の酸素含有還元剤の代り
にはじめて酸素不含還元剤を使用したこの公知方
法は、従前の公知方法に比べて変換率、選択性及
び触媒の有効寿命に関し優れており、これによつ
てニトロベンゾールの還元によるニトロソベンゾ
ールを製造するための使用できる工業的方法に対
する全ての前提条件が満足されることが立証され
た。ところでこの公知方法を改良することに成功
した。 意外にも、ニトロソベンゾールの還元の際に、
反応混合物への少量の水の添加が変換率の著しい
向上を惹起することが確認された。従つて、本発
明の対象は、原発明である特願昭53−035968号に
よる、ニトロソベンゾールの還元に公知の触媒の
存在下に250〜450℃でかつ還元剤として炭素原子
数1〜10を有する飽和脂肪族炭化水素、エチレ
ン、プロピレン、炭素原子数4〜12を有する脂環
式炭化水素、ベンゾール、トリオール、エチルベ
ンゾール、イソプロピルベンゾール、p−キシロ
ール又はナフタリンの使用下に、ニトロソベンゾ
ールの還元によりニトロソベンゾールを製造する
方法において、還元をニトロソベンゾール1モル
につき水0.05〜4モルの存在下に実施することを
特徴とする方法である。 米国特許第3504035号明細書から、ニトロソベ
ンゾールを気相中で、水蒸気の存在下に低級炭化
水素と触媒を用いて反応させることは公知である
が、しかしこれは選択的にアニリンの段階まで進
行する還元である。該方法の場合、炭化水素を水
蒸気との混合物で、500℃の温度でかつ混合され
た水素添加リホーミング触媒の存在下にニトロソ
ベンゾールと反応させる。リホーミング触媒、即
ち貴金属又は金属ニツケル、鉄及びクロムの1種
を主体とする触媒は水素の形成を惹起し、該水素
が水素添加触媒、例えば銅触媒を支持してニトロ
基のアミノ基への還元を配慮する。本発明方法に
は、他の反応生成物を生じることは別として、全
く異なる反応機構が基礎になつている。該方法は
著しく低い温度で進行し、従つてリホーミング工
程を含まない。 本発明方法の条件下、即ちリホーミング触媒の
不在下では、水の添加は還元を高い選択性で、所
望のニトロソベンゾールの段階にまで導くだけで
なく、原発明である特願昭53−035968号の方法と
比べて更に反応速度の上昇を惹起することは意外
であると言わねばならない。 この水量はニトロソベンゾール1モルにつき
0.05〜4モル、有利にニトロソベンゾール1モル
につき0.1〜2モルである。既にニトロソベンゾ
ール1モルにつき水0.05〜0.1モル程度の僅かな
水量が、不変の高い選択性において変換率の著し
い上昇を惹起することは驚異的である。ニトロソ
ベンゾール1モルにつき水4モルよりも大きい量
はもはや変換率をさらに上昇させないが、多量の
アミンが形成するので、反応に選択性を損う。蒸
発させ、引続き再び凝縮しなければならない大き
い水の装入量は、技術的理由及び経済的理由から
も不利である。ニトロソベンゾール1モルにつき
水0.05モルよりも僅かな水量は、反応速度の著し
い上昇を惹起しない。 原発明におけると同様、適当な炭化水素の例
は、化合物メタン、エタン、プロパン、ブタン、
ヘキサン、n−デカン、シクロブタン、シクロペ
ンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、ベン
ゾール、トリオール、エチルベンゾール、イソプ
ロピルベンゾール、p−キシロール、ナフタリ
ン、エチレン、プロピレン、シクロペンタジエ
ン、シクロヘプタン及びシクロヘキサジエン−
1,3である。すぐれた炭化水素は、メタン、ベ
ンゾール、ヘキサン及びC4〜C8炭化水素を有す
るベンジン留分である。 触媒としては、原発明方法で挙げられた全ての
公知金属触媒を使用することができる。これに関
しては、西ドイツ国特許公開公報第1810828号、
英国特許第1322531号明細書、英国特許第1259504
号明細書、オランダ国特許公告公報第7005588号、
英国特許第1251836号明細書、英国特許第1251844
号明細書、特公昭47−31937号公報、特開昭49−
126633号公報及び西ドイツ国特許公開公報第
2346388号をも参照。 有利には、原発明の方法の場合のように、触媒
として公知酸化マンガン/酸化鉛触媒が使用され
る。これらの触媒は適当な担体、例えば軽石、酸
化アルミニウム、活性炭、石綿、練瓦又は珪藻土
上に担持させた酸化マンガンと酸化鉛との混合物
からなる。マンガン対鉛の原子比は広範囲に変え
ることができ、一般に20:1〜2:1の範囲内に
ある。マンガン及び鉛をマンガン2原子対鉛1原
子の割合で含有する触媒が有利である。本発明方
法で使用するこれらの触媒の製造に関しては、原
発明である特願昭53−035968号中のこれに関する
記載参照。 原発明である特願昭53−035968号の方法の場合
のように、触媒の活性、選択性も寿命も炭化水素
又は水素による触媒の前処理により著しく高める
ことができる。炭化水素としては、既に還元剤と
して記載した化合物が該当する。このためには、
還元剤として使用することのできる炭化水素を使
用することが好ましい。前処理は300〜400℃で実
施され、0.5〜10時間継続することができる。有
利には触媒をニトロソベンゾールの不在下に0.5
〜10時間、有利に1〜3時間、還元剤として使用
される炭化水素又は水素中で、300〜400℃の温度
で加熱することにより前処理する。 本発明方法は、原発明方法のように、250〜450
℃の範囲内の温度で有利に320〜410℃の温度で実
施する。この場合、使用される触媒及び炭化水素
の種類はあまり重要ではない。 一般に、該方法は大気圧で、即ち気相で実施さ
れる。技術的理由から、僅かに高めた圧力、例え
ば1.5バールまでの圧力で作業するのが屡々有利
である。しかし、反応を15バールまでの高めた圧
力下で実施し、従つて場合によつては液相中で行
なうこともできる。 気相反応の場合には、希釈剤を使用するのが有
利であることが判明した。これには、不活性ガ
ス、例えば二酸化炭素、窒素又は希ガスが適して
いる。 本発明方法は連続的にも不連続的にも実施する
ことができる。例えば、本方法の工業的実施に考
慮される連続的作業法においては、ニトロソベン
ゾールを蒸発させ、場合により予熱し、蒸気状炭
化水素、水蒸気及び場合により不活性ガスと一緒
に反応温度に加熱し、次に触媒と接触させる。こ
の方法は、有利に、ガス混合物を管状反応器中で
並流かもしくは向流で触媒床上に導くか又は触媒
床に通す方法で行なわれる。この場合、常用の固
定床−又は流動床法を使用することができる。ガ
スの流速は所望の接触時間に適合させる。ニトロ
ソベンゾールの引続く反応を抑制するために、で
きるだけ短い接触時間を維持し、従つて殊に流動
床法を使用する場合には高い流速を維持する。一
般に、接触時間は0.2〜40秒の範囲内にあり、有
利に0.5〜10秒である。 反応混合物の後処理は、簡単な方法で触媒の後
方で反応混合物を急冷することにより行なわれ
る。この場合、水を別個の液相として分離する。
水は簡単に分離でき、新しい水と一緒に再び新た
に使用することができる。ニトロソベンゾール、
未反応のニトロソベンゾールならびに副生成物ア
ニリン、アゾ−及びアゾキシベンゾールは有機相
として分離する。ニトロソベンゾールをこの有機
相から分留により得ることができる。 触媒の前処理の場合には有利に、触媒をその乾
繰後に、反応器に移し、ここで約2時間、空気遮
断下に、約400℃で上記の炭化水素又は水素で処
理し、次に徐々にニトロソベンゾールを供給する
ことにより実施される。一週間の連続的作業後に
徐々に生じる触媒の活性減少は、反応器の運転
中、反応温度を保持しながら、ニトロソベンゾー
ル−及び水蒸気供給を一時的に停止し、この方法
で触媒を数時間、純粋な炭化水素ないしは水素で
洗うことにより再び容易にもとに戻すことができ
る。 例1 (触媒調製) 触媒の担体として、直径0.8〜1.2mmを有するα
−酸化アルミニウム小球を使用した。このものを
硝酸塩と、硝酸マンガンとの混合物(モル比
Pb/Mn=1:2)の水溶液で含浸し、真空中
120℃で乾燥した。引続き、触媒を反応器中に装
入し、そこで400℃で2時間メタンで処理する。 例 2 例1により新しく調製されたPb/Mn−触媒16
cm3が1mmの小球の形で存在している内径1cmを有
する長さ約50cmのガラス管を通して、343℃に予
熱されたニトロソベンゾール、メタン及び水から
なるガス混合物を連続的に導入した。導入量はニ
トロベンゾール19.1g/h(0.155モル)、メタン
40N/h(1.79モル)及び水4g/h(0.222モ
ル)であつた。電気の加熱装置により実際に343
℃に等温保持された反応管から出た後、反応混合
物を水冷式冷却器中で室温に冷却し、かつ難揮発
性成分を分離した。 これらの条件下で1時間後に、23%のニトロソ
ベンゾール変換率が得られ、その際94%の選択率
でニトロソベンゾールが生成した。残り6%は、
アゾキシベンゾール、アゾベンゾール及びアニリ
ンからなつていた。 例3 (比較例) 例2と同じ条件下に、但しガス気流中に水なし
で反応を実施した場合には、同じ高い95%の選択
率において僅か7%のニトロソベンゾール変換率
しか得られなかつた。 例 4 例2に記載した反応器に、330℃で、ニトロソ
ベンゾール、ベンゾール、水及び窒素からなるガ
ス混合物を導通した。装入量はニトロソベンゾー
ル18g/h(0.146モル)、ベンゾール8g/h
(0.103モル)、水8g/h(0.444モル)及び窒素
50N/h(2.23モル)であつた。1時間後に、
ニトロソベンゾールの変換率17%が生じ、その際
96%の選択率でニトロソベンゾールが生成した。 例5 (比較例) 例4と同じ条件下で、但しガス気流中に水なし
で反応を実施した場合には僅か6%のニトロソベ
ンゾール変換率しか得られず、その場合96%の選
択率でニトロソベンゾールが生成した。 例 6〜9 長さ465cm及び内径33.5mmを有するVA−鋼製反
応器中に、例1により新しく調製した、3mm小球
のα−Al2O3担体上に担持させたPb/Mn−触媒
380cm3を充填した。触媒を、まずメタン気流中で
400℃で2時間活性化した。次に、反応器中の温
度を300℃に下げ、蒸発器を経て300℃でニトロソ
ベンゾール136g/h(1.1モル)及び水8g/h
(0.44モル)を配量した。循環ポンプでガス500
/hを反応器に通し、メタン32.5N/H(1.45
モル)を混合弁を介して配量した。ガス状反応混
合物を冷却器中で凝縮させ、連続的に取り出し、
ニトロソベンゾール、ニトロソベンゾール、アニ
リン、アゾ−及びアゾキシベンゾールの含量を調
べた。 表に、ニトロソベンゾールに関する変換率及び
選択率を反応時間と関連して挙げた。
【表】
例 10〜13
例6〜9に記載した反応器(3mm小球のα−
Al2O3担体に担持させた新しく調製せるPb−Mn
触媒380cm3を充填)中で、ニトロソベンゾールを
種々の量の水の存在下にニトロソベンゾールに変
換させた。反応温度は320℃であつた。ニトロソ
ベンゾール136g/h(1.1モル)及び、不断にメ
タン32.5N/h(1.45モル)を加えた循環ガス
500/hを配量した。 水は例6〜9で記載したように配量した。ガス
状反応混合物を凝縮させ、そのニトロソベンゾー
ル、ニトロソベンゾール、アニリン、アゾ−及び
アゾキシベンゾールの含量を調べた。 表には、ニトロソベンゾールに関する変換率及
び選択率を水配量と関連して挙げた。比較のため
に、例10では水添加なしの測定を記載した。
Al2O3担体に担持させた新しく調製せるPb−Mn
触媒380cm3を充填)中で、ニトロソベンゾールを
種々の量の水の存在下にニトロソベンゾールに変
換させた。反応温度は320℃であつた。ニトロソ
ベンゾール136g/h(1.1モル)及び、不断にメ
タン32.5N/h(1.45モル)を加えた循環ガス
500/hを配量した。 水は例6〜9で記載したように配量した。ガス
状反応混合物を凝縮させ、そのニトロソベンゾー
ル、ニトロソベンゾール、アニリン、アゾ−及び
アゾキシベンゾールの含量を調べた。 表には、ニトロソベンゾールに関する変換率及
び選択率を水配量と関連して挙げた。比較のため
に、例10では水添加なしの測定を記載した。
【表】
追加の関係
原発明である特願昭第53−035968号(特公昭63
−57417号、特許第1515304号)は、ニトロソベン
ゾールの接触還元によつてニトロソベンゾールを
製造する方法において、還元剤として脂肪族、脂
環式、オレフイン性又は芳香族炭化水素を使用す
ることを特徴とするニトロソベンゾールの製造法
法に関する。 これに対して、本発明は前記原発明のニトロソ
ベンゾールの製造法法において、還元をニトロソ
ベンゾール1モルにつき水0.05〜4モルの存在下
に実施するもので、原発明の構成に欠くことので
きない事項の全部を、その構成に欠くことのでき
ない事項の主要部としている発明であつて、原発
明と同一の目的を達成するものであるから、原発
明に対して特許法第31条第1号の追加の発明の要
件を具備するものである。
−57417号、特許第1515304号)は、ニトロソベン
ゾールの接触還元によつてニトロソベンゾールを
製造する方法において、還元剤として脂肪族、脂
環式、オレフイン性又は芳香族炭化水素を使用す
ることを特徴とするニトロソベンゾールの製造法
法に関する。 これに対して、本発明は前記原発明のニトロソ
ベンゾールの製造法法において、還元をニトロソ
ベンゾール1モルにつき水0.05〜4モルの存在下
に実施するもので、原発明の構成に欠くことので
きない事項の全部を、その構成に欠くことのでき
ない事項の主要部としている発明であつて、原発
明と同一の目的を達成するものであるから、原発
明に対して特許法第31条第1号の追加の発明の要
件を具備するものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ニトロベンゾールの還元に公知の触媒の存在
下に250〜450℃で、かつ還元剤として炭素原子数
1〜10を有する飽和脂肪族炭化水素、エチレン、
プロピレン、炭素原子数4〜12を有する脂環式炭
化水素、ベンゾール、トルオール、エチルベンゾ
ール、イソプロピルベンゾール、p−キシロール
又はナフタリンの使用下に、ニトロベンゾールの
還元によるニトロソベンゾールの製造法におい
て、還元をニトロベンゾール1モルにつき水0.05
〜4モルの存在下に実施することを特徴とするニ
トロソベンゾールの製造法。 2 ニトロベンゾール1モルにつき水量0.1〜2
モルである、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 還元を不活性ガスの存在下で、殊に一酸化炭
素、窒素又は希ガスの存在下で実施する、特許請
求の範囲第1項又は第2項記載の方法。 4 ニトロベンゾールの不在下で0.5〜10時間、
還元剤として使用される炭化水素中又は水素中で
300〜400℃の温度で加熱することにより前処理さ
れた触媒を使用する、特許請求の範囲第1項〜第
3項のいずれか1項に記載の方法。 5 前処理を1〜3時間実施する、特許請求の範
囲第4項記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE2933314A DE2933314C2 (de) | 1979-08-17 | 1979-08-17 | Verfahren zur Herstellung von Nitrosobenzol |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5630951A JPS5630951A (en) | 1981-03-28 |
| JPH0215528B2 true JPH0215528B2 (ja) | 1990-04-12 |
Family
ID=6078655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11276780A Granted JPS5630951A (en) | 1979-08-17 | 1980-08-18 | Manufacture of nitrosobenzol |
Country Status (15)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4314089A (ja) |
| JP (1) | JPS5630951A (ja) |
| BE (1) | BE884662R (ja) |
| BR (1) | BR8005079A (ja) |
| CA (1) | CA1132614A (ja) |
| CS (1) | CS219286B4 (ja) |
| DD (1) | DD152541A6 (ja) |
| DE (1) | DE2933314C2 (ja) |
| ES (1) | ES494254A0 (ja) |
| FR (1) | FR2463764A2 (ja) |
| GB (1) | GB2056453B (ja) |
| IT (1) | IT1145699B (ja) |
| NL (1) | NL8004281A (ja) |
| PL (1) | PL124384B3 (ja) |
| RO (1) | RO79970A7 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6039769A (ja) * | 1983-08-12 | 1985-03-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 構成電池 |
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|---|---|---|---|---|
| US3504035A (en) * | 1966-07-01 | 1970-03-31 | American Cyanamid Co | Process for preparing aromatic amines from aromatic nitro compounds |
| GB1203698A (en) * | 1967-11-24 | 1970-09-03 | Ici Ltd | Process for the reduction of aromatic nitro compounds |
| GB1396936A (en) * | 1972-09-14 | 1975-06-11 | Ici Ltd | Reduction process |
| DE2713602C3 (de) * | 1977-03-28 | 1980-03-20 | Akzo Gmbh, 5600 Wuppertal | Verfahren zur Herstellung von Nitrosobenzol |
-
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- 1979-08-17 DE DE2933314A patent/DE2933314C2/de not_active Expired
-
1980
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- 1980-07-15 CS CS805015A patent/CS219286B4/cs unknown
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- 1980-08-13 DD DD80223306A patent/DD152541A6/de unknown
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- 1980-08-14 ES ES1980494254A patent/ES494254A0/es active Granted
- 1980-08-16 PL PL1980226287A patent/PL124384B3/pl unknown
- 1980-08-18 JP JP11276780A patent/JPS5630951A/ja active Granted
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| ES8104984A2 (es) | 1981-04-01 |
| RO79970A7 (ro) | 1983-02-01 |
| PL124384B3 (en) | 1983-01-31 |
| BR8005079A (pt) | 1981-02-24 |
| DE2933314C2 (de) | 1985-11-07 |
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| NL8004281A (nl) | 1981-02-19 |
| IT1145699B (it) | 1986-11-05 |
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| RO79970B1 (ro) | 1983-01-30 |
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| IT8049462A0 (it) | 1980-08-11 |
| ES494254A0 (es) | 1981-04-01 |
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| PL226287A3 (ja) | 1981-03-27 |
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| GB2056453A (en) | 1981-03-18 |
| US4314089A (en) | 1982-02-02 |
| CA1132614A (en) | 1982-09-28 |
| FR2463764A2 (fr) | 1981-02-27 |
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