JPH021705B2 - - Google Patents
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- JPH021705B2 JPH021705B2 JP12439181A JP12439181A JPH021705B2 JP H021705 B2 JPH021705 B2 JP H021705B2 JP 12439181 A JP12439181 A JP 12439181A JP 12439181 A JP12439181 A JP 12439181A JP H021705 B2 JPH021705 B2 JP H021705B2
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- pressure
- brake
- control signal
- pressure chamber
- servo piston
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/17—Using electrical or electronic regulation means to control braking
- B60T8/176—Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS
- B60T8/1761—Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS responsive to wheel or brake dynamics, e.g. wheel slip, wheel acceleration or rate of change of brake fluid pressure
- B60T8/17616—Microprocessor-based systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車輪のロツクを防止するアンチスキツ
ド装置に関する。
ド装置に関する。
従来から、いかなる路面においても、より効果
的でかつ安全なブレーキ作用を行わせるための車
両用のブレーキ装置として、車両用アンチスキツ
ド装置が種々開発されている。これらのアンチス
キツド装置においては、車輪のスキツド状態をコ
ントロールユニツトで評価し、この評価に基いて
車輪ブレーキ装置のブレーキシリンダに供給され
るブレーキ圧力を低下させ、上昇させ、または一
定に保持するようにしており、その一形式とし
て、例えば特公昭52−21663号公報に示されるよ
うに、車輪のスキツド状態を検知して圧力弛め制
御信号を発生するコントロールユニツトと、前記
圧力弛め制御信号を受け、車輪ブレーキ装置のブ
レーキ圧力を低下するアクチユエータとを備え、
当該アクチユエータは、マスタシリンダと車輪ブ
レーキ装置のブレーキシリンダとを連絡する通路
を遮断するカツトバルブと、該カツトバルブとブ
レーキシリンダとの間に設けた圧力室と、ハウジ
ング内部に移動自在に配置され変圧室と常時低圧
源に連通する低圧室とを区画するサーボピストン
と、該サーボピストンの移動により前記カツトバ
ルブを開閉するとともに前記圧力室の容積を増減
させる液圧プランジヤと、前記圧力弛め制御信号
を受けて前記変圧室と前記低圧源との接続位置か
ら前記変圧室と高圧源との接続位置に切換わる電
磁弁と、前記低圧室に設けられ前記カツトバルブ
が開く方向に前記サーボピストンを付勢するばね
とを有してなるものが、知られている。
的でかつ安全なブレーキ作用を行わせるための車
両用のブレーキ装置として、車両用アンチスキツ
ド装置が種々開発されている。これらのアンチス
キツド装置においては、車輪のスキツド状態をコ
ントロールユニツトで評価し、この評価に基いて
車輪ブレーキ装置のブレーキシリンダに供給され
るブレーキ圧力を低下させ、上昇させ、または一
定に保持するようにしており、その一形式とし
て、例えば特公昭52−21663号公報に示されるよ
うに、車輪のスキツド状態を検知して圧力弛め制
御信号を発生するコントロールユニツトと、前記
圧力弛め制御信号を受け、車輪ブレーキ装置のブ
レーキ圧力を低下するアクチユエータとを備え、
当該アクチユエータは、マスタシリンダと車輪ブ
レーキ装置のブレーキシリンダとを連絡する通路
を遮断するカツトバルブと、該カツトバルブとブ
レーキシリンダとの間に設けた圧力室と、ハウジ
ング内部に移動自在に配置され変圧室と常時低圧
源に連通する低圧室とを区画するサーボピストン
と、該サーボピストンの移動により前記カツトバ
ルブを開閉するとともに前記圧力室の容積を増減
させる液圧プランジヤと、前記圧力弛め制御信号
を受けて前記変圧室と前記低圧源との接続位置か
ら前記変圧室と高圧源との接続位置に切換わる電
磁弁と、前記低圧室に設けられ前記カツトバルブ
が開く方向に前記サーボピストンを付勢するばね
とを有してなるものが、知られている。
ところで、この形式のアンチスキツド装置の制
御は以下のようにして行われる。
御は以下のようにして行われる。
即ち、第1に、車輪ブレーキ装置のブレーキシ
リンダのブレーキ圧力を低下させる場合には、コ
ントロールユニツトからの圧力弛め制御信号によ
り電磁弁を切換えて変圧室に高圧気体を導入し、
主ばねの付勢力に抗してサーボピストンおよび液
圧プランジヤを後退させることによりカツトバル
ブを遮断し、更にサーボピストンおよび液圧プラ
ンジヤを後退させて圧力室内の容積を増大してい
る。第2に、ブレーキシリンダのブレーキ圧力を
再上昇させる場合には、コントロールユニツトか
ら発生する圧力込め制御信号により電磁弁を切換
えて変圧室内の高圧気体を低圧源側に排出し、主
ばねの付勢力によりサーボピストンおよび液圧プ
ランジヤを前進させ圧力室内の容積を減少してい
る。また第3に、ブレーキシリンダのブレーキ圧
力を保持させる場合には、コントロールユニツト
からの圧力保持制御信号により電磁弁を切換えて
変圧室への高圧気体の導入および変圧室からの高
圧気体の排出を中断し、圧力室の容積を一定にす
るようにしている。
リンダのブレーキ圧力を低下させる場合には、コ
ントロールユニツトからの圧力弛め制御信号によ
り電磁弁を切換えて変圧室に高圧気体を導入し、
主ばねの付勢力に抗してサーボピストンおよび液
圧プランジヤを後退させることによりカツトバル
ブを遮断し、更にサーボピストンおよび液圧プラ
ンジヤを後退させて圧力室内の容積を増大してい
る。第2に、ブレーキシリンダのブレーキ圧力を
再上昇させる場合には、コントロールユニツトか
ら発生する圧力込め制御信号により電磁弁を切換
えて変圧室内の高圧気体を低圧源側に排出し、主
ばねの付勢力によりサーボピストンおよび液圧プ
ランジヤを前進させ圧力室内の容積を減少してい
る。また第3に、ブレーキシリンダのブレーキ圧
力を保持させる場合には、コントロールユニツト
からの圧力保持制御信号により電磁弁を切換えて
変圧室への高圧気体の導入および変圧室からの高
圧気体の排出を中断し、圧力室の容積を一定にす
るようにしている。
ところで、車両が凍結路面等の低摩擦路面上を
走行中においては、比較的低いブレーキ圧力の作
用によつても車輪はスキツドを起こしロツクに向
うことがあり、圧力弛め制御信号が比較的長く継
続発生する。
走行中においては、比較的低いブレーキ圧力の作
用によつても車輪はスキツドを起こしロツクに向
うことがあり、圧力弛め制御信号が比較的長く継
続発生する。
これは、路面の摩擦係数が小さく、タイヤが路
面から受ける抵抗が小さいために生じる。
面から受ける抵抗が小さいために生じる。
このため、上記形式のアンチスキツド装置にお
いては、液圧プランジヤとサーボピストンが接離
可能なものでは、ブレーキシリンダ内のブレーキ
圧力が零になるまで液圧プランジヤが後退しその
位置に停止しても、依然として変圧室に高圧気体
が供給され、サーボピストンが後退を続けて液圧
プランジヤとサーボピストンとが離れる、所謂サ
ーボピストンのオーバーストロークが起きること
が多く、そのオーバーストロークが一旦起きる
と、車輪の回転回復によりコントロールユニツト
に圧力込め制御信号が発生してサーボピストンが
前進しても、サーボピストンが液圧プランジヤに
当接して前記オーバーストローク分を解消するま
では液圧プランジヤは前進せずブレーキ圧力は上
昇しないため、実質的にブレーキ圧力の弛め過ぎ
となつている。
いては、液圧プランジヤとサーボピストンが接離
可能なものでは、ブレーキシリンダ内のブレーキ
圧力が零になるまで液圧プランジヤが後退しその
位置に停止しても、依然として変圧室に高圧気体
が供給され、サーボピストンが後退を続けて液圧
プランジヤとサーボピストンとが離れる、所謂サ
ーボピストンのオーバーストロークが起きること
が多く、そのオーバーストロークが一旦起きる
と、車輪の回転回復によりコントロールユニツト
に圧力込め制御信号が発生してサーボピストンが
前進しても、サーボピストンが液圧プランジヤに
当接して前記オーバーストローク分を解消するま
では液圧プランジヤは前進せずブレーキ圧力は上
昇しないため、実質的にブレーキ圧力の弛め過ぎ
となつている。
また、液圧プランジヤとサーボピストンとが一
体的に設けられているものでは、ブレーキシリン
ダ内のブレーキ圧力が零になつても依然として変
圧室に高圧気体が供給され、液圧プランジヤとサ
ーボピストンとが後退を続けると、ブレーキシリ
ンダ内のブレーキ圧力が負圧となり、このため、
圧力込め制御信号が電磁弁に伝達されてもまず負
圧を減小させる過程を要し、直ぐにはブレーキ圧
力は上昇しない。
体的に設けられているものでは、ブレーキシリン
ダ内のブレーキ圧力が零になつても依然として変
圧室に高圧気体が供給され、液圧プランジヤとサ
ーボピストンとが後退を続けると、ブレーキシリ
ンダ内のブレーキ圧力が負圧となり、このため、
圧力込め制御信号が電磁弁に伝達されてもまず負
圧を減小させる過程を要し、直ぐにはブレーキ圧
力は上昇しない。
このように上記形式のアンチスキツド装置は、
ブレーキ圧力制御時に実質的にブレーキの弛め過
ぎとなり、制御距離が増大し危険であつた。
ブレーキ圧力制御時に実質的にブレーキの弛め過
ぎとなり、制御距離が増大し危険であつた。
こうした問題を解決しようとするものとして、
切換弁と変圧室とを連絡する通路を液圧プランジ
ヤがサーボピストンから離れる動きにより遮断す
るバルブを設ける例(特開昭47−43673号公報参
照)、カツトバルブのブレーキシリンダ側に負圧
が生ずるとそのブレーキシリンダ側をマスタシリ
ンダ側に連通させるバルブを設ける例(特開昭53
−57369号公報参照)があるが、前者のものにお
いては、切換弁が変圧室を低圧源に連通させるよ
うに切換わつても、バルブはこれを閉弁方向に付
勢するばね力に打勝つ圧力差を生ずるまでは開か
ないため、液圧プランジヤは切換弁の切換に即応
して前進せず、結局上記の問題を確実に解決する
ことができない。また、後者のものにおいては、
マスタシリンダ側の作動液がブレーキシリンダ側
に負圧がなくなるまで供給されるため、マスタシ
リンダの操作量が不意に大きくなり運転者に不安
感がいだかせるという欠点がある。
切換弁と変圧室とを連絡する通路を液圧プランジ
ヤがサーボピストンから離れる動きにより遮断す
るバルブを設ける例(特開昭47−43673号公報参
照)、カツトバルブのブレーキシリンダ側に負圧
が生ずるとそのブレーキシリンダ側をマスタシリ
ンダ側に連通させるバルブを設ける例(特開昭53
−57369号公報参照)があるが、前者のものにお
いては、切換弁が変圧室を低圧源に連通させるよ
うに切換わつても、バルブはこれを閉弁方向に付
勢するばね力に打勝つ圧力差を生ずるまでは開か
ないため、液圧プランジヤは切換弁の切換に即応
して前進せず、結局上記の問題を確実に解決する
ことができない。また、後者のものにおいては、
マスタシリンダ側の作動液がブレーキシリンダ側
に負圧がなくなるまで供給されるため、マスタシ
リンダの操作量が不意に大きくなり運転者に不安
感がいだかせるという欠点がある。
本発明は、上述の問題に鑑み成されたものであ
つて、圧力弛め制御信号が必要以上に電磁弁へ伝
達されないようにしてサーボピストンの過剰な後
退を防止し、もつて制動距離の増大を防止できる
アンチスキツド装置を提供することを目的とす
る。
つて、圧力弛め制御信号が必要以上に電磁弁へ伝
達されないようにしてサーボピストンの過剰な後
退を防止し、もつて制動距離の増大を防止できる
アンチスキツド装置を提供することを目的とす
る。
以上の目的は本発明によれば、車輪のスキツド
状態を検知して圧力弛め制御信号を発生するコン
トロールユニツトと、前記圧力弛め制御信号を受
け、車輪ブレーキ装置のブレーキ圧力を低下する
アクチユエータとを備え、当該アクチユエータ
は、マスタシリンダと車輪ブレーキ装置のブレー
キシリンダとを連絡する通路を遮断するカツトバ
ルブと、該カツトバルブとブレーキシリンダとの
間に設けた圧力室と、ハウジング内部に移動自在
に配置され変圧室と常時低圧源に連通する低圧室
とを区画するサーボピストンと、該サーボピスト
ンの移動により前記カツトバルブを開閉するとと
もに前記圧力室の容積を増減させる液圧プランジ
ヤと、前記圧力弛め制御信号を受けて前記変圧室
と前記低圧源との接続位置から前記変圧室と高圧
源との接続位置に切換わる電磁弁と、前記低圧室
に設けられ前記カツトバルブが開く方向に前記サ
ーボピストンを介在して前記液圧プランジヤを付
勢するばねとを有してなるアンチスキツド装置に
おいて、前記コントロールユニツトは、前記圧力
弛め制御信号が発生したとき前記カツトバルブと
前記ブレーキシリンダとの間に封じ込められたブ
レーキ圧力を前記液圧プランジヤの移動により圧
力零とするまでに必要な時間に置換え出力信号を
その置換えた時間発する変換器と、前記圧力弛め
制御信号が前記変換器から出力信号が発せられて
いる時間を越えて前記電磁弁に伝達されることを
制限する制限器とを含むアンチスキツド装置によ
つて達成される。
状態を検知して圧力弛め制御信号を発生するコン
トロールユニツトと、前記圧力弛め制御信号を受
け、車輪ブレーキ装置のブレーキ圧力を低下する
アクチユエータとを備え、当該アクチユエータ
は、マスタシリンダと車輪ブレーキ装置のブレー
キシリンダとを連絡する通路を遮断するカツトバ
ルブと、該カツトバルブとブレーキシリンダとの
間に設けた圧力室と、ハウジング内部に移動自在
に配置され変圧室と常時低圧源に連通する低圧室
とを区画するサーボピストンと、該サーボピスト
ンの移動により前記カツトバルブを開閉するとと
もに前記圧力室の容積を増減させる液圧プランジ
ヤと、前記圧力弛め制御信号を受けて前記変圧室
と前記低圧源との接続位置から前記変圧室と高圧
源との接続位置に切換わる電磁弁と、前記低圧室
に設けられ前記カツトバルブが開く方向に前記サ
ーボピストンを介在して前記液圧プランジヤを付
勢するばねとを有してなるアンチスキツド装置に
おいて、前記コントロールユニツトは、前記圧力
弛め制御信号が発生したとき前記カツトバルブと
前記ブレーキシリンダとの間に封じ込められたブ
レーキ圧力を前記液圧プランジヤの移動により圧
力零とするまでに必要な時間に置換え出力信号を
その置換えた時間発する変換器と、前記圧力弛め
制御信号が前記変換器から出力信号が発せられて
いる時間を越えて前記電磁弁に伝達されることを
制限する制限器とを含むアンチスキツド装置によ
つて達成される。
詳述するならば、第1図に、横軸を液圧プラン
ジヤの後退量S、縦軸にブレーキシリンダ内のブ
レーキ圧力Pとして実験により得られた圧力特性
曲線が示すように、ブレーキ圧力Pが40Kg/cm2、
60Kg/cm2、100Kg/cm2のとき、ブレーキ圧力Pを
零まで低下するに必要な液圧プランジヤの後退量
Sはそれぞれ約20mm、30mm、36mmであつて、ブレ
ーキ圧力Pと該圧力Pを零まで低下するに必要な
液圧プランジヤの後退量Sとはほぼ比例関係にあ
る。また、電磁弁へ圧力弛め制御信号を伝達する
時間と液圧プランジヤの後退量Sとの関係もほぼ
比例関係にある。したがつて、本発明によれば、
変換器から出力される時間を越えて圧力弛め制御
信号が発生し続けたとしても、制限器によりその
制御信号が電磁弁に伝達させることが阻止される
ので、ブレーキ圧力が零になつた時点で変圧室に
は高圧気体が導入されなくなり、サーボピストン
は後退しなくなる。こうして、サーボピストンが
過剰に後退して液圧プランジヤと離れたり、ブレ
ーキシリンダ側に負圧を生じさせるように液圧プ
ランジヤを後退させたりすることが防止されるた
め、ブレーキ圧力込め制御信号に応じて直ちにブ
レーキ圧力を上昇させることができるようにな
り、もつて制動距離の増大を防止できる。
ジヤの後退量S、縦軸にブレーキシリンダ内のブ
レーキ圧力Pとして実験により得られた圧力特性
曲線が示すように、ブレーキ圧力Pが40Kg/cm2、
60Kg/cm2、100Kg/cm2のとき、ブレーキ圧力Pを
零まで低下するに必要な液圧プランジヤの後退量
Sはそれぞれ約20mm、30mm、36mmであつて、ブレ
ーキ圧力Pと該圧力Pを零まで低下するに必要な
液圧プランジヤの後退量Sとはほぼ比例関係にあ
る。また、電磁弁へ圧力弛め制御信号を伝達する
時間と液圧プランジヤの後退量Sとの関係もほぼ
比例関係にある。したがつて、本発明によれば、
変換器から出力される時間を越えて圧力弛め制御
信号が発生し続けたとしても、制限器によりその
制御信号が電磁弁に伝達させることが阻止される
ので、ブレーキ圧力が零になつた時点で変圧室に
は高圧気体が導入されなくなり、サーボピストン
は後退しなくなる。こうして、サーボピストンが
過剰に後退して液圧プランジヤと離れたり、ブレ
ーキシリンダ側に負圧を生じさせるように液圧プ
ランジヤを後退させたりすることが防止されるた
め、ブレーキ圧力込め制御信号に応じて直ちにブ
レーキ圧力を上昇させることができるようにな
り、もつて制動距離の増大を防止できる。
以下、本発明の詳細につき図示した実施例に基
き説明する。
き説明する。
第2図は本発明の第1実施例によるアンチスキ
ツド装置を含むブレーキ回路図である。同図にお
いて、アンチスキツド装置1はコントロールユニ
ツト2とアクチユエータ3とから成る。マスタシ
リンダ4は公知の構造を有し、ブレーキペダル5
によつて駆動される。その内部の第1液圧発生室
(図示せず)は配管6を介して図示しない前輪の
ブレーキ装置のブレーキシリンダと接続してい
る。マスタシリンダ4の第2の液圧発生室(図示
せず)には配管7が接続され、該配管はアクチユ
エータ3に接続している。
ツド装置を含むブレーキ回路図である。同図にお
いて、アンチスキツド装置1はコントロールユニ
ツト2とアクチユエータ3とから成る。マスタシ
リンダ4は公知の構造を有し、ブレーキペダル5
によつて駆動される。その内部の第1液圧発生室
(図示せず)は配管6を介して図示しない前輪の
ブレーキ装置のブレーキシリンダと接続してい
る。マスタシリンダ4の第2の液圧発生室(図示
せず)には配管7が接続され、該配管はアクチユ
エータ3に接続している。
当該アクチユエータ3にはカツトバルブ8を内
蔵したシリンダ9を設置している。カツトバルブ
8は球体10及び弁座11から構造され、該弁室
11はシリンダ9のシリンダ孔12の内壁に設け
た突出部13に形成されており、球体10はシリ
ンダ孔12内に移動可能に挿入され、かつ、ばね
14により弁座11に向かつて常時押圧されてい
る。シリンダ9の入口ポート15は配管7と接続
し、シリンダ9の出口ポート16は配管17を介
して後輪18,19のブレーキ装置のブレーキシ
リンダ20,21と接続している。カツトバルブ
8は、液圧プランジヤ22の後退に応じて球体1
0が弁座11に着座することによつて、マスタシ
リンダ4とブレーキシリンダ20,21との連絡
を遮断するものである。また、シリンダ孔12の
カツトバルブ8よりも左方側には、ブレーキシリ
ンダ20,21と常時連絡する容積可変の圧力室
23を設けている。液圧プランジヤ22は、右端
側が球体10と当接可能であり、左端側は、シリ
ンダ9の左端に設けた開口24から突出自在であ
り、後述するサーボピストン25と当接する。こ
の液圧プランジヤ22は、サーボピストン25の
移動によりカツトバルブ8を開閉するとともに圧
力室23の容積を増減させるように、シリンダ孔
12内に移動自在に挿入されている。
蔵したシリンダ9を設置している。カツトバルブ
8は球体10及び弁座11から構造され、該弁室
11はシリンダ9のシリンダ孔12の内壁に設け
た突出部13に形成されており、球体10はシリ
ンダ孔12内に移動可能に挿入され、かつ、ばね
14により弁座11に向かつて常時押圧されてい
る。シリンダ9の入口ポート15は配管7と接続
し、シリンダ9の出口ポート16は配管17を介
して後輪18,19のブレーキ装置のブレーキシ
リンダ20,21と接続している。カツトバルブ
8は、液圧プランジヤ22の後退に応じて球体1
0が弁座11に着座することによつて、マスタシ
リンダ4とブレーキシリンダ20,21との連絡
を遮断するものである。また、シリンダ孔12の
カツトバルブ8よりも左方側には、ブレーキシリ
ンダ20,21と常時連絡する容積可変の圧力室
23を設けている。液圧プランジヤ22は、右端
側が球体10と当接可能であり、左端側は、シリ
ンダ9の左端に設けた開口24から突出自在であ
り、後述するサーボピストン25と当接する。こ
の液圧プランジヤ22は、サーボピストン25の
移動によりカツトバルブ8を開閉するとともに圧
力室23の容積を増減させるように、シリンダ孔
12内に移動自在に挿入されている。
26はシリンダ9の左端側外周に取付けたハウ
ジングであり、該ハウジング26にはその内部を
変圧室27と低圧室28との二室に区画するサー
ボピストン25が嵌入されている。サーボピスト
ン25はハウジング26内を移動可能である。2
9は密封部材であつて、該密封部材29は変圧室
27と低圧室28との気密を保つ。また、低圧室
28にはハウジング26の低面30とサーボピス
トン25との間にばね31を張設している。ばね
31は、サーボピストン25をハウジング26の
突出部32の方向に常時押圧し、サーボピストン
25を介して液圧プランジヤ22を右方向に押圧
する。密封部材33は、シリンダ9に設けた溝に
嵌合し、変圧室27と高圧源であるアクチユエー
タ3を取巻く大気との気密を保つ。また、密封部
材33′は、圧力室23と変圧室27との液密封
を行うものであり、シリンダ9に設けた溝に嵌合
する。
ジングであり、該ハウジング26にはその内部を
変圧室27と低圧室28との二室に区画するサー
ボピストン25が嵌入されている。サーボピスト
ン25はハウジング26内を移動可能である。2
9は密封部材であつて、該密封部材29は変圧室
27と低圧室28との気密を保つ。また、低圧室
28にはハウジング26の低面30とサーボピス
トン25との間にばね31を張設している。ばね
31は、サーボピストン25をハウジング26の
突出部32の方向に常時押圧し、サーボピストン
25を介して液圧プランジヤ22を右方向に押圧
する。密封部材33は、シリンダ9に設けた溝に
嵌合し、変圧室27と高圧源であるアクチユエー
タ3を取巻く大気との気密を保つ。また、密封部
材33′は、圧力室23と変圧室27との液密封
を行うものであり、シリンダ9に設けた溝に嵌合
する。
ハウジング26の変圧室27側に設けた開口3
4は配管35を介して電磁弁36と接続する。電
磁弁36は消磁位置aと励磁位置bとを有する。
消磁位置aでは、図示のように、配管35と配管
37とを接続する。配管37は逆止弁38を介し
て低圧源であるエンジンの吸気マニホールド39
と接続している。励磁位置bでは、配管35と配
管37との連絡を遮断し、配管35と高圧源であ
る大気とを接続する。
4は配管35を介して電磁弁36と接続する。電
磁弁36は消磁位置aと励磁位置bとを有する。
消磁位置aでは、図示のように、配管35と配管
37とを接続する。配管37は逆止弁38を介し
て低圧源であるエンジンの吸気マニホールド39
と接続している。励磁位置bでは、配管35と配
管37との連絡を遮断し、配管35と高圧源であ
る大気とを接続する。
一方、ハウジング26の低圧室28側に設けた
開口40は配管41を介して途中路を図において
省略するが、配管37に接続し、低圧室28は吸
気マニホールド39と常時連通する。
開口40は配管41を介して途中路を図において
省略するが、配管37に接続し、低圧室28は吸
気マニホールド39と常時連通する。
コントロールユニツト2は以下の構成を有す
る。即ち、42は圧力計であり、該圧力計42
は、配管17内に設けられ、ブレーキシリンダ2
0,21内のブレーキ圧力Pを測定し、当該ブレ
ーキ圧力Pに比例した電圧Vを常時出力する。4
3は記憶器であり、該記憶器43は、演算回路4
4からの圧力弛め制御信号Yが出力された時の、
圧力計42の出力電圧V1を随時記憶するととも
に出力する。演算回路44は、図示しないが後輪
18,19の近傍に設けた車輪速度検出器と接続
し、車輪回転速度、車輪減速度、車輪スリツプ率
等を演算し、当該車輪減速度、車輪スリツプ率等
が所定の基準値以上になると、圧力弛め制御信号
Yを出力する。45は変換器であり、該変換器4
5は、前記圧力弛め制御信号Yが入力された時点
から、出力電圧V1の大きさに応じて設定した所
定の時間Tの間、出力1を発生する。この設定値
Tは、圧力弛め制御信号Yが発生した時のブレー
キ圧力Pを零まで低下するために液圧プランジヤ
22を後退させるのに必要な時間であり、例え
ば、アンチスキツド装置1が装着される車種に応
じ、第1図のような実験結果に応じて決定する。
AND回路46は、一方の入力端が変換器45の
出力端と接続し、他方の入力端が演算回路44の
出力端と接続し、変換器45が出力する設定値T
の時間を越えて演算回路44からの圧力弛め制御
信号Yが電磁弁に伝達されることを制限する制限
器として作用する。AND回路46の出力端は、
OR回路47の一方端と接続し、またNOT回路4
8を介してAND回路49の一方の入力端と接続
する。また、AND回路49の他方の入力端は演
算回路44の出力端と接続する。50はパルス発
生回路であり、該パルス発生回路50は、入力が
0の間は出力は0であり、入力が1の間は短周期
でもつて1および0の出力を繰返す。このパルス
発生回路50の出力端はOR回路47の他方の入
力端に接続する。OR回路47の出力端は電流増
幅器51に接続する。電流増幅器51の出力端、
即ちコントロールユニツト2の出力端は電磁弁3
6のソレノイド52と接続する。OR回路47の
出力が0か1かにより、換言すれば、ソレノイド
52への通電を遮断するか否かにより、電磁弁3
6に消磁位置aと励磁位置bとに切換可能であ
る。
る。即ち、42は圧力計であり、該圧力計42
は、配管17内に設けられ、ブレーキシリンダ2
0,21内のブレーキ圧力Pを測定し、当該ブレ
ーキ圧力Pに比例した電圧Vを常時出力する。4
3は記憶器であり、該記憶器43は、演算回路4
4からの圧力弛め制御信号Yが出力された時の、
圧力計42の出力電圧V1を随時記憶するととも
に出力する。演算回路44は、図示しないが後輪
18,19の近傍に設けた車輪速度検出器と接続
し、車輪回転速度、車輪減速度、車輪スリツプ率
等を演算し、当該車輪減速度、車輪スリツプ率等
が所定の基準値以上になると、圧力弛め制御信号
Yを出力する。45は変換器であり、該変換器4
5は、前記圧力弛め制御信号Yが入力された時点
から、出力電圧V1の大きさに応じて設定した所
定の時間Tの間、出力1を発生する。この設定値
Tは、圧力弛め制御信号Yが発生した時のブレー
キ圧力Pを零まで低下するために液圧プランジヤ
22を後退させるのに必要な時間であり、例え
ば、アンチスキツド装置1が装着される車種に応
じ、第1図のような実験結果に応じて決定する。
AND回路46は、一方の入力端が変換器45の
出力端と接続し、他方の入力端が演算回路44の
出力端と接続し、変換器45が出力する設定値T
の時間を越えて演算回路44からの圧力弛め制御
信号Yが電磁弁に伝達されることを制限する制限
器として作用する。AND回路46の出力端は、
OR回路47の一方端と接続し、またNOT回路4
8を介してAND回路49の一方の入力端と接続
する。また、AND回路49の他方の入力端は演
算回路44の出力端と接続する。50はパルス発
生回路であり、該パルス発生回路50は、入力が
0の間は出力は0であり、入力が1の間は短周期
でもつて1および0の出力を繰返す。このパルス
発生回路50の出力端はOR回路47の他方の入
力端に接続する。OR回路47の出力端は電流増
幅器51に接続する。電流増幅器51の出力端、
即ちコントロールユニツト2の出力端は電磁弁3
6のソレノイド52と接続する。OR回路47の
出力が0か1かにより、換言すれば、ソレノイド
52への通電を遮断するか否かにより、電磁弁3
6に消磁位置aと励磁位置bとに切換可能であ
る。
次に、本第1実施例によるアンチスキツド装置
1の作用等について説明する。
1の作用等について説明する。
第2図はアンチスキツド装置1の非作動状態を
示している。即ち、演算回路44の出力は0であ
り、AND回路46、AND回路49、パルス発生
回路50、OR回路47及び電流増幅器51の出
力は全て0であり、電磁弁36は消磁位置aにあ
る。このため、変圧室27および低圧室28は
各々配管35,41を通して共に吸気マニホール
ド39に接続している。したがつて、サーボピス
トン25はばね31の付勢力によりハウジング2
6の突出部32に当接し、液圧プランジヤ22が
前進してカツトバルブ8を開放し、マスタシリン
ダ4と後輪18,19の車輪ブレーキ装置のブレ
ーキシリンダ20,21とを連通している。
示している。即ち、演算回路44の出力は0であ
り、AND回路46、AND回路49、パルス発生
回路50、OR回路47及び電流増幅器51の出
力は全て0であり、電磁弁36は消磁位置aにあ
る。このため、変圧室27および低圧室28は
各々配管35,41を通して共に吸気マニホール
ド39に接続している。したがつて、サーボピス
トン25はばね31の付勢力によりハウジング2
6の突出部32に当接し、液圧プランジヤ22が
前進してカツトバルブ8を開放し、マスタシリン
ダ4と後輪18,19の車輪ブレーキ装置のブレ
ーキシリンダ20,21とを連通している。
そこで先ず、乾いたアスフアルト路面等の高摩
擦路面上を車両が走行しているときに、運転者が
ブレーキをかけた場合について述べる。
擦路面上を車両が走行しているときに、運転者が
ブレーキをかけた場合について述べる。
比較的低い液圧のブレーキをかけた場合には、
車輪はロツク傾向を示さず、電磁弁36は図示の
消磁位置aにあり、カツトバルブ8が開放状態に
あり、一方では配管7、シリンダ9の入口ポート
15、出口ポート16、配管17を順次通して後
輪18,19のブレーキシリンダ20,21にブ
レーキ圧液が伝達し、他方では配管6を介して前
輪側のブレーキシリンダにブレーキ圧液が伝達
し、ブレーキがかかる。
車輪はロツク傾向を示さず、電磁弁36は図示の
消磁位置aにあり、カツトバルブ8が開放状態に
あり、一方では配管7、シリンダ9の入口ポート
15、出口ポート16、配管17を順次通して後
輪18,19のブレーキシリンダ20,21にブ
レーキ圧液が伝達し、他方では配管6を介して前
輪側のブレーキシリンダにブレーキ圧液が伝達
し、ブレーキがかかる。
かなり高い液圧のブレーキをかけた場合には、
車輪18,19がロツク傾向を示すために、コン
トロールユニツト2の演算回路44は圧力弛め制
御信号Yを発生し、該制御信号Yを記憶器43に
伝達する。このため、それまでは圧力計42によ
りブレーキシリンダ20,21内の瞬時のブレー
キ圧力Pを常時入力しているが出力を発していな
かつた記憶器43が、圧力弛め制御信号Yの発生
時のブレーキ圧力Pに比例する電圧V1を記憶す
るとともに出力する。この出力電圧V1を受けて
変換器45は、圧力弛め制御信号Yが発生した時
点から、当該電圧V1の大きさに応じて予め設定
した所定の時間Tの間、出力1を継続発生する。
そしてAND回路46は2入力が共に1であるた
め1を出力し、OR回路47も1を出力する。
尚、AND回路46が1を出力しているとき、
AND回路49およびパルス発生回路50の出力
は共に0である。
車輪18,19がロツク傾向を示すために、コン
トロールユニツト2の演算回路44は圧力弛め制
御信号Yを発生し、該制御信号Yを記憶器43に
伝達する。このため、それまでは圧力計42によ
りブレーキシリンダ20,21内の瞬時のブレー
キ圧力Pを常時入力しているが出力を発していな
かつた記憶器43が、圧力弛め制御信号Yの発生
時のブレーキ圧力Pに比例する電圧V1を記憶す
るとともに出力する。この出力電圧V1を受けて
変換器45は、圧力弛め制御信号Yが発生した時
点から、当該電圧V1の大きさに応じて予め設定
した所定の時間Tの間、出力1を継続発生する。
そしてAND回路46は2入力が共に1であるた
め1を出力し、OR回路47も1を出力する。
尚、AND回路46が1を出力しているとき、
AND回路49およびパルス発生回路50の出力
は共に0である。
OR回路47の出力1を受けて電流増幅器51
を介し電磁弁36のソレノイド52は通電され励
磁される。このため、電磁弁36は励磁位置bに
切換わり、変圧室27は吸気マニホールド39と
の連通が断たれ、変圧室27には大気が導入され
る。そして、変圧室27内の圧力が低圧室28内
の圧力より高くなり、サーボピストン25はばね
31の付勢力に抗して左方向に後退する。このピ
ストン25の後退に伴い、マスタシリンダ4から
の液圧を受けている液圧プランジヤ22も後退
し、カツトバルブ8が遮断する。その後、更に大
気が変圧室27に導入されると、サーボピストン
25及び液圧プランジヤ22は更に後退し、圧力
室23の容積は増大する。このため、ブレーキシ
リンダ20,21に供給されていたブレーキ液圧
は低下し、車輪、18,19の回転が回復し、ロ
ツクが防止される。その後に演算回路44は圧力
弛め制御信号Yを消滅する。この圧力弛め制御信
号Yの消滅は変換器45の出力が0に切換かる時
点前に起きる。これは、高摩擦路面上を走行中の
ためタイヤが路面から受ける抵抗が大であり、ブ
レーキ圧力Pを零まで低下する前に車輪の回転が
回復するからである。このため、AND回路49
およびパルス発生回路50の出力は0のままであ
る。この制御信号Yの消滅により電磁弁36はば
ね力により消磁位置aに切換わる。この結果、変
圧室27内の圧力は再び吸気マニホールド39内
の圧力まで低下し、サーボピストン25は主ばね
31の張力により右方向に移動して圧力室23の
容積が減少し、ブレーキ液圧は増大する。以後、
上述のブレーキ液圧低下、増大といつたブレーキ
圧力制御を繰返す。
を介し電磁弁36のソレノイド52は通電され励
磁される。このため、電磁弁36は励磁位置bに
切換わり、変圧室27は吸気マニホールド39と
の連通が断たれ、変圧室27には大気が導入され
る。そして、変圧室27内の圧力が低圧室28内
の圧力より高くなり、サーボピストン25はばね
31の付勢力に抗して左方向に後退する。このピ
ストン25の後退に伴い、マスタシリンダ4から
の液圧を受けている液圧プランジヤ22も後退
し、カツトバルブ8が遮断する。その後、更に大
気が変圧室27に導入されると、サーボピストン
25及び液圧プランジヤ22は更に後退し、圧力
室23の容積は増大する。このため、ブレーキシ
リンダ20,21に供給されていたブレーキ液圧
は低下し、車輪、18,19の回転が回復し、ロ
ツクが防止される。その後に演算回路44は圧力
弛め制御信号Yを消滅する。この圧力弛め制御信
号Yの消滅は変換器45の出力が0に切換かる時
点前に起きる。これは、高摩擦路面上を走行中の
ためタイヤが路面から受ける抵抗が大であり、ブ
レーキ圧力Pを零まで低下する前に車輪の回転が
回復するからである。このため、AND回路49
およびパルス発生回路50の出力は0のままであ
る。この制御信号Yの消滅により電磁弁36はば
ね力により消磁位置aに切換わる。この結果、変
圧室27内の圧力は再び吸気マニホールド39内
の圧力まで低下し、サーボピストン25は主ばね
31の張力により右方向に移動して圧力室23の
容積が減少し、ブレーキ液圧は増大する。以後、
上述のブレーキ液圧低下、増大といつたブレーキ
圧力制御を繰返す。
次に、車両が低摩擦路面上を走行しているとき
にブレーキをかけた場合について述べる。
にブレーキをかけた場合について述べる。
この場合は比較的低い液圧のブレーキをかけた
場合でさえ車論がロツク傾向を示すことがある。
場合でさえ車論がロツク傾向を示すことがある。
このとき、演算回路44は圧力弛め制御信号Y
を発生する。そして前述の高摩擦路面走行時のブ
レーキ圧力制御と同様に、変換器45は、制御信
号Yが発生した時のブレーキ圧力Pの大きさに応
じて予め設定した所定の時間Tだけ出力1を継続
発生し、電磁弁36をb位置に切換えてブレーキ
圧力Pを零になるまで低下し、車輪18,19の
ロツクを確実に防止する。
を発生する。そして前述の高摩擦路面走行時のブ
レーキ圧力制御と同様に、変換器45は、制御信
号Yが発生した時のブレーキ圧力Pの大きさに応
じて予め設定した所定の時間Tだけ出力1を継続
発生し、電磁弁36をb位置に切換えてブレーキ
圧力Pを零になるまで低下し、車輪18,19の
ロツクを確実に防止する。
ところが、この低摩擦路面上を走行時には圧力
弛め制御信号Yが長く継続発生する。このため、
液圧プランジヤ22はカツトバルブ8を遮断後、
ブレーキシリンダ20,21内の液圧が零に低下
するまでサーボピストン25と共に後退する。そ
の後も圧力弛め制御信号Yは継続発生するが、ブ
レーキ圧力Pが零になつて液圧プランジヤ22が
後退を停止したときに、変換器45の出力は0に
切換わり、AND回路46の出力が0となる。こ
のため、NOT回路48の出力および演算回路4
4の出力が共に1になり、パルス発生回路50が
作動し短周期でもつて1と0との出力を繰返す。
よつて、OR回路47の出力が1と0との出力繰
返し、該出力は電流増幅器51を介してソレノイ
ド52に伝達される。これにより、電磁弁36は
短周期でもつて励磁位置bと消磁位置aとに切換
わり、変圧室27が短期間毎に高圧および低圧と
なる。このため、サーボピストン25は微小後退
と微小前進とを繰返し、サーボピストン25は液
圧プランジヤ22に近接することになる。
弛め制御信号Yが長く継続発生する。このため、
液圧プランジヤ22はカツトバルブ8を遮断後、
ブレーキシリンダ20,21内の液圧が零に低下
するまでサーボピストン25と共に後退する。そ
の後も圧力弛め制御信号Yは継続発生するが、ブ
レーキ圧力Pが零になつて液圧プランジヤ22が
後退を停止したときに、変換器45の出力は0に
切換わり、AND回路46の出力が0となる。こ
のため、NOT回路48の出力および演算回路4
4の出力が共に1になり、パルス発生回路50が
作動し短周期でもつて1と0との出力を繰返す。
よつて、OR回路47の出力が1と0との出力繰
返し、該出力は電流増幅器51を介してソレノイ
ド52に伝達される。これにより、電磁弁36は
短周期でもつて励磁位置bと消磁位置aとに切換
わり、変圧室27が短期間毎に高圧および低圧と
なる。このため、サーボピストン25は微小後退
と微小前進とを繰返し、サーボピストン25は液
圧プランジヤ22に近接することになる。
その後、車輪18,19の回転が回復すると、
演算回路44は圧力弛め制御信号Yを消滅する。
すると、AND回路49の2入力は共に0となり
該AND回路49、パルス発生回路50、OR回路
47、および電流増幅器51の出力はそれぞれ0
となり、電磁弁36が消磁位置aに切換わる。し
たがつて、変圧室27は吸気マニホールド39と
連通し、変圧室27内の圧力は低下し、サーボピ
ストン25がばね31の張力により右方向に前進
する。このとき、それまで電磁弁36への通電を
短周期でもつて断続しサーボピストン25を微小
変動に留め、オーバーストロークを抑制している
ため、液圧プランジヤ22は直ちにサーボピスト
ン25によつて右方向に押圧され前進する。これ
により、圧力室23内の容積は速やかに減小し、
ブレーキ圧力Pが速やかに上昇する。
演算回路44は圧力弛め制御信号Yを消滅する。
すると、AND回路49の2入力は共に0となり
該AND回路49、パルス発生回路50、OR回路
47、および電流増幅器51の出力はそれぞれ0
となり、電磁弁36が消磁位置aに切換わる。し
たがつて、変圧室27は吸気マニホールド39と
連通し、変圧室27内の圧力は低下し、サーボピ
ストン25がばね31の張力により右方向に前進
する。このとき、それまで電磁弁36への通電を
短周期でもつて断続しサーボピストン25を微小
変動に留め、オーバーストロークを抑制している
ため、液圧プランジヤ22は直ちにサーボピスト
ン25によつて右方向に押圧され前進する。これ
により、圧力室23内の容積は速やかに減小し、
ブレーキ圧力Pが速やかに上昇する。
以後、圧力弛め制御信号Yの発生、消滅の度に
上述のブレーキ圧力制御を繰返す。
上述のブレーキ圧力制御を繰返す。
高摩擦路面または低摩擦路面での一連のブレー
キ圧力制御を繰返し、車両が停止あるいは適当な
走行速度まで低下する等の理由により運転者がブ
レーキペダル5への踏み込みを止めると、主ばね
31の付勢力により液圧プランジヤ22およびサ
ーボピストン25は更に右方向に前進し、カツト
バルブ8が解放してマスタシリンダ4とブレーキ
シリンダ20,21とが連通する。このため、ブ
レーキシリンダ20,21に供給されていたブレ
ーキ圧液はマスタシリンダ4側に戻され、ブレー
キは解放される。
キ圧力制御を繰返し、車両が停止あるいは適当な
走行速度まで低下する等の理由により運転者がブ
レーキペダル5への踏み込みを止めると、主ばね
31の付勢力により液圧プランジヤ22およびサ
ーボピストン25は更に右方向に前進し、カツト
バルブ8が解放してマスタシリンダ4とブレーキ
シリンダ20,21とが連通する。このため、ブ
レーキシリンダ20,21に供給されていたブレ
ーキ圧液はマスタシリンダ4側に戻され、ブレー
キは解放される。
このように、本実施例によるアンチスキツド装
置では、圧力弛め制御信号Yを受けて電磁弁36
が通電され励磁位置bに切換わつている時間が、
圧力弛め制御信号Yが発生した時のブレーキ圧力
Pを零にするのに必要な所定の時間Tを越えない
ように制限して、ブレーキシリンダ20,21の
圧力Pを低下するようにし、前記時間Tの経過後
においても前記制御信号Yが発生しているときは
パルス発生回路50を作動させて電磁弁36への
通電を短期間毎に断続し、サーボピストン25を
液圧プランジヤ22に近接しているので、サーボ
ピストン25のオーバストロークを抑制でき、必
要なブレーキ圧力を速やかに獲得でき、制動距離
が増長することはない。
置では、圧力弛め制御信号Yを受けて電磁弁36
が通電され励磁位置bに切換わつている時間が、
圧力弛め制御信号Yが発生した時のブレーキ圧力
Pを零にするのに必要な所定の時間Tを越えない
ように制限して、ブレーキシリンダ20,21の
圧力Pを低下するようにし、前記時間Tの経過後
においても前記制御信号Yが発生しているときは
パルス発生回路50を作動させて電磁弁36への
通電を短期間毎に断続し、サーボピストン25を
液圧プランジヤ22に近接しているので、サーボ
ピストン25のオーバストロークを抑制でき、必
要なブレーキ圧力を速やかに獲得でき、制動距離
が増長することはない。
次に、第3図を参照して本発明の第2の実施例
によるアンチスキツド装置について説明する。
によるアンチスキツド装置について説明する。
尚、第3図において第2図の部分に対応する部
分には同一符号を付し、それらの詳細な説明は省
略する。
分には同一符号を付し、それらの詳細な説明は省
略する。
本実施例ではブレーキ圧力保持制御が可能であ
る点で第1の実施例と異なる。
る点で第1の実施例と異なる。
即ち、アクチユエータ3′には電磁弁36の他
に電磁弁53が付設されている。この電磁弁53
は消磁位置Cと励磁位置dとを有する。消磁位置
cでは図示のように、配管54を介して電磁弁3
6と接続し、また、配管55及び逆止弁38を介
して吸気マニホールド39に接続する。励磁位置
dでは、配管54と配管55との連絡を遮断す
る。
に電磁弁53が付設されている。この電磁弁53
は消磁位置Cと励磁位置dとを有する。消磁位置
cでは図示のように、配管54を介して電磁弁3
6と接続し、また、配管55及び逆止弁38を介
して吸気マニホールド39に接続する。励磁位置
dでは、配管54と配管55との連絡を遮断す
る。
また、コントロールユニツト2′においては、
AND回路46の出力端が電流増幅器51の入力
端に直接接続され、また、演算回路44の圧力弛
め制御信号Y出力端および圧力保持制御信号H出
力端がOR回路56の入力端にそれぞれ接続さ
れ、OR回路56の出力端は前部の電流増幅器5
7を介して電磁弁53のソレノイド58と接続し
ている。
AND回路46の出力端が電流増幅器51の入力
端に直接接続され、また、演算回路44の圧力弛
め制御信号Y出力端および圧力保持制御信号H出
力端がOR回路56の入力端にそれぞれ接続さ
れ、OR回路56の出力端は前部の電流増幅器5
7を介して電磁弁53のソレノイド58と接続し
ている。
OR回路の出力が0か1かにより、即ち、ソレ
ノイド58への通電を遮断するか否かにより、電
磁弁53は消磁位置cと励磁位置dとに切換可能
である。
ノイド58への通電を遮断するか否かにより、電
磁弁53は消磁位置cと励磁位置dとに切換可能
である。
そこで、低摩擦路面上を走行時のブレーキ作動
によるブレーキ圧力制御について以下に述べる。
によるブレーキ圧力制御について以下に述べる。
圧力弛め制御信号Yが発生すると、OR回路5
6の出力が1となり、電流増幅器57を介してソ
レノイド58が励磁され、電磁弁53が励磁位置
dに切換わり、配管54と配管55との連通が遮
断される。また、記憶器43は制御装置Yが発生
した時のブレーキ圧力Pに比例した電圧V1を記
憶するとともに出力し、変換器45は、電圧V1
の大きさに応じて予め設定した所定の時間Tの
間、出力1を継続発生する。このため、制御信号
Yが発生すると同時にAND回路46の出力が1
となり、電流増幅器51を介して電磁弁36は励
磁位置bに切換わる。このため変圧室27に大気
が導入され、液圧プランジヤ22は、カツトバル
ブ8を遮断し、サーボピストン25とともに更に
左方向に後退する。
6の出力が1となり、電流増幅器57を介してソ
レノイド58が励磁され、電磁弁53が励磁位置
dに切換わり、配管54と配管55との連通が遮
断される。また、記憶器43は制御装置Yが発生
した時のブレーキ圧力Pに比例した電圧V1を記
憶するとともに出力し、変換器45は、電圧V1
の大きさに応じて予め設定した所定の時間Tの
間、出力1を継続発生する。このため、制御信号
Yが発生すると同時にAND回路46の出力が1
となり、電流増幅器51を介して電磁弁36は励
磁位置bに切換わる。このため変圧室27に大気
が導入され、液圧プランジヤ22は、カツトバル
ブ8を遮断し、サーボピストン25とともに更に
左方向に後退する。
この場合、長期に渡る圧力弛め制御信号Yの継
続発生中に、液圧プランジヤ22の後退によりブ
レーキシリンダ20,21内のブレーキ圧力Pが
零となり、液圧プランジヤ22が後退を停止する
と、当該制御信号Yが発生してから所定の時間T
が経過するため変換器45の出力は0になる。こ
のため、AND回路46の出力が0となり、電磁
弁36のソレノイド52は消磁され、電磁弁36
はa位置に切換わる。一方、演算回路44は依然
として圧力弛め制御信号Yを発生しているため、
OR回路56、電流増幅器57を介してソレノイ
ド58が励磁され、電磁弁53はd位置にある。
したがつて、圧力弛め制御信号Yの発生中にブレ
ーキ圧力Pを零にする所定の時間Tが経過する
と、変圧室27は大気および吸気マニホールド3
9とは接続せず、サーボピストン25は液圧プラ
ンジヤ22と当接した状態で静止する。
続発生中に、液圧プランジヤ22の後退によりブ
レーキシリンダ20,21内のブレーキ圧力Pが
零となり、液圧プランジヤ22が後退を停止する
と、当該制御信号Yが発生してから所定の時間T
が経過するため変換器45の出力は0になる。こ
のため、AND回路46の出力が0となり、電磁
弁36のソレノイド52は消磁され、電磁弁36
はa位置に切換わる。一方、演算回路44は依然
として圧力弛め制御信号Yを発生しているため、
OR回路56、電流増幅器57を介してソレノイ
ド58が励磁され、電磁弁53はd位置にある。
したがつて、圧力弛め制御信号Yの発生中にブレ
ーキ圧力Pを零にする所定の時間Tが経過する
と、変圧室27は大気および吸気マニホールド3
9とは接続せず、サーボピストン25は液圧プラ
ンジヤ22と当接した状態で静止する。
その後、車輪18,19の回転が回復し、演算
回路44からの圧力弛め制御信号Yが消滅する
と、電磁弁53は消磁位置Cに切換わり、変圧室
27内の大気は吸気マニホールド39内に吸入さ
れる。そしてサーボピストン25はばね31によ
り右方向に押圧され前進する。このとき、液圧プ
ランジヤ22はサーボピストン25と当接してい
るために直ちに前進し、圧力室23内の容積が減
少し、ブレーキ圧力Pは直ちに上昇する。
回路44からの圧力弛め制御信号Yが消滅する
と、電磁弁53は消磁位置Cに切換わり、変圧室
27内の大気は吸気マニホールド39内に吸入さ
れる。そしてサーボピストン25はばね31によ
り右方向に押圧され前進する。このとき、液圧プ
ランジヤ22はサーボピストン25と当接してい
るために直ちに前進し、圧力室23内の容積が減
少し、ブレーキ圧力Pは直ちに上昇する。
その後、演算回路44から圧力保持制御信号H
が発生すると、OR回路56、電流増幅器57が
介してソレノイド58が励磁し、電磁弁53が励
磁位置dに切換わり、変圧室27は吸気マニホー
ルド39との接続を遮断され、これにより、サー
ボピストン25の右方向への移動が停止され、圧
力室23の容積が一定となり、ブレーキ圧力Pは
一定となる。
が発生すると、OR回路56、電流増幅器57が
介してソレノイド58が励磁し、電磁弁53が励
磁位置dに切換わり、変圧室27は吸気マニホー
ルド39との接続を遮断され、これにより、サー
ボピストン25の右方向への移動が停止され、圧
力室23の容積が一定となり、ブレーキ圧力Pは
一定となる。
その後、圧力保持制御信号Hが消滅すると再び
変圧室27は吸気マニホールド39と接続し、ブ
レーキ圧力Pは上昇する。その後、圧力保持制御
信号Hが再び発生すると、ブレーキ圧力Pは一定
となる。このように、ブレーキ圧力Pが段階的に
上昇し、再び圧力弛め制御信号Yが発生すると、
その制御信号Yが発生した時のブレーキ圧力Pの
大きさに応じて設定した時間Tの間、変換器45
は出力を1とし、前述と同様にブレーキ圧力Pが
低下する。
変圧室27は吸気マニホールド39と接続し、ブ
レーキ圧力Pは上昇する。その後、圧力保持制御
信号Hが再び発生すると、ブレーキ圧力Pは一定
となる。このように、ブレーキ圧力Pが段階的に
上昇し、再び圧力弛め制御信号Yが発生すると、
その制御信号Yが発生した時のブレーキ圧力Pの
大きさに応じて設定した時間Tの間、変換器45
は出力を1とし、前述と同様にブレーキ圧力Pが
低下する。
以後、上述のブレーキ圧力制御工程を繰返す。
このように第2の実施例によるアンチスキツド
装置では、圧力弛め制御信号Yを受けて電磁弁3
6が通電され励磁位置bに切換わつている時間
が、圧力弛め制御信号Yが発生した時のブレーキ
圧力Pを零にするのに必要な所定の時間Tを越え
ないように制限して、ブレーキシリンダ20,2
1の圧力を低下するようにし、前記時間Tの経過
後においても前記制御信号Yが発生しているとき
は付設の電磁弁53を励磁位置dに切換えて変圧
室27と吸気マニホールド39との連通を遮断し
ているので、ブレーキ圧力Pが零の状態でサーボ
ピストン25と液圧プランジヤ22とが当接した
まま静止する。このため、サーボピストン25の
オーバーストロークは無く、必要なブレーキ圧力
や速やかに獲得でき、制動距離を増長させない。
また、サーボピストン25は静止しているので液
圧プランジヤ22は微小変動すらせずブレーキシ
リンダ20,21に対する脈圧は全くなく、ブレ
ーキ圧力制御に何等悪影響を及ぼさない。
装置では、圧力弛め制御信号Yを受けて電磁弁3
6が通電され励磁位置bに切換わつている時間
が、圧力弛め制御信号Yが発生した時のブレーキ
圧力Pを零にするのに必要な所定の時間Tを越え
ないように制限して、ブレーキシリンダ20,2
1の圧力を低下するようにし、前記時間Tの経過
後においても前記制御信号Yが発生しているとき
は付設の電磁弁53を励磁位置dに切換えて変圧
室27と吸気マニホールド39との連通を遮断し
ているので、ブレーキ圧力Pが零の状態でサーボ
ピストン25と液圧プランジヤ22とが当接した
まま静止する。このため、サーボピストン25の
オーバーストロークは無く、必要なブレーキ圧力
や速やかに獲得でき、制動距離を増長させない。
また、サーボピストン25は静止しているので液
圧プランジヤ22は微小変動すらせずブレーキシ
リンダ20,21に対する脈圧は全くなく、ブレ
ーキ圧力制御に何等悪影響を及ぼさない。
本発明は上述の2つの実施例に限定されること
なく本発明の技術的思想に基いて変更が可能であ
る。
なく本発明の技術的思想に基いて変更が可能であ
る。
例えば、液圧プランジヤ22とサーボピストン
25とが一体的に設けられたものであつてもよ
い。
25とが一体的に設けられたものであつてもよ
い。
また、圧力弛め制御信号Yが生した時のブレー
キ圧力Pを零とするまでに必要な所定の時間T
は、実験結果より得た第1図示の特性曲線に基い
て決定した値に限らず、アンチスキツド装置1の
装着される車種に応じて替ればよい。
キ圧力Pを零とするまでに必要な所定の時間T
は、実験結果より得た第1図示の特性曲線に基い
て決定した値に限らず、アンチスキツド装置1の
装着される車種に応じて替ればよい。
また、車輪18,19毎にアクチユエータ1を
設け両輪18,19を独立に制御してもよく、前
輪側にも車輪速度検出器およびアクチユエータを
各々設け、四輪独立制御としてもよい。
設け両輪18,19を独立に制御してもよく、前
輪側にも車輪速度検出器およびアクチユエータを
各々設け、四輪独立制御としてもよい。
以上から明らかなように、本発明は、変圧器に
よつて圧力弛め信号が発生したときカツトバルブ
とブレーキシリンダとの間に封じ込められたブレ
ーキ圧力を、このブレーキ圧力を液圧プランジヤ
の移動により零とするまでに必要な時間に置換
え、この置換えられた時間は越えて圧力弛め制御
信号が電磁弁に伝達されることを制限器により制
限するようにしたので、サーボピストンの過剰移
動を防止して、ブレーキ圧力弛め後の圧力上昇を
速やかに行わせることができるようになり、制動
距離の増大を防止できるという効果を奏するもの
である。
よつて圧力弛め信号が発生したときカツトバルブ
とブレーキシリンダとの間に封じ込められたブレ
ーキ圧力を、このブレーキ圧力を液圧プランジヤ
の移動により零とするまでに必要な時間に置換
え、この置換えられた時間は越えて圧力弛め制御
信号が電磁弁に伝達されることを制限器により制
限するようにしたので、サーボピストンの過剰移
動を防止して、ブレーキ圧力弛め後の圧力上昇を
速やかに行わせることができるようになり、制動
距離の増大を防止できるという効果を奏するもの
である。
第1図は液圧プランジヤ後退量に対するブレー
キシリンダ内のブレーキ圧力特性曲線図、第2図
および第3図はそれぞれ本発明の第1の実施例お
よび第2の実施例を示す図である。 2,2′……コントロールユニツト、3,3′…
…アクチユエータ、8……カツトバルブ、22…
…液圧プランジヤ、25……サーボピストン、2
7……変圧室、28……低圧室、36……電磁
弁、42……圧力計、43……記憶器、44……
演算回路、45……変換器、46……AND回路、
50……パルス発生回路、53……電磁弁。
キシリンダ内のブレーキ圧力特性曲線図、第2図
および第3図はそれぞれ本発明の第1の実施例お
よび第2の実施例を示す図である。 2,2′……コントロールユニツト、3,3′…
…アクチユエータ、8……カツトバルブ、22…
…液圧プランジヤ、25……サーボピストン、2
7……変圧室、28……低圧室、36……電磁
弁、42……圧力計、43……記憶器、44……
演算回路、45……変換器、46……AND回路、
50……パルス発生回路、53……電磁弁。
Claims (1)
- 1 車輪のスキツド状態を検知して圧力弛め制御
信号を発生するコントロールユニツトと、前記圧
力弛め制御信号を受け、車輪ブレーキ装置のブレ
ーキ圧力を低下するアクチユエータとを備え、当
該アクチユエータは、マスタシリンダと車輪ブレ
ーキ装置のブレーキシリンダとを連絡する通路を
遮断するカツトバルブと、該カツトバルブとブレ
ーキシリンダとの間に設けた圧力室と、ハウジン
グ内部に移動自在に配置され変圧室と常時低圧源
に連通する低圧室とを区画するサーボピストン
と、該サーボピストンの移動により前記カツトバ
ルブを開閉するとともに前記圧力室の容積を増減
させる液圧プランジヤと、前記圧力弛め制御信号
を受けて前記変圧室と前記低圧源との接続位置か
ら前記変圧室と高圧源との接続位置に切換わる電
磁弁と、前記低圧室に設けられ前記カツトバルブ
が開く方向に前記サーボピストンを介在して前記
液圧プランジヤを付勢するばねとを有してなるア
ンチスキツド装置において、前記コントロールユ
ニツトは、前記圧力弛め制御信号が発生したとき
前記カツトバルブと前記ブレーキシリンダとの間
に封じ込められたブレーキ圧力を前記液圧プラン
ジヤの移動により圧力零とするまでに必要な時間
に置換え出力信号をその置換えた時間発する変換
器と、前記圧力弛め制御信号が前記変換器から出
力信号が発せられている時間を越えて前記電磁弁
に伝達されることを制限する制限器とを含むアン
チスキツド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12439181A JPS5826659A (ja) | 1981-08-07 | 1981-08-07 | アンチスキツド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12439181A JPS5826659A (ja) | 1981-08-07 | 1981-08-07 | アンチスキツド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5826659A JPS5826659A (ja) | 1983-02-17 |
| JPH021705B2 true JPH021705B2 (ja) | 1990-01-12 |
Family
ID=14884256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12439181A Granted JPS5826659A (ja) | 1981-08-07 | 1981-08-07 | アンチスキツド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5826659A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61218463A (ja) * | 1985-03-23 | 1986-09-27 | Toyota Motor Corp | アンチスキツド型液圧ブレ−キ装置 |
| KR920006441B1 (ko) * | 1989-09-01 | 1992-08-06 | 남영희 | 자동차의 안전 제동장치 |
-
1981
- 1981-08-07 JP JP12439181A patent/JPS5826659A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5826659A (ja) | 1983-02-17 |
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