JPH0217150A - メタクリル酸メチルの精製法 - Google Patents
メタクリル酸メチルの精製法Info
- Publication number
- JPH0217150A JPH0217150A JP16658488A JP16658488A JPH0217150A JP H0217150 A JPH0217150 A JP H0217150A JP 16658488 A JP16658488 A JP 16658488A JP 16658488 A JP16658488 A JP 16658488A JP H0217150 A JPH0217150 A JP H0217150A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- methyl methacrylate
- distillation
- methanol
- azeotropic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はメタクリル酸メチルの精製方法に関する。
(従来の技術)
メタクリル酸メチル(以下、MMAと記す)・を精製す
る方法として、■MMAとメタノールの水含有混合物に
メタノールと共沸混合物を形成する共沸形成剤を添加し
共沸蒸留してメタノールを分離する方法(特開昭58−
180457号)や■メタノール、水、MMAよりなる
混合液を蒸留精製する場合、炭素数6ないし7の飽和炭
化水素を存在させて蒸留を行ない塔頂から飽和炭化水素
とメタノールを留出せしめ、塔下部からデカンタ−によ
りMMAと水とを分離して別々に抜き出す方法(特開昭
57−9740号)がすでに知られている。しかしなが
らこれらの方法は次のような問題点を有している。すな
わち、■の方法では、塔底残留物中には依然として水が
存在するためこの分離のためにさらに蒸留などの処理が
必要である、また■では、塔頂留出物が二液分離しない
場合がありその際は共沸溶剤とメタノールとを分離する
ため抽出などの別途処理を要することになる。
る方法として、■MMAとメタノールの水含有混合物に
メタノールと共沸混合物を形成する共沸形成剤を添加し
共沸蒸留してメタノールを分離する方法(特開昭58−
180457号)や■メタノール、水、MMAよりなる
混合液を蒸留精製する場合、炭素数6ないし7の飽和炭
化水素を存在させて蒸留を行ない塔頂から飽和炭化水素
とメタノールを留出せしめ、塔下部からデカンタ−によ
りMMAと水とを分離して別々に抜き出す方法(特開昭
57−9740号)がすでに知られている。しかしなが
らこれらの方法は次のような問題点を有している。すな
わち、■の方法では、塔底残留物中には依然として水が
存在するためこの分離のためにさらに蒸留などの処理が
必要である、また■では、塔頂留出物が二液分離しない
場合がありその際は共沸溶剤とメタノールとを分離する
ため抽出などの別途処理を要することになる。
さらに■の方法においては、塔下部から層分離により水
とMMA等を分離するため、MMA中に水が最大溶解変
分まで含まれ(MMAに対する水の溶解度は例えば25
℃で1.2%)この水分を除くためさらに蒸留等の操作
が必要となる。
とMMA等を分離するため、MMA中に水が最大溶解変
分まで含まれ(MMAに対する水の溶解度は例えば25
℃で1.2%)この水分を除くためさらに蒸留等の操作
が必要となる。
(発明が解決しようとする課題)
一般に、MMAはメタクリル酸、メタクリル酸アミド、
メタクリロニトリル等を酸性触媒の存在下に過剰量のメ
タノールと反応させることにより製造される。これらの
エステル化反応によって生成したMMAは藤発、抽出、
層分離等の方法で主として水、メタノールおよびMMA
から成る混合物としてエステル化反応液から分離される
。この混合物は相互に共沸組成物を形成するため、目的
成分であるMMAをその他の不純物から効果的に分離す
るためには繁雑な操作を要し、未だ満足すべき方法が見
出されていない。
メタクリロニトリル等を酸性触媒の存在下に過剰量のメ
タノールと反応させることにより製造される。これらの
エステル化反応によって生成したMMAは藤発、抽出、
層分離等の方法で主として水、メタノールおよびMMA
から成る混合物としてエステル化反応液から分離される
。この混合物は相互に共沸組成物を形成するため、目的
成分であるMMAをその他の不純物から効果的に分離す
るためには繁雑な操作を要し、未だ満足すべき方法が見
出されていない。
本発明の目的とするところは、MMAを精製する際、主
な不純物となる水、メタノールをより効率的に蒸留分離
する方法を従供するにある。
な不純物となる水、メタノールをより効率的に蒸留分離
する方法を従供するにある。
(課題を解決するための手段)
このような目的は、本発明によれば、主として水、メタ
ノールおよびMMAよりなる混合物を蒸留塔に供給して
M M Aを蒸留精製するに際し、共沸溶剤として炭素
数6の炭化水素(以下、C6炭化水素と記す)を蒸留塔
濃縮部に存在させ、塔頂部より水およびメタノールを0
6炭化水素の共沸混合物として留出せしめ、塔底からM
MAを抜き出すことを特徴とするMMAの精製法により
達成される。
ノールおよびMMAよりなる混合物を蒸留塔に供給して
M M Aを蒸留精製するに際し、共沸溶剤として炭素
数6の炭化水素(以下、C6炭化水素と記す)を蒸留塔
濃縮部に存在させ、塔頂部より水およびメタノールを0
6炭化水素の共沸混合物として留出せしめ、塔底からM
MAを抜き出すことを特徴とするMMAの精製法により
達成される。
(作用)
本発明は、水、メタノールおよびMMAの混合物を蒸留
塔に供給してMMAを蒸留精製する際、共沸溶剤として
C6炭化水素を蒸留塔濃縮部に存在させるものである。
塔に供給してMMAを蒸留精製する際、共沸溶剤として
C6炭化水素を蒸留塔濃縮部に存在させるものである。
ここで水、メタノールおよびMMAの混合物には、これ
ら以外にMMAに対して低沸点および高沸点不純物が含
まれているのが通常である。また当該混合物は液状また
はベーパー状で蒸留塔に供給される。本発明において共
沸溶剤として用いられるC6炭化水素とはn−ヘキサン
、シクロヘキサン、ベンゼン等であるが、n−ヘキサン
がよりすぐれた作用を示すので好ましい。
ら以外にMMAに対して低沸点および高沸点不純物が含
まれているのが通常である。また当該混合物は液状また
はベーパー状で蒸留塔に供給される。本発明において共
沸溶剤として用いられるC6炭化水素とはn−ヘキサン
、シクロヘキサン、ベンゼン等であるが、n−ヘキサン
がよりすぐれた作用を示すので好ましい。
本発明において最も特徴とするところは、蒸留に際し、
水およびメタノールと各々共沸混合物を形成するC6炭
化水素を蒸留塔の濃縮部に存在させることにより、水お
よびメタノールを06炭化水素の共沸混合物として塔頂
より一挙に留出せしめることができる点にある。
水およびメタノールと各々共沸混合物を形成するC6炭
化水素を蒸留塔の濃縮部に存在させることにより、水お
よびメタノールを06炭化水素の共沸混合物として塔頂
より一挙に留出せしめることができる点にある。
この塔頂留出液はデカンタ−により容易に層分離し、上
層部は実質的にC6炭化水素として蒸留塔塔頂に還流さ
れる。一方、下層液はメタノール水溶液として系外に除
かれるが、必要に応じエステル化原料として適宜回収さ
れる。
層部は実質的にC6炭化水素として蒸留塔塔頂に還流さ
れる。一方、下層液はメタノール水溶液として系外に除
かれるが、必要に応じエステル化原料として適宜回収さ
れる。
共沸溶剤であるC6炭化水素の還流量は、メタノールと
06炭化水素との共沸組成ならびに水と06炭化水素と
の共沸組成を形成するに必要なC6炭化水素の量である
。例えばn−ヘキサンの場合は第1表の如き共沸組成を
示す。
06炭化水素との共沸組成ならびに水と06炭化水素と
の共沸組成を形成するに必要なC6炭化水素の量である
。例えばn−ヘキサンの場合は第1表の如き共沸組成を
示す。
第 1 表
なお通常は上記共沸組成理論量より若干過剰の量で管理
されている。
されている。
(実施例)
以下本発明の方法を実施例により説明する。
蒸留塔として内径50n、段数30段のオールダーショ
ウ型蒸留塔を用いた。塔頂から15段目に原料供給口が
設置されており、一方塔頂からの留出液はデカンタ−で
層分離し、上層液は塔頂へ還流され、下N液は系外へ除
去された。塔底部には丸型フラスコが接続されており、
油浴に浸されている。
ウ型蒸留塔を用いた。塔頂から15段目に原料供給口が
設置されており、一方塔頂からの留出液はデカンタ−で
層分離し、上層液は塔頂へ還流され、下N液は系外へ除
去された。塔底部には丸型フラスコが接続されており、
油浴に浸されている。
原料混合液として、メタクリル酸メチル97.3シロ、
メタノール8.0%、水12.7%、フェッチアジア0
.01%の組成を有する液を135g/時の流量で供給
して常圧蒸留を行った。
メタノール8.0%、水12.7%、フェッチアジア0
.01%の組成を有する液を135g/時の流量で供給
して常圧蒸留を行った。
一方、デカンタ−内には、あらかじめn−ヘキサンと水
が仕込まれており、蒸留開始と同時にデカンタ−よりn
−ヘキサンを塔頂へ350 g/時で還流させた。蒸留
塔の定常運転時の塔頂温度は58℃、塔底温度は105
℃であった。
が仕込まれており、蒸留開始と同時にデカンタ−よりn
−ヘキサンを塔頂へ350 g/時で還流させた。蒸留
塔の定常運転時の塔頂温度は58℃、塔底温度は105
℃であった。
この蒸留操作により水、メタノールはn−ヘキサンとの
共沸混合物として塔頂から留去され、水およびメタノー
ルはデカンタ−下層液として系外へ除去することができ
た。塔底からはメタノール18ppmおよび水130p
pmを含有するMMAが105g/時で得られた。
共沸混合物として塔頂から留去され、水およびメタノー
ルはデカンタ−下層液として系外へ除去することができ
た。塔底からはメタノール18ppmおよび水130p
pmを含有するMMAが105g/時で得られた。
(効果)
本発明の方法により、主な不純物である水、メタノール
がC6炭化水素との共沸蒸留により一挙に塔頂から留去
せしめることができ、ついで層分離によりC6炭化水素
と分離され、系外に除去しうるというすぐれた効果を示
す。
がC6炭化水素との共沸蒸留により一挙に塔頂から留去
せしめることができ、ついで層分離によりC6炭化水素
と分離され、系外に除去しうるというすぐれた効果を示
す。
昭和63年 9月1日
Claims (3)
- (1)主として水、メタノールおよびメタクリル酸メチ
ルよりなる混合物を蒸留塔に供給してメタクリル酸メチ
ルを蒸留精製するに際し、共沸溶剤として炭素数6の炭
化水素を蒸留塔濃縮部に存在させ、塔頂より水およびメ
タノールを当該炭化水素の共沸混合物として留出せしめ
、塔底からメタクリル酸メチルを抜き出すことを特徴と
するメタクリル酸メチルの精製法。 - (2)塔頂から留出した液を層分離させ、上層液を塔頂
に還流液として戻し、下層液を系外に除去する、特許請
求の範囲第1項記載のメタクリル酸メチルの精製法。 - (3)炭素数6の飽和炭化水素としてn−ヘキサンを用
いる特許請求の範囲第1〜2項記載のメタクリル酸メチ
ルの精製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63166584A JP2582127B2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | メタクリル酸メチルの精製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63166584A JP2582127B2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | メタクリル酸メチルの精製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0217150A true JPH0217150A (ja) | 1990-01-22 |
| JP2582127B2 JP2582127B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=15833987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63166584A Expired - Lifetime JP2582127B2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | メタクリル酸メチルの精製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2582127B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5093520A (en) * | 1990-06-21 | 1992-03-03 | Basf Aktiengesellschaft | Preparation of monoethylenically unsaturated carboxylates |
| US5187309A (en) * | 1989-08-03 | 1993-02-16 | Elf Atochem S.A. | Process for the continuous preparation of lower acrylates |
| JPH08268938A (ja) * | 1995-03-29 | 1996-10-15 | Osaka Organic Chem Ind Ltd | アクリル酸メチルまたはメタクリル酸メチルとメタノールの分離方法 |
| JP2018537466A (ja) * | 2015-12-18 | 2018-12-20 | ローム アンド ハース カンパニーRohm And Haas Company | メタクリル酸メチルの精製のための方法 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016069227A1 (en) | 2014-10-31 | 2016-05-06 | Dow Global Technologies Llc | Separation process |
| SG11201703368QA (en) | 2014-10-31 | 2017-05-30 | Dow Global Technologies Llc | Breaking a methanol/methyl methacrylate azeotrope using pressure swing distillation |
| TW201722903A (zh) | 2015-12-18 | 2017-07-01 | 陶氏全球科技責任有限公司 | 用於純化甲基丙烯酸甲酯之方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6419374A (en) * | 1987-07-14 | 1989-01-23 | Konishiroku Photo Ind | Editor |
-
1988
- 1988-07-04 JP JP63166584A patent/JP2582127B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6419374A (en) * | 1987-07-14 | 1989-01-23 | Konishiroku Photo Ind | Editor |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5187309A (en) * | 1989-08-03 | 1993-02-16 | Elf Atochem S.A. | Process for the continuous preparation of lower acrylates |
| US5093520A (en) * | 1990-06-21 | 1992-03-03 | Basf Aktiengesellschaft | Preparation of monoethylenically unsaturated carboxylates |
| JPH08268938A (ja) * | 1995-03-29 | 1996-10-15 | Osaka Organic Chem Ind Ltd | アクリル酸メチルまたはメタクリル酸メチルとメタノールの分離方法 |
| JP2018537466A (ja) * | 2015-12-18 | 2018-12-20 | ローム アンド ハース カンパニーRohm And Haas Company | メタクリル酸メチルの精製のための方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2582127B2 (ja) | 1997-02-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR970015555A (ko) | 고순도 테레프탈산의 제조방법 | |
| KR100278059B1 (ko) | 아크릴산 에스테르 또는 메타아크릴산 에스테르의 제조방법 | |
| RU2010118471A (ru) | Способ и устройство для получения уксусной кислоты с повышенной производительностью | |
| KR970061846A (ko) | 아크릴산 및 메타크릴산의 정제 | |
| JP4304067B2 (ja) | 酸化プロピレンの精製 | |
| JP4246376B2 (ja) | ホルムアルデヒド含有混合物の処理 | |
| JP3160983B2 (ja) | 酢酸エチルの精製方法 | |
| JP3684197B2 (ja) | 主成分の酢酸およびギ酸からなる水性混合物を分離および精製するための方法 | |
| JPH0217150A (ja) | メタクリル酸メチルの精製法 | |
| JP3769505B2 (ja) | 主成分の酢酸およびギ酸からなる水性混合物を分離および精製するための方法 | |
| CN1068304C (zh) | 精制甲基丙烯酸的方法 | |
| CN1155556C (zh) | 制备甲基丙烯酸甲酯的方法 | |
| JPH10500941A (ja) | アミドカルボン酸の精製 | |
| JP2924563B2 (ja) | 酢酸エチルの精製方法 | |
| JPS63205101A (ja) | 炭酸ジメチルの分離方法 | |
| JPS6236022B2 (ja) | ||
| JP3918528B2 (ja) | (メタ)アクリル酸の精製方法 | |
| JP2506397B2 (ja) | イソ酪酸とメタクリル酸の分離方法 | |
| JPS6299345A (ja) | アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの回収法 | |
| EP1409442A2 (en) | Process for removing water from aqueous methanol | |
| JPH03181440A (ja) | アクリル酸の蒸留精製方法 | |
| KR830001516B1 (ko) | 메타크릴산 에스테르의 제조 방법 | |
| JPH10265429A (ja) | 高純度シクロプロピルメチルケトンの製造方法 | |
| JPS6215542B2 (ja) | ||
| JPS6115057B2 (ja) |