JPH0349589B2 - - Google Patents
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- JPH0349589B2 JPH0349589B2 JP2041185A JP4118590A JPH0349589B2 JP H0349589 B2 JPH0349589 B2 JP H0349589B2 JP 2041185 A JP2041185 A JP 2041185A JP 4118590 A JP4118590 A JP 4118590A JP H0349589 B2 JPH0349589 B2 JP H0349589B2
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- Japan
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- skin
- pulse
- conductor
- iontophoresis
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はイオントフオレーゼ用デバイスに関す
る。
る。
イオン性薬剤の経皮吸収を促進する効果的な局
所投薬方法として、イオントフオレーゼは近時
益々注目されつつある((グラス ジエイムス
ら.、インターナシヨナル ジヤーナル オブ
ダーマトロジイ(Glass JM et al.、Int.J.
Dermatol.)19 519(1980);ルツソ ジエイ.、
アメリカン ジヤーナル オブ ホスピタル フ
アーマシイ(Russo J.、Am.J.Hosp.Pharm.)37
843(1980);ガンガロサ エルピーら.、ジヤーナ
ル オブ フアーマコロジカル エクスペリメン
ト アンド セラピー(Gangarosa L Pet
al.、J.Pharmacol.Exp.Ther.)212 377(1980);
クワンビイエスら.、ジヤーナル オブ インフ
エクシヨナル デシーズ(Kwon BS et al.、J.
Infect.Dis.)140 1014(1979);ヒル ジエイエム
ら.、アニユアル オブ ニユーヨークアカデミ
イ オブ サイエンス(Hill JM et al.、Ann.
NY.Acad.Sci.)284 604(1977)及びタンネバウ
ム エム.、フイジカル セラピー
(Tannebaum M.、Phys.Ther.)60 792(1980)、
等々))。
所投薬方法として、イオントフオレーゼは近時
益々注目されつつある((グラス ジエイムス
ら.、インターナシヨナル ジヤーナル オブ
ダーマトロジイ(Glass JM et al.、Int.J.
Dermatol.)19 519(1980);ルツソ ジエイ.、
アメリカン ジヤーナル オブ ホスピタル フ
アーマシイ(Russo J.、Am.J.Hosp.Pharm.)37
843(1980);ガンガロサ エルピーら.、ジヤーナ
ル オブ フアーマコロジカル エクスペリメン
ト アンド セラピー(Gangarosa L Pet
al.、J.Pharmacol.Exp.Ther.)212 377(1980);
クワンビイエスら.、ジヤーナル オブ インフ
エクシヨナル デシーズ(Kwon BS et al.、J.
Infect.Dis.)140 1014(1979);ヒル ジエイエム
ら.、アニユアル オブ ニユーヨークアカデミ
イ オブ サイエンス(Hill JM et al.、Ann.
NY.Acad.Sci.)284 604(1977)及びタンネバウ
ム エム.、フイジカル セラピー
(Tannebaum M.、Phys.Ther.)60 792(1980)、
等々))。
これら先行技術に於けるイオントフオレーゼ
は、通常、持続平流発生装置又は断続平流発生装
置の出力端子と、薬液含浸脱脂綿等で金属板等の
導体を被覆して成る関導子及び類似構成の不関導
子とを連結してなされるものであるためその実施
はかなり煩雑であり、投薬方法として極めて有効
なものであるにも拘わらずその普及は限定されざ
るを得ないものであつた。また、このイオントフ
オレーゼは投与する薬剤の極性と同一の極性を持
つ持続平流または断続平流を利用して使用するも
のであるが、皮膚は第1図の皮膚等価回路図に示
すように抵抗(Rs)を有している。この抵抗
(Rs)は例えば持続平流を利用する場合において
は極めて高抵抗であるため治療に必要な量の薬剤
を投与するには、高電圧を皮膚に印加しなければ
ならず、そのため皮膚に対する刺激が強く、やけ
ど、発赤等を引越こす恐れがあつた。さらに、皮
膚の損傷防止を考慮し、低電圧で行なうと必要量
の投与は極めて困難なものであつた。
は、通常、持続平流発生装置又は断続平流発生装
置の出力端子と、薬液含浸脱脂綿等で金属板等の
導体を被覆して成る関導子及び類似構成の不関導
子とを連結してなされるものであるためその実施
はかなり煩雑であり、投薬方法として極めて有効
なものであるにも拘わらずその普及は限定されざ
るを得ないものであつた。また、このイオントフ
オレーゼは投与する薬剤の極性と同一の極性を持
つ持続平流または断続平流を利用して使用するも
のであるが、皮膚は第1図の皮膚等価回路図に示
すように抵抗(Rs)を有している。この抵抗
(Rs)は例えば持続平流を利用する場合において
は極めて高抵抗であるため治療に必要な量の薬剤
を投与するには、高電圧を皮膚に印加しなければ
ならず、そのため皮膚に対する刺激が強く、やけ
ど、発赤等を引越こす恐れがあつた。さらに、皮
膚の損傷防止を考慮し、低電圧で行なうと必要量
の投与は極めて困難なものであつた。
また、皮膚(S)の抵抗(Rs)は印加する電
源の周波数により変化することが知られている。
((山本ら.、メデカル アンド バイオロジカル
エンジニアリング アンド コンピユーテーシ
ヨン(Yamamoto、et al.、Med.& Biol.Eng.
& Comput.、)(1978)16.592−594;山本ら.、
医用電子と生体工学(昭和48年)第11巻第5号
337−342.))この変化の軌跡は概ね第2図に示す
ようになる。すなわち図において、縦軸は皮膚
(S)の抵Rs[KΩ]または横軸印加する電源の周
波数[Hz]を示す。この図より明らかなように、
皮膚抵抗(Rs)は電源周波数の増加に伴ない低
下する特性を有する。皮膚抵抗(Rs)は個人差
が激しく、また時間的動揺及び日周期等により変
化するため絶対値での表示は難しいものがある
が、例えば周波数が0[Hz]時に皮膚抵抗(Rs)
が100[KΩ]程度の場合、100[Hz]では約70
[KΩ]、1000[Hz]では約20[KΩ]また10000[Hz]
では約8[KΩ]程度に低下する。このように高
い周波数の電源を人体に印加すると皮膚抵抗
(Rs)は低下するため低電圧でのイオントフオレ
ーゼが可能となるものであるが、皮膚(S)は第
1図の皮膚等価回路図に示すように抵抗(Rs)
とコンデンサ(Cs)との並列回路で表わされる
ため、第3図aに示すような直流パルス電圧を単
に印加しても、コンデンサ(Cs)は充電、放電
を繰返し、パルス出力の休止時に、充電された残
存電荷(分極)を抵抗(Rs)を介して極めて緩
慢に放電(脱分極)するため、第3図bに示すよ
うに薬剤導入に係わる電流は実質的に持続平流を
使用した場合と変わり無いものとなり、周波数の
高い直流パルス電圧を単に印加しても皮膚抵抗の
低下は起こり得ないものであつた。すなわち、皮
膚の抵抗(Rs)及びコンデンサ(Cs)は、個人
差を有するが通常各々約50[KΩ]、0.1[μF]程度
である。従つてその時定数は、0.1×10-6×10×
103=10-2となり、数msecのオーダーとなる。こ
れは電流値が1/3程度に低下するのに数msecを要
することを示し、このため数百[Hz]程度以上の
パルスでは実質的に持続平流を使用した時の電流
波形と変わり無く、従つて皮膚抵抗の低下も起こ
り得ないものであつた。
源の周波数により変化することが知られている。
((山本ら.、メデカル アンド バイオロジカル
エンジニアリング アンド コンピユーテーシ
ヨン(Yamamoto、et al.、Med.& Biol.Eng.
& Comput.、)(1978)16.592−594;山本ら.、
医用電子と生体工学(昭和48年)第11巻第5号
337−342.))この変化の軌跡は概ね第2図に示す
ようになる。すなわち図において、縦軸は皮膚
(S)の抵Rs[KΩ]または横軸印加する電源の周
波数[Hz]を示す。この図より明らかなように、
皮膚抵抗(Rs)は電源周波数の増加に伴ない低
下する特性を有する。皮膚抵抗(Rs)は個人差
が激しく、また時間的動揺及び日周期等により変
化するため絶対値での表示は難しいものがある
が、例えば周波数が0[Hz]時に皮膚抵抗(Rs)
が100[KΩ]程度の場合、100[Hz]では約70
[KΩ]、1000[Hz]では約20[KΩ]また10000[Hz]
では約8[KΩ]程度に低下する。このように高
い周波数の電源を人体に印加すると皮膚抵抗
(Rs)は低下するため低電圧でのイオントフオレ
ーゼが可能となるものであるが、皮膚(S)は第
1図の皮膚等価回路図に示すように抵抗(Rs)
とコンデンサ(Cs)との並列回路で表わされる
ため、第3図aに示すような直流パルス電圧を単
に印加しても、コンデンサ(Cs)は充電、放電
を繰返し、パルス出力の休止時に、充電された残
存電荷(分極)を抵抗(Rs)を介して極めて緩
慢に放電(脱分極)するため、第3図bに示すよ
うに薬剤導入に係わる電流は実質的に持続平流を
使用した場合と変わり無いものとなり、周波数の
高い直流パルス電圧を単に印加しても皮膚抵抗の
低下は起こり得ないものであつた。すなわち、皮
膚の抵抗(Rs)及びコンデンサ(Cs)は、個人
差を有するが通常各々約50[KΩ]、0.1[μF]程度
である。従つてその時定数は、0.1×10-6×10×
103=10-2となり、数msecのオーダーとなる。こ
れは電流値が1/3程度に低下するのに数msecを要
することを示し、このため数百[Hz]程度以上の
パルスでは実質的に持続平流を使用した時の電流
波形と変わり無く、従つて皮膚抵抗の低下も起こ
り得ないものであつた。
また、第3図cに示すように直流パルス電圧の
出力時間を短くし、コンデンサ(Cs)による残
存電荷(分極)が生じても、電流値が十分低くな
るまでパルスの休止時間の間隔を広げることによ
り、すなわちデユーテイ比を小さくすることによ
り皮膚インピーダンスを低くすることも考えられ
るが、残存電荷(分極)は皮膚上に残存する電荷
であり薬剤投与に関与しないため導入効率のてん
で問題を有するものであつた。
出力時間を短くし、コンデンサ(Cs)による残
存電荷(分極)が生じても、電流値が十分低くな
るまでパルスの休止時間の間隔を広げることによ
り、すなわちデユーテイ比を小さくすることによ
り皮膚インピーダンスを低くすることも考えられ
るが、残存電荷(分極)は皮膚上に残存する電荷
であり薬剤投与に関与しないため導入効率のてん
で問題を有するものであつた。
本発明は、上記欠点を解消したもので、皮膚抵
抗を充分に低下することができ、それにより低電
圧、高電圧での使用を可能にし、又は脱分極の結
果皮膚に対する刺激が少なくやけど、発赤等の恐
れが無い安全なイオントフオレーゼ用デバイスを
提供することを目的とする。
抗を充分に低下することができ、それにより低電
圧、高電圧での使用を可能にし、又は脱分極の結
果皮膚に対する刺激が少なくやけど、発赤等の恐
れが無い安全なイオントフオレーゼ用デバイスを
提供することを目的とする。
さらに本発明は小形軽量のイオントフオレーゼ
用デバイス、特に人体皮膚に直接貼着し得る極め
て操作簡単且つ軽量構造のイオントフオレーゼ用
デバイスを提供することを目的とする。
用デバイス、特に人体皮膚に直接貼着し得る極め
て操作簡単且つ軽量構造のイオントフオレーゼ用
デバイスを提供することを目的とする。
以下、本発明の第1の実施例を図面第4図及び
第5図を参照して詳細に説明する。
第5図を参照して詳細に説明する。
第4図において10はブロツク図で示したイオ
ントフオレーゼ用デバイスである。2は電源例え
ば6[V]の乾電池で、3はパルス発振機構であ
る。4はイオン性薬剤を含有した関導子で、5は
不関導子である。6は、前記関導子4及び不関導
子5に接続された人体である。前記パルス発振機
構11は、例えば第5図aに示すように、10000
[Hz]程度の治療パルス電圧12,12,12,
…を出力するとともにこの治療パルス電圧12,
12,…が休止すると同時に前記両導子4,5間
の分極電位を脱分極するために逆方向のパルス電
圧成分13,13,13,…を出力するように構
成されている。この逆方向のパルス電圧成分1
3,13,…により両導子4,5が接触する人体
6の皮膚(S)の、治療パルス電圧12,12,
…の出力時間に充電された残存電荷(分極)は治
療パルス電圧12,12,…休止と同時に強制的
に放電(脱分極)され、人体6の皮膚(S)には
第5図bに示す電流が流れる。この電流により関
導子4に含有されたイオン性薬剤は第1図の皮膚
等価回路図で示す皮膚抵抗(Rs)部分を通して
経皮吸収される。
ントフオレーゼ用デバイスである。2は電源例え
ば6[V]の乾電池で、3はパルス発振機構であ
る。4はイオン性薬剤を含有した関導子で、5は
不関導子である。6は、前記関導子4及び不関導
子5に接続された人体である。前記パルス発振機
構11は、例えば第5図aに示すように、10000
[Hz]程度の治療パルス電圧12,12,12,
…を出力するとともにこの治療パルス電圧12,
12,…が休止すると同時に前記両導子4,5間
の分極電位を脱分極するために逆方向のパルス電
圧成分13,13,13,…を出力するように構
成されている。この逆方向のパルス電圧成分1
3,13,…により両導子4,5が接触する人体
6の皮膚(S)の、治療パルス電圧12,12,
…の出力時間に充電された残存電荷(分極)は治
療パルス電圧12,12,…休止と同時に強制的
に放電(脱分極)され、人体6の皮膚(S)には
第5図bに示す電流が流れる。この電流により関
導子4に含有されたイオン性薬剤は第1図の皮膚
等価回路図で示す皮膚抵抗(Rs)部分を通して
経皮吸収される。
例えば実施例のように、電源電圧を6[V]と
し10000[Hz]程度の治療パルス電圧を人体6に印
加した場合、人体6には平流使用時及び逆方向の
パルス電圧成分を出力しない単なる断続パルス使
用時に比較して、ピーク時に10数倍程度の電流が
流れる。
し10000[Hz]程度の治療パルス電圧を人体6に印
加した場合、人体6には平流使用時及び逆方向の
パルス電圧成分を出力しない単なる断続パルス使
用時に比較して、ピーク時に10数倍程度の電流が
流れる。
尚、上記実施例においては、治療パルス電圧及
び強制放電用パルス電圧成分を一つのパルス発振
機構で出力する構成について説明したが、これに
限定されるものでは無く、例えば各々のパルスを
単独に発振出力し、双方を同調することにより人
体に印加する構成にしたものであつても良い。
び強制放電用パルス電圧成分を一つのパルス発振
機構で出力する構成について説明したが、これに
限定されるものでは無く、例えば各々のパルスを
単独に発振出力し、双方を同調することにより人
体に印加する構成にしたものであつても良い。
さらに、両導子間を脱分極するために強制放電
用パルス成分の時間及び電圧を任意にまたは自動
的にコントロールする機構を設けたものであつて
も良い。
用パルス成分の時間及び電圧を任意にまたは自動
的にコントロールする機構を設けたものであつて
も良い。
また、上記実施例においては、両導子間を脱分
極するために逆方向にパルスを出力する構成につ
いて説明したが、この手段に限定されるものでは
無く同様の作用を有する手段を設けたものであれ
ばいかなる構成であつても良い。
極するために逆方向にパルスを出力する構成につ
いて説明したが、この手段に限定されるものでは
無く同様の作用を有する手段を設けたものであれ
ばいかなる構成であつても良い。
さらに、電源電圧・治療パルスの電圧波形やパ
ルス巾及び発振周波数等々も導入する薬剤の特
性、用途に応じ任意に変更したものであつても良
いが、通常、デユーテイ比0.2〜0.7、繰り返し周
波数1KHz〜200KHz程度の値が採用され得る。
ルス巾及び発振周波数等々も導入する薬剤の特
性、用途に応じ任意に変更したものであつても良
いが、通常、デユーテイ比0.2〜0.7、繰り返し周
波数1KHz〜200KHz程度の値が採用され得る。
換言すれば、本発明は脱分極の結果としてのパ
ルス治療可能なものであれば足りるのであるか
ら、この範囲内で電気治療学分野で汎用の多様な
パルス諸様態を適宜選択実施し得るものであるこ
とは明らかである。
ルス治療可能なものであれば足りるのであるか
ら、この範囲内で電気治療学分野で汎用の多様な
パルス諸様態を適宜選択実施し得るものであるこ
とは明らかである。
また、本発明で言う脱分極の程度は、皮膚に定
常的に印加されることになる残存分極電圧が皮膚
イリテーシヨン(刺激)を生起しない範囲内であ
れば足り、使用パルス電圧等の使用諸条件によつ
て適宜決定され得るものであるが、通常、各実施
例に示す通り、脱分極電流値が実質的にゼロレベ
ルに近接した定常値になる程度の範囲が特に好ま
しい。
常的に印加されることになる残存分極電圧が皮膚
イリテーシヨン(刺激)を生起しない範囲内であ
れば足り、使用パルス電圧等の使用諸条件によつ
て適宜決定され得るものであるが、通常、各実施
例に示す通り、脱分極電流値が実質的にゼロレベ
ルに近接した定常値になる程度の範囲が特に好ま
しい。
他方、皮膚イリテーシヨン(刺激)の生起しな
い範囲内であれば、パルス電圧と同時に一定の定
常バイアス電圧等が更に印加されていてもよいこ
とは、後記使用例にも示す通り明らかであろう。
すなわち、パルス・イオントフオレーゼと微弱な
平流イオントフオレーゼ(Galvanization)は前
記範囲内で併用され得る。
い範囲内であれば、パルス電圧と同時に一定の定
常バイアス電圧等が更に印加されていてもよいこ
とは、後記使用例にも示す通り明らかであろう。
すなわち、パルス・イオントフオレーゼと微弱な
平流イオントフオレーゼ(Galvanization)は前
記範囲内で併用され得る。
さらに、上記実施例においては、皮膚等価回路
の一般的例について説明したが、導子の電気的特
性を考慮した場合も略同様のことが言える。
の一般的例について説明したが、導子の電気的特
性を考慮した場合も略同様のことが言える。
以上の説明で明らかなように本発明イオントフ
オレーゼ用デバイスによれば、持続平流又は単な
る断続平流を利用したものに比較して、同じ電源
電圧を印加した場合略10数倍〜数10倍の電流が流
れることになり、治療パルス休止時間と分極損失
分すなわちコンデンサ(Cs)に充電される電流
の損失分とを考慮したとしても数倍〜数10倍のイ
オン性薬剤導入効果が得られる。また、低電圧で
必要量の薬剤投与ができるため、又は脱分極の結
果皮膚に対する刺激が著しく弱く、やけど、発赤
等の恐れが少なく、例えば50[V]等の高電圧印
加においてさえ、さらに長時間の使用にも適した
イオントフオレーゼ用デバイスが得られる。
オレーゼ用デバイスによれば、持続平流又は単な
る断続平流を利用したものに比較して、同じ電源
電圧を印加した場合略10数倍〜数10倍の電流が流
れることになり、治療パルス休止時間と分極損失
分すなわちコンデンサ(Cs)に充電される電流
の損失分とを考慮したとしても数倍〜数10倍のイ
オン性薬剤導入効果が得られる。また、低電圧で
必要量の薬剤投与ができるため、又は脱分極の結
果皮膚に対する刺激が著しく弱く、やけど、発赤
等の恐れが少なく、例えば50[V]等の高電圧印
加においてさえ、さらに長時間の使用にも適した
イオントフオレーゼ用デバイスが得られる。
特に実施例のように、治療パルス電圧の休止期
間中に逆方向のパルス成分を出力する構成にする
と、回路の抵抗成分等による上記時定数の影響が
極めて少なく、比較的短い治療パルス電圧の休止
期間中に両導子間は脱分極されるため、高い周波
数の直流パルスを使用することができ、より低い
皮膚インピーダンスによるイオントフオレーゼが
できるデバイスを得ることができる。
間中に逆方向のパルス成分を出力する構成にする
と、回路の抵抗成分等による上記時定数の影響が
極めて少なく、比較的短い治療パルス電圧の休止
期間中に両導子間は脱分極されるため、高い周波
数の直流パルスを使用することができ、より低い
皮膚インピーダンスによるイオントフオレーゼが
できるデバイスを得ることができる。
尚、以上は実用上の観点から周期的パルスにつ
いて説明したが、本質的には非周期的パルスにあ
つても同等の効果が得られるものであることは当
然である。
いて説明したが、本質的には非周期的パルスにあ
つても同等の効果が得られるものであることは当
然である。
更に、治療パルス休止と同時に逆方向のパルス
成分を出力することにより両導子間を脱分極する
ようにした回路にチヤージポンプ式等の昇圧回路
及び出力電流制限回路を組合わせた構成の回路で
あつても良い。または昇圧回路と電流制限回路と
はいずれか一方のみを備えたものでも良く、さら
に備えていないものであつても良い。
成分を出力することにより両導子間を脱分極する
ようにした回路にチヤージポンプ式等の昇圧回路
及び出力電流制限回路を組合わせた構成の回路で
あつても良い。または昇圧回路と電流制限回路と
はいずれか一方のみを備えたものでも良く、さら
に備えていないものであつても良い。
また、電源電圧の昇圧機構の例としてチヤージ
ポンプ式昇圧回路を使用したものについて説明し
たがこれに限定されるものでは無く、例えばトラ
ンスによる昇圧、DC−DCコンバータによる昇圧
等同様の作用を有する構成であればいかなるもの
であつても良い。
ポンプ式昇圧回路を使用したものについて説明し
たがこれに限定されるものでは無く、例えばトラ
ンスによる昇圧、DC−DCコンバータによる昇圧
等同様の作用を有する構成であればいかなるもの
であつても良い。
以上の説明で明らかなように、本実施例による
イオントフオレーゼ用デバイスによるとパルス発
振機構中に昇圧機構を設けたため低い電圧の電源
を使用しても良好な治療効果が得られる。
イオントフオレーゼ用デバイスによるとパルス発
振機構中に昇圧機構を設けたため低い電圧の電源
を使用しても良好な治療効果が得られる。
特に実施例のように数[V]程度ボタン状電池
を使用し、また昇圧機構にチヤージポンプ式昇圧
回路を使用すると極めて小さな容積にすることが
でき、皮膚一体貼着形のプラスター状のイオント
フオレーゼ用デバイスの回路として極めて好適な
ものとなり得る。
を使用し、また昇圧機構にチヤージポンプ式昇圧
回路を使用すると極めて小さな容積にすることが
でき、皮膚一体貼着形のプラスター状のイオント
フオレーゼ用デバイスの回路として極めて好適な
ものとなり得る。
また、実施例のように出力電流制限回路を設け
ると治療パルスり立上り立下り時に人体に流れる
大きなピーク電流を制限することができシヨツク
を著しく低減することができるデバイスが得られ
る。さらに出力電流制限回路に可変抵抗を挿入し
出力電流をコントロールできるように構成すると
インピーダンスの個人差によらない最適電流での
治療をすることができるデバイスが得られる。
ると治療パルスり立上り立下り時に人体に流れる
大きなピーク電流を制限することができシヨツク
を著しく低減することができるデバイスが得られ
る。さらに出力電流制限回路に可変抵抗を挿入し
出力電流をコントロールできるように構成すると
インピーダンスの個人差によらない最適電流での
治療をすることができるデバイスが得られる。
次に本発明イオントフオレーゼ用デバイスの全
体構成の実施例を以下に詳述する。
体構成の実施例を以下に詳述する。
第6図及び第7図は第1の実施例を示す。図に
おいて30は皮膚一体貼着型すなわちプラスター
形状に構成したイオントフオレーゼ用デバイス
で、関導子31と不関導子32とを有している。
前記関電子31は、柔軟シート乃至フイルム状に
形成したイオン性薬剤含有導電性ゲル層33と、
アルミニウム箔等の金属箔、導電性ゴム乃至樹脂
フイルムまたはカーボンフイルムや導電塗料等で
形成された電流分散用導電性部材層34とを積層
して一体的に形成したものである。また、不関導
子32は柔軟シート乃至フイルム状に形成された
導電性ゲル層35と、前記と同様アルミニウム箔
等で形成された電流分散用導電性部材層36とを
積層して一体的に形成したものである。前記関導
子31の上面略中央部にはパワーサプライユニツ
ト37が設置されている。このパワーサプライユ
ニツト37には、電源例えばいわゆるボタン状電
池と、パルス発振機構と、このパルス発振機構の
治療パルス休止時に前記両導子31,32を脱分
極するための手段とが内設されており、その一方
の出力端子例えば(−)端子が電流分散用導電性
部材層34に接触するように設置されている。ま
たこのパワーサプライユニツト37の(+)端子
はその両端近傍を除く下面に絶縁コーテイングを
施した例えばアルミニウム箔のリード線38によ
り前記不関導子32の電流分散用導電性部材層3
6に接続されている。39は絶縁性バツキング層
である。この絶縁層バツキング層39は例えば非
導電性の合成樹脂を柔軟シート乃至フイルム状に
形成したもので、前記関導子31及び不関導子3
2はこの絶縁性バツキング層39に離間して配置
固着されている。すなわち、関導子31、不関導
子32及びパワーサプライユニツト37は絶縁性
バツキング層39により一体的に支持連結されて
いる。
おいて30は皮膚一体貼着型すなわちプラスター
形状に構成したイオントフオレーゼ用デバイス
で、関導子31と不関導子32とを有している。
前記関電子31は、柔軟シート乃至フイルム状に
形成したイオン性薬剤含有導電性ゲル層33と、
アルミニウム箔等の金属箔、導電性ゴム乃至樹脂
フイルムまたはカーボンフイルムや導電塗料等で
形成された電流分散用導電性部材層34とを積層
して一体的に形成したものである。また、不関導
子32は柔軟シート乃至フイルム状に形成された
導電性ゲル層35と、前記と同様アルミニウム箔
等で形成された電流分散用導電性部材層36とを
積層して一体的に形成したものである。前記関導
子31の上面略中央部にはパワーサプライユニツ
ト37が設置されている。このパワーサプライユ
ニツト37には、電源例えばいわゆるボタン状電
池と、パルス発振機構と、このパルス発振機構の
治療パルス休止時に前記両導子31,32を脱分
極するための手段とが内設されており、その一方
の出力端子例えば(−)端子が電流分散用導電性
部材層34に接触するように設置されている。ま
たこのパワーサプライユニツト37の(+)端子
はその両端近傍を除く下面に絶縁コーテイングを
施した例えばアルミニウム箔のリード線38によ
り前記不関導子32の電流分散用導電性部材層3
6に接続されている。39は絶縁性バツキング層
である。この絶縁層バツキング層39は例えば非
導電性の合成樹脂を柔軟シート乃至フイルム状に
形成したもので、前記関導子31及び不関導子3
2はこの絶縁性バツキング層39に離間して配置
固着されている。すなわち、関導子31、不関導
子32及びパワーサプライユニツト37は絶縁性
バツキング層39により一体的に支持連結されて
いる。
次にこのように構成したイオンフオレーゼ用デ
バイスの作用及び使用法を説明する。まず人体の
治療希望位置に関導子31が当接するように貼着
する。これと同時に関導子31と不関導子32と
は閉回路を形成し、パルス発振が開始されて関導
子31のイオン性薬剤含有導電性ゲル層33中の
イオン性薬剤の経皮浸透は加速される。
バイスの作用及び使用法を説明する。まず人体の
治療希望位置に関導子31が当接するように貼着
する。これと同時に関導子31と不関導子32と
は閉回路を形成し、パルス発振が開始されて関導
子31のイオン性薬剤含有導電性ゲル層33中の
イオン性薬剤の経皮浸透は加速される。
本実施例によると、人体皮膚に直接貼着し得る
極めて操作簡単且つ軽量で、充分な薬剤投与効果
の得られるイオントフオレーゼ用デバイスが得ら
れる。
極めて操作簡単且つ軽量で、充分な薬剤投与効果
の得られるイオントフオレーゼ用デバイスが得ら
れる。
次に第8図及び第9図を参照して本発明イオン
トフオレーゼ用デバイスを、皮膚一体貼着型すな
わちプラスター形状に構成した第2の実施例につ
いて詳細に説明する。図において 40はイオントフオレーゼ用デバイスで、41
は関導子、42は不関導子を示す。この関導子4
1及び不関導子42の電流分散用導電性部材層4
3,44は5mm程度離間して配置されており、そ
の下面には例えば0.3mm程度の極薄に形成された
イオン性薬剤含有導電性ゲル層45が一体に貼着
されている。また、不関導子42及び関導子43
は絶縁性バツキング層46により一体的に支持連
結されている。47及び48は各々関導子41、
不関導子42に接続された端子である。この端子
47,48の頂部は前記絶縁性パツキング層46
を貫通して突出しており、パワーサプライユニツ
ト49はこの端子47,48により電気的に接続
されるとともに機械的に支持連結される。
トフオレーゼ用デバイスを、皮膚一体貼着型すな
わちプラスター形状に構成した第2の実施例につ
いて詳細に説明する。図において 40はイオントフオレーゼ用デバイスで、41
は関導子、42は不関導子を示す。この関導子4
1及び不関導子42の電流分散用導電性部材層4
3,44は5mm程度離間して配置されており、そ
の下面には例えば0.3mm程度の極薄に形成された
イオン性薬剤含有導電性ゲル層45が一体に貼着
されている。また、不関導子42及び関導子43
は絶縁性バツキング層46により一体的に支持連
結されている。47及び48は各々関導子41、
不関導子42に接続された端子である。この端子
47,48の頂部は前記絶縁性パツキング層46
を貫通して突出しており、パワーサプライユニツ
ト49はこの端子47,48により電気的に接続
されるとともに機械的に支持連結される。
本実施例のイオントフオレーゼ用デバイスの使
用方法は前記第1の実施例と同一のため省略す
る。本実施例によると関導子41及び不関導子4
2に積層配置する導電性ゲル層を同一すなわち一
枚のイオン性薬剤含有導電性ゲル層45を各電流
分散用導電性部材層43,44に貼着した構成と
したため、各導子間に若干のリーク電流が生じる
が、導電性ゲル層自体が抵抗を有しており導電性
部材層43,42間の距離が導電性ゲル層45の
厚さに対して極めて大きいためイオン性薬剤の皮
膚浸透効果にはほとんど影響を生じない。
用方法は前記第1の実施例と同一のため省略す
る。本実施例によると関導子41及び不関導子4
2に積層配置する導電性ゲル層を同一すなわち一
枚のイオン性薬剤含有導電性ゲル層45を各電流
分散用導電性部材層43,44に貼着した構成と
したため、各導子間に若干のリーク電流が生じる
が、導電性ゲル層自体が抵抗を有しており導電性
部材層43,42間の距離が導電性ゲル層45の
厚さに対して極めて大きいためイオン性薬剤の皮
膚浸透効果にはほとんど影響を生じない。
本実施例によると、前記第1の実施例の効果の
他にその製造工程が極めて簡易且つ能率的になる
効果を有する。すなわち、導電性ゲル層、導電性
部材層、絶縁性バツキング層を積層配置した一本
の帯状シートを所定の間隔をもつて切断したもの
に端子及びパワーサプライを取付けるのみでデバ
イスが得られ大量生産を考慮した場合において非
常に有用な効果を奏する。さらに実施例のように
両端子の配置間隔を狭くしデバイス上面の略中央
部にパワーサプライを配置すると、デバイス全体
に対するパワーサプライの大きさの影響はほとん
ど無いものとなり、人体の曲面部に貼着する場合
においても柔軟性をほとんど損なわずに良好に使
用することができる。
他にその製造工程が極めて簡易且つ能率的になる
効果を有する。すなわち、導電性ゲル層、導電性
部材層、絶縁性バツキング層を積層配置した一本
の帯状シートを所定の間隔をもつて切断したもの
に端子及びパワーサプライを取付けるのみでデバ
イスが得られ大量生産を考慮した場合において非
常に有用な効果を奏する。さらに実施例のように
両端子の配置間隔を狭くしデバイス上面の略中央
部にパワーサプライを配置すると、デバイス全体
に対するパワーサプライの大きさの影響はほとん
ど無いものとなり、人体の曲面部に貼着する場合
においても柔軟性をほとんど損なわずに良好に使
用することができる。
次に図面第10図を参照して本発明イオントフ
オレーゼ用デバイスの第3の実施例を詳細に説明
する。図において51はイオントフオレーゼ用デ
バイスで、52は不関導子を示す。54はパワー
サプライで、その(−)端子は関導子52の電流
分散用導電性部材層55に接続され、また(+)
端子はリード線56を介して不関導子53の電流
分散用導電性部材層57に接続されている。
オレーゼ用デバイスの第3の実施例を詳細に説明
する。図において51はイオントフオレーゼ用デ
バイスで、52は不関導子を示す。54はパワー
サプライで、その(−)端子は関導子52の電流
分散用導電性部材層55に接続され、また(+)
端子はリード線56を介して不関導子53の電流
分散用導電性部材層57に接続されている。
本実施例の構成によると、関導子と不関導子と
はリード線の長さの範囲で任意に離して人体に貼
着することができ、貼着部位が小さい場合や比較
的大きな曲率の面にも無理無く使用することがで
きる。また、高温多湿時に使用し、皮膚が多量に
発汗した場合も、各導子は離れているため表皮を
流れる電流の影響を全く受けないプラスター構造
体が得られる。
はリード線の長さの範囲で任意に離して人体に貼
着することができ、貼着部位が小さい場合や比較
的大きな曲率の面にも無理無く使用することがで
きる。また、高温多湿時に使用し、皮膚が多量に
発汗した場合も、各導子は離れているため表皮を
流れる電流の影響を全く受けないプラスター構造
体が得られる。
次に図面第11図を参照して本発明イオントフ
オレーゼ用デバイスの第4の実施例を詳細に説明
する。図において61はイオントフオレーゼ用デ
バイスで、62はその関導子、63は不関導子を
示す。この両導子62,63はリード線64を介
してパワーサプライ65に接続されている。この
パワーサプライ65には電気例えば単三形乾電池
4本と、トランスを使用したパルス発振機構及
び、治療パルスの休止時に両導子62,63を脱
分極するための例えばスイツチ機構とが内設され
ている。さらにこのパワーサプライ65には出力
電流可変回路とタイマー回路とが内設されてい
る。
オレーゼ用デバイスの第4の実施例を詳細に説明
する。図において61はイオントフオレーゼ用デ
バイスで、62はその関導子、63は不関導子を
示す。この両導子62,63はリード線64を介
してパワーサプライ65に接続されている。この
パワーサプライ65には電気例えば単三形乾電池
4本と、トランスを使用したパルス発振機構及
び、治療パルスの休止時に両導子62,63を脱
分極するための例えばスイツチ機構とが内設され
ている。さらにこのパワーサプライ65には出力
電流可変回路とタイマー回路とが内設されてい
る。
本実施例によると、パワーサプライを両導子と
別体にしたため、回路スペース的に余裕ができ大
容量の乾電池を使うことができる。また両導子は
単なるフイルム状の超軽量シートとなるため人体
への貼着も極めて容易になる。さらに出力電流可
変回路を内設したため、使用者の皮膚抵抗、導入
する薬剤の種類、必要量等により任意に出力電流
量をコントロールすることができる。またタイマ
ー回路を設けたため、薬剤の過剰投与を防ぐこと
ができる等の効果を有する。
別体にしたため、回路スペース的に余裕ができ大
容量の乾電池を使うことができる。また両導子は
単なるフイルム状の超軽量シートとなるため人体
への貼着も極めて容易になる。さらに出力電流可
変回路を内設したため、使用者の皮膚抵抗、導入
する薬剤の種類、必要量等により任意に出力電流
量をコントロールすることができる。またタイマ
ー回路を設けたため、薬剤の過剰投与を防ぐこと
ができる等の効果を有する。
尚、上記実施例においては、関導子にイオン性
薬剤を含有した導電性ゲルを使用したものについ
て説明したが、これに限定されるものでは無く、
給水紙等の紙材、ガーゼ等の布材、脱脂綿等の繊
維材、合成樹脂連続発泡体または吸水性樹脂等の
スポンジ乃至多孔質材等イオン性薬剤乃至電解質
液を含浸保持できるものであればいかなるもので
あつても良い。また、実施例においては関導子の
導電性ゲル層にあらかじめイオン性薬剤を含有し
たものについて説明したが、イオン性薬剤は使用
時に導子および/または皮膚に付与するようにし
たものであつても良い。すなわち、導電性ゲル層
にはイオン性薬剤を含有していないものを使用し
治療開始時にイオン性薬剤を含有した軟膏、クリ
ーム等を導子および/または皮膚に塗付し皮膚形
成させた後、導子を貼着し治療を行なうようにし
たイオントフオレーゼ用デバイスであつても良
い。さらに、有効薬剤イオン種の陰陽に応じて導
子の陰陽を自在に変換し得るべく極性切替手段を
当該デバイスに付加したものであつてもよい。
薬剤を含有した導電性ゲルを使用したものについ
て説明したが、これに限定されるものでは無く、
給水紙等の紙材、ガーゼ等の布材、脱脂綿等の繊
維材、合成樹脂連続発泡体または吸水性樹脂等の
スポンジ乃至多孔質材等イオン性薬剤乃至電解質
液を含浸保持できるものであればいかなるもので
あつても良い。また、実施例においては関導子の
導電性ゲル層にあらかじめイオン性薬剤を含有し
たものについて説明したが、イオン性薬剤は使用
時に導子および/または皮膚に付与するようにし
たものであつても良い。すなわち、導電性ゲル層
にはイオン性薬剤を含有していないものを使用し
治療開始時にイオン性薬剤を含有した軟膏、クリ
ーム等を導子および/または皮膚に塗付し皮膚形
成させた後、導子を貼着し治療を行なうようにし
たイオントフオレーゼ用デバイスであつても良
い。さらに、有効薬剤イオン種の陰陽に応じて導
子の陰陽を自在に変換し得るべく極性切替手段を
当該デバイスに付加したものであつてもよい。
また、とくに薬剤投与量に応じて生体の状況が
変化する場合や、生体の状況に応じて薬剤投与量
を制御しなくてはいけない場合においては、前記
生体状況を監視しながら出力電流を自動的に制御
するためのフイードバツク機構を内設した構成に
したものであつても良い。例えば、特にインシユ
リンの投与のように、血液中の血糖値により投与
量を制御する必要のある場合には、血糖値を監視
するセンサーをパワーサプライに接続し、このセ
ンサーの検知出力により自動的に出力電流およ
び/または出力時間等を制御するフイードバツク
機構を設けたものであつても良い。このように構
成した場合は従来の投与方法では到底なし得なか
つた生体状況に応じた最適な薬剤投与を行なうこ
とができる。
変化する場合や、生体の状況に応じて薬剤投与量
を制御しなくてはいけない場合においては、前記
生体状況を監視しながら出力電流を自動的に制御
するためのフイードバツク機構を内設した構成に
したものであつても良い。例えば、特にインシユ
リンの投与のように、血液中の血糖値により投与
量を制御する必要のある場合には、血糖値を監視
するセンサーをパワーサプライに接続し、このセ
ンサーの検知出力により自動的に出力電流およ
び/または出力時間等を制御するフイードバツク
機構を設けたものであつても良い。このように構
成した場合は従来の投与方法では到底なし得なか
つた生体状況に応じた最適な薬剤投与を行なうこ
とができる。
本例プラスター構造体の各構成要素等に付き更
に詳細に分説すれば次の通りである。
に詳細に分説すれば次の通りである。
導電性ゲル層
この層は好適には、カラヤガム、トラガカント
ガム、ザンサンガム等の天然樹脂多糖類又はポリ
ビニルアルコール部分ケン化物、ポリビニルホル
マール、ポリビニルメチルエーテル及びそのコー
ポリマ、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメタ
クリレート等のビニル系樹脂、ポリアクリル酸及
びそのナトリウム塩、ポリアクリルアミド及びそ
の部分加水分解物、ポリアクリル酸エステル部分
ケン化物、ポリ(アクリル酸−アクリルアミド)
等のアクリル系樹脂など、親水性を有する各種天
然又は合成樹脂類を水及び/又はエチレングリコ
ール、グリセリン等のアルコール類で柔軟可塑化
して自己保形性、皮膚接着性を有する柔軟フイル
ム乃至シート状ゲルとして提供される。
ガム、ザンサンガム等の天然樹脂多糖類又はポリ
ビニルアルコール部分ケン化物、ポリビニルホル
マール、ポリビニルメチルエーテル及びそのコー
ポリマ、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメタ
クリレート等のビニル系樹脂、ポリアクリル酸及
びそのナトリウム塩、ポリアクリルアミド及びそ
の部分加水分解物、ポリアクリル酸エステル部分
ケン化物、ポリ(アクリル酸−アクリルアミド)
等のアクリル系樹脂など、親水性を有する各種天
然又は合成樹脂類を水及び/又はエチレングリコ
ール、グリセリン等のアルコール類で柔軟可塑化
して自己保形性、皮膚接着性を有する柔軟フイル
ム乃至シート状ゲルとして提供される。
他方、これに充分な導電性を付与すべく塩化ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、クエン酸カリウム
等々の電界質が所用量(通常1〜15%程度)添加
される。このようにして得られる本発明で好適な
導電性ゲル層は、柔軟フイルム乃至シート状であ
つて皮膚に密着し得るものであるため、皮膚接触
抵抗が低く薬剤イオンの経皮浸透に効果的である
のみならず、接着テープ等の他の皮膚接着手段を
要せず構造体全体を皮膚に貼着支持し得るという
使用上の利点をも併せ有するものである。特にゲ
ル層の基材として前記カラヤガム等の天然樹脂多
糖類を使用した場合は、その天然高分子酸構造に
よるPH緩衝性乃至皮膚保護性、著しく高い保水能
力、適度な皮膚粘着性等により、単に電気化学的
に良好な導電性ゲルを提供し得るのみならず好適
な皮膚適合性が得られるものである。
トリウム、炭酸ナトリウム、クエン酸カリウム
等々の電界質が所用量(通常1〜15%程度)添加
される。このようにして得られる本発明で好適な
導電性ゲル層は、柔軟フイルム乃至シート状であ
つて皮膚に密着し得るものであるため、皮膚接触
抵抗が低く薬剤イオンの経皮浸透に効果的である
のみならず、接着テープ等の他の皮膚接着手段を
要せず構造体全体を皮膚に貼着支持し得るという
使用上の利点をも併せ有するものである。特にゲ
ル層の基材として前記カラヤガム等の天然樹脂多
糖類を使用した場合は、その天然高分子酸構造に
よるPH緩衝性乃至皮膚保護性、著しく高い保水能
力、適度な皮膚粘着性等により、単に電気化学的
に良好な導電性ゲルを提供し得るのみならず好適
な皮膚適合性が得られるものである。
又、これらゲル層の組成配合に当つては、所謂
電気泳動用ゲルの場合とほぼ同様の電気化学的配
慮がなされるべきことは当然であるが、主として
使用薬剤の種類と所要投与量(用量)、貼着使用
時間、使用電池の出力及び皮膚接触面積等々によ
り、そのイオン・モビリテイ乃至電導度が所要値
になるよう適宜実施されるものである。
電気泳動用ゲルの場合とほぼ同様の電気化学的配
慮がなされるべきことは当然であるが、主として
使用薬剤の種類と所要投与量(用量)、貼着使用
時間、使用電池の出力及び皮膚接触面積等々によ
り、そのイオン・モビリテイ乃至電導度が所要値
になるよう適宜実施されるものである。
ここで、本例に於ける好適な導電性ゲル層のみ
ならず幾つかをより具体的に示せば下記の通りで
ある: 1 常法により、平均分子量44万、ケン化度約60
%のポリビニルアルコール粉末30gを調製し、
これに予め80℃に加熱された10%NaCl含有蒸
留水40g及びグリセリン30gを添加、撹拌し、
次いで得られた混合物を80℃に加熱されたホツ
トプレス機により圧力0.6Kg/cm2で約20分間加
熱加圧して厚さ3mmの柔軟シート状物を得た。
この柔軟シート状物は充分な皮膚接着性を有し
且つその直流比抵抗(以下、同様)は0.8KΩ・
cmであつた。
ならず幾つかをより具体的に示せば下記の通りで
ある: 1 常法により、平均分子量44万、ケン化度約60
%のポリビニルアルコール粉末30gを調製し、
これに予め80℃に加熱された10%NaCl含有蒸
留水40g及びグリセリン30gを添加、撹拌し、
次いで得られた混合物を80℃に加熱されたホツ
トプレス機により圧力0.6Kg/cm2で約20分間加
熱加圧して厚さ3mmの柔軟シート状物を得た。
この柔軟シート状物は充分な皮膚接着性を有し
且つその直流比抵抗(以下、同様)は0.8KΩ・
cmであつた。
2 上記1と同様にして下記組成により柔軟シー
ト状の導電性ゲル層を製造した。
ト状の導電性ゲル層を製造した。
組成例 A
ポリビニルピロリドン(GAF社製PVP−K90;
平均分子量36万) ……20g 10%NaCl含有蒸留水 ……40g グリセリン 40g 得られたシートは強い皮膚接着性を有し且つそ
の比抵抗は0.2KΩ・cmであつた。
平均分子量36万) ……20g 10%NaCl含有蒸留水 ……40g グリセリン 40g 得られたシートは強い皮膚接着性を有し且つそ
の比抵抗は0.2KΩ・cmであつた。
組成例 B
ポリビニルホルマール(平均分子量160万、ホル
マール化度15%;原料ポリビニルアルコールのケ
ン化度60%) ……15g 5%NaCl含有蒸留水 ……70g プロピレングリコール ……15g 得られたシートは充分な皮膚接着性を有し、そ
の比抵抗は1.0KΩ・cmであつた。
マール化度15%;原料ポリビニルアルコールのケ
ン化度60%) ……15g 5%NaCl含有蒸留水 ……70g プロピレングリコール ……15g 得られたシートは充分な皮膚接着性を有し、そ
の比抵抗は1.0KΩ・cmであつた。
組成例 C
ポリビニルアセトアセタール(平均分子量44万、
アセタール化度30%;出発ポリビニルアルコール
のケン化度70% ……40g 15%NaCl含有蒸留水 ……50g エチレングリコール ……10g 充分な皮膚粘着性を有し、比抵抗0.75KΩ・
cm。
アセタール化度30%;出発ポリビニルアルコール
のケン化度70% ……40g 15%NaCl含有蒸留水 ……50g エチレングリコール ……10g 充分な皮膚粘着性を有し、比抵抗0.75KΩ・
cm。
3 ポリアクリル酸ソーダ(日本純薬社製アロン
ビスSS;平均分子量300〜500万) 20gを5%NaCl含有蒸留水12g及びグリセ
リン溶液68gと均一に混和し、80℃で10分間加
熱加圧して柔軟シート状物を得た。このシート
は適度の皮膚接着性を有し且つその比抵抗は1
昼夜放置後で0.5KΩ・cmであつた。
ビスSS;平均分子量300〜500万) 20gを5%NaCl含有蒸留水12g及びグリセ
リン溶液68gと均一に混和し、80℃で10分間加
熱加圧して柔軟シート状物を得た。このシート
は適度の皮膚接着性を有し且つその比抵抗は1
昼夜放置後で0.5KΩ・cmであつた。
4 カラヤガム30gと5%NaCl含有蒸留水30g
及びグリセリン40gとを混和、加熱加圧して同
様にシートを作成した。比抵抗0.65KΩ・cm。
及びグリセリン40gとを混和、加熱加圧して同
様にシートを作成した。比抵抗0.65KΩ・cm。
5 ポリアクリル酸ソーダ(日本純薬社製アロン
ビスS;平均分子量300〜500万)20gを7%
NaCl含有精製水80gと混和、加熱加圧して同
様にシートを作成した。比抵抗0.47KΩ・cm。
ビスS;平均分子量300〜500万)20gを7%
NaCl含有精製水80gと混和、加熱加圧して同
様にシートを作成した。比抵抗0.47KΩ・cm。
また、特に、電気化学的観点からすれば、プロ
プラノロール、インスリン、リドカイン、システ
イン等々の塩基性薬剤はポリアクリル酸、メチル
ビニルエーテル・無水マレイン酸共重合体(G.
A.F.社製GANTREZR AN−169等)カルボキシ
ポリエチレン(GOODRICH社製CARBOR POL
等)等の酸性高分子を、又、アスコルビン酸、サ
リチル酸、亜硝酸、リン酸リボフラビン、リン酸
ベタメタゾン、トレチノイン(trans−
retinoicacid)等々の酸性薬剤はポリアクリルア
ミド等の塩基性高分子を各々ゲル基材とすること
により目的薬剤の高能率の移動を達成し得ること
が理解されよう。
プラノロール、インスリン、リドカイン、システ
イン等々の塩基性薬剤はポリアクリル酸、メチル
ビニルエーテル・無水マレイン酸共重合体(G.
A.F.社製GANTREZR AN−169等)カルボキシ
ポリエチレン(GOODRICH社製CARBOR POL
等)等の酸性高分子を、又、アスコルビン酸、サ
リチル酸、亜硝酸、リン酸リボフラビン、リン酸
ベタメタゾン、トレチノイン(trans−
retinoicacid)等々の酸性薬剤はポリアクリルア
ミド等の塩基性高分子を各々ゲル基材とすること
により目的薬剤の高能率の移動を達成し得ること
が理解されよう。
例えばプロプラノロール用ゲル組成の一例を示
せば下記の通りである。
せば下記の通りである。
カーボポR
ー
ル R
491又はGANTREZ
AN−169 30重量部
グリセリン 45重量部
水 15重量部
プロプラノロール 10重量部
更に、このゲル組成物を厚さ約0.1〜0.5mm程度
の自己接着性フイルムとしたものは、前記の通り
関導子・不関導子一体型フイルム電極として使用
に極めて好適となる。
の自己接着性フイルムとしたものは、前記の通り
関導子・不関導子一体型フイルム電極として使用
に極めて好適となる。
更に又、ポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン等々の非イオン性高分子も又、電気化学
的に比較的高効率のゲルを提供し得るものである
ことが理解されよう。
ロリドン等々の非イオン性高分子も又、電気化学
的に比較的高効率のゲルを提供し得るものである
ことが理解されよう。
上記から明らかな通り、本発明導電性ゲル層の
ゲル基材組成乃至範囲は特定のものに限定される
ものではなく広汎な親水性高分子類を水及び/又
はアルコール類にて柔軟可塑化して使用に供され
るものであるが、通常、保形性を有するためには
親水性高分子10〜70重量%及び残部水及び/又は
アルコールの組成範囲内で選択実施される。上記
例示の各導電性ゲル層はそれ自体が充分な皮膚粘
着性を有するものであるが、所望の場合、アクリ
ル系粘着剤、酢酸ビニルエマルジヨン系粘着剤等
の感圧性粘着成分を更に添加してもよい。
ゲル基材組成乃至範囲は特定のものに限定される
ものではなく広汎な親水性高分子類を水及び/又
はアルコール類にて柔軟可塑化して使用に供され
るものであるが、通常、保形性を有するためには
親水性高分子10〜70重量%及び残部水及び/又は
アルコールの組成範囲内で選択実施される。上記
例示の各導電性ゲル層はそれ自体が充分な皮膚粘
着性を有するものであるが、所望の場合、アクリ
ル系粘着剤、酢酸ビニルエマルジヨン系粘着剤等
の感圧性粘着成分を更に添加してもよい。
このように、構造体の周辺部乃至端部等に皮膚
接着性且つ導電性のゲル層を配置することによ
り、接着テープ等の他の固定手段を何ら要せずに
当該構造体全体が皮膚に固定保持される。
接着性且つ導電性のゲル層を配置することによ
り、接着テープ等の他の固定手段を何ら要せずに
当該構造体全体が皮膚に固定保持される。
尚、導電性ゲル層が関導子の夫である場合は、
前掲各ゲル組成中、電解質成分、即ち塩化ナトリ
ウムの1部又は全部に代えて所要のイオン性薬剤
を添加溶存せしめれば足りるものである。所要の
場合、保水性部材層を着脱自在にし、予め薬剤含
浸済の当該部材を使用時に構造体所定位置に配
置、施術使用してもよい。又、吸水性部材に代え
て、寒天ゲル、ゼラチンゲル等の電気泳動分野で
汎用の非粘着性ハイドロゲルを使用してもよいこ
とは明らかである。寒天水ゲル組成の1例を示せ
ば次の通りである。
前掲各ゲル組成中、電解質成分、即ち塩化ナトリ
ウムの1部又は全部に代えて所要のイオン性薬剤
を添加溶存せしめれば足りるものである。所要の
場合、保水性部材層を着脱自在にし、予め薬剤含
浸済の当該部材を使用時に構造体所定位置に配
置、施術使用してもよい。又、吸水性部材に代え
て、寒天ゲル、ゼラチンゲル等の電気泳動分野で
汎用の非粘着性ハイドロゲルを使用してもよいこ
とは明らかである。寒天水ゲル組成の1例を示せ
ば次の通りである。
寒天末 4.0重量部
精製水 100.0 〃
ビタミンC 5.0 〃
(アスコンビル酸:そのNa塩〜1:1)
この種のハイドロゲル片は、予め構造体に積層
配置されてもよく、或いは前述の通り使用時に配
置されるようにしてもよい。
配置されてもよく、或いは前述の通り使用時に配
置されるようにしてもよい。
尚、このように寒天ゲル等の非粘着性ハイドロ
ゲルを使用する場合は、本例の構造体外延部分に
更に接着テープ等の皮膚粘着性固定手段が任意に
付加されるものであることは当然である。
ゲルを使用する場合は、本例の構造体外延部分に
更に接着テープ等の皮膚粘着性固定手段が任意に
付加されるものであることは当然である。
イオン性薬剤
イオン解離性薬剤であれば全て使用し得るが、
イオントフオレーゼ分野に於いて既に汎用されて
いるものの1部を例示すれば次の通りである:ヨ
ードカリ、塩酸プロカイン、メリコール、ビタミ
ンB1、B2、B6、C等の各種皮膚ビタミン、ヒス
タミン、サリチル酸ナトリウム、デキサメタゾ
ン、リン酸ベタメタゾン、エピネフエリン、ハイ
ドロコルヂソン、イドクソリジン、プロプラノロ
ール、亜硝酸塩、ブレオマイシン、ウンデシレン
塩酸、等々。
イオントフオレーゼ分野に於いて既に汎用されて
いるものの1部を例示すれば次の通りである:ヨ
ードカリ、塩酸プロカイン、メリコール、ビタミ
ンB1、B2、B6、C等の各種皮膚ビタミン、ヒス
タミン、サリチル酸ナトリウム、デキサメタゾ
ン、リン酸ベタメタゾン、エピネフエリン、ハイ
ドロコルヂソン、イドクソリジン、プロプラノロ
ール、亜硝酸塩、ブレオマイシン、ウンデシレン
塩酸、等々。
使用例
本発明イオントフオレーゼ用デバイスの関導子
及び不関導子の実施例及び使用例をより詳細に説
明すれば下記の通りである。
及び不関導子の実施例及び使用例をより詳細に説
明すれば下記の通りである。
すなわち、両導子の導電性ゲル層は前出カーボ
ポーR
ル
491 20重量%、蒸留水30重量%
及びグリセリン40重量%より成る厚さ1.5mm、面
積48cm2の粘弾性ゲルであり、関導子のイオン性薬
剤含有導電性ゲル層はこれに更に5重量%サリチ
ル酸ナトリウムが添加され、不関導子の導電性ゲ
ル層には3重量%程度の塩化ナトリウムが添加さ
れている。
積48cm2の粘弾性ゲルであり、関導子のイオン性薬
剤含有導電性ゲル層はこれに更に5重量%サリチ
ル酸ナトリウムが添加され、不関導子の導電性ゲ
ル層には3重量%程度の塩化ナトリウムが添加さ
れている。
これを6V電源に接続された4KHzの治療パルス
を出力するパワーサプライを一体的に積層、粘着
使用される。
を出力するパワーサプライを一体的に積層、粘着
使用される。
尚、この使用例に於けるプラスター構造体は鎮
痛・消炎剤として使用されるものであるが、この
場合、血管拡張作用を示す所謂平流療法
(Galvanization)が併せなされることになるの
で、神経痛、関節通、リウマチ様関節炎等の疾患
に対して相乗的著効を示すものであることが理解
されよう。
痛・消炎剤として使用されるものであるが、この
場合、血管拡張作用を示す所謂平流療法
(Galvanization)が併せなされることになるの
で、神経痛、関節通、リウマチ様関節炎等の疾患
に対して相乗的著効を示すものであることが理解
されよう。
又、この型のプラスター構造体は各種の皮膚疾
患の治療乃至美容用栄養剤の浸透等の目的にも有
用であることが明らかであろう。例えば 両導子の導電性ゲル層を前出GAR N TREZ AN−169 20重量%、20%NaCl含有蒸留水15
重量%及びグリセリン65%重量%より成る厚さ
1.5mm、面積約12cm2の皮膚接着性を有する粘弾性
ゲルで形成し、その使用時において、関導子の導
電性ゲル層に3%ビタミンC含有水溶液(アンプ
ル貯蔵)1〜数mlを滴下含浸せしめ、次いで患部
に構造体全体を貼着して施術を開始する。
患の治療乃至美容用栄養剤の浸透等の目的にも有
用であることが明らかであろう。例えば 両導子の導電性ゲル層を前出GAR N TREZ AN−169 20重量%、20%NaCl含有蒸留水15
重量%及びグリセリン65%重量%より成る厚さ
1.5mm、面積約12cm2の皮膚接着性を有する粘弾性
ゲルで形成し、その使用時において、関導子の導
電性ゲル層に3%ビタミンC含有水溶液(アンプ
ル貯蔵)1〜数mlを滴下含浸せしめ、次いで患部
に構造体全体を貼着して施術を開始する。
周知の通り、ビタミンC(アスコルビン酸)乃
至その誘導体(アスコルビン酸ナトリウム等)
は、所謂肝斑、雀卵斑、各種黒皮症等の色素沈着
症に有効なものであり、イオントフオレーゼによ
る施術も美容乃至皮膚科にあつては既にその有用
性が知られているものであるが、前述の通り操作
の煩雑により一般に普及を見ていないものであ
る。しかし乍ら、本例はこれによれば極めて簡易
な操作で当該施術可能となるものであり、治療乃
至美容用プラスターとして画期的なものと云い得
る。
至その誘導体(アスコルビン酸ナトリウム等)
は、所謂肝斑、雀卵斑、各種黒皮症等の色素沈着
症に有効なものであり、イオントフオレーゼによ
る施術も美容乃至皮膚科にあつては既にその有用
性が知られているものであるが、前述の通り操作
の煩雑により一般に普及を見ていないものであ
る。しかし乍ら、本例はこれによれば極めて簡易
な操作で当該施術可能となるものであり、治療乃
至美容用プラスターとして画期的なものと云い得
る。
その他のゲル基材
本発明導電性ゲル層のゲル基材の好適例の幾つ
かは先述した通りであるが、更に所謂生体用電極
材料等として公知の多様な親水性高分子材が随意
に選択使用され得るものであることが改めて指摘
される。例えば、 特開昭52年95895号、 同 54年77489号、 同 55年52742号、 同 55年81635号、 同 55年129035号、 同 56年15728号、 同 56年36939号、 同 56年36940号、 同 56年60534号、 同 56年89270号、 同 56年143141号、 同 57年28505号、 同 57年49431号、 同 57年52463号、 同 57年55132号、 同 57年131428号、 同 57年160439号、 同 57年164064号、 同 57年166142号、 同 57年168675号、 同 57年4569号、 同 58年10066号、 実開昭54年80689号、 同 56年135706号、 同 56年138603号、 同 57年93305号、 同 57年179413号、 同 57年185309号、 等々に開示の各種親水性高分子材は、その含水率
等を適宜調整することにより本発明導電性ゲル層
のゲル基材として使用し得るものである。
かは先述した通りであるが、更に所謂生体用電極
材料等として公知の多様な親水性高分子材が随意
に選択使用され得るものであることが改めて指摘
される。例えば、 特開昭52年95895号、 同 54年77489号、 同 55年52742号、 同 55年81635号、 同 55年129035号、 同 56年15728号、 同 56年36939号、 同 56年36940号、 同 56年60534号、 同 56年89270号、 同 56年143141号、 同 57年28505号、 同 57年49431号、 同 57年52463号、 同 57年55132号、 同 57年131428号、 同 57年160439号、 同 57年164064号、 同 57年166142号、 同 57年168675号、 同 57年4569号、 同 58年10066号、 実開昭54年80689号、 同 56年135706号、 同 56年138603号、 同 57年93305号、 同 57年179413号、 同 57年185309号、 等々に開示の各種親水性高分子材は、その含水率
等を適宜調整することにより本発明導電性ゲル層
のゲル基材として使用し得るものである。
このように、本発明導電性ゲル層のゲル基材は
親水性高分子であつて水及び/又はアルコール類
により柔軟可塑化されて、好ましくは、皮膚接着
性の粘弾性ゲルを与えるものであれば足り、特定
材に限定されるものではなく、使用薬剤との適合
性、皮膚適合性及び導電性等を考慮してその基材
組成が決定される。又、これらゲル層を使い捨て
もしくは他の夫と変換すること等は自在である。
親水性高分子であつて水及び/又はアルコール類
により柔軟可塑化されて、好ましくは、皮膚接着
性の粘弾性ゲルを与えるものであれば足り、特定
材に限定されるものではなく、使用薬剤との適合
性、皮膚適合性及び導電性等を考慮してその基材
組成が決定される。又、これらゲル層を使い捨て
もしくは他の夫と変換すること等は自在である。
第1図は皮膚を等価回路に置換えた説明図、第
2図は周波数−皮膚抵抗の関係を示す抵抗降下特
性図、第3図は従来のイオントフオレーゼにおけ
る波形を示し、aはそのパルス電圧波形図、bは
aの波形を印加した時に人体に流れる電流波形
図、cはaのデユーテイ比を小さくしたパルスを
印加した場合の電流波形図を示す。第4図は本発
明イオントフオレーゼ用デバイスの実施例を示す
ブロツク回路図、第5図はその波形を示し、aは
パルス電圧波形図、bはaの波形を印加した時に
人体に流れる電流波形図を示す。第6図及び第7
図は本発明イオントフオレーゼ用デバイスの全体
構成の第1の実施例を示し、第6図はXII−XII線に
沿つた断面図、第7図は底面図を示す。第8図及
び第9図は同第2の実施例を示し第8図は−
線に沿つた断面図、第9図は斜視図を示す。
第10図及び第11図は同第3及第4の実施例を
示し、第10図はその断面図、第11図はその斜
視図を示す。 10……イオントフオレーゼ用デバイス、2…
…電源、3……パルス発振機構、4……関導子、
5……不関導子、6……人体、12……治療パル
ス、13……逆方向のパルス成分、30,40,
51,61……イオントフオレーゼ用デバイス、
31,41,52,62……関導子、32,4
2,53,63……不関導子、33,45……イ
オン性薬剤含有導電性ゲル層、35……導電性ゲ
ル層、37,49,54,65……パワーサプラ
イユニツト。
2図は周波数−皮膚抵抗の関係を示す抵抗降下特
性図、第3図は従来のイオントフオレーゼにおけ
る波形を示し、aはそのパルス電圧波形図、bは
aの波形を印加した時に人体に流れる電流波形
図、cはaのデユーテイ比を小さくしたパルスを
印加した場合の電流波形図を示す。第4図は本発
明イオントフオレーゼ用デバイスの実施例を示す
ブロツク回路図、第5図はその波形を示し、aは
パルス電圧波形図、bはaの波形を印加した時に
人体に流れる電流波形図を示す。第6図及び第7
図は本発明イオントフオレーゼ用デバイスの全体
構成の第1の実施例を示し、第6図はXII−XII線に
沿つた断面図、第7図は底面図を示す。第8図及
び第9図は同第2の実施例を示し第8図は−
線に沿つた断面図、第9図は斜視図を示す。
第10図及び第11図は同第3及第4の実施例を
示し、第10図はその断面図、第11図はその斜
視図を示す。 10……イオントフオレーゼ用デバイス、2…
…電源、3……パルス発振機構、4……関導子、
5……不関導子、6……人体、12……治療パル
ス、13……逆方向のパルス成分、30,40,
51,61……イオントフオレーゼ用デバイス、
31,41,52,62……関導子、32,4
2,53,63……不関導子、33,45……イ
オン性薬剤含有導電性ゲル層、35……導電性ゲ
ル層、37,49,54,65……パワーサプラ
イユニツト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電源とパルス発振機構と関導子及び不関導子
とを有するイオントフオレーゼ用デバイスにおい
て、前記パルス発振機構よりの繰り返し周波数
1KHz〜200KHzの治療パルス電圧休止期間中に前
記両導子間を脱分極するために治療パルスと逆方
向のパルス成分を出力するパルス発振機構より成
る脱分極手段を有することを特徴とするイオント
フオレーゼ用デバイス。 2 電源電圧を昇圧するための昇圧機構を有する
パルス発振機構を備えたことを特徴とする前記特
許請求の範囲第1項記載のイオントフオレーゼ用
デバイス。 3 出力電流制御回路を有するパルス発振機構を
備えたことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
至第2項記載のイオントフオレーゼ用デバイス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4118590A JPH02243168A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | イオントフォレーゼ用デバイス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4118590A JPH02243168A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | イオントフォレーゼ用デバイス |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15907683A Division JPS60156475A (ja) | 1983-09-01 | 1983-09-01 | イオントフォレ−ゼ用デバイス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02243168A JPH02243168A (ja) | 1990-09-27 |
| JPH0349589B2 true JPH0349589B2 (ja) | 1991-07-30 |
Family
ID=12601361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4118590A Granted JPH02243168A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | イオントフォレーゼ用デバイス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02243168A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7137975B2 (en) | 2001-02-13 | 2006-11-21 | Aciont, Inc. | Method for increasing the battery life of an alternating current iontophoresis device using a barrier-modifying agent |
| JP2012031164A (ja) * | 2010-07-06 | 2012-02-16 | Teika Seiyaku Kk | フィルム状製剤 |
| JP6282049B2 (ja) * | 2012-08-10 | 2018-02-21 | 株式会社 Mtg | 美容器具 |
| EP3003151B1 (en) * | 2013-06-06 | 2019-10-16 | Koninklijke Philips N.V. | Conditioning of chemo-optical sensors for transcutaneous application |
| CN111888641B (zh) * | 2019-05-06 | 2023-09-22 | 上海肤泰科技有限公司 | 离子电渗透的给药装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4301794A (en) * | 1978-10-18 | 1981-11-24 | Robert Tapper | Method for iontophoretic treatment |
| JPS5810066A (ja) * | 1981-07-10 | 1983-01-20 | 株式会社アドバンス | イオントフオレ−ゼ用プラスタ−構造体 |
| JPS58124457A (ja) * | 1982-01-19 | 1983-07-25 | 林原 健 | イオン導入電子美顔器 |
-
1990
- 1990-02-23 JP JP4118590A patent/JPH02243168A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02243168A (ja) | 1990-09-27 |
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