JPH0217473Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0217473Y2 JPH0217473Y2 JP17650884U JP17650884U JPH0217473Y2 JP H0217473 Y2 JPH0217473 Y2 JP H0217473Y2 JP 17650884 U JP17650884 U JP 17650884U JP 17650884 U JP17650884 U JP 17650884U JP H0217473 Y2 JPH0217473 Y2 JP H0217473Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spacer
- foil
- grooves
- capacitor element
- electrolyte
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011888 foil Substances 0.000 claims description 30
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 29
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 28
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 7
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 description 11
- 238000005470 impregnation Methods 0.000 description 5
- LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N Ethylene glycol Chemical compound OCCO LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000008151 electrolyte solution Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 2
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 239000002655 kraft paper Substances 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 239000012466 permeate Substances 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- WYXIGTJNYDDFFH-UHFFFAOYSA-Q triazanium;borate Chemical compound [NH4+].[NH4+].[NH4+].[O-]B([O-])[O-] WYXIGTJNYDDFFH-UHFFFAOYSA-Q 0.000 description 1
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
[考案の技術分野]
この考案はアルミ箔を電極箔とし、スペーサと
ともに巻回してコンデンサ素子とした電解コンデ
ンサに関する。 [考案の技術的背景とその問題点] 従来、アルミ箔からなる電極箔とスペーサとを
巻回してコンデンサ素子とした電解コンデンサ
は、陽極箔と陰極箔との間にコンデンサ紙などの
スペーサを介在させ、これらを巻回してコンデン
サ素子を構成していた。しかし、使用されている
スペーサは表面が凹凸がなく平らなクラフト紙や
マニラ紙が用いられ、このためコンデンサ素子に
駆動用電解液を含浸する場合、コンデンサ素子を
収容した含浸釜を減圧して含浸しないと、電解液
がコンデンサ素子内部まで浸透しない場合があ
り、含浸液量が不十分となる場合があつた。コン
デンサ素子に電解液が十分に浸透しない場合は、
特にtanδが悪化するという問題点がある。この対
策として特開昭59−32121号公報記載のようにス
ペーサの幅方向に溝を設け電解液の含浸性を改良
したものが知られている。しかし、この技術は単
に溝を設けたスペーサを用い、含浸性を向上させ
ることを主旨としており、コンデンサ素子構成上
や特性上の問題点には何ら言及されていない。ま
た、この場合電解液の含浸液量は改善されるもの
のtanδのロツト内バラツキが大きいものとして問
題視されている。さらにコンデンサ素子の内部に
電解液が浸透するときの経路は、スペーサの端部
からコンデンサ素子の幅方向に向かつて浸透する
場合と、電極箔に接続した引出端子付近の隙間か
ら浸透したのち、コンデンサ素子の巻回方向に浸
透する場合の2経路があり、前記幅方向にのみ溝
をつけたスペーサの場合には前記浸透経路の後者
に対しては浸透を阻害することになり、スペーサ
が長いコンデンサでは溝のない平らなスペーサに
比し浸透に長時間を要する欠点もあつた。 [考案の目的] この考案は互いに交差した溝を設けたスペーサ
と電極箔とを巻回したコンデンサ素子の構造と特
性との関係について追及し、コンデンサ素子に対
する電解液の含浸時間の短縮と含浸性の向上およ
びtanδ特性の優れた電解コンデンサを得ることを
目的としたものである。 [考案の概要] この考案になる電解コンデンサは、アルミ箔か
らなる陽極箔および陰極箔と、該陽極箔と陰極箔
間に介在させたスペーサとを巻回してコンデンサ
素子とした電解コンデンサにおいて、前記スペー
サがその片面に互いに交差した溝を設けてあり、
該溝を設けた片面を前記陽極箔に接するよう配置
したことを特徴とするものである。 [考案の実施例] 第1図に示すようなマニラ紙からなるスペーサ
1の片面に互いに交差した溝2を設けた。スペー
サ1の幅は14mm×厚さ50μm、溝2は深さ25μm×
幅30μmで、溝2の間隔は互いに0.33mmである。
第2図に示すようにこのスペーサ1を介して幅11
mmのアルミ箔からなる陽極箔3と陰極箔4を巻回
してコンデンサ素子5を構成するが、スペーサ1
の溝2を設けた片面を陽極箔3に接するよう配置
する。したがつて該陽極箔3はスペーサ1の溝2
を設けた片面で挟み込まれた陰極箔4にはスペー
サ1の平滑な面のみが接する。このようにスペー
サ1、陽極箔3、陰極箔4を介して巻回したの
ち、エチレングリコール65wt%+ホウ酸アンモ
ニウム35wt%からなる駆動用電解液を含浸する
など所定の工程を経て作成した定格50V−330μF
(素子寸法12.5mmφ×14mmι)の電解コンデンサ
各20個についてtanδを測定した結果を第3図、ま
たコンデンサ素子の下部3mmを電解液に浸漬し素
子全体に電解液が浸透するまでの時間を下表に示
す。 なお参考例としてスペーサの幅方向にのみ溝を
設け、(スペーサの幅・厚さ、溝の深さ・幅・間
隔は本考案と同じ)溝を設けた片面を陽極箔に接
するよう配置した場合のtanδを第4図に、また従
来例の両面とも平滑な面を有するスペーサ(幅14
mm×厚さ50μm)を使用した場合のtanδを第5図
に示し、参考例・従来例についても下表に浸透す
るまでの時間を示した。
ともに巻回してコンデンサ素子とした電解コンデ
ンサに関する。 [考案の技術的背景とその問題点] 従来、アルミ箔からなる電極箔とスペーサとを
巻回してコンデンサ素子とした電解コンデンサ
は、陽極箔と陰極箔との間にコンデンサ紙などの
スペーサを介在させ、これらを巻回してコンデン
サ素子を構成していた。しかし、使用されている
スペーサは表面が凹凸がなく平らなクラフト紙や
マニラ紙が用いられ、このためコンデンサ素子に
駆動用電解液を含浸する場合、コンデンサ素子を
収容した含浸釜を減圧して含浸しないと、電解液
がコンデンサ素子内部まで浸透しない場合があ
り、含浸液量が不十分となる場合があつた。コン
デンサ素子に電解液が十分に浸透しない場合は、
特にtanδが悪化するという問題点がある。この対
策として特開昭59−32121号公報記載のようにス
ペーサの幅方向に溝を設け電解液の含浸性を改良
したものが知られている。しかし、この技術は単
に溝を設けたスペーサを用い、含浸性を向上させ
ることを主旨としており、コンデンサ素子構成上
や特性上の問題点には何ら言及されていない。ま
た、この場合電解液の含浸液量は改善されるもの
のtanδのロツト内バラツキが大きいものとして問
題視されている。さらにコンデンサ素子の内部に
電解液が浸透するときの経路は、スペーサの端部
からコンデンサ素子の幅方向に向かつて浸透する
場合と、電極箔に接続した引出端子付近の隙間か
ら浸透したのち、コンデンサ素子の巻回方向に浸
透する場合の2経路があり、前記幅方向にのみ溝
をつけたスペーサの場合には前記浸透経路の後者
に対しては浸透を阻害することになり、スペーサ
が長いコンデンサでは溝のない平らなスペーサに
比し浸透に長時間を要する欠点もあつた。 [考案の目的] この考案は互いに交差した溝を設けたスペーサ
と電極箔とを巻回したコンデンサ素子の構造と特
性との関係について追及し、コンデンサ素子に対
する電解液の含浸時間の短縮と含浸性の向上およ
びtanδ特性の優れた電解コンデンサを得ることを
目的としたものである。 [考案の概要] この考案になる電解コンデンサは、アルミ箔か
らなる陽極箔および陰極箔と、該陽極箔と陰極箔
間に介在させたスペーサとを巻回してコンデンサ
素子とした電解コンデンサにおいて、前記スペー
サがその片面に互いに交差した溝を設けてあり、
該溝を設けた片面を前記陽極箔に接するよう配置
したことを特徴とするものである。 [考案の実施例] 第1図に示すようなマニラ紙からなるスペーサ
1の片面に互いに交差した溝2を設けた。スペー
サ1の幅は14mm×厚さ50μm、溝2は深さ25μm×
幅30μmで、溝2の間隔は互いに0.33mmである。
第2図に示すようにこのスペーサ1を介して幅11
mmのアルミ箔からなる陽極箔3と陰極箔4を巻回
してコンデンサ素子5を構成するが、スペーサ1
の溝2を設けた片面を陽極箔3に接するよう配置
する。したがつて該陽極箔3はスペーサ1の溝2
を設けた片面で挟み込まれた陰極箔4にはスペー
サ1の平滑な面のみが接する。このようにスペー
サ1、陽極箔3、陰極箔4を介して巻回したの
ち、エチレングリコール65wt%+ホウ酸アンモ
ニウム35wt%からなる駆動用電解液を含浸する
など所定の工程を経て作成した定格50V−330μF
(素子寸法12.5mmφ×14mmι)の電解コンデンサ
各20個についてtanδを測定した結果を第3図、ま
たコンデンサ素子の下部3mmを電解液に浸漬し素
子全体に電解液が浸透するまでの時間を下表に示
す。 なお参考例としてスペーサの幅方向にのみ溝を
設け、(スペーサの幅・厚さ、溝の深さ・幅・間
隔は本考案と同じ)溝を設けた片面を陽極箔に接
するよう配置した場合のtanδを第4図に、また従
来例の両面とも平滑な面を有するスペーサ(幅14
mm×厚さ50μm)を使用した場合のtanδを第5図
に示し、参考例・従来例についても下表に浸透す
るまでの時間を示した。
【表】
この結果から明らかなように本考案になる電解
コンデンサでは駆動用電解液がスペーサ1に設け
た互いに交差した溝2によつて生じる毛管現象に
よつて早期に、かつ容易に含浸できるとともに保
持されるので陽極箔3に形成されたエツチングピ
ツトへ浸透しやすくなり、結果としてtanδ特性を
改善することができた。なお前記実施例では第1
図に示すごとく互いに直角に交差する溝2につい
て述べたが、第6図のごとき溝の角度を変えたも
のや、溝の形状が凹状以外の溝でも同様の効果を
得ることができる。 [考案の効果] この考案になる電解コンデンサでは、スペーサ
に互いに交差した溝を設けたことによつて駆動用
電解液の含浸速度が早く保持が容易で、かつ保持
量も多くなるので、tanδ特性を向上させることが
できる。
コンデンサでは駆動用電解液がスペーサ1に設け
た互いに交差した溝2によつて生じる毛管現象に
よつて早期に、かつ容易に含浸できるとともに保
持されるので陽極箔3に形成されたエツチングピ
ツトへ浸透しやすくなり、結果としてtanδ特性を
改善することができた。なお前記実施例では第1
図に示すごとく互いに直角に交差する溝2につい
て述べたが、第6図のごとき溝の角度を変えたも
のや、溝の形状が凹状以外の溝でも同様の効果を
得ることができる。 [考案の効果] この考案になる電解コンデンサでは、スペーサ
に互いに交差した溝を設けたことによつて駆動用
電解液の含浸速度が早く保持が容易で、かつ保持
量も多くなるので、tanδ特性を向上させることが
できる。
第1図は本考案に使用するスペーサの斜視図、
第2図は本考案になる電解コンデンサ素子の構成
を説明するための斜視図、第3図〜第5図はtanδ
特性を示す分布図であり第3図は本発明、第4図
は参考例、第5図は従来例を示す分布図、第6図
は本考案に使用するスペーサの他の実施例を示す
斜視図である。 1……スペーサ、2…互いに交差した溝、3…
…陽極箔、4……陰極箔、5……コンデンサ素
子。
第2図は本考案になる電解コンデンサ素子の構成
を説明するための斜視図、第3図〜第5図はtanδ
特性を示す分布図であり第3図は本発明、第4図
は参考例、第5図は従来例を示す分布図、第6図
は本考案に使用するスペーサの他の実施例を示す
斜視図である。 1……スペーサ、2…互いに交差した溝、3…
…陽極箔、4……陰極箔、5……コンデンサ素
子。
Claims (1)
- アルミ箔からなる陽極箔および陰極箔と、該陽
極箔と陰極箔間に介在させたスペーサとを巻回し
てコンデンサ素子とした電解コンデンサにおい
て、前記スペーサがその片面に互いに交差した溝
を設けてあり、該溝を設けた片面を前記陽極箔に
接するよう配置したことを特徴とする電解コンデ
ンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17650884U JPH0217473Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17650884U JPH0217473Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6190236U JPS6190236U (ja) | 1986-06-12 |
| JPH0217473Y2 true JPH0217473Y2 (ja) | 1990-05-16 |
Family
ID=30734106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17650884U Expired JPH0217473Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0217473Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-11-19 JP JP17650884U patent/JPH0217473Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6190236U (ja) | 1986-06-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2066912A (en) | Electrolytic condenser | |
| JP2015005724A (ja) | 固体電解コンデンサ及びその製造方法 | |
| ATE100629T1 (de) | Elektrolytkondensator. | |
| JP2943290B2 (ja) | アルミ電解コンデンサ | |
| JPH0215315Y2 (ja) | ||
| JPS5932121A (ja) | 電解コンデンサ | |
| JPH0252847B2 (ja) | ||
| US2199446A (en) | Electrolytic condenser | |
| JPH01251605A (ja) | 固体電解コンデンサ | |
| JPS58161314A (ja) | コンデンサ | |
| KR890008873A (ko) | 전해 캐패시터 | |
| JP3037725B2 (ja) | 電解コンデンサ | |
| JP4041926B2 (ja) | 電解コンデンサおよびその製造方法 | |
| US2089685A (en) | Electric capacitor | |
| JPS605572Y2 (ja) | 電解コンデンサ | |
| US2104797A (en) | Electrical condenser and spacing strip therefor | |
| JPH0249696Y2 (ja) | ||
| JPS5932121Y2 (ja) | アルミニウム電解コンデンサ | |
| JPS63268221A (ja) | 電気二重層コンデンサ | |
| JPS608421Y2 (ja) | 電解コンデンサ | |
| US2028590A (en) | Electric capacitor and method of fabrication | |
| JP2008047633A (ja) | 電解コンデンサおよびその製造方法 | |
| JPS6322052B2 (ja) | ||
| JPS6197910A (ja) | 電気二重層キヤパシタおよびその製造法 | |
| JPH031816B2 (ja) |