JPH0217187B2 - - Google Patents
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- JPH0217187B2 JPH0217187B2 JP57011687A JP1168782A JPH0217187B2 JP H0217187 B2 JPH0217187 B2 JP H0217187B2 JP 57011687 A JP57011687 A JP 57011687A JP 1168782 A JP1168782 A JP 1168782A JP H0217187 B2 JPH0217187 B2 JP H0217187B2
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- conductor
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はイオントフオレーゼ用装置、特に人体
皮膚に直接貼着使用し得る極めて操作簡易且つ軽
量なイオントフオレーゼ用プラスター構造体に関
する。
皮膚に直接貼着使用し得る極めて操作簡易且つ軽
量なイオントフオレーゼ用プラスター構造体に関
する。
イオン性薬剤の経皮吸収を促進する効果的な局
所投薬方法として、イオントフオレーゼは近時
益々注目されつつある(Glass JM et al.、Int.J.
Dermatol.19 519(1980);Russo J.、Am.J.
Hosp.Pharm.37 843(1980);Gangarosa LP et
al.、J.Pharmacol.Exp.Ther.212 377(1980;
Kwon BS et al.、J.Infect.Dis.140 1014
(1979);Hill JM et al.、Ann.NY.Acad.Sci.284
604(1977)及びTannebaum M.Phys.Ther.60
792(1980)、等々)。
所投薬方法として、イオントフオレーゼは近時
益々注目されつつある(Glass JM et al.、Int.J.
Dermatol.19 519(1980);Russo J.、Am.J.
Hosp.Pharm.37 843(1980);Gangarosa LP et
al.、J.Pharmacol.Exp.Ther.212 377(1980;
Kwon BS et al.、J.Infect.Dis.140 1014
(1979);Hill JM et al.、Ann.NY.Acad.Sci.284
604(1977)及びTannebaum M.Phys.Ther.60
792(1980)、等々)。
これら先行技術に於けるイオントフオレーゼ
は、通常、持続平流発生装置又は断続平流発生装
置の出力端子と、薬液含浸脱指綿等で金属板等の
導体を被覆して成る関導子及び類似構成の不関導
子とを連結してなされるものであるためその実施
はかなり煩雑であり、投薬方法として極めて有効
なものであるにも拘らずその普及は限定されざる
を得ないものであつた。加えて、一般にはこれら
関導子等を治療部位にゴムバンド等で固定して経
皮通電するものであるため、皮膚と導子との接触
不良による火傷が生起し易く、施術中は不断に電
流計の監視を要する等、医家による場合はともか
く一般家庭用治療法としてのその普及は到底望み
得ようもなかつたものである。
は、通常、持続平流発生装置又は断続平流発生装
置の出力端子と、薬液含浸脱指綿等で金属板等の
導体を被覆して成る関導子及び類似構成の不関導
子とを連結してなされるものであるためその実施
はかなり煩雑であり、投薬方法として極めて有効
なものであるにも拘らずその普及は限定されざる
を得ないものであつた。加えて、一般にはこれら
関導子等を治療部位にゴムバンド等で固定して経
皮通電するものであるため、皮膚と導子との接触
不良による火傷が生起し易く、施術中は不断に電
流計の監視を要する等、医家による場合はともか
く一般家庭用治療法としてのその普及は到底望み
得ようもなかつたものである。
故に、本発明の主たる目的はこれら公知技術の
諸困難を克服する、人体皮膚に直接貼着使用し得
る極めて操作簡易且つ軽量な新規イオントフオレ
ーゼ用プラスター構造体を提供することにある。
諸困難を克服する、人体皮膚に直接貼着使用し得
る極めて操作簡易且つ軽量な新規イオントフオレ
ーゼ用プラスター構造体を提供することにある。
以下、本発明の第1の実施例を図面第1図乃至
第3図を参照して詳細に説明する。図において1
はイオントフオレーゼ用プラスター構造体で、関
導子2と不関導子3とを有している。前記関導子
2は、吸水紙等の紙材、ガーゼ等の布材、脱指綿
等の繊維材、合成樹脂連続発泡体又は吸水性樹脂
等のスポンジ乃至多孔質材、等より成るイオン性
薬液含浸保持用吸水性部材層4と、アルミニウム
箔等の金属箔、導電性ゴム乃至樹脂フイルム等で
形成された電流分散用導電性部材層5とを例えば
ドータイト(登録商標)等の導電性接着剤などで
積層して一体的に形成したものである。また、不
関導子3は柔軟シート乃至フイルム状に形成され
た皮膚接着性の導電性ゲル層6と、前記と同様ア
ルミニウム箔等で形成された電流分散用導電性部
材層7とを積層して一体的に形成したものであ
る。前記関導子2の上面略中央部には軽量電池、
例えばいわゆるボタン状電池8がその一方の極例
えば(−)極が電流分散用導電性部材層5に接触
するように設置されている。またこのボタン状電
池8の(+)極はその両端近傍を除く下面に絶縁
コーテイングを施こした例えばアルミニウム箔の
リード線9により前記不関導子3の電流分散用導
電性部材層7に接続されている。10は絶縁性バ
ツキング層である。この絶縁性バツキング層10
は例えば非導電性の合成樹脂を柔軟シート乃至フ
イルム状に形成したもので、前記関導子2及び不
関導子3はこの絶縁バツキング層10に離間して
配置固着されている。すなわち、関導子2、不関
導子3及びボタン状電池8は絶縁バツキング層1
0により一体的に支持連結されている。
第3図を参照して詳細に説明する。図において1
はイオントフオレーゼ用プラスター構造体で、関
導子2と不関導子3とを有している。前記関導子
2は、吸水紙等の紙材、ガーゼ等の布材、脱指綿
等の繊維材、合成樹脂連続発泡体又は吸水性樹脂
等のスポンジ乃至多孔質材、等より成るイオン性
薬液含浸保持用吸水性部材層4と、アルミニウム
箔等の金属箔、導電性ゴム乃至樹脂フイルム等で
形成された電流分散用導電性部材層5とを例えば
ドータイト(登録商標)等の導電性接着剤などで
積層して一体的に形成したものである。また、不
関導子3は柔軟シート乃至フイルム状に形成され
た皮膚接着性の導電性ゲル層6と、前記と同様ア
ルミニウム箔等で形成された電流分散用導電性部
材層7とを積層して一体的に形成したものであ
る。前記関導子2の上面略中央部には軽量電池、
例えばいわゆるボタン状電池8がその一方の極例
えば(−)極が電流分散用導電性部材層5に接触
するように設置されている。またこのボタン状電
池8の(+)極はその両端近傍を除く下面に絶縁
コーテイングを施こした例えばアルミニウム箔の
リード線9により前記不関導子3の電流分散用導
電性部材層7に接続されている。10は絶縁性バ
ツキング層である。この絶縁性バツキング層10
は例えば非導電性の合成樹脂を柔軟シート乃至フ
イルム状に形成したもので、前記関導子2及び不
関導子3はこの絶縁バツキング層10に離間して
配置固着されている。すなわち、関導子2、不関
導子3及びボタン状電池8は絶縁バツキング層1
0により一体的に支持連結されている。
次にこのように構成した本発明イオントフオレ
ーゼ用プラスター構造体の作用及び使用法を説明
する。まず関導子2の吸水性部材層4に所望のイ
オン性薬液を含浸せしめ、次いで人体の希望位置
に関導子2が当接するように貼着する。これと同
時に関導子2と不関導子3とは閉回路を形成し、
関導子2のイオン性薬液含浸用吸水性部材層4中
のイオン性薬剤の経皮浸透は加速される。
ーゼ用プラスター構造体の作用及び使用法を説明
する。まず関導子2の吸水性部材層4に所望のイ
オン性薬液を含浸せしめ、次いで人体の希望位置
に関導子2が当接するように貼着する。これと同
時に関導子2と不関導子3とは閉回路を形成し、
関導子2のイオン性薬液含浸用吸水性部材層4中
のイオン性薬剤の経皮浸透は加速される。
本例プラスター構造体の各構成要素等に付き更
に詳細に分説すれば次の通りである。
に詳細に分説すれば次の通りである。
皮膚接着性導電性ゲル層
この層は好適には、カラヤガム、トラガカント
ガム、ザンサンガム等の天然樹脂多糖類又はポリ
ビニルアルコール部分ケン化物、ポリビニルホル
マール、ポリビニルメチルエーテル及びそのコー
ポリマ、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメタ
クリレート等のビニル系樹脂、ポリアクリル酸及
びそのナトリウム塩、ポリアクリルアミド及びそ
の部分加水分解物、ポリアクリル酸エステル部分
ケン化物、ポリ(アクリル酸−アクリルアミド)
等のアクリル系樹脂など、親水性を有する各種天
然又は合成樹脂類を水及び/又はエチレングリコ
ール、グリセリン等のアルコール類で柔軟可塑化
して自己保形性、皮膚接着性を有する柔軟フイル
ム乃至シート状ゲルとして提供される。
ガム、ザンサンガム等の天然樹脂多糖類又はポリ
ビニルアルコール部分ケン化物、ポリビニルホル
マール、ポリビニルメチルエーテル及びそのコー
ポリマ、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメタ
クリレート等のビニル系樹脂、ポリアクリル酸及
びそのナトリウム塩、ポリアクリルアミド及びそ
の部分加水分解物、ポリアクリル酸エステル部分
ケン化物、ポリ(アクリル酸−アクリルアミド)
等のアクリル系樹脂など、親水性を有する各種天
然又は合成樹脂類を水及び/又はエチレングリコ
ール、グリセリン等のアルコール類で柔軟可塑化
して自己保形性、皮膚接着性を有する柔軟フイル
ム乃至シート状ゲルとして提供される。
他方、これに充分な導電性を付与すべく塩化ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、くえん酸カリウム
等々の電解質が所要量(通常1〜15%程度)添加
される。このようにして得られる本発明で好適な
導電性ゲル層は、柔軟フイルム乃至シート状であ
つて皮膚に密接着し得るものであるため、皮膚接
触抵抗が低く薬剤イオンの経皮浸透に効果的であ
るのみならず、接着テープ等の他の皮膚接着手段
を要せず構造体全体を皮膚に貼着支持し得るとい
う使用上の利点をも併せ有するものである。特に
ゲル層の基材として前記カラヤガム等の天然樹脂
多糖類を使用した場合は、その天然高分子酸構造
によるPH緩衝性乃至皮膚保護性、著るしく高い保
水能力、適度な皮膚貼着性等により、単に電気化
学的に良好な導電性ゲルを提供し得るのみならず
好適な皮膚適合性が得られるものである。
トリウム、炭酸ナトリウム、くえん酸カリウム
等々の電解質が所要量(通常1〜15%程度)添加
される。このようにして得られる本発明で好適な
導電性ゲル層は、柔軟フイルム乃至シート状であ
つて皮膚に密接着し得るものであるため、皮膚接
触抵抗が低く薬剤イオンの経皮浸透に効果的であ
るのみならず、接着テープ等の他の皮膚接着手段
を要せず構造体全体を皮膚に貼着支持し得るとい
う使用上の利点をも併せ有するものである。特に
ゲル層の基材として前記カラヤガム等の天然樹脂
多糖類を使用した場合は、その天然高分子酸構造
によるPH緩衝性乃至皮膚保護性、著るしく高い保
水能力、適度な皮膚貼着性等により、単に電気化
学的に良好な導電性ゲルを提供し得るのみならず
好適な皮膚適合性が得られるものである。
又、これらゲル層の組成配合に当つては、所謂
電気泳動用ゲルの場合とほぼ同様の電気化学的配
慮がなされるべきことは当然であるが、主として
使用薬剤の種類と所要投与量(用量)、貼着使用
時間、使用電池の出力及び皮膚接触面積等々によ
り、そのイオン・モビリテイ乃至電導度が所要値
になるように適宜実施されるものである。
電気泳動用ゲルの場合とほぼ同様の電気化学的配
慮がなされるべきことは当然であるが、主として
使用薬剤の種類と所要投与量(用量)、貼着使用
時間、使用電池の出力及び皮膚接触面積等々によ
り、そのイオン・モビリテイ乃至電導度が所要値
になるように適宜実施されるものである。
ここで、本例に於ける好適な導電性ゲル層の幾
つかをより具体的に示せば下記の通りである: 1 常法により、平均分子量44万、ケン化度約60
%のポリビニルアルコール粉末30gを調製し、
これに予め80℃に加熱された10%NaCl含有留
水40g及びグリセリン30gを添加、撹拌し、次
いで得られた混合物を80℃に加熱されたホツト
プレス機により圧力0.6Kg/cm2で約20分間加熱
加圧して厚さ3mmの柔軟シート状物を得た。こ
の柔軟シート状物は充分な皮膚接着性を有し且
つその比抵抗は0.8KΩ・cmであつた。
つかをより具体的に示せば下記の通りである: 1 常法により、平均分子量44万、ケン化度約60
%のポリビニルアルコール粉末30gを調製し、
これに予め80℃に加熱された10%NaCl含有留
水40g及びグリセリン30gを添加、撹拌し、次
いで得られた混合物を80℃に加熱されたホツト
プレス機により圧力0.6Kg/cm2で約20分間加熱
加圧して厚さ3mmの柔軟シート状物を得た。こ
の柔軟シート状物は充分な皮膚接着性を有し且
つその比抵抗は0.8KΩ・cmであつた。
2 上記1と同様にして下記組成により柔軟シー
ト状の導電性ゲル層を製造した。
ト状の導電性ゲル層を製造した。
(組成例A)
ポリビニルピロリドン(GAF社製PVP−
K90;平均分子量36万) …20g 10%NaCl含有蒸留水 …40g グリセリン …40g 得られたシートは強い皮膚接着性を有し且つ
その比抵抗は0.2KΩ・cmであつた。
K90;平均分子量36万) …20g 10%NaCl含有蒸留水 …40g グリセリン …40g 得られたシートは強い皮膚接着性を有し且つ
その比抵抗は0.2KΩ・cmであつた。
(組成例B)
ポリビニルホルマール(平均分子量160万、ホ
ルマール化度15%;原料ポリビニルアルコール
のケン化度60%) …15g 5%NaCl含有蒸留水 …70g プロピレングリコール …15g 得られたシートは充分な皮膚接着性を有し、
その比抵抗は1.0KΩ・cmであつた。
ルマール化度15%;原料ポリビニルアルコール
のケン化度60%) …15g 5%NaCl含有蒸留水 …70g プロピレングリコール …15g 得られたシートは充分な皮膚接着性を有し、
その比抵抗は1.0KΩ・cmであつた。
(組成例C)
ポリビニルアセトアセタール(平均分子量44
万、アセタール化度30%;出発ポリビニルアル
コールのケン化度70%) …40g 15%NaCl含有蒸留水 …50g エチレングリコール …10g 充分な皮膚粘着性を有し、比抵抗0.75KΩ・
cm。
万、アセタール化度30%;出発ポリビニルアル
コールのケン化度70%) …40g 15%NaCl含有蒸留水 …50g エチレングリコール …10g 充分な皮膚粘着性を有し、比抵抗0.75KΩ・
cm。
3 ポリアクリル酸ソーダ(日本純薬社製アロン
ビスSS;平均分子量300〜500万)20gを5%
NaCl含有蒸留水12g及びグリセリン溶液68g
と均一に混和し、80℃で10分間加熱加圧して柔
軟シート状物を得た。このシートは適度の皮膚
接着性を有し且つその比抵抗は1昼夜放置後で
0.5KΩ・cmであつた。
ビスSS;平均分子量300〜500万)20gを5%
NaCl含有蒸留水12g及びグリセリン溶液68g
と均一に混和し、80℃で10分間加熱加圧して柔
軟シート状物を得た。このシートは適度の皮膚
接着性を有し且つその比抵抗は1昼夜放置後で
0.5KΩ・cmであつた。
4 カラヤガム30gと5%NaCl含有蒸留水30g
及びグリセリン40gとを混和、加熱加圧して同
様にシートを作成した。比抵抗0.65KΩ・cm。
及びグリセリン40gとを混和、加熱加圧して同
様にシートを作成した。比抵抗0.65KΩ・cm。
5 ポリアクリル酸ソーダ(日本純薬社製アロン
ビスS;平均分子量300〜500万)20gを7%
NaCl含有蒸留水80gと混和、加熱加圧して同
様にシートを作成した。比抵抗0.47KΩ・cm。
ビスS;平均分子量300〜500万)20gを7%
NaCl含有蒸留水80gと混和、加熱加圧して同
様にシートを作成した。比抵抗0.47KΩ・cm。
上記から明らかな通り、本発明導電性ゲル層の
ゲル基材組成乃至範囲は特定のものに限定される
ものではなく広汎な親水性高分子類を水及び/又
はアルコール類にて柔軟可塑化して使用に共され
るものであるが、通常、保形性を有するためには
親水性高分子10〜70重量%及び残部水及び/又は
アルコールの組成範囲内で選択実施される。上記
例示の各導電性ゲル層はそれ自体が充分な皮膚粘
着性を有するものであるが、所望の場合、アクリ
ル系粘着剤、酢酸ビニルエマルジヨン系粘着剤等
の感圧性粘着成分を更に添加してもよい。
ゲル基材組成乃至範囲は特定のものに限定される
ものではなく広汎な親水性高分子類を水及び/又
はアルコール類にて柔軟可塑化して使用に共され
るものであるが、通常、保形性を有するためには
親水性高分子10〜70重量%及び残部水及び/又は
アルコールの組成範囲内で選択実施される。上記
例示の各導電性ゲル層はそれ自体が充分な皮膚粘
着性を有するものであるが、所望の場合、アクリ
ル系粘着剤、酢酸ビニルエマルジヨン系粘着剤等
の感圧性粘着成分を更に添加してもよい。
イオン性薬剤
イオン解離性薬剤であれば全て使用し得るが、
イオントフオレーゼ分野に於いて既に汎用されて
いるものの1部を例示すれば次の通りである:ヨ
ードカリ、塩酸プロカイン、メリコール、ビタミ
ンB1、B2、B6、C等の各種皮膚ビタミン、ヒス
タミン、サリチル酸ナトリウム、デキサメタゾ
ン、エピネフエリン、ハイドロコルチゾン、イド
クソリジン、ウンデシレン酸塩、等々。
イオントフオレーゼ分野に於いて既に汎用されて
いるものの1部を例示すれば次の通りである:ヨ
ードカリ、塩酸プロカイン、メリコール、ビタミ
ンB1、B2、B6、C等の各種皮膚ビタミン、ヒス
タミン、サリチル酸ナトリウム、デキサメタゾ
ン、エピネフエリン、ハイドロコルチゾン、イド
クソリジン、ウンデシレン酸塩、等々。
軽量電池並びに出力
ボタン状電池、シート状電池等、皮膚粘着使用
し得る軽量のものならば種類のいかんを問わない
が、通常、その小型乃至柔軟性等により上記2者
が好適に使用される。
し得る軽量のものならば種類のいかんを問わない
が、通常、その小型乃至柔軟性等により上記2者
が好適に使用される。
他方、イオントフオレーゼの実施に要求される
電流値は、通常、数μA〜数100μA/cm2程度であ
り且つ導子と皮膚との接触抵抗は数KΩ〜数10K
Ω程度であるので、電池の出力は皮膚と導子との
接触面積にもよるが大略0.5〜10V程度である。
従つて、所要の場合はこれら軽量電池を数個配設
又は数枚積層使用してもよい。又、所要により定
電流素子や通電を表示すべく発光素子等を付加し
てもよい。
電流値は、通常、数μA〜数100μA/cm2程度であ
り且つ導子と皮膚との接触抵抗は数KΩ〜数10K
Ω程度であるので、電池の出力は皮膚と導子との
接触面積にもよるが大略0.5〜10V程度である。
従つて、所要の場合はこれら軽量電池を数個配設
又は数枚積層使用してもよい。又、所要により定
電流素子や通電を表示すべく発光素子等を付加し
てもよい。
吸水性部材
イオン性薬剤水溶液を含浸保持し得る材であれ
ば種類を問わず使用され得、吸水性紙材、布材、
スポンジ材、多孔質材等々を好適なものとして例
示し得る。
ば種類を問わず使用され得、吸水性紙材、布材、
スポンジ材、多孔質材等々を好適なものとして例
示し得る。
使用例
添付第1乃至3図に示す構造体の使用例の1つ
をより詳細に説明すれば下記の通りである。すな
わち、導電性ゲル層は前出ポリアクリル酸ナトリ
ウム(アロンビスS)20重量%、20%NaCl含有
蒸留水15重量%及びグリセリン65重量%より成る
厚さ1.5mm、面積約12cm2の皮膚接着性を有する粘
弾性ゲルであり、吸水性部材層は厚さ約1.7mm、
面積約6cm2のガーゼ材或いはポリビニルホルマー
ル・スポンジ材より形成されている。
をより詳細に説明すれば下記の通りである。すな
わち、導電性ゲル層は前出ポリアクリル酸ナトリ
ウム(アロンビスS)20重量%、20%NaCl含有
蒸留水15重量%及びグリセリン65重量%より成る
厚さ1.5mm、面積約12cm2の皮膚接着性を有する粘
弾性ゲルであり、吸水性部材層は厚さ約1.7mm、
面積約6cm2のガーゼ材或いはポリビニルホルマー
ル・スポンジ材より形成されている。
他方、電流分散用導電性部材5,7はこの場合
アルミニウム箔を使用し、ボタン状電池8(出力
電圧1.5V)の陰極を直接関導子2に、陽極をリ
ード線9を介して不関導子3連結したものであ
り、更に、これら全体はポリエチレンフイルム1
0によりヒートシール法にて一体的に積層形成さ
れてプラスター構造体1が提供される。
アルミニウム箔を使用し、ボタン状電池8(出力
電圧1.5V)の陰極を直接関導子2に、陽極をリ
ード線9を介して不関導子3連結したものであ
り、更に、これら全体はポリエチレンフイルム1
0によりヒートシール法にて一体的に積層形成さ
れてプラスター構造体1が提供される。
使用に当つては、吸水性部材層4に3%ビタミ
ンC含有水溶液(アンプル貯蔵)1〜数mlを滴下
含有せしめ、次いで患部に構造体全体を貼着して
施術が開始される。
ンC含有水溶液(アンプル貯蔵)1〜数mlを滴下
含有せしめ、次いで患部に構造体全体を貼着して
施術が開始される。
周知の通り、ビタミンC(アスコルビン酸)乃
至その誘導体(アスコルビン酸ナトリウム等)
は、所謂肝斑、雀卵斑、各種黒皮症等の色素沈着
性に有効なものであり、イオントフオレーゼによ
る施術も美容乃至皮膚科にあつては既にその有用
性が知られているものであるが、前述の通り操作
の煩雑により一般に普及を見ていないものであ
る。しかし乍ら、本例はこれによれば極めて簡易
な操作で当該施術可能となるものであり、治療乃
至美容用プラスターとして画期的なもの云い得
る。
至その誘導体(アスコルビン酸ナトリウム等)
は、所謂肝斑、雀卵斑、各種黒皮症等の色素沈着
性に有効なものであり、イオントフオレーゼによ
る施術も美容乃至皮膚科にあつては既にその有用
性が知られているものであるが、前述の通り操作
の煩雑により一般に普及を見ていないものであ
る。しかし乍ら、本例はこれによれば極めて簡易
な操作で当該施術可能となるものであり、治療乃
至美容用プラスターとして画期的なもの云い得
る。
尚、本例の構成で顔面に貼着使用の場合、その
通電量は通常10〜80μA/cm2であり、ビタミンC
がメラノサイト含有表皮基底細胞層に到達する時
間は約20〜60分程度である。
通電量は通常10〜80μA/cm2であり、ビタミンC
がメラノサイト含有表皮基底細胞層に到達する時
間は約20〜60分程度である。
尚、この使用例に於けるプラスター構造体はサ
リチル酸ナトリウム等を使用した場合鎮通・消炎
プラスターとし適用されるものであるが、この場
合、血管拡張作用を示す所謂平流療法
(Galvanization)が併せなされることになるの
で、神経通、関節通、リウマチ様関節炎等の疾患
に対して相乗的著効を示すものであることが理解
されよう。
リチル酸ナトリウム等を使用した場合鎮通・消炎
プラスターとし適用されるものであるが、この場
合、血管拡張作用を示す所謂平流療法
(Galvanization)が併せなされることになるの
で、神経通、関節通、リウマチ様関節炎等の疾患
に対して相乗的著効を示すものであることが理解
されよう。
その他のゲル基材
本発明導電性ゲル層のゲル基材の好適例の幾つ
かは先述した通りであるが、更に所謂生体用電極
材料等として公知の多様な親水性高分子材が随意
に選択使用され得るものであることが改めて指摘
される。例えば、特開昭52−95895、同56−
15728、同56−36939及び同56−36940等々に開示
の各種親水性高分子材は、その含水率等を適宜調
整することにより本発明導電性ゲル層のゲル基材
として使用し得るものである。
かは先述した通りであるが、更に所謂生体用電極
材料等として公知の多様な親水性高分子材が随意
に選択使用され得るものであることが改めて指摘
される。例えば、特開昭52−95895、同56−
15728、同56−36939及び同56−36940等々に開示
の各種親水性高分子材は、その含水率等を適宜調
整することにより本発明導電性ゲル層のゲル基材
として使用し得るものである。
このように、本発明導電性ゲル層のゲル基材は
親水性高分子であつて水及び/又はアルコール類
により柔軟可塑化されて皮膚接着性の粘弾性ゲル
を与えるものであれば足り、特定材に限定される
ものではなく、使用薬剤との適合性、皮膚適合性
及び導電性等を考慮してその基材組成が決定され
る。又、これらゲル層を使い捨てもしくは他の夫
と変換すること等は自在である。
親水性高分子であつて水及び/又はアルコール類
により柔軟可塑化されて皮膚接着性の粘弾性ゲル
を与えるものであれば足り、特定材に限定される
ものではなく、使用薬剤との適合性、皮膚適合性
及び導電性等を考慮してその基材組成が決定され
る。又、これらゲル層を使い捨てもしくは他の夫
と変換すること等は自在である。
尚、有効薬剤イオン種の陰陽に応じて導子の陰
陽を自在に変換し得るべく極性切換手段を当該構
造体に付加してもよい。
陽を自在に変換し得るべく極性切換手段を当該構
造体に付加してもよい。
次に本発明イオントフオレーゼ用プラスター構
造体の第2の実施例を図面第4図を参照して詳細
に説明する。本実施例は軽量電池としてシート状
バツテリー15を使用したものである。。このシ
ート状バツテリー15の一面には例えば銅箔、カ
ーボン繊維不織布等で形成された電流分散用導電
性部材層16,17が配設されており、その一方
の極にはイオン性薬剤水溶液含浸保持用吸水性部
材層4が積層され、また他方の極には導電性ゲル
層6が積層配設されている。
造体の第2の実施例を図面第4図を参照して詳細
に説明する。本実施例は軽量電池としてシート状
バツテリー15を使用したものである。。このシ
ート状バツテリー15の一面には例えば銅箔、カ
ーボン繊維不織布等で形成された電流分散用導電
性部材層16,17が配設されており、その一方
の極にはイオン性薬剤水溶液含浸保持用吸水性部
材層4が積層され、また他方の極には導電性ゲル
層6が積層配設されている。
本実施例の構成によると、シート状バツテリー
は0.5mm〜2mmと極めて薄いためプラスター構造
体1全体の厚さも極めて薄くなり、また凸部の全
くないスマートなプラスター構造体が得られる。
は0.5mm〜2mmと極めて薄いためプラスター構造
体1全体の厚さも極めて薄くなり、また凸部の全
くないスマートなプラスター構造体が得られる。
尚、シート状バツテリーの出力端子を面状に形
成し、この出力端子を各電流分散用導電性部材層
としたものであつても良い。
成し、この出力端子を各電流分散用導電性部材層
としたものであつても良い。
このように、構造体の周辺部乃至端部等に皮膚
接着性且つ導電性のゲル層を配置することによ
り、接着テープ等の他の固定手段を何ら要せずに
当該構造体全体が皮膚に固定保持される。
接着性且つ導電性のゲル層を配置することによ
り、接着テープ等の他の固定手段を何ら要せずに
当該構造体全体が皮膚に固定保持される。
所要の場合、保水性部材層を着脱自在にし、予
め薬液含浸済の当該部材を使用時に構造体所定位
に配置、施術使用してもよい。又、吸水性部材に
代えて、寒天ゲル、ゼラチンゲル等の電気泳動分
野でも汎用の非粘着性ハイドロゲルを使用しても
よいことは明らかである。寒天水ゲル組成の1例
を示せば次の通りである。
め薬液含浸済の当該部材を使用時に構造体所定位
に配置、施術使用してもよい。又、吸水性部材に
代えて、寒天ゲル、ゼラチンゲル等の電気泳動分
野でも汎用の非粘着性ハイドロゲルを使用しても
よいことは明らかである。寒天水ゲル組成の1例
を示せば次の通りである。
寒天末 4.0重量部
精製水 100.0 〃
ビタミンC(アスコルビン酸:そのNa塩〜1:
1) 5.0 〃 この種のハイドロゲル片は、予め構造的に積層
配置されてもよく、或いは前述の通り使用時に配
置されるようにしてもよい。
1) 5.0 〃 この種のハイドロゲル片は、予め構造的に積層
配置されてもよく、或いは前述の通り使用時に配
置されるようにしてもよい。
以上から明らかなように、本発明プラスター構
造体は効果的な投薬促進方法であるイオントフオ
レーゼを著るしく簡易な操作で施術可能とし且つ
複雑大型な装置を要せずしかも安全確実に実施し
得るという著効を奏効するものである。
造体は効果的な投薬促進方法であるイオントフオ
レーゼを著るしく簡易な操作で施術可能とし且つ
複雑大型な装置を要せずしかも安全確実に実施し
得るという著効を奏効するものである。
第1図乃至第3図は本発明イオントフオレーゼ
用プラスター構造体の第1の実施例を示し、第1
図はその平面図、第2図は第1図の−線に沿
つた断面図、第3図は底面図を示す。第4図は同
第2の実施例を示す断面図である。 1……イオントフオレーゼ用プラスター構造
体、2……関導子、3……不関導子、4……イオ
ン性薬液含浸用吸水性部材層、5,16……関導
子の電流分散用導電性部材層、6……皮膚接着性
導電性ゲル層、7,17……不関導子の電流分散
用導電性部材層、8……ボタン状電池(軽量電
池)、15……シート状バツテリー(軽量電池)。
用プラスター構造体の第1の実施例を示し、第1
図はその平面図、第2図は第1図の−線に沿
つた断面図、第3図は底面図を示す。第4図は同
第2の実施例を示す断面図である。 1……イオントフオレーゼ用プラスター構造
体、2……関導子、3……不関導子、4……イオ
ン性薬液含浸用吸水性部材層、5,16……関導
子の電流分散用導電性部材層、6……皮膚接着性
導電性ゲル層、7,17……不関導子の電流分散
用導電性部材層、8……ボタン状電池(軽量電
池)、15……シート状バツテリー(軽量電池)。
Claims (1)
- 1 イオン性薬液含浸用吸水性部材層と電流分散
用導電性部材層とを一体的に積層して成る関導子
と、自己保形性及び皮膚接着性を併せ有する柔軟
シート乃至フイルム状の導電性ゲル層と電流分散
用導電性部材層とを一体的に積層して成る不関導
子と、軽量電池により駆動されるイオントフオレ
ーゼ用装置との組合せ構造体から成り、前記組合
せ構造体が前記各導子の皮膚接着性により皮膚に
一体的に貼着使用し得るように、前記各導子と前
記イオントフオレーゼ用装置とが一体的に支持連
結されていることを特徴とするイオントフオレー
ゼ用プラスター構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1168782A JPS58130054A (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | イオントフオレ−ゼ用プラスタ−構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1168782A JPS58130054A (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | イオントフオレ−ゼ用プラスタ−構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58130054A JPS58130054A (ja) | 1983-08-03 |
| JPH0217187B2 true JPH0217187B2 (ja) | 1990-04-19 |
Family
ID=11784927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1168782A Granted JPS58130054A (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | イオントフオレ−ゼ用プラスタ−構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58130054A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| HU184575B (en) * | 1982-07-16 | 1984-09-28 | Otto Mallasz | Method for producing preparations fixable on skin generating locally electrolytic and bio currents |
| US4557723A (en) * | 1983-08-18 | 1985-12-10 | Drug Delivery Systems Inc. | Applicator for the non-invasive transcutaneous delivery of medicament |
| US4622031A (en) * | 1983-08-18 | 1986-11-11 | Drug Delivery Systems Inc. | Indicator for electrophoretic transcutaneous drug delivery device |
| JPS61146271A (ja) * | 1984-12-20 | 1986-07-03 | ワコ−トレ−デイング株式会社 | 貼用薬 |
| JPS62268569A (ja) * | 1986-05-19 | 1987-11-21 | 株式会社アドバンス | イオントフオレ−ゼ用リザ−バ電極 |
| JPH0197475A (ja) * | 1987-10-09 | 1989-04-14 | Watanabe Wataru | 電気治療器 |
| DE19848649C5 (de) | 1998-10-22 | 2008-11-27 | Peter Greiner | Kohlenstoffkolben für eine Brennkraftmaschine |
| FR3034017B1 (fr) * | 2015-03-24 | 2018-11-02 | Feeligreen | Matrice polymerique adhesive pour iontophorese et dispositif pour l'iontophorese comprenant ladite matrice |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4325367A (en) * | 1977-06-13 | 1982-04-20 | Robert Tapper | Iontophoretic treatment apparatus |
| ES486582A1 (es) * | 1978-12-11 | 1980-06-16 | Medtronic Inc | Perfeccionamientos en electrodos, en especial los destinadosa su aplicacion a la piel |
| JPS5652072A (en) * | 1979-10-04 | 1981-05-09 | Tokyo Electric Co Ltd | Conductor for lowwfrequency treating instrument |
| JPS5671278A (en) * | 1979-11-14 | 1981-06-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Lithium-iodine complex battery with solid electrolyte |
-
1982
- 1982-01-29 JP JP1168782A patent/JPS58130054A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58130054A (ja) | 1983-08-03 |
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