JPH02160543A - 複層被膜 - Google Patents

複層被膜

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JPH02160543A
JPH02160543A JP29816989A JP29816989A JPH02160543A JP H02160543 A JPH02160543 A JP H02160543A JP 29816989 A JP29816989 A JP 29816989A JP 29816989 A JP29816989 A JP 29816989A JP H02160543 A JPH02160543 A JP H02160543A
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JP
Japan
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group
coating
layer coating
epoxycyclohexyl
curing
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Application number
JP29816989A
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English (en)
Inventor
Takashi Taniguchi
孝 谷口
Jiro Mio
実生 治郎
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は各種基材上に形成される被膜であってとくに表
面硬度、反射防止性、透明性、耐久性、耐衝撃性の改良
された複層被膜に関するものである。
[従来技術] 各種基材の保護、外観品質向上、表面機能付与に関し、
各種の被覆材を基材上にコーティングすることにより問
題を解決しようとする方法がこれまで広く行われており
その材料、コーティング方法に関し種々の提案がある。
一方かかる被覆材が静電気を帯電し、しばしば不都合を
生じる。例えばほこりが付着することによる汚れ易さ、
低湿度時における人体接触時の不快な電気火花、とくに
帯電による計器類、電子機器などにおける故障原因が挙
げられる。
これらの解決法と1.では、これまで各種の提案がなさ
れてきた。例えば界面活性剤などの制電性物質の被覆材
への添加、被覆材への塗布があるが、これらの帯電防止
性は一時的でありとくに被覆材へ添加した場合は被覆材
の耐水性を低下させるなどの悪影響がある。その他帯電
防止性を有する塗膜で高硬度のものなどの提案(特開昭
54−109084号)もあるがこれらは最外層に主と
して帯電防止性を付与するためにその他の性能とのバラ
ンスの選択が困難である。
また、シリカゾルを被膜成分として含有せしめたハード
コート組成物についても特開昭53−111336号公
報に開示されている。しかし、これでは充分な反射防止
性が得られなかった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は各種の表面特性を有する被膜を広範囲に
選択することができ、とくに表面硬度、反射防止性、耐
久性、透明性、耐衝撃性などに優れ、さらに好ましくは
帯電防止性にも優れた複層被膜を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は下層被膜が下記成分Aを含有する組成物の硬化
によって得られるものであり、上層被膜が厚さ0.01
μm〜10μmの被膜であることを特徴とする複層被膜
をその構成とするものである。
A、平均粒子径1〜200mμのシリカゾル。
および。
一般式R2R3bS i  (OR’ )4−i−b4
−れる有機ケイ素化合物および/またはその加水分解物
。
ここでR2、R3は各々アルキル基、アルケニル基、ア
リル基、またはハロゲン基、エポキシ基、アミノ基、メ
ルカプト基、メタクリルオキシ基ないしシアノ基を有す
る炭化水素基、R4は炭素数が1〜8のアルキル基、ア
リル基、アルコキシアルキル基、アシル基であり、aお
よびbは0または1であり、かつa+bは1または2で
ある。
ここで本発明でいう成分Aとして示された平均粒子径1
〜200mμのシリカゾルは、周知の方法で製造市販さ
れており、平均粒子径1〜200mμのシリカを用いる
ことが必要であり、とくに5〜80mμのシリカが好ま
しく用いられる。とくに上層との接着性、硬度あるいは
耐久性の向上に有効であり、一般に高分子量無水ケイ酸
を水またはアルコールなどの親水性溶媒に分散させたコ
ロイド溶液として用いられるものである。
また成分Aには、上記シリカゾルとともに一般式R2R
3Si (OR4)   4−れるa   b    
    4−a−b 有機ケイ素化合物および/またはその加水分解物が含有
される。
ここでR2、R3は各々アルキル基、アルケニル基、ア
リル基、またはハロゲン基、エポキシ基、アミノ基、メ
ルカプト基、メタクリルオキシ基ないしシアノ基を有す
る炭化水素基、R4は炭素数が1〜8のアルキル基、ア
ルコキシアルキル基、アシル基であり、aおよびbはO
または1であり、かつa+bは1または2である。
かかる化合物の例としては、メチルトリメトキシシラン
、メチルトリエトキシシラン、メチルトリプロポキシシ
ラン、メチルトリメトキシエトキシシラン、メチルトリ
アセトキシシラン、メチルトリブトキシシラン、エチル
トリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、ビニ
ルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビ
ニルトリアセトキシシラン、ビニルトリメトキシエトキ
シシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリ
エトキシシラン、フェニルトリアセトキシシラン、γ−
クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピ
ルトリエトキシシラン、γ−クロロプロピルトリアセト
キシシラン、3.3.3−4−リフロロプロピルトリメ
トキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキ
シシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ
−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−メルカプト
プロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピル
トリメトキシエトキシシラン、γ−メルカプトプロピル
トリエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−
アミノプロピルトリメトキシシラン、β−シアノエチル
トリエトキシシラン、メチルトリフエノキシシラン、ク
ロロメチルトリメトキシシラン、クロロメチルトリエト
キシシラン、グリシトキシメチルトリメトキシシラン、
グリシドキシメチルトリエトキシシラン、α−グリシド
キシエチルトリメトキシシラン、α−グリシドキシエチ
ルトリエトキシシラン、β−グリシドキシエチルトリメ
トキシシラン、β−グリシドキシエチルトリエトキシシ
ラン、α−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、
α−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、β−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシラン、β−グリシド
キシプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピル
トリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリプ
ロボキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリブトキ
シシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシエト
キシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリフエノキシ
シラン、α−グリシドキシブチルトリメトキシシラン、
α−グリシドキシブチルトリエトキシシラン、β−グリ
シドキシブチルトリメトキシシラン、β−グリシドキシ
ブチルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシブチルト
リメトキシシラン、γ−グリシドキシブチルトリエトキ
シシラン、δ−グリシドキシブチルトリメトキシシラン
、δ−グリシドキシブチルトリエトキシシラン、(3,
4−エポキシシクロヘキシル)メチルトリメトキシシラ
ン、(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチルトリエ
トキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル
)エチルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシ
シクロヘキシル)エチルトリエトキシシラン、β−(3
,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリプロポキシ
シラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチ
ルトリプトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロ
ヘキシル)エチルトリメトキシエトキシシラン、β−(
3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリフエノキ
シシラン、γ−(3,4−エポキシシクロヘキシル)プ
ロピルトリメトキシシラン、γ−(3,4−エポキシシ
クロヘキシル)プロピルトリエトキシシラン、β−(3
,4−エポキシシクロヘキシル)ブチルトリメトキシシ
ラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)ブチル
トリエトキシシランなどのトリアルコキシシラン、トリ
アジルオキシシランまたはトリフエノキシシラン類また
はその加水分解物およびジメチルジメトキシシラン、フ
ェニルメチルジメトキシシラン、ジメチルジェトキシシ
ラン、フェニルメチルジェトキシシラン、γ−クロロプ
ロピルメチルジメトキシシラン、γ−クロロプロピルメ
チルジェトキシシラン、ジメチルジアセトキシシラン、
γ−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、
γ−メタクリロキシプロピルメチルジェトキシシラン、
γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、γ−
メルカプトプロピルメチルジェトキシシラン、γ−アミ
ノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−アミノプロピ
ルメチルジェトキシシラン、メチルビニルジメトキシシ
ラン、メチルビニルジェトキシシラン、グリシドキシメ
チルメチルジメトキシシラン、グリシドキシメチルメチ
ルジェトキシシラン、α−グリシドキシエチルメチルジ
メトキシシラン、α−グリシドキシエチルメチルジェト
キシシラン、β−グリシドキシエチルメチルジメトキシ
シラン、β−グリシドキシエチルメチルジェトキシシラ
ン、α−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン
、α−グリシドキシプロピルメチルジェトキシシラン、
β−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、β
−グリシドキシプロピルメチルジェトキシシラン、γ−
グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−グ
リシドキシプロピルメチルジェトキシシラン、γ−グリ
シドキシプロピルメチルジプロポキシシラン、γ−グリ
シドキシプロピルメチルジブトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロピルメチルジメトキシエトキシシラン、γ−
グリシドキシプロピルメチルジフェノキシシラン、γ−
グリシドキシプロビルメチルジアセトキシシラン、γ−
グリシドキシプロピルエチルジメトキシシラン、γ−グ
リシドキシプロピルエチルジェトキシシラン、γ−グリ
シドキシプロピルビニルジメトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロピルビニルジェトキシシラン、γ−グリシド
キシプロピルフエニルジメトキシシラン、γ−グリシド
キシプロピルフエニルジエトキシシランなどジアルコキ
シシランまたはジアシルオキシシラン類がその例である
。
かかる下層被膜形成性組成物は基材に塗布され、加熱硬
化される。膜厚は10mμ〜4μmの間が好ましく、そ
れより厚いと被膜にクラックが発生するなどの問題が生
じ、また薄いと制電性の発現が不十分である。また下層
被膜のみでは爪などによる摩擦で容易に傷が発生しやす
いなどの問題があり、著しく耐久性に乏しいものである
。
下層被膜の上に塗布される上層被膜としては0゜01μ
m〜10μmの膜厚で所期の塗膜性能を発現する物質で
あれば良いのであるが各種アクリル樹脂、ウレタン樹脂
、エポキシ樹脂などが耐久性、美観、着色性などの観点
から好ましく、表面硬度を付与する目的には、一般式 %式% (ただし、lは1〜3、R5は炭素数1〜6のアルキル
基、アルコキシアルキル基、またはアリル基、Reはエ
ポキシ基を有する炭素数10以下の有機基、R7は炭素
数1〜6のアルキル基、ビニール基、またはアリール基
である)で示される有機ケイ素化合物の加水分解物が好
ましい。これらの有機ケイ素化合物の具体的な代表例と
しては、グリシドキシメチルトリメトキシシラン、グリ
シドキシメチルトリエトキシシラン、α−グリシドキシ
エチルトリメトキシシラン、α−グリシドキシエチルト
リエトキシシラン、β−グリシドキシエチルトリメトキ
シシラン、β−グリシドキシエチルトリエトキシシラン
、α−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、α−
グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、β−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン、β−グリシドキシ
プロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリ
エトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリプロポ
キシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリブトキシシ
ラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシエトキシ
シラン、γ−グリシドキシプロピルトリフエノキシシラ
ン、α−グリシドキシブチルトリメトキシシラン、α−
グリシドキシブチルトリエトキシシラン、β−グリシド
キシブチルトリメトキシシラン、β−グリシドキシブチ
ルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシブチルトリメ
トキシシラン、γ−グリシドキシブチルトリエトキシシ
ラン、δ−グリシドキシブチルトリメトキシシラン、δ
−グリシドキシブチルトリエトキシシラン、(3,4−
エポキシシクロヘキシル)メチルトリメトキシシラン、
(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチルトリエトキ
シシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エ
チルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシク
ロヘキシル)エチルトリエトキシシラン、β−(3,4
−エポキシシクロヘキシル)エチルトリプロポキシシラ
ン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リブトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキ
シル)エチルトリメトキシエトキシシラン、β−(3,
4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリフエノキシシ
ラン、γ−(3,4−エポキシシクロヘキシル)プロピ
ルトリメトキシシラン、γ−(3゜4−エポキシシクロ
ヘキシル)プロピルトリエトキシシラン、δ−(3,4
−エポキシシクロヘキシル)ブチルトリメトキシシラン
、δ−(3,4−エポキシシクロヘキシル)ブチルトリ
エトキシシラン、グリシドキシメチルメチルジメトキシ
シラン、グリシドキシメチルメチルジェトキシシラン、
α−グリシドキシエチルメチルジメトキシシラン、α−
グリシドキシエチルメチルジェトキシシラン、β−グリ
シドキシエチルメチルジメトキシシラン、β−グリシド
キシエチルメチルジェトキシシラン、α−グリシドキシ
プロビルメチルジメトキシシラン、α−グリシドキシプ
ロピルメチルジェトキシシラン、β−グリシドキシプロ
ピルメチルジメトキシシラン、β−グリシドキシプロピ
ルメチルジェトキシシラン、γ−グリシドキシプロピル
メチルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメ
チルジェトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチ
ルジプロポキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチ
ルジプトキシシラン、γ−グリシドキシプロビルメチル
ジメトキシエトキシシラン、γ−グリシドキシプロビル
メチルジフェノキシシラン、γ−グリシドキシプロビル
エチルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルエ
チルジェトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルビニ
ルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルビニル
ジェトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルフエニル
ジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルフエニル
ジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルジメチル
モノメトキシシラン、γ−グリシドキシプロビルジメチ
ルモノエトキシシランなどが挙げられる。
これらの中でγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−グリシドキシプロビルトリエトキシシラン、
γ−グリシドキシプロピルトリプロポキシシラン、γ−
グリシドキシプロピルトリブトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシエトキシシラン、γ−グリ
シドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−グシリ
ドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−グリシド
キシプロビルメチルジプロポキシシラン、γ−グリシド
キシプロピルメチルジブトキシシラン、γ−グリシドキ
シプロピルメチルジメトキシエトキシシラン、β−(3
,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシ
ラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチル
トリエートキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロ
ヘキシル)エチルトリプロポキシシラン、β−(3,4
−エポキシシクロヘキシル)エチルトリブトキシシラン
、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリ
ットキシエトキシシランのエポキシ基含有有機ケイ素化
合物の加水分解物が本発明にとくに有効である。
これらの有機ケイ素化合物はキュア温度を下げ、硬化を
より進行させるために加水分解して使用する。加水分解
は純水または塩酸、酢酸あるいは硫酸などの酸性水溶液
を添加、撹拌することによって製造される。さらに純水
、あるいは酸性水溶液の添加量を調節することによって
加水分解の度合をコントロールすることも容易に可能で
ある。加水分解に際しては、アルコキシ基と等モル以上
、3倍モル以下の純水または酸性水溶液の添加が硬化促
進の点で特に好ましい。
加水分解に際しては、アルコール等が生成してくるので
無溶媒で加水分解することが可能であるが、加水分解を
さらに均一に行なう目的で有機ケイ素化合物と溶媒を混
合した後、加水分解を行うことも可能である。また目的
に応じて加水分解後のアルコール等を加熱および/また
は減圧下に適当量除去して使用することも可能であるし
、その後に適当な溶媒を添加することも可能である。こ
れらの溶媒としてはアルコール、エステル、エーテル、
ケトン、ハロゲン化炭化水素あるいはトルエン、キシレ
ンなどの芳香族炭化水素などの溶媒が挙げられる。また
これらの溶媒は必要の応じて2種以上の混合溶媒として
使用することも可能である。また、目的に応じて加水分
解反応を促進し、さらに予備縮合等の反応を進めるため
に室温以上に加熱することも可能であるし、予備縮合を
抑えるために加水分解温度を室温以下に下げて行うこと
も可能であることは言うまでもない。
また同様の目的で硬化触媒、硬化促進剤、架橋剤等の添
加も可能であり、これらの例としてはアルミニウムアル
コキシド、アルミニウムアセチルアセトネートなどのア
ルミニウム化合物、その他の金属錯化合物、イミダゾー
ル、有機酸無水物、各種アミン化合物などのエポキシ樹
脂硬化剤などが使用可能である。
さらに本発明において帯電防止性を高からしめる目的に
好適な例としては各種ケイ素のテトラアルコキシドおよ
びその縮重合物の加水分解物が挙げられる。具体的な例
としてはメチルシリケート、エチルシリケート、n−プ
ロピルシリケート、i−プロピルシリケート、n−ブチ
ルシリケート、t−ブチルシリケート、i−ブチルシリ
ケートなどがある。
またこれらの上層被膜を形成するコーティング組成物は
、その目的に応じて二種以上混合して使用することも可
能である。
本発明は上記例にあるような上層被膜形成性組成物を適
当な溶剤に溶解または分散し、コーティング組成物とし
て成分Aからなる下履被膜上に塗布して用いられる。被
膜の厚みは0.01μm〜10μm1好ましくは0.0
2μm〜5μmとすることが適当である。すなわち、こ
れより厚くなると帯電防止性の向上が認められなくなる
。また薄いと十分な表面硬度が得られなくなるなどの問
題が生じる傾向にある。上層被膜は上記の条件を満たす
場合は2層以上から成ることもできる。
また本発明の方法に於いて、成分Aを含有する複層被膜
およびその上にコーティングする上層被膜の厚み、材質
を適当に選択することによって、表面硬度、耐久性等の
向上の他に、基材の反射防止のみならず、反射増加の機
能を付与することも可能である。塗布された各種のコー
ティング組成物は段階的に加熱硬化および/または乾燥
することもできるし、下層の塗膜を予備硬化および/ま
たは乾燥した後、上層をコーティングし、加熱硬化およ
び/または乾燥することも可能である。加熱方法として
は熱風、赤外線などで行うことが可能である。また加熱
温度は適用される基材および使用されるコーティング組
成物によって決定されるべきであるが、通常は50〜2
50℃、より好ましくは60〜200℃が使用される。
下層塗膜での場合これより低温では硬化または乾燥が不
十分であり、またこれより高温になると熱分解などが起
って黄変などの問題点を生ずる。
上層被膜にあっては硬化性官能基、例えば重合、もしく
はプレポリマー中の2重結合などを利用して紫外線、電
子線、γ線などの放射線を用いて硬化させることもでき
る。
また、本発明の成分Aには下記一般式 %式%() で示される化合物、その加水分解物および/またはこれ
らの縮重合したオリゴマないしポリマを添加することが
可能である。
ここでMはTi (IV)、Si (IV)、Zr (
TV)、m+nは1〜4の整数、m、nは各々0.1.
2.3または4、RおよびR′は炭素数1〜10のアル
キル基、アルコキシアルキル基、またはアシル基、Xは
M ’ COCH2COM 2およびM3C0CH2C
00M’からなる群から選ばれた化合物から生ずる配位
子(ここでM’ 、M2 、M3およびM4は炭素数6
以下のアルキル基)である。
かかるチタニウム、ケイ素およびジルコニウムの化合物
はこれらのアルコキシド、カルボン酸塩および/または
キレート化合物であって、これらの化合物は下層被膜形
成組成物中に被膜形成成分中にM 02に換算して10
.0重量%以上含有するに必要な置台まれていることが
好ましい。(ここでMは先に定義した4価の元素を示す
)。
これらの量を含有することにより、充分な帯電防止性を
示すことが可能となる。
前記一般式で示される化合物の具体例としては例えば、
チタンテトラエトキシド、チタンテトラ−i−プロポキ
シド、チタンテトラ−n−プロポキシド、チタンテトラ
−n−ブトキシド、チタンテトラ−5ee−ブトキシド
、チタンテトラ−tert−ブトキシド、アルミニウム
トリエトキシド、アルミニウムトリーミープロポキシド
、アルミニウムトリブトキシド、ジルコニウムテトラエ
トキシド、ジルコニウムテトラ−i−プロポキシド、ジ
ルコニウムテトラ−n−プロポキシド、ジルコニウムテ
トラ−n−ブトキシド、ジルコニウムテトラ−5ee−
ブトキシド、ジルコニウムテトラ−1er1−ブトキシ
ド、メチルシリケート、エチルシリケート、n−プロピ
ルシリケート、i−プロピルシリケート、n−ブチルシ
リケート、5ec−ブチルシリケートおよびt−ブチル
シリケートなどのアルコレート化合物、ジ−イソプロポ
キシチタニウムビスアセチルアセトネート、ジブトキシ
チタニウムビスアセチルアセトネート、ジ−エトキシチ
タニウムビスアセチルアセトネート、トリーn−ブトキ
シジルコニウムモノエチルアセトアセテート、ジルコニ
ウムモノブトキシトリスアセチルアセトネート、ジルコ
ニウムジブトキシビスアセチルアセトネート、ジルコニ
ウムトリブトキシアセチルアセトネート、ジルコニウム
モノブトキシトリスエチルアセトアセテート、ジルコニ
ウムブトキシビスエチルアセトアセテートなどのキレー
ト化合物などが挙げられる。
本発明の基材としては、特に限定されるものではないが
、液状コーティングの観点から、ガラス、プラスチック
材料がと(に有効な結果を与える。
上記のプラスチック材料としてはポリメチルメタクリレ
ートおよびその共重合体、ポリカーボネート、ジエチレ
ングリコールビスアリルカーボネート(CR−39)、
ポリエステルとくにポリエチレンテレフタレート、およ
び不飽和ポリエステル、アクリロニトリル−スチレン共
重合体、塩化ビニル、ポリウレタン、エポキシ樹脂など
が好ましい。
また、ガラスにも好ましく用いることができる。
さらに被覆材料で被覆された上記のプラスチック、ガラ
スなどの基材にも好ましく適用できる。
とくに本発明の下層被膜のさらに下層にある被膜材料に
よって付着性、硬度、耐薬品性、耐久性、発色性などの
諸物性を向上させることができる。
さらにこれらのコーティング組成物中には塗布作業性を
向上させるための平滑性、消泡剤、被膜改良剤としての
紫外線吸収剤、酸化防止剤の他、防曇性を付与する意味
で各種の界面活性剤などの添加剤を用いることができる
。また塗布作業にあたっではこれらの組成物は通常揮発
性溶媒に希釈して塗布される。溶媒°として用いられる
ものは、とくに限定されないが、使用にあたっては組成
物の安定性、基材に対する濡れ性、揮発性などを考慮し
て決められるべきである。また溶媒は1種のみならず2
種以上の混合物として用いることも可能である。
これらの溶剤の中には、とくに下層被膜形成性のコーテ
ィング組成物の安定化に有用なものもあり、例えば炭素
数8以下のアルコール類、エチレングリコールないしは
ジエチレングリコールのモノアルキルエーテル類、アセ
チルアセトンなどのジケトン類、アセト酢酸エチルなど
のケトエステル類などがとくにチタン、ジルコニウムな
どのアルコキシド、キレート化合物に対して有効である
。
ここでコーティング組成物とは通常の塗布作業が適用で
きる範囲の粘度を有する組成物であって適用温度で10
ポイズ以下、好ましくは1ポイズ以下のものが用いられ
る。すなわち、これより高い粘度を有するコーティング
組成物は、均一な被膜を得ることが困難である。塗布方
法としては通常のコーティング作業で用いられる方法が
可能であるが薄膜の膜厚コントロールの観点からはカー
テンフロー塗装、浸漬塗装、スピン塗装などが好ましい
、。
これらの材料は、眼鏡、カメラなどの光学用レンズ、各
種表示装置用カバーとくにCRT用前面前面板装鉄板な
どにその効果を発揮する。
また各種の塗布にあたっては各種の化学処理、たとえば
熱水浸漬、溶媒浸漬、酸化還元剤処理、酸、アルカリ処
理など、物理処理、例えば低温プラズマ処理、コロナ放
電処理、紫外線照射などを各々と接する層に適用するこ
とで付着性、ぬれ性を向上させることもできる。
[実施例] 以下実施例により本発明の詳細な説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。
実施例1 (1)下層コーティング組成物の調製 (a)  γ−グリシドキシプロピルメチルジェトキシ
シラン加水分解物の調製 γ−グリシドキシプロピルメチルジェトキシシラン50
gを撹拌下で液温を10℃にコントロールしながら0.
05規定塩酸水溶液7.3gを滴下混合して、加水分解
物を得た。
(b) コーティング組成物の調製 前記(1)、  (a)で調製した加水分解物を1゜6
g1メタ−ノール分散コロイド状シリカ5g1メチルイ
ソブチルケトン182.5gおよびアルミニウムアセチ
ルアセトネート0.13gを添加し、均一になるまで撹
拌する。その後、撹拌下でテトラ−n−ブチルチタネー
ト10.8gを添加してコーティング組成物を得た。
■ 上層コーティング組成物の調製 前記(1)(a)で調製した加水分解物29.4g。
シリコーン系界面活性剤0.23g、n−プロピルアル
コール419.5gおよびアルミニウムアセチルアセト
ネー)0.9gを添加し、均一になるまで十分撹拌して
コーティング組成物を得た。
■) 塗布およびキュア まず前項(1)で調製したコーティング組成物を用いて
、カセイソーダ水溶液に浸漬後、洗浄したジエチレング
リコールビスアリルカーボネート重合体レンズ(直径7
5閲、厚み2. 1mm、 CR−39プラルンズ)に
浸漬法で塗布した。塗布条件は引き上げ速度10cm/
分であり、塗布したレンズは80℃の熱風乾燥機で1時
間加熱キュアした。
この後前項■で調製したコーティング組成物を用いて、
下層と同様にして、下層上にコーティングした。塗布し
たレンズは80℃で2時間加熱キュアした。
(4)  試験結果 得られた複層被膜を有するレンズの性能は、下記の方法
に従って試験を行った。結果は、第1表に示す。
(イ)外観 肉眼にてその透明性、着色性、クラックの有無を観察し
た。
(ロ)全光線透過率 5M−3カラーコンピユーター(スガ試験機社製)を用
いて測定した。
(ハ)硬度 #0000のスチールウールを用い複数被膜上をこすり
、傷付き具合を判定した、判定基準は、 A・・・強くこするとわずかに傷が発生するB・・・弱
いこすりで容易に傷が発生する。
仁)密着性 複層被膜上に1mm間隔のCR−39プラルンズに達す
るゴバン目を100個入れて、セロハン粘着テープ(商
品名“セロテープ”ニチバン社製)を強く貼りつけ、9
0度方向に急速にはがし、塗膜剥離の有無を調べた。
(ホ)染色性 赤、青、黄からなる分散染料を用い、93℃15分の条
件で染色を行った。染色性としては(ロ)と同様の装置
を用いて測定した。
(へ)帯電防止性 20℃65%RHの条件下に1晩放置後、複層被膜上に
鹿皮でこすり灰の付着具合で判定した。
A・・・灰が付着しない B・・・灰が付着する [発明の効果] 本発明によって、各種の表面特性を有する被膜を広範囲
に選択することができ、”とくに表面硬度、反射防止性
、耐久性、透明性、耐衝撃性など、さらに好ましくは帯
電防止性にすぐれた複層被膜を提供することができる。
特許出願人 東 し 株 式 会 社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材表面に塗布された複層被膜であって、下層被
    膜が下記成分Aを含有する組成物の硬化によって得られ
    るものであり、上層被膜が厚さ0.01μm〜10μm
    の被膜であることを特徴とする複層被膜。 A、平均粒子径1〜200mμのシリカゾル、および、 一般式R^2_aR^3_bSi(OR^4)_4_−
    _a_−_bで表される有機ケイ素化合物および/また
    はその加水分解物。 ここでR^2、R^3は各々アルキル基、アルケニル基
    、アリル基、またはハロゲン基、エポキシ基、アミノ基
    、メルカプト基、メタクリルオキシ基ないしシアノ基を
    有する炭化水素基、R^4は炭素数が1〜8のアルキル
    基、アルコキシアルキル基、アシル基であり、aおよび
    bは0または1であり、かつa+bは1または2である
    。
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