JPH02170925A - 連続焼鈍冷間圧延鋼板の製造方法 - Google Patents
連続焼鈍冷間圧延鋼板の製造方法Info
- Publication number
- JPH02170925A JPH02170925A JP32305688A JP32305688A JPH02170925A JP H02170925 A JPH02170925 A JP H02170925A JP 32305688 A JP32305688 A JP 32305688A JP 32305688 A JP32305688 A JP 32305688A JP H02170925 A JPH02170925 A JP H02170925A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- steel sheet
- rolled steel
- chemical conversion
- aqueous solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、連続焼鈍冷間圧延鋼板の製造方法に関する。
さらに詳しくは、本発明は、優れた化成処理性を有する
冷間圧延鋼板、特に連続焼鈍冷間圧延鋼板の製造方法に
関する。
冷間圧延鋼板、特に連続焼鈍冷間圧延鋼板の製造方法に
関する。
(従来の技術)
鋼板は自然界においては発錆しやすく、その最終使用状
態においては一般的に塗装やめっき等何らかの表面処理
を施して使用される。塗装される場合には、惨装に先立
ち、いわゆる塗装性とともに耐食性を高めるために鋼板
にはリン酸塩処理が施されるのが通例であり、このリン
酸塩処理によって形成されるリン酸塩処理皮膜の品質が
O装後の塗膜耐久性を大きく支配することは周知である
。
態においては一般的に塗装やめっき等何らかの表面処理
を施して使用される。塗装される場合には、惨装に先立
ち、いわゆる塗装性とともに耐食性を高めるために鋼板
にはリン酸塩処理が施されるのが通例であり、このリン
酸塩処理によって形成されるリン酸塩処理皮膜の品質が
O装後の塗膜耐久性を大きく支配することは周知である
。
ところで冷間圧延により得られた銅帯は従来、箱型焼鈍
法により650〜750℃に数時間〜lO時間均熱され
焼鈍されていたが、近年では連続焼鈍法の発達によりそ
の多くが連続焼鈍処理されるようになり、均熱時間が数
10秒程度に短縮されるようになった。しかしながらか
かる短時間焼鈍方式の発展は、鋼板の表面特性を下記■
ないし■の如く大きく変化させた。
法により650〜750℃に数時間〜lO時間均熱され
焼鈍されていたが、近年では連続焼鈍法の発達によりそ
の多くが連続焼鈍処理されるようになり、均熱時間が数
10秒程度に短縮されるようになった。しかしながらか
かる短時間焼鈍方式の発展は、鋼板の表面特性を下記■
ないし■の如く大きく変化させた。
■焼鈍時間の著しい短縮は、鋼中成分の表面への濃化に
より形成される、リン酸塩処理に有効な表面4化層の形
成を妨げることになった。
より形成される、リン酸塩処理に有効な表面4化層の形
成を妨げることになった。
■焼鈍効率を高めるため連続焼鈍法でも採用が拡大しつ
つある直下式加熱法は、雰囲気をいかにコントロールし
ても鋼帯表面にオングストローム単位の厚さの酸化■9
の形成をもたらし、この酸化膜の存在はリン酸塩処理性
の低下をもたらす。
つある直下式加熱法は、雰囲気をいかにコントロールし
ても鋼帯表面にオングストローム単位の厚さの酸化■9
の形成をもたらし、この酸化膜の存在はリン酸塩処理性
の低下をもたらす。
■成形性を付与するために添加されるTiやNb、また
高抗張力を付与するために添加されるMnやSiは特に
上記■の傾向が著しい。
高抗張力を付与するために添加されるMnやSiは特に
上記■の傾向が著しい。
したがって連続焼鈍法の普及に伴って、連続焼鈍冷間圧
延鋼板の化成処理性の改善が急務になっている。
延鋼板の化成処理性の改善が急務になっている。
他方、連続焼鈍における鋼板の冷却法として、−C的に
は、ガスジェット冷却、ロール冷却、気水冷却、水焼入
冷却等の方法が採用されているが、この種の一般的な冷
却方法では、化成処理に適するように綱板の表面改質を
行うことはできない。
は、ガスジェット冷却、ロール冷却、気水冷却、水焼入
冷却等の方法が採用されているが、この種の一般的な冷
却方法では、化成処理に適するように綱板の表面改質を
行うことはできない。
むしろ、気水冷却や水焼入冷却では、鋼板表面に数千人
程度の酸化皮膜(FeO1Fez03 、Fe5Oa等
)を生じ、逆に著しく化成処理性を損なうものであった
。
程度の酸化皮膜(FeO1Fez03 、Fe5Oa等
)を生じ、逆に著しく化成処理性を損なうものであった
。
そこで化成処理性向上対策としてiz続焼鈍設備に続い
て、酸洗設備、Niフラッシュメツキ設備といった後処
理を行うための設備が設置されている。
て、酸洗設備、Niフラッシュメツキ設備といった後処
理を行うための設備が設置されている。
一方上記のような特別な後処理設備を設置することなく
鋼板の化成処理性の改善を試みる方法もいくつか提案さ
れている。すなわち (1)特公昭61−15132号公報では、ギ酸含有水
により冷却する方法を、 (2)特公昭59−38285号公報では10〜90重
量%のアルコール含有水による冷却方法を、 (3)特開昭f31−201737号公報では、α−ア
ミノ酸含有水溶液による冷却方法を、 (4)特開昭49−122435号公報では塩酸を発生
するが如き塩類を接触させる方法を、 (5)特公昭55−22534号公報および特開昭56
−156778号公報では、リン酸塩化合物含有水によ
り冷却する方法を、さらに (6)特開昭63−11623号公報では溶存酸素濃度
を低減させた冷却水による冷却方法を、 それぞれ提案している。
鋼板の化成処理性の改善を試みる方法もいくつか提案さ
れている。すなわち (1)特公昭61−15132号公報では、ギ酸含有水
により冷却する方法を、 (2)特公昭59−38285号公報では10〜90重
量%のアルコール含有水による冷却方法を、 (3)特開昭f31−201737号公報では、α−ア
ミノ酸含有水溶液による冷却方法を、 (4)特開昭49−122435号公報では塩酸を発生
するが如き塩類を接触させる方法を、 (5)特公昭55−22534号公報および特開昭56
−156778号公報では、リン酸塩化合物含有水によ
り冷却する方法を、さらに (6)特開昭63−11623号公報では溶存酸素濃度
を低減させた冷却水による冷却方法を、 それぞれ提案している。
(発明が解決しようとする課題)
しかし従来行われている酸洗+N+フラッシュメツキ法
では後処理設備が必要であり、設備費が増大するという
問題があった。
では後処理設備が必要であり、設備費が増大するという
問題があった。
また化成処理性を改善するために提案されている上記の
(1)の方法では、必ずしも化成処理性の改善効果が充
分ではない。
(1)の方法では、必ずしも化成処理性の改善効果が充
分ではない。
(2)の方法では、無酸化冷却には有効であるとしても
、酸を使用する場合のエツチング効果は全くなく、鋼板
の表面改質を行うことはできない。また先に触れたよう
に高抗張力材等のMn、 S、 Si、P等の成分元素
を多く含む鋼板においては、焼鈍時に表面濃化層の生成
を招き、見栄えおよび化成処理性の悪化を招くが、(2
)の方法では鋼板表面のエツチング効果がないので表面
);化層の除去を行うことができない。
、酸を使用する場合のエツチング効果は全くなく、鋼板
の表面改質を行うことはできない。また先に触れたよう
に高抗張力材等のMn、 S、 Si、P等の成分元素
を多く含む鋼板においては、焼鈍時に表面濃化層の生成
を招き、見栄えおよび化成処理性の悪化を招くが、(2
)の方法では鋼板表面のエツチング効果がないので表面
);化層の除去を行うことができない。
(3)および(4)の方法では、冷却処理後に充分なリ
ンスを行っても、鋼板表面に黄褐色状の錆を生じ、化成
処理性が悪化することを本発明者らは確認している。
ンスを行っても、鋼板表面に黄褐色状の錆を生じ、化成
処理性が悪化することを本発明者らは確認している。
(5)の方法では、リン酸塩化合物のみでは化成処理性
の改善効果は不充分である。
の改善効果は不充分である。
さらに(6)の方法では、冷却水中の溶存酸素濃度をか
なり低く管理する必要があり、実際の製造工程に適用す
ることができない。
なり低く管理する必要があり、実際の製造工程に適用す
ることができない。
以上いずれの方法によっても鋼板の化成処理性を向上さ
せることができる、連続焼鈍冷間圧延鋼板の製造方法は
これまで存在しなかったのである。
せることができる、連続焼鈍冷間圧延鋼板の製造方法は
これまで存在しなかったのである。
ここに本発明の目的は、安価な設備で行うことができ、
また優れた化成処理性を有する鋼板を提供することがで
きる、連続焼鈍冷間圧延鋼板の製造方法を提供すること
にある。
また優れた化成処理性を有する鋼板を提供することがで
きる、連続焼鈍冷間圧延鋼板の製造方法を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段)
本発明者らは、上記の課題を解決するため種々検討を重
ねた結果、連VC焼鈍過程で高温の冷間圧延鋼板を冷却
処理する際に、溶存酸素ff度の範囲を特定した水に0
.1〜20重量%の有機酸、無a酸および/またはこれ
らの塩を含有せしめて水溶液とし、該水溶液に鋼板を接
触させて鋼板の冷却を行うことにより、得られるi9!
続焼鈍冷間圧延鋼板の化成処理性を改善することができ
ることを知り、本発明を完成した。
ねた結果、連VC焼鈍過程で高温の冷間圧延鋼板を冷却
処理する際に、溶存酸素ff度の範囲を特定した水に0
.1〜20重量%の有機酸、無a酸および/またはこれ
らの塩を含有せしめて水溶液とし、該水溶液に鋼板を接
触させて鋼板の冷却を行うことにより、得られるi9!
続焼鈍冷間圧延鋼板の化成処理性を改善することができ
ることを知り、本発明を完成した。
ここに本発明の要旨とするところは、連Vt焼鈍過程で
高温の冷間圧延鋼板を冷却処理する際に、溶存酸素?震
度を4 ppm以下に低減させた水に0.1〜20重量
%の有Ja酸、無機酸および/またはこれらの塩を含有
せしめて水i8液とし、該水溶液に前記鋼板を接触させ
ることを特徴とする連続焼鈍冷間圧延tJfflの装造
方法である。
高温の冷間圧延鋼板を冷却処理する際に、溶存酸素?震
度を4 ppm以下に低減させた水に0.1〜20重量
%の有Ja酸、無機酸および/またはこれらの塩を含有
せしめて水i8液とし、該水溶液に前記鋼板を接触させ
ることを特徴とする連続焼鈍冷間圧延tJfflの装造
方法である。
本発明の実施態様にあっζ、水溶液と鋼板を接触させる
時は、不活性雰囲気または還元性雰囲気で行なうことが
望ましく、また水溶液に含有する酸または酸塩としては
ホウ酸を用いることが望ましい。
時は、不活性雰囲気または還元性雰囲気で行なうことが
望ましく、また水溶液に含有する酸または酸塩としては
ホウ酸を用いることが望ましい。
(作用)
以下、本発明をその作用効果とともに詳述する。
なお本明細書において「%」は特にことわりのない限り
、「重量%」を意味するものとする。
、「重量%」を意味するものとする。
本発明においては、溶存酸素濃度を4ρρ−以下に低減
させた水に酸または塩類を含有せしめた水溶液を用いて
いるため、鋼板と接触した場合に通常の溶存酸素濃度の
水に酸または酸塩を含有した水溶液よりも効果的に酸化
膜および表面濃化層を除去しながらの9%1ljB化処
理を行うことができ、連続焼鈍冷間圧延鋼板の化成処理
性を向上することができる。
させた水に酸または塩類を含有せしめた水溶液を用いて
いるため、鋼板と接触した場合に通常の溶存酸素濃度の
水に酸または酸塩を含有した水溶液よりも効果的に酸化
膜および表面濃化層を除去しながらの9%1ljB化処
理を行うことができ、連続焼鈍冷間圧延鋼板の化成処理
性を向上することができる。
たとえば第1図に(NZ95%+Ht5%)の雰囲気中
で450℃に鋼板を加熱後純水で冷却した場合の、水溶
液中の溶存酸素濃度と鋼板表面の酸化膜厚さとの関係を
示す、第1図から明らかなように溶存酸素量を4pp−
以下とすることにより、原(反と同程度の400 人の
酸化膜厚さを61保できる。
で450℃に鋼板を加熱後純水で冷却した場合の、水溶
液中の溶存酸素濃度と鋼板表面の酸化膜厚さとの関係を
示す、第1図から明らかなように溶存酸素量を4pp−
以下とすることにより、原(反と同程度の400 人の
酸化膜厚さを61保できる。
実際の製造工程において、冷却水中の溶存酸素濃度を4
ρρ■以下にするには、 ■薬剤を添加する方法 N1H4(ヒドラジン) +(h=Nz”211zO
■脱酸素樹脂を触媒として、溶解させた水素ガスと反応
させる方法 2H!+0□=2HtO 等があるが、特に制限を要するものではない。
ρρ■以下にするには、 ■薬剤を添加する方法 N1H4(ヒドラジン) +(h=Nz”211zO
■脱酸素樹脂を触媒として、溶解させた水素ガスと反応
させる方法 2H!+0□=2HtO 等があるが、特に制限を要するものではない。
また本発明においては、含有物として有機酸、無機酸お
よび/またはこれらの塩が用いられるがその含有量とし
ては0.1〜20%である。かかる範囲に制限した理由
は、冷却水として用いる水溶液のpHを適性な範囲に保
つためである。すなわち有機酸、無機酸および/または
これらの塩の含有量が20%超であると水?$ 液のρ
IIは2未満となって鋼板表面を腐食させるおそれがあ
り、また有機酸、無機酸および/またはこれらの塩の含
有量が0.1%未満であると水溶:夜のρ11は5より
も大きくなって酸化nり、表面濃化層の除去効果が小さ
くなってしまうからである。たとえば第2図に無機酸と
してホウ酸を用いた場合の水溶液、つまり、ホウ酸水溶
液の、ホウ酸濃度とpHとの関係を示す。pl+が5よ
りも大きい場合には、酸化膜、表面?;化層の除去効果
が小さく、2よりも小さい場合には酸tlが強すぎ綱板
表面を腐食させるおそれがある。
よび/またはこれらの塩が用いられるがその含有量とし
ては0.1〜20%である。かかる範囲に制限した理由
は、冷却水として用いる水溶液のpHを適性な範囲に保
つためである。すなわち有機酸、無機酸および/または
これらの塩の含有量が20%超であると水?$ 液のρ
IIは2未満となって鋼板表面を腐食させるおそれがあ
り、また有機酸、無機酸および/またはこれらの塩の含
有量が0.1%未満であると水溶:夜のρ11は5より
も大きくなって酸化nり、表面濃化層の除去効果が小さ
くなってしまうからである。たとえば第2図に無機酸と
してホウ酸を用いた場合の水溶液、つまり、ホウ酸水溶
液の、ホウ酸濃度とpHとの関係を示す。pl+が5よ
りも大きい場合には、酸化膜、表面?;化層の除去効果
が小さく、2よりも小さい場合には酸tlが強すぎ綱板
表面を腐食させるおそれがある。
ここで本発明における有機酸としては、水に対する熔解
性の観点からは、炭素数が6以下であることが望ましく
その例として、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、ペンタン酸
、ヘキサン酸等の脂肪族モノカルボン酸、シュウ酸、マ
ロン酸、マレイン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン
酸、1.2.4−ブクントリカルボン酸−2−ホスホネ
ート、エチレンジアミンテトラ酢酸、ニトリロトリ酢酸
等の脂肪族多価カルボン酸、オキシ酢酸、グルコン酸、
クエン酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、没食子酸、タンニ
ン酸等のオキシカルボン酸、石炭酸等を例′示できる。
性の観点からは、炭素数が6以下であることが望ましく
その例として、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、ペンタン酸
、ヘキサン酸等の脂肪族モノカルボン酸、シュウ酸、マ
ロン酸、マレイン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン
酸、1.2.4−ブクントリカルボン酸−2−ホスホネ
ート、エチレンジアミンテトラ酢酸、ニトリロトリ酢酸
等の脂肪族多価カルボン酸、オキシ酢酸、グルコン酸、
クエン酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、没食子酸、タンニ
ン酸等のオキシカルボン酸、石炭酸等を例′示できる。
上記例のギ酸は、100〜900℃程度の高温状態の冷
間圧延鋼板と接触した時に沸腋状態となりCOガスを発
生するため、鋼板の還元効果も大きいので優れる。また
上述の有機酸のアンモニウム塩も使用できる。この有機
酸のアンモニウム塩は、酸による金属の腐食を抑制でき
好適である。
間圧延鋼板と接触した時に沸腋状態となりCOガスを発
生するため、鋼板の還元効果も大きいので優れる。また
上述の有機酸のアンモニウム塩も使用できる。この有機
酸のアンモニウム塩は、酸による金属の腐食を抑制でき
好適である。
無機酸としては、水可溶性の酸でたとえばホウ酸、塩酸
、硝酸、リン酸等を例示することができる。これらの酸
は勿論併用してもよい。
、硝酸、リン酸等を例示することができる。これらの酸
は勿論併用してもよい。
上記例のホウ酸の場合、酸化膜および表面Y;化層を除
去すると同時に、鋼板表面に極itのホウ素あるいはホ
ウ素化合物が付着し、これを核としてリン酸塩皮膜の結
晶核数が多くなるため、緻密な化成処理皮膜が形成され
、特に化成処理性の向上に大きな効果がある。
去すると同時に、鋼板表面に極itのホウ素あるいはホ
ウ素化合物が付着し、これを核としてリン酸塩皮膜の結
晶核数が多くなるため、緻密な化成処理皮膜が形成され
、特に化成処理性の向上に大きな効果がある。
また無機酸のアンモニウム塩やナトリウム塩、たとえば
ホウ酸ナトリウム、りん酸ナトリウム、塩化アンモニウ
ム等も使用できる。ホウ酸ナトリウムは鋼板表面にホウ
素あるいはホウ素化合物を付着させ、ホウ酸を用いた場
合と同様に化成処理性の向上に効果がある。また塩化ア
ンモニウムは高温状態の金属材と接触した時に11□ガ
スを発生し金属材の還元効果も大きいので性能的にも優
れるものである。
ホウ酸ナトリウム、りん酸ナトリウム、塩化アンモニウ
ム等も使用できる。ホウ酸ナトリウムは鋼板表面にホウ
素あるいはホウ素化合物を付着させ、ホウ酸を用いた場
合と同様に化成処理性の向上に効果がある。また塩化ア
ンモニウムは高温状態の金属材と接触した時に11□ガ
スを発生し金属材の還元効果も大きいので性能的にも優
れるものである。
本発明において鋼板と各水溶液とを接触させる方法とし
ては、水溶液を鋼板へスプレー等により吹きつけたり、
あるいは水溶液の収容槽中に鋼板をj■すなどの方法が
ある。
ては、水溶液を鋼板へスプレー等により吹きつけたり、
あるいは水溶液の収容槽中に鋼板をj■すなどの方法が
ある。
なお雰囲気としてはN2、N2+lI□、Arガス雰囲
気等が有効であり、実用上は酸化防止の観点から0!濃
度を0.5%未満とすることが有効である。
気等が有効であり、実用上は酸化防止の観点から0!濃
度を0.5%未満とすることが有効である。
このようにして冷却を終えた鋼板をそのまま、または必
要に応じて調質圧延を施こすことにより、化成処理性に
1zれる連綺焼鈍冷間圧延崎仮を得ることができる。
要に応じて調質圧延を施こすことにより、化成処理性に
1zれる連綺焼鈍冷間圧延崎仮を得ることができる。
さらに本発明を実施例に基づいて詳述するが、これは本
発明の例示でありこれにより本発明が不当に制限される
ものではない。
発明の例示でありこれにより本発明が不当に制限される
ものではない。
(実施例)
板T¥0.8龍、板幅10001fiの冷間圧延された
極低炭素鋼板(CiO,0O15%)をストリップ走行
速度!50mpmの連続焼鈍ラインにおいて、加熱およ
び均熱処理試験を行った。
極低炭素鋼板(CiO,0O15%)をストリップ走行
速度!50mpmの連続焼鈍ラインにおいて、加熱およ
び均熱処理試験を行った。
すなわち、まず前記鋼板を850℃まで加熱後均熱保持
し、その後ガスジェット冷却により450℃まで冷却し
3分間の過時効処理を行った。その後の冷却工程に本発
明にかかる方法を適用し、100℃まで第1図に示す各
極液により浸潤冷却した。
し、その後ガスジェット冷却により450℃まで冷却し
3分間の過時効処理を行った。その後の冷却工程に本発
明にかかる方法を適用し、100℃まで第1図に示す各
極液により浸潤冷却した。
続いてリンスを兼ねて常温まで水冷を行った。その後1
.0%の圧下率の調質圧延を行い、Q柊製品を得て、試
料mlないし試料患7の試験片とした。
.0%の圧下率の調質圧延を行い、Q柊製品を得て、試
料mlないし試料患7の試験片とした。
かかる工程により得られた試料11kllないし試料l
h7の化成処理性を調査した。ただし化成処理条件は次
の通りである。
h7の化成処理性を調査した。ただし化成処理条件は次
の通りである。
(1)脱脂: 「ファインクリーナー4826TI (
商品名)を用い、50℃で2分間処理した。
商品名)を用い、50℃で2分間処理した。
(2)表面調整: 「バーコレン7、Tl(商品名)を
用い、20秒間処理した。
用い、20秒間処理した。
(3)リン酸塩処理: [ボンデライl−30301(
商品名)を用い、50℃で2分間浸漬処理した。
商品名)を用い、50℃で2分間浸漬処理した。
また化成処理性については、次の(alないしfclに
より評価した。
より評価した。
fa)化成皮膜のフォスフオフイライト (P) と、
ホバイト(H)との比P/ (P + I+)をX線解
析から求めた。
ホバイト(H)との比P/ (P + I+)をX線解
析から求めた。
tb+走査型電子顕微鏡により、結晶の大きさを求めた
。
。
+cl化成皮膜の付着量を重!tt法により求めた。
また本発明は連続焼鈍工程へ適用することを目的として
いるため、この化成処理試験は(N195%(1)□5
%)である還元性雰囲気において行った。
いるため、この化成処理試験は(N195%(1)□5
%)である還元性雰囲気において行った。
試験条件および結果を第1表に示す。
第 1 表
(注) 率は本発明の範囲外
ここでP/ (P + I+)は値が大きいほど、また
化成結晶の大きさは小さいほど、さらに化成皮膜の付着
量は多いほど、それぞれ化成処理性は良好であると判断
される。したがって第1表の試料の化成処理性を判断す
るにあたっては、P/(P + I+)≧95、結晶の
大きさ≦5p、付着量≧2.58/m”の場合を良好と
した。 第1表から明らかなように本発明にかかる試料
(試料1klないし試ギ1寛4)は、上記の基準を全て
満足し、化成処理性に優れることがわかる。
化成結晶の大きさは小さいほど、さらに化成皮膜の付着
量は多いほど、それぞれ化成処理性は良好であると判断
される。したがって第1表の試料の化成処理性を判断す
るにあたっては、P/(P + I+)≧95、結晶の
大きさ≦5p、付着量≧2.58/m”の場合を良好と
した。 第1表から明らかなように本発明にかかる試料
(試料1klないし試ギ1寛4)は、上記の基準を全て
満足し、化成処理性に優れることがわかる。
これに対し試料磁5は焼鈍後にガスジェット冷却を施し
た試料であるが、結晶の大きさが大きくなりすぎたため
に、P/(P+H)および付着量の値が小さくなってし
まい化成処理性が良好でないことがわかる。
た試料であるが、結晶の大きさが大きくなりすぎたため
に、P/(P+H)および付着量の値が小さくなってし
まい化成処理性が良好でないことがわかる。
また試料階6は溶存酸素量が本発明の範囲を外れた水溶
液により冷却した場合の試t1であるが、やはり化成処
理性が不充分であることがわかる。
液により冷却した場合の試t1であるが、やはり化成処
理性が不充分であることがわかる。
さらに1式寧4患7は有機酸、fIil、機成および/
またはこれらの塩を含有しない水溶液により冷却した場
合の試料であるが、やはり化成処理性が不足しているこ
とが明らかである。
またはこれらの塩を含有しない水溶液により冷却した場
合の試料であるが、やはり化成処理性が不足しているこ
とが明らかである。
(発明の効果)
以上詳述してきた本発明にかかる連続Vl鈍冷間圧延鋼
板の製造方法によれば、化成処理性の優れた鋼板を安価
にしかも確実に提供することができる。
板の製造方法によれば、化成処理性の優れた鋼板を安価
にしかも確実に提供することができる。
かかる効果を存する本発明の意義は著しい。
第1図は、N295%(1)25%雰囲気中で鋼板を4
50℃に加熱後純水で冷却した場合の、純水中の溶存酸
素濃度と鋼板表面の酸化膜厚さとの関係を表すグラフ:
および 第2図は、ホウ酸?二度とp)lとの関係を表すグラフ
である。
50℃に加熱後純水で冷却した場合の、純水中の溶存酸
素濃度と鋼板表面の酸化膜厚さとの関係を表すグラフ:
および 第2図は、ホウ酸?二度とp)lとの関係を表すグラフ
である。
Claims (3)
- (1)連続焼鈍過程で高温の冷間圧延鋼板を冷却処理す
る際に、溶存酸素濃度を4ppm以下に低減させた水に
0.1〜20重量%の有機酸、無機酸および/またはこ
れらの塩を含有せしめて水溶液とし、該水溶液に前記綱
板を接触させることを特徴とする連続焼鈍冷間圧延鋼板
の製造方法。 - (2)不活性雰囲気または還元性雰囲気中で、前記水溶
液に前記鋼板を接触させることを特徴とする請求項(1
)記載の連続焼鈍冷間圧延鋼板の製造方法。 - (3)前記無機酸がホウ酸である請求項(1)または請
求項(2)に記載の連続焼鈍冷間圧延鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32305688A JPH02170925A (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | 連続焼鈍冷間圧延鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32305688A JPH02170925A (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | 連続焼鈍冷間圧延鋼板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02170925A true JPH02170925A (ja) | 1990-07-02 |
| JPH0587570B2 JPH0587570B2 (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=18150602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32305688A Granted JPH02170925A (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | 連続焼鈍冷間圧延鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02170925A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2942629A1 (fr) * | 2009-03-02 | 2010-09-03 | Cmi Thermline Services | Procede de refroidissement d'une bande metallique circulant dans une section de refroidissement d'une ligne de traitement thermique en continu, et installation de mise en oeuvre dudit procede |
| KR20160095064A (ko) * | 2013-12-05 | 2016-08-10 | 파이브스 스탕 | 강 스트립의 연속 열처리를 위한 방법 및 장치 |
| CN107475702A (zh) * | 2017-08-11 | 2017-12-15 | 马钢(集团)控股有限公司 | 一种电工钢表面钝化处理方法 |
| JP2020520409A (ja) * | 2017-03-22 | 2020-07-09 | フィブ スタン | 連続的なラインの冷却セクションを移動する鋼ストリップの冷却方法及び装置 |
| WO2023233450A1 (ja) * | 2022-05-30 | 2023-12-07 | Primetals Technologies Japan株式会社 | 冷却液及び鋼板の冷却方法 |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49122435A (ja) * | 1973-03-26 | 1974-11-22 | ||
| JPS5522534A (en) * | 1978-08-04 | 1980-02-18 | Bridgestone Corp | Aircraft pneumatic tire having high durability |
| JPS56156778A (en) * | 1980-05-02 | 1981-12-03 | Nippon Steel Corp | Manufacture of continuously annealed steel strip with superior suitability to phosphating and superior corrosion resistance after coating |
| JPS6115132A (ja) * | 1984-07-02 | 1986-01-23 | Canon Inc | フアインダ−光学系 |
| JPS61179820A (ja) * | 1985-02-05 | 1986-08-12 | Nippon Steel Corp | 連続焼鈍設備 |
| JPS61201737A (ja) * | 1985-03-04 | 1986-09-06 | Nippon Steel Corp | 表面特性の良好な冷延鋼帯の製造方法 |
| JPS636613A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-12 | Fujitsu Denso Ltd | 電源投入システム |
| JPS6311623A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-19 | Kawasaki Steel Corp | 化成処理性の優れた鋼板の製造方法およびその連続焼鈍設備 |
-
1988
- 1988-12-21 JP JP32305688A patent/JPH02170925A/ja active Granted
Patent Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49122435A (ja) * | 1973-03-26 | 1974-11-22 | ||
| JPS5522534A (en) * | 1978-08-04 | 1980-02-18 | Bridgestone Corp | Aircraft pneumatic tire having high durability |
| JPS56156778A (en) * | 1980-05-02 | 1981-12-03 | Nippon Steel Corp | Manufacture of continuously annealed steel strip with superior suitability to phosphating and superior corrosion resistance after coating |
| JPS6115132A (ja) * | 1984-07-02 | 1986-01-23 | Canon Inc | フアインダ−光学系 |
| JPS61179820A (ja) * | 1985-02-05 | 1986-08-12 | Nippon Steel Corp | 連続焼鈍設備 |
| JPS61201737A (ja) * | 1985-03-04 | 1986-09-06 | Nippon Steel Corp | 表面特性の良好な冷延鋼帯の製造方法 |
| JPS636613A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-12 | Fujitsu Denso Ltd | 電源投入システム |
| JPS6311623A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-19 | Kawasaki Steel Corp | 化成処理性の優れた鋼板の製造方法およびその連続焼鈍設備 |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2942629A1 (fr) * | 2009-03-02 | 2010-09-03 | Cmi Thermline Services | Procede de refroidissement d'une bande metallique circulant dans une section de refroidissement d'une ligne de traitement thermique en continu, et installation de mise en oeuvre dudit procede |
| EP2226400A1 (fr) | 2009-03-02 | 2010-09-08 | CMI Thermline Services | Procédé de refroidissement d'une bande métallique circulant dans une section de refroidissement d'une ligne de traitement thermique en continu, et installation de mise en oeuvre dudit procédé |
| US8490416B2 (en) | 2009-03-02 | 2013-07-23 | Cmi Sa | Method of cooling a metal strip traveling through a cooling section of a continuous heat treatment line, and an installation for implementing said method |
| KR20160095064A (ko) * | 2013-12-05 | 2016-08-10 | 파이브스 스탕 | 강 스트립의 연속 열처리를 위한 방법 및 장치 |
| US10041140B2 (en) | 2013-12-05 | 2018-08-07 | Fives Stein | Method for continuous thermal treatment of a steel strip |
| US11193181B2 (en) | 2013-12-05 | 2021-12-07 | Fives Stein | Method and apparatus for continuous thermal treatment of a steel strip |
| JP2020520409A (ja) * | 2017-03-22 | 2020-07-09 | フィブ スタン | 連続的なラインの冷却セクションを移動する鋼ストリップの冷却方法及び装置 |
| JP2022163112A (ja) * | 2017-03-22 | 2022-10-25 | フィブ スタン | 連続的なラインの冷却セクションを移動する鋼ストリップの冷却方法及び装置 |
| CN107475702A (zh) * | 2017-08-11 | 2017-12-15 | 马钢(集团)控股有限公司 | 一种电工钢表面钝化处理方法 |
| WO2023233450A1 (ja) * | 2022-05-30 | 2023-12-07 | Primetals Technologies Japan株式会社 | 冷却液及び鋼板の冷却方法 |
| JPWO2023233450A1 (ja) * | 2022-05-30 | 2023-12-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0587570B2 (ja) | 1993-12-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN104053820B (zh) | 防止酸洗后的钢板表面的黄变的方法 | |
| JP5282459B2 (ja) | Si含有鋼板の製造方法 | |
| JP6041079B1 (ja) | 冷延鋼帯の製造方法及び製造設備 | |
| JP5672127B2 (ja) | 溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
| JP5896165B2 (ja) | 酸洗後の鋼板表面の黄変防止方法 | |
| JPH0587570B2 (ja) | ||
| JP5168793B2 (ja) | 塗装後耐食性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法 | |
| JP3078456B2 (ja) | 高張力溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JP7054067B2 (ja) | 高強度冷延鋼板、その製造方法、および水処理剤 | |
| JP6123754B2 (ja) | 化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板およびその製造方法 | |
| JPH01139728A (ja) | 化成処理性に優れた連続焼鈍冷延鋼板の冷却処理方法 | |
| JPH03126879A (ja) | 化成処理性の優れた冷延鋼板の製造方法 | |
| US5106435A (en) | Method for minimizing surface carbide formation during box annealing | |
| JPH02270969A (ja) | リン酸塩処理性の優れた冷延鋼板の製造方法 | |
| JPH01156429A (ja) | 連続焼鈍冷延鋼板の冷却処理方法 | |
| JP2001158918A (ja) | めっき密着性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板および合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JPH03232952A (ja) | めっき層密着性の良好な溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JP2723674B2 (ja) | 表面性状の優れた鋼板の製造方法 | |
| JPS5933172B2 (ja) | 冷延鋼板の連続焼鈍処理方法 | |
| JP2007138212A (ja) | 化成処理性に優れた冷延鋼板およびその製造方法 | |
| JPS5933171B2 (ja) | 冷延鋼板の連続焼鈍方法 | |
| JPH08325749A (ja) | 潤滑性に優れた電気亜鉛系めっき冷延鋼板の製造設備 | |
| JPH04232297A (ja) | 光沢、白色度および耐食性に優れたステンレス冷延鋼帯の製造方法 | |
| WO2020149323A1 (ja) | 方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JPS6379996A (ja) | りん酸塩処理性に優れた極低炭素鋼板およびその製造方法 |