JPH02171740A - ステレオ写真用カメラ - Google Patents

ステレオ写真用カメラ

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JPH02171740A
JPH02171740A JP32629888A JP32629888A JPH02171740A JP H02171740 A JPH02171740 A JP H02171740A JP 32629888 A JP32629888 A JP 32629888A JP 32629888 A JP32629888 A JP 32629888A JP H02171740 A JPH02171740 A JP H02171740A
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JP
Japan
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camera
filter
limiting plate
light flux
stereo
Prior art date
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Pending
Application number
JP32629888A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yoshizaki
吉崎 明
Tetsuya Uno
哲哉 宇野
Yoshinobu Kudo
工藤 吉信
Akira Kataoka
片岡 晃
Sadafusa Tsuji
辻 完房
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02171740A publication Critical patent/JPH02171740A/ja
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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はステレオ写真を撮影できるカメラに関する。
〔従来の技術〕
左右に離れた2つの視点から見た像を記録するステレオ
写真用カメラは、古くから知られている。鑑賞者は、右
側の視点から撮影された像を右目で観察し、左側の視点
から撮影された像を左目で観察することによって立体像
を鑑賞することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、人間の目はほぼ水平に並んでいるため、立体
像を鑑賞するためには、撮影する2つの視点をほぼ水平
に保つ必要がある。たとえば、2つの視点が上下方向に
並んだ状態で撮影した写真を鑑賞する場合、上(あるい
は下)の視点で撮影した像を右目で観察し、下(あるい
は上)の視点で撮影した像を左目で観察したことになり
、立体像を鑑賞できなくなってしまう。
そこで、本発明はカメラが傾いていて正しく立体像を鑑
賞できない写真になってしまうのを未然に防ぐことので
きるカメラを提供することを目的とする。また1本発明
は、カメラの構え方がどのような状態であっても、正し
く立体像を鑑賞し得る写真を撮影できるカメラを提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するだめの手段〕
上記の目的を達成するため、本発明のステレオ写真用カ
メラは、2つの視点を結ぶ方向と被写界の水平方向との
なす角を検出する手段と。
その角度が所定の角度を越えたとき警告する手段とを備
えたことを特徴としている。また、カメラの水平位置か
らの傾きを検出する手段と、カメラの傾きに応じて、2
つの視点の中点を通り、かつ、撮影レンズの光軸と平行
な直線の回りに2つの視点を一体的に回動させる手段と
を備えたことを特徴とする。
なお、左右の2つの視点から見た像を撮影するため、撮
影レンズの光路内で光軸の左右に、互いに分光透過特性
の異なるフィルタを配置してもよい。
〔作 用〕
2つの視点を結ぶ方向と被写界の水平方向とのなす角度
が所定の角度を越えると、警告がなされる。
また、カメラの姿勢にかかわらず、常に2つの視点が被
写界の水平方向に並ぶように2つの視点の中点を通り、
かつ、撮影レンズの光軸と平行な直線の回りに2つの視
点を一体的に回動するように構成されたときは、カメラ
の姿勢を自由に決定することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例について説明する。
〔ステレオカメラの基本構成〕
まず1本発明のステレオカメラの基本構成から説明する
。第1図はカメラの基本構成を示す図であって、1は撮
影レンズ、2は絞り、3は光束制限板である。3a、3
bは一対の波長選択透過フィルタで、ある可視光の境界
波長を境にして、一方は短波長域を、他方は長波長域を
それぞれ透過するように設定されている。この一対の波
長選択透過フィルタの透過特性を第2図に示す。第2図
に示すように2つのフィルタ3a。
3bによって、全可視光領域がカバーされている。
イす また、境界波長筺近では2つのフィルタ3a、3bの透
過特性がオーバーラツプしている。光束制限板の3a、
3b以外の場所は光線非透過に形成されている。
被写界像は撮影レンズ・1により、絞シ2の開口部、お
よび光束制限板3の波長選択透過フィ左 ルタ3ai abh透過して、撮影カラーフィルム4に
向けて投影される。投影された光束は図示されない公知
のシャッタによシフィルム上に露光され、潜像として記
録される。
〔撮影光学系〕 次に被写体像を撮影フィルム上に結像させる撮影光学系
を説明する。第3図は被写界に向けて設置されたカメラ
の平面断面図であって、符号1,2.3.4は第1図の
場合と同一の部材を示し、5は暗箱を示す。図示の状態
ではピントは被写界側物点Bに合わせられている。した
がって物点Bの像B′は撮影フィルム4上にて点として
結像する。その様子を第3図(a)に示す。
この時、物点Bよシ遠方にある物点Aの像A′は撮影フ
ィルム4より被写界に近い側に結像し。
また物点Bよυ近くにある物点Cの像C′は撮影フィル
ム4よシ被写界に遠い側に結像する。その様子を第3図
(b) K示す。
撮影者の撮影操作によシ1図示されないシャッタによる
露出が行われ、物点A、B、Cの像は撮影カラーフィル
ム4上に倒立像の潜像として記録される。その潜像を第
3図(b)に矢印Sで示す方向から見たものを第4図に
示す。Ait B+、Ciはそれぞれ物点A、B、Cの
潜像である。斜線部は波長選択透過フィルタ3aを、多
点部は波長選択透過フィルタ3bt−、それぞれ透過し
た光束により記録される像である。Biはピント合致に
よシ点像として記録されている。Aiはフィルタ3aを
透過したものが向かって右に、フィルタ3bを透過した
ものが向かって左に分離し、デイフォーカスした一対の
円像として記録されている。一方Ciはフィルタ3aを
透過したものが向かって左に、フィルタ3bを透過した
ものが向かって右に分離し、デイフォーカスした一対の
円像として記録されている。
次に、一対の波長選択透過フィルタ3a、3bに使用す
る素材の好ましい組合わせとして二つの例を解説する。
第一の例は、フィルタ3aとしてカラーフィルムの赤感
層を感光させる帯域の光を選択透過するフィルタ、例え
ば商品名コダックラッテンフィルタの425 、424
等を用い、フィルタ3bトシてカラーフィルムの緑感層
と青感層を感光させる帯域の光を選択透過するフィルタ
、側光ば商品名コダックラッテンフィルタのA44A%
煮64等を用いるものである。この組み合わせの一対の
波長選択透過フィルタを用いて撮影されたかラーフィル
ムにおいては、赤感層にて3aを透過した光束による潜
像が記録され、緑感層と青感層にて3bを透過した光束
による潜像が記録される。
第二の例は、フィルタ3aとしてカラーフィルムノ赤感
層と緑感層を感光させる帯域の光を選択透過するフィル
タ、例えば商品名コダックラツテンフィルタのAI 2
等を用い、フィルタ3bトシテカラーフイルムの青感層
を感光させる帯域の光を選択透過するフィルタ、例えば
商品名コダックラッテンフィルタの屋47等を用いるも
のである。この組み合わせの一対の波長選択透過フィル
タを用いて撮影されたカラーフィルムにおいては赤感層
と緑感層にて3aを透過した光束による潜像が記録され
、f感層にて3bを透過した光束による潜像が記録され
る。
したがって、上記2つの実施例ともに、視点の異なる2
つの入射備である3a、3bにより観察された一対の被
写界像は、一つの画面に重畳されながらも、それぞれ独
立した媒体により、お互いに何ら干渉しあわずに記録さ
れることになる。言い換えれば、左右両チャンネルがク
ロストークなしで記録されることになる。
〔立体像鑑賞用メガネ〕
撮影された画像を立体像として鑑賞する手段について説
明する。第6図は撮影された画像を鑑賞するための鑑賞
用メガネであって1両眼部分には一対の波長選択透過部
材11a、llbを備えており、左眼用の波長選択透過
部材11aは上記波長選択透過フィルタ3aを透過でき
る帯域の光を十分透過し、波長選択透過フィルタ3bを
透過できる帯域の光をほぼ完全に遮断するように、また
右服用の波長選択透過部材’llbは上記波長選択透過
フィルタ3bを透過できる帯域の光を十分透過し、波長
選択透過フィルタ3aを透過できる帯域の光をほぼ完全
に遮断するように、それぞれ特性が設定されている。し
たがって、斜線塗りで示す波長選択透過部材11aを通
して観測することのできる像は、波長選択透過フィルタ
3aを透過した光のみによって生成された像即ち斜線塗
シで示す像である。また、多点塗夛で示す波長選択透過
部材11bを通して観測することのできる像は、波長選
択透過フィルタ3bを透過した光のみによって生成され
た像即ち多点塗りで示す像である。
第4図に示す潜像の記録されたフィルムを現像処理し正
立像とした写真が第5図であるが。
これを第6図に示すメガネを通して鑑賞する様子を第7
図に示す。図において写真上の物点像Ai 、 Bi 
、 Ciを観察者が両目で観察した場合、みかけの物点
像はそれぞれ空間の点As、 Bs、 Csの位置に生
成される。Asは写真の紙面よシ後退して見え、 Bs
は写真の紙面と同面に見えs Csは写真の紙面よシ浮
き上がって見える。このようにして、被写界の奥行きの
順序にしたがって、鑑賞者は写真を立体像として観察す
ることができる。とくに、主被写体像は通常はピントが
合っているので、物点像Bsが示すように像のずれがな
く、鑑賞がたやすい。
実際の被写界を撮影して得られる写真の一例を第8図に
示す、この写真を第6図に示すメガネを通して鑑賞した
場合は、第7図と同じ仕組みで、木立は写真の紙面より
後退して見え、主被写体の人物は写真の紙面と同面に見
え、低木は写真の紙面より浮き上がって見える。このよ
うにして、被写界の奥行きの順序にしたがって。
鑑賞者は写真を立体像として観察することができる。
次に波長選択透過部材11a、llbの好ましい組合わ
せを、前記の、波長選択透過フィルタの好ましい組合わ
せ例2つに対して、それぞれに述べる。
前記第一の例に対する好ましい組み合わせは。
11aとしてカラー写真の青感イエロー発色層および緑
感マゼンタ発色層の発色によシ透過非透過が制御できる
帯域の光を遮断するフィルタ即ち赤色フィルタ、例えば
商品名コダックラッテンフィルタの425 、 A 2
6 、 A 29等を用い。
11bとしてカラー写真の赤感シアン発色層の発色によ
シ透過非透過が制御できる帯域の光を遮断するフィルタ
即ち青緑色フィルタ、例えば商品名コダックラッテンフ
ィルタのA 44A 、 A 44等を用いたものであ
る。この組み合わせの一対の波長選択透過部材を用いた
メガネを使用する鑑賞者は、左目によって青感イエロー
発色層と緑感マゼンタ発色層により生成された画像を、
右目によって赤感シアン発色層により生成された画像を
、それぞれ認識する。
前記第二の例に対する好ましい組み合わせは。
11aとしてカラー写真の青感イエロー発色層の発色に
より透過非透過が制御できる帯域の光を遮断するフィル
タ即ち橙色フィルタ、例えば商品名コダックラッテンフ
ィルタのA I 2 、415゜AI 6等を用い、l
lbとしてカラー写真の緑感マゼンタ発色層および赤感
シアン発色層の発色によシ透過非透過が制御できる帯域
の光を遮断するフィルタ即ち青色フィルタ、例えば商品
名コダックラツテンフィルタの447 、447B等を
用いたものである。この組み合わせの一対の波長選択透
過部材を用いたメガネを使用する鑑賞者は、左目によっ
て青感イエロー発色層によυ生成された画像を、右目に
よって緑感マゼンタ発色層と赤感シアン発色層により生
成された画像を、それぞれ認識する。
したがって、上記2つの実施例のメガネのどちらかを用
いれば鑑賞者は、前記波長選択透過フィルタを用いて撮
影されたカラーフィルム上のそれぞれ独立した媒体によ
シお互いに何ら干渉しあわずに記録された画像を、それ
ぞれ別々に観察できることになる。言い換えれば、左右
動チャンネルの画像をクロストークなしで観察できるこ
とになる。
〔鑑賞用メガネなしで見た写真の品位と色合い〕次に、
この写真を鑑賞用メガネなしで見た場合の写真の品位と
色合いについて述べる。主被写体即ちピントが合ってい
る被写体は、上述のように色のずれなくまた忠実な色に
再現されるので、鑑賞に何ら支障はない。
ピントが合っていない被写体は、暖色像と寒色像の間に
ずれが生じる。点像に関するこの色のずれの様子を、第
9図にEとして示す゛ン第1図に示す構成を前提とすれ
ば、波長選択透過フィルタ3a、3bの大きさに対する
撮影レンズ1の有効径の大きさの関係から、撮影レンズ
単独の特性としてのデイフォーカスされた錯乱円の像は
、形状Eに対して、Dに示す形状となる。即ち、暖色、
寒色にそれぞれ分離した2つの錯乱円の像Eは、撮影レ
ンズ自体の錯乱円像りに包含されてしまう。したがって
、色のずれの大きさは、撮影レンズ自体のデイフォーカ
スによる錯乱円の大きさを超えないことがわかる。この
ように1本発明によシ撮影される写真においては1色の
ずれが観察される被写体はピントが合っていない被写体
であシ、かつ、その色のずれの量は撮影レンズの単独特
性によって自ずと発生するピンボケの範囲内に収まって
いるので。
裸眼で直接鑑賞しても明瞭な二重像に見えることはなく
、普通のカラー写真として十分鑑賞できる。
したがって、本発明により得られる写真は。
鑑賞用メガネなしで観察した場合、主被写体およびそれ
と等距離にある被写体に関しては、普通のカラー写真と
全く遜色のない色再現性を確保でき、またその他の被写
体に関しても、自然なピンボケの中に色を十分認識する
ことができる。
〔立体写真モードと通常写真モードの切換〕第1図に基
本構成を示した本発明の惨如*嘲雄←券半牟晶ステレオ
カメラは立体写真モードと通常写真モードとが切換可能
に構成される。
即ち、光束制限板3が回動軸3cの回りに回動自在に構
成され、その一端に設けた溝部3dと係合する図示して
ない操作部材を外部から操作することによシ、光束制限
板3を撮影光路に挿入し。
あるいは撮影光路から退避させることにょシ立体写真モ
ードと通常写真モードとを切換えることができる。
立体写真モードの場合は光束制限板3が撮影光路に進入
するから通常写真モードの場合よりもフィルム面へ入射
する露光量が少い。そこで。
モードに応じてカメラの自動露出制御機構の測光回路の
感度あるいは測光素子へ入射する光量を調整して、常に
最適の露光量が得られるようにする。第10図はこのた
めの構成を示すもので、第10図(a)は光束制限板3
が撮影光路から退避すると光束制限板3の一端に設けた
突起3eがスイッチ6を閉じ、これによって増幅のゲイ
ンを小さくするなどして測光回路の感度を低めるように
切換える。
また第10図(b)は光束制限板3が撮影光路上に位置
すると光束制限板3の一部に設けた透過光量低減フィル
タ3fを図示しない外光式測光センサの前面に位置させ
、光束制限板3が撮影光路から退避するとフィルタ3f
も測光センサの前面から退避させるものである。これに
よシ、測光素子に入射する光量を調整でき、常に最適の
露光量が得られる。
本発明のステレオカメラに使用する自動露出制御機構で
は、立体写真モードが選択された場合には、2つの入射
撞間の基線長を確保する上で有利な開放絞シを広範囲の
被写界輝度に対して選択するようにし1通常写真モード
が選択された場合には被写界深度を確保する上で有利な
中間絞りを広範囲の被写界輝度に対して選択するように
するとよい。
〔波長選択フィルタと絞シ羽根形状〕 本発明のステレオカメラでは2個の波長選択透過フィル
タ3a、3bがあるので、それらのフィルタの輪郭形状
と絞り羽根の輪郭形状との関係を適正にしないとメガネ
を用いて写真を立体視鑑賞するとき、不自然に見える。
第11図(a) (b)(c)はそれぞれフィルタの輪
郭形状と、これに適した絞シ羽根の輪郭形状を示す例で
ある。図において、lは撮影レンズ、 21a / 2
1b、22a/22b 、 23a / 23bはそれ
ぞれ一対の波長選択透過フィルタ、25a / 25b
、26a / 26b 、  27a /27bはそれ
ぞれ一対の絞シ羽根を示す。これらの実施例では、絞り
値に関係なく波長選択透過フィルタの輪郭と絞シ羽根の
輪郭とで形成される寒色と暖色との2つの色を帯びた2
つの射出臘の輪郭形状は合同、で、且つ同一姿勢である
から、メガネを用いて写真を立体視鑑賞するとき物点像
の輪郭形状が左右等しくなり、自然な立体視が可能とな
る。
なお、第11図に示した例では短波長の波長選択透過フ
ィルタ(以下寒色フィルタという)と長波長の波長選択
透過フィルタ(以下暖色フィルタという)との透過光量
が等しいものを使用するものである。
光束制限板に使用する寒色フィルタと暖色フィルタの透
過率、即ち透過光量が異なると、ピントの合っている主
被写体が天然色とならない。
例えば使用する寒色フィルタと暖色フィルタの透過率が
2:3であるとすると、主被写体は赤色を帯びた色に撮
影され、メガネを使用しないでその写真をみると主被写
体は実際の色より赤味を帯びる。
そこで、この対処として、フィルタの面積を変えてフィ
ルタの透過率の違いを補正し、寒色フィルタ、暖色フィ
ルタの透過光量を等しくする。
第12図(a)から第12図(d)−4では上記の方法
により透過光量を等しくしたフィルタをもつ光束制限板
の例であり、 CFは寒色フィルタを示し。
WFは暖色フィルタを示している。同図(a)は寒色フ
ィルタCFと暖色フィルタWFとの透過率が等しい場合
で、フィルタ面積比を1:1とした例である。同図(b
)は寒色フィルタCFと暖色フィルタWFの透過率が2
:3の場合で、フィルタ面積を3:2になるよう中心角
を216°と144°に分割して透過光量を等しくした
例である。このように寒色及び暖色フィルタの面積をそ
れぞれのフィルタの透過率の逆数に設定すれば両フィル
タの透過光量を等しくすることができるが、この場合1
両フィルタを第12図(c)に示すように垂直線で分割
した形にすると円形絞シを用いて光量調節する場合、絞
υ値によって両フィルタの透過光量が変動するから、第
12図(d)に示すように絞りの中心と同一点を中心と
した放射方向に分割するとよい。以上の対処によシ、寒
色フィルタと暖色フィルタの透過率が相違する場合でも
両フィルタの透過光量が等しくなシ、自然の色を再現す
ることが可能となる。
更に、写真の演色性を高めるためには3枚のフィルタを
用いてもよい。第13図に示す光束制限板は赤、緑、青
の3色の帯状フィルタにより形成されたもので、中央の
フィルタ33cを緑とし、左方のフィルタ33aを赤、
右方のフィルタ33bを青としたものである。個々のフ
ィルタの透過波長域はカラーフィルムの赤、緑、青に感
度を有する乳剤の感光波長域に応じて設定される。この
光束制限板を用いるときは、カラーフィルムの乳剤感光
波長域に適合したフィルタを選択することで写真のカラ
ーバランスを高めることか可能となる。
上記の3色フィルタを使用する光束制限板においてもフ
ィルタの透過率の差による透過光量の違いによって主被
写体の色が自然の色と異なってしまう。この対処として
は、寒色フィルタと暖色フィルタの場合と同様に各フィ
ルタの面積をそれぞれのフィルタの透過率の逆数に設定
して、透過光量を等しくすることができる。第14図は
その例であって、同図(a)は透過率が等しい場合で、
中心角を120°づつに設定した例を示し、同図(b)
は透過率が青、緑、赤=2:3:4の場合で、中心角が
1/2 : 1/3 : 1/4 =166°:111
6:83°に設定した例である。なお、寒色フィルタC
Fと暖色フィルタWFとを用いた場合と同様1番直線で
分割する(第14図(c)参照)よりも、絞シの中心と
同一の点を中心とした放射方向に分割する(第14図(
b)参照)方が望ましい、 一眼レフカメラの場合にピント合せが容易なフィルタの
一例を第15図に示す。この実施例では光束制限板35
上には3つの隣接する帯状の透過部材が設けられている
。中央の透過部材35cは無色透明であり、左右の透過
部材35a。
35bの色は第1図に示す光束制限板3のフィルタ3a
、3bの色にそれぞれ等しい。この光束制限板を用いる
一眼レフカメラの焦点板36としては、第16図に示す
ように2つのマイクロスプリットプリズムが画面中央に
左右に分割して形成されているものを使用する。そして
、このマイクロスプリットプリズム37.38は1画面
の天地方向に互いに逆向きに傾いている。2つのマイク
ロスプリットプリズム37.38を通過して撮影者の眼
に入射する光束が光束制限板を透過する部分はそれぞれ
中央透過部材35c上の部分35g、35hであるから
、撮影者はその無色透明な部材を透過する光束をマイク
ロスプリットプリズム37.38を通して観察するので
ピント合せを容易に実行することができる。
〔絞シ兼用シャッタ機構〕
先に本発明のステレオカメラでは、立体写真モードでは
開放絞シを選択し、通常写真モードでは中間絞シを選択
することが有利であることを述べたが、以下に説明する
絞り兼用シャッタ機構はこのような要求に適したもので
ある。
第17図は立体写真モード状態にある絞υ兼用シャッタ
機構を示す。図において1は撮影レンズであり、3は撮
影レンズ1の後方に配置された光束制限板である。42
a 、 42bは光束制限板に接近して配置された1対
の絞り兼用のシャッタ羽根であり、支軸42eを中心に
して回動自在に構成される。シャッタ羽根は第18図に
示す形状をもち、カムスロット42c 、 42dが設
けられている。46は往復動レバーであシ、ピン46b
の回りに回動自在に構成され、ばね47によって反時計
方向に回動するよう付勢されている。往復動レバー46
の一端にはピン46aが設ケラれており、ピン46aは
シャッタ羽根42a、42bのカムスロット42c 、
 42dに係合している。
また、往復動レバー46の他端には爪46aが設けられ
ていると共にセクタ歯車46cが形成されている。51
は係止レバーで、ピン51aの回シに回動自在であり、
一端の係止爪51cが往復動レバーの爪46dと係合す
る。44はアンクル切換レバーで、ピン44bの回シに
回動自在であって、ばね55により反時計方向に回動す
るよう付勢されている。アンクル切換レバー44の一端
44aは光束制限板43の一端の突起43eと当接し、
また、その他端にはアンクル45が設けられ、緩速歯車
53の三角歯部53bと噛合している。緩速歯車53の
小歯車53aは往復動レバー46上のセクタ歯車46c
と噛合している。48は戻しレバーで、ピン46bの回
シに回動自在であり、ばね49によって時計方向に回動
するよう付勢されている。また、戻しレバー48には往
復動レバー46の側面に当接可能なピン48cが設けら
れており、端部には爪48bが設けられている。54は
係止レバーで、ピン54aの回シに回動自在であり、そ
の一端係止爪54cが戻しレバーの爪48bと係合して
いる。
今、立体写真モードを選択し、光束制限板3を撮影光路
に進入させると、第17図示の状態となる。シャッタが
レリーズされると、係止レバー51の一端51bが矢印
Y1の方向に押され、係止爪51cが往復動レバー46
の爪46dから外れる。これにより往復動レバー46は
ばね47の付勢力により反時計方向に急速に回動し、ピ
ン46aがシャッタ羽根42aを図において右に。
シャッタ羽根42bを左に回動させて露出開口が形成さ
れ、フィルムが露光される。所定の露光時間が経過する
と図示しない操作部材によシ係止レバー54の一端54
bが矢印Y2方向に押され、係止爪54cと戻しレバー
48の爪48bとの係止が外れる。これによシ戻しレバ
ー48はばね49の付勢力によシ急速に時計方向に回動
し、ピン48cが往復動レバー46の側面に当接して往
復動レバー46を時計方向に回動する。この結果シャッ
タ羽根42a 、 42bとが先とは逆方向に回動して
露出開口が閉じられる。
以上の動作による露出開口の変化を第19図(a)に示
す。曲線A1は短秒時露出の場合を示し、曲線A2は長
秒時露出の場合を示すが1図から明らかなように、いづ
れの場合も絞υ値は開放絞り値となる。
なお、破線で示した曲線A、/ 、 A2/は、光束制
限板43を撮影光路内に挿入した場合における。露出開
口の実効波形を示している。図から明らかなように、光
束制限板43によシ、絞υの実効値が低下している。
次に通常写真モードを選択し、光束制限板43を撮影光
路外に退避させると、光束制限板43の一端に設けた突
起43eとアンクル切換レバー44の一端44aとの係
合が解かれるので、アンクル切換レバー44はばね55
の付勢力によシ反時計方向に回動し、ピン56に当接す
る。これによりアンクル45は緩速歯車53の三角歯部
53bと噛合する。この状態でシャッタがレリーズされ
ると、係止レバー51の一端51bが矢印の方向に押さ
れ、係止爪51cが往復動レバー46の爪46dから外
れる。これにょυ往復動レバー46はばね47の付勢力
によυ反時計方向に回動するが、このとき、緩速歯車5
3にはアンクル45によシ制動力が作用して、ゆつくυ
回動する。緩速歯車53と同軸の小歯車53aはセクタ
歯車46cと噛合しているので往復動レバーもゆっくり
と反時計方向に回動し、シャッタ羽根42a 、 42
bもゆつくシと開いて露光がおこなわれる。所定の露光
時間が経過すると係止レバー54の一端54bが矢印方
向に押され、戻しレバー48の係止が外れて戻しレバー
48はばね49の付勢力により時計方向に回動して、ピ
ン48cが往復動レバー46を時計方向に回動する。こ
のとき、往復動レバー46は先と同様に緩速歯車53の
作用によシゆっくりと時計方向に回動し、シャッタ羽根
42a、42bもゆっくりと閉じ、露光を終了する。
以上の動作による露出開口の変化を第19図(b)に示
す6曲線B0は第19図(a)に示した曲線A1′と等
しい露光量を与える場合を示し5曲線B2は第19図(
a)に示した曲線A2/と等しい露光量を与える場合を
示している。通常写真モードでは。
光束制限板が撮影光路外に退避しているので絞シ径が同
じであっても光束制限板が撮影光路内にある立体写真モ
ードの場合よりも透過率が高く、従って、透過率を含め
た実効絞υ径が太きい。
上記のシャッタによれば、立体写真モードの場合は広い
範囲の被写体輝度値に対して常時開放絞シを用いて露出
制御が可能であるから、2つの入射瞳間の基線長を常時
確保して、立体効果の優れた写真を撮影することができ
るとともに、光束制限板を用いることに起因する実効絞
り径の低下をシャッタの露出波形を台形波化することで
自動的に補正することができる。これKよシ、特別に補
正手段を用いずとも、同一輝度の被写体に対して同一露
出時間で立体写真も通常写真も撮影することができる。
第20図に第19図に示した絞シ開口の時間的変化線図
A□、A2. B、、 B2と露出値Evに対するシャ
ッタ速度と絞υ値との関係を示す。
図から明らかなように、線図A工、A2は、同じ露出値
Evに対して、線図B1、B2よシも絞シロ径が大きく
なるように構成されている。また1図では、シャッタ速
度の目盛が線図A1.A2の場合と線図B1、B2の場
合とで異なっており、シャッタの動作のみに注目した場
合、同じ被写体に対して、線図A工、A2の方が露出量
が多くなっている。例えば1図に示した被写体(露出量
Evで適正になる)に対しては、線図A1.A2に比べ
線図B□、B2は、絞り値で2段大きくなっているのに
対し、シャッタ速度では1段(A工、A2では1/25
0秒であるが線図B1.B2では1 / 125秒であ
る)しか小さくなっていない。従って、第20図に示し
た例では、同じ被写体に対して、ステレオ写真モードの
場合(線図A1、A2)は、通常写真モードの場合(線
図B0、B2)よりも1段露出オーバーになるようにシ
ャッタが制御される。
そして、この露出オーバー分は、光束制限板43によっ
て減光されるので、結局、通常写真モード、ステレす写
真モードいずれの場合でも、適正な露出量が得られる。
〔光路長の変化の補正〕
光束制限板を撮影光学系の光路内に挿入すると、挿入し
ていない状態よりも光路長が長くなる。このためTTL
測距方式でないカメラでは光束制限板を挿入した場合と
挿入しない場合とで。
測距した被写体までの距離情報に基づく撮影レンズの繰
出し量を補正する必要が生じる。
このための構成を第21図から第24図に基いて説明す
る。
第21図は本発明を実施したステレオカメラを上からみ
た平面断面図であり、第22図は光束制限板3付近の拡
大断面図、第23図は同じく拡大正面図であって、lは
撮影レンズ、2は絞り兼用シャッタ、3は光束制限板t
 34は光束制限板3が撮影光学系の光路内に挿入され
たことを検知するスイッチ、71は光束制限板駆動用ギ
ア、64は光束制限板駆動モータである。
光束制限板3の延長部には扇形歯車72が設けられ、駆
動モータ64の軸に取付けられたギア71と噛合い、光
束制限板3は軸3cの回シに回動して撮影光路に挿入さ
れ、また撮影光路から待避する。このとき、光束制限板
3の一部に設けた突子73がスイッチS4を0N10F
Fするよう操作する。
第24図はカメラ制御回路のブロック図であシ、制御用
マイコン60は、測光手段(AE)61゜測距手段(A
F)62.シャッタ機構63の制御をおこなうほか、光
束制限板駆動モータ64、レンス繰出用モータ65.フ
ィルム巻上用モータ66の制御もおこない、さらに、カ
メラ裏ぶたのデータ写し込み装置67に対し、写し込み
信号を出力する。マイコン60にはメインスイッチS。
、測光スイッチS1.シャツタレリーズスイッチS2.
ステレオ写真モードと通常写真モードとの選択をする撮
影モード選択スイッチS3、及び光束制限板3の挿入状
態を示すスイッチS4が接続され、必要な制御情報が入
力されるようになっている。
マイコン60によるカメラ制御動作のシーケンスを第2
5図、第26図に示したフローチャートに基いて説明す
る。
まず第25図のフローチャートから説明する。
電源電池がカメラに挿着されると、マイコン60はメイ
ンスイッチS。がONされるのを待つ(ステップPi)
  メインスイッチS。がONされると、マイコン60
はステレオ写真モードか否かをスイッチS3の状態で判
定する(ステップP2)スイッチS3がONであってス
テレオ写真モードであることを判定すると、マイコン6
0は光束制限板駆動モータ64を駆動して光束制限板3
を光路内に挿入する(ステップP3)。一方、スイッチ
S3がOFFであって通常写真モードであることを判定
すると、マイコン60は光束制限板駆動モータ64を駆
動して光束制限板3を光路内から退避させる(ステップ
P4)。
光束制限板3の挿入・退避を完了すると、マイコン60
は測光スイッチS1の状態を判定する(ステップP5)
、シャツタレリーズボタンの1段押し下げによシ測光ス
イッチs1がONになっていることを判別すると、マイ
コン6oは後述するステップP6からの動作を行なう、
一方、未だ、シャツタレリーズボタンが押し下げられて
おらず、測光スイッチS1がOFFであることを判別す
ると、マイコン60はステップP1に戻シ、以上の動作
を繰り返す。
ステップP5において、測光スイッチs1がONである
ことを判定すると、マイコン6oは測光手段61に測光
動作を行なわせる(ステップP6)。
その後、マイコン60は、光束制限板3が光路内に挿入
されているか否かをスイッチs4の状態で判定する(ス
テップP7)。スイッf84カONであるとマイコン6
0は光束制限板3が光路内に挿入されていると判定し、
ステップP8において測距手段62に測距動作を行なわ
せる。その後、レンズ繰出量の補正演算を行なう(ステ
ップP9)。補正量については、予め求めておいた値を
ROMに格納しておいてもよい、なお、このステップP
9において、ステップP6で求めた測光値に基づいた露
出時間・絞シを、光束制限板3を挿入したときに適正露
出が得られるように補正してもよい。ステップP7にお
いてスイッチS4がOFFであることを判定すると、マ
イコン60はステップPLOで測距手段62に測距動作
を行なわせる。
測距動作および補正が終わると、マイコン60は、シャ
ツタレリーズスイッチS2がONであるかを判別する(
ステップP11)  シャツタレリーズボタンが2段押
し下げられてスイッチS2がONになるとマイコンは後
述する撮影動作(ステップP12〜P15)を実行する
。シャツタレリーズスイッチS2がOFFであることを
判定すると、マイコン60は測光スイッチS1がONで
あるか否かを判定する(ステップP17)。そして、測
光スイッチS1がONであることを判定するとマイコン
60はステップpHの動作に戻り、測光スイッチS1が
OFFであることを判定するとステップP1に戻る。つ
まシ、シャツタレリーズボタンを1段押し下げた状態に
保持することによシ、いわゆる厄ロック、Mロックが行
なわれる。
ステップP11において、シャツタレリーズスイッチS
2がONであることを判定すると、マイコンは、ステッ
プP9で補正され、あるいはステップPLOで求められ
た測距データに基いてレンズ繰出用モータ65を制御し
、撮影レンズ1のピントを合わせる(ステップP12)
。そして、マイコン60は、ステップP6で求めた測光
データ、および光束制限板3の有無に応じてシャッタ機
構63を制御し、露出動作を行なう(ステップP13)
、露出動作を終えると、マイコン60は、フィルム巻上
用モータ66を制御してフィルムt−巻上ケ(ステップ
P14)、レンズ繰出用モータ65を制御してレンズを
繰シ込む(ステップP15)。その後、マイコン60は
測光スイッチS1がOFF Kなるまで、つまり、シャ
ツタレリーズボタンが復帰するまで待機しくステップP
16)、ステップP1へ戻る。これにより。
撮影者が誤ってシャツタレリーズボタンを押しつばなし
くしても撮影動作は1回しか行なわれないので、フィル
ムを無駄にすることがなくなる。なお、カメラを連続撮
影モードと1コマ撮影モードとに切換可能くし、ステッ
プP15とステップP16との間にそれらの撮影モード
を判定するステップを設け、連続撮影モードのときはス
テップP5(あるいはステップP11)に進むようにし
、1コマ撮影モードのときはステップP16に進むよう
にしてもよい。
以上の実施例では、撮影レンズの繰出し量を補正する(
ステップP9)ことKよって撮影光路長の補正を行なっ
ていたが、以下に述べるようにして撮影光路長の補正を
行なってもよい。
第26図はこの光路長の補正をおこなう制御動作のシー
ケンスを示すフローチャートであって、ステップP21
〜P23 、 P25 、 P26、P31〜37にお
ける処理は、それぞれ第25図のステップP1〜P3、
P5.P6、pH〜P17における処理と同じであるの
で説明を省略し、以下、相違点について説明する。
まず、ステップP22の判定でステレオ写真モードでな
いと判定されたときはステップP24に進み、第1及び
第2のフィルタに等しい光路長を有する透明材を用いた
光路長補償板を挿入する。この場合は第25図に示した
処理と異なシ。
レンズの繰出し量の補正が不用となるので第25図のフ
ローチャートのステップP7.P8.P9、PLOで示
した処理が省かれ、測光(ステップP26)及び測距(
ステップP28)のあと、シャツタレリーズスイッチS
2のONの判定(ステップP31)に移る。
この場合の光束制限板3及びその駆動機構を第27図に
示す。図に示すように光束制限板3にはフィルタ3a、
3bのほか、これと離れた位置にフィルタ3a、3bと
等価な光路長を持つ無色透明材からなる光路長補償板3
xが設けられている。
光束制限板3には扇形歯車72が設けられており、光束
制限板駆動用ギア71と噛合し、モータにより駆動され
るようになっている。また。
73は突子、S4は光束制限板が撮影光路内に入ったこ
とを検知するスイッチで、駆動機構やスイッチ54等に
関しては第22図、第23図に示すものと類似しておシ
、同一部材には同一符号が付しであるので参照するとよ
)理解しやすい。
同図において、実線がステレオ写真モード’に示し、破
線が通常写真モードを示している。ステレオ写真モード
では、光路補償板3Xが撮影光路から退避するとともに
フィルタ3a、3bが撮影光路内に挿入される。そして
、突起73によってスイッチS4が閉成される。通常写
真モードでは。
フィルタ3a、3bが撮影光路から退避するとともに、
光路補償板3xが撮影光路内に挿入される。
このとき突起73も光束制限板3と一緒に回転するため
、スイッチS4は開成される。
このように、ステレオ写真1適常写真いずれのモードで
あっても、撮影光路長は同じであるので、ステレオ写真
モードにおける光路長補正は不要になる。
なお、第25図に示した実施例の場合、撮影が終わる毎
に光束制限板3を撮影光路から退避させる(たとえば、
ステップP13とPI3との間で行なう)ようにしても
よい、このときには。
ステップP4を削除し、ステップP2においてステレオ
写真モードではないことが判定されたときにはステップ
P3をスキップしてステップP5へ進むようにすればよ
い。
〔カメラ姿勢の検出〕
本発明のカメラに設けた光束制限板3上の第1及び第2
のフィルタ3a、3bが光軸に対して左右に配、置され
た状態のときのカメラの姿勢(これを水平位置と呼ぶこ
とにする)で撮影した被写界像は適切な立体視ができる
視差をもった2重像としてフィルム面に記録されるから
、観賞用メガネを用いて鑑賞するときは立体感のある画
像を楽しむことができる。しかし、カメラを上記水平位
置から光軸の回りに回動(例えば光軸口りに90°回動
した垂直位置へ回動)すると、第1及び第2フィルタ3
a、3bは光軸に対して上下に配置されるから、この状
態で撮影した被写界像は立体視ができる左右に視差をも
った2重像としてはフィルム面に記録されない。即ち。
メガネを用いても立体感のある画像として見ることがで
きない。
この問題への対処としてカメラに姿勢検出センサを設け
、カメラの水平位置からの回動角度を検出して所定角度
以上回動しているとき警告表示をする。
第28図は姿勢検出センナの一例で、扇形板81には要
の部分に回転軸83が設けられ、扇形板81と反対側に
延びた腕82の一端には重錘84が設けられている。ま
た扇形板81には角度検出エンコーダ85と角度検出エ
ンコーダ85の・Zターンを検出する光電式の姿勢検出
センサ86が配置されている。カメラの姿勢の変化によ
っても重錘84の作用によシ腕82は鉛直方向を占める
から、カメラ本体側に設けられたセンサ86はカメラの
水平位置からの回動角度信号を出力する。カメラが光軸
口りに回動してセンサ86からの出力信号が所定値範囲
を越えたとき、図示しない手段により、例えばファイン
ダ内のLEDを点灯したシ、ステレオモードの表示(後
述)を点滅させたシ、あるいはブザーを鳴らす等の手段
によシ警告し、適切な立体視の得られないことを知らせ
る。なお、姿勢検出センサはカメラの任意の位置に設け
ることができる。また、姿勢検出センナとして水銀スイ
ッチを用いてもよい、さらに、警告は、スイッチS4が
ONのとき、つまり、フィルタが光路内に挿入されてい
るときのみ行なうようにしてもよいし、また、フィルタ
の位置(スイッチS4のON−OFF )にかかわらず
、常に行なえるようにしてもよい。
また、カメラの姿勢に関係なく常に立体視の得られる写
真撮影を可能とするには、カメラ姿勢に応じて第1及び
第2フィルタを回動させればよい、第29図、第30図
はこのためのフィルタ回動機構を示すもので、第29図
は光束制限板3′付近の拡大断面図、第30図は同じく
拡大正面図で、第22図、第23図に示す光束制限板を
撮影レンズの光路に挿入退避させる構成にフィルタ回転
機構を付加したものである。第1及び第2フィルタ3a
、3bを取付けたフィルタ円板3pの周縁は歯形が形成
さ・れ、歯車部3rを構成している。フィルタ円板3p
は枠3sに回転自在に支持され、枠の延長部には扇形歯
車92が設けられて光束制限板3′を構成している。フ
ィルタ円板3pの周縁歯車部3rは駆動モータ95の軸
に設けられたギア93と噛合いフィルタ円板3pを回動
するよう構成されている。光束制限板3′は駆動モータ
94により駆動されるギア91゜扇形歯車92によって
撮影光路に挿入され、また撮影光路から退避することは
第22図、第23図に示したものと変らない。
なお、93は光束制限板3′に設けた突起で。
光束制限板3′が撮影光路に挿入されたとき、これを検
知するスイッチS4を閉じる。
今、カメラの姿勢を検出する姿勢センナ86からカメラ
の姿勢を示す信号が図示しない制御手段に入力されると
、制御手段はカメラ姿勢に応じてフィルタの回動角を決
定し、モータ95に信号を出力してフィルタ円板3pを
回動して第1及び第2のフィルタを立体視のできる位置
に設定する。制御手段としてはカメラの焦点調節、露出
制御等に使用するマイクロプロセッサが利用できる。
以上のほか、フィルタ円板を手動で回転させるようにし
てもよく、またフィルタ円板に重錘を設けた腕を設け1
重力を利用して常に第1゜第2フィルタを光軸に対して
左右に配置されるように構成することもできる。
〔撮影モードの表示・記録〕
本発明を実施した     ゛    ステレオカメラ
は立体写真モードと通常写真モードとの2つの撮影モー
ドを備えておυ、任意に切換可能とされているから、現
在設定されている撮影モードをファインダの内等に表示
し、また、フィルム面に写し込むなど、撮影モードの表
示・記録手段を設けることが望ましい。このため。
光束制限板が撮影光路に挿入されたときONとなるスイ
ッチを設けると共にファインダ内に撮影モード表示素子
を設けて、前記スイッチのONによシ表示素子を点灯し
て撮影モードを示すとよい。また、第24図に示すよう
に、カメラの裏ぶたに撮影モード写し込み装置67を設
け、前記スイッチのONKよυ写し込み装置67を作動
させて撮影モードをフィルム面に写し込むとよい。たと
えば、立体写真モードのときには、第8図に示したよう
に、ステレオ写真であることを示す記号「S」を画面内
に写し込めばよい。
このようにすれば、その写真が立体写真であることを容
易に認識できる。
以上、説明した実施例では、ネガカラーフィルムを対象
としていたが、ポジカラーフィルムを対象にしてもよい
し、電子スチルカメラに適用してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、この発明のステレオ写真用カメラ
は、被写界像を適切な立体視ができる視差をもってフィ
ルム面に記録されるように撮影時のカメラ姿勢を検出し
、不適当なカメラ姿勢の場合は警告を行ない、あるいは
適当な立体視のできる画像記録ができるようにカメラの
姿勢に応じて2つの視点を回動するようにしたものであ
るから、ステレオ写真の撮影に失敗することがない。
第1図はステレオカメラの基本構成の説明図。
第2図は波長選択透過フィルタの分光透過特性の説明図
、第3図は撮影光学系の説明図、第4図はカラーフィル
ム上に記録された潜像の説明体 図に示す正立像を観賞用メガネを通して見たときの光路
説明図、第8図は撮影した被写界像の説明図、第9図は
点像の色ずれの様子を示す図。
第1O図は光束制限板の構成を示す正面図、第11図は
波長選択透過フィルタと絞シ羽根形状を示す正面図、第
12図から第15図までは光束制限板上の波長選択透過
フィルタの形状を示す正面図、第16図は一眼レフカメ
ラの焦点板の構成を示す図、第17図はステレオカメラ
の絞り兼用シャッタ機構の説明図、第18図はシャッタ
羽根の正面図、第19図は絞シ兼用シャッタ機構による
露出開口の時間的変化の説明図。
第20図は露出値に対するシャッタ速度と絞シ値の関係
を示す図、第21図はステレオカメラの平面断面図、第
22図は光束制限板の挿入退避機構を示す平面図、第2
3図は同じく正面図、第24図はカメラの制御回路のブ
ロック図、第25図及び第26図はカメラ制御のシーケ
ンスを示すフローチャート、第27図は光路長補償板を
有する光束制限板の構成及びその挿入退避機構を示す正
面図、第28図は姿勢検出センサの正面図、第29図は
フィルタ円板回転機構を備えた光束制限板の挿入待避機
構を示す平面図。
第30図は同じく正面図である。
1:撮影レンズ、2:絞り、3:光束制限板、3a:第
1フィルタ、3b:第2フィルタ、4:フィルム、60
:マイコン、 85 :角度検出エンコーダ、86:姿
勢検出センナ。
(a) 仮+(4A儒) wE  z  図 第  3 図 第 図 第 図 第 図 t (=1) (b) 第 1゜ 図 第 図 第 図 第 図 第 図 宵 図 第 図 (a) (b) 第 図 第 図 父 m−−1−ン4−/ター′&友 第 図 第 図 第 図 第 図 x 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被写体を左右に離れた2つの視点から見た像を記
    録するステレオ写真用カメラにおいて、前記2つの視点
    を結ぶ方向と被写界の水平方向とのなす角を検出するカ
    メラ姿勢検出手段と、上記カメラ姿勢検出手段により検
    出された角度が所定の角度を越えたとき警告する警告手
    段とを備えたことを特徴とするステレオ写真用カメラ。
  2. (2)被写体を左右に離れた2つの視点から見た像を記
    録するステレオ写真用カメラにおいて、カメラの水平位
    置からの傾きを検出するカメラ姿勢検出手段と、上記カ
    メラ姿勢検出手段により検出された傾きに応じて、前記
    2つの視点の中点を通り、かつ、撮影レンズの光軸に平
    行な直線の回わりに上記2つの視点を一体的に回動させ
    る手段とを備えたことを特徴とするステレオ写真用カメ
    ラ。
  3. (3)撮影レンズの光路内に第1フィルタを光軸に対し
    て左方に配置し且つ上記第1フィルタとは異なる分光透
    過特性を有する第2フィルタを上記光軸に対して右方に
    配置するステレオ写真用カメラにおいて、光軸に対する
    第1及び第2のフィルタの配置方向が被写界の水平方向
    となす角を検出するカメラ姿勢検出手段と、上記カメラ
    姿勢検出手段により検出された角度が所定の角度を越え
    たとき警告する警告手段とを備えたことを特徴とするス
    テレオ写真用カメラ。
  4. (4)撮影レンズの光路内に第1フィルタを光軸に対し
    て左方に配置し、かつ上記第1フィルタとは異なる分光
    透過特性を有する第2フィルタを上記光軸に対して右方
    に配置するステレオ写真用カメラにおいて、カメラの水
    平位置からの傾きを検出するカメラ姿勢検出手段と、上
    記カメラ姿勢検出手段により検出された傾きに応じて上
    記第1及び第2フィルタを光軸の回りに回動させるフィ
    ルタ回動手段を備えたことを特徴とするステレオ写真用
    カメラ。
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