JPH02176731A - 光増幅装置 - Google Patents

光増幅装置

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JPH02176731A
JPH02176731A JP63333125A JP33312588A JPH02176731A JP H02176731 A JPH02176731 A JP H02176731A JP 63333125 A JP63333125 A JP 63333125A JP 33312588 A JP33312588 A JP 33312588A JP H02176731 A JPH02176731 A JP H02176731A
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reflecting mirror
beam splitter
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Hiroyuki Hiiro
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光増幅装置に係り、特に文字等の情報を記録媒
体に記録する光記録装置の光源として好適な高エネルギ
ーの光を放出することができる光増幅装置に関する。
〔従来の技術〕
光ビームによって文字等の情報を記録材料に記録させる
装置としては、例えばコンピュータ出力情報に基づいて
レーザビームを走査してマイクロフィルム等の記録材料
に文字等の情報を直接記録するレーザコンピュータアウ
トプットマイクロフィルマー(レーザーCOM)が知ら
れている(特開昭55−67722号公報)。このレー
ザーCOMは、レーザビームを発振するアルゴンレーザ
と、文字情報に応じてレーザビームを光変調する光変調
器と、光変調器によって変調されたレーザビームを主走
査方向に偏向させる回転多面鏡と、回転多面鏡からの反
射光を副走査方向に偏向させる偏向ミラーを備えたガル
バノメータとを備えており、回転多面鏡とガルバノメー
タとによって光変調器から出力されたレーザビームを走
査レンズを介して記録材料上に二次元走査することによ
って文字等の情報を記録材料上に記録させるように構成
されている。
上記のレーザーCOMでは、オン・オフ制御できないア
ルゴンレーザを用いていることから光変調器が必要にな
るため、近時ではアルゴンレーザに変えて半導体レーザ
を用いるとか提案されている。しかしながら、半導体レ
ーザを連続発振させた場合の出力は、数mWから数十m
Wと小さいため、高エネルギーのレーザビームを必要と
する記録材料、例えばLDF (レーザダイレクトレコ
ーディングフィルム)等のヒートモード記録材料には適
用が困難である。また、0PTIC3LETTBR8/
Vof、11.No、5/May 1986には、複数
のレーザから発振されたレーザビームを回折格子によっ
てコーヒーレントに合波して単一偏光状態のレーザビー
ムを発振させることが開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、回折格子を用いてレーザビームを合成す
るようにしているため回折方向を一定方向にするための
回折格子の凹凸形状の設計が困難になる、という問題が
ある。また、0次回折光のみをアパチャーを通しかつ不
要方向に回折したレーザビームを遮光する必要があるた
め効率が悪くなる、という問題が発生する。さらに、偏
光ビームスプリッタを用いて2個の半導体レーザから発
振されたレーザビームを合波することが行われているが
、合波後のレーザビームは偏光ビームスプリッタへの入
射面に対して平行に振動するP偏光と入射面に対して垂
直に振動するS偏光とを含むため、合波後の光路中に偏
光素子を配置すると光量の1/2が透過しなくなる、と
いう問題がある。
本発明は上記問題点を解決すべく成されたもので、簡単
な構成で効率よく高エネルギーのレーザビームを出力す
ることができる光増幅装置を提供することを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、第1、第2反射鏡
とこれらの反射鏡より反射率が小さい共通反射鏡とが光
学的に対向配置されて構成された光共振器と、前記第1
、第2反射鏡と前記共通反射鏡との間に配置されて前記
共通反射鏡方向から入射されたレーザビームを直交した
偏光面方向に対応した第1あるいは第2反射鏡方向に入
射させると共に、前記第1及び第2反射鏡方向から入射
されたレーザビームを前記共通反射鏡へ入射させる光路
変更手段と、前記第1、第2反射鏡と前記光路変更手段
との間でかつレーザビームの光路上に各々配置されて誘
導放出によってレーザビームを増幅する第1、第2増幅
媒体と、前記共通反射鏡と前記光路変更手段との間でレ
ーザビームを透過可能に配置されて前記光路変更手段か
らのレーザビームの偏光面に対して前記共通反射鏡で反
射されたレーザビームの偏光面を所定角度回転させる光
学素子と、を含んで構成したものである。
〔作用〕
本発明によれば、光学的に対向配置されて光共振器を構
成する第11第2反射鏡と共通反射鏡との間に、光路変
更手段が配置されている。この光路変更手段は、共通反
射鏡方向から入射されたレーザビームを直交した偏光面
方向に対応した第1あるいは第2反射鏡方向に入射させ
ると共に、第1および第2反射鏡方向から入射されたレ
ーザビームを共通反射鏡へ入射させる。光路変更手段と
第1、第2反射鏡との間のレーザビームの光路上には、
各々第1、第2増幅媒体が配置されているため、光路変
更手段方向からのレーザビームは増幅媒体で増幅された
後第1、第2反射鏡で反射され、再び増幅媒体で増幅さ
れて光路変更手段を介して共通反射鏡へ入射される。共
通反射鏡と光路変更手段との間には光学素子が配置され
ており、この光学素子は光路変更手段からのレーザビー
ムの偏光面に対して共通反射鏡で反射されたレーザビー
ムの偏光面を所定角度回転させる。この光学素子を透過
して再度光路変更素子に入射されたレーザビームは、光
学素子で回転された偏光面の方向に応じて第1あるいは
第2反射方向に光路が変化されて増幅媒体に入射される
ここで、偏光面が直交した偏光をP偏光、S偏光とする
と、光学素子によりP偏光の一部または全部はS偏光に
変換され、S偏光の一部または全部はP偏光に変換され
ながら反射を繰り返すため、第1の反射鏡と共通反射鏡
とその間に配置された増幅媒体で構成された光共振器と
、第2の反射鏡と共通反射鏡とその間に配置された増幅
媒体で構成された光共振器とはく一体となって)一つの
共振器を構成し、P偏光とS偏光はコーヒーレントに合
波される。よって単一の偏光状態で高エネルギーのレー
ザビームとして、統一されてゆく。なお、合波するレー
ザビームの間に位相差が存在する場合には、一般に楕円
偏光になるため、波長板等でこの位相差を補正すること
で単一の直線偏光状態の合波を得ることができる。
なお、上記の増幅媒体としてクラッド層間に挾持された
活性層を備えた半導体素子を用いることができる。この
半導体素子は、活性層と直交する方向が長径となる断面
形状が長円のレーザビームを発振する。このため、長円
の全体が相互に重なるように、第1、第2の反射鏡と光
路変更手段との間のレーザビームの光路上の各々に半導
体素子を配置する。長円の全体が相互に重なるように半
導体素子を配置するには、基準面に対する活性層の角度
が同一になるように配置すればよく、例えば、基準面を
水平面としてこの水平面上に活性層が位置するように(
基準面に対する活性層の角度が0度となるように)半導
体素子を配置すれば、各半導体素子から発振されたレー
ザビームの断面形状の長径が鉛直方向を向くようになる
。上記の向きに半導体素子を配置した場合には、半導体
素子の各々から発振されるレーザビームの偏光面も同一
方向を向くことになるため、レーザビームの少なくとも
一方の偏光面を回転させて、レーザビームの各々の偏光
面が光路変更手段に入射されるように調節する。
半導体素子から発振されたレーザビームは、上記と同様
にして反射鏡と共通反射鏡との間で繰り返し反射が行わ
れ半導体素子で増幅されて単一の偏光状態で合波された
高エネルギーのレーザビームとなった時点で共通反射鏡
から放出される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、偏光を利用した光
路変更手段を用いて複数の増幅媒体から放出される光を
共振させてコーヒーレントに合成するようにしているた
め、簡単な構成で高エネルギーで単一偏光状態の光を得
ることができる、という効果が得られる。
また、増幅媒体として半導体素子を用い、レーザビーム
の断面形状の全体が相互に重なるように半導体素子を配
置すれば、各半導体素子から発振されたレーザビームを
均一に合波したレーザビームが得られる、という効果が
得られる。
〔実施例〕
以下、光路変更手段として偏光ビームスプリッタを用い
て上記の目的を達成する本発明の実施例について説明す
る。
第1の実施例は、入射面に対して平行に振動するP偏光
を透過しかつ入射面に対して垂直に振動するS偏光をP
偏光透過方向と異なる方向に反射する偏光ビームスプリ
ッタと、前記P偏光透過方向に沿った光路上で前記偏光
ビームスプリッタを挟むように対向配置された第1の反
射鏡と第1の反射鏡より反射率が小さい共通反射鏡とか
ら成る光共振器と、前記S偏光反射方向で前記共通反射
鏡との間に前記偏光ビームスプリッタが介在するように
配置されて前記共通反射鏡と共に他の光共振器を構成す
る前記第1の反射鏡と同等の反射率の第2の反射鏡と、
前記第1の反射鏡と前記偏光ビームスプリッタとの間お
よび前記第2の反射鏡と前記偏光ビームスプリッタとの
間に配置されて誘導放出によって光を増幅する増幅媒体
と、前記共通反射鏡と前記偏光ビームスプリッタとの間
で光を透過可能に配置されて前記偏光ビームスプリッタ
からの光の偏光面に対して前記共通反射鏡で反射された
光の偏光面を所定角度回転させる光学素子と、で光増幅
装置を構成するようにしたものである。
また、第2の実施例は、入射面に対して平行に振動する
P偏光を透過しかつ入射面に対して垂直に振動するS偏
光をP偏光透過方向と異なる方向に反射する偏光ビーム
スプリッタと、前記P偏光透過方向に沿った光路上で前
記偏光ビームスプリッタを挟むように対向配置された第
1の反射鏡と第1の反射鏡より反射率が小さい共通反射
鏡とから成る光共振器と、前記S偏光反射方向で前記共
通反射鏡との間に前記偏光ビームスプリッタが介在する
ように配置されて前記共通反射鏡と共に他の光共振器を
構成する前記第1の反射鏡と同等の反射率の第2の反射
鏡と、クラッド層間に挟持された活性層を備えかつ活性
層と直交する方向が長径となる断面形状が長円のレーザ
ビームを発振すると共に、該長円の全体が相互に重なる
ように前記第1の反射鏡と前記偏光ビームスプリッタと
の間および前記第2の反射鏡と前記偏光ビームスプリッ
タとの間に各々配置された半導体素子と、前記半導体素
子の各々から発振されたレーザビームの少なくとも一方
の偏光面を回転させて前記レーザビームの各々がP偏光
およびS偏光として前記偏光ビームスプリッタに入射さ
れるように調整する偏光面調整手段と、前記共通反射鏡
と前記偏光ビームスプリッタとの間で光を透過可能に配
置されて前記偏光ビームスプリッタからの光の偏光面に
対して前記共通反射鏡で反射された光の偏光面を所定角
度回転させる光学素子と、で光増幅装置を構成するよう
にしたものである。
第1の実施例によれば、偏光ビームスプリッタのP偏光
透過方向に沿った光路上でこの偏光ビームスプリッタを
挟むように、光共振器を構成する第1の反射鏡と共通反
射鏡とが対向配置されているため、第1の反射鏡と偏光
ビームスプリッタとの間に配置された増幅媒体から放出
された光をP偏光として偏光ビームスプリッタに入射さ
せることにより、このP偏光は偏光ビームスプリッタお
よび光学素子を透過して共通反射鏡に入射される。
増幅媒体から放出された光を偏光ビームスプリッタに対
してP偏光にするには、増幅媒体の偏光ビームスプリッ
タに対する配置方向を調節してP偏光とするかまたは増
幅媒体と偏光ビームスプリッタとの間に1/2波長板等
の偏光面を回転させる光学部材を配置して増幅媒体から
放出された光の偏光面を回転させることによりP偏光と
すればよい。上記共通反射鏡で反射された光は光学素子
を透過して再度偏光ビームスプリッタに入射される。
このとき、光学素子によって偏光ビームスプリッタを透
過したP偏光の偏光面を90°回転させて偏光ビームス
プリッタに入射させるようにすれば、偏光ビームスプリ
ッタに対してS偏光となるため第2の反射鏡方向に反射
される。一方、偏光ヒ゛−ムスプリツタを透過したP偏
光の偏光面を45゜回転させて偏光ビームスプリッタに
入射するようにすればP偏光成分とS偏光成分とを含む
ことになるため、P偏光成分が第1の反射鏡方向に透過
しかつS偏光成分が第2の反射鏡方向に反射されること
になる。
また、第2の反射鏡はS偏光反射方向に配置されて偏光
ビームスプリッタを間に介在させて共通反射鏡と共に他
の光共振器を構成するため、第2の反射鏡と偏光ビーム
スプリッタとの間に配置された増幅媒体から放出された
光をS偏光として偏光ビームスプリッタに入射させるこ
とにより、このS偏光は偏光ビームスプリッタで反射さ
れて光学素子を透過して共通反射鏡に入射される。増幅
媒体から放出された光がS偏光として偏光ビームスプリ
ッタに入射するようにするには、増幅媒体の偏光ビーム
スプリッタに対する配置方向を調節してS偏光とするか
または増幅媒体と偏光ビームスプリッタとの間に1/2
波長板等の偏光面を回転させる光学部材を配置して増幅
媒体から放出された光の偏光面を回転させてS偏光とな
るようにすればよい。共通反射鏡で反射された光は光学
素子を透過して再度偏光ビームスプリッタに入射される
。ここで、光学素子によって偏光ビームスプリッタで反
射されたS偏光の偏光面を90″回転して偏光ビームス
プリッタに入射させるようにすれば、偏光ビームスプリ
ッタに対してP偏光になるため第1の反射鏡方向に透過
することになる。
また、光学素子によって偏光面を45°回転させて偏光
ビームスプリッタに入射するようにすればP偏光成分と
S偏光成分とを含むことになるため、P偏光成分が第1
の反射方向に透過しかつS偏光成分が第2の反射鏡方向
に反射されることになる。
従って、P偏光は第1の反射鏡と共通反射鏡との間で反
射を繰り返し第1の反射鏡と偏光ビームスプリッタとの
間に配置された増幅媒体によって増幅されることになる
。また、S偏光は第2の反射鏡と共通反射鏡との間で反
射を繰り返し、第2の反射鏡と偏光ビームスプリッタと
の間に配置された増幅媒体によって増幅されることにな
る。ここで、光学素子によりP偏光の一部または全部は
S偏光に変換され、S偏光の一部または全部はP偏光に
変換されながら反射を繰り返すため、第1の反射鏡と共
通反射鏡とその間に配置された増幅媒体で構成された光
共振器と、第2の反射鏡と共通反射鏡とその間に配置さ
れた増幅媒体で構成された光共振器とはく一体となって
)一つの共振器を構成し、P偏光とS偏光はコヒーレン
トに合波される。よって単一の偏光状態で高エネルギー
のレーザビームとして、共通反射鏡を透過して外部に放
出される。
第2の実施例は、上記の第1の実施例の増幅媒体として
クラッド層間に挟持された活性層を備えた半導体素子を
用いるようにしたものである。この半導体素子は、活性
層と直交する方向が長径となる断面形状が長円のレーザ
ビームを発振する。
このため、長円の全体が相互に重なるように、第1の反
射鏡と光路変更手段との間のレーザビームの光路上の各
々に半導体素子を配置する。長円の全体が相互に重なる
ように半導体素子を配置するには、基準面に対する活性
層の角度が同一になるように配置すればよく、例えば、
基準面を水平面としてこの水平面上に活性層が位置する
ように(基準面に対する活性層の角度が0度となるよう
に)半導体素子を配置すれば、各半導体素子から発振さ
れたレーザビームの断面形状の長径が鉛直方向を向くよ
うになる。上記の向きに半導体素子を配置した場合には
、半導体素子の各々から発振されるレーザビームの偏光
面も同一方向を向くことになるため、レーザビームの少
なくとも一方の偏光面を回転させて、レーザビームの各
々の偏光面が直交して光路変更手段に入射されるように
調節する。
半導体素子から発振されたレーザビームは、上記と同様
にして反射鏡と共通反射鏡との間で繰り返し反射が行わ
れ半導体素子で増幅されて単一偏光状態で高エネルギー
のレーザビームとなって共通反射鏡から放出される。
以下図面を参照して本発明の具体的実施例を詳細に説明
する。この具体的実施例は増幅媒体として半導体レーザ
を用いると共に、光路変更手段として偏光ビームスプリ
ッタを用いたものである。
第1図および第2図に示すように、偏光ビームスプリッ
タ16を挟むように平面鏡20と半導体レーザIOAと
が配置されている。共振系を構成できるならば、20は
平面鏡に限らず、凹面鏡あるいは凸面鏡であってもよい
。偏光ビームスプリッタ16は、2個の45°直角プリ
ズム22.24の斜面に高屈折率物質と低屈折率物質と
から成る交互多層膜26を蒸着し、直角プリズムの斜面
同士を貼り合わせて構成されている。平面鏡20の偏光
ビームスプリッタ16側の反射面M3は、反射率が略2
〜5%となるようにコーティングされている。第1増幅
媒体の一例である半導体レーザ10Aの偏光ビームスプ
リッタ16側の鏡面M2は無反射状態になるようにコー
ティングされており、鏡面M2と反対側の鏡面M1は反
射率が略90%となるようにコーティングされている。
この半導体レーザIOAはクラッド層間に挟持された活
性層28Aが水平方向を向くように配置されている。半
導体レーザIOAと偏光ビームスプリッタ16との間に
はコリメータ12Aが配置され、コリメータ12Aと偏
光ビームスプリッタ16との間には1/2波長板14A
が配置されている。
この1/2波長板14Aは、半導体レーザIOAから発
振されたレーザビームが1/2波長板14Aを透過した
後にP偏光、すなわち偏光ビームスプリッタ16の入射
面に対して平行(第1図の紙面上)に振動する直線偏光
となるように、その光学軸の向きを調節して配置されて
いる。なお、上記鏡面M1は第1の反射鏡、反射面M3
は共通反射鏡として作用する。偏光ビームスプリッタ1
6と平面鏡20との間にはファラデー旋光器18が配置
されている。このファラデー旋光器18は第3図に示す
ように、ファラデー旋光器内の旋光質の長さを11磁界
の強さをH1ベルデ定数をVとすると、順方向と逆方向
との合計旋光度θは、θ=2・VIHで表わされる。こ
のため、本実施例では旋光度θを45°として、偏光ビ
ームスプリッタ16からのレーザビームの偏光面を45
゜/2回転させて平面鏡20方向に透過し、平面鏡20
で反射されたレーザビームの偏光面を更に45°/2回
転させて偏光ビームスプリンタ16方向へ透過するよう
に構成されている。従って、偏光ビームスプリッタ16
からのレーザビームはファラデー旋光器18を透過し、
平面鏡20で反射された後再びファラデー旋光器18を
透過することによって偏光面が45°回転される。偏光
ビームスプリッタ16のS偏光反射方向には、クラッド
層間に挟持された活性層28Bが水平方向を向くように
半導体レーザIOBが配置されている。
この第2増幅媒体の一例である半導体レーザ10Bの鏡
面M2は無反射状態になるようにコーティングされ、鏡
面M2と反対側の鏡面M4は反射率が略90%程度にな
るようにコーティングされている。偏光ビームスプリッ
タ16と半導体レーザ10Bとの間にはコリメータ12
Bが配置されて、コリメータ12Bと偏光ビームスプリ
ッタ16との間には1/2波長板14Bが配置されてい
る。
この1/2波長板14Bは、半導体レーザIOBから発
振されたレーザビームの偏光面を回転させてS偏光、す
なわち偏光ビームスプリッタ16に対する入射面に対し
て垂直(第1図の紙面に直交する方向)に振動する直線
偏光となるようにその光学軸の方向が調節されて配置さ
れている。上記鏡面M4は第2の反射鏡として作用する
。そして、平面鏡20のレーザビーム放出側には、合波
するレーザビームの位相差を補正して直線偏光のレーザ
ビームが得られるようにする波長板32が配置されてい
る。なお、位相差が存在しない場合はこの波長板を省略
するようにしてもよい。
以下上記具体的実施例の作用を説明する。半導体レーザ
IOA、IOBのクラッド層間に電圧を印加することに
よりレーザビームが発振される。
半導体レーザIOAから発振されたレーザビームは、コ
リメータ12Aおよび1/2波長板14Aを透過してP
偏光となり、偏光ビームスプリッタ16およびファラデ
ー旋光器18を透過し45°/2回転して平面鏡20の
反射面M3で反射される。この反射レーザビームはファ
ラデー旋光器18を再度透過することによって再度45
°/2回転して偏光面が45°、すなわちP偏光の偏光
面に対して45°回転されて偏光ビームスプリッタ16
に入射される。偏光ビームスプリッタ16では入射され
たレーザビームのうちP偏光成分を透過しS偏光成分を
交互多層膜26で反射する。P偏光成分は1/2波長板
14A、コリメータ12Aを透過して半導体レーザIO
Aに入射され、鏡面M1で反射されて再びコリメータ1
2A、1/2波長板14A、偏光ビームスプリッタ16
およびファラデー旋光器18を透過して平面鏡20で反
射される。
一方、偏光ビームスプリッタ16で反射されたS偏光成
分は1/2波長板14B1コリメータ12Bを透過して
半導体レーザIOBに入射され鏡面M4で反射されて再
びコリメータ12Bおよび1/2波長板14Bを透過し
た後交互多層膜26で反射されてファラデー旋光器18
を透過して非面鏡20で反射される。反射レーザビーム
はファラデー旋光器18を再度透過することによって偏
光面が45°、すなわちS偏光の偏光面に対して45°
回転されて偏光ビームスプリッタ16に入射される。偏
光ビームスプリッタ16では入射されたレーザビームの
うちP偏光成分を透過しS偏光成分を交互多層膜26で
反射する。P偏光は半導体レーザIOAの鏡面M1と平
面鏡2oの反射面M3との間で繰り返し反射されて半導
体レーザ10Δの活性層28Δで増幅され、S偏光は半
導体レーザIOBの鏡面M4と平面鏡20の反射面M3
との間で繰り返し反射されて半導体レーザ10Bの活性
層28Bで増幅されることになる。ファラデー旋光器1
8によりP偏光の半分の成分はS偏光に、S偏光の半分
の成分はP偏光に変換されながら反射を繰り返すため、
半導体レーザ10Δの鏡面M1と平面鏡20の反射面M
3と半導体レーザIOAの活性層28Aで構成される光
共振器と、半導体レーザIOBの鏡面M4と平面鏡20
の反射面M3と半導体レーザIOBの活性層28Bで構
成される光共振器とは(一体となって)一つの共振器を
構成し、P偏光とS偏光はコーヒーレントに合波される
。そして、所定強度になったときに平面鏡20を透過し
て外部に単一の偏光状態で放出される。このとき、各半
導体レーザの活性層が水平方向を向いているため、各レ
ーザビームは断面形状の長径が鉛直方向を向きかつ長円
が相互に重なるように合成される。なお、合波するレー
ザビーム間に位相差が存在する場合には、波長板32に
よって位相差が補正され、楕円偏光になるのが防止され
る。
上記では光学素子としてファラデー旋光器18を用い、
平面鏡20で反射されたレーザビームを偏光ビームスプ
リッタ16でP偏光とS偏光とに等分に分離して半導体
レーザIOA、IOBで同時に誘導放出によって増幅す
る例について説明したが、光学素子としてファラデー旋
光器18に変えて1/4波長板を配置するようにしても
よい。第4図は、偏光ビームスプリッタ16と平面鏡2
0との間に1/4波長板30を配置した具体的実施例を
示すもので、1/4波長板30の光学軸ZはP偏光(ま
たはS偏光)の偏光面に対して45°の角度を成すよう
に配置されている。すなわち、この光学軸2は水平面に
対して45°の角度を成している。第4図において第2
図と同一部分については同一符号を付して説明を省略す
る。
1/4波長板30の光学軸ZがP偏光の偏光面に対して
45°の角度を成しているため、1/4波長板30を透
過したP偏光は右回り円偏光に変換され、平面鏡20で
の反射によって左回りの円偏光に変換され、再度1/4
波長板30を透過することによってS偏光に変換される
。一方、S偏光の偏光面と光学軸ZとはP偏光の偏光面
とは逆方向に45°の角度を成しているため、S偏光は
1/4波長板30を透過した後左回りの円偏光に変換さ
れ、平面鏡20での反射によって右回りの円偏光に変換
され、再度1/4波長板30を透過することによってP
偏光に変換される。すなわち、1/4波長板30と平面
鏡20によってP偏光がS偏光に変換され、S偏光がP
偏光に変換されることになる。従って、半導体レーザI
OAから発振されたレーザビームは、コリメータ12A
、1/2波長板14A1偏光ビームスプリツタ16.1
/4波長板30を透過して平面鏡20で反射された後1
/4波長板30を透過し、偏光ビームスプリッタ16の
交互多層膜26で反射され、1/2波長板14B1コリ
メータ12Bを透過して半導体レーザIOBに入射され
る。逆に、半導体し一ザIOBから発振されたレーザビ
ームは、半導体レーザIOAに入射される。従って、半
導体レーザIOAから発振されたレーザビームの全部が
半導体レーザIOBに入射され、半導体レーザ10Bか
ら発振されたレーザビームの全部が半導体レーザIOA
に入射され、この繰り返しによってレーザビームが増幅
されることになる。なお、1/4波長板に代えてファラ
デー旋光器を用いて偏光面を906回転させることによ
り、半導体レーザIOAから発振されたレーザビームの
全部を半導体レーザIOBに入射するようにしてもよい
上記の具体的実施例では光路変更手段として偏光ビーム
スプリッタを用いる例について説明したが、偏光プリズ
ムを用いるようにしてもよい。第5図の具体的実施例は
偏光プリズムとしてのウォラストンプリズム40を用い
るようにしたものである。このウォラストンプリズムは
、平面鏡20方向からのレーザビームを常光線0と異常
光線eに分離するものであり、上記で説明した偏光ビー
ムスプリッタと同様に作用する。なお、第5図において
第1図と対応する部分には同一符号を付して説明を省略
する。なお、ウォラストンプリズムの他に、セナルモン
ドブリズム、ローションプリズム、グラン・トムソンプ
リズムを用いるようにしてもよい。
なお、上記では半導体レーザの一方の表面を第1の反射
鏡および第2の反射鏡として用いる例について説明した
が、各々の半導体レーザの2つの鏡面を無反射状態にコ
ーティングし、第1の反射鏡ふよび第2の反射鏡を半導
体レーザとは別体にして設けるようにしてもよい。また
、1/2波長板を2個用いる例について説明したが、一
方の半導体レーザから発振されたレーザビームの偏光面
をP偏光またはS偏光に一致するように配置し、他方の
レーザビームの偏光面を1/2波長板で回転させてS偏
光またはP偏光にするようにしてもよい。この場合は1
/2波長板は1個でよいため低コストになる。更に、半
導体レーザの活性層が水平になるようになるように配置
する例について説明したが、基準面に対する活性層の角
度が同一であればどのような向きでもよい。また、上記
では増幅媒体として半導体レーザを用いた例について説
明したが、ガスレーザや固体レーザ等に用いられている
誘導放出媒体を用いるようにしてもよい。また、本発明
は、光ディスク、感熱プリンタ、レーザプリンタ等の光
源部に適用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の具体的実施例の平面図、第2図は上記
具体的実施例の斜視図、第3図はファラデー旋光器にお
ける偏光面の変化を説明する線図、第4図は1/4波長
板を用いた本発明の他の具体的実施例の斜視図、第5図
はウォラストンプリズムを用いた本発明の他の具体的実
施例の平面図である。 10A、IOB・・・半導体レーザ、 14A、14B・・・1/2波長板、 16・・・偏光ビームスプリッタ、 20・・・平面鏡、 30・・・1/4波長板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1、第2反射鏡とこれらの反射鏡より反射率が
    小さい共通反射鏡とが光学的に対向配置されて構成され
    た光共振器と、 前記第1、第2反射鏡と前記共通反射鏡との間に配置さ
    れて前記共通反射鏡方向から入射されたレーザビームを
    直交した偏光面方向に対応した第1あるいは第2反射鏡
    方向に入射させると共に、前記第1及び第2反射鏡方向
    から入射されたレーザビームを前記共通反射鏡へ入射さ
    せる光路変更手段と、 前記第1、第2反射鏡と前記光路変更手段との間でかつ
    レーザビームの光路上に各々配置されて誘導放出によっ
    てレーザビームを増幅する第1、第2増幅媒体と、 前記共通反射鏡と前記光路変更手段との間でレーザビー
    ムを透過可能に配置されて前記光路変更手段からのレー
    ザビームの偏光面に対して前記共通反射鏡で反射された
    レーザビームの偏光面を所定角度回転させる光学素子と
    、 を含む光増幅装置。
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