JPH02173225A - 繊維強化複合材料 - Google Patents
繊維強化複合材料Info
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- JPH02173225A JPH02173225A JP32610688A JP32610688A JPH02173225A JP H02173225 A JPH02173225 A JP H02173225A JP 32610688 A JP32610688 A JP 32610688A JP 32610688 A JP32610688 A JP 32610688A JP H02173225 A JPH02173225 A JP H02173225A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
(産業上の利用分野)
この発明は、高強度であってしかも等方的に著しく低い
熱膨張係数を有する繊維強化複合材料に関し1強度に優
れていると共に熱膨張係数の異方性が小さく且つ熱膨張
係数の低いことが要求される部材(部品、材料)の素材
として好適に利用される高強度の繊維強化複合材料に関
するものである。 (従来の技術) 従来、繊維強化複合材料としては、例えば、炭素繊維や
アルミナ、シリカ、ジルコニアなどのセラミック短繊維
あるいはウィスカー等を軽合金中に分散させるようにし
たものがあり、このような繊維強化金属複合材料(FR
M)に関しては、特開昭58−93835〜6号、特開
昭58−93838号、特開昭58−93840〜1号
、特開昭58−93948号、特開昭59−70734
〜6号等に記載があり、軽合金中に繊維やウィスカーを
分散させることによって低熱膨張の材料を得ることがで
きる。 例えば、アルミナ(A1203)短繊維を用い、マトリ
ックスとして鋳造用アルミニウム合金(A C8A)を
用いた短Fa維強化軽金属基複合材料の場合には、第4
図に示すように高圧鋳造して作製することが多い、すな
わち、第4図において、アルミナ短ta維プリフォーム
1を金型2内に配211.アルミニウム合金(A C8
A)溶湯3を金型2内に注ぎ込み、その後このアルミニ
ウム合全溶湯3をプランジャ4によりP方向に加圧して
アルミナ短taM1プリフォーム1内にアルミニウム合
金溶湯3を圧入することにより複合材料を作製する手法
を採用することが多い。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の短繊維強化複合材料に
あっては、例えばアルミナ短繊維プリフォーム1におけ
る短繊維のta維配向が必ずしも3次元的にならず、2
次元ランダム配向性を有するものとなっていたため、後
に詳しく説明する第1図における複合材料中のアルミナ
短繊維の体積率が40%(すなわち、複合材料中のコー
ディエライト粒子の体積率が0%))のところに示すよ
うに、繊維配向に対して垂直方向と平行方向とでは熱膨
張係数に著しく大きな異方性を生じてしまうという課題
があった。そして、この傾向は複合材料中のアルミナ短
繊維の体積率が増加するのに伴なって大きくなるという
課題があった。 (発明の目的) この発明は、このような従来の課題に着目してなされた
もので、セラミ−2り短繊維(セラミックウィスカー笠
の類似のものを含む)を強化繊維として含む繊維強化複
合材料において、強度の優れたものにすると共に、熱膨
張係数の異方性が著しく少なく、等方性に著しく低い熱
膨張係数を有する繊維強化複合材料を提供することを目
的としている。
熱膨張係数を有する繊維強化複合材料に関し1強度に優
れていると共に熱膨張係数の異方性が小さく且つ熱膨張
係数の低いことが要求される部材(部品、材料)の素材
として好適に利用される高強度の繊維強化複合材料に関
するものである。 (従来の技術) 従来、繊維強化複合材料としては、例えば、炭素繊維や
アルミナ、シリカ、ジルコニアなどのセラミック短繊維
あるいはウィスカー等を軽合金中に分散させるようにし
たものがあり、このような繊維強化金属複合材料(FR
M)に関しては、特開昭58−93835〜6号、特開
昭58−93838号、特開昭58−93840〜1号
、特開昭58−93948号、特開昭59−70734
〜6号等に記載があり、軽合金中に繊維やウィスカーを
分散させることによって低熱膨張の材料を得ることがで
きる。 例えば、アルミナ(A1203)短繊維を用い、マトリ
ックスとして鋳造用アルミニウム合金(A C8A)を
用いた短Fa維強化軽金属基複合材料の場合には、第4
図に示すように高圧鋳造して作製することが多い、すな
わち、第4図において、アルミナ短ta維プリフォーム
1を金型2内に配211.アルミニウム合金(A C8
A)溶湯3を金型2内に注ぎ込み、その後このアルミニ
ウム合全溶湯3をプランジャ4によりP方向に加圧して
アルミナ短taM1プリフォーム1内にアルミニウム合
金溶湯3を圧入することにより複合材料を作製する手法
を採用することが多い。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の短繊維強化複合材料に
あっては、例えばアルミナ短繊維プリフォーム1におけ
る短繊維のta維配向が必ずしも3次元的にならず、2
次元ランダム配向性を有するものとなっていたため、後
に詳しく説明する第1図における複合材料中のアルミナ
短繊維の体積率が40%(すなわち、複合材料中のコー
ディエライト粒子の体積率が0%))のところに示すよ
うに、繊維配向に対して垂直方向と平行方向とでは熱膨
張係数に著しく大きな異方性を生じてしまうという課題
があった。そして、この傾向は複合材料中のアルミナ短
繊維の体積率が増加するのに伴なって大きくなるという
課題があった。 (発明の目的) この発明は、このような従来の課題に着目してなされた
もので、セラミ−2り短繊維(セラミックウィスカー笠
の類似のものを含む)を強化繊維として含む繊維強化複
合材料において、強度の優れたものにすると共に、熱膨
張係数の異方性が著しく少なく、等方性に著しく低い熱
膨張係数を有する繊維強化複合材料を提供することを目
的としている。
(課題を解決するための手段)
この発明に係るm雄強化複合材料は、セラミック短繊維
(セラミックウィスカーなどの類似のものを含む、)を
強化mmとして含むm維強化複合材料において、前記強
化繊維中にセラミック粒子を含ませ、強化繊維とセラミ
ック粒子との合計量の20体積%以上90体積%未満を
セラミック粒子とした構成としたことを特徴としており
、このような繊維強化複合材料の構成を上述した従来の
課題を解決するための手段としている。 この発明に係る繊維強化複合材料において用いられる強
化用のセラミック短ja雄としては、アルミナ短m維、
ジルコニア短繊維、シリカ短繊維などの酸化物系のもの
が使用され、その他炭化物系短繊維、窒化物系短m雄な
どの化合物系のものが使用される。 また、前記セラミック短fa雄中に含まれるセラミック
粒子としては、AlI303 、 Z r S i
04(ジルコン)、A又2Ti03(チタン酸アルミ)
、2Mg0 * 2AM2 03 e 53102(
コーディエライト)、3A1203 ・2Si02 (
ムライト)等の酸化物系のものや、S i C、B 4
C、T i C、W Cなどの炭化物系のものや、S
i3 N4 、BN等の窒化物系のものや、S i3
N、−A文、03などの複合系のものなどが用いられる
。 そして、 ia維強化複合材料中に含まれるセラミック
類mraよりなる強化tamとセラミック粒子との合計
の含有量は5〜50体積%程度の範囲とするのがより望
ましい、すなわち、マトリックス中の強化m雑とセラミ
ック粒子との合計の含有量が少なすぎると1強化繊維と
セラミック粒子とを複合化することによる強度の向上な
らびに熱膨張係数の低減といった効果が小さいものとな
り、反対にマトリックス中の強化繊維とセラミック粒子
との合計の含有量が多すぎると靭性の低下をきたすもの
となるためである。 そしてさらに、複合材料のマトリックス中に強化繊維と
セラミック粒子とを含有させるに際し、セラミック粒子
は、強化繊維とセラミック粒子との合計量の20体植え
以上90#績%未満の範囲で含有させているが、これは
セラミック粒子の量が少なすぎるとセラミック短繊維の
二次元的な配向による影響が大きくなって熱膨張係数の
異方性を生ずるようになるので好ましくなく、反対にセ
ラミック粒子の量が多くなりすぎると強化繊維とセラミ
ック粒子とで構成されるプリフォーム自体の強度が低い
ものとなり、高圧鋳造等によって複合材料を作製する場
合にプリフォームが割れやすくなるとともに、セラミッ
ク類tataの強化繊維としての作用が小さくなるため
複合材料の強度が低下するようになるので好ましくない
ことによるものであり、このような理由からセラミック
粒子の量は強化繊維とセラミック粒子との合計量の20
体績%以上90体積%未満の範囲となるようにした。 これをさらに詳細に説明すると1強化繊維となるセラミ
−2り短繊維として、アルミナ短繊維(繊In径3JL
m、平均繊維長さ120 gm)を用いると共に、セラ
ミック粒子としてコーディエライト粒子(粒径2〜5J
Lm)を用いて、これらアルミナ短繊維とセラミック粒
子とから成るプリフォームを作製し、アルミニウム合金
(AC8A)をマトリックスとする繊維強化複合材料を
作製した。 この場合、複合材料中におけるアルミナ短繊維とコーデ
ィエライト粒子との合計の体積率は40%で一定とし、
アルミナ短繊維とコーディエライト粒子との比率を変化
させたプリフォームを作製して高圧鋳造することにより
u1雌強化複合材料を作製した。 第1図はプリフォーム中におけるコーディエライト粒子
の体積率と室温〜400℃の平均熱膨張係数との関係を
示したもので、プリフォームがアルミナ’El la
mのみ(プリフォーム中のコーディエライト粒子の体積
率が0%)の場合には、熱膨張係数の異方性が著しく大
きいのに対して、プリフォーム中のコーディエライト粒
子の体JIi率が高まるにつれて熱膨張係数の異方性が
小さくなる傾向を示しており、特にコーディエライト粒
子の体積率がアルミナ短WUaの体積率の4倍以上(す
なわち、プリフォーム中のコーディエライト粒子の体積
率が80%以上)となると、異方性はほとんど認められ
なくなり、アルミニウム合金をマトリックスとする複合
材料としては極めて小さな熱膨張係数(IOXIO−’
/”0)を等方的に有する複合材料となっていることが
認められた。 しかしながら、コーディエライト粒子の割合があまり多
すぎると、高圧鋳造時にアルミナ短繊維とコーディエラ
イト粒子とからなるプリフォームに割れを生じやすくな
り、複合材料の強度が低下することとなるので、セラミ
ック粒子は強化繊維とセラミック粒子との合計量の90
体績%未満とするのが良いことが認められた。 また、用途によっては、熱膨張係数の異方性が多少あっ
てもよく、強化m雄による強度の向上をより大きく得た
いような場合もあり、このような場合にはプリフォーム
中のコーディエライトの割合を少なくし且つ強化m!i
の割合を多くすることによって、熱膨張係数の異方性は
若干存在するものの強度をより向上させたものとするこ
とが可能であり、強化Fa雄とセラミック粒子との合計
量に対してセラミック粒子の体積率を20%以上とする
ことによって、従来の単に強化armのみを含ませた複
合材料よりも熱膨張係数の異方性を小さいものにするこ
とができるようになる。 したがって1強化m雄とセラミック粒子との合計量に対
するセラミック粒子の割合は、熱膨張係数の異方性と製
造時の割れ(形状破壊)等を考慮して20体績%以上9
0体積%未満とするのがよいことが認められた。 そして、この発明に係るm雄強化複合材料を製作するに
際しては、上述したように、強化繊維であるセラミック
短繊維とセラミック粒子とからなる繊m成形体を作製し
てこれをプリフォームとし、このプリフォームに高圧鋳
造法によって軽合金溶湯を含浸させるような手法を採用
することができる。 (発明の作用) この発明に係る繊維強化複合材料は、セラミック短繊維
を強化繊維として含むIa繊維強化複合材料おいて、前
記強化繊維中にセラミック粒子を含ませ、前記強化繊維
と前記セラミック粒子との合計量の20体績%以上90
体積%未満をセラミック粒子とした構成を有しているも
のであるから、強化繊維の適量含有によって複合材料の
強度が確保されるとともに、セラミック粒子の適量含有
によって複合材料における熱膨張係数が等方的に小さく
かつ熱膨張係数の低いものになり、強度および耐摩耗性
に優れていると共に等方的に著しく低い熱膨張係数を有
するm維強化複合材料になるという作用がもたらされる
。 (実施例) 次に、この発明の実施例を比較例とともに説明する。 まず、強化繊維となるセラミック短m維として、アルミ
ナ(AfL203)知識m<繊維径3JLm、平均ta
維長さ120ルm)を用いると共に、セラミック粒子と
してコーディエライト(Mg2(AfL4 S i s
O+ a ) )粒子(粒径2〜57zm)を用いて
、これらアルミナ類taMとセラミック粒子とを第1表
に示すコーディエライト粒子とアルミナ短m維との体積
分率から成るプリフォームに吸引成形法により作製し、
次いで。 第4図に示した金型2内に前記プリフォーム1を配置し
、アルミニウム合金(A C8A)溶湯3を金型2内に
注ぎ込み、その後このアルミニウム合金溶湯3をプラン
ジャ4により加圧してプリフォーム1内にアルミニウム
合金溶湯3を圧入し、その後凝固させることによって1
、アルミニウム合金(A C8A)をマトリックスとす
る繊維強化複合材料を作製した。 この場合、複合材料中におけるアルミナ短繊維+コーデ
ィエライト粒子の体積率は第1表に示すように40%で
一定とし、アルミナ短繊維とコーディエライト粒子との
比率を変化させたプリフォーム1を吸引成形法で作製し
、このようにして作製したプリフォーム1に第4図に示
した金型2およびプランジャ4を用いる手法で高圧鋳造
(溶湯圧カフ 00 k g f / c m))して
繊維強化複合材料を作製した。 次に、各繊維強化複合材料のam配向に対して乎行方向
および垂直方向の熱膨張係数を調べると共に引張強度を
調べた。これらの結果を同じく第1表に示すとともに第
2図にも示す。 第1表および2図に示すように、プリフォーム1がアル
ミナ短繊維のみ(プリフォーム1中のコーディエライト
粒子の体積率が0%)である比較例1の場合には、熱膨
張係数の異方性が著しく大きいのに対して、プリフォー
ム1中のコーディエライト粒子の体積率が実施例1〜5
および比較例2.3へと高まるにつれて熱膨張係数の異
方性が小さくなる(1.0に近づく)傾向を示している
ことが認められ、アルミニウム合金をマトリックスとす
る複合材料としては極めて小さな熱膨張係数(IOXI
O−’/”C)を等方的に有する複合材料となっている
ことが認められた。 しかしながら、プリフォーム中のコーディエライト粒子
の量が90体績%以上である比較例2゜3の場合には高
圧鋳造時(溶湯鍛造時)にプリフォームの割れを生じや
すくなることから、複合材料の引張強度が低下する結果
となり、コーディエライト粒子の割合を20体績%以上
90体積%未層の範囲とした実施例1〜5の複合材料で
はアルミニウム合金(A C8A)の鋳造のままのもの
の引張強度が約15kgf/mm2であるのに対して、
引張強度が25〜27.5kgf/m m 2であり、
十分な強度を有していることが認められた。 次に、第1表に示した実施例5のm維強化複合材料(ア
ルミナ知識!!30体蹟%、コーディエライト粒子lO
体積%)と、比較例1の繊維強化複合材料(アルミナ短
m1!440体積%)のほかに。 アルミニウム合金(A C8A)マトリックス中にカー
ボンamを30体績%複合化した比較例4のtaX強化
複合材料と、m、11強化しないアルミニウム合金(A
C8A)である比較例5の材料とについて、それぞれ
熱膨張係数の温度依存性を調べた。この結果を第3図に
示す。 第3図に示したように、アルミニウム合金中に炭素繊維
のみを複合化した比較例4の繊維強化複合材料では、熱
膨張係数の温度依存性が極めて大きなものになっている
と共に熱膨張係数の異方性も極めて大きなものになって
おり、また、アルミニウム合金中にアルミナ短繊維のみ
を複合化した比較例1の繊維強化複合材料では、熱膨張
係数の温度依存性がかなり大きなものになっていると共
に熱膨張係数の異方性もかなり大きなものになっている
ことが認められた。 これに対してアルミニウム短繊維およびコーチイエライ
ト粒子をそれぞれ適量含有する実施例5の繊維強化複合
材料では熱膨張係数の温度依存性がかなり小さなものに
なっていると共に熱膨張係数の異方性もかなり小さなも
のになっており。 比較例5のアルミニウム合金(AC8A)の熱膨張係数
よりもかなり小さな熱膨張係数のものであることが確か
、められた。
(セラミックウィスカーなどの類似のものを含む、)を
強化mmとして含むm維強化複合材料において、前記強
化繊維中にセラミック粒子を含ませ、強化繊維とセラミ
ック粒子との合計量の20体積%以上90体積%未満を
セラミック粒子とした構成としたことを特徴としており
、このような繊維強化複合材料の構成を上述した従来の
課題を解決するための手段としている。 この発明に係る繊維強化複合材料において用いられる強
化用のセラミック短ja雄としては、アルミナ短m維、
ジルコニア短繊維、シリカ短繊維などの酸化物系のもの
が使用され、その他炭化物系短繊維、窒化物系短m雄な
どの化合物系のものが使用される。 また、前記セラミック短fa雄中に含まれるセラミック
粒子としては、AlI303 、 Z r S i
04(ジルコン)、A又2Ti03(チタン酸アルミ)
、2Mg0 * 2AM2 03 e 53102(
コーディエライト)、3A1203 ・2Si02 (
ムライト)等の酸化物系のものや、S i C、B 4
C、T i C、W Cなどの炭化物系のものや、S
i3 N4 、BN等の窒化物系のものや、S i3
N、−A文、03などの複合系のものなどが用いられる
。 そして、 ia維強化複合材料中に含まれるセラミック
類mraよりなる強化tamとセラミック粒子との合計
の含有量は5〜50体積%程度の範囲とするのがより望
ましい、すなわち、マトリックス中の強化m雑とセラミ
ック粒子との合計の含有量が少なすぎると1強化繊維と
セラミック粒子とを複合化することによる強度の向上な
らびに熱膨張係数の低減といった効果が小さいものとな
り、反対にマトリックス中の強化繊維とセラミック粒子
との合計の含有量が多すぎると靭性の低下をきたすもの
となるためである。 そしてさらに、複合材料のマトリックス中に強化繊維と
セラミック粒子とを含有させるに際し、セラミック粒子
は、強化繊維とセラミック粒子との合計量の20体植え
以上90#績%未満の範囲で含有させているが、これは
セラミック粒子の量が少なすぎるとセラミック短繊維の
二次元的な配向による影響が大きくなって熱膨張係数の
異方性を生ずるようになるので好ましくなく、反対にセ
ラミック粒子の量が多くなりすぎると強化繊維とセラミ
ック粒子とで構成されるプリフォーム自体の強度が低い
ものとなり、高圧鋳造等によって複合材料を作製する場
合にプリフォームが割れやすくなるとともに、セラミッ
ク類tataの強化繊維としての作用が小さくなるため
複合材料の強度が低下するようになるので好ましくない
ことによるものであり、このような理由からセラミック
粒子の量は強化繊維とセラミック粒子との合計量の20
体績%以上90体積%未満の範囲となるようにした。 これをさらに詳細に説明すると1強化繊維となるセラミ
−2り短繊維として、アルミナ短繊維(繊In径3JL
m、平均繊維長さ120 gm)を用いると共に、セラ
ミック粒子としてコーディエライト粒子(粒径2〜5J
Lm)を用いて、これらアルミナ短繊維とセラミック粒
子とから成るプリフォームを作製し、アルミニウム合金
(AC8A)をマトリックスとする繊維強化複合材料を
作製した。 この場合、複合材料中におけるアルミナ短繊維とコーデ
ィエライト粒子との合計の体積率は40%で一定とし、
アルミナ短繊維とコーディエライト粒子との比率を変化
させたプリフォームを作製して高圧鋳造することにより
u1雌強化複合材料を作製した。 第1図はプリフォーム中におけるコーディエライト粒子
の体積率と室温〜400℃の平均熱膨張係数との関係を
示したもので、プリフォームがアルミナ’El la
mのみ(プリフォーム中のコーディエライト粒子の体積
率が0%)の場合には、熱膨張係数の異方性が著しく大
きいのに対して、プリフォーム中のコーディエライト粒
子の体JIi率が高まるにつれて熱膨張係数の異方性が
小さくなる傾向を示しており、特にコーディエライト粒
子の体積率がアルミナ短WUaの体積率の4倍以上(す
なわち、プリフォーム中のコーディエライト粒子の体積
率が80%以上)となると、異方性はほとんど認められ
なくなり、アルミニウム合金をマトリックスとする複合
材料としては極めて小さな熱膨張係数(IOXIO−’
/”0)を等方的に有する複合材料となっていることが
認められた。 しかしながら、コーディエライト粒子の割合があまり多
すぎると、高圧鋳造時にアルミナ短繊維とコーディエラ
イト粒子とからなるプリフォームに割れを生じやすくな
り、複合材料の強度が低下することとなるので、セラミ
ック粒子は強化繊維とセラミック粒子との合計量の90
体績%未満とするのが良いことが認められた。 また、用途によっては、熱膨張係数の異方性が多少あっ
てもよく、強化m雄による強度の向上をより大きく得た
いような場合もあり、このような場合にはプリフォーム
中のコーディエライトの割合を少なくし且つ強化m!i
の割合を多くすることによって、熱膨張係数の異方性は
若干存在するものの強度をより向上させたものとするこ
とが可能であり、強化Fa雄とセラミック粒子との合計
量に対してセラミック粒子の体積率を20%以上とする
ことによって、従来の単に強化armのみを含ませた複
合材料よりも熱膨張係数の異方性を小さいものにするこ
とができるようになる。 したがって1強化m雄とセラミック粒子との合計量に対
するセラミック粒子の割合は、熱膨張係数の異方性と製
造時の割れ(形状破壊)等を考慮して20体績%以上9
0体積%未満とするのがよいことが認められた。 そして、この発明に係るm雄強化複合材料を製作するに
際しては、上述したように、強化繊維であるセラミック
短繊維とセラミック粒子とからなる繊m成形体を作製し
てこれをプリフォームとし、このプリフォームに高圧鋳
造法によって軽合金溶湯を含浸させるような手法を採用
することができる。 (発明の作用) この発明に係る繊維強化複合材料は、セラミック短繊維
を強化繊維として含むIa繊維強化複合材料おいて、前
記強化繊維中にセラミック粒子を含ませ、前記強化繊維
と前記セラミック粒子との合計量の20体績%以上90
体積%未満をセラミック粒子とした構成を有しているも
のであるから、強化繊維の適量含有によって複合材料の
強度が確保されるとともに、セラミック粒子の適量含有
によって複合材料における熱膨張係数が等方的に小さく
かつ熱膨張係数の低いものになり、強度および耐摩耗性
に優れていると共に等方的に著しく低い熱膨張係数を有
するm維強化複合材料になるという作用がもたらされる
。 (実施例) 次に、この発明の実施例を比較例とともに説明する。 まず、強化繊維となるセラミック短m維として、アルミ
ナ(AfL203)知識m<繊維径3JLm、平均ta
維長さ120ルm)を用いると共に、セラミック粒子と
してコーディエライト(Mg2(AfL4 S i s
O+ a ) )粒子(粒径2〜57zm)を用いて
、これらアルミナ類taMとセラミック粒子とを第1表
に示すコーディエライト粒子とアルミナ短m維との体積
分率から成るプリフォームに吸引成形法により作製し、
次いで。 第4図に示した金型2内に前記プリフォーム1を配置し
、アルミニウム合金(A C8A)溶湯3を金型2内に
注ぎ込み、その後このアルミニウム合金溶湯3をプラン
ジャ4により加圧してプリフォーム1内にアルミニウム
合金溶湯3を圧入し、その後凝固させることによって1
、アルミニウム合金(A C8A)をマトリックスとす
る繊維強化複合材料を作製した。 この場合、複合材料中におけるアルミナ短繊維+コーデ
ィエライト粒子の体積率は第1表に示すように40%で
一定とし、アルミナ短繊維とコーディエライト粒子との
比率を変化させたプリフォーム1を吸引成形法で作製し
、このようにして作製したプリフォーム1に第4図に示
した金型2およびプランジャ4を用いる手法で高圧鋳造
(溶湯圧カフ 00 k g f / c m))して
繊維強化複合材料を作製した。 次に、各繊維強化複合材料のam配向に対して乎行方向
および垂直方向の熱膨張係数を調べると共に引張強度を
調べた。これらの結果を同じく第1表に示すとともに第
2図にも示す。 第1表および2図に示すように、プリフォーム1がアル
ミナ短繊維のみ(プリフォーム1中のコーディエライト
粒子の体積率が0%)である比較例1の場合には、熱膨
張係数の異方性が著しく大きいのに対して、プリフォー
ム1中のコーディエライト粒子の体積率が実施例1〜5
および比較例2.3へと高まるにつれて熱膨張係数の異
方性が小さくなる(1.0に近づく)傾向を示している
ことが認められ、アルミニウム合金をマトリックスとす
る複合材料としては極めて小さな熱膨張係数(IOXI
O−’/”C)を等方的に有する複合材料となっている
ことが認められた。 しかしながら、プリフォーム中のコーディエライト粒子
の量が90体績%以上である比較例2゜3の場合には高
圧鋳造時(溶湯鍛造時)にプリフォームの割れを生じや
すくなることから、複合材料の引張強度が低下する結果
となり、コーディエライト粒子の割合を20体績%以上
90体積%未層の範囲とした実施例1〜5の複合材料で
はアルミニウム合金(A C8A)の鋳造のままのもの
の引張強度が約15kgf/mm2であるのに対して、
引張強度が25〜27.5kgf/m m 2であり、
十分な強度を有していることが認められた。 次に、第1表に示した実施例5のm維強化複合材料(ア
ルミナ知識!!30体蹟%、コーディエライト粒子lO
体積%)と、比較例1の繊維強化複合材料(アルミナ短
m1!440体積%)のほかに。 アルミニウム合金(A C8A)マトリックス中にカー
ボンamを30体績%複合化した比較例4のtaX強化
複合材料と、m、11強化しないアルミニウム合金(A
C8A)である比較例5の材料とについて、それぞれ
熱膨張係数の温度依存性を調べた。この結果を第3図に
示す。 第3図に示したように、アルミニウム合金中に炭素繊維
のみを複合化した比較例4の繊維強化複合材料では、熱
膨張係数の温度依存性が極めて大きなものになっている
と共に熱膨張係数の異方性も極めて大きなものになって
おり、また、アルミニウム合金中にアルミナ短繊維のみ
を複合化した比較例1の繊維強化複合材料では、熱膨張
係数の温度依存性がかなり大きなものになっていると共
に熱膨張係数の異方性もかなり大きなものになっている
ことが認められた。 これに対してアルミニウム短繊維およびコーチイエライ
ト粒子をそれぞれ適量含有する実施例5の繊維強化複合
材料では熱膨張係数の温度依存性がかなり小さなものに
なっていると共に熱膨張係数の異方性もかなり小さなも
のになっており。 比較例5のアルミニウム合金(AC8A)の熱膨張係数
よりもかなり小さな熱膨張係数のものであることが確か
、められた。
この発明に係る繊維強化複合材料は、セラミック短m維
を強化繊維として含む繊維強化複合材料において、前記
強化繊維中にセラミック粒子を含ませ、強化繊維とセラ
ミック粒子との合計量の20体績%以上90体積%未満
をセラミック粒子としたものであるから1強度が優れて
いると共に耐摩耗性にも優れ、しかも熱膨張係数の異方
性が著しく少なく、等方的に著しく低い熱膨張係数を有
する繊維強化複合材料となっていることから、高強度で
#摩耗性に優れ、しかも熱膨張係数の異方性が小さく且
つ熱膨張係数の低いことが要求される部材(部品、材料
)の素材として好適に利用されるものであるという著大
なる効果がもたらされる。
を強化繊維として含む繊維強化複合材料において、前記
強化繊維中にセラミック粒子を含ませ、強化繊維とセラ
ミック粒子との合計量の20体績%以上90体積%未満
をセラミック粒子としたものであるから1強度が優れて
いると共に耐摩耗性にも優れ、しかも熱膨張係数の異方
性が著しく少なく、等方的に著しく低い熱膨張係数を有
する繊維強化複合材料となっていることから、高強度で
#摩耗性に優れ、しかも熱膨張係数の異方性が小さく且
つ熱膨張係数の低いことが要求される部材(部品、材料
)の素材として好適に利用されるものであるという著大
なる効果がもたらされる。
第1図は複合材料中のアルミナ短繊維の体積率およびコ
ーディエライト粒子の体積率ならびにプリフォーム中の
コーディエライト粒子の体積率と室温〜400℃の平均
熱膨張係数との関係を例示するグラフ、第2図はプリフ
ォーム中のコーディエライト粒子の体積率と熱膨張係数
の異方性および引張強度との関係を例示するグラフ、M
S3図は熱膨張係数の温度依存性を調べた結果を例示す
るグラフ、第4図は高圧鋳造によって#a維強化複合材
料を製造する要領の概略を示す溶湯鍛造型の縦断面図で
ある。 第1図 第3図 第2図
ーディエライト粒子の体積率ならびにプリフォーム中の
コーディエライト粒子の体積率と室温〜400℃の平均
熱膨張係数との関係を例示するグラフ、第2図はプリフ
ォーム中のコーディエライト粒子の体積率と熱膨張係数
の異方性および引張強度との関係を例示するグラフ、M
S3図は熱膨張係数の温度依存性を調べた結果を例示す
るグラフ、第4図は高圧鋳造によって#a維強化複合材
料を製造する要領の概略を示す溶湯鍛造型の縦断面図で
ある。 第1図 第3図 第2図
Claims (1)
- (1)セラミック短繊維を強化繊維として含む繊維強化
複合材料において、前記強化繊維中にセラミック粒子を
含ませ、強化繊維とセラミック粒子との合計量の20体
積%以上90体積%未満をセラミック粒子としたことを
特徴とする繊維強化複合材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32610688A JPH02173225A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 繊維強化複合材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32610688A JPH02173225A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 繊維強化複合材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02173225A true JPH02173225A (ja) | 1990-07-04 |
Family
ID=18184160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32610688A Pending JPH02173225A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 繊維強化複合材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02173225A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011133009A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Across Corp | 円錐面を備えたファスナー |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS609568A (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-18 | Toray Ind Inc | 繊維強化金属複合材料の製造方法 |
| JPS60208449A (ja) * | 1984-04-02 | 1985-10-21 | Nissan Motor Co Ltd | 複合金属 |
-
1988
- 1988-12-26 JP JP32610688A patent/JPH02173225A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS609568A (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-18 | Toray Ind Inc | 繊維強化金属複合材料の製造方法 |
| JPS60208449A (ja) * | 1984-04-02 | 1985-10-21 | Nissan Motor Co Ltd | 複合金属 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011133009A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Across Corp | 円錐面を備えたファスナー |
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